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「未来」はひとつ?新TVアニメ「うる星やつら」第30話のざっくり/こだわり感想

※このたび36年ぶりに新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。その第2期が2024年1月からついに始まりました。ここでは自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、毎週視聴した感想を語っていきます。基本原作ガチ勢なのでアニメの感想には慣れていませんが、どうぞよろしく!
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

とにかく見る前は怖かったですね。自分でも何を怖がっているのかよくわからないまま、恐る恐る見始めました。
結果はもちろん取り越し苦労だったわけですが、それでも何かが心の奥底に沈殿している感覚があります。
それは別に不快なものでもないんですよね。かといって心地いいものかと言われたらそうでもないんですけどw(どないやねん)

まあとにかく、久しぶりにモヤモヤするものを抱えた回になりました。
2期に入ってから安定した内容が続いていただけに、こうした見終わった後にも何かが残る感じはある意味、新鮮だったかもしれません。

私が何を怖がっていたか。
その99%は「系図」にあります。「イヤーマッフルの怪」はコンプラ的に大丈夫か?くらいのものですしw
前回でも少し話しましたが、初期というかいわば「プレうる星」とでもいうべき頃の話なので、今の流れの中でどんな風に見えるのかそれがすごく心配でした。

1期9話の時にもその危惧が当たってしまったことがありましたからね。それでもあの時は最初の段階というか「君去りし後」を経ていませんでしたから傷も浅くて済みましたが、今回はもう30話目です。
「愛は国境を越えて」「電飾の魔境」も、そして「ラムちゃん、ウシになる」も通ってきた今、いまさら先祖返りのようなことになったらこれまで積み上げてきたものがすべて台無しになりかねません。
そうなるのがたまらなく怖かったんです。

見ればわかりますが、そんなことはありませんでした。
ここのスタッフは当然その辺のことは百も承知で、ていねいに作っています。

ただねー。
内容とは別に、一方では何とも言い難い思いがわだかまっているわけですよ。
今は、その処理をどうしたものかと持て余しているような状態ですね。

点数はどうしようかな…
とりあえず、Aパート「イヤーマッフルの怪」9点としておきましょうか。
Bパート「系図」は点数をつけないでおきます。
これに関しては単独で評価するよりも次回の「扉シリーズ」と合わせて判断した方がいいでしょうから。
内容自体もそういう風に作られていましたからね。

では、まずはざっくり感想からいきましょう!


●ざっくり感想

まず前提として言っておきますが、悪い内容ではなかったです。
というか、こちらの思っていた以上にしっかり考えられたうえで作られていた印象でしたよ。

「イヤーマッフルの怪」はほぼ原作通りでした。本当にもう、ここのスタッフは頭がおかしいんかw
まあ見ての通り、バカバカしい話ですよ。あたまを空っぽにして楽しむのが正しい視聴の仕方でしょう。
昭和の世相がけっこう色濃く出ている話なので、もっと今風にアレンジしてもいいのにとも思うのですが、令和のうる星はどうやらそういう話こそ、そのままの素材を生かす方向のようですね。

要はアイテムものです。これまではテンちゃんやラムが持ちこんだもので騒動が起きるというパターンがほとんどでしたが、今回は行商人が持ち込むパターンですね。これもうる星では定番のやつだったりします。
原作では8巻収録とかなり初期の話なのですが、意外とそんなに違和感はなかったですね。

まあしかし、見ての通りひどい(笑)内容ですw あたるがアイテムで悪ノリするのは「き・え・な・いルージュマジック!!」「妄想フーセンガム」などがありますけど、今回は特にひどいw
一歩間違えば(間違わなくても)犯罪すれすれですからね。まあいつものごとく最後に痛い目にあうのがわかっているからこそ、あたる(体はテンちゃん)の言動を笑ってみていられますが、あれ以上エスカレートしたらギャグの域を越えていたことでしょう。
そういった意味で、絶妙なバランスの下に成り立っているドタバタ劇でした。

この話の面白さといったら、なんといっても誰もテンちゃん(体はあたる)の言うことを信じないということですね。サクラさんはもちろん、ラムも一切聞く耳持たないんですからw いかに普段のあたるが信用されていないかというw
それを見ていながら「一時の快楽に身をまかす」あたる(体はテンちゃん)のアホさ加減がまた笑えますw
けっこうきわどい話なはずなのに、なぜか下品には感じないんですよね。
アハハと笑ってあとは何も残らない。そんな気持ちのいいドタバタ劇になっていたのではないでしょうか。

一方、問題の「系図」
この問題を言及しだすと、もう1本記事が必要なくらいになるので、ここでは軽く触れる程度にとどめておきます。

前回でも言いましたが、これはごく初期、しのぶが正ヒロインだった時期の話です。
原作コミックスでいえば2巻、「イヤーマッフルの怪」とも比較にならないくらいに昔のエピソードになります。
まだ面堂も登場しておらず、あたる、ラム、しのぶの三角関係が話の中心で、ラムはあくまでお邪魔虫というか、かき回し役だった時代です。
つまり世界観がまったく違うんですよ。別の作品といってもいいくらいなんです。
本来なら令和版アニメでは2話3話の間くらいでやらないといけない話なんですね。

なにより、キャラの立ち位置や心情が全く違います。
あたるとしのぶは恋人同士ですし、ラムはそれを阻む悪役キャラ(?)です。しのぶはなんだかんだ言ってもあたるのことが好きですし、あたるにとってもしのぶは特別な存在でした。ラムへの思いはまったくなく、早く解放されたいとばかり願っています。
「君待てども…」「君去りし後」もまだ経ていない二人の間にはなんの絆も生まれていません。

そんな話を今のこの時期に入れ込むことの危険性は、おそらく誰もがわかってくれるんじゃないかと思います。

で、実際はどうだったかというと、冒頭でも言った通り取り越し苦労でした。
ストーリーラインはそのままに、設定や状況などをうまく変えた上で次回への「予告編」としてよくできていたと思います。
心配されていたあたるやラムの心情描写もそれなりに配慮されていましたし、原作を知らなくてもそれほど違和感なく話に入っていけるものにはなっていたのではないでしょうか。

ただ、どうなんでしょう。
いきなりあたるとしのぶの未来を見せられて納得出来ましたか?
少なくとも私はどうにも唐突な印象をぬぐい切れませんでした。

というのも、令和版うる星ではあたるとしのぶが恋人だった頃の話をほとんどやっていないじゃないですか。1話と2話だけでしょう。それだってしのぶがヒロインという風には、アニメを見ている人にはほとんど感じ取れなかったと思います。しかもこれまで一切、しのぶとのフラグ的なものなんか匂わせもしてませんでしたからね。
それがいきなり、実はしのぶと結ばれますと言われても安心できるわけがありません。

そう、「安心」なんですよ。本来この話は、今はラムに邪魔されているけど将来しのぶの気持ちはちゃんと報われるから安心してねという、当時の読者に向けての「サービス回」的なニュアンスのあるものだったんですね。
そもそもの前提が違っているのに、いまさらここに持ってくる意味がないんです。

それならなぜ今やるのかというと、次回への伏線でしょう。
最後まで見ればわかりますが、後期うる星における重要シリーズである「扉シリーズ」をやるために、そのプロローグとしたかったんだと思います。

まあだから、本当に内容的にはよくできているんですよ。
あの「未来」でさえ次回への伏線とすることで、原作の持つ“しのぶがヒロイン”色はかなり薄まりましたからね。
それに、あたるやラムの反応などもこれまで二人が積み重ねてきたものを反映する形になっていましたから。
設定だけではなく、できる限り“あたるとラムのドタバタコメディ”に合わせようとしているのは伝わってきました。

むしろ、それゆえにもどかしいのかもしれません。
私は元々、面堂登場以前の話とそれ以降の話は断絶しているという立場を取っていました。
原作でも、初期の準レギュラーだったクラマ姫が後に復活した際にはすごく違和感を覚えたくらいですからね。
「系図」における「しのぶ問題」を解決するために生まれた「扉シリーズ」でさえ、当時はなんで今さら昔の話を蒸し返すのかと否定的でもあったくらいです。(完結後、考えは変わりましたが)
初期と後期をうまくつなげようとしているからこそ、よけいに複雑な思いに駆られるのかもしれません。

これは私の個人的な思い入れの問題です。
今回の話の出来に文句を言っているわけじゃないんです。あくまでシリーズ全体の構成の問題に帰することなので。
だからよけいにどうとらえていいのかわからないんだと思います。

軽く触れるだけと言っておきながら、なんだか面倒くさいことになってきたのでこの辺でとりあえずやめておきましょう。
とにかく、よくできてはいた、でもだからこそモヤモヤするんだということです。

あとはそうですね。「イヤーマッフルの怪」と「系図」の組み合わせの意図がよくわからなかったのですが、見て納得しましたよ。
イヤーマッフルでのあたる(テンちゃん)の狼藉が系図のこけるの行動の導線になっていたんですね。ラムの「ほんと、ダーリンみたいだっちゃ」も、より説得力が増していましたしw
もしかしたら、「系図」をやることが先に決まって、そのカップリングとして「イヤーマッフルの怪」が選ばれたのかもしれませんね。

また今回は、どちらもSFマインド色が強い回でもありました。
かたや人格交換もの、かたやタイムトラベルものですからね。
どちらもその手の定番として古今東西いろんな名作がありますが、うる星ならではのハチャメチャな騒動が楽しめる2話になっていたのではないでしょうか。

さて、次回は「扉を開けて 前編」
「系図」の最後に“扉”が出ていたことからもわかる通り、実質今回の続きとなります。
もっとも原作では2巻から31巻へと超超ロングパスだったんですけどw
ここでは間髪入れずに解決編を見せてくれるので安心ですねw

というわけで、「ざっくり」感想はここまで。(全然「ざっくり」じゃなくなってしまいましたがw)
この後は、さらに面倒くさいかもしれない「こだわり感想」に移りましょう!




