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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪185簡易感想~基本ネタバレなし~

※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。

12月3日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪185、ブラウザ版で喪184(前編)に更新されました。
今回は喪185についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。

さて、コミックス19巻の発売日が来年2月12日に決まりましたね。
ここ最近、前後編形式が多かったりしてどこまでが収録されるのかわかりづらい感じがありましたけど、ページ数換算をしてみるとどうやら前回の喪184(後編)でちょうど19巻分がたまったようです。

ということは、今回からついに大台の「20巻目」に突入ということになります。

いやあ感慨深いというか、10巻のあとがきを思い出してしまいますね。
そう、「20巻はさすがにないと思いますが」というあれですw
あの頃はまだ20巻という響きははるか遠くに思えたものですが、こうしてみるとあっという間だったような気がします。

それにしても、ブラウザ版ではまだ告知してないどころか、表紙のキャッチが「ワタモテ原画展有楽町マルイで開催中!!」となっているのは果たしていかがなものなんでしょうね。
アプリ公開時のデータをそのまま使い回しているんでしょうけど、さすがにこれはユーザに対して失礼でしょう。これだと原画展の開催が延長されたのかと勘違いされる人も出てくるのではないでしょうか。
こういう旬な情報を古いままにしておくというのは怠慢以外の何者でもないと思いますね。

一応、ブラウザ版でしか見ていない方のためにお伝えしておきますが、原画展は11月24日にて終了しています。今はMEDICOS ONLINE SHOPにてグッズが販売されていますので、そちらでイベントの雰囲気を今一度味わっておくのもいいかもしれません。

さて話は前後しますが、今回の19巻も盛り上げるために何か企画があったりするんでしょうか?
18巻は特装版がありましたし、17巻は小説アンソロジーとのほぼ同時発売があったりしましたけどどうなんでしょう。その辺、続報に期待したいところですね。

というわけで、以下より喪185のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。

なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓(今回はあわててたのか、けっこう多め…)
https://twitter.com/horobijiji/status/1334346754129494018
https://twitter.com/horobijiji/status/1334347121516920837
https://twitter.com/horobijiji/status/1334347309358829571
https://twitter.com/horobijiji/status/1334347383975550976


その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。

それでは、さっそくいってみましょう!


さて、いよいよ高校生活最後の2学期が始まったわけですが、次にくる話として私はだいたい3パターンくらいを考えていました。

1. 文化祭に向けての話
2. よしまこ関連
3. 南さん関連

どれも前回の「続き」に近いものを想定してのことだったのですが、結果としては全てハズレでした。
ただ、「続き」的な流れもなくはなかったんですよね。1はともかくとして、2と3に関しては明らかに動きがありましたし。どちらもM子さん(笑)が関係してくるというのがミソですねw

というか、はっきりいうと、前回の「続き」という以上にこれまでのわたモテ全部を引き連れての「続き」という感じがあったんです。冒頭のもこっちのナレーションがそれを一番象徴していたような気がしますね。

今回のテーマは「選択」です。
前半でいろんなしがらみにとらわれて自由に決められない人たちの姿を描き、後半でそれを傍から見ていたもこっちの「選択」を描いたものになっています。
そのコントラストがよけいに彼女の「選択」の重さを際立たせるんですよね。いやもう心を鷲掴みにされました。思い出すたびに胸がギュッと締め付けられるような気持ちにさせられます。

こう書くとなにやら重苦しい話のように思われるかもしれませんが、そんなことはないんです。ギャグもちゃんとありますし、もちろん笑えるものにもなっています。
ただやっぱり全体を通して読むと、胸が痛くなるのは確かですね。切ないというより痛い。そこに今回の特徴があるような気がします。

今回のこれは読んでおくといいかもは、あげればキリがないんですよねえ…
ていうか、読んでいると自然に思い出してしまう回が多い感じかな。

まあ、最初は無難に
喪144「モテないし名前を呼び合う」(コミックス15巻所収)
をあげておきましょうか。
節目となる回には必ずこの話題が出てきますよね。実はわたモテにおいて重要なファクターになっているようです。

というか、まずはこっちのほうが先かw
喪19「モテないし二学期が始まる」(コミックス3巻所収)
今読むと、ここが大きな転換期だったことがよくわかります。今回の話もそうなるかも?

