私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪214(中編)~強いていうなら、おかしな熱に冒された夜~
6月22日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪214(中編)に更新されました。
以前にも言った気がしますが、(中編)はいつも感想が難しいなと感じます。
始まりでも終わりでもない、「途中」を切り取った感じがあるからでしょうか。
これがオムニバスなら、まだ一つ一つが独立しているのでやりようもあるんですけどね。喪210の時なんかはそうでしたし。
あれはむしろ「中心」という感じでの「中編」だったので、逆にわかりやすかった覚えがあります。
でも今回のように、前回の直接的な続きで始まり、終わりもオチていないような微妙な締めだとなんとも感想が書きづらいんですよw
単行本で読む際にはたぶん前編中編後編と分けて考えないと思うんですよね、こういう構造だと。
本当に長いエピソードなので3分割しましたみたいな形なので、その一部分だけ抜粋してあれこれ語るのは中途半端な話になってしまいかねないんです。
しかも、すでに「後編」を読んでしまっていますからね。それによって少し「中編」に対する見方も変わってきてしまっているわけですよ。
簡易感想では「喪214」のど真ん中と言いましたが、今となってはちょっとニュアンスが違ってきていますね。
まあそんなこんなで、なかなか一言では言い表せないものがありました。
でも、それこそが今回の特色でもあるのかもしれません。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
前回の「エモ化」からそのまま続くとは思わなかったw
しかもそこに合流するのが麗奈杏奈とは。
で、3人をサウナに誘ったわけですけど、麗奈と杏奈の体形の差がえぐいw
杏奈さんはなんか大仏様にも見えるぞw 思わず拝んでしまいそうw
こうしてみると、二木さんが一番女の子っぽい気がしますね。
すぐに勝負事に賭けを持ち込むあたりはさすがヤンキーといった感じでしょうか。
でもその対象がジュースだったりするあたり、本来の善良性が隠せてないw
前にマージャンで賭けた時もアイスだったし。
このあと、麗奈がうっちーに「お前も参加でいいのか?」と言っていたところも印象的でしたね。
たぶん普段あまり接点がないので、気を使ったのでしょう。
内笑美莉という人間がはたして賭けなどを好む人間なのか、そもそもこういうノリを許容するタイプなのかが判断できなかったのではないでしょうか。
しかし、うっちーの言っていた何かあった時「対応したい」とはいったい…
WWW
我慢対決とマラソンはあんまり関係ないような気がするがw
てか、マラソンがわりと得意なのはMだからなのかよw
別にマラソン選手は必ずしもそうじゃないぞw とんだ風評被害だw
本当だよなw
まあ体を苛め抜くことで云々ってことなのかもしれないが、自分も到底体にいいとは思えんw
サウナストーンっていうんでしたっけ?
蒸気で発汗を促すということなんでしょうけど、それで顔が焼けたら意味ないわなw
なんかすっごくオヤジくさいシーンなんだが…
自然と足が開いてくるものなのかな?まあ確かに足を閉じてたら蒸してしょうがなくなるんでしょうけど…
こういう細かい描写をしっかり入れ込んでくるところがわたモテらしい。
でもヤンキーが根性あるとは限らないし、スペックのMk2に関してはもはや意味が分からないw
WWWWW「対応」ってそういうことかよwww
これ、バラエティーだったら絶対「わ~お❤️」というSEが使われるシーンw
でも、これぞ「絵文字」の本領発揮って感じですよねw
それはそうと、黒木のクロキってなんだよwさもあそこが本体かのようにいうなw
今回の一番笑ったシーンはここですね。
スパ銭編のうっちーはとにかく行動がやたら速すぎるw
サウナストーンに水がかかる時点でこういう事態を予測していたとしか思えませんw
なんだこれwww
これだと、もこっち+うっちーの合体攻撃により二木さんが敗れたみたいに見えるぞw
てか、こうしてみると、なんだか卑猥なかたちにも見えるんだが…
うっちーの顔がまた絶妙にへたってるしw
やたら気合の入った集中線がよけいおかしさを増幅させますねw
銭湯といえばコーヒー牛乳ですけど、こういうアイテムにクローズアップするようなコマ割りって、わたモテにしてはちょっと珍しい構図な気がします。
なんかふつうのマンガみたいw
二木さんがもこっちに手渡ししているのがなんかいいなあw
あと、なぜかうっちーだけはジュースをもらってない感じなんですよね。この後も彼女だけ飲んでるシーンがないですし。
絵文字の第一人者としてMk2には奢られるわけにはいかないというプライドがあるのか、それともやはり自分は「対応」したいがためにいただけで賭けに参加したわけではないということなのか…
だとすると、意外と律儀な性格なのかもしれないw
本当負けず嫌いだなあw
こういうところは本質的にヤンキーたちと親和性が高いのかなと思います。
けっこう頑固なところがあるんですよね。
でも、彼女が負けたのはなんだかんだいって疲れが溜まっていたんじゃないかという気もするので、あんまり無理はしてほしくないのですが。
ただまあ好きなゲームで気分転換にはなるかもしれませんね。
顔が絵でわからんがwww
顔が絵ってすごいワードですよねw てか、「絵」っていうならお前ら全員一応「絵」ではあるんですけどw
今回の個人的ベストもこっちはここにします。
思ってることはバカですが、ビンを片手に持って少し肩のラインが見えているもこっちはなんだか色っぽく見えます。風呂上がりの女性ってやっぱり魅力的ですよね。
杏奈さんのはだけ具合も煽情的w
で、ここで麗奈が茉咲(吉田さん)を呼びに行くわけですが…
岩盤浴ってこんな感じなんですね。温められた石の上に寝るらしいんですけど、それでリラックスできるのかな…なんか蒸し暑くて寝られないんじゃないかと思ってしまうんですけどw
しかし、吉田さんたちと智貴はここで偶然一緒になったんでしょうかね?
お風呂に入ったあと、岩盤浴というのは定番の流れなんでしょうか。
3人の寝っ転がり方がそれぞれのキャラをよく表していますね。
ゆりちゃんの両手をピンと横に置くスタイル、吉田さんの腕枕、そして智貴の「シェー」w
「次やったら停学だしアホだし」の語呂の良さw
なんか思わず口にしたくなるw
ていうか、智貴は謹慎になったきっかけって知っていたんでしたっけ。
吉田さんの私も責任あっから発言をいったいどう聞いたんだかw
そんな様子を傍から見ている二人の姿が…
WWWWW
麗奈は絵に描いたようなヤンキーっぽいいじりをするなあw
どうせ後からしばかれるのをわかってるくせに、どうしてもちょっかいを出さずにはいられないんでしょうかw
同時に少し寂しい気持ちもあるような気もします。吉田さんがピュアなことを知っているからこそ嫉妬してしまうのかもしれませんね。
杏奈さんはさすが大人というか分別をわきまえています。
