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ひたすら過激に!新TVアニメ「うる星やつら」第28話のざっくり/こだわり感想

※このたび36年ぶりに新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。その第2期が2024年1月からついに始まりました。ここでは自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、毎週視聴した感想を語っていきます。基本原作ガチ勢なのでアニメの感想には慣れていませんが、どうぞよろしく!
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

初めての続きものでしたが、そんなことはまったく意識させない出来になっていましたね。
いい意味で肩の力を抜いて楽しめる内容になっていたのではないでしょうか。

とにかくこういう話は、とことんバカバカしく見せてくれた方がいいんですよ。考えようによっては(考えなくても)かなり悲惨な設定なだけに、なるべくリアリティを感じさせない工夫が必要なんです。
むしろより過激に暴力的な方向に振れたほうがいいですね。
最初から常軌を逸した内容なのですから、とことん狂った世界を笑い飛ばすのが正解といえるでしょう。
幾分懸念されていたコンプラ的な「調整」も一切なく、原作の持つ狂気な一面をしっかり感じさせてくれたと思います。

点数的には9.4点かな。
前半Aパートは前回と同じくらいよかったんですけど、後半少し失速したような印象があったので、トータルとして25話よりは少し落ちるという評価になりました。

とりあえず、まずはざっくり感想から語っていきましょうか!


●ざっくり感想

基本、終始安心して見ることができましたね。
前回Bパートの「水乃小路家の娘」が素晴らしかっただけに、あのクオリティのままで続けてくれたらまず大丈夫だろうと思っていましたが、その通りのものを見せてくれたと思います。

何しろ「調整」が一切入りませんでしたからね。飛鳥の話は冷静に考えると「シャレにならない」部分が多々占めるだけにその辺が心配でもあったのですが、見事突き抜けた内容になっていました。

ここで語られる「水乃小路家のしきたり」というのは本当にむごい話です。何しろ生まれてずっと監禁されていたようなものですからね。学校にも通わせずに、父親や兄弟にすら会わせない。これが虐待でなくて何なのでしょう。
通常だったらとても笑い話にはできない内容ではありません。

しかしだからこそ、とことんバカバカしく見せないといけないんですよ。変に中途半端に「調整」してしまうと逆に生々しくなってしまって、それこそ「シャレにならない」ものになってしまいますから。あくまでファンタジーの世界として「人間味」を感じさせないことが重要なんです。

そういった意味で、水乃小路家のパパとママのキャラはうってつけでしたね。あんなラクガキと人形面の親のやることですからw
もう真面目に考えるのがバカバカしくなるじゃないですか。児童虐待だとか人権侵害とか言う方が野暮に思えてしまいます。だって、そういう現実的な倫理観とは無縁の世界にあるのですから。

なので、こういう回ではとにかく深刻さを微塵も感じさせないことが大きなポイントになってきます。
そのためにはより荒唐無稽に方向に行くのがいいわけです。
200キロの甲冑を装着してもなお軽やかな身のこなし、大木をいとも簡単に引っこ抜いて棒高跳びのように高く飛んでいける跳躍力、壁に鎖で拘束されても鉄壁もろとも引きちぎってしまうの程の怪力。
これらを兼ね備えているからこそ、飛鳥ちゃんは悲壮に見えないんですよ。ある意味「珍獣」キャラゆえにバランスが取れているわけです。これがか弱い乙女だったらとても笑えませんからね。

飛鳥はまた天然ボケキャラでもあります。それはもちろん、「しきたり」のために無知にならざるを得なかった悲劇でもあるのですが、でも設定があまりに狂っているのでそうとは感じさせないんですよね。むしろそれが魅力的に思えてくるんです。
「男」と「女」以外に「おにいさま」という生き物がいると思い込んでしまうところなんて、まさにそうじゃないですか。
トンちゃんのママが男前とラクガキの区別がつかないのと同じようなものですw
そういった“笑うしかない”キャラの面白さが存分に発揮されていたので、見る側によけいなことを考えさせないんですよね。くだらねーwとただひたすら笑っていられるわけです。
最後の最後までその“くだらなさ”をずっとキープできていたのがよかったなと思います。

そんなこんなで、全体的は大満足な内容だったんですが、後半少し駆け足になっている印象がありました。
まあそんなに気にするほどのレベルじゃないんですけどね。Aパートが原作の「その2」を完璧と思えるくらいにうまく構成していただけに、Bパートの「その3」「その4」の進め方が若干気になってしまいました。

あと、気のせいでしょうか、後半になるにつれ作画が少し不安定になっているように感じたんですよね。特にラムやしのぶの顔に違和感を覚えました。なんだか妙にしもぶくれになっていているような…
これまでそんなことは感じたことがなかったので少し気になりましたね。後半の構成が流れてしまっているように見えたのも少し関係があるのでしょうか。

さて、次回は「コタツにかけた愛」「ラムちゃん、ウシになる」、そして「涙の家庭訪問 華麗なる面堂家編」になりますね。

「コタツにかけた愛」は、なかなか渋いチョイス。タイトルからわかる通り、コタツネコが主役になる話です。
「ラムちゃん、ウシになる」は、原作ファンの中でも人気のエピソード。「愛は国境を越えて」に並ぶ名作ラブコメ回として名高い一編です。
そして、ようやく「涙の家庭訪問」の続きが。25話から4週も空くとは思わなかったw
「面堂家編」といっても、特に面堂回と合わせるわけでもないんですね。むしろ今回のほうが面堂大活躍だったのにw
どういう意図でこういう組み合わせになったのかわかりませんが、楽しみにしておきましょう!

というわけで、「ざっくり」感想はここまで。
この後は、具体的な部分を掘り下げていく「こだわり感想」に移りましょう!



