私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪208~危ういように見えても、きっとそれは普通のこと~
10月13日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪208に更新されました。
ここしばらく単発回が続きますが、そのどれもがなんだかギスギスした感じのある話でしたよね。
サチとゆりちゃんの心理戦が見れる喪205、ネモの苦悩と葛藤が垣間見れる喪206、そして最終兵器少女が計らずもクラス内のくすぶる不協和音を広げることになった喪207と、文化祭当日を目の前にして急に不穏な空気が漂うようになってきた感があります。
そんな流れだっただけに、今回の話は久々に箸休め的な回かなと思っていたんですよね。少なくとも最初の2、3ページまでは。
冒頭から繰り広げられる3人の会話劇も喪205で見せた緊張感のある心理戦とは違ってたわいのない日常会話でしたし、ここでいったん一息入れて次で本格的に話が動く展開かなと勝手に思い込んでいました。
ところが、3人の会話は徐々におかしな方向へと進んでいきます。
笑いながらも、あれ?なんだろうこの感じとだんだんと戦慄さえも感じるようになっていくわけです。
でもまあ、その戦慄さがまた笑いとして作用してるのがわたモテなのですがw
ともあれ、読み終えてみれば今回もなんだか不穏な薫りが残る回だったと思います。
どうやら、しばらくはまだ休まる暇もないようですねw
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
あれ、なんでしょう、以前にもこんなシーンを見たような気がするのですが……
ひょっとしてデジャヴでしょうか。
って、
とか
とか
はたまた
こんなのとか
さらには
こんなのも…
(注:これらはすべて別のシーンです)
全然デジャヴじゃなかったw いったい何度くり返したら気が済むんだw
しかし、相変わらず話題の振り方が唐突ですね。
しかもそのどれもがしょうもないというか、ほとんど下ネタ系だというw
今回は最近のヒットドラマ傾向の話ということで、いつもよりはまだマシと言えるかもしれません。
というわけで、今回は「モテないし百合?」。
BLの話題を振っておいて百合とはこれいかにw
まあそれはさておき、ここで気になるのは“?”がついているところですよね。
これまでなんとなく仄めかしてきた部分にいきなり単刀直入で切り込んできたなと思いきや、最後でやっぱ今のはなしなし!みたいなニュアンスを感じますw
まあとにかく、この導入の仕方は便利ですね。
よけいな前置きなしで読者を不毛な会話の中に誘い込むことができますしw
WWWオタクの嫌な部分が出てるなあw
「ブエノスアイレス」とか、だれも君の映画の知識の事なんて聞いてないってw
(ダンサーインザダークの件をいまだに根に持っているのか…)
ていうか、BLと同性愛は厳密に言えば似て非なるものですよね。
BLはある意味ファンタジーの世界ですし(なんでもアナルとは別の架空の穴も存在するらしい…)、同性愛はリアルな現実でもあります。
まあ日本のドラマとかはその辺ごっちゃになっているんでしょうけどね。
もこっちが言っていた「BLって漫画とかゲームでこっそりやるもの」も多分その辺のことを指しているのでしょう。急に一般化されたことの違和感からこういう話題を振ってきた部分もあるんじゃないでしょうか。
WWWWW百合は関係ないだろwww
ていうか、その驚きはどっちの意味なんだw
ガチ百合なのにBLなんて見るのなのか、それとも同じ同性愛仲間なのに一つしか見ないのなのかw
しかし、もこっちが真子のことを「ガチ百合」なんて言うのも随分久しぶりな気がしますね。
まあコンプラ関係なのか、かつてのように“ガチ●ズさん”とは呼べなくなってしまっているようですがw
それにしても、勉強時にドラマをBGM替わりに流すというのもどうなんだろ…
ギンギンじゃねーよw
ていうか、どこが「ちょっと」なんだw 目を爛々とさせやがってw
逆にドラマはぼーとし過ぎw
生活に疲れたOLじゃないんだからw
うんオ●るよじゃねーwww
何、さも普通の事のように答えてるんだw さわやかな笑顔、やめいw
まあそもそも「オ●るの?」と聞く方が圧倒的におかしいんだけどw
というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
何気にゆりちゃんが(想像上だけど)普通に流してるのがまたおかしいですねw
ていうか、実際の問いもなんか変な気がしますけどw
どーゆー気持ちと言われてもw
そりゃ、まこっちも「?」となるわw
ふふふと返すまこっちがかわいいw
