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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪190~誰かの目線(メタ)の先に見つけた自分~

5月20日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪190に更新されました。

mo190_samune.png 
トップのこのサムネですけど、改めてブラウザの大きな画面で見るとなんかメタっぽいですねw
南さん編がずっと続いていることへのセルフツッコミっぽくって笑えますw

まあそんなわけで、当初はこのネモのこともあってここでいったん「本編」に戻ったんだと誤認したんですよね。
担当者もその辺を狙ってのこのチョイスだったんじゃないでしょうか。まあ見事に騙されましたよw

でも実際は、南さん編はまだ続きます。
…いや、今回を「南さん編」と言い切ってしまうのはちょっと違うかもしれませんね。
どちらかというと、「ふたキバ編」と言ったほうがいいかも。
少なくとも今回に限って言えば、二木さんがもう一人の主人公だったような気がしました。

前回で終わったのは、あくまでサチノリマキキバの4人の関係です。
むしろ、本当の物語は終わった後から始まるのかもしれません。

というわけで、さっそく見てまいりましょう!


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なんと、4回続けての表紙。
でも、これまでの表紙とは少し毛色が違いますよね。
一見すると、再び「本編」に戻ったかのような構図になっています。
まあ、だからこそこの時点でもまだ私は「安心」していたのですが。

喪187の表紙が「未来」で、前回の表紙が「過去」を表していたとするなら、今回は「現在」でしょうか。
「●録画中」というコピーがまさにリアルタイムな“今”を意識させます。

で、パッと見は映画の話に戻ったような感じを受けるんですけど、よく見ると中央奥に南さんの横顔が写っているんですよね。
つまり、本当の主役はいまだ彼女だということです。

ただ興味深いのは、それをもこっちがカメラ越しに写しているという構図になっていること。
二重のメタ構造になっているというか、ここまでの南さん編が実はもこっちの映画内での話だったとも受け取れるし、逆にそれを撮っているもこっちの方が狂言回しのようにも受け取れるわけです。
果たして本当の主人公はどっちなんだみたいな感じじゃないですか。
ある種の自己批評にもなっているようですごく面白いですね。

というわけで、今回は「モテないし仲良し?」

タイトルに“?”って、なんだか変な感じがしますよね。その言葉の裏にあるものをどうしても意識させます。
これまでわたモテのタイトルで疑問形になっているのは、たった1回。
そう、コミックス11巻収録の喪100「モテないし変わらない?」だけです。

あの時の“?”には二つの意味があったと考えています。
すなわち、「変わらない」でもあるし、「変わっていく」でもある。
どちらの意味も含んでいるからこその問いかけだったんだと思うんですよね。

今回も同じことが言えるのではないでしょうか。
つまり、仲良しでもあるし、仲良しでもないという意味がここには隠されているんじゃないかと。
そしてそれは、誰かの自分自身への問いかけでもあったような気がします。

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一番最初に見た時には、マジでまた2学期初日に戻ったのかと思いましたw まさかのループものでもやるのかとw

でも、よく見ると座ってる順番が変わってるんですよね。
あの時は夏帆が南さんの前だったわけですが(お年寄りに席を譲っていましたよね)、今回は委員長が前に来ています。
まあおそらく、並びが前と同じだと時系列がわかりづらいということでこの並びになったんでしょうけど、必ず南さんが真ん中に来るというところが面白いですね。

もちろん絵的にその方がバランスがいいからなんでしょうけど、この構図はバス通学ならばのことかなという気がします。
これが電車だったらすごく不自然だと思うんですよ。
そもそも通勤電車だと、座席はだいたい横並びですからね。こんな風に一列に並んでいたらおかしいでしょう。
そういったこともあってのバス通学だったのかなと。
まあそうでなくても、なんとなく南さんってバス通学っぽいイメージがありますがw(この感じ、わかるかなあ…)

いずれにしても、自然に一列の真ん中に来てしまう南さんというのが、何かを象徴しているような気がしてなりません。

で、この後南さんは「学校……休めばよかった」とつぶやくんですよね。
これまで「今日から学校かー……」とため息をつくことはあっても、決して「行きたくない」とは言わなかった彼女が、です。

それでもバスに乗ってしまったのは習慣になってしまっているからか、それとも……

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そんな中、一番会いたくなかった相手の姿を目にしてしまいます。
どうやら、二木さんが乗車する停留所は他の3人よりも学校寄りなようですね。だから前回も立っていたのでしょうか。

ていうか、いつも同じ路線に乗ってるんだからわかりそうなものだが……
今までまったく気にもしてなかったから気づかなったんでしょうね。

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WWWWW
なんだろう、切ないはずなのに、なんかかわいいと思ってしまったw
どうせ二木さんはゲームをしてるんですから、普通にしてても気づかれないだろうにw
(ていうか、委員長もスマホやってるのに、南さんはやらないんですね。この辺も彼女のキャラがにじみ出ているようで面白い)

二木さんと一緒に乗ってきたメガネくんがまたいい味出してるw

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WWWWW気づくの遅すぎwww
ていうか、それ以前に同じクラスだろうがw

真子がキバ子の様子を見て「?」となってるのもなんかじわじわ来るw
キバ子の出してる禍々しいオーラを彼女も察知したんだろうかw(遠足の時のオーラを薄くしたみたいw)

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そんな南さんの目に入ってくるのは二木さんの後ろ姿だけ。
今の彼女の心の距離を象徴しているかのようですね。

隣でも後ろでもない、手を伸ばせばすぐに届きそうな距離なのに届かない席。
すごく近くにいるのに声を掛けなければ振り向かせることができない席。

でもだからこそ、相手の頭の中をあれこれ想像してしまう距離でもあるわけです。

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今彼女は二木さんの頭の中を通して自分の罪悪感と向き合っているんですよね。
相手のことを思ってるようで実は自分のことについて考えようとしているんです。
だからこの後「サチ ノリ マキも多分もう……」となるわけです。

まあそれはそうと、この回想シーンの南さんがなんか笑えるくらい情けない顔をしてるんだがw

実際はもっとこんな、↓
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緊張感のある表情をしていたと思うんですけど、南さんの中では今にも泣きそうな感じだったのかもしれませんね。

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そんな風に自分の中に入り込んでしまった南さんに対して、真子は思わず声を掛けようとしますが、それより先に二木さんが後ろを振り向きます。

そう、南さんの勝手な想像とは別に、二木さんもあれからずっと気にしていたんです。それはおそらく真子が気づくよりもずっと早く。
そうでなきゃデイリーが終わった途端、こんな即座に振り向くわけがありませんw
きっとやりながらも、ずっと後ろのことを気にしていたんだろうなあw

なんともかわいらしい話ですが、逆にまこっちがかわいそうな気もしますね。
彼女だって南さんのことを心配していたのに、なんか二木さんの引き立て役みたいになってるw

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二木さんの顔www
こいつ、鼻があったんかw

なんか、スネ夫の正面顔みたいな違和感w
南さんも実はそれに対しての「え!?」だったりしてw

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お互いの「あの後」を聞いたものの、その後が続きません。
本当はもっと違うことが知りたかったのに、どちらもなかなかその言葉が出てこないようですね。

まこっちの表情がこの上なく優しくて、それがまたなんだか切なくなります。

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なんか、お互い言葉が固いですね。
「それについて」とか、「特には」とかw
二人ともどうも素直じゃないというか、まだ自分が抱いているモヤモヤについてうまく咀嚼できてない感じがありますね。

そんな中、ためらいながらも「私の…友達」と口にする南さんには少し胸がキュっとなりました。
いろんな思いが去来する中、なんとか心の整理をしようと彼女なりに足掻いているんですよね。

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本当に聞きたかったことはこれだったんでしょう。
いつになく真剣な眼差しがそれを表しています。

そしてそれは同時に、今までの自分の行いが相手にどう映っていたのかを確認する作業でもあったような気がします。

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玉ついてんのかWWWWW
はなからそんなもん、ついてーねーよってねw
まあこういう煽りは逆になんか冷めるかもしれませんね。
あまりに的外れだと、ダメージを受けようがないというか…

ていうか、そういう問題かよw
なんでもゲームに置き換えてからじゃないと物事を考えられないのかw
ある意味、かなり重症なゲームジャンキーなんじゃ…

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返ってきた答えがあまりに的外れだと冷めるのは、こちらも同じ。
むしろ自分は一体どんな答えを望んでいたんだろうと、冷静に考えてみたくなりますよね。

この二人、やっぱりどこか似ているのかもしれません。
相手を見ながら、実は自分の事を見つめ直しているのかもしれませんね。

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ほら、こうして見ると、なんだか二木さんのモノローグみたいw

まあ冗談はさておき(冗談だったのかよ)、
相手の気持ちがわからないように、自分の気持ちもなかなかわからないものですよね。
こういうきっかけでもないと、深く思いを馳せることもそうそうないでしょう。

こいつは何も思ってない。
それは要するに、他人に興味がないだけなんじゃないか。
だから他人にどう思われようとどう言われようと平気。

他人なんかどうでもいいから一人でいられて。

その思いは、裏返せば「自分に興味を持ってくれない」ことにイライラしているわけです。

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凄いんじゃない、違うだけだ。

誰からか教えられるんじゃなくって、南さん自身がここにたどり着いたということに大きな意味があるんだと思います。

二人が対峙する光景はまるで鏡に向き合っているかのよう。
彼女たちは今、相手を通して自分との対話を試みているのかもしれません。

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虚をつかれたかのような二木さんの突然の問いに、動揺を隠せない南さん。

他人に興味がない人間に、元気ないように見えたり仲良く見えなかったりするでしょうか。
だからこそ、彼女は二木さんにあたるしかありません。

そんなことわかるはずがない、あんたはゲームしかしていないんだから、と。

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それは、まるで昨日のサチのよう。
今度はサチを通して、自分のイライラに向き合うことになります。

なんであんなことをしたんだろうという疑問は、そのまま自分への疑問にもなるんですよね。
自分はなんでこんなにイライラしているんだろうと。

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まこっちを連れ立ってトイレに行く途中、ノリとばったり出くわす二人。
お互い気づいているでしょうに、ノリは当たり前のようにまこっちだけに挨拶を交わします。

事情を知る由もない真子の無邪気な呼びかけがなんだか切ないですね。
(ていうか、まこっちはノリちゃんって呼ぶんだ…)

ところで、ノリと一緒にいる男子はやっぱり、喪184風夏のことを噂していた奴らなんじゃないかと思うんですけど……

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決定的な決別じゃなく、なんてことない日常風景だからこそよけいにその違いが際立ってしまうということはありますよね。
なんでもない風に装っていますけど、やっぱり心の中では傷ついているんだと思います。

でも、そのことにちゃんと気づいてくれる人が隣にいることを南さんは知っているのでしょうか。

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真子の表情が限りなく優しいですね。
その憂いを帯びた表情にそっと落ちた影の色が彼女の思いを象徴しているかのようです。

仲直り できたらいいね

そう語りかけるまこっちに、南さんはそっけなくこう答えます。

無理じゃない?元から仲良くないんだし。

それはたぶん、強がりなんかじゃなく本心からの言葉だったんでしょう。
これまでの自分たちのことをふり返れば、それは決して「仲良し」なんてものではなかったはずです。
だからこそ、「元から」なんて言葉を口にするんでしょう。

でも、本当にそれだけなんでしょうか。
心の底からそう思っているなら、「無理じゃない?」なんて言わないで「何言ってるの、元々仲良くないんだから仲直りも何もないよ」と返すのではないでしょうか。

今、南さんの胸中には今回のタイトルである「仲良し?」という問いかけがぐるぐる回っているのかもしれません。

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ここでサチの言葉を引用するところに、彼女の迷いが表れているような気がします。

「サチはなんであんなことをしたんだろう」

そのことがずっと頭の中に残っているんでしょうね。
まるで自分に言い聞かせるかのように、「今さら仲良くする必要もない」と繰り返します。
でもその表情は下を向いて沈んだまま。
ここに彼女の逡巡が見え隠れしているような気がします。

私は以前、真子にはけっきょく仲を取り持つことはできなかったとTwitterでつぶやいたことがありました。
でもそんなことはなかったですね。
このやり取りがあったからこそ、南さんは再び前を向くことができたんだと思います。

まこっちに南さんはずっと支えられていたんだということに今更ながら気づきました。
たった1ページ半ほどですが、すごく重要なシーンだったのではないでしょうか。

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場面は変わって、「映画班」の面々。
一瞬、表紙からの続きかと思ったのですが、どうやらお昼休みのようですね。
岡田や加藤さんはいないようですし、シチュエーション的には違うのでしょう。

カメラの中で上目遣いのゆりちゃんが映えますね。
もう、これを上映しちゃえばいいのにw
「隠れた美少女・田村ゆり、密着24時」とかでw
まあ本人的には絶対NGでしょうけどw

隣で微笑むネモもいいですね。よしよしちゃんとやれよ、みたいなw

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いきなりのムチャ振りw

素人相手に突然「演技して」はないですよね。
せめて設定とか台詞とか、そっちで用意してくれないとこんなの対処できませんよ。

フレームの中と外で、ゆりちゃんが少しズレているのが面白いですね。
なんとなく、今回のテーマにもつながっているような気がします。

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WWWWW高●健wwwww
ていうか、そっぽ向いただけなんじゃないのwww

まあしかし、思いのほか似合ってますねw
後ろ髪の分け目とか、なんかぞくっとくるものがあります。(いつもの病気なのでツッコミは不要)

やっぱり、これをそのまま上映した方がウケもいいような気がするw

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ちょwwwゆりちゃんwwwww
いつまで背中で演技してるつもりだwww


というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
背中で演技だけだったらまだしも、このシュールさには耐え切れなかったw

二人がゆりちゃんをほったらしにして話を続けてる感じがまたおかしいw
まあ確かにゆりちゃんはもうダメかw

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普通のインタビュー、ねえ…
まあいいけどw

少し画質が荒い感じが生々しいw

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こいつ、なんでこんな言い方知ってんだw
「今回初撮影ですが」とか、完全に「新人なんとかデビュー」みたいなノリだぞw

でも、ネモはネモでなんかそれっぽい感じになってますよね。
両手をスカートの中に入れてるところなんか、こいつわかってやってるんじゃ…と思わせるものがありますw

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はい、ダメーw
これは調子乗り過ぎw

まあ、いかにも女子高校生同士の悪ふざけっぽい感じはありますけど、
さすがにネモもそこまでノリはよくないですよねw

mo190_30.png 
現実と正論www
この感じ自体がなんかメタっぽくっていいですねw
カメラ越しで言われると、虚実の境があいまいな面白さがあります。

ていうか、素人女子高生役だったんだw
新人デビューものかと思いきや、素人企画ものだったのねw(そこはどうでもいい)

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うわあ、もこっちのこの言葉にはなんだか身につまされるものがありますね。
わかっちゃいるけどやめられないってやつですかw
これは誰にでも身に覚えがあるんじゃないでしょうか。

