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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪176簡易感想~基本ネタバレなし~

※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。

5月7日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪176、ブラウザ版で喪175 前編に更新されました。
今回は喪176についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。

なんか更新日の扱いがまたややこしくなってきましたね。
この上、さらに“先読み”システムが関わってくるとなると、もうわけがわからないw
もはや定番になりつつありますが、これは再度更新日の整理をやっておいたほうが良さそうですね。

まずアプリでは、次の更新が「6月4日」になっているんですよね。
にもかかわらず、ブラウザでは次回更新が「5月21日」になっているんです。
この時点でもう何が何やらといった感じなのですが、そもそも今回アプリのトップで告知バナーもないのがちょっと解せないんですよね。今回の正規の更新はあくまで「喪175」だからという考えなのでしょうか?

まあそれはともかく、それらを踏まえてまとめてみると以下のようなスケジュールになります。(アプリ版は“先読み”を実質「更新」扱い)

5月7日 アプリ版;喪176更新 ブラウザ版:喪175(前編)
5月21日 ブラウザ版:喪175(後編)
6月4日 アプリ版;喪177更新
6月18日 アプリ版;喪178更新 ブラウザ版:喪176更新


5/21はブラウザ版のみでの更新ということで、これはアプリとのタイムラグをひとつ縮める策なのかなと思いきや、
6/4はアプリ版のみでの更新になりそうなんですよねえ……(ブラウザ版の掲載期間が6/17までになっていたことからの推測)


ただ、こうなると、6月18日もわかりませんね。もしかすると、ブラウザ版のみの更新になるかもしれませんし。今後はアプリとブラウザを交互に更新していく可能性もありそうです。
(※追記 谷川さんのツイッターを確認したところ、どうやら「単行本作業とか描き下ろし」のための次回お休みということのようです。前向きな理由で安心しましたw)

というわけで、以下より喪176のネタバレなし感想を綴っていきますが、いつものようにある程度はどんな内容なのか推測できそうな部分もありますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は、正規の感想までまでお待ちください。

なお今回から、大雑把な「簡易ネタバレ感想」をTwitterの方でつぶやいていたりします↓
https://mobile.twitter.com/horobijiji/status/1258242950774919168
https://mobile.twitter.com/horobijiji/status/1258243078416003074

その他、記事の更新予定やブログで書くまでもない戯言をぼそっとつぶやいていたりもするので、よかったらフォローしてくださいね。



それでは、さっそくいってみましょう!


しかしまあ、今回は本当に意表を突かれました。もう何度も使っている言葉なんであまり言いたくないんですけど、他に言葉が見つかりません。

ていうか、前回のネタバレなし感想でも言ったように、絶対「夏合宿編」はまだ続くものだと思って疑わなかったんですよ。日程的にもまだ4日目なはずでしたし、てっきり最終日の帰路の着く過程を描くものとばかり……
まったく、何が

たぶん「夏合宿」はまだ続きますよ。
「遠足編」も帰るまでが遠足でしたしw


だよw我ながら恥ずかしくなるわw

ここまで書いたらもうお分かりでしょうから言ってしまいますが、「夏合宿編」は前回できっぱり終わりました。
かといって、一部で予想されていた「ネモと社会勉強編」でもないんですねえ。
でも仮に、その間を埋める「箸休め」が来るとわかっていたとしても、さすがに今回のような話は誰も想像できなかったと思いますね。本当にこれは予想外で、必ずやびっくりするはずです。

ただ、こういう「肩透かし」は本当に久々な感じがして、そこはすごく懐かしさを覚えましたね。

そう、「懐かしさ」。
今回の感想を一言で言うなら、まさにこの言葉に尽きるでしょう。
導入部分から始まって、途中のもこっちの思考や行動パターンにいたるまで、話の構造自体が1巻から6巻あたりまでのわたモテを彷彿とさせるものになっていました。

そして、そんなかつてのわたモテを懐かしむ構成になっているにもかかわらず、最後の1ページで「今のもこっち」ならばの“オチ”が待っているんです。そこになんとも言えない切ない思いにさせられるんですよ。
いわば「懐かしさ」を感じさせることが、結果的に今のわたモテが進む道を浮き上がらせているわけです。
そこがなんとも皮肉というか、ある種のメタ構造にもなっている気がして面白かったですね。

