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【なりそこないの四方山うる星ばなし02】新TVアニメ「うる星やつら」 Blu-ray Disc&DVD BOX01発売記念イベントレポ

※【なりそこないの四方山うる星ばなし】とは……
令和の時代に新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、2024年から始まる第2期までの間、「うる星やつら」についてざっくばらんに語っていく企画です。
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

はい、というわけで、
前回でちらっと触れましたが、さる5月20日に開催されましたTVアニメ「うる星やつら」Blu-ray Disc&DVD BOX Vol.01発売記念イベントに参加してまいりました。今回はそのレポートをしたいと思います。

本当はオフレコ扱いのヤバ目の暴露話とか解禁前の最新情報が飛び出るかと、ほんのちょっぴり期待していたんですけどねw もし内容的に外に漏らしてはいけないものが含まれるなら、記事にするのは控えようかと思っていたんです。

でもそんなことは一切なく、令和うる星の第一期をただみんなで振り返るだけという、実に和気あいあいとした楽しいイベントになっていました。
すでに公式のTwitterでも報告があがっていますし、参加された方々の投稿も多々あるようなので、特に隠す内容もないでしょう。
というわけですので、皆さんもぜひ肩の力を抜いて軽い気持ちで楽しんでくれたらうれしいです。

ただ撮影・録音はもちろん、メモ書きもその場で取ることはできないので、後から記憶を辿りつつの内容になります。一応、他にTwitterなどレポをあげている人の書き込みと照らし合わせたりして、明らかな間違いなどは正してはいますが、それでも若干の記憶違いがあったりするかもしれません。その辺の事情は汲んでいただけると幸いです。

それでは行ってみましょう!


会場は秋葉原UDXシアターで行われました。
Urusei_2_BD1_event_01.jpg 
公式ページを見ると、キャパは約170名ほど。雰囲気としてはミニシアターみたいな感じかな。
ステージと客席がすごく近いのでアットホームな感じがありましたよ。
変に大規模なイベントよりも、このほうが手作り感やスタッフの思いみたいなものも伝わってよかったなと思いましたね。なんか選ばれしファンだけが集う秘密の会合みたいでw

公演が始まる前の会場前の撮影はOKとのことなので、
Urusei_2_BD1_event_02.jpg Urusei_2_BD1_event_03.jpg Urusei_2_BD1_event_04.jpg 
とりあえずこんな感じで。

受付の際にアンケートを渡されました。
BDBOXの特典でよかったものは?とか、今後特典でつけて欲しいものは?などの設問がありましたね。
一応私は、オーディオコメンタリと特製ブックレットの座談会が最高でしたと答えておきました。
3巻や4巻の特典でもその辺をお願いしたいところですね。できればオーディオコメンタリは全話やってくれとも書きましたw

あとは今後に期待することや要望については、「今からでもせめて6クールに延長してくれ!」と書いたんですけど、まあ無理だろうなあw
でも、「4クール終わった後も、まだアニメ化されていない原作をファン投票などで選んで、今のスタッフキャストでアニメ化してほしい」はぜひ本気で検討してほしいですね。

なお、私は1回目(13時)からの部でした。
前回、身バレがどうのとか書きましたけど、けっこう年配の男性も多かったので、まあ大丈夫でしょうw

ていうか、中には明らかに私よりもお年を召された方もいらっしゃいました。原作が始まった当時は高校生か大学生かと見受けられましたよ。だとしたら、私のはるか先輩に当たるわけで、一言挨拶すればよかったのかもw
でも、ああいう方が今も同志でいらっしゃるのはなんだか嬉しくなりますね。

ただ、前回半ば冗談のつもりで「よぼよぼのじじいが~」とか書いたので、もしかしたらあの方を私と勘違いした人もいたかもしれない…だとしたら悪いことしたなあ。1回目に参加された皆さん、あの方は「なりそこない」じゃないですからね!(かえって逆効果かw)

でも反面、若い男性や女性も目立ちましたよ。3割くらいは女性だったかもしれませんね(まあ私と同年代っぽい方もちらほら見受けられましたがw)。
1回目の参加された方のTwitterに「男女比は85%対15%ぐらい」「平均年齢40ぐらい」と報告もあがっていたのですが、私の主観だとそこまでではなかったはずです。
他の方のつぶやきでは「ほんとに客層がバラバラで、すみぺファンなんだろうなという同志もいれば神谷さんのファンな女子もいれば往年のうる星やつらファンというような大先輩も大勢いてこのコンテンツの懐の深さを肌で感じられた」というのもありましたしね。

ていうか、2回目(16時)に参加された方のレポだと、「会場は老若男女、男女比もほぼ半々で小学生の男の子もいた」らしいんですよね…
ひょっとすると、1回目だけに往年の男性ファンばかり集めたのかもしれませんw(いやいや、まさかそんな)

でも、これは余談ですが、今の令和うる星って、女性ファンが多いような気がしますね。
この間アニメイトに行ったんですけど、「うる星やつら」グッズがどこにも見当たらなくて探していたら、なんと「女性向けアニメ」コーナーにあったんですよw
そういえば、ガチャポンとかでも若い女性がやっているのをよく見るんですよね。まあそのせいで、むちゃくちゃ居心地が悪くて私はやれなかったりするわけですがw
昭和の時代から考えるとなんだか隔世の感がありますね。

あとそうそう、公演前にアナウンスが入るんですけど、そこで「なお、このイベントは録音録画する場合がございます。お客様の顔などが映り込む場合がございますのであらかじめご了承ください」みたいなことを言っていたんですw
マジか…ついに「なりこそない」の全貌が全国に晒される時がやってきたのか…とまあ、それは冗談ですけど、ひょっとしたら今回のイベントの映像なり記事なりが次回の特典などになるかもしれません。期待しない程度に楽しみにしていましょう!

司会はよっぴーこと、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんでした。
彼は神谷浩史さんと同い年で、どちらかというと原作勢というより押井うる星勢ぽかったですねw
でも、今は高校生の娘さんと一緒に令和うる星を楽しんでいるそうです。
開口一番、こんなにすごくクオリティが高いアニメなんだからもっとみなさん盛り上げてくださいと言われましたよw
ここにきている方は高いBOXを買ってしかもイベントに応募して抽選に受かるようなコアユーザーなのだから、周りにもっと勧めてくださいとw
ゲストを呼ぶ前からやたら力説していて、もっと盛り上がっていいはずだというもどかしさを感じているようでしたね。

あと、「こういうイベントは昭和にもほとんど開催されたことがない」ともおっしゃってました。そんなことはないとTwitterのレポで思いっきり突っ込まれていましたがw(レポ内の[4/10]を参照)
http://luminet.jp/evt/index.html
(証拠?のイベント史)

ただ、よっぴー氏が言いたかったのは、今回のような比較的小規模なアットホームなものはないという意味だったんじゃないかなと推測するんですけどね。公会堂とかを借りてのファンイベントとは違う雰囲気がありましたから。

ちなみに、私は昭和時代では「うる星やつら劇場版 オンリー・ユー」の完成試写会にのみ参加しています。
司会がみのもんただったことを妙に覚えていますね。あの頃はまだ駆け出しのアナウンサーで、それこそ珍プレー好プレーの人という印象しかなかったw
今では考えられないことですが、監督の押井守と原作者の高橋留美子が同席していたのを思い出します。何かと不仲が噂される二人ですけど、あの頃は特に確執もなく、普通に会話を交わしていましたね。ていうか、高橋先生はオンリー・ユーを絶賛されてましたから。

と、すみません、話がズレましたね。

で、いよいよ諸星あたる役の神谷浩史さんとラム役の上坂すみれさんが登場!
公式のTwitterに当日の衣装の画像が載っていますのでそちらもご覧いただけたらと思うのですが、上坂さんはロリータ衣装というのでしょうか、それこそランちゃんが着ていそうなフリフリのドレスでしたw
でもカラーは黄色で、一応ラムちゃんのイメージに合わせたのだとか。とにかくむちゃくちゃ可愛くてびっくりしました。ステージもかなり近いので本当やばいw
神谷さんもあたるをイメージしているのか、ブルゾンとジーパンでした。一応80年代を意識しているそうw
ジーパンなんて何年振りかに履いたんで変な感じがするとか言ってましたね。

最初はオーディションにまつわる話だったかな。なんでも初めはスタジオじゃなくてテープオーディションというやつで、原作のコピーだけを渡されてその中のセリフをテープに録って送るかたちだったそうです。
内容は「かけめぐる青春」と「君去りし後」だったとか。
オーディション受かった際にはまず事務所の先輩でもあった古川登志夫さんに報告したそうですよ。古川さんから全面的にバックアップするからと言われてすごくうれしかったとおっしゃってましたね。

