私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪214(前編)~思いと思いの狭間に今生まれる「宴」の夜~
6月1日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪214(前編)に更新されました。
いよいよ文化祭に向けての最終局面といった感じですね。
前々回ではオチみたいな扱いだったスーパー銭湯ですが、すべてはここに向かって話が進んでいたような気がします。
「文化祭前日」で描かれた二木さんの奮闘ぶりや智貴とサチ、そしてゆりまこと吉田さんのやりとりはもちろんのこと、前回の「特別編」すらもここへの布石だったんですね。
特に前回の「過去編」はなくてはならない、非常に重要なエピソードだったんだなということを改めて感じました。
それにしてもちょっと不思議な感覚を覚えなくもないです。エアポケットというわけでもありませんが、「前日」と「当日」の狭間にある亜空間のような印象を受けたんですよね。それはある意味、現世と異界の狭間でもあるのかもしれません。
どちらでもない感覚というか、雰囲気が奇妙なテンションを作り出しているような気がしましたね。
本当、楽しみなような怖いような、いろんな感情に挟まれてましたよ。渦巻くとか押し寄せるとかではなく、「挟まれる」という言い方が一番近いんです。
前々回では凪めいたカオスと言いましたが、それよりはひしめく中でのちょっとした隙間に紛れ込んでしまったかのような感覚でしょうか。
ここから混ざり合ってカオスな状態になっていくのかもしれませんが、その「カオス以前」もまた奇妙なカオスなんじゃないかというねw(もはや自分でも何言ってるかよくわからん)
特に今回は(前編)なだけに、その色がより濃く出ていたような気がします。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
今回は「モテないし文化祭前夜祭(前編)」。
単なる「文化祭前夜」ではなく、「前夜祭」なのがこの表紙にもよく表れていますね。
そう、これはまさに「祝祭」なんです。みんなで同じ衣装を纏っているところも、なんだか「儀式」めいているじゃないですかw
これから文化祭を祝しての怪しげな「宴」が始まるわけです。
表紙にいるこの8人が、その「前夜祭」の参加者第一陣といったところでしょうか。
ゆりちゃんともこっちはいつも通りですけど、二木さんと吉田さん、そして加藤さんとネモの組み合わせは実に興味深いものがあります。
ゆりちゃんともこっちはマンガを読んでいるようですが、タイトルがイマイチわかりづらいですね。なんでもゆりちゃんが読んでいるのは「いぬぢる」だそうですがw
うーん、わかるようなわからないような絶妙なチョイス……ていうか、元ネタの「ねこぢる」って90年代のガロ系のサブカルマンガですよね。はたして今のスパ銭に置いてあるようなものなんだろうか…
まあサイコパスマンガの元祖みたいなものですし、かわいい顔して残酷という面でゆりちゃんのイメージにだぶらせたのかも。
もこっちはまた別のマンガなんでしょうか。いったいどんな会話を交わしているのか気になりますね。
お互いの「リラックス」する格好が違うのも興味深い。もこっちってあぐらが好きですよねw
足を前に伸ばすのはゆりちゃんらしい。
二木さんはゲームに興じている杏奈さんたちとではなく、吉田さんと一緒に麺をすすっているのがちょっと意外。
編集作業が長引きそうなので休憩を兼ねてのエネルギー補給でしょうか。吉田さんがすごく楽しそうなのが印象的。どちらが誘ったのか気になりますね。
そしてなんといっても加藤さんとネモ!この二人が仲良く談笑している姿は実に新鮮ですね。
GW前の「なぜ笑うの?」やGW明けの「根元さんが原因なの?」、はたまた文化祭に向けて動き始めた頃の「何を私っぽく言ったの?」など、これまでどこかぎくしゃくしている印象があったんで、この光景は軽く驚きでした。
元々加藤さんはあーちゃんこと岡田を通じてネモとも話すようになったはずなんですよね。3年に上がったばかりの、ネモと岡田がまだ険悪だった頃に岡田と仲良くなった経過もあって、たぶん加藤さんの方は少し引いた部分があったかのように思うんです。
一方ネモのほうも加藤さんの空気の読み方に若干の違和感があったりして、どうにもやりにくそうな雰囲気がありました。
そんな二人が文化祭の準備を通して、こうして自然に仲良く共にしている姿はなんだか感慨深いものがあります。
この「前夜祭」でさらにお互いの理解が進めばいいですね。
それにしても「リラックスタイム」とはなんとも意味深な響きでもあります。
だって、本来ならそんな悠長なことを言ってる場合じゃないでしょw
明日の朝までに果たしてフィルムが完成するかどうかの瀬戸際の状態ですからね。
にっちもさっちもいかない混沌とした中での、ほんの一瞬の空白をそう呼んでいるだけのような気もします。
いや、むしろその狭間だからこそ、ほっとするみたいな感じなのかも?
逆にそれは興奮の裏返しなのかもしれませんね。
年頃の女の子が外泊するというのに、家に連絡もなしというのはまずいですね。
こういうところはさすがしっかりしているというか、根は真面目なんだなあと思います。
普段はけっこう放任主義というか甘やかしているイメージもある黒木家ですが、基本的にはちゃんとした教育をしているようです。
