私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!特別編(810、813)~もっとも「夏合宿」していた「特別編」~
4月16日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で特別編に更新されました。
あれ、また特別編?……といった声も聞こえてきそうですが、今回の「特別編」はどうやら今までのものとはちょっと毛色が違うようです。
これはコメントで教えていただいたのですが、どうやら当初は普通に喪175を先に描かれてたようなんですよね。
アプリ版で3月19日更新予定だったのですが、谷川さんが風邪をひいてしまったので、お休みせざるをえなくなったわけです。
ところが、思いの外早く治ってしまったので「コロナと風邪を利用して更新サボったみたいに」(谷川さんのツイッター3月11日のつぶやきより)なったとw
で、律儀な谷川さんは、急遽短めの特別編を描いてくれたということのようなんです。
実際のところ、これはツイッターの画像などからの推測にすぎないわけですが、おそらくそうなんだろうと思います。
落としたというアナウンスこそなかったものの、昨年末の特別編とも状況が似ていますし、それならナンバリングせずに単に「特別編」と銘打っているのも納得できます。
つまり、あらかじめ用意された「特別編」ではなく、あくまでイレギュラーな存在としての「特別」ということなんでしょう。こういうところにこだわるのも、谷川さんならばの作品に対する真摯な姿勢が伺えますね。
内容的にも少し違和感があったんですよ。今回の「特別編」はオムニバスだったわけですが、それはついこの間、喪173「モテないし他の奴は」でやったばかりでしたからね。わざわざ喪174を挟んで分割する意味も感じられませんでしたし。
それも今回のオムニバスのテーマそのものが、「特別」ということなら納得です。
要はファンサービスというか、単行本の「おまけマンガ」的な感じですね。
ただ、決して片手間なものにはなっていません。
「本編」といっても差し支えないくらいに力の入った内容になっています。
次の喪175を紐解くためにも重要な回といっていいでしょう。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
「810」
この入りは前回、喪174の入り方を髣髴とさせますね。
まあ「811」とは違って、3人ともお行儀良く眠っているようですけどw
でも、比べてみるとなかなか興味深い構図ですね。
加藤さんが両手を組んでいるところなんかは特に面白いなと思います。
瞼こそつぶっているものの、風夏同様に何やら気になることがあることを示唆しているようですw
あれからずっと気にしていたとはwww
一度は忘れようと思ったんでしょうけど、やっぱり我慢できなかったんでしょうね。
布団に入ってからも、そのことが頭から離れずに眠れなかったんだと思うと、なんだかかわいく思えますw
でも、こうしてお互い布団を並べるからこそ話せる会話ってありますよね。
たぶん、あの場ではお互い気まずくて、聞き出すことができなかったのでしょう。
みんなが寝静まった中で天井を見上げながら語る言葉には、普段口に出せない本音が乗るものです。
修学旅行の夜に好きな子の名前を言い合うような、そんな甘酸っぱさを感じさせますね。
…それにしても、加藤さんはなんで目をつぶったままなんでしょうねw
なんかシュールだわw
まさか、ここで蒸し返してくるとは思ってなかったゆりちゃんw
こっちはこっちで表情がほとんど変わらないのがまたシュールというか、かわいいというかw
うん、本人も言っていた通り、何を言ってるかよくわからんw
でもまあ、この言葉通りのことですよね。何も間違っていません。
ただ、自分の中のことは自分だけのことであって、それを他人にわかってもらうのは至難の業だというだけなんです。
ゆりちゃんにとっての「智子っぽい」は、彼女だけがわかることですからね。
ゆりちゃんのこの横顔は、加藤さんの視点でしょうか。
彼女にはこのモノローグが聞こえないわけですから、その心の内は見えませんよね。
WWWWW加藤さん、詰める詰めるwww
加藤さん的には責めてるニュアンスはないんでしょうけど、言われる方はちょっとしんどいわw
まあこれはゆりちゃんのごまかし方も問題ありましたけどねw
「ちょっと思い出し笑いをしちゃっただけ」
何を思いだしたの?
「えーと……智子の……こと」
適当にごまかそうと言いながら、こんな小出しで馬鹿正直に答えたら、そりゃ逃げ場がなくなりますよw 加藤さんは理詰めでくるタイプなんだからw