上坂さんはBD特典の「オーディオコメンタリ」の話をされてましたね。
神谷&上坂と古川&平野で別室撮りをされていたらしいんですけど、ヘッドフォンから時々平野さんの「このラムちゃんかわいいー」なんて声が聞こえていたりしたそうw

ここからは神谷&上坂の「こだわりシーン振り返りエピソード各3(合計6)」
なお、13時からの部では「1話から11話の1クール目」からだったんですけど、16時からの部ではどうやら「12話から23話までの2クール目」からだったようですね。正直、そっちの方が聞きたかった…

神谷さんがまず選んだ一つ目は
「第1話Bパート「絶体絶命」の電話のシーン」
ほら、電話機のコードがストレートだったじゃないですか。当時ネットで、なんで「カール」してないんだと騒がれたことがあったんですね。作画の手抜きなんじゃないかと。
神谷さんも最初は手抜きじゃないかと疑っていたらしいんですけど、実はそうでないんだと力説されていましたw

なんでもストレートタイプはカールよりもさらに古いタイプだけど、当時の電話機は20年30年もったので、1970年代くらいまでは古い電話をそのまま使っていた家も多かったそうなんです。あたるの家はきっと古いんだとw
その後、あの電話機は買い取りだったかレンタルだったかで少し議論(笑)になったんですけど、いずれにしても昔の電話は10年20年と長持ちしたよねという話でした。ちなみにしのぶの家も同じ電話機でしたねw うん、しのぶの家も古いんだw
いずれにせよ、1話でちゃんと細い250mlジュース缶を描いていたこだわりのあるスタッフが、そんな手を抜くことはないんだよという実にありがたいお話でしたw

神谷さんの二つ目は
「第2話Bパート「幸せの黄色いリボン」のメガネ訪問シーン」
いきなりメガネ問題に言及w
その前に、スクリーンが見える程度に照明を明るくとお願いして、客層を確認してから「ああ…w これなら話しても大丈夫だな」と確認していたw なんの確認だよw

なんでも神谷さんのおっしゃるには、
今回の新アニメでは原作準拠が基本コンセプトなので、「メガネというキャラはいない」というのがまず前提だったそうです。つまりあれは「サトシ」というキャラであってメガネだと思うな!とw
当初の演技指導でも、「優等生のクラスメイトがあたるを心配してやってくる」という体(てい)でやってくれという話だったそうです。その時点でもう違うってわかりますよね。てか優等生ってw
つまり、お見舞いにかこつけてラムちゃんに会いにきたんじゃないんだというのが本来の意味するシーンだったらしいんです。

ところが、サトシ役の佐藤せつじさんの千葉繁カンコピがあまりにすごすぎてそのまま通ったというんですねw
何度かリテイクしていたらしいんですけど、佐藤さんは頑なにメガネカンコピをやめようとしなかったらしいです。さとうせつじやべーなwと神谷さんは嬉しそうに語ってましたね。
その話を聞いて上坂さんも、「そういえば、一時期メガネがTwitterのトレンドに上がってましたよねw」とおっしゃってましたw

神谷さんの三つ目は
「第10話Bパート「君去りし後」のラムが盗聴器(笑)を抱いて「だめだっちゃ」というシーン」
感動的なシーンだけど、盗聴器だよねwというw
でも、それこそがうる星の面白さなんだと力説されてましたよ。感動的な場面と犯罪が同居している狂った世界なんだとw
あの熱量は私も敵いませんw 本当、この辺は神谷浩史独演会といった感じでした。

ちなみにこの時、司会のよっぴー氏が「君去りし“あと”」と紹介していたんですけど、そこでは神谷さんは突っ込まずに、自分が話をする際にさりげなく「君去りし“のち”が〜」とおっしゃっていたのがむちゃくちゃスマートでかっこよかったです。
(たぶんよっぴーさんは、原作よりも押井うる星派なんだと思うw)

上坂さんが選んだ一つ目は
「第2話Bパート「幸せの黄色いリボン」のリボンをつけてもらってはしゃぐラムが窓からおちるシーン」
痛いっちゃじゃなくて「いて~」がかわいいwとおっしゃってましたね。初期の乱暴なラムがまたかわいいんだと。
さすが上坂さん、わかってるう!

上坂さんの二つ目は
「第5話Aパート「愛と闘魂のグローブ」の自分をかばったあたるに対してのラムの「じ~ん」」
すごくラムらしいなと感じたそうです。そこは「ダーリン大丈夫?」じゃなくて「うちをかばってくれたっちゃ」なのねwというw
で、すかさず神谷さんがうる星はみんな狂ってるからwと付け加えるわけですよw

いやはや、なんなんでしょうねこの人たちはw
私がこのブログで常日頃指摘しているようなことじゃないですか。なんだか笑いながらも泣きそうになりましたよ。なんてうる星愛にあふれた人たちによって作られているんだろうと。本当に恵まれた作品なんだなとつくづく感じましたね。

あと上坂さんは、あたるのことを「バカツンデレ」とも言ってたなw

上坂さんの三つ目は
「第10話Aパート「戦慄の参観日」のラム母登場シーン」
ラムママの髪の色に、旧アニメへのリスペクトを感じたそうです。
それと、ラム自身も鬼族語をしゃべるシーンがあるんですけど、あれの録音は本当大変だったそうですね。
つまり、ある文章にあいうえおを当てはめているので同じ音が別の言葉で出てくる場合があるわけですよ。それが難しかったと。

でも、間違えても誰もそのことがわからないので自己宣告形式だったそうw「あ、今間違えました」と挙手するとかw
あと神谷さんは最初に台本を見た際、まったく意味がない出鱈目なカタカナだと思っていたらしいです。
実はこうこうこうですごいんですよと聞かされた時にはヨーロッパの上田がよけいなことをやりやがってwと思ったそうw(もちろんそれはシャレで、あれはすごすぎると絶賛していました)

次のコーナーは「監督、シリーズ構成、キャラデザイン、色彩設計、音楽を担当された方のそれぞれのこだわり」
神谷さんと上坂さんがそれぞれ聞きたい方を選んで、そのコメントがスクリーンに流れるスタイルでした。

音楽:横山克氏
ラムのテーマはスタイリッシュでかっこよくを心掛け、あたるはいいかげんでふらふらしている感じ、面堂は男性アイドルのようなイメージで作曲されたそうです。

色彩設計:中村絢郁氏
うる星やつらのイメージカラーはピンクと紫が基盤になっているそう。2種類のアイキャッチを見てみると確かに背景が最初のはピンク、次のは青紫ぽい感じになっていますね。

キャラクターデザイン:浅野直之氏
「女の子はとにかくかわいく、エロすぎないように」
「男の子は面白ければなんでもいい」
だそうですw

シリーズディレクター:亀井隆広氏
第1クールED「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」は本編を引きずらない感じを意識したそう。それと昭和アニメへのリスペクトですね。
あと途中から横スクロールで出てくるさまざまなラムの髪の色は、色指定した時に没になったバージョンだそうです。ちゃんと供養することができてよかったとかw

監督:木村泰大氏
とにかくうるさく賑やかに、を意識した…だったかな?w すみません、ここはちょっと忘れましたw

この後は、神谷さんと上坂さんがあらかじめスタッフさんへ質問を出していたものに対する「Q&A」

神谷さんからの監督さんへの質問
最初うる星やつらを再アニメすると聞いた時どう思った?

高橋秀弥監督
「そっち?」

なんでも当初高橋留美子作品をアニメ化するという話しか聞いておらず、最初は「MAO」のことだと思ってずっと原作からイメージをふくらませていたそうなw
で、最初の打ち合わせの時、なかなか名前が出ないままに話が進んでいって、その間、「高橋留美子劇場」?「1ポンドの福音」?「炎トリッパー」?と何度も頭の中でシミュレーションが変わっていったそうw
そして最後に、「うる星やつら」だと明かされて思わず「そっちかあ」となったというw
今の10代や20代はラムというキャラは知っていてもうる星やつらという作品がどういう話か知らない、しのぶも面堂も知らない、それって寂しいよねというところから始まったらしいです。

それを受けて神谷さんの話によると、かなり前からアニメ化の話は業界で噂になっていたらしいです。
その際は原作と旧作への愛が強すぎるため「やめろやめろ!」と思っていたのですが、いざオーディションの話がきたらぜひやらせてくださいとw
その変わり身の速さはあたるみたいだと、よっぴーさんと上坂さんからつっこまれていたw

あと、最初は「うる星やつら」という言葉も伏せてあって、コードネーム「UY」で話が進んでいたそう。やべえ、ちょっとかっこいいw

上坂さんからのキャラクターデザイン浅野さんへの質問
作中で最も思い入れがあるシーンやキャラは?

