私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪193簡易感想~基本ネタバレなし~
※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。
7月1日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪193に更新されました。
今回は喪193についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
前回の更新から一ヶ月空きました。ブラウザ版の更新もわりと空きますし、けっこう久しぶりな感じがしますね。
そのせいかわかりませんけど、内容自体も随分久しぶりなテイストだったような気がします。
この場合のテイストというのは、話が懐かしいというよりも読んだ時の味わいがなんとなく鼻にツンとくるというくらいに受け取ってください。
今までにあったようでなかった、不思議なノスタルジーを感じさせるものになっていましたね。
南さん編に区切りがつき、オムニバスでいったんリセットされた後、普通に考えればいよいよ「映画」の話が本格化してくるかと思うでしょう。
もしくは、他のクラスの動向とか、ちょっと意表をついてこの間のきーちゃん(?)の伏線回収とか。
サチの話を掘り下げてもいいし、そろそろ吉まこの動向も気になるところです。
とまあ、少し「本筋」から外れるとしても、これまでに匂わせてきた伏線などを見せるくらいしか思いつかないわけです。今回のようないわゆる「箸休め」回を予想するのはかなり難しかったと言えます。
もっとも、わたモテにおける「箸休め」回というのは元々そういうものなんですよね。予測できるわけがないんです。
今までだって、例えば喪176「モテないし実況する」だったり、喪111「モテないし周回プレーする」だったり、はたまた喪85「モテないしポンポンする」だったりしたわけですから。
それまでの流れとは関係なく、基本もこっちオンリーでたまに智貴がその相手というのが正しい「箸休め」だったんですね。
まあだからこそ、箸休めというよりむしろ「肩透かし」感の方が強かったりもしたのですが。
ところが、今回の「箸休め」はちょっと趣が違います。
どう違うのかはネタバレになるのであまり多くは言えませんが、今のわたモテならばの「箸休め」だったとだけ言っておきましょう。
懐かしいようで新しいような、なんとも形容し難いテイストでしたね。
というわけで、以下より喪193のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1410445330236116992
https://twitter.com/horobijiji/status/1410445447471063049
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
読み始めた際には、あまり今回が「箸休め」系だとは思ってなかったんですよね。
冒頭の並びがいかにも今のわたモテならばの日常風景といった感じでしたし、これまでの流れを踏襲した話のような気がしたんで。
でも、2P・3Pと読み進める中で、あれ今回はひょっとして本筋から外れるパターンかなと感じ始めたんですよ。
そして4P目で、ああこいつが出てくるんならとても本題に進むわけがないなと確信しましたw
ただ、いつもとは違う脱線の仕方なので、マンネリ感はありませんでしたね。
こういう方向での使い方もあるんだなという感じでした。まあ、それでもやっぱりネタキャラ扱いなんだなとは思いましたけどw
出てくるキャラたちが映画班組中心なのもあって、これまでの「箸休め」感がちょっと希薄なんですよね。そこになんとも不思議な味わいがあったような気がします。
あとは意外なキャラの関係性ですね。お互いの信頼関係とか、親愛の気持ちとか、なんとなく素直になれない感じとかがじんわり染み渡ってくるような趣がありました。
けっこうどのキャラも見せ場というか、ちゃんと動いているんですよ。キャラは多めでも、決して不必要なキャラはいないんです。
ただそこにいるだけでも意味があるキャラもいますしねw
本来、箸休めというのはいわゆる「間」みたいな部分だと思うんですよ。一拍置くというか。
だから必然的に「ショート回」になりやすいんですよね。先にあげた例でもそうですし。
ところが、今回は11ページあるんですよ。そのため、流れている空気がちょっと違うんですよね。
ページ数のわりにはテンポよく話が進むせいか、あまり「間」という感じがしないんです。
それまで四拍子だった曲が突然変拍子になったようなものでしょうか。…いやそれもちょっと違うな。
いずれにしても、かなり不思議な「箸休め」だったと思いますね。
今回のこれは読んでおくといいかも……というより、読んでいるとどうしても思い出してしまうのが、
喪26「モテないし部活を作る」(コミックス3巻所収)
ですね。
最後のページを見た瞬間に、誰もがああ!と叫びたくなることでしょう。
あと、意外なところで
特別編(クリスマス3年目)(現時点でコミックス未収録)
