私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!特別編(3年目のクリスマス)~過去と未来を飛び回る時間旅行~
2月4日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で特別編に更新されました。
いやあ、ついにあの「クリスマス特別編」が4年ぶりに復活しましたね。
いよいよ高校最後のクリスマスが描かれる時がやってきたのです。
それはすなわち、「最終回」に向けての道筋が整ったということに他ならないわけで、なんだか読む方も身が引き締まる思いがします。
あ、誰ですか、「今さらクリスマスかよ」と言ってるのは。
確かに今は2月ですけど、これは過去を振り返る話じゃないんですよ。
むしろ、未来を先取りしている話なんです。
何しろわたモテ本編では今、夏休みが明けたばかりですからね。文化祭に向けての準備もまだこれからという段階です。
つまり、これは約1か月半前のクリスマスを振り返るのではなくて、10か月先の今年のクリスマスを「特別に」今から読めるということに他ならないんですよ!(ドーン!)
元々わたモテにおける特別編とは、ほぼクリスマス編を指す言葉でした。
それがキャラが増えていく中でロッテコラボ編(笑)やらネモ過去編が生まれたりしましたが、本来は通常の時の流れから離れて、特別な日を特別な雰囲気でお見せするという意味があったはずです。
それが4年前に「2年目のクリスマス」が終わり、本編の流れに追いついてから今まで「特別編」は封印されてきました。
なぜ封印されてきたかといえば、この4年のブランクがそのまま答えになりそうです。つまり、あまりに遥か先すぎてその時点ではまだ見通すことができなかったんですね。
それが今回復活したということは、ようやく「見えてきた」ということなのでしょう。
というわけで、ついに始まる「3年目のクリスマス」。
さっそく見てまいりましょう!
だいぶ日も短くなったのでしょうか、随分暗くなってから学校を後にするもこっちとゆりちゃん。
学校がまだあるということは、少なくとも24日(クリスマスイブ)ではなさそうですね。
たぶん、遅くまで二人で勉強をしていたんでしょう。
今ではこんな光景も当たり前のように思えますが、もこっちはほんの1年前、毎日のようにブックオブ通いをしてましたからねw
1週間以上前からイルミネーションを避けるかのように午後5時まで時間を潰していたのですから、本当に変われば変わるものです。
それはそうと、狐のマフラー!なんか本当久々に見ますよね。
喪120、あの打ち上げ会以来でしょうか。
未来なのに、懐かしい。なんとも不思議な感覚に陥ります。
そんな悲しい過去を思い出したのでしょうか、街にあふれる光を見てもこっちはゆりちゃんに語り掛けます。
かつてはそんな思いも一人で噛みしめるしかありませんでしたが、今は隣に同じ思いを共有できる相手がいるわけです。
ゆりちゃんはあまり自分から話題を提供するタイプではないんでしょうけど、でもだからこそ話しやすいという面もあるのかもしれませんね。
「無理矢理明るくしようとしてる感」
この感覚を躊躇いなく口にできること自体、なんだか幸せなことだなあと感じてしまいます。
今回の個人的ベストもこっちはここですね。
カバンの背負う手つきとかも、なんか好きw
彼女って、いつもこういう背負い方をしてますけど、妙に幼く見えてしまうのは私だけでしょうか。
…あと、これはどうでもいいことですけど、アーケードの明かり(?)が一瞬、雪降ってるのかと思ったw
ゆりちゃんwww
まあ、もこっちも要領の得ない話し方だけど、そこはそれとなくわかるだろw
嫌いという面ももちろんあるんだけど、でもそうじゃないんだというこの微妙な感覚わかってくれよ!というねw
この辺のやり取りはなんか「もこゆり」だなあという感じがしてすごく好きです。
これが他の子、例えばネモやあーちゃんに「嫌いなの?」と言われたら、もこっちももう何も言えなくなるんじゃないでしょうか。
なんとなくわかる。
やっぱりこれですよね。この「なんとなく」というニュアンスが大事なんですよ。
喪132の「すごいわかる」との対比になっていると思うのは私だけでしょうか。
このもこっちの感覚は私もわかります。
周りと自分との温度差が逆に心地よいというか、それこそ自分だけの特別みたいなものを感じられるんですよね。
なので、「すごいわかる」わけないんですよ。それはその人だけが感じる温度差なのですから。
ゆりちゃんの「なんとなくわかる」は、そんなそれぞれの「特別」を感覚的に分かった上での言葉なのかなという気がしましたね。
WWWWW
いや、この感覚はわからんwww
ていうか、もこっちにしてこう言わしめるって相当だぞw
部屋のイメージが本当に広くなってるのが地味におかしいですねw
そうか、広いと楽しいのか……
つーか、去年のクリスマスって、もこっちには「塩対応」してたくせに裏ではこんなことをしていたのかw
いや、だから、お前あの時声かけられたろw
その時誘わなかったくせに、何ふてくされてるんだw
ていうか現在の話ならともかく、1年前のことを責められても困りますよね。
まだそんな仲でもなかったってのは、お互い分かってるだろうに。
でもまあゆりちゃんにしてみれば、そういう理屈の問題じゃないんでしょうね。
だから、「……」という無言での圧力なんです。責める筋合いがないことはわかってるからこそのこの表情なんですよ。
たぶん、ここで「いや、何が悪いの?」と開き直っても、「別に悪くないけど」としか返ってこないでしょう。
こういう取り立ててたいした理由もないところでの微妙な空気って、いかにも痴話げんかっぽくって逆に微笑ましくも感じますね。
…まあ、もこっちにしてみればたまったもんじゃないでしょうけどw
ていうか実際、去年は本当にたまたまなんですよね。
2年前まではそれはそれは悲惨なクリスマスを送っていたのですから。
いっそのこと、1年の時のあの話をしてみればよかったんじゃないでしょうかw
ここはなにげに、「未来」の話っぽいですよね。
ゆりちゃんともこっちが、学校帰りにゆうちゃんと加藤さんとで待ち合わせをしてるとは!
今現在のわたモテ本編を振り返ってみても、とても想像できない関係性の変化です。
しかも、「明日香」ですよ?
あのもこっちが、まったくどもりせずに、しかもゆりちゃんという第三者に向けてそう呼んでいるのです。
そう、私たちは時間の壁を乗り越えて、はるか未来へとタイムスリップしているわけです。
待ち合わせをしている「STAR TURRYS」もいつものそれとは違いますよね。
海浜幕張駅に直結している新たな「STAR TURRYS」なんです。
(これに関連しては喪185のコメント欄にて、Mさんがモデルとなったお店をご紹介しています)
(なお、GoogleではWIRED KITCHINになっていますが、ここが閉店になって2019年8月にスターバックスペリエ海浜幕張店になったようです)
友モテ3人が普段待ち合わせに使っているいつものカフェじゃなくって、あえて最近オープンしたところをモデルにしてるところからしても、なんだか「未来」の世界にやってきた感がありません?
カフェではすでにゆうちゃん特訓中w
