fc2ブログ

新TVアニメ「うる星やつら」第13話のライト感想&第2クールタイトル答え合わせヘビー感想

※このたび36年ぶりに新しくTVアニメ化された「うる星やつら」。自他共に認める高橋留美子主義者である私なりそこないが、これから毎週視聴した感想をざっくり語っていこうと思います。アニメの感想は慣れていないのであまり深堀はしません。基本原作ガチ勢ですw
(私の新アニメ「うる星やつら」への思いはこちらこちらで。)

今回はいつもとは少し趣向を変えて、13話の感想はライト仕様のみにしようかと思います。
特に深掘りするような内容でもないですし、ああいうドタバタに徹した話は基本頭を空っぽにして楽しんだ方がいいですからね。せいぜいアニメではこうだったけど原作ではこうでしたと触れるくらいに留めます。

その代わりといってはなんですが、ヘビー仕様では昨年末の「1クール目終了記念!新TVアニメ「うる星やつら」のこれまでを振り返ってみる」で最後に行った「2クール目でやりそうな原作タイトル予想」の答え合わせをやろうと思います。
ちょうど、「TVアニメ「うる星やつら」第2クールサブタイトルティザー」動画も公開されたところですし。
ここで判明したものに関して色々言いたいこともあるので、突っ込んだ内容はそちらでやろうかとw
原作ファンならではのうざい語りが炸裂するかと思いますので、苦手な方は注意してくださいね。逆にそういうのを期待している向きには(そんな奇特な方がいるかどうかはわかりませんが)、たまらないものになっているかと。

さて13話ですけど、なかなか楽しめる内容になっていたと思います。まあどちらも実に馬鹿馬鹿しい話ですからね。ドタバタの見本のようなものですし、笑いのツボにハマるかどうかだけといってもいいでしょう。

点数としてはAパート「買い食い大戦争」Bパート「テンからの贈り物!!」共に8.5点かな。
ある意味、似たようなテイストの話なので、ドタバタ具合がうまく再現されているかどうかに尽きるかと思います。

というわけで、「うる星やつら」第13話感想(ライト仕様)の始まり始まり~!



●ライト仕様

Aパートの「買い食い大戦争」は実に分かりやすい古典的なドタバタ劇です。7話のプールの妖怪とはまた違った意味でうる星の基本とでもいうべきエピソードでしょう。
しかし、だからこそ不安でもありました。ある意味、すごくコテコテな内容ですからね。果たして今の時代に通用するか自信が持てなかったのです。

蓋を開けてみれば杞憂でしたね。想像以上にぶっ飛んだ世界観で時代がどうとかという話どころじゃなかったw
あれはもう、そういうものなんだと受け止めるしかないでしょう。ツッコむのも馬鹿馬鹿しいような話なのですから、まともに考える方が馬鹿をみますよ。昔はスラプスティックとも言いましたが、これも普遍的なコメディの形態なんだと改めて実感しましたね。

アバンの職員会議はなかなか緊張感がありました。サクラさんがさも重要なカギを握る人物かのように隅で全体を見守っているのがかえっておかしかったですね。そんなキャラなわけがないのにw
原作ではこの時期こたつねこはいなかったので、ゲンドウみたいな校長のそばにいるとなんだか冬月みたいw

教室のシーンではラムが腰に手をやってるポーズが妙に印象的でしたね。いい意味で彼女のがさつな感じが出ていて、けっこう好きだったりします。
ここでは男子女子関係なく団結するのもなんかいいですね。なんだかんだけっこうみんな仲がいいんですw

なぜかあたるが主導者的な存在としてシュプレヒコールをするのも面白い。ラムやしのぶまで拳を突き上げてるしw
こういう時にお祭り気分でみんな盛り上がるのが友引高校の校風なんですね。
で、面堂だけが内通者っぽい雰囲気を出していましたが、実は全然たいしたことはないというw(なお原作ではここで「きっちょむとんちばなし」を開いていたw)
割と長いアバンでしたが、導入としていいフリになっていたと思います。

Aパート。
昼前の白々しい授業シーンはアニオリです。
一瞬なんじゃこりゃとも思ったのですが、戦いの火蓋が切られるまでのタメとしてはなかなか上手い演出だったのかも。

ネットでは、「買い食い」って放課後の事かと思ってそれを禁止って厳しくない?という声も見受けられましたが、まさか昼休みの攻防とは思っていなかったようでw
まあ都内の学校でもないと、そもそも学校近くにあんなに飲食店もないでしょうしね。
ちなみに私の学生時代でも、こんな「買い食い戦争」はなかったですw
せいぜい売店のパン争奪とか学食の席取りとかそんな感じですね。昼に校外へ出て食べるなんて発想がそもそもなかったw
考えてみれば、当時から現実離れした設定でしたよw

猫食堂は原作だと店内に複数の猫がチョロチョロしてて、ネコカフェの先駆けみたいな店だったんですけど、さすがに衛生的にアウトだったかw まあ、あのでかい招き猫があれば猫食堂の看板に偽りはないですからね。
今はああいう大衆食堂ってほとんど見なくなったなあ…

ていうか、昼休みに校外に出ること自体は別に咎められないんですよね。
あくまで食べた瞬間でアウトになるというw うーん、よくわからないルールだw
お互い真面目にやってるようでも根本的なところで狂ってる感じが、この話を面白くさせている最大のポイントのような気がします。

おばさんとのやり取りはちょっとテンポがうまく合わないかんじがあったかな。
そそくさーとか、原作では面白いんですけど、アニメであれをやられるとなんか白けますね。あたるが勘違いするところは面白いだけにもったいない。
あと、おばさんはもっと険のある顔の方がよかったと思います。
ただ、おばさんに対抗心を燃やすラムは好きw

あたるがラーメンすすりながら逃げるのは原作通り。考えてみると、この時点でそうとう狂ってるなw
ラムがすごく楽しんでる様は見ていて微笑ましい。こういう非常識な事態をあっけらかんと受けいれるところが彼女のいいところでもあるんです。

影の生活指導部のところはもっと面白く出来たと思うんですけどね。面堂が他の部員を気にするところとかいらないような。あれでテンポがずれたような気がします。
原作では1コマであっさり女子は通すし、他の男子部員も「あの!手を握ってくれたら通ってもいいです!」なんて条件を出したりするんですよ。女子も食べ物を咥えながら「ほい握手!」と雑な対応したりしてねw そんなやり取りも好きだったんだけどなあ。
ただ、その後のふぁんし~はよかったw ああいうのは逆に声に出した方がギャグになりますね。

タイ焼き海老屋にサクラさんがいたのはアニオリ。というか原作ではサクラさん登場しないですし。
(ここは花和先生という熱血教師がこんな取り締まりに意味があるだろうかと自問自答をしているシーンなのだ。)
ていうか、あのシーンはギャグとして中途半端な気がする…サクラさんのボケもわかりづらいし。
しかも誰も突っ込まないうちに次のシーンに移るので、視聴者が置いてけぼりをくらったような感じを受けましたね。
もうちょっと絡みがあってもよかったような気がします。

友引商店会の者はやっぱりいいなあw 友引町全体ひっくるめての大騒ぎなんですよね。その感じがなんかすごく好きです。
ただ、温泉マークの「~証明しろにゃあー!」はやり過ぎだろw ふざけんてんのかw
あそこは「保健所に連れてってください」というセリフもあったんですけど、さすがにそれはカットでしたね。ただ連れてってくださいだけだと、ちょっと弱い印象になるのは否めない気がします。もう一工夫あってもよかったんじゃないかな。

じぱんぐの裏に隠れるラムとあたるですけど、原作だとゴミ箱の影にしゃがんでいたんですよ。塀の内側だと店員が気づけないんじゃないかと、変なところで気になってしまいました。
でもまあ「スパイごっこみたいだっちゃ!」はやっぱりかわいいw本当子供みたいにきゃっきゃっとはしゃぐんですよね。

じぱんぐでは、ラムの味覚が超のつくほど辛党だったのがここで初めて判明。
あたるが「ラム、おまえ辛党だったのか」と今更ながら云うのはなんか違和感w 長い付き合いだろうに今頃気付いたのかよw(原作ではかなり初期の段階でわかる)
まあこれまで普通に地球の食べ物を口にしてた描写もありましたし、そこまで気にすることもないのかもしれません。
ただ、あたるの反応はなんだか新鮮に感じましたね。

あたるがちょっかい出す店員は高橋留美子初期の連載作品「ダストスパート!!」のヒロイン・炎上寺由羅。実は、お好み焼き屋「じぱんぐ」は彼女が所属する諜報機関「HCIA(ひのまるしーあいえー)」の支配下にある拠点だったのだ!
このダストスパートとのコラボ(?)は原作にもあるのですが、今回のアニメでもちゃんと描いてくれてよかったです。
あと原作だと、「や~ね!あんたいっつも手を握るんだから」と言うだけで暴力は振るわないのですけど、今回はお盆で殴ってましたねw 一応反撃する姿を見せておかないと問題があるのかな。

ラムがトンガラシ山盛りお好み焼きをあ~んとする場面は、原作だともっと冷めた感じで制裁的にぶちこむような形だったのですが、アニメでは比較的甘い雰囲気(?)にアレンジされていましたねw
素直にあーんとやるあたるがかわいいw

老先生のくだりは変に感動的な演出になっていたw ていうかあの先生、そのまんま老先生と言われているんですけど、ひょっとして本名?

