私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪175 前編~前と後ろを見渡してこそ、見えてくるもの~
5月7日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪175 前編に更新されました。
しかしなんですね。
アプリ版で読んだのが4月2日ですから、もう1か月以上経つわけですが、ここまで空くとなんか記憶がごっちゃになってしまいますね。アプリとブラウザで話の進行具合が違うので、頭に二つの世界線があるような感じなんですよ。
おまけに今は、「先読み」で次の次まで既に読んじゃっているじゃないですか。どこまで話が進んでいるのかよくわからなくなっちゃうんです。
なんかもう、途中で「あれ今、合宿何日目だっけ?」という感じになってしまいましたw
ただ、今はアプリ版で単行本未収録も含めて全話を読めますから便利ですよね。
これはもう合宿編を最初からおさらいしたほうがよさそうだということで、喪164から読み直してみました。(喪171「モテないし夏合宿」からじゃないのがミソ)
そうすると、なんとなく「夏合宿編」の全体像が見えてきました。
前回でだいたいのところはすでに終わっていたんですね。
要は今回から「まとめ」の段階に入ったわけです。
まったく、ちょっと間が空いただけでこんなことも忘れてしまうとは……
それとやっぱり、ブラウザ版で読むと多少受け止め方が変わりますね。
正直、アプリでの初読時ではごちゃごちゃした印象があったのですが、見開き形式だと前のページも一緒の視界に入ってくるおかげで、話の流れがわかりやすく見えてくるんです。
目の前の事に集中するのもいいですけど、時にはマクロな視点で物事を見るのも必要なのかもしれません。(いや、そんな大げさなことじゃないような気もするけどw)
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
割と久しぶりな感じもする「表紙」。
夏休みに入る前あたりまでは、毎回のように「表紙」があったのですが、ここ最近は3話に1回くらいのペースになってきているようです。
面白いことに、この流れは喪164から始まっているんですよね。つまり、「夏合宿」の話が出てから表紙がつくペースが明らかに変わってきているんです。
まあ、だからなんだと言われると答えようがないのですが(笑)、こういうところにも何か意味がありそうに感じてしまうのがわたモテの面白さのひとつだと思うんですよ。
またこういう、一見本編と関係のない「表紙」というのもここ最近の傾向ですよね。例えば、喪161、喪164なんかはその最たるものなのではないでしょうか。
思えばこれは、球技大会が終わった喪154から始まったような気がします。
そう、佐々木風夏さんが加藤さんの友達だということが判明し、成田美保さんが初登場したあの回です。
これはいったいどういう符合でしょう?単なる偶然かもしれませんが、ちょっと面白いですよね。
さて、今回の表紙ですけど、812号室にうっちーが遊びに来たという構図のようですね。
……いや、うっちーなんですよね?なんか猫耳みたいのをつけてるの。
みょ~な違和感があって、はっきり断言できないんですけどw
この違和感はどこから来るのかと考えていたんですが、これ「眉」がないんですね。どうりでw一瞬、こういうお面を付けているのかと思ったわw
ひょっとして剃っているんでしょうかね。ただでさえ、簡素(シンプル)なのに、これ以上さっぱりしてどうすんだw
(でも、喪152のこの場面を見る限り、細いながらも眉はありそうなんだよなあ…)
まあなんにせよ、4人仲良さそうで何よりですね。
どんな話をしているのかわかりませんが、おしゃれグッズについて宮崎さんとかよがあれがいいこれがいいみたいな話をしていて、それに対してうっちーと凪さんが口を出しているという感じでしょうか。
うっちーの右手の仕草がなんか気になります。「このくらいじゃない?」みたいなことを言ってるんでしょうかね?w
というわけで、今回は「モテないし夏合宿が終わる 前編」。
正直、ちょっと早すぎる感はありましたよね。
当初は、「遠足編」をも越える長期シリーズになるんじゃないかと予想していたくらいでしたしw
ただ全体の流れを見てみると、次の後編と合わせて終わるのがまとまりとしてはいいのかなという気になりました。
キャラはけっこう大勢いましたけど、「夏合宿編」の本来の目的って実はけっこうシンプルだったのかもしれません。
実力テストの結果、総勢8人という大所帯(?)になった私立Bクラス。
なんだか一気ににぎやかな雰囲気になりましたね。まさにゾロゾロという感じw
彼女たちの服装からして、喪174のラストからほぼ間髪を入れずに話は進んでいるようです。
かよと宮崎さん、凪さんとうっちーという組み合わせに目が行きますね。うっちーの目線からすると、前の二人の会話に後ろの二人が乗っかってるという感じでしょうか。表紙の流れからそのまま話が続いているかのようです。
その辺、「2人と2人」ではなくって「4人」というつながりを感じさせますよね。4人でお揃いのバッグを提げているのが、またいかにも雌猫グループらしくて微笑ましく思えます。
修学旅行あたりの時はこういうところに上辺だけの関係を感じたものですが、なんだかおかしなものですね。
ゆりちゃんともこっちの二人は、もはや大学生同士といった感がありますw
なんかこういう教材本?ノート?を胸に抱えて歩くのって、すごく女子大生っぽいなと思ってしまうんですよね。
美保さんはどこまでも自然体というか、どんな状況でもそれを楽しんじゃおうという感じがうかがえますね。
加藤さんもそんな美保さんの姿勢をよく理解して受け入れているようです。
さて、こんなにゾロゾロ引き連れて、みんないったいどこに行くんだろうと思いきや……
うっちーの笑顔がw
前回のこの笑顔もよかったですけど、今回のはそれ以上ですね。
やっぱり、彼女には「スマイルマーク」が似合います。
それはそうと、「きたか…!」の件はちゃんと生きてきたんですねw
結果的に、もこっちのBクラス昇級お祝いみたいな感じになったのかもw
凪さんとゆりちゃんが普通に会話していることに、なんだかうれしくなってしまいます。
うっちーとゆりちゃんの目線がwww
もこっち、めっちゃ注目されているんだがw
美保さんだけがマッパなのが、見ていてきもちいいですね。
テレビの収録じゃあるまいし、同性同士で何を隠すことがあるんだかw(まあ、もこっちには隠す理由があるわけですがw)
でも、こうしてみると、美保さんって意外とスレンダーな体型なんですね。チアをやっていたりするし、ひょっとすると筋肉質だったりするのかな?
WWWWW私の下半身ア●ギのままwww
こいつ、本当にア●ギが好きだなwww
ていうか、忘れてたのかよwww
そもそも変な奴だと思われるって今さらですよねw
実際、下の毛だけ染めてんだしw
他校生にイキろうとしていた人間が何言ってんだといった感じですよw
ただ、これはネタバレなし感想でも触れましたが、このネタが喪174より前だったらここまで笑えなかったかもしれません。
お風呂で発覚というのは喪170の段階ですでにファンの間で予想されていましたし、誰もが思いつくパターンということでもありますから。前回でまさかのトイレバレがあったからこそ、この流れが活きるんですね。
そう考えると、初日に加藤さんがもこっちの部屋に尋ねて温泉行きを阻止(?)したのは、そういう計算があったのかなあという気もします。
でも今思うと、「ア●ギ」ネタって、喪164のこのシーンからちゃんと伏線が張られていたんですね。
もしかすると夏合宿編は、最初からこの「下の毛」ネタをやりたいがために用意されたものだったりしてw
今だ!!じゃねーよwww
こいつも、小宮山さんのことを悪く言えないなw
すべてがマナー違反そのものじゃねーかw
そもそも、この「すーーー」ってなんでしょうね?w
逆に注目浴びるだろ、こんなのw
美保さんの「見ていて飽きないわこの子w」みたいな笑顔が面白いw
で、すでにバレてるというWWWWW
クソが!!じゃねーってwそりゃ、あれだけ目立った行動すりゃこうなるでしょw
ていうか、あの位置からみんなに見えてるって、すごくありません?
よほど、ぼーぼーなのかなんなのかw
ゆりちゃんの必殺「え?なんで?」が炸裂ですねw小さく“バカなの?”がいい感じで利いていますw
うっちーのマジ顔というか、本当に衝撃を受けてるっぽいところがまたw
そりゃ、うけるわwww
イメチェンでアレの毛だけを銀に染めるとかわけわかんないしw
美保ちゃんアイコンが二つもあるのが、また妙におかしいですねw
このフキダシだけみると、双子の姉妹みたいw
かよの「そうかな?」はちょっと意味深ですね。
