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今週はるーみっく週間でした

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今週購入したもの。

私、“なりそこない”はその名前の由来通り高橋留美子原理主義者なので、「高橋留美子」という名前を見るだけでどうしても心が騒いでしまいます。

今週は特にざわめいてしまうものばかりでした。

まずはこれ。
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ビッグコミックオリジナル増刊の「ゴジラ増刊号」です。
個人的にゴジラについてはそれほど思い入れがあるほうではないのですが、
たとえ2ページでも作品が載っているとなれば、購入せざるをえません。

「いつかやられる」という高橋さんの子供時代の思い出を描いたものですが、
留美子作品には欠かせない味わい深いモブシーンなども円谷作品の影響から来ていることなど、なかなか興味深く読みました。
高橋さんは「けもこびるの日記」などエッセイものも面白いと思うので、そのうちエッセイ漫画を連載してくれないかなとひそかに願っていたりもします。サイバラに負けるな!

他の漫画家さんのゴジラ漫画の中では花輪和一氏の「ゴジラの国」もよかったですね。
この増刊号はもう一つの「戦後日本史」という見方もできて、興味深い企画だったと思います。

次はこれ。
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意外ですが、作家生活36年目にしてスペリオール初登場だそうです。


表紙で“ホラー?サスペンス?ミステリー?”とありますが、まあなんとも形容しがたい感じの作品でしたね。一応、社会派的なテーマなんでしょうが、ちょっと高橋さんには合わない気がします。この人、本当に「悪人」が描けないんですよね。(これは本人も言っていることですが)まあそこがるーみっくわーるどの魅力でもあるとは思いますが。
“超ナカジマ”はちょっとびっくりしました。こんなギャグ?を描くんだ留美子が、とちょっと思ってしまいました(笑)
いろいろ試したいのかなーとも感じましたね。

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アオイホノオ」は80年代のオタク青春ものというちょっと変わった作品。
なぜこれがるーみっくなのかというと……
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裏表紙、

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そして表紙見返しを見ていただければおわかりでしょうか、
この作品には作者、島本和彦氏の高橋留美子への“愛”が詰まっているからなのです。

実際問題、この作中における高橋留美子への評価はファンとしてもうなずける部分も多く、
今の高橋留美子しか知らない人にとっても、当時の高橋留美子がいかに衝撃的だったのかよくわかる作品となっています。

他にも若いころの庵野秀明や岡田斗司夫がいたガイナックスやあだち充などが実名で登場したりして、80年代当時のオタクカルチャーの空気がよくわかるものになっていますね。
表紙を見ての通り、来週からドラマ化されるそうですが、どんなものになるんでしょうか……。

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最後は6巻が出てた時にもちらっと書いた「実は私は」。

どうしてこれがるーみっくなのかって?
そりゃ、なんたって“平成のうる星やつら”なのですから、当然ではありませんか。

チャンピオン誌の最新話では何やら終了間近か?ぐらいの勢いで盛り上がってますが、
雑誌上のキャラクター人気投票は「第1回」と銘打っていますし、まだまだこれからでしょう!
ちなみに筆者の好きなキャラベスト3は
1.茜
2.渚
3.葉子

です!

何を隠そう、実はこれが今回、一番「るーみっくわーるど」的だった作品のような気がしていますが、まあ気のせいとしておきましょう……。
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tag : 高橋留美子

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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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