『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』原画展~モテないからマルイ行く~鑑賞レポート
はい、わたモテ大好きキッズのみなさん、こんにちは。
私は昨日、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』原画展~モテないからマルイ行く~に行ってきました。
今回はその鑑賞レポートを綴っていこうと思います。
…って、すみません、これじゃ逆にどうしたんだと思いますよねw
いや、前回の原画展では我ながらあまりに恥ずかしい出だしだったんで、今回はちゃんとやろうと意気込んでいたら何が正解だかわからなくなってしまって……
まあこの記事を見ている人たちにとって、そんな前口上はどうでもいいでしょう。
ここはよけいなことはやめて、さっさと原画展のレポを始めた方が良さそうです。
それでは、さっそく行きましょうか!
昨日は文化の日にしては珍しく、わりとどんよりとした一日でしたよね。なのでそれほど混まずに回れるかなと思ってこの日にしたんですけど、いやあ思いのほか空いてました。5人いるかいないかくらいだったんじゃないかな。
事前に午後からの方が空いているという情報は目にしてはいたんですけど、なんだか拍子抜けしてしまいましたw
とはいえ、ガラガラというわけでもなくって、常時5人程度いるという感じでしたね。1人退出すれば1人入ってくるみたいな。(中には小学生くらいのお子さんを連れた仲良さそうな親御さんもいたりして少しびっくりしましたけど)
さて、今回の会場は有楽町マルイのイベントスペースということなんですけど、前回の浅草橋に比べてわりとわかりやすい場所でしたね。
何しろ建物がでかい!前は個人ギャラリー(すみません!)みたいなところでしたから。おまけに駅からけっこう入り組んだ場所でしたし。
今回は
こんな感じですからw
初めて有楽町に足を踏み入れた方でもこれなら安心。出口さえ間違わなければ迷いようがありません!
ただ、マルイさんの入口には原画展の告知はされていないようですから要注意。わたモテの文字がなくても、「あれ?ここじゃないのかな…」と挙動不審にならないように。
慌てなくてもエスカレーターに乗って8Fイベントスペースまで行けば、すぐ左側に
こんな光景が目に入ってきます。
あ、ちょっと待って!
よかった〜やっぱりここで合ってたんだ、と勢い余って突進したくなる気持ちはよおくわかります。
でも、安心するのはまだ早い、思わぬところにトラップが仕掛けられているのでまだ気を抜かないでください。
普通に考えたらここが入り口で、向こう真正面が会場だと思うでしょ?
それがとんでもない間違いなんです!
実はこのまま等身大パネルを左に見ながら直進すると、同時開催の「ラッセン展」に迷い込んでしまうんですよw
いや、マジで何かのネタなのかと一瞬思いましたよ。ほら、わたモテで「ラッセン」といえば例のあの回を思い出さずにはいられないじゃないですかw あの時の体験コーナー(笑)でも設置されているのかとw
もちろんそんなことはなくって、普通にラッセン展なのでお間違いないように。
実際の原画展入り口は
彼女たちの横を通り過ぎて、左に折れてすぐの場所にあります。
入り口横にはアルコール消毒液が置いてありますので、まずはそれで除菌をしてから入場してください。(もちろんマスク着用ですよ!)
