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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!24巻 感想~「お祭り」はまだ始まったばかり~

11月10日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」24巻が発売されました。

かなり特殊な巻だなというのをまず感じました。
まあ、ついに完成した「映画」が公開されるわけですから当然といえば当然かもしれませんが、とにかくいつもとは何か違うなというのが第一印象でしたね。
「前代未聞」だった18巻の時をちょっと思い出しましたよ。あの時ほどではありませんが、衝撃度の高い巻だったと言えると思います。

その分ダイナミックというか、大きな変動を感じた巻でもありました。

というわけで遅くなりましたが、今回も24巻の感想を綴っていきます。よければお付き合いのほどを。

※各話(喪213から喪216+特別編)の感想は、以下の各エントリーを参照してください。

喪213「モテないし文化祭前日」
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-514.html
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-519.html
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-523.html

喪214「モテないし前夜祭」
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-529.html
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-533.html
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-536.html

喪215「モテないし文化祭始まり」
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-541.html

喪216「モテないし映画を上映する」
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-548.html
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-552.html

特別編16
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-537.html

特別編17
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-546.html


●わたモテ初!ついにもこっちが表紙から消えた!?

まずはいつものように表紙から見ていくわけですが…
watamote_24kan_hyoushi.jpg 
なんと、もこっちがいません!
ついに主人公が不在の表紙となったのでしょうか?

watamote_24kan_hyoushi2.jpg 
実はこういう仕掛けで、スマホを持っている手がおそらくもこっちということなのでしょう。
ただ、それも100%確定ではないですからね。もしかしたら、助手(?)の伊藤さんや夏帆さんかもしれないしw
いずれにしても、もこっちの全身が描かれていないという点で前代未聞の事件と言えるかと思います。

ただ一方、ここに登場している彼女たちはすべて、「役」としての彼女たちであるのは押さえておきたいですね。
ゆりちゃんは「田中まり」ですし、加藤さんは「加藤智香」、雫ちゃんは「平沢しずえ」で、小宮山さんは「小見川さん」なんです。
それはもこっちが生み出したキャラなわけで、逆説的に表紙そのものが「もこっちの作品」と言えるのかもしれません。なんだか販促帯の「黒木智子監督作品」が意味深に感じられますね。

そう考えると、ネモがいないというのもまた違った意味合いに受け取れます。
彼女だけは「根元陽菜」で、そのままの役でしたからね。つまり、もこっちの生み出したキャラではないと考えれば…
映画のラストで彼女が亡くなったのも、実は彼女だけが実存しているキャラだからという意味もあったのかもしれません。
まあさすがに考えすぎかもしれませんが、ちょっと面白い符号ですよね。

ちなみに、こみさんは21巻以来4回目の登場、ゆりちゃんは22巻以来5回目の登場ですが、あと二人はかなり久々の登場になります。
雫ちゃんは15巻以来の2回目、加藤さんも14巻以来の2回目と、意外と頻度が少ないんですよね。
特に加藤さんはレギュラーなのにちょっと不憫な気が…今回もいってみれば「もこっち」役だしw


●少し不思議なモチーフと中表紙

今回の「特殊加工モチーフ」もちょっと不思議なんですよね。
温泉マークと「3-5」のクラス札はわかるんですが、もう一つはジグソーパズルのピースなんですよ。これの意味するところがよくわからないんですよね。
特にパズル的な要素はなかったと思うのですが…

それと、「中表紙」もなんだか気になります。
文化祭が終わった後なのでしょうか、もこっちが体育館に並べてあったパイプ椅子を一人片付ける様子が描かれているんです。
映画本編が始まる前に後片付けの場面を見せるというのは少し不思議な感じがします。むしろこれは、次巻の中表紙で描かれるべきものなのではないでしょうか。

もう一つ不思議なのは、壇上にはまだスクリーンが掛かっている状態なんですよ。ということは上映が終わった直後ということになるんです。
でもそれはおかしいんですよね。3-5の映画の後はCMタイムが入ってすぐに演劇部の劇なはずなのですから。片付けるのはむしろスクリーンの方のはずです。

