私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪193~これはもこっちだけの「青春」のお話~
8月5日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪193に更新されました。
……と、その前に。
8月4日にわたモテは「連載10周年」を迎えました!
そう、2011年8月4日のその日にわたモテの連載は始まったのです。
それから10年。月並みな表現で恐縮ですけど、当時生まれた赤ん坊も小学4年生になっているわけですからね。
それだけの年月をずっと続けられてきたおかげで、私たちは今もこうしてわたモテを楽しむことができる。本当にありがたいことです。
願わくば、これからもこの幸せがずっと続きますように。
改めて、この度は10周年本当におめでとうございます!
なんか今更というかんじですね。大変遅くなってしまいすみません。
本当は4日当日にTwitterなりブログなりでお祝いの気持ちを表したかったんですけど、なんか皆さんの力のこもったイラストとか熱い思いを見ていたら気後れしてしまって……
絵も描けない小説も書けない自分の出る幕でもないなと思ってしまいました。でも、そういう考えこそ傲慢なんだと思い改めました。
さて、11年目に突入して、わたモテ10周年記念夏祭り特設サイトでも少し動きがありましたね。
なんか紙吹雪が舞ってるしw バックにキャラコンで届いたファンの熱いメッセージが散りばめられました。
この中に「あ、これ俺のだ!」といったものがありますでしょうか。もしあったらおめでとうございますw
私のは幸い(?)選ばれなかったようで、逆になんだかほっとしましたw
なんか大小メリハリをつけてますけど、これはどういう基準で決めたんでしょうね?
「風夏ルート期待してます」とか「サチ智貴ええ」が目立つ感じなのは、最近の展開をアピールする意図もあるんでしょうけど、「きーちゃんがまともになりますように。」はいったいなんなんだw これじゃあ七夕の短冊のお願い事みたいだろw
中には誤字がそのまま載っていたりして、そこはさりげなく編集部で直してあげろよとか思うんですけどw
書いた本人にとっても恥ずかしいでしょあれは。
でもまあ、それも含めてみんなで応援してきた作品なんだという感じがしますよね。
見ていると、やっぱりいろんな想いが込み上げてきて感無量です。
また、前置きだけで長くなっちゃいましたね。そろそろ本編の感想に入りましょう。
それでは、さっそく見ていきましょうか!
冒頭のこのシーンですけど、何か違和感がありません?
そう、もこっちたちの後ろを走っている部員たちの位置がおかしいんですよ。
この集団をどうやって彼女たちは通り抜けたんだw
ひょっとすると、彼らはこの世に存在しない「幽霊部員」なのか?(やばい、全然うまくない)
まあ要するに、放課後の学校の雰囲気を醸し出すための「背景」なんでしょうけど、それにしたって、こんな狭い通路でこんな間近に描かなくても……ねえ?w
これじゃあ、横一列になってるもこっちたちが迷惑な存在みたいに見えますよ。
それはさておき、原幕ってグランドと校舎にけっこうな段差があるんですね。階段がないところだと降りるのが大変そう。ていうか、けっこう危ないような気がしますね。
前からくる軍団をよけようとして足を滑らせて……ということもあるんじゃないでしょうか。
いかん、遠くに見える部員たちがどうしても目に入ってきてしまうw
でもこの4人がこうして並んで帰る姿って、なんだか新鮮ですね。特にネモと加藤さんがこんなふうに普通の会話をしてるのはけっこう珍しい感じがします。
ネモの話からすると文化祭打ち合わせの帰りなのかなとも思ったんですけど、正式な実行委員メンバーは加藤さんじゃなくて岡田ですよね?(喪186参照)なんであーちゃんいないんだろ。
受験勉強のことも言ってますから、ひょっとするとこの4人で残って勉強していたのかもしれませんね。
というわけで、今回は「モテないしラーメンでも食っていく」。
字面だけ見ると、いかにも男子高校生の放課後という感じw
まあそれにしても、実に説明的なセリフだw
ここまでいくとメタ的な言い訳というより、もはやネモの持ちネタになりつつあるのかもしれないw
それぞれのスカートの短さも印象的ですね。
ゆりちゃんはもこっちとネモとの間くらいかな?ネクタイの崩し方ももこっちとはちょっと違っていて、それぞれのキャラが滲みてています。
ゆりちゃん、お腹鳴ったのかw
一番遠くにいるネモに聞こえたってけっこうな音だと思うんですけどw
ていうか、こういうイジリがうっとうしくって離れたんじゃ…けっきょく意味ないというw
でも、鳴ったこと自体は否定しないゆりちゃんw
「鳴ってないけど」じゃないんだw
そんな二人のやりとりを見て何やら思うことがあるようなもこっち。
この後の、速攻で「食べないけど」と返すゆりちゃんはもはや定番ネタですねw
もこっちも「とりあえず断ってない?」と疑ってかかってますしw
このもこっちの憧れはなんとなくわかります。
ラーメンがどうとか、そういうことじゃないんですよね。
「学校帰り」「なりゆきで」「何となしに」「寄る」という雰囲気が大事なんです。ラーメンはあくまでその空気を彩る一要素に過ぎません。
ほんのちょっとだけ、あらかじめ用意されている道を外れる感じというか、刹那的な熱さに心を惹かれてしまうんです。
それにしても、こんなある意味「恥ずかしい」憧れを何の衒いもなく友達に話せるなんて、もこっちも変わりましたよね。昔の彼女だったら言葉にせず、妄想だけで終わっていたのではないでしょうか。
まあとにかく、このもこっち、実にいい顔をしています。
この「夢!?」っていうのは、加藤さんのモノローグなんでしょうかね。もこっちが自分で驚くわけがないですし、ネモのセリフともちょっと合わないですし。
まあそれはさておき、加藤さんにはもこっちの言わんとしてることのニュアンスがイマイチ伝わっていないようです。
そりゃ、みんな家に夕飯の用意はあるでしょw そんなことを気にせずにその場のノリでいっちゃう感じが、「青春っぽい」ってことなんだけどなあ…
もこっちがさりげなく「そりゃ自分もそうだよ」と言ってるも同然なのが地味におかしいw
なんか、もこっちがどうしてもラーメン食べたがってるみたいな話になってるw
明日とかそういうことじゃないんだけどなあ。
「夢」という言葉が、必要以上に加藤さんの胸に突き刺さってしまったようですね。
智ちゃんが私に語ってくれた夢をなんとか叶えてあげたい!みたいな感じでしょうかw
もこっちの、穏やかながらも少し影のある笑顔がなんとも切なく映ります。
これもなんだかなあw
もはや「イベント」扱いになっちゃってますよね。
ていうか、あらかじめ親にことわっておく道草って一体なんなんだw
それにしてもお母さん、しばらく見ないうちにちょっと老けた感じがしません?
というより、少し疲れが出てるのかな。
まあもこっちは相変わらず、朝から納豆パワーで元気万全といった感じですけどw
今回の個人的ベストもこっち。
先ほどの「夢」を語っていた表情から打って変わって憂いを帯びた瞳が、よけいに読者の心に強い印象を残します。
それは落胆とか失望でもないんですよね。
ある種の達観というか、すごくニュートラルな気持ちで物事を見つめている目だなと感じます。
ライブ感。
これがなんとなく、もこっちが今度やろうとしている「映画」の話に通じるような気がしたんですよね。
ここで覚えた違和感というのは、そのまま彼女がやろうとしている「自作自演」につながっていくのではないでしょうか。
元々は「擬似的に作った青春」への、ある種のあてこすり的な気持ちで思いついた「ネタ」が、いつの間にかちょっと違う方向になっていることに彼女が気づけるかどうか、注目していきたいと思います。
どうやら加藤さんは、昨日の件を風夏たちに話しているようです。
その理由はすぐにわかりますが、なんでまた…という気もしないでもありませんねw
まあなんだかんだいっても、加藤さんにとって風夏は頼れる親友でありつづけているのでしょう。
しかし、風夏は裾をこんなふうにべろっと前に出してるんですね。
加藤さんや夏帆、そして美保さんなんかはベストで隠している感じですが、この辺にも彼女の豪放な性格が伺えます。
てか、その右手を差し出す仕草はいったいなんだw ああそれなら私に任せろよ、みたいなことを言ってるんだろうかw
美保さんと仲の良さそうな凸糸目さんは割と久しぶりの登場ですね。こうしてみると、特に加藤さんや夏帆とも別に疎遠な感じではなさそうですが…
現実逃避w
かえっていいことなんだか悪いことなんだかw
ていうか、普通は勉強からの逃避で学祭に力を入れたりするもんじゃないのかw
もはや、うっちーが当たり前のように隣にいるのも面白いw
また、それぞれの勉強スタイルが微妙に違うのも興味深いですね。
加藤さんはペン入れにずいぶん入れてはいますけど、机の上自体は至ってシンプル。いかにも勉強ができそうな感じです。
うっちーはちょっとごちゃごちゃしてるかな。付箋をつけていたりノートの上にいろいろ載せているようです。筆入れとは別に何やらかわいらしい入れ物を前に置いているようですけど、この中に筆入れも入れるんでしょうか。
もこっちは左手を机に引っ掛けるようにしてるのがなんだか印象的w ぱっと見、少し姿勢が悪いように見えますよね。二人に比べて背が低いから仕方ないのかな。
筆入れが簡素な袋っぽいのも、もこっちらしい。
話がどんどん大きく逸れていくwww
つーか、歩いて一時間とかタクシーでとかw
いったいどこが大丈夫なんだw
ていうか、加藤さんは風夏に「智ちゃんがうまいラーメンを食べたいと言ってる」みたいなことを話したのかw
それはさすがに間違いだろw
そもそも、風夏の前でもこっちの名前を出すこと自体がわかってないですよね。せめて彼女の名前を伏せたままラーメンの話を聞かなきゃw
でもまあ、どっちにしても結果は同じか…
なんでタクシー使ってまでみんなでぞろぞろ向かわないといけないのかw
こうしてみると、加藤さんの感覚もやっぱりどこかずれているようですね。
