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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!18巻 感想~前代未聞のノンストップ状態に突入したかもしれない18巻~

7月10日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」18巻が発売されました。

今回はもう書きたいことが山ほどあるというか、言及すべきところが目白押しですので、よけいな前置きは省いて先を急ぎたいと思います。

というわけで世間の波には若干乗り遅れましたが、今回も18巻の感想を綴っていこうと思います。よければお付き合いのほどを。

※各話(喪169から喪176+特別編)の感想は、以下の各エントリーを参照してください。

喪169「モテないし弟の性癖」
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-324.html

喪170「モテないし染まる」
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-328.html

喪171「モテないし夏合宿」
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-332.html

喪172「モテないし夏合宿初日の夜」
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-334.html

喪173「モテないし他の奴は」
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-336.html

特別編9
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-343.html

喪174「モテないし合宿の日々」
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-338.html

喪175「モテないし合宿が終わる 前編」
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-347.html

喪175「モテないし合宿が終わる 後編」
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-349.html

喪176「モテないし実況する」
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-351.html

特別編10
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-327.html 


●迷っているなら特装版一択

それにしても今回は7巻以来の特装版も発売ということで、かなりの盛り上がりを見せていましたね。
私は発売日の次の日に都内某所で購入したのですが、すでに特装版はかなり品薄になっていました。

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できればこのように、保存用も兼ねて通常版も一緒に購入したいところでしょうが、なかなかそうもできない人もいることでしょう。一冊に絞るとして、どちらを買おうか悩んでいる方もけっこうおられるのではないでしょうか。

で、僭越ながらアドバイスをさせていただくと、
「特装版以外あり得ない!」です。

これはもう自信持って言えます。逆に言えば無理して通常版を購入する必要はあまりありません。
というのも今回、「特装版」に付属する「特別冊子」以外これといった違いはないんですよ。
前回の7巻の時表紙絵が微妙に違っていたりマニア心をくすぐる仕掛けがいくつかあって、両方揃える価値はそれなりにあったかと思いますが、今回ははっきりいって「色違い」以外、特に何が変わっているというところはありません。
なのでコレクターとしての義務感に駆られない限り、普通のファンがあえて両方手にいれる必要性は薄いかと思います。

もちろん、細かいところをあげていけば他にもあります。バックに散りばめられている各シーンは違いますし(通常版のみ喪170からのシーンが2つもあったり)、表面に特殊加工してある3種類のモチーフも特装版と通常版とでは異なります。(特殊印刷モチーフに関しては14巻の感想記事を参照してください)

でも、それらは小異であって、わたモテという作品を味わう上で必要不可欠というわけではありません。描き下ろしのイラストに違いがあるなら話は別ですけどね。今回はもこっちの制服が異なるわけでも髪の色が異なるわけでもないのですから、別に無理することはないでしょう。

あとはもうコスパだけの問題ですよね。通常版が税抜545円で特装版が税抜1100円。
要は「小冊子」(48P)に555円(税込610円)払えるかという話です。

はっきり言いましょう。その価値は十二分にあります!
むしろ良心的な価格ですよ。仮にこれが同人誌なら、少なくとも1000円以上はするはずですから。

なので、もう迷うことはありません。特装版一択ですね。
ただ店頭では今、品切れのところも出てきているようですが、だからといって、あわててAmazonとかでポチるのは少し待ったほうがいいです。特装版は変に値段が高騰してますから。

そんなものに手を出さなくても今は「電子書籍版」があります。
そう、特装版の電子書籍も販売しているんですよ。おまけにストアによっては特典イラストデータがもらえますからね。こちらで購入したほうが間違いなくお得でしょう。(特典がつく電子書籍ストアはガンガンオンライン18巻発売記念フェア情報にてご確認ください)

どうしても紙版のほうがほしいという方も定価以上の金額を払う必要はありません。DVD付きなどと違って完全限定版というわけではないですから、需要が高まれば再販という可能性もあるでしょう。

むしろ、そういった声をドンドン編集部にあげていって、わたモテの人気ぶりをアピールしていったほうがいいんじゃないかと思いますね。


●再び「ぼっち表紙」の衝撃

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というわけで、まずは表紙から見ていくわけですが、今回はいろんな意味で衝撃を受けました。
はっきり言って、今まで見てきた表紙の中で一番驚きましたよ。

私でさえそうだったのですから、単行本派の人にとってはなおさらだと思います。
そして、その方たちが真っ先に指摘したいところがあるのもわかります。そう、もこっちの“アレ”ですよねw

でもそれはひとまず置いておきましょう。物事には順番というものがあります。
ここでは何よりもまず最初に押さえておきたいポイントがあるはずです。

それはこのタイミングで、かつての「ぼっち表紙」に戻っているということ。これこそが今回もっとも注目すべきことと言っていいでしょう。

「ぼっち表紙」とは何か。
詳しくは9巻の時の感想記事を見ていただきたいんですけど、要するに1巻から4巻までの「もこっちしかいない表紙」に戻っているんです。これは何よりも特筆すべき大事件だと私は思います。

これが2年生の頃ならまだわかるんですよ。例えば10巻から12巻あたりの頃に「ぼっち表紙」があったとしても、多少意外には感じるでしょうが「大事件」とまでは思わなかったことでしょう。2年生編の“最終巻”でもある12巻なら、ある意味「もこっち一人」というパターンも十分あり得たでしょうし。(余談ですが、10巻から17巻までの表紙は12巻を除いて必ず「3人以上」のキャラが描かれています)

3年生編はそれまでのわたモテとは明らかに違ってきています。黒木智子というとある女の子の“どうでもいい日常の物語”という枠を越えて、黒木智子とその仲間たちの青春群像を描いたものへと変化しているわけですよ。

果たして、ここにきての「原点回帰」はどういうことなのでしょう。


●銀髪が意味するもの

そこで考えたいのがもこっちの「髪の色」です。そう、なぜか“銀色”に染まってますよね。今までずっと“黒髪”を守り通してきたもこっちの一大決心と言えるでしょう。

これはもちろん、今回の収録話である喪170「モテないし染まる」からのモチーフです。そして、この話が今回の表紙テーマに選ばれたというのもわかります。「夏合宿編」に入る上で欠かせない重要なエピソードですからね。
しかしだからといって、あえて「ぼっち表紙」にする意味はなんでしょう。普通に考えたら少なくとも加藤さんは一緒に描かれていてもおかしくないですよね。