浅野直之氏
好きなキャラはランちゃん!特に悪巧みをしている顔を描くのは楽しかったそう。
もっとも気をつけたラムの表情では、第一話Aパート「かけめぐる青春」ラストの「よろしくだっちゃ、ダーリン」をあげていました。

ここからうる星は始まるんだという気概を持って臨んだという話には、神谷さんがすごくすごく同調していていましたね。
ラムというのは男からすると、何を考えているかわからないところがある、かわいいだけではない、でもそこが魅力なんだとおっしゃっていました。このラムにはそれが全て詰まっていると。

よっぴー氏もここぞとばかりに、押井守さんの言葉で「ラムの考えていることがわかったことは一度もない」というのを引用していましたw(ほら、やっぱり押井マニアだw)

「ラムは未知の存在」というところを、スタッフもキャストもしっかり理解しているところに頼もしさを感じましたよ。

最後は上坂すみれさんのラムのラブソングMV本邦初公開(BDBOXVol2に収録)と、そこから上坂さんのミニライブ。
黄色のロリータ衣装にツノをつけて歌う姿がむちゃくちゃかわいかったです。
終わった後、神谷さんにかわいいかわいいと連発されて、恥ずかしさのあまりに後ろを向いてしまう上坂さんもかわいかったなあ。「もう、わざとやってるでしょ!」と怒って見せるところなんて、思わずごちそうさまと言いそうになりましたよw

上坂さんが最後に、「うる星やつらは50年100年でも残る作品」だとおっしゃってました。
そこは感動的だったんですけど、例えになぜか「忠臣蔵」を持ち出してきたので笑ってしまいましたw
よっぴーさんからも、思わず「いろんな演目があるけど、それ?」とつっこまれてたw
でも、うる星やつらは「忠臣蔵」という言葉は、なぜかすごく心に残りましたね。

彼女は世代こそ神谷さんとは違いますが、本当にうる星に対する想いはすごいんです。
本人は夜叉世代とおっしゃってましたが、高校生の時にCSでアニメうる星を朝にやっていて、それを見てから登校していたそうw
そこから原作も赤い表紙の文庫版を全部揃えたそうです。版が小さいので、目を近づけないと細かいところが見えなかったと少しぼやいていましたがw(まだ新装版コミックスが発売になる前だったんだなあ…)
よっぴーさんは上坂さんが世代的に下なので、うる星やつらがどういうイメージだったのか気にされていたようですが、むしろよっぴーさんより遥かに原作愛の強い方でしたよw
若い彼女があそこまで原作のうる星やつらをわかっているというのは、本当にすごくうれしいですね。

あ、でも、神谷さんは本当に本当に原作ガチ勢過ぎて、私もちょっと気負けするほどでしたw
ラムもしのぶもみんなアホなんだという言葉はむちゃくちゃ感銘を受けましたよ(その場にいないと、このニュアンスはわからないかも)。

後、第2期もただいま絶賛アフレコ中とのこと。
来週も録りに行くんだとおっしゃってましたw
いやあ楽しみですね。どんなシーンを録ってるのか聞きたかったw

14時10分ごろにイベントは終了。
アンケート回収の引き換えに
Urusei_2_BD1_event_05.jpg 
こんなステッカーをいただきました。


いかがだったでしょうか。
拙いレポートでしたが、少しでもイベントの楽しさが伝わってくれたらうれしいです。

…いろんな方のレポートをTwitter上で見ていくと、2回目(16時)の方にも参加したかったなあとも思うんですけどねw
1回目では神谷さんの熱弁ぶりに若干遠慮気味だった上坂さんも、2回目では慣れてきたのか、かなりノリノリでツッコんでいたそうですしw

こちらの
https://twitter.com/ai_kkk91/status/1659848522701881346
あい@ai_kkk91さんからの引用になりますが、

なんでも気になるシーン振り返りで23話の映像が流れた際に、
神谷さんが「白状しますが初めて観た」と言ったそうですw

上坂「え⁉︎」
神谷「だって終わっちゃう…(ションボリ」
上坂「難しいオタク…!今2期録ってるじゃないですか!」
神谷「すみぺごめん気を遣わせて…」
上坂「ややこいオタク…!」


ああああ、このやりとり聞きたかったよーーー!


2回目のレポートはその他、
ざっきー@dr_on3104さんの
https://twitter.com/dr_on3104/status/1659941436647968769
これとか、

すぽんじちゃん@hanatuse123さんの
https://twitter.com/hanatuse123/status/1659850735557943296
に詳しいレポートがありますので、興味のある方はぜひどうぞ。


今のところ、次のイベントの企画などはないようですが、ぜひまた催してもらいたいものです。
その際には、東京だけではなく地方へも回ってほしいですね。
多くのうる星ファンにこの楽しさを味わってもらえることを願ってやみません!


豪華特典満載の第1巻は絶賛発売中!
12話から23話分収録の第2巻は6月28日発売予定です!こちらも豪華特典付き!
 
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tag : うる星やつら高橋留美子

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comment

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No title

更新お疲れ様です。
めちゃくちゃ楽しんでこられたようでうらやましい限りです。
こういうイベントごとがあるなら、別作品のでもいいから一度は参加してみたいなとは思います。なんせ地方暮らしだから難しいですけどね。


声優さんもスタッフさんもしっかりうる星やつら愛があってよかったと思いますが、忠臣蔵に例えるのは不吉ですね。忠臣蔵は時代劇じゃ新規はもう作られないのではないかと言われています。国定忠治は見事に消えましたし。


そんな不吉なことを言っても、ラムの存在は永久に不滅ではあると思いますけど、高橋留美子先生は天才的だなと。高橋先生多作でどれもヒットしていますけど、ラムの存在感が一番強く感じますねー


ではまた。


追伸
私が勧めていたネオウィングなのですが、あまりにも配送が遅いのでメールをしたら「発売日は月末にしていますが、商品入荷の見通しは一切ないので来月になるかもしれないし、キャンセルになるかもしれないのでご了承ください。」というひどいものでした。とんでもないところをおすすめして大変申し訳ございません。

No title

追伸

ネオウィングっていうのはわたモテの日めくりカレンダーを扱っていたところなのですが、先日催促のメールをもう一度送ったら、あと数日で入荷すると返信が来ました。色々混乱するようなことを書いてすいません。

No title

会場は老若男女、男女比もほぼ半々で小学生の男の子もいたと書いた者です。
前半の詳細レポありがとうございます。
たまたまでしょうが小学生の男の子は最前列のど真ん中でした。
レポを読む限り前後半でトーク内容が被っていない贅沢なイベントですね。
後半も神谷さんめちゃくちゃ喋ってまして、時間の制限が無かったら一生喋れるくらい、うる星やつらが好きであたるを演じているのが楽しいってのが伝わってきました。

No title

記事は上がってすぐ読みました。
ほんとは、もっとずっと投稿間隔を開けないと押さえが効かなくなりそうで怖いんですけど、もう我慢できない。

イベントっていうのはどういいうものなのか知らなかったんですけど、アットホームな感じなんですね。
読んでビビってきたのが、第2期もアフレコ中というところです。
確かにそりゃそうですよね。
もう最後のシーンも決まってるんでしょうねえ。

ちょっと思ってたのが、制作陣も1期の反応は気になるだろうし、一番熱いこのブログも、マーケティングの一環として、見られたりしてないかなということ。
で、もし、なりそこないさんが、2期最後のシーンについての願望を記すれば、もしかして、一つの参考意見として伝わったりしないかなあと。
逆に熱すぎる人の意見は除外されるかもしれませんが。
実は別にあり得なくても良くて、単に私が気が気でなかったりするだけなんですけど。

私は、原作の最終ページはいつまでも見てられるんですよ。
ラムとあたるのいつも通りの顔がアップになって、「一生かけていわせてみせるっちゃ。」「いまわの際にいってやる。」
二人の関係は一生揺るがないのが当たり前に分かってる。
後ろから、「一生痴話ゲンカ続けるつもりか、おのれらっ!!」「だっちゃ」空き缶があたるに「カン」。
このコマには2人以外の誰も表立っては登場しません。そして日常が始まります。
また涙が。。
言葉にすることはついになかったけど、うる星やつらはこうでないと。
これ以上ないハッピーエンドだと思います。

