私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪180~原点回帰なんて言わせない、最初からこれがザ・わたモテだった~
9月17日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪180に更新されました。
夏合宿編の後を引き継いだネモ編が終わり、秋の文化祭への道筋も描かれた今、いよいよクライマックス近しといった感じですね。
前回のあの引きからすれば、普通はすんなり打ち合わせの話になるところですが、そうとは限らないのがわたモテです。一見すると、あまのじゃくとも思える「肩透かし」や「箸休め」を持ってくるのがむしろ平常運転だったりします。
もっとも、後から振り返るとそれが実は重要な回だったりするから侮れないんですけどねw 喪176とか。
でも、今回の話に限っては、「肩透かし」とか「箸休め」といった言葉は似合いません。後から実はあれが伏線だったという類のことも、この話にはあまり意味がないように思えます。
ただ、純粋に「わたモテ」を堪能すること。
それこそが、この話をとことん味わう一番の方法なんじゃないでしょうか。
「原点回帰」なんて言葉も使いたくありません。言うなれば、最初から「原点」はずっとそこにあったのですから。
意表でもなんでもなく、これが「ザ・わたモテ」なんです。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
もはや勉強している姿が当たり前になってますね。こういう始まり方にも、まったく違和感がなくなってきています。
まあ受験生の夏なんてそれしかないわけですが、1年や2年の夏休みのことを考えると、何とも言えない不思議な感慨にかられますね。
「ちょっと休憩すっか」という言葉から、逆にそれまでしっかり勉強していたことがうかがえます。
昔だったらこういう導入のしかたは必要なかったわけですが、今はこれがないと逆に不自然になってしまうわけです。
WWWWWこれまた、きわどいネタをwww
でもまあ逆に懐かしいノリだなとも感じましたよ。かつては、もっとギリギリな時事ネタをやってましたからね。某ロ●テとのコラボ企画ではこんなネタもやってましたしw(でもこういうネタは風化するのも早いから今となっては意味が分からない人もいるかも…)
むしろここ最近はおとなしくなり過ぎた感があります。個人的にはもっとやばめのネタがあってもいいんじゃないかくらいに思いますよ。昔はそれこそ号泣県議とか佐●河内Pとかその手のネタを定期的に扱っていたくらいなんですから。
谷川さんのこういうイジリって、良くも悪くもミーハー目線といいますか、変に上から目線で茶化すことがないんでそれほど不快感がないんですよね。これだって、ある意味自虐的なネタですからw それと同時に、己に対する戒め的な意味合いも感じられるイジリじゃないですか。
ロッテネタにせよ、かつてのCH●GE&A●KAにせよ、そういう姿勢が見えるからこそ素直に笑える面もあるんだと思います。
しかし、これは余談ですけど、
某漫画原作者は当然としても、20歳下アイドルとの熱愛をロリコン呼ばわりはどうも解せませんね。
こじ●りっていくつだよ、26だぞ?20半ばの女性をロリあつかいって、その方が問題だろ!
要はこれ、相手の年齢に関わらず「年齢差」だけでロリコンだなんだと騒いでるんですよね。根本的な問題がわかっていない人間の戯言としか言いようがありません。
26の女性を捕まえてまるで性的自己決定権がないかのような話ですからね。女性を馬鹿にしている発想ですよ。
そういえば、むかし中崎タツヤの「じみへん」というマンガで、
80くらいのじいさんが50代の介護のオバさんを好きになったことに対して、やれ「ロリコン」だの「人の道に外れてる」だのと責められまくる話があったのを思い出したw
あれはギャグでしたけど、現実にそれが当たり前になってしまうともはや笑うことすらできなくなりますね。
……すみません、話がずれましたね。
もこっちがネットの風潮を鵜呑みにするのは今に始まったことじゃないですし、今さらどうのこうの言うのも野暮ってもんですw
しかしまあ、この手のまとめって、なんじゃこりゃというものがけっこうありますよね。
「【緊急速報】漏らした」だの「うまい棒買ったけど質問ある?」とか、心底どうでもいいw
まあさすがにあれはもこっちもクリックしませんでしたけどw