飛び散る汗を見ると、ああゆうちゃんだなあと逆に何だかほっとしますw
まあ目の前に怖~い先生がずっと見てるのですから、そりゃ緊張もしますよね。
さて、問題のシーンですね。
何が問題なのかというのは、とりあえずこちらのコメントを見ていただきたいのですが、
要するにゆりちゃんが異常なほどに椅子を加藤さん側に寄せてるんですよ。
つまり、
優
□□□□
□□□□
明 ゆ 智
という構図を期待してるとしか思えないんですね。(図はMさんからの引用)
正直、最初聞いたときはまさかという思いで、別にそこまで深い意味はないんじゃない?と考えたかったのですが、
その前に描かれている椅子の位置からすると、谷川さんが意図的に描いているのは明らかです。
どうでしょう。これが例えば、2対3になるようなテーブルならまだわかりますよ。
でも通常の4人掛けのテーブルで1対3になるのを期待するって、ちょっとヤバくないですか?
はっきり言って、私は本気で引いたんですけど。
ただ私が今回引いたのはこの場面のみです。
この後、すぐにゆりちゃんの位置は正常に戻りますし(諦めた?それとも誰かに窘められた?)、
先ほどの無言の「……」にしても、個人的にはむしろ微笑ましく感じられました。
でも、だからこそよけいにこの座り方が気になるんですよね。
これももしかしたら「未来」ならばの、私たちがまだ知らない景色のひとつなのかもしれません。
裏取りすなw
ていうか、何を疑ってたんだw
もこっちも引いてんじゃねーかw
加藤さんが言う「この写真」というのは、2年終わりの打ち上げ焼き肉での
このことを言ってるんでしょうね。
考えてみれば、この時すでにあの2年目のクリスマスは「過去」のものとなっているんですね。
なんとなく、焼き肉の方がもっと昔のようなイメージがありました。
我ながら不思議ですが、人間関係があの打ち上げから大きく変わったからそんな思い違いをしたのかもしれませんね。
ゆうもここみでやったクリスマスは今とほとんど関係性が変わっていませんから。
いずれにしても「未来」の位置から「過去」、そのさらに「過去」とつながっていくのは何だか不思議な感じがします。
WWWWW
何度見ても痛すぎて笑えるwwwこみさん、最高w
これは昨年12月22日に発売されたガンガンJOKER1月号掲載の「トモモテ」のワンシーンなんですけど、こういうちょっとした遊び心には思わずニヤリとさせられますよね。
(デジタル版はまだ普通に購入できるので、未読の方はぜひ!今年発売の2月号でも「トモモテ」は載ってますよ!)
なんていうんだろう、最新の情報とリンクしてるのに、話そのものは「過去」の「過去」のそのまたさらに「過去」という構図になんだか頭がクラクラしそうですw これもクリスマスの「特別」な雰囲気がなせる技なのかw
加藤さんは普通に社交辞令的な褒め言葉を述べるのに対して(こみさんのこの痛さはある意味かわいいがw)、
ゆりちゃんは単刀直入に「なんの写真」と疑問を投げかけてる感じもおかしいw
なんの写真と言われても返答に困るwてか、本当になんの写真なんだw
なんと、1年の時の加藤さんたちまで!
これも「過去」なのに、まだ見ぬ光景なわけで、ある意味「未来」ですよね。
過去と今と未来の境があやふやになっている感じが面白い。
ていうか、改めて見るとなんかすごいですね…
よくわからないけど、もこっちが「ドスケベ・ザ・サ●バージャパン2077」と言うのもわかるw(なんかゲームネタなんですよね?)
それにしても、1年の頃はあの凸糸目さんも一緒につるんでいたんですね。
まあ今でも七夕や2学期初日で顔を合わせてたりするのですが、もっぱら美保や風夏ばかりで、夏帆や加藤さんと一緒にいることは今ではないように見えます。
単にクラスが別になったからとかでなんとなく疎遠になったのか、それとも何かグループを離れるきっかけがあったのか、気になるところです。
しかし、この中で一番露出度が高いのが加藤さんって一体どうなんだろw
ここで語られるゆりちゃんのクリスマスとは一年の時のこと。
つまり、
この時の「去年」のことを指しているわけです。
ここでは名前を挙げてませんが、クラスの何人かというからには真子を含めてのグループだったのでしょう。
それはおそらく、夏合宿で凪さんが言っていた
この4人組だったに違いありません。
そして重要なのは、「途中で帰った」という言葉。
ついに、過去において南さんらと何かあったことが語られましたね。
しかも、それはどうやら1年のクリスマスその日に起こったようです。
具体的に何があったのか。
ゆりちゃんの口からそれが語られることはありませんでした。
でも1年前、もこっちに聞かれた時には単に「何人かで遊んだ」としか言っていないんですよね。
ここであえてそう言及するということは、私のはみんなが言っている「クリスマス会」とは違うんだという思いが出ているように感じられてなりません。
「そっかー」と汗を飛ばすしかないゆうちゃんがなんだか切ないですね。
こっちの「そっかー…」はあんま切なくないwww
ていうか、別の意味でなんか切ないわw
もこっちの目に憐れみの色が見えるのは私だけでしょうかw
加藤さんの場合はもっと辛辣w
「何言っちゃってるのこの子?」みたいな目をしてるw
しかし、なんでゆりちゃんは上着を少しずつはだけさせているんだ?w
WWWWWこの場でそれを差し出すかwww
ていうか、微妙にそんな約束じゃなかったようなw
確かゆうちゃんがゲームに勝って、もこっちとこみさんとでクリスマスソングを歌う命令をしたにも関わらず、けっきょく歌えなかったので命令が一年越しに延長されただけだったはずなのでは…(コミックス11巻;特別編7を参照)
で、なぜかもこっちが「アレが私に必要になったらゆうちゃん失格ね」と言い出したんですよね。
つまり、言い出しっぺはもこっちなわけで、これはゆうちゃんとばっちりもいいところなのではw
ていうか、この言い回しだとあたかもゆうちゃんの方から煽っていたかのように聞こえるぞw
たぶん、加藤さんはそう勘違いしてると思うw
ほら、やっぱりw
まあプレゼントしたのは本当だから、あまり強く否定できないのが苦しいところですけどw
ホント、色々あったよなあw
WWWWW頭、吉田さんwww
はい、本日一番のパワーワードいただきましたw
ていうか、これで意味通じるのがすごいわw
というわけで、もちろんここが今回一番笑ったシーンになります!
なにげに、真子ならわかると思ってるゆりちゃんの返しも面白いですねw
それにしても、ゆりちゃんの上着はいったいどうなってるんだw
どんどんずり落ちていってるじゃねーかw
脱皮かw
けっきょくクリスマス会は開くことになったんですね。
なんだかんだ言いつつも、幹事役を引き受ける加藤さんが優しい。
(最後に釘を刺しておくのは忘れてないけどw)
みんなから一歩下がってついてくるゆりちゃんはその様子をどんな思いで見ているのでしょうか。
そういえば、ゆりちゃんだけ逆方向なんですよね。
打ち上げ会(喪120)のラストでもさりげなく描かれていましたが、今思うと、あの頃からこの構図は想定されていたのかもしれません。
ドア越しに見える3人の姿が本当に切ないです。
ゆりちゃああああああん!!!
何度見ても、この「オチ」にはそう叫ばずにはいられなくなってしまいます。