ていうか、ゆりちゃんw
ようやく背中で演技をやめたかと思いきや、まだその腕持ってんのかw

まあしかし、ネモももこっちばかりに任せてないで、少しは自分でも何かアイデア出せよとは思いますけどね。
そもそも、言い出しっぺはネモの方だろってw
ひょっとして、それすらももう忘れてるんじゃないかと思ってしまうほどの理不尽さです。

まあ、もこっち自体がやる気になっているわけですから、いいのかもしれませんが…

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Mk2www
だから普段から脳内でそう呼んでると、いつかぼろが出るから気を付けろってw
ネモの時だってそうだったろw

そもそも、それは昼休みじゃないとダメなのか?
別に朝HRが始まる前でもいいし、休み時間でもいいし、放課後でもいいだろw

ていうか、ネモはネモでどうかと思いますよ。
へーそうなんだってw

なんか、どっちも悠長に構え過ぎだろという感がどうしても否めませんw

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二木さんの居場所を聞く相手は真子なんですね。目の前に南さんがいるのにもかかわらず。
真子も若干戸惑ってる感じがあります。

ここ最近、南さんが二木さんと一緒にいたことはネモに限らず他の子たちもわかっていただろうに、誰も当の南さんには声を掛けることができなかった。
そんな微妙な空気がクラス全体を覆っていたのでしょうか。
南さんの後ろ姿がなんだか浮いているようにも見えます。

結果的に、真子を媒体として南さんに聞くことになりますが、南さんは食べる口を休めることなく「知らない」とそっけなく答えます。

ていうか、真子と南さんは随分遅いお昼だったんですね。
他の皆はもう食べ終わっているようですが、なるべくゆっくりゆっくりと食べていたかったのかもしれません。

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さっきまで席にいたんなら、まずもこっちたちが気づけよという気もしないでもないですがw

真子の問いに意を介した風でもない南さんでしたが、実はちゃんとわかっていたんですね。
でも教えてあげる義理もないし、何より彼女と「仲良し」であることをまだ認めたくない気持ちがあったんでしょう。
特に朝、あんなことがあったばかりですからね。いまだ「仲良し?」という言葉が彼女の頭の中をぐるぐる巡っているのかもしれません。

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一方の二木さん。
彼女もいつも通りの日常の中に何か違和感を抱いているようです。

表情が変わらないのでわかりづらいですが、そこにいるはずの彼女のことを考えているのでしょう。
彼女もまた、「仲良し?」という問いかけに返す言葉を探しているのではないでしょうか。

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かつてのもこっちの思い出の場所
どうやら、この目立たない通り道は一部の人に「近道」として知られているようですね。
そして、そこで彼女は昨日ゲーセンにやってきた子を見かけるのですが……

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何ごともなかったかのように通り過ぎる二木さん。
サチの方はもちろん覚えているでしょうから、ちょっと拍子抜けというか、何だよシカトかよという気持ちも少しあったかもしれません。

でもどこかホッとしている感じも見受けられますね。
こんなところで一人でいる所を誰かに見られたくなかったでしょうから。
向こうが気づかないのなら、それはそれでよかったという気持ちもあったのではないでしょうか。

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二木さんがサチに気付けなかったのは、理由がありました。
そう、「のっぺらぼう」に戻っていたからあの時の彼女の姿と一致していなかったんですね。
それはあまりに別人に見えたから。たぶんそういうことなのでしょう。

でも、彼女は気づくことができました。
もし、二木さんが本当に他人なんかどうでもいいと思っていたなら、決してそれに気づくことはなかったでしょう。
南さんがいろんな人の目を通して自分のことをふり返るようになったのと同様、きっと彼女も南さんを通して何か思うことがあったのではないでしょうか。

今回はここを個人的ベストシーンに選びたいと思います。

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そして帰りのバスの中。
一人窓の外を何とはなしに眺めている南さんの隣に、二木さんはただ黙って座ります。
本当に家で実況配信する日だったかどうかはわかりませんが、きっとそうでなくても彼女はここに座ったことでしょう。

そして、ためらいながらも、自分の中にある“違和感”について語ったんだろうと思います。

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ツッコミを入れる南さんがうれしそうですねw
若干眉をあげての少し意地の悪い笑みが、なぜか彼女らしいなと思ってしまいます。

二木さんもこの言葉にきっと嘘はないんだと思いますよ。
まだ自分の気持ちがよくわかっていないんです。

でも、わからないなりに彼女はなんとかそれを南さんに伝えようとした。
その気持ちがうれしいんだと思います。

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二木さんの言葉を聞いて、彼女も自分の気持ちに素直になりました。
本当はイライラしていたのは自分自身にだったということにようやく気が付いたのでしょう。
もしかすると、それは生まれて初めての「ごめん」だったのかもしれません。(喪188ゴメンとは明らかに違いますよね)

そして、二木さんも自分の言葉があまりに表面的なものだったと気づいたのかもしれませんね。
どちらも相手を見てではなく、正面を向いたままで謝っているのが実に印象的です。
まるで、自分に言い聞かせているかのように見えるのは私だけでしょうか。

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二木さんのこの顔!
あくまで「絵文字Mk2」なのに、なぜかすごくさわやかでかつ不敵な表情に見えますよね。
ある種、南さんへの挑発という感じもあって、人間的な感情に溢れている表情だなと感じます。

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そして、それに負けじと不敵な笑みを返す南さんw(今回の個人的ベストキバ子!)

ここで二人の視線が合うことで、はじめてお互いを認めたことになるのかもしれませんね。
口の形までが対照的になっているのが面白いw

「今度はこっちがバカにしてくる」という返しが、ようやく南さんが本来の自分を取り戻したことを実感させます。
それは“成長”とは言えるようなものではないでしょうけど、それでも彼女にとって新たな一歩でもあったんだと確信しますね。

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妙に感心する二木さんwww
なんとも微笑ましいというか、なぜかほんわかしてしまうのは私だけでしょうかw

また、キバ子の憎たらしい顔に不思議と安心感を抱いてしまうんだ、これがw
「仲直りしないの?」という二木さんに対して、生きる為のパーティーだと答える彼女はなんかかっこいいなと思ってしまいました。

仲良しかそうではないかではなくって、自分の気持ちはどうなのか。
きっとそこに気付いたからこそ、こんなにもふてぶてしい(笑)のに魅力的に見えるんじゃないでしょうか。

mo190_45.png 
WWWこいつ、本当にゲームを例えに出されるとすぐに納得するんだなw
南さんが妙にさわやかに「でしょ」と返すのもなんか面白いw

ていうか、何度見ても変なオチですねw
アプリの時は単ページなので次をスライドした時に、は?と思ってしまったのですが、ブラウザで左ページに広告があると逆に何だかシュールですw



実は「南さん編」は次回までまだ続くのですが、個人的には今回の話が一番好きですね。
他の回に比べると地味というか、笑いも大人しい印象が否めないとは思うんですけど、なんだかすごく好きです。
この説明できない感じは、喪149の時に近いかもしれません。まさに主観100%というか。

笑いの数も、大きさも間違いなく南さん編の中で最小でしょう。
ゆりちゃんが背中を見せてくれなかったら、今回の一番笑ったシーンはなしということになっていたかもしれませんw
ストーリー的にもかなり地味な話で、盛り上がるところはこれと言ってありません。前回前々回のインパクトに比べてもそれは明らかですよね。

でも、なんていうか、全体を通して「うんうん」と頷きたくなるようなそんな気持ちにさせられるんですよ。
最初から最後までずっとニコニコしてられるような、そんな安息の場所がここにはあったんです。

冷静に考えると決して状況はよくなっていないんですよね。
ノリとは挨拶も交わせないほどに気まずいままですし、サチは一人、あの場所で誰を待つこともなくただ暇を弄んでいるだけ。
そして、南さんも改心したわけではなく、むしろ開き直っているのかもしれません。

でも、そこに至るまでに彼女は一所懸命に自分と向き合いました。二木さんや真子を通して自分と対話しようと試みました。
その姿勢に嘘はなかったと思います。
…だからなんだか一緒にうんうんと頷きたくなったのかもw

今回は、カメラのフレームが何か象徴的でもありました。

自分のフレームの中の感情。フレームの外にある感情。
どちらも同じ自分なのに、フレームの外のことは自分にはわからない。
だから、時にはカメラという目線から離れて少し「メタ」なところから俯瞰してみたくもなる。
それは、誰かを通して自分を見つめようとする行為とも少し似ているのではないでしょうか。

対象物をフレームの中で見ている自分。そんな自分を誰かの目を通して外から見てみる。
南さんや二木さんが試みたのはそんな「メタ」なことだったのかもしれません。
そうすることで、客観的に自分を見つめ直すことができたんですね。

たぶん、内側も外側も同じことなんですよ。
でも明らかに違っているんです。あるところから見たら「仲良し」でも、別の場所から見たら違って見える。そういうことなんです。
その相反する状態にどう折り合いをつけるか。
きっと、彼女たちはそこに一つの答えを見いだしたんだと思います。
それを踏まえての「仲良し?」だったのではないでしょうか。

先にも言いましたが、「南さん編」はもう少し続きます。
でも、私には今回でひとつの区切りがついたような気がしました。
最後の彼女の「でしょ」を見ていると、そう思えてならないのです。


喪184は南さん編のプロローグともいえるのかも?



今考えると、二木さんの喪176から特別編10につながる流れも伏線だったのかなと思ってしまう…



喪67の時点では、もこっちもよく足を運んでいたはずですが……



あの場所は喪45からずっと変わらないまま、今もあそこで誰かを待っているのかもしれません。
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ふたキバ編加えてサチ、フレームの内と外

 更新お疲れ様です。なりそこないさんはふたキバ編と言われましたが、サチも喪187から喪191までのもう一人の主人公だと思います。サチの今回の出番はぼっちスペースで昼食を取っていただけですけど、最後のページの方ではふたキバの話題がサチのことでしたし。


 なんでサチがぼっちスペースにいたのかちょっと考えてみましたけど、ノリとマキと違ってほかにつながりがないと勝手に思っていたけど、実際は彼女はほかに友人を作ろうとするのを諦めているように思いました。なぜなら自分の性格の悪さを自覚していて、それを合わすことができたのは、陰口に乗っからないけど誰とでも付き合うまこっちと、陰口に乗ってくれるキバノリマキたちくらいだからです。別に性格の悪いやつなんかほかにもいるだろうけど、彼女がノリみたく新しく作ろうとしないのは、前回のキバ子が最後に独白していたように、どれだけ歪んでいても彼女らの思い出が青春だったからだと、サチも気づいていたんだと思います。もう一つ考えられるのは、キバ子が探してくれることを期待していたのもあると推測します。キバ子も以前はぼっちだったのをサチは知っていますしね。二木さんとの会話であるように笑いに来ることを案外期待していたりして。


 キバ子がだいぶ成長したんだなというのは感じていましたが、なりそこないさんの感想で読むと納得がいったのが表紙のカメラのフレームが象徴していると。内と外の感情が誰もがあって、視点によってその人間の見え方や考え方や関係が変わると、それをキバ子がようやく理解した、遠足のときから陰口がコミュニケーションツールと誤解して拒絶され、サチノリグループとまこっちの間を浮遊し続けていた状態から、二木さんとの出会いとサチノリグループの崩壊を通じて。二木さんのように陰キャか陽キャか謎の存在に悩まされるも、実は自分とは違うタイプなだけだったと。


 以前キバ子なら陽キャが優れていて陰キャが劣っているかでしか判断していなかったけど、二木さんに関してというか友人関係というのは本来は、どっちかが劣ってや優れては関係なかったと、それへの理解までにイライラして、帰りのバスで二木さんに声をかけて素直になれた。二木さんも他人がどうでもいいわけじゃなくて、キバ子のことが気がかりになるまでは交遊が深まっていたのです。キバ子だけじゃなく二木さんも成長したようにも思えますね。それに気づくまでの1学期の長い間支え続けてくれたまこっちの存在も大きいと思います。サチたちの歪んだ感情だけじゃキバ子は押しつぶれていたのかもしれませんね、まこっちのやさしさは貴重なものだと再認識しました。不敵に笑い合うふたキバは確かにナイスでしたね、キバ子に改心はいらないのです、認識さえ改めれば性格の悪いままでも高校生活は送れます。


 一方もこっちたちに関してはいい感じで煮詰まっていましたが、ネモの発破だけしかかけない当事者意識がないのは気になります、まあもこっちから主体的にやらなきゃいけない企画なのですけど。どうにもこの意識の差が映画製作に響いてくるのではないかと正直に思いました。ゆりちゃんの背中で語る演技は相変わらずだなと、まあこっちだってすぐにもこっちの力になれるように成長するわけがなしと。ふたキバとは対照的に停滞しているのですけど、もこっちサイドも大きく変わる前触れを演出しているのかもしれません。


 次回更新は6/3でたぶん次々回も6/17だと思いますが、わたモテから目が離せませんね。連載十周年記念も期待です。



更新お疲れ様です。



根元さんが自分からアイデアを出さないのは、智子に過剰な期待をかけているからでしょうね。

根元さんにとって、智子はアニメの主人公のような存在です。

孤独から脱却し、変わりものでありながら人気者と呼べる存在へと昇華された、奇跡の体現者。

アニメの世界から飛び出して来た主人公と呼ぶにふさわしい存在。

そんな智子に対して、自分の想像を超えたもっとすごいものを見せて欲しいと考え、アイデアを出さずに丸投げする。

それはある意味で当然の事なのかもしれません。

(読者が漫画のキャラに対して、もっと想像がつかなくて面白い展開を要求するのに似ていますね)



必ずしも昼休みでなくてはいけないわけでは無いと思いますよ。

智子が何の準備もしていない事の言い訳として、二木さんを利用し、二木さんが昼休みにいない事実を補足として話しただけでしょうから。

二人さんがさっきまでいたにも関わらず気づかなかったのも、準備を先延ばしにしたかったからでしょう。

(智子の気持ちもわかります。根元さんからヒーローに向けられるがごとく過剰な期待をかけられて、友人達の組織票で半ば強引にクラスの代表者にさせられたら、何をして良いかわからなくなります)

(それでも、二木さんを言い訳に利用するのはいただけませんが。MarkII呼びも含めて普通に失礼ですし)

(二木さんは気にしないでしょうが、それでも人として配慮すべきところは配慮すべきと私は思います)



二木さんがサチに気づけたのは、これまで二木さんに同性の友達がいなかったからでしょうね。


おそらく、南さんは二木さんにとって、はじめての同性の友達だった。

それは二木さんにとっても嬉しかったはずです。

ただ、二木さんは平沢雫のように、同性の友達が欲しいという気持ちを自覚できていなかった。

(二木さんの場合、ゲームへの集中力がすごいので、その分それ以外が疎かになりがちなのだと思われます。それ故に同性の友人関係ができなかった)

(ゲームの配信も、男向けの配慮ばかりで、女性向けの配慮はしてませんでしたからね。まあ、男向けの配慮の方がやりやすかったのもあるでしょうが)