でも【ロッテ対オリ】云々にはちょっと笑ったw あれは谷川さんマジで見たトピックなんだろうなあw
これ、本当にほぼ同じ名前のトピックがあがってるんですよね。
「とんでもないコーラの飲み方」とか「飲み方があまりに下品」とかいろいろな名前で乱発されてますけど、なんか元々のネタはけっこう昔からあって、毎年のように繰り返しあがっているようです。それだけキャッチーなネタなんでしょう。
まあ確かにこのビジュアルには、単純に心をわしづかみにされますよねw
むしろ、谷川さんならもっと前に取り上げてもおかしくないネタではあります。
ネットに精通(笑)しているもこっちも、この話は知らなかったよう。
でも早速、心を奪われたようですねw
というわけで、今回は「モテないし飲む」。
これまたストレートというか、なんかフられてやけ酒してる感じで逆に面白いw
WWWわかるw
なんか急き立てられるように、突然「したい!」とか「欲しい!」という感情がぐわっと湧き上がる時ってありますよね。
もこっちはそういうとっさの感情に逆らわないというか、自分に正直なところがいいなと思います。
もちろんだいたいがそれで失敗もするわけですけど、それにへこたれることなくチャレンジしてきたからこそ、今日の彼女があるんですよね。
こういういい意味でのフットワークの軽さは見習いたいものです。
WWWWWこんなん、うまいかどうか以前に、なんか哀しいわw
ていうか、なんで無表情なんだよw ちっとは、おいしそうな顔をしろw
でもこういう発想ができるのが彼女のすごいところでもありますよね。
ちゃんと、それをした結果がどうなるかのシミュレーションが(合ってるか合ってないかは別として)出来てるんです。
実際あれって、シチュエーション込みのものですよね。
氷が一杯入ったコーラだからおいしいんじゃなくって、炎天下の中汗だくで働いたあと豪快に飲むからこそ、爽快感があるわけですから。
WWWWWもこっちハーレム要員wwwいつの間にか美保さんが加入してるwww
これまた3人とも、明るい陽ざしがよく似合うんだw
ていうか、加藤さんともこっちが、ライト姉妹の二人にしか見えんw
もこっちとか、完全に奏愛に寄せていってるだろw
WWWWWもう一つ(?)のもこっちハーレム要員www
これまた3人とも、ジメッとした空間がよく似合うんだw
ていうか、おいしさ半分以前にその汚い飲み方をどうにかできんのかw
となりのきーちゃんの目が怪しく光ってるぞw
というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
ゆりちゃんの座り方もヤバいですよねw
ぬいぐるみを足蹴するとかw
しょぼーんをクッション替わりにしているきーちゃんがまだマシに見えますw
ていうか、そもそもあれはクッションですからね。本来の使い方といってもいいでしょう。しょぼーんの顔がつぶれてるのはまあご愛敬ということでw
ゆりちゃんのぬいぐるみは絶対こういう使い方じゃないもんなあw とてもご愛敬とは言い難いw
まったく無表情なのがまた怖いですよねw
つーかこれ、いったいどういう集まりなんだw
場面は変わって、なぜか炎天下の中、近所の公園で英単語の勉強をしているもこっち。
ていうか、「ネイバーフゥッ」って高校三年生にもなって覚えるような単語かよw
今頃こんなレベルだと、先が思いやられるぞw
ていうかこれは一応、近所の公園で「近所」を覚えてるというもこっちなりのギャグなんだろうか……
うーむ、ハイレベル過ぎてよくわからんw
なにやら事前に「意識低い系コーラ(おいw)を最高の一杯にする」シチュエーションを調べていたようですけど、まさか公園で飲むのがそれということはさすがにないかとは思いますが……
なるほどw 最高のシチュエーションって、そういうことねw
なんていうか、もうこの辺からニヤニヤが止まらないw
ていうか、炎天下の中いつ来るか分からない弟を1時間近くも待つ姉も姉ですけど、そんな姉の無茶ぶりになんだかんだいって駆けつける弟も弟ですよねw
あ、でもこれも余談ですけど、暑い時の水分補給は絶対に怠っちゃ駄目ですよ。私もこの夏、それで熱中症っぽい症状になってひどい目に遭いましたから。
あれって、外にいる間にクラッと来るとは限らないんですよ。日差しの下で活動している時はなんでもなかったりするんです。普通に活動した後、クーラーの効いた部屋に戻ってきたら、急になんだか気分が悪くなったりするんですね。その後は夜まで吐き気とかが止まりませんでしたから。AUTOなんて10年ぶりくらいにしましたよ。