彼女には「私の下着」と「黒木智子」がつながる理由がわからないんでしょうけど、でもそれは理屈じゃないんですよね。
ゆりちゃんも説明のしようがないんですよ。ていうか、説明してもたぶんわかってもらえないw
離れてみてはじめてわかる真子のありがたさw
でもほんと、今回真子が参加しなかったことでゆりちゃんもいろんなことを学んだようですね。
今までもこれに似たような場面があったんでしょう。そして、そのたびに真子に助けてもらったわけです。でも、それはあまりに当たり前過ぎて、彼女にとってはもはやなんでもないことになっていた。
それがまさか、こんな場面でそのありがたみを感じることになるとはw
いずれにせよ、ここには真子ももこっちもいません。
ゆりちゃんひとりでなんとか乗り切らないといけないわけです。
なんとか加藤さんを納得させる言い訳を考えようと、必死で考えながら、
「……2年の時」と話し始めるゆりちゃんでしたが……って、
WWWWWこいつだったのかよwwwww
ていうか、起きていたのかwww何、しっかり聞き耳立ててんだよwww
(いやマジで、最初はゆりちゃんが「2年の時」と話しだしたんだと思ったw)
加藤さんとゆりちゃんの
「こいつ、いたんだ」みたいな視線がおかしいですねw
「語り出した!?」は、その修学旅行最後の夜のこのシーンを思い出させますw
まさか一年後に立場が逆になるとはうっちーも思っていなかったでしょうw
なんだこの構図はwwwカメラ寄り過ぎw
ていうか、もはや目に見えんw 何かの割れ目だろこんなのw
それにしても、なんでこんな語り口調なんでしょうねw
「私はそいつの顔を見た」じゃねーってw
で、さんざんある女とかその女とか変に雰囲気を作ったあげくに
「そいつ…黒木は何も答えないでニヤニヤ笑みを浮かべるだけだった…」
とやられてもねえwオチのつもりかよw
ていうか、実際とはちょっと違うしw
WWWWW二人の目線www
いったい、この話はどこから来てどこへ向かうんだろうといった顔をしていますw
WWWWWどんな着地点かと思えばwwwwww
そういうことでしょ、じゃねーってw
まったく、触媒だの、召喚だの、挙句の果てには憑依かよwww
怖い話というより、厨二小説の類だろこんなのw
というわけで、もうわかっているとは思いますが、
ここが今回一番笑ったシーンになります!
うっちーの語りもさることながら、
二人のツッコミがさらなる笑いを醸し出しているんですよねw
加藤さんの「何を言ってるの?」はもはや定番ですけど、「怖い話?」がまた絶妙におかしいw 本気でそう思っていそうな表情も最高ですw なんで、このタイミングで怖い話をし始めないといけないんだうっちーはw
ゆりちゃんの「違うけど」がまたいいですよねw
たった一言で全否定w ホント、~けどは最強だわw
でも、心の中では真子のいない大変さを噛みしめているというねw
うっちー1人の笑いというより、3人で作り上げた笑いになっているところが特に素晴らしいなと思います!
「813」
一方の813号室。
時系列はちょっと不明ですけど、喪173のサウナ後でしょうか。
伊藤さんはあれからずっと夏帆さんのことが気になっているようですね。
いやあでも、ここは本当嬉しかったですね。
夏合宿編が始まってからずっと、こういったシーンを待ち望んでいたんです。
やっぱり、普段ではなかなか見られない組み合わせが見てみたいですから。
その中でも、「813号室」は特に興味がそそられていました。
もこっちの部屋や加藤さんの部屋のメンツはまだ顔見知りではありましたけど、いとこみと夏帆さんの接点はこれまで一切ありませんでしたから。
喪173ではゆうちゃんを交えて一堂に会していましたけど、やっぱり部屋でのプライベートはまた違うものですからね。
せっかく寝食を共にするんですから、こういう日常的な風景から生まれる会話こそが見てみたいと思うのが人情というものでしょう。
伊藤さんwwwなんか微妙にこみさんをディスってる感じなんだがw
ていうか、“マヒ”はないだろw
でも、こういうことに無頓着な女子って、逆に可愛いですけどねw
まあもちろん、それなりの土台があってのことですけどw
それにしても、琴との会話イメージがむちゃくちゃカオスでファンシーでかわいいw
伊藤さん、本当にシ●バニアファミリーが好きなんだなあw
サ●リオとかす●っこぐらしも作画さんの趣味なのかな?
これらをこみさんと盛り上がっているイメージがイマイチわかないw
むしろ、吉田さんと仲良くなった方がいいような気がしますけどねw