しかし、なんでラストのBGMがラムのラブソングなんだw なんだか間抜けに響いたぞw
最後の台詞をサクラさんに言わせていたのも、なかなか面白かったw
何、部外者のように振る舞っているんだwあなたにそんなことをいう資格があるのかとw

トータル的にはなかなかよかったんじゃないでしょうか。
所々、ギャグが決まらなかった印象はありましたけどね。でもまあ馬鹿馬鹿しさ全開な感じは出ていましたし、十分及第点は挙げられる出来であったとは思います。

Bパート。
こちらもキャラが入り交じってのドタバタ劇でしたね。ただテイストは色恋ネタなので、幾分メリハリはついていたような気がします。

冒頭テンちゃん目線で始まる演出はちょっとムカついたw
でも女性陣がこうも集まるとやっぱり華やかでいいですね。何しろAパートは殺伐としていましたしw
目の保養的にもよかったのではないかと。

サクラさんの婚約者・つばめのことをランちゃんを介してラムとしのぶに説明させたのはうまいと思いました。それに、前回12話にも婚約者の話は出てきていましたしね。
彼が7話に登場していたことを忘れていた視聴者にも、おそらくあれで伝わったのではないでしょうか。
ランちゃんはサクラさんのところで巫女のバイトをしているという話もありましたし、あそこのやりとりは自然だったと思います。

ランちゃんが婚約者の写真を見てみたいというところはアニオリ。7話以降登場していませんでしたし、ああいう補完は視聴者に対しても親切でしたね。
ランちゃんの「けっきょく見せてくれるんかい!」というツッコミも軽く面白いw なんかイマイチ売れてない関西芸人みたいw
あと、サクラって意外とかわいいところもあるんですよね。

サクラさんが婚約者と結婚できるとは限らないというセリフは原作だとラムだったんですけど、12話の流れからか、ここではテンちゃんになっていました。
ただひとつ気になったのはテンちゃんがここで自分の事を「わい」と言っていること。12話ではちゃんと「ぼく」「おれ」と言っていただけにここはすごくがっかりしました。
脚本の整合性がちゃんとなっていないのが露呈してしまった感がありますね。

銀河系通信販売センターは完全にアニオリ。原作だと最初からキャッチボールをきんちゃく袋から取り出すんですけど、なんかドラえもんのポッケみたいにドでかい電子スクリーンを出してましたねw

でもあそこの改変は分かりやすくなってよかったと思います。
なんでもテレビショッピングの司会の人は杉田智和(涼宮ハルヒのキョン役)さんだそうで、さすがのテンションで笑わせてくれました。相変わらず声優の使い方が贅沢w
あそこは日本語と同時に外国語?のボイスも聴こえているんですよね。同時通訳なんだろうかw
海外TV番組を模したものなんでしょうけど、あの演出はなかなかに面白かったです。

それにしても、あのセンターは怪しさ全開でしたね。信頼度1000%とかw
運命の相手にだっぴゃ星人も出てきましたし、あの時点でもううさんくささ全開w
※画像は制作中のものですとか、ここをクリッククリックとか、急に今の時代に合わせたかのような感じも面白かったです。(昭和の世界にクリックもないだろw)
ていうか、幼児が簡単に買えるのは問題じゃないのかw しかも即決で届くしw
あそこでサブタイトルが入る演出は見事でしたね。

しのぶのこれ本物?を受けての、ラムの「そのらぶらぶキャッチボールの販売元は宇宙一信用できるっちゃ!」という発言はカットされてました。
まあ、これはラムの信用問題に関わるからかもしれないw

この後のじ~とかどたっは、とにかく見ていて恥ずかしいの一言。ギャグがギャグとして笑えなくなってるように感じました。もっと普通にやれば笑えるところなのに、本当もったいない。

しのぶの「つばめさんてセラコンだったの?」はもちろんカット。ていうか、当時でもそんなにポピュラーな言葉でもなかったですし、今に通じるわけがないw
(なお原作のコミックスではご丁寧に「※セラコン:セーラー服コンプレックスのこと。」という注意書きがあったw)

擬音をキャラが言うのは本当に慣れませんが、あたると面堂が出る時の「でんでろり~ん」は笑いましたw
ああいうのはハマるんですよね。もっと使いどころを考えればいいのになあ。

色ガキの双璧は原作でも笑いましたが、今回もやっぱり笑えるw サクラさんが真っ白になってるのがよけいに面白かったですね。
あと、サクラさんがつばめに「きさま、そうして何人の少女を毒牙にかけた!」は中の人的にも面白かったですが、大丈夫か?とも思いましたw

オチは「そのらぶらぶキャッチボールの販売元は宇宙一信用できるっちゃ!」のラムのセリフがカットされた理由がよくわかる内容でしたw
まったく、どこが宇宙一信用できるんだw
たぶん、新たに送ってきたらぶらぶキャッチボールも怪しいもんだと思うw

Cパートはびっくり!
てっきり次回のトンちゃん登場の顔見せ的なものかと思いきやまさか「妄想フーセンガム」とは!
(これは26巻に登場するアイテムで、その名もずばり「妄想フーセンガム」という話があるのです。)

でも、「TVアニメ「うる星やつら」第2クールサブタイトルティザー」にはなかったんですよね。
ということはもしかして、3クール目の予告編的な意味もあるのでしょうか。
さすがにここまでやっておいてアニメ本編ではやらないというのはあんまりだと思う…

少なくとも次回の予告にはなっていないはずです。
このまま半年以上悶々としないといけないと思うと辛いなあ。

さて、次回は
「水乃小路家の男」「トLOVEル・レター」
ですね。
こちらに関しては、ヘビー仕様で第2クール目タイトル答え合わせをやるので、そちらの方で語ることにいたしましょう。

それでは、また来週!



ここからはヘビー仕様。第2クールサブタイトルについて原作ファン目線で掘り下げていきます。原作未読の方も、2クール目が終わってから見直してみると新たな発見があったりするかも?

●ヘビー仕様

TVアニメ「うる星やつら」第2クールサブタイトルティザー
 
1月12日に第2クールの全サブタイトルを紹介した動画が公開されました。

一応、動画に出てきた順通りに紹介すると、
「テンちゃんがきた」「二人だけのデート」「買い食い大戦争」「テンからの贈り物!!」
「水乃小路家の男」「トLOVEル・レター」「薬口害」「あんこ悲しや、恋の味!?」
「あこがれを胸に!!」「星に願いを」「酔っぱらいブギ」
「き・え・な・いルージュマジック!!」「激闘、父子鷹!!」「必殺!ヤミナベ」
「魔境!戦慄の密林」「失われたモノを求めて」「あな恐ろしや、ワラ人形」
「大ビン小ビン」「愛がふれあうとき」「思い出危機一髪…」
「セーラー服よ、こんにちは!!」「惑星教師CAO-2」「決戦!!友1クイーンコンテスト」

以上のようになっています。(必ずしも放映順ではないと思われる)

さて、昨年末に1クール目を総括する「1クール目終了記念!新TVアニメ「うる星やつら」のこれまでを振り返ってみる」という記事の中で、「2クール目でやりそうな原作予想」という痛い企画をやりました。
で、その時、
> 果たしてこの中で採用されるものはあるかどうか、来年答え合わせしましょうかw
こんなことも言っていたんですね。
というわけでせっかくの機会ですし、この場を借りて「答え合わせ」をしてみようと思います。
(なお、12話の「テンちゃんがきた」「二人だけのデート」は、11話の時点でわかっていたので除きます)

当たったものは以下の通り。

「薬口害」(11巻 PART1)
「酔っぱらいブギ」(11巻 PART10)
「テンからの贈り物!!」(12巻 PART11)
「校内賭博球技大会」(14巻 PART6)
「激闘、父子鷹!!」(15巻 PART1)
「セーラー服よ、コンにちは!!」(15巻 PART2)
「失われたモノを求めて」(19巻 PART9~11)


21話中7話でした。
原作が300話以上ある中でのこの的中率は、なかなか優秀だったと言えるのではないでしょうか。(えっへん!)