今回のこれは読んでおくといいかも過去回は、いくつか挙げられます。

まずは、
喪52「モテないし作曲する」(コミックス6巻所収)

ですね。これはおそらく誰もが連想したでしょうがw
(このくらいのネタバレはもはや不可避なのでご勘弁を)

それと、
喪85「モテないしポンポンする」(コミックス9巻所収)
喪90「モテないし将来について考える」(コミックス10巻所収)

この二つも欠かせないかな。特に喪85は、その「箸休め」的なニュアンスも含めて比べてみると面白いかも。

あとは
喪166「モテないしまた応援に行く」(コミックス17巻所収)

も今一度見直してみるのもいいと思います。一年前と同じイベントを扱いながらその着地点が異なる意味など、参考になる部分もあるんじゃないでしょうか。

そうそう、忘れてはいけないのが、
喪147「モテないし一人(ぼっち)で寄り道」(コミックス15巻所収)

ですね。この回はもう、ことあるごとに言及しているような気がしますw
それだけ、かつてのわたモテと今のわたモテを考える上でうってつけの話なんでしょうね。

イメソンは
Play The Game Queen
ですね。いつものように「ゲーム」という単語だけからの連想ですけどw

(珍しくOffiialが見つかったので貼っておきます)
 
曲はもちろん最高ですけど、バックの炎やチープな逆回しのなんともダサい感じがいかにも80年代っぽくってクセになりますw

今回は「オチ」が意外と言えば意外だったんですけど、すごく腑に落ちたというか納得の終わり方で、そこが印象的でした。
笑いで落としているとはまた違うんですけど、かといって最近よくあるしんみり系かと言えばそうでもないんですよね。なんとも言えない不思議な後味が残る締めなんです。

まあ基本的には、次の話への架け橋となる“息抜き”回だったとは思います。
ただ、「何も考えてなさそうで実は影でいろいろ仕込んでいる」回でもあったような気がするんですよね。
ていうか間違いなく、今回の話は後々大きな意味を持ってくるでしょう。

いろいろ深読みをしたくなるというか、くせになる回でしたね。

というわけで、今回はこの辺で。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ、6月21日(日)の予定になるのかな?)


※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)


18巻は特装版も発売!谷川さんが言っていた「描き下ろし」はこれのことかな?



17巻もけっこう初期のわたモテを彷彿とさせる話があるんですよね。



喪52と読み比べてみると、いろんな意味で切なくなりますw



あまり大きな声では言えませんが、喪85って実はすっごく好きな話なんですよねえ…



喪147は毎回手元に置いておきたいくらいかもw
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tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

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comment

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No title

毎度読ませていただいております、かわずやです

次回は6/4でショックがでかかったですが、これでWEB版との差が縮まるのかと思ったらそうじゃないのもまたショックでした
6/18のアプリは休みということはさすがにないと思いたいですが、単行本作業のための休みみたいですし、今回は特装版ですし期待したいです

で今回の内容なんですが、単行本未収録の分を数えてみるとどうやら喪175後編が18巻の一番最後の話になるみたいなので、19巻冒頭の喪176は合宿じゃない回と違うかと予想はしていました、
でもここのところ球技大会や謹慎やコミさん来襲w回とかまたいでいたので、絶対というわけじゃないのですが

で内容はネタバレ解禁になったら詳しく書こうと思いますが、なかなかさっぱりしていいと簡単に書いておきます、評判悪い声もありますが結構好きですね、じじいさん同様に作曲した回を思い浮かびました

