私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪199(中編)~サチと小陽ちゃんのためにあった“中編”~
12月16日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪199(中編)に更新されました。
ついこの間(前編)の感想を書いたと思ったら、もう(中編)ですか。本当に時の経つのは早いものです。
いつもだったらアプリの簡易感想が間に挟まるところを、続けての正規感想なのでよけいにそう感じてしまいます。
ていうか、今回の感想が実質今年最後の正規感想ということになるんですよね。(web版の次の更新は年明け1月6日)
……え?ていうことは、もう今年も終わりってこと?やば、人生短過ぎだろいやマジでマジでマジで、
すみません、あまりに衝撃的な事実に一瞬うろたえてしまいました。いやでもそうか~もう年末なんですね。
去年のブラウザ版では喪184(後編)まで公開していたのですが、今年は(中編)と、なんとも中途半端な更新で終わるというw
本当こういうところですよね。少しはブラウザユーザーのことを考えてスケジュールを組んでみても罰は当たらないだろうに…
まあしかしなんですね。(中編)という言い回し自体、けっこうめずらしいですよね。
小説でも上下巻というのは普通にありますけど、上中下巻はほとんど見ませんし。というか、三冊以上だと(一)(二)(三)…みたいな感じで数字で分けるのが一般的でしょう。
逆に考えれば、あえて三分割したという見方もできそうです。トータルページ数的には十分前後編でいけそうな分量ですからね。(前中後合わせて8+9+10=27P)
実際、構成的に今回の話は前編でも後編でも収まりが悪いなという印象を受けました。
(中編)という枠だからこそ花開く内容になっていたのではないでしょうか。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
「悪い気しない」
冒頭からいきなりキバ子w
でもこれは前回の流れから予定されていたことなんですよね。
そう、実は
このオチからの続きでもあるんですよ。彼女も唐突に通り過ぎただけじゃなかったんですねw
こういう仕掛けは連載ものならばの面白さだと思います。
おそらく単行本では一つにまとまりますから、その際は見開きページの右と左という形で自然に導線がつながるので特になんとも思わないでしょう。(前回が8Pと偶数ページなのもその辺を計算してのことかと)
アプリやブラウザで毎回更新を楽しみにしてるファンだけがこのちょっとした遊びに思わずにやりとしてしまうわけですw
それにしても、南さんはどこへ行くんでしょうね。トイレか何かでしょうか。
吉田さんにつきっきりの真子先生を誘えないために一人で席を立ったとするなら、少し切ないですね。
さて、その向かう行き先に何やら見知った顔を見つけたようですが……
あの時のことを覚えていたんですね。
いや、覚えていたのはいいとして、それを彼女なりにずっと気にしていたんですね。
そのことにちょっと驚きました。
だって、実際南さんが発した言葉ではないじゃないですか。本来なら彼女が罪悪感を抱く必要はないはずでしょう。本心はどうであれ、言ったのはサチだし〜で終わりなはずです。
まあ確かに、直接は言っていないものの彼女はサチの言葉を否定することなくそのまま黙ってついていったわけですから、それはある意味、同意かつ追従したということになるのかもしれません。
それにしたって、ずっとそれが心残りで今度会ったときには謝ろうと思っていたというのは、やはり驚きですよ。
「言ったのは私じゃないけど……」
この“……”に込められた気持ちを想像すると、胸がキュっと締め付けられます。
きっと、自分とサチたちとのごたごたに巻き込んでしまったという思いもあったのでしょう。それは言った言わないという次元を超えて、自分の気持ちに素直に向き合った結果から生まれた言葉なんだと思います。
…あ、でもよく考えてみたら、その前にもっとひどいことを言ってたなこいつw
こことかw 柿沼や小太りメガネよりもまず、この短髪ちびに謝れw
WWWデブw
挙動不審すぎw いったい何を見ていたんだかw
ていうか、ちゃんと前見て歩けよw 声かけられなくてもそのまま進んだらぶつかるところだったぞw
でもまあ、いきなり声をかけられるとは思っていなかったんでしょうね。ましてや女子にw
しかも相手はこの間の因縁(?)の仲ですからw
警戒するのも無理はないのかもしれません。
南さんもこの手の男子にいきなり声をかけるのに慣れていないのか、ちょっとおどおどした様子ですよね。腕を掴む仕草が、なんだかかわいいw
WWWデブwww
何、顔を赤らめてるんだw これじゃあ「キモい」と言われても仕方ないぞw
その点、柿沼はさすがですね。よく訓練(?)されてますw
また変な言いがかりをつけられるんじゃと思って、警戒してるのかな?
ていうか、南さんもさっさと謝れやw 何もごもご言ってんだw
そんなんだからデブが勘違いするんだろーがw
でもまあきっと、今まで面と向かって人に謝ったことがないんでしょうね。
どう切り出せばいいのか言葉がうまく出てこないのかもしれません。
で、そうこうしてるうちに、向こうから当のサチがやってきてしまうとw
こんな場面を見たらいったいどう勘違いされるか…w(それはそれで見たみたい気もしますがw)
WWWWWなんだこれw
この光景の方がよっぽど危ないんだがw
ていうか、女王様にペット二匹みたいな感じですよね。ネクタイ引っ張ってるのがまるで首輪のリールみたいだしw
で、相変らず顔を赤らめて興奮してるデブw
こいつ、色々とこじらせた性癖がありそうだなあw
WWWで、ネモとあーちゃんに見つかるとw
そりゃ、こんな往来で隠れたつもりになってたらそうなるわなw
ていうか、サチが教室に入らずにまっすぐ歩いてきたらどうするつもりだったんだw
しかし、ネモたちもこんな光景を見て、よく「?」で済ませられるなw
普通こんな場面に出くわしたら、何やってんのあんたたち!?となりそうなものですけど…まあ、あまりに想定外の景色なんで、思考停止状態になってるのかもしれませんねw
