私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪174~「意外性」が納得に変わる時~
3月19日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪174に更新されました。
いやあ本当面白かったですね。
なんかブラウザで読むと、より面白さが増しているような気がしました。
ネタバレなし感想でも言ったように、現時点での夏合宿編の最高傑作と言っていいと思いますね。
もちろん、喪171、喪172、そして前回の喪173も面白かったですけど、今回はその中でも頭一つ抜けています。私なんかは読んでいて喪168以来の興奮を覚えましたよ。
そう、興奮。
全体的に面白さの熱量が高いんですよね。なんか溜まりに溜まったものが一気にドバっと解放された感じでしょうか。
で、それはどこからきているのかというと、「意外性」なんです。
始まり方からそもそも意外でしたけど、その後の展開もまさに「意外性」の連続でした。
ただ、「意外性」だけでは面白くはなりません。
単に意表を突くだけではかえって人を不快にさせることだってありますから。
大事なことは、その「意外性」が「納得」に変わることなんです。
ミステリで謎が解けたときの快感もそこからきていると思うんですよね。
今回は面白さは、まさに「ミステリ」の面白さそのものといってもいいでしょう。
それでは、さっそく見てまいりましょう!
そもそも始まり方からして予想の範疇外でしたね。
喪172で一日目の夜は終わったと思っていたので、てっきり二日目の朝から始まるものと思い込んでいました。
そもそもタイトルからして「モテないし夏合宿初日の夜」だったしw
まんまと騙されましたよ。これが叙述トリックというやつか……(全然違う)
でもよくよく考えてみれば、ちゃんと伏線はあったんですよね。
伏線w↓

まさか、この時の彼女の「朝まで探る!」がここで回収されるとは思いませんでしたよw ネタだけで終わらないところがわたモテの怖いところですw
というわけで、今回のタイトルは「モテないし合宿の日々」。
これまた、まんまというか、何も考えていないようなタイトルですよねw
この夏合宿編では、タイトルを一切凝らないという方針でもあるのでしょうか。
いつもだったら、「モテないし探る」とか「モテないし謎が解ける」といった感じにすると思うのですが。(もしくは「モテないし見落とす」とかw)
こうして一緒に枕を並べて寝ている様子は、なんだか修学旅行の夜を思い出させますね。
受験のための合宿とはいえ、どこか非日常的なシチュエーションに不思議な高揚感があったりするものです。
センターに風夏さんという構図が実にわかりやすいですね。
今回の主役は彼女だということが、これだけで一目瞭然になっています。
しかし、美保は寝相が悪いな…枕ももはや必要ないしw
布団を抱き枕代わりにしがみついているところとか、アイマスク?をしている感じからすると、意外と神経質な面も伺えますね。
一方のもこっちは、行儀よく眠っていますね。よほど疲れたのか熟睡しているようです。そういえば、いつも仰向けで姿勢よく寝ているイメージがあります。美保との対比が面白いですね。
で、風夏さんといえば眠れないのか、腕を組んで何やら思案中のご様子。
いろんな考えが浮かんで眠れないというのは誰でもあることだと思いますが、腕組みしながらというのが彼女らしいですね。
何かにつけて、いつも腕を組んでいるイメージがありますw
モノローグだけ見れば、ほぼ完全に名探偵www
「怪しい行動はない」とか「油断はできない」とか、あげくは「フシがある」とか、こいつ半ば探偵ごっこを楽しんでるだろw
ていうか、一日ずっと観察していたのかよw
