私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪203簡易感想~基本ネタバレなし~
※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。
4月28日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪203に更新されました。
今回は喪203についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
前回の簡易感想の時に順調に更新されてると書いたら、いきなり1週間延期になってしまいましたw
でも結果的に、1週間待たされた甲斐があったと思える内容になっていましたね。
驚きと笑いと感動、もう何もかもが一緒くたになって全力でぶつかってきたというw
いやもう、本当に最高の回でした。
しかも、久しぶりの単発回!実に喪197以来ですよ。
次回へのワクワク感を募らせる前後編スタイルもいいですけど、やっぱり1話完結型が本来のわたモテですからね。
で、これまで大作が続いた中での単発となると、得てして流れを断ち切るような箸休めやショート回になりがちじゃないですか。でも今回はそうじゃないんです。
むしろ、喪201、202からの流れを順当に踏んでのお話になってるんですね。そこが素晴らしい!
というわけで、以下より喪203のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1519524254655545344
https://twitter.com/horobijiji/status/1519524299190636550
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
とはいえ、今回の内容を予想できたかといえばまったくできませんでした。おそらくほとんどの方がそうだったのではないでしょうか。
普通に考えたら映画撮影の続きかと思いますからね。前回のあの終わり方からして、フラグっぽいというかまだ何かありそうな雰囲気でしたし。
ただ、一旦箸休めを挟むパターンもなくはないかなとは思っていたんですよ。
だからタイトルとサムネを見た時には、「ああ今回はオムニバスなのね」と早とちりしてしまったくらいです。
でもページを開いてみたらサブタイトルはないし、一向にエピソードはシフトしていかないしで、あれ?これって…となったわけです。
まあそれにしても、見事な回でしたね。ずっとどこに着地するんだろうと思いながら読んでいたんですけど、最後には胸が熱くなるような場面が待っていましたよ。
正直、途中であの二人があれに乗ろうとなった段階で、ちょっと嫌な予感がしたんです。
あれ、これはひょっとしてみんなから糾弾されるような胸が痛くなる展開が待ってるんじゃ…と、若干ドキドキしながら読み進めていたんですよね。
ほら、胃がキリキリするような展開といえば、喪188とか189で前例がありますしw
ところが、途中であるキャラが入ってきたおかげでがらっと雰囲気が変わるんですよ。
なんていうんだろ、彼女の存在がすごく頼もしく思えたんですね。どういう展開になろうとも、彼女がいれば大丈夫だと信じられたんです。
実際、私が危惧していた事態は起こってしまいます。普通に考えたら、かなり深刻な問題に発展しかねない状況なんですよ。
でも、3人そろえばそんな雰囲気は吹っ飛んでしまうんですね。
ていうか、それどころじゃないつばぜり合いが勃発しますしw
3人とも強がってはいるけど、実は弱い部分ずるい部分を多々内に秘めていて、でもそれを外には見せたくなくていろんな「自分」で覆い隠そうとしてるわけです。
でも実際はポンコツなものだからどうしても綻びが見えてしまうんですよね。そこがもう可愛いというかw
今回のこれは読んでおくといいかもは、おそらく全部ネタバレになりそうなんだよなあ…
でもまあ、ここまで言ったらだれの何編かなんてすぐわかるでしょうし、別にいいかw
喪197「モテないし少し進行する」
喪199「モテないし3年秋(前編)」(ともにコミックス21巻所収)
まずは、この辺りでしょうか。
今回の舞台設定(?)をまずおさらいしておきましょう。
次は
喪188「モテないしあいつのこと」
喪190「モテないし仲良し?」
喪191「モテないし繰り返す」(それぞれコミックス20巻所収)
といったところを押さえておきたい。
特にSとFさんの佇まいというか、人間としての考え方の違いに注目して読むとより今回が味わい深くなると思いますよ。
最後に
喪200「モテないし200回目だから10周年で募集したベストコンビ5組の話(後編)」(現時点で単行本未収録)
も挙げておきましょう。
まだまだ「伸びしろ」に期待できる2人(+1人)です!