美保さんが華麗に回避しているのがずるいなあw
これ、絶対知ってて逃げてますよね。「あそこかー」と言ってるしw
WWW
もこっちだけじゃなくって、ゆりちゃんもうっちーも「なんだろこれ…」みたいな感じになってるのが面白いw
てか、なんでうっちーもいくことになってんのw ちゃっかり、ゆりちゃんともこっちの間に入り込んでるしw(前回でもこんなことがありましたよねw)
WWWまあわかってはいたけどw
わざわざタクシー使ってまで行くくらいですし、何よりあの風夏のことですからねw
並ぶなんて彼女にとってはむしろいいトレーニングくらいに考えていそうです。
風夏はもとより、加藤さんもなんだか楽しそうw ラーメン屋に並ぶなんて初めての経験だからちょっとワクワクしてるのかな。
でももこっちが夢見ていたシチュエーションとは大きくかけ離れてしまいましたね。
「並ぶ」という時点で「ライブ感」からは程遠いものになっています。
みんなが知ってるような人気店じゃなくって、ちょっと浮世離れした感じの個人店みたいなほうがいいんですよね。気軽に店主と世間話ができたりするような。
まあそこまで行かなくても、思い立ったときにすっと入れるような気楽さが欲しいところです。
あと、できればほんの少しの背徳感。
修学旅行の時、「夜中ホテルぬけて買い食い」にわくわくしたようなああいう気持ちこそが、彼女にとっての「青春っぽい」ことなんですね。
WWWまあ面倒くさいわなw
こういう二郎系あるあるはピンと来ないんですけど、面倒くさいなとは思いますw
ていうか、「大きな声で」「はっきりと」この文言だけで、ああもうけっこうです、と言いたくなりますよw
完全に体育会系というか、場の空気の押しつけ感に気持ちが萎縮してしまって、食事を楽しむどころじゃなくなると思うんですよね。まあ中には「お食事気分で来るな」と言う人もいるくらいですから、そういうものなんでしょうけどw
あと、別に「ニンニク少し入れてくれますか」とか「野菜を多めにお願いします」とかでいいだろw
なんで呪文を唱えなければいけないんだw
(まあ多くの客をさばくためにはその方が効率がいいのはわかるんですけどね)
もこっちの本当の「夢」は加藤さんには届かない。
この辺のすれ違いみたいなものが今回の裏テーマなのかもしれませんね。
逆に、加藤さんの思いはもこっちには伝わらなかったりしますし。
ふと思ったんですけど、加藤さんは智ちゃんと風夏のことを今でも仲がいいと思っているんじゃないでしょうか。
だから風夏に聞けば、智ちゃんの好きそうなラーメン屋がわかると考えたのかなと。
すっごく見当はずれではありますけど、風夏や美保さんのほうが自分より智ちゃんのことをよくわかってるからみたいな思いがそこにはあったのかもしれません。
豚への感謝w
あれか、この店では「豚さん、今日もおいしい油とお肉をありがとうございます」って感謝を捧げながら食べないといけないのかw
まあ、写真動画禁止というのはわかりますけどね。でもこうして「禁止!!」と強調されると、なんだか頭ごなしに怒鳴られている感じがして、やっぱりちょっと落ち着かないかなあ。
風夏も事前にこの店ならばのしきたりみたいなものをみんなにレクチャーしてくれればよかったのに。
はい、お約束WWW
むしろこれがないと、うっちーを出した意味がありませんw
でも実際、自分の手前で区切られるってありますよね。
それはもう席の空き次第で決まるんで、連れがどうのとか関係なしに切られちゃうんですけど、やっぱり仲間と離れちゃうと心細くなってしまうのはわかります。自分だけハブられたような気持ちになってしまうでしょう。
こうなると、なんのための「放課後ラーメン」なのかよくわからなくなってしまいますね。
みんなバラバラになってしまいましたし、もこっちたちもカウンターに案内されましたし、もはや完全に「別物」になってしまった感じがします。
さっそく、呪文を唱えだす風夏w
でもまあ、これ自体は意味がわかるというか、後の人もこれにならえばいいんだなとなります。
加藤さんも「なるほど、こういう感じで注文するのね」みたいな目をしていますね。
ただ、加藤さんたちはいいですけど、他の3人はみんな初めてなわけですし、やっぱり注文する際も不安なじゃ…
風夏はそういうところもちゃんと責任もってレクチャーしてほしいですよね。
まあ普通はこれが無難ですよね。何とかマシとか、やっぱりちょっとどんなのが出てくるのかわかりませんし。
でも、「普通」というのはあくまで主観的な言葉なんですよね…
そこに客観的、データ的に数字で表したような基準はないわけです。このお店の「普通」がどんなものであるのか、そこはちゃんと事前にリサーチしておくべきだったかと思います。
…まあ風夏に聞いても意味ないでしょうけどw
それにしても、この「もう一度お願いします」はきついですね。
要はこれ、ヤンキーに絡まれた時の「あ?聞こえねー」みたいなものじゃないですかw
で、慌てて必要以上の大声をあげてしまって、よけいに恥ずかしくなるというね。なんで何度もさらし者扱いみたいな感じにさせられなきゃならないのか。
ホント、勘弁してほしいわ…
一応、他のメンツがどうなったかを気にしてるもこっちがなんかいいですね。さすが気遣いには長けている子です。
ていうか、本来これは風夏が目配りするところだろw みんなを自分の馴染みの店に連れてきてるという意識がないんかw(ないんだろうな、これが…)
うっちーがもこっちをずっと凝視してるのもお約束(笑)ですが、ネモがうっちーを見つめているのはちょっと面白い。
そういえば、この二人もあまり関わりがありませんよね。まあクラスが違うんですから当たり前といえば当たり前ですけど。
このあと二人でいったいどんな会話をするのか、興味がそそられますね。
WWWまたしても高●健ネタかよwww
(喪190参照)
本当、背中で演技するの似合ってるw
でも、なんか最近、ゆりちゃんにこういう役回りを押しつけがちじゃありません?
以前のような暴力ネタやこじらせキャラが少し影を潜め出したと思ったら、この扱いだもんなあ。
まあ特に彼女を貶めてる感じは受けませんし、個人的には面白かったんで別にいいんですけど、キャラのパワーバランス的にあまり偏ると作品世界に影響が出るかもなあという気もしないでもないですね。
ほら、もこっちがこういう風にとっちゃうし。
気にしないわけないじゃないですか。
彼女の中では、ゆりちゃんは周りの目を気にしない我が道を行くタイプに見えるかもしれませんけど、本当は寂しがり屋なんですよ。そうでなきゃ、こうやってもこっちについていくわけないじゃないですか。そこはわかってあげないと。
でも、こういう相手に対する気持ちのズレみたいなものが、今回のテーマの一つでもあるのかもしれませんね。
加藤さんともこっちの「夢」への認識の違いもそうですけど、みんなそれぞれ相手のことを思いやっているのにちょっとした思い違いからどこかかみ合わなくなってしまう、そんな人間関係の機微を描く意図がこういうちょっとしたシーンから伺えるような気がします。
世の中にはいろんな「フツー」があることを思い知らされる二人www
さすがにもこっちは唖然としていますけど、加藤さんは逆に表情を失ってますねw心なしか、ちょっと悲しそうにも見えるw
「フツー」という言葉と目の前の現物とがあまりに一致しないので、頭がショートしてしまったのでしょうかw
でもまあ、こういう盛り方を見るといつも思うんですけど、単純に食べづらくありません?
慎重に食べないと「山」が崩れてしまいそうじゃないですか。まるで将棋崩しかのようですよ。
まあ実際のところ、このくらいなら上に載っている具から少しずつ崩していけばいいんでしょうけど、たまに特盛とかで最初からこぼれんばかりのものを見たりすると、その時点でなんだか食欲を失ってしまいますね。
思わず、風夏に確認しようとする加藤さんw
まあ確かに一言「これのどこがフツーなの?」と言いたくなるわなw
一方の風夏はというと、食べる前に両手を合わせて「いただきます」をしていました。
見ていてすごく気持ちのいい「いただきます」だと思いませんか?
私は正直、彼女を見直しましたよ。
こういう些細な仕草にその人の本来の人間性が出るものです。
作法として、そして心として、美しいなと感じましたね。
作法といえば、加藤さんも食べる前にちゃんと髪を束ねているんですよね。こういうちょっとしたところに品の良さが伺えます。
それにしても、「人が食べる量ではない」ってw
なにげに、隣で黙々と食べてる誰かさんを人ではないと言ってるようなものじゃないですかw
でも、この後のつぶやきがまた彼女の優しさを表しているんです。
「大量に残すのはお店にも紹介してくれた風夏にも悪いし」
人が食べきれない量を目の前に出してきた段階で、そこまで気を遣うこともないかと思うんですけど、そこがまた彼女の人の良さなのでしょう。
WWWてか、目が怖いw
食べ方も上品ですよね。
「すっ すっ」という音がラーメンと合ってないw 一本ずつ食べてるのかw
でもまあ、もこっちがこう言ってるわけですし、量的にはすでにそれなりにこなしているのかもしれません。
WWWWW変なスイッチ入ったwww
てか、ずーずーきたねーなw
あと、ゴリラ言うなw
それにしても、ここでも二人の気持ちはかみ合いませんね。
お互い相手を意識して「私だけ」となってるのは共通しているのに、はたから見ると実に滑稽なバトルを繰り広げていますw
おいおい、こんなところで吐くなよ?w
なんか涙目になってるしw
ていうか、急いでかっこみ過ぎですよね。
別に早食い大会じゃないんだから、自分のペースでゆっくり食べればいいのに。
と、加藤さんが急に席を立ちましたが、トイレでしょうか…
WWWWWなんで恍惚な表情を浮かべてるんだwww
悩めかし過ぎるだろwww完全に事を済ませた後の陶酔感に満ち溢れてるしwww
ていうか、なんでほつれた髪の毛を咥えているんだw誘ってるんかw
まあしかし、今回は谷川さんの趣味が炸裂してますね。
何しろ、連載第一回目からゲロイン描写があるマンガですからw
