fc2ブログ

新TVアニメ「うる星やつら」第16話の今回も語っていますライト&ヘビーのハイブリッド感想

※このたび36年ぶりに新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、これから毎週視聴した感想をざっくり語っていこうと思います。アニメの感想は慣れていないのであまり深堀はしません。基本原作ガチ勢ですw
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

竜ちゃんがかわいかった。

今回はこれに尽きますかね。
なんかバカみたいな感想ですが、素直にまずそう感じました。

実際、ビジュアルというか作画も原作や旧アニメよりも若干美少女よりに描かれていたように見えましたが、それより全体的な描かれ方がもうかわいいなと思ったんですよね。
それこそ、5話のあたるじゃないですけど、
「竜ちゃんって、こんなにかわいかったのか……」って感じw

かといって、キャラを改変したわけではありません。
どちらかというと、本来の彼女の可愛さをより直感的にわかりやすく見せていたように思えました。
決してジェンダー的な配慮からそうしたわけではないということは、はっきり言っておきましょう。
そう、彼女は元々女の子としてかわいいんです。

点数としては、Aパート「激闘、父子鷹!!」9.3点、Bパート「セーラー服よ、こんにちは!!」9.1点ですね。微妙なさじ加減が特徴だったりしてw
千葉繁さんの親父はもちろん最高でしたが、竜之介役の高垣彩陽さんがムチャクチャはまり役でびっくりしました。本当に命が宿っているようで感動しましたね。

Aパートに関してはほぼ原作通りでしたし、まず文句ない出来でした。
ただ、Bパートに関しては最初少し複雑な思いで見ていましたね。
というのも、こちらは原作の「セーラー服よ、コンにちは!!」(15巻 PART2)に加えて、「蘭は女の香り=その1=」「蘭は女の香り=その2=」(15巻 PART4、5)を合わせたものになっていたんです。
つまり、実質3話分を再構成した内容になっていたんですよ。さらにテーマを「セーラー服」に統一したために、かなり感触の違うものになっていたんです。

これに関しては「原作」はむしろ邪魔だなと思いまして、極力頭を無の状態に近づける形で改めて見直してみました。
そうすることで、Aパートに負けていないくらいの面白さを発見することができた次第です。


というわけで、まずは「うる星やつら」第16話のライト仕様感想から始めましょうか!


●ライト仕様

いきなり遊泳禁止の看板から始まりましたが、あれは一応アニオリになるかな。
原作ではそれまでもあの4人で何回かにわたって海で遊んでいる話が続いていたんですよ。その“海シリーズ”の最後を飾る話として今回だったんですね。だからまあシーズン終わりなのも最初から納得ではあったんです。

ていうか、あんな看板見なくてもあの高波というか、荒れた海を見ればわかりそうなものですけどねw
そもそも最初から遊びに来る時期が間違ってるw

それにしても、あたるたちは泳ぐ気満々だったなw 浮輪や水中メガネまで用意してw
ラムなんかシュノーケルをつけてたぞw お前はそんなものつけなくても普通に潜れるだろw
あと、なんで面堂はサングラス?
しのぶがビーチボールを持っていたけど、ラムと一緒に遊ぶつもりだったんだろうかw
あの4人は本当に仲がいいですよね。一度、どういう流れで計画が決まるのか見てみたいw

竜之介の髪の色はダークブルーになっていましたね。原作や旧アニメでは普通に黒髪だったんですが、あえてクール系キャラのイメージなのが少し新鮮に映りました。

竜之介の親父が叫ぶたびに劇画調になるのは、おそらく元ネタが「巨人の星」だからでしょうか。(彼の子どもへの虐待めいた教育方針は星一徹のパロ的な意味もあるのだ)

さて、Aパート。
ラーメンどんぶりにサブタイトルが出るセンスはさすがでしたね。アバンからのつながりも見事。
一年中浜茶屋は今でも笑えるw
「鍋焼きうどんあり〼」はアニオリでしたけど、面白かったですね。一体誰があの状態で食べたいと思うのかw

「なんで男らしくならなきゃならねえんだ!俺は女だぞ」を原作通りに言ってくれたのは、すごくうれしかったです。
なんか、藤波竜之介の居場所はこの令和の時代でもちゃんとあったんだと思えたんですよね。
それと、アニオリとして「セーラー服とかすげえ憧れるぜ」というセリフだけが追加されていました。これはBパートへの布石なんでしょうね。

それにしても、殴り合いの時の「ばき」は本当うっとおしい。
セリフも聞きづらくなるし、テンポが狂うような気がするんですよね。間合いが崩れるというか。
今さら擬音を口で言うことに苦言を呈してもしょうがないですけど、せめてキャラのセリフに被るような使い方はやめて欲しいものです。

親父があたるたちを買収?したシーンでラムがイカ焼きを食べていましたね。実は彼女にはスルメ好きという裏設定(?)があるんですよw
浜茶屋でスルメはさすがにおかしいんで、イカ焼きなんでしょう。まあどうでもいいことですけどw

藤波親子のくろすかうんた~は「あしたのジョー」へのオマージュ。うる星では時々高橋留美子の劇画愛が伺えますが、ここもその一環ですね。

最後、鎖手錠で親子を縛り付けて喧嘩できないようにしていましたけど、あれは誰が用意したんでしょうね?まあギャグマンガにそれを問うのも野暮ってもんですがw
あそこでラムとあたるがなぜかサムズアップしてるんですよねw どういう意味だw
あれはアニオリですけど、地味に面白かったですw

俺は女だー!で締めるのもベタだけど好印象。ちゃんとキャラの立ち位置を分かっている感じですね。
あとは変な演出と言うか、効果音を口で言うのだけやめてくれれば…
今回は特に殴る掛け合いの時に多用していたんで、特に気になりましたね。

Bパート。
Aパートで浜茶屋が損壊してしまった藤波親子が友引高校の購買部に住み込みで引っ越してくる形ですね。
これまでの新キャラはいきなり友引町にやってくる形でしたが、彼らの場合、ワンクッション置いているのが特徴です。

それはさておき、ついに!令和うる星で「夏服」が初登場しましたね!
本当ようやくというか、なんでこの時期にと思わないでもないですが、とにかくまあよかったw
できれば6話くらいの段階でみたかったですけどね。

あたるとラムが腕を組んで仲良く?登校はアニオリかな。まあ仲がよろしいことでw
なお、原作では特に腕は組んでいません。
ただこれは、この後の「蘭は女の香り」で竜之介ランちゃんとあたるラムでダブルデートするエピが本来あるのですが、それを割愛したための救済(?)処置なのかもしれませんね。(そこではラムとあたるはしっかりおしゃれして腕を組んでいる)

竜之介親子のケンカの後に、あたるとラムがやり方があまりに過激だと親父を窘めるシーンがあったのですがここではカット。
その後の親父が発する一人前の男として育てるという教育方針うんたらというセリフが問題だったのかな。いずれにしてもBパートは実質3話分をまとめる必要があるので、いつも以上にテンポよく進める必要があったのでしょう。

その後、学校に着いて校門前で転入届を出したという話になりますが、原作では「男・女」のどちらに◯をつけたかという問いに親父は「男」と答えるんですよね。
そう、原作において竜之介は、「男」として友引高校の生徒になるんですよ。実はこの設定のために今のアニメではできない話がけっこうあるんです。
そういった意味でも、さすがにこれは当然のカットだったと言えるでしょう。

今回はその辺を曖昧にしつつ、「セーラー服」に焦点を定めて話を進めている感じなんですよね。これはいい判断だと思います。まあ、セーラー服が女の子の憧れというのも時代錯誤もいいところですがw

幼いころの竜之介が夢見たセーラー服の姿にランちゃんっぽい子がいるのはアニオリですね。
これが後半のランちゃんの話につながるわけです。
コースケの「なんだあいつは女装趣味か」というセリフも当然ながらカット。今見ると本当にこれはどうかと思うような言葉が当たり前のようにあるんで、台本チェックにも細心の注意を払ったんだろうなあと想像します。

面堂の夏の制服が絶妙にダサイw ゴルフウェアじゃないんだからw

その面堂たちが竜之介に夢中になるクラスの女子たちに危機感を感じる場面。
原作では「友引高校始まって以来の不健康な雰囲気」「正常な男女交際のありかたを取り戻さねば」という、これまたあまりにも時代錯誤なセリフが飛び交っていました。
さすがにこれはアウトでいいと思いますし、こういう視点は別に竜之介回の本質ではないので改変は当然でしょう。