イメソンは
「愛の嵐(Love Is A Battlefield)」 Pat Benatar
にしましょう。嵐というか、まあコップの中の嵐といった感じですがw
PVも馬鹿馬鹿しくて好きw
本当、考えてみたら真っ当な「文化祭」の流れを踏襲してるんですよね。
喪201(後編)でもこっちが言っていた「陽と陰の青春」の構図を実にわかりやすい形で読者に提示しているんです。
しかもなんだか、中心に関われない者たちの「陰の青春」のほうがむしろ良くね?と思わせるものがあるんですよね。
前回のもこっちたちの青春も楽しそうでしたけど、私的には今回見せてくれた青春の方がより強く胸に残りました。
やらかしから生まれる思い出のほうがいつまでも忘れなかったりしますから。
まあしかし、SさんもFさんの前ではかたなしですね。
もう今から宣言しておきますけど、今回一番笑ったシーンは間違いなく「ねえちょっと早すぎない?」ですよw
彼女の隠しきれない綻びをあれほど見事に描写したシーンはそうそうないw
なんか、あの二人は意外と面白い関係になるんじゃないかなと思ったんですよね。
決して仲良くなるわけではなく、お互い顔を合わせれば嫌味も言うし時には相手を責めたりするんでしょうけど、それでもそんな感じのまんまうまくやっていけるのではないかと。
たぶんどこか近親憎悪的な面もあるような気がするんです。というか、あまりにもお互い離れすぎて結果的に360度回転して元に戻ったみたいな感じw
二人とも同じ問題を抱えていて、それへの対処が真逆なだけなように思いましたよ。
で、そんな二人の間に挟まれて気苦労が絶えないMさんw
まあとにかく、3人3様の面白さというか魅力が遺憾なく発揮されていて、何度読んでも飽きさせない話になっていましたね。読むたびに新鮮な気持ちで笑えて、それでいて最後には胸がほんのり温かくなるという。
ラストの2コマは、思わず笑いながら泣きそうになりましたよ。まさに泣き笑いw
ただ別に泣ける話だとか、感動的なシーンがあったりするわけじゃないんですよね。
みんな性格悪いし、自己中心的だし、それでいてお互い自分のポンコツな部分は隠そうとするしで、まあろくでもないわけですw
でもそこにはなんとも愛おしい人間らしさがあるんです。それがたまらなく笑えるし、同時に泣きたくもなるんですよね。
それはたぶん、彼女たちが単なるキャラの皮を被ったお人形じゃなく、私たちと同じように血の通った人間なんだと思えた瞬間だったからのような気がします。
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ、5月29日(日)ごろになる予定)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
「映画」以外にも、いろんな文化祭をめぐる青春が垣間見れる最新21巻は絶賛発売中!
気にしてないふうに見せてたけどやっぱり気にしてたんだと思うと、むちゃくちゃかわいいw
4月28日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪203に更新されました。
今回は喪203についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
前回の簡易感想の時に順調に更新されてると書いたら、いきなり1週間延期になってしまいましたw
でも結果的に、1週間待たされた甲斐があったと思える内容になっていましたね。
驚きと笑いと感動、もう何もかもが一緒くたになって全力でぶつかってきたというw
いやもう、本当に最高の回でした。
しかも、久しぶりの単発回!実に喪197以来ですよ。
次回へのワクワク感を募らせる前後編スタイルもいいですけど、やっぱり1話完結型が本来のわたモテですからね。
で、これまで大作が続いた中での単発となると、得てして流れを断ち切るような箸休めやショート回になりがちじゃないですか。でも今回はそうじゃないんです。
むしろ、喪201、202からの流れを順当に踏んでのお話になってるんですね。そこが素晴らしい!