みんなと一緒にいる時にはほとんどしゃべらなかった彼女が、一人になったとたんにここまで「饒舌」になってしまうことにもう胸がいっぱいになってしまうんですよね。
確かにここでは「修学旅行班」の4人のことしか考えていないわけで、その“身内”しか見ようとしない閉じた感じは気になります。「京都 冬の旅」と「大格」のポスターもなんだか意味深で不安に駆られます。
でもやっぱり、それよりも彼女のこの「聞きたいこと知りたいこといっぱい」みたいな気持ちの方が私は気になってしまうんです。もう気になって気になって胸が苦しくなってしまうんです。
今のわたモテ本編からほんの3か月先の未来を描いた「特別編」ですけど、ここからさらにはるか遠くの「未来」へと思いを馳せるに至って、もう狂おしいほどたまらない気持ちになってしまいます。
ということで、今回の個人的ベストシーンはここですね。
決してここで終わりではなく、「次のクリスマス」があるということに期待を込めて、私にとってのベストシーンとしたいと思います。
最後のシーンからしても明らかなように、3年目のクリスマスはゆりちゃんが主役です。
今回に限ってはもこっちですら脇役だったと思います。
いろいろ痛々しい振舞いもありましたが、それも含めてこれが3か月後のゆりちゃんの姿であるということを私たちはこれから心のどこかに刻んでおく必要があるでしょう。
わたモテにおける「クリスマス」とは、ただ特別な日を指すのではありません。
言ってみれば、それは「時間旅行」に近いかもしれません。
普段の時間軸から離れて、過去や未来の姿を私たちに見せてくれる特別な回なのです。
一年目のクリスマスは2巻に所収されている「特別編1」。
これは1年生の時のクリスマスイブ(12月24日)の話ですよね。この時点では「未来」の話として語られます。
ところが、次のクリスマス編である「特別編2」(4巻所収)は、その一日前、12月23日の話なんですよ。
つまり、時間が巻き戻ってるわけです。
(余談ですが、このクリスマス編のみ、コミックス巻末じゃなくって、途中に挟みこまれているんですよね。つまり、通常の本編の流れの中での話になっているんです)
そして「特別編3」(6巻所収)は再び12月24日になります。内容はそのまま特別編1からの続きで、要するにこの時点で「過去」になるんですよ。
次の「特別編4」(8巻所収)は12月25日の話。本編ではすでに2年生になってけっこう経っているにもかかわらず、クリスマスの時だけはまだ1年生なわけです。
なので、8巻の巻末で読むとなんだか妙な感じになるんですよね。微妙にもこっちの佇まいみたいなものが違ってるんです。(本当に微妙なところですけど)
そして、いよいよ次の「特別編5」(9巻所収)から「高校二年目のクリスマス」に突入するわけですが、この段階ではまだ本編は体育祭が終わったばかりなんですよ。つまり「未来」になるわけです。
で、次の「特別編7」(11巻所収)がクリスマス本番になるわけですが、この時点で本編の時系列とほぼ一致するんですよ。ということは、「現在」になっているわけですね。
本編の流れから時間を飛び越えて、その時点での「過去」「現在」「未来」を見せてくれるのが「クリスマス特別編」の面白さでもあり、怖さでもあると思うんです。
今回は今まで以上に「過去」「未来」と目まぐるしく変わっていきましたよね。
2年目のクリスマスが語られたと思いきや、いきなり「未来」の「STAR TURRYS」が出てきたり、2年最後の打ち上げ会を思い出せたり、さらにはそこから中学時代まで飛びます。
で、未だ語られることのない、読者にとっては未来とも言える「過去」が仄めかされて、最後にはここからまだ先の「クリスマスパーティー」に話は向かうわけです。
なので、ゆりちゃんの不安定さが目立った今回の特別編ですが、私はそれほど心配していません。
なんだかんだいっても、けっきょくは収まるところに収まるんじゃないかと楽観視していますね。
だって、ここで見られた「過去」もなんかひどいものだったじゃないですかw
普段は聴かない悲しいクリスマスソングを流して部屋を広く感じるゆりちゃんとか、中学時代のこみさんの痛さとか、それはそれはひどいものでしたけど、「未来」から見るとなんだか微笑ましく感じるんですよね。
「過去」も「現在」も「未来」もみんな等価というか、なんか時の大きな流れの中ではどうでもいいことのように思えるんです。
また、ゆうちゃんが今回この場にいたというのは大きな意味があるような気がするんですよね。
夏合宿を経て、またいろいろ関係性が変わってきたわけですけど、今の時点ではまだなんか不思議な感じを受けるんですよ、彼女がこの場にいることが。
それはつまり、文化祭を通してなんかしらの変化があったということに他ならないと思うんです。
もこっちの自然な「明日香」呼びもそうですけど、この未来が提示されているというのは私にとって希望なんですね。
「過去」はいつまでも「過去」ではないし、「未来」にはさらに「未来」があるんだということを教えてくれるんです。
「未来」からさらにその「未来」へ。
そう、これは過去の話を振り返っているのではなく、今からずっと先の未来の話なのですから。
待望の19巻は2月12日発売!今回も特典をどれにするか迷うなあ…
今回集まったメンバーは、夏合宿を一緒に過ごした仲間でもあるんですよね。
途中で出てきた中学時代の友モテ3人はガンガンJOKER1月号にも載ってます!
さらにガンガンJOKER2月号でもトモモテが読めます!今回はヤンキー編なのかな?
2年目のクリスマスはこちらから。
1年目のクリスマスもお忘れなく!
いやあ、ついにあの「クリスマス特別編」が4年ぶりに復活しましたね。
いよいよ高校最後のクリスマスが描かれる時がやってきたのです。
それはすなわち、「最終回」に向けての道筋が整ったということに他ならないわけで、なんだか読む方も身が引き締まる思いがします。
あ、誰ですか、「今さらクリスマスかよ」と言ってるのは。
確かに今は2月ですけど、これは過去を振り返る話じゃないんですよ。
むしろ、未来を先取りしている話なんです。
何しろわたモテ本編では今、夏休みが明けたばかりですからね。文化祭に向けての準備もまだこれからという段階です。
つまり、これは約1か月半前のクリスマスを振り返るのではなくて、10か月先の今年のクリスマスを「特別に」今から読めるということに他ならないんですよ!(ドーン!)
元々わたモテにおける特別編とは、ほぼクリスマス編を指す言葉でした。
それがキャラが増えていく中でロッテコラボ編(笑)やらネモ過去編が生まれたりしましたが、本来は通常の時の流れから離れて、特別な日を特別な雰囲気でお見せするという意味があったはずです。
それが4年前に「2年目のクリスマス」が終わり、本編の流れに追いついてから今まで「特別編」は封印されてきました。
なぜ封印されてきたかといえば、この4年のブランクがそのまま答えになりそうです。つまり、あまりに遥か先すぎてその時点ではまだ見通すことができなかったんですね。
それが今回復活したということは、ようやく「見えてきた」ということなのでしょう。
というわけで、ついに始まる「3年目のクリスマス」。
さっそく見てまいりましょう!

