私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪202(前編)~ついに映画制作開始!次回への期待が高まる一方、緊張も高まるw~
4月21日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪202(前編)に更新されました。
いや~、ついに(やっと?)始まりましたね。
映画をやろうという話が出てから1年8か月あまり、みんなの前でプレゼンをした時から数えても1年以上、思えば長い道のりでした。
作中では1か月程度の停滞だったんでしょうけど、読んでる方はそれだけ長い間、ずっと今か今かと待っていたわけですからね。
本当、「ようやくか」というのが正直なところです。
というわけで、今回から「映画制作編」が本格的に動き出します。
前回でようやく何かをつかんだもこっちが、いったいどんなシナリオを書くのか楽しみですね。
気になるのは、今回も(前編)となっているところ。
最後の単独回が喪197ですから(クリスマス特別編は除く)、これで前後編形式(喪199に至っては前中後)がかれこれ5回も続いてることになるわけです。
まあそれだけストーリー中心にシフトしてきている現れなんでしょうが、またしても焦らされるのかと思うとちょっと悔しいものがありますねw
それでは、さっそく見てまいりましょう!
今回は前回の直接的な続きから始まります。
吉田さんのアドバイスでついにやる気になったもこっちが、善は急げとばかりに保健室からいきなりPC室に移動してカタカタ始めました。
まるで何かにとりつかれたかのようにキーボードを叩き続ける彼女ですが、声を掛けられるまで背後のネモに気づかなかったようですね。相当集中していたようです。
というわけで、今回は「モテないし映画を撮り始める。(前編)」。
タイトルに「。」がつくのは喪164「モテないし夏休みから頑張る。」(コミックス17巻)以来ですが、あまり深い意味はないのかもしれません。喪164もコミックス収録時では「。」が取れてましたし。
ただ文章の一文として句読点を打つことで、新たな章に入ったことを意識させる効果を狙ったのかなという気はしますね。
コーヒーを差し入れるネモですが、どうやら普通のコーヒーとは違ってちょっと高いやつのようです。
頭を使うので甘いのをということらしいですが、甘いのって高いんですかね?よくわかりませんが。
そういえばもこっちはブラック党でしたが、ひょっとするとあれは経済的な理由もあったんでしょうかw
はやる気持ちを抑えられないネモw
まあ気持ちは分かりますけどね。私だって、いったいどんなシナリオを書いてるんだろうと気になりますし。
ただ、当の本人はいささか興をそがれたようです。
我を忘れて夢中で書いていたところを、突然現実に引き戻された感があるのかもしれません。
そうでなくても、人に自分の文章を見せるのは恥ずかしいですからね。
いずれはみんなに見てもらうとしても、執筆途中のものを見せるのはやはり抵抗があるのでしょう。
(まあそうでなくても、ネモには特に見せたくない理由があるのですがw)
WWWWWメス媚言うなwww
てか、脚本のスケールは別に関係ないからw
あと、その仮定には意味があるんかw
なんで自分が枕される前提なんだよw けっこう自信あるじゃねーかw
まあ、こんな表情を見せられたらそう思ってしまうのもわからないでもないですけどね。
ここまであざとい表情と仕草ができるのは、もはや生まれ持った資質と言わざるを得ないw
家にシナリオデータを持ち帰って執筆を続けていたようですね。
熱心なのはいいのですが、あの学校のセキュリティはいったいどうなってるんだ…
てか、家では勉強しろ勉強w
名前をシンプルに「シナリオ」としてるのが小憎らしいですね。
まだまだ読者にネタを割らないつもりかw
魔法が解けたかw
勢いでノリにのって書いてるときはいいんですけど、ふと我に帰るとむちゃくちゃ恥ずかしくなる時ってありますよね。後から読むと自分でも赤面するような寒いネタのオンパレードだったり…(今書いてるこの記事もそうだったりする)
まあ逆に言えば、書けるときには勢いに任せて一気にやっちゃった方がいいんですけどね。変に間をおいちゃうと、途端に手が動かなくなってしまうんで。
自分の作品を発表するというのはある意味露出狂に近いところがあるんで、恥ずかしくなるのはむしろ当然でしょう。変に浮かれたまま突っ走ってしまうよりはいいかなとも思います。
一瞬、バラバラ事件かと思ったw
いつもだったら立てかけていたり仰向けにしていたはずのぬいぐるみが、なんでこの時に限ってうつ伏せにw ひょっとすると、自分が執筆してる姿を見られたくなかったのかな?
また、しょぼーんが絶妙な位置にいるんだよなあw
ていうか、まずキャスティングありきのシナリオなんですね、「出てくれそうな奴で固めてる」という言い方からすると。この辺にちょっとヒントが隠れてるような気がします。
しかし、ネモは有無言わさずに確定なんだw
複製しててキモいwww
なんじゃそりゃw
もはや意味をなしてない感がありますよね。単なる枕詞になりつつあるw
それにしても、この3人が朝コンビニで一緒にいるということ自体、なんだかエモいですよね。
きっと普段の日常風景になっているのでしょう。外では宮崎さんが待っているのかな?w
久々の登場の雫ちゃん。
先輩に会う前に「お色直し」でしょうかw
こちらも普段の日常になっているようですね。
7回目www
てか、数えてることもさることながら、さもお互いの共通認識かのように言うのが怖いわw ふふふじゃねーってw
でも考えてみれば、6月初めの喪149「モテないし先輩になる」(コミックス15巻)が1回目とするなら、週一ペースほどでもないんですよね。意外と節度ある(?)交際と言えるのかもw
けっきょく、あのままで進行しているのかw
なんか改めて思うけどこの学校、自由過ぎるだろw
でも雫ちゃんいわく、「内容的に女子が中心なんであまり私は関われない」というのもなんかおかしいですよね。いや、お前女子だろうとw
まあたぶん彼女にとっては、「女子」という括りそのものが自分とは遥か遠いものに感じるんでしょうね。
このバツの悪いような微妙な表情がなんとも印象的ですね。
前回で「陽と陰の青春」の構図を思い出したもこっちですが、改めてその具体例を目の当たりにしてなんとも複雑な思いに駆られたのでしょう。
憂いを帯びた顔に木漏れ日の影がうっすら落ちているのは、何かの象徴でしょうか。
「私もこれからその一部になる」
そこに去来するのは確固たる覚悟か、それとも……
ここは意外でしたね。
まさか自分のクラス以外の人間に協力を頼むとは思いませんでした。
制作スタッフとして雇うわけじゃなく、演者としてスカウトするならそれもありなのかな?
「クラスの出し物」としてどういう扱いというか定義になってるのかは気になりますけど、まあ元々自由過ぎる校風のようですから何でもいいのかもしれませんw
ていうか、これがありなら、我らがうっちーが黙ってないような気がする…w
でも、この下級生である雫ちゃんの参加というのは、すごく大きなポイントになってくるような気がします。
もこっちがやりたいことの本質がここに隠れているように思えてならないので、今後も注目していきたいですね。
なるほど、「まずは内輪に」を実践することに決めたのですね。
それはわかりますが、「映画の内容的に後輩枠が必要」というのが気にかかります。
今回はこういうちょっと匂わせるというか、読者の興味を駆り立てるような描写が目立ちますね。
むちゃくちゃ恥ずかしがってるwwwラブレター読んでもらってるんじゃないんだからw
まあ生まれて初めて自分の恥部をさらけ出すようなものですからね。気持ちは分かりますが。
顔を赤らめながら横目で窺う感じが可愛いですね。まるで乙女みたいw
後ろに歩いてる2人は喪197でも出てきた

