私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪194~特別編でもオムニバスでもなく、わたモテ「本編」で南さんは花開く~
9月2日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪194に更新されました。
いや~、やっぱり最高ですね。何度読んでも笑えます。
あまりに興奮し過ぎて、Twitterやネタバレなし感想では少しばかり口が滑ってしまいましたので(もう主役交代なんじゃないかとかもはやこっちが本編なのではとか)、今回はなるべくセーブしていこうと思ってはいるのですが、ちょっと気を抜くとまた大仰な言葉がこぼれ落ちてしまいそうですw
まあとにかく、今回はまず、

このサムネとタイトルに尽きますw
どう考えても、やっぱりここが「今回一番笑ったシーン」ですからねw
本編のそれよりも、タイトルとセットで「一番笑ったシーン」なんです。
本当にもう、ここに今回のすべてが詰まっていると言っても過言ではないでしょうw
サムネとタイトルが織りなす、笑いの芸術と言ってもいいですね。これは単行本では味わえないので、今のうちにたっぷり堪能しておきましょう!
マジでサムネがこれになることを想定してのタイトルだとするなら、とてつもないことですよ。(ああ、気を抜くとどんどん言葉が膨れ上がっていく…)
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
この三人が揃うのって、夏休み入った時の特別編以来でしょうか。
これはもちろん喪191での顛末の後、サチの「まこっちならOKだけど」の言葉を受けてのことなわけですが、それを踏まえても何だか新鮮な光景に見えます。一時はもう二度とこんな姿は見ることはないだろうと思っていただけに感慨深いですね。
南さんの足の上げ方がかわいいw うれしい気持ちを隠しきれない感じが出ていますw
そもそも、これまでまこっちとサチ(ノリマキ)が一緒に描かれることもほとんどありませんでした。
まあクラスが違うということもありますが、いつもつるんでいる仲というわけでもなさそうです。2年の時はたぶん修学旅行の班で一緒だったんでしょうけどね(後、喪99でのお昼とか)。
そういえば、喪187における南さんのお昼のローテーションでも、サチノリマキとまこっちの曜日は分かれていましたよね。
まあ普段はまこっちはゆりちゃんたちと一緒でしょうから、わざわざ別のクラスで食べることなんてのはないでしょうけど、うがった見方をすればその程度の仲だったとも言えそうです。
今回はノリマキとの件をまこっちに報告することも兼ねてのセッティングだったのかもしれませんね。
これを機会に、また3人だけでも仲良くなれればいいのですが。
というわけで、今回は「モテないしそんな日はない」。
これだけだと意味不明ですけど、すでにサムネでネタバレしてるというw
ある意味出オチなんですけど、それでも面白さがまったく損なわれないというのがすごいですね。
それはさておき、この3人が何を話しているかというと、やはり例の顛末でした。
サチが「そういう感じで」と、南さん編を一言でまとめてしまったのはちょっと面白かったw あれだけドロドロした内容をいったいどんな風に語ったんでしょうねw
そういえば、喪190でも「おはよー」と声を掛ける程度でしたね。
喪191の表紙でもわかる通り最初に南さんとサチと仲良くなったわけで、彼女たちがいなければ関わることもなかったのかもしれません。
それにしても「ノリマキ(あいつら)」ってw
もはやそこはひとくくりなんですねw
それとなく、自分たちの悪口を言われてないかを気にしてるところがなんかかわいいw
WWWWW豆とwww
なんで卵焼きと豆が等価交換できると思ってるのかよくわからんが、そもそも話もまったく聞いてないというねw
もはやノリマキのことなんかより、お弁当の中身のほうが大事なんかw
さてそんなキバ子は置いといて、どうやら二人が何かに気付いたようです。
ここでサチの目が入るところがうまいですね。
果たして彼女はその先に何を見たのでしょう。
彼女の目線の先には、あの時の年下の男子がいました。そしてもう一人女子が…
吉田さんと智貴が顔を合わせるって、喪169以来でしょうか。
意外とフランクというか、気まずさ的なものはもはやないようですね。
智貴も変に遠慮せずにちゃんと意思表示しているところからすると、なんだか普通の友達みたいな感じに見えます。
ていうか、智貴はなんでカタコトw
「いや」「俺」「一人で」「食べたい」とかw
うん、これはうざいw
昔の酔っ払いオヤジじゃないんだからw 「俺の酒が飲めねえのか」みたいなw
ここ、こことばかりにバシバシ叩く仕草も、いかにもオヤジのそれでうっとおしいw
でも、「いいから隣座れ」って、なんだかツンデレキャラっぽい感じもしますねw
WWWWWまたかよwww
その豆に対する謎の信頼感はいったいなんなんだwww
こいつ、豆でなんでも交換できるとでも思ってんじゃないだろうなw
ていうかお前の弁当、豆ばっかりかw
もしかすると、お母さんが健康のことを考えて豆を大目に入れてくれてるのかもしれませんね。
そんな親心を知ってか知らずか、あろうことかウィンナーと交換しようとするとは…
で、そんな南さんのことなんてもはや頭になく、吉田さんと智貴に釘づけな二人w
南さんも気づけやw
ていうか、真子もサチもけっこう薄情なこと思ってますよねw
あ、真子は口に出してるかw