その時からゲロに対するこだわりようは並々ならぬものがありましたが(「おえー」とかじゃなくって「うろおろろろろ」というところとか)、今回でまた新たなる表現方法を生み出してしまったようですw
そして、この瞬間にもこっちが「明日香さん」呼びになってるのがまた絶妙ですよね。
こんなの見せられたら、誰だって「明日香さん!」と呼びたくなりますよw
クリスマスの時になぜ自然に「明日香」になっていたことへの答えが、このゲロイン描写の中にあるわけですw
リア充は胃も強いw んなわけあるかw
てか、なんで加藤さんの周りに火花が散ってるんだw 放電してるのかw
それにしても、トイレに行った後に食べるのってなんだか味気なくありません?
全然おいしく感じないというか、砂を齧ってるような気分になってしまうんですけど…
食事を楽しむというより、食べ物を「処理」してるような気持ちになってしまうんですよね。
けっきょく加藤さんは完食するんですけど、彼女の意外な一面を見たような気がしました。
いい意味で頑固というか、一度決めたら最後まで貫き通す強さがあるんです。
一方の風夏のセリフには唖然としましたw
「女子で完食したのは私以外で初めてだぞ」ってw
いやいや…完食できないとわかってんなら、最初から言えや!
もう、この時点で加藤さんが切れないのが心底不思議ですw
うっちーwww
この場合の「キモい」は真っ当というか、単純に「気持ち悪い」ですねw
今回、彼女は「なんで!?」と「キモい」しか言ってないのに、その存在感はさすがです。
ネモはさすがあきらめる時は早いですねw
すでに休むことしか考えてないw
(ただ、こういうお店ってロットとかあるんで、食べないでいると色々居心地悪そうですけど…)
ゆりちゃんw
これはさすがにちょっとかわいそうw
ていうか、そもそも箸がぜんぜん進んでないようにも見えるんですけど…
海苔なんてへなってるしw
もしかしたら、こういうこってり系のラーメン自体が苦手だったのかもしれませんね。
彼女はぼっち席でしたから、誰にも相談できずに「フツー」と注文してしまったのかもしれません。
それにしても、この肘の突き方がなんともリアルですよね。
食べるのが辛い時って、こういうポーズをとりがちなんだよなあ。
加藤さんw
そこはもう「もどす」って言っちゃうんだw
でもまあ、この時点で車乗ったら死活問題ですからね。背に腹は代えられない状態ということでしょうかw
ていうか、この期に及んで、タクシー呼ぶかと言える風夏の神経がわからんw
一方のゆりちゃんは本気でかなりやばいご様子。
本当に危険な時って、話すこともできずにこういうポーズを保ちがちですよね。
変に身体を動かすとその段階で決壊する可能性があるんで、下手に動けないんです。
片足をあげてるところとか、むちゃくちゃリアルw
もこっちもうっちーも一応心配そうですが、うっちーは自分もやばそうですからねw
人の心配をしてる場合でもなさそうです。
そんな中、ネモだけは本気で心配しています。
冒頭でのいじりから始まった「ラーメン紀行」でしたが、この二人の関係も今回のテーマの一つだったのかなと思いましたね。いいシーンです。
このシーンもいいですよね。夜を彩るおぼろげな明かりが、彼女たちの姿をよりくっきりと浮かび上がらせます。
ゆりちゃんは相変わらず腕を腰にあてながら、今度は上を仰いでいます。この感じもすごくわかりますね。なんとか一番身体が落ち着くところを探しているのでしょうw
そんな彼女をずっと心配そうに見ているネモ。
なんだか心が和む場面ですね。
逆にうっちーは下向きで一点を見つめている感じ。
とてもじゃないけど、もこっちを見つめる余裕すらないようですw
ていうか、なんで風夏たちはスタスタ前に行っちゃうんだw
ネモ以外気に留めてないの、おかしいだろw
ネモも「田村さんが落ち着くまでちょっと待って」くらい声かけろw
加藤さんWWWWW
身体内部から発光してるのかwww
ていうか、いつまで吐いた痕跡が残ってるんだw
光りながら(?)暗くなったなという風夏の言葉に同意してるのもなんかおかしいw
というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
正直、今回は個人的にハマった笑いはほとんどなかったんですけど、このシーンは見れば見るほどじわじわ来ますねw
あと、後ろで仁王立ちしているゆりちゃんの表情を見せない演出がけっこう好きw
そんな中、もこっちはふとデジャヴを体験します。
この瞬間、この景色、以前にも見たことがあると。
そう、あれは2年前。1年生の秋のこと。
憂鬱で友達の少ない人間(笑)が集まる部活動の帰り道。
みんなで夜道を歩きながら星を見て、「こんな毎日が続けばいいな」と思いながら帰途につく日々。
そんな他愛もない、でも切実だったあの妄想が今、現実として目の前に広がっていたのです。(コミックス3巻;喪26「モテないし部活を作る」参照)
もこっちの呆気にとられたような表情が胸を打ちますね。
今回はここを個人的ベストシーンに選びたいと思います。
その「夢」はラーメンとはまた違った重みがあります。
一度は本気で実現しようと行動に移した幻想でしたからね。
でもそれは、もこっちの中だけで噛みしめるもの。
誰かと共有するようなものではないんです。
彼女のこの表情には、そんな思いが込められているような気がします。
へへへじゃないつーのw
さっきまでしんみりしていた気持ちが台無しw
ていうか、何が「明日香の事後(ゲロご)」だw 作者と同じ性癖を持ってんじゃねーw
(そして、こうしてもこっちは自然に「明日香」と呼べるようになったとさw)
でも、加藤さんの「いっぱい夢あるね」はちょっと切ない感じがありますね。
もこっちがずっと抱えていた「夢」への思いは、本当のところは伝わり切れないんだなという気持ちを強くしました。
そしてなにより、ゆりちゃんの「事後」処理描写!
こちらはもうお月様と一緒に輝いてるじゃないですかw
なんていうか、解放された美しさがありますよね。
いやあ、実に斬新なゲロ描写だw
で、それにつられて、もらいゲロしてしまううっちーw
これはこれで美しい……かどうかは皆さんの判断にお任せしますw
Twitterやネタバレなし感想では「箸休め」回と称しましたが、こうして改めて振り返ってみると、、けっこう重要な回なんじゃないかという印象を持ちました。
「映画」の今後を占うという意味でもそうですけど、もこっちの物語としても大きなポイントになってくるんじゃないかという気がしましたね。
ていうか、今回はなんか久しぶりに「もこっちの話」という感じを受けたんですよ。これだけキャラがたくさん出てきて賑やかな雰囲気だったのにもかかわらず。
やっぱり印象に残ってるのは、「ちょっと違うんだよな…」と物憂げな眼をしているもこっちだったり、かつての「心象風景」が現実のものとして目の前に広がっていることに呆然としているもこっちだったりするんです。
もちろんゲロイン描写もかともこのすれ違いも、はたまたネモゆりの尊さもすごく心に残ったりはしたんですけど、最終的にはもこっちの表情が一番心を揺さぶりましたね。
けっきょく「青春っぽいの」って、あくまで自分だけが持っているイメージなんですよね。どんなに近づいても決してまったく一緒にはならないんです。疑似だろうが本当だろうが、あくまでその人が体験して感じたものだけが「青春っぽい」となるだけ。
ある意味、突発的なものなんですよ。だから実現しようとして、たとえそれがすんなりいったとしても「青春っぽく」なるかといえば必ずしもそうではないわけです。
今回、もこっちが求めた「夢」はかないませんでした。漫画なんかでよくある「じゃあラーメンでも食うか?」みたいな、ちょっぴりやさぐれた雰囲気のキラキラした青春像はあくまで「憧れ」の域に過ぎません。それは形だけ真似してみても得られるものじゃないんですね。
でも、もこっちは別の「青春っぽさ」を手に入れました。それは彼女だけが知っている彼女だけのもの。2年前に妄想したあの風景はまったく違った形で、でも同じ景色の元、再び帰ってきたのです。
「ちょっと違う」のは当たり前です。みんなそれぞれちょっとずつ違う人間なのですから。
そんなちょっと違う人間が集まって、時には思いもかけないことに出会う。
それをみんなでちょっとずつ共有していくことが「青春」だったりするのではないでしょうか。
夜空を見上げて言葉を失うもこっち。
きっとそこで彼女は、何か感じるものがあったはずです。
「映画」、どんなものになるか、楽しみですね。
9月10日発売予定の20巻は特装版もあります!是非、事前に予約を!
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!ミステリー小説アンソロジー」は、絶賛発売中!
私もこれから読みます!
台風回も今回の話の後だと、また違った印象を持つかもしれませんね。
文化祭の話に隠れてしまっていますけど、部活を作る話も涙なしでは語れません…
喪176や喪111と読み比べてみるのも面白いですよ。
……と、その前に。
8月4日にわたモテは「連載10周年」を迎えました!
そう、2011年8月4日のその日にわたモテの連載は始まったのです。
それから10年。月並みな表現で恐縮ですけど、当時生まれた赤ん坊も小学4年生になっているわけですからね。
それだけの年月をずっと続けられてきたおかげで、私たちは今もこうしてわたモテを楽しむことができる。本当にありがたいことです。
願わくば、これからもこの幸せがずっと続きますように。
改めて、この度は10周年本当におめでとうございます!
なんか今更というかんじですね。大変遅くなってしまいすみません。
本当は4日当日にTwitterなりブログなりでお祝いの気持ちを表したかったんですけど、なんか皆さんの力のこもったイラストとか熱い思いを見ていたら気後れしてしまって……
絵も描けない小説も書けない自分の出る幕でもないなと思ってしまいました。でも、そういう考えこそ傲慢なんだと思い改めました。
さて、11年目に突入して、わたモテ10周年記念夏祭り特設サイトでも少し動きがありましたね。
なんか紙吹雪が舞ってるしw バックにキャラコンで届いたファンの熱いメッセージが散りばめられました。