「……ほっとくか」と見つめる瞳がこの上なくやさしく映ります。
二人のパーソナリティの違いがよく出ていますね。
ここで、真子陣営が到着。
サチの「もしかして嘘ついた?」て言い回しがすごくリアルで嫌だw
黙って聞き流しているまこっちも怖いw
まあサチにかまっている暇などなく、一刻も早く吉田さんたちを見つけないと思っているのかもしれませんが。
彼女が帽子をかぶっている姿はなかなか新鮮ですね。
おしゃれのつもりか、それとも内偵きどりなのかw
しかし、南さんの格好はいったいなんなんだw
何をどうしたらそうなるのかわからんw
てか、これはパジャマなんですかね?寝ようかと着替えている最中に電話を受けたんだろうか…
それにしてもなんでイチゴなんだかw
早くお風呂と急かすさまは、まるでごねている幼児のようw
麗奈と杏奈の姿を目にしたまこっちはようやく吉田さんを見つけました。
「ゆりもいる」という言い回しがなんだか気になります。
そりゃ、ゆりちゃんからの連絡で知ったわけですし、むしろ彼女がいるのが当然だろうと思ってしまうのですが。
それにしても吉田さんはさきほどの麗奈の冷やかしの意味がわかっているのかな?
智貴はそれでも意識してしまったのか、横向いてますw
まこっちの沈黙が一番怖いw
3人の中で唯一笑顔なだけに、よけいそう思ってしまいますね。
まあサチの「蠅みたく」もひどいけどw
てか、ゆりちゃんと吉田さんが同じ扱いになってるしw
完全に二人とも取り巻き扱いされてるw
そんな中、南さんだけは見ていて安心しますね。
彼女のセリフには一切裏表がなく、そのまんま受け取ればいいので楽ちんですw
で、ここでまこっちが仕掛けます。
サチに「あの男の子の隣に行ってみれば?」と。
あの男の子という言い方がなんともえぐいですが、前回「智貴くん?も来てるって」と言っていたように一応名前は知ってるはずです。でも、ここで智貴の名前を出すわけにはいかなかったのでしょう。
下手するとサチに関係性を疑われかねませんしね。
自分がサチを手ごまにしようとしているということは極力伏せておいた方が何かと都合がいいわけです。
隣行くこと自体は否定しないんだw
がっついてる感じに見られたくないんでしょうか。
それと同時に、まこっちのなすがままにされるのもしゃくにさわる気持ちがあるのかもしれません。
一応躊躇うところを見せておかないと沽券にかかわると考えていたりしてw
当然まこっちもそんなサチの思いはわかっているでしょう。
その誘導の仕方がうまいというかえぐいというかw
自分だったら「いや全然そんなことないよ。普通普通」なんて平凡なことしか言えないですね。
「かわいいと思う」という返しは男の私にはちょっと出てこない言い回しです。
この辺、女の子の会話ならではの味が出ていますよね。
そんな二人の攻防なんて知る由もない南さんw
彼女にとっては、「お風呂!」「寝る!」しか頭にないのでしょう。
ある意味、気持ちがいいw
うん、キモいよ。
…なんて答えは返ってこないだろうなw
てか、さっきからまこっちがかわいいばっかり言ってるのが怖いw
「さっちゃん」という呼び方もなんだか意図的なもののように聞こえてしまいますね。もちろん普段からそう呼んでいるでしょうけど。
そんなまこっちのことなんてお見通しとばかりに、あえて乗っかってあげてるふりをしているサチはなんだか滑稽でもあります。その「意味のない会話」にこそ意味があるというのにw
あくまで自分がこの場の主導権を握っているつもりでいるんでしょうね。そうでないと、プライドが保てないのでしょう。
この辺は、目的のためなら手段を選ばないまこっちのほうが逆に上手かなと思ってしまいます。
で、そんな二人のウザい会話についていけない南さんは…
まさに策士策に溺れるwww
「ほら もっと仕方なく行く感じにして!」じゃねーよw
得意げにぐだぐだ面倒くさいやり取りに終始していたばっかりに、足元すくわれるやつw
あれだけうまく立ち回っていたまこっちも、南さんの前では形無しですね。
やはり最後には無欲の人間が勝つということか…
いや、何も考えていない人間が、かなw
思いっきり、出し抜かれてやんのw
てか、「隣で養豚(ね)てんだよ!」てなんだよw
養豚と書いてねると読む、なんて聞いたことないわw
ここでまるまる太って、そのうち出荷されるんでしょうかw
ブ……って、サチ、今何言おうとしたw
てか、南さんもたいがいだなw
カップルとおっさんって、それ思いっきり本人たちに聞こえてるぞw
そんな中、さすがまこっちは機を見るに敏ですね。
サチ誘導作戦が失敗と見るや否や、即吉田さんに直接接触するというw プランB発動といったところでしょうかw
や!ってw
本当ガキだわw
いちごの服がガキっぽさに拍車をかけていますねw
まあ、そこは私が寝るからどいてという方もそれはそれでガキな気がしますがw
今度はそんなキバ子を自分が利用してやろうというわけかw
ちょうど彼女が智貴側に背中を向けて寝ていたのも功を奏しましたね。
これが仰向けだったら、さすがにちょっと不自然だったでしょう。
まあどっちにせよ、キモいのには変わりないわけですがw
自然かなあ?w
てか、キモいのはこっちだといいつつ腕を回すんかw
ただでさえ蒸す環境なのに、よけい暑苦しいだろw
まあ南さんもまんざらではなさそうですけどw
それはそうと、当の本人はいつの間にか眠っているようですよw
こいつもなんだか情報が偏ってるなw
男がみんな女子同士のイチャイチャが好きだと思ったら大間違いだぞw
てか、百合好きでもリアルのそれは引く人もけっこういるんじゃないかな…
BL好きが必ずしもガチ●モ好きとは限らんだろw
それにしてもサチもいろいろこじらせていますね。
自分のこんな「嘘」を見抜けないような男だったらちょっと幻滅とかw
私のずるいところや汚いところも全部まるごと愛してよとで言うんだろうかw(そこまでは言ってない)
まあ確かにw
女慣れしてるわけではないはずですが、けっこう肝は据わってますよね。
よほど疲れていたのか、単にどこででもすぐ寝られるタイプなのか…
てか、そのポーズはいったい何なんだw どう見ても「シェー」にしか思えないんだがw
智貴的にはこれが一番楽なポーズなんでしょうかね?
お腹あたりに手をやるのはわかりますが、右手の頭上のやつはよくわからんw
それって、腕が疲れるような気がするんですけど。
まあとにかく、今回の個人的ベストシーンはここですね。
智貴を挟んで、ついに吉田さんとサチの直接対峙が実現!
二人とも智貴のことだけを見ているかのようですが、一方ではお互いの姿もちゃんと目に入っているはずです。
彼女たちが初めて顔を合わせた喪194以来、今か今かと待ちわびていましたが、ようやくこの時がきました。
いやあなんだか感慨深いですw
さて、そんな気配を感じたのでしょうか、ふと目を覚ます智貴でしたが……
怖ええw
こんなん、完全にホラーでしょw
目を開けたら能面のような女の生首があったとか、本怖でそんな話があったような気がするぞw
本当よく冷静にいられるものですね。私だったら、間違いなく悲鳴をあげていますよw
開口一番がそれかw