まあ幸い一晩寝たらすっきりしましたけど、本当今の日本の夏を侮ってはなりません!
ひょっとして、智貴はマジで公園の自販機でジュースをおごってもらうつもりだったのかw
ていうか、家に帰るんじゃわざわざ公園で待ち合わせした意味ないだろw単にコンビニつきあっただけじゃねーかw(まあ智くんはそのつもりで部活を早めに切り上げたのかもしれないけどw)
ここはもこっちの言う通り、最高の一杯にはそれにふさわしい場所というものがあるんですよね。
まさに雰囲気そのもの。なんだか、まるで一枚の絵画のようにも見えます。
木陰を通して感じられる日差しの柔らかさが、見ている側にも伝わってきそうな瞬間。
今回の個人的ベストシーンにも選ばせてもらいましたが、改めて最高のシーンだと思います。
封を開けるピリピリという音さえも風流に聞こえてくるから不思議ですよね。
そう、もこっちがえらんだ「最高の一杯にふさわしいシチュエーション」とは、弟と一緒に近くの神社で飲むことでした。
神社って、なんだかそこにいるだけで普段とは違う雰囲気を感じますよね。
都会の喧騒の中、狭い場所にひっそりとあるようなところでも、そこだけはまるで異空間のような錯覚にとらわれる時があります。
私は特に神様とかは信じていないんですけど(かといって無神論者でもない)、そんな人間でさえもどこか背筋をピンと伸ばしたくなるような独特の荘厳さが存在してるんです。
罰当たりな考えかもしれませんが、そんな場所だからこそ気の置けない相手と一緒に非日常的なイベントを体験してみたいというのは、もう狂おしいほどよくわかりますね。
WWWWWコーラに浸食されてるwww
もこっちの目の沈み具合もさることながら、
「ジューーー」の書き文字が微妙に太くなっていってるところもまた芸が細かいですよね。なんていうか、静かに染みわたってく感じがよく出ています。
このもこっちを見ていると、なんだか自分もやってみたくなります。
言葉ではなく、絵だけでもなく、ちゃんと「マンガ」として伝わってくる感じが実に素晴らしい。
WWWWW
サムネで見た瞬間から、ずっと楽しみにしていたシーン。
どういう経緯でどうなってるのか、もう今か今かと待ち望んでいた瞬間でしたねw
ていうか、あれだけ一心不乱にずっと吸っていたらこうなるわなw
げっぷ、じゃなくって、うげふぅ~という響きがまたうまいんだよなあ。
そういえば、喪11「モテないし少しだけ占いを信じる」(コミックス2巻所収)でも「うっゲフゥ」とやってる場面がありましたね。基本、あの頃から変わってないw
まあなんにせよ、ゲップも見せ合えるクサい仲ってねw
お姉ちゃんの口がついたストローを気にする弟くんwww
なんか逆に意識し過ぎじゃね?って感じですけどw
しかしまあ、この垂れ具合とテカり具合はちょっと引くわなw
どんな飲み方してんだよwいったん逆流してんだろこれw
WWWやっぱり最初から意識しまくりの智くんwww
一緒に飲み合うことを既に想定していたわけねw
つーか、もこっちがいちいち気にするのもどうかという感じですがw
普通ひとつのコーラを二人で買えば、そりゃストローの一つや二つはくれるだろw
黙ってストローを取り出す智貴がたまらなくかわいく見えてしかたありません!
WWWWW
飲んだ瞬間、ぴくっとする智貴w
この微妙な反応は、もこっちくらいにしかわからないものなのかもしれませんね。(あと、こみさんくらいは分かるかな?)
思わず「……!」となってしまうもこっちがむちゃくちゃかわいいw
で、
この喜びようですからw
よっぽどうれしかったんだろうなあ。
自分がセッティングしたおもてなしが相手にちゃんと伝わったわけですからそりゃそうですよね。ましてやその相手が普段クールに装ってる弟ですから。
冷えたコーラなんだからそーだろうという智貴の強がりっぷりがまた微笑ましいw
そういうことじゃないことは彼自身がよくわかってるからこそ、逆にそういう言い回しになるんですよね。
あとはもう、言葉なんていりません。
ミンミンと鳴くセミの声を聞くともなしに聞きながら夏の空気に身を委ねていれば、いつの間にか二人は「いつかの夏休み」に戻っているのです。
それは、あの時のセミが見せてくれた幻なのかもしれません。
でも、確かに虫取り網でカブトムシをとったあの日、二人は一緒に「意識低い系コーラ」を飲んだはずなんです。
だってほら、