ていうか、一度家に帰ってからではなく直で来たんですね。
帰宅してからだと、たぶん許してもらえないだろうという思惑が働いたんだろうかw
ある意味既成事実を作ってからの確信犯だったわけだw
「全員女子」というのを強調しているのもそれを見越してのことだったりして。
本当なら、そうは言っても実は男子と来てました〜みたいなリア充ぽいことを経験したかったのかもしれませんがw
日www頃wwwのwww行wwwいwww
謹慎処分をくらった奴が何言ってんだw 笑わせんなw
今回一番笑ったシーンはここになりますね。
ボケじゃないところがよけいに面白いw
てか、「ふーー……」ってため息をついているあたり、実は怒られるんじゃないかと緊張していたっぽいですけどw
しかし家に連絡したのはもこっちだけなんなんでしょうかね?
他の子たちは大丈夫なんでしょうか。
意外と黒木家のしっかりしている面がこういうところに現れているのかもしれませんね。
日頃信用されている結果がこれw
本人はもとより、他の女の子に迷惑かけてないかを心配されてるぞw
で、やっぱり謹慎の件が言われるしw
飲酒のこととか、さすがわかってますね。ああいう場での開放感は時としてとんでもない羽目の外し方を生むものです。逆に同性同士の方が歯止めが効かなくなる危険性のほうが強いですよね。
智貴が「バカだから」ありえると思ってるのが最高w
面倒くさがりつつも、やっぱり心配なんですよね。
もこママもたぶん、その辺の微妙な気持ちをわかっていてお願いしているのでしょう。
さすが母親、息子の操縦術もお手の物w
今回の個人的ベストシーンはここにします。
嫌そうな表情とは裏腹な弟の純情が透けてみえるかのようですね。
女性のペ●ス離れw
なんだよそれw東スポでもそんなネタ見たことないぞw
てか、普通に「男離れ」とか「恋愛離れ」でいいですよね?
何、男の価値はペニスだけだと言いたいのかw(そういう問題じゃない)
もこっちとゆりちゃんが同時に振り向くのが地味に笑えるw
でもまあ、普通に何事かと思うよなw ある意味タイトルだけで釣るネットニュースのようなもんだしw
二木さんもたぶん「え?」とは思っているんでしょうけど、編集作業で手が離せなかったようですね。眼光だけが大きくなってるw
あと杏奈さんも反応しているのに、吉田さんはまったくの無反応なのも面白いですねw
「ペニス」という単語を知らないか(さすがにそれはないか)、もしくは自分には関係ない話だと思っているのかもしれません。
4位と3位の落差がwww
高低差ありすぎて耳がキーンってなるわw(フット後藤のパクリ)
一気に興味を失う、もこっちとゆりちゃんがまた笑いを誘いますw
その様子をはたから見ていた智貴w
なんだかんだ言っても、速攻で駆けつけたのがよくわかりますね。
「ったく、しょうがねーな…」とこぼしながら、着の身着のままでやってきたに違いないw
WWWWW
まあそれだけ「リラックスタイム」を満喫しているということなんでしょうw
でも呆れながらも、ちょっとホッとしている感じも伺えますね。
姉の変わらない姿に、どこかで安心しているようにも見えます。
てか、智貴は普段からこんなだらけた格好のねーちゃんを見ているわけかw
安心した途端に、気が抜ける智くんw
ていうか、元々やることなんてなかったような気もしますがw
智貴の姿に吉田さんだけが気づくというのがまたうまい。
これがもこっちやゆりちゃんだったら、声をかけるはずなんですよね。
彼女だからこそ、胸がざわつきながらもなんとなく後ろ姿を見送ってしまうわけです。
…いや、ちょっと前の吉田さんだったら、「おー智じゃねーか!どうした?」と真っ先に声をかけそうな気がしますね。
あの「モーニング」の一件以来、彼女の心の中に何か変化が生まれているのかもしれません。
吉田さん、むちゃくちゃかわいいw
もはや完全に乙女モードw
いやもう、異性を前にして匂いを気にし出したらほぼ確定(何が?)ですよ。
本人はまだ自覚はしていないかもしれませんが、完全に意識しています。
ていうか、これから夜を共にするつもりなのかw そわそわしているさまはその辺を期待しているのかと思ってしまうw
それにしてもこのスパ服って、お風呂入る時に出されるものじゃないんですね。入店してすぐに渡されるものなんだ。
着替える前にまずはひとっ風呂浴びたいような気がするんですけど、そういうシステムでもないのかな。
ここでゆりちゃんを誘うのがまたいいですね。
さすがに一人でいそいそと入りにいくのもそれこそ意識しているようで気恥ずかしいですし、誰か道連れが欲しかったのでしょう。
かといって、杏奈や麗奈だと落ち着いて体を洗えそうにもないですし、もこっちを誘うのもなんか変ですしね。
他の子はそれほど仲がいいわけでもありませんし、二木さんは編集で忙しい。
となると、ゆりちゃんが一番適役というわけです。
でもその判断が、また次なる事態を引き起こすことになるわけで……
なんでwww
真子としては、単純に映画の進捗状況を心配してのことだったんでしょうけど、まさかの「智子の弟」で事態は一変してしまうというw
てか、ここで「智子の弟」は別に関係ないですよねw 映画のことを聞いてきたんだから、普通に「朝までかかりそうなんでみんなで入れるスパ銭にきてる」でいいだろw
本当なんでわざわざ混乱を招くようなことをw
まあたぶん、ゆりちゃんとしてはたった今吉田さんから智貴のことを聞いたばかりだったんでしょうね。