●こだわり感想

アバンであたるとテンちゃんが街を歩いている(片方は飛んでいますがw)のは原作通りですが、二人の会話はアニオリ。
ガールハントをしていたところをテンちゃんに邪魔された?感じになっていましたね。
原作だとなんの理由もなくただ二人で歩いてるところを、イヤーマッフル屋に声をかけられるところから始まっていたんですよ。その様子が一枚絵で描かれていて、それが表紙でもあったんですね。

まあ彼らがなぜ一緒にいるのか、その理由付けが欲しかったのかもしれません。
手形がついていたところを見ると、テンちゃんは関係なく最初からふられていたとは思いますがw
でも「ラムちゃんにちくったるからな!」というセリフは面白かったですね。
そんなのいちいち見て報告しなくても普段の光景なので、いつでも好きな時にちくれるんじゃないかと思ってしまったw たとえ嘘でも嘘ではないしw

イヤーマッフルの売り子はかなり若い声でしたが、もっとしゃがれた声を想像してましたね。いっても宇宙人ですしw
ところでなんでイヤーマッフル?と思われる方もいるでしょうが、昭和の一時期、けっこう流行ったんですよ。街を歩けば誰もがつけているような時代があったんです。要は時事ネタだったんですね。
150円は当時でもかなり安価だったと思います。まあさすがに相場がいくらだったのかはもう覚えていませんがw(当時小学生くらいだったのでお小遣いで買った覚えもない)
まあしかし、当時ならではのネタを令和に合わせることなく、そのままの素材で出すのが「令和風」なんですねw

それにしてもあの店員、やばすぎだろw どっから見ても立派な不審者じゃねーかw
まあそうしなければいけない理由は最後で明かされるんですけどね。
しかし誰もが見て見ぬふりをしてる中、なんの疑いもなくほいほいと覗くあたるは警戒心がなさすぎだなw
あの店員も、こいつならと思って声をかけたんだろうかw
ていうかあいつ、肌が紫でしたよねw その時点で人間じゃないのは明らかなんだがw

ハンバーガー1個150円はどうなんでしょ。今もそのくらいですかね?基本単品で頼むことはまずないので、よくわかりませんが。
平成になってバブルがはじけてデフレが進んだ時は1個80円くらいの時もあったかと思いますが、価格レートは時代と共に変化するので難しいですよね。前回コタツの「百円」ネタも、それが安いのか妥当なのかもわからない人もいたようですし。
まあ基本、今とそんなに感覚は変わっていないと思います。150円あれば一食ありつけるだろうという感じです。
でもうる星って、いわゆるファストフード店が描かれることはほとんどないんですけど、一応この世界でもマクドナルドくらいはあるんだろうかw

2個200円で売った後、原作では売り子が「むれるっ!!」と言いながら路地裏に入ってマスクとサングラスを取って「正体」を現す場面があったんですけど、ここではカット。彼が三つ目の宇宙人であることは最後で明らかになる形になっていましたね。まあもったいぶることもない気もしますが、構成としてはすっきりしてよかったかもしれません。

テンちゃんが「オレに物買うてくれるなんてめずらしい」と言うのはかわいいですねw
あたるの性格を考えたらそんなわけはないのにw
幼児から100円取ろうとするようなやつなのはわかってるだろうにw 長い付き合いなんだからw
まあでも、ここのやり取りはなんだかほっこりしますよね。なんだかんだいって仲がいいんですよ。ケンカばかりしている兄弟みたいなものですね。

あたるとテンちゃんの話って意外と令和アニメではあまりやっていないので、この二人の空気感がわかるエピソードを入れるのは悪くないと思います。本当はもっと早い段階でやってほしかったですけどね。

二人の会話のセリフは若干調整されていました。
「めずらしいな、おまえがオレに物買うてくれるなんて!!」→「おまえにしてはめずらしいの~オレに物買うてくれるなんて」
「だれが買ってやるといった!!」「ちゃんと百円払えよ!!」→「何を言っとる!」「ちゃんと半分の百円払えよ!」
「なんやねん!!お前が勝手に買うたんやないか!!」「そういう了見ならオレそんなもんいらんぞ!!」→「なんやねん!!お前が勝手に買うたくせに!」「そんならオレそんなもんいらん!」

…とまあ、こんな感じで。
耳にしてよりわかりやすいセリフにしてるのがよくわかりますね。特に「半分の百円」と説明しているのはよかったんじゃないかと。

ただ、さすがに「どこにもアベックがいないだろ!」「カップル」になっていましたw
ガールハントはまだしも、さすがに「アベック」は無理かw

人格入れ替えはSFネタの定番ですが、結果的に「君の名は。」のパロみたいになっていましたねw
元ネタというわけではないですけど、当時「転校生」という映画がありました。(原作は「おれがあいつであいつがおれで」というジュブナイル小説)
この頃から世間的に認知されつつあったネタだったのかもしれません。

入れ替えの所はどうするかと思ったら、声優さんはそのままでしたね。あたる役の神谷浩史さんがそのままテンちゃんをやり、テンちゃん役の悠木碧さんがあたるを演じていました。
まあ考えてみれば当たり前で、あくまで入れ替わったのは「人格」であり、「声」ではないですからね。
でもあそこはなんだか新鮮でしたよ。あたるの関西弁とかw

「なんで俺が?」「え?」「ていうか、おまえ誰や?」「おれはあたるだ!おまえは?」「ぼくテンちゃんや」の流れはアニオリ。原作だとあっさり「おれあたる!」「オレテンちゃん!」だけでしたw
こういう補足はしっかりしていますよね。最初「オレ」といっていたテンちゃん(神谷浩史)がなぜか最後には「ぼく」になっていたのはよくわかりませんがw

で、「入れ替わったー?」でオープニング。
まあここがベストタイミングでしょうね。まさしく「転校生」みたいでしたがw
基本原作通りでしたが、ところどころセリフをよりわかりやすく調整しているのに好感が持てましたね。

Aパート。
タイトルをイヤーマッフルが入っていた買い物袋に重ねるのはなかなかおしゃれでしたね。「怪」の文字がイヤーマッフルを模した形になっているのも粋ですw
ベンチには袋だけが残されているのを見せることで、二人が移動したことがわかる形になっていました。

「あははは~やった、ジャリテンと入れ替わったあ!」「おほほー空も飛べるー!」といったセリフはアニオリ。こういう細かい補完が今回は目立ちましたね。状況をわかりやすくする工夫がうかがえます。
他にも、テンちゃんの体にあたるの姿をだぶらせ、あたるにはテンちゃんの姿にだぶらせる構図などもよかったと思います。

「この状況を利用して女にさわりまくるのじゃ!」「これを機に女の子と戯れ倒すんじゃ~!」と、比較的穏便(?)な言い回しになっていました。
うん、これは正しいコンプラ対策かもw この程度でいいなら全然問題ないでしょw

あたるとテンちゃんの問題対処の姿勢の違いも面白かったですね。
「なってしまったものは仕方ないだろ」とこの状況を利用してその場の快楽に身を任せるあたると、なんとか元にもどらなきゃと考えるテンちゃん。どっちが大人で、どっちが子どもだかよくわからんw
ていうか、単純にイヤーマッフルを外せばいいだけのことだと思うんですけどねw
テンちゃんもそこまで頭が回らないのかなあw

テンちゃん(あたる)がラムに見つかった時の「げっ、ラム!」「ま、まずい!」といった心の声は、ちゃんとあたるになっていましたね。当たり前ではありますが、声優さんの力量はこういうところで光りますね。

「大変だ、ダーリンがあそこで倒れている!」は、よくよく考えると変なセリフw
いくらラムちゃんに教えるとはいえ、テンちゃんがあたるを「ダーリン」と呼ぶわけもないのにw
ここにまだ入れ替わったばかりのほころびが見えるところですが、その違和感にラムは気づかないんですよね。
元々鈍感なところがある彼女ですが、この回ではとくにひどいw
意外と常識にとらわれて、柔軟な発想や問いかけは苦手だったりするんです。

さっそく二人組のお姉ちゃんに飛び込むテンちゃん(あたる)ですが、なんなく受け入れる女の子も考えてみれば変だなw 空を飛んでる幼児を見てなんとも思わないところがあの世界なんですね。
まあ、普段から宇宙人とか見慣れているのかもしれませんけどw

一方のラム。あたる(テンちゃん)の「ラムちゃん」には違和感を覚えるものの、けっきょくそこまでなんですよね。「頭を強く打ったっちゃねーっ!」で終わってしまうというw
彼女が抱きつく前に少し涙ぐむところはアニオリ。やっぱりーーー!!の天丼が笑えるw
ここのテンポはすごくよかったですね。ギャグとして小気味よさが感じられます。

テンちゃん(あたる)を抱く女の子らがさっそく変わってるw
本当ハーレムだなw あっちの女の子にこっちの女の子と、花の蜜を吸う蜂のようにあちこち飛び回っているんだろうかw

「ラムちゃんはボクよりあいつの方を信用するんかー?」「おれは日ごろの行いがいいからね!」がまたいいですよね。ここは何度見ても笑えるというか、果たしてどっちを信用してどっちの日ごろの行いがいいのか考えてしまいますw
まあ結果的に普段から信用されていないあたるにとっては都合のいい羽目になったわけですがw

サクラさんは真っ赤な装いでしたね。なかなか気合が入っているようでした。ひょっとしてデートに向かう途中だったんでしょうか。
なお、原作ではバッグではなく、郵便物を出しに行く途中だったのか何やら封筒のようなものを持っていました。
結果的に打撃力がパワーアップしていましたねw