そして、
喪45「モテないし暇つぶし」(コミックス5巻所収)
も思い出さずにはいられない。今回は「場所」も大きな意味を持ってくるのでそこにも注目してほしいですね。

同じく5巻からは
喪46「モテないし昔の知り合いに出会う」(コミックス5巻所収)
も。これも「人」はもとより「場所」が重要になってくる話。

もう一つおまけで
喪41「モテないしポイント制にする」(コミックス5巻所収)
も入れておこうかな。彼女があの時の思いをいまだに覚えていたことに妙に感動してしまいました。

さらに遡ると、
喪12「モテないし花火に行く」(コミックス2巻所収)
この話も欠かせない。今回のサムネにもなった重要なシーンで思い出すことになるはずです。

…なんだか、けっこう初期の話が続きますね。まあ実際、そういう風に仕込まれている回ではあるのですが。
さすがにちょっとアレなんで少しバランスをとりましょうか。

といっても、
喪109「モテないし雪の日の学校」(コミックス11巻所収)
このくらいの時期かな。もこっちも本編で少し思い出したと言っていましたが、これも実はあの場所がポイントになっていたりするんですよね。

あ、そうだ、ごく最近でいうと、
喪183「モテないし台風が来る(後編)」(現時点でコミックス未収録)
この辺が意外と今回のテーマにリンクしていると思うので、今一度見ておくといいかも。いまならまだブラウザ版でも読み返すことができますしね。
ていうか、そうなるとやっぱり、間接的ではありますが「1. 文化祭に向けての話」ともどこかつながっているような気もしてきました。
彼女が思いついた「ネタ」というのは、ひょっとすると今回の「選択」にも関係してくるかもしれませんよ?

あとはもう定番(?)ですけど、
喪147「モテないし一人(ぼっち)で寄り道」(コミックス15巻所収)
も入れておきたいですね。今回もこっちが感じた「不自由さ」はこの時点ですでに提示されていたのではないでしょうか。

それと最後に
喪120「モテないし打ち上げる」(コミックス12巻所収)
もあげておきますか。
これは読んでおいた方がいいというより、単純に私がこの時の「痛み」を思い出したというだけの話なんですけどw
切ないんじゃなく、彼女たちの心情に思いを馳せるとなんだかすごく痛みを感じるところが、あの時の感覚に近いような気がします。

イメソンは、
Gilbert O'Sullivan 「Alone Again」
が頭に浮かんだのでこれでいきましょう。(オサリバンのオフィシャルだとプレミアムじゃないと再生できないようなので、各自検索して聴いてください)

……あ、誰ですか、また曲名からかと思ってるのはw
いいんですよ、ここはあくまで私のイメージをあげていくところなんですから!
実際、7ページ以降はこの曲の旋律がよく似合うかと思いますよ。ぜひBGMにして読んでみてくださいね。

まあ他にも
Oasis「Whatever」
とかも思いついたんですけど、ちょっと曲調的に合わないような気がして…イメージソングという感じではないかも。何しろみんなでシンガロングするタイプのアンセムソングだからなあ。

でも、テーマ的にはむしろこっちの方が合ってるような気もしないでもないんですよね。特に
 
I'm free to be whatever I
Whatever I choose and I’ll sing the blues if I want

冒頭のこのフレーズは、今回の話と通じるものがあるのではないでしょうか。
彼らの曲の中でもとびっきりシンプルでわかりやすい歌詞なので、その力強いメッセージと共に合わせて聴いてもらえるとうれしいですね。

今回を最終回みたいだというコメントもけっこうありましたが、半分くらいは私もわかります。確かにそんな雰囲気はありましたし、彼女が思い出の場所を巡っていくというのもいかにも最後っぽい気がしました。

でも、彼女はまだ最後の「場所」を選んだだけに過ぎないんですよね。決してここがゴールなはずはないんです。ここからまた、彼女はみんなと一緒にいろんなことを経験していくのですから。
いうなれば、最後のスタート地点に立ったという感じでしょうか。
文化祭の話もありますし、わたモテはまだまだこれからですよ。最後の盛り上がりに期待しましょう!