日曜深夜の喪175前編の感想をまた楽しみにしています

No title

更新お疲れさまです。
私も拍子抜けというか意表を突かれましたねw
うっちーにまんまと騙されましたw(なんでやうっちー悪くないやろ!)アレは引きじゃなくてオチだったのか…
まぁ確かにまったく予想外のキャラに話が飛んでびっくりはしましたが、その子の意外な人間味とガチな覚悟が見られてよかったです。
もこっちも昔なら彼女らを「男に媚びるビッチ」扱いして、やり遂げたいことへの努力であり手段なんだという
ことには気づかないでいたでしょうね。
唐突ですがわたモテで時事ネタ
https://mobile.twitter.com/hoshidaryuji/status/1257665217959321600
紹介するタイミングが見当たらないのでここでw
それでは、わたモテイメソンです。
「未完成なままで」Official髭男dism
http://j-lyric.net/artist/a059eab/l03ccbd.html
https://youtu.be/DK7q3Y8EiKM
吉田さん。初のEP作品「What's Going On?」収録曲。タイアップ先の秘密結社鷹の爪とコラボした初回限定「秘密結社 鷹の爪」盤と通常盤の2形態で発売された。
「夢想歌」Suara
http://j-lyric.net/artist/a04d2ec/l00b439.html
https://youtu.be/IN_piaYxcWI
二木さん。一作目のシングル。テレビアニメ「うたわれるもの」OP
おまけ
「夢想歌2016」Suara
https://youtu.be/XhCHnKstETA
テレビアニメ「うたわれるもの 偽りの仮面 & 二人の白皇」挿入歌
「ビー玉」 大塚愛
http://j-lyric.net/artist/a00061d/l004409.html
https://youtu.be/C--EMr95Zqg
ネモ。ライオン「植物物語 ハーブブレンド」CMソング。行者還トンネルテーマソングでもある。
間奏の語り部分は逆再生することで意味不明な歌詞が日本語として聞き取ることができる。

No title

その2
「Round ZERO ~BLADE BRAVE~」相川七瀬
http://j-lyric.net/artist/a00509e/l0024cf.html
https://youtu.be/_ovilFvQ8_Y
もこっち。25枚目のシングル。
テレビ朝日系『仮面ライダー剣』前期(1 - 30話)主題歌。
おまけ
仮面ライダーブレイドop ライブ - ニコニコ動画 -
https://www.nicovideo.jp/watch/sm31721280
仮面ライダーシリーズ45周年記念ライブ(2017)
「夢追い虫」スピッツ
http://j-lyric.net/artist/a000603/l001350.html
https://youtu.be/KrCsRH9I5qQ
ゆりもこ。24枚目のシングル。東宝洋画系映画及びCX系ドラマ『プラトニック・セッ●ス』の主題歌。曲の最後に流れる声は、Aメロを逆再生したもの。
ライヴDVD『ジャンボリー・デラックス LIVE CHRONICLE 1991-2000』収録のライブ映像のノンテロップ版を採用したプロモーションビデオでは、その最後のAメロの逆再生の部分はカットされ、ライブ音声に切り替わる。

【ネタバレあり】(多分)

コメント返信その1

コメントありがとうございます。
まとめての返信にて失礼いたします。


>かわずやさん
そうなんですよね。私もweb版とタイムラグを1話分にするための措置なのかなと思っていただけに少し残念です。

> 6/18のアプリは休みということはさすがにないと思いたいですが、
ただ個人的には、アプリとブラウザの更新がずれる方がありがたい気持ちもちょっとあるんですよね。正直、ネタバレなしと正規感想を同じ週にあげるのは結構きついんでw
でもまあ、それだけ18巻をよりいいものにしようということなんでしょうし、今から楽しみですね。

> 単行本未収録の分を数えてみるとどうやら喪175後編が18巻の一番最後の話になるみたいなので、
ああ、それも一つ気になっていたんですよね。17巻の感想でも書きましたが、ここ最近の単行本ではシリーズが「またがる」ことが続いていて、それが次の18巻でも継続するかどうかが大きな注目点かなという気がしていたんです。でも、どうやら今回はきっちり収まりそうですね。
ここで一旦流れが変わるという見方も出来そうです。そういう意味でも今後の展開に注目ですね。

> 評判悪い声もありますが結構好きですね、
ええ、評判悪いんですか?ちょっと信じられないんですけど。
うーん、こういう「箸休め」回は人を選ぶんでしょうかね。でも、夏合宿編が賑やかだったからこそ、ここでバランスを取ったと思うんですよね。バランスはわたモテの命ですから!そこはちゃんと読み取って欲しいなあ。ていうか、作曲回も面白いですよね。

喪175前編の感想も今構想中です。お楽しみに!