●こだわり感想

普通、続きものだと、前回の「引き」をもう一度見せるところから始まるパターンが多いかと思うんですけど、ここではそうせずに面堂の夢から始まっていましたね。
前回、飛鳥の姿をちらっと見せたところで「つづく」としたために、あえておさらい的な場面を作らなくても無理なく話に入っていける形になっていました。
その分、ゆったり尺を取ることができたわけです。

本当つくづくいいところで区切ってくれたなと思いますよ。これが原作の「その2」の引きである、飛鳥とトンちゃんの初対面で以下次週となれば、こうはいかなかったことでしょう。

さてそのアバンですが、面堂のハーレムウェディング夢から始まるのは原作通りです。
彼が本質的にあたると同レベルであることがよくわかったのではないでしょうかw

冒頭のチャペルで花嫁(?)を待つシーンはアニオリ。まるで宇宙空間に浮かんでいるような舞台は、いかにも夢だということを見ている者に感じさせます。周りに生えている緑色の氷柱みたいなものがまたシュールな雰囲気を醸し出していました。

宙に浮いた階段からサクラ・しのぶ・ラムの3人が降りてくるところは原作通りですが、ラムが真っ先に終太郎へと飛びつくところはアニオリですね。ここは面堂の願望がにじみ出ていましたw
そしてここで3人の立ち位置が変わり、ラムがセンターに来る形になります。これも彼の特別な思いが反映されているのかもしれません。

その後、クラマ、おユキ、竜之介、弁天にランちゃんがウェディングドレスを着て迫ってくるのですが、原作では竜之介と弁天はいなかったんですよね。まあ別に深い意味はなく、おそらくコマ割りなどの都合かと思うんですけど。
ただ、原作における面堂はいわゆる男勝りなキャラに対しては若干気持ちが引いてるようなニュアンスがあるんですよ。そういうところが無意識に反映されているのかなという気もするんですよね。
そういった意味で、アニメでの面堂は平等に女性陣を愛しているんだなとw どうやら彼は分け隔てなく、みんなと結婚するつもりのようですw

しかし、竜之介の「俺がしてやるよ」のツンデレセリフがもう最高に可愛すぎましたねw 今回のアニオリで一番良かったところかもしれません。肩を露にしたブルーのドレスもよく似合っていました。

で、彼女たちを見て、だらしなくへらっと口元を緩める面堂w
この辺は原作よりもさらにあたるに寄せているニュアンスが感じ取れました。

そこに登場する“鉄の嫁”乙女甲冑ですが、ものすごい巨大化していましたねw
原作では普通のサイズだったのですが、ここはアニメならではの演出で実に迫力がありました。
その反動でか?ラムたちがちびキャラ化してあたふたするのがもうかわいいたらなんのってw
きゃーきゃーいいながら右往左往する様はもう最高でしたね。あれ、グッズ化してくれないかなあ。ぜひ買いたいw

みんなの祝福?を受けるシーンでは、なぜか校長が泣いているというw
面堂母が涙ぐみのはよくわかりますが、なんで校長w(まあ原作でも彼一人泣いてるんですけどねw)
了子が笑顔で祝福しているのは彼の夢ならではですね。実際はこうはいかないw

チェリーが天使(悪魔?)になって祝福のラッパを吹いているのは一応原作通り。ただ彼のアップで目が覚めるのはアニオリかなw 起きるタイミングとしてもぴったりな演出でしたね。

今回もアバンの見せ方としては100点満点といってもいいでしょう。見合いに威厳をもって臨もうと顔を引き締める面堂は、どう考えてもこの後のドタバタ劇への前振りにしか見えないw
ある意味、今回は彼が主役でもあるので、それがよくわかる導入部分だったんじゃないかと思います。

Aパート。
黒服の行列から始まったw 横にずらっとならんだ姿は実に壮観。
あれはインパクトがありましたが面白かったですね。タイトルの出し方も粋。まさにこれから一族あげての大行事が始まるんだという雰囲気がよく出ていました。
じいやの出演も久しぶり。1期10話「戦慄の参観日」以来でしょうか。

結納とわかってからの逃走までの「間」の取り方もよかったです。
原作だと逃げるのはなく、その場でじたばたするのを黒服たちに取り押さえられるんですけど、ここではアニメらしくスピード感を前面に出していましたね。
ラムの電撃もこの流れの方が映えるし自然でしょう。縁側で取り押さえられている面堂の姿を目にして、思わず放ってしまったんじゃないかなw

電撃を放った後、ラムがセーラームーンのような決めポーズをしていましたが、あれはアニオリ。
原作だとウルトラセブンワイドショット(右腕を垂直に立て、それを左腕で添えるようなポーズ)でした。ラムは時々このポーズで電撃を放つことがあるんですけど、アニメでは版権的なことでたぶんNGなんでしょうね。原作に時たま出てくる「ウルトラネタ」も、アニメではすべて改変していますし。
でも、セーラームーンには許可を取ったんだろうかw

しのぶの「あたるくんから聞いたわ。無理やり望まないお見合いをさせられるなんて絶対に反対よ!」はアニオリ。原作では、なぜしのぶも一緒に乗り込んでいったのかその理由は明かされないんですよね。ただなんとなくそこにいるというw
まあでも、あたるがしのぶにあることないこと吹き込んで誘ったんだろうなあと言うのは想像できますw
しかし、甲冑の中の美少女とお近づきになるために今カノと元カノを手伝わせるとは、やっぱりあたるってすげえやw

面堂があたるの友情(笑)に感動するところは原作通りですが、「かたじけない」はアニオリですね。この辺はところどころで原作の隙間をきれいに埋めているように感じられました。
くらいよせまいよこわいよ~も久しぶりw しのぶが担いでいるとわかっていても発症しちゃうんだなw
あたるが「さてと…」といいながら、変装の準備にとりかかろうとするのもいい補完でしたね。

変装したあたるを見て、言葉をなくす父とじいやw
ここは何度見ても笑えますw まああのだらしない笑顔は面堂も時々やるんですけどw
「完璧な変装だったのに…」と訝しぶるあたるに、ラムが「ど~してばれないと思えるっちゃ?」と平然と聞くところはもう大好きw
特に呆れてる風でもなく、すごくフラットな感じが彼女らしくていいなあと思いますね。

終太郎があっさり捕まってしまうのはどう考えても作戦ミスだろw なんであの籠で逃がそうと思ったのかw
しのぶなら素手で抱き上げてもおんぶしてでも軽々と運べたはずですけど、やはり直接肌を触れ合う形で逃避行するのは憚られたんでしょうかw
あの籠は誰が用意したのかとか考えると、なかなか興味深いものがあります。