完結編の映画はほんとに面白かったんですけど、後で原作を読んで、私はここをあまり覚えてなくて。。
マンガだったら、いつまでも最終ページにとどまっていられるんですけど、映画ではそうはいきませんから。
そこを、第2期のアニメでは、きちんと印象に残るようにしてほしいのです。
あと、原作だと、最後に登場人物全員を出すことはできませんが、アニメだと、それができます。過去のシーンをダイジェストで流すとかも。
映画はそうだったような気がします。
これについては、いいのか悪いのか私には分からないので、制作陣のあるがままを受け入れようと思います。

で、なりそこないさんのコメントで、Boy meets girl については連載時から何か思うところが有ったようですね。それも興味あるのですが、とりあえず置いておいて、映画では一生かけて「も」言わせてみせるっちゃと、「も」が入ったと有りました。私はそこまで覚えていませんが、原作から入ったら、確かに気になると思います。
私なりに考えると、「も」が入る方は、一生かけなくても、途中で成功しても良いという意味で、成功したら任務完了という感じがします。
「も」が無い方は、一生添い遂げてから、言わせてみせるというふうに感じます。
こうして見ると、後者の方が断然いいですねえ。
高橋留美子先生も、意図して、「も」を入れなかったんではないかなあ。
ただ、「いまわの際にいってやる。」とのつながりは、「も」が有った方が自然ではあるので、映画スタッフも迷ったんではないでしょうか、と一応擁護してみる。
私は、それでも「も」無し派ですが。

それと、新アニメは、わざと紙芝居風にしてポップな感じを出しているのかと思いますが、このシーンは、それで大丈夫かなあ、ぬるぬる動かすんだろうかというのが心配事です。

ちょっと戻るんですが、原作だと、あたるが倒れてラムの古い角が転がり出るシーンまでは、あたるの顔は一生懸命で苦しそうなんですけど、それで立ち上がってからは、見たことのない自然な表情なんですね。
ただまっすぐラムを見つめる。
原作愛に満ちたスタッフは、こういうところも再現してくれると信じてます。

返信がおそくなりました

みなさん、コメントありがとうございます。
遅くなってごめんなさい、まとめての返信で失礼いたします。

>かわずやさん

いやもう、本当に楽しかったですね。
大きな会場で多くのファンを集めて大々的にやるイベントもいいですけど、こういった比較的小規模な催しはまた違った面白さがあります。何より出演者やスタッフとの距離の近さを実感できるのがいいですね。同志!といった感じがありますw
本当、それこそわたモテでもやってくれたら最高に盛り上がると思いますよ。地方巡礼みたいなものは難しいでしょうけど、せめて東京・大阪・福岡みたいな感じでやるのもいいんじゃないかと思うんですけど。

忠臣蔵は別に予言したわけじゃないですからw
まあ上坂さんが占い師や予言者なら不吉かもしれませんけどw
単に長く語り継がれている古典として、まずそれが頭に浮かんだだけなんでしょう。
でもそうだなあ、シェークスピアのあたりを挙げておけばよかったのかな?w

ラムは本当に不思議なキャラですよね。高橋先生も当初はゲストと思っていたキャラがまさかこんな国民的に有名になるとは思いもしなかったでしょう。本当どこからやってきたんだろうと思ってしまいます。
かわいいだけじゃない、こわいだけじゃない、やさしいだけじゃない、がさつなだけじゃない…
あらゆる「じゃない」を内包していますね。

ネオウィングの件、わざわざご連絡ありがとうございます。私も気になっていたので助かりました。
とはいえ、まあ気にしないでください。購入を決めたのは私の判断なので。
でも、安物買いのなんとやらじゃないですけど、やはり値段だけで飛びつくのはこわいですね。今後は気を付けようと思います。


>かとりさんさん

わあ、どうも恐縮です。
私の方こそ、後半のレポはとてもありがたかったですよ。勝手に引用してすみません。小学生の男の子もいたというのが印象的だったもので。
本当に前半と後半とでまったく違ったトーク内容だったようですね。どちらに参加した人にとっても、最高に楽しいひとときになったことでしょう。
神谷さんにはもう圧倒されました。あんなにうる星を熱く楽しく語れる人があたる役をやっていただいているなんて、本当に幸せな作品だと思います。ファンとしてもすごくうれしいことですよね。


>えんじにあさん

すぐに読んでいただいたようで、ありがとうございます!
そんな別に我慢しなくてもいいですよw もっと気を楽にしていきましょう。

私も今回のようなアットホームなイベントは初めてですよ。普通、アニメのイベントというと公会堂のようなところで大勢の人を入れてやるものなんじゃないでしょうかね?今回のイベントのようなスタイルは割と珍しいじゃないかと思うんですけど。
まあだからこそ、神谷さんたちもいつも以上に楽しくトークを繰り広げることができたんでしょうね。本当ただのファンになっていましたからw

第2期は今から進めておかないと間に合わないでしょう。来年なんてあっという間ですよ。もう今年も5月終わりに近づいてきていますからね。
ましてやシリーズ構成や脚本なんてものは昨年のうちに出来上がっているはずだと思います。

マーケティングの一環としてうちのブログが目に留まるとしたら、光栄ではありますけど、さすがにちょっと恥ずかしいですねw いろいろおかしなことも書き連ねたりしてますから。
でもさすがに今さら脚本や演出がそれによって左右されることはないでしょう。アニメって、意外なほどにかなり前から準備しているものらしいですし。

ボーイミーツガールのラストページは私も忘れ難いですね。どこまでも騒々しかった「うる星やつら」が、ああいった形で私たちの前から去っていったというのは、言葉では言い尽くせない気持ちにさせられます。
考えれば考えるほど、様々な想いが去来していきますね。

完結編の映画は基本原作を忠実に再現しているので、面白さに関しては保証できます。
ただやっぱり、最後の最後はもっと余韻のあるものにしてもらいたかったなという思いがありますね。
あと映画だと、最後のアングルが逆だったじゃないですか。サクラや弁天をはじめとする大勢のキャラたちに問い詰められる中、ラムとあたるがこちらに向かって走り出すところで「ジ・エンド」なんです。
まあ、それこそ最後の最後までにぎやかで楽しい「うる星やつら」で締めたいという狙いだったのかもしれませんが、私は原作のあの「向こう側に向かって」走っていく二人の背中が脳裏に焼き付いているだけに、素直にそれを受け入れられないところがありましたね。
ただ、主題歌の「好き♡嫌い」はすごく好きです。あの曲のカラッとしたさわやかさは最後を締めくくるのにふさわしい祝福の歌のように感じました。

確かに原作のボーイミーツガールに対しても当初いろいろ複雑な思いはありました。でも別にネガティブな意味ではないですよ。
また、時がたつにつれて、受け止め方も何度か変化しています。というか、今でも読み返すたびに印象が変わってきますね。本当に一言では言い表せないものがあります。その辺もいつか言葉にできたらいいのですが。

最後のラムの言葉はすごく重いと思うんですよね。
「一生かけても」では、彼女の覚悟が軽く感じてしまうんですよ、あたるの「いまわの際に」と比べて。
あのラムの「一生かけて」は、あたるの思いを彼女がしっかり理解したうえでの言葉だったはずなんです。それに「も」をつけてしまうと、まだどこかわかってないんだなと思ってしまうんですよね。そこにあたるの「いまわの際に」が乗ってしまうと、逆に彼がラムの思いを軽く受け流しているようにも感じてしまいます。
高橋留美子先生は間違いなく「一生かけて」というセリフに渾身の思いを込めて言わせたんだと思いますよ。

令和版では映画とはまた違った演出を考えているんでしょう。確かにアニメとしての躍動感には欠ける面はありますが、「君去りし後」のラストシーンを見る限り、しっかりやってくれるのではないかと期待しています。

あそこのあたるの表情は絶妙でしたね。あれはマンガでしか表現できないような気がしますが、はたしてアニメではどう見せてくるのかむしろ楽しみですね。
いずれにしても、テレビシリーズで完結させるのは映画とはまた違った難しさと面白さがあると思います。

No title

親切な返信ありがとうございます。
早速、四方山うる星ばなしのこれからの話題はなんだろうと考えてたんですが、原作や旧アニメの解説や思いはあるだろう期待しようと思ったところ、はたと、やば、最終シーンのコメントなんか長々としちゃったと気づきました。
当面は今回のアニメの話題にします。
今これで十分幸せですので。





No title

あと、ラムのセリフについては、今回のアニメでは、間違いなく原作通りの「も」無しになると、今のスタッフを信頼してます。

Re: No title

>えんじにあさん

こちらこそコメントありがとうございます!