こういうかわし方は本当にうまいですよね。
ていうか、百合視点でBL見て興奮するかってわかるようでイマイチよくわからんw
それはあれ、障害が多ければ多いほど愛は燃え上がるみたいなやつのことを言ってるんでしょうかね?
にしては、「性描写」にこだわってるしなあ。性的興奮って、百合とBLではベクトルが全然違うような…
ああなるほど、そこに話をつなげたいわけですか。
まあ、ジャンル的に世間が許容するかどうかなんてレベルはもうとっくに終わっているでしょう。
後はビジネス的に仕掛けられるかどうかだけなのような気がします。
それにしても、もこっちも会話の進め方がうまくなりましたよね。
たわいもない話題を振ってきたのは、百合なら映画に恋愛要素を入れられるかなという話に持っていくのが目的だったわけです。
…まあBLから百合というのはちょっと強引な気もしないでもないですがw
あと、ゆりちゃんの勘違いがおもろかわいいですねw
ていうか、自分が一般的に流行る時がくると思ったのかw
WWWWWなんだこれwww
ひょっとして百合とゆりちゃんを掛けてるつもりでもあるのかw
ていうか、「百合演技指導役」ってなんだよw まこっちはそれでいいのかw
注意書きがまた怖いですねw
なんだよ、「性的行為・暴行にご用意お願い致します」ってw
あらかじめ言っておけば免罪符になるとでも思ってるのかw
てか、ご用意って具体的に何しろってんだw
今回の個人的ベストシーンはここにしようかな。
オーディションを受けに来ている子がなんとなくうっちーに似てるっぽいしw
よりどりみどりw
まあそうだよなw
なぜかうっちーがいないのが気にかかるけどw
しかし、ゆりちゃんはどこまでいっても冷静だな…
ビッチ感w
まあ「誰とでもやる」の部分だけ切り取るとねw
ていうか、もこっちの振り方もおかしいだろw
この人とイチャイチャしたいって言われて、おいそれと答えられるわけがないw
仮に「智子としたい」と言われたらどうするつもりだったんだw
幸薄陰キャってなんだよw
本人目の前にして幸薄とか言うなw
ていうか、自分で決めた役をもう忘れてるしw
この後ゆりちゃんに突っ込まれますけど、彼女は「普通の女の子、イメージとしては真子さん」ですからね。
WWWゆりちゃんに何度もツッコませるなw
いい加減お前は、文化祭の本来の意義をちゃんと考えた方がいいw
ただまあ、タバコとか違法行為を見せなければなんとかなるような気もしますけどね。
要はちょっと不良の女の子と真面目な子が心を通わせるという描写があればいいわけですから。
どこまでいけるじゃねーよw
また、セクハラ監督みたいな感じになってるしw
ていうかもこっち、以前「キスまではOKだけど それも普通(ノーマル)の範囲だし」とか言ってたなw(コミックス6巻;喪51「モテないし同性を意識する」参照)
ヒエッ…
思わず、そんな声を上げてしまいそうな場面ですよね。
ネモの黒目とはわけが違います。完全にシリアルキラーの目ですからw
隣のゆりちゃんが普通なだけに、よけいに怖いw
百合の強い眼光WWWWW
なんだその初めて聞くパワーワードはw
いつの間にそんな慣用句ができたんだw
ていうか、衝撃を受けてるもこっちの眼光もかなり強烈ですけどねw
気軽に百合を扱ったからwww
それはガチ百合というより、たんに百合にうるさい人じゃねーかw
むしろ百合評論家と言った方がいいw
しかし、本当に鈍いというか、なんでわからないんでしょうね。
あの流れだと、「吉田さん」に反応したというのはバレバレだと思うんですけど。
なんで「軽々しくキスとかいうな!」みたいなとらえ方になるんだかw
WWWこいつはこいつでやる気になってるしwww
本当、その変な女優根性はどこからくるんだw ちょっとどや顔入ってるしw
さすがのもこっちもこれにはツッコミに回ざるを得ないw
ここで何ごともなかったかのように笑顔に戻るのが逆に怖い…
ていうか、意味深なバックやめろw
それにしても、このもこっちの言い方だと元々吉田さんをキャスティングの中に入れていたようですね。
もしかしたら、最初から吉田さんの名前が出ることを期待して百合の話題を振ったのかもしれません。
あ、そっちに勘違いしちゃうかw
まあもこっちの中ではゆりまこは一番の親友という位置づけでしょうし、わからないでもないかな。
もっとも、ただ「ゆりと百合」と言いたいだけなのかもしれないけどw
しかし、まこっちの愛の深さは本物ですね。
吉田さんとゆりちゃんにそういうことをして欲しくないからとはいえ、自分の身を犠牲(?)にしてまで阻止しようとするとは…
WWWWW
まさかのちゃぶ台返しw
女優魂はどこ行ったw
ゆりちゃんの表情が最高ですね。本当に嫌そうな感じですもんw
この微妙なラインだからこそ、よりリアルに感じさせるところがさすがです。