いつもは杏奈さんたちと食べているから遠慮してるのかな?
(それはそうと、ダチ二人が呼び出しくらった、という吉田さんのセリフもなんだか気になりますよね)
急に智貴を意識し出す吉田さんw
やっぱりあの時のことはずっと気にしてたんですね。
そんなことはつゆ知らず、黙々と食べる智貴w
これはこれでおかしいというか、ちょっとは会話を交わせよw
女の子に気を遣わせてどうすんだw
こういうところは、やっぱりもこっちの弟だなあという気がしますね。
吉田さんの乙女心w
恥ずかしさ以上に、もっと自分に反応してほしいというのは実にいじらしい。
当の智貴は相変わらずの朴念仁なだけに、よけいにかわいらしく感じてしまいます。
智…本当に罪な男だw
ここでサチが小陽ちゃんに振るところが狡猾ですよね。
あくまで普段の話題の延長という形をとりたいわけです。
この辺はなんとも屈折した乙女心がうかがえますね。
吉田さんとはまた違った意味でいじらしいなあとは思いますw
冷ややかな表情を浮かべるサチと、アホっぽくぽかーんと口を開けた南さんとの対比が面白いw
サチは吉田さんのことを知ってたんですね。まあ2年時は同じクラスだったわけですから当然といえば当然ですけど、なんか意外な気がしました。
表向きは「吉田さん」と言っておきながら、内心では「吉田かよ」となっているのが印象的ですね。
ひょっとすると、何か因縁めいたことがあったのかも?…まあ単純に感じの悪いヤンキーくらいのイメージで覚えていたのかもしれませんが。
なんて邪悪な笑みなんだw
いかにも“ラスボス”っぽいオーラが出てますよねw
「意外とユルい」「年下喰いとかウケる」
出てくる言葉もあえてそういうワードを選んで発している感じを受けます。
この場合の悪口はいつものコミュニケーションの潤滑油としてではなくって、明確な攻撃意図があるものですよね。
周りの同意を求めることで共犯者を募る感じがいやらしいw
あ、南さん、そこは気づいてたんだ。
謹慎編の時もわかっていなかったようなので、知らないのかとw
「うるさい」って、どんな感じなんでしょうね?
やっぱり「そういうふうに陰で悪口言うもんじゃないよ」と諭す感じなのかな。
でもそれが吉田さん限定なら、少しは何かを察してもよさそうなものですよね。
まあそれを「何故か」で済ましてしまうからこそ、南さんなのですがw
にしても、まこっちの影w
“ラスボス”サチより、はるかに怖いw
WWWWWまこっちwww
表情にまったくの曇りがないだけに、よけいに怖いw
でも、「3年生の時期に」とか、これまで何度か苦言を呈してきたことをさらっと忍び込ませているところに彼女らしい律儀さが伺えるような気がします。
単純に嫉妬めいたことを言う際にも正論を交えてでないと口にしがたいところがあるんでしょうね。
吉田さんの悪口で盛り上がる二人www
ていうか、引っかかるのは“年下”なんだw
一つ下くらいほぼ無問題だろw
さてそんなまこっちの豹変ぶりに驚きつつも、彼女なりに何やら答えを見いだしたようですが……
なんでそうなるWWWWW
いったいどういう思考回路を経たらそこにたどり着くのか全くわからんwww
ていうか、どういうイメージを想定してるのかもよくわかりませんよ。
要はエイプリルフールの亜流みたいなことなんでしょうか。
それにしても普通に考えておかしいだろw
お前、18年間生きてきて、そんな日のことを一度でも見聞きしたことあったか?
まあしかし、この邪気を一切感じさせない笑顔を見てるとなんだかどうでもよく思えてきますね。
もうすがすがしささえ感じますよ。
悪口が言えることがここまで破顔するほどうれしいこととは…なんか思いがけないプレゼントをもらったかのようですよねw
本来なら、どう考えてもここが「今回一番笑ったシーン」になるはずなのですが、
それはサムネとタイトルのほうに譲ってしまいましたからね。
ここはこの南さんに、「個人的ベストキバ子」をあげたいと思います!
…タイトルが凡庸なものだったら、きっとここを一番笑ったシーンに選んでいただろうなあ。
で、ここぞとばかりに悪口の洪水を垂れ流すキバ子www
吉田さんどころか、勢い余って智貴のことまで口を滑らせて墓穴を掘るところがまた彼女らしいw
まこっちどころか、サチの不興まで買うことに…w
ていうか、今日が本当に「悪口の日」かどうか確認もしないで突っ走るって、どんだけバカなのかw
少なくともそれとなく探りを入れるでしょ、普通w
さすがに「あ、今日は悪口の日?」とは聞けないまでも、「あれ、今日って何日だっけ…?」みたいな観測気球を飛ばすくらいはできると思うんだけどなあw
…あ、でもそのくらいの頭が働く子だったら、そもそもそんな発想しないかw
「あっ…!?私何を言って……」が地味に笑えますねw
こうしてキバ子のセンスの欠片もない悪口によって、真子は正気を取り戻すのでしたw
WWWWW
急な矛先転換についていけないキバ子www
サチの制服やキバ子の髪に、木陰が落ちている演出が見事。
急に方向性が変わった雰囲気が良く出ています。
WWWWW容赦ないな、おいw
しかも、自分は男を見る目があるからそんな単純な見方はしないとばかりの言いぐさw
童貞でも別によくない?と付け加えるところが複雑な恋心がにじみ出ていますね。
いまだ状況についていけないのか、笑顔のままで止まっているキバ子がまた最高におかしいwww
WWWWWまだわかってないwww
ていうか、無礼講ってなんだよwww 意味間違ってるだろw
いやあもう、ここまでバカだとなんだか気持ちがいいですね。
ある意味、一皮むけたなという印象さえ受けましたよ。