この謎を考えるポイントは、もこっちの「銀髪」は何を象徴しているかだと思います。
「モテないし染まる」で描かれるその心のうちは、勉強ばかりの地味な毎日の反動から思わず弾けてしまったという感じですよね。実際、夏休みが明けると急に垢抜けたりするやつは昔からいましたし、それ自体はよくある話でしょう。

でもそれはあくまで表向きの理由だと思うんです。
単なる反動や若気の至りではなく、そこには将来への漠然とした不安や迷いに対峙せざるを得ない状況が彼女をそういう行動に駆り立てたように感じるんですね。

私は9巻の感想の時に、仲間を得て悩むようになったもこっちの「青春」の象徴としての「ぼっち表紙」だったのではないかと書きました。今回も同じことが言えるんじゃないでしょうか。
つまり、あの銀髪はもこっちの悩み(青春)の象徴なんですよ。
そして、加藤さん色でもなくゆうちゃん色でもなく、自分の色を選んだということに大きな意味があるんですね。
つまりそれは「自立への覚悟」なんです。

ただそれは、青学進学をやめるとかそういうことではないと思います。単に進路をどうするかということではなく、もっと内面的な話ですね。
黒木智子という人間と自分がどう向き合っていくかが、この「ぼっちもこっち」の姿に表れているのではないでしょうか。
(これは中表紙のイラストと合わせて見るとまた興味深いかもしれません。)

…それとなんとなくですが、下の毛を黒に戻さないことにも何か意味があるような気もしないでもないですw


●「特別編」はなぜ順番が変わったのか

驚くのは表紙だけではありません。目次を開くと、さらなる衝撃がそこには待っていました。
冒頭で各話の感想へのリンクを貼りましたが、何か気づいたことはありませんでしたか?

そう、初出時と掲載順が変わっているんですよ。
具体的には「特別編」2編の入る位置がそれぞれ異なっているんです。

いや、これが「クリスマス特別編」や「ロッテコラボ編」とかならわかるんです。実際11巻10巻では、発表時期とは関係なく巻末に持ってきていますし。
「クリスマス編」は時系列的に本編と離した方が流れを読みやすいですし、「ロッテコラボ」に関してはある意味スピンオフ的な扱いですからね。巻末マンガとしての扱いのほうがわかりやすいでしょう。
かつての「特別編」は「クリスマス編」をはじめ本編とは切り離されていたので、むしろそれが自然だったんですね。

ところが、15巻に収録された「特別編8」にてその不文律はなくなります。別名「ネモ過去編」とでも言うべきその「特別編」は、明らかに本編の流れに組み込まれるべき一遍でした。
だからこそ初出順通り、喪144喪145の間に入ったわけです。

今回、「特別編9」とされている回は喪174の後、「特別編10」と銘打たれた回は本来なら喪169の後にくるはずでした。
「特別編」といえども、内容的には本編の流れに準じているわけですからね。15巻の例を踏まえれば、特に順番をいじる必要性もないように思えます。
果たしてそこにはどんな意図が隠されているのでしょうか。

ひとつには、これらの2編は「もともとイレギュラーな回」だったということがあげられるでしょう。
真相は定かではありませんが、「特別編10」は喪170の更新が間に合わずに…という説があります。
また「特別編9」は、谷川先生が風邪をひかれて休載された後に、特別に喪175(前編)と同時更新されたものでした。(休載の件についてはこちらを参照してください)

つまり、本来ならこの流れで掲載されるはずではなかった回なんですよね。今回こういう措置が取られた理由のひとつとしては十分考えられることではあります。


●ブランク2ページの消失

でも私は、それだけではないと考えています。
なぜなら、「特別編9」が喪173喪174の間に組み込まれているからです。

実は今回、さらに驚くべき前代未聞の事態が起こっているんですね。
それは「ブランク2P」が消失していること。これもまた、わたモテ始まって以来の大事件です。

「ブランク2P」に関しては14巻の感想記事にある、「●偶数と奇数とでは息の入りかたが変わる」「●実は11巻の構成と似ていた14巻」という章を見ていただくとわかると思います。
要するに「右ページで終わるか左ページで終わるかで息の入り方が違う」ということなんですが、今回特別編2編はもちろん、喪173喪175、そして喪176が「右ページ」終わりにもかかわらず、なぜか2ページのブランクがなくなっているんですよ。
いったいこれは、何が起こっているのでしょう。

具体的には喪173特別編9がブランクなしにそのままつながることで“消失”しているんですね。さらには特別編9の後も、ブランクを挟まずに喪174とつながっています。
これにより、喪173から喪174までシームレスというか、まるで一つの話であるかのような構成になっているんです。いわば、特別編9喪173喪174の緩衝材というところでしょうか。

まあ実際問題、喪173特別編9をつなげた意図はわかります。同じ「オムニバス」ということで一緒にした方がわかりやすいと考えたのでしょう。
特別編10に関しては、はっきり言って「巻末おまけマンガ」的な意味合いだからだと思います。やはり、もこっちとは一切関わりのないところの話ですから本編から外したのでしょう。

ただ、それでも謎は残ります。
それならなぜ、喪175喪176の間にもブランクを挟まなかったのでしょう?