絵がうまいというよりマンガがうまいというのはこういう表情が描けるかどうかだと思うんですよね。
おかしな心理戦になってるwww
まこっちが押され気味なのが面白いですね。
やっぱりゆりちゃんが最強かw
ていうかゆりちゃん、まこっちに守られてる自覚はあったんだw
まあしかし、さらっと言ってますけど真子の「私も別にしたくないけど」は重要なポイントですよね。
そう、彼女は別にガチ●ズでも百合でもないんです。
単に「吉田さんが好き」なだけなんです。
ここに今回のタイトルの裏テーマ的なものが隠されているような気がしてなりません。
なんでそうなるwww
2人のもめ事を収めようとして考えた結果がそれかw
総受けは百歩譲っていいとしても、なんでそれが「レ●プ過去あり」になるんだw
変なエロゲーやり過ぎなんじゃないかw
しかしみんな笑顔ですけど、あの夏帆さんが吉田さんを襲ったと思うとなんだか笑ってしまいますねw
ていうか、百合って絶対こういうことじゃないわw
WWWWW
だからなんで百合の眼光だってわかるんだよw
ていうか、いい加減気づけやw
お前が吉田さんの話題をするたびにねっとり眼光になるの!
吉田さんを凌辱するのはダメw
このセリフだけだと、何当たり前のことをと思ってしまうw
ていうか、もこっちはどこまでズレてるんだw
ひょっとしてとぼけてるのかと疑うレベルw
そんな彼女のボケを軽くいなすまこっちが本気モード過ぎる…
百合むずい、じゃねーよw
普通に絡ませればいいだけだろうがw
なんで百合=レ●プなんだw
しかし、もこっちは真子さんにトイレで襲われたこと(?)が今でもトラウマなんですね。(コミックス11巻;喪99「モテないし友達の友達」参照)
そうか、それで百合に対する認知が歪んだとw まさかまこっちも自分が原因だとは思ってもいないだろうなあ…
まあそれはさておき、このちょっと拗ねたもこっちが可愛い過ぎるw
今回の個人的ベストもこっちはこれに決まりですね!
こみなんの脳を破壊するなw
まあそれはいいとして(いいのかよ)、ここで智貴の名前を出てくるのがうまいなあと思いますね。
ゆりちゃんにとって、吉田さんは本当に普通の友達なんです。
だからこそ、仮に智子の弟とそういうことになっても素直に受け入れられるわけです。
ただ、彼女は知りません。真子は自分のそれとは違う「好き」であることを。
だからこんな簡単に智貴くんの名前を出せるんですよね。
先日、智貴くんとばったり出会った際、真子が執拗に吉田さんとどういう関係かを聞こうとしていたその意味を彼女がもし知っていたら、ここで彼の名前を出すようなことはなかったでしょう。
真子の胸の内はいまだ誰にも気づかれていないのです。
WWWWW
恋とはこんなにも人を狂わせることができるんですねw
男に妊娠させられるくらいなら女に凌辱される方がマシってかw
ていうか、もこっちも普通の設定にしろやw
なんで学生妊娠とか、攻めた設定を持ってこないと気が済まないんだお前はw
ただ、よくよく考えてみると、まこっちの論理はそこまでとち狂ってるわけでもないかなという気もします。
だって、彼女にとっては智貴は現実的な脅威なんですよね。もしかしたら付き合ってるかもしれないという疑念をまだ捨てきれてないわけです。
一方で美保や風夏に凌辱云々というのはあくまで台本上の設定に過ぎず、現実的な恋の戦いとは無縁なわけです。
もこっちとしてはそんな事情があるとはつゆほどにも思っていないのでびっくりするのも無理はないのですが、まこっちの立場からするとそこまでおかしなこととは言えないのではないでしょうか。
そんなこんなで、吉田さんに正式なオファーを出すもこっち。
やっぱりここまで想定してのあの「百合トーク」だったような気がします。今回も最初から「映画」の話だったんですね。
吉田さんの「言ってたやつ」というのがどういう意味なのか気になりますね。
普通に、プレゼンでも言っていたあの映画に私も出ろと言うのかという意味なのか、それとももこっちから前もって出演依頼をされていて、それに対しての「言ってたやつ」なのか。
元々後半から吉田さんに出てもらう予定ではあったんだけど、具体的な場面や設定が思い浮かばなかったのでしばらく保留にしておいたという線もなくはないような気がします。
WWWWW本当だよwww
ていうか、「凌辱されてる体(てい)」ってどういうことだよw
それで野球ってわけわからんわw
送球する際にちょっとした目配せにびくっとするとか?w
何がテーマの映画なんだw
まあしかし、やっぱり吉田さんともこっちの関係はいいですね。
ツッコミももこっちへの理解あってのものというか、この二人だけの特別な空気感があります。
ある意味ひどいオチなんですけど、なんだかほっとするところもありましたね。