でもまあ、ロッテの話で伊藤さんが盛り上がっているわけもないから別にいいのかw
そういえば、喪173の時は目が一重になっていましたね。うーん芸が細かい。
正直、まったく気づきませんでしたw
なんだかんだいっても、伊藤さんも女の子なんですよね。
同性のそういうところに目が行ってしまうようです。
そして、こんな風に自然に声をかけられる彼女には妙に安心感を覚えます。
ほとんど初対面だろうに、サウナでの裸の付き合い(笑)を通して、「この人なら大丈夫」と悟ったのでしょうかw
やってみる?と言われて、少し戸惑いながらも受け入れる伊藤さん。
膝の上に乗せている両手が彼女の緊張感と期待をよく表しています。
本当は彼女もおしゃれを楽しみたいんですよね。
夏帆さんにも今の伊藤さんのような時があった。同じように誰かに憧れる日々があった。
そんなことを思わせるようなシーンですね。
あとやっぱりここは、あの雪の日の学校を思い出してしまいます。
彼女にも「行かなきゃよかったとも思わないけど……」と呟いた日があったのかと思うと、なんだか胸がいっぱいになりますね。
……いや、ごめんなさい、ちょっとかっこつけましたねw
本当は2年最後の冬のこのシーンですw
今回の個人的ベストシーン。
この表情!本当に優しい目をしていますよね。
なぜかソバカスも消えてますw
伊藤さんにかつての自分を見たのか、それとも、今の自分があの頃の加藤さんみたいでなんだかおかしくなったのか。
それは次の喪175(前編)を読んでみると、なんとなく見えてくるかもしれません。
今回のベスト伊藤さんw
いや、ホントそう言いたくなるくらい、むちゃくちゃ女の子してますよねw
表情が変わっていないように見えて、じんわりうれしさがにじみ出ているようです。
バックのくまさん(?)がまたいい感じですよね。
伊藤さんならばの演出だと思います。
ここで小宮山さん登場。
部屋風呂に入っていたんでしょうか、頭のタオルが生活感出していますね。
小宮山さんの場合、こういう普通の仕草を見るだけでなんだか安心してしまいますw
ああ、彼女も人間なんだみたいなw(←そういうのが一番ひどい)
夏帆さんが「どう?」とでも言いたそうな表情をしているのもなんかいいですね。
そんな二人の様子を見て、小宮山さんも心穏やかではないのではと、ちょっと思ったりもしたのですが……
失礼な奴だなwww
じーーと見つめているから何かと思いきや、いきなり整形した?とかw
やっぱり、裸眼だとあまり見えないんでしょうかw
冷静に「してない」と返す伊藤さんもおかしいですけどねw
彼女たちにとっては何の含みもない、いつもの会話のつもりなんでしょうw
夏帆さんがさりげなくフォローしつつ、内心突っ込んでいるのも面白いw
まあ、小宮山さんに限ってはどうもしないと思いますよw
だから、してないって言ってるだろw
ていうか、「プチ」だけで反応したなw
ちゃんと答えてあげる夏帆さんは本当にいい人ですね。
あと、眼鏡をかける時の「カチャ」がなんか好きw
●崎並wwwww
女子に向かってその例えはダメだろw
ていうか小宮山さん、本当に里●が好きだなw(喪89でも彼の著書をお薦めしてましたよねw)
でも、伊藤さんには伝わっていなかったようでw
いつもロッテの話を聞かされているわりには、真面目に聞いていなかったんでしょうかw
つーか、小宮山さんもよく、「ロッテOBのキャッチャー」なんて言えますよねw
ロッテで、OBで、おまけにキャッチャーですよw
女の子要素はひとつも入っていないじゃないですかw
WWWWW伊藤さんもさすがにちょっと「ん?」と思ったんでしょうねw
それでも、一応「ほめてる?」と確認するところが彼女らしいw
普通だったら、ガチ喧嘩ですよw
でもまあ、小宮山さんにとっては、この上ない褒め言葉なんでしょうねw
「里●人気あるよ」と言う小宮山さんの、なんてイケメンな佇まいのことよw
人気あるとかそういうことじゃないんだけどなあw
夏帆さんも、このやり取りで、二人の人となりがなんとなく理解できたことでしょうね。
表情を変えずに、心の中だけで「いいんだ…」とツッコミを入れている彼女は、どことなく楽しそうですw
こうして見てくると、確かに単行本の巻末マンガ的な印象がありますね。
「810」は「喪172その後」、「813」は「喪173その後」といったところでしょうかw
でも描かれている内容自体は、どちらもすごく重要な意味を持っていましたね。
ゆりちゃんが真子のいない大変さを知ったこともそうですけど、今までほとんど会話すらなかった加藤さんとここまで話せるようになったのは、彼女にとって大きな一歩だと思います。