●どうしても「喪176」まで収録したかった理由

実はこれには、意外なところに理由があります。
わたモテの単行本の(次巻予告や広告ページを含む)総ページ数は、「144ページ」と決まっているんですね。製本コストの関係上、16の倍数にする必要があるので146ページとか142ページにはできないんですよ。だから例えば、15巻なんかは次巻予告が1ページだったりしているわけです。
つまり、なんとか144ページに収めるためにブランクを省いたということになります。

でもおかしいじゃないですか。今まで17巻を数える中でそんな例は一度もありませんでしたよね。なぜここにきてこんな苦肉の策をしなければならなかったのでしょう。

それは、どうしても「喪176」を収録したかったから。
私にはそうとしか思えないんです。

喪176は8ページのいわゆる「ショート回」です。通常の12~16ページ物ならともかく、このくらいならブランクを調整することでなんとか収録可能でしょう。事実、本来なら6ページ分のブランクが入るところをカットしているわけです。
つまり、特別編9喪173喪174の間に組み込んだ本当の理由は、「喪176までを18巻に収録したかったから」だったのではないでしょうか。

ここで思い出すのは、前回17巻の感想記事でのこと。「●ほんの少しだけ気になること」という章で私はこんなことを言っています。

> もしかすると、すでに「最後の大きな物語」は始まっていて、このまま完結まで一直線ということもあるのではと、ほんの少しですけど不安にもなります。
> 今回は特に「ヒキ」のインパクトが強かっただけに、よけいそんな気がしてしまいますね。

> まあ、この邪推が曲がりなりにも当たっているかは、今続いている「夏合宿編」が次の18巻でちょうど収まるかどうかである程度判断できるかもしれません。


この事から考えると、「夏合宿編」ではない喪176まであえて収録したということで、私のこの仮説は強化されたと言ってもよさそうです。
つまり、18巻で一段落させることなく、次巻への橋渡しとしての「喪176」収録だったと考えられるのではないでしょうか。


●時には休みながら物語を楽しみたいものです

ただ不思議なことに、喪175喪176がシームレスにつながることで喪176がまるで「夏合宿編」の後日談みたいな印象になるんですよね。実質、最初の喪169以外まるまる「夏合宿編」といってもいいくらいの感じを受けるんです。
この辺のことは、どう捉えていいのかちょっと微妙なところではありますw

でもまあ、喪176で示されたテーマというのは次の喪177につながっていきますからね。冒頭で描かれたあのスケジュールが、次の19巻への「ヒキ」となっているという見方もできるでしょう。
やはり、「最後の大きな物語」はずっと続いているのかもしれません。

正直言うと、前編後編が一緒になった「喪175」なんかは、「長いな」という印象が否めなかったんですよね。
まあわたモテ史上最長の26ページですから、当然と言えば当然なのかもしれませんが、それだけではないような気がします。
話が日付をまたいでいることもあって、どうしても二つの話を強引に結合したような印象を受けるんですよね。おまけに喪176との間にブランクもないため、息継ぎができない感じになってしまうんです。
そこはちょっとせわしないというか、読んでいて少し疲れるところはありました。

ふと、もしかしたら休むことなくこのまま最後まで突き進んでしまうのだろうかという不安に少し駆られましたよ。
まだまだ長い旅路なのですから、時には休みながらゆっくり行こうよと思ってしまいましたね。


●今回は特典にも前代未聞の事態が起こっています

さて、そろそろ各ショップの特典を見ていきましょうか。(すでに配布は終了している場合があります)

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18kan_tora.png 18kan_melon.png
今回のモチーフはすごくわかりやすいというか、各エピソードの別視点からみた風景というコンセプトが根底にあるような感じですね。
左上のアニメイトさんは喪170の後でしょうかw 右上のゲーマーズさんは喪174の冒頭でしょうね。
右下の虎の穴さんは特別編9、左下メロンブックスさんは喪171の集合シーンをサイドから見た視点しょう。

かつてはイメージ重視で、あまり具体的なモチーフはなかったような気がするのですが、今は単行本のおまけに入ってもおかしくないようなテイストのものが主流になってきているようですね。まるで、本編の補足をしているかのようなイラストが目立ちます。

それにしても、どれも実に魅力的な特典ですよね。今回は今までで一番悩んだというか、正直選べないなと思いましたよ。
もういっそのこと、全部コンプリートしようかいう考えも一瞬頭をよぎりましたからね。

しかしなんとか寸でのところで自分の欲望を抑え、いつも通りなんとか2つに絞ることに成功しました。
そのふたつがこれ。

watamote_18kan_tokuten_tora-animate.jpg 
左の加藤さんと夏帆さんの初々しいツーショットは外せませんでした。16巻の時にこの4人の絵柄を泣く泣く外しましたからね。それに他の絵柄と比べてもレア度が高いと思うんですよ。出会った頃の加藤さんと夏帆さんですからね。これは永久保存版だろうと。

あと永久保存版と言えば、何といってもアニメイトさんの黒木姉弟ショットでしょう!
私の選択必須条件であるちびキャラであると同時に、智くんともこっちが同じ食卓で一緒にソーメンをすすってるなんて、レア中のレアですからね。
しかも喪170の騒動の裏で、実は智くんももこっちの“銀髪”に遭遇していたという貴重な目撃情報(笑)ですよ!これはもうマストでしょう。

できればいとこみのショットも捨てがたいところではあったのですが、2つまでという条件下の中で最適な解を得ることが出来たかなと自負しておりますw

さて、ここ最近はデジタル版も2種類の特典がつくようになりましたよね。
18kan_degital01.png 18kan_degital02.png 
…………いやいや。
なんですかこれ。ここでも前代未聞の事態が起こってますよ。まさか特典イラストにまでこんなことがあるとは……

ていうか、左のDMM特典は私に対する挑戦ですか!これを目の前にして私がスルーできるとでも?まったく甘く見るのもいい加減にしてもらいたい!(多少錯乱しております)

ええ、そうですよ。今回もデジタル版を購入してしまいました。
しかも普段は別のストアで買っているんですけど、このためだけにDMMに登録してまで「おめかしうっちー」を手に入れてしまいました!何か問題でも?(少々興奮しております)

しかし、うっちーうんぬんを別にしてもかなり珍しいですよね。そもそも、どのエピソードとも関係のないモチーフですし。
正直、なんで18巻の特典がこれなのかがよくわからないんですよ。教室の机に座って制服姿って、まるで卒業記念のスナップみたいじゃないですか。夏合宿編一色の今回とは、まったく一致していないように思えるんです。
だからこそよけいに気になるというか、一体どういうシチュエーションなんだろうとあれこれ想像してしまいますね。

あと正直言うと、右の吉田さんも欲しかったです。
だってこれも前代未聞の特典イラストなんですよ。何しろ、モチーフ元をしっかり明示しているのですから!
そう、右下にある「喪173」という直筆の文字。今までこんなことってあります?まるでサイン色紙のようじゃないですか。
今回は見送りましたが、デジタルですから終了することはまずないでしょうし、そのうち時期を見て購入しようかなとも考えています。