ですが、それでも二人さんは同性の友人ができた事が嬉しかった。


そうして南さんの事を心に留めていたからこそ、関係者のサチに気付けたのでしょう。



何はともあれ、二木さん達の経験はかけがえのないものです。

その経験があれば、これから平沢雫と関わってアドバイスする事もあるかもしれませんね。

そうやって、交流の輪を広げていけば、既存の人間関係では解決できない問題も、解決へと向かっていくかもしれませんから。

No title

更新お疲れさまです。
サムネはネモ。なんだか久しぶりに彼女の顔を見たような気がしますが、実際はそんなことはないんですけどね。ほら最近はずっとサチキバ&ふたキバ編ですから。
セリフからすると、映画の話になにか進展があるといいな。

>とびら
担当の煽りどおりにまさに青春!
けれど、ぼっち状態の南さんが映り込んでるのが残酷だとも思った。構図えげつない…
そういやこのメンバー、ネズミー編での南さんの初期パーティーじゃんね。
撮影者はやはりもこっちなのかな。

>学校……休めばよかった 全然行きたくない
友達がまとめていなくなったわけですからね、彼女が感じてるであろう寂しさにほんと心が痛む。
南さんの親御さんは娘の学校生活がこんなことになっているのを知っているのでしょうか。
座席の位置はある程度どの辺に座るか各自決めている感じなのかな。
二木さんがまたつぐちゃんこと委員長のそばになったのは偶然?後の混み具合や男子生徒が先に前に居るし、そこしか無いっちゃ無いけどさ。
二木さんと顔を合わせる気まずさから思わず隠れてしまう南さんw
一瞬首無し状態に見えてビビったw
男子生徒だけじゃなくて後ろの夏帆ちゃんからも丸見えじゃね?wリアクション見たかった。
でもそれそれ意味ないと思う、だってさー

>そういや前の席だった 隠れる意味なかった
そうだよw

>ゲームに夢中なのか それともやっぱり昨日のことがあるから話しかけてこないのかな
>面と向かって……あんなこと言われてそれについてった奴と話すわけないか…
>サチ ノリ マキも 多分もう……
この辺は南さんに感情移入しながら読んでいたからほんともうつらい…せっかく仲良くなれそうだった二木さんまで失ってしまうのか…

>南さん何かあっ…
>昨日あの後どうした?
そんな南さんの様子にすぐに気がつくまこっち。
まこっちほんと優しいなぁ。南さんが元気なさそうだったらちゃんと心配してあげる。
二木さんも南さんを気にかけていたんだな、彼女に先に話されてしまったけど、まこっちは成り行きを見守っています。優しいまなざし。

>なんか言ってた?そのあいつら…男子達
>なんか?
>私の友達が悪口言ってきたじゃん それについて
>特には
>あんたは そのいきなり知らない奴にキモいとか言われて
>知らない人に罵倒されるのはよくある 特にない
それは慣れてるって意味合いで、何にも思わないことはなかったと思う。機械じゃなくて人間だから。
実はいままで嫌な経験とかしてきたんじゃ。スルースキルが磨かれてきたのだろう。

>なんだろう
>最初は怒ってないことに安心してたけど
>何も思ってないことにイライラしてきた
南さんが心から二木さんに興味をもっている一方で、そんな動じない二木さんにイラつくのもすごく分かる気がする。

>こいつ他人に興味ないだけじゃない?だから他人にどう思われてもどう言われても平気なだけじゃない?
>他人なんかどうでもいいから一人でいられて一人でご飯食べられて一人で遊べて
他人に興味ないってのは実は鋭い指摘だったりして。自立しているとも言えるけど。

>そういうところが凄いと思ったけど別に凄くない
>サチ達と私と考え方が違うだけじゃん
二木四季という今まで周囲に居なかった人物に圧倒されてか、彼女を理想化しすぎ、過大評価気味、単に自分たちと考え方が違うだけと。
今までの相互理解から少し断絶を感じさせるところですね。

>昨日あの4人(パーティー)で何かあった?
>……なんで?
>元気ないように見えるし 仲良く見えなかったから
南さんにとって不意打ちみたいなものだったのでしょうね、「他人に興味ない」(はず)二木さんからのそんな言葉。

>あんたにそんなことわかんないでしょ ゲームしかしてないくせに
>……なんで二木にあたってんだろ 昨日のサチと一緒じゃん
理不尽な八つ当たりなのは南さんも分かっているんですよね。でもまぁそれでも反発したくなってしまう彼女の気持ちも分かるので。

>サチはなんであんなことしたんだろ 私だけ外せばよかったのに 本当分かんない イライラする
南さんだけをそうするという選択肢はサチには無かったんじゃないかなぁ。この辺は前回の感想コメントにもいろいろ書いたのでここではあらためて書きませんけど。

>まこっちトイレいこ
>あっノリちゃんだ
>おはよー
>おっすーまこっちー
ノリと遭遇する南さん。互いに無視を決め込む。
グループが瓦解した今、男子生徒に取り入ろうとするとは抜け目ないなこいつw
調べたら、風夏さんの噂話してた連中だったのか。
ある意味お似合いじゃね?(酷い言い草)

>二木さんとも話してたけどケンカしてるの?
>仲直りできたら いいね
>無理じゃない?元から仲良くないんだし
>サチも言ってたけど 卒業までもう少しだしわざわざ今さら誰かと仲良くする必要もないし
>………そうなのかな……
わたモテ特有の交わらない意思があるときの窓枠とかでの距離感の演出いいですね。
まこっちも南さん周りの「環境がよくない」とは思っていても、友だちが仲違いしてバラバラになるのは見たくないでしょう。本当に心配してることが表情からよく分かります。
「仲直りしよう」ではなく「仲直りできたらいいね」なのもまこっちらしくて好きだな。
それに他ならぬ南さんが二木さんと今まさに仲良くなろうとしているじゃないか。
 
>勝手に撮らないでよ
>映画撮る練習を……
>ちょっと演技してみて
>演技って何を?
と言いつつ、10秒間も撮られるがままなゆりちゃんw
さらにもこっちのムチャぶりは続き

わたモテ二次創作1
ここで××して。
https://www.pixiv.net/artworks/89268601
そのままで
https://www.pixiv.net/artworks/89265811
花冠ゆりちゃん https://mobile.twitter.com/adieuiami0816/status/1389545312403009537

>まさか背中で演技するとは思わなかった
>高●健とかのやつじゃん…
まさかの昭和の名優で草。もこっちたちの世代じゃないよねw
これって演技だったのかw嫌なんで単に顔を背けただけだと思ってましたw

>ゆりちゃんダメだ……
>ネモは演技できるよね
>いいよー何やればいい?
そしてダメ出しされるゆりちゃんwそれでも演技を止めないゆりちゃん萌えw

わたモテ二次創作2
ゆりネモのあり得ない夏 https://mobile.twitter.com/rebis_wamo/status/1386618386302476291
電話フ〇ラ真似誤爆事件を執拗に弄ってくるゆりちゃん https://mobile.twitter.com/Kotobuki0T/status/1388449817085444098 

>適当にインタビューするから普通の女子高生の感じで受けてみて
>よくわかんないけどOKー
ネモの答えも適当w

>まずはお名前と年齢を
>根元陽菜 18歳です
最初「はるな」になっていたのにまだしれっと訂正w
「偽名を使っている設定じゃね?」的な深読みもあったけど、やっぱりただの誤植じゃねーかw

わたモテ二次創作3
ネモおめでとう〜!!! https://mobile.twitter.com/tetsunro/status/1387705296399839237
おめでとう!!🎉🎂🎁 https://mobile.twitter.com/jyuusei2319/status/1387768442095276035
「にっ!」て笑顔が見たい https://mobile.twitter.com/0yen_dama/status/1387675647846207492
おめ!
https://mobile.twitter.com/wani_doriru/status/1387451815705251840

>ああーいいですねー女子高生ですね 今回初撮影ですが緊張してますか?
この辺で勘の言い方達は何の撮影を想定しているか分かっちゃったかもしれないw

>もしあったら初体験と経験人数教えてください
>……え?なんの撮影?
やっぱりAVのアレじゃないかよw
相変わらずネモは下ネタの餌食にされるなw
元ネタには気づいてないでしょうが、さすがにおかしさには気づいたもよう。

わたモテ二次創作4
くぎゅうううん https://mobile.twitter.com/ketumankonurunu/status/1387712774311092226
柿沼の純情『~わが恋愛の花咲ける時』~ https://www.pixiv.net/artworks/89204597
キバ子 ラノベ(嘘) https://mobile.twitter.com/cmyk41692581/status/1385890507142819841

>ていうか遊んでる場合じゃないでしょ そろそろ映画作り始めないとヤバいよ
>今 素人女子高生の役なんだから 現実と正論言わないで
>いや分かってんだよ 毎日の現実逃避が一歩一歩後の地獄に向かっていることに
>わかってるならやればいいだけじゃん
至極当たり前だけど、思わず耳が痛くなる貴兄も多いことと存じます。かくいう私もそうw
でもさ、ネモももこっちに丸投げはどうかと思うよ。何度も書くけど、ネモも共犯みたいなもんなんだからね。
あと、あの「仮」でいろいろ考察されてたけど、結局はもこっちの映画企画で正式に決まったということでいいのかな。

>とりあえずMK2……二木さんが映像詳しいから色々聞きたいんだけど 昼休みいつもいない
>へーそうなんだ そういや昼休みいないこと多いね
MK2言うなw
もこっち結構ポロッと言いそうになること実は多いんだよねwでも完全にやらかしたのネズミーでのネモだけかな。
それにしても、まだ二木さん押さえてなかったの?早く仲間に引き込んでおけというのに。

>まこちゃん 二木さんどこ言ったか知ってる?
>南さん知ってる?
>知らない
>さっきまでは席にいたんだけどごめんね
>ううん私たちでさがしてみる
ネモとまこっちの絡み。
「まこちゃん」って呼び方可愛いのでもっと絡むべき。

>どうせあそこじゃないの
二木さんがお昼どこにいるか、知ってるのは南さんだけ。南さんはそれを、迷わず教えない。
ネモたちに協力するのがシャクにさわるからというのもありそうですが、本人の知らないところで秘密の場所みたいなところを話すのは控えたかったのでしょう。義理堅いところがあるんですね。

>ふー…
南さんの見立てどおり、二木さんはそこにいました。いつもの筋トレをこなしながらも、どことなく寂しそうな二木さん。
セリフは一言、二木さんらしく表情の変化すらありませんが、彼女の感情が雄弁に伝わってくる。

>近道
ぼっちにとっての安息場とも言える例の場所に目無しに戻ったサチがいました。
二木さんは「キモい奴ら」と言われたあの女子生徒と同一人物とは気づかず、サチは確実に分かったでしょうが、こちらもスルー。
その後、二木さんは同一人物であると気づくのですが、目無しと目有りの違いに言及するとは思いませんでした。これってある意味メタネタなのかな?
目無しでもかなりの存在感があったサチですが、準レギュラーの二木さんと渡り合ったあのときのサチを思うと、ノリが他の友達といるのに対して、例の場所でぼっちしてるこのモブ同然の状態は悲しいものがあります。
あのままフェードアウトではあまりに寂しいので、それよりはよかったですけど。

わたモテ二次創作5
こみVSサチ
https://www.pixiv.net/artworks/89471855

>今日はゲーセン行かないの?
>今日は家で実況(ゲーム)配信する日
南さんにさらっとしきちゃんねるのこと言っちゃってますね。
もこっちも同ちゃんねることは知ってるけど、もこっちはまだ二木さんになにも話してなさそうなんだよな。

>…筋トレをしてて
>最近南がよくいたから 筋トレ中いないと少しだけ違和感があった
>いてもいなくてもいいけど いたほうがいいかも
>どっちだよ?
二木さん的に最大級の親愛の表現だと。
ちょっと苦笑い気味でツッコミ入れてる南さんの雰囲気が凄く柔らかくなってる。

>……今日朝ごめん いらいらしてあたって
>私も南達のことよく知らないのに仲よくないって言って悪かった
お互いに謝り合うのエモいな。
南さん本人が「八つ当たり」だと認めているのに、それでも「悪かった」と言える二木さん。

>筋トレ帰りに南の友達見た ゲーセンで呼びに来た女子
>サチのこと?
>一人ぼっちでつまんなそうだった 南が会いに行ったら喜ぶかも
筋トレ一人になって寂しいと思ってる自分とサチを重ねたのかな。
だとしても、二木さんの共感力って結構凄くない?

>じゃあ明日行ってこようかな
>私さ そいつにぼっちバカにされたことあるから 今度はこっちがバカにしてくる
>私今 まこっちと二木(あんた)いるし
言ってることはいつもの南さんクオリティなんですけど、ふしぎと嫌悪感は感じませんね。
むしろこの悪友感がいい。もここみと似たような雰囲気を感じさせるようになったというか…サチキバが本当の意味で対等な関係になった気がする。

わたモテ二次創作6
サチ、キバ子
https://www.pixiv.net/artworks/89384581
でも、楽しかったね? https://mobile.twitter.com/leon_kame/status/1386073442764554245
くせに
https://www.pixiv.net/artworks/89099957
喪190 サチ、こはるちゃん、サチ。
https://www.pixiv.net/artworks/89177788
龍虎相搏つ+隠し撮り(仮)
https://www.pixiv.net/artworks/89016779

>仲直りしないの?
>あんたの言うとおり仲良くないしね
>あんたと違って一人が嫌だからグループなだけだし
>学校生活を楽しく生きる為のパーティと言ったら分かる?
>なるほどなんとなくわかる
>私も仕返しはゲームでよくやる
>でしょー
この台詞を自分から言えるようになった南さんホント強くなったよなぁ。
自分をちゃんと相対化できてるし それを明け透けに言える関係が二木さんとできあがってる。
二木さんも普通に納得するだけじゃなくて驚いてる、彼女も南さんとの交流で自分の知らない世界を知り、一人でいること以外の良さに気づいて成長しているのが見える。
最後は「仕返し」で意気投合までしちゃってるし。

わたモテ二次創作7
Enjoy the game! (南小陽祭りめちゃ遅れました。。) https://mobile.twitter.com/adieuiami0816/status/1391317750677528582
キバ子に巨大な可能性を見出す二木さんの漫画 https://mobile.twitter.com/Kotobuki0T/status/1389524254408933377

今回は正直続くとは思ってなかった南さん編のふたキバと進展が気になっていたもこっち映画企画の二本立てでした。
ふたキバいいですよね!
彼女たちの話になると、小学生並みの語彙力しか無くなりますがご勘弁をw
二木さんは普段の超然とした様から人間性の一端を垣間見せ、そしてなによりも、南さんが根っこの部分は変わらずとも、南さんが南さんなまま踏み出そうとしてる、確かに彼女が変わりつつあるのを感じさせてくれました。
口数の少ない二木さんが空白の多い休み時間を過ごし、南さんとの距離を台詞で埋めていくように饒舌に語り出すラストの展開がとても素晴らしかったです。
もちろん、地味ながらも持ち前の優しさが光ったまこっちも忘れてはいけません。
映画の方は最初の期待感とは裏腹にネモやゆりちゃんとイチャイチャしてるだけでしたw
技術はともかくとして、熱量もないとなると、周りのせいで後に引けなくなっただけなどと思ってしまいたくもなります。
「主役としてはあがり」「ぬるま湯に浸かっている」等々、最近とかく言われているもこっちですが、今後は本人が言ってるように地獄が待ち構えていたりするのかもしれませんw