まあ、藤波親子登場の「激闘、父子鷹!!」(と、その続編である「セーラー服よ、コンにちは!!」)はほぼ100%やるのは明らかでしたからそこはちょっと反則なんですけどねw(昨年のラジオ番組でシリーズ構成の柿原優子氏が2クール目で藤波竜之介が登場すると明言されていた)

あ、「セーラー服よ、こんにちは!!」は厳密にはタイトルが違いますけど、まず「セーラー服よ、コンにちは!!」のことだと考えていいはずです。(12巻に「こん」がひらがなの「セーラー服よ、こんにちは!!」というタイトルが別にあるが、それは11話Aパートでやった「面堂兄妹!!」の続編的な回であり、その1だけで中途半端に終わった了子シリーズ3部作を今さらやるとは思えないため)

あとそうそう、今回判明したタイトルの中で
「水乃小路家の男」「決戦!!友1クイーンコンテスト」
この2つは原作にはありません。

ただ、「水乃小路家の男」は水乃小路飛麿(トンちゃん)登場の話で間違いないでしょう。
こちらの
 
第三弾PVを見る限り野球シーンがあるのは間違いないので、初期の初登場回である「白球にかけた青春」(5巻 PART4)と復活回である「校内賭博球技大会」(14巻 PART6)を入り交えて再構成するのではないでしょうか。

どうしてこんなタイトルにしたのかはわかりませんが、トンちゃんの妹が登場する「水乃小路家の娘」(22巻 PART1~4)に合わせたのかもしれません。というのも、彼の妹である飛鳥という子の話は今の時代ではまずアウトだろうというネタのオンパレードなんですね。たぶん今回のアニメでは見送られる線が濃厚かと思われるんです。(あくまで個人的な見解ですが)
なので、せめてタイトルだけでも取り入れてあげようというスタッフの親心なのではとw

「決戦!!友1クイーンコンテスト」の方は、「ミス友引コンテスト」(18巻 PART7~11)ですね。
おそらく「ミスコン」というワードが、コンプラ的に使えないためにこういう今時の名前に変えたのでしょう。
「友1」って語呂が悪いというか、なんか友達ナンバーワンを決めるみたいですがw

まあ色々と問題はあるようですが、作品の本質を落とさない範囲でなんとかうまくやっている印象ですね。

さて、今回のサブタイトルを見渡してみてまず最初に感じたのは、「わりとドタバタ系を多く選んできたな」ということです。
今回の「買い食い大戦争」「テンからの贈り物!!」はもちろん、「トLOVEル・レター」「酔っぱらいブギ」「魔境!戦慄の密林」など、典型的なうる星式ドタバタ回が目立ちます。
藤波竜之介の話でも、特にドタバタ色の強い「あこがれを胸に!!」を選んできていますしね。

それ自体は悪いとは思いません。やはりキャラがたくさん入り交じっての大騒動がうる星の華でもありますから。
ただ、そればかりに集中するのもなんだかバランスが悪いように感じるんですよね。
12話の感想ラストでも述べましたが、割と地味めの話でいい回もたくさんあるんですよ。うる星は本当にいろんなテイストの話があるので、ひとつのイメージばかりに括られてしまうのはもったいないように思うんです。そこがまず気になりましたね。

トンちゃんと面堂了子の話なら、「トLOVEル・レター」よりも私が「2クール目でやりそうな原作予想」の次点で挙げた「トンちゃんの駆け落ち!」の方がよっぽど面白いはずなんだけどなあ…(単なる愚痴です)

その割を食ったのか、いわゆるラブコメ回が「大ビン小ビン」だけだったのもかなり意外でした。令和版はもっとラブコメ色を強めてくるかと思っていたので。
その辺はギャグマンガとしてのうる星やつらを大切に考えている姿勢が伺えて、なんだかうれしく感じました。
ただ「大ビン小ビン」には、それと別にどうしても言いたいことがあるんですよね…まあ、それに関しては後ほど改めて言及することにいたしましょう。

あと、選ぶ基準に偏りがあるのがすごく気になりました。
例えば、18巻からは11話中9話も選ばれているんですよ。(まあ、そのうち5話はミス友引からですけど)
一方、16巻や13巻、10巻あたりからは一つも選ばれていないんです。

特に16巻は私の推し回が多かっただけに残念の一言ですね。(予想でも一番多く挙げています)
スタッフの中によほど18巻がお気に入りの人がいたのかはわかりませんが、もうちょっと公平(?)な選び方をお願いしたいところですw(本気で言ってるわけじゃないですよ、念のため)

ていうか、「ミス友引コンテスト」が選ばれたこと自体が意外でしたよ。あれは5話に渡る長編ですからね。
2話に分けるならまだしも、30分にまとめるとなると相当圧縮することになるかと思います。
まあ普通に考えたら、Aパートで予選、Bパートで本選といったところでしょうか。

実は個人的にそれほど評価してる話でもないんです。まあ賑やかでお祭り回的な話なので、世間的には評価が高いのはわかるんですけど、わざわざこれを選ぶかねというのが正直なところですね。
なんていうか、昔のジャンプっぽい匂いがする話なんですよ。大会とかバトルとか、当時からうる星でこれをやる意味があるんだろうかと疑問を抱いていただけに、やっぱりどこか複雑な思いはあります。
もちろん、嫌いではないですけどね。個々のネタでは好きなものもありますし。

ただ、基本シリーズ物や長編自体があまり好きではないんですよ。
うる星やつらは基本1話完結型のギャグマンガだと思っているので、なんか違うなと感じてしまうんですよね。話も冗長になりがちですし。
個人的に好きな話もだいたい1話完結ものが多いです。(もちろん例外もありますが。「見合いコワし」とか)

今回のタイトルでは、いわゆるシリーズ物がけっこう目立ちます。
「トLOVEル・レター」「あこがれを胸に!!」は2話、「失われたモノを求めて」にいたっては3話にわたっています。
これらはたぶん15分でまとめることになると思うんですよね。タイトル数から考えても。実際、「トLOVEル・レター」は、14話のBパートになっていますし。

特に「失われたモノを求めて」は相当駆け足になるんじゃないかと、かなり不安です。シリーズ物の中では割と好きな話なだけに、なんとかうまくまとめてほしいなと願うばかりですね。
ていうか、なんで4話のクラマみたいに30分ものにしないのか謎ですけど…

さて、ここで「大ビン小ビン」問題について語らなくてはいけません。
おそらくこれは私以外誰も問題視していないと思いますが、どうしても言っておかないと気が済まないので、しばしお付き合いのほど願います。

実は今回、2クール目にやりそうな原作を選ぶにあたって「とりあえず19巻まで」にしたのは理由がありました。
それは20巻以降のうる星やつらはそれまでの19巻とはステージが違うと、私自身が考えていたからでした。

正確に言えば20巻の「愛は国境を越えて」(PART7)という話以降、あたるとラムの関係が大きく変わるんですね。
そしてその変化はうる星やつらというギャグマンガ全体に大きな影響を及ぼしたと考えているんです。

「愛は国境を越えて」はうる星をラブコメのイメージに定着させた回でもありました。そういった意味では複雑な思いもあります。ただ素晴らしい名作であるのは間違いないです。

