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【なりそこないの四方山うる星ばなし08】新TVアニメ「うる星やつら」第2期が2024年1月から放送決定!今の時点で内容を予想してみる

※【なりそこないの四方山うる星ばなし】とは……
令和の時代に新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、2024年から始まる第2期までの間、「うる星やつら」についてざっくばらんに語っていく企画です。
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

さる8月23日に新TVアニメ「うる星やつら」の第2期が2024年1月放送開始になることが発表されました。
(※ちなみに今年の8/23は「うる星やつら」45周年の記念日なんだそうな。「うる星」は週刊少年サンデー1978年39号から始まったのですが、今年のサンデー39号がちょうど8/23発売ということでそうなったらしいです。45年前の39号は8/30発売だったんですけどねw どうやら発売日よりも発売号の方を取ったようで)

1期が終わった時告知ビジュアルでは桜が舞っていたので、てっきり4月からかと思っていましたが、どうやら前倒し(?)になったようです。
1年も間があると思って「四方山うる星ばなし」ものんびりやっていくつもりだったのですが、どうやらそうも行かなくなりましたねw
まあ今さら焦っても仕方がないので、マイペースで続けていくつもりですが。こうなったら、2期が終了したあとも細々と続けていこうかなと目論んでいますw

というわけで、せっかくキービジュアルも公開になったことですし、第2期の内容を予想してみようかなと思います。
ちょっと気が早い気もしますが、現時点での情報だけであれこれ考える方がむしろ楽しいような気がしたんでw

それに4か月なんてあっという間ですからね。うかうかしていると第2、第3の情報が出てきて予想ができるような雰囲気じゃなくなる可能性もありますから。

それでは、いきましょう!


まずは今回公開になったキービジュアルを見ていきます。
UY_KV2_WEB-566x800.jpg 
この空と町が逆転している構図は昭和版うる星へのオマージュのようですね。
(※「うる星やつら (アニメ)」のWikipediaにある「大泉アニメゲートに設置されている「ねりまアニメ年表」の一コマ。(1981年版)」を参照)

それはさておき、ここではすでに2期に登場するであろう新キャラの姿をあちらこちらに見ることができます。

右側ランちゃんの隣にいるレオタード姿の子が水乃小路飛鳥(コミックス22巻PART1~4「水乃小路家の娘=その1~4=」ほか)で、
中央上、藤波親子と了子の間にいるピンクの子が潮渡渚(コミックス32巻PART8、9「渚のフィアンセ;前編・後編」ほか)、
左中央、しのぶの上で腕組している変態(笑)が真吾(コミックス29巻PART1~4「電飾の魔境=その1~4=」ほか)、
その彼の上でウサギの着ぐるみを着ているのが因幡くん(コミックス31巻PART7「扉を開けて」ほか)ですね。
そして、左上一番隅にいるのが、カルラルパ(コミックス34巻PART1~11「ボーイミーツガール」)になります。(あと、褐色の女の子のとなりにいる物体がウパ。こいつが諸悪の根源ですw)

まあだいたい予想通りのラインナップですね。
第1期18話の感想の時にアバンでシルエットになっていたキャラを予想したことがありましたが、カルラと飛鳥はその時点で約束されていたようなものでしたし。

それでもカルラとルパがいるということは、最終話の「ボーイミーツガール」までTVシリーズの枠でしっかりやることが確定したわけで、そこはよかったと思います。変に完結は劇場版でとか配信のみとかにならないで本当によかった。
なにしろ昭和のTVシリーズは原作完結まで待たずに終わってしまいましたからね。令和でやるなら、シリーズ通してしっかり終わらせることがもっとも重要なことだと考えていただけにそこは安心しましたよ。

あと、絶対に外せない重要話もちゃんとやってくれるようです。特に因幡くんの「扉シリーズ」は、高橋留美子先生がこれを描けたことで「うる星」の完結を決めたと語っているくらいですからね。
真吾が登場する「電飾の魔境」は「ボーイミーツガール」の前哨戦という性格もあるので、むしろ最終話の深みを強化する意味でも大切なエピソードかと思います。キャラ同士の関係性が大きく変わる一編でもありますしね。