だいぶ日も短くなったのでしょうか、随分暗くなってから学校を後にするもこっちとゆりちゃん。
学校がまだあるということは、少なくとも24日(クリスマスイブ)ではなさそうですね。
たぶん、遅くまで二人で勉強をしていたんでしょう。
今ではこんな光景も当たり前のように思えますが、もこっちはほんの1年前、毎日のようにブックオブ通いをしてましたからねw
1週間以上前からイルミネーションを避けるかのように午後5時まで時間を潰していたのですから、本当に変われば変わるものです。
それはそうと、狐のマフラー!なんか本当久々に見ますよね。
喪120、あの打ち上げ会以来でしょうか。
未来なのに、懐かしい。なんとも不思議な感覚に陥ります。

そんな悲しい過去を思い出したのでしょうか、街にあふれる光を見てもこっちはゆりちゃんに語り掛けます。
かつてはそんな思いも一人で噛みしめるしかありませんでしたが、今は隣に同じ思いを共有できる相手がいるわけです。
ゆりちゃんはあまり自分から話題を提供するタイプではないんでしょうけど、でもだからこそ話しやすいという面もあるのかもしれませんね。
「無理矢理明るくしようとしてる感」
この感覚を躊躇いなく口にできること自体、なんだか幸せなことだなあと感じてしまいます。
今回の個人的ベストもこっちはここですね。
カバンの背負う手つきとかも、なんか好きw
彼女って、いつもこういう背負い方をしてますけど、妙に幼く見えてしまうのは私だけでしょうか。
…あと、これはどうでもいいことですけど、アーケードの明かり(?)が一瞬、雪降ってるのかと思ったw