そうそう最後といえば今回、最後のページにも宣伝文句が入っていましたね。内容は前回で告知のあった「ガンガンJOKER1月号で「トモモテ」描き下ろし掲載」だったんですけど、やっぱりこれがあるのとないのとでは読後感が違います。しかもなんとなく後半の内容を彷彿とさせるものがありますしw
これを機会に、かつてのように最終ページにもアオリが入ることを望まずにはいられません。

それと次の更新ですけど、アプリだと3週間後の12月24日になっていましたが、ブラウザでは12月17日となっているんですよね。これはまたアプリとブラウザで更新日が1週ずれるということになるんでしょうか。
まあブラウザでの喪184(前編)の掲載が来年1月6日までになっていましたので、たぶん1月7日はアプリとの同時更新になるかとは思いますが…


今回はなんか過去回ばかりをあげる形になってしまいましたが、やっぱりいろいろ思い返してしまう回でもあったんですよね。でもそれは決して後ろ向きな意味ではなかったはずです。
だって、彼女はあそこからの景色を見てみたいと思って初めて自分の意志であの場所を選んだわけですからね。これまでのそれとは決定的に違うんです。

それがたぶん文化祭はもとより、進路や将来の話においても大きな意味をもってくるような気がしてなりません。


というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(おそらく来年になるのかな?)


※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)


19巻の発売が決まりましたが、まずはその前に18巻もおさらいしておきましょう!



喪144は名前呼びだけではなかったりする。



今回は(修学旅行前の)初期のわたモテを読んでおくと、よけいに味わい深いものがありますね。
  


そして、3年生にあがる前あたりのわたモテがまた染みてくるんだこれが。
 
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ネタバレあり

更新お疲れ様です

 席替えは来るだろうなとは思っていましたが、まさか1話消費してやるとは予想できませんでした。もこっちの「私はぼっちの時代と違って自由に席を選ぶことができる」から始まって、ゆりちゃんの「修学旅行組での席」やネモの「親友が隣の席」が来て(ネモに対するゆりちゃんの「ツークッション挟めば」は笑った)、加藤さんからも話を振られて(加藤さんもあーちゃんとは名前呼びだけど、ネモとはいまだに苗字呼びで今回の席替えで話し合いしていないんだなと勝手に考察)悩むもこっち。で出てくるうっちーの壁挟んで隣理論や打線論とか(うっちー野球知らないという癖に、もこっちが投手で自分が捕手って恋女房=相棒とかわかっているじゃんと思ったり、足りないメンツはゆりちゃんとまこっちでいいがなといらんツッコミをするw)野球と聞いて勝手に話に入ってくる相変わらずのコミさんに困惑したり、笑いどころが多いです。
 
 一方のよしまこ、吉田さんはこういうのにこだわらないのは日ごろの行動を見ればわかるものですが(麗奈杏奈と別クラスでもさほど感情を出したりしていない)まこっちはそうでもなく、キバ子に「裏切らないよね」言われて(そもそもまこっちの最初の選択肢は修学旅行組だけで、キバ子とは本当は付き合いたくないんでしょうね)席替えテトリスを始めてしまいます。で、せかすゆりちゃんに怒鳴るまこっち、いつものゆりちゃんのダメな言動を注意しての「ゆり!」とは全く違うものに、ゆりちゃんは困惑しもこっちも引き、見ていた吉田さんは面倒くさそうな顔をして、二木さんに書いていいと言い出します。そこでまた「待ってよ!」「私『達』はよくないの!!」と本気で怒鳴るまこっち、自分の都合をナチュラルに相手の都合に巻き込んでいる発言がどうにもなんか痛い、まこっち自身に自覚がないのもなんかつらいですね。吉田さんと二人がいいならさくっと書いてくればいいのに、誰にも気を使う彼女の長所が裏返るというか、ゆりちゃん吉田さんを傷つける方になっているのは波乱の幕開けのように見えます、もこっちも動揺していて「不自由なのか」と思い返しています。