この二人かなとも思ったのですが、髪型とかがちょっと違うようですね。
ひょっとすると、喪30「モテないし走る」(コミックス4巻)の4ページ目左上で「あーやだなー最後まで走れるかなー」と言っていた子たちかな?お相手の子も髪にアミがかかってるし。
この子も太い眉毛が特徴ですが、目が丸くて大きいんですよね。
WWWWWもこっちの顔www
またたびを前にしたネコじゃないんだからw
ていうか、口元が完全に猫のそれになってるしw
まあ今回の個人的ベストもこっちは、やっぱりここしかないですね。
禁断の実に触れてしまったというか、あまり浸ってるとやばいのはわかってるんだけどめくるめく快感の波には私抗えないのびくんびくん、みたいな人間の性を感じますw(そうかあ?)
初めては雫でよかったwww
なんかその言い方はいろいろ誤解を招きそうなんだがw
てか、あらかじめみんなの反応を見通しての行動だったんですね。
確かにゆりちゃんは塩対応しそうだし、ネモはこれ絶対言うわw
うん、なかなかリスクマネジメントが出来てるw
でもネモのこの「余計なこと」は、まさにオタクあるあるですよね。
当人としては悪気があるわけじゃなく褒めてるつもり(このネモも「いいね!」とは言ってる)なんですよ。
つまり、あんなに面白い作品に似てる感じのを書けるなんてすごいねみたいなニュアンスなわけです。
アニメ好きマンガ好きにとっては、そんな偉大なるご先輩方に近いと思わせること自体がもう賛美の対象なんです。
もちろん多少「これあれをネタにしてるんだよね?」みたいな共犯者意識も含んではいるんでしょうが、そこには咎める気持ちよりもお互い秘密を共有してる仲間意識みたいなものの方がより強いはずです。
でも、作家を目指してる人間にとってはイヤミとしか受け取れませんからね。
例えそれが当たっていようが的外れだろうが、いい気はしないと思います。やっぱり自分のオリジナリティを見てほしいわけですから。
特にもこっちはオタクネタやネットネタを多用するタイプですから、よけいにそう言われるのが嫌だったんでしょう。
ネモが自分の事をよくわかっていると思っているからこそのリスク回避なわけですw
というわけで無駄な自信をつけたもこっちは、みんなに台本を見てもらうわけですが、案の定ゆりちゃんとネモは微妙な反応w
真子が台本を持っていないのは、彼女は映画に出演しないからでしょうかね?だから安心して笑っていられるとかw
ゆりまこのコンビはわかりますが、加藤さんとネモの組み合わせはちょっと意外ですね。クリスマス回でも帰りが一緒でしたし、何気にこの二人の対比が最近目立つような気もします。
WWWWWメガネの人間www
また新たなコミさんの愛称が出てきたぞw てか、どういうシナリオなんだよメガネの人間が必要ってw
そりゃ小宮山さんもクレームを言いたくなりますよね。
じゃあ自分じゃなくてメガネが欲しいだけだろとw
というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
ていうかなんだかんだ言っても、もうすでにこの場にいること自体が面白いw
けっこうやる気満々じゃねーかていうw
振り向いてるゆりちゃんも案外そんなことを思っていたりしてw
つっこみ顔w
正直わかるわw てか、実際今この漫画でつっこみ役になってるしw
小宮山さんってド変態性がクローズアップされがちなんであまり目立ちませんけど、要所要所で場を引き締めるケースがあるんですよね。それこそプレゼン予行演習での鋭いつっこみは記憶の新しいところですし。
ひょっとすると、あの時のことがもこっちの頭の中に残っていて、それで今回の抜擢になったのかなと思ったりもします。
なんにせよ、小宮山さんを「出てくれそうな奴」にカウントしてるところがなんかいいですよね。
ネモと伊藤さんが納得してる風なのが笑えるw
この場合の“少しわかる”はお互いのニュアンスはちょっと違うんでしょうけど、でもだからこそ「少し」なんですよねw
田中まりwww
まあゆりちゃんの言いたいこともわからんでもないw(身も蓋もないけどw)
でもそれならもう「田中真子」そのものでいいんじゃないかという話ですからねw
あえて微妙に名前を変える意味もないw
てか、ざっくりしてんなw 普通の性格の女の子ってw
要は、ゆりちゃんに真子を演じて欲しいという意味なんでしょうね。
で、もこっちは真子さんを「普通の性格」だと思っていたわけだw
加藤智香www
こっちはこっちで、作家(もこっち)の歪んだ願望が滲んでいるように思えるんだがw
てか加藤さん、それってもこっちのイメージを「ちょっと暗い冴えない女の子」と思ってたことにならないか?w バックの花がフキダシまで侵食してるのがなんか怖いw
そんな加藤さんの反応を見据えていたかのように、ちょっと照れたかのようにドヤるもこっちが微妙にムカつくw
でもまあなるほど。この時点でなんとなくもこっちのやりたいことのおぼろげながら見えてきたような気がしましたね。
リアルな青春を撮ったドキュメンタリーでもなく、かといって、まったくの虚構でもなく、ほんの少しずらした感じがやりたいのでしょう。
メタ目線ではあるんだけどメタそのものではないというか、そこに「疑似としての青春」というテーマが内包されてるように思えます。
加藤さんの「そう?」にちょっと含んだものを感じるのは私だけでしょうかw
彼女って、時々ネモにこういう“ん?どういうことなのかしら?”みたいな態度を取る時がありますよね。
しかし、もこっちの言ってることって、要は喪132「モテないし先輩後輩の関係」(コミックス13巻)での
これですよねw
わかっててあえてそれをやることで皮肉る意図があるのか、それとも単純に銀幕マジックに乗っかって自分が夢みたいのかw
根元陽菜www
まんま自分役じゃねーかw
むしろ、演:ネモってなんだよw
そこも根元陽菜でいいだろw
バックが一転して子どもの落書きみたいになってるのも笑えるw
加藤さんとの対比がひどいなw
てか、「一部だけ」って「Hな」というところだけねw
なんで「H」限定なんだよw 普通の声優にはなりたくないのかw
そもそもH専門の声優養成所ってあるのか?w
ネモはそのままでも、というもこっちの顔が完全に煽ってる感じになってますよね。
ふーん、みたいなw
ただ、このネモだけはそのままの役、というのも何か意図が隠されてるようにも感じます。
小出しに少しずつカードを見せてくるんで、読んでる方も気持ちがはやりますねw
今日やる分は、ということは、つまり追加キャストもあるということですよね。
内輪だけと言いつつ、けっこう大掛かりになりそうなんですけど……前回「出演者を4・5人にしぼれるなら」と言っていたのはなんだったんだw
まあ変更もできると言ってますし、あまりがっちり決めないでやりながら調整していくという感じなのかもしれません。
時間もないことですし、その方がスムーズに進められるという判断なのかもしれませんね。
もこっちがリーダーとしてみんなを引っ張っている姿はなんだか新鮮ですね。
みんなも素直にもこっちの話に耳を傾けているようです。
ゆりちゃんや加藤さんが前にいるのはメインキャストに大抜擢された身なのでわかりますが、まこっちが一番ワクワクしてるというか、目を輝かせてるのが面白いですねw
肩ひじをついてる小宮山さんをずっと気にしてる風な伊藤さんもいいw
てか、彼女はどういう役周りでここにいるんだろうw
なるほど、部活ものですか。ハルヒや俺ガイルの世界に憧憬の思いを抱いていた彼女らしい内容になりそうです。