トンちゃんの妹・飛鳥は、一応「中期」「後期」を飾るレギュラーとして外すわけにはいかなかったのでしょう。18話の時も言いましたが、コンプライアンス的なところで変に無難な方向に改変されてなければいいなと願うばかりです。

コンプラといえば、渚も難しいさじ加減が求められるキャラですね。彼は竜之介の相手として終盤に登場するわけですが、どこまで原作のエッセンスを保つことができるか、スタッフのセンスが問われそうな気がします。

しかしまあ、わかっていたとはいえ、いわゆる「シリーズもの」ばかりですね。「後期」以降は原作も複数回にまたがるエピソードが増えるので当然ではあるのですが、限られた話数の中でそればかりに集中するのはやはり少し懸念が残ります。
何しろそれだけ取り上げられる原作の数が減ってしまうわけですからね。つくづく4クールじゃ全然足らない!と思ってしまいますw

まあそこをいまさらゴチてもしょうがないので、とりあえず1クール目終了時にやったような「やりそうな(やってほしい)」原作を予想しておきましょう。
そのためにはまずあと何話くらい残されているのか計算しないといけませんね。

最終話の「ボーイミーツガール」11話分ありますから、できれば4週分(正味8パート)やってほしいんですけど、まあたぶん無理でしょう。これまで「口づけと共に契らん!!」(4話)や「失われたモノを求めて」(20話)で原作3話分を30分1本で消化していましたが、あのくらいがちょうどいいサイズなんですけどね。
4話、5話を30分にするとかなり窮屈な感じになるからなあ…「決戦!!友1クイーンコンテスト」(23話)のように大胆に再編成しないと難しい気がします。
まあだから、最終話はせめて3週分ですね。実質6話分になるのかな。できれば最終回は60分スペシャルとかにしてくれたらうれしいw 初回90分やった「推しの子」や、金曜ロードショーの120分枠で始まる「葬送のフリーレン」のようにw

因幡くんが登場する「扉シリーズ」5話に渡りますから、本当なら2週に分けてほしいところです。
それにもう一つ因幡くんとしのぶが結ばれる「愛と勇気の花一輪」(コミックス33巻PART2~4)という話もやらないと片手落ちになるはずなんですよね。因幡くんを出すならそこまでやってほしいんです。そうでないと、しのぶを幸せにしないとうる星は終われないという高橋先生の想いがないがしろにされたような気になりますし。
まあ百歩譲って、「扉シリーズ」と「愛と勇気の花一輪」を合わせて2週分かな。

飛鳥の話はほとんどが長期にわたるシリーズばかりなので、難しいんですよね…彼女の初登場である「水乃小路家の娘」(全4話)を30分1本でやるだけで精一杯なのではないかと。1期でもトンちゃんの話は1週だけでしたし(14話「水乃小路家の男」「トLOVEル・レター」)、そういうことにしておきましょうw

渚の話は「渚のフィアンセ」(2話)だけかなあ。その後、竜之介との仲を深める(?)「一夜の攻防戦」(2話)があるんですけど、そこまでこなす余裕はなさそうです。

真吾の「電飾の魔境」は4話分ですから、まあ30分1話でしょうね。もうちょっと余裕があれば2週にわたってやった方が盛り上がるはずなんですけど…

というわけで、ここまで整理してみると、
「ボーイミーツガール」が3週分(6話
「扉シリーズ」「愛と勇気の花一輪」で2週分(4話
「水乃小路家の娘」「渚のフィアンセ」「電飾の魔境」がそれぞれ1週分(各2話×3=6話)ということになります。(15分1話として計算しています。つまり1回につき2話消化)

2期が2クール何話になるかはまだわかりませんが、1期と同じく最低限23週(46話)あると仮定しましょう。
そうすると、残りは
46話-16話=30話
ということになります。

…うーん、少ないw
もし渚や飛鳥の話を追加するとなると、さらに減ることになりますからね。これは由々しき問題と言わざるを得ません。
…まあしょうがない、4クールの中に9年以上続いた原作を収めようというのがそもそも無理ゲーなんですから。
ここは与えられた条件の下で、残されたエピソードを予想していくしかないでしょう。
前回2クール目の予想「コミックス19巻まで」という縛りで選んだので、今回は20巻以降に絞って選ぼうと思います。

