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「実は私は」アニメ化決定

増田英二「実は私は」TVアニメ化決定!チャンピオン発の人外ラブコメ 

増田英二「実は私は」が今年TVアニメ化されると、本日1月29日発売の週刊少年チャンピオン9号(秋田書店)にて発表された。

つづきを読む…


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このブログでも名前だけはちょこちょこ触れてきた「実は私は」が、TVアニメ化決定だそうです。

「実は私は」に関しては、二言目には“平成のうる星やつら”と言ってきたような気がします。

ただ、それはあくまでテイストだけの問題というか、はまった理由を一言で説明しやすいから言っているだけで、本質的にはまったく別物だと思っているんですね。
うる星やつら」は「ギャグマンガ」でしたが、「実は私は」はやっぱり、「ラブコメ」ですから。

まあ確かに、最近はほぼギャグマンガ化しつつありますが(笑)、それでも要所要所、ラブコメディとしての在り様を忘れずにやっているとは思います。
この辺は後期「うる星やつら」が「ラブコメ」路線に振れつつも、最後まで“ギャグ”が根幹としてあったことと通じますね。
(わたしのギャグマンガへの考え方はこちらにあります)

しかし、ついにアニメ化ですか。


これまで心の中では、「アニメ化するだろう」という気持ちと「アニメ化は厳しいかも」という相反する気持ちが、同時にくすぶっていただけに、今回の決定のニュースを聞いてもファンとして喜んでいいのか、ちょっと微妙な部分もなくはないんですよ。

私はアニメにはくわしくないので、よくわからないのですが、
今のアニメ界は「ギャグ」は流行らないという話を聞いたことがあります。
「うる星やつら」世代としては、正直、信じられない気持ちなのですが、まあそうなのでしょう。
実際、アニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」もほとんどヒットしなかったらしいですし。

で、「実は私は」ですよ。
限りなく「ギャグマンガ」テイストの“ラブコメ”であるこの作品が、アニメとして成功するか否か、正直、まったくわからないんですね。

絵柄は売れ線とは言いがたいクセのあるものですし、
キャラもギャグも、どこか20世紀テイストの独特なノリが特徴です。

マンガとして、むちゃくちゃ面白いのは間違いないのですが、
それとアニメとしてどうなるかは、まったく別ですからね。

「ギャグマンガ」ではなくラブコメなのだから、「ギャグ」は成功しないというジンクスは当てはまらないという思いと、でも、そうは言っても最近はギャグマンガそのものだしなあ、という思いが交差するわけですよ。
また、「ギャグ」こそがこの作品の重要なポイントでもありますしね。
果たして、アニメで委員長や茜校長の魅力をうまく表現できるのでしょうか……。

まあ、まだ「決定」というニュースだけですし、くわしいことはまだ何もわかりません。
この時点でどうのこうの言うのも野暮というものでしょう。

ここはやっぱりファンとして素直に喜ぶのが正解ですね。
なんにせよ、これをきっかけに、より多くの人にこの作品を知ってもらえたらいいなと思います。

なお、「実わた」はただ単に面白いだけの作品で、あまり理屈を並べたてるものでもないので、このブログで本格的に取り上げたことはないのですが、
一応コミックスがでるごとに、その都度、触れてはいます。

以下6巻から9巻まで購入時のエントリー↓

6巻
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-13.html
7巻
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-35.html
8巻
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-56.html
9巻
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-82.html

そして、10巻は2月6日発売です!

実は私は(10): 少年チャンピオン・コミックス実は私は(10): 少年チャンピオン・コミックス
(2015/02/06)
増田英二

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No title

ハロウィン会場はここで良かったよね?
http://hvymetal.com/46026.html

出血鬼ラブコメ
https://tsubu.ganma.jp/henaigirl/

428のハロウィンはトリートしてもトリックされるやん

私はアニメから入った口でして,表紙の古い雰囲気に驚いた記憶があります。確かに絵柄が独特なんですよね。アニメはヒルクライムのEDが神だったな。

わたモテのアニメも確かにギャグ多めでしたな。作品としては申し分出来ないのに流行らなかった要因は,テーマがテーマだからってのもあったでしょうけどね。青春群像劇的な要素を加味した今なら,新たなテイストで再構築できるか?

お菓子をくれなきゃイタビラ鉄山

Re: No title

通過気取りさん、いつもありがとうございます!

いや、うちはハロウィンやっていないんですけど……w
まあいいや、こうやって過去の恥ずかしい記事をわざわざ掘り起こしてくれるのはあなたくらいのものですし、確かにハロウィンネタならここが一番いいかもしれませんねw
…てか、これハロウィンじゃないじゃんw

このカバーは全然知りませんでしたが、なかなかいいですね。でも個人的にはやっぱり本家のハロウィンのほうがが好みかな。

しかし、世間ではハロウィン真っ最中だったんですね。今までそんな催しものとは無縁の生活をしてきたので、頭からすっぽり抜け落ちていましたw
ていうか、そんなことを言っている間にもう月がかわっているし!

> 出血鬼ラブコメ
おお面白そう。でもこれ、448話まであるのか…
ごめんなさい、時間がある時に改めて読ませていただきますね。

Re: 428のハロウィンはトリートしてもトリックされるやん

>マコスキーさん、いつもありがとうございます!

なんか、通過気取りさんが過去の記事を掘り起こして、それにマコスキーさんが反応するというパターンが定着しそうな感じですねw

絵柄もさることながらなんていうか、良くも悪くも作風が古風なんですよね。昭和を生きた私でさえそう感じるくらいですからw
ギャグひとつをとっても、どうしても一所懸命さがにじみ出てしまうんです。頑張って笑わせるぞという姿勢が暑苦しいというかw 本来、笑いというのはどこか客観性というか、冷めた視点が求められると思うのですが、この作者は一貫して主観性と熱さで乗り切ってしまう不器用さがあって、そこがどうにもたまらなく魅力でしたね。
最終回も本当に素晴らしくて、忘れがたい作品になりました。

アニメはEDが確かに印象的でしたね。それこそ、「私が大丈夫って言ったら大丈夫で…」のヒルクライムでしたしw
でもこのとき懸念したほどにはアニメも悪くはなかったと思いますよ。マコスキーさんのようにアニメから入った人もいたなら、アニメ化する意義もあったというものです。

わたモテは少なくともアニメをやっていた頃は完全なる“ギャグマンガ”でしたからね。アニメもそうなるのは必然でしょう。でもギャグだから受けなかったというより、「痛さ」がアニメ視聴者層に敬遠されたのかもしれませんね。原作ファンから言わせればその「痛さ」が快感になるんですけどw
今のわたモテなら普通の青春アニメとして受け入れられる土壌はありそうですけど、どうなんでしょうね?

Re: お菓子をくれなきゃイタビラ鉄山

>通過気取りさん、お菓子をあげられなくてごめんなさいね

> ロッテに学ぶ新たなテイスト
ふむ、今回はこれにまつわるネタというわけですね。

> コ○ラのマーチ
なるほど、これは確かに新しいテイストだ…w

> パイの○
パイのどこなんだw

> TOP○○
見てると、だんだん可愛く思えてくるから不思議…

> 428
名前だけは知ってるんですけど、なんかすごく面白そう。

> NOEL
ゲームを知らなくても絵柄だけで90年代の作品だとすぐにわかるのはすごいw
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プロフィール
ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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