てか、二人とも目つきの悪さは自覚してるのねw
ある意味、仲間意識みたいなものがあったりしてw
でも本当、まるで彼女がそばにいるのを予想していたかのようですよね。
睨む睨んでないの応酬は、普段からいつもやっているような雰囲気すら感じます。
教えないw
これはちょっとかわいいなあw
「……」でちょっとしたいたずら心が湧いて出たんでしょうね。
こういうじゃれ合いみたいな感じをやってみたいと思う気持ちはなんだかわかるような気がします。
WWWWWこっちはこっちでかわいいぞw
これはもう嫉妬ですよね。
本人は自覚してないでしょうけど、サチという存在が面白くないと感じたのは確かでしょう。
しかもあんないちゃいちゃしたやり取りをされた日にはねw
まこっちがどう考えているかはわかりませんが、結果的に彼女のしたことは吉田さんの気持ちに火を付けたような感じになったんじゃないかと思います。
それにしても、智貴はこんな時でも「目つき悪いというかガン飛ばしてきてる」ですかw
わざとはぐらかしてるんだか天然なんだかわかりませんが、罪な男だw
私は寝てねーよw
これはもう、自分をほっといて何勝手に寝ているんだって話じゃないですかw
私にもっと構ってよってことですよねこれは。
すねたようにそっぽを向いてるのが本当かわいいw
一方まこっちはこのやり取りをどんな思いで見ているんでしょう…
で、そんな修羅場が繰り広げられているとはつゆ知らず、気持ちよさそうに眠っているゆりちゃんw
万引き犯www
さすがもこっちの弟、例えつっこみもなかなか秀逸w
しかしまあ、こんな状況でもそんな悠長なことを考えていられるくらいに智貴はまだ余裕なんだなw
しかもこの後、腹へったからめし食いに行くかと二人を残して出ていっちゃいますからねw どこに行くとも告げないままにw
どこまでクールを気取ってやがるんだと小突いてやりたいくらいですよw
ラノベの鈍感主人公どころのレベルじゃないw
で、無下なく残される二人w
お互い睨んだまま、口をつぐんでしまう感じがわかりやすいですねw
もはや完全にバチバチ状態と言っていいでしょう。
ついに恋の戦いの火蓋が今切られたのです!
この独特の間がまたいいですね。
お互いにふと、なんだか白けた感じになってしまったのでしょう。
ここは仕切り直しというか、いったん場所をかえようかとなるのは自然な流れかと思います。
てか、南さんも寝てたのかよw
抱き枕扱いされてよくもまあw
寝起きの不機嫌な感じがまた小憎らしいw
先ほどまでお風呂お風呂と騒いでいたくせにねw
そういえば、彼女もよく寝ていましたw
さすがにこの騒ぎの中、目が覚めてしまったようです。
そんなゆりちゃんに気付いたまこっちですが……
怖っw
あまりに意味不明すぎて、最初は息の根を止めようとしているのかと思いましたよw
てか、どんなオチなんだw
いや、そもそもオチてるのかどうかもよくわかりませんがw
まこっちのにこやかな表情がとにかくもう怖いですw
改めて読んでみると、なんだか変な印象を持ちました。
特にまこっちの行動にいろいろ迷いがなさ過ぎて、戦慄さえ覚えるレベルw
それに釣られてか、サチや吉田さんもいつもと雰囲気が変わっていましたし、なんかみんなおかしな熱に冒されていたような気がします。
智貴まわりだけじゃなくて、もこっちたちの方も変でしたよね。(あ、それはいつもか)
M対決…もとい、我慢対決の熱で頭がやられていた感じw
けっきょくみんな、やせ我慢をしているだけな気がします。
心理戦だなんだいっても、チキンレースをやっているようなものですよ。
誰も真正面から勝負しようとしていないんです。
まこっちがその最たる例ですけど、なんかずっと搦め手で挑んでいる感じなんですよね。
で、けっきょくよくわからないまま収拾がつかなくなっている。
今回はその滑稽さを特に笑いとして見せていたような気がします。
そんな中、南さんだけが本能のなすがままに行動していました。それがなんだか痛快に感じましたね。
小手先であれこれ策を練るよりも、素直に自分と向き合った方が実はうまくいったりする場合もあるんじゃないかと。
考えてみれば、二木さんもそうでしたよね。変な思惑などなく、純粋に映画の編集を楽しみ、対決に負けたことを素直に悔しがる。
彼女のそういう姿はなんだか見ていて気持ちのいいものがありました。
本当の意味で熱くなっていたのはまさに彼女だったんでしょうね。
しかしまあ、今回の主役がまこっちだったのもまた事実です。
彼女の狡猾ともいえる人心操縦術は、それはそれで熱い思いから生まれたものなのでしょう。…だからこそ怖いのですがw
今回はある意味「切り取り動画」的なところがあって、総括的にまとめるのが難しい一面があるのですが、しいて言えば「それぞれが抱える熱の発散のさせ方」でしょうか。
お互いみんな、自分でもよくわからない感情を持て余している印象がありました。
たぶんまだ、吉田さんもサチも自分の思いに振り回されているところがあるのでしょう。
そしてまこっちも、もはや自分でも抑えられない感情のまま暴走しているように見えます。
これまではそれぞれがくすぶっている感じだけでしたが、ここにきて熱同士がぶつかり始めた感がありますね。
最終的にそれがどこに行きつくかはわかりませんが、とりあえずこの奇妙な「前夜祭」はまだ続いていきそうです。
二木さんの編集技術も光る最新23巻は絶賛発売中!
喪205時のマウント合戦ではサチの自爆で幕引きとなりましたw
二木さんとヤンキーたちとが仲良くなったきっかけが喪147だったりします。
マラソンがMというより、あれを我慢していたことがMだった気もするがw
謹慎になった契機は確かに吉田さんにも一抹の責任はあったりするw
杏奈さんは普段から麗奈と茉咲の間で苦労していそうw
以前にも言った気がしますが、(中編)はいつも感想が難しいなと感じます。
始まりでも終わりでもない、「途中」を切り取った感じがあるからでしょうか。
これがオムニバスなら、まだ一つ一つが独立しているのでやりようもあるんですけどね。喪210の時なんかはそうでしたし。
あれはむしろ「中心」という感じでの「中編」だったので、逆にわかりやすかった覚えがあります。
でも今回のように、前回の直接的な続きで始まり、終わりもオチていないような微妙な締めだとなんとも感想が書きづらいんですよw
単行本で読む際にはたぶん前編中編後編と分けて考えないと思うんですよね、こういう構造だと。
本当に長いエピソードなので3分割しましたみたいな形なので、その一部分だけ抜粋してあれこれ語るのは中途半端な話になってしまいかねないんです。
しかも、すでに「後編」を読んでしまっていますからね。それによって少し「中編」に対する見方も変わってきてしまっているわけですよ。
簡易感想では「喪214」のど真ん中と言いましたが、今となってはちょっとニュアンスが違ってきていますね。
まあそんなこんなで、なかなか一言では言い表せないものがありました。
でも、それこそが今回の特色でもあるのかもしれません。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