この中に「あ、これ俺のだ!」といったものがありますでしょうか。もしあったらおめでとうございますw
私のは幸い(?)選ばれなかったようで、逆になんだかほっとしましたw
なんか大小メリハリをつけてますけど、これはどういう基準で決めたんでしょうね?
「風夏ルート期待してます」とか「サチ智貴ええ」が目立つ感じなのは、最近の展開をアピールする意図もあるんでしょうけど、「きーちゃんがまともになりますように。」はいったいなんなんだw これじゃあ七夕の短冊のお願い事みたいだろw
中には誤字がそのまま載っていたりして、そこはさりげなく編集部で直してあげろよとか思うんですけどw
書いた本人にとっても恥ずかしいでしょあれは。
でもまあ、それも含めてみんなで応援してきた作品なんだという感じがしますよね。
見ていると、やっぱりいろんな想いが込み上げてきて感無量です。
また、前置きだけで長くなっちゃいましたね。そろそろ本編の感想に入りましょう。
それでは、さっそく見ていきましょうか!

冒頭のこのシーンですけど、何か違和感がありません?
そう、もこっちたちの後ろを走っている部員たちの位置がおかしいんですよ。
この集団をどうやって彼女たちは通り抜けたんだw
ひょっとすると、彼らはこの世に存在しない「幽霊部員」なのか?(やばい、全然うまくない)
まあ要するに、放課後の学校の雰囲気を醸し出すための「背景」なんでしょうけど、それにしたって、こんな狭い通路でこんな間近に描かなくても……ねえ?w
これじゃあ、横一列になってるもこっちたちが迷惑な存在みたいに見えますよ。
それはさておき、原幕ってグランドと校舎にけっこうな段差があるんですね。階段がないところだと降りるのが大変そう。ていうか、けっこう危ないような気がしますね。
前からくる軍団をよけようとして足を滑らせて……ということもあるんじゃないでしょうか。