ということは、これは実際の場面ではないのでしょう。つまりは、もこっちの心象風景を描いたんだと思います。

たった一人で片付けながら、何か言いたそうな表情をしてこちらを振り向いている彼女。
パズルのピースも含めて、なんだか抽象的な表現が気にかかりますね。


●休憩がなくなった分、梅雨になぜかホッとする

今回はなんと全6話。
watamote_24kan_mokuji.jpg 
いまだかつて、こんなすっきりとした目次ページがあっただろうかw

しかも巻末の特別編2編はそれぞれ2Pと1Pで、ほとんどおまけのようなものですからね。(むしろ実際の「おまけ」は3Pあるので、それ以下とも言える)
実質的に本編は4話になるわけで、まさに破格の巻といってもいいでしょう。
ただしアプリ・WEBでの掲載話数的には9話分(+特別編2話)です。それでも過去最少話数になりますけどね。

今回は特別編を除けば、単独回は喪215のみです。その喪215も映画上映(喪216)のための前口上的な役割だったような印象ですね。
単行本全体が「映画」に染まっているように感じました。

まあそれにしても、どの話もボリュームたっぷりでしたね。
喪213が30P、喪214が36P、喪215が13P、そして本編まるごと映画だった喪216が45P!
喪215がむしろショート回に思えるくらいw

どの回も話は面白いんですけど、読んでいると少し疲れてしまうところがあるのは否めない気がします。
別に前編後編と分けなくてもいいんですけど、話のどこかでブランクページを挟んでもよかったんじゃないかとは思いますね。特に映画本編は…

1Pとはいえ、“休憩中”の特別編が巻末に移ったために、喪216を構成する全てが「映画」の中に取り込まれたような印象になったんですよ。
しかもすべてコマがスクリーンを模した四分割に統一されていますから、インターミッションに入るこみさんのツッコミまでが「映画本編」のような錯覚に陥るわけです。
結果、上映後の体育館外でのもこっちたちさえも、なんだか「スクリーン」の中の出来事のような気分になりましたね。

ただ逆に、上映が終わった後に入る「梅雨特別編」(特別編16)はなんだかすごくホッとしましたw
これはちょっと予想外の効用だったかもしれません。


●休憩したくなったら、各自で休みましょうw

それにしても、なんで「休憩」を挟まずに映画を一気に見せる形にしたんでしょうね。
特別編(休憩中)の感想の時に、
> まあ、さすがに単行本では映画本編の間に挟まるでしょうから、
なんて書いた私が馬鹿みたいじゃないですかw

ひょっとすると、こみさんの
mo216-zen_49.png 
このツッコミにならって「やっぱ15分弱の映画には休憩なんていらないかw」となったんでしょうかw

ただ「休憩中」の様子が巻末に移った結果、サチキバやゆりまこのやりとりが「映画」から切り離されて独立したエピソードにも感じられました。
もしかすると、そうすることで「映画」の世界により入り込めるようにしたのかもしれません。

まあ考えてみれば、読んでいて疲れたら各自で勝手に休憩を入れればいいだけの話ですしねw
何も無理して読み続ける必要もないわなw

一応画面上で「休憩(5分間)」(ドン)と告知していることですし、ここは観客になったつもりで実際に5分間一息入れてみるのも一興かもしれません。


●休憩中はむしろ25巻への予告編?

今回の「偶数ページと奇数ページ」は、話数が少ないのでわりとシンプルですね。
6話中3話(喪215、216、特別編17)が奇数ページとなっていて、全体の構成は以下の通りです。

喪213 偶数

ブランク2P

喪214 偶数

ブランク2P

喪215 左終わり(奇数ページ)
喪216 左終わり(奇数ページ)
特別編16 偶数 ブランクなしで特別編17へ
特別編17 左終わり(奇数ページ)

こうしてみると、綺麗に3つに分かれていることがわかりますね。
すなわち「文化祭前日」「前夜祭」、そして「文化祭当日」です。
文化祭当日はひとかたまりになっていて、コミックス全体のほぼ半分を占めている感じでしょうか。