終わってみれば、けっきょく「映画」の話でしたね。映画撮影が始まってからというものの本当にとどまることを知りません。このまま本番当日まで行きそうな勢いです。
というか、もこっちは最初から吉田さんに話を持っていくつもりで百合トークを持ちかけたように思えてしかたなかったんですよね。BLから百合への流れも若干強引だったしw
思えば最初の撮影の時に言っていた「生徒会に走攻守そろった強肩の大型新人」とは、吉田さんのことを指していたのでしょう。実は最初から吉田さんの役は用意されていたのです。
なのに、なんで今まで声を掛けなかったのか。
おそらく最初の段階で依頼したら断られるような気がしたからだったんじゃないかと想像します。
そもそも吉田さんのアドバイスから動き始めた映画です。
もこっちとしてはその後すぐに、じゃあ出てというのはちょっと気恥しい気持ちもあったんじゃないでしょうか。
出番としては後半ということですし、改めてオファーをするタイミングを計っていたところで、ふと恋愛要素(百合凌辱)を入れることを思いついた、といった流れだったのかなと。
そう考えると今回は真子回であると同時に、実は吉田さんを引っ張り出すのが目的だったんじゃないかと言う気がします。
まあそのせいで、まこっちが闇っちゃったわけですがw
それにしても、今回のまこっちは怖かったですね。
最初は常識人側として無難にたわいもない会話を交わしていましたが、吉田さんの名前が出たとたん豹変w
完全に会話を振り回す方に変わってしまいました。
そんなまこっちに、Twitterのネタバレ感想や簡易感想の時は少し危ういところを感じたものでしたが、今回読み返してみて、そんなに心配することはないかもしれないなと思い直しました。
彼女の恋心はまだ芽生えたばかりなんです。本人もまだどうしていいかわからない部分もあるような気がしたんですよね。
その想いはまだ相手や周りの仲間どころか、まこっち本人にさえしっかり理解されているわけじゃありません。
そんな状態の中、焦がれる気持ちが暴走してしまうのもあってもおかしくないのではないでしょうか。
それは決して異常なことではなく、思春期ならば誰もが陥る可能性のあることだと思うんですよね。
彼女は女性なら誰でもいいというわけじゃなくて、「吉田さん」がいいわけですから。それって、ごく普通の感情でしょう。
これまでのような保護者的な母性愛とは違う、どう扱っていいかわからない感情。
彼女は今、初めて本気で人を好きになったんです。
たぶん彼女は大丈夫です。恋が実るか実らないかはわかりませんが、誰かを好きになるという経験がきっと彼女を大きく成長させてくれることでしょう。
翻って、それは今のもこっちたちを覆う不穏な状態も同じなのではないでしょうか。
傍目からは“危うい”ように見えても、その奥底には決して壊れることのない確かな絆があるということを、真子たちは私たちにそれとなく教えてくれてるのかもしれない。
そんな気もした「百合?」回でしたね。
ついに撮影が開始された最新22巻は絶賛発売中!…感想記事は次の日曜日夜にアップできればいいなw
思えば喪199の「真子先生」でも、妊娠に対して断固とした姿勢を示していましたね。
今でも「ダンサー・イン・ダーク」の件を引きずっているのか…
喪99「モテないし友達の友達」は実質まこっちのデビュー回といっても過言ではありません!
喪155「モテないしもむ」を読んで、吉田さんともこっちの関係性をじっくり味わってみましょう。
ここしばらく単発回が続きますが、そのどれもがなんだかギスギスした感じのある話でしたよね。
サチとゆりちゃんの心理戦が見れる喪205、ネモの苦悩と葛藤が垣間見れる喪206、そして最終兵器少女が計らずもクラス内のくすぶる不協和音を広げることになった喪207と、文化祭当日を目の前にして急に不穏な空気が漂うようになってきた感があります。
そんな流れだっただけに、今回の話は久々に箸休め的な回かなと思っていたんですよね。少なくとも最初の2、3ページまでは。
冒頭から繰り広げられる3人の会話劇も喪205で見せた緊張感のある心理戦とは違ってたわいのない日常会話でしたし、ここでいったん一息入れて次で本格的に話が動く展開かなと勝手に思い込んでいました。
ところが、3人の会話は徐々におかしな方向へと進んでいきます。
笑いながらも、あれ?なんだろうこの感じとだんだんと戦慄さえも感じるようになっていくわけです。
でもまあ、その戦慄さがまた笑いとして作用してるのがわたモテなのですがw
ともあれ、読み終えてみれば今回もなんだか不穏な薫りが残る回だったと思います。
どうやら、しばらくはまだ休まる暇もないようですねw
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

