私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪187簡易感想~基本ネタバレなし~
※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。
2月18日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪187、ブラウザ版で喪186(前編)に更新されました。
今回は喪187についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
今回はすごかったですね。
なんか読むたびにずしりと重みが増してくる感じがします。
夏休み明けからのわたモテをおさらいしているような気分にもなりましたし、文化祭にむけてさらに気持ちがはやる気持ちにもなりました。
また、これまでの伏線がここにきて一気に回収されたり、逆に新たな伏線が見えてきたりと、かなり目まぐるしく展開が動き始めた感触があります。
とにかく読んでいてハラハラドキドキしっぱなしでしたw
ブラウザ版での更新を合わせて読めばわかりますが、今わたモテは文化祭にむけて急ピッチで話が進みつつあります。
そんな中、今回は一見すると肩透かしっぽい回かもしれません。
でも中身をしっかり読めば、それは全く見当違いだったことに気づくはずです。
そう、今回が純粋たる「喪187」本編であることは疑いようもありません。
来たるべき文化祭は今回の話をなくして語れないと言ってもいいくらいだと思いますね。
というわけで、以下より喪187のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1362249121596235777
https://twitter.com/horobijiji/status/1362249204370862082
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
しかしまあ、最初にあのサムネを見た時はびっくりしましたね。
あれ?これと同じセリフを確か読んだことがあるぞ…?え?デジャブ?ってw
まあそれも本編を読めばすぐに諒解するんですけどね。
わたモテでこの手法を使うというのは少し意外ではありましたけど、ここまでの流れを踏まえるとすごく効果的だったと思います。
夏休み明けの喪184から185、クリスマス特別編を挟んでの喪186に至る過程を「彼女」の目線でなぞっていくことで、より理解が深まったような気がしました。
特に喪185となぜか読み比べたくなったんですよね。
あれはもこっちがかつての「場所」を巡りながら今の自分の立ち位置を改めて踏み締めるみたいな感じがあったかと思うんですけど、今回の話は「彼女」がそれと同じようなことを1週間かけてやっていたようにも思えました。
特にラスト4ページからの展開は見逃せませんね。
意外な伏線回収や新たな伏線らしきものもあったりして、ページを滑らせる指にもなぜか緊張が走りますw
そして、最後の一コマ!
怖くなるのと同時に、なぜかワクワクもしてしまうというw
「彼女」が「彼女」と出会うことで何かが変わりつつある一方、どうやら「彼女」の中にも何かが生まれ始めているようですね。いやあ、怖い怖いw
(ここでいう「彼女」は、それぞれ全部別々だったりします)
今回のこれは読んでおくといいかもは、もうむっちゃくちゃありますねw
挙げていくとキリがないので、あえて最近のものから厳選していきましょうか。
喪184「モテないし学校が始まった(前編)」(コミックス19巻所収)
まずは基本中の基本。これを読んでおかないと話になりませんね。
今回に限っては必須科目といっていいでしょうw
次に
喪182「モテないし夏果と海」(コミックス19巻所収)
これを軽く嗜んでおいてから、
喪144「モテないし名前を呼び合う」
喪145「モテないし3年のある日」(共にコミックス15巻所収)
かな。実は前回の席替えと微妙にリンクしてる感じなんですよね。
今思うと、どちらも今回へのロングパス伏線になっていたのかも。
喪163「モテないし夏」(コミックス17巻所収)
特別編10(コミックス18巻所収)
この辺も今回の伏線になってきますね(特に後半2Pあたりw)。
「彼女」の「彼女」に対する思いもなかなか複雑なようでw
あと、
喪123「モテないし弟が3-5にくる」
喪128「モテないし回る」(共にコミックス13巻所収)
3年生編が始まったころの雰囲気も今一度味わっておくといいかも。
イメソンは全然思い浮かばなくて、もう今回は該当曲なしにしようかとも思ったんですけど、
ギリギリになってふと降ってきた曲があったので、
Sheryl Crow 「If It Makes You Happy」
こちらを。
彼女の書く歌詞はけっこう哲学的で、この曲もいろんな解釈が可能でしょうけど、私は単純に
If it makes you happy(それで幸せになれるなら)
Then why the hell are you so sad(なんでそんなに悲しそうなの?)