わたモテ二次創作8
いてもいなくてもいいけど いたほうが いいhttps://twitter.com/ms6464ms/status/1382393698416140288
喪190! ふたキバという全く接点のなかった2人が仲良く〜? そして撮影しながら楽しげなネモクロは私へのご褒美でしたhttps://twitter.com/MOMA49664517/status/1382629290261450755

更新お疲れ様です。
うーん、今回はちょっと微妙でした。地味なのもそうなんですけど、サチの登場がガッカリだなぁ。おまけで今江さんが出た時と似たような思いがあります。
出るのはいいんだけど、しばらく間を開けた方がいいんじゃないかなと。

>なんとなく南さんってバス通学っぽいイメージがありますがw
うーん、子供っぽいって事ですか?電車を使わずにあえて分かりやすいバスを使うとか。…多分的外れな事言ってるんだろうなぁw

>委員長もスマホやってるのに、南さんはやらないんですね。
教室で「ポツン…」の時はやっていましたが、バスではやらないんですね。アレはただの暇つぶしだったのか、或いは何かをしているフリだったのか…。

>それは要するに、他人に興味がないだけなんじゃないか。
でも、遠足の南さんも似たようなものだったと思いますけどね。ちょっとでも岡田や加藤さんに興味を持っていれば彼女達に対して悪口で仲良くなろうとはしなかったんじゃないかと。

>ノリと一緒にいる男子はやっぱり、喪184で風夏のことを噂していた奴らなんじゃないかと思うんですけど……
本当にノリだったぽいですね。否定してしまって失礼w でも、まさか彼女に男友達がいたとは。なんとなくイメージに合わないなぁ。マキには彼氏がいて、ノリには男友達、南さんにも友達がいるとなると、本格的に一人なのはサチだけって事でしょうか。

>素人相手に突然「演技して」はないですよね。
ちょっとズレた返しですけど、素人だからこそ、気軽に演技してと言えるのではないですかね?もし、ゆりちゃんがプロの女優だったら「演技して」なんて言ったらも失礼極まりないですし。
あと、そもそも出し物って映画に決まったんでしょうか。まだ決まってないなら気が早いし、もう決まってるなら何をもたもたやってんだって気がするのですが。

>ていうか、そっぽ向いただけなんじゃないのwww
そもそもですけど、なんで知ってんだよw 今時のJKは名前すら知らないぞw 石原裕次郎ですら殆ど知られてないというのにw
本当にこいつの知識はなんなんでしょうねw
あと、気になったのですがゆりちゃん肩幅広くないですかねw 正面は細いけど後ろ向いたらなんか筋骨隆々に見えるw

>この回想シーンの南さんがなんか笑えるくらい情けない顔をしてるんだがw
全然気づいてなかったせいで、思いっきり吹き出してしまったじゃないですかw 今回のベストはここ…というより、なりそこないさんにしようと思いますw

あと関係ないですが、今度はパクリじゃなくオリジナルに挑戦しようかと思ってます。
一からとなると、矛盾や粗だらけになりそうなので、必死ですけどねw 本当にこう言うのって他人に言ってもらわないと分からないんので。本人はコレで正しいと思ってるわけですから。

No title

感想で気になった部分を少し。

>二木さんの居場所を聞く相手は真子なんですね。目の前に南さんがいるのにもかかわらず。~~
>ここ最近、南さんが二木さんと一緒にいたことはネモに限らず他の子たちもわかっていただろうに、誰も当の南さんには声を掛けることができなかった。

二木さんは昼食時に完全栄養食のパンだけ食べてすぐに教室から出ちゃってるので、クラスメイトはキバ子と一緒にいるところは殆ど見てないと思いますよ。
ゲーセンでも他に一緒にいたのは男子だけなので、キバ子と二木さんの関係は知られていないのでは。

あと、そもそもネモとキバ子って仲良くないですよね?
12巻のおまけ(ネモがもこっちのモノマネをしたエピソードの続き)の時からお互いに気が合わない感じでしたが、3年の進級直後にネモがあーちゃんと喧嘩したタイミングでキバ子はあーちゃん&加藤さんに取り入ったり、キバ子も遠足の昼食時にネモの悪口を言ったことがあーちゃんからハブられる原因になったわけで、気軽に声をかけられるような関係じゃないかと。

それに「ネモ特別編」でも語られましたけど、ネモの理想って「悪口とかイジメとかない学園生活」なのでキバ子(グループ)とは一番相性が悪いんですよね。
今後の文化祭編で、黒木グループにキバ子が関わってくることがあるとしたら「ゆりちゃんとの因縁」とか「加藤さんの逆鱗」なんかが障害になりそうと言われていますが、「ネモとの相性」も問題になる気がします。

コメント返信その1

みなさん、コメントどうもありがとうございます。まとめての返信にて失礼します。


>かわずやさん

サチがもう一人の主人公というのはもちろんわかるんですけど、今回はあえて二人に注目したかったんですね。
あまりあれもこれもとなると、うまくまとまらないかと思った次第ですw

サチは単純にプライドが高いのかなという気がしますね。諦めているというより、自分から友達を作ろうとしているのを周りに知られたくないという感じがあるように思えます。
あの場所にいることで、私は好きで一人でいるんだとある種の自己憐憫的な守り方をしてるのではないでしょうか。
まあもちろん、何かを期待していた部分もあるでしょうけどね。ただ、本人は認めたらがらないだろうなあw

南さんは今まで一つのフレームの中でしか物事を見ていなかったような気がしたんですよね。そんな中、二木さんは彼女のフレームを大きく外れた存在だったのでしょう。だから気になったし、だからこそイライラもしたわけで、それは誰かを知る上でごく当たり前の過程だったんだと思います。

> キバ子だけじゃなく二木さんも成長したようにも思えますね。
そうなんです。それが今回強く印象に残った点ですね。
サチに気づく場面は屈指の名シーンですよ。彼女もまた、新たな視点を得てひとつ成長したんだと思います。
ラストのお互いの意地悪い笑顔はよかったですよねw
悔い改めたというんじゃなく、お互いを認め合うことで自分自身も認めることができたということがよくわかるシーンだったんじゃないでしょうか。

ネモは2学期が始まってからずっとあんな感じですからね。さすがにちょっと気になってしまいます。
まあこれも映画を作っていく上で欠かせない伏線であることを願いたいですね。
ゆりちゃんはあれでいいでしょうw今回唯一の笑いどころだったしw

そういえば10周年記念の詳細はまだですね。20巻の告知が出るあたりで一気に発表なのかな?


>ランダーマンさん

確かにネモがもこっちを必要以上に崇拝してる可能性は否めませんね。まあ無理もないとは思いますけど。
彼女にとってはまさにアニメの主人公そのものなわけで、最後には奇跡を見せてくれるはずだと信じているのかも。
> (読者が漫画のキャラに対して、もっと想像がつかなくて面白い展開を要求するのに似ていますね)
うわ、耳が痛いw

> 智子が何の準備もしていない事の言い訳として、二木さんを利用し、二木さんが昼休みにいない事実を補足として話しただけでしょうから。
ああ、要は昼休みうんぬんはあくまで言い訳に過ぎなくて、どこかでまだ先送りにしたい気持ちがあるからですか。そうなると、「わかってんだよ 毎日の現実逃避が~」というセリフが切実な思いとして響きますね。

二木さんは一応杏奈さんたちと仲良くなってるっぽいので同性の友達がまったくいなかったわけではないでしょうけど、でも南さんの存在はヤンキーたちとはまた違ったものだったんでしょうね。南さんはゲームを介しての仲間ではありませんでしたから。
それもまた、彼女のフレーム外の衝撃だったのでしょう。その新たな認識がサチのような「特徴のない顔」にも目がいくようになったきっかけになったんじゃないかと思います。

そういえばゲーム配信もそうですけど、二木さんって今まであまり異性同性という認識自体が希薄だったのかもしれませんね。そう言った意味では、南さんが初めての「同性」の友達と言えるのかも。

今の二木さんが雫ちゃんと絡むのは面白そうですね。
彼女たちは球技大会で一度顔を合わせてますし、何かのきっかけで相談に乗ったりすることも十分にあり得そうです。二木さんはああ見えて面倒見もよさそうですからね。加藤さんたちに卓球を教えていたりしてましたし。


>ひろさん

ネモは一応、喪188にも出ていますけど、ほぼ背景みたいなものでしたからねw
まあこれから少しずつ映画の話も進んでいくでしょう。

> そういやこのメンバー、ネズミー編での南さんの初期パーティーじゃんね。
そういえば、アプリのコメントでもそんな指摘があったような。
意図的なのかはわかりませんが、ちょっと皮肉な構図ではありますね。
撮影者は9分9厘、もこっちだと思いますよ。わずかに二木さんという可能性もあるかもしれませんがw

> 南さんの親御さんは娘の学校生活がこんなことになっているのを知っているのでしょうか。
いやあそれは言えないでしょう。彼女が親になんでも話すようなキャラとは思えません。
学校同様、見栄を張ってしまうタイプなんじゃないかなあ。

バスの座席は乗車する順番を意味してるんじゃないでしょうか。あの3人はけっこう遠くから通っていて乗るときにはまだ空いてるときなのでは。左側の席は降車口でもあるようなので、降りる時もスムーズでしょうし。
あの順番はまあその時の気分で座るんでしょうけど、南さんがかならず真ん中ということは2番目に乗車する感じなのかもしれませんね。

> 男子生徒だけじゃなくて後ろの夏帆ちゃんからも丸見えじゃね?wリアクション見たかった。
そういえば一時、加藤さんに依頼されて南さんの様子を観察?していたことがありましたね。彼女が覚えているかどうかはわかりませんが、まったく知らない相手でもないわけですし、あれ?とくらいは感じていたかも。

> 実はいままで嫌な経験とかしてきたんじゃ。スルースキルが磨かれてきたのだろう。
二木さんの過去はまったく謎ですけど、何か壮絶な過去があってもおかしくはないですね。
あの何があっても動じない感じはそういう経験の中で培われたのかも。

> 今までの相互理解から少し断絶を感じさせるところですね。
わかったつもりでいたのがそうではないということになって、本当の意味での相互理解に進むまでの必要なステップだったんだと思いますよ。彼女が一人で考えてその答えにたどり着いたというところに素直に感動してしまいましたね。

> 南さんだけをそうするという選択肢はサチには無かったんじゃないかなぁ。
とはいえ、南さんにはそんなところまで考えが及びませんからね。わからないからこそイライラするわけで。
南さんのフレームで考えるうちはきっとわからないんですよ。自分がサチだったら…という視点も彼女には必要だったんでしょう。

> 調べたら、風夏さんの噂話してた連中だったのか。
どうもそれっぽいですよね。あの場に風夏がいたのもわかっていただろうに、大した玉だ…

> わたモテ特有の交わらない意思があるときの窓枠とかでの距離感の演出いいですね。
記事では言及しませんでしたが、印象に残る演出ですよね。
光と影の演出もそうですが、わたモテではこういう画面を2分割した見せ方がけっこうあるような気がします。

わたモテ二次創作1
> ここで××して。
これまた、随分かわいらしいゆりちゃんだことw
xxにはいったい何が入るんだろう…

> そのままで
黒目ゆりちゃんがなんかネモっぽいw

> 花冠ゆりちゃん
おお!これは麗しい…

> これって演技だったのかw嫌なんで単に顔を背けただけだと思ってましたw
私もw
高●健は平成時代でもけっこう出ていたと思いますけど、でもまあ基本映画俳優だからなあ…
邦画を見ない世代にはピンとこないのかもしれませんね。

わたモテ二次創作2
> ゆりネモのあり得ない夏
なんだかんだで仲いいなw

> 電話フ〇ラ真似誤爆事件を執拗に弄ってくるゆりちゃん
電話フ〇ラというパワーワード。
ていうか、逆にゆりちゃんがネタにされかねないのでは…

> ネモの答えも適当w
ゆりちゃんもこのくらいノリがよければ…

> 「偽名を使っている設定じゃね?」的な深読みもあったけど、やっぱりただの誤植じゃねーかw
ああ、そんな声もコメントで見たようなw
まあそれはさすがに考え過ぎじゃと思いましたがw

わたモテ二次創作3
> ネモおめでとう~!!!
あ、生誕祭があったんでしたっけ。やばい忘れてたw
ごめんよネモ、そしておめでとう!

> おめでとう!!🎉🎂🎁
ペコちゃんみたいw

> 「にっ!」て笑顔が見たい
これはいいですね。実に眩しい笑顔。

> おめ!
最後がこれかw

> この辺で勘の言い方達は何の撮影を想定しているか分かっちゃったかもしれないw
え?私はよくわかりませんでしたけど?(すっとぼけ)

わたモテ二次創作4
> くぎゅうううん
WWWネモの面目丸潰れw

> 柿沼の純情『~わが恋愛の花咲ける時』~
今は柿キバが主流になってるけど、柿ネモもアリだよね。
ていうか、動画の冒頭w

> キバ子 ラノベ(嘘)
うわ、クオリティ高っ。実際ありそうな感じがハンパないw

> あと、あの「仮」でいろいろ考察されてたけど、結局はもこっちの映画企画で正式に決まったということでいいのかな。
どうなんでしょうね。なんかなかったことになってるような気がしないでもないような…

> もこっち結構ポロッと言いそうになること実は多いんだよねwでも完全にやらかしたのネズミーでのネモだけかな。
まだ、あーちゃんと凸とは呼んでませんねw でもこの調子じゃ、いつまたぽろっといくかわかりませんねw

> 「まこちゃん」って呼び方可愛いのでもっと絡むべき。
あまりネモまこの機会はないですけど、もっとあってもいいですよね。
真子は何て呼ぶんでしょう、やっぱり根元さんなのかな?