日常部みたいな設定なら、特に小道具もなしで行けますしね。
うん、なかなかちゃんと考えているじゃないですか。
椅子を机の上にあげたスキマから見える光景がいかにも“こぼれ落ちた青春”という感じで、この構図自体が映画っぽいなあと思ってしまいます。
伊藤さんの立ち位置がまたいいw
テレビならピーって入る言葉www
てか、学校映画で使っていい表現なの?と聞く時点でもうおかしいだろw
もこっちも少しは考えろw
ピーの入れ方云々じゃねーんだよw ピーが入る時点で普通はもうアウトなの!
まったく、少しはちゃんと考えてるなと感心した自分がバカだったわw
というか、いったいどんなシナリオになってるんだか……
ほほう、もこっちが加藤さんになっただけで、あとはそのままのキャラっぽいですね。
ネモのイヤホンはちょっと気になりますけどw
しかし、雫ちゃんはもこっちの勇姿(?)を頬赤らめながら見つめるだけかw
両手を胸の前で握るポーズなんて、今時アイドルだってやらないぞw
なるほどw 真子さんはゆりちゃんの役を通して自分がヒロインになったかのような思いを抱いてるわけですね。何気に一番やる気になるわけだw
よっぽど「田中まり」が気に入ったようで、紅潮してるしw
今回の個人的ベストシーンはここにしようかな。
まこっちもさることながら、出番を待ってるゆりちゃんの仕草がなんとも言えないくらいに可愛いですね。後ろに組んだ手とか少しくねらせた足だとかw
しかし、ここは果たしてゆりちゃんがどんな演技を見せるのか後編への期待が高まるところかと思うのですが、次回へのサムネである種ネタバレになってるのが興ざめでしたね。
せっかくいい所で以下次号、となっているのですから、そこは配慮してほしかったです。
ていうか、それを踏まえてサムネを選ぶか差し替えるかしてもいいんじゃないですかね。
…まあ実はネタ自体は想定内のものでしたし別にいいんですけど、今回を前編後編と分けた意味が半減してしまったようにも思えたんで、あえて苦言めいたことを書かせてもらいました。
むちゃくちゃいい所で切りますよね。
まるでその場にいるかのような臨場感そのままに、高まる期待をまるごと瞬間冷凍したようなヒキじゃないですか。
初読時には、うわあ早く続き読みてえ!と手足をバタバタしたくなりましたよw
わたモテの続きものって得てしてぶつ切りっぽい感じになることが多いんですけど(喪175とか喪177とか)、今回は前編後編に分けた意味がはっきりとわかるヒキだったと思います。
おそらく単行本では一つの話としてまとまってしまうので、このワクワク感は今だけしか味わえないものでしょう。今のうちにたっぷり身もだえておいた方がいいかもですw
それにしても「本番じゃないけど撮ってくよ」と言った後から、急にしどろもどろになる感じがかわいいですねw
今はスマホで撮るのが当たり前なので、逆に映画っぽくよーいスタート!とやるのが何か気恥しくなってしまったんでしょうか。
それまで意気揚々と監督らしく振る舞ってはいたものの、いざ録画ボタンを押す段階で何やってんだ私…みたいなw
てか、なんで撮影監督までもこっちがやることになってんだかw
まあとにかく、(後編)への期待が高まる一方の回でしたね。総じていうならそれしかないです。
ある意味、後編へ誘うためだけに描かれた回だったと言っても過言ではないかもしれません。
何しろ、肝心のシナリオの中身は伏せたままでのところどころ思わせぶりな要素が実に興味をそそられました。
出てくれそうな奴だけで固めてるから大丈夫。
映画の内容的に後輩枠が必要。
メガネの人間も必要(笑)。
田中まり、加藤智香など、微妙に役とキャスティングをずらした設定。
ほぼ部室だけで話が展開する内容。
こうやって、小出しで読者の期待を少しずつ刺激してくるんですよね。
そして最後には「よ…よーい ピ」ですからw
まるで連続ドラマを見てるかのような引っ張り方じゃないですか。明らかに読者の興味を促すかのような演出が施されているわけです。
なんだか、この回自体が「映画」っぽく思えましたよ。見る側を意識しての構成になってるというか。
特に気になるのは、やっぱりキャスティングの妙ですよね。
最初に話していた「疑似的な青春」とどこか繋がっているような、なんとも言えない塩梅じゃないですか。
普段のクラスメイトを別の子が演じるという構図そのものが自作自演ぽいというか、でもそれが嘘とホントの境界を飛び越えて新たに何か生まれるような予感がするというか、とにかく当初のアイデアをよりブラッシュアップしたような面白さを感じさせるんですよ。
まあそんな大層なこと以前に、「田中まり」だけで十分面白いんですけどねw
ていうか、今の時点ではまだ誰が主役なのかもよくわからないじゃないですか。
「田中まり」ことゆりちゃんなのか、それとも「加藤智香」こと加藤さんなのか、はたまた後輩枠の雫ちゃんか。
それを予想するだけでもなんかワクワクしてしまうんですよね。
まあネモが汚れ役というか、オチ担当なのはわかりますけどw
あと一つ、これは初読時ではあまり気にならなかったところなんですけど、もこっちが何かまだ吹っ切れてないというか、映画が進んでいく中でもうひと山あるかなという気がしましたね。
勢いに任せて書いたものの冷静になると急に恥ずかしくなったりとか、まだみんなが出てくれるかどうか不安に感じたりだとか、雫ちゃんが中心に関われない姿を見て自分もその中心の一部になるんだという思いだとか、スマホの録画ボタンを押す際に思わず声が震えてしまう感じだとか、
まだまだ探り探りで進んでいる様子が伺えました。
「本番じゃないけど撮ってくよ」という言葉は、たぶんまだリハーサルだという意味があると思うんですね。
「もし違うと思ったらキャラは変更できる」と言ってるところからしても、どこかまだ躊躇いの気持ちがあるように感じるんです。
でも、もう迷ってる時間もないから突っ走るしかないと自分に言い聞かせてる状態だったとしたら。
そんなことも含めて、次回への期待感がより高まるように見せたのが今回の(前編)だったような気がします。
録画ボタンを押すもこっちと同じように、私たちも期待と緊張とで胸が張り裂けそうですねw
今見ると、撮影が進まない日々もなんだか懐かしく感じる最新21巻は絶賛発売中です!
雫ちゃんの参戦で、喪192の電話での「お願い」の中身が俄然気になってきますね…
思えば二人の逢瀬(笑)は喪149から始まったんですよね。(その前は人がいっぱいだったしw)
ひょっとすると、日常部の夢が今回の話につながっているのかもしれません。
いや~、ついに(やっと?)始まりましたね。
映画をやろうという話が出てから1年8か月あまり、みんなの前でプレゼンをした時から数えても1年以上、思えば長い道のりでした。
作中では1か月程度の停滞だったんでしょうけど、読んでる方はそれだけ長い間、ずっと今か今かと待っていたわけですからね。
本当、「ようやくか」というのが正直なところです。
というわけで、今回から「映画制作編」が本格的に動き出します。
前回でようやく何かをつかんだもこっちが、いったいどんなシナリオを書くのか楽しみですね。
気になるのは、今回も(前編)となっているところ。
最後の単独回が喪197ですから(クリスマス特別編は除く)、これで前後編形式(喪199に至っては前中後)がかれこれ5回も続いてることになるわけです。
まあそれだけストーリー中心にシフトしてきている現れなんでしょうが、またしても焦らされるのかと思うとちょっと悔しいものがありますねw
それでは、さっそく見てまいりましょう!