今回は特別編(過去編)が収録されませんでした。
本来なら「前日」と「前夜祭」の間に挟まるはずだったのですが、おそらくページ数の兼ね合いで見送られたのでしょう。ただ、それによって「前夜祭」の印象が少し変わったような気がします。

「文化祭前日」と「前夜祭」では、映画の話と並行して智貴をめぐる恋の鞘当てが繰り広げられるわけですが、「過去編」が描かれないことで「前夜祭」におけるサチと真子の思惑が若干わかりづらくなったというか、より複雑に思えたんですよ。
次の25巻に収録されるであろう過去編は、むしろその種明かし的な意味合いになる可能性もありそうです。

そう考えると、最後を飾る「休憩中(特別編17)」は次巻への“予告編”的な意味合いにも受け取れますね。
サチと南さん、真子とゆりちゃんの4人をめぐる物語は、これから本格的に始まるのかもしれません。


●日常のない「ハレ」の巻

そしてなんと!
今回はオムニバス回が収録されていない初の巻となりました。これはまさに歴史的な転換と言っていいのではないでしょうか。

見ようによっては、喪213「文化祭前日」も喪214「前夜祭」もオムニバス的なものと言えなくもないですが、それでもやっぱり違うんですよね。
なぜなら、そこには「日常」の光景がないですから。
生活の中でのそれぞれの一コマを描くのがオムニバスであって、単に群像劇的な場面転換ではオムニバスとは言えないんです。

今回はお祭りということで「非日常性」がポイントになっています。
それゆえに「日常」を描いたオムニバス回はあえて入れなかったのかもしれません。
いわば、今回は「ハレの巻」なのです。


●文化祭の思い出としての特典

それでは、いつものように各ショップの特典を見ていきましょう。(すでに配布は終了している場合があります)

24kan_tokuten01.png 
24kan_tokuten02.png 
今回の特典のモチーフはわかりやすいですね。
ゲーマーズさんはある意味「W真子」といえるかもw
二人が背中合わせで立っている構図も洒落ていて、今回の「映画」を象徴しているような一枚です。

アニメイトはなんだこりゃw フェチ度が高度すぎるw
これも「映画」関連の素材といえそうですが、ラーメンに加藤さんだと、喪193「モテないしラーメンでも食っていく」(コミックス21巻)を思い出さずにはいられませんw
(そういえば、一時期AIでラーメンを食べる女の子画像が流行りましたね)

とらのあなさんは3-4コーヒーカップガールズですね。なぜかうっちーと凪さんがいませんが、普段はあまり目立たないサブガールたちにスポットを当ててみたという感じでしょうか。
メロンブックスさんは井口さんのクラスの演劇でのオフショットですね。
「監督ちゃんと」とあるのは、ジト目ジャージちゃんのコメントでしょうか。なんだかほっこりしますね。てか、実際に監督ちゃんって呼ばれているのかw

24kan_degital01.png 
電子版は雫ちゃんのメイド姿。これは1-7主催の「インスタ映え確実激辛メイド喫茶」での一枚でしょうかw
けっきょく彼女はメイド服を着せてもらえたのかどうか気になりますね。彼女のクラスの話もぜひ見てみたいものです。

さて、その中で私が選んだのはこのふたつ。
watamote24tokuten_melon.jpg watamote24tokuten_animate.jpg 
メロンブックスさんはやっぱり文化祭の思い出として残しておきたいなと思いました。紗弥加の一枚がちょっとイラッとはしますけどw
てか、井口さんを押している手はやっぱり彼女なんだろうか…

アニメイトさんのはなんといってもインパクトが強かったんでw
やはりラーメンといえば加藤さんですねw(てか、この箸の持ち方はいったいどうなってんだ…)