> 本人の知らないところで秘密の場所みたいなところを話すのは控えたかったのでしょう。義理堅いところがあるんですね。
ああなるほど。それと同時に自分だけが知ってる場所という秘密を守りたかったのかなという気もしますね。

> その後、二木さんは同一人物であると気づくのですが、目無しと目有りの違いに言及するとは思いませんでした。これってある意味メタネタなのかな?
まあある種のメタではあるんでしょうけど、現実問題としてやっぱり人相があの時と変わっていたんだと思いますよ。いずれにしても、ここは今回最大のハイライトシーンだと思いますね。

わたモテ二次創作5
> こみVSサチ
今明かされる、サチの意外な真相w

> 南さんにさらっとしきちゃんねるのこと言っちゃってますね。
ああそういえば。でもまあ本人的には隠すつもりはさらさらないんでしょうね。何しろ制服で出ていたりするしw でも学校に見つかったら停学とかになりかねないと思うので気をつけたほうがいいような…

> 筋トレ一人になって寂しいと思ってる自分とサチを重ねたのかな。
> だとしても、二木さんの共感力って結構凄くない?
それもあるでしょうけど、当初彼女がサチに気づかなかったのはあまりに寂しそうな表情をしていたからというのもあるんじゃないかと思っています。だからこそ、あそこで気づくシーンが重要なんですよね。

わたモテ二次創作6
> サチ、キバ子
表と裏ではお互い別々のことを思ってるというわけですねw面白いw

> でも、楽しかったね?
ソファやテーブルの質感がいい感じ。なんとも言えない雰囲気がよく出ていますね。

> くせに
少し苦い叙情性があって味わい深い作品ですけど、冒頭のアゴの状況は一体なんだw

> 喪190 サチ、こはるちゃん、サチ。
エロ過ぎ。

> 龍虎相搏つ+隠し撮り(仮)
前半と後半の温度差がすごい…しっかり準備体操してないと体調崩しそうw

> 二木さんも普通に納得するだけじゃなくて驚いてる、彼女も南さんとの交流で自分の知らない世界を知り、一人でいること以外の良さに気づいて成長しているのが見える。
二木さんって、ああ見えて素直に驚くときは驚くんですよね。もこっちが謹慎している時もうっちーに驚いていましたしw
意外と感受性豊かな子なのかもしれません。特に一人でいることに拘っていたわけでもないんでしょうね。

わたモテ二次創作7
> Enjoy the game! (南小陽祭りめちゃ遅れました。。)
構図がうまいなあ。どこかレトロなタッチもいい。

> キバ子に巨大な可能性を見出す二木さんの漫画
南さんが何か勘違いしてるのが少しかわいいw

> 口数の少ない二木さんが空白の多い休み時間を過ごし、南さんとの距離を台詞で埋めていくように饒舌に語り出すラストの展開がとても素晴らしかったです。
なるほど、言われてみると実に効果的な構成になっていますね。こういうタメがあることで、より人間的な厚みが感じられます。今回で本当に二木さんはいいキャラになったなあと再認識させられましたね。

> 「主役としてはあがり」「ぬるま湯に浸かっている」等々、最近とかく言われているもこっちですが、
そんなことを言われてるんですか。みんな言いたい放題言うなあ…
まあ得てして、主役というのはとやかく言われるものですよね。それも期待の裏返しなんでしょう。
今はまだ雌伏の時なんだと思いますよ。そのうち、スカッとしたところを見せてくれるはずです!

わたモテ二次創作8
> いてもいなくてもいいけど いたほうが いい
うわあ…
思わず声が出そうになってしまったくらいに心を奪われてしまいました。
色使いがまたいいなあ。

> 喪190! ふたキバという全く接点のなかった2人が仲良く~? そして撮影しながら楽しげなネモクロは私へのご褒美でした
ふたキバの笑顔は心を和ませますね。
でも、ネモはなんだか物体Xみたいw


>ふちささん

> うーん、今回はちょっと微妙でした。
ええ、そうですか。うーん、なかなかふちささんとは好みが合いませんねえ。どうも私が特に絶賛した回に限ってそういうコメントをいただいているような気がするんですがw
個人的には20巻収録予定の話の中でも1位、2位を争うくらいの域になってますけどね。でもまあ世間一般ではやっぱり今一つという評価になってしまうのかな。時々私は客観的評価と主観的評価が大きく乖離していることがあるんですよね。喪189は客観的にはすごい回だと思いますけど、個人的な好みとしてはあまり上位にしたくない気持ちがあります。
サチの件はわからないでもないですけど、私は二木さんがサチに気付くところが今回最大のハイライトシーンだと思っているので同意できませんw

> うーん、子供っぽいって事ですか?
全然違いますw ていうか、バス通学や通勤をしてる人に対して失礼ですよw そんな偏見持ってませんってw
なんていったらいいんだろうなあ…あまり遠くから通学してるイメージがないんですよね。学校に近い所から通ってるイメージがあるんです。これは南さんを子供っぽいとかそういうマイナスイメージでとらえてるわけじゃなくって、なんとなくそういう感じがするだけなんですけど。

> 教室で「ポツン…」の時はやっていましたが、バスではやらないんですね。
学校内と外では違うんじゃないですかね。意外と車窓の風景を眺めていたいタイプなのかもしれませんよ?

> でも、遠足の南さんも似たようなものだったと思いますけどね。
もちろんそうです。ていうか、あのシーンは二木さんを通して自分に対してイラついていたんだと思うんですよ。本人は自覚がなかったかもしれませんが、そこにかつての自分を見ていたんのではないかというのが私の解釈です。

> 本当にノリだったぽいですね。否定してしまって失礼w
あ、いえw 今回のネタバレになるんで言いたくても言えなかったんですよね、実はw
まあ私の苦しい胸の内を察してくださいw
サチはいろんな意味で自意識が高いのでかえって仲間を作りづらいのかもしれませんね。あの4人の中でも一番不器用なタイプなんだと思いますよ。

> ゆりちゃんがプロの女優だったら「演技して」なんて言ったらも失礼極まりないですし。
ああなるほどw そういう見方もありますね。まあどっちにせよ、無茶ぶりには違いないとは思いますよ。
映画の件はよくわからないんですよね。ネモが言っていた「仮」というのが回収されない限りなんとも言えないところがあります。

> 石原裕次郎ですら殆ど知られてないというのにw
あ、やっぱりそうなんですかね?まあ亡くなったのが30年も前ですし、知ってる方がおかしいのかもしれませんねw
でも、ひろさんの返信でも書きましたけど、高●健は21世紀でも活動されていましたし知っていてもおかしくはないと思うんですけどね。
ゆりちゃんの肩幅は演技の一環でしょうw やはり背中を大きく見せることが重要ですからね。つまり、ゆりちゃんには名優になれる素質があるということでw

> 今回のベストはここ…というより、なりそこないさんにしようと思いますw
それはどうもw私がベストというのもよくわかりませんが、まあ光栄に思っておきますw
でもあそこの南さんに気付かなかったとはなんともったいないことを!
あれこそ、今回のフレームの内と外というテーマに沿った場面だと思いますよw

> 今度はパクリじゃなくオリジナルに挑戦しようかと思ってます。
おお、それはすごい。期待してます。と、同時になんか読む方も緊張しますねw


>いつも名無しさん

> クラスメイトはキバ子と一緒にいるところは殆ど見てないと思いますよ。
ああそうなんですかね?お昼を誰と食べてるかというのはクラス内で重要な情報かなと思っていたので気づいていると思っていたのですが。
でも考えてみれば、作中で一緒に食べていたのはまだ一回だけでしたね。二人ともクラス内では影が薄いようですし、あまり認識されていないのかも。

ネモと南さんは確かに仲良くないというか、お互い避けている感じはあるでしょうね。だからこそ、知っていて南さんには声を掛けなかったのかなと思ったのですけど。
南さん編は一段落しましたけど、おそらく映画編ともリンクしてくるとは思うんですよね。それががっつり関わるかどうかは別としても、テーマ的につながっていくような気がするんです。
何より、二木さんは間違いなく映画に関わってくるはずで、その流れで南さんも否応なしに巻き込まれるのではないかと。
その際にゆりちゃんや加藤さんなどの問題とともに、ネモとの相性も焦点になってくる可能性はありますね。なかなか面白そうな展開になりそうで今から楽しみです。

返信失礼します。

>でもまあ世間一般ではやっぱり今一つという評価になってしまうのかな
うーん、多分私の方がズレてるんじゃないかと思いますがねw 決してつまらないわけではないんですよ。ただ、毒にも薬にもならない…いや、これだと悪口かw
まあ要はタイミングの問題なんですよね。サチと二木さんの邂逅も昨日の今日なんだから覚えてるだろw って感じになってしまって。そうなったらもうダメなんです。
もう少し後にやってくれたら、賞賛できたと思うのですが…。
あとは単純に私は1年頃のようなギャグ100%が期待出来ないなら、せめて濃いのが欲しいかなと。もちろん、それだけでは胃もたれしますけど、今はドカンとくるのが欲しい気分だったて感じです。

>あ、いえw 今回のネタバレになるんで言いたくても言えなかったんですよね、実はw
あ〜そうでしたか。以前お伝えした通り私はネタバレは気にしないので、別に構わなかったのですが…。
でも私の他にもブラウザ派はいるかもしれないのか。中々珍しいとは思いますけどw

>あ、やっぱりそうなんですかね?
またしても水ダウの話になりますが、日本の有名人から歴史上の人物までの、知名度調査で石原裕次郎が100以内に入っていたんですよ。でも、10代の知名度は確か18%くらいだったかなぁ。裕次郎ですらその程度なので圏外の高倉健となると、やっぱり知ってる方がおかしいと思いますね。
私も知ったきっかけが、大昔のクレしんでみさえが「不器用ですから…」って喋る、高倉健目覚まし時計を使っていたなんて下らない理由ですしw

>おお、それはすごい。期待してます。と、同時になんか読む方も緊張しますねw
いやぁ、駄文を承知のこっちの方がキツいですよw 途中の段階でもう1万を超えてしまってるのが冗長なのだという現実を突きつけてくる…。
私はアンソロとかSSでキャラの呼称が間違っていたりすると、「愛が足りない」って萎えてしまうタイプなので自分がそうならないようにと必死で、本当に気を使います。
特にまこちゃんが難しくて。もこっちとゆりちゃんは「真子」なんですが、陽菜と雌猫班と南さんは「まこ」なのがまたややこしい。それでいて、まこちゃんは基本、「根元さん」「南さん」みたいに苗字呼びだけど、うっちーとかゆりちゃんは名前や愛称で呼んだりもするので本当にこの女ややこしいw
この気持ちを分かって欲しいなぁ… チラッ (゚-|
一度トライすれば分かると思うんだけどなぁチラッ (゚-|

今回も最高だったです!

最近,よしまこが不穏な感じになっててネットで話題にはなってますが,私は本作を百合的な目で見るのはあんまり好きではないので,その風潮には複雑な気持ちを抱いていました。ですから,今回,真子が非常に思いやりのあるところを見せてくれたのはすごく嬉しかったです。たとえていうなら,すっかり狂人キャラになってしまったこみちゃんが,友人思いの一面を見せてくれたとき(GW勉強回とかプレゼン練習とか)と同じ気持ちになりました。まあ,暴走するまこっちも,それはそれでいいんですけどねw

ちなみに,まこっちは喪156でみやちゃんからもこっちのことを聞かれたとき「根元さん」呼びしてましたね。

>二木さんの居場所を聞く相手は真子なんですね

まあ,ネモがキバ子を嫌ってると言うよりも単純に,12巻おまけのことがあってネモ的にもちょっと気まずかったのかなと思いました。ネモってああみえて人のこと気にするタイプじゃないですか。喪131の遠足クライマックスでゆりに話しかけたときも「私のこと嫌い?」「いいね クロの友達だけあって普通の答えじゃないね」とかわざわざ予防線張ってましたし。

キバ子はあれですかね,まこっちに聞かれなかった場合、「ていうか南さん,二木さんの居場所知ってるんだったら教えてよー^ワ^;」とか言われたら「私に聞いてるって思わなかったから」とか答えそうですね。・・・あれ?誰かさんもそんなこと言ってたな?www

横レス恐縮ですがふちささんの気持ちすっごいわかるなー。特にわたモテ読者は,なりそこないさんのようにハイレベルな方がたくさんいらっしゃいますし,特に名前表記警察は厳しいですね,「智毅」「根本」「紗也香」「希子」あたりはよくあるミスですw

キバサチSSを一本紹介しときますね。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13838511

返信ありがとうございます。



そして、すみません。杏奈さん達の事を完全に忘れていました。



だとしたら、二木さんが南さんを特別に感じたのには、他にも理由がある事になりますね。

その理由には、管理人さんの言う通り、ゲームを通じて得た友人ではない事が挙げられるはずです。ゲームを通じていない友人は少ないでしょうから。

そして、おそらくそれ以外にも理由がある。



例えば、二木さんが欲していたのは、自分を精神的に頼ってくれる友達だったとか。

苦しんでいる時、その苦しみを埋める対象に二木さんを選んでくれるかどうかです。

(南さんは寂しさを紛らわすために二木さんと一緒にいましたが、それを二木さんは求めていた)

(オタチームも校内では肩身の狭い思いをしているでしょうし、それを紛らわすために二木さんと一緒にいた。それを二木さんは望んでいたのかも)



苦しみを埋める対象に自分を選んでくれれば、その人達との関係が特別なもののようにも感じられます。

もちろん、人にもよるでしょうが、二木さんはそういうタイプの子で、精神的に自分を頼って欲しかったのだと思われます。

(ゲームの主人公は、精神的に問題を抱えた仲間とコミュニケーションを取り、頼られる事があります。二木さん自身、それをやる事に無意識に憧れを感じていたのかも)



それに、こうした理由であれば、二木さんが杏奈さん達をそこまで特別に感じなかった理由にもなります。

杏奈さん達は、二木さんの事は好きでしょうが、精神的に二木さんを頼ったりはしないでしょうから。

(そもそも、杏奈さん達はヤンキーグループ内での絆が強過ぎるし、校内でそこまで肩身の狭い思いをするタイプでもないでしょうから、誰かに精神を預けるほど苦しんだりしない)



それと申し訳ないのですが、二木さんは異性同性の認識自体はしっかりしていたように思います。

でなければ、自分の身体を利用して男性の視聴者を呼び込む発想自体が出てこないかと。

(ああいうのは、自分の身体が男性ウケするものだという絶対的なプライドがなければやれません。そうでない人は、気の迷いで一時的にやるのが関の山で、すぐに辞めて動画も削除します)

(二木さんは、自分の身体が女性的に優れており、男性を魅了するに値するものだと気付いており、その事実に相応のプライドを持っていると思われます)

(そこまで、女性としての自分が確立して、男性の目を意識しているなら、異性同性の認識がしっかりしていないとおかしいです)



そう考えると、オタチームに扇情的なダンスを見せつけているのは、彼らを異性として意識していないのではなく、二木さんなりのゲーム仲間へのサービスだったとさえ思えてきます。



ただ、二木さんは内さんと違って女性から好かれるタイプではなく、無理に趣味の時間を削ってでも女性の友達を得ようとするタイプでもありません。

なので、南さんが二木さんにとって、数少ない女性の友達である事は間違いないはずです。

(しかも、杏奈さん達と違って、自分を精神的に頼ってくれる特別な友達)



最後に、おっしゃる通り、二木さんと平沢雫は絡んで欲しいです。

接点がある以上そこまで不自然な絡みにはなりませんし。

平沢雫にしても、精神的に頼れる誰かは多い方が良いでしょう。

より多くの人に頼った方が、そのぶん、視野も広がります。

(しかも、二木さん自身、それを求めているのなら相性も良い)