実は学生の身分を偽って潜入した調査員だったという方がむしろ納得できるわw
そしてどうやら、「毛」の謎についてもいまだにこだわっている様子。
喪160からですから、ずいぶん引っ張りますねw
まあ、そもそもこの「夏合宿」自体が、彼女の「謎解き」のために用意されたものなのかもしれませんがw
だとすると、相当入念に用意された舞台設定だなw
朝日が差し込んできたのでしょうか。
夏は日の出が早いので、いつもより早く目が覚めてしまいがちですよね。
まあなんにせよ、寝ぼけまなこもこっちがかわいいw
この一瞬状況の把握ができないところは、いかにも旅行にきた感じが出ていますね。(まあ旅行じゃないですけどw)
目覚めていきなり海の光景が広がっていたら、びっくりする前に頭の理解が追いつかないのも当然でしょう。
でも、これは単なる旅行あるあるを描いただけじゃなかったんですよね。
この後の「謎」に大きくつながる重要な伏線でもあったわけです。
これもいかにもありそうな、ちょっとした描写に過ぎません。
明け方まだ半分眠っている状態だと、空間認識が少しおかしくなっているんですよね。
そんな当たり前のことが、この後のとんでもない展開を呼ぶことになるとは……
それにしてももこっちは、トイレに立つだけでもスマホは手放せないんですね。
正直、依存症かと思ってしまいますw
この段階では、風夏さんは寝ているフリをしているんだと思っていたんですよね。
なにしろ、両サイドが気持ちよく眠っている間も腕組みしながら推理にいそしんでいた彼女のことです。
てっきり、あの後ももこっちが動きだすのをずっと見張っていたものだとばかり思い込んでいましたよw
でも「朝まで探る!」と意気込んでいた彼女が、こうしていつの間にか寝てしまっているのはなんだかかわいいですね。彼女の意外な魅力が見えたような気がします。
なんつーひどい絵だw
リアルと言えばリアルですけど、人として一番見られたくない姿ですよねw
ていうか、拭いた後でスマホいじるとかどうなんだw
WWWWW
この展開は衝撃でしたねw
サムネでも使われていましたが、絵面的なインパクトとしてはすさまじいものがあります。
風夏さんは起きているものだと思いこんでいたので、てっきり強硬手段に打って出たとマジでビビりましたよw 目もすわっているしw(実は半分眠っていただけだったというw)
わき腹を掻きながらというのが妙に生々しいんだよなあ。
後ろ手に“ガチャ”という響きが、よりサスペンス度(?)を駆り立てますw
(つーか、トイレの鍵くらい閉めておけよ、もこっち…)
うぉぉおぉーーーWWWWW
なんつー雄たけびだw
まるで最初の殺人事件が起こったかのよう騒ぎじゃねーかw
あまりに想定外のことで大声をあげるのはわかるとしても、そこはせめて「ギャー」くらいに抑えられないものなのかw
そして、それ以上に大声をあげる風夏さんwww
侵入者の方が「うわあぁぁーー!!?」ってw
素直に謝るところをみると、本当にわざとじゃないみたいですね。
“これは”わざとじゃないんだ、という言い方はちょっと引っかかりますけどw
まあなんにせよ、悪いと思ったら素直に非を認めるのはいいことです!
さすが豪華ホテル、バイキング方式の朝食ですか。
こうして頭の中で全体のバランスやらテーマを考えつつチョイスするのが、もこっちらしいですね。
「和で統一する為ウィンナーベーコンポテトはスルー」とか、仰々しさがどことなく冒頭の名探偵さんを髣髴とさせますw
このあと、「ご飯、みそ汁、のり、なっとう」と続くところなんかますますもこっちらしいw やっぱり、もこっちといえば納豆ですよねw
ていうか、「焼き魚、納豆、焼きのりにご飯と味噌汁」って、喪163の表紙そのまんまじゃねーかw
ど素人ってなんだよWWWWW
別にバイキングのプロなんか目指してねーわw