最後は恒例の単行本のネタチェックを。

まずは裏表紙ですが、
watamote_24kan_ura.jpg 
けっこうヤバめのネタw 講談社からクレームがなければいいけどw
てか、これって谷川さん本人の感想だろw
まあ正直、わかりみはけっこうあるんですけどねw 彼◯島とかマイ◯ームヒー◯ーとかファ◯ルとかw(一応フォローしておきますが、どれも面白いですよ。おすすめ♪)

今回のおまけマンガはすごかったですね。
まさかここで喪216冒頭のあのシーンの伏線回収をしてくるとは思わなかったw
そうなんです、雫ちゃんときーちゃんがあの場にいたことの前日談みたいな話なんですよ。これがまたエモいというか面白いというか最高なんですw

ある意味、喪210「モテないし文化祭準備」(23巻)の「喪失感」の種明かしになっているんですけど、雫ちゃんがきーちゃんのことをもこっちに隠していた理由がここで明らかになります。
まあ開けてみればなるほどねというか納得の理由なんですが、それが二人のもこっちへの想いの微妙な違いみたいなものが透けて見えるのが興味深いですね。

特にラスト一つ前のきーちゃんの表情!
あそこはいつかの加藤さんとゆうちゃんの会話を思い出しましたよ。まさにエモ面白いという言葉が頭に浮かびましたw
本編でなく、おまけで描くというのがまたニクいですね。わたモテファン必読の一編になっていると思います。

あとがきは作画さんが今年の夏、コロナにかかったことの顛末記。(特別編17の簡易感想を参照)
23巻の感想の時に
> いやですよ、24巻のあとがきがまた首ヘルニアネタだなんて。
こんなことを言いましたが、まさかコロナネタになるとは思わなかった…

でも、わりと深刻な話なのに、しっかり笑わせてくれるところはさすがですね。個人的には最初の1コマ目の表情でまずやられましたw
作画さんの天然ボケに対するイッコさんの辛辣なツッコミも板についてきている感じで、もはやあとがきの定番になりそうな気配ですw いや、病気ネタが定番になっても困るんですけどw

全体的にスペシャル感があるというか、「お祭り」にエネルギーを集中させているように感じました。
1ページ目からまさに「文化祭前日」の光景から始まるわけですが、24巻まるごと非日常的な空間なんですよね。おそらくもこっちの高校生活における最後のビッグイベントになるであろう、「文化祭」を準備段階からおもいっきり楽しもうというムードがビンビンに伝わってきました。

特に喪214「モテないし前夜祭」の印象は大きかったですね。まるで年末オールスター大感謝祭みたいな感じw むしろ映画よりもこちらの方が本番のような気がしてしまいましたよw

一方、そこで繰り広げられた智貴をめぐる争い(?)は、「映画」のその次を期待させるものでした。
最後の「特別編17」も「未来」への伏線めいた感じで締めくくりましたし、おまけマンガは雫ちゃんときーちゃんの「その先」を予告しているかのようです。

そういえば、今回も巻末の「予告」がありましたね。
黒木智貴主演の舞台が開幕。」というフレーズは、まさに映画の「次」を示唆しているといえるのではないでしょうか。

スクリーンから舞台へ。
次から始まるであろう新たな「お祭り」に、期待は膨らむばかりです!


今回の個人的ベスト3は話数が少ないのでちょっとアレですが…
まあやっぱり喪214が一番ですね。とにかく楽しい一編でした。あとは特別編17ときて、一応「映画」に敬意をはらって喪216を挙げておきましょうか。体育館裏で佇むもこっちで始まり、もこっちで終わるという構成が意外とよかった気がするw

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tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

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今までになく骨太な話で構成された単行本

更新お疲れ様です。今日あたり更新かなと思っていたら当たりましたね、24巻はどうも今までのわたモテとは違う印象を受けております。表紙及び特典にもこっちが不在なのは初でしょうね。手に関しても確証されたわけでもなし。表紙に関しては加藤智香と仲間たちという私の予想通りだったかな?
もこっちが不在なのは驚きましたが、何か納得いきました。