前回の「エモ化」からそのまま続くとは思わなかったw
しかもそこに合流するのが麗奈杏奈とは。
で、3人をサウナに誘ったわけですけど、麗奈と杏奈の体形の差がえぐいw
杏奈さんはなんか大仏様にも見えるぞw 思わず拝んでしまいそうw
こうしてみると、二木さんが一番女の子っぽい気がしますね。
すぐに勝負事に賭けを持ち込むあたりはさすがヤンキーといった感じでしょうか。
でもその対象がジュースだったりするあたり、本来の善良性が隠せてないw
前にマージャンで賭けた時もアイスだったし。
このあと、麗奈がうっちーに「お前も参加でいいのか?」と言っていたところも印象的でしたね。
たぶん普段あまり接点がないので、気を使ったのでしょう。
内笑美莉という人間がはたして賭けなどを好む人間なのか、そもそもこういうノリを許容するタイプなのかが判断できなかったのではないでしょうか。
しかし、うっちーの言っていた何かあった時「対応したい」とはいったい…

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我慢対決とマラソンはあんまり関係ないような気がするがw
てか、マラソンがわりと得意なのはMだからなのかよw
別にマラソン選手は必ずしもそうじゃないぞw とんだ風評被害だw

本当だよなw
まあ体を苛め抜くことで云々ってことなのかもしれないが、自分も到底体にいいとは思えんw
サウナストーンっていうんでしたっけ?
蒸気で発汗を促すということなんでしょうけど、それで顔が焼けたら意味ないわなw