つーか、バイキングのプロって何w
なんか、「バイキングはセンスがとわれる」とか言っていましたねw
いったい誰がセンスを問いてるんだw
そうか、これがプロかw
まあ言わんとしていることはなんとなくわかるw
ていうか、なんかいかにもインスタ用って感じw
逆にうそっぽいけどw
ゴリラの食事WWWWW
ていうか、食い過ぎ以前に、なんか組み合わせがおかしいわw
カレーライスとパンとバナナってw
運動部の合宿ならまだわかりますけど、カロリーを燃やす機会もないだろうにw
そもそも朝からカレーを食べられる感覚がわからん…
この感じはちょっとほっこりしますね。
ゴリラの食事の後ならなおさらですw
「一緒に食べよう」という段階はすでに通り過ぎて、もはや「どこ座る?」だけで話が通じる仲になっているんですね。
この小さな一コマだけで、二人の歴史さえも感じさせる重みがあります。
グラップラー◯牙の一話wwwww
これだけで、よくそれを思いつくなw
さすがはもこっち、ツッコミセンスはいまだ鈍っていませんねw
ゆりちゃんには伝わってないけどw
でも、もはや思いついたマンガネタを気兼ねなく言える感じがまたいいですよね。
ネタの意味なんて伝わらなくっていいんです。
こうやって、くだらないことを言い合えること自体が楽しいんですから。
おお、朝食の席はこの4人なんですね。ここもちょっと意外な感じがしました。
でも、考えてみれば、もこっちがこの3人を合宿に誘ったんですよね。
小宮山さんとゆうちゃんは自宅で待ち合わせしたくらいですし。
声を掛けた手前、朝食くらいは同席しようというところなのかもしれません。
意外ともこっち、義理堅いところがありますからね。
でた、ゆりちゃんの「別に~けど」w
拗ねているわけでもないんですけど、そこには素直には言いたくない複雑な思いがあるんですよね。
ていうか、もこっちもその辺の微妙な感じはわかってほしいところです。
かつての自分がそうだったわけですからね。
2年までの彼女がこんなこと言われたら、「何一人だと決めつけてんだ!」と、頭の中で罵倒しまくっていたことでしょうw
今の彼女は、無意識にあのころ憎んでいた「リア充」そのものになっているんじゃないでしょうか。
まったく、ぐちゃぐちゃ納豆かき混ぜてる場合じゃありませんよw
ここで凪さんがさりげなく助け舟を出してくれました。
後ろでなにげに聞いていたんでしょうけど、でしゃばった感じがまったくないのがすごいですよね。
隣のうっちーも少し感心しているかのようです。
前言撤回www
きたか…!ってなんだよwwwww
なにもきてねーわw
ていうか、一体なんの機会を狙ってんだ、こいつはw
淡い花のバックがまた妙に笑いを誘いますねw
なんのイメージなんだかw
今回の個人的ベストもこっち。
こっちも拗ねてるわけでもないんでしょうけど、なんとなく複雑な気持ちがあるようですw
お箸を咥えた仕草にその辺の子どもっぽさがにじみ出ていますね。
なんかこういうところを見ていると、やっぱりこの二人ちょっと似ているなあと思ってしまいます。
こっちのバックの花も妙に意味深www
どんな境地に達してたんだw
気持ちよかったとか凄かったとか、人によってはいろいろ勘違いしそうw
普通はならねーよw
ていうか、キラキラしてシャキッとしてたけど覚えてないってなんかヤバすぎw
伊藤さんも何か言いたそうですねw
「ロッテが優勝とかドン引きだ!」とか思っているんでしょうかw
それにしても、こうして前回の「他の奴は」から話がつながってくるんですね。
やっぱりあれは、少なくとも「番外編」ではなかったようです。
一方の風夏さん。
賑やかな周りをよそに、一人何やら考え込んでいるようです。
さきほどのもこっち同様、箸を咥える仕草がなぜか印象に残りますね。