深く考えずにその場の話題を口にしただけなんでしょう。
だからこそ、よけいに厄介なんですがw
WWWWWこいつやっぱりわざとやってんじゃないのかw
「智子の弟」からの吉田さんの脱衣シーンとかw
喪205での
この件を忘れたとは言わせないぞw
ていうか、そもそも脱衣場での撮影自体ダメですけどねw
完全に盗撮行為じゃねーかw
しかもそれをラインに投稿するとか、もし流出したりしたらどうするんだw
吉田さんの艶かしい背中でまこっちを煽るとか、炎上目当てかとw
…まあ本当に何も考えなしなんだろうなあ。天然も行きすぎると罪ですよね。
この表情!
すごいと思いません?
普段とそれほど変わっていないように見えるのに、眼力が半端ないというか明らかに目の色が変わったのがはっきり感じ取れるんですよね。これぞ表現力だと思います。
実はここを今回の個人的ベストシーンにしようかと最後まで迷ったんですけど、なんか怖いんで最終的に智貴にゆずりましたw
うっちーwwwww
なんでだよw
みんなで銭湯入るんだからむしろ気持ちいいだろうがw
それにしても、まこっちがまず最初に連絡したのがうっちーというのはちょっと意外でしたね。
「黒木さん」の名前を出しているところからすると、ひょっとして彼女の気持ちを知っていたのでしょうか。
それを見通して利用しようとしているならば、いよいよまこっちも本気を出してきたと言わざるを得ません。
人の思いまで自分の手駒にするとは、もはや手段を選ばなくなってきた感があります。
WWWWW
いやいや、早いとかそういう次元の話じゃないだろw
もはや事前に把握していたとしか思えんw
たぶん、まこっちの電話も移動中に受けたんじゃないですかね?
瞬間移動するよりは、未来予測のほうがまだ辻褄が合いますよw
この冷静な思考自体がなんだか怖いですね。
後先考えずに一人で夜の中を駆け出すんじゃなくて、落ち着いて最善の道筋を導こうとするその姿勢に、なんとも言えない凄みを感じます。
そして、彼女が選んだ相手とは……
サチを選んだのは当然かと思います。まこっちは交友関係は広いですけど、いきなり夜も遅くに付き合ってくれる友達となると、サチか南さんくらいしかいませんからね。
本来なら同じクラスである南さんといきたいところですが、喪205の現場に一緒にいたサチのほうがより話がつきやすいと踏んだのでしょう。
そう、単に遊びに誘いたいわけじゃなく、彼女はにはちゃんと「目的」があるのです。
しかし、サチはいったい何をやっていたんでしょうね。タブレットとペンのようなものを持っているようですが、ひょっとして勉強をしていたんでしょうか。それともお絵かき?
それはさておき、夜中の急な電話に嫌な予感がしたサチは、このまま居留守を使おうと無視を決め込むのですが……
けっきょく根負けして出ることにw
しつこい呼び出し音に舌打ちしてましたねw
それにしても、この変わり身はさすがです。「自分の部屋にいなかっただけ」とはよく言ったものですねw
そしてこの時だけ「のっぺらぼう」に変身するわけです。
ちょっとした描写ですが、こういう表現を一つ一つ積み上げることでそのキャラが生きてくるんだと思います。
セリフと顔と心の声がすべて食い違ってるwww
こんな時まで「仮面」をつけずにはいられないんですね。
素直に「えーもう遅いし、今勉強してるんだよね」と断ればいいような気がするんですけど、表面上の仲良しごっごは今でも保っていたいのでしょうか。
前回の「過去編」がこういうところにもつながっているような気がしますね。
そんなサチの心のうちをとっくにお見通しの真子は、ここぞとばかりに「智貴」の名前を出します。
たぶんはなからそのつもりだったんでしょうね。一応軽くさぐりをいれつつ、相手の出方をうかがったのでしょう。
実は真子のほうが一枚上手だったわけです。
で、まこっちの思った通りに反応するサチw
名前を聞いただけで「ぴく」なんですからw
うわw なんだこの腹の探り合いはw
サチのほうもとっくに真子の思惑はお見通し、そこをあえて乗っかってやるよというのですからなんともエグいw
まこっちの「分際」でというのが怖いですね。
お互い自分が相手をコントロールしているんだと思っているんだろうなあ…
「どこ行けばいい?」とか、誘拐犯との交渉みたいw
ただ一つ気になるのは、真子はサチの智貴への思いは知っていても、サチは真子の吉田さんへの思いは知らないのでは?ということです。
その分、まこっちのほうがアドバンテージがあると思うんですよね。まこっちの誘導の意味をどこまでサチが気づいているかが今後の攻防戦の鍵を握るんじゃないかという気がします。(そういうマンガじゃないw)
小陽ちゃんwww
本当わかりやすいなあw
もはや唯一癒しの存在ですよw
彼女だけは相手の思惑とか、そんな考えは一切頭をよぎらないんでしょうw
てか、本当に暇なんかよw
サチは小陽ちゃんを思うがままに動かせてご満悦のようですね。
この辺、1年のあの頃からあまり変わっていないように思えます。
うっちーWWWWW
やっぱりこいつ、瞬間移動ができるのかもw
てか、「絵っ!!?」ってなんだよw
そんなダジャレいらんわw
でも本当、信じられない状況ですよね。
スーパー銭湯にまで来たのはいいとしても、即もこっちの入ってる場所まで特定できるとかエスパーなみですw
ていうか、なんで無言なんだw
「こんなところで会うなんて奇遇だね」くらい装えw