追い出されたあたるたちが「こうなったら直接乗り込んでやる」と宣言するところはアニオリ。
実は原作ではここでしのぶは退場となるのですが、アニメではこの後水乃小路家に舞台が移っても彼女は同行することに。
以下、ここからのしのぶの動向はすべてアニオリとなりますね。

お見合いの前に「男」についての教習(?)を受ける飛鳥。
頷く時に兜だけがカシャと音を立てるところが地味に好きだったりします。ああいう細かい演出はいいですね。
映写機というのも昭和の遺物かなあ。昔は学校の教室でもこんな感じでフィルムを見せられたりしたんですけどね。軽やかなBGMがなんだか懐かしいw

水乃小路家の女性護衛員はみんなメガネを着用することが義務付けられているんでしょうか。
原作でもその辺は言及されてないので理由はよくわかりませんが、面堂家の黒服や黒子と同じようなものなのかもしれませんね。全員が同じ格好をすることで「個」としての存在を消している効果があるのかも。
でも、髪型は自由だったりするあたりは、やはり女性ならではのおしゃれ感でしょうか。

男についての説明の絵で「♂」マークがあるのはアニオリ。
原作だと特にビジュアルを見せるわけではなく、護衛が「これは私ども女とつがいの生き物」と説明していました。
“つがい”というと生々しいからかな?セリフが「別の生き物」となっていましたね。

おとこなんかと会いたくないと、飛鳥が「しくしくしく」と泣くのもアニオリ。原作ではぎぎ~と甲冑が音を立てるばかりでしたw
ここは彼女の気弱なところがよく出ていていい補完でしたね。しくしくしくの言い方もかわいかったしw

「面堂様、おつーきー」はアニオリ。
なんか間の抜けた言い方で面白かったw

水乃小路家のパパとママのキャラデザインは原作通りやってくれました!
へのへのもへじのインパクトはやっぱりすごいw 原作で初めて見た時、思わず苦笑してしまったのを思い出しましたw
「へ」の口がしゃべるたびに動くのはしかたないですね。そこはアニメとマンガの違いでしょうし、むしろ「へ」のままで話す方が不自然ですから。一部ではへのへのもへじのままでいて欲しかったという意見もあったようですが、個人的にはまったく気になりませんでしたね。

母のキャラデザもそのまんま。というか星の大きさがちゃんと原作通りで、より変な感じになっていましたw うん、あれこそ真の「しいたけお目目」だw
本当は飛鳥やトンちゃんもああいう目なんですよw だからちょっと苦手だったんですが、母親はやっぱりこの目じゃないとと思いますね。彼女の常軌を逸した思考や性格は、あの目こそが象徴しているわけですから。

お互い「トンちゃんのパパです!」「終ちゃんのパパです!」と名乗るおかしさよw
一般庶民には理解できない感覚だw
面堂が載せられていた馬が白馬でしたが、赤い綱で引かれてるのと合わせて紅白を意識しているんでしょうか。原作では普通の馬に乗せられているだけでしたが、面白い演出だなと感じましたね。

亀甲縛りのまんまでお見合いの席に駆り出される面堂w この時点で両家が常識外れの狂ったやつらなんだというのが一目瞭然w
結果、真面目に考えるのがバカバカしくなるというか、意味のないことなんだというのがよくわかるのではないでしょうか。
虐待だ人権侵害だといったことは考えないで、この狂った宴を素直に笑って楽しむのが正解なわけですw

娘の飛鳥です、からの「箱入り娘ですな!」は最高w
面堂父はボケとツッコミの両刀使いなので、こういう時は本当に便利な存在なんです。
文字面だけ見ると他愛のないギャグですが、彼のキャラがこの上ない笑いに昇華させてくれるんですよね。
一緒に「はっはっはっ」と笑うへのへのおやじが、さらにくだらなさを増幅させてくれますw

暗幕を上げられて姿を現した鋼鉄娘が「いやあ」と恥じらう姿は、思わずかわいいと思ってしまいましたw
「丈夫そうなお嬢様で…」の追いボケも決まってましたねw
へのへのおやじの「実は私も初対面」に対して、面堂が「はあ?初対面?」と問いただすところはアニオリ。
細かいところをしっかり補うことでその異常性が際立つようになっていました。

あたるの女装がすぐに飛鳥にばれるのも好きwあの恐怖は理屈じゃなく体に染みついてるんだろうなあ…
あっさり檻が破られるのも笑えるw 拘束の意味がなかったじゃんw
200キロの甲冑もなんのその、高速で逃げていく飛鳥にあっさり追いつけるあたるw
どっちが化け物なのかわからんw

後ろからしのぶとラムが追いかけるシーンは原作だとラムのみ。
「あれがお見合い相手なの?」と驚くしのぶと、「さては甲冑の中身が美人だっちゃね!」とあたるの行動理由の意味を察するラム。その対比がうまく描かれていたんじゃないでしょうか。

女性護衛隊があたるを銃撃するところはアニメならではの迫力。原作だと拳銃でばきゅんと一コマで見せていました。
逃げるあたるの足がぐるぐる(なんていうか名前がわからん)になっていたのは、昔のギャグマンガ風で趣(?)がありましたねw
手りゅう弾で飛ばされるのはアニオリ。口で「ちゅどーん」言うのももはや慣れてきたな…
鉄球を引きずったまま疾走する飛鳥のところにちょうど落下していくのはうまい。まるでプールに飛び込むかのような動作をしていましたw

ラムの電撃で甲冑が壊れて飛鳥が姿を現すシーンは美しかったですね。ストップモーションや光の演出などを使ってドラマチックに魅せてくれました。
しかし飛鳥の眼はしいたけというより「X」(元Twitter)のロゴみたいw

正体(?)を現した飛鳥を見て、しのぶが「この子が鎧の正体?」、ラムが「やっぱりダーリンは中身が目的だったっちゃね!」と言うところはアニオリ。ここもいい補完でしたね。
あたるの行動の意味が強化されますし、それに対しての女の子二人の反応もわかりやすい。さらに飛鳥というキャラが読者の目にもはっきり刻まれる効果もあったんじゃないでしょうか。