あれ、なんでしょう、以前にもこんなシーンを見たような気がするのですが……
ひょっとしてデジャヴでしょうか。
って、


はたまた

さらには

(注:これらはすべて別のシーンです)
全然デジャヴじゃなかったw いったい何度くり返したら気が済むんだw
しかし、相変わらず話題の振り方が唐突ですね。
しかもそのどれもがしょうもないというか、ほとんど下ネタ系だというw
今回は最近のヒットドラマ傾向の話ということで、いつもよりはまだマシと言えるかもしれません。
というわけで、今回は「モテないし百合?」。
BLの話題を振っておいて百合とはこれいかにw
まあそれはさておき、ここで気になるのは“?”がついているところですよね。
これまでなんとなく仄めかしてきた部分にいきなり単刀直入で切り込んできたなと思いきや、最後でやっぱ今のはなしなし!みたいなニュアンスを感じますw
まあとにかく、この導入の仕方は便利ですね。
よけいな前置きなしで読者を不毛な会話の中に誘い込むことができますしw

WWWオタクの嫌な部分が出てるなあw
「ブエノスアイレス」とか、だれも君の映画の知識の事なんて聞いてないってw
(ダンサーインザダークの件をいまだに根に持っているのか…)
ていうか、BLと同性愛は厳密に言えば似て非なるものですよね。
BLはある意味ファンタジーの世界ですし(なんでもアナルとは別の架空の穴も存在するらしい…)、同性愛はリアルな現実でもあります。
まあ日本のドラマとかはその辺ごっちゃになっているんでしょうけどね。
もこっちが言っていた「BLって漫画とかゲームでこっそりやるもの」も多分その辺のことを指しているのでしょう。急に一般化されたことの違和感からこういう話題を振ってきた部分もあるんじゃないでしょうか。

WWWWW百合は関係ないだろwww
ていうか、その驚きはどっちの意味なんだw
ガチ百合なのにBLなんて見るのなのか、それとも同じ同性愛仲間なのに一つしか見ないのなのかw
しかし、もこっちが真子のことを「ガチ百合」なんて言うのも随分久しぶりな気がしますね。
まあコンプラ関係なのか、かつてのように“ガチ●ズさん”とは呼べなくなってしまっているようですがw
それにしても、勉強時にドラマをBGM替わりに流すというのもどうなんだろ…

ギンギンじゃねーよw
ていうか、どこが「ちょっと」なんだw 目を爛々とさせやがってw
逆にドラマはぼーとし過ぎw
生活に疲れたOLじゃないんだからw

うんオ●るよじゃねーwww
何、さも普通の事のように答えてるんだw さわやかな笑顔、やめいw
まあそもそも「オ●るの?」と聞く方が圧倒的におかしいんだけどw
というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
何気にゆりちゃんが(想像上だけど)普通に流してるのがまたおかしいですねw
ていうか、実際の問いもなんか変な気がしますけどw
どーゆー気持ちと言われてもw
そりゃ、まこっちも「?」となるわw