 そしてぼっちだったころの場所をめぐって図書室に行き、朱里ちゃんには挨拶するけどコミさんにはスルーというところがよかったです、で回りのモブはボッチ時代のとき図書館にいた男子女子。で教室に戻ってくるもこっち、加藤さんは雪の日のことを語りますが、これは暗に隣の席にという誘いも含んでいるのでしょう。でももこっちはあえて、窓際一番奥という場所を「選択」しました、コミさんが隣なのですがそれでも迷いがなかったのは何かしらの成長を感じます。で席替えの風景、加藤さんはあーちゃんの隣なのでしょうか?そいてよしまこキバはどこに、すくなくともゆりちゃんの斜め上あたりなのでしょうか、次回あたりで明かされるのでしょうか。「隣じゃなくても結構いつも一緒にいるし」は最もで、もこっちは一人でこのクラス全体を俯瞰したかったのでしょう。まこっち関連とか色々問題が起きそうですし、最後の「アニメとラノベ主人公の席だしな」にネモも同意してるのもなんか面白かったです。

 今回の席替え回でもこっちがあえて窓際一番奥を選択したのは、ゆりちゃんと台風の夜に話した疑似的じゃない青春もテーマだと思います。まこっちの席替えテトリスに見かねたのもあるのでしょうけど、ゆりネモ加藤さんや吉田さんまこっち、みんな仲良くはある意味疑似的だと判断したのもあるかもしれません。その反対なのがまこっちのやろうとしていることだったりして、それが今後の話の展開になるのかなと予想したりします。隣にいるのは同じだけど仲良くはないコミさんですから、それも関わってくるんだろうなと予測。最終章が近いと確かに感じますけど、文化祭が終わっても何かしらのイベントがあると期待しています。私としてはもこっちに男女交際を検討するまでのところまでやってほしいと思いますので、高校三年では無理なので、大学編を期待したいものですな。

 19巻は2/12発売と出ましたが、今回は特装版があるのかどうかや喪185まで含むのか(12巻のことを考えるとたぶん含むように思えます、20巻はおそらく文化祭編でしょうし)色々悩みどころです。次回更新は12/24と三週後ですけど、木曜が五週ある月は三週空けることにすることに決めたのでしょうかね、友モテの書下ろしもあって多忙でしょうし。ただWEB版は12/17更新なのでなりそこないさんも感想の更新をやりやすくなっていますね、まあ1月はまた第1週更新に戻りますけど。喪184前編の感想を楽しみにお待ちしております。

No title

更新お疲れ様です。
やっぱりもこっちは主人公なんだなって。
もこっちの気持ちが一番わかるのはネモなんだなって。
つまりネモクロ最高なんだなって思いましたw

ネタバレあり

更新お疲れさまです。
席替え…もこっちにとってはトラウマのひとつであることを考えると、安心して見られる状況にあるはずなのに、これは揉めるで…と思ってしまったのも事実。そして案の定w
うーむ、自由だって言われると逆に不自由になるのもある意味真実w
そんななかでも最後は自分の選択を貫いたもこっちの姿に感慨深いものがありましたね。隣があの子になっていたのもさらに。