ただ、あたるの「思った通り、かわい子ちゃ~ん…」はよけいだったんじゃないかな。
かわいいというのはすでに前回でわかっていることですし、ここで改めてそれを反芻することもないでしょう。というか、「かわい子ちゃん」という言い回しがさすがにキモかったw

巨木の棒高跳びで飛んでいった飛鳥が兄とトンちゃんと顔を合わせるところまでが前半パート。これは原作だと「その2」までにあたります。
つまり残り3話あるうちの1話分を、前半Aパートに費やしたことになるわけです。
だからでしょうか、話をカットすることなく、要所要所でうまく補完しながらきれいにまとめていた印象を受けました。

忙しい感じもなく、それでいてテンポよく笑いを繰り出していましたし、Aパートに限ってはほぼ満点といっていい出来でしたね。

Bパート。
へのへのおやじの回想シーンから始まるのも原作通り。庭の飛び石から舐めるようにカメラが寄っていく感じはよかったですね。
幼いトンちゃんがかわいいw この頃はちゃんと「しいたけお目目」になっていましたね。ということはあの☆は大きくなるにつれ小さくなっていったのかw 母親だけ例外なんでしょうか。

その母親が語る、水乃小路家のしきたりはいつ聞いても完全に人権侵害そのものです。むしろ犯罪と言ってもいいでしょう。ある種ホラーというか横溝正史的な因習の匂いすら感じますが、あまりに常軌を逸していてリアリティがない分、陰惨なイメージがありません。
おなじ児童虐待でも、竜之介親子のケースとはそこが違うんですよね。つまり「日常」がないんですよ。血と汗の匂いがなく、あくまでファンタジーの世界。だから荒唐無稽な笑いとして享受できるんです。

飛鳥の話はすべてそういうスタンスで楽しむべきなんだと思います。銃の乱射があろうと手りゅう弾が飛び交おうと、そこには「死」の影はありません。
それと同じで、いくらひどい一家のおきてだろうがあの☆型お目目と「へのへのもへじ」がそれを真剣に考えることを許さないんですね。そういった意味でも、トンちゃんのパパとママのキャラは重要といえるでしょう。
彼らがああだからこそ、私たちはその裏にある陰湿で残酷な血で染まった物語を真に受けることなく、気持ちよく笑っていられるんです。

だからこそ、トンちゃんママの「許されないのでーす」「冗談じゃありませーん」という脱力した言い方は非常に大事なところですね。あそこに少しでもシリアスなニュアンスがにじみ出たら、一気に笑えなくなってしまいますから。声優さんの演技が光る場面でもあったと思います。

それを受けて、しのぶの「生まれてから一度もお父さんやお兄さんに合わせないなんて…」のセリフもよかったですね。彼女だけはこういう常識的な反応を示してくれないと歯止めが利かなくなりますから。
彼女の存在がある意味、良識との唯一の架け橋にもなっていました。
そういう意味でも、後半パートに彼女がいてくれたのは良かったなと思います。
原作ではまともな感覚を持ったキャラが一人もいませんでしたからね。ラムの「非常識だっちゃ」だけじゃ、ちょっと弱い気がするんです。

トンちゃんママが言う「強く高くたくましく!汚れを知らぬ純粋培養!」というスローガンがいかに狂っているかは、ママ自身が証明してくれていますw
てか、自分で純粋培養とか言うなw
本当令和の今を持っても狂った話だと思いますよw 真面目に考えるのがバカバカしくなるくらいにw

ラムの「かわいそうだっちゃ!あんなかわいい娘を…」に面堂が反応するのに合わせて、しのぶが「鎧の中からとってもかわいい娘が出てきて驚いちゃったわ」と返すのはいい補完でしたね。
あれで面堂が手のひらを返してお見合いに積極的になるのに、より説得力が出ました。

一方、兄と妹が初めて顔を合わした場面ではしっかり尺を取って見せてくれましたね。
同じ目をしていることで飛鳥の心が揺れるところも、情感たっぷりに描かれていたと思います。
ここはむしろシリアスに寄らないと、オチの「あなたは女の方ですね?」が逆に生きないのでよかったです。BGMもうまく盛り上げてくれました。
まあしかし、冷静に考えると本当笑いごとじゃないんですけどw

純粋培養だかなんだか知りませんが、同じ目をしていたら自分と「同じ種類のかた」という発想になってしまう飛鳥はやっぱり不憫に思えてなりません。
見てわかる通り、あの兄妹は学校にも一切通わせてもらっていないんですよ。すべての学習は水乃小路家内で独学に教えているんです。こんなの日本国内で許されるはずがありません。
一応学校に通わせてもらっている藤波竜之介のほうがまだマシとも言えますね。
ていうか、面堂家がすごくまともな家系に思えてしまうから不思議だw

男だと知った飛鳥に投げ飛ばされて空を飛んでいるトンちゃんを、女性護衛隊の一人がバットとボールで撃ち落とすシーンはカットされていました。そのボールをトンちゃんが飲み込んでしまうのを見て護衛隊がドン引きするのですが、まあここのカットは妥当なところかもしれません。別段重要なところでもありませんしね。

面堂に見合いを妨害する意図を言い当てられてもどこ吹く風のあたるを、呆れながら責めるしのぶとラムはアニオリ。原作でのラムはもはや何とも思っていないようで、完全にスルーしていましたw

飛鳥が「おにいさま」の説明を受ける回想シーンで、護衛隊の一人が「お兄さまというのは強くておやさしくて賢くて…」と話をやたら盛るところがあったのですがそこはカット。さらに「ちょっと!あの坊ちゃんのどこが強くて賢いのよ!」「しょうがないでしょ、この際こうでもいわなきゃ…」「バカね~本物見せたらギャップに苦しむわよ!」と護衛隊同士で軽く揉めるシーンもあったのですがw
けっこうおもしろいくだりだったので少し残念かな。でも尺的にカットするならここしかないかなという気もします。