なんともエモいオチだことwww
ていうか、絵文の湯に入ると顔がエモ化するのかw
すごい効能だなw
三人とも口が三角になっているのはその現れなんだろうかw
というわけで、今回の個人的ベストもこっちはこの「エモ化」したもこっちにします!
なんか、らき☆すたのこなたっぽいしw
あと、どうでもいいけど、髪を下ろした二木さんが目を丸くした加藤さんみたいw
始まりは家への電話だったんですよね。
それまでは表紙にいた8人によるごく普通の「文化祭前夜」に過ぎなかったんです。
ところが、姉を心配(?)する弟がスパ銭に出向いたことで事態は大きく動き始めます。
智貴を見かけた吉田さんがゆりちゃんを誘ってお風呂にいき、それを知った真子が各方面(笑)に召集をかけるというw
これまで見てきたあれやこれやがここで見事につながったわけですけど、その起点となったのが黒木姉弟というのが一番のキモだったような気がします。
そう、やっぱりわたモテなんですよね。このマンガの原点である黒木智子と智貴の話にけっきょくは行き着くんです。
もこっちはもうずっと主役らしい感じではなくなってきていますが、それでも彼女がいないと始まらないんだなあとしみじみ思わせられました。
もこっちと智貴を結ぶ感情って、言葉では言い表せないものがありますよね。愛とか恋とかではない、いろんな感情に挟まれた独特なものだと思うんです。
で、それに引き寄せられる感情もまた一筋縄ではいかないものばかりです。
吉田さんの智貴への思い。真子の吉田さんへの思い。サチの智貴への思い。
どれをとっても、簡単に恋だの愛だのと決めつけられるべきものではありません。
ましてや、うっちーのもこっちへのキモ愛たるやw
そんなわけのわからない思いが一堂に会するのが今回の「前夜祭」なわけです。
とはいえまだ(前編)、実際のところは一堂に会してはいません。(まあ一人だけフライングしている人間もいたけどw)
「前夜祭」というからには、様々な思惑が引き寄せあってぶつかるその時に始まるんじゃないかと思います。
その中心にいるのはもこっちであり、智貴です。
カオスの中に挟まれた彼らがはたしてどういう行動に出るのか。
文化祭本番を前にして、それぞれの思いがひしめく「宴」が今開かれようとしています。
「野球回」をはじめとする今回の火種となる話が目白押しの最新23巻は絶賛発売中です!
智貴→ゆりちゃん→真子→サチの流れは喪205でも同じですね。
謹慎明けになった日のことを、もこママも智貴もきっと忘れてはいないんだと思います。
喪194のころからすでに布石は打ってあったんですね。智貴を意識する吉田さん、それを見てお互い牽制し合うまこっちとサチ、そして癒し枠の小陽ちゃんw
いよいよ文化祭に向けての最終局面といった感じですね。
前々回ではオチみたいな扱いだったスーパー銭湯ですが、すべてはここに向かって話が進んでいたような気がします。
「文化祭前日」で描かれた二木さんの奮闘ぶりや智貴とサチ、そしてゆりまこと吉田さんのやりとりはもちろんのこと、前回の「特別編」すらもここへの布石だったんですね。
特に前回の「過去編」はなくてはならない、非常に重要なエピソードだったんだなということを改めて感じました。
それにしてもちょっと不思議な感覚を覚えなくもないです。エアポケットというわけでもありませんが、「前日」と「当日」の狭間にある亜空間のような印象を受けたんですよね。それはある意味、現世と異界の狭間でもあるのかもしれません。
どちらでもない感覚というか、雰囲気が奇妙なテンションを作り出しているような気がしましたね。
本当、楽しみなような怖いような、いろんな感情に挟まれてましたよ。渦巻くとか押し寄せるとかではなく、「挟まれる」という言い方が一番近いんです。
前々回では凪めいたカオスと言いましたが、それよりはひしめく中でのちょっとした隙間に紛れ込んでしまったかのような感覚でしょうか。
ここから混ざり合ってカオスな状態になっていくのかもしれませんが、その「カオス以前」もまた奇妙なカオスなんじゃないかというねw(もはや自分でも何言ってるかよくわからん)
特に今回は(前編)なだけに、その色がより濃く出ていたような気がします。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