なんかすっごくオヤジくさいシーンなんだが…
自然と足が開いてくるものなのかな?まあ確かに足を閉じてたら蒸してしょうがなくなるんでしょうけど…
こういう細かい描写をしっかり入れ込んでくるところがわたモテらしい。
でもヤンキーが根性あるとは限らないし、スペックのMk2に関してはもはや意味が分からないw

WWWWW「対応」ってそういうことかよwww
これ、バラエティーだったら絶対「わ~お❤️」というSEが使われるシーンw
でも、これぞ「絵文字」の本領発揮って感じですよねw
それはそうと、黒木のクロキってなんだよwさもあそこが本体かのようにいうなw
今回の一番笑ったシーンはここですね。
スパ銭編のうっちーはとにかく行動がやたら速すぎるw
サウナストーンに水がかかる時点でこういう事態を予測していたとしか思えませんw

なんだこれwww
これだと、もこっち+うっちーの合体攻撃により二木さんが敗れたみたいに見えるぞw
てか、こうしてみると、なんだか卑猥なかたちにも見えるんだが…
うっちーの顔がまた絶妙にへたってるしw
やたら気合の入った集中線がよけいおかしさを増幅させますねw

銭湯といえばコーヒー牛乳ですけど、こういうアイテムにクローズアップするようなコマ割りって、わたモテにしてはちょっと珍しい構図な気がします。
なんかふつうのマンガみたいw
二木さんがもこっちに手渡ししているのがなんかいいなあw
あと、なぜかうっちーだけはジュースをもらってない感じなんですよね。この後も彼女だけ飲んでるシーンがないですし。
絵文字の第一人者としてMk2には奢られるわけにはいかないというプライドがあるのか、それともやはり自分は「対応」したいがためにいただけで賭けに参加したわけではないということなのか…
だとすると、意外と律儀な性格なのかもしれないw

本当負けず嫌いだなあw
こういうところは本質的にヤンキーたちと親和性が高いのかなと思います。
けっこう頑固なところがあるんですよね。
でも、彼女が負けたのはなんだかんだいって疲れが溜まっていたんじゃないかという気もするので、あんまり無理はしてほしくないのですが。
ただまあ好きなゲームで気分転換にはなるかもしれませんね。