飛鳥を襲うあたるに巨大木槌で突っ込む面堂とラムw こういうときは息がぴったりですねw
あたるが「行けっ面堂っ!!」と池に蹴り落とすところをラムが見て見ぬふりをしてたw しのぶは「あ」と反応していたのに対して、彼女はあらぬ方向を見ていましたねw
二人の性格の違いが出ていて面白かったです。
でもその後、二人とも鐘に閉じ込められた面堂をほったらかしにしてあたるを追いかけるわけですがw

で、逃げる飛鳥をあたると面堂が追いかけることになるわけですが、本質的にこの二人が同じであることがよくわかるw なんか顔つきまで似てきていましたよねw

トンちゃんの座っていた巨木を引っこ抜いて振り回す飛鳥を、象の麻酔で眠らせるところまでが原作での「その3」でした。ここまでをAパートにするケースも考えられましたが、結果的にこの構成のほうがよかったような気がしますね。
しかし、象の麻酔ってw この辺はコンプライアンス的にどうするかなあと思っていたのですが、まんまやってくれてよかったですw こういうのは変に改変すると、逆にリアルな感じになって笑えなくなりますからね。大ボラを吹いておくのが正解なんです。

水乃小路の母が「く…」というところは、むしろもっとシリアスに見せてほしかったですね。そうしないと面堂の「何がおかしいのですか!」が生きてこないので。
ていうか、なんであそこで怒りマーク(💢 )が出ていたのかよくわからないんですよね。怒って見せたりしたら台無しな気がするんですけど…
まあその後のラムとのやり取りはよかったかな。とにかく水乃小路ママは、あの常に笑っているかのような顔がキモなのでw

「私も努力して恐怖症を治し…、こんなハンサムなパパと結婚できたのですよ」は、今回最大の笑いどころw (いや、最大の恐怖か?w)
ていうか、あのパパの血はどこへ行ったんだw 面堂家や藤波家もそうですが、うる星って親と子がまったく似ていないパターンが多いんですよね。特に父親の血は一切子供に伝達しないw

「男前とラクガキの区別がつけられないとは…」は本当笑うw
水乃小路のしきたりはグロテスクを越えて猟奇的ですらありますが、このくだらなさはその臭みを消してくれてるような気がしますw

親たちが席を外したところで、面堂をでかい木槌で襲うところを小さい木槌でトンちゃんに突っ込むラムが好きw
しのぶの「男はちっとも怖くないのよ」は原作だとラムのセリフでした。
まあラムにせよしのぶにせよ、彼女たちにとっては全然怖くないんでしょうw

男は怖くないとラムがあたるの口をひっぱるところは、彼女のアホな部分がよく出ていて特に好きなシーンです。原作だとさらに「こっけい、こっけい」と言ってるんですよねw
実際ああいう姿勢があるからこそ、あたると上手くやっていけてるのかもしれないw

ここで見合いの実態が了子の耳に入ることでさらに事態はややこしいことに…
ウマを引きなさい!のところで黒子が馬のぬいぐるみを被るところは面堂が乗っていた馬と同じデザインでした。なるほど、このために面堂の馬を白馬にしたんですね。

あたると面堂が鎖を引っ張って、でっかい鉄壁が出てくるところはちょっと軽すぎるように思いましたね。あんな風にマンガ的な演出にしなくてもよかった気がします。
まあしかし、みんな怪力過ぎるw
あれでは鎖につないでる意味がないだろw 特に飛鳥は、いざという時にはどんな拘束でも引きちぎって逃げられそうw

壁に挟まれて「くらいよせまいよこわいよ~」となっている面堂をしのぶが助けるところはアニオリ。原作だとしのぶはいないんで、面堂自身が壁を押し上げていたんですよね。
実はアニメではやっていないんですけど、面堂が暗所恐怖症閉所恐怖症を克服するために特訓する話があるんですよ。そこで彼はとんでもない怪力を獲得するんです。ここでしのぶが助けるということは、あの話はやらないんでしょうね…少し残念です。
まあでも、しのぶの見せ場があってよかったなとは思いましたよ。見合いの場に立ち会っただけあったというものですw

飛鳥が鉄壁から腕ごと外すアクションはなかなか迫力がありましたね。鉄壁をいとも簡単に吹き飛ばしていましたしw
その後トンちゃんの影に隠れてしまうギャップと相まって、彼女のエキセントリックな魅力が感じ取れたのではないでしょうか。

お腹が鳴って恥じる飛鳥はかわいくはあったんですけど、ギャグとしては少し弱いように感じてしまいました。
あそこは赤面する彼女に対してしのぶが喜々と「やっぱり恋よ!」と言うより、原作のラムのように「やっぱり恋だっちゃ!」と衝撃を受ける感じの方がさまになったような気がします。トンちゃんの「そっそんなあ~」もそのほうが効果的だと思うんだけどなあ。

了子がお助け(笑)に入るところは原作だと迷彩服だったんですけど、時期的にカジュアルな恰好に変更したんでしょうか。でも似合ってはいましたね。

結婚についてラムが「結婚というのは愛し合う二人が結ばれることだっちゃ」と説明するのはアニオリ。
原作だと「男と女が夫婦になることだっちゃ」だったんですよね。それを受けて飛鳥が「あの…ふうふって……?」となり、さらに「ふうふというのは夫と妻のことだっちゃ!」「あの…もう少しくわしく…」という流れになっていました。
ここではしのぶも加わって説明していましたね。意外とあの二人、仲がいいというか感覚的に似ているところがあるんですw
今回、その辺のことが感じ取れるようになっていたのは良かったなと思います。

それにしても、飛鳥が「おにいさまが私を襲わないのは結婚できないからなのですね」と納得していましたが、いったいどんな説明を受けたんだか…w
ていうか、ますます間違った認識になっているような気がする…おにいさまだって、襲う時は襲いますからねw

オチもくだらなかったですよねw しかも何の解決にもなってないしw
あれも考えようによっては笑いごとではないのですが、飛鳥のキャラがそう思わせないんです。
面堂父とトンちゃんパパの馬鹿笑いで締めることで、最後までバカバカしい話として貫けたのではないでしょうか。