まあ「このままだと俺たち見向きもされなくなるぞ」には、「竜之介関係なく、どうせお前らは見向きもされんだろw」とツッコみたくなりましたがw
ここでは面堂の危機感だけが唯一正しい図式というw

購買部で親父が「今さら竜之介を女にしてたまるか」と拒否するのもカット。
でも、面堂の「誠意をつくして父君を説得してきた」は笑いましたねw こいつ最低だw

竜之介が気持ちだけありがたく受け取っていつか実力で着てやると心に誓うシーンが、原作におけるオチでした。つるしたセーラー服に向かって勇ましく拳を振り上げて宣言するのがギャグになっていたんですね。
でも今回のアニメでは笑いではなく、竜之介の純粋な思いがストレートに描かれていました。
正直、私は感動してしまいましたよ。なんてけなげな子なんだろうと。
原作において、ドタバタの中に埋もれていた彼女の「女らしさ」が垣間見えたいいシーンだったと思います。

つるしたセーラー服を見つめながら「俺がセーラー服を着るには、まだ何か足りねえ気がするんだ」とつぶやくシーンはアニオリです。
ここから話は次の「蘭は女の香り」パートに移行するわけですが、すごく自然な流れに見えましたね。
二つの話を連結する上で、見事な構成になっていたのではないでしょうか。
何より、セーラー服を見つめる竜ちゃんの横顔が実に美しかった!

さて、後半の「蘭は女の香り」ですが、さすがに2話分をBパート半分で消化する分、かなり原作とは変えられていましたね。

まず、ランちゃんが2-4のクラスにやってくるのはアニオリです。
原作では購買部に消しゴムを買いに来た時に、親父に殴られて鼻血を出している竜之介にハンカチを貸してあげるんですね。竜ちゃんはその優しさとハンカチのいい匂いに心魅かれて、ランちゃんに興味を持つんです。
そして、ラムがそのハンカチを見てあれなんでランちゃんのを持ってるのと言う流れだったのですが、ここではあくまで「憧れのセーラー服」という趣旨に沿っての登場になっていましたね。

しかし、ランちゃんとラムは教科書とかを貸し借りする仲なのかw
特に嫌がらせのためでもなく、普通に借りていたようなんだがw まあ仲がいいのは何よりだけどw
ていうか、ランちゃん忘れ過ぎだろw ちゃんと教科書くらい用意しとけw
それにしても、原作でもそうでしたが、ラムはランちゃんを普通に「幼なじみ」と紹介していましたね。
それで誰ももう疑問にも思わないというw

ランちゃんにOKを貰った時の竜之介の笑顔は最高でしたね。
今回のベストシーンに挙げたいくらいに目を奪われたシーンでした。

そこからランちゃんと竜之介は放課後デートすることになるわけですが、原作では週末改めての休日デートだったんです。(もっとも竜ちゃんはデートとは思っていませんが)
今回のアニメではあくまで「セーラー服よ、こんにちは!!」の一環としてなので、こういう形にしたんでしょうね。「セーラー服」がポイントなのですから。
それはわかるんですけど、原作ファンとしては私服姿での彼らのデートも見たかった気がしますね。特に竜ちゃんはネクタイをしめてのスーツ姿が決まっていただけに…

なお、そのデートの話を聞きつけてあたるとラムも彼らを張り込むために出かけることになります。
つまり原作に於ける「蘭は女の香り」では、ダブルデートがキモになる話だったんですね。それがなくなったのは残念かな。
腕を組みながらおそろいのサスペンダー姿のあたるとラムはなかなかキュートだっただけにもったいないなという感じはします。
まあ先ほども触れましたが、たぶんそれをカットしたために朝登校時の腕組みを代わりに用意したんでしょうけど…

「女の子のことを教えてもらいてえんだ!」からの「こいつ意外とスケベやな」は最高w
こういう勘違いネタはランちゃんの十八番でもありますね。
ドットのような処理の演出もなかなか効果的だったと思います。

ランちゃんの真似をしながらせかせか食べる竜ちゃんがまた可愛かった!
仕草そのものじゃなくて、その心意気がすごくいじらしいというか、胸に来るものがありましたね。
あそこは原作にはなく、真似する前にあたるが邪魔してしまうのですが、今回のタイミングの方がはるかによかったと思います。竜之介のキャラがよく表れている、いいシーンでした。

その後、ラムはランちゃんに問い詰められるわけですが、あそこの言い訳は原作では「うちはダーリンとデートしてただけだっちゃ」になっていました。まあストーカーじみてはいましたが一応はデートっぽいことをやっていたわけですからねw
アニメでは放課後帰りですし特にデートというわけでもないので、「うちはダーリンについてきただけだっちゃ」と返していましたが、これだとなんだか腰ぎんちゃくみたいだなw
まあしかし、「読めたでラム」にハズレはないですねw もういつ聞いても笑えるw

最後、あたるがボートをぶつけて飛んでくるシーンは、原作だとラムが足元をつかんで彼だけ池にドボンと浸かる羽目になっていました。そこからぐぐぐとエビぞってラムたちが乗っているボードが浮き上がる感じでそのままオチだったんですね。ラムも必死で持ちこたえてw
ランちゃんは竜之介と抱き合ったままでラムに当てつける形で「しばらくこのままでいましょう」と言い、そんな彼女を見て竜之介は「わかんねえな~。女は複雑だぜ」とさらに謎を深める形でした。
つまり、竜之介もランちゃんも池に落ちたりずぶぬれにはなっていないんです。

そこをアニメではかなり改変していましたね。
ずぶぬれになったランちゃんがラムに対して激高してる姿を見て竜之介が「女の子って奥が深いなあ」としみじみ思い、そしていつかぜったいにセーラー服を着てやるんだと空に誓う。
すごくポジティブな形になっていて、見ていて心地よい締めでした。

原作の「蘭は女の香り」のエッセンスが失われていたのは残念でしたが、元々「セーラー服よ、コンにちは!!」がメインであって、蘭は女の香りはあくまでおまけとして一部採用したと考えれば実によく出来た構成だったと思います。
藤波竜之介というキャラの魅力を引き出すのに十分な内容になっていたのではないでしょうか。

なんといっても爽やかじゃないですか。
口は悪いし、すぐに手は出るし、おまけに一般常識にいささか欠けてはいるけれど、それでもすごくピュアな心の持主なんです。私は今回で彼女を再発見したような気持ちになりましたよ。

さて、15話の感想時で少し触れた今の時代に合わせての「最低限の修正」ですけど、本当にごく一部の調整だけでしたね。
いわゆる同性愛への偏見に満ちた否定的な言葉をいくつか言い換えたり省いたりしただけだったようです。
具体的には「女装趣味か?」とか「正常な男女交際のありかたを取り戻す」とかそういうやつですね。
あと、男として転入してきたという設定も、あえてぼかしていたようです。

心底安心しましたね。キャラクターの設定や性格はまったくいじられていないことに。
本質的なことが変えられていないのなら、ちょっとした言葉のあれこれなんて些細なことです。
竜之介やその親父のキャラはかつてのまま、輝いていました。
もうそれだけで私は満足です。

さて、次回は
「あこがれを胸に!!」「星に願いを」
ですね。

「あこがれを胸に!!」は竜之介としのぶがデートする話です。それだけならまあ微笑ましいだけなんですが、OPにもちょろっと出ていたあいつがねえ…まあそれは見てのお楽しみとしておきましょう。

「星に願いを」は割と地味めですが個人的にすごく好きな話ですね。ちょっと寓話的な感じもあって味のある話なんですけど、典型的なドタバタである「あこがれを胸に!!」との温度差が気になるかも。
正直、なんでこの組み合わせなのか謎ですね…


それでは、また来週!