今回は前回の直接的な続きから始まります。
吉田さんのアドバイスでついにやる気になったもこっちが、善は急げとばかりに保健室からいきなりPC室に移動してカタカタ始めました。
まるで何かにとりつかれたかのようにキーボードを叩き続ける彼女ですが、声を掛けられるまで背後のネモに気づかなかったようですね。相当集中していたようです。
というわけで、今回は「モテないし映画を撮り始める。(前編)」。
タイトルに「。」がつくのは喪164「モテないし夏休みから頑張る。」(コミックス17巻)以来ですが、あまり深い意味はないのかもしれません。喪164もコミックス収録時では「。」が取れてましたし。
ただ文章の一文として句読点を打つことで、新たな章に入ったことを意識させる効果を狙ったのかなという気はしますね。
コーヒーを差し入れるネモですが、どうやら普通のコーヒーとは違ってちょっと高いやつのようです。
頭を使うので甘いのをということらしいですが、甘いのって高いんですかね?よくわかりませんが。
そういえばもこっちはブラック党でしたが、ひょっとするとあれは経済的な理由もあったんでしょうかw

はやる気持ちを抑えられないネモw
まあ気持ちは分かりますけどね。私だって、いったいどんなシナリオを書いてるんだろうと気になりますし。
ただ、当の本人はいささか興をそがれたようです。
我を忘れて夢中で書いていたところを、突然現実に引き戻された感があるのかもしれません。
そうでなくても、人に自分の文章を見せるのは恥ずかしいですからね。
いずれはみんなに見てもらうとしても、執筆途中のものを見せるのはやはり抵抗があるのでしょう。
(まあそうでなくても、ネモには特に見せたくない理由があるのですがw)