でしょうか。
まったく想定していなかった伏線回収があったりしてw(ヒント:呼び方)
もうひとつ加えるなら、前回の
喪192「モテないし文化祭までの毎日(後編)」(現時点でコミックス未収録)
かな。特に4話目をおさらいして欲しいですね。
彼女たちの関係性にはまだまだ一筋縄ではいかないものがありそうです。
イメソンは
矢野顕子 「ラーメンたべたい」
で。(アッコさんのオフィシャルは見つからなかったので、ここは上原ひとみとの共演ライブからどうぞ)
これまた、ベタすぎてすみませんw
もうこれしか頭に浮かんできませんでしたw
まあでも、聞けば聞くほど味が出るというか深い曲ですよ。できればオリジナルで聴いて欲しいですね。
キャラが多い分、ギャグも多彩だったかというとそうでもなくって、わりと一本調子なネタだったようには思います。(この辺は前回の反動かも)
ただ、キャラの佇まいというか関係性は趣深いものがあって、それをじんわり味わう回だったような気もしますね。意外とこういうのが「スルメ回」になるのかもしれません。
読んでいて「おっ」と思わせる場面もちょこちょこありました。
冒頭の並びとか、朝登校する時のもこっちのモノローグとか。
彼女の言う「ライブ感」というのは、今後の映画制作において重要なキーワードになっていくような予感がしますね。
あと、ちょっと表現方法が変わっていて、そこもなんだか印象に残りました。
サムネのあれとか、妙にキラキラした描写ですねw あれはなんだ、火花が散ってるのかw
それと、ゆりちゃんとうっちーの存在感!
今回ほとんどセリフがなかったのに、一挙一動が妙に面白いんですよねw
ラストのコマもなんだか味わい深い(?)ものがありました。
まあでも今回だけを見れば、普通に箸休めだったと思うんですけど、長いスパンで考えると今後を占う上で大きな意味を持ってくる回でもあったような気がします。
今回のもこっちの頭によぎった「ちょっと違うんだよな…」が、喪183での「ちょっと違うんだよな」を少し彷彿とさせるんですよね。
意外と、こういうところから「映画」のヒントを生まれたりするんじゃないでしょうか。
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ8月8日(日)ごろになる予定)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
台風の中でのゆりちゃんとの会話はいろんな示唆を含んでいるような気がします。
3巻は文化祭だけではありません!
同じ箸休めでも、喪176や喪111とは随分テイストが違うのは読み比べてみるとよくわかるかと。
7月1日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪193に更新されました。
今回は喪193についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
前回の更新から一ヶ月空きました。ブラウザ版の更新もわりと空きますし、けっこう久しぶりな感じがしますね。
そのせいかわかりませんけど、内容自体も随分久しぶりなテイストだったような気がします。
この場合のテイストというのは、話が懐かしいというよりも読んだ時の味わいがなんとなく鼻にツンとくるというくらいに受け取ってください。
今までにあったようでなかった、不思議なノスタルジーを感じさせるものになっていましたね。
南さん編に区切りがつき、オムニバスでいったんリセットされた後、普通に考えればいよいよ「映画」の話が本格化してくるかと思うでしょう。
もしくは、他のクラスの動向とか、ちょっと意表をついてこの間のきーちゃん(?)の伏線回収とか。
サチの話を掘り下げてもいいし、そろそろ吉まこの動向も気になるところです。
とまあ、少し「本筋」から外れるとしても、これまでに匂わせてきた伏線などを見せるくらいしか思いつかないわけです。今回のようないわゆる「箸休め」回を予想するのはかなり難しかったと言えます。
もっとも、わたモテにおける「箸休め」回というのは元々そういうものなんですよね。予測できるわけがないんです。
今までだって、例えば喪176「モテないし実況する」だったり、喪111「モテないし周回プレーする」だったり、はたまた喪85「モテないしポンポンする」だったりしたわけですから。
それまでの流れとは関係なく、基本もこっちオンリーでたまに智貴がその相手というのが正しい「箸休め」だったんですね。
まあだからこそ、箸休めというよりむしろ「肩透かし」感の方が強かったりもしたのですが。
ところが、今回の「箸休め」はちょっと趣が違います。
どう違うのかはネタバレになるのであまり多くは言えませんが、今のわたモテならばの「箸休め」だったとだけ言っておきましょう。
懐かしいようで新しいような、なんとも形容し難いテイストでしたね。
というわけで、以下より喪193のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1410445330236116992
https://twitter.com/horobijiji/status/1410445447471063049