二人の恰好もあの時のままじゃないですか。
そう、単行本4巻所収の喪32「モテないし年の瀬」に出てくるワンシーン。あの「いつかの夏休み」のまま、もこっちたちは今最高のシチュエーションの中にいるのです。
それはイメージという名の「妄想」。
確かにそうなのかもしれません。
でも、それが現実(いま)と一致したとき、本当のことになるんですよね。
そしてこの瞬間、喪102「モテないしいつかの冬休み」(コミックス11巻所収)で一緒に思い浮かべたあの夏休みが今終わったのです。
最後のもこっちの表情をみてください。「妄想」の中の彼女とまったく同じ笑顔を浮かべていますよね。
もちろん、今回の個人的ベストもこっちはこの笑顔しかありません!
これが「わたモテ」です。
「原点回帰」なんかじゃなく、もともとこれがわたモテという作品なんです。
この姉弟の話が喪102以来だったというのがそもそもイレギュラーなことだったんです。
確かに2年生編が終わって3年生に進学した際、わたモテの世界観は変わりました。ギャグマンガから青春群像劇にシフトしたかのような大きな変化があったことは認めざるを得ません。
でも、思い出してみてください。「モテないし3年生になる」の次に来たのがなんだったかを。
そうです、「モテないし弟が3-5にくる」だったはずです。
今思うとあれは、智貴への「あいさつ回り」という仁義を通すための話だったように思えてくるんです。
実はあれ、12巻の「モテないし二年目の卒業式(裏側)」からの続きみたいな性格もある回なんですよね。
あそこで智貴は少なからず一抹の寂しさみたいなものを感じたはずなんですよ。
それは3年生編を迎えるにあたって、私たちがなんとなく感じていた寂しさと通じるものがあったような気がするんです。
つまり、わたモテという作品が新たなステージに上がるにあたって、喪1からずっともこっちとともにわたモテを築き上げてきた智貴に対し、ちょっと雰囲気は変わるかもしれないけどこれからもよろしくねというみんなからのメッセージでもあったように思えたんですね。
逆に言えば、そういう話を初っ端にやらないと3年生編は始めることができなかったとも言えるわけです。
なぜなら、黒木姉弟こそが「ザ・わたモテ」だから。
修学旅行編からつながって3年生編に至る中で、その中心メンバーであった吉田さんとゆりちゃん(…と、うっちーw)が弟と話を交わすことで初めてわたモテは続くことを許されたように思えてしょうがないんですね。
今回久々の姉弟オンリー回にもかかわらず、途中で加藤さんやゆうちゃんらとの妄想、そしてゆりちゃんときーちゃんとの妄想が組み込まれたのは決してネタ的な意味だけではないはずです。
彼女たちとのハーレム的な妄想(イメージ)もいいけれど、最高のシチュエーションにふさわしいのは、そしてあの「夏休み」を一緒に過ごす相手は、やっぱり智貴しかいないんだという強いメッセージがそこにはあったのではないでしょうか。
と同時に、これが描かれたことで二人の話はこの回を持って一区切りがついたのかなという気もします。
それはしかたのないこと。
それはあたりまえのこと。
人は必ずいつかはそれを綺麗な思い出に変えて生きていかざるを得ない時がやってきます。
そう、それはあたりまえのこと。
でも。
それでも、私は。
どうしても、
わたモテは今も、そしてこれからもずっと黒木姉弟の物語なんだということを声を大にして叫びたい気持ちにかられてしまいます。
もしかしたら私にとって、これが生涯にわたってのナンバーワン回になるかもしれません。
18巻くらいになると、もこっちが勉強してる姿から始まるのももはや普通になってきますね。
なぜ「いつかの冬休み」というタイトルなんだろうという当時の謎がようやく解けたような気がします。
今さらながら気付いたけど、「年の瀬」の後にあの悪名高い「願書回」があるってすごい構成だな……
今読むと、夏の終わりに星空を見ながらひとりカップラーメンを食べるというのも、それはそれでいい思い出じゃんと思ってしまうw
夏合宿編の後を引き継いだネモ編が終わり、秋の文化祭への道筋も描かれた今、いよいよクライマックス近しといった感じですね。
前回のあの引きからすれば、普通はすんなり打ち合わせの話になるところですが、そうとは限らないのがわたモテです。一見すると、あまのじゃくとも思える「肩透かし」や「箸休め」を持ってくるのがむしろ平常運転だったりします。
もっとも、後から振り返るとそれが実は重要な回だったりするから侮れないんですけどねw 喪176とか。
でも、今回の話に限っては、「肩透かし」とか「箸休め」といった言葉は似合いません。後から実はあれが伏線だったという類のことも、この話にはあまり意味がないように思えます。
ただ、純粋に「わたモテ」を堪能すること。
それこそが、この話をとことん味わう一番の方法なんじゃないでしょうか。
「原点回帰」なんて言葉も使いたくありません。言うなれば、最初から「原点」はずっとそこにあったのですから。
意表でもなんでもなく、これが「ザ・わたモテ」なんです。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