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てか、脚本のスケールは別に関係ないからw
あと、その仮定には意味があるんかw
なんで自分が枕される前提なんだよw けっこう自信あるじゃねーかw
まあ、こんな表情を見せられたらそう思ってしまうのもわからないでもないですけどね。
ここまであざとい表情と仕草ができるのは、もはや生まれ持った資質と言わざるを得ないw

家にシナリオデータを持ち帰って執筆を続けていたようですね。
熱心なのはいいのですが、あの学校のセキュリティはいったいどうなってるんだ…
てか、家では勉強しろ勉強w
名前をシンプルに「シナリオ」としてるのが小憎らしいですね。
まだまだ読者にネタを割らないつもりかw

魔法が解けたかw
勢いでノリにのって書いてるときはいいんですけど、ふと我に帰るとむちゃくちゃ恥ずかしくなる時ってありますよね。後から読むと自分でも赤面するような寒いネタのオンパレードだったり…(今書いてるこの記事もそうだったりする)
まあ逆に言えば、書けるときには勢いに任せて一気にやっちゃった方がいいんですけどね。変に間をおいちゃうと、途端に手が動かなくなってしまうんで。
自分の作品を発表するというのはある意味露出狂に近いところがあるんで、恥ずかしくなるのはむしろ当然でしょう。変に浮かれたまま突っ走ってしまうよりはいいかなとも思います。

一瞬、バラバラ事件かと思ったw
いつもだったら立てかけていたり仰向けにしていたはずのぬいぐるみが、なんでこの時に限ってうつ伏せにw ひょっとすると、自分が執筆してる姿を見られたくなかったのかな?
また、しょぼーんが絶妙な位置にいるんだよなあw
ていうか、まずキャスティングありきのシナリオなんですね、「出てくれそうな奴で固めてる」という言い方からすると。この辺にちょっとヒントが隠れてるような気がします。
しかし、ネモは有無言わさずに確定なんだw

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なんじゃそりゃw
もはや意味をなしてない感がありますよね。単なる枕詞になりつつあるw
それにしても、この3人が朝コンビニで一緒にいるということ自体、なんだかエモいですよね。
きっと普段の日常風景になっているのでしょう。外では宮崎さんが待っているのかな?w

久々の登場の雫ちゃん。
先輩に会う前に「お色直し」でしょうかw
こちらも普段の日常になっているようですね。

7回目www
てか、数えてることもさることながら、さもお互いの共通認識かのように言うのが怖いわw ふふふじゃねーってw
でも考えてみれば、6月初めの喪149「モテないし先輩になる」(コミックス15巻)が1回目とするなら、週一ペースほどでもないんですよね。意外と節度ある(?)交際と言えるのかもw