とネモに関してですが、帯をよく見るとネモの出した隠語の音が並んでいるのです(私はツイで知りましたが)これでネモも主演5人に混ざって登場していると言えるのでは?(苦しいw)中表紙は23巻に次巻予告の続きみたいな感じがしましたね。なにか孤独を感じます。



目次ですが、今までになくスカスカです。なぜこうなったのかというと、おそらく谷川先生の計算なのかもなと深読みします。映画本編が45pもありますので、文化祭準備・前夜祭と同じくらいの長さに調節したのかな?と。上映前だけ分かれているのは、上映前の話だけ独立したかった?と予測します。




本編なのですが、一気に通して読むと、映画じゃ脇役でしかでない真子の存在感が結構強いんですね。どおりで特典に登場するわけです(真子が特典にでるのは13巻以来だそうですよ)智貴関連のサチ・吉田・コミ・朱里の話もあるのですが、なんというか真子がキーポイントになりかねないなと推測したくもなります。



それに対して我らが主役のもこっちは存外影が薄い、というかネモゆりも薄いのですね。映画の責任者であるのにかかわらず、編集は二木さんがやるのをチェックしていただけですし、ネモに至っては入浴シーンすらないと。というか前夜祭なのに、もこゆりネモ一緒に入るシーンもないのですね。ある意味主演外しといいますか。前夜祭でみんなが盛り上がっていますけど、あくまでも二木さん中心といいますか。




もこっちの存在感が強く出るのは、喪215の上映前の話で、めちゃくちゃ情けないところなのです。ネモの説得は滑っていますし、みんなで作った映画なんだから信じて出ようとか、そういう熱い展開にならないのはわたモテの妙といいますか。思いつきの企画の掘り返しも結局没というもやもやに。



で映画本編ですが、通してみると面白いところは面白いし、滑っているところは滑っているのですが、アプリで読んだときより面白い部分のほうが勝っているように思えました。ただそれでもネモゆりを有効に生かせていないのは、伝わってきます。正直いなくても成り立つだろという具合に。



特別編は、サチキバまこゆりがまさかの未収録。これは計算外だったと思います。できたら入れてほしかったですね、前夜祭のまこサチの絡みの真意みたいなのもわかりますし。梅雨編は意外に24巻を通すと清涼感があります。映画休憩中を喪216にねじこめなかったのは、スクエニの編集事情かな?



書き下ろしはまさかきーしず。雫の男は家に来ているって、よく落ちる彼氏以外も呼んでそうだな、そりゃご両親も悲しむわ。きーちゃんの潜入は根拠のない自信によるものだったのかw雫は雫でもこっちを全肯定しているわけじゃないのにほっとしました。


夜のトークできーちゃんがサイコ目になっていますが、もこっちは雫をクズと最初は見ていたので見栄を全然張らなかったのもあるのですけど、もこっちに蠱惑された第一号は間違いなくきーちゃんですので、そりゃ嫉妬もするでしょう(希心が希子になっていますが)雫が加藤さんに対するゆうちゃんみたいななことを言ったのは、彼女も成長しているのでしょう。



作画先生のコロナどうこうは本当に養生してと思いました。今のところ更新延期アナウンスないけど、本当にもう色々ハラハラさせてくれます。そして次巻予告、25巻は智貴軸中心で決まりですね。しかし来年春発売予定って、半年後でも5月なのに間に合うのかな?たぶん6月以降になると思うのですが。


で理想と現実がネモのですね。21巻と同じような内容ですけど、ネモクロの文化祭への意気込みの違いがよくわかります。ネモは文化祭自体を楽しみたいけど、もこっちはそうでもないしいつまでもカッカッカしてられないという温度差は、巻重ねるにつれて徐々に開いて行っていますね。


表紙下は監督ちゃんとジャージちゃんと光山先生、後者のほうは今後も出番あるのでしょうか?智貴が紗也加にローキックかまして生徒指導とかなってほしくはないです。


特典は電子以外全部買いましたが、今回はゲマの田中まりと田中真子が刺さった感じですね。24巻はまこっちが裏主役って感じですし。ラーメン食う加藤智香も面白いですけど、スパ銭関連特典欲しかったなー



