私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪200(後編)簡易感想~基本ネタバレなし~
※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。
2月10日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪200(後編)に更新されました。
今回は喪200(後編)についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
またしても当初の3日という予定から直前に延期となっての更新だったわけですが、結果的に1週間待たされた甲斐のあった内容になっていましたね。
個人的な印象ですけど、前編より今回のほうが満足度がより高かったです。
しかし、あのタイトルはいったい何だったんだ…
これは変に隠すこともないかと思うので言ってしまいますが、今回のタイトルちょっと変だったんですよ(まあ変と言えば、元々変なタイトルですけどw)。
どういうことかというと、本来「5組」となっているはずのところが「6組」となっていたんです。
いや、もちろんこれはミスだとは思うんです。なんの理由もなしに前編からタイトルを変えるなんていうのはおかしいですし。喪199でこっそり(中編)と入れたのとは意味が違いますからね。
ただ、間違う意味がわからないんですよ。前回のタイトルから(後編)と差し替えればいいだけなのに、なんで数字だけが「6」と変わる?これにはかともこガチ勢が色めき立ったのも無理はないw
まあ都合よく解釈するなら、ひょっとすると当初は「6組」描くつもりだったのかもしれませんね。
それが何らかの理由でポシャったんだけど、たまたま(後編)のタイトルだけ前の仮のものが残ってしまった、と。
…でも、そもそも6位までを掲載というのもなんだかキリが悪いんだよなあ。どうせなら10組にするのが普通でしょうし。うーん、やっぱりよくわかりませんねw
というわけで、以下より喪200(後編)のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1491613265293881344
https://twitter.com/horobijiji/status/1491613300567998469
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
今回は(後編)ということで、あらかじめある程度題材はわかっていたわけですけど、それでも読む前はワクワクしましたね。
前編で取り上げた3組はまあ予想できると言ったらなんですけど、普段からそれなりに描かれてきたコンビじゃないですか。特に1位の2人はここ最近ずっと漫才を繰り広げていましたからね。なんていうか、新鮮味がちょっと薄かったわけです。
ところが、今回の2組はある意味「レア」ですから。いや、レアと言ったら少し語弊があるからもしれませんが、少なくとも先の3組よりは新鮮度が違うと思うんですよ。まだ描かれてない部分がたくさんあるんじゃないかという期待感があるわけです。
そして、蓋を開けてみればこちらの期待をはるかに上回るものでしたから。2組とも最高でしたよ。冒頭でも言いましたが、個人的には後編のほうがより面白かったです。
その中でもどれか一つを選べと言われれば、私は迷わず今回の1話目を選びます。
この二人の関係性はこれまでもちょこちょこ描かれてきましたが、その中でも今回はよりわかりやすい形で笑いに昇華している印象を持ちましたね。
とにかく話の導入の仕方が絶妙なんですよ。一見すると胸が痛くなるような始まり方で思わず身構えてしまうんですけど、それもすぐにパッと反転するんですね。そのくるっと変わる瞬間に今回のテーマがさりげなく内包されてる感じがしてたまらなくなるんです。
そして、そこからはSさんの独壇場ですw 彼女が表向きとは裏腹の感情を発露するたびに笑えますねw
何とか必死に上から目線で自分を保とうするんだけど、その度になんも考えてないMさんに粉砕されるのがむちゃくちゃ面白いw
そうそう、そのMさんが「映画」についてちらっと気になることを言ってましたね。ひょっとして次の喪201以降の伏線になるかもしれません。
もう一つの組も負けず劣らずの出来でした。こちらは前の組以上にレア度が高いんですけど、そっちがボケかあという新鮮さが相まって、気持ちよく楽しむができましたね。
新鮮と言えば、Yちゃんの髪型やファッションがまた新鮮!相手のNがいつも通りというか想像の範囲内だったので、余計におっと思わせるものがありました。それもあっての、あの想像なのでよけいに笑えたのかな。
普段はあまり見るのことない、彼女の意外な一面が垣間見れたような気がしましたね。
今回のこれは読んでおくといいかもは、
前編同様、
コミックス20巻特装版「小冊子」
まずこれがあげられますね。4位以下を前もってチェックしておくといいでしょう。
それ以外だと、基本的には「南さん編」を見ていただきたいんですけど、
その中でも
喪188「モテないしあいつのこと」(コミックス20巻所収)
と、
喪191「モテないし繰り返す」(コミックス20巻所収)
かな。二人の関係性が微妙に変わってきてるのを見ておきたいですね。
あと、
喪199「モテないし3年秋(中編)」(現時点でコミックス未収録)
も。とにかく彼女は脳内で語らせると最高に面白いw
他には個人的に
喪192「モテないし文化祭までの毎日(前編)」(コミックス20巻所収)
も思い出しましたね。なんかこの二人、想像することが似通ってるなとw
もう一つあげるなら、
喪197「モテないし少し進行する」(現時点でコミックス未収録)