それではイメソンです。
「学園天国」 フィンガー5
https://j-lyric.net/artist/a0020f4/l007504.html https://youtu.be/atv58xjdSMA
加藤さん。4枚目のシングル。
累計売上は105万枚を記録。オリコン集計では55万枚近いセールス。オリコンシングルチャート最高位は第2位。
おまけ
学園天国 (昭和49年3月 フィンガー5) 歌・晃 (フィンガー5)
https://youtu.be/uagPw8znx2I
「ひまわり」 川本真琴
https://j-lyric.net/artist/a008fa0/l00044b.html
https://www.nicovideo.jp/watch/sm3910661
きーもこ。1stアルバム『川本真琴』収録曲。
おまけ
「桜」川本真琴
https://j-lyric.net/artist/a008fa0/l000138.html https://www.nicovideo.jp/watch/sm3927540
4枚目のシングル。
MVでは明るく幻想的な桜の雰囲気に包まれた、レストランにおける食事シーンが挿入される。
食事シーンでは、本人は赤いジャケットを着て黙々と食事しており、背景の扉越しには、通過するトラックや散歩中の人々の姿が映っている。
食事シーンのロケ地は、1998年当時に東京都渋谷区元代々木で営業していた、ウエストパークカフェ代々木上原店である。本人の体調が悪いにも関わらず、朝から撮影を行って大量のメニューを食すことになり辛かったという。
「壊れかけのRADIO」徳永英明
https://j-lyric.net/artist/a00055b/l00297e.html
https://youtu.be/MT_wFx9mLhM
智貴。10枚目のシングル。
TBS系ドラマ『都会の森』主題歌。同ドラマには、徳永本人も俳優として出演した。
徳永の代表曲の1つであり、オリコンチャート上では前作「夢を信じて」に次ぐセールス(36.6万枚)を記録した。
おまけ
DA PUMP ISSA 德永英明 - 壊れかけのRadio FNS歌謡祭https://youtu.be/maMVgxJUqIM

No title

その2
「LOVE 〜Destiny〜」浜崎あゆみ
https://j-lyric.net/artist/a000617/l000be2.html
https://youtu.be/zrguQUpbQvI
しずもこ。7枚目のシングル。
フジテレビ系ドラマ『セミダブル』挿入歌。
つんくとのデュエット「LOVE〜since 1999〜」との両A面シングルとなっている。
浜崎にとっては歌手デビューから丸1年で7枚目にして初のオリコン初登場1位を記録。初動売上は7万枚で僅差での1位獲得だったが、ロングセラーで累計65.1万枚を記録した。
おまけ
「Love ~Since 1999~」浜崎あゆみ・つんく
https://j-lyric.net/artist/a00503f/l000689.html
https://youtu.be/2ZwRZIUrIP4
フジテレビ系ドラマ『セミダブル』主題歌。
「夜に駆ける」 YOASOBI
https://j-lyric.net/artist/a061652/l050f8a.html
https://youtu.be/x8VYWazR5mE
ゆりもこ。1作目の配信限定シングル。
小説を音楽にするユニット「YOASOBI」として初の作品。小説投稿サイト「monogatary.com」に投稿された星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』を原作として作詞・作曲された。
YOASOBI解剖「夜に駆ける」編~伝説は、無二のどんでん返しから始まった~|いち亀|note - https://note.com/ichikamenotes/n/ncff09ddc4256
おまけ
YOASOBI - 夜に駆ける / THE HOME TAKE
https://youtu.be/j1hft9Wjq9U

ネタバレ感想

更新お疲れ様です!

今回、謹慎明け回よりも最終回っぽい雰囲気を感じましたね~。(応援コメントでも多かったですが)
やはり、これまで色々な経験を経て最後に「あの席」に戻ってくるというのがグッときます。
なんせ記念すべき第1話でもこっちの高校生活は「あの席でのぼっち飯シーン」から始まったわけで、まさにぼっち時代の象徴とも言えるんですよね。
さらに、そんな教室を抜け出してぼっち時代を過ごした思い出の場所を辿りながら、こみさん(+あの2人)の居る図書館に行くというのも、もこっちが1年生~2年生の修学旅行前までの頃を読者に想起させる効果があって、余計にエモいというか綺麗にまとめ過ぎですよ!
とても前回・前々回と同じ作家とは思えません(笑