今回は「モテないし文化祭前夜祭(前編)」。
単なる「文化祭前夜」ではなく、「前夜祭」なのがこの表紙にもよく表れていますね。
そう、これはまさに「祝祭」なんです。みんなで同じ衣装を纏っているところも、なんだか「儀式」めいているじゃないですかw
これから文化祭を祝しての怪しげな「宴」が始まるわけです。
表紙にいるこの8人が、その「前夜祭」の参加者第一陣といったところでしょうか。
ゆりちゃんともこっちはいつも通りですけど、二木さんと吉田さん、そして加藤さんとネモの組み合わせは実に興味深いものがあります。
ゆりちゃんともこっちはマンガを読んでいるようですが、タイトルがイマイチわかりづらいですね。なんでもゆりちゃんが読んでいるのは「いぬぢる」だそうですがw
うーん、わかるようなわからないような絶妙なチョイス……ていうか、元ネタの「ねこぢる」って90年代のガロ系のサブカルマンガですよね。はたして今のスパ銭に置いてあるようなものなんだろうか…
まあサイコパスマンガの元祖みたいなものですし、かわいい顔して残酷という面でゆりちゃんのイメージにだぶらせたのかも。
もこっちはまた別のマンガなんでしょうか。いったいどんな会話を交わしているのか気になりますね。
お互いの「リラックス」する格好が違うのも興味深い。もこっちってあぐらが好きですよねw
足を前に伸ばすのはゆりちゃんらしい。
二木さんはゲームに興じている杏奈さんたちとではなく、吉田さんと一緒に麺をすすっているのがちょっと意外。
編集作業が長引きそうなので休憩を兼ねてのエネルギー補給でしょうか。吉田さんがすごく楽しそうなのが印象的。どちらが誘ったのか気になりますね。
そしてなんといっても加藤さんとネモ!この二人が仲良く談笑している姿は実に新鮮ですね。
GW前の「なぜ笑うの?」やGW明けの「根元さんが原因なの?」、はたまた文化祭に向けて動き始めた頃の「何を私っぽく言ったの?」など、これまでどこかぎくしゃくしている印象があったんで、この光景は軽く驚きでした。
元々加藤さんはあーちゃんこと岡田を通じてネモとも話すようになったはずなんですよね。3年に上がったばかりの、ネモと岡田がまだ険悪だった頃に岡田と仲良くなった経過もあって、たぶん加藤さんの方は少し引いた部分があったかのように思うんです。
一方ネモのほうも加藤さんの空気の読み方に若干の違和感があったりして、どうにもやりにくそうな雰囲気がありました。
そんな二人が文化祭の準備を通して、こうして自然に仲良く共にしている姿はなんだか感慨深いものがあります。
この「前夜祭」でさらにお互いの理解が進めばいいですね。
それにしても「リラックスタイム」とはなんとも意味深な響きでもあります。
だって、本来ならそんな悠長なことを言ってる場合じゃないでしょw
明日の朝までに果たしてフィルムが完成するかどうかの瀬戸際の状態ですからね。
にっちもさっちもいかない混沌とした中での、ほんの一瞬の空白をそう呼んでいるだけのような気もします。
いや、むしろその狭間だからこそ、ほっとするみたいな感じなのかも?
逆にそれは興奮の裏返しなのかもしれませんね。