凪さんは最近のうっちーとか黒木さんを、「自由に行動してる」ようで楽しそうと見ていましたが、彼女はまた、ちょっと違った見方をしているのかもしれません。
「うっちーの顔 引いてるのか?おどろいてるのか?」は、かよか宮崎さんか、どちらのセリフか一瞬わからなかったんですけど、この会話の流れと「~のか?」という言い回しからすると、かよの言葉なんでしょうか。
宮崎さんはむしろ心配そうな顔をしてるしw
まあなんにせよ、私もうっちーの表情がどちらの意味なのかは計りかねますw
WWWWWWWなんでドヤ顔wwwww
ていうか、「その情報」だの「判明してる」だの、相変わらず覆面探偵のつもりなのかwww
そもそも遅いなって、誰に対してマウント取ってんだよw
推理合戦でもしてるつもりかw誰もがみんな「毛」の問題を追っかけてると思ってんじゃねーw
先手(?)を取った余裕なのか、オヤジみたいなくつろぎ方をしてるしw
というわけで、今回の一番笑ったシーンは当然のことながらここになります!
合宿が始まった当初はうっちーが2回連続で取りましたけど、ここにきて風夏が2連続獲得ということで、わたモテギャグクイーンの座を巡っての争いも熾烈さを増してますね。いったいどちらがその栄冠に輝くのか、最後まで目が離せません!(すみません、我ながらよくわからないテンションになっています)
その情報を最初から知ってるゆうちゃんがただ汗を飛ばすばかりなのが、風夏の道化師ぶりを際立てる感じでまた笑えますねw
ここでなぜか、こみさん参入www
さも当たり前かのように言ってるけど、そんな痛みを知ってるのはたぶんお前ともこっちだけだと思うぞw
ていうか、彼女たちも一緒だったのかw
伊藤さんが髪をまとめているところにも目がいきますね。
髪を濡らしたくないタイプなんでしょうか。
中学からwww下の毛をwww紫にwwwww
確かにこれは黒木以上かもwww
さすがにこれは、伊藤さんも「なんで?」と聞きますよねw
動物(ゴリラ)的直感で危険を回避WWWWW
いや~風夏さん、さすがだわw
ていうか、そもそも探る必要なんか最初からないような気もするけどw
なんで危険人物を調査するのがお前の仕事みたいな感じになってんだよw
でも、「キック・●ス」で影響受けて…というところは、いかにも中二っぽい感じで中学時代の小宮山さんらしいですよね。やっぱ、こういうところがもこっちとよく似てるw
伊藤さんの容赦ない「なんで」攻撃もいい味だしてますw
あ、加藤さんたちもいたのねw
もはや全員集合状態w
ていうか、加藤さん、そこばらしていいの?w
まあ、下の毛がバレたんだから今さらかw
でも、この美保さんの疑問は当然ですよね。
そんな発想、もこっちとこみさんくらいしか頭に浮かばないしw
お姉さんだけにこっそり教えてとばかり、ピトッと身をくっつけてくる美保さんにドギマギしながら耳打ち話をするもこっちですが、これ半分くらい、美保さんわかってやってるんでしょうね。
わかってて、お姉さんとショタもの(?)シチュエーションを楽しんでいるのでしょう。
ツッコむときだけ、なぜか関西弁になるのはお約束ですねw
そんな二人を、どこかさみしそうに見つめている加藤さん。
そして、そんな加藤さんの様子に気付いている夏帆さん。
こんなちょっとしたところに、次への布石が打たれているんですね。
WWWWWそりゃそうだwww
ていうか、いまだにそのままにしていた意味がわからないw
てっきり、あの時ゆうちゃんに頼んで脱毛したのだとばかりw
まあ、もこっちの羞恥観はときどき一般常識とはかけ離れていたりするからなあ…
パイ●ンになるのは、銀のままよりももっと恥ずかしいことだったんでしょうw
私も脱毛してるよという美保さんの下半身をガン見するもこっちw
なんだ、この主人公w
ほぼエロコメじゃねーか、こんなのw
WWWWWまあ、ここで「へへへ」笑いが出るのがもこっちなんですけどねw
しかし、美保さんの“ピュー”にしては随分お湯の量がハンパないようですが……
こっちだったwwwww
右手から波動を出したみたいなポーズがなんか笑えるw
ていうか、今までの一部始終を見ていたのねw
ゆりちゃんの「バカだな…」みたいな視線に、もはや倦怠期に入ったカップル感がありますw
WWWお前がいうかwwwww
この場合に入る一文字はもちろん「レ」なんでしょうねw「ク」じゃなくw
つーか、もこっちの場合、そっちというより、「両刀使い」という気がしますけどね。今は「バイ」というのかな。
まあ、人類愛に溢れていていいんじゃないでしょうかw
どっちにせよ気にしないふうの美保さんは見ていて気持ちがいいですね。
実際、彼女はそういうことで偏見を持ったりしないんだと思います。
心の中で「クソ絵文字」と毒づくもこっちもいいですねw
もはや完全に喧嘩するほど仲がいい状態になりつつあります。
場面は変わって、夜のスカイビューラウンジ。
牛乳片手に窓の夜景を眺めるゆりもこですが、それほど会話が弾まないのにお互い気が置けない感じですよね。(お風呂上りに牛乳という発想がもこっちっぽいw)
そんな二人をなんとも言えない表情で見つめる加藤さん。
マッサージチェアーに座っている様は、なんとなく召使いの様子を監視している女王様然してる感がありますw
もっとも隣には夏帆さんがいて、こちらはこちらでお互いのクラスの様子なんかを語り合っていたりしているようですが…
WWWWWこみさんwww顔芸はやめろってwww
ホント、「ととのう」のが好きなんだなw
つーか、またわかりやすいTシャツを着てるしw
伊藤さんが「バッテン」つけずに髪を下ろしている姿がまた新鮮ですね。
それでも隣の彼女を注視することは決して怠らないようでw
今回の個人的ベストもこっち。
もじもじしてる様が、母親に対して何かお願い事を言おうか言うまいかしている子どもにしか見えんw「あの、お母さん、今日も勉強しなくちゃ、ダメ?」みたいなw
やべ、かわいいw 「ぱぁ」ってwww
こういう、口出さなくても顔にすぐ出る感じって、子どもだとすっごくかわいく見えますよねw もっとも、これがいい大人だとすっげームカつくけどw
しかし、本人には自覚ないんでしょうけど、加藤さんの「ママ」っぷりは傍から見ても露骨なくらいですね。
「自由時間にしよっか」って、完全に小学生相手の家庭教師の物言いですよw
そんな加藤さんの振る舞いに、夏帆さんも何やら思うことがありそうですよね。
先にラウンジを出ていくもこっちとゆりちゃんを羨ましそうに見届けてから、夏帆に自分たちの時はどうだったっけと聞く加藤さんですが……って、それどころじゃない!
大変だwwwwwこみさんが幽体離脱してるぞwwwww
隣の伊藤さんしか気づいていないというか、彼女にしか見えていない感じがむちゃくちゃ面白いですねw いつもとは違った「集中線」を出してますけど、いったいどんな声をあげてるんでしょうwww
まるで目の前にその光景が浮かんでいるかのような、それでいて、どこか遠くを見つめているような、なんとも言えない表情をしていますね。
ここはぜひ、前回の特別編のあのシーンやあの表情を見返しながら噛みしめたいシーンです。
もちろん、今回の個人的ベストシーンはここしかありませんね。
本人は自覚がなかったんですね。
だからこそ、よけいに難しいのかもしれません。
彼女が感じている「壁」は、彼女自身の無意識下にあるということなのですから。
それにしても、夏帆さんは大人ですね。
多くは語らず、さらっと本質だけを言い当てるとは。
WWWWW夏帆さん、最強かwwwww
早くも小宮山さんの扱い方をマスターしてるじゃねーかwww
これには、伊藤さんも一目置かざるを得ないwww
ていうか、この夏帆さんはなんか「肝っ玉化あさん」みたいな貫禄がありますよねw
叩くだけでブラウン管テレビを直したりする昭和のお母さんっぽいw
今回の「夏合宿編」の裏テーマとして、凪さん、美保さん、そして夏帆さんの3人による強者覇権争いがあったりしてw
シーンは再び変わって、部屋に戻る途中のゆりちゃんともこっち。
どうやら、談話室(?)みたいなところで課題をやっていた凪さんたちに誘われたようです。
うっちーの反応に、かよと宮崎さんが目を向けているのがちょっと気になりますね。
特にかよは、「またか…」みたいなあきれ顔を浮かべているように見えます。
ちらw
なんか凪さんとゆりちゃんの間に、もこっちがお邪魔するみたいな流れになってますねw
合宿前ならむしろ立場は逆だったろうにw
本当だったら球技大会でのアレがあるだけに、もこっち的にはこの中に入るのはまだちょっと抵抗があるような気もするんですけどw
なんかこの6人が揃うって、不思議な感じがしますね。
合宿前では考えられないことです。
この座順も興味深いですね。
よく見ると初日の「私大B」の組み合わせに、もこっちが加わる形になっています。
宮崎さんとうっちー、かよと凪さんという並びがいつもの位置関係だったりするのかもしれません。
あ、やっぱり、3人をうっちーが誘った形だったんですね。