まず、絶対に落とせないのが「最後のデート」(コミックス24巻PART2)ですね。理由はもう説明不要でしょうから割愛します。(18話のヘビー仕様感想や13話のヘビー仕様を参照してくださいね)
それと同時に、「愛は国境を越えて」(コミックス20巻PART7)も欠かせないでしょう。
正直、いわゆる“ラブコメ回”はこの二つさえあればいいかなという気もします。他に「電飾の魔境」と「扉シリーズ」はやるわけですし。

もちろん、やれるならやってほしいラブコメ回もたくさんありますけどね。
特に「ラムちゃん、ウシになる」(21巻PART9)や「夢で逢えたら」(25巻PART1~2)、「更け行く秋のイモの悲しき」(25巻PART5)、それに「ハートブレイクCrossin'」(25巻PART10~11)あたりはぜひ見てみたい。

それと、「風見舞い」(26巻PART6)!
このラムとランちゃんの友情(?)話は涙なしには語れません。これだけはなんとしてもやってほしいものです。

以上あげた3話をマストとして、あとはもう個人的な希望をあげていきましょう。残り、27話分ですね。
今回もあえて内容は説明しませんので、タイトルだけでどんな話なのか妄想を広げてくださいw
(基本シリーズ物はなるべく避けて、単独話を極力優先しています)

01;「空を飛ぶ童女」(20巻PART10)
02;「ラムちゃん、ウシになる」(21巻PART9)
03;「月夜のキツネたち」(21巻PART10)
04;「逆襲!三人組」(22巻PART6)
05;「豪華絢爛正義の味方」(22巻PART8)
06;「秘密の花園」(22巻PART10)
07;「アイスクーラー・リラックス」(23巻PART7)
08;「非道なる商売人」(24巻PART1)
09;「妻は面影の中に」(24巻PART6)
※できれば「想い出ボロボロ!?」(コミックス17巻PART8)、「想い出のアルバム」(コミックス17巻PART9)、「岩石の母」(19巻PART3、4)と絡めて2話分使ってほしい気はするが…
10;「更け行く秋のイモの悲しき」(25巻PART5)
11・12;「ハートブレイクCrossin';前編」「ハートブレイクCrossin';後編」(25巻PART10、11)
13;「妄想フーセンガム」(26巻PART8)
14;「宇宙からの侵略者」(26巻PART9)
15;「愛の使者どすえ」(26巻PART10)
16;「母の心、子の心」(27巻PART4)
※できれば「母子断絶火事模様!!=その1=」「母子断絶火事模様!!=その2=」(16巻 PART3、4)と絡めてほしいところ
17;「反省座禅会」(27巻PART11) 
18;「涙の家庭訪問」(28巻PART9) 
19;「箱宇宙に秘められた過去」(29巻PART8) 
20;「霊魂とデート」(30巻PART8) 
21;「極彩のペアルック」(30巻PART9) 
22;「ダーリンの本音」(30巻PART11) 
23;「呪われたタマゴ」(31巻PART05) 
24;「極めよ、貧乏道」(32巻PART1)
25;「朝顔、怒りの逆襲」(32巻PART10)
26;「乙女バシカの恐怖」(33巻PART7)
27;「ハートをつかめ」(33巻PART10)

その他、30分3本のケースもあればもう2、3話増やせるかもしれません。コンパクトにまとめられる話もありますし、その辺にも期待でしょうか。そうなれば2クール目の予想で挙げた19巻以前の話にも可能性がでてきますし。
ただ、逆に「ボーイミーツガール」や「扉シリーズ」が予想よりも話数を多くとるケースも考えられるので、その辺は痛しかゆしといったところですね。

今回は個人的な好みを優先させながらも時期になるべく偏りがないように選んだので、暫定的な意味合いもあります。
放送が近づいたらもう一度選び直すかもしれませんね。今のところビジュアルだけで、くわしい情報はまだだったりしますし。

まあとにかく、楽しみです。
残り2クールで完結させるのはたいへんだと思いますし、どんなラインナップだろうと必ず不満は出てくるでしょうけど、トータル的にはきっといいものになってくれると信じています。

ぜひ一緒に令和の「うる星やつら」を見届けましょう!