さて、興奮を抑えきれないデブはほっとくとして、(ていうか、こいつ見つかったことにも気づいてないだろw)
柿沼は何やらかなり動揺している様子ですが…
柿沼wwwちら、じゃねーってw
つーか、変も何もお前の事なんて何やってようが気にしてないってw
下手するとクラスメイトということすら覚えてないんじゃないのw
しかし、柿沼はけっこう純情というか一途だったんですね。
まさか、2年の体育祭のあれからずっとネモのことを思っていたとは。
たぶん、ネモ自身は二人三脚で一緒になったことすら忘れてそうですけど(笑)、こう見えてなかなか真面目なタイプのようです。まあ一歩間違えると、ストーカーになりそうな気もしますのでその辺は気をつけてほしいものですけどw
で、飼い犬に逃げられた南さんw
リールを持っていた手もそのままに、ぽかんと口を開けたままw
少し寂しそうに見えるのは私だけでしょうかw
WWWWW
ベタな反応だなあw 典型的なツンデレ描写じゃんw
こめかみの血管といい、目尻を上げた三白眼といい、口から覗く牙といい(笑)、ホントベタw
でもさすが本家、柿キバを展開しても不自然さがありませんよね。
あざとくないというか、キバ子のキャラそのままに読者のツボをきっちり抑えている感じがあります。
WWWここで二木さんの名前を出すところがいいw
複雑な思いがこういうところに滲みでますねw
ていうか、このシーンは喪47「モテないし昔の知り合いを思い出す」(コミックス6巻所収)の
このオチを思い出すw
これを機に柿キバも、もここみのような仲になったりしてw
悪態の付き方も似てないようで似てるような…
まあさすがに“書物じゃなくてイチモツ”とかは言わないかw
廊下に生息すんな、みたいな棘のある罵倒じゃなく、もうちょっと笑えるセンスを養えば彼女たちのようないい関係を築けるんじゃないでしょうか。(え?別にそんな関係望んでない?)
WWWデブwww
こいつ、ドM豚かよw
女子にネクタイ引っ張られたいとかどんな性癖だw
柿沼のそれがいかにもツンデレヒロインに対するあれなんで、よけいに笑えますね。
むしろ、キバデブコンビの方が伸びしろがあるかもw
(いい加減、彼にも名前が欲しい…)
ていうか傍から見たら、廊下を歩いていたらいきなりネクタイ引っ張られて、「キモいから廊下に生息すんな!!」ってなじられただけの話ですからねw 完全にヤカラから因縁ふっかけられてるだけですからw
普通に考えたら腹立つより恐怖ですよ。そりゃなんだアイツ、となりますw
通常こういうパターンはそれ以来なぜか彼女のことが気になって…となるのが定石ですが、柿沼はそうなって欲しくないですね。
彼にはこんなことでぶれずに、ネモ一筋を貫いて欲しいものです。(だって、その方が面白くなりそうだしw)
「エピソードトーク」
知らんわwwwww
ていうか、前回と同じパターンじゃねーかw 思わず同じツッコミをしてしまったわw
今回のオムニバスは、メインのエピソードの合間にもこっちが場をつなぐ構成になっているんでしょうかw
これなんか、ほとんど漫才の枕みたいな入り方だしw
つーか、言うほどウンコ漏らしエピソードってあるか?
ていうか、むしろお前はどうなんだw
1年のマラソン大会の時は、けっきょくなんとかゴールせずに済んだのでしょうか?
(コミックス4巻所収;喪30「モテないし走る」参照)
WWWゆりネモwww
そりゃこんな反応になるわなw
今回はさすがに返しようがないしw
唐突の意味なしトークにしたって、ついていけるのとついていけないのがありますよね。
ていうか、どういうリアクションを求めてるのかもわからないしw
あるあるネタみたいな反応を期待していたんだろうか…そうそう!あれってけっこう話盛ってるよね、ウンコだけに!とか言えばいいのかw(んなわけない)
語る語るwww
その間、ずっと二人が無表情無反応なのがおかしいw
なんなら、もこっちの話よりも笑えますよねw
てか、前回の「下ネタ」に続いて、ここでも男女の違いを気にするのか…
女より男の方が漏らしやすいなんてデータはないと思いますけどw
WWWWWそう言われるとじゃねーってw
いったいどんなツッコミを想定していたんだかw
おそらくは、このオチにいくまでの台本がしっかり出来上がっていたんでしょうね。
だからもう相手の反応を待たずして、ひたすら考えてきた筋書通りに語っていたとw なんか一番恥ずかしいやつw
それにしても、ネモのツッコミがここしかないという絶妙なタイミングw
仮にもこっちがこのツッコミさえも想定していたとするなら恐るべきセンスですが、たぶんそうじゃないw
しかし、「結構あったわ」と言いますけど、そんなに漏らしてますかね?
喪13「モテないし夏休みを満喫する」(コミックス2巻所収)
喪61「モテないし脅かす」(コミックス7巻所収)
この2つくらいしか、ないかと思うんですけど。(2回もあれば十分という説もある)
ひょっとすると、作品で語られないところでちょこちょこあるのかもしれませんねw
まあ、照れるところまで想定して自虐(?)オチを用意していたもこっちに敬意を表して、今回はここを個人的ベストもこっちとしましょう!
「小陽の誕生日」
さて、ここからが今回のメインディッシュ。
最初のエピソードでスマホを見ながら教室に入っていったサチですが、どうやら小陽ちゃんの誕生日プレゼントをどうしようかと悩んでいるようです。(“明日”ということですから、9月27日かな?この日はゆうちゃんの文化祭の次の日でしょうから)
去年(2年)と一昨年(1年)の回想が興味深いですね。
これから推測すると、ノリマキとは2年になってから仲良くなったのでしょうか。
1年時のゆりちゃんの目線がなんとも意味深ではあります。
サチは自分で主導してプレゼントを選んだりしたことがなかったんですね。
これに限らず、これまでもいつも仲間うちの流れの中でなんとなく決めていて、何かを自主的に選ぶということを今までしてこなかったのでしょう。
でも、これからは一人で決めないといけないわけです。
直接聞こうというのがサチらしいですね。
今は相談する相手もなかなかいませんし、一人でぐちぐち悩むよりは…ということなのでしょう。
あ、でも要するに小陽ちゃんバカだから気づかないでしょってことかw
うーん、当たってるだけに突っ込めないw
ていうか、キバ子は何の話をしているんだw