もはや勉強している姿が当たり前になってますね。こういう始まり方にも、まったく違和感がなくなってきています。
まあ受験生の夏なんてそれしかないわけですが、1年や2年の夏休みのことを考えると、何とも言えない不思議な感慨にかられますね。
「ちょっと休憩すっか」という言葉から、逆にそれまでしっかり勉強していたことがうかがえます。
昔だったらこういう導入のしかたは必要なかったわけですが、今はこれがないと逆に不自然になってしまうわけです。

WWWWWこれまた、きわどいネタをwww
でもまあ逆に懐かしいノリだなとも感じましたよ。かつては、もっとギリギリな時事ネタをやってましたからね。某ロ●テとのコラボ企画ではこんなネタもやってましたしw(でもこういうネタは風化するのも早いから今となっては意味が分からない人もいるかも…)
むしろここ最近はおとなしくなり過ぎた感があります。個人的にはもっとやばめのネタがあってもいいんじゃないかくらいに思いますよ。昔はそれこそ号泣県議とか佐●河内Pとかその手のネタを定期的に扱っていたくらいなんですから。
谷川さんのこういうイジリって、良くも悪くもミーハー目線といいますか、変に上から目線で茶化すことがないんでそれほど不快感がないんですよね。これだって、ある意味自虐的なネタですからw それと同時に、己に対する戒め的な意味合いも感じられるイジリじゃないですか。
ロッテネタにせよ、かつてのCH●GE&A●KAにせよ、そういう姿勢が見えるからこそ素直に笑える面もあるんだと思います。
しかし、これは余談ですけど、
某漫画原作者は当然としても、20歳下アイドルとの熱愛をロリコン呼ばわりはどうも解せませんね。
こじ●りっていくつだよ、26だぞ?20半ばの女性をロリあつかいって、その方が問題だろ!
要はこれ、相手の年齢に関わらず「年齢差」だけでロリコンだなんだと騒いでるんですよね。根本的な問題がわかっていない人間の戯言としか言いようがありません。
26の女性を捕まえてまるで性的自己決定権がないかのような話ですからね。女性を馬鹿にしている発想ですよ。
そういえば、むかし中崎タツヤの「じみへん」というマンガで、
80くらいのじいさんが50代の介護のオバさんを好きになったことに対して、やれ「ロリコン」だの「人の道に外れてる」だのと責められまくる話があったのを思い出したw
あれはギャグでしたけど、現実にそれが当たり前になってしまうともはや笑うことすらできなくなりますね。
……すみません、話がずれましたね。
もこっちがネットの風潮を鵜呑みにするのは今に始まったことじゃないですし、今さらどうのこうの言うのも野暮ってもんですw
しかしまあ、この手のまとめって、なんじゃこりゃというものがけっこうありますよね。
「【緊急速報】漏らした」だの「うまい棒買ったけど質問ある?」とか、心底どうでもいいw
まあさすがにあれはもこっちもクリックしませんでしたけどw
でも【ロッテ対オリ】云々にはちょっと笑ったw あれは谷川さんマジで見たトピックなんだろうなあw