ここからはヘビー仕様になります。

●ヘビー仕様

まず最初に告白しますと、当初、竜之介はあまり好きじゃありませんでした。
なんだトンちゃんのときと同じかと思われるかもしれませんが、それとは少し意味が違います。

キャラやギャグ自体は好きだったんですよ。
彼らの初登場回である「激闘、父子鷹!!」なんかは、初めて読んだときからすごく面白くて、お気に入りの話の一つだったんです。

問題は次の「セーラー服よ、コンにちは!!」でした。
私はあの親子を、てっきり一回限りのゲストキャラだと思い込んでいたんですね。
それが次の週でいきなり友引町に引っ越ししてきてレギュラー入りしたことにすごく違和感を覚えたんです。

そもそも「激闘、父子鷹!!」は夏シリーズの最後を飾る回でした。
うる星やつらは毎年季節回というのがあり、夏は必ず何週かにわたって「海シリーズ」があります。
竜之介親子の話は、その中での一つというのが当時の私の認識でした。

藤波親子のあのキャラや設定はゲストなら許容できたんですよ。
それまでも所々でわけのわからない人たちに出会って騒動が起こる話はたくさんありましたからね。

でもレギュラーとなるとわけが違います。
宇宙人でも妖怪でもない、まったく普通の人間がうる星やつらというこのシュールで変な世界の住人になるというのは、これまでの世界観が崩れるような気がしたんですね。
私の中では、うる星やつらはあくまで「奇想天外なSFファンタジーギャグ」だったんです。

しのぶは元々のヒロインだから外すとして、地球上の人間がレギュラーになるのには常軌を逸した付加要素が必要だと当時の私は考えていました。
面堂のように桁外れの金持ちで私設警察まで持っているとか、チェリーやサクラさんのように霊能力者の力を持っているとか。彼らは言ってみれば、その存在自体がもうファンタジーなんですね。

そして、トンちゃんや了子の狂気にはリアリティがありません。ボールを食べたり吐いたり、実の兄をいたずらとしてセメント攻めするのはあまりに荒唐無稽でしょう。
だからこそ、うる星やつらの世界で思いっきり暴れられるのです。彼らの病理はシャレで済むんですね。

でも、竜之介とその親父が抱えるものにはシャレにならない部分があります。
たとえば戸籍はどうなっているのかとか、生理はどうしてるとか、気にし出すとギャグで済ませられない深刻な問題がそこには横たわっていると思うんですよ。
なんていうか、生々しさがあるんですよね。彼らの異常性は決してファンタジーではなく、我々と地続きなんです。

藤波竜之介の問題はいわゆるLGBTとは違うものだと、私は考えています。
なぜなら、彼の「性自認」はあくまで女性だから。

彼は体と心が一致しているんです。
自分の胸のふくらみに違和感があるわけでもないし、あくまで彼は「女」であることを認めてもらいたいだけなんです。つまり、「トランスジェンダー」ではないんですね。

彼らが抱えているもので本当にシャレにならないのは、児童虐待の問題でしょう。
竜之介は自分の性を否定され、親が望む性を押し付けられているのですからね。
さらにはお金や洋服まで満足に与えられていないんです。
正しい教育でさえ受けさせてもらえず、親の押し付けた間違った知識を今でも信じている姿は、決してシャレで済ましてはならない深刻な問題でしょう。

竜之介の親父の奇行というか狂気には、理由があります。
そしてそれは、極めて現実的な問題でもあります。
家業を継がせるため、自分の夢を子供に託すため、もしくは妻の面影を娘に見てしまうのが辛くてその女性性を否定してしまう。
本来ギャグマンガであるうる星で扱うべき問題ではないような気がしてなりませんでした。

これは高橋留美子自身がいろんなインタビューで応えていることですが、もともと竜之介はネタがすっからかんになった時期に苦し紛れに登場させたキャラでした。
そして、彼女のお陰でうる星やつらの寿命は延びたとも言っています。

当時はまったくそんな風には思っていませんでしたが、今ならわかります。
竜之介登場直前辺りでは、クラマやトンちゃんなど脈絡もなく初期のキャラが復活したりしていましたからね。
それはネタが尽きてしまった上でのことだったんです。

そういったこともあり、竜之介は高橋留美子の中で非常に大きな存在になります。
彼が登場してからおよそ3か月くらい、ずっと「竜之介シリーズ」が続いたのもその証左でしょう。
コミックス15巻はすべて竜之介回といってもいいくらいですね。

彼がレギュラーになってからしばらくは困惑が続きました。
それまでのうる星とは明らかにテイストが変わりましたから。
暴力ギャグが増え、ネタもどぎつい感じのものが目立つようになるんです。
今でも原作ファンの中では、竜之介以降のうる星を否定的に見る向きが一部あるくらいですね。

そんな中、「努力、女の道!!」(15巻 PART6)という回が私に強烈な印象を残します。

そこでは、竜之介が親父に
「女なのによ!こんな風に育てやがって…」「女にも戻れねえ!男にもなれねえ!おれの一生はムチャクチャだ!」と訴えながら、ぽろっと涙を流すシーンがあったんです。

これは特にシリアスな場面でもなく、むしろギャグっぽい雰囲気の中で繰り広げられるものなのですが、当時私の心を大きく揺さぶるには十分でした。
なぜか竜之介がすごくけなげに思えたんですね。初めて、ああこいついいキャラだなと感じたんです。
そこから少しずつ、「新しいうる星」に慣れていった覚えがあります。

竜之介はうる星やつらに、我々の世界と繋がっているささやかな「日常」を持ち込んでくれました。
決して笑い事では済まないような残酷な悲劇や人の弱さを笑いのオブラートに包んで。

彼が登場してから、ラムとしのぶがより仲良くなっていったように思います。
一緒に竜之介に女らしさを教えようとしたり、親父の行き過ぎを窘めたり、彼らを通じて二人の仲はそれまで以上にわだがまりがなくなっていきます。

それはあたるとラムも同様です。
彼らは竜之介親子の問題に接していく中で、だんだんと日常の中で一緒にいるのが当たり前のような雰囲気になっていきます。
そうやって、うる星やつらは徐々に「安定期」を迎えるのです。

竜之介が抱えている問題は決して軽いものではありません。
本当にギャグマンガの中で笑って済ませるだけではいかないものが確かにあるんです。
でも、逆にだからこそ、うる星に新風を吹き込むことができました。

キャラの関係性も良好になり、ラムやあたる、しのぶや面堂が竜之介親子の問題をあれこれ世話を焼く姿は彼らにキャラとしての厚みを与え、ギャグの幅も広がっていきます。
まさに高橋留美子が言うように、うる星やつらは竜之介に助けられたんです。

今では竜之介は私の大好きなキャラの一人になりました。
彼女のその人間性や優しさは間違いなくうる星やつらをもう一つ上の段階に引っ張ってくれましたし、次の「らんま1/2」への架け橋にもなってくれたのですから。

今回では語られていませんが、竜之介の母親の話は是非やってほしいですね。

「想い出ボロボロ!?」「想い出のアルバム」
(17巻 PART8、9)、「岩石の母;前編」「岩石の母;後編」(19巻 PART3、4)、「妻は面影の中に」(24巻 PART06)、そして「おとなの恋の物語;前編」「おとなの恋の物語;後編」(30巻 PART3、4)。

どれも名作です。バイオレンスでアナーキーな殺伐さが目立つ藤波親子の回の中で、これらはすごくヒューマンな匂いがするんですよね。
全部とは言いませんが、是非3クール目以降で取り上げてくれることを願わずにはいられません。

さて、次回は
「あこがれを胸に!!」「星に願いを」
とのこと。

「あこがれを胸に!!」はライト仕様でも述べた通り、竜之介としのぶの話なのですが、正直かなりエグい内容なんですよね…今回と照らし合わせても、アウトなセリフも多いですし、とても原作通りやれるとは思えません。まあ2話に渡る話をAパートにまとめるわけですから、うまいこと調整してくれることでしょう!

「星に願いを」はあまり取りざたされることのない話ですが、地味に名作だと思っています。諸星家の食卓という限定された舞台で繰り広げられる各キャラの思惑が交錯する攻防戦は、ある意味落語的な面白さがありますね。あたる母が大活躍(?)するはずなので、期待しておいてくださいw


それでは、また来週!
(俺ってこんなに竜之介が好きだったんだと、自分で自分に驚いています…)


ブルーレイBOX第1巻は3月15日発売!
現在放映中の2クール目は第2巻にまとめて入る予定で、6月28日発売です!
 


「激闘、父子鷹!!」「セーラー服よ、こんにちは!!」は共に15巻に収録されています!



BOXセットが4巻揃って発売中!
これだけでうる星やつらのすべてが手に入ります!
   