「ブサイクからブスに」ってなんだよw もはや単なる悪口にもなってないw
いったい何がわかって、そんな話になったのかw
で、そんなことは気にも留めないサチの華麗なるスルー力w
お金wwwww
ホント、南さんだなw
ていうか、仮に気付いていたとしてもこう答えそうな気もするw
冷静に「欲しい答えではない」といなすサチも面白いですねw
逆によくわかってるなあと感じますw
WWWWWなんだこの構図wwwww
バカにお金を恵んでいるだけじゃねーかw
お小遣いだよーてかw
満面の笑みで喜々と受け取る南さんが最高w
これほど説得力のある「小陽ちゃんバカだから」があるだろうかw
というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
もう見るたびに、南さんのアホ面がツボにハマってしょうがないwww
つーか、ハートマーク飛ばすなってのw
ここの視点の切り替えは鮮烈ですね。思わずはっとさせられます。
この場合、よけいな言葉や表情は要らないんですよね。
ましてやコマを大きくしてアップで、なんて無粋な演出は無用です。
スマホをいじっているサチからカメラが少し引くだけで、彼女の置かれた状況や心情が手に取るようにわかるんですから。
「面倒くさ……」
たったこの一言に、どれだけの感情を込められているのでしょう。
変に強調しない分、読者の心にすんなり潜り込んでくるかのようです。
もちろん、今回の個人的ベストシーンはここしかありませんね。
放課後、雑貨店でプレゼントを見繕うサチ。
PLAZA イオンモール幕張新都心店
https://www.plazastyle.com/store/detail/?id=14
モデルとなったのはこのお店かな?
モール内にあるので、学生さんも寄りやすいようですね。
サチが手に取ったのは化粧品の類でしょうか。
まあ無難というか、まさに“こんなんで”ですねw
ふと、サチの目に飛び込んできた“ポチ袋”の数々。
「裏金」とか「賄賂」は、いわゆる「面白グッズ」というやつなのかなw
女子高校生あたりにいかにもウケそうw
元ネタがあるかどうかはわかりませんが、「賄賂」というのは実際あるようです。
かわいい猫柄のぽち袋「賄賂」
https://item.rakuten.co.jp/card-shop/np-524/
それと、もちろんこのシーンは「伏線」ですからねw
場面は変わって、誕生日当日。
小陽ちゃんに「今日の昼休み いつもの場所に10分遅れで来て」と連絡したサチですが、何やら校外のどこかに向かうようですね。昨日プレゼントを買ったはずなのに、いったいどこに行こうとしているのでしょう。
ていうか、お昼休みに学校の外に出られるんですね。それもちょっとびっくりですよ。
校門も普通に空いてるし…今時の学校にしてはセキュリティゆるゆるすぎんだろw
いろんな意味で、自由な校風だなあと思わざるを得ませんw
まあそれはさておき、スタスタという擬音がちょっと面白いw
どうやら、誕生日用のケーキを買いに行ったようです。
(モデルとなったお店についてはこちらの
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-428.html#comment4984
さゆさんのコメントを参照してください)
いやあすごいですよね。ケーキなんて朝登校時にコンビニで買っても別にいいだろうに、小陽ちゃんのためにお昼休みを犠牲にしてまでちゃんとしたケーキ屋さんで注文するのですから。
「一人だと 思った以上に忙しくて面倒くさい」
なんて、愚痴るようにぼやいていましたけど、わざわざ忙しくして面倒くさいことをやっているのは自分だということに気付いているんでしょうか、彼女はw
で、ご丁寧にろうそくのセッティングをするサチさんwww
傍から見たらこんな女、やばいですよねw ズボズボという音もなんか怖いしw
オーソドックスなイチゴのショートケーキというのがよけいにヤバさを際立たせますw
WWWWW天然さんか、こいつwww
自分は出来る人間だと思ってたという言葉が空しく聞こえますねw
「マキやノリ まこっちに思ったより頼ってたんだ…」
本当、失って初めてわかるものなんです。
一人になってみないとわからないもの。
でもそうぼやくサチの口元はなぜか綻んでいます。
そこには“自虐”的な思いとは別のものが混じっているように思えてなりません。
WWWWW途中で我に帰るなwww
歌うなら最後までやらないと、かえってかっこ悪いぞw
いやもう、最高ですね。コントの一場面みたいw
サチの顔といい、クールを装っての「ケーキよ」といい、何から何まで面白いw
なんなら、ケーキの持ち方すら笑えますからねw
何、さも豪華なバースデーケーキかのように見せてんだってw
今回の一番笑ったシーンその2にあげてもいいくらいの面白さだと思います!
何、このかわいい生き物w
“無邪気”という言葉はこういう顔のことを言うのかもw
ていうか、この日に限って髪飾りがハート型になってるんですね。
ひょっとして、自分の誕生日だからこれにしたんでしょうか。
うわ、誰も指摘しないだろうに、何て健気なw
その髪飾りとは別に、さらなるハートを繰り出す南さんもかわいいですけど、ここは何といってもサチでしょう。
自分の計画がなんとかうまくいったことへのほっとした気持ちや嬉しさがこみ上げてくるでしょうに、それを表に余り出さないようにどや顔でクールに装ってるつもりなのが、むちゃくちゃかわいいw
ろうそくの火のことを指摘されたら、「昼間だから点けてもしょーがない」なんて意味のよくわからない言い訳してましたしw だったら、ろうそく自体いらないだろw
…まあ、それで納得するキバ子もキバ子だけどw
ちゃっかり気づいてるしwww
まああれだけがっつり歌ってたら、さすがのキバ子もわかるわなw
改めて歌えとか、とんでもないムチャ振りですけど、当の本人にはそんなつもりは全くなさそうなのが逆に怖いですね。
てか、なんで「歌ってよ」が太く強調されてんだw
しかも文字が大きいとか「!」じゃなく、フキダシが太いってw
WWWなんだそのボケw
あでも、キバ子のことだから本気の勘違いかw
真面目に説明するサチが逆にサムくなってるような気がするw