というわけで、以下より喪203のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1519524254655545344
https://twitter.com/horobijiji/status/1519524299190636550
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
とはいえ、今回の内容を予想できたかといえばまったくできませんでした。おそらくほとんどの方がそうだったのではないでしょうか。
普通に考えたら映画撮影の続きかと思いますからね。前回のあの終わり方からして、フラグっぽいというかまだ何かありそうな雰囲気でしたし。
ただ、一旦箸休めを挟むパターンもなくはないかなとは思っていたんですよ。
だからタイトルとサムネを見た時には、「ああ今回はオムニバスなのね」と早とちりしてしまったくらいです。
でもページを開いてみたらサブタイトルはないし、一向にエピソードはシフトしていかないしで、あれ?これって…となったわけです。
まあそれにしても、見事な回でしたね。ずっとどこに着地するんだろうと思いながら読んでいたんですけど、最後には胸が熱くなるような場面が待っていましたよ。
正直、途中であの二人があれに乗ろうとなった段階で、ちょっと嫌な予感がしたんです。
あれ、これはひょっとしてみんなから糾弾されるような胸が痛くなる展開が待ってるんじゃ…と、若干ドキドキしながら読み進めていたんですよね。
ほら、胃がキリキリするような展開といえば、喪188とか189で前例がありますしw
ところが、途中であるキャラが入ってきたおかげでがらっと雰囲気が変わるんですよ。
なんていうんだろ、彼女の存在がすごく頼もしく思えたんですね。どういう展開になろうとも、彼女がいれば大丈夫だと信じられたんです。
実際、私が危惧していた事態は起こってしまいます。普通に考えたら、かなり深刻な問題に発展しかねない状況なんですよ。
でも、3人そろえばそんな雰囲気は吹っ飛んでしまうんですね。
ていうか、それどころじゃないつばぜり合いが勃発しますしw
3人とも強がってはいるけど、実は弱い部分ずるい部分を多々内に秘めていて、でもそれを外には見せたくなくていろんな「自分」で覆い隠そうとしてるわけです。
でも実際はポンコツなものだからどうしても綻びが見えてしまうんですよね。そこがもう可愛いというかw
今回のこれは読んでおくといいかもは、おそらく全部ネタバレになりそうなんだよなあ…
でもまあ、ここまで言ったらだれの何編かなんてすぐわかるでしょうし、別にいいかw
喪197「モテないし少し進行する」
喪199「モテないし3年秋(前編)」(ともにコミックス21巻所収)
まずは、この辺りでしょうか。
今回の舞台設定(?)をまずおさらいしておきましょう。
次は
喪188「モテないしあいつのこと」
喪190「モテないし仲良し?」
喪191「モテないし繰り返す」(それぞれコミックス20巻所収)
といったところを押さえておきたい。
特にSとFさんの佇まいというか、人間としての考え方の違いに注目して読むとより今回が味わい深くなると思いますよ。
最後に
喪200「モテないし200回目だから10周年で募集したベストコンビ5組の話(後編)」(現時点で単行本未収録)
も挙げておきましょう。
まだまだ「伸びしろ」に期待できる2人(+1人)です!
イメソンは
「愛の嵐(Love Is A Battlefield)」 Pat Benatar
にしましょう。嵐というか、まあコップの中の嵐といった感じですがw
PVも馬鹿馬鹿しくて好きw
本当、考えてみたら真っ当な「文化祭」の流れを踏襲してるんですよね。
喪201(後編)でもこっちが言っていた「陽と陰の青春」の構図を実にわかりやすい形で読者に提示しているんです。
しかもなんだか、中心に関われない者たちの「陰の青春」のほうがむしろ良くね?と思わせるものがあるんですよね。
前回のもこっちたちの青春も楽しそうでしたけど、私的には今回見せてくれた青春の方がより強く胸に残りました。
やらかしから生まれる思い出のほうがいつまでも忘れなかったりしますから。
まあしかし、SさんもFさんの前ではかたなしですね。
もう今から宣言しておきますけど、今回一番笑ったシーンは間違いなく「ねえちょっと早すぎない?」ですよw
彼女の隠しきれない綻びをあれほど見事に描写したシーンはそうそうないw
なんか、あの二人は意外と面白い関係になるんじゃないかなと思ったんですよね。
決して仲良くなるわけではなく、お互い顔を合わせれば嫌味も言うし時には相手を責めたりするんでしょうけど、それでもそんな感じのまんまうまくやっていけるのではないかと。
たぶんどこか近親憎悪的な面もあるような気がするんです。というか、あまりにもお互い離れすぎて結果的に360度回転して元に戻ったみたいな感じw
二人とも同じ問題を抱えていて、それへの対処が真逆なだけなように思いましたよ。
で、そんな二人の間に挟まれて気苦労が絶えないMさんw
まあとにかく、3人3様の面白さというか魅力が遺憾なく発揮されていて、何度読んでも飽きさせない話になっていましたね。読むたびに新鮮な気持ちで笑えて、それでいて最後には胸がほんのり温かくなるという。
ラストの2コマは、思わず笑いながら泣きそうになりましたよ。まさに泣き笑いw
ただ別に泣ける話だとか、感動的なシーンがあったりするわけじゃないんですよね。
みんな性格悪いし、自己中心的だし、それでいてお互い自分のポンコツな部分は隠そうとするしで、まあろくでもないわけですw
でもそこにはなんとも愛おしい人間らしさがあるんです。それがたまらなく笑えるし、同時に泣きたくもなるんですよね。
それはたぶん、彼女たちが単なるキャラの皮を被ったお人形じゃなく、私たちと同じように血の通った人間なんだと思えた瞬間だったからのような気がします。
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ、5月29日(日)ごろになる予定)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
「映画」以外にも、いろんな文化祭をめぐる青春が垣間見れる最新21巻は絶賛発売中!
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