ふふふと返すまこっちがかわいいw
こういうかわし方は本当にうまいですよね。
ていうか、百合視点でBL見て興奮するかってわかるようでイマイチよくわからんw
それはあれ、障害が多ければ多いほど愛は燃え上がるみたいなやつのことを言ってるんでしょうかね?
にしては、「性描写」にこだわってるしなあ。性的興奮って、百合とBLではベクトルが全然違うような…

ああなるほど、そこに話をつなげたいわけですか。
まあ、ジャンル的に世間が許容するかどうかなんてレベルはもうとっくに終わっているでしょう。
後はビジネス的に仕掛けられるかどうかだけなのような気がします。
それにしても、もこっちも会話の進め方がうまくなりましたよね。
たわいもない話題を振ってきたのは、百合なら映画に恋愛要素を入れられるかなという話に持っていくのが目的だったわけです。
…まあBLから百合というのはちょっと強引な気もしないでもないですがw
あと、ゆりちゃんの勘違いがおもろかわいいですねw
ていうか、自分が一般的に流行る時がくると思ったのかw

WWWWWなんだこれwww
ひょっとして百合とゆりちゃんを掛けてるつもりでもあるのかw
ていうか、「百合演技指導役」ってなんだよw まこっちはそれでいいのかw
注意書きがまた怖いですねw
なんだよ、「性的行為・暴行にご用意お願い致します」ってw
あらかじめ言っておけば免罪符になるとでも思ってるのかw
てか、ご用意って具体的に何しろってんだw
今回の個人的ベストシーンはここにしようかな。
オーディションを受けに来ている子がなんとなくうっちーに似てるっぽいしw

よりどりみどりw
まあそうだよなw
なぜかうっちーがいないのが気にかかるけどw
しかし、ゆりちゃんはどこまでいっても冷静だな…

ビッチ感w
まあ「誰とでもやる」の部分だけ切り取るとねw
ていうか、もこっちの振り方もおかしいだろw
この人とイチャイチャしたいって言われて、おいそれと答えられるわけがないw
仮に「智子としたい」と言われたらどうするつもりだったんだw

幸薄陰キャってなんだよw
本人目の前にして幸薄とか言うなw
ていうか、自分で決めた役をもう忘れてるしw
この後ゆりちゃんに突っ込まれますけど、彼女は「普通の女の子、イメージとしては真子さん」ですからね。

WWWゆりちゃんに何度もツッコませるなw
いい加減お前は、文化祭の本来の意義をちゃんと考えた方がいいw
ただまあ、タバコとか違法行為を見せなければなんとかなるような気もしますけどね。
要はちょっと不良の女の子と真面目な子が心を通わせるという描写があればいいわけですから。

どこまでいけるじゃねーよw
また、セクハラ監督みたいな感じになってるしw
ていうかもこっち、以前「キスまではOKだけど それも普通(ノーマル)の範囲だし」とか言ってたなw(コミックス6巻;喪51「モテないし同性を意識する」参照)

ヒエッ…
思わず、そんな声を上げてしまいそうな場面ですよね。
ネモの黒目とはわけが違います。完全にシリアルキラーの目ですからw
隣のゆりちゃんが普通なだけに、よけいに怖いw

百合の強い眼光WWWWW
なんだその初めて聞くパワーワードはw
いつの間にそんな慣用句ができたんだw
ていうか、衝撃を受けてるもこっちの眼光もかなり強烈ですけどねw

気軽に百合を扱ったからwww
それはガチ百合というより、たんに百合にうるさい人じゃねーかw
むしろ百合評論家と言った方がいいw
しかし、本当に鈍いというか、なんでわからないんでしょうね。
あの流れだと、「吉田さん」に反応したというのはバレバレだと思うんですけど。
なんで「軽々しくキスとかいうな!」みたいなとらえ方になるんだかw

WWWこいつはこいつでやる気になってるしwww
本当、その変な女優根性はどこからくるんだw ちょっとどや顔入ってるしw
さすがのもこっちもこれにはツッコミに回ざるを得ないw

ここで何ごともなかったかのように笑顔に戻るのが逆に怖い…
ていうか、意味深なバックやめろw
それにしても、このもこっちの言い方だと元々吉田さんをキャスティングの中に入れていたようですね。
もしかしたら、最初から吉田さんの名前が出ることを期待して百合の話題を振ったのかもしれません。