あくまでも冷静を装いながらも、なんとか窮地を回避しようとあがくサチw
当然そんな理屈がキバ子に通用するわけもなく、なし崩しに歌う羽目になるわけで…w
動揺してるだろうに、あくまでクールに流し目を向けるサチが哀れかわいいw
WWWWW眉をひそめたまま歌うなwww
あくまで嫌々やらされてる感を醸し出そうとしているなw
ちらほら、音符が飛んでるのがまたおかしいですねw
右端のなんて、一瞬そういう髪飾りなのかと思ったw
いえーw
こんなはしたない真似をしておいて、こんなに可愛いっておかしいだろw ふざけんなw
それにもまして、頬を赤らめるサチがさらに可愛いってどうなってんだw
まったく、見ているこっちが恥ずかしくなりますねw
ノリとマキの存在理由とはいったい……
さすがにそれはちょっとひどいんじゃw
そんな「単純な小陽ちゃん」を見つめるサチの目はあくまで冷ややかですが……
WWW裏金も用意してたのかよwww
用意周到すぎんだろw これで適当でいいわと言ってるんだから驚きます。まったく素直じゃないw
しかも、念のためにまこっちという保険も掛けていたとはw
これを「超楽!」と思えるサチが一番単純なのかもしれませんねw
けっきょく、南さん以上にサチのかわいさばかりが目立ったエピソードでした!
実質、サチキバ回でしたね(暴論)。
いやまあ冗談はともかく、今回を(中編)にした意味はまさしくサチキバにあったんだと思います。
だってそうでしょう。どう考えてもこれが「前編」や「後編」だったら、バランスとしておかしいですよ。
南さんからオムニバスを始めるわけにはいきませんし、かといって、サチの「裏金」で締めるのも変でしょうw
だからといって、途中でエピソードを割って前後編の2分割にするのも話の流れ的にやっぱりおかしなことになるんです。柿キバとサチキバの話は不可分なのですから。
そして、それは前編にも後編にも収めるわけにはいかないとなれば、中編として独立させるしかないわけです。
要は、いまや南さんやサチの話は強力すぎるんです。南さん編を経てからの彼女たちの面白さというのは別次元になってしまったので、下手するともこっちを食ってしまうんですね。ていうか、オムニバスという構造すら壊しかねない危険性があるんだと思います。
なので今回は慎重な判断の元、あえて(中編)というイレギュラー的な枠組みを設けたのではないでしょうか。
そういった意味で、もこっちのエピソードトークはいい緩衝材としてうまく機能していました。
ある意味、あれもサチキバの中に組み込まれているようなものなんですよ。南さんとサチだけではオムニバスから浮いてしまう危険もあったわけですが、「悪い気しない」と「小陽の誕生日」の間にもこっちが挟まることでオムニバスならばの日常風景が違和感なく広がっていくわけですね。
まあAパートとBパートをつなげるアイキャッチみたいなものですw もしくは舞台転換の際のオフトークみたいなw
ということで、実質サチキバ回だったと(まだ言うか)。
いやでも、南さんとサチのための(中編)だったんだなというのは本当に感じました。
これが単行本で一つの「喪199」でまとまるとまた印象は変わるかもしれませんが、今回に限ってはそう思いましたね。
しかしまあ、サチは本当にいいキャラになりました。
今回はじめて全シーンにおいて「開眼」していたわけですが、もはや全然違和感がありませんでしたからね。表情も実に豊かですし、彼女の優しさや面倒くささ(笑)、そしてかわいらしさがわかりやすく伝わってきたのではないでしょうか。
ハッピーバースデーのくだりや、裏金(笑)を用意してたところなんてもう最高でしょw
なんかおいしいところを全部かっさらった感がありましたw
ただ今のところ、やっぱり「南さん編」の流れでしか活躍できてないんですよね。(中編)を設けざるを得ないというのは、逆に言えばもこっちサイドの「本編」とはまだ交えられないということでもあります。
そこは少しもどかしいかな。
サチや南さんたちが自然な形でもこっちたちとエピソードを繰り広げられるようになれば、もっと面白さがはじけるんじゃないかと、そんな気もした(中編)でしたね。
サチが南さんに「いつもの場所」と言っていた意味もわかる喪191は20巻で!特装版も絶賛発売中です!
しかし、二人三脚で一緒になっただけで惚れるというのも、デブとはまた違った意味でちょろ過ぎる気もするw
柿キバがもここみたいになったら、二木さんはゆうちゃんの位置かw
彼女が「ゴール」したのかどうかは、いまだ謎のまま……
まあもこっちの言うことを信用するなら、あれは「麦茶」なんですけどねw
ついこの間(前編)の感想を書いたと思ったら、もう(中編)ですか。本当に時の経つのは早いものです。
いつもだったらアプリの簡易感想が間に挟まるところを、続けての正規感想なのでよけいにそう感じてしまいます。
ていうか、今回の感想が実質今年最後の正規感想ということになるんですよね。(web版の次の更新は年明け1月6日)
……え?ていうことは、もう今年も終わりってこと?やば、人生短過ぎだろいやマジでマジでマジで、
すみません、あまりに衝撃的な事実に一瞬うろたえてしまいました。いやでもそうか~もう年末なんですね。
去年のブラウザ版では喪184(後編)まで公開していたのですが、今年は(中編)と、なんとも中途半端な更新で終わるというw
本当こういうところですよね。少しはブラウザユーザーのことを考えてスケジュールを組んでみても罰は当たらないだろうに…
まあしかしなんですね。(中編)という言い回し自体、けっこうめずらしいですよね。
小説でも上下巻というのは普通にありますけど、上中下巻はほとんど見ませんし。というか、三冊以上だと(一)(二)(三)…みたいな感じで数字で分けるのが一般的でしょう。
逆に考えれば、あえて三分割したという見方もできそうです。トータルページ数的には十分前後編でいけそうな分量ですからね。(前中後合わせて8+9+10=27P)
実際、構成的に今回の話は前編でも後編でも収まりが悪いなという印象を受けました。
(中編)という枠だからこそ花開く内容になっていたのではないでしょうか。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
「悪い気しない」