「サクラさんの…胸の中で、死にたい…」は演技に力が入ってたw 悠木碧さんすげえw
サクラさんとラムのきょとんとした反応を同時に見せてからの、あたる(テンちゃん)のツッコミもタイミングがよかったですね。「なに甘えとんねん!!死ぬマネなんかしやがって!!」「何死ぬマネしとんねん!」と、よりシンプルになっていました。

サクラさんの胸をまさぐるテンちゃん(あたる)の手つきがやらしいw この辺はちゃんとそのままやってくれましたね。
しかし「感じる~~?」もそのままやるとはw 今回修正されるだろうランキングの第2位だったあのセリフがw
この頃(原作8巻あたり)は特にこんな下種な感じのネタやセリフが目立った時期なんですよね。
12話「二人だけのデート」もそんな感じだったでしょ。この時期は後期の雰囲気とちょっと違うところがあったりするんです。

「どこでそんな言葉を覚えてくるんじゃ!」のところは原作だと頭をぱちっと叩くのですが、ここではほっぺをつねるくらいのマイルドさになっていました。
やはり、殴る叩くはセンシティブになるようです。

テンちゃんのわけのわからない説明にしばし沈黙が走るところはよかったですね。原作にはない、なんとも言えないおかしみがありましたw
で、サクラさんもラムもあたる(テンちゃん)の言うことはまったく信じないというw
まあ「おぬしならやりかねーん!」と言われれば、そりゃそうだとなりますけどw

「かわいそうなおれの体…」も笑うw 憐れむのはおまえの体だけかい!テンちゃんのことも少しは案じてやれやw
「一時の快楽に身をまかせよう」はいかにもあたるらしい短絡思考ですが、気持ちはわからんでもなかったりしてw

ラムがダーリンに思いっきりバリバリ電撃お仕置きをしたあとに、ポンポンとほこりを払う仕草は原作通り。ここ、地味に好きなところなんですよね。一仕事終わったみたいな感じでw

「サクラさんのおちち飲みたい」は爆笑www
今回修正されるだろうランキングのダントツ第1位だったこれを、そのままやってくれただけでもう大満足ですよw
サクラさんの背筋に悪寒が走るさまがさらに笑いを増幅させますw

「待たんかーい!きわめて幼児的な発想だろーが!」と迫る姿は、完全に変質者のそれw 自分以外の体を得て、普段以上に暴走しておりますw
てか、幼児が「幼児的な発想」とか言うかw
まあテンちゃん(あたる)の「オレの人格を汚すんじゃなーい!」も幼児の言葉とは思えんがw

「えーい観念せーい!」と服を破るところはさすがにNGだったようで、「幼児はおちち飲むんだろーが!」とひたすら胸元にアタックする感じに改変されていました。まあこれは当然かなw

襲い掛かるテンちゃん(中身はあたる)をいさめるのではなく、あたる(中身はテンちゃん)を「ダーリンがテンちゃんをおかしくしたっちゃ!」となるのがラムw まずはサクラさんに加勢しろよw
先にダーリンの方へと怒りがむかってしまうのが彼女らしいというかなんというかw
原作ではここでいきなりビンタをかますのですが、やはり叩くはNGのようでバリバリバリとひっかき攻撃になっていましたね。
あっちのほうがダメージ大きいと思うんだけどなあw

しかし、チェリーが装着した瞬間あたるだけが元に戻るというのはどういう仕組みなんだろw
ていうか、どれとどれが交換になるのかよくわからないんですよね。
あそこにあったマッフルが全部売れていたら、いったいどうなっていたんでしょうw

チェリーが装着したタイミングで宇宙人のUFOに場面が移るのはうまい演出でしたね。
原作ではここが最後のオチだったんですが。
三つ目の宇宙人が正体を現すのもオチではなくて、あたるたちにイヤーマッフルを売った直後だったんですけど、アバンの段階でバラすのは構成的にバランスが悪いと判断したのでしょう。

ていうか、あの人格交換器はどういう層に需要があるのかw ちゃんとリサーチしてから売り込めよw マーケティングの基礎がなっとらんw
そもそもあの型が流行ってるって、見た目だけのガセネタをつかまされている時点でダメだわw

なお、原作では「目標売上げ427個」でしたが、ここでは「470個」に。微妙にハードルが上がっとるw(私は知らなかったのですが、この目標427というのは当時のCMからのネタだったようです)
「販売課長、これじゃ交通費もでませんよ!!」はカット。その代わり「地球人は奥深い…」というセリフが追加されていました。まあ、一人は宇宙人なんですけどw もう一人は地球人離れしてるしw

乱れた服で倒れているサクラさんは色っぽかったですね。原作では下着が見えていましたけど、こっちのほうが煽情的かもw 素足もむき出しになっていましたし。
あとほんのり頬を赤らめているところとかw
あたるだけ元に戻る仕組みはよくわからん…3つ以上だとランダムになるのかな?あと、お互いの距離とかも関係してそうですね。

通して、非常に分かりやすいSF風味ドタバタ劇に仕上がっていたのではないしょうか。

Bパート。
冒頭、母親に起こされるところですが、原作ではラムに関しての言及はありません。
それも当然、この頃はあくまでラムは部外者でしたからね。あたるを毎朝かいがいしく起こすような立場でもありませんし、誰もそんなことは求めていません。この時期、ラムは諸星家の一員でもなかったのです。

よって、「何がラムに起こされなくても大丈夫よ!」は当然アニオリのセリフになります。
ここだけでも、状況や設定をしっかり「後期」の感じに合わせてきているのがよくわかりますね。

朝のバタバタにおいてのいくつかのやりとりはカットされていました。
「おまえ四日つづけて遅刻してるんでしょ」とか「歯をみがくか、着がえるか、食べるか、どれかひとつにしなさい!!」とかw
後者は器用にも制服を着ながら歯を磨きつつパンに手を伸ばしている場面で、ここはアニメで観たかった気がしますね。
ていうか、歯磨きとパンは一緒にしたらダメだと思いますがw

玄関先にあるカバンを見て「カ…カバンを忘れていった!」は、「あの子ったら!まったく誰に似たのかしら!」に。こっちのほうが自然な感じですね。カバンは見ればわかるわけですし。

「系図」のタイトルが“家系図”みたいなツリー状になっていたのも面白い演出でした。明朝体のフォントも雰囲気がありましたね。

走るあたるにどこから来たのか、ラムが「このままだと五日連続で遅刻っちゃねー」と声をかけるところはアニオリ。
原作だとあたるが自ら説明する形で、「くそーっ、五日連続で遅刻だ!!」「きのうは廊下に立たされたから…と」「きょうは玄関前で正座かな?」でした。これは今では体罰にあたるでしょうから当然カットでしょうね。

原作ではこの時期、ラムは学校に通っていないので、ビキニ姿のまま「ダーリン!」と飛んでくる形でした。
で、ブロック塀に寝ころびながら「うち、近道知ってるっちゃ」とあたるに対して悠然と言うのですが、ここでは得意げに「ホント、ダーリンはうちがいないとダメっちゃねー」とあたると並行する形になっていましたね。
個人的な印象なのですが、なんだか「系図」の世界の中にラムが制服姿でいること自体に違和感があります…。

「毎朝、電撃なんかくらってられるかよ」ももちろんアニオリ。
どうやら、あたるを毎回電撃で起こすんで、それであたるがラムなしでも起きられるから!と親もいる前で宣言した流れだったようです。
この辺はわかりやすい改変でしたね。ラムと一緒に登校している後期の雰囲気にうまく合わせてきたなという印象です。

「そういうお前だって遅刻しそうじゃねーか」からの「うち、近道知ってるっちゃ」もうまい。
自分もその近道を使うから、あたるにつきあってわざと遅く出たということですね。得意げな顔がかわいらしいw

しかし、空き地に土管とか、思いっきり昭和時空というかドラえもんの世界ですよねw
あたるもラムの言うことを真に受けるなよw そもそも抜け穴ってなんだw

土管に抜け穴を作るための変な装置にコントローラーみたいなものがありましたが、原作ではコントローラーはありません。単にキリキリと固定する器具を土管につけるだけでした。
その器具にはアンテナみたいなものもついていましたが、あれもアニオリ。おそらく、コントローラーの電波をキャッチするものなんでしょうね。一応それなりにSFぽい道具に見せていましたw

ラムがボタンをいろいろ押した結果、装置からボンと煙が出るところはアニオリ。あたるもそれを見て、大丈夫なのか?となっていましたねw
でも、ここの描写は今回で最も重要なところだと思います。

あれがあることで、このあとつながる世界が「正規の未来」ではない可能性が暗に示されるわけです。
つまり、ラムのがさつな操作によって時空の歪みが生じて別の世界線につながったと受け止めることも可能なんですよ。「未来」は一つではないというテーマを、ここで匂わせたのはとても意味のあることだと思います。

煙を吐く装置をみて、「ん~~」と首をかしげながらも「たぶん問題ないっちゃ!」と笑顔を見せるラムw
ぜったい問題ありありのやつだw この補完もすごくよかったですね。
考えてみれば、あのガチャガチャした性格のラムがすんなり空間をつなげられるわけがないw
彼女が振り向いた瞬間、すでにあたるは道路に出て走り去っていましたねw 原作だと駆け出す直前だったのですが、より逃げ足が速くなってますw