特装版と通常版で住み分けすれば複数購入でもそれほど無駄買いしたという感じもありませんしね。



最後は、恒例の単行本のネタチェック。

まずは裏表紙。
watamote_18kan_urabyoushi.jpg 
今回の「理想と現実」は割と良かったですね。原点回帰というほどではありませんが、少し懐かしい感じがしました。
ていうかこれ、もこっちのことのように見せかけて、ゆうちゃんにとっての「理想と現実」ですよねw そのねじれた構造がちょっと面白かったかな。

さて、今回は巻末おまけマンガもすごいことになっています。
前巻に引き続き「おまけ」のみ。しかも今回はサブタイトルもない、単に「おまけ」となっているわけですが、特筆すべきなのはその中身。

いやあやってくれましたよ、谷川さん!まさかの「夏合宿四日目の夜」!
しかも、
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このうっちーの心の叫びを引き継いでの「後日談」ですよ!
もうこれだけでも狂喜乱舞ですよね(私が)。

そうでなくても、夏合宿編があれで終わりというのは少し寂しい感じは否めませんでしたからね。うっちーファンならずとも、これはうれしい「おまけ」でしょう。
内容も文句なしの面白さでしたし、ようやくこれで「夏合宿」が終わったという実感が湧いてきましたね。18巻の巻末マンガとして実にふさわしいものだったと思います。(あえて「喪175その後…」とせずにノータイトルだったのも特別感があってうれしい!)

「あとがき」は予備校合宿の取材の裏話。
こちらもお得意の自虐風味がなんとも切ない笑いを誘うわけですが、逆にそれが滋味深さにもつながっているんです。心に染みてくるというか、この味は彼にしか出せませんね。17巻のあとがきが個人的に少し物足りなかったので、今回は特に楽しめました。

カバー裏イラストはこれまた意外なお二人が選ばれています。特に裏表紙の彼女は“あの顔”(笑)でついに表紙裏まで出世してきましたからね。次はもしかしたら、堂々のメイン表紙に抜擢されるかも?
また、どちらも作中と同じファッションなのがいいですね。特典イラスト同様エピソード上のアナザーショットといった趣があって、彼女たちの意外な一面を覗いたような気がしました。

17巻はこれといった「核」がない分、バラエティに富んだ内容でしたが、今回はほぼがっつり「夏合宿編」ということもあって、全体を通して読み応えのある巻だったと思います。間にブランクがほとんど入らないため、そのボリューム感に少し胸やけ(笑)するほどでしたね。17巻が短編集なら、18巻は長編小説といったところでしょうか。

それとひとつ思ったのは、やはり3年生編はずっと「大きな物語」が続いているんだなということ。
13巻まではともかく、少なくとも14巻からは基本的に切れ目なく話が続いているような気がしますね。

「大学見学編」「きーちゃん編」「名前を呼び合う」「雨がやむまで」という流れ、そして「一人で寄り道」を経ての「球技大会」「謹慎編」。
この道筋を辿っていけば、もこっちが「銀色」にした心境もなんとなく見えてくるかもしれません。

もこっちは今、自分と真っ正面から向き合おうとしています。その中で、必死に何かを掴もうともがいています。
それに呼応するように、周りの人間関係もまた少しずつ変化を見せているようです。

そうした中で今回の18巻で起こった、いくつかの「前代未聞」。
どうやら「大きな物語」は動きを止めるどころか、さらに加速化しているかのように見えます。
果たしてこのまま最後まで突っ走るのか。それともいつかどこかで落ち着くのか。

まさにノンストップ状態に突入したわたモテの行く先に、ますます目が離せなくなってきそうです。



……え?これで終わり? まだ、言及しないといけないことがあるだろうって?
えーえーわかってますって。そうあわてないでください。一休み、一休み。

そう、今回はなんと2本立て!
特装版の「小冊子」についての感想は、↓こちらから。(若干ネタバレあり)
【微ネタバレあり】わたモテ18巻特装版「小冊子」感想
http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-357.html


個人的ベスト3は、喪170喪174、そして喪176ですね。(Amazonで特装版を購入する場合は価格にご注意を)



どうしても待てないようでしたら、まずは通常版を購入するのもあり!



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tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

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comment

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更新お疲れ様です。
お恥ずかしい話ですが、私まだ特装版読んでないんですよね。なんと言いますか、期待しているものを前にすると変に緊張して手が出せないんですよ。予約して買ったゲームとかもしばらく放置しているとかザラです。
しかも、なりそこないさんの興奮度を見る限りすごく濃密な内容みたいじゃないですか。これは読めるようになるまで結構かかりそうだなぁ。

18巻の感想としては、喪176が一番良かったですね。単純な面白さよりも実況プレイに感じるものがありまして。
もこっちは(おそらく)既プレイのゲームをグダグダ実況した感じでしたけど、新発売のゲームを生放送で実況している人とか大したものだと思いますよ。それがクソゲーな可能性だって十分あるわけですから。
しかし、たとえ酷い出来だったとしても視聴者が楽しめるようにトークしないといけないわけで。クソゲーを上手く実況出来るかどうかで実況プレイヤーの腕が問われる見方もあると思います。水ダウの「ヤバめ素人の裁き方で芸人の力量丸分かり説」とかありましたよね。そんな感じかなと。
実はちょっと前に「ラス◯ス2」という内容がアレすぎて世界中で炎上した有名なゲームがあったんですけど、その時も実況者さんの大半は戸惑いながらプレイしていたらしいです。
喪176の記事の感想で「YouTuberにはなりたくない」って言ってた人がニコニコから移ってきたって話をしたと思うのですが、その人は実況に向いている人だなとは思っているんですよね。牛◯さんという人なのですが、「絶体絶命◯市4」という色々とやらかした作品を同様しながらも普段通りに実況していてプロ根性のようなものを見た気分でした。私は途中からお通夜状態でしたからね。個人プレイなので当たり前なのですが。
なんかわたモテではなく実況プレイについて語ってしまってすみません。特装版も決心がついたら読んでみようと思います。