これからの四方山うる星話は今のところ未定ですね。まあなんとなく考えていることはありますが。
いずれにせよ、解説とかそんな大げさなものにはしないつもりです。一つのテーマを決めての「コラム」的なノリを考えていますね。例えば「しのぶ」というお題で語ってみるとか。
あとは原作で特に好きな話は何かとか、逆にイマイチだったものとかを取り上げるのもいいかも。

とにかくあくまで「つなぎ」企画なので、なるべく軽い感じのものを目指しています。

> 最終シーンのコメント
ああ、考えてみればネタバレっぽい感じだったかもしれませんね。でもまあいいでしょうw 私も記事内で原作のネタバレっぽいことを書いてしまうことはありますし。
ていうか、たぶん、これから四方山うる星話でも原作の話題を中心に書いていくと思うんですよね。アニメはすでに一応感想記事を書いているわけですし。
そういったことで、あまり原作だアニメだと決めないでもいいかと思いますよ。「うる星やつら」を語りたい気持ちだけで十分です!

> あと、ラムのセリフについては、今回のアニメでは、間違いなく原作通りの「も」無しになると、今のスタッフを信頼してます。
そうですね。わたしもそこは信頼していいだろうと思います。

No title

コメントが書き込めない。。

No title

あ、書けた。。
今回のアニメは、私にとって100点満点で何点だろうと考えてたので、書いてみます。

画がきれい。原作のどの頃って言えないんですけど、一番かわいいころのラムちゃんの面影を感じます。(私は初期の妖しめのラムも好きなんですけど)。髪の毛の色もいいですね。
OP/ED特にオープニングの素晴らしさは、なりそこないさんのおっしゃる通り。
擬音をセリフで言うのと、非主要キャラが水玉なのは、最初違和感あったけど私は慣れました。
画の動きが少ないのは、うまく使ってるとは思うんだけど、やっぱりもっと動いたら、もっと面白く感じるのではないかなあ。

原作初期の、あの雰囲気はアニメには出せないのは分かってるのですが、そこはやっぱり残念ではあります。
ラムとしのぶの確執が1話の絶体絶命で終わってしまいました。。

話の順番は、あんなに前後したのに、レイの回第9話を除いて、アニメだけを見てる限りでは、なりそこないさんほどは気になりませんでした。スタッフの手のひらで転がされたようです。なりそこないさんの記事には納得しましたが。

レイの話については、まとめて同日にした方が、視聴者に親切ということなんでしょうけど、「愛で殺したい」をあそこに置くのだけは、私も違和感大ありでした。
「ラム、お前星に帰れよ」は、ラムのためを思って真面目に言ってるようですけど、でも、決して「君まてども...」を通過した言い方ではなかった。ここは本当に残念です。

ちなみに、この「愛で殺したい」って、初期うる星の独特な雰囲気の、私の大のお気に入りなのです。なりそこないさんには釈迦に説法ですけど、ブラを取って「ダーリン、いっしょに寝るっちゃー!」、次のコマではチェリーが現れたので、怒りながらブラを付けてる。これが1コマなんですから、密度の濃さといったら。
ベッドインするんだから出てけと怒鳴るラムとか、それからしのぶが2階の窓に幽霊みたいに現れた画も面白いですが、そこで「やったー!しのぶが死んだっちゃー!」と両手を上げて喜ぶ悪魔のラムには大笑いします。絶対アニメにはできませんが。
あたる母がレイに惚れるのはいいとして、父がさめざめと泣きながら逃げるところは、初期限定の毒のあるシーンかと思うので、ここをアニメでやったのは逆に違和感が。。
レイのことが嫌だと言ってラムがあたるに抱きつくのを見て、レイとしのぶが一緒に切れてるところ(2回)とか、特に前のコマから豹変したしのぶが面白くて、爆笑して次のコマになかなか行けないところなんですけど、話が9話に置かれたから切られちゃったんですよね。。

それからストーリーごとカットされた、後半部分について、なりそこないさんはあまり面白くないと書かれてますが、それだけは、私には、えーーっ!??ですよ。
その部分に、「うちのおなかの中にはダーリンの子どもがいるっちゃーっ!」「けけけ…たまげたか!?うちは妊娠してるっちゃーっ!」、しのぶとラムの鬼の顔、しのぶがあたるに怒り散らしてるのを見てるラムの意地悪の顔、「あっ、赤ちゃんが動いたっちゃ!」とまで追い打ち、あたるにレイとの決闘をけしかけるラム、あたるを心配するしのぶと、私のために勝てと無邪気なラム。。私は何回読んでも爆笑するところです。
このころのラムの顔は、怒った顔の描き方とか、粗削りだったけど、レイをからかってる顔とか、面白すぎて全然次のコマに行けないし。
この辺は、無茶苦茶面白いんだけど、ラムちゃんのイメージが違いすぎるので、アニメにできなかったと思ってますよ。 
本当に、この頃の話から、3巻の君まてどもからのラムとあたるの関係、アニメのかわいいラムちゃんをいったいどうやれば予見できるでしょう!?

はて、何について書いてたんでしたっけ?
続きはまた今度!

p.s.
13話の記事のタグが違うようです。(わたモテになってる)

Re: No title

>えんじにあさん

コメントが書き込めなかったようですみません。たまにあるらしいんですよね。同じ文章でも書き込める時と書き込めない時があるらしいんで、何が原因なのかがわからなくて困っているんですが。
まあ、タイミングもあるかと思いますので、時間を少し置いて試してみてください。お手数をおかけしますがどうぞよろしくお願いします。

> 100点満点で何点だろう
私が点数をつけたりランキング形式にしたりするのは、特に意味があるわけじゃありません。
あくまで目安というか、わかりやすく見せているだけで格付けをしたいわけではないです。
まあ遊び感覚で捉えてもらえれば。

絵は本当にきれいですよね。キャラデザインもすごく今風にブラッシュアップされていると思います。ラムはやっぱり中期あたりですかね?16巻から24巻あたりの雰囲気を感じます。
擬音のセリフとモブの水玉は慣れましたか。私はダメですねえ。まあモブはともかくとしても、擬音のあれだけは本当に最後の最後まで気持ち悪いものがありましたw 基本、漫画ならではの表現をそのままアニメに持ってくる手法があまり好きではないのかなと自己分析するのですが。

動きはあえて抑えているのかそれとも予算的なアレなのか…
私は昭和のうる星アニメをそれほど高く評価はしていないタチなんですけど、動きやダイナミックさはさすがにあの頃の方が良かったなと思ってしまいます。まあその分、別のところでカバーしているのでいいかとは思いますが。

初期の雰囲気をやれないのは、4クールで完結まで持っていかなければならないというのが一番大きいかと思います。
昭和の頃はまだ連載中でしたからね。何クールで構成するとかそういう発想もなかった時代ですし、だからこそ初期の頃からじっくり話を進められたわけですが、今の時代はそうはいきませんから。
360話以上ある原作を48話程度で描くとなると、どうしても最初の頃をカットせざるを得なくなるのでしょう。

まあそれでも「あなたにあげる」「絶体絶命」「愛で殺したい」「いい日旅立ち」「お雪」「幸せの黄色いリボン」の6話は曲がりなりにもやってくれたわけですから、けっこう頑張った方だと思いますよ。
強いて言うならやはり「悲しき雨音」はやってほしかったですけどね。あれがあることで、あたるのラムに対する態度にそれなりの説得力が出ますし。

9話以外はそれなりにうまくやっていたと思います。6話も最初は「君待てども…」の後なんで心配していたのですが、思っていたほどではなかったですし。

ただ、9話におけるあたるの言動はやはり違和感バリバリでしたね。「君待てども…」が一瞬リセットされてしまったような錯覚がありました。

「愛で殺したい」が大のお気に入りなんですね。
ごめんなさい、私はどちらかというと「憎みきれないろくでなし」の方が好きですw
ただ独特の雰囲気があるというのはわかります。実はしのぶとラムが本気で直接やりあう話って、この「愛で殺したい」くらいなんですよね。そう言った意味で初期をもっとも象徴する話といっていいのかもしれません。

確かにこの頃はコマの情報量というか、密度がすごいですよね。「うちらはこれから寝るっちゃ!」からの「ひとりで寝てろ!」とか、「どこかに逃げるがよい!!逃げてもむだであろうがの!!」からの「だったらいうな!!」の流れはもはや芸術的と言えます。あれは1コマで見せるから面白いんですよね。変にコマを割ったりしたらたぶん笑えないような気がします。
幽霊しのぶとやったー!と喜ぶラムはそこまで面白かったですかw うーん、個人的にはそこまでではなかったかな。どちらかというと、その後の「かわいそうに……死にきれなくて会いにきたのか…」「生きてるわよ!!」方に爆笑した覚えがありますw