顔が絵でわからんがwww
顔が絵ってすごいワードですよねw てか、「絵」っていうならお前ら全員一応「絵」ではあるんですけどw
今回の個人的ベストもこっちはここにします。
思ってることはバカですが、ビンを片手に持って少し肩のラインが見えているもこっちはなんだか色っぽく見えます。風呂上がりの女性ってやっぱり魅力的ですよね。
杏奈さんのはだけ具合も煽情的w
で、ここで麗奈が茉咲(吉田さん)を呼びに行くわけですが…

岩盤浴ってこんな感じなんですね。温められた石の上に寝るらしいんですけど、それでリラックスできるのかな…なんか蒸し暑くて寝られないんじゃないかと思ってしまうんですけどw
しかし、吉田さんたちと智貴はここで偶然一緒になったんでしょうかね?
お風呂に入ったあと、岩盤浴というのは定番の流れなんでしょうか。
3人の寝っ転がり方がそれぞれのキャラをよく表していますね。
ゆりちゃんの両手をピンと横に置くスタイル、吉田さんの腕枕、そして智貴の「シェー」w

「次やったら停学だしアホだし」の語呂の良さw
なんか思わず口にしたくなるw
ていうか、智貴は謹慎になったきっかけって知っていたんでしたっけ。
吉田さんの私も責任あっから発言をいったいどう聞いたんだかw
そんな様子を傍から見ている二人の姿が…

WWWWW
麗奈は絵に描いたようなヤンキーっぽいいじりをするなあw
どうせ後からしばかれるのをわかってるくせに、どうしてもちょっかいを出さずにはいられないんでしょうかw
同時に少し寂しい気持ちもあるような気もします。吉田さんがピュアなことを知っているからこそ嫉妬してしまうのかもしれませんね。
杏奈さんはさすが大人というか分別をわきまえています。
「……ほっとくか」と見つめる瞳がこの上なくやさしく映ります。
二人のパーソナリティの違いがよく出ていますね。

ここで、真子陣営が到着。
サチの「もしかして嘘ついた?」て言い回しがすごくリアルで嫌だw
黙って聞き流しているまこっちも怖いw
まあサチにかまっている暇などなく、一刻も早く吉田さんたちを見つけないと思っているのかもしれませんが。
彼女が帽子をかぶっている姿はなかなか新鮮ですね。
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しかし、南さんの格好はいったいなんなんだw
何をどうしたらそうなるのかわからんw
てか、これはパジャマなんですかね?寝ようかと着替えている最中に電話を受けたんだろうか…
それにしてもなんでイチゴなんだかw
早くお風呂と急かすさまは、まるでごねている幼児のようw

麗奈と杏奈の姿を目にしたまこっちはようやく吉田さんを見つけました。
「ゆりもいる」という言い回しがなんだか気になります。
そりゃ、ゆりちゃんからの連絡で知ったわけですし、むしろ彼女がいるのが当然だろうと思ってしまうのですが。
それにしても吉田さんはさきほどの麗奈の冷やかしの意味がわかっているのかな?
智貴はそれでも意識してしまったのか、横向いてますw

まこっちの沈黙が一番怖いw
3人の中で唯一笑顔なだけに、よけいそう思ってしまいますね。
まあサチの「蠅みたく」もひどいけどw
てか、ゆりちゃんと吉田さんが同じ扱いになってるしw
完全に二人とも取り巻き扱いされてるw
そんな中、南さんだけは見ていて安心しますね。
彼女のセリフには一切裏表がなく、そのまんま受け取ればいいので楽ちんですw
で、ここでまこっちが仕掛けます。
サチに「あの男の子の隣に行ってみれば?」と。
あの男の子という言い方がなんともえぐいですが、前回「智貴くん?も来てるって」と言っていたように一応名前は知ってるはずです。でも、ここで智貴の名前を出すわけにはいかなかったのでしょう。
下手するとサチに関係性を疑われかねませんしね。
自分がサチを手ごまにしようとしているということは極力伏せておいた方が何かと都合がいいわけです。

隣行くこと自体は否定しないんだw
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それと同時に、まこっちのなすがままにされるのもしゃくにさわる気持ちがあるのかもしれません。
一応躊躇うところを見せておかないと沽券にかかわると考えていたりしてw
当然まこっちもそんなサチの思いはわかっているでしょう。
その誘導の仕方がうまいというかえぐいというかw
自分だったら「いや全然そんなことないよ。普通普通」なんて平凡なことしか言えないですね。
「かわいいと思う」という返しは男の私にはちょっと出てこない言い回しです。
この辺、女の子の会話ならではの味が出ていますよね。
そんな二人の攻防なんて知る由もない南さんw
彼女にとっては、「お風呂!」「寝る!」しか頭にないのでしょう。
ある意味、気持ちがいいw