全体的には面白かったと思います。長編シリーズはどうしても散漫になりやすいというか、途中だれる感じがあるんですけど、飛鳥の話は休む暇もなくどんどんカオスがエスカレーションしていくスタイルですからね。少々雑に見えた部分はあったにせよ、最後までテンションが落ちることなく突っ走ってくれたと思います。

ただこうなると、続編を期待したくなりますね。これで飛鳥は見納めというのはあまりに寂しい気がします。
できれば「飛鳥ふたたび」(23巻PART3~5)と「嵐を呼ぶデート」(24巻PART7~11)あたりはやってほしいところかも。
ただ、飛鳥シリーズはどれも長編ばかりなんですよね…残り話数を考えるととてもそんな余裕はなさそうです。
個人的には、飛鳥が竜之介と出会う「飛鳥ふたたび」は特に見てみたい話の一つではあります。

さて、次回は「コタツにかけた愛」「ラムちゃん、ウシになる」、そして「涙の家庭訪問 華麗なる面堂家編」の3本。

「コタツにかけた愛」は、原作の中でもひときわシュールな味わいの一編です。しかもコタツネコが主役ですからね。アニメでの彼は、ただそこにいるだけのマスコットキャラとしか描かれていないだけに、ここは期待がかかります。
「ラムちゃん、ウシになる」は、原作ファンの間では名作ラブコメとして人気のエピソードですが、個人的にはむしろギャグ回としての印象が強いです。
なにしろタイトルからして笑うでしょw 連載当時、表紙とタイトルを見た瞬間に爆笑した覚えがありますよw
一見、変わった組み合わせのようですが、実はどちらも非常に“変”な話なので、意外と違和感なく楽しめるんじゃないかと思います。

そして、「涙の家庭訪問」の面堂家編がようやくきましたね。かなり間が空いたので、どんな話か忘れている方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう方は25話の感想でも読んで思い出しておいてくださいw

というわけで、また来週!


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親父の顔を完全に忘却

更新お疲れ様です。今回はかなり苦戦されたみたいですね。飛鳥の話というか水乃小路家の話はかなり好きだったのに、だいぶ忘れていますわ、そもそも親父の存在を完全に忘れていました。へのへのもへじ顔をなんで忘却の彼方になってしまったのかとちょっとわからんです。



この家の因習って改めて見るとひでえのですけど、飛鳥の人外っぷりの筋力とか見るとどうでもよくなります、なんつーか竜之介と違って一般人とはかなり浮世離れした世界なんだなと。かーちゃんも目が完全にシイタケですしwトンちゃんがほぼ無能なのは、ほとんど妹に才能を取られたのかな?と勝手に解釈しています。



私的には因習のほうは漫画がぶっ飛んでいたのであまり気にしていなかったのですけど、原作を読んでいて気になったのは、あたるの変態的行為のほうでしょうかね?エスカレートしすぎというか、竜之介とラグビーやる回とか、竜之介と弁天が小芝居をするはめになって、あたるとかが犬にの扮装して触りまくる回とか十分変態ですので、ある意味割り切っていますが。


飛鳥関連の話はぶっ飛び具合や、お兄様解釈が頭おかしいことになる続編とか見てみたいけど(かあちゃんの顔がでかくなって怒るところとかも)、どうも尺的に無理みたいですね。あと面堂たちが過去に飛んでなぜ自分が閉所暗所恐怖症になったのか?の回は、かなり傑作なのですけど、やはりやってくれないのかな?と


次回は今回がカオス極まる回なだけに、控え目な回みたいに思えますね。家庭訪問回は5分割くらいされるのかなーよくわからん尺の割き方ですけど。


ではまた

Re: 親父の顔を完全に忘却

>かわずやさん

なんで苦戦したんでしょうね…別に感想に困るような話でもないのですが、なぜか筆の進みが遅かったですね。
飛鳥の話はけっこう忘れていましたか。まあ要素が多いですからね。シリーズ物ばかりで、話も込み入っていますし。イメージが拡散してしまうところもあったんじゃないでしょうか。
しかし、へのへのもへじ親父を忘れていたとは…w 私はむしろ一番忘れられない要素のひとつですよw

竜之介と比べるとその異常性が浮世離れしてるのがよくわかりますよね。だからこそ深く考えることなく笑えるわけですが。飛鳥のキャラも絶妙なバランスの上に立っていて、一歩間違えれば不憫すぎて引いてしまうんですけど、怪力もさることながらどこかおおらかというかとぼけた味がそれを感じさせないんですよね。
水乃小路ママの目はそのままやってくれたのは本当良かったです。飛鳥やトンちゃんが推しの子みたいな目になっていただけに少し不安だったのですが、さすがスタッフはその辺のことはわかっていましたね。あのシイタケがやることだからまあいいかとなるわけですからw

トンちゃんが無能なのはあの家の教育方針もあるんじゃないですかね?なんか妹は英才教育を施す一方、彼に関してはほぼ放任主義のようですから。特に妹が生まれてからはほとんどほったらかしだったんじゃないかと。

あたるは飛鳥を脅かす存在としての役割に徹している感じですからね。飛鳥シリーズではどうしても変態的な行動になってしまうのでしょう。でも、今回のアニメではあまりそんな印象はなかったですね。平常運転だなという感じでしたよw
まあ例に挙げている竜之介絡みの方がやばいでしょうね。ただ、あたるだけじゃなくてあのクラス全体が変態のようにも思えますよ。ラグビーなんて男子全員やばいでしょw

飛鳥関連は単独回が一つもないですからね。すべてシリーズものですから、尺的に難しいような気がします。やるとするなら竜之介との絡みの「飛鳥ふたたび」でしょうね。今思うと、オチが今回と似たようなものなのでどうかなという感じですがw
面堂が暗所恐怖症に閉所恐怖症になったきっかけの話は本当名作なんですけど、今回の感じからするとやらなさそうですね。面堂の怪力ネタにも絡んでくるのでぜひやってほしいところではありますが。