No title

前回、喪191で「桜の花びらの暗喩」を書いた「さゆ」です。

この記事の「喪190の表紙」についても、
気付いた事があるのでご報告。(↓ちょっと遠回りになるけど)

まず、5話にわたるキバ子編は、「隣のクラス」が舞台だった。
サチノリマキ、うっちー、雌猫グループ、風夏美保、
あるいは別の学校のゆうちゃんなど。
キバ子と二木さん以外は「部外者」ばかりだった。

↑これらのキャラクターは、わたモテにおける
「2軍」や「3軍」のキャラと言える。(残酷な言い回しに聞こえるけどね)。
かたや1軍はと言うと、
「智子、ゆり、ネモ、加藤さん、吉田さん、真子」など、
智子のクラスの「智子の友達キャラ」だね。

で、何が言いたいかと言うと、キバ子編はあくまで、
「隣のクラス」の、サチやうっちーとの遺恨を清算しただけであり、
「自分のクラス」では一切清算しないまま終わった、と言う事。

キバ子が、自分のクラスで居づらくなった原因は、ズバリ、
ネズミーで、「茜と加藤さんに、ネモと智子の悪口を言ったから」だ。
この2人とは清算がないまま話が終わった。

で、キバ子編5話の中で、
茜や加藤さんがどこに登場したのか読み返すと、
茜はフットサルの3コマで、加藤さんは1度も登場してない。

で、この「喪190」の「表紙」で、キバ子を囲む構図で、
「智子の手、加藤さん、茜、ネモ」の4人が登場してる。

この4人こそ、キバ子がクラスで居づらくなった理由なんだよね。

茜 → ネズミーでネモの悪口を言った
加藤 → ネズミーで智子の悪口を言った。メイクの件で笑った
ネモ → モノマネの時に智子の悪口を言った
智子 → 転んだ時に笑われた

(※加藤さんに智子の悪口を言った時、まだ加藤さんは智子に傾倒し始める前だけど、悪口を言った事実は忘れてない)

キバ子編では、キバ子はこの4人との遺恨を清算してない訳で、
その4人だけがまるまる、喪190の表紙に登場し、
キバ子を囲む構図になってる。

今回のキバ子シリーズは、あくまで
「隣りのクラス」との遺恨を清算しただけに過ぎず、
自分のクラスの遺恨は、棚上げしたままなんだよね。

茜、ネモ、加藤さんと清算しなければ、
クラスに居づらいのは変わらない訳で。

自分が思うに、「真の清算」はこれからであり、
それが文化祭なんだと予想してる。
文化祭でこそ、キバ子はこの4人や、ゆりと和解できるのかも??


もう一つ。

ラストの、ネモの「映画どうする?タピオカにする?」のシーン。
一見、よくある顔芸だけど、実は、
話題になった、「サチの黒目がちな目」を、
「1軍キャラのネモ」が真似する事で、
「2~3軍キャラが回していたサイドストーリー」から、
「1軍キャラのネモ達」にバトンタッチされ、
「メインストーリーに戻って来た」、という暗喩に見える。

暗喩と言うか、
「これをもって、キバ子を中心としたサイドストーリーは完結です!」
という合図みたいな物。
そして、バトンを受け取って、
智子・ゆり・ネモ・真子の1軍キャラで締める、というオチ。

「1軍キャラのネモが、3軍キャラのサチの目のネタを真似た」
というイメージ。

No title

「さゆ」の追記です。

ネットで話題になってないのでご報告。
真子とキバ子の「生理」について。

2人が一緒にトイレに行ったのは、同じ時期に生理だったから(喪190)。
なるほど、だから先日(喪187)のフットサルで、2人が見学してた訳だ。
その時点ではまだ生理を仄めかす描写が無かったので、
単に、「試合の順番待ち」で座ってたんだと思ってしまった。

で、2人でトイレに行く道すがら、
真子は、ポーチが男子に見えないよう、最初は「後ろ手」で持ってる。
横切る時は死角に入る左手に持ち替えてる。「おはよー」の時。
すれ違った後は、体の前面に持って来ている。

サチ → 嘘の生理。「二日目発言」はハッタリ。
真子 → 本当に生理。だけどおっとりしてる
キバ子 → 本当に生理。憂鬱になってる
  (この辺、個人差を描いてるようだ)

真子の生理を、見落とした読者と、認識できた読者とでは、
このシリーズの解釈は少なからず差異があると思う。
「仕掛け」が好きな作者らしいと思うね。

それはさておき、なぜ真子まで生理にしたのかと言うと、
作者は、
「行き当たりばったりじゃなく、ちゃんと事前に、何もかも時系列で管理しながら矛盾なく書いてるんだよ」
という、読者への「隠しメッセージ」に見える。

最初、フットサルで2人が座ってるシーンを、、
「生理による見学にも見えるし、試合の順番待ちにも見える」
ように描いておき、その「3話後」にようやく
真子が生理だと明確に分かる描写をした訳だからね。

フットサル → 喪187  (この段階では生理と言い切れない)
2人でトイレ → 喪190 (ここで明確に描写)

喪191の、桜の花びらの暗喩なんかは
ダヴィンチコードめいた「仕掛けの連続」だったように、
今どき珍しい、「文学的」な漫画だと思うよ。

ここぞと言う時に使われる花びらネタよりも、
普段の「光と影」こそ、作者の本領発揮なんじゃないかな?

コメント返信その2

コメントどうもありがとうございます。再びまとめての返信にて失礼します。


>ふちささん

> まあ要はタイミングの問題なんですよね。
まあ私もTwitterやネタバレなし感想では急いでいるとか箸休めを入れる余裕もないとか言ってきたんで、おっしゃりたいことはわかります。確かに性急な印象を受けますよね。
ただそれは作品全体の構成の問題であって、今回の評価とはまた別だと私は考えています。

二木さんとサチの邂逅については私は不自然には思いませんでしたね。前日に会ったとはいっても二木さんにとってはわずかな時間ですし、「キモい奴ら」と言っていたあの眼光鋭い表情しか見ていなかったとするなら、あの場所で「のっぺらぼう」になっていたサチとイメージが一致しなかったとしてもなんら不思議ではないと思います。
毒にも薬にもならないならないとは失礼なw 私に言わせれば「静かだけど豊かな」でしたよ!

> あとは単純に私は1年頃のようなギャグ100%が期待出来ないなら、せめて濃いのが欲しいかなと。
ああその辺はもう、味の好みの問題ですかね…私も歳を取ったせいか、最近は油っぽいものはあまり受け付けなくなったんですよw 若い頃に比べるとかなり薄口を好むようになりましたね。

> あ〜そうでしたか。以前お伝えした通り私はネタバレは気にしないので、別に構わなかったのですが…。
とはいえ、画像を貼り付けるわけにはいかないし、説明が難しかったというのもあります。
次の話でそういう場面があるといっても、実際の画面がないと説得力に欠けますからね。
実際今、ブラウザだけで見ている人ってどれだけいるんでしょうね?統計がないんでよくわかりませんが。(そんな統計誰が取るんだという話もありますがw)

> 日本の有名人から歴史上の人物までの、知名度調査
ああそれも見た覚えはあります。でも詳しい順位はもう忘れましたね。1位がタモリだということだけは印象に残ってるのですがw
そうか、高倉健は100位にも入っていなかったんでしたっけ。それも意外ですね。個人的には裕次郎よりも知名度がある印象なんですけど…
たけしとかナイナイの岡村がよく話題にしていたイメージもあるんで、ネタ的にも裕次郎より知られてる感じなんですよね。クレしんのネタに限らず、「不器用ですから」はある種スタンダード化してるところがありますし。
要は、石原裕次郎より高倉健の方がネタにしやすいんですよね。漫画やコントでの登場回数はたぶん圧倒的に健さんだと思いますよw

> 私はアンソロとかSSでキャラの呼称が間違っていたりすると、「愛が足りない」って萎えてしまうタイプなので
ああ、わかります。単純な変換ミスもありますが、そこは事前にチェックできるだろというのはありますね。
でもわたモテは確かにキャラによって呼び方が複雑ですし、またそれが各パーソナリティに関わってきたりするので神経を使うだろうなあというのは想像できます。
私もそれがわかってるので、絶対やりませんw
何か一つでもおかしなところがあったら、鬼の首を取ったようかのように突っ込まれるのは目に見えてますからw
…まあ仮にやるとしても、キャラの名前呼び方相関図みたいなものを作成するところから始めないとダメでしょうね。それだけでも時間がかかりそう。


>マコスキーさん

今回はマコスキーさんにとってもうれしい回になりましたよね。
何気ない場面ですけど、真子の優しさが伝わってきましたし、実際それが南さんにとって大きな救いになったことは容易に想像できます。
小宮山さんもそうですけど、やっぱりギャップ効果ってありますよねw
普段やば目の感じのキャラがいいところを見せてくれると、すごくグッときてしまいます。(あ、いや真子がやばいと言ってるわけじゃないですけどw)

> ちなみに,まこっちは喪156でみやちゃんからもこっちのことを聞かれたとき「根元さん」呼びしてましたね。
あ、本当だ、ありがとうございます!
ていうか、宮崎さんも「宮崎さん」なんですね。みやちゃん呼びはうっちーだけだったか。

> まあ,ネモがキバ子を嫌ってると言うよりも単純に,12巻おまけのことがあってネモ的にもちょっと気まずかったのかなと思いました。
それはありますね。悪い印象を持ってるというより、単に遠慮してる感じ。もともと中学時代は周りの視線をすごく気にするタイプでしたし、本質的なところは変わっていないのかもしれませんね。

キバ子は確かにそんな受け答えしそうw
やっぱりあの二人は似ているところがありますよね。

名前表記警察w
私はそれほど取締り厳しくないですよw
わたモテのキャラは意外とひねった名前が多いんで変換ミスというか見逃してしまうのも仕方ない面もあります。
特に「紗弥加」はなかなかでてきませんからね。辞書登録しておかないとw
あと、風夏ですね。彼女は本編でも「風香」となっていた時がありましたからw
小陽ちゃんもありそう。下手すると「小腸」になっていたりしてw

> キバサチSSを一本紹介しときますね。
おお、ありがとうございます!
すごいむちゃくちゃ面白いですね。
最後のオチ?というか、構成が実に巧みです。

すみません、ここでいったん区切ります。

コメント返信その3

まとめての返信、3回目になります。

>ランダーマンさん

まあ杏奈さんたちのグループには二木さんも後から入ったということで、多少遠慮というか引目みたいなものはあるかもしれませんからね。
一から関係を築いた南さんとは一線を画するところがあるでしょう。

ゲームの主人公のように仲間を求めていたという推測は興味深いです。
彼女は何かにつけゲームに置き換えて物事を考えるくせがあるようですから、そういう世界での関係性に憧れていても全然おかしくはありませんね。

今回の最後のシーンなんかはお互い支え合っている感じが伺えましたし、二人にとって今までにはない特別な存在になれたのかもしれません。

> でなければ、自分の身体を利用して男性の視聴者を呼び込む発想自体が出てこないかと。
ああそういえばそうですね。確かに自分の性的な魅力には自覚的ではあるでしょう。
ただ、私の言いたかったことはいわゆる「男と女」の性的な関心が、という意味で使ったつもりでした。
性の未分化という意味での認識の希薄ということじゃなくって、女として男という存在にあまり性的な魅力を感じていないのかなと。

むしろ戦略的に男の目線を利用するというしたたかさは、非常にクールな印象を受けますね。
いわゆる、恋人とかにはあまり興味がないような気がします。
もしかしたら、初恋とかもまだだったりして。
仲間という存在が大事であって、「男」であるとか「女」であるとかはあまり意識してなかったんじゃないでしょうか。

まあいずれにしても、同じ女性の友達というのは彼女にとって大きな意味を持ってくると思いますよ。

二木さんと雫ちゃんは本当にありえそうな組み合わせですよね。
映画の撮影が始まれば彼女が手伝うという展開もあるそうですし、逆に雫ちゃんのほうの出し物のヘルプとして二木さんがかけつけるというのもあるかもしれません。


>さゆさん

その節は大変お世話になりました。
今回の表紙の考察もまたすごいですね。。より深いところまでというか、まさに大作といった感じがします。

確かに舞台はほとんど「3-5」以外なんですよね。まあ今の南さんはクラスで浮いている存在になっていますから当然ではあるのですが。

表紙のメンツがネズミーでのメンツというのは決して偶然ではなかったということですね。
そうなると、ますます二木さんと真子の存在がクローズアップされてくるような気がします。
同じクラスで南さんと普通に接しているのはいまや彼女たちだけですからね。
特に二木さんは映画と大きく関わってくるでしょうし、より重要なファクターとなりそうです。

あとはゆりちゃんかなあ。
特に具体的な「遺恨」がなく、最初から犬猿の仲(?)である彼女がどういう役割を果たすのかが気になるところです。果たして「過去編」が語られることはあるのだろうか?