喪172で凪さんたちと語らう中で「智子のように」を意識した結果がこんな形で早くも実を結ぶことになったんですね。
夏帆が伊藤さんにアイプチをしてあげるシーンもよかったですよね。
単に今まで接点がなかったキャラ同士のやり取りというだけではなくって、彼女たちがこれまで生きてきた中で育ってきた心のひだみたいなものが感じ取れるものになっていました。
そして、ここで浮かび上がった夏帆という存在は、次の喪175へとつながっていくわけです。
本当、とても「おまけ」なんて類じゃありませんよ。
もう、特別編というより「喪174.5」と言っていいんじゃないかとと思うくらいですw
後、おもしろいなと思ったのは、各話のサブタイトルですね。
それぞれが「部屋番号」だけになっているのが逆に印象的でしたよ。
思えばこの「夏合宿編」って、タイトルがずっと「まんま」というか、すごくシンプルなものでした。
「モテないし夏合宿」「モテないし夏合宿初日の夜」「モテないし合宿の日々」…
よくよく考えてみれば、これらのタイトルって、“日時”を表している感じじゃないですか。
で、今回のサブタイトルの部屋番号は、ある意味限られた“空間”ですよね。
つまり、この「夏合宿編」って、限られた「時間」と「空間」をテーマにしているような気がしたんです。
その中で、普段あまり会話をしたことがないキャラたちが、新しい関係を築き上げていく…。それこそがこの「夏合宿編」の意義だったのではと思ったんですね。
今回の二つのエピソードなんて、すごく象徴的だと思うんです。
どちらも部屋の中だけでの3人の会話劇ですし、時間にしても5分もないくらいですよね。
人数も時間も空間もすごく限定されている中での話なんです。
特に今回は「3人」だからこそ生まれる面白さをすごく感じましたね。
「810」は、ボケ1人(うっちー)とツッコミ(ゆりちゃん加藤さん)2人のトリオ漫才でしょうかw
「813」は逆にボケ2人(いとこみ)にツッコミが1人という構図ですね。
それもきっと、ホテルの一室で四日間という特殊な環境だからこそ生まれたものだと思うわけです。
ある意味、今までで一番「夏合宿」らしい話だったとも言えるのではないでしょうか。
うっちーと加藤さんのやりとりとか、小宮山さんと加藤さんとか、意外な組み合わせも新鮮な最新刊17巻は絶賛発売中です!
「夏合宿編」は本当に「修学旅行」とのつながりが深いです。
小説アンソロジーに収録されている「夏帆」を読むと、より感慨深いものがありますね。
もこっちが初めて加藤さんにメイク(?)してもらった回は11巻で読めます!
あれ、また特別編?……といった声も聞こえてきそうですが、今回の「特別編」はどうやら今までのものとはちょっと毛色が違うようです。
これはコメントで教えていただいたのですが、どうやら当初は普通に喪175を先に描かれてたようなんですよね。
アプリ版で3月19日更新予定だったのですが、谷川さんが風邪をひいてしまったので、お休みせざるをえなくなったわけです。
ところが、思いの外早く治ってしまったので「コロナと風邪を利用して更新サボったみたいに」(谷川さんのツイッター3月11日のつぶやきより)なったとw
で、律儀な谷川さんは、急遽短めの特別編を描いてくれたということのようなんです。
実際のところ、これはツイッターの画像などからの推測にすぎないわけですが、おそらくそうなんだろうと思います。
落としたというアナウンスこそなかったものの、昨年末の特別編とも状況が似ていますし、それならナンバリングせずに単に「特別編」と銘打っているのも納得できます。
つまり、あらかじめ用意された「特別編」ではなく、あくまでイレギュラーな存在としての「特別」ということなんでしょう。こういうところにこだわるのも、谷川さんならばの作品に対する真摯な姿勢が伺えますね。
内容的にも少し違和感があったんですよ。今回の「特別編」はオムニバスだったわけですが、それはついこの間、喪173「モテないし他の奴は」でやったばかりでしたからね。わざわざ喪174を挟んで分割する意味も感じられませんでしたし。
それも今回のオムニバスのテーマそのものが、「特別」ということなら納得です。
要はファンサービスというか、単行本の「おまけマンガ」的な感じですね。
ただ、決して片手間なものにはなっていません。
「本編」といっても差し支えないくらいに力の入った内容になっています。
次の喪175を紐解くためにも重要な回といっていいでしょう。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
「810」