いかん、遠くに見える部員たちがどうしても目に入ってきてしまうw
でもこの4人がこうして並んで帰る姿って、なんだか新鮮ですね。特にネモと加藤さんがこんなふうに普通の会話をしてるのはけっこう珍しい感じがします。
ネモの話からすると文化祭打ち合わせの帰りなのかなとも思ったんですけど、正式な実行委員メンバーは加藤さんじゃなくて岡田ですよね?(喪186参照)なんであーちゃんいないんだろ。
受験勉強のことも言ってますから、ひょっとするとこの4人で残って勉強していたのかもしれませんね。
というわけで、今回は「モテないしラーメンでも食っていく」。
字面だけ見ると、いかにも男子高校生の放課後という感じw
まあそれにしても、実に説明的なセリフだw
ここまでいくとメタ的な言い訳というより、もはやネモの持ちネタになりつつあるのかもしれないw
それぞれのスカートの短さも印象的ですね。
ゆりちゃんはもこっちとネモとの間くらいかな?ネクタイの崩し方ももこっちとはちょっと違っていて、それぞれのキャラが滲みてています。

ゆりちゃん、お腹鳴ったのかw
一番遠くにいるネモに聞こえたってけっこうな音だと思うんですけどw
ていうか、こういうイジリがうっとうしくって離れたんじゃ…けっきょく意味ないというw
でも、鳴ったこと自体は否定しないゆりちゃんw
「鳴ってないけど」じゃないんだw
そんな二人のやりとりを見て何やら思うことがあるようなもこっち。
この後の、速攻で「食べないけど」と返すゆりちゃんはもはや定番ネタですねw
もこっちも「とりあえず断ってない?」と疑ってかかってますしw

このもこっちの憧れはなんとなくわかります。
ラーメンがどうとか、そういうことじゃないんですよね。
「学校帰り」「なりゆきで」「何となしに」「寄る」という雰囲気が大事なんです。ラーメンはあくまでその空気を彩る一要素に過ぎません。
ほんのちょっとだけ、あらかじめ用意されている道を外れる感じというか、刹那的な熱さに心を惹かれてしまうんです。
それにしても、こんなある意味「恥ずかしい」憧れを何の衒いもなく友達に話せるなんて、もこっちも変わりましたよね。昔の彼女だったら言葉にせず、妄想だけで終わっていたのではないでしょうか。
まあとにかく、このもこっち、実にいい顔をしています。

この「夢!?」っていうのは、加藤さんのモノローグなんでしょうかね。もこっちが自分で驚くわけがないですし、ネモのセリフともちょっと合わないですし。
まあそれはさておき、加藤さんにはもこっちの言わんとしてることのニュアンスがイマイチ伝わっていないようです。
そりゃ、みんな家に夕飯の用意はあるでしょw そんなことを気にせずにその場のノリでいっちゃう感じが、「青春っぽい」ってことなんだけどなあ…
もこっちがさりげなく「そりゃ自分もそうだよ」と言ってるも同然なのが地味におかしいw

なんか、もこっちがどうしてもラーメン食べたがってるみたいな話になってるw
明日とかそういうことじゃないんだけどなあ。
「夢」という言葉が、必要以上に加藤さんの胸に突き刺さってしまったようですね。
智ちゃんが私に語ってくれた夢をなんとか叶えてあげたい!みたいな感じでしょうかw
もこっちの、穏やかながらも少し影のある笑顔がなんとも切なく映ります。

これもなんだかなあw
もはや「イベント」扱いになっちゃってますよね。
ていうか、あらかじめ親にことわっておく道草って一体なんなんだw
それにしてもお母さん、しばらく見ないうちにちょっと老けた感じがしません?
というより、少し疲れが出てるのかな。
まあもこっちは相変わらず、朝から納豆パワーで元気万全といった感じですけどw

今回の個人的ベストもこっち。
先ほどの「夢」を語っていた表情から打って変わって憂いを帯びた瞳が、よけいに読者の心に強い印象を残します。
それは落胆とか失望でもないんですよね。
ある種の達観というか、すごくニュートラルな気持ちで物事を見つめている目だなと感じます。