あ、そっちに勘違いしちゃうかw
まあもこっちの中ではゆりまこは一番の親友という位置づけでしょうし、わからないでもないかな。
もっとも、ただ「ゆりと百合」と言いたいだけなのかもしれないけどw
しかし、まこっちの愛の深さは本物ですね。
吉田さんとゆりちゃんにそういうことをして欲しくないからとはいえ、自分の身を犠牲(?)にしてまで阻止しようとするとは…

WWWWW
まさかのちゃぶ台返しw
女優魂はどこ行ったw
ゆりちゃんの表情が最高ですね。本当に嫌そうな感じですもんw
この微妙なラインだからこそ、よりリアルに感じさせるところがさすがです。
絵がうまいというよりマンガがうまいというのはこういう表情が描けるかどうかだと思うんですよね。

おかしな心理戦になってるwww
まこっちが押され気味なのが面白いですね。
やっぱりゆりちゃんが最強かw
ていうかゆりちゃん、まこっちに守られてる自覚はあったんだw
まあしかし、さらっと言ってますけど真子の「私も別にしたくないけど」は重要なポイントですよね。
そう、彼女は別にガチ●ズでも百合でもないんです。
単に「吉田さんが好き」なだけなんです。
ここに今回のタイトルの裏テーマ的なものが隠されているような気がしてなりません。

なんでそうなるwww
2人のもめ事を収めようとして考えた結果がそれかw
総受けは百歩譲っていいとしても、なんでそれが「レ●プ過去あり」になるんだw
変なエロゲーやり過ぎなんじゃないかw
しかしみんな笑顔ですけど、あの夏帆さんが吉田さんを襲ったと思うとなんだか笑ってしまいますねw
ていうか、百合って絶対こういうことじゃないわw

WWWWW
だからなんで百合の眼光だってわかるんだよw
ていうか、いい加減気づけやw
お前が吉田さんの話題をするたびにねっとり眼光になるの!

吉田さんを凌辱するのはダメw
このセリフだけだと、何当たり前のことをと思ってしまうw
ていうか、もこっちはどこまでズレてるんだw
ひょっとしてとぼけてるのかと疑うレベルw
そんな彼女のボケを軽くいなすまこっちが本気モード過ぎる…

百合むずい、じゃねーよw
普通に絡ませればいいだけだろうがw
なんで百合=レ●プなんだw
しかし、もこっちは真子さんにトイレで襲われたこと(?)が今でもトラウマなんですね。(コミックス11巻;喪99「モテないし友達の友達」参照)
そうか、それで百合に対する認知が歪んだとw まさかまこっちも自分が原因だとは思ってもいないだろうなあ…
まあそれはさておき、このちょっと拗ねたもこっちが可愛い過ぎるw
今回の個人的ベストもこっちはこれに決まりですね!

こみなんの脳を破壊するなw
まあそれはいいとして(いいのかよ)、ここで智貴の名前を出てくるのがうまいなあと思いますね。
ゆりちゃんにとって、吉田さんは本当に普通の友達なんです。
だからこそ、仮に智子の弟とそういうことになっても素直に受け入れられるわけです。
ただ、彼女は知りません。真子は自分のそれとは違う「好き」であることを。
だからこんな簡単に智貴くんの名前を出せるんですよね。
先日、智貴くんとばったり出会った際、真子が執拗に吉田さんとどういう関係かを聞こうとしていたその意味を彼女がもし知っていたら、ここで彼の名前を出すようなことはなかったでしょう。
真子の胸の内はいまだ誰にも気づかれていないのです。

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恋とはこんなにも人を狂わせることができるんですねw
男に妊娠させられるくらいなら女に凌辱される方がマシってかw
ていうか、もこっちも普通の設定にしろやw
なんで学生妊娠とか、攻めた設定を持ってこないと気が済まないんだお前はw
ただ、よくよく考えてみると、まこっちの論理はそこまでとち狂ってるわけでもないかなという気もします。
だって、彼女にとっては智貴は現実的な脅威なんですよね。もしかしたら付き合ってるかもしれないという疑念をまだ捨てきれてないわけです。
一方で美保や風夏に凌辱云々というのはあくまで台本上の設定に過ぎず、現実的な恋の戦いとは無縁なわけです。
もこっちとしてはそんな事情があるとはつゆほどにも思っていないのでびっくりするのも無理はないのですが、まこっちの立場からするとそこまでおかしなこととは言えないのではないでしょうか。