No title

更新お疲れさまです。
18巻はほぼオールスターキャストで繰り広げた合宿編、それぞれのキャラや関係性が掘り下げられて読み応えがありましたね。合宿不参加組にもきっちりフォローがあって、大所帯となった今、全方位的に満足させるものになっていたのはさすがだと感じます。
個人的には加藤グループと牝猫グループの株が上がったシリーズだと思いました。成田さんや夏帆ちゃん、凪さんあたりはファンが増えたのでは。
あとは単行本に関連したものを中心にわたモテ二次創作です。
目の隈が無くない?と言われたので少し書き足しました。ついでに鞄背負わせて歩きスマホさせて帰り道に出会った感出しました
https://mobile.twitter.com/Kotobuki0T/status/1282301278823960579
成田美保ちゃんと佐々木風夏さん!
https://mobile.twitter.com/ato5_ofuton/status/1275430578175672321
かともこ
https://www.pixiv.net/artworks/82755689
ゆりちゃんが加藤さんとやってみたかったこと …蠱惑ガールズトーク
https://mobile.twitter.com/watamotenoika/status/1283355631668404227
うっちーとかよちゃんのぱっつんヘアー組初描き。個人差はあるだろうけどかよちゃんはうっちーの感情をどのような理解をしているんだろう
https://mobile.twitter.com/leon_kame/status/1282073375100166144
うちゆり
https://www.pixiv.net/artworks/82755586
友達とタピオカを飲む
https://twitter.com/inuidaiji2/status/1281807443761041408
喪176でもこっちがやる気になってたらif四季ちゃん可愛い
https://mobile.twitter.com/nam404/status/1270305988088750081
真子VSサチ キバカスの取り合い
https://mobile.twitter.com/kbk_hshs/status/1284828467456954369
背中で感じるKRKTKB
https://mobile.twitter.com/mikit108/status/1282192938722680832
等価交換の原則
https://mobile.twitter.com/mikit108/status/1282317096655876096
アニメイト特典を見て発作的に描いちゃいました‼️ …しかし、ギャグの少ない漫画を描くと不安になります(>_<")
https://mobile.twitter.com/kohara11251125/status/1280853037976662016
【黒木姉弟】夏の記憶(1/3)
https://twitter.com/tokuranana/status/1282633522251829248

No title

18巻感想の更新お疲れ様です

まず表紙の銀髪もこっち一人だけ表紙の考察は深いなーと思いました。喪170でゆうちゃんの色か加藤さんの色か迫られるところで、自分が買ってきた銀を選んだ=自身の進路でそれは自分一人で決めなきゃいけないというのは、喪176をなぜ無理に18巻に入れたのか、今までの単行本にあった余白のページを削ってまで?というのも二木さんが自分のプロゲーマーという夢のためにあれこれ取捨選択しているのをもこっちが理解して勉学に励むという内容だったからであって、喪170の髪染めの選択に似ているものがあったからかもしれません。表紙一つでも奥が深いですね。

アマゾンレビューでは登場人物が多すぎて収拾がつかなくなってきているなんて意地悪な評価もありましたが、合宿じゃちゃんと登場人物の役割は整理できていると思いました、もこっちやゆうちゃんは進学という夢の選択を、ゆりちゃんはもこっち以外の友人を作ろうと、コミさんは尖ったボケをw、加藤さんはもこっちとの仲の進展を、風夏は迷探偵っぷりをw、美保はもこっち加藤さんとの仲のアシストを、雌猫グループは変化の温度差と、言った感じに。書き下ろしでも某キャラに進展はあったように見えますし、大爆笑でしたがw


18巻になってもいまだ面白さが衰えず、わたモテをさらに盛り上げていきたいですね、なりそこないさんの感想も楽しみの一つです

No title

更新お疲れ様です。

私も特装版だけにしようかと思ったのですが、表紙が微妙に違ったので結局両方買ってしまいましたw

おまけのうっちー良かったですね。
彼女も無事本懐を遂げられたといいますかw
あれは当面ライバルにマウントとれる案件ですよw
ネモクロ派として現在進行形でマウントとれる状態なので余裕の精神状態で語っております。

コメント返信その1

みなさん、コメントありがとうございます。
まとめての返信にて失礼します。


>ふちささん

> 期待しているものを前にすると変に緊張して手が出せないんですよ
その気持ちわかります。私もかつてはそういうタイプでした。おいしいものは最後にとっておくタイプですよねw
でも5年ほど前に親を亡くし、自らも加齢から来る衰えを実感してから、人間いつ死ぬかわからないから楽しめるうちに楽しまないと考えを変えました。特に18巻特装版を読めずに死んだら、死んでも死に切れませんからね。
ふちささんはまだ若いでしょうからそこまで考えなくても大丈夫でしょう。正直うらやましいです。
でもまあ、本当に濃厚な中身になっていますから、なるべく早めに読んでおいた方がいいかとは思いますよ。
内容によっては、今後のわたモテに関わってくる可能性もありますし。

実況プレイの話は興味深いです。新たなゲームを視聴者と一緒に体験しつつ、評価していくわけですね。その場合、もし「ハズレ」を引いてしまったら自らの腕ひとつで盛り上げないといけない状況になると。それは確かにきつい。プロでも内容によってはカバーしきれないケースもありますからね。
> 水ダウの「ヤバめ素人の裁き方で芸人の力量丸分かり説」
あれは名作でした!ノブコブの吉村ってそれほど面白い芸人とは正直思っていなかったのですが、あれを見て見直しましたよw

> 「ラス◯ス2」
> 「絶体絶命◯市4」
ふむ、そういうサバイバル系だといろいろアレなことが多いんでしょうか。続編ものだと前回を超えようという意気込みがかえって空回りするとか?
それはともかく、そういう系は特に普段通りにプレイすることが難しそうですよね。予想外の展開が約束されているようなジャンルですし。平常心を保ちながら実況するのは素人には至難の技だろうと想像します。


>ひろさん

18巻はまさにオールスター大会といった感じでしたね。喪175でみんなが横一列に並んだシーンなんかは今回を一番象徴しているシーンだったと思います。
キャラとしては美保さん、夏帆、そして凪姉さんが目立知ましたね。個人的には風夏の空回りぶりがツボでしたがw

> 目の隈が無くない?と言われたので少し書き足しました。ついでに鞄背負わせて歩きスマホさせて帰り道に出会った感出しました
むしろ隈があった方がいいって、どういうこと?