ライブ感。
これがなんとなく、もこっちが今度やろうとしている「映画」の話に通じるような気がしたんですよね。
ここで覚えた違和感というのは、そのまま彼女がやろうとしている「自作自演」につながっていくのではないでしょうか。
元々は「擬似的に作った青春」への、ある種のあてこすり的な気持ちで思いついた「ネタ」が、いつの間にかちょっと違う方向になっていることに彼女が気づけるかどうか、注目していきたいと思います。

どうやら加藤さんは、昨日の件を風夏たちに話しているようです。
その理由はすぐにわかりますが、なんでまた…という気もしないでもありませんねw
まあなんだかんだいっても、加藤さんにとって風夏は頼れる親友でありつづけているのでしょう。
しかし、風夏は裾をこんなふうにべろっと前に出してるんですね。
加藤さんや夏帆、そして美保さんなんかはベストで隠している感じですが、この辺にも彼女の豪放な性格が伺えます。
てか、その右手を差し出す仕草はいったいなんだw ああそれなら私に任せろよ、みたいなことを言ってるんだろうかw
美保さんと仲の良さそうな凸糸目さんは割と久しぶりの登場ですね。こうしてみると、特に加藤さんや夏帆とも別に疎遠な感じではなさそうですが…

現実逃避w
かえっていいことなんだか悪いことなんだかw
ていうか、普通は勉強からの逃避で学祭に力を入れたりするもんじゃないのかw
もはや、うっちーが当たり前のように隣にいるのも面白いw
また、それぞれの勉強スタイルが微妙に違うのも興味深いですね。
加藤さんはペン入れにずいぶん入れてはいますけど、机の上自体は至ってシンプル。いかにも勉強ができそうな感じです。
うっちーはちょっとごちゃごちゃしてるかな。付箋をつけていたりノートの上にいろいろ載せているようです。筆入れとは別に何やらかわいらしい入れ物を前に置いているようですけど、この中に筆入れも入れるんでしょうか。
もこっちは左手を机に引っ掛けるようにしてるのがなんだか印象的w ぱっと見、少し姿勢が悪いように見えますよね。二人に比べて背が低いから仕方ないのかな。
筆入れが簡素な袋っぽいのも、もこっちらしい。

話がどんどん大きく逸れていくwww
つーか、歩いて一時間とかタクシーでとかw
いったいどこが大丈夫なんだw
ていうか、加藤さんは風夏に「智ちゃんがうまいラーメンを食べたいと言ってる」みたいなことを話したのかw
それはさすがに間違いだろw
そもそも、風夏の前でもこっちの名前を出すこと自体がわかってないですよね。せめて彼女の名前を伏せたままラーメンの話を聞かなきゃw
でもまあ、どっちにしても結果は同じか…
なんでタクシー使ってまでみんなでぞろぞろ向かわないといけないのかw
こうしてみると、加藤さんの感覚もやっぱりどこかずれているようですね。
美保さんが華麗に回避しているのがずるいなあw
これ、絶対知ってて逃げてますよね。「あそこかー」と言ってるしw

WWW
もこっちだけじゃなくって、ゆりちゃんもうっちーも「なんだろこれ…」みたいな感じになってるのが面白いw
てか、なんでうっちーもいくことになってんのw ちゃっかり、ゆりちゃんともこっちの間に入り込んでるしw(前回でもこんなことがありましたよねw)

WWWまあわかってはいたけどw
わざわざタクシー使ってまで行くくらいですし、何よりあの風夏のことですからねw
並ぶなんて彼女にとってはむしろいいトレーニングくらいに考えていそうです。
風夏はもとより、加藤さんもなんだか楽しそうw ラーメン屋に並ぶなんて初めての経験だからちょっとワクワクしてるのかな。
でももこっちが夢見ていたシチュエーションとは大きくかけ離れてしまいましたね。
「並ぶ」という時点で「ライブ感」からは程遠いものになっています。
みんなが知ってるような人気店じゃなくって、ちょっと浮世離れした感じの個人店みたいなほうがいいんですよね。気軽に店主と世間話ができたりするような。
まあそこまで行かなくても、思い立ったときにすっと入れるような気楽さが欲しいところです。
あと、できればほんの少しの背徳感。
修学旅行の時、「夜中ホテルぬけて買い食い」にわくわくしたようなああいう気持ちこそが、彼女にとっての「青春っぽい」ことなんですね。

WWWまあ面倒くさいわなw
こういう二郎系あるあるはピンと来ないんですけど、面倒くさいなとは思いますw
ていうか、「大きな声で」「はっきりと」この文言だけで、ああもうけっこうです、と言いたくなりますよw
完全に体育会系というか、場の空気の押しつけ感に気持ちが萎縮してしまって、食事を楽しむどころじゃなくなると思うんですよね。まあ中には「お食事気分で来るな」と言う人もいるくらいですから、そういうものなんでしょうけどw
あと、別に「ニンニク少し入れてくれますか」とか「野菜を多めにお願いします」とかでいいだろw
なんで呪文を唱えなければいけないんだw
(まあ多くの客をさばくためにはその方が効率がいいのはわかるんですけどね)

もこっちの本当の「夢」は加藤さんには届かない。
この辺のすれ違いみたいなものが今回の裏テーマなのかもしれませんね。
逆に、加藤さんの思いはもこっちには伝わらなかったりしますし。
ふと思ったんですけど、加藤さんは智ちゃんと風夏のことを今でも仲がいいと思っているんじゃないでしょうか。
だから風夏に聞けば、智ちゃんの好きそうなラーメン屋がわかると考えたのかなと。
すっごく見当はずれではありますけど、風夏や美保さんのほうが自分より智ちゃんのことをよくわかってるからみたいな思いがそこにはあったのかもしれません。

豚への感謝w
あれか、この店では「豚さん、今日もおいしい油とお肉をありがとうございます」って感謝を捧げながら食べないといけないのかw
まあ、写真動画禁止というのはわかりますけどね。でもこうして「禁止!!」と強調されると、なんだか頭ごなしに怒鳴られている感じがして、やっぱりちょっと落ち着かないかなあ。
風夏も事前にこの店ならばのしきたりみたいなものをみんなにレクチャーしてくれればよかったのに。

はい、お約束WWW
むしろこれがないと、うっちーを出した意味がありませんw
でも実際、自分の手前で区切られるってありますよね。
それはもう席の空き次第で決まるんで、連れがどうのとか関係なしに切られちゃうんですけど、やっぱり仲間と離れちゃうと心細くなってしまうのはわかります。自分だけハブられたような気持ちになってしまうでしょう。
こうなると、なんのための「放課後ラーメン」なのかよくわからなくなってしまいますね。
みんなバラバラになってしまいましたし、もこっちたちもカウンターに案内されましたし、もはや完全に「別物」になってしまった感じがします。

さっそく、呪文を唱えだす風夏w
でもまあ、これ自体は意味がわかるというか、後の人もこれにならえばいいんだなとなります。
加藤さんも「なるほど、こういう感じで注文するのね」みたいな目をしていますね。
ただ、加藤さんたちはいいですけど、他の3人はみんな初めてなわけですし、やっぱり注文する際も不安なじゃ…
風夏はそういうところもちゃんと責任もってレクチャーしてほしいですよね。

