私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪183(後編)簡易感想~基本ネタバレなし~
※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。
10月22日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪183(後編)、ブラウザ版で喪182に更新されました。
今回は喪183(後編)についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
その前にまず、こちらの話題に触れておきましょうか。
「『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』原画展 ~モテないからマルイ行く~」
https://www.medicos-e.net/newsdetail/goods_watamote/
一週間前くらいからすでに告知されていましたが、この度、あのわたモテ原画展が帰ってきます!
そう、あれは昨年の5月、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!原画展~モテないし原画展開く~」と銘打って東京浅草橋で原画展が開かれましたよね。あれの第2弾ということで、今度は舞台を有楽町マルイに移しての開催のようです。
なるほど、アプリ版の更新で喪182が急遽延期になったことがありましたけど、こういうことだったんですね。
確か、Twitterで「イラスト的なものを描いていた」とおっしゃっていましたけど、おそらく
このイラストを描いていたのでしょう。
これはハロウィンに合わせた新規描き下ろしのようですけど、こちらを使用したグッズ等も先行販売されるようですね。他にも等身大パネルの展示や会場限定特典の配布などもあるようです。
しかも、今回は期間が10月31日から11月24日までとのこと。前回が9日間だったことを考えると破格の扱いですよね!これなら前回のような混乱もないでしょう。コロナのこともありますし、慌てずに余裕を持って行きたいですね。
もちろん、私も行くつもりです。(今回は平日の休憩中に抜け出て行く、なんてこともしないで済むかな?)
というわけで、以下より喪183(後編)のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1319124802083274752
https://twitter.com/horobijiji/status/1319124903287635971
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
いや~、やっぱり谷川さんのいう通りでしたね。
前回のネタバレなし感想では、
最初から予定されていた「前編後編」だったように思うんですけどね。
なんてことを言ってしまいましたが、本当に今回は予定外の「分割」だったようです。
実際(後編)を読んでみると、前回のオチというか区切りがすごく唐突なものに思えてくるんですよ。
始まり方がもろに前回の続きからですし、しかも今回はタイトルも作者名も一切なしなんです。あの喪177の時でさえ、あったというのに。
要するに、(後編)という言葉も読者の目にあまり入れさせたくないんでしょうね。あくまで前回と合わせて一つの話として読んで欲しいという作者の思いが伝わってくるようでしたよ。
たぶんこれ、単行本で読むとまた印象が変わると思います。
今までも喪175「モテないし合宿が終わる」とか喪177「モテないしまずは夏コミに行く」で前後編スタイルはありましたけど、今回のはまたちょっと違う意味での「分割」だったような気がしますね。
夏合宿にせよ夏コミにせよ、最終的には一つの話になるとはいえ、やっぱり話の区切りはあるんですね。
少なくともアプリやブラウザで個別に読む際には、いったん空気が変わる感じを受けるんですよ。
でも今回は違います。
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」というタイトルロゴも入らなければ、「谷川ニコ」という作者名さえも入りません。喪183(後編)という文字さえありません。
もう完全にシームレスに入っていけるようになっているんです。
むしろここまでするなら、(前編)の後ろにくっつけてしまった方がいいんじゃないかと思ってしまいましたよw
そう考えると、喪115「モテないし二年目の卒業式」(コミックス12巻所収)に近いような気もしますね。
もっとも、あれはギャグもありの(前編)となしの(後編)という役割がありましたが、今回はたぶんそれすらもないでしょう。(前編)(後編)の間に明確なラインはないように思えます。強いて言うなら、(前編)はプロローグかな?
ていうか、前回の表紙こそ今回の3ページ目に挿入されるべきものだったんじゃないのかw
さて、今回のこれは読んでおくといいかも過去回は前回も挙げましたけど、
喪102「モテないしいつかの冬休み」(コミックス11巻所収)
まずはこれになります。
(前編)では空気感や構成が似ているという感じでしたが、今回はもっとわかりやすい形でリンクしています。
あの作品が再登場するのは決して単なる偶然ではないでしょう。
もちろん文化祭に繋がるファクターでもあるかとは思いますが、それ以上に作品のあり方自体に何らかの意味があってのことだと思えてなりません。
そして、そうなると、
喪163「モテないし夏」(コミックス17巻所収)
も関係してくるんだよなあこれがw
これはオムニバスですけど、あえてどのエピソードが関係してくるかは触れないでおきましょう。まだ見ていない人はどの話が関わってくるか予想してみるのも面白いかもしれませんよ。(でもまあ大体わかってしまうかな。 まさか原幕四天王を思い浮かべる方はいないでしょうしw)
後、意外なところでは、
喪82「モテないし日常に戻る」(コミックス9巻所収)
もなぜか思い出しました。何となく懐かしいような気持ちになりましたが、実はあの時から何も変わっていなかったのかもしれません。
あ、でも、
喪161「モテないしいつもに戻る」(コミックス17巻所収)
この時の光景からすると、やっぱり変わったような気もするw
それと、これも意外に思われるかもしれませんが、ブラウザ版の最新話である喪182とも繋がっているような気がしましたね。是非合わせて読んでみてください。
イメソンはもうシンプルに、
God knows... by 涼宮ハルヒ(平野綾)
ですw
まったくひねりのない選曲ですみませんw
え?あまりに芸がなさすぎるって?