冒頭からいきなりキバ子w
でもこれは前回の流れから予定されていたことなんですよね。
そう、実は

このオチからの続きでもあるんですよ。彼女も唐突に通り過ぎただけじゃなかったんですねw
こういう仕掛けは連載ものならばの面白さだと思います。
おそらく単行本では一つにまとまりますから、その際は見開きページの右と左という形で自然に導線がつながるので特になんとも思わないでしょう。(前回が8Pと偶数ページなのもその辺を計算してのことかと)
アプリやブラウザで毎回更新を楽しみにしてるファンだけがこのちょっとした遊びに思わずにやりとしてしまうわけですw
それにしても、南さんはどこへ行くんでしょうね。トイレか何かでしょうか。
吉田さんにつきっきりの真子先生を誘えないために一人で席を立ったとするなら、少し切ないですね。
さて、その向かう行き先に何やら見知った顔を見つけたようですが……

あの時のことを覚えていたんですね。
いや、覚えていたのはいいとして、それを彼女なりにずっと気にしていたんですね。
そのことにちょっと驚きました。
だって、実際南さんが発した言葉ではないじゃないですか。本来なら彼女が罪悪感を抱く必要はないはずでしょう。本心はどうであれ、言ったのはサチだし〜で終わりなはずです。
まあ確かに、直接は言っていないものの彼女はサチの言葉を否定することなくそのまま黙ってついていったわけですから、それはある意味、同意かつ追従したということになるのかもしれません。
それにしたって、ずっとそれが心残りで今度会ったときには謝ろうと思っていたというのは、やはり驚きですよ。
「言ったのは私じゃないけど……」
この“……”に込められた気持ちを想像すると、胸がキュっと締め付けられます。
きっと、自分とサチたちとのごたごたに巻き込んでしまったという思いもあったのでしょう。それは言った言わないという次元を超えて、自分の気持ちに素直に向き合った結果から生まれた言葉なんだと思います。
…あ、でもよく考えてみたら、その前にもっとひどいことを言ってたなこいつw

こことかw 柿沼や小太りメガネよりもまず、この短髪ちびに謝れw

WWWデブw
挙動不審すぎw いったい何を見ていたんだかw
ていうか、ちゃんと前見て歩けよw 声かけられなくてもそのまま進んだらぶつかるところだったぞw
でもまあ、いきなり声をかけられるとは思っていなかったんでしょうね。ましてや女子にw
しかも相手はこの間の因縁(?)の仲ですからw
警戒するのも無理はないのかもしれません。
南さんもこの手の男子にいきなり声をかけるのに慣れていないのか、ちょっとおどおどした様子ですよね。腕を掴む仕草が、なんだかかわいいw

WWWデブwww
何、顔を赤らめてるんだw これじゃあ「キモい」と言われても仕方ないぞw
その点、柿沼はさすがですね。よく訓練(?)されてますw
また変な言いがかりをつけられるんじゃと思って、警戒してるのかな?
ていうか、南さんもさっさと謝れやw 何もごもご言ってんだw
そんなんだからデブが勘違いするんだろーがw
でもまあきっと、今まで面と向かって人に謝ったことがないんでしょうね。
どう切り出せばいいのか言葉がうまく出てこないのかもしれません。
で、そうこうしてるうちに、向こうから当のサチがやってきてしまうとw
こんな場面を見たらいったいどう勘違いされるか…w(それはそれで見たみたい気もしますがw)

WWWWWなんだこれw
この光景の方がよっぽど危ないんだがw
ていうか、女王様にペット二匹みたいな感じですよね。ネクタイ引っ張ってるのがまるで首輪のリールみたいだしw
で、相変らず顔を赤らめて興奮してるデブw
こいつ、色々とこじらせた性癖がありそうだなあw

WWWで、ネモとあーちゃんに見つかるとw
そりゃ、こんな往来で隠れたつもりになってたらそうなるわなw
ていうか、サチが教室に入らずにまっすぐ歩いてきたらどうするつもりだったんだw
しかし、ネモたちもこんな光景を見て、よく「?」で済ませられるなw
普通こんな場面に出くわしたら、何やってんのあんたたち!?となりそうなものですけど…まあ、あまりに想定外の景色なんで、思考停止状態になってるのかもしれませんねw
さて、興奮を抑えきれないデブはほっとくとして、(ていうか、こいつ見つかったことにも気づいてないだろw)
柿沼は何やらかなり動揺している様子ですが…