> 成田美保ちゃんと佐々木風夏さん!
ちょっとアニメ風ですね。二期があれば、こんなキャラデザになるかもなあ。

> かともこ
これはいいか智子。「精一杯のママ味」がかわいいw

> ゆりちゃんが加藤さんとやってみたかったこと …蠱惑ガールズトーク
実際、ちょっとしたきっかけで仲良くなれそうですけどね。遠足編のネモゆりをちょっと思い出した。

> うっちーとかよちゃんのぱっつんヘアー組初描き。個人差はあるだろうけどかよちゃんはうっちーの感情をどのような理解をしているんだろう
そういえば、うっちーもぱっつんといえばぱっつんなのか…
かよは、今後ますます掘り下げが期待されるキャラになりそうですね。

> うちゆり
勘違いから始まる恋もありますからね。
そうでなくても、この二人はけっこういい感じだと思うんだけどなあ。

> 友達とタピオカを飲む
やっぱり、うちゆりっていいよね…
ていうか、最後のうっちーが面白すぎるw

> 喪176でもこっちがやる気になってたらif四季ちゃん可愛い
二木さんのイメージがちょっと違うけど、でも実際にこういうシチュエーションならわからないかなあ…基本得体の知れないキャラだしw
もこっちもなんか好きな女の子にいじわるする小学男子みたいになってるしw

> 真子VSサチ キバカスの取り合い
www実にキバ子らしいw駆け引きとかできないタイプだなw

> 背中で感じるKRKTKB
確かにあのコマを見る限り、それなりのものはある感じでしたね。
それにしてもこのうっちーは流石に盛りすぎだろw

> 等価交換の原則
モミかと思ったら、キモなのねw
あまりやると痛そう…

> アニメイト特典を見て発作的に描いちゃいました‼️ …しかし、ギャグの少ない漫画を描くと不安になります(>_<")
あの特典を見て、心を動かされないわたモテファンなんていませんよね!気持ちはすっごくわかります!

> 【黒木姉弟】夏の記憶(1/3)
なんとなく「最後の冬」を思い出した。考えてみれば、アレも「夏の記憶」だったなあ。


>かわずやさん

> 表紙の考察
ありがとうございます。おっしゃる通り、喪170と喪176はつながっているのかもしれませんね。だからこそ、どうしても収録したかったのかも。
本当に表紙ひとつからここまで深く考えることができるというのもすごいことだと思います。

登場人物が多すぎて云々というのは、今回に限らず結構前から言われていたことですが、少なくとも「夏合宿編」に関しては当てはまりませんよね。
ネモや吉田さんは参加してませんでしたし、その辺の住み分けはうまく機能していたと思います。しかもちゃんとオムニバスなどでその辺はフォローできていますしね。
変に話を引き伸ばさずに、加藤さんの件がひと段落したら終わらせたことも好印象でした。全体的にうまくまとまっていたと思います。

> なりそこないさんの感想も楽しみの一つです
ありがとうございます!わたモテの面白さをさらに面白くできるように、これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いします!


>AEGさん

表紙微妙に違ってました?バックの各シーンのことでしょうか。まあ余裕があれば、通常版も押さえておきたいところですよね。一緒に購入すると同じ特典になりますから、それぞれ別々のショップで買ったのでは?w

おまけはうれしかったですねえ。本編のあの終わり方には少しスッキリしないものがあったので、ようやく報われたという感じですよw
ネモクロ派の方にとっても今がまさに至福の時ですねw

返信失礼します。

>なるべく早めに読んでおいた方がいいかとは思いますよ。 

そうですね。何があるか分かりませんからね。ありがたいお言葉ありがとうございます。近いうちに読んでみますね。

>ノブコブの吉村ってそれほど面白い芸人とは正直思っていなかったのですが、あれを見て見直しましたよw

アメトーーク!で見ましたが、芸人になりたての頃はものすごく暗かったらしいですよ。今思うと信じられませんよね。ちなみにNSC?時代に死神と呼ばれる人たちがいて、初代が「インパルスの板倉」、二代目が「ピースの又吉」、三代目が「ハリセンボンのはるか」らしいですw 画像を見た限りでは彼らよりも負のオーラが漂っているように見えましたね。本人も「こんなに明るくなるんだから人生面白いですね」って言ってた覚えがあります。

>続編ものだと前回を超えようという意気込みがかえって空回りするとか?

えーとですね。色々と複雑な事情があるのですが、挙げた作品は両方ともただクソゲーというだけではないんですよ。後者に至ってはゲームとしてのクオリティは高い方だと思います。ですが、シリーズ作品の続編として見るとあり得ない内容って感じで。黒歴史ゲーと言うべきかもしれません。どちらもストーリーが問題なんですよね。ぶっちゃけた話ゲームって結局ストーリーさえ良ければゲーム性が多少アレでも面白いんですよ。逆に言えばゲーム性が良くてもストーリーがアレだと駄作扱いされがちです。プレイする気力を削がれますからね。前者に至ってはゲーム性も難ありなので救いがないのですが。

お時間のある時にでもご覧ください。ラス◯スの方は記事がまだ出来ていないので動画になりますが。一応ネタバレ注意です。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7324.amp%3Fusqp%3Dmq331AQQKAGYAd_e85-H_taAVbABIA%253D%253D

https://www.youtube.com/watch?v=66wWRleziTw&app=desktop

No title

更新お疲れ様です!

表紙の銀もこですが、ベスト着てるというのがまたクールな印象かつ身体の線がよく見えていいですねえ。
とても20%の確率でち○ち○がどうこう言ってる人とは思えませんw(こっちのキャラデザのほうが4コマっぽいかも?w)

>銀髪が意味するもの
仰る通り、象徴的な意味合いがあっての表紙抜擢ではありそうですね。
それを踏まえると、表紙右上にゆり+凪のシーンが配置されてるのも意味ありげですね。
彼女もまた転換期に入っているのでしょう。

アプリ掲載時からの加筆修正はパッと見たところ「喪171で美保,風夏と出会ったシーンの部屋の窓に外の景色が追加」「喪172で光が消え加藤さんの美しい肢体が露に」「喪175の風夏の「何がどうなんだ?」が変更」ぐらいですかね。(他にもあるのかもですがコインがもったいないので確認できませんw)
特筆すべきは産まれたままの姿の加藤さんですね。もう特筆しすぎて特筆です(混乱)

