私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪183(前編)簡易感想~基本ネタバレなし~
※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。
10月8日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪183(前編)、ブラウザ版で喪181に更新されました。
今回は喪183(前編)についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
前回はアプリ版の更新が一週延びたためにブラウザ版と更新がずれてしまったわけですが、今回は同時更新ということで、なんだか得した気分になりました。
特に今回は、アプリとブラウザでかなりテイストの違う話でしたからね。そのためか、どちらも新鮮な気持ちで読むことができましたよ。
ブラウザの方の喪181がまたいい具合に忘れかけていたんです。アプリで読んだのが9月3日ですからね。逆にこのくらい空くと初見に近い感覚があるのでしょう。雰囲気もギャグのノリも全く異なる二つの話がまるでどちらも新作のように楽しめたというわけです。
ていうか、喪181を同時に読めたことで、今回の話がまたより味わい深く感じられたんですよね。お互いの味が双方をより際立たせるというか、甘いだけのバニラよりちょっと塩した方が甘味も増してくるというか……(何言ってんだ俺)
まあとにかく、ここ最近の話とはかなり趣が異なります。それはバランスをとったということ以上に、今回の話をより深く印象づけるためにあえてそうしたのかなという気もしましたね。
というわけで、以下より喪183(前編)のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1314050089506107393
https://twitter.com/horobijiji/status/1314050175355121664
https://twitter.com/horobijiji/status/1314050286487388161
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
まず最初にことわっておきます。今回も「打ち合わせ」はありませんでした。
そういった意味では、
これで心置きなく、次回で「打ち合わせ」ができるってものですw
前回のこの私の読みはまたしても外れたと言ってもいいでしょう。
でも、内容自体は喪179からの直接的な「続き」ではあるんですよ。流れとしては喪182からも含めて、予想通りに話は進んでいるんです。でも「打ち合わせ」だけがないw
まあぶっちゃけてしまうと、要は予想外のことが起こって予定が中止になったということなんですけど、たぶんこれは谷川さん的には「予定通り」の展開なんですよ。はなからみんなで集まるようなことは考えてなくて、元々こうなることを想定した上での「打ち合わせ」だったんだと思います。(今回の冒頭のセリフがまたなんとも意味深w)
もちろん文化祭の件がなくなったわけではありません。必ずや何かを撮ることになるでしょう。
むしろ今回のことが、何を撮るかという方向性を決めることになるような気がします。そしてそれは、思いのほかに波乱を呼ぶことになるのではないでしょうか。
そんな展開を期待させる雰囲気が立ち上っていましたよ。
それと、サムネのチョイスが絶妙!
あんなの見せられたら、もう読まずにはいられないじゃないですか。ふたりとも表情が読み取れないというか、これはどっちの意味なんだ?と気になってしょうがなかったですよw
ここ最近、サムネセンスがよくなったような気がするんですけど、何かあったんですかね?谷川さんの意見が取り入れられるようになったとか。
なんにせよ、今後も興醒めするようなネタバレは避けつつ、興味をそそられるサムネをお願いしたいものですw
今回のこれは読んでおくといいかも過去回ですけど、まずは、
喪136「モテないし漫画を薦める」(コミックス14巻所収)
やっぱりこれでしょう。
ここで描かれたテーマをさらに深化させたというか、この時の思いがずっと彼女の中にあったんだと思うと、胸が締め付けられるような思いがします。
誰かにわかってもらいたいという気持ちはなんでこんなに切ないんでしょうね。
そういえば今週、久々にこの時の記事にコメントをいただいたんですけど、なんだか今回の話を予言していたかのようでちょっと鳥肌ものでしたw
まあもちろん偶然なんでしょうけど、すごいタイミングですよね。
もしかしたら、波長みたいなものが合ったのでしょうか。
あとは、
喪167「モテないし無駄に過ごさない」(コミックス17巻所収)
も頭に浮かびましたね。たぶん彼女もこの時のことが頭にあったに違いないw
そうそう、それを言うなら
喪170「モテないし染まる」(コミックス18巻所収)
も忘れちゃいけません。もこっちも言及していたあることに対する理由がここにあります。
それと、
喪102「モテないしいつかの冬休み」(コミックス11巻所収)
作品の空気感はもとより、全体の構成もどこか似ているような気がしました。
あともちろん、喪179は言わずもがなですねw
イメソンはけっこう悩んだんですけど、後半2ページの二人の会話を聞いていたら、
BUMP OF CHICKEN「真っ赤な空を見ただろうか」
が頭の中を流れてきました。
ふたりがひとつだったなら
と思うこともあるけれど、それでも
ひとりがふたつだったから
よかったんだと心から思いますね。
あと、もう一曲選ぶとするなら、
wowaka 『ワールズエンド・ダンスホール』feat. 初音ミク&巡音ルカ
でしょうか。
ここで歌われる「終末感」は彼女たちが抱いている世界をよく表していると思います。
ちなみに、wowakaさんはボカロ黎明期を支えたボカロPで、あの米津玄師氏にも大きな影響を与えた人です。
「ヒトリエ」というバンドでも精力的に音楽活動をされていましたが、昨年春に31歳という若さで夭逝されました。本当に惜しい人を亡くしたと思います。