まるで犯人と探偵の心が一瞬シンクロしたかのように見えるのは私だけでしょうか。(…私だけですね、はい)
もう疲れたの?となぜか楽し気に(?)聞いてくる隣の美保さんでしたが、どうやらそういうことではないらしく……
あ、覚えてないんだw
実はまだ少し疑っているところがあったんですけど、あれは本当に単なる事故だったんですね。
どうも彼女は、ひとつのことに囚われるとずっとそのことだけで頭がいっぱいになってしまうくせがあるようです。
ですよねw
ていうか、トイレに入ったことは覚えてんじゃねーかw
そこで「変なもの」って、限られてくるだろうがw
加藤さんのひさびさの「ぴく」が怖いですね。
WWWWW最低なのはお前だwww
勝手に人の話に割り込んで、何食事中に叫んでんだよw
そもそも、「うんこ」なんて誰も一言も言ってないと思うんだがw
ていうか、加藤さんの話を遮るなw 何を言おうとしたのか気になるじゃねーかw
…でもここはうっちー以上に、
「!?」と衝撃を受けるもこっちが一番の笑いどころですねwww
うっちーだけなら、しょうもない下ネタに過ぎないところがありますけど、
彼女の迫真にせまる表情こそが、このシーンの面白さの肝でしょうw
してねぇよ!!じゃねーwww
お前がここで否定すると、話が余計にこじれるんだよw
風夏も話に乗っかるなってw
誤解もくそも最初からそんな話じゃなかっただろw
しかし、なんだかんだ言ってこの二人は似た者同士ですね。
第三者の不規則発言に振り回されるところなんか、ホントそっくりですw
探偵と犯人との奇妙な交流ってかw(全然違う)
でも、もこっちをちゃんと庇う(?)ところなんかは、風夏の人の良さが表れていますよね。そこはなんかいいなあとは思いますw
WWWWWなんかもう、ホント天然ですねw
ここで、さらに蒸し返すとはw
単純だからひとつのことしか考えられないタチなんでしょうけど、
そこはせめて頭の中だけでにしとけってw
WWWWW思わせぶりwwww
ていうか、カレーはここへの伏線だったのかよwww
意外と計算されてる流れに草生えるwww
で、もちろんこの「サラダ」というのも、この後の驚愕の真実(笑)へのカギになっているわけですが、
そんなことよりここは二人の掛け合い漫才がとにかく最高ですよねw
やっぱりこいつら、通じるものがあるわw
そんな彼女たちを見つめる加藤さんの表情に、なんとなく羨望の色が混じっているように見えるのは私だけでしょうか。
WWWWWいやいや、風夏は基本悪くねーだろwww
変にフォローの言葉を交えて言われると、よけいに心証悪いわw
…でもたぶん、半分くらいは嫉妬の気持ちが混じっているのかもしれませんね。
「そういう明るいところ好きだけど」
この言い回しには半分くらいの本音がありそうな気がします。
そして、本音だからこそ、よけいに羨ましく感じてしまうのかもしれません。
しかし、そのバックの花は何を象徴してんだw
WWWWWうっちーwww
うんこの話じゃなかったら、大人しく引き下がるのかw
というか、見ていて欲しかったのかよw なにがっかりしてんだw
もはや誰もうっちーのことを気にしていないのがまたシュールというかなんというか…w
風夏も、簡単に引き下がんなよw
ていうか、黙ってサラダを眺めつつ、改めてゆっくり思いだせばいいんじゃないの?w
何ごともなかったかのように、あきれ顔のもこっちもひどいw
お前だって話をややこしくさせた当事者なんだぞw
少しは責任を感じろw
ここでいったん、各自授業風景が入ります。
この日の最後に昇級がかかっている実力テストがありますからね。
なんだかんだ言っても、みんな必死です。
確かに朝7時から授業というのはかなりハードですが、ゆうちゃんと美保さんはなんだか楽しそうですね。普段とは違うシチュエーションを楽しんでいるのかな?