ネモの顔芸(これは次回喪191でのこと)に関する考察も興味深いです。
言われてみると確かに、今回や前回の終わり方だと「サイドストーリー完結!」という感じにはならないんですよね。
ふたたび「映画班」に話が移ってこそ、はじめて本編に戻ったという実感が読者にも伝わるわけです。
少なくとも、喪189の終わりからいきなり本編に戻ってきても頭がついていけなかった可能性はありますね。

> 「さゆ」の追記です。
> 真子とキバ子の「生理」について。

なんと、それはまったく気付きませんでした。
まさか喪187の見学がそんな伏線になっていたとは…ていうか仮にあの時生理だわかっていたとしても、今回のことまで頭が回らなかったと思います。

ポーチがある種の仕掛けにもなっていたんですね。うーん芸が細かい。
前回のサチのはったりもそういう意味があったんですね。
生理の個人差…ここまでリアルに描くギャグマンガが他にあるだろうかw

今一度、このことを念頭に入れながら喪187から読み直すとまた違った感想を持つかもしれませんね。
今回はある意味「答え合わせ」みたいな面もあったわけですが、答えを知った上で読んでみるとまた新たな発見があるかもしれません。

返信ありがとうございます。




一人でよそのグループと一緒に遊ぶのは抵抗ありますよね。学校あるあるです。

二木さんもそういった感性を持っていたとすれば、親近感が湧きます。




興味深いと言って下さり、本当にありがとうございます。

まさか、管理人さんからそう言って頂けるとは。嬉しいです。

ゲームによっては、女の子二人のダブル主人公だったりするでしょうし、自分達もそれになって支え合えると思えばワクワクが止まらないでしょうね。




ただ、二木さんが男性の恋人に興味が無いとありますが、個人的意見を言わせて頂けるなら、普通に興味があるかと。

というか、特殊な事情が無い限り、誰だって異性の恋人に興味はあるんじゃないでしょうか。

(本人が強く自覚しているかは別として、人間の本能の強さを考えれば、誰でもそれなりに興味はあるはず)

ゲームのストーリーでも恋愛展開とかよくありますし、女の子なら憧れてもおかしくないのでは。


それに、二木さんが男性をそういう対象に見れないとなると、必然的に人間そのものに興味が無いか、同性をそういう対象にするかのどちらかになります。

しかし、前者だったら今話の展開は成立しませんし、後者もおそらくは無いでしょう。

(後者だと今話の二木さんが南さんに向ける感情が、友情を超えたものだったという疑惑まで発生しかねません)

(それでは、読んでいる方も色々と微妙な気分になりますし、先生方も流石にそんな展開にはしないと思いたいです)


なので、やはり二木さんは、普通に男性の恋人に興味があると思います。本人が強く自覚しているかは別として。


というか、恋人に興味がある人でも、したたかに男の目線を利用する事くらい、あり得るんじゃないでしょうか。

私の読解力不足かもしれませんが、どうして恋人に興味が無い事と、したたかに男の目線を利用する事に因果関係が結ばれるのかよくわかりません。申し訳ない。

(例えば、恋人に興味がある女性でも、金を稼ぐ必要があれば水商売やって、そのために紹介写真では地味な顔を隠して、恵まれた身体つきを強調し、集客するとかあるでしょうし)

(おかしな例えですみませんが、これが、今私が思いつく一番わかりやすい例えになります)




それと、ぶっちゃけ私見になりますが、二木さんが男性の恋人に興味が無いように見えるのは、単純に自分の将来に不安を感じていないからだと思います。


なぜ、不安を感じていないのかというと、それには二木さんの両親が関わってきます。


そもそも、二木さんは、自分の外見に大してコンプレックスを抱いていないように見えます。

だからこそ、南さんや杏奈さん達のような外見が整っている同性の子と、普通に仲良くできるわけで。

二木さんは作中で地味と定義される顔立ちにも関わらず、見目の良い同性と普通に仲良くできるわけです。

普通なら、少なからず嫉妬心を拗らせ、関係に悪影響が出るような事態に発展するものです。

ところが、二木さんはそうなっていませんし、これからなるようにも見えません。

しかし、まだ精神的に未成熟であるはずの女子高生が、何の背景も無しにこんなに達観しているというのは、人間として、ちょっと不自然です。


そこで二木さんの両親が関わってきます。

おそらく二木さんの母親は、二木さんとよく似た顔立ちと身体つきをしています。

父親の方は、外見は似ていませんが、二木さんと同様に多才な人間で、かなりのイケメンかつ高収入だと思われます。

(少なくとも、智子の父親のように、一人の稼ぎで一家全員養っていけるくらいには収入がある)

(というか、そのくらい裕福じゃないと、二木さんはゲーセンに通い続けたり、収入に不安のあるゲーマーを本気で目指すとかできないはず)

もちろん、性格も善良です。DVとか絶対にしません。


そうした両親だったのであれば、二木さんが自分の外見にコンプレックスを抱かない理由になります。

自分とそっくりな顔立ちと身体つきの母親が、多才な高収入イケメンをひっかける事に成功している。

そういった確固たる根拠があれば、二木さん自身、『自分も将来は、母親と同じように、多才な高収入イケメンをひっかける事ができる』と思えるでしょう。

自分も、両親と同様に幸せな結婚生活を送り、自分の子供に高い能力を受け継がせて、幸せにできると信じられる。

それなら、自分の顔立ちの地味さをコンプレックスに感じても、大して重たいものにはなりません。

現在まだ恋人がいなくても、それで焦燥にかられる事も無い。

自分の将来に、不安なんて感じない。

(父親ゆずりの才能もある)

そんな余裕のままに、南さんや杏奈さんのような外見の整っている同性の子が相手でも、普通に仲良くできるはずです。


それこそが、二木さんが、男性の恋人に興味が無いように見える理由ではないでしょうか。

無理にがっつかなくても、母親と同じように幸せになれると思えば、積極的に恋人を作ろうとはしなくなるのは自明の理かと。


(余談ですが、内さんも二木さんと似たような両親だと思われます。そう考えると、内さんが地味顔にあまりコンプレックスを抱いてないっぽい理由になるので)

(ひょっとしたら、二木さんや内さんに限らず、善良な部類のキャラは、全員だいたい似たような家庭環境なのかもしれません)


(なお、旧・南さんグループ(故)の方は、少なくとも父親に恵まれていないと思います)

(だからこそ、メンバーの一人に彼氏ができてしまったら、その子だけ特別になったのが許せなくて嫉妬して陰口三昧になってしまう)

(こう考えると、南さんが二木さんの家庭環境に嫉妬する展開もあるんじゃないかと、ちょっと心配にもなります)




私が今回伝えたい事は以上となります。

長くなってしまい、申し訳ありません。

誤解の無いように述べようとしたら、こんなに長くなってしまいました。

これからはもっと、内容を短縮できるよう、精進していきたく思います。失礼しました。

Re: タイトルなし

>ランダーマンさん

あるあるですね。ていうか、私なんかは今でもそうですよ。新たなコミュニティに入るのはなかな勇気のいることです。そう言った意味でも今回の二木さんにはなんだか親しみを感じますね。

> まさか、管理人さんからそう言って頂けるとは。嬉しいです。
私はゲーム関係のことはすごく疎いんで、そういうところからの視点があまりないんです。だから本当にへえと感心してしまいましたよ。
女の子二人が主人公のゲームもあったりするんですか。それならなおさらでしょうね。

> どうして恋人に興味が無い事と、したたかに男の目線を利用する事に因果関係が結ばれるのかよくわかりません。
言われてみれば、確かに必ずしもイコールではないですね…
うーん、これは単に私の偏見だったかもしれません。

どうして二木さんをそういうイメージで見てしまったのかを自分なりに考えてみたんですけど、要はゲーム以外に何も興味がないように見えるということと、初期の得体の知れないキャラがいまだ頭のどこかに焼き付いてるからなのかもしれません。それこそ、もこっちの言っていた「ふしぎなおどり踊りそうなミステリアスな奴」みたいなw
だから、恋愛みたいなそういう「俗」な感情とは無縁なように勝手に思ってしまったのかもしれません。

そのくらい二木さんというキャラはなんかストイックに見えるんですよね。これまた私の偏見かもしれませんが、恋人が欲しいとか恋に憧れるとかはそのストイックさとは相反するものだというイメージがあるんですよ。ある種人間の汚い欲望である恋愛感情とは無縁で孤高な存在と思っていたのかもしれません。
したたかな一面もそのゲームに対するストイックさからくるもので、そこに冷徹な計算性を感じたんですよね。その計算性は恋愛という「非合理な」感情とは決して交わないものだと。

でもそんなことはなかったんですよね。彼女だって落ち込んだりするし、寂しいとも感じる普通の女の子だったわけです。
私のどこかで、ストイック=非人間性みたいな思い込みがあったんだと思います。
どうやら変な視野狭窄に陥っていたようです。気づかせてくださりありがとうございました。

二木さんのご両親の話は面白いですね。
家庭環境がどこまでそのキャラクター性に影響を及ぼすのかというのは今後考えていきたいと思います。
個人的には親だけではなく、兄弟の有無やその性格なども影響するかとは思いますが。
わたモテの場合、黒木家以外は家庭環境が不明なことが多いのでその辺は推測するしかないんですよね。
小宮山さん以外はみんなそれなりに裕福で幸福な家庭で育ったようには見えますがw

長さの件ですけど、私もだらだらとクソ長い記事ばかり書いているのであまり人のことは言えませんw
お互い、精進しましょうね。

そこまで気にしなくても大丈夫だと思いますよ。

偏見を持ってしまうのは、人間として、ある程度は自然な事です。

誰でも大なり小なり、先入観や思い込みに振り回されるところがありますし、私自身もそうなのですから。毎日のように、反省しっぱなしです。



それに、黒木姉弟や岡田さんだって、ヤンキーやオタクに大なり小なり偏見がありましたからね。

それと同じようなものだと思えば、管理人さんの心も軽くなるかと思います。



二木さんは、やっぱり年相応の女の子だと思います。

今にして思えば、ヤン車に乗ってた事もそうでした。

仮に二木さんが、何がなんでも趣味を最優先する人間ならば、ヤン車の誘いには乗らなかったでしょう。

自分が運転するなら、運転技術の向上もできますが、そうではありませんでしたからね。

誘いを断り、その時間を動画の配信や自己研鑽に費やしたはずです。

また、煽り運転の際も、黙って見ていないで全力でやめるよう注意したはずです。

もし通報されたら、自分も謹慎になって、動画の配信や自己研鑽に少なくない影響が出てくるでしょうから。

そうした事を考慮すれば、二木さんも場の雰囲気に流されたり、時にはハメを外したりもする、年相応の女の子なのでしょう。恋愛に興味があっても不思議はありません。



兄弟の有無や性格が、キャラクター性に影響を及ぼすのは間違いないですね。

私自身、その辺りについても、これから思考を巡らせたく思います。



そして、小宮山さん以外はそれなりに裕福で幸福な家庭で育ったんじゃないかとありますが、そうとは限らないと思いますよ。


私が思うに、田中さんは違うんじゃないかと。


いや、経済的には裕福な方であってもおかしくはありません。

ですが、客観的に見て幸福か?と問われたら、即答できないような家庭環境で育ったんじゃないでしょうか。


私の推測でしかありませんが、田中さんの父親は専業主夫かそれに近い人で、母親は教育関係の仕事(高名な学校の教師や教育評論家など)に就いていると思っています。


母親は教育関係の仕事であるため、子供の振る舞いや成績には厳格です。

田中さんの優等生なところは、そこから育まれたと思われます。

(田中さんが中々に恵まれた容姿なのにも関わらず、凝った化粧やお洒落をしていないのも、母親の教育方針が大きいからかと)


また、父親は専業主夫かそれに近い低所得層です。

家に大してお金を入れないため、家庭での立場は決して大きくありません。

なので、母親が職場から帰宅した際は、母親による愚痴・嫌味・他者を見下した発言をクドクドと日常的に聞かされていると思われます。母親のストレス発散のために。

父親は気が弱いものの、善良な人格の持ち主なので、ネガティブな言動にも、根気よく付き合っています。

田中さんは、そんな父親の性質を色濃く受け継いでおり、そんな父親を見習って良い子に育ちました。

(一応、母親の気が強くて厳しい部分も受け継いではいますが、田中さん自身がそれを嫌っているため、よほど心を許した相手でないと、それを表に出しません)

(ちなみに、父親を見習っているだけで母親を全否定しているわけではありません)

(母親の仕事が、稼げる分ストレスの溜まるもので、父親にネガティブな言動をぶつけてしまうのは仕方がないと理解しています。父親からもそうした説明を受けています)

(ただ、自分がその母親と同じようになるのが嫌なだけです)


だから、田中さんは、ワガママ放題なものの決して悪口の言わない田村さんに惹かれて親友になれた。

(田村さんには心を許し、彼女には強気で厳しい事も言えるようになった)

サチ達の悪口にも、なんとか普通の友人の範囲で付き合っていられたのではないでしょうか。

(思う事はあったでしょうが、それぞれ事情あって、ストレスが溜まっているのだから仕方ないと割り切った)

(また、心を許した相手というわけでもないので、厳しい事は言わずに飲み込んだ)


それに、こう考えると、サチ達が悪口に乗らない田中さんと仲良くなれた理由になるんです。

サチ達は、田中さんがこういった家庭環境にある事を察して、親近感が湧いたのではないでしょうか。


田中さんの家庭環境は、そこまで唾棄されるべきものではありません。

夫婦同士で心から納得しているなら、上述のような関係も、有りと言えば、有りでしょう。

しかし、それは夫婦同士の話であって、その娘から見ると、あまり希望の持てる話ではない。

もちろん、父親も母親も、田中さんを愛してはいるでしょう。その事は田中さん自身よくわかっています。

ですが、母親は、娘の将来像の一つとも言える存在です。

その母親がこの有様では、自分はこの母親の娘なのだから結婚したら同じように振る舞ってしまうかもしれない。

そう、思ってしまいます。

(一応、田中さんは、母親の気が強くて厳しい部分も受け継いでいます)

(それでは、結婚当初は問題なくとも、子供を作るほど親しくなれば、いずれその男性にネガティブな言動をぶつけるようになるかもしれません)

(そうなってしまえば、今の自分の苦痛を、そのまま将来の自分の子供に与える事になります)

だからといって、父親を見て希望を持つ事もできません。

父親と同じように、自分もネガティブな言動を取る異性をひっかけてしまうかもしれない、そう思ってしまいます。

(そうなれば、父親と同じような人生を歩む事になりますし、将来の自分の子供にそれを見せつける事になる)

これでは、娘として、自分の結婚生活に希望を持つ事は難しいでしょう。

サチ達の家庭環境も似たような感じで、サチ達は自分の結婚生活に希望を持つ事ができなかった。

(サチ達の母親は教育関係の仕事ではないと思いますが、それはサチ達にとって誤差の範囲です)

(サチ達が母子家庭で、母親のネガティブな言動を、別の家族(叔父や祖父など)に向けられている可能性もありますが、それも誤差の範囲でしょう)

(サチ達にとって重要なのは、自分以外の家族にネガティブな言動を取る母親がいて、それを気に病んでいるかどうかです)


それで、似たような家庭環境を持つ田中さんに、サチ達は親近感が湧いたのではないでしょうか。

だからこそ、サチ達は悪口に乗らない田中さんと仲良くなれたわけです。

(もっとも、サチ達の場合は、母親に似過ぎてしまい、善性をあまり受け継がなかった)

(そうして、サチ達のあの人格が形成されたと思われます)


こうした家庭環境を、客観的に見て幸福か?と問われたら、私は即答できません。

経済的には裕福かもしれません。最悪ではないかもしれません。

しかし、胸を張って幸福とは言えないんじゃないでしょうか。

(もちろん、リアルでは智子のような家庭環境の方が珍しく、むしろ田中さんやサチ達のような家庭環境の方が、割合的には普通の部類なのかもしれません)

(しかし、そうだったとしても、これを幸福というのは、どうしても抵抗があります)


それから余談になりますが、田中さんに振られた元カレ?は、ひょっとしたら田中さんの父親みたいな人だったんじゃないでしょうか?