年頃の女の子が外泊するというのに、家に連絡もなしというのはまずいですね。
こういうところはさすがしっかりしているというか、根は真面目なんだなあと思います。
普段はけっこう放任主義というか甘やかしているイメージもある黒木家ですが、基本的にはちゃんとした教育をしているようです。
ていうか、一度家に帰ってからではなく直で来たんですね。
帰宅してからだと、たぶん許してもらえないだろうという思惑が働いたんだろうかw
ある意味既成事実を作ってからの確信犯だったわけだw
「全員女子」というのを強調しているのもそれを見越してのことだったりして。
本当なら、そうは言っても実は男子と来てました〜みたいなリア充ぽいことを経験したかったのかもしれませんがw

日www頃wwwのwww行wwwいwww
謹慎処分をくらった奴が何言ってんだw 笑わせんなw
今回一番笑ったシーンはここになりますね。
ボケじゃないところがよけいに面白いw
てか、「ふーー……」ってため息をついているあたり、実は怒られるんじゃないかと緊張していたっぽいですけどw
しかし家に連絡したのはもこっちだけなんなんでしょうかね?
他の子たちは大丈夫なんでしょうか。
意外と黒木家のしっかりしている面がこういうところに現れているのかもしれませんね。

日頃信用されている結果がこれw
本人はもとより、他の女の子に迷惑かけてないかを心配されてるぞw
で、やっぱり謹慎の件が言われるしw
飲酒のこととか、さすがわかってますね。ああいう場での開放感は時としてとんでもない羽目の外し方を生むものです。逆に同性同士の方が歯止めが効かなくなる危険性のほうが強いですよね。
智貴が「バカだから」ありえると思ってるのが最高w
面倒くさがりつつも、やっぱり心配なんですよね。
もこママもたぶん、その辺の微妙な気持ちをわかっていてお願いしているのでしょう。
さすが母親、息子の操縦術もお手の物w
今回の個人的ベストシーンはここにします。
嫌そうな表情とは裏腹な弟の純情が透けてみえるかのようですね。

女性のペ●ス離れw
なんだよそれw東スポでもそんなネタ見たことないぞw
てか、普通に「男離れ」とか「恋愛離れ」でいいですよね?
何、男の価値はペニスだけだと言いたいのかw(そういう問題じゃない)
もこっちとゆりちゃんが同時に振り向くのが地味に笑えるw
でもまあ、普通に何事かと思うよなw ある意味タイトルだけで釣るネットニュースのようなもんだしw
二木さんもたぶん「え?」とは思っているんでしょうけど、編集作業で手が離せなかったようですね。眼光だけが大きくなってるw
あと杏奈さんも反応しているのに、吉田さんはまったくの無反応なのも面白いですねw
「ペニス」という単語を知らないか(さすがにそれはないか)、もしくは自分には関係ない話だと思っているのかもしれません。

4位と3位の落差がwww
高低差ありすぎて耳がキーンってなるわw(フット後藤のパクリ)
一気に興味を失う、もこっちとゆりちゃんがまた笑いを誘いますw

その様子をはたから見ていた智貴w
なんだかんだ言っても、速攻で駆けつけたのがよくわかりますね。
「ったく、しょうがねーな…」とこぼしながら、着の身着のままでやってきたに違いないw

WWWWW
まあそれだけ「リラックスタイム」を満喫しているということなんでしょうw
でも呆れながらも、ちょっとホッとしている感じも伺えますね。
姉の変わらない姿に、どこかで安心しているようにも見えます。
てか、智貴は普段からこんなだらけた格好のねーちゃんを見ているわけかw

安心した途端に、気が抜ける智くんw
ていうか、元々やることなんてなかったような気もしますがw
智貴の姿に吉田さんだけが気づくというのがまたうまい。
これがもこっちやゆりちゃんだったら、声をかけるはずなんですよね。
彼女だからこそ、胸がざわつきながらもなんとなく後ろ姿を見送ってしまうわけです。
…いや、ちょっと前の吉田さんだったら、「おー智じゃねーか!どうした?」と真っ先に声をかけそうな気がしますね。
あの「モーニング」の一件以来、彼女の心の中に何か変化が生まれているのかもしれません。

吉田さん、むちゃくちゃかわいいw
もはや完全に乙女モードw
いやもう、異性を前にして匂いを気にし出したらほぼ確定(何が?)ですよ。
本人はまだ自覚はしていないかもしれませんが、完全に意識しています。
ていうか、これから夜を共にするつもりなのかw そわそわしているさまはその辺を期待しているのかと思ってしまうw
それにしてもこのスパ服って、お風呂入る時に出されるものじゃないんですね。入店してすぐに渡されるものなんだ。
着替える前にまずはひとっ風呂浴びたいような気がするんですけど、そういうシステムでもないのかな。