あの話以降、ラブコメ回が定期的に描かれるようになります。そしてそのサイクルも次第に短くなっていきます。
それまでは半年に1回くらいだったのが、2ヶ月に1回くらいになるんですね。場合によってはもっと。
それもがっつりラブコメというより、ちょいラブコメっぽい感じの話が目立つようになるんですよ。
つまり、二人のラブコメ模様が作中内で当たり前のように存在するようになるわけです。

5話のAパートで、21巻所収の「愛と闘魂のグローブ」をやったことに対して危惧を覚えたのは、そういう意味でもあったんですね。
あそこで描かれているあたるとラムはもはや20巻以前の彼らとは違うんです。それを「君待てども…」の前にやってしまうというのは私にとっては信じられない蛮行でもありました。

10話の感想で私は、「君去りし後」についてうる星やつらはここから「スタート」すると言いました。「君待てども…」をステップとして、ここからようやくうる星やつらという世界は走り出すんだと。
では、そのゴールはどこかといえば、私は24巻の「最後のデート」という回だと思っています。
少なくともある一定の到達点になっているのが「最後のデート」なんですね。

「最後のデート」は「君去りし後」以降、初めてラストを落とさずにシリアスで終わります。
私は最初に読んだとき、感動とかよりもまず先に「あ、うる星終わるかも」と思ったことを今でも鮮明に覚えています。奇妙な焦燥感すら感じましたね。
ある意味、あれは本当に最終回だったのかもしれません。少なくともあたるとラムの関係はここでひとつの「答え」に達したんだと思っています。

だからこそ、これ以降の二人の話はこの時点でやって欲しくないんですよね。
もう答えが出た先の話だから。
まだ「君待てども…」と「君去りし後」しかやっていない今のアニメの流れには、ふさわしくないものだと考えているんです。

あと正直、「最後のデート」以降のラブコメ回はノルマ色が強いんですよ。定番っぽい感じがあって、ギャグの中だからこそ輝く特別感が薄まった印象があるんですね。
決して悪くはないんですけど、取り立てて名作というほどでもないというか。

「大ビン小ビン」はコミックス26巻に収録されている話です。つまり、「答え」が出た後なんです。
他にその手の話がないのならまだしも、あえてこの回を取り上げる意味が分からないんですよね。
だって、まだ「君待てども…」と「君去りし後」だけなんですから。
そこから始まって、「愛は国境を越えて」を経て、「最後のデート」にまでたどり着くまでにの彼らの軌跡はまだ全然アニメで取り上げていないんです。

ていうか、普通に節分とかバレンタインの話をやればいいのになんでやらないんですかね?
そのために「惑わじのバレンタイン」(12巻)を予想に入れたというのにw
「見合いコワし」(9巻)なんて「君去りし後」以降初めてあたるとラムの関係にスポットを当てた話で、すごく重要なんですけどね。私の中で10本の指には確実に入る名作ですよ。

…すみません。なんだかとりとめのない話になってしまいましたね。わかってはいるんです。そんなことにこだわっている私の方がおかしいんだということは。

ただ、うる星やつらという作品は決してラブコメではないのと同時に、あたるとラムの関係が土台となってギャグマンガを形成しているのもまた事実なんですね。彼らの恋愛模様がギャグマンガとしての在り方にも影響を及ぼしている非常に珍しい作品なんです。
なので、そこは疎かにしてほしくないんですよ。作品の面白さにも直結する話なので。

せめて、「大ビン小ビン」が大胆にアレンジされていることを願いたいですね。
そして結果として、20巻以前の彼らの雰囲気を生かした内容になっていることを期待したいと思います。

なんかネガティブな感じになってしまいましたが、今回の結果でよかったなと思う所ももちろんあります。
特に「思い出危機一髪…」の文字を見た瞬間は小躍りする勢いでしたねw もう本当にうれしい!

そう、8話の感想「あの話だけは絶対にアニメでやってもらわないと困る」とまで言い切ったあれです。
ランちゃんがラムを恨む理由がよくわかるそれをちゃんとフォローしてくれるのは、本当によかったなと思いますね。きっと、そこで語られるランちゃんの悲しい過去に多くの人が涙することでしょう!

その他、ランちゃんとレイのコイバナ(?)である「あんこ悲しや、恋の味!?」(17巻 PART3)もやってくれますし、ランちゃんファンとしてはうれしいサプライズになりました。(欲を言えば、その前に「愛♥ダーリンの危機!!」(16巻 PART5)もやってほしかったところだが…)

あと、「薬口害」(11巻 PART1)や「星に願いを」(28巻 PART1)といった渋めの話をやってくれるのもよかった!なかなかセンスのあるチョイスで、これはわかってるスタッフがいるなと思いましたよ。(何様だ…)

それと、「愛がふれあうとき」(20巻 PART8)にも触れておきたいですね。
この話はしのぶが主役の話でラムやあたるはほとんど関わらないんですけど、すごくいい話なんです。
しのぶというキャラはうる星やつらにおいてある意味不遇な存在だっただけに、彼女にスポットが当たるこの回はひと際輝くことでしょう。今から楽しみです。

全体を通してみると、なかなか面白いラインナップだったような気がします。少し偏りがあるようには感じましたが、それでも致命的な問題はありませんでしたね。多少の不満はあれど、なかなか考えられたものになっていたのは間違いないかと思います。

さて、次回は
「水乃小路家の男」「トLOVEル・レター」
ですね。

どちらも、面堂終太郎のライバルである水乃小路飛麿(通称トンちゃん)がメインになる話です。
彼の登場は意外と早くて、5巻の「白球にかけた青春」が最初となります。その後間を空けて14巻の「校内賭博球技大会」で再登場となりますね。面堂の妹・了子と絡んでからはレギュラーに近い存在になります。

トンちゃんはいわば熱血キャラのパロディキャラです。その瞳には常に十字の星が瞬く、硬派気取りのアホです。でもすっごくヘタレで弱虫なのが特徴ですね。

「水乃小路家の男」はおそらく、「白球にかけた青春」と「校内賭博球技大会」を混ぜるような形になるかと思いますが、どう処理するんでしょう。
たぶん了子と大きく絡めたいでしょうから「校内賭博球技大会」のほうをメインにするかとは思いますけど。

「トLOVEル・レター」もトンちゃんと了子の話なんですけど、前編後編に分かれているんですよね。それをBパートだけでまとめるわけですから、けっこう窮屈になるんじゃないかとそこだけが心配ではあります。

実は個人的に、トンちゃんの話って少し苦手だったりするんですよね。
なんか、やたら爆弾とか飛び交って殺伐としてるしw あと、あの目も苦手なんですw
ただ逆に、そういう回のほうが肩の力を抜いて楽しめたりもするんで、見れば意外とよかったとなるかもしれません。
ある意味、ドタバタを超えたハードなバイオレンスワールドが繰り広げられるはずで、そこをうまく「そういうもんだ」と受け入れられたら楽しめるものになるかと思います。

それでは、また来週!
(今回のヘビー感想がどう受け止められるかが心配…)


ブルーレイBOX第1巻は3月15日発売!
2クール分は第2巻にまとめて入る予定。6月28日発売です!
 


「買い食い大戦争」は11巻、「テンからの贈り物!!」は12巻に収録されています!
 


BOXセットは3巻まで発売中。1/18発売予定のVol.4には、ミニ原画集が付きます!事前に募集したうる星やつらQ&Aに高橋先生が答えてくれるコーナーや特別あとがきなども収録されるとのこと。
   


BOXセットVol.4の発売と同時に、うる星やつら 令和版ラブセレクション (上巻) (下巻) も出るようです。
 


1クール目のオープニング曲とエンディング曲のカップリングCDが絶賛発売中!
今回の新オープニング曲と新エンディング曲も是非CD化してほしいですね。




関連記事
スポンサーサイト



tag : うる星やつら高橋留美子

line
line

comment

管理者にだけ表示を許可する

さすがに時代が

更新お疲れ様です。色々あって土日は引きこもりだったのでテンションが低いです。あと今期のアニメ見るものが少ないのが難儀しています、異世界転生&召喚系も多いし、無条件で男子を好きになる女子系も多いですね。



で今回の感想なのですが、買い食いの回はさすがに古いです、設定もギャグも話も。プールの妖怪と違ってテンポの問題か楽しめなかったのです。前の感想で温泉マークの連行とスーパーマンの恰好は覚えていたのですけど、具体的にどういう回だったかすっかり忘れていました。