全体を通しての感想としては、すごく心地よいのになんだか不穏な感じがする、でもその不穏な空気こそが愛おしい、といったところでしょうか。
先にも言いましたが、今回の「中止」は仕組まれたものだと思うんですよ。そしてそれは次の文化祭に向けて大きな波乱を呼ぶような気がしてならないんですね。まさに「嵐の前の静けさ」なんです。
そのいずれ来るだろう「嵐」にワクワクしてしまう自分。今回の「終末感」に対するそれともなんだか通じるようにも思えましたね。
今回は「表紙」の挟み方がまたすごく印象的でした。奇しくもブラウザ版の喪181でも「表紙」があったわけですけど、それとは似て非なる見せ方なんです。それが実に効果的なんですね。何度も読み返したくなるような気持ちにさせてくれるというか。
喪181と読み比べるとよりその味わいが深まると思います。意外とこの二つの話は通じるものがあるのかもしれませんよ。どちらも「続きもの」というか、喪181はある意味、喪182の(前編)みたいなものですしw
そうだ、言いそびれましたけど、今回の喪183は前編後編という構成になっています。
谷川さんのツイッターによると、「思ったよりページ数が増えて」ということですから、もしかすると、喪177(夏コミ編)のように予定外の「分割」だったのかもしれません。
ただ、個人的にはぶつ切り感は全然感じなかったんですよね。オチも一応ついているし、むしろ流れ的には当然ここで区切るよなあと思いましたよ。
ていうか、だからこそあの「表紙」なんですから。
それを踏まえると、最初から予定されていた「前編後編」だったように思うんですけどね。
いずれにせよ、次の(後編)がすごく楽しみです!
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ、11月8日位の予定)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
(あと、この週末は台風が近づいてくるようですね。みなさん、気を付けましょう!)
夏合宿編もおさらいしておくと、今回の話がより味わい深くなるかも。
喪136を読み返すたびに面白さってなんだろうと考えてしまう……
ふふーん♪ んーん♪ ←ある意味これも伏線w
突然の出来事がきっかけで二人であれ観て普段とは非日常感に少しワクワクして……うん、やっぱり似てる
10月8日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪183(前編)、ブラウザ版で喪181に更新されました。
今回は喪183(前編)についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。
前回はアプリ版の更新が一週延びたためにブラウザ版と更新がずれてしまったわけですが、今回は同時更新ということで、なんだか得した気分になりました。
特に今回は、アプリとブラウザでかなりテイストの違う話でしたからね。そのためか、どちらも新鮮な気持ちで読むことができましたよ。
ブラウザの方の喪181がまたいい具合に忘れかけていたんです。アプリで読んだのが9月3日ですからね。逆にこのくらい空くと初見に近い感覚があるのでしょう。雰囲気もギャグのノリも全く異なる二つの話がまるでどちらも新作のように楽しめたというわけです。
ていうか、喪181を同時に読めたことで、今回の話がまたより味わい深く感じられたんですよね。お互いの味が双方をより際立たせるというか、甘いだけのバニラよりちょっと塩した方が甘味も増してくるというか……(何言ってんだ俺)
まあとにかく、ここ最近の話とはかなり趣が異なります。それはバランスをとったということ以上に、今回の話をより深く印象づけるためにあえてそうしたのかなという気もしましたね。
というわけで、以下より喪183(前編)のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度は内容が推測できそうな部分もあるかと思いますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は正規の感想までまでお待ちください。
なおTwitterでは簡単な「ネタバレ感想」をつぶやいていたりします↓
https://twitter.com/horobijiji/status/1314050089506107393
https://twitter.com/horobijiji/status/1314050175355121664
https://twitter.com/horobijiji/status/1314050286487388161
その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をつぶやいていたりしますので、よかったらフォローのほうをよろしくお願いします。
それでは、さっそくいってみましょう!
まず最初にことわっておきます。今回も「打ち合わせ」はありませんでした。
そういった意味では、
これで心置きなく、次回で「打ち合わせ」ができるってものですw
前回のこの私の読みはまたしても外れたと言ってもいいでしょう。
でも、内容自体は喪179からの直接的な「続き」ではあるんですよ。流れとしては喪182からも含めて、予想通りに話は進んでいるんです。でも「打ち合わせ」だけがないw
まあぶっちゃけてしまうと、要は予想外のことが起こって予定が中止になったということなんですけど、たぶんこれは谷川さん的には「予定通り」の展開なんですよ。はなからみんなで集まるようなことは考えてなくて、元々こうなることを想定した上での「打ち合わせ」だったんだと思います。(今回の冒頭のセリフがまたなんとも意味深w)
もちろん文化祭の件がなくなったわけではありません。必ずや何かを撮ることになるでしょう。
むしろ今回のことが、何を撮るかという方向性を決めることになるような気がします。そしてそれは、思いのほかに波乱を呼ぶことになるのではないでしょうか。
そんな展開を期待させる雰囲気が立ち上っていましたよ。
それと、サムネのチョイスが絶妙!