うん、キモいよ。
…なんて答えは返ってこないだろうなw
てか、さっきからまこっちがかわいいばっかり言ってるのが怖いw
「さっちゃん」という呼び方もなんだか意図的なもののように聞こえてしまいますね。もちろん普段からそう呼んでいるでしょうけど。
そんなまこっちのことなんてお見通しとばかりに、あえて乗っかってあげてるふりをしているサチはなんだか滑稽でもあります。その「意味のない会話」にこそ意味があるというのにw
あくまで自分がこの場の主導権を握っているつもりでいるんでしょうね。そうでないと、プライドが保てないのでしょう。
この辺は、目的のためなら手段を選ばないまこっちのほうが逆に上手かなと思ってしまいます。
で、そんな二人のウザい会話についていけない南さんは…

まさに策士策に溺れるwww
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得意げにぐだぐだ面倒くさいやり取りに終始していたばっかりに、足元すくわれるやつw
あれだけうまく立ち回っていたまこっちも、南さんの前では形無しですね。
やはり最後には無欲の人間が勝つということか…
いや、何も考えていない人間が、かなw

思いっきり、出し抜かれてやんのw
てか、「隣で養豚(ね)てんだよ!」てなんだよw
養豚と書いてねると読む、なんて聞いたことないわw
ここでまるまる太って、そのうち出荷されるんでしょうかw

ブ……って、サチ、今何言おうとしたw
てか、南さんもたいがいだなw
カップルとおっさんって、それ思いっきり本人たちに聞こえてるぞw
そんな中、さすがまこっちは機を見るに敏ですね。
サチ誘導作戦が失敗と見るや否や、即吉田さんに直接接触するというw プランB発動といったところでしょうかw

や!ってw
本当ガキだわw
いちごの服がガキっぽさに拍車をかけていますねw
まあ、そこは私が寝るからどいてという方もそれはそれでガキな気がしますがw

今度はそんなキバ子を自分が利用してやろうというわけかw
ちょうど彼女が智貴側に背中を向けて寝ていたのも功を奏しましたね。
これが仰向けだったら、さすがにちょっと不自然だったでしょう。
まあどっちにせよ、キモいのには変わりないわけですがw

自然かなあ?w
てか、キモいのはこっちだといいつつ腕を回すんかw
ただでさえ蒸す環境なのに、よけい暑苦しいだろw
まあ南さんもまんざらではなさそうですけどw
それはそうと、当の本人はいつの間にか眠っているようですよw

こいつもなんだか情報が偏ってるなw
男がみんな女子同士のイチャイチャが好きだと思ったら大間違いだぞw
てか、百合好きでもリアルのそれは引く人もけっこういるんじゃないかな…
BL好きが必ずしもガチ●モ好きとは限らんだろw
それにしてもサチもいろいろこじらせていますね。
自分のこんな「嘘」を見抜けないような男だったらちょっと幻滅とかw
私のずるいところや汚いところも全部まるごと愛してよとで言うんだろうかw(そこまでは言ってない)

まあ確かにw
女慣れしてるわけではないはずですが、けっこう肝は据わってますよね。
よほど疲れていたのか、単にどこででもすぐ寝られるタイプなのか…
てか、そのポーズはいったい何なんだw どう見ても「シェー」にしか思えないんだがw
智貴的にはこれが一番楽なポーズなんでしょうかね?
お腹あたりに手をやるのはわかりますが、右手の頭上のやつはよくわからんw
それって、腕が疲れるような気がするんですけど。
まあとにかく、今回の個人的ベストシーンはここですね。
智貴を挟んで、ついに吉田さんとサチの直接対峙が実現!
二人とも智貴のことだけを見ているかのようですが、一方ではお互いの姿もちゃんと目に入っているはずです。
彼女たちが初めて顔を合わせた喪194以来、今か今かと待ちわびていましたが、ようやくこの時がきました。
いやあなんだか感慨深いですw
さて、そんな気配を感じたのでしょうか、ふと目を覚ます智貴でしたが……

怖ええw
こんなん、完全にホラーでしょw
目を開けたら能面のような女の生首があったとか、本怖でそんな話があったような気がするぞw
本当よく冷静にいられるものですね。私だったら、間違いなく悲鳴をあげていますよw

開口一番がそれかw
てか、二人とも目つきの悪さは自覚してるのねw
ある意味、仲間意識みたいなものがあったりしてw
でも本当、まるで彼女がそばにいるのを予想していたかのようですよね。
睨む睨んでないの応酬は、普段からいつもやっているような雰囲気すら感じます。

教えないw
これはちょっとかわいいなあw
「……」でちょっとしたいたずら心が湧いて出たんでしょうね。
こういうじゃれ合いみたいな感じをやってみたいと思う気持ちはなんだかわかるような気がします。

WWWWWこっちはこっちでかわいいぞw
これはもう嫉妬ですよね。
本人は自覚してないでしょうけど、サチという存在が面白くないと感じたのは確かでしょう。
しかもあんないちゃいちゃしたやり取りをされた日にはねw
まこっちがどう考えているかはわかりませんが、結果的に彼女のしたことは吉田さんの気持ちに火を付けたような感じになったんじゃないかと思います。
それにしても、智貴はこんな時でも「目つき悪いというかガン飛ばしてきてる」ですかw
わざとはぐらかしてるんだか天然なんだかわかりませんが、罪な男だw