この入りは前回、喪174の入り方を髣髴とさせますね。
まあ「811」とは違って、3人ともお行儀良く眠っているようですけどw
でも、比べてみるとなかなか興味深い構図ですね。
加藤さんが両手を組んでいるところなんかは特に面白いなと思います。
瞼こそつぶっているものの、風夏同様に何やら気になることがあることを示唆しているようですw

あれからずっと気にしていたとはwww
一度は忘れようと思ったんでしょうけど、やっぱり我慢できなかったんでしょうね。
布団に入ってからも、そのことが頭から離れずに眠れなかったんだと思うと、なんだかかわいく思えますw
でも、こうしてお互い布団を並べるからこそ話せる会話ってありますよね。
たぶん、あの場ではお互い気まずくて、聞き出すことができなかったのでしょう。
みんなが寝静まった中で天井を見上げながら語る言葉には、普段口に出せない本音が乗るものです。
修学旅行の夜に好きな子の名前を言い合うような、そんな甘酸っぱさを感じさせますね。
…それにしても、加藤さんはなんで目をつぶったままなんでしょうねw
なんかシュールだわw

まさか、ここで蒸し返してくるとは思ってなかったゆりちゃんw
こっちはこっちで表情がほとんど変わらないのがまたシュールというか、かわいいというかw

うん、本人も言っていた通り、何を言ってるかよくわからんw
でもまあ、この言葉通りのことですよね。何も間違っていません。
ただ、自分の中のことは自分だけのことであって、それを他人にわかってもらうのは至難の業だというだけなんです。
ゆりちゃんにとっての「智子っぽい」は、彼女だけがわかることですからね。
ゆりちゃんのこの横顔は、加藤さんの視点でしょうか。
彼女にはこのモノローグが聞こえないわけですから、その心の内は見えませんよね。

WWWWW加藤さん、詰める詰めるwww
加藤さん的には責めてるニュアンスはないんでしょうけど、言われる方はちょっとしんどいわw
まあこれはゆりちゃんのごまかし方も問題ありましたけどねw
「ちょっと思い出し笑いをしちゃっただけ」
何を思いだしたの?
「えーと……智子の……こと」
適当にごまかそうと言いながら、こんな小出しで馬鹿正直に答えたら、そりゃ逃げ場がなくなりますよw 加藤さんは理詰めでくるタイプなんだからw
彼女には「私の下着」と「黒木智子」がつながる理由がわからないんでしょうけど、でもそれは理屈じゃないんですよね。
ゆりちゃんも説明のしようがないんですよ。ていうか、説明してもたぶんわかってもらえないw