ゆりちゃんwww
まあ、もこっちも要領の得ない話し方だけど、そこはそれとなくわかるだろw
嫌いという面ももちろんあるんだけど、でもそうじゃないんだというこの微妙な感覚わかってくれよ!というねw
この辺のやり取りはなんか「もこゆり」だなあという感じがしてすごく好きです。
これが他の子、例えばネモやあーちゃんに「嫌いなの?」と言われたら、もこっちももう何も言えなくなるんじゃないでしょうか。

なんとなくわかる。
やっぱりこれですよね。この「なんとなく」というニュアンスが大事なんですよ。
喪132の「すごいわかる」との対比になっていると思うのは私だけでしょうか。
このもこっちの感覚は私もわかります。
周りと自分との温度差が逆に心地よいというか、それこそ自分だけの特別みたいなものを感じられるんですよね。
なので、「すごいわかる」わけないんですよ。それはその人だけが感じる温度差なのですから。
ゆりちゃんの「なんとなくわかる」は、そんなそれぞれの「特別」を感覚的に分かった上での言葉なのかなという気がしましたね。

WWWWW
いや、この感覚はわからんwww
ていうか、もこっちにしてこう言わしめるって相当だぞw
部屋のイメージが本当に広くなってるのが地味におかしいですねw
そうか、広いと楽しいのか……
つーか、去年のクリスマスって、もこっちには「塩対応」してたくせに裏ではこんなことをしていたのかw