そんなこんなで、吉田さんに正式なオファーを出すもこっち。
やっぱりここまで想定してのあの「百合トーク」だったような気がします。今回も最初から「映画」の話だったんですね。
吉田さんの「言ってたやつ」というのがどういう意味なのか気になりますね。
普通に、プレゼンでも言っていたあの映画に私も出ろと言うのかという意味なのか、それとももこっちから前もって出演依頼をされていて、それに対しての「言ってたやつ」なのか。
元々後半から吉田さんに出てもらう予定ではあったんだけど、具体的な場面や設定が思い浮かばなかったのでしばらく保留にしておいたという線もなくはないような気がします。

WWWWW本当だよwww
ていうか、「凌辱されてる体(てい)」ってどういうことだよw
それで野球ってわけわからんわw
送球する際にちょっとした目配せにびくっとするとか?w
何がテーマの映画なんだw
まあしかし、やっぱり吉田さんともこっちの関係はいいですね。
ツッコミももこっちへの理解あってのものというか、この二人だけの特別な空気感があります。
ある意味ひどいオチなんですけど、なんだかほっとするところもありましたね。
終わってみれば、けっきょく「映画」の話でしたね。映画撮影が始まってからというものの本当にとどまることを知りません。このまま本番当日まで行きそうな勢いです。
というか、もこっちは最初から吉田さんに話を持っていくつもりで百合トークを持ちかけたように思えてしかたなかったんですよね。BLから百合への流れも若干強引だったしw
思えば最初の撮影の時に言っていた「生徒会に走攻守そろった強肩の大型新人」とは、吉田さんのことを指していたのでしょう。実は最初から吉田さんの役は用意されていたのです。
なのに、なんで今まで声を掛けなかったのか。
おそらく最初の段階で依頼したら断られるような気がしたからだったんじゃないかと想像します。
そもそも吉田さんのアドバイスから動き始めた映画です。
もこっちとしてはその後すぐに、じゃあ出てというのはちょっと気恥しい気持ちもあったんじゃないでしょうか。
出番としては後半ということですし、改めてオファーをするタイミングを計っていたところで、ふと恋愛要素(百合凌辱)を入れることを思いついた、といった流れだったのかなと。
そう考えると今回は真子回であると同時に、実は吉田さんを引っ張り出すのが目的だったんじゃないかと言う気がします。
まあそのせいで、まこっちが闇っちゃったわけですがw
それにしても、今回のまこっちは怖かったですね。
最初は常識人側として無難にたわいもない会話を交わしていましたが、吉田さんの名前が出たとたん豹変w
完全に会話を振り回す方に変わってしまいました。
そんなまこっちに、Twitterのネタバレ感想や簡易感想の時は少し危ういところを感じたものでしたが、今回読み返してみて、そんなに心配することはないかもしれないなと思い直しました。
彼女の恋心はまだ芽生えたばかりなんです。本人もまだどうしていいかわからない部分もあるような気がしたんですよね。
その想いはまだ相手や周りの仲間どころか、まこっち本人にさえしっかり理解されているわけじゃありません。
そんな状態の中、焦がれる気持ちが暴走してしまうのもあってもおかしくないのではないでしょうか。
それは決して異常なことではなく、思春期ならば誰もが陥る可能性のあることだと思うんですよね。
彼女は女性なら誰でもいいというわけじゃなくて、「吉田さん」がいいわけですから。それって、ごく普通の感情でしょう。
これまでのような保護者的な母性愛とは違う、どう扱っていいかわからない感情。
彼女は今、初めて本気で人を好きになったんです。
たぶん彼女は大丈夫です。恋が実るか実らないかはわかりませんが、誰かを好きになるという経験がきっと彼女を大きく成長させてくれることでしょう。
翻って、それは今のもこっちたちを覆う不穏な状態も同じなのではないでしょうか。
傍目からは“危うい”ように見えても、その奥底には決して壊れることのない確かな絆があるということを、真子たちは私たちにそれとなく教えてくれてるのかもしれない。
そんな気もした「百合?」回でしたね。
ついに撮影が開始された最新22巻は絶賛発売中!…感想記事は次の日曜日夜にアップできればいいなw
思えば喪199の「真子先生」でも、妊娠に対して断固とした姿勢を示していましたね。
今でも「ダンサー・イン・ダーク」の件を引きずっているのか…
喪99「モテないし友達の友達」は実質まこっちのデビュー回といっても過言ではありません!
喪155「モテないしもむ」を読んで、吉田さんともこっちの関係性をじっくり味わってみましょう。
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