柿沼wwwちら、じゃねーってw
つーか、変も何もお前の事なんて何やってようが気にしてないってw
下手するとクラスメイトということすら覚えてないんじゃないのw
しかし、柿沼はけっこう純情というか一途だったんですね。
まさか、2年の体育祭のあれからずっとネモのことを思っていたとは。
たぶん、ネモ自身は二人三脚で一緒になったことすら忘れてそうですけど(笑)、こう見えてなかなか真面目なタイプのようです。まあ一歩間違えると、ストーカーになりそうな気もしますのでその辺は気をつけてほしいものですけどw
で、飼い犬に逃げられた南さんw
リールを持っていた手もそのままに、ぽかんと口を開けたままw
少し寂しそうに見えるのは私だけでしょうかw

WWWWW
ベタな反応だなあw 典型的なツンデレ描写じゃんw
こめかみの血管といい、目尻を上げた三白眼といい、口から覗く牙といい(笑)、ホントベタw
でもさすが本家、柿キバを展開しても不自然さがありませんよね。
あざとくないというか、キバ子のキャラそのままに読者のツボをきっちり抑えている感じがあります。

WWWここで二木さんの名前を出すところがいいw
複雑な思いがこういうところに滲みでますねw
ていうか、このシーンは喪47「モテないし昔の知り合いを思い出す」(コミックス6巻所収)の

このオチを思い出すw
これを機に柿キバも、もここみのような仲になったりしてw
悪態の付き方も似てないようで似てるような…
まあさすがに“書物じゃなくてイチモツ”とかは言わないかw
廊下に生息すんな、みたいな棘のある罵倒じゃなく、もうちょっと笑えるセンスを養えば彼女たちのようないい関係を築けるんじゃないでしょうか。(え?別にそんな関係望んでない?)

WWWデブwww
こいつ、ドM豚かよw
女子にネクタイ引っ張られたいとかどんな性癖だw
柿沼のそれがいかにもツンデレヒロインに対するあれなんで、よけいに笑えますね。
むしろ、キバデブコンビの方が伸びしろがあるかもw
(いい加減、彼にも名前が欲しい…)
ていうか傍から見たら、廊下を歩いていたらいきなりネクタイ引っ張られて、「キモいから廊下に生息すんな!!」ってなじられただけの話ですからねw 完全にヤカラから因縁ふっかけられてるだけですからw
普通に考えたら腹立つより恐怖ですよ。そりゃなんだアイツ、となりますw
通常こういうパターンはそれ以来なぜか彼女のことが気になって…となるのが定石ですが、柿沼はそうなって欲しくないですね。
彼にはこんなことでぶれずに、ネモ一筋を貫いて欲しいものです。(だって、その方が面白くなりそうだしw)
「エピソードトーク」

知らんわwwwww
ていうか、前回と同じパターンじゃねーかw 思わず同じツッコミをしてしまったわw
今回のオムニバスは、メインのエピソードの合間にもこっちが場をつなぐ構成になっているんでしょうかw
これなんか、ほとんど漫才の枕みたいな入り方だしw
つーか、言うほどウンコ漏らしエピソードってあるか?
ていうか、むしろお前はどうなんだw
1年のマラソン大会の時は、けっきょくなんとかゴールせずに済んだのでしょうか?
(コミックス4巻所収;喪30「モテないし走る」参照)

WWWゆりネモwww
そりゃこんな反応になるわなw
今回はさすがに返しようがないしw
唐突の意味なしトークにしたって、ついていけるのとついていけないのがありますよね。
ていうか、どういうリアクションを求めてるのかもわからないしw
あるあるネタみたいな反応を期待していたんだろうか…そうそう!あれってけっこう話盛ってるよね、ウンコだけに!とか言えばいいのかw(んなわけない)

語る語るwww
その間、ずっと二人が無表情無反応なのがおかしいw
なんなら、もこっちの話よりも笑えますよねw
てか、前回の「下ネタ」に続いて、ここでも男女の違いを気にするのか…
女より男の方が漏らしやすいなんてデータはないと思いますけどw

WWWWWそう言われるとじゃねーってw
いったいどんなツッコミを想定していたんだかw
おそらくは、このオチにいくまでの台本がしっかり出来上がっていたんでしょうね。
だからもう相手の反応を待たずして、ひたすら考えてきた筋書通りに語っていたとw なんか一番恥ずかしいやつw
それにしても、ネモのツッコミがここしかないという絶妙なタイミングw
仮にもこっちがこのツッコミさえも想定していたとするなら恐るべきセンスですが、たぶんそうじゃないw
しかし、「結構あったわ」と言いますけど、そんなに漏らしてますかね?
喪13「モテないし夏休みを満喫する」(コミックス2巻所収)
喪61「モテないし脅かす」(コミックス7巻所収)
この2つくらいしか、ないかと思うんですけど。(2回もあれば十分という説もある)
ひょっとすると、作品で語られないところでちょこちょこあるのかもしれませんねw
まあ、照れるところまで想定して自虐(?)オチを用意していたもこっちに敬意を表して、今回はここを個人的ベストもこっちとしましょう!
「小陽の誕生日」