> 父がさめざめと泣きながら逃げるところ
ああなるほど、言われてみればそうかも。でもあれがないと、Cパートへの流れが作れませんからね。
しのぶが一緒に切れるのは、もはや絶対にできない場面ですね。面堂登場と「君待てども…」を経ているわけですから、その辺のギャグは闇に葬り去るしかないわけです。

> それからストーリーごとカットされた、後半部分について、なりそこないさんはあまり面白くないと書かれてますが、それだけは、私には、えーーっ!??ですよ。
これまた、ごめんなさいw ここでいう「後半部分」というのは具体的には「イモの早食い競争」のことです。
確かにその前のラムとしのぶのやり合いは面白いんですけど、イモの戦いは正直それほど面白いとは当時から思わなかったですね。それよりは「憎みきれないろくでなし」の公園の追いかけっこの方が遥かに笑った記憶があります。

ただ、「イモの早食い競争」時のラムとしのぶの反応の違いは「あな恐ろしや、ワラ人形」(令和アニメ21話B、原作だとコミックス22巻)にも繋がっていますね。ワラ人形でやりあうあたると面堂をしのぶは心配するのに、ラムはあの時点でも「がんばれダーリン!」ですからw
実は彼女の本質的はそれほど変わってないともいえるのかもしれません。

でも当時に、その後の「君待てども…」以降を予見するのはそりゃ無理ですよw
作者本人ですらそこまで連載が続くとは思っていなかったというのですからw

高橋留美子先生がいつの段階でしのぶにヒロインから降りてもらおうと思ったのかはいまだに謎ですけど、私が思うにやはりしのぶはいい子すぎたんだと思いますね。実際ラムと本気でやりあう話は「愛で殺したい」くらいでしたし、三角関係を中心として話を続けていくことにどこかで限界を感じていたんじゃないかと推測します。
…これもまあ、今だからこそ言えることなんですけどねw


> 13話の記事のタグ
うわあ本当だ、ご指摘ありがとうございます!
早速直しておきました。いやほんとう助かりました。

No title

以前のコメントがどこに有ったか忘れてきたので、なりそこないさんの返信コメントを全部コピペしてノートにしました。これで検索も簡単。
すごい分量になってました。ありがとうございます。

>「うちらはこれから寝るっちゃ!」からの「ひとりで寝てろ!」とか、「どこかに逃げるがよい!!逃げてもむだであろうがの!!」からの「だったらいうな!!」
なんだ分かってるじゃないですか~ バキ/(o_o)

そういえば、今回のアニメについて厳しめに採点しようと考えてたんでしたよ。

話の選択については、私はまだ原作の記憶回復中で、読まないと思い出せない話もぽろぽろ有るくらいなので偉そうに言えないのと、ほとんどの回はちゃんと覚えてて面白かったものなので、そんなに文句ないですね。
後半のラブコメ回が大ビン小ビンだったのは、見合いコワしだと30分でもきついし、その分この頃の醍醐味のドタバタ回が減るというのが大きいんじゃないでしょうか。
あと、ボーイミーツガールと分野が被るし、来年はラブコメが多くなっちゃうのでそこから一つ短い良い話を移して代わりにしたんだと思います。
ラムがあたるの本心を再確認した回ということで。
なりそこないさんの言うものすごい改変である、最後のラムの笑顔のおかげで、私には一応代わりになってるようです。
制作陣も簡単に決めたわけではなく、全体を1年分に収めるために、苦渋の判断をしたうちの一つだと想像します。
なりそこないさんの大ビン小ビン問題というか、最後のデートからの関係の変化については、原作を読みなおすまで取っておきます。
(今、Kindle版で最初からゆっくり少しずつ順番どうりに読み直してるところ。今年いっぱいくらいかけたいけど、多分我慢きかないと思われ)。

で、肝心のアニメの面白さについて、最初の1,2話は、何でしょうか、原作に寄せてるのが分かって感激しましたが、軽すぎるというか、雰囲気とか間とかが違うって感じで面白さが再現できてないなあ、これ初見だったら、見ないかもと正直思いました。
3話の面堂登場からだんだん良くなってきたのは、最初見るのが恥ずかしかった私の慣れも有りますが、実際、流れや見せ方が良くなってきたように感じます。

君まてども...と君去りし後は、カラー、動画、音声、何より原作を踏まえてのブラッシュアップができるので、原作よりも情感が豊かに感動的になりますね。ほんとに好きです。
ただ、その後やっぱり原作に戻ってきてしまうんですけど。

一方ドタバタ回は、同じ理由で面白くできるかと思いきや、回によって、すごく面白いから、あれ?までばらつきが有った印象です。
絶体絶命、買い食い大戦争とかは、原作の方が面白く、水乃小路家の男やあんこ悲しや恋の味は原作を越えて面白かった。
笑いの方が難しかったり、人の好みも様々なんでしょうか。
実際各話の好き嫌いはなりそこないさんの採点とは結構違いました。

あと、30分に2話またはそれ以上を入れているので、テンポが良くて、とても良かった。
旧アニメは30分1話だったので、大げさでスローな進行や、メガネの演説とか、頻繁に入る長いちゅどーんとかの露骨な時間稼ぎがあるのがいらいらして、私には合わなかったので。

ただ、人前でこのアニメ見るのは恥ずかしいかなあ。多分職場の人は、私のイメージからは想像できないでしょう。
家でも妻が寝るのを待ってから楽しんでます。おかげで寝不足。
慣れたとはいえ、例えばスケバン3人組を見てるのは今だに恥ずかしいです。話自体はすごく好きなんですけど。
原作の方は人前で読むの全然平気というか、むしろ人にどんどん見せたいくらいなんですけどねえ。

さて、100点満点で点数をつけると、これらを踏まえて何点になるか考えたのですが、いろいろ考えて結局120点!というふうになりました。
まずは、今になってうる星やつらの企画をよく通してくれたこと。普通は3カ月らしいですね。それを1年分も。
それから、原作を愛してる人が、面白いところを1年分に圧縮するストーリーを一生懸命に考えたのが伝わります。
私だったら、好きな話を抜き出すだけで、ああいう風に話をずらして合体させて密度を上げる再構成はとても無理です。

アニオリは、原作をより良くする改変が大小たくさん有りました。
旧アニメではあまり感じられなかっただけに、これが本当にうれしい。
飛ばした話や前後した話も補完されてたし。
コンプラ関連などで残念なところは有りましたが、できるだけ面白さを損なわないように苦労したと思います。

何より、今回のアニメのおかげで、私はうる星やつらに再会し、あそこがいい、ここが不満だと言いながらも、すごく幸せです。
完結編から年月が経って、歳をとって、いろんなところで自分の感性は変わってしまってるんですが、うる星やつらに関しては全然変わっていなかった。
原作に愛の有る今の制作陣が作ってる時点で、多少不満な回があろうとも、加点が多すぎて、どうやっても100点以下にはできないということが分かりました。
他の人の参考には全然なりませんけど。
じゃあ原作を超えたかというと、それはまた別の話で、原作は私にとって1万点とか1兆点とかなので。

あとはこのブログを見つけたこと。
すごく濃い記事に、コメントしたら返信も返ってくる。
うる星以外にもアニメ見て長大な記事を書いて、全部のコメントにもっと長い返信をしてて、なりそこないさん寝れてますかね?
返信しんどかったら、ずっと後回しでいいですよ。
毎日返信期待して見てますけど、しんどかったら気にしないでください。
(毎日期待して見てますけど。)




Re: No title

えんじにあさん

> なりそこないさんの返信コメントを全部コピペしてノートに
ええw なんかちょっとビビるんですけどw 変なことを書いてないだろうな…戦々恐々ですw

> なんだ分かってるじゃないですか~ バキ/(o_o)
いきなり小突かれたぞw てか、そりゃ40年以上うる星ファンやってるんですからそのくらいは分かってますよw

話の選択は100人いれば100通りの意見があるでしょう。どうやっても不満が出てくるのは百も承知です。それに一人の人間が独断で決めたわけでもなく、何人かの制作スタッフが集まってああでもないこうでもないと議論した結果でしょうからね。
ただ、ちょっと偏ってるかなあとは思ったんですよ。特に8巻、10巻、13巻、そして16巻からまったく選ばれなかったのは腑に落ちないものがあります。

ああでも、見合いコワしはある意味ボーイミーツガールのプロトタイプみたいなものですもんね。なるほど全体の構成を考えて見送られたというのはあるかもしれません。それでいうと、「電飾の魔境」(29巻)も同じような理由で見送られる可能性が高そうですね。あれこそ、ボーイミーツガールの元ネタみたいなものですし。
ちなみに劇場版第一作「オンリー・ユー」は、当時ファンの間で「逆・見合いコワし」なんて言われていたという話がありますw

