俺ガイルデー

11月19日は「俺ガイル」デーでした。
まずは本家本元であるライトノベルの「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」。

「俺ガイル」も10巻の大台に乗って、いよいよ完結が見えてきましたね。
表紙の娘は誰?とおもったら、どうやら
(追記:2014.12.07 実際は“はるのん”こと「雪ノ下陽乃」でした。申し訳ありません)
続きましてコミカライズ。

左がアニメ準拠の「妄言録(モノローグ)」5巻で、右が原作準拠の「@comic」4巻。
絵は「妄言録」のほうが綺麗ですが、「@comic」はアニメにないエピソードがあるので、アニメから入った人にも楽しめると思います。
で、どの帯にも「連覇」だの「3冠」だの盛り立てているのが、これ。

「このライトノベルがすごい!2015」
去年に続いて、作品部門第1位だそうです。
その前は「ソードアート・オンライン」が連続1位でしたし、ライトノベル界隈は売れるものが一極集中というか、メジャーとマイナーで両極端になっているようですね。(もっとも音楽でも小説でも漫画でもそういった傾向があるようなので、娯楽全体の傾向なのかもしれません。)
表紙がいつもの「ヤスダスズヒト」さんの描く眼鏡っ娘じゃなく、さがみんこと「相模南」だったのでちょっと驚きました。
これからは毎年作品部門1位のキャラクターが表紙を飾るんですかねえ。
「このラノ」は集計方法がころころ変わったりと、いろいろ問題もありますが、
それでも私のような年配者にとって、こういったバイヤーズガイドはとても助かるんですよ。
ランキングよりも、どちらかというと後ろの「ジャンル別ガイド」ほうを重宝しています。
「このライトノベルがすごい!2006」から読ませていただいていますが、これからもできる限り続いてほしいですね。
それにしても、ここまで揃えて売られると逆にちょっと興ざめですね。
関連商品をほぼ同じ発売日に合わせることで、相乗効果を狙っているのでしょうが、ちょっと露骨な感じがします。
まあ、来春のアニメ2期のこともありますし、盛り上げるときにやっておく重要性はわかりますけどね。特に最近は流行り廃りのサイクルが短くなっていますし。
ただ、ちょっと寂しいというか、こういうやり方がいつまで続くのかなあとも思っちゃうんですよね。
アニメの円盤商法も厳しくなってきているという話も聞きますし、そろそろ根本的にコンテンツ商売のあり方を模索していくべきじゃないでしょうか。とにかく、売り切っちゃえばOKという姿勢はいつか限界が来ますよ。
といっても私自身、まんまと乗せられて4つ全部購入している時点であまり偉そうなことは言えませんがw
でもまあ原作のみならず、コミックも面白いですし、「このラノ」の渡氏のインタビューも必読ですし、ファンなら買って損はないと思いますよ。
近いうち、10巻の感想もあげないとなあ。
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