それはともかく、ここは私大Bクラスの光景がまた「意外」でしたね。
まさか、うっちーがそんなに勉強ができる子だったとは……
かよから頼られるくらいですから、グループ内でも一目置かれる存在なのでしょう。
さきほどの奇行があっただけに、ここはよけいに「意外」でしたw
まあもこっち絡みがなければ、普通にいい子なんですよね。
そんなうっちーは、ゆりちゃんにとってもかなり「意外」だったようですw
ていうか「頭良さそうにみえない」って、なにげにひどいなw
お昼直後の授業ですか…確かに一番きつい時間帯だw
でも、友達の存在がいい感じで刺激になっているのがいいですね。
「琴も寝てないのに」という言い方はなんか引っかかりますがw
一方の小宮山さんは、そもそも何も考えていないというw
意外とこういう子が、現役でいいとこ入ったりするんだよなあ…
モノローグもなく、ただ一人で黙々と授業を受けている加藤さんの姿がなんとも印象的ですね。
他のクラスの流れからこのシーンを見ると、なんだか少し寂しい感じがあります。
(授業中なんだから、本来寂しいも何もないはずですが)
ゆうちゃんがオーバーヒートしてるw
もこっちはなんだか上の空といった感じですよね。
2日目にして、もういい加減いやになってきたのかなw
隣のゆりちゃんも何やら心配そうです。
いきなり、弱音を吐くもこっち。
なんか本当に疲れているようですね。
後ろのぴよぴよバックが実にいい味だしていますw
(そういえばもこっち、この柄のパジャマを着てたな…)
でも実際、勉強しすぎたバカというのも世間にはいますからね。
こう愚痴りたくなる気持ちはわかります。
ただ、ゆりちゃんとしては、実力テストの結果も気になるわけで……
意味ないまでいいますかw
最初は「一人だとダレそうだし」とか言っていたのにw
まあこれは半分くらい拗ねているだけだとは思いますけどね。
そして半分は発破をかけているつもりなんでしょう。
ただ一緒にいたいというだけなら、私がCクラスに落ちるくらいのことを言いそうですし。
この二人のやり取りは、もはや犬も食わないって感じになってきましたねw
「ぼっちじゃないけど」とか、かつての「悔しくねーし!!」を髣髴とさせますよ。
まさに「智子みたく」になりつつあるようですw
そうはそうと、ゆうちゃんは加藤さんに冷ピタを貼ってもらっていたんですね。
てっきり、頭がオーバーヒートを起こしているのかと思ってましたw
おふぅ…w
なんか、いやらしいw
そんな光景を探偵さんが何やら監視している様子。
腕組み姿が様にはなっていますが、事件(?)は果たして解決に近づいているのでしょうかw
一方、読者としてはその向こうのツーショットもすごく気になります。
何やら意気投合している感じですが、この二人が手を組んだらとんでもないことが起きそうじゃないですかw 今から戦々恐々ですよw
なんだこの教師w
影で主人公にヒントを与える謎の塾教師かw
実は訳あって娘に顔を見せられない生き別れになった父親とかw
それはそうと、冷ピタをお揃いで貼っている二人がかわいいw
特にゆうちゃんは、鉢巻きをして頑張っているかのように見えますね。
WWWWWW
こいつやっぱり何か知ってるだろwww
なんだよ「髪を銀に染める」ってw
いったいどんな例文だよwwww
いやあ、今回の一番笑ったシーンはいろいろ悩んだんですけど、
最終的にはやっぱりここに行きつきますねw
風夏が真剣なまなざしで考えているところでのこの例文は笑わずにはいられませんよw
ていうかこれ、もこっちやゆうちゃんもどういう気持ちで聞いてたんだろw
WWWWWなんか後光が差してるんだがwww
まさに観音様ってかw(今時、爺さんでもそんなこと言わないかw)
いやあしかし、まさかこんな形で喪170の伏線を回収してくるとは思いませんでしたね。
ていうか、そもそも私はあの「お毛々」の件は引っ張らないだろうと思っていたんです。
大方予想されていたような、温泉で発覚するというんじゃたいして面白くなりそうもありませんし。
なので、あのネタをここで使ってきたこともさることながら、まったく想像もしなかった観点から回収してきたことに驚きを覚えたんです。
まさか、トイレとはなあw
しかも、異常ともいえるシチュエーションにもかかわらず、ちゃんと納得のいく伏線を最初から張っているんですよね。
寝ぼけながらトイレに立つもこっち、そんなもこっちにつられて目が覚めてしまった風夏、スマホに夢中なもこっちは用を足した後も御開帳のまま……と、よくよく見てみれば納得の流れなんです。
その後、寝ぼけていた風夏がなかなか思い出せないのも、まあわかりますよね。
そんな銀のお毛々を見たところで、それが本当に現実かどうかなんてわけがわからなくなるのも道理です。
頭も染めてるならともかく、まさか下だけ染める人間がいるとは普通は思わないでしょうw
「意外性」が「納得」に変わる面白さがこのシーンにはありますね。
というわけで、今回の個人的ベストシーンは、この銀色に輝く観音…もとい、もこっちと風夏にあげたいと思います!