でしょうか。
なんか最近の話ばかりで恐縮ですけど、二人の距離感を今一度確認してから読むとより味わい深いものがあるのではないかと思います。
イメソンは
「Mixed Emotions」 The Rolling Stones
で。
当時ミックとキースの仲が最悪でほぼ解散状態だったところに、まさに起死回生となった名曲です。
Mixed Emotionsというのは意味的には「複雑な思い」でしょうけど、ここは独断的に「混じり合った感情」と解釈したい。二人の感情が混ざった時の化学反応を楽しみたいですね。
構造的にはどちらのエピソードも通じるものがあるような気がしました。最初はしんみりさせる話なのかなと思わせておいてのドカン!みたいなw
そして、そのドカン!ぶりに二人の本質みたいなものが含まれているところがすごくよかったですね。笑いの中でそれが感じ取れるのがギャグマンガとしての真髄だと思うので。
オチも文句なしのキレ具合で、ほぼ完璧と言っていいでしょう。
しかもどちらも特にエキセントリックな言動があるわけじゃないんですよね。会話はあくまでキャラ同士の自然なやり取りに終始していて、その中で生じる何とも言えないおかしみが実に効果的に弾けてるわけですよ。
その弾けた方がとんでもない方向で爆発したという感じでしょうか。
ところで、この喪200って基本1エピソード5ページという構成だったと思うんですけど、実は今回1つだけ「6ページ」だったものがあるんです。そのため、前後編合わせて表紙+5P×5=26Pとなるはずが27Pになってるんですよ。
つまり、これまで最長ページ記録保持回だった喪199に並んだということになるんです。
これに気づいた時、まさに記念すべき喪200という節目の回にふさわしいものになったなあと感じましたね。
しかも、その1ページを献上したのがあの二人だったというのがなんとも面白いw
実際、なんであの二人のエピソードだけが6ページだったのかは謎といえば謎ですけど。1位のコンビがそれならまだしも、4位のコンビですからねw
まあそれだけ、谷川さんも力が入っていたのかなと想像します。ただでさえ、体調の関係で1週遅れたわけですからね。
個人的にもこの「ちょい足し1P」が今回をより面白くさせた要因の一つだったような気がします。
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(最近は更新がけっこう直前で変更になったりするのでいつ頃になるかまだ流動的ですね…おそらく3月の3週目あたりかとは思いますが)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
今回の話はまだ21巻に収録されないでしょうね…6位のコンビのおまけ漫画はもうちょっと先かな?(勝手にあるものと決めつけていますが、あくまで個人的な願望ですw)
喪200は、20巻特装版についている小冊子片手に読むとより楽しめます!
2月10日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪200(後編)に更新されました。
今回は喪200(後編)についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
またしても当初の3日という予定から直前に延期となっての更新だったわけですが、結果的に1週間待たされた甲斐のあった内容になっていましたね。
個人的な印象ですけど、前編より今回のほうが満足度がより高かったです。
しかし、あのタイトルはいったい何だったんだ…
これは変に隠すこともないかと思うので言ってしまいますが、今回のタイトルちょっと変だったんですよ(まあ変と言えば、元々変なタイトルですけどw)。
どういうことかというと、本来「5組」となっているはずのところが「6組」となっていたんです。
いや、もちろんこれはミスだとは思うんです。なんの理由もなしに前編からタイトルを変えるなんていうのはおかしいですし。喪199でこっそり(中編)と入れたのとは意味が違いますからね。
ただ、間違う意味がわからないんですよ。前回のタイトルから(後編)と差し替えればいいだけなのに、なんで数字だけが「6」と変わる?これにはかともこガチ勢が色めき立ったのも無理はないw
まあ都合よく解釈するなら、ひょっとすると当初は「6組」描くつもりだったのかもしれませんね。
それが何らかの理由でポシャったんだけど、たまたま(後編)のタイトルだけ前の仮のものが残ってしまった、と。
…でも、そもそも6位までを掲載というのもなんだかキリが悪いんだよなあ。どうせなら10組にするのが普通でしょうし。うーん、やっぱりよくわかりませんねw
というわけで、以下より喪200(後編)のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1491613265293881344
https://twitter.com/horobijiji/status/1491613300567998469
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
今回は(後編)ということで、あらかじめある程度題材はわかっていたわけですけど、それでも読む前はワクワクしましたね。
前編で取り上げた3組はまあ予想できると言ったらなんですけど、普段からそれなりに描かれてきたコンビじゃないですか。特に1位の2人はここ最近ずっと漫才を繰り広げていましたからね。なんていうか、新鮮味がちょっと薄かったわけです。
ところが、今回の2組はある意味「レア」ですから。いや、レアと言ったら少し語弊があるからもしれませんが、少なくとも先の3組よりは新鮮度が違うと思うんですよ。まだ描かれてない部分がたくさんあるんじゃないかという期待感があるわけです。