しかし買い食い禁止って、そもそも昼休みはそんなに長くないだろとかいろいろ思ったり、まあ私の中学高校時代は、昼休みは30分しかなかったですし、食堂や購買部以外での買い食いは登下校含めて禁止とか厳しい校則のせいで、話に乗れなかっただけなのでしょうけど。あと駅前からバスで30分かかる山の中の学校ですので、昼休みに抜け出すなんてできませんし。


ちょっと話がずれますけど、わたモテで普通に休み時間にお菓子食べるところとか書かれていますけど、私の高校時代では信じられないですね。何しろ購買部以外で買うなですし、駅にキオスクやコンビニで買ったものを持ち込んでもだめって、ふざけた校則ですわ。


当然漫画や漫画誌も禁止です。読める漫画は図書室にあるブラックジャックや横山光輝氏の歴史漫画だけです。あたるのよくやる授業中の早弁が禁止なのは分かります、実際隣のクラスでやったバカがいましたがw先生の怒鳴り声を聞いて漫画の中だけだろと。


なりそこないさんの解説で結構高橋留美子ファンが喜ぶ要素が詰まっているのだなというのは分かりましたけど、私みたいな中途半端な元読者は、ギャグの古さが目に付くというか。温泉マークの招き猫仮装と連行は笑いましたが。語尾にだにゃーつけるのは余計だったか。




Bパートのほうなのですが、こっちは結構面白かったですね、話は完全に忘れていましたけど。くっついたらトラブルになるってオチは笑いましたが、しのぶはあたるや面堂とくっついても大丈夫だと思うと、ちょっと不憫に思いました。さくらさんに関しては最もだと、重婚はねww改めてあたると面堂が同じくらいあほだっていうのを思いました。



妄想フーセンの回の予告みたいなのが来ていますが、3クール目あたりかーだいぶ後ろの話でしたし。あたるの発想がやべえなって思う回で印象に残っています。


次回はトンちゃん回ですか、星飛雄馬のパロキャラみたいなので覚えています。あの時代の漫画は巨人の星パロみたいなのが多かったですけど、21世紀手前で一気に消えましたね。というわけでではまた。

更新お疲れ様です

>「買い食い」って放課後の事
学校を抜け出すのはもちろん、放課後の買い食いも禁止しているところは珍しくはないと思いますけどね。
制服のままっていうのが問題なので、どうしても必要なら帰ってからでもいいわけですし。守っているのかは置いておいてw
しかし、なんか学生運動みたいですねw 褒められたものかどうかはともかく、今の日本人に足りていないのはこういう反骨精神かもしれません。

>ちょっとムカついたw
なんで、あたるのような思考w というか買った本人が一番の色ボケっぽいし試せばいいのにwというか支払いとか誰がしてるんでしょう。

コメント返信その1

みなさん、コメントありがとうございます。まとめての返信にて失礼いたしますね。

>かわずやさん

> テンションが
ありゃ、大丈夫ですか。でもまあ無理してテンションを上げることもないので、健康であるなら、あえて低いままで行くのもありかもしれませんよ。
冬アニメは確かに話題になるようなタイトルが少ない印象はありますね。まあ元々アニメはあまり見ないたちなのでよくわかりませんが。
まあそういう時期もありますよ。春に期待しましょう!

> 買い食いの回
そうですか。私はそこそこ楽しめましたけど。まあそれは私が古いだけなのかなw
設定が古いというか、当時からリアリティはなかったですよ。元々ありえない世界観をそのまま味わう話なので、世代というより好みの問題のような気がしますけどね。かわずやさんは新年会の話もダメでしたし、基本ドタバタ系が苦手なのでは?
ただ、テンポの問題はあるかも。所々滑っているというか間がおかしい感じはありましたね。

昼休み30分はさすがに短すぎでは。相当厳しい学校だったんですね。うちは普通に1時間でしたよ。
さすがに昼休みに校外に出るという発想自体なかったですけど、下校時は普通に買い食いしてましたね。

お菓子はどうだったかは覚えていませんが、漫画は普通に持ち込んでましたね。うちの学校はけっこうゆるかったのかな。休み時間はジャンプとかサンデーとかみんなで回し読みするのが日課でしたよ。
あと、早弁もやるやつはいました。もちろんバレたら大変ですけど、意外とバレなかったりするんですよね。
あれ、私の高校がおかしいのかw

> 高橋留美子ファンが喜ぶ要素
まあそれは本流ではなくてあくまでファンサですけどね。ギャグは古いというより漫画をそのまま持ち込むセンスの問題かな。やっぱりアニメでのギャグって漫画のギャグとは見せ方を変えないと笑いにならない部分もあるんですよね。
温泉マークだけはお気に入りなんですねw でも、にゃーはやり過ぎw

テンからの贈り物はよかったですか。私の中ではどちらも同じようなドタバタなのですがw
でもまあ、予想にも入れていたくらいに好きな話ではあったのでよかったです。

しのぶはあたるや面堂とはうまくやっていけるかもしれませんね。ただ、あそこに映っていないなら大丈夫というわけではないのでw あくまで1番一緒になってはいけない相手を映し出すものなのでしょう。
サクラさんに二人映ったのは、どちらもまったく同率だったのではw

> あたるの発想がやべえなって思う回
あ、覚えているんですね。意外とファンの中では人気の高いエピソードなんですよ。まあテンちゃんやラムがもたらす道具系はだいたい受けがいいんですけどw

そうそう、トンちゃんは巨人の星のパロみたいなやつです。高橋留美子自身がスポ根直撃世代ですからね。お人さんの影響で、子供の頃からマガジンとかを愛読していたらしいので、そういう感覚が染み付いているのでしょう。
まあ私の時代でもすでにパロである意味は失われていたので、特に意識しなくても楽しめるかと思いますよ。そういうキャラだと思えばw


>不知沙さん

> 放課後の買い食いも禁止しているところ
そりゃ禁止は一応謳うでしょうけど、だいたいが建前でしょう。
さすがに放課後に教師が見張ってるというのはかなり厳しいところかと。
私の高校も一応下校時はまっすぐ帰れとは言われていましたけど、普通にマックとか寄ってましたよ。

> なんか学生運動みたい
ああ、なるほど。まあ当時でももはや政治の季節は遥か昔のことだったので、そんなふうに考えたことはありませんでしたが、高橋先生の学生時代は安保の吹き荒れる時代でしたから、もしかするとその辺意識はしていたのかもしれませんね。
ていうか、昭和版アニメでは押井守が暴走してその手のネタをぶち込んでいたような…w 彼は左翼運動ネタをよくやりますからね。
高橋留美子自身はノンポリを自称していますし、そこに何かメッセージ性みたいなものはミジンもないかと思います。

> なんで、あたるのような思考w
まあ実は似たような思考回路なのかもしれませんw
確かに支払いは謎ですね。今回に限らず、やたら怪しいグッズばかり買っているんですけど、誰がどう支払っているのか言及された試しがありませんw

No title

どうもであります。お久しぶりです、とでもいった方がいいのか。
このところもいろいろとうまくいかなかったので、ここに来るのもなかなかできませんでした。
2クールも終了、今までの分を総括する記事がアップされてるのに、ようやく私はここにたどりついたというw
これ見た当たりのころでは、視聴そのものは追いついていたんですけどねえ・・・
とりあえず、藤波親子登場回まではみたんだっけな。
コメントは今ここにようやく、てとこですかね。
ほんと、いろいろと追いつけませんw
以前はどうやって追いついていたんだっけな・・・?w
そういうすべがあったかも覚えてませんw

まずはこの回から、と。
まあ素直に楽しめる回かな、と。
買い食い大戦争は時代的なものも出てたけど、話そのものがあまりにもむちゃくちゃでばかばかしいので、時代が違ってあわないとか、そういうのどうでもよくなるはちゃめちゃさでしたね。
この回はけっこうおもしろかったんじゃないかな。

えーと、軽くBGMでも貼りますかね、私流らしくw
このクールは長瀞さんの二期があったので、それのOPでも。
主役の中の人つながりでもあるしw

https://www.youtube.com/watch?v=rEES3mGMJSE&list=PLQyvkHBZA_xABUXmmbGJ6liYrfDkUfkeL&index=3
上坂すみれ「LOVE CRAZY」