本筋以外だと、伊藤さんが化粧は止めても髪型は巻いたままだったりして、こういう小さな変化を描くのは本当に上手いですね。
他にも後ろから見守られる清田とか委員長グループの同性カップル再登場とかもありますが、この辺はただの匂わせで終わりそう(笑

PS.時代性を感じるアニパロや時事ネタは連載が長期化すると陳腐化が避けられませんが、ここに来てまさかのハルヒ再燃とは!
今回のオチも谷川さん的に真っ先に思い浮かぶのはハルヒでしょうけど、偶然かもしれませんがちょっと狙ってやったのかも?

ネタバレあり、かも知れません。

ホラーですね、何度見ても怖い、木箱の笑顔。

それはそうと、最初のほう、さっさと名前を書く男子二人の後ろ姿がシロイハルの世界から来たみたいに見えて、すこし身構えました。共学校とは思えないほど女子校テイストの昨今のわたモテ世界ですが、良い奴の清田君でも、男子抹消世界でも存在が許されたショタの和田さんでも、絵が描ける安藤でもなく、性欲を目に見えて押し隠したようなDKがネームドで入ってきたら、どうなってしまうんだろう。

マンガが変わっちゃうからそうはならない、という気もするけど、このマンガは一度、変わったんですよね。
風夏と智子は「男」というものが存在しない世界で「おーちーんちーんー」と言っているようなところがありますが、次の一歩はあるのか。

それはそうと、昔の回につけたコメントにレス、ありがとうございました。
更新、楽しみにしています。

追伸。

谷川さんが、
「うまくやるのはもういいか」と呟いていたりして。

コメント返信その1

みなさん、コメントありがとうございます。
まとめての返信にて失礼いたします。
(ネタバレへの返信もありますのでご注意ください)


>かわずやさん

席替え自体はこれまでも何度か行われてきましたが、確かに「席替え」そのものが主題になってるのは今までなかったですね。まあこれまでは生徒側に選択肢はなかったわけですから、今回のようなドラマは起こり得なかったわけですが。
あげていただいた例を見てみても、意外なほど笑いどころがありますね。しかも前回とは打って変わって渋いギャグが多いw 個人的にはハ●タの円が最高に笑いましたw
でもうっちーだけじゃなくって、みんなそれぞれ自分の持ちネタ(?)を駆使していましたよね。前半戦はキャラ同士の心理戦が面白い印象でした。

よしまこがついに動き出したというか、ここにきて真子の人間性があらわになってきましたね。もともと彼女は修学旅行でもこういう問題を抱えていましたが、それが再び表に出てきたという感じでしょうか。
まあでも、彼女がまだキバ子を見限ってなくてよかったですよ。彼女には悪いですが、もうちょっと波乱含みの展開を望みたいところなんでw
というか、私もどちらかというと真子的な性格なんですよね。誰にでもいい顔をしてしまうというか、なるべく波風を起こさないように振る舞ってしまう彼女にはどこか共感するところがあるんです。そういう意味でも彼女の今後の「選択」がすごく気になります。

もこっちがそんな様子を見て、かつての「場所」を巡ってゆく展開には本当に胸が痛くなりました。その行動にすごく納得したと同時に、それを今どんな思いで見ているんだろうと考えるとなんとも言い難いほろ苦さを感じてしまいます。
こみさんに反応しなかったのは逆に特別な関係性を感じさせますね。小説アンソロジーをちょっと思い出しました。こみもこはこの距離感がいいんです。
実は今回、まだまだ明らかになっていない席がけっこうあるんですよね。次回ですべて判明するかどうかは分かりませんが、いずれにしても、意図的な構図であることは確かでしょう。いやあドキドキとワクワクが混在となった変な緊張がありますねw 特にキバ子がどうなっているのか気になります。