そして、蓋を開けてみればこちらの期待をはるかに上回るものでしたから。2組とも最高でしたよ。冒頭でも言いましたが、個人的には後編のほうがより面白かったです。
その中でもどれか一つを選べと言われれば、私は迷わず今回の1話目を選びます。
この二人の関係性はこれまでもちょこちょこ描かれてきましたが、その中でも今回はよりわかりやすい形で笑いに昇華している印象を持ちましたね。
とにかく話の導入の仕方が絶妙なんですよ。一見すると胸が痛くなるような始まり方で思わず身構えてしまうんですけど、それもすぐにパッと反転するんですね。そのくるっと変わる瞬間に今回のテーマがさりげなく内包されてる感じがしてたまらなくなるんです。
そして、そこからはSさんの独壇場ですw 彼女が表向きとは裏腹の感情を発露するたびに笑えますねw
何とか必死に上から目線で自分を保とうするんだけど、その度になんも考えてないMさんに粉砕されるのがむちゃくちゃ面白いw
そうそう、そのMさんが「映画」についてちらっと気になることを言ってましたね。ひょっとして次の喪201以降の伏線になるかもしれません。
もう一つの組も負けず劣らずの出来でした。こちらは前の組以上にレア度が高いんですけど、そっちがボケかあという新鮮さが相まって、気持ちよく楽しむができましたね。
新鮮と言えば、Yちゃんの髪型やファッションがまた新鮮!相手のNがいつも通りというか想像の範囲内だったので、余計におっと思わせるものがありました。それもあっての、あの想像なのでよけいに笑えたのかな。
普段はあまり見るのことない、彼女の意外な一面が垣間見れたような気がしましたね。
今回のこれは読んでおくといいかもは、
前編同様、
コミックス20巻特装版「小冊子」
まずこれがあげられますね。4位以下を前もってチェックしておくといいでしょう。
それ以外だと、基本的には「南さん編」を見ていただきたいんですけど、
その中でも
喪188「モテないしあいつのこと」(コミックス20巻所収)
と、
喪191「モテないし繰り返す」(コミックス20巻所収)
かな。二人の関係性が微妙に変わってきてるのを見ておきたいですね。
あと、
喪199「モテないし3年秋(中編)」(現時点でコミックス未収録)
も。とにかく彼女は脳内で語らせると最高に面白いw
他には個人的に
喪192「モテないし文化祭までの毎日(前編)」(コミックス20巻所収)
も思い出しましたね。なんかこの二人、想像することが似通ってるなとw
もう一つあげるなら、
喪197「モテないし少し進行する」(現時点でコミックス未収録)
でしょうか。
なんか最近の話ばかりで恐縮ですけど、二人の距離感を今一度確認してから読むとより味わい深いものがあるのではないかと思います。
イメソンは
「Mixed Emotions」 The Rolling Stones
で。
当時ミックとキースの仲が最悪でほぼ解散状態だったところに、まさに起死回生となった名曲です。
Mixed Emotionsというのは意味的には「複雑な思い」でしょうけど、ここは独断的に「混じり合った感情」と解釈したい。二人の感情が混ざった時の化学反応を楽しみたいですね。
構造的にはどちらのエピソードも通じるものがあるような気がしました。最初はしんみりさせる話なのかなと思わせておいてのドカン!みたいなw
そして、そのドカン!ぶりに二人の本質みたいなものが含まれているところがすごくよかったですね。笑いの中でそれが感じ取れるのがギャグマンガとしての真髄だと思うので。
オチも文句なしのキレ具合で、ほぼ完璧と言っていいでしょう。
しかもどちらも特にエキセントリックな言動があるわけじゃないんですよね。会話はあくまでキャラ同士の自然なやり取りに終始していて、その中で生じる何とも言えないおかしみが実に効果的に弾けてるわけですよ。
その弾けた方がとんでもない方向で爆発したという感じでしょうか。
ところで、この喪200って基本1エピソード5ページという構成だったと思うんですけど、実は今回1つだけ「6ページ」だったものがあるんです。そのため、前後編合わせて表紙+5P×5=26Pとなるはずが27Pになってるんですよ。
つまり、これまで最長ページ記録保持回だった喪199に並んだということになるんです。
これに気づいた時、まさに記念すべき喪200という節目の回にふさわしいものになったなあと感じましたね。
しかも、その1ページを献上したのがあの二人だったというのがなんとも面白いw
実際、なんであの二人のエピソードだけが6ページだったのかは謎といえば謎ですけど。1位のコンビがそれならまだしも、4位のコンビですからねw
まあそれだけ、谷川さんも力が入っていたのかなと想像します。ただでさえ、体調の関係で1週遅れたわけですからね。
個人的にもこの「ちょい足し1P」が今回をより面白くさせた要因の一つだったような気がします。
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(最近は更新がけっこう直前で変更になったりするのでいつ頃になるかまだ流動的ですね…おそらく3月の3週目あたりかとは思いますが)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
今回の話はまだ21巻に収録されないでしょうね…6位のコンビのおまけ漫画はもうちょっと先かな?(勝手にあるものと決めつけていますが、あくまで個人的な願望ですw)
喪200は、20巻特装版についている小冊子片手に読むとより楽しめます!
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