離れてみてはじめてわかる真子のありがたさw
でもほんと、今回真子が参加しなかったことでゆりちゃんもいろんなことを学んだようですね。
今までもこれに似たような場面があったんでしょう。そして、そのたびに真子に助けてもらったわけです。でも、それはあまりに当たり前過ぎて、彼女にとってはもはやなんでもないことになっていた。
それがまさか、こんな場面でそのありがたみを感じることになるとはw
いずれにせよ、ここには真子ももこっちもいません。
ゆりちゃんひとりでなんとか乗り切らないといけないわけです。
なんとか加藤さんを納得させる言い訳を考えようと、必死で考えながら、
「……2年の時」と話し始めるゆりちゃんでしたが……って、

WWWWWこいつだったのかよwwwww
ていうか、起きていたのかwww何、しっかり聞き耳立ててんだよwww
(いやマジで、最初はゆりちゃんが「2年の時」と話しだしたんだと思ったw)
加藤さんとゆりちゃんの
「こいつ、いたんだ」みたいな視線がおかしいですねw
「語り出した!?」は、その修学旅行最後の夜のこのシーンを思い出させますw
まさか一年後に立場が逆になるとはうっちーも思っていなかったでしょうw

なんだこの構図はwwwカメラ寄り過ぎw
ていうか、もはや目に見えんw 何かの割れ目だろこんなのw
それにしても、なんでこんな語り口調なんでしょうねw
「私はそいつの顔を見た」じゃねーってw
で、さんざんある女とかその女とか変に雰囲気を作ったあげくに
「そいつ…黒木は何も答えないでニヤニヤ笑みを浮かべるだけだった…」
とやられてもねえwオチのつもりかよw
ていうか、実際とはちょっと違うしw

WWWWW二人の目線www
いったい、この話はどこから来てどこへ向かうんだろうといった顔をしていますw

WWWWWどんな着地点かと思えばwwwwww
そういうことでしょ、じゃねーってw
まったく、触媒だの、召喚だの、挙句の果てには憑依かよwww
怖い話というより、厨二小説の類だろこんなのw
というわけで、もうわかっているとは思いますが、
ここが今回一番笑ったシーンになります!
うっちーの語りもさることながら、
二人のツッコミがさらなる笑いを醸し出しているんですよねw
加藤さんの「何を言ってるの?」はもはや定番ですけど、「怖い話?」がまた絶妙におかしいw 本気でそう思っていそうな表情も最高ですw なんで、このタイミングで怖い話をし始めないといけないんだうっちーはw
ゆりちゃんの「違うけど」がまたいいですよねw
たった一言で全否定w ホント、~けどは最強だわw
でも、心の中では真子のいない大変さを噛みしめているというねw
うっちー1人の笑いというより、3人で作り上げた笑いになっているところが特に素晴らしいなと思います!
「813」

一方の813号室。
時系列はちょっと不明ですけど、喪173のサウナ後でしょうか。
伊藤さんはあれからずっと夏帆さんのことが気になっているようですね。
いやあでも、ここは本当嬉しかったですね。
夏合宿編が始まってからずっと、こういったシーンを待ち望んでいたんです。
やっぱり、普段ではなかなか見られない組み合わせが見てみたいですから。
その中でも、「813号室」は特に興味がそそられていました。
もこっちの部屋や加藤さんの部屋のメンツはまだ顔見知りではありましたけど、いとこみと夏帆さんの接点はこれまで一切ありませんでしたから。
喪173ではゆうちゃんを交えて一堂に会していましたけど、やっぱり部屋でのプライベートはまた違うものですからね。
せっかく寝食を共にするんですから、こういう日常的な風景から生まれる会話こそが見てみたいと思うのが人情というものでしょう。