けっきょく、あのままで進行しているのかw
なんか改めて思うけどこの学校、自由過ぎるだろw
でも雫ちゃんいわく、「内容的に女子が中心なんであまり私は関われない」というのもなんかおかしいですよね。いや、お前女子だろうとw
まあたぶん彼女にとっては、「女子」という括りそのものが自分とは遥か遠いものに感じるんでしょうね。

このバツの悪いような微妙な表情がなんとも印象的ですね。
前回で「陽と陰の青春」の構図を思い出したもこっちですが、改めてその具体例を目の当たりにしてなんとも複雑な思いに駆られたのでしょう。
憂いを帯びた顔に木漏れ日の影がうっすら落ちているのは、何かの象徴でしょうか。
「私もこれからその一部になる」
そこに去来するのは確固たる覚悟か、それとも……

ここは意外でしたね。
まさか自分のクラス以外の人間に協力を頼むとは思いませんでした。
制作スタッフとして雇うわけじゃなく、演者としてスカウトするならそれもありなのかな?
「クラスの出し物」としてどういう扱いというか定義になってるのかは気になりますけど、まあ元々自由過ぎる校風のようですから何でもいいのかもしれませんw
ていうか、これがありなら、我らがうっちーが黙ってないような気がする…w
でも、この下級生である雫ちゃんの参加というのは、すごく大きなポイントになってくるような気がします。
もこっちがやりたいことの本質がここに隠れているように思えてならないので、今後も注目していきたいですね。

なるほど、「まずは内輪に」を実践することに決めたのですね。
それはわかりますが、「映画の内容的に後輩枠が必要」というのが気にかかります。
今回はこういうちょっと匂わせるというか、読者の興味を駆り立てるような描写が目立ちますね。

むちゃくちゃ恥ずかしがってるwwwラブレター読んでもらってるんじゃないんだからw
まあ生まれて初めて自分の恥部をさらけ出すようなものですからね。気持ちは分かりますが。
顔を赤らめながら横目で窺う感じが可愛いですね。まるで乙女みたいw
後ろに歩いてる2人は喪197でも出てきた

この二人かなとも思ったのですが、髪型とかがちょっと違うようですね。
ひょっとすると、喪30「モテないし走る」(コミックス4巻)の4ページ目左上で「あーやだなー最後まで走れるかなー」と言っていた子たちかな?お相手の子も髪にアミがかかってるし。
この子も太い眉毛が特徴ですが、目が丸くて大きいんですよね。

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ていうか、口元が完全に猫のそれになってるしw
まあ今回の個人的ベストもこっちは、やっぱりここしかないですね。
禁断の実に触れてしまったというか、あまり浸ってるとやばいのはわかってるんだけどめくるめく快感の波には私抗えないのびくんびくん、みたいな人間の性を感じますw(そうかあ?)

初めては雫でよかったwww
なんかその言い方はいろいろ誤解を招きそうなんだがw
てか、あらかじめみんなの反応を見通しての行動だったんですね。
確かにゆりちゃんは塩対応しそうだし、ネモはこれ絶対言うわw
うん、なかなかリスクマネジメントが出来てるw
でもネモのこの「余計なこと」は、まさにオタクあるあるですよね。
当人としては悪気があるわけじゃなく褒めてるつもり(このネモも「いいね!」とは言ってる)なんですよ。
つまり、あんなに面白い作品に似てる感じのを書けるなんてすごいねみたいなニュアンスなわけです。
アニメ好きマンガ好きにとっては、そんな偉大なるご先輩方に近いと思わせること自体がもう賛美の対象なんです。
もちろん多少「これあれをネタにしてるんだよね?」みたいな共犯者意識も含んではいるんでしょうが、そこには咎める気持ちよりもお互い秘密を共有してる仲間意識みたいなものの方がより強いはずです。
でも、作家を目指してる人間にとってはイヤミとしか受け取れませんからね。
例えそれが当たっていようが的外れだろうが、いい気はしないと思います。やっぱり自分のオリジナリティを見てほしいわけですから。
特にもこっちはオタクネタやネットネタを多用するタイプですから、よけいにそう言われるのが嫌だったんでしょう。
ネモが自分の事をよくわかっていると思っているからこそのリスク回避なわけですw

というわけで無駄な自信をつけたもこっちは、みんなに台本を見てもらうわけですが、案の定ゆりちゃんとネモは微妙な反応w
真子が台本を持っていないのは、彼女は映画に出演しないからでしょうかね?だから安心して笑っていられるとかw
ゆりまこのコンビはわかりますが、加藤さんとネモの組み合わせはちょっと意外ですね。クリスマス回でも帰りが一緒でしたし、何気にこの二人の対比が最近目立つような気もします。

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また新たなコミさんの愛称が出てきたぞw てか、どういうシナリオなんだよメガネの人間が必要ってw
そりゃ小宮山さんもクレームを言いたくなりますよね。
じゃあ自分じゃなくてメガネが欲しいだけだろとw
というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
ていうかなんだかんだ言っても、もうすでにこの場にいること自体が面白いw
けっこうやる気満々じゃねーかていうw
振り向いてるゆりちゃんも案外そんなことを思っていたりしてw