いや、だから、お前あの時声かけられたろw
その時誘わなかったくせに、何ふてくされてるんだw
ていうか現在の話ならともかく、1年前のことを責められても困りますよね。
まだそんな仲でもなかったってのは、お互い分かってるだろうに。
でもまあゆりちゃんにしてみれば、そういう理屈の問題じゃないんでしょうね。
だから、「……」という無言での圧力なんです。責める筋合いがないことはわかってるからこそのこの表情なんですよ。
たぶん、ここで「いや、何が悪いの?」と開き直っても、「別に悪くないけど」としか返ってこないでしょう。
こういう取り立ててたいした理由もないところでの微妙な空気って、いかにも痴話げんかっぽくって逆に微笑ましくも感じますね。
…まあ、もこっちにしてみればたまったもんじゃないでしょうけどw
ていうか実際、去年は本当にたまたまなんですよね。
2年前まではそれはそれは悲惨なクリスマスを送っていたのですから。
いっそのこと、1年の時のあの話をしてみればよかったんじゃないでしょうかw

ここはなにげに、「未来」の話っぽいですよね。
ゆりちゃんともこっちが、学校帰りにゆうちゃんと加藤さんとで待ち合わせをしてるとは!
今現在のわたモテ本編を振り返ってみても、とても想像できない関係性の変化です。
しかも、「明日香」ですよ?
あのもこっちが、まったくどもりせずに、しかもゆりちゃんという第三者に向けてそう呼んでいるのです。
そう、私たちは時間の壁を乗り越えて、はるか未来へとタイムスリップしているわけです。
待ち合わせをしている「STAR TURRYS」もいつものそれとは違いますよね。
海浜幕張駅に直結している新たな「STAR TURRYS」なんです。
(これに関連しては喪185のコメント欄にて、Mさんがモデルとなったお店をご紹介しています)
(なお、GoogleではWIRED KITCHINになっていますが、ここが閉店になって2019年8月にスターバックスペリエ海浜幕張店になったようです)
友モテ3人が普段待ち合わせに使っているいつものカフェじゃなくって、あえて最近オープンしたところをモデルにしてるところからしても、なんだか「未来」の世界にやってきた感がありません?

カフェではすでにゆうちゃん特訓中w
飛び散る汗を見ると、ああゆうちゃんだなあと逆に何だかほっとしますw
まあ目の前に怖~い先生がずっと見てるのですから、そりゃ緊張もしますよね。

さて、問題のシーンですね。
何が問題なのかというのは、とりあえずこちらのコメントを見ていただきたいのですが、
要するにゆりちゃんが異常なほどに椅子を加藤さん側に寄せてるんですよ。
つまり、
優
□□□□
□□□□
明 ゆ 智
という構図を期待してるとしか思えないんですね。(図はMさんからの引用)
正直、最初聞いたときはまさかという思いで、別にそこまで深い意味はないんじゃない?と考えたかったのですが、
その前に描かれている椅子の位置からすると、谷川さんが意図的に描いているのは明らかです。
どうでしょう。これが例えば、2対3になるようなテーブルならまだわかりますよ。
でも通常の4人掛けのテーブルで1対3になるのを期待するって、ちょっとヤバくないですか?
はっきり言って、私は本気で引いたんですけど。
ただ私が今回引いたのはこの場面のみです。
この後、すぐにゆりちゃんの位置は正常に戻りますし(諦めた?それとも誰かに窘められた?)、
先ほどの無言の「……」にしても、個人的にはむしろ微笑ましく感じられました。
でも、だからこそよけいにこの座り方が気になるんですよね。
これももしかしたら「未来」ならばの、私たちがまだ知らない景色のひとつなのかもしれません。

裏取りすなw
ていうか、何を疑ってたんだw
もこっちも引いてんじゃねーかw

加藤さんが言う「この写真」というのは、2年終わりの打ち上げ焼き肉での

このことを言ってるんでしょうね。
考えてみれば、この時すでにあの2年目のクリスマスは「過去」のものとなっているんですね。
なんとなく、焼き肉の方がもっと昔のようなイメージがありました。
我ながら不思議ですが、人間関係があの打ち上げから大きく変わったからそんな思い違いをしたのかもしれませんね。
ゆうもここみでやったクリスマスは今とほとんど関係性が変わっていませんから。
いずれにしても「未来」の位置から「過去」、そのさらに「過去」とつながっていくのは何だか不思議な感じがします。

WWWWW
何度見ても痛すぎて笑えるwwwこみさん、最高w
これは昨年12月22日に発売されたガンガンJOKER1月号掲載の「トモモテ」のワンシーンなんですけど、こういうちょっとした遊び心には思わずニヤリとさせられますよね。
(デジタル版はまだ普通に購入できるので、未読の方はぜひ!今年発売の2月号でも「トモモテ」は載ってますよ!)
なんていうんだろう、最新の情報とリンクしてるのに、話そのものは「過去」の「過去」のそのまたさらに「過去」という構図になんだか頭がクラクラしそうですw これもクリスマスの「特別」な雰囲気がなせる技なのかw
加藤さんは普通に社交辞令的な褒め言葉を述べるのに対して(こみさんのこの痛さはある意味かわいいがw)、
ゆりちゃんは単刀直入に「なんの写真」と疑問を投げかけてる感じもおかしいw
なんの写真と言われても返答に困るwてか、本当になんの写真なんだw