新TVアニメ「うる星やつら」のOP/EDテーマ4曲とさらに新曲2曲を加えたCDが3月15日に発売!限定盤にはノンクレジットOP/ED2クール分を収録したBlu-rayが付きます。



3月1日に新TVアニメ「うる星やつら」オリジナルサウンドトラックが発売決定!全 92 曲収録とのことです。
関連記事
スポンサーサイト



tag : うる星やつら高橋留美子

line
line

comment

管理者にだけ表示を許可する

ヘビー仕様の感想が面白かったです

更新お疲れ様です。

藤波親子に関しては私もちょっと苦手だったのですよ、親父が毎度ハイテンションで絶叫し続けますし、巨人の星の星一徹があそこまでいかれていたら、巨人の星のヒットはなかったでしょう(ちゃぶ台返しは1回しかやっていないのです)


私が高校時代のとき関西の夕方でうる星やつらのアニメの再放送があったのですけど、兄が見ていましたけど途中で断念していました、「チェリーと海の家の親父が強烈すぎて嫌になる」って言って。今作はチェリーの出番っていうほど少ないというか。旧作でのあたるが触った相手を性別反転させる回で、アニオリでチェリーが女になるのは吐きそうになって記憶はあります。


なお現在兄にうる星やつらのリメイクアニメのことを伝えたのですが、すごい複雑そうな顔で「なんで今更」って答えていました。大昔、全巻買いしてきたのは、あんたなのにって突っ込みたくなりましたよ。兄はらんまとめぞん一刻とるーみっくわーるどを全巻買いましたけど、犬夜叉は10巻くらいで読むのやめていましたね、兄が社会人になる前でした。私は犬夜叉を全巻読みましたが。


まあだいぶ話はそれましたけど、私も親父のハイテンションはちょっときついなーと思いながら見ていましたけど、なりそこないさんの当時の連載状況の説明して合点がいったというか、高橋先生の苦しい時期に生まれたキャラなのですね。


しかし苦境こそがチャンスというか、面堂登場時がうる星やつらの2期とするなら、竜之介登場は3期といってもいいくらいの分岐点じゃないかと思いますし。ただここあたりから、あたるの変態行為がシャレにならなくなるというのが私にとって難点ですが、ラグビーの回はやばかったです、男子がガチで痴漢の集団というか、まあ弁天との回もまあそうなんですけど。


浜茶屋の親父は少々苦手ですが、親父そっくりの目つきの可愛くない犬の代わりを美人の未亡人のために真似する回は大好きですね。たぶんアニメじゃやらないでしょうけど。


まあ今後とも見ていくつもりです。ではまた。関西テレビは時間いっぱいまでアニメ放送するくせは本当にやめてほしいです、新年に入って途切れない回がないのです。しょーかKさんも関西在住っぽいですのでどう思っているのか知りたいなと思ったり。

更新お疲れ様です。

>元ネタ
やはりそうでしたか。しかしあの腹巻きは伝わるのかな?今時腹巻をしている親父が何処にいるというのかw
それを言ったらアニメ放送前はうる星を知ってる若者は5〜6人に1人くらいだったらしいですが。今は結構上がってるとは思いますけど。

>ゴルフウェアじゃないんだからw
あ、アレは彼のオリジナルだったんですか。最初、面倒から制服を奪い取ったか差し出したのかと思いましたw それで仕方なくシャツ一枚なのかと。

でもラストでは結局女だって明かさなかったんですね。今後の展開にも繋がるのかな。
しかしセーラー服って言葉もどこか懐かしい。今は不便だからと減少傾向にあるとか。時代の流れを感じます。

コメント返信その1

コメントありがとうございます。まとめての返信にて失礼いたしますね。


>かわずやさん

ヘビー仕様が面白かったそうで、ありがとうございます。
長年内に秘めていた思いを、勇気を出して吐き出した甲斐がありました。

藤波親子が苦手だったというのは、割と原作ファンでも聞きます。やっぱり明らかにそれまでのテイストと変わりましたからね。正直わかりますよ。

お兄さんはチェリーと藤波親父がだめで途中リタイヤしたのですかw 親父はともかく、チェリーは連載一回目から登場する最も古参キャラなのですがw
触ったものが女になるというと、「かってな幸福、青い鳥」かな。正直アニメの内容は全く覚えてませんw 原作だと、面堂しか女体化してなかったと思いますけど、そういう感じでエスカレートさせていくのはアニメのうる星らしいですねw

「なんで今更」は私も最初知った時は似たようなことは感じたので、まあ一般的な反応でしょう。もっとも私はそれで変な熱が再発してしまったわけですがw
犬夜叉10巻まで揃えていたのはむしろ私よりファンですよ。私はらんまの8巻くらいかな、いったん買うのを止めてますからね。本当るーみっくファンにあるまじき行為ですw
らんまにせよ犬夜叉にせよ、ちゃんと読んだのはかなり後です。ハルヒのアニメの直後くらいだった気がするw

竜之介登場の少し前からネタが切れたというのは色んなインタビューで答えていますね。今ならわかりますけど、当時は毎週楽しみにしていただけでまったくそんな風には感じていませんでしたが。
でも、今思うと、13巻14巻あたりからギャグのキレが若干弱まってきたのはわかりますね。4巻から12巻あたりがうる星黄金期と言っているのはそういうことでもあるんです。

確かに竜之介登場は一つの分岐点ですね。それは誰の目でも明らかかと。
ギャグというか、ドタバタ加減が妙に生々しくなったのも彼の影響でしょう。良くも悪くも現実感が出てきたんですよ。それまでのセクハラめいたネタもかつてはカラッとしていたんですが、竜之介が絡むとすごく生身の女性を感じさせてしまうんですよね。
ただ、だからこそ、うる星に生っぽい「日常」感を吹き込む形になったわけで、私は大きな意味があったと考えています。

> 親父そっくりの目つきの可愛くない犬の代わりを美人の未亡人のために真似する回
「おとなの恋の物語」ですね。私も大好きというか、超名作だと思ってます。今回の記事でも名前を挙げさせていただきましたが、なんとかアニメでやって欲しいものです。

カンテレの件はしょーかKさんも最新のコメントで嘆いていましたよ。(1クール終了記念感想記事)
やっぱり必ず予告が切れてしまうようですね。こちらではそんなことはないので、どういうことなのかよくわからないんですけど、いずれにしても、予告はオリジナルの宣伝ボイスも入ったりするので困りますよね。あれも内容のひとつですから。


>不知沙さん

> 腹巻き
見たことはなくても、知識として知らないですかね?バカボンのパパとかわからないんだろうか。
> 5〜6人に1人くらい
まあそんなもんだと思いますよ。何しろ40年前の作品ですからね。私が10代の頃で考えると、戦時中くらいのことですからw
でも、今はアニメ懐古番組なら必ず取り上げられますし、少しは知名度も上がっていると思っているのですがどうでしょうね。

> 面倒から制服を奪い取ったか差し出したのかと思いましたw
そんなひどいw ていうか、竜之介だって人が着ていた制服なんて嫌だと思いますよw
彼は制服は他の生徒とは違うオリジナル仕様のものを着ています。アニメでも冬の制服では白い奴を着てたでしょ。原作では青い制服なんですよ。あの夏服は原作に合わせたのでしょう。

> でもラストでは結局女だって明かさなかったんですね。
いや、何の伏線でもないですw
ランちゃんとの絡みも今回限りですね。まあミスコンとかでは顔を合わせますけど、その際はもう女だということはわかっていましたよ。

当時はセーラー服全盛期でしたからね。女生徒の制服といえばそれでした。
なんか、汚れやすいとかで女子の間では不評らしいですね。

返信です

.>>お兄さんはチェリーと藤波親父がだめで途中リタイヤしたのですかw 親父はともかく、チェリーは連載一回目から登場する最も古参キャラなのですがw


アニメの話で、しかもアニメを第1話から見ていたわけじゃないのです、フジテレビ系列で夕方に再放送していたのを、しばらく見ていたそうですけどそういう感想を出しまして。私は「かってな幸福、青い鳥」のしか旧作アニメの記憶がないですね、押井守作品って知ったのはだいぶ後かな?