うーんしょうがないなあ……あと一つ挙げるとするなら、
いつか観た映画みたいに 忌野清志郎 & 2・3'S
かな。
キヨシローは名曲の宝庫ですけど、これはけっこう隠れた名曲なんじゃないでしょうか。
彼の歌声を聴くだけでも、いまだに泣きそうになってしまいますね。
前回のネタバレなし感想で「不穏な感じがする」とか「いずれ来るだろう「嵐」にワクワクしてしまう自分」とか書きましたけど、今回読んでみて、それは「台風を待ち望んでしまう」ことと似てるなと思ってしまいました。
実際に台風が来られたら困るんですよね。あくまで軽い気持ちの上なんです。
波乱な展開を望む気持ちに嘘はないものの、でももし本当になったとしたらそれはそれで何か違う。
今回、もこっちが「青春」についてある思いを語るんですけど、なんだか自分に言われているような気がしてしまいましたね。
あと思ったのは、なんだか静かな印象だったなということでした。
ところが改めて読み直してみると、思いのほかセリフが多いんですよ。これにはびっくりしましたね。
で、いったいどうしてだろうと考えてみたんですけど、モノローグがなかったせいかなという気がしたんです。
そう今回、キャラクターの心情はいっさい語らせてないんですよ。あくまで会話や表情、場面描写のみで見せているんですね。
お菓子を持つしぐさや目線の置き方、または雨風の音や空の色。濡れた靴に乾いた靴。
それらで彼女たちの心の奥底にある言葉にできない思いを伝えようとしているわけなんです。
だからこそ、読者の耳に静かに染みとおるように届く。
耳を澄ませばまだまだ聞こえていない声がどこからか聞こえてくるのではないか。そんな気がしましたね。
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ、11月22日位の予定)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
そういえば夏合宿編は入浴シーンのサービスがけっこうありましたね。今回はというと……まあ見てのお楽しみということでw
ここ最近、喪102を読み返す機会が増えているような気がします。
キョンシーゆりちゃんは17巻のあれがきっかけになったのかも?
今だからこそ、この頃のわたモテを読み直してみるのも新鮮かと。
10月22日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪183(後編)、ブラウザ版で喪182に更新されました。
今回は喪183(後編)についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
その前にまず、こちらの話題に触れておきましょうか。
「『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』原画展 ~モテないからマルイ行く~」
https://www.medicos-e.net/newsdetail/goods_watamote/
一週間前くらいからすでに告知されていましたが、この度、あのわたモテ原画展が帰ってきます!
そう、あれは昨年の5月、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!原画展~モテないし原画展開く~」と銘打って東京浅草橋で原画展が開かれましたよね。あれの第2弾ということで、今度は舞台を有楽町マルイに移しての開催のようです。
なるほど、アプリ版の更新で喪182が急遽延期になったことがありましたけど、こういうことだったんですね。
確か、Twitterで「イラスト的なものを描いていた」とおっしゃっていましたけど、おそらく

このイラストを描いていたのでしょう。
これはハロウィンに合わせた新規描き下ろしのようですけど、こちらを使用したグッズ等も先行販売されるようですね。他にも等身大パネルの展示や会場限定特典の配布などもあるようです。
しかも、今回は期間が10月31日から11月24日までとのこと。前回が9日間だったことを考えると破格の扱いですよね!これなら前回のような混乱もないでしょう。コロナのこともありますし、慌てずに余裕を持って行きたいですね。
もちろん、私も行くつもりです。(今回は平日の休憩中に抜け出て行く、なんてこともしないで済むかな?)