なんと、1年の時の加藤さんたちまで!
これも「過去」なのに、まだ見ぬ光景なわけで、ある意味「未来」ですよね。
過去と今と未来の境があやふやになっている感じが面白い。
ていうか、改めて見るとなんかすごいですね…
よくわからないけど、もこっちが「ドスケベ・ザ・サ●バージャパン2077」と言うのもわかるw(なんかゲームネタなんですよね?)
それにしても、1年の頃はあの凸糸目さんも一緒につるんでいたんですね。
まあ今でも七夕や2学期初日で顔を合わせてたりするのですが、もっぱら美保や風夏ばかりで、夏帆や加藤さんと一緒にいることは今ではないように見えます。
単にクラスが別になったからとかでなんとなく疎遠になったのか、それとも何かグループを離れるきっかけがあったのか、気になるところです。
しかし、この中で一番露出度が高いのが加藤さんって一体どうなんだろw

ここで語られるゆりちゃんのクリスマスとは一年の時のこと。
つまり、

この時の「去年」のことを指しているわけです。
ここでは名前を挙げてませんが、クラスの何人かというからには真子を含めてのグループだったのでしょう。
それはおそらく、夏合宿で凪さんが言っていた

この4人組だったに違いありません。
そして重要なのは、「途中で帰った」という言葉。
ついに、過去において南さんらと何かあったことが語られましたね。
しかも、それはどうやら1年のクリスマスその日に起こったようです。
具体的に何があったのか。
ゆりちゃんの口からそれが語られることはありませんでした。
でも1年前、もこっちに聞かれた時には単に「何人かで遊んだ」としか言っていないんですよね。
ここであえてそう言及するということは、私のはみんなが言っている「クリスマス会」とは違うんだという思いが出ているように感じられてなりません。
「そっかー」と汗を飛ばすしかないゆうちゃんがなんだか切ないですね。

こっちの「そっかー…」はあんま切なくないwww
ていうか、別の意味でなんか切ないわw
もこっちの目に憐れみの色が見えるのは私だけでしょうかw
加藤さんの場合はもっと辛辣w
「何言っちゃってるのこの子?」みたいな目をしてるw
しかし、なんでゆりちゃんは上着を少しずつはだけさせているんだ?w

WWWWWこの場でそれを差し出すかwww
ていうか、微妙にそんな約束じゃなかったようなw
確かゆうちゃんがゲームに勝って、もこっちとこみさんとでクリスマスソングを歌う命令をしたにも関わらず、けっきょく歌えなかったので命令が一年越しに延長されただけだったはずなのでは…(コミックス11巻;特別編7を参照)
で、なぜかもこっちが「アレが私に必要になったらゆうちゃん失格ね」と言い出したんですよね。
つまり、言い出しっぺはもこっちなわけで、これはゆうちゃんとばっちりもいいところなのではw
ていうか、この言い回しだとあたかもゆうちゃんの方から煽っていたかのように聞こえるぞw
たぶん、加藤さんはそう勘違いしてると思うw

ほら、やっぱりw
まあプレゼントしたのは本当だから、あまり強く否定できないのが苦しいところですけどw
ホント、色々あったよなあw

WWWWW頭、吉田さんwww
はい、本日一番のパワーワードいただきましたw
ていうか、これで意味通じるのがすごいわw
というわけで、もちろんここが今回一番笑ったシーンになります!
なにげに、真子ならわかると思ってるゆりちゃんの返しも面白いですねw
それにしても、ゆりちゃんの上着はいったいどうなってるんだw
どんどんずり落ちていってるじゃねーかw
脱皮かw

けっきょくクリスマス会は開くことになったんですね。
なんだかんだ言いつつも、幹事役を引き受ける加藤さんが優しい。
(最後に釘を刺しておくのは忘れてないけどw)
みんなから一歩下がってついてくるゆりちゃんはその様子をどんな思いで見ているのでしょうか。

そういえば、ゆりちゃんだけ逆方向なんですよね。
打ち上げ会(喪120)のラストでもさりげなく描かれていましたが、今思うと、あの頃からこの構図は想定されていたのかもしれません。
ドア越しに見える3人の姿が本当に切ないです。