以上ですが、私が24巻を通して読んでもこっちにとっての映画はこうだったんだと何か分かりました。彼女にとっての映画撮影は、みんなでわいわい楽しんでやるものじゃなくて、ほぼ全部が映画を見る不特定多数へのウケ狙いだったのではないかと。



もこっちがウケを狙いたい女なのは、1巻のころから変わらないのです。自分が面白い人間だと思われたいのはぶれていません。最初に出したプレゼン案もあれもアイディアが面白いと思ってもらうウケ狙いですし。映画撮影が始まるまでなぜ停滞したのかも、クラスの知らないやつを使ってウケ狙いができるものがどうしても思いつかなかったのだと。



それが吉田さんの助言で、自分の知り合いだけ使えばいいんだという風に変わって、ある意味独りよがりのウケ狙い映像が始まったわけです。ラストがなぜ決まっていなかったのは、ウケ狙いの動画集に近いものでしたから、起承はできても転結がわからなかったのだと思います。伊藤さんを買収し返すって現場で思いついたのでしょうし、終わりはみんなの案を取り込んだだけと。案の定自信の無さは上映前にスパークしましたし。



ただ私は独りよがりのウケ狙いが悪いのかというと、創作というものは大体そこから始まりますので、もこっちは創作者としての一歩を踏み出せたのでは?と思います。むろんそのあとに成功するかどうかは分かりませんし。これを谷川先生がやりたかったのでしょうかは分かりませんけど。



ただもこっちがみんなと協力して映画を作っていく過程で成長する路線を期待した読者の方々には、不評になるのはわからんでもないです。ネモが理想とするみんなで熱くなって作り上げていく映画作りの話とは、全然違いますし、それをやっていたのは清田中心のショートフィルム製作になるのですが。



もこっちと清田は陰と陽とも言えます。清田はおそらく不特定多数のウケよりもみんなで楽しく動画作りしようって、クラスの仲間を盛り上げて作っていたでしょうし。清田が正しく内輪から外へ向けて巻き込んでいくものを作っているのですね、ただ清田は創作者ではなくあくまでも文化祭の思い出作りでしかないのでしょう。よそ様の感想ブログを参考に書いていますけど。



どちらが正しいというわけじゃないですけど、もこっちは彼女なりの映画を完成させたんだと思うことにします。1巻から読み返せばこんなぼっちがよく頑張れたんだなとしみじみ。


えらく長くなりましたし、映画の総括はまだ早いかもしれませんし、また感想が変わるかもしれませんけど、今のところこんな感じですね。


ではまた。

更新お疲れ様です

>特に映画本編は…
いや、まさか休憩中を巻末に持ってくるとは思わなかったw しかも梅雨の後って順番が滅茶苦茶だなとしかw ブラウザより分かりにくくなっているとは。
特別編は単行本の後に配置するなんてやり方は別にないはずなのに。

>けっこうヤバめのネタw
私はそこよりもまたネモの文化祭への理想かというのがきましたね。やっぱりあの子、未だに不満たらたらなのでは。
ただ私から一つ文句をつけたいのは何で"ひたる"って平仮名で書いたのでしょう。漢字でしか見た事ないから混乱しましたw

>今回のおまけマンガはすごかったですね。
おお良かった。おすすめした甲斐がありました。なんと言っても今回の目玉はおまけですよね!眠い目で読んでいたのですが、眠気も本編も一気に吹き飛ばす勢いで圧倒的に面白かったですwきーちゃん最高!
冒頭の「悲しみますね」から笑わせてもらいましたよ。
アレって両親がいる時にって事なのでしょうか。

コメント返信その1

みなさん、コメントどうもありがとうございます。まとめての返信にて失礼します。


>かわずやさん

> 今日あたり更新かなと思っていたら当たりましたね
ええwなんでわかったんですかw ちょっと怖いかもw
私の更新ペースが見透かされてると思うと、逆になんだか変なプレッシャーがw
でもまあ、日曜に間に合わない場合、けっこう火曜にズレるパターンはあるかもしれませんね。
表紙だけじゃなくて、特典でももこっちが描かれないのは初ですか。なんだか徹底していますね。まさに今回は「映画」一色だったのかも。