大ビン小ビン問題は私以外に言及してる人を見たことがないので、たぶんピンとこないかと思いますw
関係性の変化というより、ラムのあたるに対する変化なんですけどね。最後のデート以降、彼女は事あるごとにあたるを試そうとしているように見えるんです。その究極の形がボーイミーツガールなんではないかと。
まあその辺はいずれまた語るかもしれません。

Kindle版というと新装版のやつですか。34巻分もありますから、紙の本では保管が大変ですもんね。まあ2期が始まるまではまだまだ時間がありますし、ゆっくり楽しんでください。

1話と2話は世間的にもあまり評判はよくなかったらしいんですよね。私は2話とかけっこう好きなんですがw
ただ、間の取り方というか、テンポはあまりよくなった感じはしましたね。初期の頃のうる星は独特のノリがあるので、後半とはまた違った演出が必要だったのかもしれません。本当に別の作品かと思うくらいに違いますから。
3話あたりからだんだんよくなってきたというのも世間の評価と一致しますよ。慣れもあるでしょうが、やはり話の流れが少し変わったように思います。

君待てども…と君去りし後はよかったですね。特に君去りし後は原作にはない部分をもしっかり補完していてくれたと思います。ただ、原作のあの「引き算」の魅力はマンガならではのものかと。純度が高い分、ストレートに迫ってくるんですよね。単純に感動という言葉ではくくりたくないものがあります。

ドタバタ回は意外と難しいんですよ。情感で補うというレベルの話じゃないですから。買い食い大戦争はやっぱり原作の面白さを完全に再現するまでにはいきませんでしたね。原作が完璧すぎると逆に物足りなくなるのかもしれません。
トンちゃんの話が原作を超えていたのは同意します。でもあんこ悲しやはそんなによかったでしたか。うーん、私はランちゃん回だとどうしても辛めに見てしまうからかなあ。
やっぱり人によって評価が分かれますね。

基本2話形式だったのは英断でしたね。より多くの原作を取り上げられますし、テンポもいい。
旧作も当初は2話形式だったんですよ。ところが、連載中の原作に追いついてしまいそうだということで、半年くらい過ぎてから急遽1話形式に変更になったんです。その結果オリジナル要素が増えることになって、チーフディレクターだった押井守のテイストがより濃く出るようになって一部でカルト的な人気を呼ぶようになったんですけどねw

メガネのキャラはまさにそれによって世に出たようなものでしょう。私はハマる時もありましたし、すごく嫌悪感を抱くこともありましたしマチマチでしたね。でも、押井守自体はその後も追いかけることになりましたよ。パトレイバーも攻殻機動隊も公開当時に観に行きましたし。彼の初の実写映画「紅い眼鏡」も初公開時に行きました。あれは賛否両論だったらしいですけど、私はすごく好きです。ビューティフルドリーマーより好きw
押井守は原作ファンの間では嫌う人も多いですが、私はそうでもなかったんですよね。一方、原作を無視したかのような押井ファンの物言いもすごく嫌でした。なんていうか、どちらにも属せない疎外感を感じていた時期が長かったですね。

うる星に限らず、人前ではアニメは観ないかなあw
まあ特にアニメを見るアピールすることもないですけど。でもたぶん私の場合は、イメージでそう見られてると思うw
アニメを見る時間を確保するのも大変ですよね。今は配信サービスも多彩にあるので、見れるものはパソコンやタブレットで見たりもしますが。
スケバン3人組の話は確かに恥ずかしいかもw あれはその恥ずかしいノリこそが面白いポイントでもあるので難しいところですね。かわいいコックさんとかw
アニメとマンガの楽しみ方の違いもそこに表れているような気もします。動きや音が入ると、また違った恥ずかしさに変わってしまうんですよね。

120点ですか!素晴らしい。そこまで評価していただけるのはファンとしてもなんだかうれしいですね。かくいう私は85点くらいですがw
9年半続いた原作を4クールでまとめるというのは本当至難の業ですよね。私も試しに1クール分だけでもやってみたのでわかりますw どうあがいても「僕が考えた最強のうる星やつら」になってしまうんですよね。自分の好みばかりが先だってトータル的な構成がうまくできないんです。すごく独りよがりのものになってしまうんですよ。
同人ならそれでもいいのですが、商業作品として成立させるためにはもっと俯瞰的な視点が必要なんでしょうね。

私も今の時代にうる星やつらをこんな風に語れる日がやってくるとは思いもしませんでしたよ。大ビン小ビン問題なんて言ってああだこうだと文句をつけられるなんて、本当に幸せなことです。改めてうる星ファンでよかったと思えますね。

うる星に関しては本当に変わっていないんですよ。読んでいてまったく懐かしさを感じないんです。今読んでも新鮮な思いで楽しめます。ていうか、いまだに新たな発見があったりしますからねw 40年経ってはじめてああそうだったのか!なんて驚いたりしますからw
私にとって、うる星は今でも現在進行形なんです。昔のマンガで今も好きなの物は他にもありますけど、ノスタルジー抜きで楽しめるマンガといったら他にないですね。

> あとはこのブログを見つけたこと。
最後になんてうれしいことを言ってくれるんですかw
ちょっと泣きそうになってしまうじゃないですかw

うちの読者は濃い方が多いんで、コメントもなかなかの大作が多いんですよ。その分楽しみでもあるんですけどね。
でも安心してください、ちゃんと寝ていますからw
ていうか、歳のせいか徹夜とかできなくなってますからね。下手すると、返信しようと思ったらいつの間にか寝落ちしてた、なんてこともありますw

というわけで、時々返信が遅くなることはありますけど、そこはご容赦ください。
(今日のところは期待に応えられたかな?)

No title

> なんだ分かってるじゃないですか~ バキ/(o_o)
というのは、生意気なこと言った私が叩かれたイメージでした。失礼しました。

用語をずっと確認したかったんですけど、
1クール:3か月
1期:6か月
アバン -> OP -> Aパート -> 画 -> Bパート -> ED -> Cパート
で合ってますか?
他のアニメでも使える呼称なんでしょうか。
特に1期2期というのは、その間に期間が開いてるからで、6か月という訳ではない?
アバンって何かの略称なんですか?

あと、「系図」とか「オンリー・ユー」とか、当時のファンの議論って、どういうところでされてたんですか?
当時インターネットも無かったし、東京の方だと集まりとかあったんですかね?
私は四国で全然そんなの知りませんでした。

Kindle版は確かに新装版と書いてますね。
「酒と泪と男と女」がやっぱり4巻に有るので、残念ながら、話が順番どうりになっていると教えてもらった文庫版とは違うようです。
ただ私アメリカに住んでいるので、紙の本は英語版しか買えないのです。
高橋留美子オリジナルのセリフが欲しいと、電子版のこれしかないんですよね。
英語で苦労しっぱなしの中、うる星やつらが原書で読めるというのが、生まれて初めて、日本語で育ってよかったーと思った瞬間です。
この新装版は、表紙の新しく書き下ろされたすっきりした絵もすごくいいんですけど、大好きだった昔のコミックの表紙も、最後のおまけのページにでも残して欲しかったなあ。本当に。

旧アニメの押井守監督の名前はよく目にします。動きが良かったのはこの人のおかげなんですね。
私、なぜか旧アニメを初回から見たかどうか覚えてないんですけど、最初はそんなにストレスなく見れてたような覚えはあります。
今思うと、なるほど、初めは1回に2話やってたからなんでしょうね。
1回に1話だと、高橋留美子独特の面白さとスピード感を保って30分にするのは、他の誰にも不可能なんだと思います。
ただ、同監督のビューティフルドリーマーの、スローで陰気なあのムードは、芸術的かもしれませんが、私は心が塞いで全然だめでした。映画館で2回見ましたけど。
その予告編みたいな動画を今見ると、映像は確かに良いと思うので、機会があればもう一回見てみるかなあ。完結編と、オンリー・ユーの次くらいに。

最近読み直した範囲で、おそらく厳選回には誰にも選ばれないだろう話で、5巻の「怪人赤マント」が心に残ってます。
今やデブってしまった怪人赤マントが、さらに化け物チックな化粧させられて、偶然ラムがパートナーになった話です。
ぱっと明かりがついたら相手がこの人だったのですが、ラムは全然気にしなくて、一緒に楽しく踊って、みな怪人赤マントをコスプレした面白い人と思って、優勝するんですね。
本人は人気者になってしまって、怖がってもらえないのが悲しくて泣いちゃうという、心温まる(!?)話でした。
私の記憶では、友引高校の生徒の中で、ラムちゃんだけが、面食いでなくて、あたる以外の誰とでも同じように接しているように思いますけど、どうでしょう?
あとラムの美しさが認められるシーンも有って、私のお気に入りになりました。