まあ普通はこれが無難ですよね。何とかマシとか、やっぱりちょっとどんなのが出てくるのかわかりませんし。
でも、「普通」というのはあくまで主観的な言葉なんですよね…
そこに客観的、データ的に数字で表したような基準はないわけです。このお店の「普通」がどんなものであるのか、そこはちゃんと事前にリサーチしておくべきだったかと思います。
…まあ風夏に聞いても意味ないでしょうけどw
それにしても、この「もう一度お願いします」はきついですね。
要はこれ、ヤンキーに絡まれた時の「あ?聞こえねー」みたいなものじゃないですかw
で、慌てて必要以上の大声をあげてしまって、よけいに恥ずかしくなるというね。なんで何度もさらし者扱いみたいな感じにさせられなきゃならないのか。
ホント、勘弁してほしいわ…

一応、他のメンツがどうなったかを気にしてるもこっちがなんかいいですね。さすが気遣いには長けている子です。
ていうか、本来これは風夏が目配りするところだろw みんなを自分の馴染みの店に連れてきてるという意識がないんかw(ないんだろうな、これが…)
うっちーがもこっちをずっと凝視してるのもお約束(笑)ですが、ネモがうっちーを見つめているのはちょっと面白い。
そういえば、この二人もあまり関わりがありませんよね。まあクラスが違うんですから当たり前といえば当たり前ですけど。
このあと二人でいったいどんな会話をするのか、興味がそそられますね。

WWWまたしても高●健ネタかよwww
(喪190参照)
本当、背中で演技するの似合ってるw
でも、なんか最近、ゆりちゃんにこういう役回りを押しつけがちじゃありません?
以前のような暴力ネタやこじらせキャラが少し影を潜め出したと思ったら、この扱いだもんなあ。
まあ特に彼女を貶めてる感じは受けませんし、個人的には面白かったんで別にいいんですけど、キャラのパワーバランス的にあまり偏ると作品世界に影響が出るかもなあという気もしないでもないですね。

ほら、もこっちがこういう風にとっちゃうし。
気にしないわけないじゃないですか。
彼女の中では、ゆりちゃんは周りの目を気にしない我が道を行くタイプに見えるかもしれませんけど、本当は寂しがり屋なんですよ。そうでなきゃ、こうやってもこっちについていくわけないじゃないですか。そこはわかってあげないと。
でも、こういう相手に対する気持ちのズレみたいなものが、今回のテーマの一つでもあるのかもしれませんね。
加藤さんともこっちの「夢」への認識の違いもそうですけど、みんなそれぞれ相手のことを思いやっているのにちょっとした思い違いからどこかかみ合わなくなってしまう、そんな人間関係の機微を描く意図がこういうちょっとしたシーンから伺えるような気がします。

世の中にはいろんな「フツー」があることを思い知らされる二人www
さすがにもこっちは唖然としていますけど、加藤さんは逆に表情を失ってますねw心なしか、ちょっと悲しそうにも見えるw
「フツー」という言葉と目の前の現物とがあまりに一致しないので、頭がショートしてしまったのでしょうかw
でもまあ、こういう盛り方を見るといつも思うんですけど、単純に食べづらくありません?
慎重に食べないと「山」が崩れてしまいそうじゃないですか。まるで将棋崩しかのようですよ。
まあ実際のところ、このくらいなら上に載っている具から少しずつ崩していけばいいんでしょうけど、たまに特盛とかで最初からこぼれんばかりのものを見たりすると、その時点でなんだか食欲を失ってしまいますね。

思わず、風夏に確認しようとする加藤さんw
まあ確かに一言「これのどこがフツーなの?」と言いたくなるわなw
一方の風夏はというと、食べる前に両手を合わせて「いただきます」をしていました。
見ていてすごく気持ちのいい「いただきます」だと思いませんか?
私は正直、彼女を見直しましたよ。
こういう些細な仕草にその人の本来の人間性が出るものです。
作法として、そして心として、美しいなと感じましたね。

作法といえば、加藤さんも食べる前にちゃんと髪を束ねているんですよね。こういうちょっとしたところに品の良さが伺えます。
それにしても、「人が食べる量ではない」ってw
なにげに、隣で黙々と食べてる誰かさんを人ではないと言ってるようなものじゃないですかw
でも、この後のつぶやきがまた彼女の優しさを表しているんです。
「大量に残すのはお店にも紹介してくれた風夏にも悪いし」
人が食べきれない量を目の前に出してきた段階で、そこまで気を遣うこともないかと思うんですけど、そこがまた彼女の人の良さなのでしょう。

WWWてか、目が怖いw
食べ方も上品ですよね。
「すっ すっ」という音がラーメンと合ってないw 一本ずつ食べてるのかw
でもまあ、もこっちがこう言ってるわけですし、量的にはすでにそれなりにこなしているのかもしれません。

WWWWW変なスイッチ入ったwww
てか、ずーずーきたねーなw
あと、ゴリラ言うなw
それにしても、ここでも二人の気持ちはかみ合いませんね。
お互い相手を意識して「私だけ」となってるのは共通しているのに、はたから見ると実に滑稽なバトルを繰り広げていますw

おいおい、こんなところで吐くなよ?w
なんか涙目になってるしw
ていうか、急いでかっこみ過ぎですよね。
別に早食い大会じゃないんだから、自分のペースでゆっくり食べればいいのに。
と、加藤さんが急に席を立ちましたが、トイレでしょうか…

WWWWWなんで恍惚な表情を浮かべてるんだwww
悩めかし過ぎるだろwww完全に事を済ませた後の陶酔感に満ち溢れてるしwww
ていうか、なんでほつれた髪の毛を咥えているんだw誘ってるんかw
まあしかし、今回は谷川さんの趣味が炸裂してますね。
何しろ、連載第一回目からゲロイン描写があるマンガですからw
その時からゲロに対するこだわりようは並々ならぬものがありましたが(「おえー」とかじゃなくって「うろおろろろろ」というところとか)、今回でまた新たなる表現方法を生み出してしまったようですw
そして、この瞬間にもこっちが「明日香さん」呼びになってるのがまた絶妙ですよね。
こんなの見せられたら、誰だって「明日香さん!」と呼びたくなりますよw
クリスマスの時になぜ自然に「明日香」になっていたことへの答えが、このゲロイン描写の中にあるわけですw

リア充は胃も強いw んなわけあるかw
てか、なんで加藤さんの周りに火花が散ってるんだw 放電してるのかw
それにしても、トイレに行った後に食べるのってなんだか味気なくありません?
全然おいしく感じないというか、砂を齧ってるような気分になってしまうんですけど…
食事を楽しむというより、食べ物を「処理」してるような気持ちになってしまうんですよね。
けっきょく加藤さんは完食するんですけど、彼女の意外な一面を見たような気がしました。
いい意味で頑固というか、一度決めたら最後まで貫き通す強さがあるんです。
一方の風夏のセリフには唖然としましたw
「女子で完食したのは私以外で初めてだぞ」ってw
いやいや…完食できないとわかってんなら、最初から言えや!
もう、この時点で加藤さんが切れないのが心底不思議ですw

うっちーwww
この場合の「キモい」は真っ当というか、単純に「気持ち悪い」ですねw
今回、彼女は「なんで!?」と「キモい」しか言ってないのに、その存在感はさすがです。
ネモはさすがあきらめる時は早いですねw
すでに休むことしか考えてないw
(ただ、こういうお店ってロットとかあるんで、食べないでいると色々居心地悪そうですけど…)