クレイジーだと関連ずけるもの多すぎなんで省略、と。
2期なので2ndアタックに。
最後の方のあかんべーの顔はあんまかわいくない(個人の感想
アニメはまあまあよかったです。
個人的なつっこみどころはいろいろあったけど、まあそれはそれとして。
そのあたりのコメントはまた後で、と。

歌いだした後とかのギターフレイズはこの曲連想した。
https://www.youtube.com/watch?v=6M4_Ommfvv0
Van Halen - Hot For Teacher

ボーカルのデイブリーロス自ら監督したふざけまくったPV。
最後にメンバーの未来、とかいう映像出て、大けがで入院だの相撲のチャンピオンになってるだの、最後もふざけまくってますw
ふざけたPVで曲だけど、演奏はテクニカル。
ちなみに題名は先生にムラムラ、とかそういう意味w
ホットは欲情してる、て意味もあるので、暑いです、て言う気でアイムホットとかアイフィールホットていうと、「え?」とか思われてしまう、とか家庭教師に言われたことありますw

このあたりの話はここまで、と。
本編。買い食い禁止、うちの学校でもありました。
下校時に寄り道でそういうことするの禁止。
まあ制服のままだとだめ、てことですが。
まあ怒られるてか注意されるだけですけどね。
コメにもありましたが、マンガ持ち込み禁止もありました。てか当然だったんですけどね、当時は。
でも持ってくるやつはいっぱいいましたw
ばれないように、て感じでしたが、その割には大っぴらにw
回し読みもなされてましたし。
で、先生が見つけて没収。
むしろマンガ見たいから没収してる先生もいるくらいw
当時はジャンプ黄金期だったしw

お菓子とかおやつも学校持ち込み禁止が当たり前ですからね。
ワタモテのあれ、自分の時代比べると、本当に時代がかわったものだなあ、と改めて思ったり。
まあ90年代のJKギャル全盛の影響も大きいかと。
それより前になってしまう自分の時代だと当然禁止だし、それやるやつは不良、て感覚でしたからね。
それが90年代、まあ女子がほとんどでしたが、派手になりましたから。
あそこから大きく流れがかわったように思います。

いったん分けてみます。

No title

続き。
買い食い大戦争、話そのものはばかばかしくておもしろかったのですが、なんか微妙な感情もわいてきたんですよね。
コメに学生運動みたい、て意見もみましたが。
そこまではいかなかったのですが、こういう先生の「厳しい統制」に対して生徒が反抗してレジスタンス的な行動する、てのはこのころから、さらにもうちょい後までは割と定番だったように思います。
厳しい校則で生徒をしめつけようとする教師と、それに対抗したり理論武装したりしようとする生徒たち。
こういった構図は以前よくみられたもので。
ふと僕らの七日間戦争、て作品を思い出しました。
宮沢ちえがヒロインで、しめつける教師が佐野史郎。
その後に、V6の岡田と榮倉奈々が主人公でリメイクされた覚えがあったが、勘違いだったか?
まあ全部みてないんですけどねw

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%AE%E4%B8%83%E6%97%A5%E9%96%93%E6%88%A6%E4%BA%89

そう80年代は校内暴力が日本中であふれかえり社会問題になってた頃でした。
そこからヤンキー文化が花開いたというべきか。
学校も学校でむちゃくちゃな校則を制定して、生徒を締め付けまくったりしだした時代でした。
体罰なんか当たり前にありましたしね。
だからこそのこういった反抗もありふれているというか、よくある話でもあったんですよ、ドラマやマンガや物語でもそうだし、現実でも。
厳しい校則に対して生徒がそれは理不尽ではないかと反発し、教師が社会のありようもわかってない子供が何も知らずに口答えするな、て抑えつけるという攻防。
やがて校内暴力が下火になると、今度は理不尽な校則がさらに横行し、教師が生徒を締め付ける流れが大きくなったのです。
それがやがて、90年代のギャル全盛でうやむやになってきたのかな?
とはいえ、全国の学校で理不尽なブラック校則はずっとあり続け、話題にもなり続けましたが。
今はどうかというと。ネットを中心に、きちんと規則を守ることが当たり前、反抗するやつはDQNでバカだ、て風潮が蔓延してるように思います。
いや、反抗すればいい、てもんでもないし、不良やヤンキーがいいわけではありません。
ただ、あまりにも「行儀よくなった」というか、従順になってしまったというか。
むしろ上のものに従順になった、なりすぎた、奴隷として飼いならされてしまったのではないか、と思ってしまったりもするのです。
さらに上のものに従順すぎるあまり、ちょっとでも反抗したり、はみでたものを、間違ったものとして攻撃する、て風潮が高まってるかのように思ってしまうのです。
学校に限らず政治的なものというか、日本の社会的なものとして。
いや、個人的にそういうものをすごく感じてしまうのがあるというところでして。
尾崎豊の曲に、若者が共感しないとかそういう話。まあその話すらだいぶ前のことなんですけど。
ああやって反抗する若者の姿、て歌詞に何の共感もしないし理解もできない。
いやバイク盗むなんて窃盗だからろくでもないだけのやつだろ、とか、夜の校舎のガラス壊して回るとかただの器物損壊してる通り魔の頭おかしいやつだろ、とか、そう思ってしまう、てやつ。
いや、何も思わず今聞けばそう思ってもしょうがないのかもしれないけど。
反抗そのものを一切しないから、その時代のことも知らないし知ろうともしないから、よけいに理解できないという。

自分も実は尾崎豊にはあまりなじみがないから、だいぶ後に聞いたくちでして。
だいぶ後に車運転中、ラジオで尾崎豊の卒業が流れて聞いたことあって。
夜の校舎窓ガラスこわしてまわったー。とか歌ってるの聞いて、「迷惑なやっちゃなあ」とかつっこんでしまったけど。
大人のしめつけに対して反抗する、それが10代の基本姿勢であったり、その時代を通過して大人になっていく、ていう通過儀礼が当たり前にあったように思いますが、今はそういう通過儀礼がまったくなく、そんなことやるやつはバカだけだ、て風潮が社会そのものに蔓延してるように思います。
いや、反抗しまくったり、ヤンキーがあふれてたり校内暴力があふれかえるのがいいわけではないけど、そういうことではなく。
あまりにもお上というか、そういうものに従順になりすぎてて。
国民性がよくなった、というより(そういう面もあるだろうけど)、実はお上の都合のいいように、国民がしっかり飼いならされてしまったように思ってしまうのです。
いろいろと具体性がない話になってしまったし、自分も書こうと思ってたところからだいぶあさっての方向に行ったしw、書いてないこともいろいろあるんですが・・・・言いたいことはわかってもらえたでしょうか?
またこういったこと書くかもしれませんが、この買い食い大戦争における教師と生徒の攻防みて、そして今の社会のありようみて、ふとそういったことをおもってしまった次第。
実はもっと重たい話とか書こうかな、と思ったのですが、手が回らなくなったので、こういった遠回しの表現になりましたが。むしろこれでよかったかもしれない。頭の中で思ってたものはいろいろとややこしくなりそうにも思う内容かもだったので。

なんかまとまりのない話になったかもですが、言いたいことがなんとなく伝わればな、と思ってます、と。
いったんまた分けます。事前の脳内構想では、もうちょいセンシティブな内容になりそうだったんですが、そっちには流れませんでした。

No title

えーと、続きをいけるところまで、と。
ここからは2コメとはがらっとかえて?本編のことを書いていくか、と。
まあふとああいったことも思いましたが、本編そのものは、そういうこと考える必要ない(当たり前だけど)、ひたすらはちゃめちゃなばかばかしい話でした。
きっちょむとんちばなし、て懐かしい。当時は一休さんのアニメが放送されてた・再放送があった・その記憶がまだしっかりあった時代、でしたから。
そのとんちもの、として一休さんの次に絵本とかであったのがきっちょむさん。
吉四六さんだっけ。で、その次に、マイナーだけど彦六さん、てのがいたっけな、絵本で。

白々しい授業のはアニオリとのことですが、これからの展開のフリとしてしっかり役立ってましたね。
昼休みの攻防というのがすごいというか。
弁当持ってくるのが当たり前、とか学食とかないのか、という。購買部もあるし。
まあフィクションでバカバカしさのための演出でもあるんだろうけど。
昼休みに学校の外出て外食する、てのが当時のちょっとすれてるというか、少し不良入ってるやつがやること、て感じだったのではないかな、と。
昼休みに学校の外に出るなんて、当時は認められないけど、そういう生徒は抜け穴(学校のフェンスにあいた・あけた穴とか)から外にこっそり出ていくのです、先生に見つからないように。
見つかるとつかまってどやされてどつかれる。