このあと原作だと、捕まって引っ張られるあたるがラムに「ぎゃ~!!人殺し~っ、鬼~っ!!」と叫んで、それに対してラムが「どうせうちは鬼だっちゃ」というくだりがあるのですが、そこはカット。
このやり取りは地味に好きだったので残念でしたね。開き直ったラムがキバをむき出しにしてる表情がよかったんですけど。
ただ、それも初期のラムであって、後期ラムとはちょっとニュアンスが違うのでここでやるのは不自然かもしれません。本当だったら、2話か3話くらいでやって欲しかったところですね。

あたると一緒に穴の中に飛び込むラムはアニオリ。原作ではあたるを突き落とす後のシーンは特に描かれてません。
それにしても、四次元空間のような感じはドラえもん味がありますねw 空中に浮かぶ穴から落ちるあたりなんかは、特にそんな感じがします。
なお、原作では「穴」の存在は描かれずに、歪んだ空間からポッと出る感じでした。

原作では始業1分前でしたが、さすがにそれではギリギリすぎるとなったのか、ここでは5分前になっていましたね。
「ダーリン、先行ってて」「うち、この穴をふさいでからいくっちゃ」「おお!お前も遅れんなよ!」のやりとりはアニオリ。
普段の仲のよさがうかがえる会話でここはよかったですね。少なくとも初期の頃の関係とはまったく変わっていました。いつも一緒に登校している様子が伺えたのではないでしょうか。
ちなみに原作でのやりとりは、「ダーリン、もっとうちを信用しなきゃだめだっちゃ」「きょうはほめてやる」でした。ラムが友引高校生徒でないのを差し引いても、関係性が全然違うのがわかりますね。

また原作では、ラムはあたるに途中までついてくるのですが(ただし、教室内までは入るなと言われているのかクラスには入っていかない)、ここでは「穴」の存在によって無理なく別行動になっていました。

あたるが走り出した足取りに合わせた形で「現世界」のコースケに移る演出は見事。
原作ではコースケはまだいない(彼は面堂登場後の新・うる星やつらからのキャラなのだ)のですが、ここでもうまく中期・後期以降のうる星とリンクさせていましたね。

なお原作では、忘れたカバンをあたるの母親が教室まで届ける流れでした。そこでしのぶと顔を合わせて「あたるくんまだ来てませんけど」と言われるんですね。
さらに二人の間で「だってもう二時間目も始まるのに」「おばさん、まさか事故じゃ?」「そ…そんな…」「だって…一人じゃサボる人じゃないもの」なんてやりとりも。初期ではしのぶとあたるの母親はわりと仲がいいんですよ。親公認の仲だったんですね。
しかし、あらためてこの会話を読むといろいろ変ですねw すでに一時間目の授業も終わってるのかよw 届けるのが遅すぎるわw あたるの母さんは1時間もなにをやっていたんだかw

それはさておき、コースケが教室に入るや否や、いきなり「遅刻魔あたるは?今日も?」はちょっと唐突な気がしました。あたると遅刻の記録でも競っていたんでしょうか…
しのぶの「今日はラムも来てないわね」は、後期の雰囲気を出すためのアニオリですね。当然原作では、ラムは生徒ではないのでこのセリフはありません。
「あのやろー、ついにラムちゃんまで巻き込みやがったなあ!」はなんだか意味深w なんだよ巻き込むってw なんかいらぬ想像をしてしまうぞw(アニメのコースケって、原作以上にラムのことを気にかけているんですよね)

人気のない校舎を急ぐあたる。
ここはちょっと異世界に紛れ込んだ感じがあってよかったですね。不穏な雰囲気がよく出ていました。

原作では最初1年の設定だったので「1-4」の教室でしたが、アニメでは今とおなじ「2-4」に。
ラムも一緒についてきていたので、「ダーリンのクラスだけさわいでるっちゃ」というセリフがありました。アニメではあたるのセリフになっていましたね。

で、10年後のクラスの同窓会に入り込んでしまったわけですが、ちゃんとメガネがいましたね。最近アニメでは影が薄かったですがw しかしいつ聞いても、昔のメガネにそっくり…
髪型が全く変わっておらず、なんかそのまま背広を着こんだだけみたいになっていましたが、10年後くらいならそんなに容貌が変わってなくてもおかしくはないかな。18歳と28歳ですからね。
原作だとおかっぱみたいな変な髪形になっていたんですけどw

「じつはあたるの子どもだったりしてなー!」の後の、「わーっ、あいつならやりかねん」はカット。さすがに生々しいかw
「やめなさいよー、奥さんに聞こえたらたいへんよ!!」「だいいち、いくらあの諸星くんでもそんな大きな子がいるわけないでしょ」「そーよね、でも似てるわー」はもっと生々しいので当然カットw

でも、そのあと10年後のコースケが「いや、やつならありうる」と言っていましたね。あえてコースケに言わせることで「現世界」との対比を見せたかったのかもしれません。
あたるはなぜかコースケだけに反応して、「あれ、この人コースケに似ている」と言っていました。メガネや他のクラスメイトには気づかないのかw

「君を見ていると、10年前を思い出すな」「10年経つといろいろあるよなー」からの流れは完全アニオリ。ここはすごく興味深かったですね。
いきなり「ほら、温泉マークも…」としんみりしだした時は何事かと思いましたよw そしたら、バーコードスタイルに見事禿げ上がった温泉が出てくるんだもんなーw(原作のこの頃、温泉マークはまだ一度しか出てきていない単発キャラでした)
ここの改変もよかったと思いますね。原作では老けた温泉マークなんて、見たことなかったのでなんか新鮮でしたよw
てか、温泉って年齢不詳なんだよな…まだ定年にはなっていないんでしょうか。

黒板の「二年四組同窓会」はお花で飾ったりしてかわいくなっていましたね。あれは女子が書いたんだろうか。
原作だと、縦書きでそっけなく「昭和64年度 一年四組同窓会」とあるだけでした。
ここでは年度は書いてませんでしたね。

原作の「系図」は昭和54年3月に発表されました。そこから10年後の世界ということで「昭和64年」になっていたわけですが、実は昭和64年って1月7日までしかないんですよね。その日昭和天皇が崩御されたので1月8日からは平成元年になるんです。

このことから、この「系図」で描かれた「未来」は、実は存在しなかった世界線なのだという説があります。
まあ正直こじつけに近いと思いますけどね。うる星は昭和62年の1月に完結しているわけで、間違いなく「昭和」の作品ですし。
ただ、偶然とはいえ、面白い符号ではあるかと思います。

いずれにしても、ここでのカットは妥当なところでしょう。時代をはっきり決めてしまったことによる不都合のほうがよっぽど大きいかと思いますしね。

その代わりと言っては何ですが、温泉マークが「お前ら、10年前と変わらんなあ」というセリフでカバーしていましたね。あれであたるは10年後の未来に来たことを知るわけです。
それを受けて、彼は「ラムのやつ、まさか…」と思い当たるのですが、原作だともうストレートに「ラムのやろーっ、十年時間をまちがえやがった」でした。説明口調だったセリフをうまくシンプルにしていてよかったですね。

メガネ(令和版ではサトシ)の「そうだ、奥さんにも会わせてみようぜ」からの「ちょっと、悪趣味よ」「でもおもしろそう」の流れはあたるがまだいる中でのやりとりだったのですが、ここでは順序が逆になっていましたね。ここもうまく計算された構成になっているなと感じました。あたるがここで「諸星さ~ん!奥さ~ん!」を聞いてしまうと、興味を持ってなんだなんだとなりかねませんしね。ここで彼が彼女の姿を見てはいけないのです。

ただまあ今思うと、学生時代のクラスメイトなんだから「しのぶ」の名前が一切出ないのはちょっと不自然な気がしますけどねw
特に男子は、そういえば三宅って諸星になったんだよなとか、しのぶがまさかなーとか、話題にするでしょうに。

空中に浮かぶ「穴」の前で、ラムがコントローラーを見ながら「まずいっちゃ、10年後に来てるっちゃ」と焦っているのはアニオリ。原作では彼女がいつ失敗に気づいたのかはっきりしないんですよね。ここもいい補完だったと思います。

あたるが怒って「ラムーっ、でてこーい」と言う後に、原作では「せっかんしてやるーっ!!」と言うセリフがあったのですが、さすがにここではカット。ていうか、原作を最初に読んだときも「せっかん」って何をやるつもりなんだろ…と思ったものですしw
それを聞いて、きまり悪そうに「ダーリンおこってるっちゃ」と草陰に隠れるラムもカット。
この辺は彼らの関係性が変わったことを、ちゃんと踏まえているのが感じ取れましたね。

弁当を玄関前で広げるあたるw
原作だと校舎裏の草むらだったんですが……まあ行儀が悪いのは変わりないかw
「そういえば朝メシ食ってないもんなー」「おれって腹が減ると思考が停止するんだよなー」はカット。そういえば、アニメでは一応トーストを食べていましたねw

こける登場に「座敷わらし~~っ!!」はちゃんとやってくれました!
実は「しのぶ=座敷わらし」というイメージはここから生まれたのですが、アニメでは初かな?
ちょっと今さら過ぎますがw でも、おかっぱの子供を見た瞬間に座敷わらしを想像するってそうそうないと思うw

しかし、あの年であの歯並びの汚さはやばいですよね…いったいどんな育て方をしたらああなるのかw
落ちてる弁当をためらいなく口にしてるし、ひょっとしてひもじい思いをさせられてるとか…?
さすがのあたるも泣く子には勝てないのか、弁当を泣く泣く差し出していましたね。
実はこういう情にもろいところもあるのが、あたるだったりするんです。

「おまえはおれよりも、そんなガキのかたをもつのかー!」は、原作だと「そんなどこの馬の骨ともつかないガキの〜」でした。
この言い回しはNGなのかな?お前がその馬の骨のくせにというのが面白ポイントでもあったのですがw
あと「こんな汚いガキ」もカットされていましたね。