>>犬夜叉10巻まで揃えていたのはむしろ私よりファンですよ。私はらんまの8巻くらいかな、いったん買うのを止めてますからね。本当るーみっくファンにあるまじき行為ですw
らんまにせよ犬夜叉にせよ、ちゃんと読んだのはかなり後です。ハルヒのアニメの直後くらいだった気がするw


兄はめぞん一刻にはまっていて、アニメのほうもテレビ大阪の朝やっていた再放送のを全話見ていましたね。あとなりそこないさんと違ってリアルで追っていたのじゃなくて、古本で一気買いしていますのでちょっと違うかも。あだち充作品も一気買いしていましたから、とりあえず名作漫画を集めていただけかもしれません。


まあなりそこないさんでも脱落するものなのですね、私もジョジョとか途中うで読むのをやめて、だいぶたってからアプリで最終話まで読み直すとかやっていますね。犬夜叉に関しては、10年くらい前に長期入院した際、娯楽室的なところに全巻置いてあったので読んでしまいました。


以上です、乱文失礼いたしました。






Re: 返信です

>かわずやさん

> アニメの話で、しかもアニメを第1話から見ていたわけじゃないのです、
ああなるほど、そういうことですか。
夕方に再放送していたのは知らないなあ。その頃はアニメやマンガから離れていた頃かもしれません。
青い鳥がアニメ化されたころはもう押井守は制作から離れていたんじゃないでしょうか。あれは原作でも後期の話ですし。押井守はビューティフルドリーマーでうる星とは決別(?)したので、それ以降のTVアニメはやまざきかずおに監督が移って、制作スタジオも変わったはずです。

めぞん一刻はもっとも一般向けアピールできる作品ですからね。高橋留美子作品の中であれだけは読んだという人は多いです。
でもまあそうか、リアルタイムではないというか、少し世代が違うのかもしれませんね。

> まあなりそこないさんでも脱落するものなのですね、
うる星とめぞんが特別過ぎて、それ以降の高橋留美子に今一つ乗れなかった時期があるんですよね。それはたぶん私の熱量の問題かと思うのですが、なんからんまのノリには途中からついていけなくなった感じがありました。
ただ、高橋留美子劇場とか人魚シリーズはその間も愛読していましたので、一応るーみっくファンと名乗れるかとは思いますw

でも、長期連載はけっこうそういうことはありますよね。北斗の拳もラオウを倒した後はしばらく空きました。今でもあそこで終わってもよかったんじゃないかと思っていますw
実は私は入院ってしたことないんですよね。これはまあ幸運なことなんでしょうけど、大怪我とか大病とか経験したことが無いんです。
でも、そういう機会があれば、全巻読破とか簡単にできそうですね。

No title

どうもであります。ようやくここに来れました。
なんかワタモテで忙しかったのでw
頭の中ではネタを構成していたのですが、それが脳内でだいぶ熟成されまくってしまってましたw
ようやく、かなあ。先にワタモテの方になるかと思ってましたが、先にこっちになった感じ、かな。
とりあえず、16話を再見しながら書いてみます、と。

えーと、まずはネタの方からw
セーラー服が今回の大きなテーマということで、今回のBGMから、と。
明日ちゃんのセーラー服、て作品がありまして。
2023年の1月~3月期にアニメ放送されました。
このうる星の2クール目の1年前のクールということになりますね。・・・・もうそんなになるのか。
ということで、それのOPを。

https://www.youtube.com/watch?v=6doKKoHQmTI
「はじまりのセツナ」蠟梅学園中等部1年3組

そのアニメのOPになります。
上級アイドルグループっぽい女声コーラスや曲調が心地よくて、こういうアニメのOPとしてはぴったし。
オープニングやサビ前でさく裂するドラム乱打も印象深い。このドラムの乱打は、クリプトプシーのフロームーニエがたたいてます。さすがの乱打であります。うそだけど。

放送前から知ってた作品だし、自分的にも注目作品ではありまして。
OPの映像からもわかる通りの作品といえばいいかな。
百合要素もある感じですが、そこまで強いものでもなく、友情の範疇かな。
女子校(私立の中学だけど)という設定なんで。
OPのように、主役の明日ちゃんが、クラスの女の子たちを攻略していく話、といえば大体あってるかなー。
ちなみに、明日はあけび、と読みます。作品知ってるけど、そう読むようになるまではだいぶかかったw
さらに、ヒロインの苗字です。名前は明日小路(あけびこみち)です。

説明は・・・・
掲載サイトとウィキで紹介としましょう。
https://tonarinoyj.jp/episode/13932016480028986061
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E6%9C%8D

漫画のプロローグみてもらえばいくらかわかるかと思いますが、マンガでもあり、イラスト絵画集的な雰囲気の作品でもあるというか。
マンガの体をした美少女イラスト集、という異名もあったりします。
アートな感じですな。
アートというと、こういうのもあります。

https://ablackleaf.com/archives/54702657.html

まさにアート、前衛芸術。
絵のレベルも高く、斬新なコマ割り、まさにアート!
レビューしてる人が、最後にはレビュー放棄するほどアーティスティック!
という短編集なんですが、単行本の表題作もぶっ飛んだストーリーというか。
コマ割りのアバンギャルドさもすごいし。
最後のオチもなんていうか。
今回の話が女なのに男扱いされてしまう竜之介だけに、共通点がある話ですねえ。・・・・うん?

最後は主人公がなぜかヒロイン?の体にのりうつってしまい、彼女の体に魂が宿って、「第二の人生」を送らざるをえなくなるオチ。
まあ急に望みもしてないのに女性になってしまうのは、すごく困るとは思いますが・・・・そこまでいやか?
けっこう美人なのに。そういう問題じゃないか。
男扱いされてるが、女になりたい竜之介と逆・・・そういうことではない。
てか竜之介ははじめから女性なのに、いかれたオヤジに男になれ、て強制されてるだけなんで、LGBTQの問題とはまるで違う。
てか虐待ですよね、確かに。
とはいっても、普通に反抗できまくるし、オヤジをボコボコ殴ってるけど。

あと、最後にちらっと紹介されてる超高速の香織、もなんかすごい。
えーと、我慢できないのでつっこみますね。
動きが超高速すぎて服が動きがついていけず破れるなら、なんで下着は無事なんだよ!

ということで、まずはネタ第一弾w
あいかわらず長くなるw
セーラー服がテーマということで、明日ちゃんのセーラー服が思い浮かんだのは最初からだったのですが・・・・ここにくるまで長かったー(苦笑
で、その原作がアートな雰囲気のあるマンガということで、ガバメントの方にもふれるというw
地上最強の男 竜、の人の短編集です。なんか奇しくも竜つながりw
実はこないだのワタモテのコメ欄のコメは、これのネタフリだったのですw

https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-548.html#comment6779

まあこのネタ思いついたのはだいぶ前だったので、ワタモテのコメ欄で前振りするのはちょっとした偶然ではありましたけどね。
風夏がナナっぽくなかったら、こうはならなかったw
ナナっぽいのがなければ、地上最強の男 竜、もここで紹介してたかも。
というところで、長いので分けます。まだまだ続きます。

No title

続きです。感想そっちのけで、まずはネタが続きますw
えーと・・・・チョロギってあんま知らないなじみがない。ゴジラに関しては後回しで・・・・
明日ちゃんの話から。
というわけで、汚れやすい・汗臭くなる、とかが理由か?あとブルセラ、みたいなアレもまずかったか、けっこう下火になりましたよね、セーラー服。
てかギャル・コギャル全盛で、ブレザーというか、そういう制服が主流になった感じですね。
ということで、昔の制服(セーラー服)で来てしまったけど、制服は違うものになってた、というところから話始まる感じかな。
これを主人公のお母さんが、布そのものを買うところから全部手作りするという。
すげーすごすぎる。まあフィクションてかファンタジーというか、そういうのでいいかな、とw

で、割と頭いい私立の中学校(女子校)に進学、そこのクラスメイトと仲良くなっていく話。
その学校はけっこうな田舎にあって、明日ちゃんは家からそこそこな距離を徒歩(てかランニング)で通ってるんですが、県外から来てる子も多くて、寮にいるコが多いという設定。
どこの村なのだろう。その辺も謎というか都合のいい設定というかw
美少女イメージイラスト集的なマンガ作品にもなってる原作ですが、明日ちゃんのお父さんもダンディな人で。
なんていうか、水谷豊と郷ひろみを足して2で割ったようなルックスのダンディなダディ。
単行本の5巻ではこのダンディなダディがフィーチャーされまくる(というか、家族をフィーチャーといった方が正しいか)内容なので、完全美少女もの、と認識すると度肝を抜かれますw

あと、ここの内容というか、アニメのCMにもちらっとなってるパートがあるのですが。
入学式の後かな、帰り道、明日ちゃんがその田舎道を走りながら帰宅するのですが。
クラスメイト全員の名前を一人ずつ素で声に出して叫んで走りながら、最後に「みんなと仲良くなりたいな!」ていうんですよね。
ある意味作品の最初のクライマックス的なところですが。
入学して間もないのに、クラスメイト全員の名前を覚え(私立ということもあって25人だけど)、しかも全員と仲良くなりたいという。
仲良くなりたいどころか、2学期とか、1年以上一緒のクラスだったのに、苗字もまともに覚えてないことすらいっぱいあったワタモテとえらい違いだw