うっちーが珍しくキョトンとした表情を浮かべているのが印象的です。
特にみんなのことを思って誘ったわけじゃないけど、それでもよかったねと言われるのは悪い気はしないといったところでしょうか。
そんなうっちーを、もこっちが意外な一面があるんだなとでもいいそうな顔をしてるのが地味におかしいw
別にそんなんじゃないんだけどねw
ここの会話って、凪さんとかよが交わしてる感じになってるんですよね。
まあ凪さん的には、かよを通してみんなに言ってる形なんでしょうけど、当のかよはちょっとドライな反応なのが興味深いところでもあります。
お風呂での「そうかな?」もありますし、ここは何らかの伏線として今後生きてくる可能性もありそうですね。
ここで突然、なぜか客観的な数字データを口にしだすうっちーw
さすがの凪さんもこれは予想外の反応のようで、「ん?」みたいな顔になってますねw
一方、宮崎さんは、とにかくうっちーの話の続きを聞こうといった表情です。
…正直、ここは胸を打たれましたね。
まさか、うっちーがこの場でこんな思いを打ち明けるとは思いませんでしたし、「10人全員」なんて言葉を口にするとは思いもしなかったからです。
10人。
そう、この場にいるのは6人ですから、あと4人のことも彼女はカウントしているんですね。
つまり、加藤さん、風夏、美保、そしてゆうちゃん(!)をも入れているんです。
そして、その全員が一緒に合格したらいいよねと遠まわしに言っているんですよ。
そう考えると、なんだかうれしくて泣きそうになりますね。
この左側から見た構図は、たぶん宮崎さんの視点なのでしょう。
彼女がこのうっちーの横顔をどんな気持ちで見つめていたかと思うと、なんだか無性に胸が熱くなります。
最終的には夏帆さんに軍配はあがりましたが、本当はここも個人的ベストシーンに上げたかったですね。
もこっちwwwww顔に似合わずってwwwww
まあ、言わんとしてることはなんとなくわかるけれどもw
顔がシンプルなだけに、細かい数字とか気にしなそうだもんなw
でも、宮崎さんには、ちゃんとうっちーの思いが伝わっているようですね。
彼女にとっても、この合宿を通して他の人たちとも仲良くなれたのがうれしかったのでしょう。
WWWWWこの、突然の切り返しwwwww
さすが、うっちーですねw
でも、ひょっとしたら、柄にもないことを言ってしまったということで、ちょっと照れているのかもしれませんねw
うっちーファンとしてはそんな妄想をしてしまいますw
もこっちの返しがもはや悪友のそれw
小宮山さんに対して言うような態度ですよねw
あの女www
なんか、めんどくさい女の典型的なセリフw
「おま…」と言いかけて、あわてて「内さん」と言い直すもこっちがまた最高ですねw
「もういいだろ!!」とか叫んでおいて、今さら内さんもないだろうにw
凪さんwww
普通、そこはうっちーをなだめながら「ここは私にめんじて抑えてね?」というところじゃないのかw
あと、うっちーはいつまで、
><
こんな目をしてるつもりなんだwずっと目をつぶったまんまかw
もはや、不等号記号にしか見えんw
でも、ここのもう一つのポイントは、そんなワイワイやっている彼女たちを冷めた目で見ているかよですよね。いったい彼女は心の内にどんな思いを秘めているのでしょう。
まあ、「女6人いるのに下の毛の話って」とぼやきたい気持ちはわかるけれどもw
というわけで、就寝タイム。
相変わらずもこっちは、寝てる姿勢だけは行儀がいいようです。
ただ今回に限って、なぜか腕を組んで寝ているんですよね。
そこがちょっと気になりました。
喪174での風夏や特別編の加藤さんなど、このポーズは何か考え事があることを示唆している場合がありますから。
まあ別に狸寝入りをしているわけではないはずですけど、
合宿も終盤を迎えて、もこっちもストレスがたまってきているのかもしれませんね。
で、そんなもこっちを名探偵さんが薄目で見張っているというw
……ただ、これは次の後編を読めばわかるんですけど、
この風夏の目線には実は違った意味があったんですよね。
更新直後に読んだ時と大きく印象が変わったシーンでもありました。
もはや、「朝勉」という発想しか思いつかないもこっちの飼い慣らされようが怖いw
加藤さんのLINEのアイコンが自画像?になっているのが印象的ですね。
これは頬杖をついているところなんでしょうか。らしいというか怖いというかw
加藤塾www
でももちろん、そんな理由なわけがありませんよね。
ラウンジでの夏帆との会話を踏まえて、加藤さんなりに何か決心したことがあるはずです。
果たして、彼女は夏帆からのアドバイスをどう考えたのか。
その答えは、次の後編まで待たれることになります。
冒頭でも触れましたが、アプリ版ではなんかわかりづらいなという印象だったのですが、今回ブラウザ版で改めて読むと意外とすんなり頭に入ってきたというか、話の流れがわかりやすかったですね。
というのも、やっぱり左右ページに分かれている構成なのが大きいんですよ。
前のページと後のページが一緒に目に入ってくるとストーリーラインが見えやすくなるんですね。
導入部分が右ページにあってからのお風呂の流れ、その後のスカイビューラウンジが左ページで引き継ぎ、夏帆さんのアドバイスから切り替わってのゆりもこを経て、次のページで凪さんたちとの課題学習と、バトンを渡されるようにラストの「引き」まで読ませるんです。
前のエピソードや次の場面が視界に入ってくることで、話のステップを追いかけやすくなったような気がしましたね。
それとは別に、喪164からここまでの流れで「夏合宿編」の意図がなんとなく見えてきたようにも感じました。
このシリーズの根本は、やっぱり加藤さんともこっちの関係性に何らかの答えを出したいがためだったんじゃないでしょうか。
夏帆と風夏、そして美保の参加も、その話の延長線上にあるような気がしましたね。
一方、この合宿にはゆりちゃんの成長というテーマもありました。いまや、彼女もわたモテのヒロインの一人ですからね。
彼女もまた、もこっちとの関係性をワンランクアップする必要があったのかもしれません。
そういった意味で、凪さんの存在は大きいものがありました。
けっきょく「夏合宿編」って、加藤さんの話とゆりちゃんの話が並行して進んでいたんでしょうね。
前回でゆりちゃんの話に一段落がつき、そして、今回で加藤さんの話が大きく動き始めたことで、この合宿もそろそろ終わりを迎える時がきたのでしょう。
ただ今回の話だけをもって、「夏合宿編」全体を評価するわけにはいきません。
何しろ、前編後編という構成になっているわけですからね。
喪115「モテないし二年目の卒業式」と喪130「モテないし遠足が終わる」がそうであったように、単行本収録時にはきっと次の「後編」を含めて「喪175」と銘打つはずですから。
前と後ろを見渡さないと、全体が見えてこないものもあるんです。
長いようで短かった「夏合宿編」。
どんな結末を迎えるかは後編と合わせて見ていく必要がありそうです。
18巻はほぼ丸ごと、「夏合宿編」巻になりそうですね!
できれば喪164「モテないし夏休みから頑張る。」から読み返してみると、夏合宿編への流れが見えてくると思います。
今だからこそ、喪152「モテないし(・_・)と」を今一度読んでおくべきなのかも。
しかしなんですね。
アプリ版で読んだのが4月2日ですから、もう1か月以上経つわけですが、ここまで空くとなんか記憶がごっちゃになってしまいますね。アプリとブラウザで話の進行具合が違うので、頭に二つの世界線があるような感じなんですよ。
おまけに今は、「先読み」で次の次まで既に読んじゃっているじゃないですか。どこまで話が進んでいるのかよくわからなくなっちゃうんです。
なんかもう、途中で「あれ今、合宿何日目だっけ?」という感じになってしまいましたw
ただ、今はアプリ版で単行本未収録も含めて全話を読めますから便利ですよね。
これはもう合宿編を最初からおさらいしたほうがよさそうだということで、喪164から読み直してみました。(喪171「モテないし夏合宿」からじゃないのがミソ)
そうすると、なんとなく「夏合宿編」の全体像が見えてきました。
前回でだいたいのところはすでに終わっていたんですね。
要は今回から「まとめ」の段階に入ったわけです。
まったく、ちょっと間が空いただけでこんなことも忘れてしまうとは……
それとやっぱり、ブラウザ版で読むと多少受け止め方が変わりますね。
正直、アプリでの初読時ではごちゃごちゃした印象があったのですが、見開き形式だと前のページも一緒の視界に入ってくるおかげで、話の流れがわかりやすく見えてくるんです。
目の前の事に集中するのもいいですけど、時にはマクロな視点で物事を見るのも必要なのかもしれません。(いや、そんな大げさなことじゃないような気もするけどw)
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