さて、ここからが今回のメインディッシュ。
最初のエピソードでスマホを見ながら教室に入っていったサチですが、どうやら小陽ちゃんの誕生日プレゼントをどうしようかと悩んでいるようです。(“明日”ということですから、9月27日かな?この日はゆうちゃんの文化祭の次の日でしょうから)
去年(2年)と一昨年(1年)の回想が興味深いですね。
これから推測すると、ノリマキとは2年になってから仲良くなったのでしょうか。
1年時のゆりちゃんの目線がなんとも意味深ではあります。
サチは自分で主導してプレゼントを選んだりしたことがなかったんですね。
これに限らず、これまでもいつも仲間うちの流れの中でなんとなく決めていて、何かを自主的に選ぶということを今までしてこなかったのでしょう。
でも、これからは一人で決めないといけないわけです。

直接聞こうというのがサチらしいですね。
今は相談する相手もなかなかいませんし、一人でぐちぐち悩むよりは…ということなのでしょう。
あ、でも要するに小陽ちゃんバカだから気づかないでしょってことかw
うーん、当たってるだけに突っ込めないw
ていうか、キバ子は何の話をしているんだw
「ブサイクからブスに」ってなんだよw もはや単なる悪口にもなってないw
いったい何がわかって、そんな話になったのかw
で、そんなことは気にも留めないサチの華麗なるスルー力w

お金wwwww
ホント、南さんだなw
ていうか、仮に気付いていたとしてもこう答えそうな気もするw
冷静に「欲しい答えではない」といなすサチも面白いですねw
逆によくわかってるなあと感じますw

WWWWWなんだこの構図wwwww
バカにお金を恵んでいるだけじゃねーかw
お小遣いだよーてかw
満面の笑みで喜々と受け取る南さんが最高w
これほど説得力のある「小陽ちゃんバカだから」があるだろうかw
というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
もう見るたびに、南さんのアホ面がツボにハマってしょうがないwww
つーか、ハートマーク飛ばすなってのw

ここの視点の切り替えは鮮烈ですね。思わずはっとさせられます。
この場合、よけいな言葉や表情は要らないんですよね。
ましてやコマを大きくしてアップで、なんて無粋な演出は無用です。
スマホをいじっているサチからカメラが少し引くだけで、彼女の置かれた状況や心情が手に取るようにわかるんですから。
「面倒くさ……」
たったこの一言に、どれだけの感情を込められているのでしょう。
変に強調しない分、読者の心にすんなり潜り込んでくるかのようです。
もちろん、今回の個人的ベストシーンはここしかありませんね。

放課後、雑貨店でプレゼントを見繕うサチ。
PLAZA イオンモール幕張新都心店
https://www.plazastyle.com/store/detail/?id=14
モデルとなったのはこのお店かな?
モール内にあるので、学生さんも寄りやすいようですね。
サチが手に取ったのは化粧品の類でしょうか。
まあ無難というか、まさに“こんなんで”ですねw

ふと、サチの目に飛び込んできた“ポチ袋”の数々。
「裏金」とか「賄賂」は、いわゆる「面白グッズ」というやつなのかなw
女子高校生あたりにいかにもウケそうw
元ネタがあるかどうかはわかりませんが、「賄賂」というのは実際あるようです。
かわいい猫柄のぽち袋「賄賂」
https://item.rakuten.co.jp/card-shop/np-524/
それと、もちろんこのシーンは「伏線」ですからねw

場面は変わって、誕生日当日。
小陽ちゃんに「今日の昼休み いつもの場所に10分遅れで来て」と連絡したサチですが、何やら校外のどこかに向かうようですね。昨日プレゼントを買ったはずなのに、いったいどこに行こうとしているのでしょう。
ていうか、お昼休みに学校の外に出られるんですね。それもちょっとびっくりですよ。
校門も普通に空いてるし…今時の学校にしてはセキュリティゆるゆるすぎんだろw
いろんな意味で、自由な校風だなあと思わざるを得ませんw
まあそれはさておき、スタスタという擬音がちょっと面白いw

どうやら、誕生日用のケーキを買いに行ったようです。
(モデルとなったお店についてはこちらの
https://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-428.html#comment4984
さゆさんのコメントを参照してください)
いやあすごいですよね。ケーキなんて朝登校時にコンビニで買っても別にいいだろうに、小陽ちゃんのためにお昼休みを犠牲にしてまでちゃんとしたケーキ屋さんで注文するのですから。
「一人だと 思った以上に忙しくて面倒くさい」
なんて、愚痴るようにぼやいていましたけど、わざわざ忙しくして面倒くさいことをやっているのは自分だということに気付いているんでしょうか、彼女はw

で、ご丁寧にろうそくのセッティングをするサチさんwww
傍から見たらこんな女、やばいですよねw ズボズボという音もなんか怖いしw
オーソドックスなイチゴのショートケーキというのがよけいにヤバさを際立たせますw

WWWWW天然さんか、こいつwww
自分は出来る人間だと思ってたという言葉が空しく聞こえますねw
「マキやノリ まこっちに思ったより頼ってたんだ…」
本当、失って初めてわかるものなんです。

一人になってみないとわからないもの。
でもそうぼやくサチの口元はなぜか綻んでいます。
そこには“自虐”的な思いとは別のものが混じっているように思えてなりません。

WWWWW途中で我に帰るなwww
歌うなら最後までやらないと、かえってかっこ悪いぞw
いやもう、最高ですね。コントの一場面みたいw
サチの顔といい、クールを装っての「ケーキよ」といい、何から何まで面白いw
なんなら、ケーキの持ち方すら笑えますからねw
何、さも豪華なバースデーケーキかのように見せてんだってw
今回の一番笑ったシーンその2にあげてもいいくらいの面白さだと思います!