ということで、このアニメがこの期の注目作品の最大手?的な存在といってよかったのですが。
ただ、アニメはウィキでもある通り、地上波は関東(茨城や千葉では映らないところも?)と近畿のみ。
名古屋東海もなし。
BSでは2局でやったのに。
てか割と原作ヒットしてるし一応メジャーなはずのヤングジャンプが掲載元(てかウェブのとなりのヤングジャンプだけど)、BSはBS朝日でもやったから、テレ朝系のアニメージングやヌマニメーション枠でやったらよかったのに。
近畿ではMBSだから、スーパーアニメイズム枠でやったらよかったのに、とか思ってました。

ちなみに、放送時期はちょこちょこはみていたものの、「リアタイ」では見切るとこまでいかず。
遅れてじわじわみてたのですが。去年夏の悪夢がありましてw
でもその後BSで放送したので、それを録画。だいぶ見すすめてます(まだ全部みてないのかよ
そういた事前の「覇権アニメ」候補として鳴り物入り?で放送した明日ちゃん、でしたが。
実際始まると、それよりも話題になり、ある意味「覇権アニメ」になった作品が登場しました。
それが、その着せ替え人形は恋をする、という作品。

雛人形屋を営む雛人形屋で祖父と二人暮らしの割と陰キャな主人公が、クラスのギャルにその人形好きを知られ・・・・
でもそのギャルは、相当なオタクだったのです・・・!
ということで、人形の服を作る器用さにひかれたギャルが、自分のコスプレ用の服を作ってもらうことになり、その二人がひかれあっていくというか、そういう話となります。

とりあえずOP貼っておくか。
https://www.youtube.com/watch?v=oG4eu4HMtbo
スピラ・スピカ 『燦々デイズ』

オタクに優しいギャルならぬ、ギャルそのものがオタク、というマンガになります。
アニメが日本や海外でヒットしたわけで、オタクに優しいギャルは、こういうアニメオタは好きだという話になりますw
でも現実には、オタクに優しいギャルってなかなかいないよねえ、とかいう話、ですが?
そういうところがネットで話題になったところで、とあるつぶやきが取り上げられたことあって。
オタクに優しいギャルってなかなかいないっていうけど、オタクそのものがギャルとか、さらには他人に全然優しくなくて、ネットで罵倒とかしてるじゃないか、自分がそんななのに優しくしてもらえるわけねーだろ、てなつぶやきが取り上げられたことあって。
まあ確かに。
オタクに優しいギャルって幻想で想像上の存在かー。
オタクに厳しいオタクはとんでもないほど数存在しやがるのにねえw
まあ以前と違って、そういうのにやたら拒否反応しめして気持ち悪がるギャルってのも、今の時代はそんないないというか、古い存在ではあるのかな、とも思います、今はだいぶ時代が変わった。
でもむしろ、オタクの方がめんどくさいやつが多い気がするw、ネットの書き込みとかみるにつけ、ね。

説明というか、紹介ページとウィキ貼っておきますか。
https://magazine.jp.square-enix.com/yg/introduction/sonobisque/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9D%E3%81%AE%E7%9D%80%E3%81%9B%E6%9B%BF%E3%81%88%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E3%81%AF%E6%81%8B%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B

ガンガン連載ということで、ワタモテと「レーベルメイト」ということになります。
作者は男の名前ですが、女性だそうで。
この名前に似たプロレスラーとか首相とかいたような。
うる星もそうだし、明日ちゃんは頭いい系の私立中学だから、スカートの丈は長めですが、その着せ替え人形、はスカートめっさ短くて、今(てか00年代からだけど)のJKギャルの短いスカートになった傾向に準じてますね。

ちなみに、そのきせかえにんぎょうはこいをする、ではなくそのビスク・ドールはこいをする、だそうで。
着せ替え人形でビスクドールって読めねー
こちらは関東近畿だけでなく、東海(愛知・岐阜・三重)もきっちり放送、福岡まで。
さらに人気を受けてか、遅れて鳥取島根でも放送したんですね。
この部分はウィキに書いてありますな。
こちらは、放送時期に完走することができました、たまたま。

ということで、ネタが長くなりすぎてw
いったん、分けます。
その前に、少し本編に触れときますね。
やはり藤波辰爾から名前とったのかなあ、竜之介。
かわいかったですかー。私はりりしく見えました。
てか、短髪のさくらさんにも見えたw
いつもはそこまで気にせずスルーしてたのですが、今回のばきっ、はだめでしたねー。あれはいらんかった、殴る音ちゃんとしてたから。
Bパートでそれがない殴りもあったのに。
でもオヤジを集団でボコる時の集団のばきぼこ、はちょっとおもしろかったかもw

そして、アイキャッチに藤波親子登場!
あとは・・・・オヤジ、よく雇ってもらえたな、まあ作品の都合だけどw
喫茶店で最初にランと目が合った、あたるを抱えてる時のラムの表情が、個人的になんかやけにかわいかった。

では分けます。1個めのコメが通った時はほっとした。特に今回はね。
これ逃すと、だいぶ後回しになるから。

No title

続きです。もうちょいネタをw
その着せ替え人形、ですが、ギャルは読者モデルをやってて、それで生活してて、一人暮らしという設定。・・・・親は?
主人公も両親亡くして祖父と二人暮らしだし、ちと闇がみえるような?
マンガ・アニメ・ラノベでよくある一人暮らしの高校生。現実にはあんまいないけど、ラノベあたりではやけにいっぱいいる。
あと、明日ちゃんの作者は、スーパーカブの絵を担当してます。
荻野さんだっけ?がハブデブさぶ、で貼ったやつだっけ。
アニメ化もされましたが、途中までみてたけど、去年の夏の悪夢で・・・・
再放送してくれないかなーw
これの主人公も一人暮らしの高校生。両親が借金だかで失踪したとか。
バイトもなしにどうやって生活してるの?とか思うが、失踪してる両親が振込してくれてるんだっけ。
その辺どうなのか知るところまではアニメ視聴は進まず、その辺気になってモヤモヤw

ちなみにギャルの方は、食生活が雑、料理もしないできない。
なので主人公が料理を作りにいくことも。
あと、スーパーカブの紹介ページ貼っておくか。
https://www.pixiv.net/artworks/89593956

ん-、なんか間違ったかな?
お嬢の浴室が明日ちゃんのセーラー服をやるなら、
明べしちゃんの戦闘服かな。
その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をするをやるなら、
その秘孔突かれ用木偶(ひでぶでく)は秘孔をつかれる、かな。

で、この「2大ヒットアニメ」、同じクールなのに、同じアニメ制作会社が手掛けていました。
クローバーワークスというところ。
一応ウィキ貼ります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/CloverWorks

で、この会社が、うる星の1クール目同期の放送で手掛けたのが、あのぼっちざろっく。
原作からさらにクレイアニメだの実写?パートだの、補完を大量につけくわえ、よりすばらしい作品、そしてアニメにし、大ヒットアニメとなって、名を上げました。
その前に、前述の2作品をクオリティの高いアニメに仕上げ、これが糧になったかどうか、そしてぼっちざろっくの大ヒットにつながったのかもしれません。

というところで、他にもネタはあるのですが、さすがに後回しでw
事前の構想があったけど、書いてみると予想外?に長くなる、いつも通り。
でもある程度、今回の話で広がった?ネタは書けたかな、と。
では本編感想とかを(それがメインやろ)、いけるところまで。

面堂のグラサン、あの時代っぽいかなw
そうか、巨人の星のパロ、でもあるのか。
昔は地震雷火事オヤジ、とかいって、厳しく体罰も辞さないのが父親、みたいな感覚だったそうですが、もうそれは時代遅れにもほどがある、てかまさに昭和の、それも昭和の50年代やそれより前の感じですよね。
サブタイトルの出方はいつも秀逸。
あのフルシーズン浜茶屋は、今でいうオープンカフェなのかw
てか夏のビーチで鍋焼きうどんかーw
てか後継ぐだけなら女性でも問題ないんだけど・・・まああのオヤジだし。

女子に竜之介と命名する、DQ・・・・いやキラキラネームの走り?
女子と知ったとたんかかわりたがるあたる・・・・と面堂。
面堂もやはりあたると同類かーw
そうか、夏服初登場か。
いろいろと「きわどい」ところをうまくカットしたのかな。さすがに時代的にアウトなセリフややりとりもあったみたいですし。
あと、この二人はやっぱ印象深いというか、旧アニメでも印象強かったですね。
「俺は女だー!」といってオヤジをぶっ飛ばすのは定番のムーブw
虐待ではあるのですが、容赦ないパンチで逆襲はしまくってるんですけどね。