ゆりちゃああああああん!!!
何度見ても、この「オチ」にはそう叫ばずにはいられなくなってしまいます。
みんなと一緒にいる時にはほとんどしゃべらなかった彼女が、一人になったとたんにここまで「饒舌」になってしまうことにもう胸がいっぱいになってしまうんですよね。
確かにここでは「修学旅行班」の4人のことしか考えていないわけで、その“身内”しか見ようとしない閉じた感じは気になります。「京都 冬の旅」と「大格」のポスターもなんだか意味深で不安に駆られます。
でもやっぱり、それよりも彼女のこの「聞きたいこと知りたいこといっぱい」みたいな気持ちの方が私は気になってしまうんです。もう気になって気になって胸が苦しくなってしまうんです。
今のわたモテ本編からほんの3か月先の未来を描いた「特別編」ですけど、ここからさらにはるか遠くの「未来」へと思いを馳せるに至って、もう狂おしいほどたまらない気持ちになってしまいます。
ということで、今回の個人的ベストシーンはここですね。
決してここで終わりではなく、「次のクリスマス」があるということに期待を込めて、私にとってのベストシーンとしたいと思います。
最後のシーンからしても明らかなように、3年目のクリスマスはゆりちゃんが主役です。
今回に限ってはもこっちですら脇役だったと思います。
いろいろ痛々しい振舞いもありましたが、それも含めてこれが3か月後のゆりちゃんの姿であるということを私たちはこれから心のどこかに刻んでおく必要があるでしょう。
わたモテにおける「クリスマス」とは、ただ特別な日を指すのではありません。
言ってみれば、それは「時間旅行」に近いかもしれません。
普段の時間軸から離れて、過去や未来の姿を私たちに見せてくれる特別な回なのです。
一年目のクリスマスは2巻に所収されている「特別編1」。
これは1年生の時のクリスマスイブ(12月24日)の話ですよね。この時点では「未来」の話として語られます。
ところが、次のクリスマス編である「特別編2」(4巻所収)は、その一日前、12月23日の話なんですよ。
つまり、時間が巻き戻ってるわけです。
(余談ですが、このクリスマス編のみ、コミックス巻末じゃなくって、途中に挟みこまれているんですよね。つまり、通常の本編の流れの中での話になっているんです)
そして「特別編3」(6巻所収)は再び12月24日になります。内容はそのまま特別編1からの続きで、要するにこの時点で「過去」になるんですよ。
次の「特別編4」(8巻所収)は12月25日の話。本編ではすでに2年生になってけっこう経っているにもかかわらず、クリスマスの時だけはまだ1年生なわけです。
なので、8巻の巻末で読むとなんだか妙な感じになるんですよね。微妙にもこっちの佇まいみたいなものが違ってるんです。(本当に微妙なところですけど)
そして、いよいよ次の「特別編5」(9巻所収)から「高校二年目のクリスマス」に突入するわけですが、この段階ではまだ本編は体育祭が終わったばかりなんですよ。つまり「未来」になるわけです。
で、次の「特別編7」(11巻所収)がクリスマス本番になるわけですが、この時点で本編の時系列とほぼ一致するんですよ。ということは、「現在」になっているわけですね。
本編の流れから時間を飛び越えて、その時点での「過去」「現在」「未来」を見せてくれるのが「クリスマス特別編」の面白さでもあり、怖さでもあると思うんです。
今回は今まで以上に「過去」「未来」と目まぐるしく変わっていきましたよね。
2年目のクリスマスが語られたと思いきや、いきなり「未来」の「STAR TURRYS」が出てきたり、2年最後の打ち上げ会を思い出せたり、さらにはそこから中学時代まで飛びます。
で、未だ語られることのない、読者にとっては未来とも言える「過去」が仄めかされて、最後にはここからまだ先の「クリスマスパーティー」に話は向かうわけです。
なので、ゆりちゃんの不安定さが目立った今回の特別編ですが、私はそれほど心配していません。
なんだかんだいっても、けっきょくは収まるところに収まるんじゃないかと楽観視していますね。
だって、ここで見られた「過去」もなんかひどいものだったじゃないですかw
普段は聴かない悲しいクリスマスソングを流して部屋を広く感じるゆりちゃんとか、中学時代のこみさんの痛さとか、それはそれはひどいものでしたけど、「未来」から見るとなんだか微笑ましく感じるんですよね。
「過去」も「現在」も「未来」もみんな等価というか、なんか時の大きな流れの中ではどうでもいいことのように思えるんです。
また、ゆうちゃんが今回この場にいたというのは大きな意味があるような気がするんですよね。
夏合宿を経て、またいろいろ関係性が変わってきたわけですけど、今の時点ではまだなんか不思議な感じを受けるんですよ、彼女がこの場にいることが。
それはつまり、文化祭を通してなんかしらの変化があったということに他ならないと思うんです。
もこっちの自然な「明日香」呼びもそうですけど、この未来が提示されているというのは私にとって希望なんですね。
「過去」はいつまでも「過去」ではないし、「未来」にはさらに「未来」があるんだということを教えてくれるんです。
「未来」からさらにその「未来」へ。
そう、これは過去の話を振り返っているのではなく、今からずっと先の未来の話なのですから。
待望の19巻は2月12日発売!今回も特典をどれにするか迷うなあ…
今回集まったメンバーは、夏合宿を一緒に過ごした仲間でもあるんですよね。
途中で出てきた中学時代の友モテ3人はガンガンJOKER1月号にも載ってます!
さらにガンガンJOKER2月号でもトモモテが読めます!今回はヤンキー編なのかな?
2年目のクリスマスはこちらから。
1年目のクリスマスもお忘れなく!
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