というわけで、以下より喪183(後編)のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1319124802083274752
https://twitter.com/horobijiji/status/1319124903287635971
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
いや~、やっぱり谷川さんのいう通りでしたね。
前回のネタバレなし感想では、
最初から予定されていた「前編後編」だったように思うんですけどね。
なんてことを言ってしまいましたが、本当に今回は予定外の「分割」だったようです。
実際(後編)を読んでみると、前回のオチというか区切りがすごく唐突なものに思えてくるんですよ。
始まり方がもろに前回の続きからですし、しかも今回はタイトルも作者名も一切なしなんです。あの喪177の時でさえ、あったというのに。
要するに、(後編)という言葉も読者の目にあまり入れさせたくないんでしょうね。あくまで前回と合わせて一つの話として読んで欲しいという作者の思いが伝わってくるようでしたよ。
たぶんこれ、単行本で読むとまた印象が変わると思います。
今までも喪175「モテないし合宿が終わる」とか喪177「モテないしまずは夏コミに行く」で前後編スタイルはありましたけど、今回のはまたちょっと違う意味での「分割」だったような気がしますね。
夏合宿にせよ夏コミにせよ、最終的には一つの話になるとはいえ、やっぱり話の区切りはあるんですね。
少なくともアプリやブラウザで個別に読む際には、いったん空気が変わる感じを受けるんですよ。
でも今回は違います。
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」というタイトルロゴも入らなければ、「谷川ニコ」という作者名さえも入りません。喪183(後編)という文字さえありません。
もう完全にシームレスに入っていけるようになっているんです。
むしろここまでするなら、(前編)の後ろにくっつけてしまった方がいいんじゃないかと思ってしまいましたよw
そう考えると、喪115「モテないし二年目の卒業式」(コミックス12巻所収)に近いような気もしますね。
もっとも、あれはギャグもありの(前編)となしの(後編)という役割がありましたが、今回はたぶんそれすらもないでしょう。(前編)(後編)の間に明確なラインはないように思えます。強いて言うなら、(前編)はプロローグかな?
ていうか、前回の表紙こそ今回の3ページ目に挿入されるべきものだったんじゃないのかw
さて、今回のこれは読んでおくといいかも過去回は前回も挙げましたけど、
喪102「モテないしいつかの冬休み」(コミックス11巻所収)
まずはこれになります。
(前編)では空気感や構成が似ているという感じでしたが、今回はもっとわかりやすい形でリンクしています。
あの作品が再登場するのは決して単なる偶然ではないでしょう。
もちろん文化祭に繋がるファクターでもあるかとは思いますが、それ以上に作品のあり方自体に何らかの意味があってのことだと思えてなりません。
そして、そうなると、
喪163「モテないし夏」(コミックス17巻所収)
も関係してくるんだよなあこれがw
これはオムニバスですけど、あえてどのエピソードが関係してくるかは触れないでおきましょう。まだ見ていない人はどの話が関わってくるか予想してみるのも面白いかもしれませんよ。(でもまあ大体わかってしまうかな。 まさか原幕四天王を思い浮かべる方はいないでしょうしw)
後、意外なところでは、
喪82「モテないし日常に戻る」(コミックス9巻所収)
もなぜか思い出しました。何となく懐かしいような気持ちになりましたが、実はあの時から何も変わっていなかったのかもしれません。
あ、でも、
喪161「モテないしいつもに戻る」(コミックス17巻所収)
この時の光景からすると、やっぱり変わったような気もするw
それと、これも意外に思われるかもしれませんが、ブラウザ版の最新話である喪182とも繋がっているような気がしましたね。是非合わせて読んでみてください。
イメソンはもうシンプルに、
God knows... by 涼宮ハルヒ(平野綾)
ですw
まったくひねりのない選曲ですみませんw
え?あまりに芸がなさすぎるって?
うーんしょうがないなあ……あと一つ挙げるとするなら、
いつか観た映画みたいに 忌野清志郎 & 2・3'S
かな。
キヨシローは名曲の宝庫ですけど、これはけっこう隠れた名曲なんじゃないでしょうか。
彼の歌声を聴くだけでも、いまだに泣きそうになってしまいますね。
前回のネタバレなし感想で「不穏な感じがする」とか「いずれ来るだろう「嵐」にワクワクしてしまう自分」とか書きましたけど、今回読んでみて、それは「台風を待ち望んでしまう」ことと似てるなと思ってしまいました。
実際に台風が来られたら困るんですよね。あくまで軽い気持ちの上なんです。
波乱な展開を望む気持ちに嘘はないものの、でももし本当になったとしたらそれはそれで何か違う。
今回、もこっちが「青春」についてある思いを語るんですけど、なんだか自分に言われているような気がしてしまいましたね。
あと思ったのは、なんだか静かな印象だったなということでした。
ところが改めて読み直してみると、思いのほかセリフが多いんですよ。これにはびっくりしましたね。
で、いったいどうしてだろうと考えてみたんですけど、モノローグがなかったせいかなという気がしたんです。
そう今回、キャラクターの心情はいっさい語らせてないんですよ。あくまで会話や表情、場面描写のみで見せているんですね。
お菓子を持つしぐさや目線の置き方、または雨風の音や空の色。濡れた靴に乾いた靴。
それらで彼女たちの心の奥底にある言葉にできない思いを伝えようとしているわけなんです。
だからこそ、読者の耳に静かに染みとおるように届く。
耳を澄ませばまだまだ聞こえていない声がどこからか聞こえてくるのではないか。そんな気がしましたね。
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ、11月22日位の予定)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
そういえば夏合宿編は入浴シーンのサービスがけっこうありましたね。今回はというと……まあ見てのお楽しみということでw
ここ最近、喪102を読み返す機会が増えているような気がします。
キョンシーゆりちゃんは17巻のあれがきっかけになったのかも?
今だからこそ、この頃のわたモテを読み直してみるのも新鮮かと。
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