これ、本当にほぼ同じ名前のトピックがあがってるんですよね。
「とんでもないコーラの飲み方」とか「飲み方があまりに下品」とかいろいろな名前で乱発されてますけど、なんか元々のネタはけっこう昔からあって、毎年のように繰り返しあがっているようです。それだけキャッチーなネタなんでしょう。
まあ確かにこのビジュアルには、単純に心をわしづかみにされますよねw
むしろ、谷川さんならもっと前に取り上げてもおかしくないネタではあります。

ネットに精通(笑)しているもこっちも、この話は知らなかったよう。
でも早速、心を奪われたようですねw
というわけで、今回は「モテないし飲む」。
これまたストレートというか、なんかフられてやけ酒してる感じで逆に面白いw

WWWわかるw
なんか急き立てられるように、突然「したい!」とか「欲しい!」という感情がぐわっと湧き上がる時ってありますよね。
もこっちはそういうとっさの感情に逆らわないというか、自分に正直なところがいいなと思います。
もちろんだいたいがそれで失敗もするわけですけど、それにへこたれることなくチャレンジしてきたからこそ、今日の彼女があるんですよね。
こういういい意味でのフットワークの軽さは見習いたいものです。

WWWWWこんなん、うまいかどうか以前に、なんか哀しいわw
ていうか、なんで無表情なんだよw ちっとは、おいしそうな顔をしろw
でもこういう発想ができるのが彼女のすごいところでもありますよね。
ちゃんと、それをした結果がどうなるかのシミュレーションが(合ってるか合ってないかは別として)出来てるんです。
実際あれって、シチュエーション込みのものですよね。
氷が一杯入ったコーラだからおいしいんじゃなくって、炎天下の中汗だくで働いたあと豪快に飲むからこそ、爽快感があるわけですから。

WWWWWもこっちハーレム要員wwwいつの間にか美保さんが加入してるwww
これまた3人とも、明るい陽ざしがよく似合うんだw
ていうか、加藤さんともこっちが、ライト姉妹の二人にしか見えんw
もこっちとか、完全に奏愛に寄せていってるだろw

WWWWWもう一つ(?)のもこっちハーレム要員www
これまた3人とも、ジメッとした空間がよく似合うんだw
ていうか、おいしさ半分以前にその汚い飲み方をどうにかできんのかw
となりのきーちゃんの目が怪しく光ってるぞw
というわけで、今回一番笑ったシーンはここになります!
ゆりちゃんの座り方もヤバいですよねw
ぬいぐるみを足蹴するとかw
しょぼーんをクッション替わりにしているきーちゃんがまだマシに見えますw
ていうか、そもそもあれはクッションですからね。本来の使い方といってもいいでしょう。しょぼーんの顔がつぶれてるのはまあご愛敬ということでw
ゆりちゃんのぬいぐるみは絶対こういう使い方じゃないもんなあw とてもご愛敬とは言い難いw
まったく無表情なのがまた怖いですよねw
つーかこれ、いったいどういう集まりなんだw

場面は変わって、なぜか炎天下の中、近所の公園で英単語の勉強をしているもこっち。
ていうか、「ネイバーフゥッ」って高校三年生にもなって覚えるような単語かよw
今頃こんなレベルだと、先が思いやられるぞw
ていうかこれは一応、近所の公園で「近所」を覚えてるというもこっちなりのギャグなんだろうか……
うーむ、ハイレベル過ぎてよくわからんw
なにやら事前に「意識低い系コーラ(おいw)を最高の一杯にする」シチュエーションを調べていたようですけど、まさか公園で飲むのがそれということはさすがにないかとは思いますが……

なるほどw 最高のシチュエーションって、そういうことねw
なんていうか、もうこの辺からニヤニヤが止まらないw
ていうか、炎天下の中いつ来るか分からない弟を1時間近くも待つ姉も姉ですけど、そんな姉の無茶ぶりになんだかんだいって駆けつける弟も弟ですよねw
あ、でもこれも余談ですけど、暑い時の水分補給は絶対に怠っちゃ駄目ですよ。私もこの夏、それで熱中症っぽい症状になってひどい目に遭いましたから。
あれって、外にいる間にクラッと来るとは限らないんですよ。日差しの下で活動している時はなんでもなかったりするんです。普通に活動した後、クーラーの効いた部屋に戻ってきたら、急になんだか気分が悪くなったりするんですね。その後は夜まで吐き気とかが止まりませんでしたから。AUTOなんて10年ぶりくらいにしましたよ。
まあ幸い一晩寝たらすっきりしましたけど、本当今の日本の夏を侮ってはなりません!