私は寝てねーよw
これはもう、自分をほっといて何勝手に寝ているんだって話じゃないですかw
私にもっと構ってよってことですよねこれは。
すねたようにそっぽを向いてるのが本当かわいいw
一方まこっちはこのやり取りをどんな思いで見ているんでしょう…
で、そんな修羅場が繰り広げられているとはつゆ知らず、気持ちよさそうに眠っているゆりちゃんw

万引き犯www
さすがもこっちの弟、例えつっこみもなかなか秀逸w
しかしまあ、こんな状況でもそんな悠長なことを考えていられるくらいに智貴はまだ余裕なんだなw
しかもこの後、腹へったからめし食いに行くかと二人を残して出ていっちゃいますからねw どこに行くとも告げないままにw
どこまでクールを気取ってやがるんだと小突いてやりたいくらいですよw
ラノベの鈍感主人公どころのレベルじゃないw

で、無下なく残される二人w
お互い睨んだまま、口をつぐんでしまう感じがわかりやすいですねw
もはや完全にバチバチ状態と言っていいでしょう。
ついに恋の戦いの火蓋が今切られたのです!

この独特の間がまたいいですね。
お互いにふと、なんだか白けた感じになってしまったのでしょう。
ここは仕切り直しというか、いったん場所をかえようかとなるのは自然な流れかと思います。
てか、南さんも寝てたのかよw
抱き枕扱いされてよくもまあw
寝起きの不機嫌な感じがまた小憎らしいw
先ほどまでお風呂お風呂と騒いでいたくせにねw

そういえば、彼女もよく寝ていましたw
さすがにこの騒ぎの中、目が覚めてしまったようです。
そんなゆりちゃんに気付いたまこっちですが……

怖っw
あまりに意味不明すぎて、最初は息の根を止めようとしているのかと思いましたよw
てか、どんなオチなんだw
いや、そもそもオチてるのかどうかもよくわかりませんがw
まこっちのにこやかな表情がとにかくもう怖いですw
改めて読んでみると、なんだか変な印象を持ちました。
特にまこっちの行動にいろいろ迷いがなさ過ぎて、戦慄さえ覚えるレベルw
それに釣られてか、サチや吉田さんもいつもと雰囲気が変わっていましたし、なんかみんなおかしな熱に冒されていたような気がします。
智貴まわりだけじゃなくて、もこっちたちの方も変でしたよね。(あ、それはいつもか)
M対決…もとい、我慢対決の熱で頭がやられていた感じw
けっきょくみんな、やせ我慢をしているだけな気がします。
心理戦だなんだいっても、チキンレースをやっているようなものですよ。
誰も真正面から勝負しようとしていないんです。
まこっちがその最たる例ですけど、なんかずっと搦め手で挑んでいる感じなんですよね。
で、けっきょくよくわからないまま収拾がつかなくなっている。
今回はその滑稽さを特に笑いとして見せていたような気がします。
そんな中、南さんだけが本能のなすがままに行動していました。それがなんだか痛快に感じましたね。
小手先であれこれ策を練るよりも、素直に自分と向き合った方が実はうまくいったりする場合もあるんじゃないかと。
考えてみれば、二木さんもそうでしたよね。変な思惑などなく、純粋に映画の編集を楽しみ、対決に負けたことを素直に悔しがる。
彼女のそういう姿はなんだか見ていて気持ちのいいものがありました。
本当の意味で熱くなっていたのはまさに彼女だったんでしょうね。
しかしまあ、今回の主役がまこっちだったのもまた事実です。
彼女の狡猾ともいえる人心操縦術は、それはそれで熱い思いから生まれたものなのでしょう。…だからこそ怖いのですがw
今回はある意味「切り取り動画」的なところがあって、総括的にまとめるのが難しい一面があるのですが、しいて言えば「それぞれが抱える熱の発散のさせ方」でしょうか。
お互いみんな、自分でもよくわからない感情を持て余している印象がありました。
たぶんまだ、吉田さんもサチも自分の思いに振り回されているところがあるのでしょう。
そしてまこっちも、もはや自分でも抑えられない感情のまま暴走しているように見えます。
これまではそれぞれがくすぶっている感じだけでしたが、ここにきて熱同士がぶつかり始めた感がありますね。
最終的にそれがどこに行きつくかはわかりませんが、とりあえずこの奇妙な「前夜祭」はまだ続いていきそうです。
二木さんの編集技術も光る最新23巻は絶賛発売中!
喪205時のマウント合戦ではサチの自爆で幕引きとなりましたw
二木さんとヤンキーたちとが仲良くなったきっかけが喪147だったりします。
マラソンがMというより、あれを我慢していたことがMだった気もするがw
謹慎になった契機は確かに吉田さんにも一抹の責任はあったりするw
杏奈さんは普段から麗奈と茉咲の間で苦労していそうw
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