ここでゆりちゃんを誘うのがまたいいですね。
さすがに一人でいそいそと入りにいくのもそれこそ意識しているようで気恥ずかしいですし、誰か道連れが欲しかったのでしょう。
かといって、杏奈や麗奈だと落ち着いて体を洗えそうにもないですし、もこっちを誘うのもなんか変ですしね。
他の子はそれほど仲がいいわけでもありませんし、二木さんは編集で忙しい。
となると、ゆりちゃんが一番適役というわけです。
でもその判断が、また次なる事態を引き起こすことになるわけで……

なんでwww
真子としては、単純に映画の進捗状況を心配してのことだったんでしょうけど、まさかの「智子の弟」で事態は一変してしまうというw
てか、ここで「智子の弟」は別に関係ないですよねw 映画のことを聞いてきたんだから、普通に「朝までかかりそうなんでみんなで入れるスパ銭にきてる」でいいだろw
本当なんでわざわざ混乱を招くようなことをw
まあたぶん、ゆりちゃんとしてはたった今吉田さんから智貴のことを聞いたばかりだったんでしょうね。
深く考えずにその場の話題を口にしただけなんでしょう。
だからこそ、よけいに厄介なんですがw

WWWWWこいつやっぱりわざとやってんじゃないのかw
「智子の弟」からの吉田さんの脱衣シーンとかw
喪205での

この件を忘れたとは言わせないぞw
ていうか、そもそも脱衣場での撮影自体ダメですけどねw
完全に盗撮行為じゃねーかw
しかもそれをラインに投稿するとか、もし流出したりしたらどうするんだw
吉田さんの艶かしい背中でまこっちを煽るとか、炎上目当てかとw
…まあ本当に何も考えなしなんだろうなあ。天然も行きすぎると罪ですよね。

この表情!
すごいと思いません?
普段とそれほど変わっていないように見えるのに、眼力が半端ないというか明らかに目の色が変わったのがはっきり感じ取れるんですよね。これぞ表現力だと思います。
実はここを今回の個人的ベストシーンにしようかと最後まで迷ったんですけど、なんか怖いんで最終的に智貴にゆずりましたw

うっちーwwwww
なんでだよw
みんなで銭湯入るんだからむしろ気持ちいいだろうがw
それにしても、まこっちがまず最初に連絡したのがうっちーというのはちょっと意外でしたね。
「黒木さん」の名前を出しているところからすると、ひょっとして彼女の気持ちを知っていたのでしょうか。
それを見通して利用しようとしているならば、いよいよまこっちも本気を出してきたと言わざるを得ません。
人の思いまで自分の手駒にするとは、もはや手段を選ばなくなってきた感があります。

WWWWW
いやいや、早いとかそういう次元の話じゃないだろw
もはや事前に把握していたとしか思えんw
たぶん、まこっちの電話も移動中に受けたんじゃないですかね?
瞬間移動するよりは、未来予測のほうがまだ辻褄が合いますよw

この冷静な思考自体がなんだか怖いですね。
後先考えずに一人で夜の中を駆け出すんじゃなくて、落ち着いて最善の道筋を導こうとするその姿勢に、なんとも言えない凄みを感じます。
そして、彼女が選んだ相手とは……

サチを選んだのは当然かと思います。まこっちは交友関係は広いですけど、いきなり夜も遅くに付き合ってくれる友達となると、サチか南さんくらいしかいませんからね。
本来なら同じクラスである南さんといきたいところですが、喪205の現場に一緒にいたサチのほうがより話がつきやすいと踏んだのでしょう。
そう、単に遊びに誘いたいわけじゃなく、彼女はにはちゃんと「目的」があるのです。
しかし、サチはいったい何をやっていたんでしょうね。タブレットとペンのようなものを持っているようですが、ひょっとして勉強をしていたんでしょうか。それともお絵かき?
それはさておき、夜中の急な電話に嫌な予感がしたサチは、このまま居留守を使おうと無視を決め込むのですが……

けっきょく根負けして出ることにw
しつこい呼び出し音に舌打ちしてましたねw
それにしても、この変わり身はさすがです。「自分の部屋にいなかっただけ」とはよく言ったものですねw
そしてこの時だけ「のっぺらぼう」に変身するわけです。
ちょっとした描写ですが、こういう表現を一つ一つ積み上げることでそのキャラが生きてくるんだと思います。

セリフと顔と心の声がすべて食い違ってるwww
こんな時まで「仮面」をつけずにはいられないんですね。
素直に「えーもう遅いし、今勉強してるんだよね」と断ればいいような気がするんですけど、表面上の仲良しごっごは今でも保っていたいのでしょうか。
前回の「過去編」がこういうところにもつながっているような気がしますね。