あと、購買部で激しい争いとか、限定商品を取り合う激しい攻防とか、ああいうのってマンガやアニメの定番になってるような気がします、今でも。

>>あたるがラーメンすすりながら逃げるのは原作通り。

これみて、これ食い逃げだろ、あとうつわはどうすんだ、とか思いましたw
まあ食堂の人は生徒の方応援してたからいいのかw
食堂からするとありがたい収入源ですしw
あと、昼校外出るのもだめなはずですがw
ラムがこういうの楽しんでるのがいい、てのは確かに。

やっとBパートに、と。
女性陣勢ぞろいは確かに華やか。
テンちゃんハーレムになるのはしょうがない。だってかわいいしw
ああいうのが許されるのは今の時期だけやで。
Aパートが殺伐としてた・・・いやひたすらばかばかしかったですけどw
テレビショッピングの人は、なんか僕のヒーローアカデミアのオールマイト、てキャラを連想した。
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%88

人気作品の重要キャラなんでちと長めの記事ですが。まあアメリカンなのりの人なんで、ああいうしゃべり方なんですよ。
この作品は人気で、アニメも1期の途中までみたのかな。
でもジャンプ人気作品で、アニメもずっとやってるから、追いつけなくなったから、遠のきました(苦笑
うる星は1話完結ものだからいいかもだけど、2クールでも追いつきにくくなってしまったからなあ・・・・
なりそこないさんの望み通りに何クールもやってたら、もっと遠のいたかもしれない。
アニメ多すぎで本当に追いつかないやで。

そうか、つばめの中の人はあいつか・・・
こりゃ今後、てか3クール目からはつばめは出番ないんじゃないか。
事務所も退所したそうだし。
これだもんなあ・・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/80a62fbbe86738ebba7d654a63cc2e6e23e6b39d

まあいろいろとややこしい声優はけっこういるみたいですが。名人として知られてる山寺宏一も、若い女に手を出して結婚してはすぐ離婚してまた新しい若い女に手を出すアレな輩だし。

まあそのあたりのことはともかく、話はふつうにばからしさを楽しめる話で、うる星らしい話でもありました。
そうか、不幸になる相手かw
サクラさんにとってはあたると面倒が完全に同点なんだな、とw
Cパートは忘れた。また見直すかな、と。

とりあえずコメント書けました。
まあ不足分はまた書くかもだけど。
最後のとこ切れて次のアニメ録画の冒頭のとこいくのは近畿仕様でして。
この期はうる星のあと、転生王女と天才令嬢の魔法革命、ていうアニメ(略しててんてん)があとに続いて。
このアニメは個人的には面白かったし、この期でけっこう話題になってバズったというか、その前から注目株のアニメだったみたいで。
ラノベやコミカライズですでに人気だったのかな。
転生百合ファンタジーと銘打っております。
と思ったら間にさらに大海原のカイナというアニメがさらに間にはさまり。
うる星の予告の残りの部分をみるためには、てんてんではなくこっちをみることに。
もっともてんてんも途中で手が回らなくなったし、カイナに至ってはみる段階にもたどりつけなかったため、どういう話かも知らないまま放送も終了しましたです。

その辺のこともまた書くかもしれないw
というところで・・・あ、あと、ジョージアのうる星のCM,自分はテレビでみたんで知りました。
朝のテレビだっけ。1回だけ見ました。
朝の関西ローカルで流れてたのでしょうか。知らんけど。
他の以前分の返信の返信とか、書くかもしれないし書けないかもしれないけど、そういうの含めてまた次回ということで。
やっとまずはここに来れたぞい。ではまた。

Re: No title

>しょーかKさん

どうもです!お久しぶりでもありますねw
特にうる星関係では1ヶ月半ぶりくらいでしょうか。また来ていただいてうれしいです!

まあしばらく空くわけですから、ここで2クール目のおさらいするのもいい機会ですよ。
これからゆっくり追いついてきていただけたらいいかと。
なるほど、16話までご覧になったんですね。17話はけっこうな問題作なんでぜひみていただきたいw
18話以降はさらに面白くなってきていると思いますので、少しずつでもいいんで見ていただけたらうれしいです。

買い食い大戦争は当時でさえむちゃくちゃでしたよw 本当、時代背景がーといったレベルじゃないです。
でも、そのナンセンス自体がうる星らしくて昔から人気のあるエピソードでしたし、私もかなりお気に入りの話ですね。

> 上坂すみれ「LOVE CRAZY」
おお、長瀞さん第2期ですか。ノリとしては相変わらずな感じですね。
曲自体は1stのイージーラブでしたっけ?あっちのほうが好みかなあ…
あっかんべーは確かになんかむかつきますねw口元がなんかおかしいし。
アニメ自体はよかったんですね。まあ、つっこみどころも含めてまた味なんでしょうw

> Van Halen - Hot For Teacher
デビッドリーロスが監督なんですかw
言われてみれば、サビのところのダンスがとか馬鹿馬鹿しくて彼らしさが出ていますね。
最後の意味不明な字幕はメンバーの将来だったのかw ていうか、自分だけなんかいい風に描いてるんだがw
曲自体はハードでかっこいいですね。たしか1984からの4枚目くらいのシングルでしたっけ。普通に考えたらシングル向けじゃないと思うんですけど、いかに1984がバカ売れしたかですね。
今回のテーマとして考えると、「先生にムラムラ」ってどうなんだろw

買い食い禁止は普通でしたね。ただ仮に下校時に見つかったとしてもそれで停学とかはなかったでしょう。おっしゃる通り口頭で注意を受けるくらいで済んでましたよ。
漫画持ち込み禁止はたぶんうちの学校もそうだったんでしょうけど、なんかみんな当たり前のように持ってきていたので、実際に取り締まっていたかどうかはもはや定かではないw
うちが甘かったのかわかりませんが、没収されたという話もあまり聞かなかったような気がします。

お菓子はどうだったかなあ…まあ許されてたわけではないでしょうけど、あまりお菓子を持ち込んでいたやつとかいなかったような気がするんですけど。言っても、うちの学校はわりと真面目だったのかな。
私の世代のあとくらいからJKブームみたいなものが出てきたので、そこから空気が変わったのかもしれませんね。

高橋留美子自体は特に政治的な意図はなかったですけど、やっぱり70年代の空気をふんだんに吸っていた世代ですから、当時の学生運動の雰囲気はネタの中で無意識的に出てしまうものなのでしょう。

ただ、私が青春時代を送った80年代ではもはやそんな空気は遠い昔のことになっていましたら、原作を読んでもそんなイメージは全く感じていませんでした。
単に「先生VS生徒」という構図のドタバタ感を楽しんでいただけでしたね。
私の学校は特に校則が厳しいというわけでもなかったですし、その辺はぬるま湯につかっていた感がありますw

僕らの七日間戦争は見てなかったなあ。ちょっと世代的にもズレているのかもしれません。映画は1988年ということですから、私はもう高校卒業してますしあまり当事者としての感覚もなかったのでしょう。

ああでも、80年代は確かにヤンキー文化花盛りでしたね。漫画もビーバップとか湘南爆走族とかが大人気でした。それこそヤンマガを学校内で回し読みしてましたよw

体罰は普通にありましたね。わたしのクラスでもいきなり殴られて鼓膜がやぶれたやつがいました。反抗というわけではありませんが、すごく理不尽に感じたものでしたよ。
特に荒れた高校でもありませんでしたし、ブラック校則でがんじがらめという感じでもありませんでしたが、教師と言う存在には基本不信感を抱いていましたね。私はビビりなんで表向きは大人しいふりをしていましたが、心の中で舌を出しているようなタイプでしたw

今の学生の雰囲気はよく知りませんが、確かにネットの世界では反抗すること自体を悪くというか、かっこ悪いように言う風潮はありますね。なんでそういう感じになったのかはわかりませんが、90年代以降の流れなんでしょうか。
あと、社会的には「正義感」の暴走みたいな匂いを感じますね。それは行儀が良くなったというより、なんか逆というか「行儀が悪い奴は殺せ!」みたいな変な方向性な気がしてしまうのですが。正しいことのためならすべて許されるみたいな。その辺、可笑しな話になってるなあとは時々感じますね。