割と久しぶりな感じもする「表紙」。
夏休みに入る前あたりまでは、毎回のように「表紙」があったのですが、ここ最近は3話に1回くらいのペースになってきているようです。
面白いことに、この流れは喪164から始まっているんですよね。つまり、「夏合宿」の話が出てから表紙がつくペースが明らかに変わってきているんです。
まあ、だからなんだと言われると答えようがないのですが(笑)、こういうところにも何か意味がありそうに感じてしまうのがわたモテの面白さのひとつだと思うんですよ。
またこういう、一見本編と関係のない「表紙」というのもここ最近の傾向ですよね。例えば、喪161、喪164なんかはその最たるものなのではないでしょうか。
思えばこれは、球技大会が終わった喪154から始まったような気がします。
そう、佐々木風夏さんが加藤さんの友達だということが判明し、成田美保さんが初登場したあの回です。
これはいったいどういう符合でしょう?単なる偶然かもしれませんが、ちょっと面白いですよね。
さて、今回の表紙ですけど、812号室にうっちーが遊びに来たという構図のようですね。
……いや、うっちーなんですよね?なんか猫耳みたいのをつけてるの。
みょ~な違和感があって、はっきり断言できないんですけどw
この違和感はどこから来るのかと考えていたんですが、これ「眉」がないんですね。どうりでw一瞬、こういうお面を付けているのかと思ったわw
ひょっとして剃っているんでしょうかね。ただでさえ、簡素(シンプル)なのに、これ以上さっぱりしてどうすんだw
(でも、喪152のこの場面を見る限り、細いながらも眉はありそうなんだよなあ…)
まあなんにせよ、4人仲良さそうで何よりですね。
どんな話をしているのかわかりませんが、おしゃれグッズについて宮崎さんとかよがあれがいいこれがいいみたいな話をしていて、それに対してうっちーと凪さんが口を出しているという感じでしょうか。
うっちーの右手の仕草がなんか気になります。「このくらいじゃない?」みたいなことを言ってるんでしょうかね?w
というわけで、今回は「モテないし夏合宿が終わる 前編」。
正直、ちょっと早すぎる感はありましたよね。
当初は、「遠足編」をも越える長期シリーズになるんじゃないかと予想していたくらいでしたしw
ただ全体の流れを見てみると、次の後編と合わせて終わるのがまとまりとしてはいいのかなという気になりました。
キャラはけっこう大勢いましたけど、「夏合宿編」の本来の目的って実はけっこうシンプルだったのかもしれません。