なお、前回はオール撮影OKでしたが、今回は撮影NG。先ほどの等身大パネルと、入り口入ってすぐのメッセージボードのみ、撮影OKとなっています。
これに関しては仕方ないというか、むしろ当然かなという気がしますね。
昨年の時とは状況が違いますし、今のコロナ禍で撮影可となるとそれこそ三密状態になりかねませんから。
今回は会場がマルイさんということもあって、より慎重な対応が求められているんだと思います。
というわけで、さっそく会場内に足を踏み入れてみましょう。
【注意!】ここからはある種「ネタバレ」になりますので、まだ訪れていない方で新鮮な気持ちで見て回りたい方は、これ以降は一度行ってから見た方がいいかもしれません。
会場内はこんな感じでした。

まず、最初に目に飛び込んでくるのはコミックス1巻の表紙。
そこから最新18巻までのカラー原画を見ることができます。
前回は8巻からでしたから、初期の絵を見れるのは今回が初めてですね。
そして、いよいよ各話の生原画となるわけですが、今回は少し毛色が違っています。
前は8巻から単行本単位で並んでいたのですが、今回はテーマ別なんですよ。
「各キャラの初登場シーン」「修学旅行」「2年後半から3年進級」「遠足」「GW」「球技大会」「謹慎」「夏休み」「各キャラの名前呼びシーン」と、全部で9パート。
これはなかなか興味ぶかい構成でしたね。
特に最初の「各キャラの初登場シーン」は今回最大の目玉といってもいいでしょう。こちらは必然的に8巻以前の原画が対象になってくるわけで、それだけでもかなり貴重なものだといえます。
しかもこれがまた、意外な「初登場」だったりするんですよ。
例えば、ゆりちゃん・真子と吉田さん、そしてうっちーはそれぞれ初登場回が別だったりするわけです。もちろん、展示内容を見れば誰もが納得なんですけど、なんとなく5人とも修学旅行初日の回というイメージがありませんでしたか?そんな思わぬ発見が目白押しなんです。
以下に今回紹介された「初登場シーン」を挙げておきますが、あえて何話とは表記しませんので、皆さんも一緒に考えてみてください。会場内で答え合わせをしてみるというのもまた一興ではないでしょうか。
●ゆりちゃん・真子
●うっちー
●ネモ
●吉田さん
●加藤さん・夏帆
●伊藤さん
●岡田
●二木さん
●麗奈・杏奈
●ゆうちゃん
●南さん
●風夏・美保
●今江さん
●平沢雫
(順不同。私の記憶が確かならこれで全てのはず…)
※2020年11月14日追記
本日(14日)に2度目の来訪を果たしたのですが、とんでもない間違いを犯していることに気が付きました。
各キャラの初登場シーンにおいて、
●井口朱里・紗弥加
●ネモ(中学生)
以上の2項目が抜けていたのです!
この2つはコーナー最後を飾る重要な位置にあるものですが、次の修学旅行編に気持ちを奪われていたせいなのか、なぜか私の記憶からすっぽり抜け落ちておりました……
本当に申し訳ありません。
しかしこうなると、ますます小宮山さんがいなかったことが解せません。ネモに関しては高校生と中学生とで2回も扱われているのに…
どうですか?全部わかりますでしょうか。もし単行本を見直さずに全て言い当てられたら、その人はわたモテマスターと名乗ってもいいかもしれませんねw
ただ、一つだけあえて言うなら、「小宮山さん」も入れて欲しかったかな。
まあ仕方ないかなという面もあるんですけどね。彼女の正確な「初登場」といえば、例のマラソン大会になるわけでw あれをピックアップするのは躊躇してしまう気持ちはよくわかるw
でも、そこはあえて無視して5巻のあれを初とする手もあったんじゃないかなとは思いますね。何にせよ、伊藤さんもちゃんと紹介されているのにさすがにちょっと不憫には感じました。
ていうか、今江さんの初登場シーン(これがまた意外なところなんです)を考えれば、別にマラソンのアレでもいいような気もしないでもないw
この後は、修学旅行から時系列的に各イベントが並んでいくわけですが、前回も展示されたものも含めて何度見ても飽きることはありませんね。もう、ずっと見ていられますよ。
原画を見る面白さの一つとして、その情報量の圧倒的な多さが挙げられます。
作品として私たちが目にするのって、原画の一部にしか過ぎないんですよね。
誌面の都合上断ち切られた部分や、ふきだしに隠れた部分などにも元の絵には全てしっかり描き込んであるんです。
それは作品という枠を飛び越えて彼女たちが確かに息づいていることの証のようにも思えますし、目に見えないところにも力を注いでいるからこそ、こんなにも私たちの胸に迫ってくるんだなと改めて感じさせてくれます。
また、印刷に出ない青線で細かく指示しているのがまた何とも興味深いんですよね。
矢印で指定して「薄く」とか「光」「影」とかあるのを見ると、谷川さんの作品に対する思いがそこに込められているようで何だか圧倒されます。恐れ多いというか、見てはいけないものを見てしまった感じw
後、付箋で指示してあるものもあって、それも興味深かったですね。
一つは「台詞なし」という指示で、一つは「台詞追加」という指示なんですよ。どちらも実際公開された場面を見ると納得のシーンなんですけど、谷川さんがいかにキャラの台詞まわしにこだわっているかが垣間見れて面白かったですね。ちなみに「台詞なし」の場面は、ウェブ公開時では台詞があって単行本で修正されたアレですw(勘のいい人はこれだけでわかるはず)
そうそう台詞といえば、ふきだし内に鉛筆で書き込んであったりするんですけど、あれって、入ってたり入ってなかったりがあるんですよね。しかも昔のものはけっこう書いているんですけど、3年生以降の原稿はほぼ空白になっているんです。あれはどういうことなんでしょう。途中で台詞の指示の仕方が変わったのかな?