この瞬間、本当の意味で彼女はキャラ立ちしたのかもしれません。
ド正論WWWWW
本当に南さんはもう少し人を見れるようになった方がいいw
なんでまこっちが吉田さんのことになるとここまでムキになるのかも含めてw
いやあまこっち、面白いなあw
言ってることはすごくまともだからこそ笑えるんですよね。
この面白さは彼女ならばのテイストだと思います。彼女もまた、一皮むけたような気がしますね。
ていうか、南さんの顔wwwww
今回の個人的ベストシーン。
キバ子の表情、それを見ているまこっち、そして表情をなくしているサチw
男女二人の様子を巡ってこんな状態になってる3人に、ようやくこの時点で吉田さんたちが気づくという構図がなんとも絶妙w
とにかく、キバ子の顔が面白くてしょうがないw
この2組の対比がまた興味深いですね。
構図は似たような形なのに、そこで流れる空気は微妙に違うようです。
でも表情違えど、どちらもなんだか柔らかい印象を受けますよね。
先ほどまで少しピリピリしていましたが、こうして面と向かって言葉を交わすと途端に機嫌が直ってしまうのも、恋のなせる業なのでしょうかw
WWWWWそして、一人取り残される南さんw
これ、4人とも完全に南さんの事忘れてるだろw
ていうか、智貴の「明日は学食」という言葉が怖いんだがw
なんでしょう、本来ならなんとも切ないオチなはずなのに笑えちゃうんですよねw
まあ悪口の日がどうとか言ってる段階で、どうでもよくなってしまうというかw
自業自得でもないんですけど、なんかほっとする切なさがそこにはあるような気がします。
この感じは、初期のわたモテのそれに近いですね。
ここ最近のわたモテは懐かしいとか原点回帰という言葉がよく使われますけど、実は一番昔の雰囲気に近かったのはこの回だったんじゃないかという気がしています。
とても6ページとは思えない内容の濃さでしたね。
ここ最近でもダントツに笑った回でした。もういくら最高という言葉を続けても足りないくらいw
とにかく、豆と悪口の日の2つは忘れられないw
南さんが最高だったのは言うまでもないのですが、真子とサチもすごく面白かったです。
彼女たちでこんなに笑えたのも珍しいかも。
やっぱり、こういう恋愛模様をめぐる話はそれぞれの人間性が出ますよね。
可愛いところもズルいところも、全部含めて笑ってしまえる愛おしさがあります。
まあその二人の面白さを引き出してくれたのも南さんだったわけですがw
ところで、いろんな方の感想やコメントを見て回ってる中でひとつ驚いたことがあります。
「もこっちが一切出ない」回って、実は今回が初めてだったんですね。
一瞬、「え?南さん編があったじゃん、何を今さら」と思ったのですが、考えてみれば確かにそうなんです。
喪187、喪188では普通に登場していますし、喪189は唯一表紙で顔を見せています。(これは謹慎編の喪157と同じパターンですね)
そして、喪190、喪191も当然もこっちが登場するシーンはあるわけです。
もっともこれまでも夏休み特別編や夏合宿特別編といった本編ではない、スピンオフ的な回ではすでにもこっち不在の回はありました。さらには喪173のようにほぼ出ていないと言っていい回もあります(LINEの画像と、キャラ同士の会話にもこっちの名前が出てくるくらい)。
ただ、これらの時はやっぱり読んでいてかなり違和感を覚えたというか、「もこっち不在」ということを強く意識した回だったんですね。少なくとも私はそうでしたし、当時の感想記事でもその辺の違和感が率直に語られています。
ところが、今回は読んでいてまったく気にならなかったんですよ。もちろんもこっちが出てこないことはわかっていましたけど、ことさらそれを意識することは一切なく最後まで笑いながら読めたんです。
南さん編が終わってしばらく彼女が出てこない間、次に彼女が登場する時はどういう場合だろうと考えていました。たぶん、映画の話が進む中で二木さんを介して徐々に出番を増やしていく感じになるんだろうと予想していました。
実際は今回のように一見して「本編」とは関係のない単なるバカ話だったわけですが、こうして振り返ってみると、これが一番自然な形のように思えたんですね。
常人には到底思いもつかない考えが暴走した結果、なんとも切ないオチを迎える南さんの姿は、どこかかつてのわたモテの空気感を彷彿とさせます。
自業自得でもない、可哀想でもない、どこかほんわかした痛みを伴う笑いが胸の奥からこみ上げてくるのを私は抑えることができませんでした。
そんな南さんの姿が、私にもこっち不在という異常事態を忘れさせてくれたのです。
彼女がもこっちの代わりになるわけではもちろんありません。
ここで主役交代なんてことは到底ないでしょう。
ただ、これは「特別編」でも「オムニバスの一編」でも「スピンオフ」でもない、まごうことなき「本編」です。それは間違いありません。
南小陽というキャラは、ここでようやく花開いたんだと思います。
特装版もある20巻はいよいよ9月10日発売!南さん編完全網羅しているこの巻を見逃すな!
吉田さんが智貴を意識し出した話は17巻・18巻で!(サービスシーン?もあるよ)
まこっちが吉田さんのことでピリついたのはこの辺かな?
けっきょく学食に行く話はどうなったのかわかりませんが、前回の学食騒動は喪133・134で!
いや~、やっぱり最高ですね。何度読んでも笑えます。
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まあとにかく、今回はまず、