あの「選択」は間違いなくゆりちゃんとの台風の夜からつながっていますね。ある意味、メタ的にもこっちがわたモテという作品を俯瞰しているという見方もできそうです。おっしゃる通り、こみさんの存在が今後大きくクローズアップされてくるかもしれませんね。
男女の恋愛系はずっと期待してるんですけど、なかなか形になってきませんね。個人的には大学編とかは懐疑的なんですけど、やるとするなら恋愛編としてそこでやるしかないのかなあ…

19巻は私の計算だと前回までだと思うんですけどね。今回を入れるとトータル130ページ近くなりますし…(これまでの基準はおおよそ120ページ前後)
ただ、前にかわずやさんもおっしゃっていたように、今回は奇数ページ話が多いんですよね。ブランクページがその分減るわけで、それとの兼ね合いによっては喪185までを収録する可能性もあるかもしれません。

更新ですけど、12月が5週あるというのももちろんあるでしょうが、単純に単行本作業などの影響が大きいんじゃないでしょうか。谷川さんもツイッターでそのようなことをおっしゃっていましたし。
ただまあ、感想を書くほうにとっては幾分楽にはなりますねw
喪184前編の感想も楽しみにしていてください!


>AEGさん

> つまりネモクロ最高
結論はそれですかw
まあいろんな角度から読める回ではありましたね。


>ひろさん

自由というのは時として不自由でもあるのではないか。
喪147でもなんとなくほのめかしていたテーマでしたが、今回はより明確に問う形になっていましたね。
まこの立場と自分を重ね合わせてみてかつての場所を巡っていくという展開は、説得力があるからこその痛さがありました。


イメソン、いつもありがとうございます。

> 「学園天国」 フィンガー5
むちゃくちゃ懐かしいw
いつ聴いてもこのキラキラした世界には自然に引き込まれてしまいますね。
アキラは当時、本当に和製マイケルジャクソンといった感じだったなあ。

おまけ
> 学園天国 (昭和49年3月 フィンガー5) 歌・晃 (フィンガー5)
さすがにこれは当時のキーで歌うのは無理かw
でもおっさんにとっては、むしろこっちの方がより染みるものがあるw

> 「ひまわり」 川本真琴
きーもこというか、きーちゃん夏のテーマですね。思い出の中の夏の匂いが漂ってくるような甘酸っぱさ満載で、鼻の中がツンとなります。

おまけ
> 「桜」川本真琴
このMVは初めて見ました。すごく雰囲気があってますね。うーんできればもうちょっと画質が欲しい所w
しかし、この人は本当に歌詞とメロディと歌声がピッタリ合ってますよね。
この世界は川本真琴にしか作り出せないよなあ。だから天才と言われるんでしょうね。

> 「壊れかけのRADIO」徳永英明
徳永英明といえばこの曲なんですけど、一番売れた曲じゃなかったんですね。むしろそこが意外だったかも。まあタイトルがけっこうネタにもされたりしたからそっちの印象が強いのかもしれませんけど。
ちょっとかすれた感じのボーカルが曲調に凄く合ってるんですよね。この曲はあまりはつらつと歌われると逆に違和感があります。

> おまけ
> DA PUMP ISSA 德永英明 - 壊れかけのRadio
おお、いいですね。もっと前に出てくる感じかと思いきや、うまく調和しているというか、歌に寄り添う感じが心地よくい。ISSAももっとこういう系統を歌ってもいいんじゃないかな。


ここでいったん区切りますね。

コメント返信その2

まとめての返信、2回目です。


>イメソンつづき

> 「LOVE 〜Destiny〜」浜崎あゆみ
あゆ、若いな~w
彼女もこの少しかすれたようなボイスが特徴ですよね。特に初期の頃は。
しかしそうか。この曲が初の1位だったんですね。ちょっと意外というか、彼女の中でも決してキャッチーとは言い難いと思うんですけど、それが逆により曲の良さが受け入れられた証でもあるような気がします。

> 「Love ~Since 1999~」浜崎あゆみ・つんく
ああつんくの声が入ると、ホント平成の歌謡曲という匂いが強くなりますね。アレンジもそうなのかな。ていうか、なんでこのサムネなんだろう…w