「知性のかけらもないアホづらしやがって」は笑うw
その言葉が全部、自分に返ってくることをあたるはまだ知らないw

こけるがラムの胸にとびこむのは、Aパート「イヤーマッフルの怪」のテンちゃんあたると見事つながりましたね。なるほど、これはうまい組み合わせを考えたものです。
これによりあたるの「あーっいやらしっー!!」も実感がわきますしw
何しろ、前のパートでお前自身がやっていたことだもんなw そりゃ見逃せんだろうw
おそらく、自分と同じ目の色をそこに見たんだと思いますw
なお原作では、ラムは制服ではなくトラジマビキニなので、直接胸をギューとつかんでいましたw

「まさかねー」の後のこけるの顔wwwww
むちゃくちゃ邪悪な顔をしていましたねw 原作だともっと間が抜けた感じだったんですけど、あれは完全に大人のあたるが乗り移ったかのようないやらしさだったw それこそ人格交換でもしたんじゃないかw

場面は変わって、ふたたび同窓会。
「諸星の奥さん」がやってきて「うちの子、もどってない?」と尋ねてきましたが、原作だと「坊や」でした。
どうやら“坊や”はNGワードのようですね。その後の「坊やがまたご主人にそっくりなのよ」も「お子さんがまた~」になっていました。
しかし、「まあこわい」は最高w

この後、アニメならではの大きな改変がなされていましたね。
原作では2巻収録の話なので、面堂も竜之介もいないわけですが、ここでは彼らについて言及されていました。

メガネの「それにしてもあたるのやろー、なんで来ねーんだ!」のあと、誰かが発した「そういえば面堂は?」を受けてコースケが「世界中飛び回ってこれないってさ。電話口で偉そうに話してたよ」と話していましたね。幹事役はあたるのはずなのに、なんでコースケが面堂の出欠連絡を受けているのかよくわかりませんがw

さらに、「あと、竜之介もいないな」「あいつ、親父さんが富士山頂に浜茶屋をオープンするからその手伝いで忙しいんだとさ」と続いていましたが、なんちゅーむちゃくちゃな理由www でも、なぜか納得してしまうw
ここは彼らが不在な理由をうまく説明していたと思います。ギャグにもなっていたしw

どうやらあの世界では面堂も竜之介もいるようですが、気になるのはラムの名前が一切出ないことなんですよね。
原作ではラムは友引高校の生徒じゃない頃なので、名前が出ないのも当然と言えば当然なのですが、このアニメの世界ではもうずっと2-4のクラスメイトなわけですから。
特にメガネたちが一切ラムについて言及しないのは、かなり不自然に感じます。

もしかすると、ラムが地球に来ていない世界線ということなんでしょうか。
もしくは、最終話の時のあれが…おっと、これはネタバレなのでここでは止めておきましょう。
いずれにしても、この同窓会では「ラム」の存在がなかったことになっているように見えるのは、大きなポイントになるかもしれません。

一方、あたるとラムはこけるを連れ出してアイスを買い与えていました。
原作だとアイスの値段がひとつ「千円」になっていたのですが、さすがにそれはなしにw
あくまで「けっこうしたんだぞ」「10年たったせいで物価も…」と濁す感じになっていましたね。
ここで具体的な値段を出さなかったのはいい判断でしたね。モノの値段なんて時代と共に変わりますから。
それこそ、あと数年したら本当にアイス千円が当たり前の時代になっているかもしれませんしw

そこで10年後に来てしまったことを思い出して怒るあたるにラムが「そんなに怒ることないっちゃ。穴はまだあるからちゃんと帰れるっちゃ」というところですが、原作だと「スペアのメカ持ってるから。そんなにおこらないで」なんですよね。
この言い回しからすると、原作ではもう一度機械を使って穴をどこかに空ける感じなのかもしれません。ていうか、スペアって、あの機械は一回限りだったのかw それとも壊れて使い物にならなくなったとか?
アニメではその辺うまく説明していますね。機械というより「穴」が大事ということになっています。

あたるの「親の顔が見てみたいわ」は笑うw 鏡を見ればわかるぞw

「かえる」というこけるに対して、「おとうさんかおかあさんの名前は?」と尋ねていたラムですが、原作だと「とうちゃんかかあちゃんの名前は?」なんですよね。だいぶ地球に慣れて、言葉遣いもまともになりつつあるのでしょうか。
ちょっとラムらしくないかなあという気はしますが、まあ初期との差別化を図ったのかもしれません。

「バカだねこいつ、親の名前も知らんのか」「いくらバカでも、自分の名前くらいわかるだろ?」というセリフでは「バカ」が抜けていました。
まあこれはひどい言い方なのは間違いないので、仕方ないかもw

「もろぼしこける!!」の後に二人同時に“こける”ところは、アニメならではのオーバーリアクションw
二人で地面に伏せるところなんかは似た者同士という感じでよかったですね。

その後、悲し気なBGMで盛り上げていましたね。
ツノがないことを確認するところは前回「ラムちゃん、ウシになる」のこともあって、より切実性があったのではないでしょうか。
まあ実際のところ、地球人と鬼族との間での子供に果たしてツノがあるのかどうかは定かではないんですけどね、サンプルがないから。
でも、ツノは鬼族の生命力の象徴ですし、それがないことは彼女にとって死刑宣告みたいなものなのでしょう。

そこから彼女の目から涙があふれるところは、前回とはまた違った意味でドラマチックではありました。
ただ、そのあと「わーっ、うちの子じゃなーいっちゃー!」とギャン泣きするところは初期のまんまな感じがして、個人的には違和感がありました。あの泣き方は「君待てども…」以前の泣き方だと思うんだよなあ…
「ラムちゃん、ウシになる」のあとだけに、余計にそう感じてしまいましたね。

それを知ったあたるの「そうか…ラムの子じゃないのか…」「じゃあ、俺はいったい誰と…」はちゃんとアップデートされていたと思います。
原作だと、そわそわしながら好奇心たっぷりに「ラムの子じゃないということは…このガキの母親が十年後のおれの女房…か」なんですよね。そこにショックのかけらもないわけですが、ここでは彼なりに思うところがあったように描かれていたのはよかったです。

まあでも当然ですけどね。1期2話3話あたりならともかく、もう30話目なのですから。
意を決するように「母親に届けてやらねば」と言うところも、原作だと「母親に届けてこよーっと」となんとも軽い感じだったんですが、ここではいたってシリアスな表情を見せていました。

残されたラムが「うち…、ダーリンと結婚できないのけ?」と、涙ながらにつぶやくのはアニオリ。
かなり重い雰囲気を強調している形になっていましたね。

校門の前でこけるを返したあたるが「どれだ…、オレの女房は?」と固唾をのむシーンは、かなり緊張しているように見えました。原作では「くっくっく オレの女房はどれだ~~っと?」と、これまた軽薄な表情を浮かべていたのですが、ここは当然の改変でしょう。

で、こけるが最初にママ~とかけよる女性はいかにもざます系の教育ママ風の女性だったわけですが、あれでもだいぶマイルドになっていました。原作だと眉毛もぶっとくて鼻は鷲鼻、おまけに出っ歯の明石家さんまの女版みたいな風貌だったんですよw
で、あたるはガーンとショックを受けて「あのテの女といっしょになるのか」とくずれおちるんですが、ここでは単に「え?」となって青ざめるだけでしたね。まあ具体的に「あのテの女」とか言っちゃうといろいろ問題があるのでしょうw

しかし、10年後といえばまだ27、28ですよね?みんな老けすぎでしょw
ていうか、あんな女、クラスメイトにいたのかよw
いたなら目立つから、絶対あたるもどこのどの子だかわかるだろうにw

で、そこにラムがやってくるのですが、泣きはらしたのか目が真っ赤になっていましたね。ちょっと痛々しい感じでした。

そして彼らが去った後、実はあのメガネの女性はこけるのママではないことが判明し、本当のママが顔を見せるわけですが、それがあの「三宅しのぶ」だったわけです。

これはしのぶがヒロインだった頃の「サービス回」です。読者にとっては、いろいろドタバタがあっても最後には恋人のしのぶと結ばれることが約束される話だったんですね。それによって安心してまた三角関係のドタバタを楽しめる趣向になっていたわけです。

しかし、そこからうる星という作品は変わりました。しのぶはヒロインではなくなり、あたるとラムの追いかけっこの物語になったんですね。それにより、「系図」は逆に作者を悩ませる“呪い”となりました。

高橋留美子先生が最初のアニメ化の時に唯一出した条件として「『系図』だけはアニメにしないでほしい」と言ったのはそういう背景があったのです。それ以来、先生はこの「しのぶ問題」をどうクリアするかばかり考えていたそうです。これを解決しない限り、うる星は終われないと。

先生がその条件を出したとき、うる星はまだ連載中でした。「しのぶ問題」をどうするか道筋が見えない中、「未来」を確定してしまう話をやることは作品世界を壊すことになると考えたのでしょう。
そこから時は流れ、その問題を解決するネタを思いつき、それが「扉シリーズ」となります。そこでようやく、うる星は無事に完結することができたのです。

当然、今回のアニメ制作にあたってスタッフは「系図」のこともお伺いを立てたと思いますが、今はその支障がなくなったということで、お許しが出たんだと思います。

まあしかし、誰と構わずにママーと駆け寄るこけるは、確かにパパに似てダメな子ですねw 将来がもう約束されているようなものですw 間違いなく女好きになるw
おそらくあの世界でもしのぶは夫のあたるの女癖に悩まされてることでしょうw

あたるとラムは無事に元の世界に戻ってくるわけですが、あたるの母親は息子が学校に行っていないことを知っていたのでしょうかね?
原作では「学校も行かないで、し、しかも、」「いい年して失禁してたのねーっ!!」と激怒するのですがw
アニメでは「おもらし」になっていましたが、失禁はダメなのかな?まあ言葉としてわかりやすくしただけかもしれませんが。