次回はカオスというより、地味に変な話ですねw じわじわくるというか、シュールな味わいの回になるのではないかと思います。
家庭訪問は5分割もしたら、1話につき1分くらいになってしまうのではw
特に諸星家編なんて何もありませんよ。ネタバレになってしまうのでこれ以上は言いませんがw


更新お疲れ様です

>「かわい子ちゃん」という言い回し
前回は一瞬見えただけですし再度確認したって感じなのでは。
あとは昭和感を強調したいとか。この後の「モーション」なんて100%通じないのに、おそらく原作そのままの台詞ですよね?
しかし本当にギブアップを彷彿とさせますw

>あの兄妹は
兄貴の方も園卒ですらないんですか。その割には妹よりはまともに見えますが。

>おにいさまだって、襲う時は
えっと、それは妹をって事では…ないですよねw 今だと別段珍しくもないのでちょっと麻痺してますけどw

>全体的には面白かったと思います。
そうですね。異性恐怖症キャラはたまに見ますがちゃんとした理由があるのは珍しいのでその辺は好感触でした。
竜ちゃんとの絡みも確かに見てみたいですね。男っぽい女の子ならセーフは定番ですし。
そういえば、時代が時代なので原作には無いとは思いますがあたる達は男の娘とかはイケるんでしょうかね?

No title

私は後半失速したようには感じなかったですねえ。
最初から最後までテンポも良いし、荒唐無稽なドタバタをすごく楽しめました。
原作自体が、うまく再現すれば、そのままアニメになるようになってるんですね。(私は前からそう思ってたんですけど)。
この回は、原作では詰め込みすぎな感じがして、一番好きなレベルの話ではなかったんだけど、今のスタッフにかかると、こんなに無理なく賑やかになるとは。
ほんと4クールと言わず、他の好きな話もアニメ化してほしかった。。

確かに顔がちょっと簡略化されてて印象も違って、あれってところはありました。
逆に背景は、最初の教会とか、面堂家や水乃小路家の中とか、イメージに合うようにしっかり描き込まれていて、ほんとに良かったです。

最初のところ、特に竜之介の花嫁姿は衝撃的でしたね。ドキッとしました。
小さくなった花嫁たち、原作ではラムちゃんだけちょろって描かれてただけだったので、覚えてなかったです。
あれをみんなやって走らすとはやりますねえ。
ただ、せっかくなので、良く見えるようにもうちょっとゆっくり動かして欲しかったですよ。

結納と聞いて面堂が逃げるところは緩急バッチリでした。
「若が乱心なされた~」も決まってたし、ラムの登場も。
あのチョキはセーラームーンだったんですか。
3人が屋敷を追い出されるとこも、不法侵入なのにまた今度って、コミカルで良かった。

あのマシンガンのお付きの女性たちはかっこよかった。
飛鳥が姿を現すところは原作でもしばらく留まる好きなコマなんですけど、アニメもしっかりメリハリつけて印象的に作ってくれました。
それから滞空時間の長い高跳びからトンちゃんへのキックも魅せてくれますねえ。

私は、“あんなかわいい娘を” のところで一番笑いましたよ。こういう何気ない場面のやりとりがコミカルで笑えるのがうる星やつらなんです。
飛鳥とトンちゃんが出会って目を見つめあうところは溜めが有って、マンガのあの情感をしっかり感じられました。
原作と違って後半もしのぶが居るのがいい感じになってて、特に鉄壁の下で、ラムとしのぶが飛鳥に話しかけてるところ暖かくて良かったですね。

なんかべた褒めになってしまいそうなので、何か注文をしておくとすると、
最後の面堂もお兄様なんだってところはもうちょっとええ~っ!て感じで原作より盛り上げてほしかったかな。
あとは了子の爆破シーンをもうちょっと派手に。

それにしても、飛鳥のトンちゃんへの眼差しはかわいかったです。
トンちゃんはいつもどおりドジなのにかっこよかったし。
こうくると、やっぱり禁断の愛に行く、次回次々回の飛鳥の話の、冒頭のとこだけでも見たかったなあ。。

飛鳥って、というかトンちゃんちって、確かに竜之介の家以上に現実感0ですね。
あり得なさに振り切ってて、竜之介の母みたいな感動(?)話が想像できない。
で、面堂了子は人情がなくてまた違うので、みんな違う世界というか、違うマンガからやってきたようにも感じます。

さて次回、あのコタツの話が選ばれてるとは、全くノーマークでした。
24巻は最後のデートは決まってて、幼馴染み回期待する向きとしては、「非道なる商売人」よりこっち?という気はするんですけど。。
あるいはコタツ猫回だったら、「オデンに秘めた恋」が1番、「階段に猫がおんねん!」が2番に笑ったんでした。
「階段に猫が..」の確認に11巻を開いたら、戻れなくなってしまっていたのですけど、このころは勢いのあるギャグ回すらなんかほのぼのとしていて、またいいですねえ。話も絵も。
「薬口害」「買い食い大戦争」「自習騒動」「酔っぱらいブギ」と4つも1期にやったのも納得です。

脱線しましたがラムちゃん牛になるは感動回になるんでしょうかギャグ回でしょうか。PVから見るにしっかりと胸キュンを挟んでくれそうで、楽しみです。
次回の家庭訪問、面堂家だけってことは、アニオリで話を膨らませるんでしょうか。
お手並み拝見と。

Re: タイトルなし

>不知沙さん

> 前回は一瞬見えただけですし
まあおそらくそういう意図なんでしょうけどね。でもなんか蛇足な気がしたなあ。
「モーション」って、100%通じませんか?言われてみれば確かに昭和感満載ではありますけど…
私は当時リアルタイムで読んでいるので、そういう言い回しが普通にしみ込んでるんですよね。
他にも気づかずにいた、今では通じない言葉がありそうだなあ…今度その辺を考察してみようかなw

> 兄貴の方も園卒ですら
作中では言及されていませんが、たぶんそうだと思うんですよね。アニメでも14話で語られていたかと思いますが、小さいころから彼は山にこもって野球の修行(笑)をしていたんですよ。同年代の友達?もおそらく面堂しかいないと思います。
彼が妹よりましに見えるのは、逆にほったらかしにされていたからじゃないですかね?一人で生きるすべを山ごもりの間に培ったのではw