あ、でも、3年生編になって一箇所だけ台詞が書き込んであるところがあるんですよ。そこはちょっと不思議でしたね。
ていうか正直、見た瞬間吹き出してしまったんですけどw よりによって、その台詞かよとw
いやあ、この時ばかりはマスクをしていてよかったなと思いましたねw
どの場面かはぜひ見て確かめてください!私が特に反応したのも納得の名シーンですよ!
(ヒント:GW編のオープンキャンパス回)
セリフといえば、修学旅行直前のとあるページも印象的でしたね。
これはなぜか前半は空白で、後半のみ台詞がビッシリ書き込まれているんですよ。ひょっとして後ろから台詞を埋めていったのかと、その工程に思いを寄せてみると興味が尽きません。
そうだ、最後のテーマは「夏休み」だったんですけど、何と今週ブラウザで更新される、喪183(前編)まで展示されていたんですよ。ちょっとびっくりじゃないですか?
アプリを見てない人にとってはある意味ネタバレというか、更新前の回ですからねw
しかも、そのページのチョイスが絶妙なんだこれが。よくぞ、それを選んでくれたというくらいの名場面が載っているページなんですよ。これは是非ともじっくり見て欲しいですね。
後、おまけ?として「各キャラの名前呼びシーン」というコーナーがあるんですけど、これもハッとするようなシーンが多くて楽しめました。
特にあの台詞を付箋で隠す演出(?)には痺れましたね。
最後は前回にもあったメッセージボード。
まだ、4日目だというのに、ほとんど埋まっていました。
まあ左側にスペースが空いているので、随時ボードを追加していくのでしょう。
貼るところがないからと遠慮しないで、熱いメッセージを残していってくださいね。
(しかしみんなうまいなあ…センスも素晴らしい。特に「田植えゆり」はほぼ天才の仕業だろこれw)
ああそうだ。グッズですけど、今回私は見送ってしまったんですよね。
何だか受付のお姉さんがすごく仕事熱心で、私の前のお兄さんがやたらカードを勧められているのを見てどうも気遅れしてしまってw
まあ後もう2、3回は行くつもりですので、それまでに何を買うかじっくり見極めようかなと。下手すると限りなく散財しちゃいそうなので、そこは慎重に考えたいところです。
今回は期間も長くて11月24日まで開催してますし、マルイさんも午後8時半まで営業しているようですから(最終日は午後6時まで)、仕事終わりにも寄れそうなのがうれしいですね。
しかし、これだけ有意義な原画展を東京都内だけというのは本当にもったいないなあという気がします。
全国を回るのが難しいようなら、せめて記念パンフレットとか制作できませんかね?
全部とは言いませんから、今回展示したものの一部だけでもA4サイズくらいに印刷した冊子を通販とかできれば地方在住のファンも喜ぶと思うのですが……
キーホルダーとかタペストリーもいいですけど、原画展の雰囲気を少しでも味わえる商品があってもいいんじゃないかなと個人的には思いましたね。
いずれにせよ、ファンなら行って絶対に損はしないはずです。
開催期間はまだまだありますので、行ける方は是非足を運んでみてください!