今はランちゃん登場シリーズを読み終えたところで、やっぱり今回のアニメに選ばれた回は納得です。
面白さもそうですし、話のつながりの点でも。
正真正銘危機一髪…も同じくらい面白いですけど。
この話、ラムちゃんが出て来ないんですね。
いきなり表紙で縛られていて、そのまま出番なしって、ヒドすぎる。。

>期待に応えられたかな?
はい!
「生ゴミ海へ」の中の、「どんどん食べてください!」「あたしゃ捨てられに来たんですから!みなさんと最後の思い出を作りたいんですよ!!」、、「うわーおいしい!」「最後の晩餐か...」の罪悪感を2回あおるやり方は、ン十年前に原作を読んだ時からくせになっていて、今回もやってしまいました。
それでもプールの妖怪はあっさり捨てられてしまったので、私も叶わなくても受け入れますよ。

うる星やつらの話ができるのって、ほんと幸せ。
ではまた~

Re: No title

>えんじにあさん

> 生意気なこと言った私が叩かれたイメージ
ええ、私が叩いたんですかw そんな、大切なブログ読者さんを叩いたりなんてしませんよw

アニメ用語は私も最近なんとなく覚えた程度なのではっきりとしたことはいえませんが、
> アバン -> OP -> Aパート -> 画 -> Bパート -> ED -> Cパート
は基本的に合っているはずです。AパートとBパートの間に入る間というかイラストは「アイキャッチ」と呼ぶものかと。
アバンは「アバンタイトル」の略ですね。アバンとはフランス語で「~の前に」という意味で、つまり「タイトルの前に挿入されるもの」という意味になります。
アニメ用語というか、元は映画からきているんじゃないかな。
これらの言葉はアニメ全般で使えるかと思いますよ。

あと、1クールは「3か月」で合っています。これは元々日本のテレビ業界用語ですね。正確には「四半期」という意味で、1年を春夏秋冬の4つにわけた放送期間のことをさします。アニメに限らず、日本のテレビ番組はこの「1クール」(3か月)分を基準として番組編成を行うことが多いようです。
2期とか1期というのはあくまでその番組のワンシーズンを指すので、期間は関係ないはずです。
例えばアニメが1クールで終わったとして、その後1年後や2年後に「2ndシーズン」として続編が作られたならそれが「第2期」と呼ばれて、最初のものが「第1期」と呼ばれる感じでしょうか。
令和うる星の場合、連続で2クール放映したのでそれが「第1期」となり、来年春から始まる予定のものが「第2期」扱いになるわけですね。

> 当時のファンの議論
基本的には同人誌上ですね。実際に面と向かって議論を交わしていたわけじゃないというか、私自身はかかわっていません。
当時はコミケをはじめとする同人誌即売会で高橋留美子ファンジンがいちジャンルとしてにぎわっていたんですよ。私はマンガ専門店なんかでそういうものの存在を知ったわけです。
ただまだ中学生くらいでしたし、同人誌を作る仲間に入るまでの勇気はなかったですね。もっぱら買って読む専門でした。その中で「系図」問題などを知ったわけです。
あと、「オンリー・ユー」は完成試写会に行ったことがあるんですよ。まだ中学生でしたが、そこで何人か話を聞く機会もありました。それと、うちの学校にも何人かうる星ファンがいたんですよ。そこで毎週水曜のサンデーの発売日では回し読みとかしていたわけです。議論を交わすというほど大げさなものではなく、普段の会話の中で話題にするくらいでしたが。アニメも東京では水曜日にやっていたので次の日に軽く感想を述べたりしていましたね。
うる星ファンの集いみたいなものはあったかもしれませんが連載当時は知りませんでした。アニメのファンクラブも入ってなかったですし。
連載が終わって大学に進学したあたりのころ、ほんのわずかな間同人誌サークルに所属したことはありましたが、けっきょくなじめずにすぐにやめてしまいました。

> ただ私アメリカに住んでいるので、紙の本は英語版しか買えないのです。
ああそうか、そちらでは英語版しか手に入らないのですね。すみません、うっかりしていました。
新装版はオリジナル版の単行本と基本的に構成は同じです。なので、本編を読む分には昔の順番のままですね。
ただ、そう!表紙は絶対オリジナルのほうがいいですよね。あと、紙の本では巻末におまけとして「完全データファイル」と「My Lum×34」が載っているんですよ。これが電子版ではなぜかカットされているんですね。
特に「My Lum×34」は34人の有名漫画家がラムを描いてくれる企画で、実に興味深いものになっています。意外な作家さんが意外な思い出ともにうる星やつらを語っていたりして、本当に面白いですよ。コミックス第1巻はもちろん高橋留美子先生自身が描いています。

実は今、「なりそこないの四方山うる星ばなし03」として、うる星やつらの原作コミックスを紹介する記事を準備中です。オリジナル版はもちろん、ワイド版や文庫版、そして新装版とざっと紹介していくつもりですので、そちらを楽しみにお待ちください。まあ一応有償の商品なので「My Lum×34」をそのまま紹介するわけにはいきませんが、何かのついでに軽く引用したりはできるかもしれません。

押井守はうる星やつらで監督デビューをしましたからね。今ではカルト(?)映画監督としての立場を確立していますが、彼の原点はうる星やつらにあるといっても過言ではありません。
動きが彼の功績だったかはなんとも言えませんが、なんでもありなカオスなノリを作ったのは彼の力が大きいでしょうね。
30分1話だと原作の面白さを保つのが到底無理だったために、よけい彼独特の世界観が暴走する羽目になったのでしょうw
ビューティフルドリーマーはあくまで「うる星やつら」として私は評価したいところです。あれを絶賛している人はたいてい「うる星とは違うが映画として素晴らしい」とかそういう文脈ばかりなのが不満ですね。映画的とか映像がどうとかよりもまず「うる星」としてオンリーユーに負けないほどに素晴らしかったと訴えたいのですが、誰も賛同してくれないw
もっとも、当の押井守が「うる星」というより「映画」をまず作りたかったとか言ってるくらいなので仕方ない面もあるのですがねw 高橋先生自身も、あれは押井守さんのもので私のものではないと無下に言うくらいでしたし。でも私はそうとは思っていませんよ。
まあその辺は話せば長くなるので、ここではやめておきますw いずれどこかの機会で語ることもあるかもしれません。ていうか、もう一回見直さないことには忘れてる部分も多いんですよねw

「怪人赤マント」とはまた渋いところをw
すごく面白い話で私も大好きなんですけど、今の時代には難しいものがあるかなあ。
赤マント自体が戦前の都市伝説みたいな存在ですからね。令和の時代にやるとなると、二重三重にややこしいことになるかもw
ラムの天真爛漫な魅力がよく出ている話でもありましたね。いい意味で分け隔てなく相手を見るというか、偏見を持たないのが彼女のいいところかと思います。
ラムは元々は面食いだったんだと思いますよ。レイに惚れたのもそういうことでしょw
たぶん、レイのことで懲りてから相手を見た目で判断しないようになったんじゃないかという気がしますね。
ラムの美しさを認めるという点では花和先生もそうでした。
当たり前のことではあるんですけど、第三者目線から改めて言及されるとなんだか新鮮な響きがありますよね。

ランちゃんシリーズはあの流れで正解でしょうね。文化祭のエピソードも少し触れてくれましたし、初登場から彼女のキャラが視聴者にはしっかり伝わったのではないでしょうか。
正真正銘危機一髪はまるで落語のようなオチでショートショート的な話の面白さがある一編なんですけど、旧アニメでは「思い出危機一髪…」とセットでやったとか。正直まったく覚えてない…
あれは「思い出」があたるの出ない話だったので、次でバランスを取ったのかもしれませんね。で、次の話があの「あたるの引退」というw
この辺の流れはもはや神がかっているなと思います。
表紙でいきなり縛られているのはたしかにひどいですけど、一応ラムはどうしているんだという疑問に答えたつもりなんでしょうw

> 罪悪感を2回あおるやり方
なんとw あれはプールの妖怪直伝の手法だったのかw
言われるまで気づきせんでしたよw

いやでも本当、こうしてうる星の話をできるって幸せですね。なんだか夢を見ているかのようw
それではまた!
四方山うる星ばなしの3回目も早ければ今週末くらいにアップできるかもしれませんので、そちらもぜひ。
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

なりそこない

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