なんだったんだと言われてもwww
どうにも答えようがないですよねw
そもそも、もこっちが下の毛をそのまんまにしていたこと自体、意味が分からないですしw
それにしても、美保さんはさすがですね。
外目からは普通に授業を受けているようにも見える風夏の異常に、彼女だけは気づいたようです。
喪171でのこの会話が、こんな形で生きてくるとは…w
いやあ、ミステリの謎解きパートを読んでいるかのような錯覚に陥りましたよ。
すべてのパーツがカチッとはまっていく快感を味わいましたね。
……ていうか、聞いてないようでやっぱり聞いてたのかw
うーむ、さすがは名探偵w
WWWWWなんだこの構図はwwwww
いったい、どんなことがあったらこんな話になるんだよwww
風夏さんの表情がもはや人間のそれじゃないw
そういえば、ここから「毛」の話が始まったんだっけwww
まさか、ここまで壮大(?)な展開になるとはw
(コミックス17巻所収;喪160「モテないし謹慎最終日」参照)
ていうか、つまりじゃねーよw
お前の推理は飛躍が過ぎるw
WWWWW閉め忘れるんだなこれがwwwww
それが黒木智子という人間なんですよw
しかし、本当にひとつのことを考えだすと何も見えなくなるんですね。
美保さんのこんな古典的な仕草にもまったく目に入らないとはw
なんか久々に見ましたよ、目の前で手をヒラヒラさせるのw
この後の独白も最高でしたねw
「もしかして私は探るつもりで黒木の手のひらでおどらされているのか!?」とかw
いったい、何者なんだよ黒木というやつはw
話は一気に飛んで、三日目。
実力テストの結果、なんとみんな一緒に私立Bクラスとなったようです。
ここも意外というか、とにかくびっくりしましたね。
あまりにあっさりし過ぎてw
ていうか、ちゃっかり美保が上がってきてるのにびっくりだよ!
まったく勉強していないように見えたのに、いったいなんなんだw
実は我々こそ、美保の手のひらでおどらされているだけなんじゃないのかw
でも、うっちーがうれしそうに微笑んでいるのはなんだか見ていてこっちもうれしくなりますね。
隣の宮崎さんも心なしか笑みを浮かべているようで、心が和みます。
まあしかし、何より意外だったのは、やっぱりこの人で……
まさか、加藤さんがBクラスに転落とは思いもしませんでしたね。
まあ自分の勉強よりも人の勉強ばかり見ていた感じがあったんで、あり得ることではありましたけど……
確かに青学ならBクラスでも問題はないと思いますが、ここはなんだかモヤモヤはしますね。
うーん、まさかわざと落ちてきたというわけでもないんでしょうけど…
もしかしたら、この辺は今後の伏線となっていくのかもしれませんね。
もこっちの視線も意味深ですし。
(「毛」の件もあるから、何が何時どうなるのか油断ならんw)
この二人は相変わらずw
もはやもこっちのほうが煽ってくるスタイルなんですねw
まあ基本マウントを取りたがるタイプだからなあ。
一方のゆりちゃんは、ムキになる子供っぽさがありますね。
このタイミングでの「よかったね」。
朝食での凪さんもうまかったですけど、宮崎さんのこの言葉にはそっと寄り添うあたたかさがありますね。
ゆりちゃんの本当の心の内がちゃんとわかっているからこそ、かけられる言葉なんだと思います。
その言葉に対してこの笑顔。
どうやら、ゆりちゃんもひとつ大人になったようですね。
謹慎明けの「おかえり」よりも、表情が少し柔らかくなったような気がします。
久々に「ベストゆりちゃん」をあげるのに実にふさわしい笑顔だと思いますね。
あえてちょっと拗ねてみるとかw
なんか、もこっちも子どもですねw
最近はもこっちのほうが大人ぶっていましたが、
ここにきて、また形勢逆転したかも?