1期23話もできれば2期が始まるまでにもう一度履修しておきたいですね。ネット配信でもいいんで、一挙放送とかあればいいのですが…
 


2期のOPやEDも気になりますね。1期目が素晴らしかっただけに、こちらも期待がかかります。特に4クール目は最後を飾るものになるので、ぜひ見る人の心に残る曲で有終の美を飾ってもらいたい。



2期目が始まる前までに原作をおさらいしておくのもよいかと。
   
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tag : うる星やつら高橋留美子

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No title

更新お疲れ様です。

電気野菜と渚の話はやってくれるのですね、ありがたや。電気野菜は正直面堂家のいい加減さが発端なのも草なのですが、あとお庭番のジジイも。このころからギャグがうる星やつらかららんま1/2への変化の過渡期かなと、勝手に思っています。


なりそこないさんの予想される話に、座禅回や家庭訪問回も入っているのがうれしいですな、動くのを見てみたいなー校舎半壊と寺全壊は作画カロリーいるでしょうけど。


「水乃小路家の娘」「渚のフィアンセ」のコンプライアンスはどう処理するんでしょうね。前者はあたるの明らかな痴漢行為、後者は虐待の末親子ともども死亡と見えますし(実体化しているので悲壮感がないけど、死んでますから)、深く考えないで楽しむのが吉なのですけど。

前者に関しては水乃小路のかーちゃんも相当面白い人なのですので、それで何とか中和できないものかと。


まあそんな心配はともかく楽しみに待ちます。フリーレンもそろそろですか。僕ヤバ2期も来年1月からですしね。ではまた。

訂正

虐待とかしょうもないこと書いてすいません、親子で真剣にバカなことをやって死んだの間違いでした。深夜のテンションで書くとどうも間違えてしまいます。

Re: No title

>かわずやさん

キービジュアルには明らかに真吾と渚がいるので、電飾魔境と渚のフィアンセは確定かと。まあ渚はかなり小さいのではっきりと彼だとは言い切れないかもしれませんが…でも他にポニーテールの子も思い当たりませんしね。
確かにらんまへと繋がる時期もこのあたりでしょうか。コミックスで言えば29巻以降ですね。

家庭訪問回はビジュアルの左下にラム父母と一緒に温泉マークがいるので、たぶん家庭訪問のイメージなのかなと思って入れましたw UFOの上に彼がコタツに入っているという構図がそれを想起させますよね。

座禅回は単純に私が見たいので入れましたw あれはアニメ映えも絶対にするので、やらない手はないと思うんですよね。キャラもたくさん出ますし、賑やかで楽しい回になるのではないかと。

飛鳥と渚は竜之介親子以上にコンプラアンスが要求されそうな感じなので、そこが一番の懸念材料ですね。
水乃小路の母親は高橋先生もお気に入りのキャラらしいですし、ぜひ弾けてほしいものです。

フリーレンは何クールやるんでしょうね。その辺の情報が入ってこないのが気になります。原作の進行が滞っているので、1クールでもいいかなという気もするのですが。
来年1月期は僕ヤバ2期と重なるんですよね。うーん、楽しみだけどしんどいかもw


> 虐待とかしょうもないこと書いてすいません
了解です。一瞬ドキッとしましたよw 思わず読み返しましたが、当然そんなことはなかったw

No title

これから12月にかけて情報が小出しに出てくるんですね。
キービジュアルのラムちゃんの顔が、「1期が終わった時の告知ビジュアル」と同じなのはちょっとがっかりです。
例えば普通に歯を見せて笑ってるような顔も見たかったですけど、ラムちゃんの顔って、やっぱり難しいんでしょうか。

うる星講座は、12月までに第1期でやった分まで行ければいいんですけど、君去りし後以降をどのくらい飛ばすかですねえ。
個人的には、飛ばしてもらってもいいんですけど、語りたいことは遠慮しないで出しておいて欲しく、その上で第2期の後になっても構わなく思います。
原作の解説として後世に引き継ぐものになりそうなので。

放送されそうな話は、私が良かった、または必要と、はっきり覚えてる回はみんな出されてるので、それ以外にどんな良い話が有ったか、これから12月まで楽しみながらじっくり読んでいきます。
なりそこないさんの試算では、長編をググっと圧縮してますけど、そこまで圧縮できるでしょうか。
飛ばしすぎて面白さとか余韻を損なわなければいいのですけど。
さらに、旧アニメでやってない部分をなるべく拾うとすると、きついなあと思います。
スタッフの腕にお祈りする気分です。