このサムネとタイトルに尽きますw
どう考えても、やっぱりここが「今回一番笑ったシーン」ですからねw
本編のそれよりも、タイトルとセットで「一番笑ったシーン」なんです。
本当にもう、ここに今回のすべてが詰まっていると言っても過言ではないでしょうw
サムネとタイトルが織りなす、笑いの芸術と言ってもいいですね。これは単行本では味わえないので、今のうちにたっぷり堪能しておきましょう!
マジでサムネがこれになることを想定してのタイトルだとするなら、とてつもないことですよ。(ああ、気を抜くとどんどん言葉が膨れ上がっていく…)
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

この三人が揃うのって、夏休み入った時の特別編以来でしょうか。
これはもちろん喪191での顛末の後、サチの「まこっちならOKだけど」の言葉を受けてのことなわけですが、それを踏まえても何だか新鮮な光景に見えます。一時はもう二度とこんな姿は見ることはないだろうと思っていただけに感慨深いですね。
南さんの足の上げ方がかわいいw うれしい気持ちを隠しきれない感じが出ていますw
そもそも、これまでまこっちとサチ(ノリマキ)が一緒に描かれることもほとんどありませんでした。
まあクラスが違うということもありますが、いつもつるんでいる仲というわけでもなさそうです。2年の時はたぶん修学旅行の班で一緒だったんでしょうけどね(後、喪99でのお昼とか)。
そういえば、喪187における南さんのお昼のローテーションでも、サチノリマキとまこっちの曜日は分かれていましたよね。
まあ普段はまこっちはゆりちゃんたちと一緒でしょうから、わざわざ別のクラスで食べることなんてのはないでしょうけど、うがった見方をすればその程度の仲だったとも言えそうです。
今回はノリマキとの件をまこっちに報告することも兼ねてのセッティングだったのかもしれませんね。
これを機会に、また3人だけでも仲良くなれればいいのですが。
というわけで、今回は「モテないしそんな日はない」。
これだけだと意味不明ですけど、すでにサムネでネタバレしてるというw
ある意味出オチなんですけど、それでも面白さがまったく損なわれないというのがすごいですね。
それはさておき、この3人が何を話しているかというと、やはり例の顛末でした。
サチが「そういう感じで」と、南さん編を一言でまとめてしまったのはちょっと面白かったw あれだけドロドロした内容をいったいどんな風に語ったんでしょうねw