実力テストの結果、総勢8人という大所帯(?)になった私立Bクラス。
なんだか一気ににぎやかな雰囲気になりましたね。まさにゾロゾロという感じw
彼女たちの服装からして、喪174のラストからほぼ間髪を入れずに話は進んでいるようです。
かよと宮崎さん、凪さんとうっちーという組み合わせに目が行きますね。うっちーの目線からすると、前の二人の会話に後ろの二人が乗っかってるという感じでしょうか。表紙の流れからそのまま話が続いているかのようです。
その辺、「2人と2人」ではなくって「4人」というつながりを感じさせますよね。4人でお揃いのバッグを提げているのが、またいかにも雌猫グループらしくて微笑ましく思えます。
修学旅行あたりの時はこういうところに上辺だけの関係を感じたものですが、なんだかおかしなものですね。
ゆりちゃんともこっちの二人は、もはや大学生同士といった感がありますw
なんかこういう教材本?ノート?を胸に抱えて歩くのって、すごく女子大生っぽいなと思ってしまうんですよね。
美保さんはどこまでも自然体というか、どんな状況でもそれを楽しんじゃおうという感じがうかがえますね。
加藤さんもそんな美保さんの姿勢をよく理解して受け入れているようです。
さて、こんなにゾロゾロ引き連れて、みんないったいどこに行くんだろうと思いきや……