何、このかわいい生き物w
“無邪気”という言葉はこういう顔のことを言うのかもw
ていうか、この日に限って髪飾りがハート型になってるんですね。
ひょっとして、自分の誕生日だからこれにしたんでしょうか。
うわ、誰も指摘しないだろうに、何て健気なw

その髪飾りとは別に、さらなるハートを繰り出す南さんもかわいいですけど、ここは何といってもサチでしょう。
自分の計画がなんとかうまくいったことへのほっとした気持ちや嬉しさがこみ上げてくるでしょうに、それを表に余り出さないようにどや顔でクールに装ってるつもりなのが、むちゃくちゃかわいいw
ろうそくの火のことを指摘されたら、「昼間だから点けてもしょーがない」なんて意味のよくわからない言い訳してましたしw だったら、ろうそく自体いらないだろw
…まあ、それで納得するキバ子もキバ子だけどw

ちゃっかり気づいてるしwww
まああれだけがっつり歌ってたら、さすがのキバ子もわかるわなw
改めて歌えとか、とんでもないムチャ振りですけど、当の本人にはそんなつもりは全くなさそうなのが逆に怖いですね。
てか、なんで「歌ってよ」が太く強調されてんだw
しかも文字が大きいとか「!」じゃなく、フキダシが太いってw

WWWなんだそのボケw
あでも、キバ子のことだから本気の勘違いかw
真面目に説明するサチが逆にサムくなってるような気がするw

あくまでも冷静を装いながらも、なんとか窮地を回避しようとあがくサチw
当然そんな理屈がキバ子に通用するわけもなく、なし崩しに歌う羽目になるわけで…w
動揺してるだろうに、あくまでクールに流し目を向けるサチが哀れかわいいw

WWWWW眉をひそめたまま歌うなwww
あくまで嫌々やらされてる感を醸し出そうとしているなw
ちらほら、音符が飛んでるのがまたおかしいですねw
右端のなんて、一瞬そういう髪飾りなのかと思ったw

いえーw
こんなはしたない真似をしておいて、こんなに可愛いっておかしいだろw ふざけんなw
それにもまして、頬を赤らめるサチがさらに可愛いってどうなってんだw
まったく、見ているこっちが恥ずかしくなりますねw

ノリとマキの存在理由とはいったい……
さすがにそれはちょっとひどいんじゃw
そんな「単純な小陽ちゃん」を見つめるサチの目はあくまで冷ややかですが……

WWW裏金も用意してたのかよwww
用意周到すぎんだろw これで適当でいいわと言ってるんだから驚きます。まったく素直じゃないw
しかも、念のためにまこっちという保険も掛けていたとはw
これを「超楽!」と思えるサチが一番単純なのかもしれませんねw
けっきょく、南さん以上にサチのかわいさばかりが目立ったエピソードでした!
実質、サチキバ回でしたね(暴論)。
いやまあ冗談はともかく、今回を(中編)にした意味はまさしくサチキバにあったんだと思います。
だってそうでしょう。どう考えてもこれが「前編」や「後編」だったら、バランスとしておかしいですよ。
南さんからオムニバスを始めるわけにはいきませんし、かといって、サチの「裏金」で締めるのも変でしょうw
だからといって、途中でエピソードを割って前後編の2分割にするのも話の流れ的にやっぱりおかしなことになるんです。柿キバとサチキバの話は不可分なのですから。
そして、それは前編にも後編にも収めるわけにはいかないとなれば、中編として独立させるしかないわけです。
要は、いまや南さんやサチの話は強力すぎるんです。南さん編を経てからの彼女たちの面白さというのは別次元になってしまったので、下手するともこっちを食ってしまうんですね。ていうか、オムニバスという構造すら壊しかねない危険性があるんだと思います。
なので今回は慎重な判断の元、あえて(中編)というイレギュラー的な枠組みを設けたのではないでしょうか。
そういった意味で、もこっちのエピソードトークはいい緩衝材としてうまく機能していました。
ある意味、あれもサチキバの中に組み込まれているようなものなんですよ。南さんとサチだけではオムニバスから浮いてしまう危険もあったわけですが、「悪い気しない」と「小陽の誕生日」の間にもこっちが挟まることでオムニバスならばの日常風景が違和感なく広がっていくわけですね。
まあAパートとBパートをつなげるアイキャッチみたいなものですw もしくは舞台転換の際のオフトークみたいなw
ということで、実質サチキバ回だったと(まだ言うか)。
いやでも、南さんとサチのための(中編)だったんだなというのは本当に感じました。
これが単行本で一つの「喪199」でまとまるとまた印象は変わるかもしれませんが、今回に限ってはそう思いましたね。
しかしまあ、サチは本当にいいキャラになりました。
今回はじめて全シーンにおいて「開眼」していたわけですが、もはや全然違和感がありませんでしたからね。表情も実に豊かですし、彼女の優しさや面倒くささ(笑)、そしてかわいらしさがわかりやすく伝わってきたのではないでしょうか。
ハッピーバースデーのくだりや、裏金(笑)を用意してたところなんてもう最高でしょw
なんかおいしいところを全部かっさらった感がありましたw
ただ今のところ、やっぱり「南さん編」の流れでしか活躍できてないんですよね。(中編)を設けざるを得ないというのは、逆に言えばもこっちサイドの「本編」とはまだ交えられないということでもあります。
そこは少しもどかしいかな。
サチや南さんたちが自然な形でもこっちたちとエピソードを繰り広げられるようになれば、もっと面白さがはじけるんじゃないかと、そんな気もした(中編)でしたね。
サチが南さんに「いつもの場所」と言っていた意味もわかる喪191は20巻で!特装版も絶賛発売中です!
しかし、二人三脚で一緒になっただけで惚れるというのも、デブとはまた違った意味でちょろ過ぎる気もするw
柿キバがもここみたいになったら、二木さんはゆうちゃんの位置かw
彼女が「ゴール」したのかどうかは、いまだ謎のまま……
まあもこっちの言うことを信用するなら、あれは「麦茶」なんですけどねw
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