そういえば、喪190でも「おはよー」と声を掛ける程度でしたね。
喪191の表紙でもわかる通り最初に南さんとサチと仲良くなったわけで、彼女たちがいなければ関わることもなかったのかもしれません。
それにしても「ノリマキ(あいつら)」ってw
もはやそこはひとくくりなんですねw
それとなく、自分たちの悪口を言われてないかを気にしてるところがなんかかわいいw

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なんで卵焼きと豆が等価交換できると思ってるのかよくわからんが、そもそも話もまったく聞いてないというねw
もはやノリマキのことなんかより、お弁当の中身のほうが大事なんかw
さてそんなキバ子は置いといて、どうやら二人が何かに気付いたようです。
ここでサチの目が入るところがうまいですね。
果たして彼女はその先に何を見たのでしょう。

彼女の目線の先には、あの時の年下の男子がいました。そしてもう一人女子が…
吉田さんと智貴が顔を合わせるって、喪169以来でしょうか。
意外とフランクというか、気まずさ的なものはもはやないようですね。
智貴も変に遠慮せずにちゃんと意思表示しているところからすると、なんだか普通の友達みたいな感じに見えます。
ていうか、智貴はなんでカタコトw
「いや」「俺」「一人で」「食べたい」とかw

うん、これはうざいw
昔の酔っ払いオヤジじゃないんだからw 「俺の酒が飲めねえのか」みたいなw
ここ、こことばかりにバシバシ叩く仕草も、いかにもオヤジのそれでうっとおしいw
でも、「いいから隣座れ」って、なんだかツンデレキャラっぽい感じもしますねw

WWWWWまたかよwww
その豆に対する謎の信頼感はいったいなんなんだwww
こいつ、豆でなんでも交換できるとでも思ってんじゃないだろうなw
ていうかお前の弁当、豆ばっかりかw
もしかすると、お母さんが健康のことを考えて豆を大目に入れてくれてるのかもしれませんね。
そんな親心を知ってか知らずか、あろうことかウィンナーと交換しようとするとは…
で、そんな南さんのことなんてもはや頭になく、吉田さんと智貴に釘づけな二人w
南さんも気づけやw
ていうか、真子もサチもけっこう薄情なこと思ってますよねw
あ、真子は口に出してるかw
いつもは杏奈さんたちと食べているから遠慮してるのかな?
(それはそうと、ダチ二人が呼び出しくらった、という吉田さんのセリフもなんだか気になりますよね)

急に智貴を意識し出す吉田さんw
やっぱりあの時のことはずっと気にしてたんですね。
そんなことはつゆ知らず、黙々と食べる智貴w
これはこれでおかしいというか、ちょっとは会話を交わせよw
女の子に気を遣わせてどうすんだw
こういうところは、やっぱりもこっちの弟だなあという気がしますね。

吉田さんの乙女心w
恥ずかしさ以上に、もっと自分に反応してほしいというのは実にいじらしい。
当の智貴は相変わらずの朴念仁なだけに、よけいにかわいらしく感じてしまいます。
智…本当に罪な男だw