喪176まで載せたのは思い切ったなーと感じました。
なにせ次巻予告に使えるのが1コマしかないw(あんまり潔いのでこの見開き見たときちょっと笑っちゃいましたw)
まあこれに関してはコロナやらなんやらで間が開きがちだったので仕方ないかもですが

特典情報は今回全然入ってこなかったのですが、どこで告知されてたんでしょうね?(告知がいつもより遅かったらしいですが)
おかげで何も貰えずじまいですw

Re: タイトルなし

>ふちささん、返信ありがとうございます

> そうですね。何があるか分かりませんからね。
別に脅かすつもりはないんですけどねw ただ何ごとも旬というものがありますから。

アメトーーク!のその回はリアルでは見てないんですけど、後になってネット界隈から耳にしましたね。まあ、前にも言ったかと思いますけど笑いというのはどこか暗い部分があったほうが面白いものですから。
ただ、板倉や又吉、はるかは、芸風にその暗さが伺える感じですからよくわかるんですが、吉村にはそういう側面が今まであまり見えませんでしたからね。よけいに感心したというか。
> 本人も「こんなに明るくなるんだから人生面白いですね」って言ってた覚えがあります。
いい言葉ですね。なんかすごく実感として出たというのがよくわかりますw

> 挙げた作品は両方ともただクソゲーというだけではないんですよ。
ふむ。その辺は実際にプレイをした人間じゃないとなかなか難しいところなんでしょうけど、ストーリーが大事というのはわかりますね。
けっきょく映画の続編が微妙なのもそういうところですから。

リンクの方、ありがとうございます!
そのうちゆっくり見させていただきますね。

そうそうクソゲーといえば、最近陣内智則のファイナルソ●ドをやってみたというのを見てむちゃくちゃ笑いましたよw
まさに彼のコントそのもので、クソゲー実況の面白さが少しわかったような気がしました。
自分でプレイは絶対にしたくはないですけど、あの動画は何度でも見ていたいw

Re: No title

>カフカフさん

表紙のベストは作中ではまず見られない姿なのでよけいに新鮮ですよね。タイツを履いているのもなかなかシックなイメージで表紙映えするなと思いました。ポーズもモデル立ちっぽいしw たしかに20%の確率発言をするような子とは思えんw

> 表紙右上にゆり+凪のシーン
それは特装版ですけど、通常版でもゆりちゃんが配置されているんですよね。
修学旅行を思い出すというセリフもなかなか意味深です。このシーンを選んでいるのはおそらく担当編集者の方でしょうけど、そこには何かしらの意図がありそうな気はしますね。

いろいろ書きたいことが多すぎて「加筆修正」の件はすっかり忘れてた…
喪171の景色は気づきませんでした。まあこれは単にアプリ時は時間がなくてそこまで描きこめなかったんでしょうね。
喪172はまさにアニメの円盤ですよねw 当時も単行本での修正が期待されていただけに当然のファンサービスかと。
喪175のほうはツッコんだ身として言うのもなんですけど、よけいにわけがわからないセリフになってしまいましたね。あんな説明口調で言い訳するようなキャラじゃないだろw あれだったら、元のほうがシュールでよかったのでは…

> なにせ次巻予告に使えるのが1コマしかないw
印刷に間に合わすのにも、けっこうギリギリだったでしょうねw まあこれはおっしゃる通り、仕方ない面もあるでしょう。
おそらく今年初めのころにはもうちょっとストックがたまると想定していたでしょうしね。本当に想定外のことが重なりました。


> 特典情報は今回全然入ってこなかったのですが、どこで告知されてたんでしょうね?(告知がいつもより遅かったらしいですが)
私も後から知ったのですが、各ショップさんの通販サイトでは1週間前くらいに公開していたところもあったそうですね。ただ、アニメイトさんは最後まで「NOW PRINTING」だったそうで…
肝心のガンガンオンラインのほうは本当にギリギリでしたからね。確か、9日の更新に合わせての発表だったはずです。さすがに一日前じゃ知らなくて当然ですよ。店頭で初めて絵柄を知った方もけっこういたのではないでしょうか。
やっぱり今回はかなりスケジュール的にカツカツだったのでしょう。

18巻ダイジェスト ほか

Re: 18巻ダイジェスト ほか

>SUMMER SAILさん

> 喪169
wwwいやいやw こんなかっこいい話じゃなかったぞw とんだBGM詐欺だなw

> 喪170
部屋でやってるのか…家族の友達が来ているというのになんと大胆な。

> 喪171
OKじゃねーよ!

> 喪172
だいたいあってるw

> 喪173
まこっちはすっかりこういうイメージになったなあw
それにしてもこの人は本当にキャラの表情がうまくて感心させられます。

> 特別編9
絵柄のせいか、あまり淫靡なかんじがしないw むしろほのぼのとさせられるわw

> 喪174
あの沈黙にそんな意味があったとはw
最初のインパクトで出オチかと思いきや、ちゃんと四コマとして面白いところが素晴らしい。

> 喪175
同じステージというか、単にパクリなんじゃ…
でもちゃんと英語で言う辺りはさすがw

> 喪176
あれは創造の翼なんだよ!(テキトーなことを言ってみる)

> 特別編10
目の前で言うなw ていうか、指さすなw
吹き出しがまたカラフルでポップな感じがいいなあ。

> 本編
まあ、小説のほうでは若干こういう雰囲気もあったよね。
挿入歌が醸し出す静かな慟哭もよく合ってます。

> 特装版
確かにあの世界では彼女はどうしてるんだろうとは思った。
でもまあ、ここまでひどくはないでしょw
OPはすごい!NEUTRINOってこんな感じにもできるんですね。なんかもうボカロという域じゃないな…
EDもよくできてるなあ。リンレンとはまた違った世界観になってる。

> >ーメンをすすってるなんて
> 麦茶もすすってるなんて
私も原作は知りませんけど、所々真黒にされているところを見てなんとなく察しましたw
ていうか、「性的」だの「暴力描写」だのことわっているわりには、けっきょく消してるとかチキンにもほどがある…

No title

>ていうか、「性的」だの「暴力描写」だのことわっているわりには、けっきょく消してるとかチキンにもほどがある…
トピマス殿、何か嫌な事でもあったのかな・・・
https://togetter.com/li/1578545
申し訳程度のわたモテ要素
https://twitter.com/raisinxheight_2/status/1045487672364396545