> これでネモも
いやあでも、隠語の音をネモ扱いにするのはさすがにちょっと…w しかも帯だしw
中表紙は確かに予告編の続きっぽいかも。最後まで読んだら、ここにいったん戻ってくるというのもいいかもしれませんね。

目次はちょっとインパクトがありましたね。スカスカという言い回しがふさわしいかは置いとくとしてw
まあでも、綺麗に三等分になった感じではありました。そのため、「映画本編」のボリューム感がより際立ちますね。上映前の喪215は前夜祭と上映をつなぐ、緩衝材的な役割を果たしていたような気がします。

真子は特に喪213、214での存在感が大きかったですね。それを踏まえてラストの特別編17を読むと、今回のキーパーソンのような印象になります。
智貴関係の話も彼女が鍵を握る可能性は十分でしょう。少なくとも吉田さんとサチとは強い働きかけがありそうです。

もこっちに関して言えば、上映以外は周りの反応というか動向が中心になっていましたからね。特に前夜祭は一方で智貴をめぐる攻防が繰り広げられていたわけで、そちらのインパクトが強かったということはあるかと思います。結果的に智貴とそれほど関わりのないゆりネモの影も薄くなったのではないでしょうか。
二木さんは今回の最大の功労者なので、このくらいのご褒美をあげてもバチは当たらないでしょうw

喪215はもこっち主役の話としてバランスをとったという面はあるかもしれませんね。通して読むと、自分の作品へ読者を導く役割も兼ねていたのかなと。ネモは…よくわかりませんw

映画本編は面白かったとは思うんですけど、やっぱり軸がはっきりしないというか、誰目線でみればいいのか最後までよくわからなったというw
一つ一つのネタは面白かったりイマイチだったりしますけど、けっきょくネタのオンパレードで終わってしまった感がありました。もうちょっとストーリーや人物像に焦点を当てても良かったような気がします。
ただ、これはもこっちのやりたいことだと思えば、こうなってしまうのもわからないでもないですw

過去編未収録は意外でしたね。たぶんそこに大きな意味はなくて単純にページ数の問題かと思いますが、おっしゃる通り、前夜祭の真子やサチにも関係してくることではあるのでそこはちょっと残念ではありました。
ただ、逆に彼女たちの駆け引きがより複雑に絡みかったような印象になったので、それはそれで面白かったですね。
梅雨編は長い映画の後だと、なんだか癒しに感じられましたw
休憩中はなんで巻末にしたんでしょうね。特別編でも途中に入る場合もあったはずなのですが。一気に読ませる演出にしたかったのかな?

おまけマンガはよかったですね。まさかここで伏線回収とは思いませんでしたけどw
あの男子って彼氏以外の男も含まれるんですかね?だとしたらやべーなw
ていうか、それで何もなかったんでしょうか。それはそれで相手の男子が可哀想w
きーちゃんと雫ちゃんがお互い心の中でツッコミを入れているのは面白かったですね。両方ともボケとツッコミができるんだなあw

二人のナイトトークがまたよかったですね。もこっちをめぐる謎のマウント取り合いw
雫ちゃんはたぶん意識してなくてナチュラルな感じでしたけど、きーちゃんはあからさまに対抗心を燃やしていましたね。考えてみればGWの時の初対面の時からそんな感じでした。私だけがおねーちゃんのことを知ってる!という意識が強いでしょうね。
最後の雫ちゃんのあのセリフはゆうちゃんを彷彿とさせますよね。あれできーちゃんが虚をつかれたような感じになっているのがよかったです。

まあさすがにコロナは落ち着いたと思いますが、なんか今年は厄年なんですかね、お祓いでもした方がいいんじゃないかと思ってしまいます。一応、もうあと2時間程度で更新されるかと思いますので今週は大丈夫かと思いますが。
来年春は真に受けなくてもいいでしょうw ああいうのは機械的に春だの冬だの言っているだけで、別にそういうスケジュールで動いているわけじゃないですからね。
今のペースだと来年夏くらい(7月~8月)くらいになるんじゃないかな?