原作のラストでは、あたるを心配したのか、しのぶやメガネたちも居間に一緒にいたのですが、ここではあたるとラムだけでしたね。
怒るあたる母をしのぶが「おばさんおちついて…」となだめるところや、メガネたちの「きょうのラムちゃん、とくにあたるにくっつくな」などは初期ならではの雰囲気があってのことですし、ここは当然の改変だったのはなないかと思います。

ていうか、一応原作ではオチだったんですよね。
初期のうる星ではあたるが必ず最後にひどい目にあったままオチというのが定番になっていましたが、ここでも「子供のころの話はするなーっ、もうたくさんだ!!」と叫ぶあたるの不幸ぶりを笑う、いわゆる「不幸オチ」だったんです。

でも、今回のアニメでは「オチ」になっていません。
最後に「未来って…あれで決まりなのか?」とあたるに言わせ、ラムは目を真っ赤にしながらあたるにべったり寄り添いながら「きっと何かの間違いだっちゃ」「あんな未来、信じないっちゃ」と自分に言い聞かせるようにつぶやきます。

そして何やら意味ありげなシーンが最後に挿入されます。
無数の「扉」が浮かんでいる異空間の中、「はっはっはっ」と息を切らしながら走っていくウサギの格好をした謎の男(?)。時計を片手に遅刻だ遅刻だというさまはあの「不思議の国のアリス」に出てくる白ウサギをほうふつとさせます。

これがそのまま次回へと続くんですね。つまり今回は続き物になっているんですよ。そのプロローグみたいなものです。いわば、「扉を開けて:エピソード0」みたいなものですね。
「系図」をこの段階でやりたかったのも、そういうことだったのでしょう。
つまり、しのぶがヒロインだった頃の初期の話としてアニメ化するのではなく、あくまで「扉シリーズ」の前日談として描きたかったんだと思います。

というわけで、次回は「扉を開けて 前編」

正直、これにはびっくりしましたね。「扉シリーズ」は最終回につながる後期最大の重要エピソードで、当然3クール目のクライマックスに持ってくるものだと思っていましたから。こんな中途半端な時期にやって、このあと何をやるんだという感じですw
でも「系図」から続けるという構成は良かったと思います。ここで変に間をあけると、前日談の意味が薄れますし、視聴者もなんだか不安になりますからね。今ではあのラストは不穏でしかないわけですし。

便宜上「扉シリーズ」と言っていますが、実際は「扉を開けて」「愛と哀しみの果て」「明日なき暴走」「夢の扉」「明日へもういっちょ」(31巻PART7~11)の5部作に渡ります。
かなりの長編になりますので、どう構成してくるかと思っていましたが、「前編」となっているところからすると、ちゃんと2週に分けてやってくれるようですね。

「扉シリーズ」に関しては個人的に複雑な思いもあります。
私の中で「うる星以前」の話だと思っていた「系図」を、もう一度引っ張ってきた話でもありますからね。特に連載当時に最初見たときは、思考が一瞬停止したくらいに頭が真っ白になったことを覚えています。
当時は高橋留美子先生が「しのぶ問題」をずっと悩んでいたということも知りませんでしたし、高橋留美子も日和(ひよ)ったかなどと見当外れなことを思ったりもしました。

もちろん今ではそれが間違いだということを知っています。ただ、完全にわだかまりが消えたかというと自信がありません。
すごく面白いシリーズであるのは間違いないですし、「系図」の問題もまあ納得できるものではあるのですが、それでもなお、何かがオリとなって今も胸の奥底に沈んでいるのを感じずにはいられません。

それはきっと、私の個人的な問題です。作品の質とは関係ない話です。
「うる星やつら」は、そういうややこしい作品でもあるんですよ。だからこそ完結してから37年以上経ってもなお、いまだに私の心をつかんで離さないんです。

次回もやっぱり、恐る恐る見ることになりそうな気がします。

というわけで、また来週!


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tag : うる星やつら高橋留美子

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「系図」という大きな問題

更新お疲れ様です。今回はガチで難産だったみたいですね、ざっくり感想までも結構長い。「系図」はうる星やつらの連載の変化を見ると、確かにファンにとっては難題だったと思いますね。古本で読んでいた私ですら、「しのぶがヒロインから外れたのに、あの未来編はどうなるんだ?」と疑問に思っていましたし。



まずイヤーマッフルの話はよく覚えているのですよ。昔こんなのが一時だけ流行っていたなっていうのを含めて。宇宙人がわざわざ地球に売りに来ているどうこうも、かなりインパクトありましたし。マスクとサングラスまでして。



ハンバーガーの値段どうこうは、マクドナルドなんか一時は平日58円くらいまで下がっていましたが、今は170円ですから例のイヤーマッフルのほうが安い事態になっていますが。食品関係は70年代と物価はさほど変わらんですね、家電関係とかはだいぶ違いますけど。



入れ替わりネタは結構鉄板ですけど、あたるが中身のジャリテンはまじで変質者になっていてひどいwさくらさんに対する無体はほぼ原作通りなのはよくやれたなと。ただオチでのチェリーとの入れ替わりは原作のほうがインパクトあったかな?チェリーの声がテンちゃんっぽい高音で聞こえてきそうでw



で系図なのですが一応大まかなところは覚えているのですが(昭和64年とか)あたるがどんな表情をしていたかうんぬんは見落としていました。やはり改変されていたのですね、バーコード頭の温泉マークはさておきw


そりゃラムとの子供じゃないってわかったら、今のあたるには漠然と不安になるでしょうし、で確かめたら教育ママと間違えて。でもしのぶとの子とわかっても、あたるはそのあとたぶん明るくふるまえなかったと推察します。



アニオリでこーすけの来ていない連中は今どうしているのかに、不自然にラムの話題がでなかったのに、ピンとこなかったのですけど、なりそこないさんの感想を見て腑に落ちました。アニメスタッフが最終回まで視野にいれて「系図」を制作されたのなら、大したものなのですが。


次回はうる星やつらの終盤の始まりの扉絵シリーズですね。早いと言われますが、なんせもう3月ですし週一アニメなんかあっというまに6月まで早いですので、まあここらで来てもいいと思うことにします。しかも前編と結構長いな、そういえば扉シリーズは総長も出てくるwオールドミスどうこうとか、どう改変するのか期待ですね。


次回の感想も大変でしょうけど、ではまた。

更新お疲れ様です

>イヤーマッフル
この辺が「ん?」となったのですがイヤーマフとは違うんですかね。一応調べてみたら同じにしか見えません。
予測変換でうる星が出てくる辺り、この漫画特有の言い方なのかと思いました。

>入れ替えの所はどうするかと
こういう入れ替わりネタの時って観てる側にわかりやすくする為に声も入れ替わるものですけどね。声優さんの手間も省けますし。
リアリティを重視したのかな。


>そこからうる星という作品は変わりました
そういえば昔は誰とくっつくのかと言う先の読めない展開は王道でしたね。
今もあるのかもしれませんがウケが悪そうですし需要はなさそう。
自分の推し以外とくっ付いたら時間返せってなりますしw 今は未完の作品は読まないって人も増えてますから。

>失禁はダメなのかな?
今見返してみるとめちゃくちゃ不自然なシーンになってますね。なんで漏らした本人は全く汚れてなくてあたるにダイレクトにかかるのかw 最初から前全開にしていたんじゃないのかあのガキw

>重要エピソード
見た感じはジャイ子と結婚する破滅の未来を回避するような印象を受けましたがそんな感じですかね。いやまあ、あくまでラムと結婚するのが正史だという前提で観ている側の思いですがw でもアニメしか観てない人からしたらそれが当然ですからね。

コメント返信その1

コメントありがとうございます。まとめての返信にて失礼しますね。


>かわずやさん

難産というか、いつも以上に慎重になりましたね。決してダメ出しをしているわけじゃないということをちゃんと伝えた上で、個人的な思いを吐き出すことに努めようと思いました。
やはりかわずやさんも「系図」が引っ掛かっていたのですか。私はどちらかというと、ほとんど気にしてなかったんですよ。面堂が登場してからのうる星は別作品と割り切っていたところがありましたから。むしろ当時、しのぶ派が「系図」の話を持ち出すのを馬鹿にしていた感じがありましたね。なので、よけいに「扉シリーズ」を見た時のショックは大きかったです。

イヤーマッフルの流行も覚えているんですか。じゃあけっこう後までそれなりに認知されていたのかな。私の中では昭和50年代限定という印象だったんですがw
でも、確かに宇宙人が売りに来ているという設定はすごいですねw しかも正体の隠し方がアナログだしw

マックで58円の時代なんてありましたか!なんか逆に食べるのを躊躇してしまいそうな値段ですね。いっときミミズがどうとかのデマがありましたが、あまりの安さにそういう憶測を呼んだのかもしれません。
今は1個170円なんですね。40年経ってもほぼ変わらないとは。でも食品系は安定していないと困りますからね。賃金も上がっていないのに、物価だけあがると生活が成り立たなくなります。

まあこの回は数あるうる星の中でも、かなりヤバ目の話ではありますねw サクラさんは本当災難でしたw
二人だけのデートもそうですが、7、8巻あたりはきわどいネタが多いんですけど本当よくやれたなと思います。
チェリーのところはそうか、装着した途端にUFOのほうに場面が移ってしまいましたからね。インパクトという面では少し弱かったかも。

系図はけっこう改変されていましたよ。表情もそうですが、ラムとの会話もかなり変わっていました。やはりラムも友引高校生徒というのが大きいですね。それにより、自然に初期の関係性との違いが出ましたから。
温泉マークは10年でずいぶん老けましたねw