うっちーの笑顔がw
前回のこの笑顔もよかったですけど、今回のはそれ以上ですね。
やっぱり、彼女には「スマイルマーク」が似合います。
それはそうと、「きたか…!」の件はちゃんと生きてきたんですねw
結果的に、もこっちのBクラス昇級お祝いみたいな感じになったのかもw
凪さんとゆりちゃんが普通に会話していることに、なんだかうれしくなってしまいます。

うっちーとゆりちゃんの目線がwww
もこっち、めっちゃ注目されているんだがw
美保さんだけがマッパなのが、見ていてきもちいいですね。
テレビの収録じゃあるまいし、同性同士で何を隠すことがあるんだかw(まあ、もこっちには隠す理由があるわけですがw)
でも、こうしてみると、美保さんって意外とスレンダーな体型なんですね。チアをやっていたりするし、ひょっとすると筋肉質だったりするのかな?

WWWWW私の下半身ア●ギのままwww
こいつ、本当にア●ギが好きだなwww
ていうか、忘れてたのかよwww
そもそも変な奴だと思われるって今さらですよねw
実際、下の毛だけ染めてんだしw
他校生にイキろうとしていた人間が何言ってんだといった感じですよw
ただ、これはネタバレなし感想でも触れましたが、このネタが喪174より前だったらここまで笑えなかったかもしれません。
お風呂で発覚というのは喪170の段階ですでにファンの間で予想されていましたし、誰もが思いつくパターンということでもありますから。前回でまさかのトイレバレがあったからこそ、この流れが活きるんですね。
そう考えると、初日に加藤さんがもこっちの部屋に尋ねて温泉行きを阻止(?)したのは、そういう計算があったのかなあという気もします。
でも今思うと、「ア●ギ」ネタって、喪164のこのシーンからちゃんと伏線が張られていたんですね。
もしかすると夏合宿編は、最初からこの「下の毛」ネタをやりたいがために用意されたものだったりしてw

今だ!!じゃねーよwww
こいつも、小宮山さんのことを悪く言えないなw
すべてがマナー違反そのものじゃねーかw
そもそも、この「すーーー」ってなんでしょうね?w
逆に注目浴びるだろ、こんなのw
美保さんの「見ていて飽きないわこの子w」みたいな笑顔が面白いw

で、すでにバレてるというWWWWW
クソが!!じゃねーってwそりゃ、あれだけ目立った行動すりゃこうなるでしょw
ていうか、あの位置からみんなに見えてるって、すごくありません?
よほど、ぼーぼーなのかなんなのかw
ゆりちゃんの必殺「え?なんで?」が炸裂ですねw小さく“バカなの?”がいい感じで利いていますw
うっちーのマジ顔というか、本当に衝撃を受けてるっぽいところがまたw

そりゃ、うけるわwww
イメチェンでアレの毛だけを銀に染めるとかわけわかんないしw
美保ちゃんアイコンが二つもあるのが、また妙におかしいですねw
このフキダシだけみると、双子の姉妹みたいw
かよの「そうかな?」はちょっと意味深ですね。
凪さんは最近のうっちーとか黒木さんを、「自由に行動してる」ようで楽しそうと見ていましたが、彼女はまた、ちょっと違った見方をしているのかもしれません。
「うっちーの顔 引いてるのか?おどろいてるのか?」は、かよか宮崎さんか、どちらのセリフか一瞬わからなかったんですけど、この会話の流れと「~のか?」という言い回しからすると、かよの言葉なんでしょうか。
宮崎さんはむしろ心配そうな顔をしてるしw
まあなんにせよ、私もうっちーの表情がどちらの意味なのかは計りかねますw

WWWWWWWなんでドヤ顔wwwww
ていうか、「その情報」だの「判明してる」だの、相変わらず覆面探偵のつもりなのかwww
そもそも遅いなって、誰に対してマウント取ってんだよw
推理合戦でもしてるつもりかw誰もがみんな「毛」の問題を追っかけてると思ってんじゃねーw
先手(?)を取った余裕なのか、オヤジみたいなくつろぎ方をしてるしw
というわけで、今回の一番笑ったシーンは当然のことながらここになります!
合宿が始まった当初はうっちーが2回連続で取りましたけど、ここにきて風夏が2連続獲得ということで、わたモテギャグクイーンの座を巡っての争いも熾烈さを増してますね。いったいどちらがその栄冠に輝くのか、最後まで目が離せません!(すみません、我ながらよくわからないテンションになっています)
その情報を最初から知ってるゆうちゃんがただ汗を飛ばすばかりなのが、風夏の道化師ぶりを際立てる感じでまた笑えますねw

ここでなぜか、こみさん参入www
さも当たり前かのように言ってるけど、そんな痛みを知ってるのはたぶんお前ともこっちだけだと思うぞw
ていうか、彼女たちも一緒だったのかw
伊藤さんが髪をまとめているところにも目がいきますね。
髪を濡らしたくないタイプなんでしょうか。

中学からwww下の毛をwww紫にwwwww
確かにこれは黒木以上かもwww
さすがにこれは、伊藤さんも「なんで?」と聞きますよねw

動物(ゴリラ)的直感で危険を回避WWWWW
いや~風夏さん、さすがだわw
ていうか、そもそも探る必要なんか最初からないような気もするけどw
なんで危険人物を調査するのがお前の仕事みたいな感じになってんだよw
でも、「キック・●ス」で影響受けて…というところは、いかにも中二っぽい感じで中学時代の小宮山さんらしいですよね。やっぱ、こういうところがもこっちとよく似てるw
伊藤さんの容赦ない「なんで」攻撃もいい味だしてますw

あ、加藤さんたちもいたのねw
もはや全員集合状態w
ていうか、加藤さん、そこばらしていいの?w
まあ、下の毛がバレたんだから今さらかw
でも、この美保さんの疑問は当然ですよね。
そんな発想、もこっちとこみさんくらいしか頭に浮かばないしw

お姉さんだけにこっそり教えてとばかり、ピトッと身をくっつけてくる美保さんにドギマギしながら耳打ち話をするもこっちですが、これ半分くらい、美保さんわかってやってるんでしょうね。
わかってて、お姉さんとショタもの(?)シチュエーションを楽しんでいるのでしょう。
ツッコむときだけ、なぜか関西弁になるのはお約束ですねw
そんな二人を、どこかさみしそうに見つめている加藤さん。
そして、そんな加藤さんの様子に気付いている夏帆さん。
こんなちょっとしたところに、次への布石が打たれているんですね。

WWWWWそりゃそうだwww
ていうか、いまだにそのままにしていた意味がわからないw
てっきり、あの時ゆうちゃんに頼んで脱毛したのだとばかりw
まあ、もこっちの羞恥観はときどき一般常識とはかけ離れていたりするからなあ…
パイ●ンになるのは、銀のままよりももっと恥ずかしいことだったんでしょうw

私も脱毛してるよという美保さんの下半身をガン見するもこっちw
なんだ、この主人公w
ほぼエロコメじゃねーか、こんなのw

WWWWWまあ、ここで「へへへ」笑いが出るのがもこっちなんですけどねw
しかし、美保さんの“ピュー”にしては随分お湯の量がハンパないようですが……

こっちだったwwwww
右手から波動を出したみたいなポーズがなんか笑えるw
ていうか、今までの一部始終を見ていたのねw
ゆりちゃんの「バカだな…」みたいな視線に、もはや倦怠期に入ったカップル感がありますw