理想と現実はヤ●マガばかりに気がいってましたけど、確かに構図としては21巻とほぼ同じですね。現実の「……」まで同じだw
まあネモは表紙にもいませんでしたし、せめてここで出番を作ってあげようという親心なのかもしれませんw

表紙下の監督ちゃんジャージちゃんはむしろ次巻で出番があるでしょうが、光山先生はどうなんでしょうね…彼の出番はむしろ23巻でしたから、そこで描けなかった分、こちらに回ってきた可能性もあるかもしれませんよw

特典は私の場合、ここずっとアニメイトとメロンの組み合わせが続いてますね…
ゲーマーズのW真子は今回を一番象徴していたかもしれません。まあだから逆にちょっと変化球的なものを選んでしまったのかもしれませんが。
そういえば前夜祭がらみのモチーフはなかったですね。意外と二木さんて特典にならないんだよなあ。

もこっちにとって映画は文化祭の延長ではなかったですね。むしろ自分の作品を発表する場として使ったという感じでしょうか。あくまで表現者としてみんなから注目を浴びたいというモチベーションでやっていたような気がします。
確かにそのウケを狙う姿勢は昔から変わっていませんね。もこっちの原動力と言っていいでしょう。
映画がネタ集みたいな感じになったのも当然といえば当然ですね。
そこから自分の「ウケ狙い」の衝動を作品に落とし込むことができれば一皮剥けると思うんですが、それにはもうひと押しがないと動かないでしょう。彼女の創作への渇望みたいなものがどこかで生まれれば…でも、それはわたモテでやることではないかもしれません。

谷川先生としては、創作における成長ものという形にはしたくなかったのでしょう。それはテーマとしてふさわしくないと考えたのではないでしょうか。読者が求めるものと齟齬があっても、そこは譲れないところだったんだと思います。

清田たちのバカッコイイはもこっちとの対比になっているかもしれませんね。ただ、それをテーマとして持ってくることはないでしょう。それは谷川さんのやりたいことではないでしょうし。
あくまでもこっちがやろうとしたことやったことを浮き彫りにするための舞台装置だったんだと思います。

確かにまだ総括するのは早いかもしれませんね。文化祭はまだこれからですし。
けっこうボリュームがある巻でしたから、読むだけでお腹いっぱいという面はありますw
少し時間を空けて読み返すとまた違った印象になるかもしれません。


>ふちささん

梅雨はともかく、休憩中を巻末に持っていた理由は謎ですね。ネモ特別編とか夏合宿のやつとか、特別編が途中に挟まるケースもありましたから、別に巻末にしないといけないということはないはずなのですが。
まあただ、結果的に次巻への予告的なニュアンスになったような気がしますよ。未来へのメッセージ動画もなんだか意味深になりましたしw

> 私はそこよりもまたネモの文化祭への理想かというのがきましたね。
かわずさんもそこに注目していましたね。正直私はヤ●マガのことしか頭にありませんでしたw
“ひたる”はスクエアエニックスの表記ルールでそうなっているのかもしれませんね。何を開いて何を漢字にするかというのは企業によって違うでしょうから。
でもあそこは確かにひらがなが続く感じなので、逆に読みづらいですね。普通に「浸るの後にしろよ」でいいような気はしますが。

> おお良かった。おすすめした甲斐がありました。
本当よかったです。その節はありがとうございましたw
きーちゃんのサイコ愛が炸裂する感じで素晴らしかったですよ。最後の「……」からの「明日よろしくお願いします」の切り替え方なんて悶えてしまいますねw
冒頭のあれは雫ちゃんの言い回しからすると、ご両親がいる時でしょうね。すごく喜んでいたというのはそういうことでしょうw
てか、泊まって何もなかったんだろうか…雫ちゃんならありえるから逆に怖いなw
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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