伊藤さんwwwなんか微妙にこみさんをディスってる感じなんだがw
ていうか、“マヒ”はないだろw
でも、こういうことに無頓着な女子って、逆に可愛いですけどねw
まあもちろん、それなりの土台があってのことですけどw
それにしても、琴との会話イメージがむちゃくちゃカオスでファンシーでかわいいw
伊藤さん、本当にシ●バニアファミリーが好きなんだなあw
サ●リオとかす●っこぐらしも作画さんの趣味なのかな?
これらをこみさんと盛り上がっているイメージがイマイチわかないw
むしろ、吉田さんと仲良くなった方がいいような気がしますけどねw
でもまあ、ロッテの話で伊藤さんが盛り上がっているわけもないから別にいいのかw

そういえば、喪173の時は目が一重になっていましたね。うーん芸が細かい。
正直、まったく気づきませんでしたw
なんだかんだいっても、伊藤さんも女の子なんですよね。
同性のそういうところに目が行ってしまうようです。
そして、こんな風に自然に声をかけられる彼女には妙に安心感を覚えます。
ほとんど初対面だろうに、サウナでの裸の付き合い(笑)を通して、「この人なら大丈夫」と悟ったのでしょうかw

やってみる?と言われて、少し戸惑いながらも受け入れる伊藤さん。
膝の上に乗せている両手が彼女の緊張感と期待をよく表しています。
本当は彼女もおしゃれを楽しみたいんですよね。

夏帆さんにも今の伊藤さんのような時があった。同じように誰かに憧れる日々があった。
そんなことを思わせるようなシーンですね。
あとやっぱりここは、あの雪の日の学校を思い出してしまいます。
彼女にも「行かなきゃよかったとも思わないけど……」と呟いた日があったのかと思うと、なんだか胸がいっぱいになりますね。
……いや、ごめんなさい、ちょっとかっこつけましたねw
本当は2年最後の冬のこのシーンですw

今回の個人的ベストシーン。
この表情!本当に優しい目をしていますよね。
なぜかソバカスも消えてますw
伊藤さんにかつての自分を見たのか、それとも、今の自分があの頃の加藤さんみたいでなんだかおかしくなったのか。
それは次の喪175(前編)を読んでみると、なんとなく見えてくるかもしれません。

今回のベスト伊藤さんw
いや、ホントそう言いたくなるくらい、むちゃくちゃ女の子してますよねw
表情が変わっていないように見えて、じんわりうれしさがにじみ出ているようです。
バックのくまさん(?)がまたいい感じですよね。
伊藤さんならばの演出だと思います。

ここで小宮山さん登場。
部屋風呂に入っていたんでしょうか、頭のタオルが生活感出していますね。
小宮山さんの場合、こういう普通の仕草を見るだけでなんだか安心してしまいますw
ああ、彼女も人間なんだみたいなw(←そういうのが一番ひどい)
夏帆さんが「どう?」とでも言いたそうな表情をしているのもなんかいいですね。
そんな二人の様子を見て、小宮山さんも心穏やかではないのではと、ちょっと思ったりもしたのですが……

失礼な奴だなwww
じーーと見つめているから何かと思いきや、いきなり整形した?とかw
やっぱり、裸眼だとあまり見えないんでしょうかw
冷静に「してない」と返す伊藤さんもおかしいですけどねw
彼女たちにとっては何の含みもない、いつもの会話のつもりなんでしょうw
夏帆さんがさりげなくフォローしつつ、内心突っ込んでいるのも面白いw
まあ、小宮山さんに限ってはどうもしないと思いますよw

だから、してないって言ってるだろw
ていうか、「プチ」だけで反応したなw
ちゃんと答えてあげる夏帆さんは本当にいい人ですね。
あと、眼鏡をかける時の「カチャ」がなんか好きw