竜之介がセーラー服に夢みるのは、あんな育て方されたのだから、そりゃそうなるというか。
子供時代のあこがれたおねえさんのシルエットがランちゃんとかぶるのはアニオリですか、これはうまいのでは。
教室に来たランちゃんはあいかわらずのかわいさですがw、ちといつもと雰囲気違う?というか、他の美少女キャラと、だいぶ違う雰囲気をなんか感じました。

>>その面堂たちが竜之介に夢中になるクラスの女子たちに危機感を感じる場面。
>>原作では「友引高校始まって以来の不健康な雰囲気」「正常な男女交際のありかたを取り戻さねば」という、これまたあまりにも時代錯誤なセリフが飛び交っていました。

まあ今でも時代錯誤だけど、不健康というのが単なる嫉妬から、てのがまるわかりだけど、まあカットでもいいですな。
まあ竜之介と他の女の子の交際は、男女交際じゃないですから、そもそも。
面堂のあれ、制服じゃないよねw
完全にゴルフウェアですわ。

>>まあ「このままだと俺たち見向きもされなくなるぞ」には、「竜之介関係なく、どうせお前らは見向きもされんだろw」とツッコみたくなりましたがw

ついこないだまで、面堂が独占してて見向きされてなかったのに。裏の相談で、面堂がちゃっかり?加わってるのは、それはいいのかなーw
まあ誠意がありましたよw、あのオヤジへの誠意は、あれでいいですわ、うんw
ルッキズムで、性別わかっても女子にモテるのは、この作品らしくもあるかな。
まあ王子様っぽいルックスの女子は、女の子にモテますからね。
ランのわざとらしい足の遅さは何?w
もっと普通にスピード出るだろw
意外とスケベやな、もポイント高しw
ニコニコしてパフェ食べてる竜之介が、なんかあたるに似てたぞw

読めたでラム→当たったことない、てとうとう公式で言われてしまったw
ラストのはだいぶ改変されてましたか。
元のは知らないですが、十分楽しめました。
こんにちは、なセーラー服も最後はびしょびしょに、と。
てか何が足りないというのか、ていうね。
問題はオヤジだけな気もする。
まあそれがでかいけど。
ヘビー仕様は詳しくいろいろ書けないけど・・・・いや元からか?(オイ
竜之介の家の、ギャグに思いっきりなってるけど、本当はシャレにならないひどい虐待問題を抱えてる、てのは気づかされたというか。
まあそもそもLGBTQのそれと全然違う問題ですからね。
親の押し付け・強制ですし。

あとは・・・OP。ラムが逃げる?あたるを追う後ろ姿のスカートも気になるけど、おなかチラも気になるてかちょっとHだw
普段ビキニなのに。
そのビキニ姿であたるを持ち上げて台?に置いた後、ニコニコで手をふってる時のビキニ胸もいいですね(エロオヤジ感

ED,最初のところで、プルルル、て鳴って、家の電話鳴ってるのかな、て一瞬錯覚するw
今は携帯が主流で、一人暮らしで固定電話は置かなくなってるでしょうし。
で、ついにここに追いついて、かわずやさん(と不知沙さん)のコメのとこに追いついたということで・・・・
カンテレの仕様ですが、さらにひどくなって。
最後のとこ、EDが途中で切れるように。
予告編は、次の大海原のカイナ(これまだ全然みれてない、夏にBS再放送もあったが、手が回らず)の最初のとこになるけど、それが途中から始まって、ということで、えらい放送形式に。
他のアニメだとエンドカードてか提供の1枚絵だからいいけど、うる星はダメージ大きすぎるんだよ・・・・

というところで、今回ようやくたどりつけました。
まだ書けてないとこ(ネタだけど)や、前回や以前分の返信の返信や追加ネタまでは手が回らなかったのですが、なんとかまずはここに来れました。
これ以降はいけるかはわかりませんが、いけたらいけるとこまで。
ではまたー。

Re: No title

>しょーかKさん

どうもです!久しぶりのうる星へのコメントですね。こちらでまた会えてうれしいです。
わたモテの方はちょっと都合がありまして、いつもより一日遅れでの更新です。そちらもよければよろしくお願いしますね。

> 明日ちゃんのセーラー服
> 2023年の1月~3月期にアニメ放送されました。
いや、うる星2クール目の1年前というと、2022年1月~3月でしょう。うる星は今年ですよw

> 「はじまりのセツナ」蠟梅学園中等部1年3組
OPムービーにうまくリンクしている感じですね。ドラム乱打は言われるまで気になりませんでしたが、そう言われると妙に気になるw さすがにクリプトプシーは信じないけどw
サビの手前でコーラスが二手に分かれる感じが新鮮でしたね。あと、OPの絵がすごくきれい。ぱっと見、MVのようなイメージも抱きました。

確かにOPを見る限りあまりゆりゆりした雰囲気は感じませんでしたね。健全な青春像の中でも友情物語と言ったところでしょうか。って、「攻略」なんですかw

あけぴちゃんなんですね。普通にあしたちゃんと読んでましたw
語尾に「ぴ」とか入るとあだ名っぽい気がします。のりぴーからのイメージかなw

> 掲載サイトとウィキで紹介としましょう。
本当だ、ちょっと不思議な印象の第1話ですね。1ページごとにポーズを見せる演出はなかなかに斬新。
ウィキによると、こういう構成になったのは元々アニメーター志望だったという話が出ていますね。webコミックならではの実験的な方法でしょうか。

> アートというと、こういうのもあります。
またここですかw 史上最強の男 竜の人の短編集なんですね。
書かれているセリフは意味が分かりませんが、色使いや構図はまさしく現代アートですね。日本のアンディウォーホールかというのもあながち間違っていないと思いますよ。
ていうか、女神と花札w どういう関係があるんだw
やばい、これはマジでサイケデリックでしょう。いや宇宙意志の賜物なのか?とにかく幽体離脱したというおkとなんでしょうか…

表題作は輪にかけて意味がわからんw
竜之介と共通点が…あるのか?どうなんだろw
まあ無理やり考えれば心は男で体は女になったんだから、どちらかといえば性同一性障害でしょうか。
ある意味LGBTQの問題といえるんじゃないかなw
おっしゃる通り、竜之介の問題は児童虐待ですからね。似ているようで違います!
ただ確かに対等に戦えるという点では、ギャグ漫画として笑える工夫がなされていると言えるかもしれません。
それでも教育の問題とかお金の問題とかありますけどね。

> 超高速の香織
なんかいちいちネーミングが絶妙ですよねw 音速のヘホもすごいしw
下着は服とは違う素材でできてるんじゃないでしょうかね?そこだけはさすがに困るので体と一体になってるとかw

> 実はこないだのワタモテのコメ欄のコメは、これのネタフリだったのですw
そうだったんですか!どおりで同じサイトが出てくると思ったw
まさにナナからのつながりですよね。

セーラー服はもはや現実にはほぼ見ないですね。今でも採用している学校とかあるんでしょうか。少なくとも都内では見たことがないなあ。
あれは確かに汚れは目立ちそうですね。汗臭いかどうかはよくわかりませんが、イメージ的な理由も大きいんじゃないかと思います。

あの村って特に設定があるわけじゃないんですね。じゃあ聖地巡礼みたいなことはできないんだw
1話を見た限りでは家族もテーマになっているのかなと思いました。お父さんをフィーチャーする話もあるんですね。
クラス全員の名前を叫びながら走るってすごいw 普通何人かはお近づきになりたくない人もいると思いますけど、全員なんだw
確かにわたモテとはある意味真逆ですねw

アニメはTOKYO MXだったんですね。じゃあ放映地域は限られるかもしれません。
BS朝日ではやって、テレビ朝日ではやらないとかもあるんですね。その辺の裏事情はよくわかりませんが。地上波とBSってその辺連携しているものだと思ってました。

> 去年夏の悪夢
ああそうか、それで一旦全部消えてしまったんですね。でもBSでやってくれてよかったですね。

> その着せ替え人形は恋をする
その名前はよく聞きました。覇権だったのかまでは知りませんでしたが、ネットでもよく目にしましたね。

> スピラ・スピカ 『燦々デイズ』
ノリのいいアイドルポップですね。ラブコメアニメとしてはぴったりな気がします。キャラデザは少女漫画テイストでいわゆる萌え系とはちょっと違う感じなのがポイントなのかな。