Re: No title

>SUMMER SAILさん
ごめんなさい、ちょっとイライラしてたかな?別に何かあったわけじゃないんですけどね
でもまあ、紹介してくださったまとめを見て心がほぐれました。疲れ切った歯車にもお勧めなら私も買ってみようかなw
まあしかし、すごく文才豊かな人だなあ。こんな気の利いたコメントが書けるようになりたいものです。

…なるほど、一応わたモテネタとも言えるわけかw

2nd Chance の SUMMER SALE

人は何度でもやり直せるなんて気休めを言うつもりはないが、2度目のチャンスが巡ってくることもある。今回のようにね。
https://seiga.nicovideo.jp/watch/mg352344

>疲れ切った歯車
バイノーラル音声投入すっぺ。
https://twitter.com/kakikurage/status/1274909639591686147
それともこっちの方が好きなんだっけ?
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34382406
ついで
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36464764

>こんな気の利いたコメントが書けるようになりたいものです。
このブログも7年目だっけ。
https://seiga.nicovideo.jp/comic/48872
cf.
https://seiga.nicovideo.jp/comic/48823

> あー何か聞いたことがあるー、「とらドラ!」とか…
> でも一番面白かったのは「(いわゆるネモテール)」だったりするw
https://seiga.nicovideo.jp/watch/mg490131
キバ子難民救済。
https://seiga.nicovideo.jp/watch/mg470521
二木難民迫害。
https://seiga.nicovideo.jp/watch/mg470825

Re: 2nd Chance の SUMMER SALE

>SUMMER SAILさん
> 人は何度でもやり直せるなんて気休めを言うつもりはないが、2度目のチャンスが巡ってくることもある。今回のようにね。
おお、人生捨てたもんじゃないですね。つーか、発想がもうキモすぎるwww

> バイノーラル音声投入すっぺ。
うわ、なんだこれ、なんで俺ゾクゾクしてんだろ…なんつーかもう、怖いわ。
課長ボイスがこんなに効くなんて知らなかった。変な場所が開いてしまいそう…

> それともこっちの方が好きなんだっけ?
いや、これももちろん悪くないですけど、ちょっと先ほどの課長が強烈すぎて…そのなんていうか。

> ついで
おお、なんか安心するw
そうだよな、これが本来の彼女の歌声なんだよな。

> このブログも7年目だっけ。
この人も7年目なのか。こんなことになったら、さすがに困るなあw
でも、自分の場合はここまで別々の人格ではないと思いますけど…

> cf.
こっちの設定と合体するとまた面白いかもw 7年前の自分に欲情とかw
(実際、昔の記事をたまに読むと自分じゃないような錯覚に陥ることもある)

> > でも一番面白かったのは「(いわゆるネモテール)」だったりするw
意外と淡々としている流れだからこそ、最後のオチ?がじわじわきますねw
絵柄も含めてけっこう味のある作風だなあ。

> キバ子難民救済。
これはいいキバ子w

> 二木難民迫害。
迫害すんなw
それはさておき、これは面白いですね。格ゲーのことは知らなくても全然問題ない。導入から引きまでの流れが実になめらか。第一話はこう魅せるんだというお手本みたいな話ですね。

銀狐。

わたモテは作品であり、「症例研究黒木智子」ではないので、リアルの文脈で四の五の言うと野暮になる場合もある気がしますが、やはり、お母さん、ほんとうはもっとお母さんの問題がある気がします。

智子のあの「ダサいことはきついけど」のTシャツはお母さんが買っていると思います。自分で服を買うとなるとどうすれば良いか分からなくて、結局ゆりちゃんが「ホットモット」で服を買うことを教えてくれて、こんな「今風」の店なのに意外と値段は「むらむら」級だ、と驚いています。加藤さんだって趣味は「プチプラ」なんです。

智子が暇つぶしは蟻殺しだろ、と言いながら、蟻地獄を弄んだりしているのを見て、ネモは智子に花飾りを作る遊びを教えます。(クロはずっとああいうことしてたのかな……)
(それはそうと加藤さんは小学生男子みたいな智子に逆に魅力を感じているみたいです)

加藤さんはふつうに良い子だし、成績だって良いわけですが、中学生から染めているみたいです。「染まる」というのは、ゆうちゃんや加藤さんの文化に「染まる」という意味もある気がします。
そしておそらく、ゆうちゃんや加藤さんやネモが教えてくれた文化を、まったく伝えてくれなかったのがお母さんなんです。

(謹慎編でわかるように、決して悪いお母さんでは無い、むしろとても良いお母さんのはずなんですが…)

18巻の中表紙のもこっち、ほんとうに楽しそうだし、美少女ですよね。跳ねた髪が微妙に狐っぽい。コードネーム銀狐。

「お母さーん おやつ買ってくるからお金ちょーだい」の元ネタを考えてみても、髪を銀に染めることには「お母さんの娘」からの脱出、という意味がある気がします。もちろん、ゆうちゃんでもなく、加藤さんでもなく、自分が良いと感じた色で、という意味での自立でもあると思います。

どんなやり取りがあって、元の色に戻されたんだろう。せめて夏休みのあいだだけでも、という妥協はできなかったんだろうか。
あと、智貴評とか、みてみたいですね。

次のamazonレビューは、加藤さん論としては賛否両論あると思いますが、もこっちについてはとても参考になります。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1YJK3MYS1OIBA?ref=pf_vv_at_pdctrvw_srp

Re: 銀狐。

>Mさん

なるほど、確かにもこっちは家庭環境が大きく影響を及ぼしている感がありますね。母親はもちろん、父親もけっこう甘やかしている感じがありますし。
それと、やっぱり智貴の存在が大きいような気がします。彼がいたからこそ、ぼっち時代も乗り越えられたわけですが、逆に彼への依存ぶりがもこっちをそういう状況下で甘んじるきっかけになったとも言えるかもしれません。

ご紹介いただいたレビューは大変興味深いですね。
確かに加藤さん=ラスボス説にはちょっと首を傾げるところもありますがw
それでも「ママ」との戦いの話は傾聴の価値があると思います。
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プロフィール
ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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