あたるの漠然とした感じはよかったです。単にショックを受けるというのも違いますしね。あのくらいの曖昧さのほうが彼らしいと思います。しのぶだとわかったらどうだろうなあ…それはもう「うる星」の枠を超えたものという感じがしてしまって、想像ができないです。だからこそ、あえてあたるには見せなかったんだと思いますし。

ラムの話題が出ないのは原作の「系図」でも同じなんですけど、あの頃のラムは友引高校の生徒じゃないですからね。仮に同じ世界線でもそこまで不自然ではない気はするんですけど、アニメではもう歴史が違うわけですから。今の流れでラムの話題が一切出ないというのはどう考えても不自然なんです。
そうなると、最初からラムがいなかった世界か、あるいは…といった感じなんですよね。もし最終回のことを踏まえてなら面白い構成ですし、そのほうがきれいにつながるような気がします。

そうか、もう3月となればあっという間なんですね。うーんなんだか寂しいなあ。
まあ元々が長いシリーズなので、前後編にするのはむしろ当然かとは思いますよ。あれを1話でやられたらむちゃくちゃになるのは目に見えていますから。
総長はともかく、「オールドミス」はたぶん昨今の趨勢からしてNGな気がするなあw ただ他に言い換えられる言葉があるかどうか…そこも注目でしょうかw

次回は今回以上に難産になるかもしれませんね。ましてや「前編」ですから。全体像が見えない状態で感想を書くのは難しいものです。


>不知沙さん

> この漫画特有の言い方
いや、さすがにそんなことはないですw 昔は普通にイヤーマッフルと言っていましたよ。いつしか略されるようになっただけなんじゃないでしょうか。
というか、あれは防寒具なんですよ。耳を冷たい空気から守るためのものなんです。今の防音としてのイヤーマフとはそもそも物が違うのではないかと。だから昭和の遺物なんじゃないかと思っているんですけどw

> 声も入れ替わるもの
そうなんですか?でも、人格と声は違うものですから、今回の形の方が正しいと思いますけどね。リアリティかどうかはわかりませんが、ネタとしてもこっちのほうが面白みが増すと思います。

> そういえば昔は誰とくっつくのかと言う先の読めない展開
というか、高橋留美子は元々恋愛要素のことはあまり考えてなかったらしいです。連載開始当初はあくまでただのドタバタSFのつもりだったんだけど、思った以上に三角関係のことを気にする読者が多いということで自然とそういう流れになったと。
そこからもラムとしのぶ、どちらがあたるとくっつくのかというのは特に考えてなくて、連載を続けるうちに自然とラムがヒロインの立ち位置になってきたとインタビューでは答えています。
本来ラブコメではなく、あくまでギャグとして始めたので、特に恋愛的なゴールはあまり重要視してなかったのかもしれませんね。

> なんで漏らした本人は
そこは考えてなかったw でも確かにズボンもまったく濡れてませんでしたね。よく見てるなあw
あれは原作も同じなので、アニメスタッフに責任はありませんw

> ジャイ子と結婚する破滅の未来
ちょっと違うかな。ていうか、さすがにしのぶはジャイ子とは違いますしw
ネタバレになるので、あまり多くは言いませんが、そんなシリアスな展開じゃないんです。もっとふざけた方向なんですよ。それによって系図の世界感を無に帰すというか。
特に前編だけだと、思っていたのと違う!となるかもしれません。
ただ、今回の改変の感じからすると、原作とは少し変えてくる可能性もありますね。

こちらでは初めての返信です

>>むしろ当時、しのぶ派が「系図」の話を持ち出すのを馬鹿にしていた感じがありましたね。なので、よけいに「扉シリーズ」を見た時のショックは大きかったです。



そんな派閥なんかあったんだ・・・まあ幼馴染至上主義でしょうかね?うる星やつらよりもっと後のギャルゲーとかでネットでそういう界隈があったそうで。うる星やつらに関してはカップリング論争よりも、ギャグとか存分に楽しんだほうがいいように思います。途中からはあたるとラムのラブコメで一貫していると思いますし。




>>イヤーマッフルの流行も覚えているんですか。じゃあけっこう後までそれなりに認知されていたのかな。



私の子供のころ(90年代)に「なんでこんなものが流行ったんだ?」みたいな雑誌かTVの特集で知ったように思います。あまり小ばかにしていいものじゃないと思うのですけど。耳だけ温めるよりフード被るほうが防寒にはいいと思いますが。



>>マックで58円の時代なんてありましたか!なんか逆に食べるのを躊躇してしまいそうな値段ですね。いっときミミズがどうとかのデマがありましたが、あまりの安さにそういう憶測を呼んだのかもしれません。



ネットで調べたら59円でした、すいません。2000年代前半はいわゆるデフレスパイラルになっていて、牛丼とかが300円を切っていたり、とにかく安いをアピールしていましたね。今思えば、嫌な時代だったのかもしれませんね。今は物価が上がっていますけど、牛丼なんかは400円代が適正だと思いますよ。



ハンバーガーはバブル期240円くらいしていたのかな(うろ覚えですいません)ミミズバーガーはバブル期の都市伝説で、実際「100億の男」とかいう漫画原作のドラマじゃ、生ミミズをパンにはさんで食う大富豪が出ていましたね、昔のドラマは頭おかしいw



>>しのぶだとわかったらどうだろうなあ…それはもう「うる星」の枠を超えたものという感じがしてしまって、想像ができないです。だからこそ、あえてあたるには見せなかったんだと思いますし。


確かにそれを描けるのは、原作者である高橋留美子先生くらいでしょうね。次回の扉シリーズじゃどんなふうにあたるの表情が描かれるか気になります(原作だとそもそも目撃していなかったかな?)



>>「オールドミス」はたぶん昨今の趨勢からしてNGな気がするなあw ただ他に言い換えられる言葉があるかどうか…そこも注目でしょうかw



「行き遅れ」「独身主義」「フェミニズムの闘士」・・・私が思いつく限りじゃどれもアウトですわw省かれる可能性もあるのですけど、あの辺の間違え探しみたいなネタは絶対やってほしいので、期待します。



乱文失礼いたしました。

Re: こちらでは初めての返信です

>かわずやさん

> そんな派閥なんかあったんだ
いや、派閥といった大げさなものじゃありません。当時はもちろんネットもありませんし、直接バトルを繰り広げたわけじゃないんですよ。アニメ雑誌や同人誌でそういった論争が載ることがあって、それを見て「系図」がどうとかナンセンスだなあと思っていただけですw しのぶ推しはどちらかというと幼馴染派というより、3巻くらいまでの初期のうる星こそが至高という立場だったような気がします。
ただまあ、論争というか対立構造からすれば、原作派とアニメ派のほうが大きかったと思いますよ。

> 「なんでこんなものが流行ったんだ?」みたいな雑誌かTVの特集
ああなるほど。それは今でもありますもんね。昭和はこんなに変だった!みたいなw
あれは何がきっかけで流行ったんだろうなあ…なんか直接耳に当てるというのが新鮮に見えたのかもしれませんね。実用性よりもファッション的に面白がられたんじゃないでしょうか。

> ネットで調べたら59円でした、
いやいや、1円くらいで謝られてもw ほぼ同じようなものですよそんなのw
そういえばデフレ全開のころは、牛丼250円の時もありましたね。今思うとやばい時代だw
今はちょうど並400円くらいですかね。それでもありがたい値段ですよ。金欠の時は重宝しますw

> ミミズバーガーはバブル期の都市伝説
むしろ逆でしたか。ていうか、食用ミミズというのは実際あるらしいんですけど、コスト的に全然割に合わないという話だったような…その辺のミミズを使っちゃダメですよw 衛生的にも問題があるw

> 次回の扉シリーズじゃどんなふうにあたるの表情が描かれるか気になります
ネタバレになりますが、扉シリーズでも彼は目撃していません。たぶん、高橋先生的にそこは描いてはいけないんだというブレーキが働いていたんじゃないかと思っています。アニメでもそうであってほしいですね。

> 「行き遅れ」「独身主義」「フェミニズムの闘士」・・・
もっとひどいじゃないですかw よりアウトなほうに振れてどうするんですかw
間違い探しはやるでしょう。あれはむしろ「扉シリーズ」で描かれる未来の本質でもありますから。

No title

なるほど、なりそこないさんもそうですか。違和感無かったですか。
ネットでもそういう評判みたいですね。
私は先入観のせいか、どちらも第1期の雰囲気を感じましたよ。
イヤーマッフルの方は違和感までは無かったですけど、系図の方は何かやっぱり感じたなあ。
キャラクターのやり取りから醸し出される雰囲気が。
あと、面白さがぎっしり詰め込まれてるんですけど、2期の第1回みたいに、1度目見たときは流れがいまいちに感じました。
音楽が少なめだった?
そして絵も、顔がところどころ、ん?て感じました。
まあ比較対象が想像をはるかに超えたできだった前回のになって、ハードルが上がってしまってるのもあるんですけど。

イヤーマッフルって、ありましたねえ。
高校は自転車で坂道をダーッと下って5kmほど行ってたんですが、冬は耳が痛くて、初めて付けたときにあまりにも快適で感動した覚えがあります。
原作が出たのは、中の話のとおり、もう暖かくなって誰もつけなくなったころだろうと思うんですけど、アニメもなんとか2月終わりまでは待ったって感じでしょうか。