ここでサチが小陽ちゃんに振るところが狡猾ですよね。
あくまで普段の話題の延長という形をとりたいわけです。
この辺はなんとも屈折した乙女心がうかがえますね。
吉田さんとはまた違った意味でいじらしいなあとは思いますw
冷ややかな表情を浮かべるサチと、アホっぽくぽかーんと口を開けた南さんとの対比が面白いw
サチは吉田さんのことを知ってたんですね。まあ2年時は同じクラスだったわけですから当然といえば当然ですけど、なんか意外な気がしました。
表向きは「吉田さん」と言っておきながら、内心では「吉田かよ」となっているのが印象的ですね。
ひょっとすると、何か因縁めいたことがあったのかも?…まあ単純に感じの悪いヤンキーくらいのイメージで覚えていたのかもしれませんが。

なんて邪悪な笑みなんだw
いかにも“ラスボス”っぽいオーラが出てますよねw
「意外とユルい」「年下喰いとかウケる」
出てくる言葉もあえてそういうワードを選んで発している感じを受けます。
この場合の悪口はいつものコミュニケーションの潤滑油としてではなくって、明確な攻撃意図があるものですよね。
周りの同意を求めることで共犯者を募る感じがいやらしいw

あ、南さん、そこは気づいてたんだ。
謹慎編の時もわかっていなかったようなので、知らないのかとw
「うるさい」って、どんな感じなんでしょうね?
やっぱり「そういうふうに陰で悪口言うもんじゃないよ」と諭す感じなのかな。
でもそれが吉田さん限定なら、少しは何かを察してもよさそうなものですよね。
まあそれを「何故か」で済ましてしまうからこそ、南さんなのですがw
にしても、まこっちの影w
“ラスボス”サチより、はるかに怖いw

WWWWWまこっちwww
表情にまったくの曇りがないだけに、よけいに怖いw
でも、「3年生の時期に」とか、これまで何度か苦言を呈してきたことをさらっと忍び込ませているところに彼女らしい律儀さが伺えるような気がします。
単純に嫉妬めいたことを言う際にも正論を交えてでないと口にしがたいところがあるんでしょうね。

吉田さんの悪口で盛り上がる二人www
ていうか、引っかかるのは“年下”なんだw
一つ下くらいほぼ無問題だろw
さてそんなまこっちの豹変ぶりに驚きつつも、彼女なりに何やら答えを見いだしたようですが……

なんでそうなるWWWWW
いったいどういう思考回路を経たらそこにたどり着くのか全くわからんwww
ていうか、どういうイメージを想定してるのかもよくわかりませんよ。
要はエイプリルフールの亜流みたいなことなんでしょうか。
それにしても普通に考えておかしいだろw
お前、18年間生きてきて、そんな日のことを一度でも見聞きしたことあったか?
まあしかし、この邪気を一切感じさせない笑顔を見てるとなんだかどうでもよく思えてきますね。
もうすがすがしささえ感じますよ。
悪口が言えることがここまで破顔するほどうれしいこととは…なんか思いがけないプレゼントをもらったかのようですよねw
本来なら、どう考えてもここが「今回一番笑ったシーン」になるはずなのですが、
それはサムネとタイトルのほうに譲ってしまいましたからね。
ここはこの南さんに、「個人的ベストキバ子」をあげたいと思います!
…タイトルが凡庸なものだったら、きっとここを一番笑ったシーンに選んでいただろうなあ。

で、ここぞとばかりに悪口の洪水を垂れ流すキバ子www
吉田さんどころか、勢い余って智貴のことまで口を滑らせて墓穴を掘るところがまた彼女らしいw
まこっちどころか、サチの不興まで買うことに…w
ていうか、今日が本当に「悪口の日」かどうか確認もしないで突っ走るって、どんだけバカなのかw
少なくともそれとなく探りを入れるでしょ、普通w
さすがに「あ、今日は悪口の日?」とは聞けないまでも、「あれ、今日って何日だっけ…?」みたいな観測気球を飛ばすくらいはできると思うんだけどなあw
…あ、でもそのくらいの頭が働く子だったら、そもそもそんな発想しないかw
「あっ…!?私何を言って……」が地味に笑えますねw
こうしてキバ子のセンスの欠片もない悪口によって、真子は正気を取り戻すのでしたw