このフレーズを今回の主役、Mさんに捧げたいです。
今回は久々に表紙がついたのもポイントのひとつかと思います。
しかもその表紙が実に意味深なんですよね。
いったいこれはいつの光景なのか。その辺を考察するだけでひとつ記事ができそうw
それと、タイトルがこれまた久々にうまいというか深みがあるんですよ。
ここ最近はずっと簡素で無味無臭なものばかりだっただけに、よけいに染み入りますね。
「彼女」がこの1週間で何を見て何を感じてきたのか、またそれがもこっちたちの物語とどう交錯していくのか(はたまたしないのか)、色々と考える余地があるかと思います。
とにかく今回はかなり異色な構成にもかかわらず、すごくわたモテらしさを感じさせるんですよ。
まさに「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」というタイトル通りの内容になってるんです。
我らがもこっちはほとんど登場せず、代わりに「彼女」が全編通して出ずっぱりにもかかわらず、です。
いや、むしろだからこそなのかもしれません。
エピソードを単につなげていくのではなく、一人の視点を通して丁寧にその情景を描いていったからこそ、わたモテのエッセンスが読み手にまっすぐ届いたのかもしれません。
いずれにしても、すごく納得がいくというか、順当な流れを踏んでいるなと思わせるものがありましたね。
あと、読み返していてふと感じたんですけど、意外と「彼女」以外のところでも気になる場面がけっこうあるんですよね。
UさんとYちゃんのショット、●●長の(一部)名前判明、OさんとFさん、MさんへのYさんのなにやら意味ありげな反応……
何より、SとNとの微妙な温度差は妙に引っかかりますね。Sもいよいよキャラとして独り立ちすることが来たのか…
次はSが主役だったりしてw
いやもうページ以上のボリューム感たっぷりで、むちゃくちゃ読み応えありますね。すべてのコマが伏線に見えてきてしょうがないw
ここからどう文化祭へと流れていくのかと考えるだけでなんだかワクワクしてきますよ。(少し怖くもあるけどw)
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ3月21日(日)ごろになる予定)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
そうだ、言い忘れてましたけど、
19巻のおまけマンガとも微妙にリンクしていたりするので、そちらもぜひチェックしてみてください!
(19巻の感想は現在並行して進行中。今のところ、2月23日(火)の夜あたりを予定しています。)
思えば、喪173の時は特別編でないことが妙に思えたものでしたが、今回はまごうことなき「本編」としか言いようがないんですよね。
今回は15巻とけっこうつながっているかも。
地味に17巻も重要だったりして。
3年生編が始まったばかりの頃の雰囲気も振り返ってみると、またより深みが増してくるかと思います。
2月18日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪187、ブラウザ版で喪186(前編)に更新されました。
今回は喪187についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
今回はすごかったですね。
なんか読むたびにずしりと重みが増してくる感じがします。
夏休み明けからのわたモテをおさらいしているような気分にもなりましたし、文化祭にむけてさらに気持ちがはやる気持ちにもなりました。
また、これまでの伏線がここにきて一気に回収されたり、逆に新たな伏線が見えてきたりと、かなり目まぐるしく展開が動き始めた感触があります。
とにかく読んでいてハラハラドキドキしっぱなしでしたw
ブラウザ版での更新を合わせて読めばわかりますが、今わたモテは文化祭にむけて急ピッチで話が進みつつあります。
そんな中、今回は一見すると肩透かしっぽい回かもしれません。
でも中身をしっかり読めば、それは全く見当違いだったことに気づくはずです。
そう、今回が純粋たる「喪187」本編であることは疑いようもありません。
来たるべき文化祭は今回の話をなくして語れないと言ってもいいくらいだと思いますね。
というわけで、以下より喪187のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1362249121596235777
https://twitter.com/horobijiji/status/1362249204370862082
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
しかしまあ、最初にあのサムネを見た時はびっくりしましたね。
あれ?これと同じセリフを確か読んだことがあるぞ…?え?デジャブ?ってw
まあそれも本編を読めばすぐに諒解するんですけどね。
わたモテでこの手法を使うというのは少し意外ではありましたけど、ここまでの流れを踏まえるとすごく効果的だったと思います。
夏休み明けの喪184から185、クリスマス特別編を挟んでの喪186に至る過程を「彼女」の目線でなぞっていくことで、より理解が深まったような気がしました。
特に喪185となぜか読み比べたくなったんですよね。
あれはもこっちがかつての「場所」を巡りながら今の自分の立ち位置を改めて踏み締めるみたいな感じがあったかと思うんですけど、今回の話は「彼女」がそれと同じようなことを1週間かけてやっていたようにも思えました。
特にラスト4ページからの展開は見逃せませんね。
意外な伏線回収や新たな伏線らしきものもあったりして、ページを滑らせる指にもなぜか緊張が走りますw
そして、最後の一コマ!