ひょっとして、智貴はマジで公園の自販機でジュースをおごってもらうつもりだったのかw
ていうか、家に帰るんじゃわざわざ公園で待ち合わせした意味ないだろw単にコンビニつきあっただけじゃねーかw(まあ智くんはそのつもりで部活を早めに切り上げたのかもしれないけどw)
ここはもこっちの言う通り、最高の一杯にはそれにふさわしい場所というものがあるんですよね。

まさに雰囲気そのもの。なんだか、まるで一枚の絵画のようにも見えます。
木陰を通して感じられる日差しの柔らかさが、見ている側にも伝わってきそうな瞬間。
今回の個人的ベストシーンにも選ばせてもらいましたが、改めて最高のシーンだと思います。
封を開けるピリピリという音さえも風流に聞こえてくるから不思議ですよね。
そう、もこっちがえらんだ「最高の一杯にふさわしいシチュエーション」とは、弟と一緒に近くの神社で飲むことでした。
神社って、なんだかそこにいるだけで普段とは違う雰囲気を感じますよね。
都会の喧騒の中、狭い場所にひっそりとあるようなところでも、そこだけはまるで異空間のような錯覚にとらわれる時があります。
私は特に神様とかは信じていないんですけど(かといって無神論者でもない)、そんな人間でさえもどこか背筋をピンと伸ばしたくなるような独特の荘厳さが存在してるんです。
罰当たりな考えかもしれませんが、そんな場所だからこそ気の置けない相手と一緒に非日常的なイベントを体験してみたいというのは、もう狂おしいほどよくわかりますね。

WWWWWコーラに浸食されてるwww
もこっちの目の沈み具合もさることながら、
「ジューーー」の書き文字が微妙に太くなっていってるところもまた芸が細かいですよね。なんていうか、静かに染みわたってく感じがよく出ています。
このもこっちを見ていると、なんだか自分もやってみたくなります。
言葉ではなく、絵だけでもなく、ちゃんと「マンガ」として伝わってくる感じが実に素晴らしい。

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サムネで見た瞬間から、ずっと楽しみにしていたシーン。
どういう経緯でどうなってるのか、もう今か今かと待ち望んでいた瞬間でしたねw
ていうか、あれだけ一心不乱にずっと吸っていたらこうなるわなw
げっぷ、じゃなくって、うげふぅ~という響きがまたうまいんだよなあ。
そういえば、喪11「モテないし少しだけ占いを信じる」(コミックス2巻所収)でも「うっゲフゥ」とやってる場面がありましたね。基本、あの頃から変わってないw
まあなんにせよ、ゲップも見せ合えるクサい仲ってねw

お姉ちゃんの口がついたストローを気にする弟くんwww
なんか逆に意識し過ぎじゃね?って感じですけどw
しかしまあ、この垂れ具合とテカり具合はちょっと引くわなw
どんな飲み方してんだよwいったん逆流してんだろこれw

WWWやっぱり最初から意識しまくりの智くんwww
一緒に飲み合うことを既に想定していたわけねw
つーか、もこっちがいちいち気にするのもどうかという感じですがw
普通ひとつのコーラを二人で買えば、そりゃストローの一つや二つはくれるだろw
黙ってストローを取り出す智貴がたまらなくかわいく見えてしかたありません!

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飲んだ瞬間、ぴくっとする智貴w
この微妙な反応は、もこっちくらいにしかわからないものなのかもしれませんね。(あと、こみさんくらいは分かるかな?)
思わず「……!」となってしまうもこっちがむちゃくちゃかわいいw
で、

この喜びようですからw
よっぽどうれしかったんだろうなあ。
自分がセッティングしたおもてなしが相手にちゃんと伝わったわけですからそりゃそうですよね。ましてやその相手が普段クールに装ってる弟ですから。
冷えたコーラなんだからそーだろうという智貴の強がりっぷりがまた微笑ましいw
そういうことじゃないことは彼自身がよくわかってるからこそ、逆にそういう言い回しになるんですよね。

あとはもう、言葉なんていりません。
ミンミンと鳴くセミの声を聞くともなしに聞きながら夏の空気に身を委ねていれば、いつの間にか二人は「いつかの夏休み」に戻っているのです。