あんなの見せられたら、もう読まずにはいられないじゃないですか。ふたりとも表情が読み取れないというか、これはどっちの意味なんだ?と気になってしょうがなかったですよw
ここ最近、サムネセンスがよくなったような気がするんですけど、何かあったんですかね?谷川さんの意見が取り入れられるようになったとか。
なんにせよ、今後も興醒めするようなネタバレは避けつつ、興味をそそられるサムネをお願いしたいものですw
今回のこれは読んでおくといいかも過去回ですけど、まずは、
喪136「モテないし漫画を薦める」(コミックス14巻所収)
やっぱりこれでしょう。
ここで描かれたテーマをさらに深化させたというか、この時の思いがずっと彼女の中にあったんだと思うと、胸が締め付けられるような思いがします。
誰かにわかってもらいたいという気持ちはなんでこんなに切ないんでしょうね。
そういえば今週、久々にこの時の記事にコメントをいただいたんですけど、なんだか今回の話を予言していたかのようでちょっと鳥肌ものでしたw
まあもちろん偶然なんでしょうけど、すごいタイミングですよね。
もしかしたら、波長みたいなものが合ったのでしょうか。
あとは、
喪167「モテないし無駄に過ごさない」(コミックス17巻所収)
も頭に浮かびましたね。たぶん彼女もこの時のことが頭にあったに違いないw
そうそう、それを言うなら
喪170「モテないし染まる」(コミックス18巻所収)
も忘れちゃいけません。もこっちも言及していたあることに対する理由がここにあります。
それと、
喪102「モテないしいつかの冬休み」(コミックス11巻所収)
作品の空気感はもとより、全体の構成もどこか似ているような気がしました。
あともちろん、喪179は言わずもがなですねw
イメソンはけっこう悩んだんですけど、後半2ページの二人の会話を聞いていたら、
BUMP OF CHICKEN「真っ赤な空を見ただろうか」
が頭の中を流れてきました。
ふたりがひとつだったなら
と思うこともあるけれど、それでも
ひとりがふたつだったから
よかったんだと心から思いますね。
あと、もう一曲選ぶとするなら、
wowaka 『ワールズエンド・ダンスホール』feat. 初音ミク&巡音ルカ
でしょうか。
ここで歌われる「終末感」は彼女たちが抱いている世界をよく表していると思います。
ちなみに、wowakaさんはボカロ黎明期を支えたボカロPで、あの米津玄師氏にも大きな影響を与えた人です。
「ヒトリエ」というバンドでも精力的に音楽活動をされていましたが、昨年春に31歳という若さで夭逝されました。本当に惜しい人を亡くしたと思います。
全体を通しての感想としては、すごく心地よいのになんだか不穏な感じがする、でもその不穏な空気こそが愛おしい、といったところでしょうか。
先にも言いましたが、今回の「中止」は仕組まれたものだと思うんですよ。そしてそれは次の文化祭に向けて大きな波乱を呼ぶような気がしてならないんですね。まさに「嵐の前の静けさ」なんです。
そのいずれ来るだろう「嵐」にワクワクしてしまう自分。今回の「終末感」に対するそれともなんだか通じるようにも思えましたね。
今回は「表紙」の挟み方がまたすごく印象的でした。奇しくもブラウザ版の喪181でも「表紙」があったわけですけど、それとは似て非なる見せ方なんです。それが実に効果的なんですね。何度も読み返したくなるような気持ちにさせてくれるというか。
喪181と読み比べるとよりその味わいが深まると思います。意外とこの二つの話は通じるものがあるのかもしれませんよ。どちらも「続きもの」というか、喪181はある意味、喪182の(前編)みたいなものですしw
そうだ、言いそびれましたけど、今回の喪183は前編後編という構成になっています。
谷川さんのツイッターによると、「思ったよりページ数が増えて」ということですから、もしかすると、喪177(夏コミ編)のように予定外の「分割」だったのかもしれません。
ただ、個人的にはぶつ切り感は全然感じなかったんですよね。オチも一応ついているし、むしろ流れ的には当然ここで区切るよなあと思いましたよ。
ていうか、だからこそあの「表紙」なんですから。
それを踏まえると、最初から予定されていた「前編後編」だったように思うんですけどね。
いずれにせよ、次の(後編)がすごく楽しみです!
というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ、11月8日位の予定)
※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)
(あと、この週末は台風が近づいてくるようですね。みなさん、気を付けましょう!)
夏合宿編もおさらいしておくと、今回の話がより味わい深くなるかも。
喪136を読み返すたびに面白さってなんだろうと考えてしまう……
ふふーん♪ んーん♪ ←ある意味これも伏線w
突然の出来事がきっかけで二人であれ観て普段とは非日常感に少しワクワクして……うん、やっぱり似てる
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