怖くなるのと同時に、なぜかワクワクもしてしまうというw
「彼女」が「彼女」と出会うことで何かが変わりつつある一方、どうやら「彼女」の中にも何かが生まれ始めているようですね。いやあ、怖い怖いw
(ここでいう「彼女」は、それぞれ全部別々だったりします)
今回のこれは読んでおくといいかもは、もうむっちゃくちゃありますねw
挙げていくとキリがないので、あえて最近のものから厳選していきましょうか。
喪184「モテないし学校が始まった(前編)」(コミックス19巻所収)
まずは基本中の基本。これを読んでおかないと話になりませんね。
今回に限っては必須科目といっていいでしょうw
次に
喪182「モテないし夏果と海」(コミックス19巻所収)
これを軽く嗜んでおいてから、
喪144「モテないし名前を呼び合う」
喪145「モテないし3年のある日」(共にコミックス15巻所収)
かな。実は前回の席替えと微妙にリンクしてる感じなんですよね。
今思うと、どちらも今回へのロングパス伏線になっていたのかも。
喪163「モテないし夏」(コミックス17巻所収)
特別編10(コミックス18巻所収)
この辺も今回の伏線になってきますね(特に後半2Pあたりw)。
「彼女」の「彼女」に対する思いもなかなか複雑なようでw
あと、
喪123「モテないし弟が3-5にくる」
喪128「モテないし回る」(共にコミックス13巻所収)
3年生編が始まったころの雰囲気も今一度味わっておくといいかも。
イメソンは全然思い浮かばなくて、もう今回は該当曲なしにしようかとも思ったんですけど、
ギリギリになってふと降ってきた曲があったので、
Sheryl Crow 「If It Makes You Happy」
こちらを。
彼女の書く歌詞はけっこう哲学的で、この曲もいろんな解釈が可能でしょうけど、私は単純に
If it makes you happy(それで幸せになれるなら)
Then why the hell are you so sad(なんでそんなに悲しそうなの?)
このフレーズを今回の主役、Mさんに捧げたいです。
今回は久々に表紙がついたのもポイントのひとつかと思います。
しかもその表紙が実に意味深なんですよね。
いったいこれはいつの光景なのか。その辺を考察するだけでひとつ記事ができそうw
それと、タイトルがこれまた久々にうまいというか深みがあるんですよ。
ここ最近はずっと簡素で無味無臭なものばかりだっただけに、よけいに染み入りますね。
「彼女」がこの1週間で何を見て何を感じてきたのか、またそれがもこっちたちの物語とどう交錯していくのか(はたまたしないのか)、色々と考える余地があるかと思います。
とにかく今回はかなり異色な構成にもかかわらず、すごくわたモテらしさを感じさせるんですよ。
まさに「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」というタイトル通りの内容になってるんです。
我らがもこっちはほとんど登場せず、代わりに「彼女」が全編通して出ずっぱりにもかかわらず、です。
いや、むしろだからこそなのかもしれません。
エピソードを単につなげていくのではなく、一人の視点を通して丁寧にその情景を描いていったからこそ、わたモテのエッセンスが読み手にまっすぐ届いたのかもしれません。
いずれにしても、すごく納得がいくというか、順当な流れを踏んでいるなと思わせるものがありましたね。
あと、読み返していてふと感じたんですけど、意外と「彼女」以外のところでも気になる場面がけっこうあるんですよね。
UさんとYちゃんのショット、●●長の(一部)名前判明、OさんとFさん、MさんへのYさんのなにやら意味ありげな反応……
何より、SとNとの微妙な温度差は妙に引っかかりますね。Sもいよいよキャラとして独り立ちすることが来たのか…
次はSが主役だったりしてw
いやもうページ以上のボリューム感たっぷりで、むちゃくちゃ読み応えありますね。すべてのコマが伏線に見えてきてしょうがないw
ここからどう文化祭へと流れていくのかと考えるだけでなんだかワクワクしてきますよ。(少し怖くもあるけどw)
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ3月21日(日)ごろになる予定)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
そうだ、言い忘れてましたけど、
19巻のおまけマンガとも微妙にリンクしていたりするので、そちらもぜひチェックしてみてください!
(19巻の感想は現在並行して進行中。今のところ、2月23日(火)の夜あたりを予定しています。)
思えば、喪173の時は特別編でないことが妙に思えたものでしたが、今回はまごうことなき「本編」としか言いようがないんですよね。
今回は15巻とけっこうつながっているかも。
地味に17巻も重要だったりして。
3年生編が始まったばかりの頃の雰囲気も振り返ってみると、またより深みが増してくるかと思います。
- 関連記事
-
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪186(前編)~2021年のわたモテは「予行演習」にヒントが隠されているかも~
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪187簡易感想~基本ネタバレなし~
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!特別編(3年目のクリスマス)~過去と未来を飛び回る時間旅行~
スポンサーサイト
tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!