ゆりちゃんw
これはさすがにちょっとかわいそうw
ていうか、そもそも箸がぜんぜん進んでないようにも見えるんですけど…
海苔なんてへなってるしw
もしかしたら、こういうこってり系のラーメン自体が苦手だったのかもしれませんね。
彼女はぼっち席でしたから、誰にも相談できずに「フツー」と注文してしまったのかもしれません。
それにしても、この肘の突き方がなんともリアルですよね。
食べるのが辛い時って、こういうポーズをとりがちなんだよなあ。

加藤さんw
そこはもう「もどす」って言っちゃうんだw
でもまあ、この時点で車乗ったら死活問題ですからね。背に腹は代えられない状態ということでしょうかw
ていうか、この期に及んで、タクシー呼ぶかと言える風夏の神経がわからんw
一方のゆりちゃんは本気でかなりやばいご様子。
本当に危険な時って、話すこともできずにこういうポーズを保ちがちですよね。
変に身体を動かすとその段階で決壊する可能性があるんで、下手に動けないんです。
片足をあげてるところとか、むちゃくちゃリアルw
もこっちもうっちーも一応心配そうですが、うっちーは自分もやばそうですからねw
人の心配をしてる場合でもなさそうです。
そんな中、ネモだけは本気で心配しています。
冒頭でのいじりから始まった「ラーメン紀行」でしたが、この二人の関係も今回のテーマの一つだったのかなと思いましたね。いいシーンです。

このシーンもいいですよね。夜を彩るおぼろげな明かりが、彼女たちの姿をよりくっきりと浮かび上がらせます。
ゆりちゃんは相変わらず腕を腰にあてながら、今度は上を仰いでいます。この感じもすごくわかりますね。なんとか一番身体が落ち着くところを探しているのでしょうw
そんな彼女をずっと心配そうに見ているネモ。
なんだか心が和む場面ですね。
逆にうっちーは下向きで一点を見つめている感じ。
とてもじゃないけど、もこっちを見つめる余裕すらないようですw
ていうか、なんで風夏たちはスタスタ前に行っちゃうんだw
ネモ以外気に留めてないの、おかしいだろw
ネモも「田村さんが落ち着くまでちょっと待って」くらい声かけろw

加藤さんWWWWW
身体内部から発光してるのかwww
ていうか、いつまで吐いた痕跡が残ってるんだw
光りながら(?)暗くなったなという風夏の言葉に同意してるのもなんかおかしいw
というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
正直、今回は個人的にハマった笑いはほとんどなかったんですけど、このシーンは見れば見るほどじわじわ来ますねw
あと、後ろで仁王立ちしているゆりちゃんの表情を見せない演出がけっこう好きw

そんな中、もこっちはふとデジャヴを体験します。
この瞬間、この景色、以前にも見たことがあると。
そう、あれは2年前。1年生の秋のこと。
憂鬱で友達の少ない人間(笑)が集まる部活動の帰り道。
みんなで夜道を歩きながら星を見て、「こんな毎日が続けばいいな」と思いながら帰途につく日々。
そんな他愛もない、でも切実だったあの妄想が今、現実として目の前に広がっていたのです。(コミックス3巻;喪26「モテないし部活を作る」参照)
もこっちの呆気にとられたような表情が胸を打ちますね。
今回はここを個人的ベストシーンに選びたいと思います。

その「夢」はラーメンとはまた違った重みがあります。
一度は本気で実現しようと行動に移した幻想でしたからね。
でもそれは、もこっちの中だけで噛みしめるもの。
誰かと共有するようなものではないんです。
彼女のこの表情には、そんな思いが込められているような気がします。

へへへじゃないつーのw
さっきまでしんみりしていた気持ちが台無しw
ていうか、何が「明日香の事後(ゲロご)」だw 作者と同じ性癖を持ってんじゃねーw
(そして、こうしてもこっちは自然に「明日香」と呼べるようになったとさw)
でも、加藤さんの「いっぱい夢あるね」はちょっと切ない感じがありますね。
もこっちがずっと抱えていた「夢」への思いは、本当のところは伝わり切れないんだなという気持ちを強くしました。
そしてなにより、ゆりちゃんの「事後」処理描写!
こちらはもうお月様と一緒に輝いてるじゃないですかw
なんていうか、解放された美しさがありますよね。
いやあ、実に斬新なゲロ描写だw
で、それにつられて、もらいゲロしてしまううっちーw
これはこれで美しい……かどうかは皆さんの判断にお任せしますw
Twitterやネタバレなし感想では「箸休め」回と称しましたが、こうして改めて振り返ってみると、、けっこう重要な回なんじゃないかという印象を持ちました。
「映画」の今後を占うという意味でもそうですけど、もこっちの物語としても大きなポイントになってくるんじゃないかという気がしましたね。
ていうか、今回はなんか久しぶりに「もこっちの話」という感じを受けたんですよ。これだけキャラがたくさん出てきて賑やかな雰囲気だったのにもかかわらず。
やっぱり印象に残ってるのは、「ちょっと違うんだよな…」と物憂げな眼をしているもこっちだったり、かつての「心象風景」が現実のものとして目の前に広がっていることに呆然としているもこっちだったりするんです。
もちろんゲロイン描写もかともこのすれ違いも、はたまたネモゆりの尊さもすごく心に残ったりはしたんですけど、最終的にはもこっちの表情が一番心を揺さぶりましたね。
けっきょく「青春っぽいの」って、あくまで自分だけが持っているイメージなんですよね。どんなに近づいても決してまったく一緒にはならないんです。疑似だろうが本当だろうが、あくまでその人が体験して感じたものだけが「青春っぽい」となるだけ。
ある意味、突発的なものなんですよ。だから実現しようとして、たとえそれがすんなりいったとしても「青春っぽく」なるかといえば必ずしもそうではないわけです。
今回、もこっちが求めた「夢」はかないませんでした。漫画なんかでよくある「じゃあラーメンでも食うか?」みたいな、ちょっぴりやさぐれた雰囲気のキラキラした青春像はあくまで「憧れ」の域に過ぎません。それは形だけ真似してみても得られるものじゃないんですね。
でも、もこっちは別の「青春っぽさ」を手に入れました。それは彼女だけが知っている彼女だけのもの。2年前に妄想したあの風景はまったく違った形で、でも同じ景色の元、再び帰ってきたのです。
「ちょっと違う」のは当たり前です。みんなそれぞれちょっとずつ違う人間なのですから。
そんなちょっと違う人間が集まって、時には思いもかけないことに出会う。
それをみんなでちょっとずつ共有していくことが「青春」だったりするのではないでしょうか。
夜空を見上げて言葉を失うもこっち。
きっとそこで彼女は、何か感じるものがあったはずです。
「映画」、どんなものになるか、楽しみですね。
9月10日発売予定の20巻は特装版もあります!是非、事前に予約を!
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!ミステリー小説アンソロジー」は、絶賛発売中!
私もこれから読みます!
台風回も今回の話の後だと、また違った印象を持つかもしれませんね。
文化祭の話に隠れてしまっていますけど、部活を作る話も涙なしでは語れません…
喪176や喪111と読み比べてみるのも面白いですよ。
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