つっこみ顔w
正直わかるわw てか、実際今この漫画でつっこみ役になってるしw
小宮山さんってド変態性がクローズアップされがちなんであまり目立ちませんけど、要所要所で場を引き締めるケースがあるんですよね。それこそプレゼン予行演習での鋭いつっこみは記憶の新しいところですし。
ひょっとすると、あの時のことがもこっちの頭の中に残っていて、それで今回の抜擢になったのかなと思ったりもします。
なんにせよ、小宮山さんを「出てくれそうな奴」にカウントしてるところがなんかいいですよね。
ネモと伊藤さんが納得してる風なのが笑えるw
この場合の“少しわかる”はお互いのニュアンスはちょっと違うんでしょうけど、でもだからこそ「少し」なんですよねw

田中まりwww
まあゆりちゃんの言いたいこともわからんでもないw(身も蓋もないけどw)
でもそれならもう「田中真子」そのものでいいんじゃないかという話ですからねw
あえて微妙に名前を変える意味もないw
てか、ざっくりしてんなw 普通の性格の女の子ってw
要は、ゆりちゃんに真子を演じて欲しいという意味なんでしょうね。
で、もこっちは真子さんを「普通の性格」だと思っていたわけだw

加藤智香www
こっちはこっちで、作家(もこっち)の歪んだ願望が滲んでいるように思えるんだがw
てか加藤さん、それってもこっちのイメージを「ちょっと暗い冴えない女の子」と思ってたことにならないか?w バックの花がフキダシまで侵食してるのがなんか怖いw
そんな加藤さんの反応を見据えていたかのように、ちょっと照れたかのようにドヤるもこっちが微妙にムカつくw
でもまあなるほど。この時点でなんとなくもこっちのやりたいことのおぼろげながら見えてきたような気がしましたね。
リアルな青春を撮ったドキュメンタリーでもなく、かといって、まったくの虚構でもなく、ほんの少しずらした感じがやりたいのでしょう。
メタ目線ではあるんだけどメタそのものではないというか、そこに「疑似としての青春」というテーマが内包されてるように思えます。

加藤さんの「そう?」にちょっと含んだものを感じるのは私だけでしょうかw
彼女って、時々ネモにこういう“ん?どういうことなのかしら?”みたいな態度を取る時がありますよね。
しかし、もこっちの言ってることって、要は喪132「モテないし先輩後輩の関係」(コミックス13巻)での

これですよねw
わかっててあえてそれをやることで皮肉る意図があるのか、それとも単純に銀幕マジックに乗っかって自分が夢みたいのかw

根元陽菜www
まんま自分役じゃねーかw
むしろ、演:ネモってなんだよw
そこも根元陽菜でいいだろw
バックが一転して子どもの落書きみたいになってるのも笑えるw
加藤さんとの対比がひどいなw
てか、「一部だけ」って「Hな」というところだけねw
なんで「H」限定なんだよw 普通の声優にはなりたくないのかw
そもそもH専門の声優養成所ってあるのか?w
ネモはそのままでも、というもこっちの顔が完全に煽ってる感じになってますよね。
ふーん、みたいなw
ただ、このネモだけはそのままの役、というのも何か意図が隠されてるようにも感じます。
小出しに少しずつカードを見せてくるんで、読んでる方も気持ちがはやりますねw

今日やる分は、ということは、つまり追加キャストもあるということですよね。
内輪だけと言いつつ、けっこう大掛かりになりそうなんですけど……前回「出演者を4・5人にしぼれるなら」と言っていたのはなんだったんだw
まあ変更もできると言ってますし、あまりがっちり決めないでやりながら調整していくという感じなのかもしれません。
時間もないことですし、その方がスムーズに進められるという判断なのかもしれませんね。
もこっちがリーダーとしてみんなを引っ張っている姿はなんだか新鮮ですね。
みんなも素直にもこっちの話に耳を傾けているようです。
ゆりちゃんや加藤さんが前にいるのはメインキャストに大抜擢された身なのでわかりますが、まこっちが一番ワクワクしてるというか、目を輝かせてるのが面白いですねw
肩ひじをついてる小宮山さんをずっと気にしてる風な伊藤さんもいいw
てか、彼女はどういう役周りでここにいるんだろうw

なるほど、部活ものですか。ハルヒや俺ガイルの世界に憧憬の思いを抱いていた彼女らしい内容になりそうです。
日常部みたいな設定なら、特に小道具もなしで行けますしね。
うん、なかなかちゃんと考えているじゃないですか。
椅子を机の上にあげたスキマから見える光景がいかにも“こぼれ落ちた青春”という感じで、この構図自体が映画っぽいなあと思ってしまいます。
伊藤さんの立ち位置がまたいいw

テレビならピーって入る言葉www
てか、学校映画で使っていい表現なの?と聞く時点でもうおかしいだろw
もこっちも少しは考えろw
ピーの入れ方云々じゃねーんだよw ピーが入る時点で普通はもうアウトなの!
まったく、少しはちゃんと考えてるなと感心した自分がバカだったわw
というか、いったいどんなシナリオになってるんだか……

ほほう、もこっちが加藤さんになっただけで、あとはそのままのキャラっぽいですね。
ネモのイヤホンはちょっと気になりますけどw
しかし、雫ちゃんはもこっちの勇姿(?)を頬赤らめながら見つめるだけかw
両手を胸の前で握るポーズなんて、今時アイドルだってやらないぞw