夏合宿の原画ももちろん展示されていました!お見逃しなく!
私は昨日、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』原画展~モテないからマルイ行く~に行ってきました。
今回はその鑑賞レポートを綴っていこうと思います。
…って、すみません、これじゃ逆にどうしたんだと思いますよねw
いや、前回の原画展では我ながらあまりに恥ずかしい出だしだったんで、今回はちゃんとやろうと意気込んでいたら何が正解だかわからなくなってしまって……
まあこの記事を見ている人たちにとって、そんな前口上はどうでもいいでしょう。
ここはよけいなことはやめて、さっさと原画展のレポを始めた方が良さそうです。
それでは、さっそく行きましょうか!
昨日は文化の日にしては珍しく、わりとどんよりとした一日でしたよね。なのでそれほど混まずに回れるかなと思ってこの日にしたんですけど、いやあ思いのほか空いてました。5人いるかいないかくらいだったんじゃないかな。
事前に午後からの方が空いているという情報は目にしてはいたんですけど、なんだか拍子抜けしてしまいましたw
とはいえ、ガラガラというわけでもなくって、常時5人程度いるという感じでしたね。1人退出すれば1人入ってくるみたいな。(中には小学生くらいのお子さんを連れた仲良さそうな親御さんもいたりして少しびっくりしましたけど)
さて、今回の会場は有楽町マルイのイベントスペースということなんですけど、前回の浅草橋に比べてわりとわかりやすい場所でしたね。
何しろ建物がでかい!前は個人ギャラリー(すみません!)みたいなところでしたから。おまけに駅からけっこう入り組んだ場所でしたし。
今回は

こんな感じですからw
初めて有楽町に足を踏み入れた方でもこれなら安心。出口さえ間違わなければ迷いようがありません!
ただ、マルイさんの入口には原画展の告知はされていないようですから要注意。わたモテの文字がなくても、「あれ?ここじゃないのかな…」と挙動不審にならないように。
慌てなくてもエスカレーターに乗って8Fイベントスペースまで行けば、すぐ左側に

こんな光景が目に入ってきます。
あ、ちょっと待って!
よかった〜やっぱりここで合ってたんだ、と勢い余って突進したくなる気持ちはよおくわかります。
でも、安心するのはまだ早い、思わぬところにトラップが仕掛けられているのでまだ気を抜かないでください。

普通に考えたらここが入り口で、向こう真正面が会場だと思うでしょ?
それがとんでもない間違いなんです!
実はこのまま等身大パネルを左に見ながら直進すると、同時開催の「ラッセン展」に迷い込んでしまうんですよw
いや、マジで何かのネタなのかと一瞬思いましたよ。ほら、わたモテで「ラッセン」といえば例のあの回を思い出さずにはいられないじゃないですかw あの時の体験コーナー(笑)でも設置されているのかとw
もちろんそんなことはなくって、普通にラッセン展なのでお間違いないように。
実際の原画展入り口は

彼女たちの横を通り過ぎて、左に折れてすぐの場所にあります。
入り口横にはアルコール消毒液が置いてありますので、まずはそれで除菌をしてから入場してください。(もちろんマスク着用ですよ!)