WWWお前がいうかwwwww
この場合に入る一文字はもちろん「レ」なんでしょうねw「ク」じゃなくw
つーか、もこっちの場合、そっちというより、「両刀使い」という気がしますけどね。今は「バイ」というのかな。
まあ、人類愛に溢れていていいんじゃないでしょうかw
どっちにせよ気にしないふうの美保さんは見ていて気持ちがいいですね。
実際、彼女はそういうことで偏見を持ったりしないんだと思います。
心の中で「クソ絵文字」と毒づくもこっちもいいですねw
もはや完全に喧嘩するほど仲がいい状態になりつつあります。

場面は変わって、夜のスカイビューラウンジ。
牛乳片手に窓の夜景を眺めるゆりもこですが、それほど会話が弾まないのにお互い気が置けない感じですよね。(お風呂上りに牛乳という発想がもこっちっぽいw)
そんな二人をなんとも言えない表情で見つめる加藤さん。
マッサージチェアーに座っている様は、なんとなく召使いの様子を監視している女王様然してる感がありますw
もっとも隣には夏帆さんがいて、こちらはこちらでお互いのクラスの様子なんかを語り合っていたりしているようですが…

WWWWWこみさんwww顔芸はやめろってwww
ホント、「ととのう」のが好きなんだなw
つーか、またわかりやすいTシャツを着てるしw
伊藤さんが「バッテン」つけずに髪を下ろしている姿がまた新鮮ですね。
それでも隣の彼女を注視することは決して怠らないようでw

今回の個人的ベストもこっち。
もじもじしてる様が、母親に対して何かお願い事を言おうか言うまいかしている子どもにしか見えんw「あの、お母さん、今日も勉強しなくちゃ、ダメ?」みたいなw

やべ、かわいいw 「ぱぁ」ってwww
こういう、口出さなくても顔にすぐ出る感じって、子どもだとすっごくかわいく見えますよねw もっとも、これがいい大人だとすっげームカつくけどw
しかし、本人には自覚ないんでしょうけど、加藤さんの「ママ」っぷりは傍から見ても露骨なくらいですね。
「自由時間にしよっか」って、完全に小学生相手の家庭教師の物言いですよw
そんな加藤さんの振る舞いに、夏帆さんも何やら思うことがありそうですよね。

先にラウンジを出ていくもこっちとゆりちゃんを羨ましそうに見届けてから、夏帆に自分たちの時はどうだったっけと聞く加藤さんですが……って、それどころじゃない!
大変だwwwwwこみさんが幽体離脱してるぞwwwww
隣の伊藤さんしか気づいていないというか、彼女にしか見えていない感じがむちゃくちゃ面白いですねw いつもとは違った「集中線」を出してますけど、いったいどんな声をあげてるんでしょうwww

まるで目の前にその光景が浮かんでいるかのような、それでいて、どこか遠くを見つめているような、なんとも言えない表情をしていますね。
ここはぜひ、前回の特別編のあのシーンやあの表情を見返しながら噛みしめたいシーンです。
もちろん、今回の個人的ベストシーンはここしかありませんね。

本人は自覚がなかったんですね。
だからこそ、よけいに難しいのかもしれません。
彼女が感じている「壁」は、彼女自身の無意識下にあるということなのですから。
それにしても、夏帆さんは大人ですね。
多くは語らず、さらっと本質だけを言い当てるとは。

WWWWW夏帆さん、最強かwwwww
早くも小宮山さんの扱い方をマスターしてるじゃねーかwww
これには、伊藤さんも一目置かざるを得ないwww
ていうか、この夏帆さんはなんか「肝っ玉化あさん」みたいな貫禄がありますよねw
叩くだけでブラウン管テレビを直したりする昭和のお母さんっぽいw
今回の「夏合宿編」の裏テーマとして、凪さん、美保さん、そして夏帆さんの3人による強者覇権争いがあったりしてw

シーンは再び変わって、部屋に戻る途中のゆりちゃんともこっち。
どうやら、談話室(?)みたいなところで課題をやっていた凪さんたちに誘われたようです。
うっちーの反応に、かよと宮崎さんが目を向けているのがちょっと気になりますね。
特にかよは、「またか…」みたいなあきれ顔を浮かべているように見えます。

ちらw
なんか凪さんとゆりちゃんの間に、もこっちがお邪魔するみたいな流れになってますねw
合宿前ならむしろ立場は逆だったろうにw
本当だったら球技大会でのアレがあるだけに、もこっち的にはこの中に入るのはまだちょっと抵抗があるような気もするんですけどw

なんかこの6人が揃うって、不思議な感じがしますね。
合宿前では考えられないことです。
この座順も興味深いですね。
よく見ると初日の「私大B」の組み合わせに、もこっちが加わる形になっています。
宮崎さんとうっちー、かよと凪さんという並びがいつもの位置関係だったりするのかもしれません。

あ、やっぱり、3人をうっちーが誘った形だったんですね。
うっちーが珍しくキョトンとした表情を浮かべているのが印象的です。
特にみんなのことを思って誘ったわけじゃないけど、それでもよかったねと言われるのは悪い気はしないといったところでしょうか。
そんなうっちーを、もこっちが意外な一面があるんだなとでもいいそうな顔をしてるのが地味におかしいw
別にそんなんじゃないんだけどねw

ここの会話って、凪さんとかよが交わしてる感じになってるんですよね。
まあ凪さん的には、かよを通してみんなに言ってる形なんでしょうけど、当のかよはちょっとドライな反応なのが興味深いところでもあります。
お風呂での「そうかな?」もありますし、ここは何らかの伏線として今後生きてくる可能性もありそうですね。

ここで突然、なぜか客観的な数字データを口にしだすうっちーw
さすがの凪さんもこれは予想外の反応のようで、「ん?」みたいな顔になってますねw
一方、宮崎さんは、とにかくうっちーの話の続きを聞こうといった表情です。