●崎並wwwww
女子に向かってその例えはダメだろw
ていうか小宮山さん、本当に里●が好きだなw(喪89でも彼の著書をお薦めしてましたよねw)
でも、伊藤さんには伝わっていなかったようでw
いつもロッテの話を聞かされているわりには、真面目に聞いていなかったんでしょうかw
つーか、小宮山さんもよく、「ロッテOBのキャッチャー」なんて言えますよねw
ロッテで、OBで、おまけにキャッチャーですよw
女の子要素はひとつも入っていないじゃないですかw

WWWWW伊藤さんもさすがにちょっと「ん?」と思ったんでしょうねw
それでも、一応「ほめてる?」と確認するところが彼女らしいw
普通だったら、ガチ喧嘩ですよw
でもまあ、小宮山さんにとっては、この上ない褒め言葉なんでしょうねw
「里●人気あるよ」と言う小宮山さんの、なんてイケメンな佇まいのことよw
人気あるとかそういうことじゃないんだけどなあw
夏帆さんも、このやり取りで、二人の人となりがなんとなく理解できたことでしょうね。
表情を変えずに、心の中だけで「いいんだ…」とツッコミを入れている彼女は、どことなく楽しそうですw
こうして見てくると、確かに単行本の巻末マンガ的な印象がありますね。
「810」は「喪172その後」、「813」は「喪173その後」といったところでしょうかw
でも描かれている内容自体は、どちらもすごく重要な意味を持っていましたね。
ゆりちゃんが真子のいない大変さを知ったこともそうですけど、今までほとんど会話すらなかった加藤さんとここまで話せるようになったのは、彼女にとって大きな一歩だと思います。
喪172で凪さんたちと語らう中で「智子のように」を意識した結果がこんな形で早くも実を結ぶことになったんですね。
夏帆が伊藤さんにアイプチをしてあげるシーンもよかったですよね。
単に今まで接点がなかったキャラ同士のやり取りというだけではなくって、彼女たちがこれまで生きてきた中で育ってきた心のひだみたいなものが感じ取れるものになっていました。
そして、ここで浮かび上がった夏帆という存在は、次の喪175へとつながっていくわけです。
本当、とても「おまけ」なんて類じゃありませんよ。
もう、特別編というより「喪174.5」と言っていいんじゃないかとと思うくらいですw
後、おもしろいなと思ったのは、各話のサブタイトルですね。
それぞれが「部屋番号」だけになっているのが逆に印象的でしたよ。
思えばこの「夏合宿編」って、タイトルがずっと「まんま」というか、すごくシンプルなものでした。
「モテないし夏合宿」「モテないし夏合宿初日の夜」「モテないし合宿の日々」…
よくよく考えてみれば、これらのタイトルって、“日時”を表している感じじゃないですか。
で、今回のサブタイトルの部屋番号は、ある意味限られた“空間”ですよね。
つまり、この「夏合宿編」って、限られた「時間」と「空間」をテーマにしているような気がしたんです。
その中で、普段あまり会話をしたことがないキャラたちが、新しい関係を築き上げていく…。それこそがこの「夏合宿編」の意義だったのではと思ったんですね。
今回の二つのエピソードなんて、すごく象徴的だと思うんです。
どちらも部屋の中だけでの3人の会話劇ですし、時間にしても5分もないくらいですよね。
人数も時間も空間もすごく限定されている中での話なんです。
特に今回は「3人」だからこそ生まれる面白さをすごく感じましたね。
「810」は、ボケ1人(うっちー)とツッコミ(ゆりちゃん加藤さん)2人のトリオ漫才でしょうかw
「813」は逆にボケ2人(いとこみ)にツッコミが1人という構図ですね。
それもきっと、ホテルの一室で四日間という特殊な環境だからこそ生まれたものだと思うわけです。
ある意味、今までで一番「夏合宿」らしい話だったとも言えるのではないでしょうか。
うっちーと加藤さんのやりとりとか、小宮山さんと加藤さんとか、意外な組み合わせも新鮮な最新刊17巻は絶賛発売中です!
「夏合宿編」は本当に「修学旅行」とのつながりが深いです。
小説アンソロジーに収録されている「夏帆」を読むと、より感慨深いものがありますね。
もこっちが初めて加藤さんにメイク(?)してもらった回は11巻で読めます!
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