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急な矛先転換についていけないキバ子www
サチの制服やキバ子の髪に、木陰が落ちている演出が見事。
急に方向性が変わった雰囲気が良く出ています。

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しかも、自分は男を見る目があるからそんな単純な見方はしないとばかりの言いぐさw
童貞でも別によくない?と付け加えるところが複雑な恋心がにじみ出ていますね。
いまだ状況についていけないのか、笑顔のままで止まっているキバ子がまた最高におかしいwww

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ていうか、無礼講ってなんだよwww 意味間違ってるだろw
いやあもう、ここまでバカだとなんだか気持ちがいいですね。
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言ってることはすごくまともだからこそ笑えるんですよね。
この面白さは彼女ならばのテイストだと思います。彼女もまた、一皮むけたような気がしますね。
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キバ子の表情、それを見ているまこっち、そして表情をなくしているサチw
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ていうか、智貴の「明日は学食」という言葉が怖いんだがw
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まあ悪口の日がどうとか言ってる段階で、どうでもよくなってしまうというかw
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この感じは、初期のわたモテのそれに近いですね。
ここ最近のわたモテは懐かしいとか原点回帰という言葉がよく使われますけど、実は一番昔の雰囲気に近かったのはこの回だったんじゃないかという気がしています。
とても6ページとは思えない内容の濃さでしたね。
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南さんが最高だったのは言うまでもないのですが、真子とサチもすごく面白かったです。
彼女たちでこんなに笑えたのも珍しいかも。
やっぱり、こういう恋愛模様をめぐる話はそれぞれの人間性が出ますよね。
可愛いところもズルいところも、全部含めて笑ってしまえる愛おしさがあります。
まあその二人の面白さを引き出してくれたのも南さんだったわけですがw
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「もこっちが一切出ない」回って、実は今回が初めてだったんですね。
一瞬、「え?南さん編があったじゃん、何を今さら」と思ったのですが、考えてみれば確かにそうなんです。
喪187、喪188では普通に登場していますし、喪189は唯一表紙で顔を見せています。(これは謹慎編の喪157と同じパターンですね)
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もっともこれまでも夏休み特別編や夏合宿特別編といった本編ではない、スピンオフ的な回ではすでにもこっち不在の回はありました。さらには喪173のようにほぼ出ていないと言っていい回もあります(LINEの画像と、キャラ同士の会話にもこっちの名前が出てくるくらい)。
ただ、これらの時はやっぱり読んでいてかなり違和感を覚えたというか、「もこっち不在」ということを強く意識した回だったんですね。少なくとも私はそうでしたし、当時の感想記事でもその辺の違和感が率直に語られています。
ところが、今回は読んでいてまったく気にならなかったんですよ。もちろんもこっちが出てこないことはわかっていましたけど、ことさらそれを意識することは一切なく最後まで笑いながら読めたんです。
南さん編が終わってしばらく彼女が出てこない間、次に彼女が登場する時はどういう場合だろうと考えていました。たぶん、映画の話が進む中で二木さんを介して徐々に出番を増やしていく感じになるんだろうと予想していました。
実際は今回のように一見して「本編」とは関係のない単なるバカ話だったわけですが、こうして振り返ってみると、これが一番自然な形のように思えたんですね。
常人には到底思いもつかない考えが暴走した結果、なんとも切ないオチを迎える南さんの姿は、どこかかつてのわたモテの空気感を彷彿とさせます。
自業自得でもない、可哀想でもない、どこかほんわかした痛みを伴う笑いが胸の奥からこみ上げてくるのを私は抑えることができませんでした。
そんな南さんの姿が、私にもこっち不在という異常事態を忘れさせてくれたのです。
彼女がもこっちの代わりになるわけではもちろんありません。
ここで主役交代なんてことは到底ないでしょう。
ただ、これは「特別編」でも「オムニバスの一編」でも「スピンオフ」でもない、まごうことなき「本編」です。それは間違いありません。
南小陽というキャラは、ここでようやく花開いたんだと思います。
特装版もある20巻はいよいよ9月10日発売!南さん編完全網羅しているこの巻を見逃すな!
吉田さんが智貴を意識し出した話は17巻・18巻で!(サービスシーン?もあるよ)
まこっちが吉田さんのことでピリついたのはこの辺かな?
けっきょく学食に行く話はどうなったのかわかりませんが、前回の学食騒動は喪133・134で!
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