このアニメ、キャラクターで旧アニメと一番違うのはテンちゃんではないですかね。
すごくかわいくなった。
原作がとにかくかわいいんですけど、それに迫るくらいだと思います。
あたるが利用するのも分かる気がして。
私だったら、あたるとは違うので、本性を隠して、同じことをするかもなと思うほどです。
今回は中身があたるなので、かわいさよりも邪悪さが出てて、"あいつは何を言っとるんじゃ?" のところのあっかんべーの顔とかツボにはまりました。

とにかくあたるの邪悪さ全開の、勢いのある回でした。
「ふたりだけのデート」のありえなさには負けると思いますけど、特に、"さくらさんのおちち飲みたい" からの、襲い掛かるシーンを、よくぞちゃんとやってくれました。
さすがに、服を破くのは無理だったですけど、その分ポーズでカバーしてたし。

でもなんでテンちゃんはイヤーマッフル外さなかったんでしょうね。
その方が面白いからいいんですけど。

さて、問題の「系図」ですが、確かに、大枠は変えないままに、今の話にきちんとアレンジはされてました。
ラムが一緒に投稿したり、面堂や竜之介に言及したり。
なので、第1期の雰囲気を感じたのは、私の思い込みかもしれません。

ただ、あたるが絶望しているラムをその場に残して、そんなにショックもなく行ってしまったのだけは、私がショックでした。
今までこけるを連れまわしてたんだから、母親に届けてやらねばが1番ではなくて、自分の興味ですよね。
2期はラムとあたるの絆を順々に深めてきて、先週は「ラムちゃん、ウシになる」を感動回にしてただけに、すごく残念に思いました。
原作は初期のあたるの鬼畜さでしたから、それと比べると、随分と気を使って変えてるのは分かります。
でも行くにしても、もっとあたる自身もショックを受けて欲しかったし、ラムの心配もして欲しかった。
そうすると結婚相手をのぞき見するところに上手くつながらないんでしょうか。
結局行くってことは、どうやっても私が満足するようにはならないのかもしれません。
系図をやるからには、続けて扉シリーズにするのが最善だとは思うんですけど、そうするとこれ以上はどうやっても無理なんですかね。
「愛で殺したい」での、"ラム、お前星に帰れよ" ほどではないですけど、その次に違和感の残ったところになりました。

それ以外は、特に不満はなく楽しめたんですけど、私も、"どうせうちは鬼だっちゃ" は入れて欲しかったかなあ。
メガネ君は、ひょっとして「幸せの黄色いリボン」以来の登場でしょうか。
声があの時と違って、旧アニメのメガネの声だと思いませんでした?
声優の人は違うみたいですけど、すごいですね。
このメガネ君には、あの時の声の方が似合うと思うんですけど、旧アニメ見てた人へのサービスですかね。
面堂たちに置き換わらず、あの時の友達二人が出てたっていうのが、初期好きの私にはポイント高いです。
女性陣も懐かしい顔が混じってたし。

最後は、初めてすっきりしない終わり方でしたけど、きれいに扉シリーズにつながりました。
心の中で他の未来も有る可能性を考えているのは、私だったらそこまで思い至らないだろうし、そこまで見る人に教えてあげなくてもいいんじゃないかとは思うんですけど。。

この話は、当時の私みたいな人へのサービスだったんですか。
私が三角関係をずっと気にして引っ張って、結果君去りし後であのショックを受けてしまった理由の何分の一かは、この系図のせいですから。
この話が無ければ、私はここに居なかったかもしれません。
今回のアニメではそういう意味は無くなってましたが、やってくれて良かったのは確かです。
この話無しで扉シリーズに行くのは、原作を知らない人には問題は無いかもしれませんが、今となっては、私には考えられないので。

「系図」に関しては、どうも色んな思いが交錯して、感想もまとまりません。
来週再来週の扉シリーズは、楽しみというよりも、胸がキューッとなって待ってます。
私も扉シリーズは第3クールのクライマックスかと思ってましたけど、そうじゃないんですね。
とすると、ラストは望ちゃんの話か、幼馴染回をやってくれるかな。。

Re: No title

>えんじにあさん

違和感はほとんどなかったですね。まあ初期の話ですからその独特の空気感はあったとは思いますが…でも流れ自体はこれまで培ったものに沿っていたように見えました。会話なんかもすごく考えられているなと感じましたよ。
2期24話のようにも感じなかったなあ。特に「系図」はかなりアレンジが効いていて、見ていて飽きませんでしたね。

音楽は特に気にしてませんでしたが、ラムが泣くところなんかはすごく印象的に使われているなと思いました。絵も気にならなかったなあ…ああただ、前回と比べたら確かに違いますね。あれと比べたらちょっとかわいそうですよw 29話はこれまでの中でも最高傑作だと思いますので、あれよりは落ちるのは仕方ないことかと。

通学で5キロ!なかなかハードな高校時代を送っていたんですね。私のようなひ弱な人間にはたぶん無理だわw
確かにそれで冬の中を自転車で突っ走るのはきついでしょう。イヤーマッフルに感動するのもわかります。
ああ、時期的に合わせたんですかね?確かに原作は3月頭頃の話だったはずですが。
しかし季節を合わせるなら、もっとふさわしいものがあるでしょうにw バレンタインとか節分とかw

テンちゃんは確かにかわいいですけど、旧アニメと比べたことはなかったなあ…でも言われてみれば昔のやつってデブってますね。年齢も少し上のように思えます。原作や新アニメでは4歳から5歳くらいのイメージですが、旧だと小学校低学年くらいのイメージ。
確かにあの状況になったらもっと本性を隠しますよねw あたるはその点、根が素直というか、嘘がつけないタイプなんですw まあだから憎めないんだと思いますよ。下品に感じさせないのもそういうところなのかもしれませんね。
あっかんべーの顔とかよく見ていますね。そこはあまり引っかかりませんでしたが、改めて見ると面白いw

とにかく「おちち飲みたい」だけで満足ですよw あそこは何度見ても笑えますw ああいうのは変に配慮するとまったく面白くなくなるのでよかったです。逆に襲い掛かるところはあのくらいの方がいいですね。原作の面白さを損なうことなく、押さえるところは押さえているなという印象です。
テンちゃんはいってもまだ幼児ですから、外すまで頭が回らなかったんじゃないですかね?テンパっているとそういうのはありますよ。メガネをしていてメガネを探すみたいなw

「系図」は本当にうまく作られているなと思いました。設定や状況だけではなく、ちゃんとキャラの言動やちょっとした表情までも意識して作っているなという印象でしたね。

こけるを母親の所に届けるシーンですけど、私は納得出来ました。
あたるがラムに声をかけずにそのまま母親に届けようとしたのは、むしろラムへの配慮のように感じましたよ。
あそこで彼女を思いやって慰めたりしたら、一緒に母親を確かめようという流れになったでしょう。あたるはそれをわかっていたからこそ、あえて自分だけで母親の所に行こうとしたんだと思います。ラムが本当の母親と顔を合わせないように気を遣ったんじゃないかな。あの時の声のトーンや、何かを決断するような真剣な表情からはそういうニュアンスを感じました。
あたる自身の反応もあのくらいが妥当な気がしましたね。ただショックを受けるというのはちょっと違うように思えるんです。
まあただ、「ラムちゃん、ウシになる」の後にこれかという気持ちはわかります。私も挑発してるのかと思いましたしw
そこは構成をもっと考えてもいいような気はしますね。
いずれにしても「系図」の基本ストーリー自体は変えられない以上、あのくらいが限界なんじゃないかと。出来る範囲でベストを尽くしているなというのが私の印象です。

メガネは「君去りし後」に登場していますよ。紅葉のくだりでラムに解説しています。その他でも、モブとしてちょこちょこ描かれていますね。
声はあの頃からずっと旧アニメの声そっくりですね。もともとスタッフ的にはメガネとは違う演技をしてほしいという要望だったらしいですが、サトシ役の佐藤せつじさんはかたくなに旧作のメガネそのままを貫いたそうですw
あの場に面堂がいたら雰囲気台無しですからね。あたるが気づかないわけないですし。そうなると普段のドタバタになってしまうので、それはないでしょう。

最後のモノローグは必要だったと思いますね。そうでないと「続き」になりませんし、原作の通り「オチ」になりかねませんから。今回は決して最後は落としてはいけないので、あそこで深刻なトーンを見せて次への伏線としたのは正しい判断だと思います。あくまで「扉シリーズ」へいざなうための「系図」なんですよ。

サービスというのは私の受け止め方です。高橋先生自身がそう語っているわけじゃないので、多分に私見が混じっているのは留意してください。
ただ、高橋先生は「系図」を描いたその理由については何も言っていないんですよ。それが逆に特に深い意味があってのことなんじゃないんだなと思わせるんです。
まあ私は「系図」には思い入れがない分、そう感じるのかもしれませんけどね。記事でも言いましたが、昔から「系図」に関してはそんなに大きな意味を見出していないんです。だから当時はなんでみんなそんなに気にして騒ぐんだろうと違和感がありましたね。後に高橋先生が「系図」の問題をずっと気にしていたということを知った時も、それ自体にショックを覚えたくらいです。

私自身は系図をやらずに扉シリーズだけでもよかったんじゃないかと今でも思っています。
ただ、やるならこの形だろうというものを見せてくれたという点で満足していますね。
系図には私もいろいろ複雑な思いがありますが、それは私自身の問題で今回の出来が悪かったというわけじゃないので。

系図の次が扉シリーズなのは大歓迎というかむしろ当然なんですけど、まさかこんな中途半端なタイミングだとは思っていませんでした。オープニングでも「扉」を前面に押し出していますし、てっきり今のクールのクライマックスを飾るものだとばかり。
ラストは最後のデートですか。風見舞いでもいいですね。

次回はまだ「前編」になりますので、なおさら感想がまとまらない気がします。「後編」ですべてひっくり返される可能性も考えないといけませんしw
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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