…正直、ここは胸を打たれましたね。
まさか、うっちーがこの場でこんな思いを打ち明けるとは思いませんでしたし、「10人全員」なんて言葉を口にするとは思いもしなかったからです。
10人。
そう、この場にいるのは6人ですから、あと4人のことも彼女はカウントしているんですね。
つまり、加藤さん、風夏、美保、そしてゆうちゃん(!)をも入れているんです。
そして、その全員が一緒に合格したらいいよねと遠まわしに言っているんですよ。
そう考えると、なんだかうれしくて泣きそうになりますね。
この左側から見た構図は、たぶん宮崎さんの視点なのでしょう。
彼女がこのうっちーの横顔をどんな気持ちで見つめていたかと思うと、なんだか無性に胸が熱くなります。
最終的には夏帆さんに軍配はあがりましたが、本当はここも個人的ベストシーンに上げたかったですね。

もこっちwwwww顔に似合わずってwwwww
まあ、言わんとしてることはなんとなくわかるけれどもw
顔がシンプルなだけに、細かい数字とか気にしなそうだもんなw
でも、宮崎さんには、ちゃんとうっちーの思いが伝わっているようですね。
彼女にとっても、この合宿を通して他の人たちとも仲良くなれたのがうれしかったのでしょう。

WWWWWこの、突然の切り返しwwwww
さすが、うっちーですねw
でも、ひょっとしたら、柄にもないことを言ってしまったということで、ちょっと照れているのかもしれませんねw
うっちーファンとしてはそんな妄想をしてしまいますw
もこっちの返しがもはや悪友のそれw
小宮山さんに対して言うような態度ですよねw

あの女www
なんか、めんどくさい女の典型的なセリフw
「おま…」と言いかけて、あわてて「内さん」と言い直すもこっちがまた最高ですねw
「もういいだろ!!」とか叫んでおいて、今さら内さんもないだろうにw

凪さんwww
普通、そこはうっちーをなだめながら「ここは私にめんじて抑えてね?」というところじゃないのかw
あと、うっちーはいつまで、
><
こんな目をしてるつもりなんだwずっと目をつぶったまんまかw
もはや、不等号記号にしか見えんw
でも、ここのもう一つのポイントは、そんなワイワイやっている彼女たちを冷めた目で見ているかよですよね。いったい彼女は心の内にどんな思いを秘めているのでしょう。
まあ、「女6人いるのに下の毛の話って」とぼやきたい気持ちはわかるけれどもw

というわけで、就寝タイム。
相変わらずもこっちは、寝てる姿勢だけは行儀がいいようです。
ただ今回に限って、なぜか腕を組んで寝ているんですよね。
そこがちょっと気になりました。
喪174での風夏や特別編の加藤さんなど、このポーズは何か考え事があることを示唆している場合がありますから。
まあ別に狸寝入りをしているわけではないはずですけど、
合宿も終盤を迎えて、もこっちもストレスがたまってきているのかもしれませんね。
で、そんなもこっちを名探偵さんが薄目で見張っているというw
……ただ、これは次の後編を読めばわかるんですけど、
この風夏の目線には実は違った意味があったんですよね。
更新直後に読んだ時と大きく印象が変わったシーンでもありました。

もはや、「朝勉」という発想しか思いつかないもこっちの飼い慣らされようが怖いw
加藤さんのLINEのアイコンが自画像?になっているのが印象的ですね。
これは頬杖をついているところなんでしょうか。らしいというか怖いというかw

加藤塾www
でももちろん、そんな理由なわけがありませんよね。
ラウンジでの夏帆との会話を踏まえて、加藤さんなりに何か決心したことがあるはずです。
果たして、彼女は夏帆からのアドバイスをどう考えたのか。
その答えは、次の後編まで待たれることになります。
冒頭でも触れましたが、アプリ版ではなんかわかりづらいなという印象だったのですが、今回ブラウザ版で改めて読むと意外とすんなり頭に入ってきたというか、話の流れがわかりやすかったですね。
というのも、やっぱり左右ページに分かれている構成なのが大きいんですよ。
前のページと後のページが一緒に目に入ってくるとストーリーラインが見えやすくなるんですね。
導入部分が右ページにあってからのお風呂の流れ、その後のスカイビューラウンジが左ページで引き継ぎ、夏帆さんのアドバイスから切り替わってのゆりもこを経て、次のページで凪さんたちとの課題学習と、バトンを渡されるようにラストの「引き」まで読ませるんです。
前のエピソードや次の場面が視界に入ってくることで、話のステップを追いかけやすくなったような気がしましたね。
それとは別に、喪164からここまでの流れで「夏合宿編」の意図がなんとなく見えてきたようにも感じました。
このシリーズの根本は、やっぱり加藤さんともこっちの関係性に何らかの答えを出したいがためだったんじゃないでしょうか。
夏帆と風夏、そして美保の参加も、その話の延長線上にあるような気がしましたね。
一方、この合宿にはゆりちゃんの成長というテーマもありました。いまや、彼女もわたモテのヒロインの一人ですからね。
彼女もまた、もこっちとの関係性をワンランクアップする必要があったのかもしれません。
そういった意味で、凪さんの存在は大きいものがありました。
けっきょく「夏合宿編」って、加藤さんの話とゆりちゃんの話が並行して進んでいたんでしょうね。
前回でゆりちゃんの話に一段落がつき、そして、今回で加藤さんの話が大きく動き始めたことで、この合宿もそろそろ終わりを迎える時がきたのでしょう。
ただ今回の話だけをもって、「夏合宿編」全体を評価するわけにはいきません。
何しろ、前編後編という構成になっているわけですからね。
喪115「モテないし二年目の卒業式」と喪130「モテないし遠足が終わる」がそうであったように、単行本収録時にはきっと次の「後編」を含めて「喪175」と銘打つはずですから。
前と後ろを見渡さないと、全体が見えてこないものもあるんです。
長いようで短かった「夏合宿編」。
どんな結末を迎えるかは後編と合わせて見ていく必要がありそうです。
18巻はほぼ丸ごと、「夏合宿編」巻になりそうですね!
できれば喪164「モテないし夏休みから頑張る。」から読み返してみると、夏合宿編への流れが見えてくると思います。
今だからこそ、喪152「モテないし(・_・)と」を今一度読んでおくべきなのかも。
- 関連記事
-
- 【わたモテ温故知新】私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪005~彼女がまだ、それに気づいていなかった頃~
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪175 前編~前と後ろを見渡してこそ、見えてくるもの~
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪176簡易感想~基本ネタバレなし~
スポンサーサイト
tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!