確かにオタクの敵はオタクと言いますね。それは昔からな気もしますけどw
昭和の時代から知識のマウントとかとりたがる傾向はありましたよ。やっぱり近親憎悪ってあるんだと思います。
ギャルも今はいろいろいますからね。ルックスだけ見れば、ギャルそのもののオタ女子とかいますよ。まあ中身はわかりませんけどw

> 説明というか、紹介ページとウィキ貼っておきますか。
1話目からむちゃくちゃ面白いですね。つかみは完璧ですよ。これは人気が出るのも納得です。
ガンガンというか、ヤングガンガンなんですね。わたモテとは姉妹みたいなものかw
女性作家というのはわかりますね。絵柄もそうですが、描写一つ一つに細やかな女性のセンスが感じられます。

プロレスラーはよくわかりませんが、福田といえば二代続けて総理大臣になった政治家家系ですよ。確か、祖父も叔父も代々みんな政治家なはずです。
スカートの丈は今時のものになってますね。まあギャルというからにはそこは合わせないとw
考えてみれば、うる星の時代にはギャルっていなかったな。あの頃はヤンキー全盛期だったんで、裾がむちゃくちゃ長いスカートばかりでした。中には引きずるようなものもあったりしてw

> ビスク・ドールはこいをする
あ、そうなんですか?やば、今知ったw
ビスクドールって要は西洋人形ですよね。主人公が雛人形の職人を目指してるから、対照的な題材を持ってきたという感じでしょうか。同時にコスプレを着せ替え人形と言ってるわけですね。
なるほど、こちらは放送局も多かったんですね。覇権をとったのはその辺もあるのかも。やっぱり多くのところで見られるかどうかって重要ですからね。最近は配信もどこまで充実しているかによって変わってくるような気がします。

竜之介はもちろん藤波辰爾からですよ。高橋先生自身がそう答えています。当時特にプロレスにハマっていたそうで。
りりしかったですか。私は旧アニメと比べてもかわいらしくなっているなと思ったのですが。
でもサクラさんにも似ていますね。まあ原作でも同じ系統の顔ですしw

「ばき」は本当に鬱陶しかったですね。セリフがないならまだしも、セリフに被せるような感じになっていたのでなおさらでした。
Bパートではないところもありましたっけ。その辺の基準もよくわからないんですよね。
ネタとして面白い場合もあるんで絶対にダメなわけではないんですけど。だからちゃんと意味があっての効果音であって欲しいです。

藤波親父は友引高校と何かコネでもあったのかもしれませんねw 校長もかなりの変人なので実は気が合うではw
喫茶店でのラム…どこだろ。あとで見直してみますね。

着せ替え人形のヒロインの子は親がいないんですか。男と女両方とも両親がいないというのはちょっと珍しいですね。片方がいなくて一人暮らしというのはよくありますが。


> あと、スーパーカブの紹介ページ貼っておくか。
こ、これがスーパーカブ…
明日ちゃんの作者が絵を担当ってどういうことかと思ったら、「キャラクター原案」なんですね。言われてみれば通じるものがあるかも。

明べしちゃんはうまいですねw 秘孔突かれ用木偶(ひでぶでく)はちょっと無理があるような気がしないでもないですがw

> クローバーワークスというところ。
けっこう歴史が浅いんですね。まだ設立して5年ですか。まあ元になったスタジオは歴史があるようですが。
着せ替えの後にスパイファミリーも手がけているんですね。まあこれはWIT STUDIOとの共同制作のようですけど。
ていうか、同時期にぼっちざろっくか!すげえな。

面堂のグラサンはアニオリでしたね。なんか西部警察っぽい気もするw
竜之介親子自体が巨人の星のパロなんですよ。あまり原型は留めていませんがw
高橋先生自身70年代の劇画を見て育った世代なので、意外と劇画ネタはちょこちょこあったりします。トンちゃんのキャラもそうなんですよ。時代的には昭和40年代ですね。うる星連載当時でももはや笑いの種になっていました。

あの浜茶屋はオープンカフェですかw 今風にそう言い換えれば意外と繁盛するかもしれませんね。
まあ鍋焼きうどんはちょっとどうかと思いますけどw
確かに後継だけなら男にこだわる必要はないんですよね。ただ、あの親父は「海に負けない強い男」に執着しているところがあるので…それでいて海が好きー!なんですがw

竜之介ってキラキラネームかなあ?ていうか、仮に男に〇〇子とか女性に〇〇男とか付けたら普通に受理されるんですかね?その場合、あとから改名したいとなれば受理されそうな気はしますが。

原作を読むと、今では違和感のあるセリフはけっこうありますね。そこはまあしかたないかなと思います。
キャラそのものの性格や設定を変えるのは絶対にダメですが、セリフ周りのことなら時代に合わせるのもありなんじゃないかと。
旧アニメでは田中真弓さんが熱演してくれました。虐待といっても、両者対等に戦えるからギリギリ笑いになっているんですよね。

ただやっぱり、教育をしっかり受けさせなかったのはかなりひどいと思います。そこは力関係がはっきりしているわけですからね。子供にはどうしようもないところですから。
セーラー服に憧れるのはある意味切ないものがありますよ。

思い出の中にランちゃんの面影を投影したのはよかったですね。あそこは素直に上手いと感じました。
ランちゃんがいつもと雰囲気が違ってましたか。そこはわからなかったですね。
普段あまり学校のシーンがないからでしょうか。

> まあ今でも時代錯誤だけど、不健康というのが単なる嫉妬から、てのがまるわかりだけど、まあカットでもいいですな。
ですよね。別にギャグでもないですし、彼らが竜之介にセーラー服を用意してあげる理由付けがあればいいのですから、そこはなんとでもできるわけです。
確かに言われてみれば男女交際でもないわw
面堂のあれはやっぱりゴルフウェアにしか見えませんよね!あの白い襟元が絶妙にダサいw

> ついこないだまで、面堂が独占してて見向きされてなかったのに。裏の相談で、面堂がちゃっかり?加わってるのは、それはいいのかなーw
面堂は中身はあたると一緒ですからw ああ見えて意外と男子たちと仲良かったりもするんですw

誠意はありましたかw まああそこは原作でも笑えましたからね。ちゃんとやってくれてよかった。
ルッキズムはうる星の場合、その辺はっきりしてますね。男だろうが女だろうが美しければいいというある種清々しささえ感じられるところはありますw

ランちゃんのあれはぶりっ子のそれですからw ああやって弱々しいところを見せて男を骨抜きにしようというわけですw
意外とスケベやな、はぴたりとはまりましたね。ああいうギャグは意外とタイミングがずれると笑えなくなるんでそこはよかったなと。
竜之介、あたるに似てました?本人が聞いたらショックだろうなあw

ラストの改変はアニメを見ている方に違和感なければいいと思います。元々セーラー服よこんにちはがメインの話ですし、竜之介のセーラー服への憧れがしっかり伝われば。

ヘビー仕様は原作の内容をかなり含めているのでアニメだけ見ている人にとってはコメントしずらいのはわかります。まあそういう見方もあるんだなと思っていただければ。

OPのおなかチラ…なるほど、よく見てますねえw
まあラムは普段の格好よりも制服や浴衣なんかを着ている方が色っぽいってのは、よく聞きますからね。
やはりそこはチラリズムの美学みたいなものがあるのでしょう。胸ちらもそういうことでw

EDのプルルルはどうかな…家電って今はほとんど鳴ったのを聞いたこともないですからね。どんな音だったかも忘れてるかもw

カンテレはさらにひどいことになってるんですか。なんだろうなあ、それこそBSフジで再放送してくれればいいのに。
あ、今ユーチューブで3話ごとに無料配信してますので、もしよろしかったら
https://www.youtube.com/@uy_allstars
こちらから視聴できますよ。ちゃんとEDも予告も見れます。
ただ、一週間限定なんですけどね。えーと、16話から18話は10/27から11/2までですね。予告編だけでも見てもらえたら。
ついでに気に入ったエピソードに投票しただけるとうれしいですw

いや本当いろいろ忙しい中ありがとうございます。
時間がかかってもいいので、ぜひこれからもお願いします!
それではまた!
line
line

line
プロフィール
ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

なりそこない

Author:なりそこない
FC2ブログへようこそ!

line
Twitterフォロー
line
カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
line
最新記事
line
最新コメント
line
最新トラックバック
line
月別アーカイブ
line
カテゴリ
line
カウンター
line
表現規制問題について
line
Amazon人気商品










line
My Favorite商品
line
検索フォーム
line
読んでいます
line
リンク
line
RSSリンクの表示
line
QRコード
QR
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
sub_line