けっきょく、「正しいこと」にすがっていたいんでしょう。そうすることで「間違ったこと」を糾弾する権利を得られるみたいな。それが「反抗」するエネルギーの代わりになっているような気がしますよ。

尾崎豊は「15の夜」とか「卒業」がラジオからリアルタイムで流れてきた世代です。なので、当時の彼が若者の代弁者として祭りあげられた雰囲気はそれなりに肌で感じてはいました。
私は別段彼に心を惹かれたわけではありませんでしたが、「盗んだバイクで走り出す~」とか「夜の校舎 窓ガラス壊して回った~」といったフレーズには特に引っかかることもなく普通に受け流していましたね。そのくらい自然なリリックとして心に入ってきていました。
後に電気グルーヴの石野卓球が「バイクを盗んじゃいけません~笑」とか茶化しているのを聞いて、ああそういう見方もあるんだなと目から鱗が落ちたクチですw 逆にそういう視点が「反抗」の象徴に感じられたのを覚えていますね。
それが今では、真面目に「盗むなんてそんなことを歌にしていいのか」なんて「正しいこと」として言われてしまうのですから、なんか皮肉な感じもします。

まあ、しょーかKさんがおっしゃりたいことはなんとなく伝わりましたよ。
ただ、なかなか答えが出ない話ではありますね。そういうのは嘆いていても仕方がないですし、かといって変に訴えかけても彼らの耳には届かないでしょう。それこそ大人がお前らもっと反抗しろよとおぜん立てするのでは、本末転倒ですし。

しかし、そういった意味では果たして「うる星やつら」は今の人たちにどう受け止められているんでしょうね。
それこそ教師も生徒も、迷惑この上ないことばかりやっているのですがw
尾崎豊どころではないんじゃないかと心配になりますw

そんな今の「正しさ」の奴隷になってしまった人たちに、何か感じるものがあればいいんですけどね。
いや本当に「うる星やつら」の馬鹿馬鹿しいエネルギーこそ、今の日本に必要なんじゃないかと思いますよ。
まさに今こそ、“変と変を集めて もっと変にしましょ”の精神が問われているような気がします。
(なんか、私もまとまりのない話になってしまった感が…)


> きっちょむとんちばなし、て懐かしい。
きっちょむとんちばなしってのがいいですよねw その辺のチョイスに高橋留美子のセンスを感じます。
もう一人のは彦六じゃなくて、彦一だったかと。一休さんやきっちょむは全国区でしたけど、彦一さんはどこかの地方で有名だったんじゃないかな。

しらじらしい授業は確かにフリとして機能していましたね。アニオリでも、ちゃんと構成的に意味があるパターンが多いのがっ令和うる星の特徴かなという気がします。
学食は友引高校にはなかったかな、確かにそんな描写は覚えがないですね。売店はあるのですが。
「昼休みまで弁当を残しとくやつがどの世界にいるのか!」といったスローガンを、ギャグとして成り立たせるためにそうしたのかもしれませんねw

> 昼休みに学校の外出て外食する、てのが当時のちょっとすれてるというか、少し不良入ってるやつがやること
そうだったのか…
さすがに私は当時真面目な生徒だったのでそんなことには考えが及びませんでしたw
ていうか、友引高校は全校生徒が当たり前のように昼休みに食べに行くというのがすごいですよねw 普通の男子や女子も一緒にシュプレヒコール挙げてましたしw
購買部での争いは現実でもありましたよ。うちの高校でも4時間目を早めに抜け出してパンをいかないと売れ切れるとかありましたから。真面目に授業を受けてると、本当に買いそびれてしまうんですよ。今考えると自分の学校もけっこうおかしかったなw

> これみて、これ食い逃げだろ、あとうつわはどうすんだ、とか思いましたw
確かにw まあその辺も含めてギャグなんですよ、うる星ではw
ていうか、友引商店街は普段から友引生徒側についているんで、「ツケ」が通じるんじゃないですかね?
本来昼休みに校外に出ること自体ダメなはずですが、教師側も食べる前はOKと考えている節があって、そこがまた面白いじゃないですかw まさに「変」と「変」の集まりなんですよ。
ラムが一貫してこの喧騒を楽しんでいるのが、すごくこの回を象徴していると思いますね。まさに、もっとも「うる星」らしい話なんです。

Bパートもドタバタではあるんですけど、打って変わって華やかになりましたよねw なかなかバランスが取れているかと。
テンちゃんがもてるのはしょうがないのか…まあ、あたるもあのくらいの頃はもてたかもしれませんしね。彼もすぐにあたるのようになるでしょうw

> 僕のヒーローアカデミアのオールマイト
なるほど、スーパーマンのパロキャラなんですね。確かにこんな感じだったw

ヒロアカは大人気なのは知ってますけど、やっぱり今更追いつくことに躊躇してしまいますw
ストーリーものはいったん見逃してしまうとついていけなくなるのが難点ですね。
その点、うる星は一度や二度見逃しても全然大丈夫ですから!第2期までまだ時間がありますし、なんとか追いついてきてくださいw

> 3クール目からはつばめは出番ないんじゃないか。
そうなんですよねえ…つばめが出る話でまだ面白いエピソードもあるんですけど、あえて危険を冒すほど重要な話でもないので、こういうことがあるとどうしても敬遠されそうな気はします。うーん、残念。

サクラさんにとってはあたると面堂は同じ「色ガキ」ですからねw 完全に一致でしょうw
Cパートはテンちゃんがまたこりもせずに通販で変なグッズを買うんですよ。もしかしたらそれが3クール目以降の予告にもなっているかもしれないので、是非見直してみてください。

いろいろうまくいかない中で、コメントしていだたきありがとうございました。不足分があればまた是非お願いします!
最後のところが切れるのは困ったものですね。予告コールも含めて作品なのになあ。

> 略しててんてん
なにそれ、かわいいw
今年1月期ではバズッた作品なんですね。転生百合ファンタジー…わかるようなわからないようなw
でも、そちらも手が回らなくなったんですか。アニメを見切るというのはなかなか大変なことなんですね…
途中で挟まったカイナは見ることすらかなわなかったんですかw
うーん、その辺のことも含めてまたコメントいただければw

ジョージアのCM、本当にテレビでやっていたんですね。私はけっきょく見れず仕舞いでしたよ。
朝の時間かあ。まあ缶コーヒーだから、朝の通勤時間を狙ってのことなのかな。

また、他の返信の件も聞きたいですし、書いていただけるならお願いします。
それではまた!

【ネタバレあり】

> どういう話かも知らないまま放送も終了しましたです。
ごくストレートな百合でしたわ。ラスト1分を見て全編視聴するかどうか決めても良いと思うの。
https://abema.tv/video/episode/25-236_s1_p12
転生要素は薄め。
前シーズンは百合シーズンだったね。
https://abema.tv/video/episode/19-149_s1_p1

> お友達(ですよね?)の荻野四季さんにも、たまには顔を出すように言ってあげてください。
彼奴なら「甘味を所望する」とか言ってたような?
https://www.fnn.jp/articles/-/517578

Re: 【ネタバレあり】

>通過気取りさん

> ごくストレートな百合でしたわ。ラスト1分を見て全編視聴するかどうか決めても良いと思うの。
これまた、コペルニクス的転回なアドバイスですね。うーん、できれば1話から順にみていく方がしっくりくるのですが、まあ考えておきます。

> 前シーズンは百合シーズンだったね。
これって、百合だったのか…ある意味タイトル詐欺な気がするw

> 彼奴なら「甘味を所望する」とか言ってたような?
これまた、高級なお菓子ですね…って、誰が越後屋ですか!
line
line

line
プロフィール
ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

なりそこない

Author:なりそこない
FC2ブログへようこそ!

line
Twitterフォロー
line
カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
line
最新記事
line
最新コメント
line
最新トラックバック
line
月別アーカイブ
line
カテゴリ
line
カウンター
line
表現規制問題について
line
Amazon人気商品










line
My Favorite商品
line
検索フォーム
line
読んでいます
line
リンク
line
RSSリンクの表示
line
QRコード
QR
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
sub_line