扉シリーズのOVAは見てないので分からないんですけど、ボーイミーツガールは、原作準拠で映画の完結編でやってるので、今回同じでいいのか、スタッフも悩んだのではないでしょうか。
私は、映画とほとんど同じになってもいいので、今回のキャラで原作のあの雰囲気を再現して、特に最終ページの感動を、今回こそ動画できちんと再現してほしいんです。
ただ、最終ページ直前の尺はもっと取って、周りのみんなのことを見せてほしいんですけど。
第2期はこの最終回に向けて気持ちが高ぶっちゃって、どうしても第1期みたいにお気楽には見れなさそうです。

さて、今週は17巻。折り返し点に来てしまいました。
バレンタインの話は、テンちゃんのから始まって、全部当たりですね。
それから「あんこ悲しや、恋の味!?」と「き・え・な・いルージュマジック!!」の面白さは文句無し! 新アニメでも、どちらも最高のできだったの思い出します。
「あんこ…」の方は最初から最後まで本当に笑いっぱなし。
「きゃほー、これでうちもランちゃんにいじめられなくなるっちゃ~!」「ただいまダーリン!」にニコニコのレイが「らむ!」のコマの爆発力はうる星全体でも1位を争う候補じゃないでしょうか。
「とにかくかえるっちゃっ!こんなとこもしもランちゃんに見られたら…」「こんばんはラムちゃ~ん!眠れないから遊びにきちゃった!」でまた爆笑。
オチのコマは、ランちゃん、レイ、ラムがメインですけど、脇であたるが泣き顔になってることすら笑えちゃって。
ルージュの方は、は~、まずはラムちゃんですねえ。あたるが横にいるラムちゃんに気付いた時、思わずキスに行かなかったのが不思議なくらいですよ。アニメではあの顔は再現できなかった。。その代わり、ルージュ作ってるとこの音楽と動きは最高でしたけど。
後の方の、あたると面堂のキスはお約束として、それ以外も全て見どころ笑いどころでした。
目立たないところでも、コースケが、ラムがルージュの引力に負けないように押さえてる時の嬉しそうな顔すら、分かりすぎて笑えます。

「想い出…」の2回はシリアスとギャグのブレンドの見本みたいな回で、「わしは妻を忘れよう忘れようと努力した… そ…その努力の甲斐あって…」「きれいさっぱり忘れてしまったのじゃ!」は、プールの妖怪の罪悪感を2回煽るのと一緒に、うる星で覚えた2大言い回しです。こっちの方は、使う機会ついぞないんですけど。。

他にも、妖怪に囲まれたマジのサクラさんの美貌、プロレススタイルで笑顔のラム、木に引っかかって寝てるテンちゃん、それを優しく下ろす竜之介、あたる達を見て自分に母がいないことに涙ぐむ竜之介、、、見返すところたくさんです。
そして最後は笑いと両立させながら、きっちりしたタイムトラベルSFで閉めてくれました。

このころのラムちゃんの顔が、一番私のイメージに近い顔かなあ。
顔だけじゃなくて、留美子先生の絵のうまさには、ほれぼれします。
背景も手が込んでて、アシスタントの人もいるんでしょうけど、絵柄が統一されてて、これもすごいなあと思います。
大満足の17巻でした。
では~

Re: No title

>えんじにあさん

> これから12月にかけて情報が小出しに
1期のときもそうでしたし、おそらくそうなるでしょう。ゲストキャラのキャストとか、OPEDなんかが徐々に出てくるでしょうね。最終的にはPVなんかでだいたいの雰囲気がわかるようになっていくかと。

確かに一期終了後の告知と同じ顔をしていますね。ウィンクして楽しみに待ってるっちゃ!みたいな感じなのでしょうか。ちょっと月並みな印象は否めないかな。難しいというより、固定されたイメージにとらわれている気がしますね。