>ひろさん

うっちーってw
そうか、ひろさんはあれからまだ話が続くと思っていたんですね。まああれは、後々の伏線になっていくんでしょう!

今回のあの子にはびっくりさせられましたね。なんか、どんどん人間らしくなってきて、それが逆にちょっと寂しくもあるかもw
でも、おっしゃる通り、最後のもこっちの「気付き」は、以前の彼女では思い馳せることはできなかったでしょう。その辺も含めて、今のわたモテを改めて発見させてくれる回だったと思います。

> 唐突ですがわたモテで時事ネタ
なるほど、時事ネタってそういうことねw
それにしても色の使い方がうまいなあ。

イメソン、いつもありがとうございます。

> 「未完成なままで」Official髭男dism
昨年、もっともブレイクしたバンドですね。
Pretenderがあまりに素晴らしくてすごいのが出てきたなと思っていたのですが、これまた王道中の王道ですね。
初期の頃からすでに「完成」されてんじゃん!と突っ込みたくなるくらいですよw
歌詞は確かに未だ将来を決めかねている吉田さんに通じるものがありますね。

> 「夢想歌」Suara
ああ、二木さんというのはわかるなあ。音ゲーとか得意そうですし、この曲で華麗に舞って欲しいですねw
アニメは知らなかったんですけど、ちょっと調べたらなかなか面白そうですね。(実はケモナーな面もあったりするw)

> 「夢想歌2016」Suara
ちょっとテンポを落としたバージョンなんですね。個人的にはこっちの方が好みかも。

> 「ビー玉」 大塚愛
彼女のMVって、どれも面白いですね。
かわいいおばーちゃんになっても、というところがネモっぽいかも。
ていうか、最後に出てくるおばあちゃんは未来の大塚愛ということなんだろうか…

> 「Round ZERO ~BLADE BRAVE~」相川七瀬
なるほど、カードゲームをやっている時のもこっちのテーマにぴったりかもしれませんねw

> 仮面ライダーブレイドop ライブ - ニコニコ動画 -
おお、かっこいい。ライブで映える曲ですね。歌声の響き方がすごいわ…

> 「夢追い虫」スピッツ
逆再生の話は知りませんでした。大塚愛といい、けっこうそういうのってあるんですね。
「命短き ちっぽけな虫です うれしくて 悲しくて 君と踊る」という箇所が特に好き。
歌詞を改めてみると、確かにゆりもこっぽい気もしますね。
「エロに迷い込んでゆく」のところなんか特にw


>下阪神がかりさん

> この四季になると冒険がしたくなるのかな?
www相変わらず、うまいコメをしやがってw
でもまあ、学生の夏休みってそういうものですよね。

> まあゲーマーだし。
これは懐かしいw
当時も不思議だったけど、これどうやって体を支えているんだろう…

元ネタって二つあったのね…

>(実はケモナーな面もあったりするw)

God Blessed Video

No title

更新お疲れ様です。

私も一言でいえば肩透かしでしたw
もこっちの成長を感じることはできましたけど、次回からの?ネモクロ編が大作になると期待しておきますw

コメント返信その2

コメントありがとうございます。
再びまとめての返信にて失礼いたします。


>下阪神がかりさん

> 猪
え、何これ、むちゃくちゃ面白そう。
これだけだと何が何やらよくわからないけどw

> 鹿
うーん、「3」まではギリギリ守備範囲かな…
(真のケモナーには怒られそうだが…)

> 蝶
途中まで「ケモナー」じゃないじゃん…と思ってしまった。
ていうか、オチがあまりに予想外すぎて笑うw

>(信じてもらえないでしょうけど百合厨ではありません)
だから百合好きじゃないって言ってるのに……まあこれは保存しておくけどさ…


>じみぃべいつさん

すてきなMVをご紹介いただきありがとうございます!
初めて見ましたけど、なんかいろいろすごいw
この頃は映像に凝った作品が多かったですね。


>AEGさん

いや~どうなんでしょうね。もう一話くらい「肩透かし」を挟んでくる可能性もあるような気もしますがw
ただ、予定されている日程がちょっと不思議なんですよね。
それからすると、確かに大作になるのかもしれません。
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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