なお、前回はオール撮影OKでしたが、今回は撮影NG。先ほどの等身大パネルと、入り口入ってすぐのメッセージボードのみ、撮影OKとなっています。
これに関しては仕方ないというか、むしろ当然かなという気がしますね。
昨年の時とは状況が違いますし、今のコロナ禍で撮影可となるとそれこそ三密状態になりかねませんから。
今回は会場がマルイさんということもあって、より慎重な対応が求められているんだと思います。
というわけで、さっそく会場内に足を踏み入れてみましょう。
【注意!】ここからはある種「ネタバレ」になりますので、まだ訪れていない方で新鮮な気持ちで見て回りたい方は、これ以降は一度行ってから見た方がいいかもしれません。
会場内はこんな感じでした。

まず、最初に目に飛び込んでくるのはコミックス1巻の表紙。
そこから最新18巻までのカラー原画を見ることができます。
前回は8巻からでしたから、初期の絵を見れるのは今回が初めてですね。
そして、いよいよ各話の生原画となるわけですが、今回は少し毛色が違っています。
前は8巻から単行本単位で並んでいたのですが、今回はテーマ別なんですよ。
「各キャラの初登場シーン」「修学旅行」「2年後半から3年進級」「遠足」「GW」「球技大会」「謹慎」「夏休み」「各キャラの名前呼びシーン」と、全部で9パート。
これはなかなか興味ぶかい構成でしたね。
特に最初の「各キャラの初登場シーン」は今回最大の目玉といってもいいでしょう。こちらは必然的に8巻以前の原画が対象になってくるわけで、それだけでもかなり貴重なものだといえます。
しかもこれがまた、意外な「初登場」だったりするんですよ。
例えば、ゆりちゃん・真子と吉田さん、そしてうっちーはそれぞれ初登場回が別だったりするわけです。もちろん、展示内容を見れば誰もが納得なんですけど、なんとなく5人とも修学旅行初日の回というイメージがありませんでしたか?そんな思わぬ発見が目白押しなんです。
以下に今回紹介された「初登場シーン」を挙げておきますが、あえて何話とは表記しませんので、皆さんも一緒に考えてみてください。会場内で答え合わせをしてみるというのもまた一興ではないでしょうか。
●ゆりちゃん・真子
●うっちー
●ネモ
●吉田さん
●加藤さん・夏帆
●伊藤さん
●岡田
●二木さん
●麗奈・杏奈
●ゆうちゃん
●南さん
●風夏・美保
●今江さん
●平沢雫
(順不同。私の記憶が確かならこれで全てのはず…)
※2020年11月14日追記
本日(14日)に2度目の来訪を果たしたのですが、とんでもない間違いを犯していることに気が付きました。
各キャラの初登場シーンにおいて、
●井口朱里・紗弥加
●ネモ(中学生)
以上の2項目が抜けていたのです!
この2つはコーナー最後を飾る重要な位置にあるものですが、次の修学旅行編に気持ちを奪われていたせいなのか、なぜか私の記憶からすっぽり抜け落ちておりました……
本当に申し訳ありません。
しかしこうなると、ますます小宮山さんがいなかったことが解せません。ネモに関しては高校生と中学生とで2回も扱われているのに…
どうですか?全部わかりますでしょうか。もし単行本を見直さずに全て言い当てられたら、その人はわたモテマスターと名乗ってもいいかもしれませんねw
ただ、一つだけあえて言うなら、「小宮山さん」も入れて欲しかったかな。
まあ仕方ないかなという面もあるんですけどね。彼女の正確な「初登場」といえば、例のマラソン大会になるわけでw あれをピックアップするのは躊躇してしまう気持ちはよくわかるw
でも、そこはあえて無視して5巻のあれを初とする手もあったんじゃないかなとは思いますね。何にせよ、伊藤さんもちゃんと紹介されているのにさすがにちょっと不憫には感じました。
ていうか、今江さんの初登場シーン(これがまた意外なところなんです)を考えれば、別にマラソンのアレでもいいような気もしないでもないw
この後は、修学旅行から時系列的に各イベントが並んでいくわけですが、前回も展示されたものも含めて何度見ても飽きることはありませんね。もう、ずっと見ていられますよ。
原画を見る面白さの一つとして、その情報量の圧倒的な多さが挙げられます。
作品として私たちが目にするのって、原画の一部にしか過ぎないんですよね。
誌面の都合上断ち切られた部分や、ふきだしに隠れた部分などにも元の絵には全てしっかり描き込んであるんです。
それは作品という枠を飛び越えて彼女たちが確かに息づいていることの証のようにも思えますし、目に見えないところにも力を注いでいるからこそ、こんなにも私たちの胸に迫ってくるんだなと改めて感じさせてくれます。
また、印刷に出ない青線で細かく指示しているのがまた何とも興味深いんですよね。
矢印で指定して「薄く」とか「光」「影」とかあるのを見ると、谷川さんの作品に対する思いがそこに込められているようで何だか圧倒されます。恐れ多いというか、見てはいけないものを見てしまった感じw
後、付箋で指示してあるものもあって、それも興味深かったですね。
一つは「台詞なし」という指示で、一つは「台詞追加」という指示なんですよ。どちらも実際公開された場面を見ると納得のシーンなんですけど、谷川さんがいかにキャラの台詞まわしにこだわっているかが垣間見れて面白かったですね。ちなみに「台詞なし」の場面は、ウェブ公開時では台詞があって単行本で修正されたアレですw(勘のいい人はこれだけでわかるはず)
そうそう台詞といえば、ふきだし内に鉛筆で書き込んであったりするんですけど、あれって、入ってたり入ってなかったりがあるんですよね。しかも昔のものはけっこう書いているんですけど、3年生以降の原稿はほぼ空白になっているんです。あれはどういうことなんでしょう。途中で台詞の指示の仕方が変わったのかな?