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
読み始めた際には、あまり今回が「箸休め」系だとは思ってなかったんですよね。
冒頭の並びがいかにも今のわたモテならばの日常風景といった感じでしたし、これまでの流れを踏襲した話のような気がしたんで。
でも、2P・3Pと読み進める中で、あれ今回はひょっとして本筋から外れるパターンかなと感じ始めたんですよ。
そして4P目で、ああこいつが出てくるんならとても本題に進むわけがないなと確信しましたw
ただ、いつもとは違う脱線の仕方なので、マンネリ感はありませんでしたね。
こういう方向での使い方もあるんだなという感じでした。まあ、それでもやっぱりネタキャラ扱いなんだなとは思いましたけどw
出てくるキャラたちが映画班組中心なのもあって、これまでの「箸休め」感がちょっと希薄なんですよね。そこになんとも不思議な味わいがあったような気がします。
あとは意外なキャラの関係性ですね。お互いの信頼関係とか、親愛の気持ちとか、なんとなく素直になれない感じとかがじんわり染み渡ってくるような趣がありました。
けっこうどのキャラも見せ場というか、ちゃんと動いているんですよ。キャラは多めでも、決して不必要なキャラはいないんです。
ただそこにいるだけでも意味があるキャラもいますしねw
本来、箸休めというのはいわゆる「間」みたいな部分だと思うんですよ。一拍置くというか。
だから必然的に「ショート回」になりやすいんですよね。先にあげた例でもそうですし。
ところが、今回は11ページあるんですよ。そのため、流れている空気がちょっと違うんですよね。
ページ数のわりにはテンポよく話が進むせいか、あまり「間」という感じがしないんです。
それまで四拍子だった曲が突然変拍子になったようなものでしょうか。…いやそれもちょっと違うな。
いずれにしても、かなり不思議な「箸休め」だったと思いますね。
今回のこれは読んでおくといいかも……というより、読んでいるとどうしても思い出してしまうのが、
喪26「モテないし部活を作る」(コミックス3巻所収)
ですね。
最後のページを見た瞬間に、誰もがああ!と叫びたくなることでしょう。
あと、意外なところで
特別編(クリスマス3年目)(現時点でコミックス未収録)
でしょうか。
まったく想定していなかった伏線回収があったりしてw(ヒント:呼び方)
もうひとつ加えるなら、前回の
喪192「モテないし文化祭までの毎日(後編)」(現時点でコミックス未収録)
かな。特に4話目をおさらいして欲しいですね。
彼女たちの関係性にはまだまだ一筋縄ではいかないものがありそうです。
イメソンは
矢野顕子 「ラーメンたべたい」
で。(アッコさんのオフィシャルは見つからなかったので、ここは上原ひとみとの共演ライブからどうぞ)
これまた、ベタすぎてすみませんw
もうこれしか頭に浮かんできませんでしたw
まあでも、聞けば聞くほど味が出るというか深い曲ですよ。できればオリジナルで聴いて欲しいですね。
キャラが多い分、ギャグも多彩だったかというとそうでもなくって、わりと一本調子なネタだったようには思います。(この辺は前回の反動かも)
ただ、キャラの佇まいというか関係性は趣深いものがあって、それをじんわり味わう回だったような気もしますね。意外とこういうのが「スルメ回」になるのかもしれません。
読んでいて「おっ」と思わせる場面もちょこちょこありました。
冒頭の並びとか、朝登校する時のもこっちのモノローグとか。
彼女の言う「ライブ感」というのは、今後の映画制作において重要なキーワードになっていくような予感がしますね。
あと、ちょっと表現方法が変わっていて、そこもなんだか印象に残りました。
サムネのあれとか、妙にキラキラした描写ですねw あれはなんだ、火花が散ってるのかw
それと、ゆりちゃんとうっちーの存在感!
今回ほとんどセリフがなかったのに、一挙一動が妙に面白いんですよねw
ラストのコマもなんだか味わい深い(?)ものがありました。
まあでも今回だけを見れば、普通に箸休めだったと思うんですけど、長いスパンで考えると今後を占う上で大きな意味を持ってくる回でもあったような気がします。
今回のもこっちの頭によぎった「ちょっと違うんだよな…」が、喪183での「ちょっと違うんだよな」を少し彷彿とさせるんですよね。
意外と、こういうところから「映画」のヒントを生まれたりするんじゃないでしょうか。
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ8月8日(日)ごろになる予定)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
台風の中でのゆりちゃんとの会話はいろんな示唆を含んでいるような気がします。
3巻は文化祭だけではありません!
同じ箸休めでも、喪176や喪111とは随分テイストが違うのは読み比べてみるとよくわかるかと。
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