それは、あの時のセミが見せてくれた幻なのかもしれません。
でも、確かに虫取り網でカブトムシをとったあの日、二人は一緒に「意識低い系コーラ」を飲んだはずなんです。
だってほら、

二人の恰好もあの時のままじゃないですか。
そう、単行本4巻所収の喪32「モテないし年の瀬」に出てくるワンシーン。あの「いつかの夏休み」のまま、もこっちたちは今最高のシチュエーションの中にいるのです。

それはイメージという名の「妄想」。
確かにそうなのかもしれません。
でも、それが現実(いま)と一致したとき、本当のことになるんですよね。
そしてこの瞬間、喪102「モテないしいつかの冬休み」(コミックス11巻所収)で一緒に思い浮かべたあの夏休みが今終わったのです。
最後のもこっちの表情をみてください。「妄想」の中の彼女とまったく同じ笑顔を浮かべていますよね。
もちろん、今回の個人的ベストもこっちはこの笑顔しかありません!
これが「わたモテ」です。
「原点回帰」なんかじゃなく、もともとこれがわたモテという作品なんです。
この姉弟の話が喪102以来だったというのがそもそもイレギュラーなことだったんです。
確かに2年生編が終わって3年生に進学した際、わたモテの世界観は変わりました。ギャグマンガから青春群像劇にシフトしたかのような大きな変化があったことは認めざるを得ません。
でも、思い出してみてください。「モテないし3年生になる」の次に来たのがなんだったかを。
そうです、「モテないし弟が3-5にくる」だったはずです。
今思うとあれは、智貴への「あいさつ回り」という仁義を通すための話だったように思えてくるんです。
実はあれ、12巻の「モテないし二年目の卒業式(裏側)」からの続きみたいな性格もある回なんですよね。
あそこで智貴は少なからず一抹の寂しさみたいなものを感じたはずなんですよ。
それは3年生編を迎えるにあたって、私たちがなんとなく感じていた寂しさと通じるものがあったような気がするんです。
つまり、わたモテという作品が新たなステージに上がるにあたって、喪1からずっともこっちとともにわたモテを築き上げてきた智貴に対し、ちょっと雰囲気は変わるかもしれないけどこれからもよろしくねというみんなからのメッセージでもあったように思えたんですね。
逆に言えば、そういう話を初っ端にやらないと3年生編は始めることができなかったとも言えるわけです。
なぜなら、黒木姉弟こそが「ザ・わたモテ」だから。
修学旅行編からつながって3年生編に至る中で、その中心メンバーであった吉田さんとゆりちゃん(…と、うっちーw)が弟と話を交わすことで初めてわたモテは続くことを許されたように思えてしょうがないんですね。
今回久々の姉弟オンリー回にもかかわらず、途中で加藤さんやゆうちゃんらとの妄想、そしてゆりちゃんときーちゃんとの妄想が組み込まれたのは決してネタ的な意味だけではないはずです。
彼女たちとのハーレム的な妄想(イメージ)もいいけれど、最高のシチュエーションにふさわしいのは、そしてあの「夏休み」を一緒に過ごす相手は、やっぱり智貴しかいないんだという強いメッセージがそこにはあったのではないでしょうか。
と同時に、これが描かれたことで二人の話はこの回を持って一区切りがついたのかなという気もします。
それはしかたのないこと。
それはあたりまえのこと。
人は必ずいつかはそれを綺麗な思い出に変えて生きていかざるを得ない時がやってきます。
そう、それはあたりまえのこと。
でも。
それでも、私は。
どうしても、
わたモテは今も、そしてこれからもずっと黒木姉弟の物語なんだということを声を大にして叫びたい気持ちにかられてしまいます。
もしかしたら私にとって、これが生涯にわたってのナンバーワン回になるかもしれません。
18巻くらいになると、もこっちが勉強してる姿から始まるのももはや普通になってきますね。
なぜ「いつかの冬休み」というタイトルなんだろうという当時の謎がようやく解けたような気がします。
今さらながら気付いたけど、「年の瀬」の後にあの悪名高い「願書回」があるってすごい構成だな……
今読むと、夏の終わりに星空を見ながらひとりカップラーメンを食べるというのも、それはそれでいい思い出じゃんと思ってしまうw
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