あ、でも、3年生編になって一箇所だけ台詞が書き込んであるところがあるんですよ。そこはちょっと不思議でしたね。
ていうか正直、見た瞬間吹き出してしまったんですけどw よりによって、その台詞かよとw
いやあ、この時ばかりはマスクをしていてよかったなと思いましたねw
どの場面かはぜひ見て確かめてください!私が特に反応したのも納得の名シーンですよ!
(ヒント:GW編のオープンキャンパス回)
セリフといえば、修学旅行直前のとあるページも印象的でしたね。
これはなぜか前半は空白で、後半のみ台詞がビッシリ書き込まれているんですよ。ひょっとして後ろから台詞を埋めていったのかと、その工程に思いを寄せてみると興味が尽きません。
そうだ、最後のテーマは「夏休み」だったんですけど、何と今週ブラウザで更新される、喪183(前編)まで展示されていたんですよ。ちょっとびっくりじゃないですか?
アプリを見てない人にとってはある意味ネタバレというか、更新前の回ですからねw
しかも、そのページのチョイスが絶妙なんだこれが。よくぞ、それを選んでくれたというくらいの名場面が載っているページなんですよ。これは是非ともじっくり見て欲しいですね。
後、おまけ?として「各キャラの名前呼びシーン」というコーナーがあるんですけど、これもハッとするようなシーンが多くて楽しめました。
特にあの台詞を付箋で隠す演出(?)には痺れましたね。
最後は前回にもあったメッセージボード。

まだ、4日目だというのに、ほとんど埋まっていました。
まあ左側にスペースが空いているので、随時ボードを追加していくのでしょう。
貼るところがないからと遠慮しないで、熱いメッセージを残していってくださいね。
(しかしみんなうまいなあ…センスも素晴らしい。特に「田植えゆり」はほぼ天才の仕業だろこれw)
ああそうだ。グッズですけど、今回私は見送ってしまったんですよね。
何だか受付のお姉さんがすごく仕事熱心で、私の前のお兄さんがやたらカードを勧められているのを見てどうも気遅れしてしまってw
まあ後もう2、3回は行くつもりですので、それまでに何を買うかじっくり見極めようかなと。下手すると限りなく散財しちゃいそうなので、そこは慎重に考えたいところです。
今回は期間も長くて11月24日まで開催してますし、マルイさんも午後8時半まで営業しているようですから(最終日は午後6時まで)、仕事終わりにも寄れそうなのがうれしいですね。
しかし、これだけ有意義な原画展を東京都内だけというのは本当にもったいないなあという気がします。
全国を回るのが難しいようなら、せめて記念パンフレットとか制作できませんかね?
全部とは言いませんから、今回展示したものの一部だけでもA4サイズくらいに印刷した冊子を通販とかできれば地方在住のファンも喜ぶと思うのですが……
キーホルダーとかタペストリーもいいですけど、原画展の雰囲気を少しでも味わえる商品があってもいいんじゃないかなと個人的には思いましたね。
いずれにせよ、ファンなら行って絶対に損はしないはずです。
開催期間はまだまだありますので、行ける方は是非足を運んでみてください!
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