そんなサチの心のうちをとっくにお見通しの真子は、ここぞとばかりに「智貴」の名前を出します。
たぶんはなからそのつもりだったんでしょうね。一応軽くさぐりをいれつつ、相手の出方をうかがったのでしょう。
実は真子のほうが一枚上手だったわけです。
で、まこっちの思った通りに反応するサチw
名前を聞いただけで「ぴく」なんですからw

うわw なんだこの腹の探り合いはw
サチのほうもとっくに真子の思惑はお見通し、そこをあえて乗っかってやるよというのですからなんともエグいw
まこっちの「分際」でというのが怖いですね。
お互い自分が相手をコントロールしているんだと思っているんだろうなあ…
「どこ行けばいい?」とか、誘拐犯との交渉みたいw
ただ一つ気になるのは、真子はサチの智貴への思いは知っていても、サチは真子の吉田さんへの思いは知らないのでは?ということです。
その分、まこっちのほうがアドバンテージがあると思うんですよね。まこっちの誘導の意味をどこまでサチが気づいているかが今後の攻防戦の鍵を握るんじゃないかという気がします。(そういうマンガじゃないw)

小陽ちゃんwww
本当わかりやすいなあw
もはや唯一癒しの存在ですよw
彼女だけは相手の思惑とか、そんな考えは一切頭をよぎらないんでしょうw
てか、本当に暇なんかよw
サチは小陽ちゃんを思うがままに動かせてご満悦のようですね。
この辺、1年のあの頃からあまり変わっていないように思えます。

うっちーWWWWW
やっぱりこいつ、瞬間移動ができるのかもw
てか、「絵っ!!?」ってなんだよw
そんなダジャレいらんわw
でも本当、信じられない状況ですよね。
スーパー銭湯にまで来たのはいいとしても、即もこっちの入ってる場所まで特定できるとかエスパーなみですw
ていうか、なんで無言なんだw
「こんなところで会うなんて奇遇だね」くらい装えw

なんともエモいオチだことwww
ていうか、絵文の湯に入ると顔がエモ化するのかw
すごい効能だなw
三人とも口が三角になっているのはその現れなんだろうかw
というわけで、今回の個人的ベストもこっちはこの「エモ化」したもこっちにします!
なんか、らき☆すたのこなたっぽいしw
あと、どうでもいいけど、髪を下ろした二木さんが目を丸くした加藤さんみたいw
始まりは家への電話だったんですよね。
それまでは表紙にいた8人によるごく普通の「文化祭前夜」に過ぎなかったんです。
ところが、姉を心配(?)する弟がスパ銭に出向いたことで事態は大きく動き始めます。
智貴を見かけた吉田さんがゆりちゃんを誘ってお風呂にいき、それを知った真子が各方面(笑)に召集をかけるというw
これまで見てきたあれやこれやがここで見事につながったわけですけど、その起点となったのが黒木姉弟というのが一番のキモだったような気がします。
そう、やっぱりわたモテなんですよね。このマンガの原点である黒木智子と智貴の話にけっきょくは行き着くんです。
もこっちはもうずっと主役らしい感じではなくなってきていますが、それでも彼女がいないと始まらないんだなあとしみじみ思わせられました。
もこっちと智貴を結ぶ感情って、言葉では言い表せないものがありますよね。愛とか恋とかではない、いろんな感情に挟まれた独特なものだと思うんです。
で、それに引き寄せられる感情もまた一筋縄ではいかないものばかりです。
吉田さんの智貴への思い。真子の吉田さんへの思い。サチの智貴への思い。
どれをとっても、簡単に恋だの愛だのと決めつけられるべきものではありません。
ましてや、うっちーのもこっちへのキモ愛たるやw
そんなわけのわからない思いが一堂に会するのが今回の「前夜祭」なわけです。
とはいえまだ(前編)、実際のところは一堂に会してはいません。(まあ一人だけフライングしている人間もいたけどw)
「前夜祭」というからには、様々な思惑が引き寄せあってぶつかるその時に始まるんじゃないかと思います。
その中心にいるのはもこっちであり、智貴です。
カオスの中に挟まれた彼らがはたしてどういう行動に出るのか。
文化祭本番を前にして、それぞれの思いがひしめく「宴」が今開かれようとしています。
「野球回」をはじめとする今回の火種となる話が目白押しの最新23巻は絶賛発売中です!
智貴→ゆりちゃん→真子→サチの流れは喪205でも同じですね。
謹慎明けになった日のことを、もこママも智貴もきっと忘れてはいないんだと思います。
喪194のころからすでに布石は打ってあったんですね。智貴を意識する吉田さん、それを見てお互い牽制し合うまこっちとサチ、そして癒し枠の小陽ちゃんw
- 関連記事
-
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪214(後編)簡易感想~基本ネタバレなし~
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪214(前編)~思いと思いの狭間に今生まれる「宴」の夜~
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!23巻 感想~そのもどかしさが愛おしい~
スポンサーサイト
tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!