> 「夜に駆ける」 YOASOBI
短編映画というか、これはもう総合芸術ですね。歌詞、メロディ、声、そして映像がすべて一緒になってひとつの作品を築き上げています。これは原作となっている小説も読まないと本当の魅力はわからないんだろうなあ。

> YOASOBI解剖「夜に駆ける」編~伝説は、無二のどんでん返しから始まった~
…と思いきや、こちらから読めたw
なるほど、すごく短編小説っぽいどんでん返しだこれは。(正直、半分くらい読んだ時点でなんとなくオチが見えてしまったが)
でもたしかにこれは面白い。これを読んだ後だと、曲がまた全然違う印象になりますね。うーん一粒で二度美味しい。(おっさんギャグ)

> YOASOBI - 夜に駆ける / THE HOME TAKE
うわ、これまた全然印象が変わる。一粒で三度美味しい…ってもういいかw
いろんな解釈があるでしょうけど、これはやっぱり「ラブソング」なんだと思いましたね。


>いつも名無しさん

謹慎明けは単に最終回っぽい「雰囲気」でしたけど、今回ははっきりと最終回の「構造」になっていましたからね。よけいにそう感じる人が多くても当然かと思います。
まあやっぱりあの流れにはグッときてしまうというか、いろんな思いが錯綜してしまいますよねw
そして、最後には再びあの席を自らの意志で選ぶというのは確かにエモい。ていうか、エモすぎますw
まあしかし、喪184があったからこそ、よけいにわたモテらしさを感じ取れたんだとも思いますよ。これが台風回から直で来たとしたら、逆にあざとく見えてしまったかもしれません。その辺はさすがのバランス感覚ですね。

> 伊藤さんが
ホントだ!よく見ていますね。こういう小さな積み重ねが少しずつ彼女たちをとりまく景色も変えていくんですよね。うーん、エモいw
委員長グループはともかく、清田はそろそろ何かあってもいいとは思うんですけどね。別にもこっちとどうのこうのとは今更思いませんけど、もうちょっと話の流れに入ってきてもいいとは思います。文化祭で何かないかなあ。

ハルヒの新刊は買ったものの、もったいなくてまだ読んでないんですよねwこういうところが貧乏性というか、器の小さいところなんですけど。
でも確かにハルヒを意識してた可能性はありますね。ていうか、台風回で思いっきり触れてますし。
なんにせよ、あの席自体がある意味オマージュ的な面もありますし、そこも含めて文化祭の出し物とリンクしていくのかもしれません。


>Mさん

ああ、あれは確かに怖い。ネタとしてではなく、リアルな怖さでしたね。なんていうか、切羽詰まった人間が浮かべる笑顔というのはああいうものなんだろうなと思わせるものがありました。

> 男子二人の後ろ姿がシロイハルの世界から来たみたいに見えて、
わかります!ていうか、そのつもりで描いたんじゃないかな。手前の子なんて星君かと思いましたよ、マジで。
あの件については何も語らない谷川さんですけど、なんとなくあれが無言のメッセージのように思えてなりませんでしたね。

シロイハルのシモとわたモテのシモとは、リアリティの差がありますよね。だからこそ特に風夏みたいなキャラが生まれるわけですけど。
個人的にはそこを踏み越えてしまうと決定的に何かがわかるような気がするので、それは望まないですね。
ただ、「男」の存在はあっていいとは思います。今更新キャラというわけにはなかなかいかないでしょうから、既存のキャラで意外な一面とかを出してくれることを期待したいですね。

> 昔の回につけたコメントにレス
あいえいえ、たいしてお役に立てずにすみません。また何か気づいたことがあったら、どの記事でもいいのでコメントしていただけるとうれしいです。もちろん、最新の記事でもけっこうです!

>追伸。
なるほどw
メタ目線でもいろんな意味が隠されていそうで面白いですね。
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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