> それは妹をって事では…ないですよねw
いや、それも含めて言ってますよw もちろんトンちゃんがというわけじゃないですが、一般的にその可能性は否定できないだろうということです。別に家族といえども疑えとは言いませんが、兄だということをもって100%安心を保証するのは問題かと。

> ちゃんとした理由があるのは珍しいので
飛鳥の場合は異性恐怖症はむしろ結果ですからね。まず「男」を15歳になるまで知らなかったという設定ありきのキャラですから、理由のほうが重要なんですよ。最初からキャラ設定しているのではなく、他のキャラとの関係性からキャラが育っていくというのがうる星の特徴でもあるかと思います。
竜之介との絡みが見れる「飛鳥ふたたび」は面白いですよ。できればアニメでやってほしいところなんですけどね。

> 男の娘
少なくともあたるはまったく興味ないでしょうね。実は男の娘とはちょっと違いますが、女の子にしか見えない男キャラはいるんですよ。彼は4クール目に登場するかと思いますが、いくら見た目がかわいくても一切モーション(笑)はかけないんですよね。彼の中では生物学的に女であることが必須条件なのでしょう。

Re: No title

>えんじにあさん

後半失速してませんでしたか。まあ私も具体的にはっきりとここ、と言えるわけじゃないですからね。あくまで感覚的な問題ですから、その辺は個人差があるということで。
確かに原作自体がアニメ向きでもあるんですよね。抽象的な表現がある作品でもないですし、テンポとアクションをしっかり見せてくれれば面白くなるものが多いと思います。
飛鳥の話は何話にもまたがるシリーズ物ばかりですから、いろんな要素が過多になっている印象は否めないんですよね。そこは私も同感です。
特に今回は4話分あるので、かなり詰め込んだ内容になるんじゃないかと見る前は少し不安だったんですけど、前回と合わせて実質3パートに分けることで見事にうまく構成していましたね。むしろ原作よりも流れがわかりやすくなっていたんじゃないかと思いますよ。

後半ちょっと…となったのは、ラムたちの顔が少しゆがんでいるように見えたのもあったんですよね。それも雑に感じた一因だったような気がします。
背景は本当によかったですよね。冒頭の夢のシーンとか邸内の様子とか、雰囲気がよく出ていたと思います。あと、最後のお腹が鳴った飛鳥が食べる食事!なんだかすごくおいしそうだったw

竜之介の花嫁姿というのは原作でもなかったので、かなり印象的でした。どの花嫁も魅力的ではありましたけど、彼女はひときわ美しく思えましたね。「俺がしてやるよ」とぶっきらぼうに言うところなんて最高でしたw
ああちびキャラのところはさっと流れてしまいましたからね。まあ動きをゆっくりにはできないでしょうが、アングル的にもうちょっと工夫があってもよかったかも。

電撃とともにラム登場のところは、アニメならではの見ごたえがありましたね。前回ラムがいなかっただけによけいに待ってました感があったのではないでしょうか。
あのポーズはセーラームーンで間違いないかと思います。画像検索すると、まずあのポーズが出てきますよ。まあ正確にはもっとおでこあたりにピースするのが正しいようですけど…

> 不法侵入なのにまた今度って、
確かにw あれは原作にもありますけど、ああいうゆるい感覚が話全体を楽しくさせますよね。

女性護衛隊は皆さん華麗でかっこよかったですよね。銃を撃つところも様になっていましたw
飛鳥の正体が明らかになるところは光などを効果的に使って見せてくれましたね。そこから棒高跳びのところまでのアクションも見ていてワクワクするほどでした。

> 私は、“あんなかわいい娘を” のところで一番笑いましたよ。
ほお、それはちょっと意外かも。ラムのセリフそのものというより、面堂のリアクションを含めてということでしょうか。アニメではしのぶのセリフもあったので、より反応が面白くはなっていましたね。

飛鳥とトンちゃんの出会いのシーンは本当良かったですね。あそこはある意味クライマックスシーンでもあるので、しっかり情感をもって描いてくれました。BGMもはまっていたと思います。
後半もしのぶがいたことでちょっとしたニュアンスに潤いが生まれていたような気がします。特にラムと一緒に飛鳥に説明しているところはよかったですよね。

最後はもうちょっとメリハリを、ということですか。了子の爆破はどうでしょう、あのくらいでもいいような…まあ飛鳥のリアクションはもう少しあってもよかったかもしれません。

本当こうなると、飛鳥編をもっと見たくなりますよね。ここからさらに禁断の扉を開けることになるのでw
飛鳥再びだけでもなんとかならないかなと、ないものねだりをしてしまいます。

あり得なさこそが、飛鳥回のポイントなんだと思います。少しでも現実感を匂わせたらアウトというか。感動の要素は混ぜるな危険、でしょうw
了子の人間味のなさはまた違うんですよね。あれは純粋たる狂気ですからw 同じあり得なさでも方向が違うことでバランスが取れているんだと思います。

コタツにかける愛は私も想定してませんでしたね。なんでしょう、スタッフに好きな人がいるんでしょうかw
確かにコタツネコの話しだったら、「オデンに秘めた恋」だろう!という気がするのですが。
でもまあ、うる星の中でも特に変な話なので、逆にどんな仕上がりになるか楽しみですね。
11巻は一度足を踏み入れたら抜け出せませんよw なんとも言えない空気感がありますよね。11巻感というかw
4話やったのも納得ですが、できればこの時代のランちゃん回もやってほしかったですねえ。危機一髪シリーズとはまた違った味わいがあるので。まあレイが再登場したからには、もう叶うことのない夢なわけですが。

「ラムちゃん、ウシになる」は、PVを見る限りかなり情感たっぷりに描きそうな感じですね。「雨」のシーンもここからのようです。直前予想では「雨よ降れ降れ、もっと降れ!」かなと思ったりもしたのですが、どうやら的外れだったようでw
家庭訪問の面堂家編はいくらでも話を膨らませられそうですね。面堂父のボケに注目ですw
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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