なるほどw 真子さんはゆりちゃんの役を通して自分がヒロインになったかのような思いを抱いてるわけですね。何気に一番やる気になるわけだw
よっぽど「田中まり」が気に入ったようで、紅潮してるしw
今回の個人的ベストシーンはここにしようかな。
まこっちもさることながら、出番を待ってるゆりちゃんの仕草がなんとも言えないくらいに可愛いですね。後ろに組んだ手とか少しくねらせた足だとかw
しかし、ここは果たしてゆりちゃんがどんな演技を見せるのか後編への期待が高まるところかと思うのですが、次回へのサムネである種ネタバレになってるのが興ざめでしたね。
せっかくいい所で以下次号、となっているのですから、そこは配慮してほしかったです。
ていうか、それを踏まえてサムネを選ぶか差し替えるかしてもいいんじゃないですかね。
…まあ実はネタ自体は想定内のものでしたし別にいいんですけど、今回を前編後編と分けた意味が半減してしまったようにも思えたんで、あえて苦言めいたことを書かせてもらいました。

むちゃくちゃいい所で切りますよね。
まるでその場にいるかのような臨場感そのままに、高まる期待をまるごと瞬間冷凍したようなヒキじゃないですか。
初読時には、うわあ早く続き読みてえ!と手足をバタバタしたくなりましたよw
わたモテの続きものって得てしてぶつ切りっぽい感じになることが多いんですけど(喪175とか喪177とか)、今回は前編後編に分けた意味がはっきりとわかるヒキだったと思います。
おそらく単行本では一つの話としてまとまってしまうので、このワクワク感は今だけしか味わえないものでしょう。今のうちにたっぷり身もだえておいた方がいいかもですw
それにしても「本番じゃないけど撮ってくよ」と言った後から、急にしどろもどろになる感じがかわいいですねw
今はスマホで撮るのが当たり前なので、逆に映画っぽくよーいスタート!とやるのが何か気恥しくなってしまったんでしょうか。
それまで意気揚々と監督らしく振る舞ってはいたものの、いざ録画ボタンを押す段階で何やってんだ私…みたいなw
てか、なんで撮影監督までもこっちがやることになってんだかw
まあとにかく、(後編)への期待が高まる一方の回でしたね。総じていうならそれしかないです。
ある意味、後編へ誘うためだけに描かれた回だったと言っても過言ではないかもしれません。
何しろ、肝心のシナリオの中身は伏せたままでのところどころ思わせぶりな要素が実に興味をそそられました。
出てくれそうな奴だけで固めてるから大丈夫。
映画の内容的に後輩枠が必要。
メガネの人間も必要(笑)。
田中まり、加藤智香など、微妙に役とキャスティングをずらした設定。
ほぼ部室だけで話が展開する内容。
こうやって、小出しで読者の期待を少しずつ刺激してくるんですよね。
そして最後には「よ…よーい ピ」ですからw
まるで連続ドラマを見てるかのような引っ張り方じゃないですか。明らかに読者の興味を促すかのような演出が施されているわけです。
なんだか、この回自体が「映画」っぽく思えましたよ。見る側を意識しての構成になってるというか。
特に気になるのは、やっぱりキャスティングの妙ですよね。
最初に話していた「疑似的な青春」とどこか繋がっているような、なんとも言えない塩梅じゃないですか。
普段のクラスメイトを別の子が演じるという構図そのものが自作自演ぽいというか、でもそれが嘘とホントの境界を飛び越えて新たに何か生まれるような予感がするというか、とにかく当初のアイデアをよりブラッシュアップしたような面白さを感じさせるんですよ。
まあそんな大層なこと以前に、「田中まり」だけで十分面白いんですけどねw
ていうか、今の時点ではまだ誰が主役なのかもよくわからないじゃないですか。
「田中まり」ことゆりちゃんなのか、それとも「加藤智香」こと加藤さんなのか、はたまた後輩枠の雫ちゃんか。
それを予想するだけでもなんかワクワクしてしまうんですよね。
まあネモが汚れ役というか、オチ担当なのはわかりますけどw
あと一つ、これは初読時ではあまり気にならなかったところなんですけど、もこっちが何かまだ吹っ切れてないというか、映画が進んでいく中でもうひと山あるかなという気がしましたね。
勢いに任せて書いたものの冷静になると急に恥ずかしくなったりとか、まだみんなが出てくれるかどうか不安に感じたりだとか、雫ちゃんが中心に関われない姿を見て自分もその中心の一部になるんだという思いだとか、スマホの録画ボタンを押す際に思わず声が震えてしまう感じだとか、
まだまだ探り探りで進んでいる様子が伺えました。
「本番じゃないけど撮ってくよ」という言葉は、たぶんまだリハーサルだという意味があると思うんですね。
「もし違うと思ったらキャラは変更できる」と言ってるところからしても、どこかまだ躊躇いの気持ちがあるように感じるんです。
でも、もう迷ってる時間もないから突っ走るしかないと自分に言い聞かせてる状態だったとしたら。
そんなことも含めて、次回への期待感がより高まるように見せたのが今回の(前編)だったような気がします。
録画ボタンを押すもこっちと同じように、私たちも期待と緊張とで胸が張り裂けそうですねw
今見ると、撮影が進まない日々もなんだか懐かしく感じる最新21巻は絶賛発売中です!
雫ちゃんの参戦で、喪192の電話での「お願い」の中身が俄然気になってきますね…
思えば二人の逢瀬(笑)は喪149から始まったんですよね。(その前は人がいっぱいだったしw)
ひょっとすると、日常部の夢が今回の話につながっているのかもしれません。
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