うる星講座はもはや年内で終わるわけがないので、ここはもうゆっくり行こうかなと思っています。他のカテゴリ記事もありますし、週1ペースで更新するのも到底無理ですしね。
まあ今月中にはクラマ編、表紙ネタを挟んで君待てどもまではやりたいと思っています。
10月頭くらいに君去りし後までやったら、あとはもうマイペースかな。軽いコラムもやりたいですしね。

> 放送されそうな話は、私が良かった、または必要と、はっきり覚えてる回はみんな出されてるので、
おや、そうですか。それはちょっとうれしいかも。まあどれだけ採用されるかわかりませんけどね。スタッフと少しでも意見が合えばいいのですが。

長編はもう泣く泣く試算を出しましたw そうでないと、全然取り上げてほしいエピソードがこぼれまくってしまうので。
もちろんできればボーイミーツガールは5週くらいに分けてやってほしいですし、最後の余韻みたいなところもしっかり見せてほしいと思っています。
扉シリーズは2回に分けてほしいですし、それとは別に、愛と勇気の花一輪もしっかり枠を取ってほしい。
電飾の魔境もできれば2週にわたってやってほしいところですし、渚の話をやるなら「一夜の攻防戦」も別途でやってほしいものです。
ただそれだと、もうそれだけで26話か28話分になってしまうんですね。半分以上占めてしまって、他のエピソードが入る余地が極端に少なくなってしまうんです。
これはもう、4クールという枠の弊害としかいいようがないですが…
まあせめて、ボーイミーツガールだけは妥協せずにしっかり作ってほしいですね。

OVAは私も見ていないんですよね。扉シリーズだけではなく、TVシリーズでは間に合わなかった後期のいくつかのエピソードも作られているらしいんですが、ひょっとするとそこで取り上げられたものは今回は見送るかもしれません。まだアニメ化されていない話を優先するような気もしますね。

17巻は竜之介のバレンタインから始まったんでしたね。今思うとあれが最後のバレンタインエピソードになるわけですが、確かにバレンタインに外れはなし!と言えるかも。
「あんこ悲しや、恋の味!?」は名作ですね。まあ私に言わせればランちゃん回はみんな最高なんですけどw
レイの「らむ」も最高ですけど、何よりあたるとテンちゃんとこたつねことで仲良くトランプに興じている構図が最高ですw
ラムひとりが気をもんでいるだけで、当の本人たちはいたって気楽な感じがもうむちゃくちゃ面白いですね。
もちろん最後のあたるの泣き顔も笑えますw

「き・え・な・いルージュマジック!!」は今回のアニメで面白さを再発見した回でしたね。
今見ると、独特な間というか、変な空気感がじわじわきますw
口紅を塗ったラムに気付いた時のあたるの顔なんて笑わずにいられないw
あたると面堂のキスはまさに私がうる星講座で提唱した「うる星に 出てくるキスは 事故かギャグ」でしょうw
コースケのところは気づきませんでしたね。なるほど、40年経ってもこういう発見があったりするから恐ろしいw

「想い出ボロボロ!?」と「想い出のアルバム」は個人的に17巻で一番好きな話ですね。竜之介のお母さんの話はどれも素晴らしい。
竜之介のキャラがいかにうる星に新風を吹き込んだか、よくわかる話だと思います。
まさにシリアスとギャグのバランスが絶妙なんですよね。
自分は「わしを母と思え!」からの「てめえっ!それだけはやっちゃいけなかったんだ!!」の流れがたまらなく好きです。

それ以外だと、「花見デスマッチ!!」かな。ああいうシュールを飛び越えてひたすらバカバカしい感じは本当大好きですね。17巻は想い出と花見、そしてあんこ。これが私のベストですw

最後の終太郎2編もいいですね。オチからしても、意外としっかりとしたタイムトラベルものだったりします。
あたるの、しのぶに対してとラムに対してのやきもちの焼き方の違いもまた興味深かったりして。

ああ確かにこの頃が絵柄的に一番安定していたとよく言われますね。実は一番充実していた頃なのかもしれません。
当時の私にはその安定ぶりが逆に物足りなかったような気もします。
今また読み返してみると、また印象が変わったりしますね。本当にいまだに発見があったりする作品だなあと改めて感銘を受けます。
それではまた!
近いうちにクラマ編もアップする予定なので、そちらもよろしくお願いします!
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プロフィール
ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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