悪い人では無いんだけど、自分の父親と同じだと思うと、あまり男性的な魅力を感じられなかったとか。

(田中さんの性格と上述の家庭環境だと、父親の事は嫌いではないでしょうが、父親を男性的に魅力的な人間だと思う事は難しい)

田中さんは、恋人にするなら、黙って悪口を聞いているような人ではなく、悪口を言われたら殴ってでもやめさせるような男性を求めていたのかもしれません。

(それ故に吉田さんに惹かれたとか。同性ですけど)



もちろん、これら全ては、私の推測に過ぎないため、ニコ先生方の設定と食い違っている可能性は十二分にあります。

(というか、予知能力者でも無いと、ニコ先生方の設定を全部読むなんて無理です。いろいろ食い違っている可能性は高いです)

なので、どうかそこのところは、ご理解いただけるとありがたいです。



また長くなってしまいました。お恥ずかしい。



本当に失礼しました。それでは。

Re: タイトルなし

>ランダーマンさん

> 偏見を持ってしまうのは、人間として、ある程度は自然な事です。
まあ確かにその通りですね。逆に俺は偏見なんて一切ない、なんて豪語できる人はむしろ傲慢とも言えるでしょう。
人間なんて得てしてそういうものに囚われがちなのだということを認めた上で、わが身を振り返ることが大切なんでしょうね。

吉田さんの車に同乗していた二木さんは、なんだか学校での彼女とは印象が全然違っていましたね。
人間は誰もが多面的な部分を持っているものですが、一面だけを見てそういう人だと決めつけてしまうことの危険性を改めて考えさせられます。
杏奈さんの下ネタにクスクス笑ったりしていたのも彼女の意外な一面でしたけど、ああいう姿も含めて二木さんなんですよね。

真子の家庭についての考察はすごいですね。正直圧倒されましたよ。そこまで具体的なイメージがおありなら、もういっそのこと、二次創作で展開した方がいいんじゃないかと思うレベルですw
私はとてもそこまで想像力を広げられませんが、母親が教育関係の仕事、というのはなんとなくわかりますね。私もそんなイメージがあります。
父親はわからないなあ…わたモテに限らず、谷川さんの作品って父親の影が薄いんですよね。真子に限らず、父親のイメージが具体的に出てくるキャラは私にはいないかも。

ただ、ランダーマンさんにいう真子の家庭も、私には十分幸せなんじゃないかと思ってしまいますね。
経済的にちゃんとした高校に行けて、それなりにご両親に愛されているなら、それで何の不満があるんだと思ってしまいます。
まあこれは私がおっさんだからで、思春期の女の子にとっては大問題なんでしょうけど。
客観的には幸福だけど、真子の主観ではそうでもないといった感じを私は受けました。

親とあまりうまくいっていないというのは誰しもあることですからね。むしろ、親に対して反発心はある程度あったほうがいいんじゃないかとすら思います。現在進行形の本人としてはそれは必ずしも幸福ではないかもしれませんが、客観的にはいやいやそれでいいんだよと言いたくなりますねw

ていうか、小宮山さんも別に不幸ではないよなと思い直しました。
ちゃんと進学もさせてもらえるわけですし、特に経済的に困窮しているという風には見えません。
自分の好きなことをやれて、そしてそれを理解してくれる友人もいるわけで、主観的にも客観的にも十分幸せなんじゃないかという気がしてきました。

まあいずれにしても、今後キャラたちの家庭の事情が大きくクローズアップされることはおそらくないでしょうから、そこは読者が各自想像で埋めていけばいいんじゃないかと思います。
谷川さんは緻密に裏設定を決めているという話ですが、「裏設定」というからには表には出すことはそうそうないでしょうからね。
特にわたモテはあえて家庭の話をあまり持ちこまないようにしてる節があります。(黒木家以外)
それは、変にドロドロした生活感を出すことで作品の世界観を損ないたくないという意志の表れなのかもしれません。
ランダーマンさんの推測は非常に精密で説得力のあるものでしたが、それゆえに作品の表に出しずらい部分もあるようにも思えました。
そういった意味でも、すごく二次創作向けだなと。

まあしかし、こうやってファン同志がああでもないこうでもないと意見を交わし合う自体がすごく楽しいですね。
ただ作品を読むのも楽しいですが、作品の外でいろいろ世界を広げていくのも楽しみ方の一つだとつくづく思います。

父親の影が薄いのは、ニコ先生方の感覚では、父親とは子供にあまり干渉する存在では無いからかもしれませんね。

そういうのは基本的に母親の役割で、父親は背中で語り、裏から子供を支えるものだと思っているのではないでしょうか。


いや、もちろん現実には、母親のように子供に干渉する父親はいます。ニコ先生方も知識では理解はしているはずです。

しかし、ニコ先生方としては、そういう父親を想像はできても、作中で詳しく描く気にはなれなかったんじゃないでしょうか。

ニコ先生方が子供の年代では、そういう父親は今よりも少なそうですし。先生方としても、実感を得づらい。

そういった理由から、筆が乗らないんだと思います。

もちろん、作劇上描く必要があるなら描くでしょうが、必要なければ無理に描かない方針なのかと。



確かに、私が推測した田中さんの家庭環境は、世間的には幸福と言っても差し支えないのかもしれませんね。

ただ、それは、田中さんが特別善良な人間であるおかげだと思います。

田中さんが特別善良であるが故に、なんとか良い子に育ったわけで。それなら、一応は幸福な家庭環境と言えるでしょう。

逆に言えば、田中さんのように特別善良な人間でなければ、サチ達のような人格に育ってしまいかねません。そういう環境です。

サチ達のような人格に育ってしまうが故に、のっぺらぼうの悪口にまみれた青春を送る羽目になるわけです。

普通の一般的な人間ならば、サチ達のようになるのが、田中さんの家庭環境なのです。

そのような家庭環境を、田中さんの例だけを見て幸福と定義するというのはちょっと。

それに抵抗を感じる人間は、少なからずいるのではないでしょうか。



小宮山さんも充分不幸な部類だと思いますよ。

父親がいないというのは、それだけで悲しい事ですし。

自分は父親がいる他の子とは違うんだという、疎外感を抱いてしまいます。

それでは、人格形成や対人関係能力にも少なくない影響が出てくるでしょう。

というか、智貴を相手にあれだけ暴走するのも、父親から父性を向けて貰えない鬱屈が精神に影響に与えているからじゃないでしょうか。

自分が好きになれるほどの男性ならば、付き合う事で自分に父性を向けてくれるかもしれない。

そうした期待を無意識に行い、父性を味わいたくてたまらなくて、精神に異常が発生し、あのような行動に走ってしまうわけです。

また、父性がどういうものなのか実感がないため、尚の事その期待は大きくなり、欲望を抑えられなくなる。

もっとも、小宮山さんはそれらを自覚していないでしょう。

しかし、本人が問題を自覚していない事と幸福な事はまた別の話だと思います。

例えば、南さんは、2年生までは自分の問題を自覚していませんでしたが、それで南さんは幸福だったか?と言われたら、答えはノーかと。



私も家庭環境の話が物語中に出てくるとは思っていません。

少なくともドロドロしたものは、直接的に描かれないでしょう。

それに家庭環境の話になると、学校での問題というよりも、社会全体の問題になりかねません。

それは、明らかにわたモテの作風と噛み合っていない。描かれる可能性は低いでしょう。


ただ、最終回後に発売される設定資料集とかでは、文章だけという形で裏設定が載るんじゃないかと思っています。

話題になって売り上げにも繋がりそうですし、それに最終回後ならば、世界観がどうこうも連載中ほど気にする必要がありませんから。


まあ、それでも限度はあるでしょうけどね。

私が今回考えた程度の設定ならば載ってもおかしくはないですが、あまりにも重過ぎる裏設定は載せられないはずです。

簡潔に言うなら、不倫がどうこうとか、前科がどうこうとか、そういう感じです。

逆に言えば、そういうのでなければ、設定資料集で裏設定も明かされるんじゃないかと思う次第です。



私の考えが管理人さんの楽しみに繋がったのであれば、とても光栄です。

私自身も、これからも管理人さんの考えを楽しみにしていきたいと思います。

各キャラについて

なりそこないさんとランダーマンさんとの語り合いを読んでいて、ちょっと思いついたことがあるので書きます。


 家庭環境でコミさんだけ父親がいないとはっきりしているのですが、彼女のキャラ設定にはあまりかかわりがないように見えちゃいます。最近出番はないですけど、あれだけド派手な私服を着ているうえにロッテの応援云々とか見ていると、経済的に問題があるようには思えませんし、勉強合宿も参加していますし。国立志望も家計どうこうより(ここ20年くらいは国立も私立も大学の学費変わらんみたいですし)、ロッテファンとして千葉を離れたくない(もしくは伊藤さんが国立志望だった)程度のように見えます。

 彼女の父親不在は、あくまでも中学時代のもこっちの性格の悪さや無神経さを表すために設定されたように感じますね。逆に言えば今のもこっちがコミさんの父親が亡くなっていると知ったら、いらんことは言わないように思えます。コミさんの智貴や野球のことになると回りが見えなくなるのは、陰キャオタ独特の空気の読め無さというべきでしょうか。ただ智貴との恋路どうこうは、正直智貴への想いとロッテへの想いが似たようなものに見えてもどかしいです。智貴のやさしさ・かっこよさ以外のところを考えているのかというふうに(まあ高校生の恋愛なんかそんなものかもしれませんが)


 わたモテのキャラって父親の類が出てこないですね、谷川作品のちょく!でも母親は出ても父親は離婚とかで出てこなかったし、ライト姉妹でも母しか出てこない、偽文学少女じゃクズがクレカ無断どうこうで殴られた程度です(眼鏡の虐待設定もその回だけでした)、我らがもこっちのパパは、もこっちの電マでオ〇ニー疑惑をかけられてスルーと、喫煙者であることと、釣り好きで目の下に隈がある程度の情報しかありません。


 まこっちに関してはお世話好きなんだなと改めて思ったり。もこっちに対して便所の個室で迫るシーンありますけど、もこっち自身がゆりキバみたいに依存してこないせいかあまり仲が深まっていないです(それでも宮ちゃんに黒木さんが友達かどうか聞くと即答しますが)吉田さんとなぜ3年から距離が縮まったのかは、打ち上げの前に一緒にメダルゲームっぽいのをやっていたのもありますけど。遠足のときに吉田さんが明らかに喧嘩したあとで(大変くだらないことが原因でしたが)単独でいたところを合流したので、まこっちの自分が世話をしなければならないスイッチが入ってしまったように感じます。ちょうとゆりがまこっちからもこっちに依存先を変えてきていた時期でもありました。


 で遠足の後普通の友人の仲なのが続きますが、謹慎のイベントが起きます。でそこで進路が決まっていないどうこうになるのですが、そこでもまこっちの世話焼きの使命感が燃えますが、逆に吉田さんはまったり急がず考えるという風な感じで、彼女の神経を逆なでしています(喪188のドライブどうこうで怒っているのは自分を誘ってくれなかった以外にも、「進路は自動車免許取っただけか」というイラつきもありそう)ここの部分がキバ子編で進むのかと思ったのですけど、文化祭終わってからが本番になるのじゃないかなと推測します。


 吉田さんは今江先輩のモラトリアムの延長発言の肯定で救われて、キバ子は二木さんの違う人間のタイプを見ることで救われて、まこっちはなんか空回りのように見えますけど、彼女はゆりキバよしの三者の日常を支えているんだなと思うと重要なキャラだなと改めて思いました。喪190とかではキバ子のことに敏感になっていますし。彼女の世話焼きな性格はこのままでいいと思いますよ今のところは。


乱文失礼いたしました。

Re: タイトルなし

>ランダーマンさん

> そういうのは基本的に母親の役割で、父親は背中で語り、裏から子供を支えるものだと思っているのではないでしょうか。
うーん、なるほど…
もしそうだとすると、ずいぶん昭和っぽい考えのようですねw
私の世代ならまあわかりますが、谷川さんくらいだとけっこう古いような気がします。
ただ、別に亭主関白とかそういうことでもないんですよね。もこっちのお父さんなんてけっこう甘いようですしw
普段は朴訥として目立たなくてもいざというときは存在感を見せると言った感じでしょうか。

基本的に私は幸福か不幸かというのは主観的なものだと思っているので、他人のことを判断する際には「世間的」な目線でしか語れないと思っています。
抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、こういうときはあえて話のわからない大人でいるつもりですw
それに真子が善良な人間ならばそれでもう幸せでいいんじゃないでしょうかね。彼女をそういう人間に育てあげたのはやはり親御さんの愛情もあってのことだと思いますし。
まあ真子自身が自分のことを不幸だと思い込んでいたりそれを親のせいにしたりしていない限り、特に同情したりする必要もないかと。

小宮山さんが智貴に異常にのめり込んでいるのは、確かに父親不在の件が大いにありそうです。
でもまあ、そこに悲壮感はないんですよね。それをギャグに転化できているのがわたモテなんです。
まあ笑えないという人にはきついかもしれませんが、私はそんな小宮山さんが大好きなのでそれでいいかなと。
ただ、一歩間違えれば洒落にならない事態になりかねないのもまた事実なので、そこはうまくバランスをとって欲しいなとは思います。
先ほども言いましたが、私の場合はあくまで「世間」の観点からキャラを見たいなと思っているので本人に自覚がなければそれを尊重したい気持ちがありますね。

設定資料集ですか。どうなんだろ、以前のファンブックみたいな「ボツ設定」とかなら開陳ということもあるでしょうけど、実際の「裏設定」はあくまで読者の想像の範囲を残しておいて欲しいなという気がしますね。
まああっても無難な範囲にとどめて欲しいかな。何でもかんでもオープンにするのはなんか無粋だと思ってしまうんですよね。

ランダーマンさんのご意見は私にない視点が多いので大変刺激になっていますよ。
私の意見もランダーマンさんにとって何かしら有意義なものになってくれたらうれしいです。

Re: 各キャラについて

>かわずやさん

> あれだけド派手な私服を着ているうえにロッテの応援云々とか見ていると、経済的に問題があるようには思えませんし、勉強合宿も参加していますし。
そうなんですよね。とても母子家庭ならばの経済問題等を抱えているようには思えません。国立志望はロッテ絡みだったとはw そこは正直盲点でしたね。

確かに本編で父親不在の件が語られたことってないんですよね。もしかすると、あれは友モテだけの設定だったのかと思ってしまうほどですw
智貴とロッテはまあ仕方ないかなあという気もします。どうしてもギャグに振り切ってしまうところがありますから。
ただとにかく一度これと決めたらぶれないというか、一途であることは確かでしょう。ロッテファンになったきっかけというのはよくわかりませんが、ひょっとするとそっちも父親関係だったりするのかもしれません。お父さんがロッテファンで一緒に試合を見に行った思い出があるとか。

> わたモテのキャラって父親の類が出てこないですね、
本当そうなんですよ。しかもわたモテだけではなく、他の作品でもそうですからね。これは谷川ニコという作家性と何か関係があるような気がしてなりません。そういった意味でも、もこっちのお父さんというキャラはとても貴重かつ重要なキャラなのではないかと思います。(喪121がマイフェイバリットなのはそういう理由もあるのかも)

真子こそある意味で「お母さんキャラ」なのかもしれませんね。周りがそう思ってるとかではなくって、本人の資質的に。
当初はゆりちゃんや南さんの世話に疲れた彼女が吉田さんの自由さに魅かれたのかなという気がしていたのですが、けっきょく世話を焼きたがってるというw
根っからの世話焼き体質だとするなら、今のところそれぞれ空回りしてる感があってちょっと可哀想かも。
なるほど、文化祭の後はもう受験しかないと思っていましたが、その後に真子編が来る可能性はありそうですね。その頃、吉田さんや南さんの進路がどうなってるかも含めて気になるところです。
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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