あ、そういえば、風夏がいないことに今さら気が付いたw
まあ、あの状態で上がってきたらむしろカンニングを疑うレベルですからねw
ていうか、本来はまあまあできるタイプなのかw
もしかすると美保さんこそが、すべてを知っていながらあえて手のひらで踊らせているのかもしれませんねw
「毛」の謎は解けたんだWWWWWW
ていうか、解けたらそれでいいんだw
もはや、何を目的に探っていたのかよくわかりませんねw
黒木の謎がさらに広がったのはいいとして、
なんかどんどん核心から離れていっているようにしか見えないんだがw
しかしけっきょく、ゆうちゃんはCクラスのままだったんだ…
放心状態になりながらも「もこっち」とつぶやく姿が切ないようなおかしいようなw
ホント、最初から最後まで「意外」なことばかりが続けさまにやってきたのにもかかわらず、最終的には納得いったというか、収まるところに収まったという感じがしました。
だからこそ、だれることなく最後まで楽しめたんだと思います。
構成も見事でしたよね。
事件(笑)の発端にいたるまでの流れもひとつひとつしっかり描いていましたし、その後の探偵さんが真実(笑)に気付くまでの経緯も実に意外性に富みながらも納得できるものでした。
今回の殊勲賞は、ある意味あの教師ですよw ホントあいつ何なんだw
それにしても、「黒木の謎」を追いかける風夏の切なくもおかしい一人相撲ぶりは、かつてのもこっちの姿に重ねてしまいますね。
彼女が考えれば考えるほど、見当違いの方向になってしまうところなんてホントそっくりですw
その姿が結果として、もこっちとは何かという問いかけの答えになっているところが実に面白いですね。
それと、これはアプリで読んだ際にはあまり気づかなかったのですが、「探偵」側だけではなく「犯人」側もいろいろ探っていたんですね。
特に「ゆりちゃんの謎」に対して、随分子どもっぽい探り方をするんだなあとなんだかニヤニヤしてしまいましたw
今回は言ってみれば、「夏合宿編」集大成に近いものがあったような気がします。
昇級テストも終わりましたし、後はそれぞれの目標に向かって頑張るだけでしょう。
まあ少し展開が早いような気もしないでもないですけど、みんな少しずつ大人になりつつあるんだなあという感慨深さもありましたよ。
しかしこうなると、夏合宿後半の展開が読めませんね。
風夏とゆうちゃん以外、私大志望の子はみんな同じクラスになったことで、何か変わってくるのでしょうか。加藤さんのことも気になりますが、美保さんと凪さんも気になります。
お互い曲者というか、一筋縄ではいかないところがあるだけに、今後の動向に目が離せません!
「毛」の謎の発端はこの巻から!最新刊17巻は絶賛発売中です!(感想記事はもうちょっと待ってね)
風夏が「黒木の謎」を追いかけるきっかけになった話は、喪156「モテないし噂になる」で読めます!
修学旅行の夜もたまには振り返ってみたいですね。
いやあ本当面白かったですね。
なんかブラウザで読むと、より面白さが増しているような気がしました。
ネタバレなし感想でも言ったように、現時点での夏合宿編の最高傑作と言っていいと思いますね。
もちろん、喪171、喪172、そして前回の喪173も面白かったですけど、今回はその中でも頭一つ抜けています。私なんかは読んでいて喪168以来の興奮を覚えましたよ。
そう、興奮。
全体的に面白さの熱量が高いんですよね。なんか溜まりに溜まったものが一気にドバっと解放された感じでしょうか。
で、それはどこからきているのかというと、「意外性」なんです。
始まり方からそもそも意外でしたけど、その後の展開もまさに「意外性」の連続でした。
ただ、「意外性」だけでは面白くはなりません。
単に意表を突くだけではかえって人を不快にさせることだってありますから。
大事なことは、その「意外性」が「納得」に変わることなんです。
ミステリで謎が解けたときの快感もそこからきていると思うんですよね。
今回は面白さは、まさに「ミステリ」の面白さそのものといってもいいでしょう。
それでは、さっそく見てまいりましょう!

そもそも始まり方からして予想の範疇外でしたね。
喪172で一日目の夜は終わったと思っていたので、てっきり二日目の朝から始まるものと思い込んでいました。
そもそもタイトルからして「モテないし夏合宿初日の夜」だったしw
まんまと騙されましたよ。これが叙述トリックというやつか……(全然違う)
でもよくよく考えてみれば、ちゃんと伏線はあったんですよね。
伏線w↓

まさか、この時の彼女の「朝まで探る!」がここで回収されるとは思いませんでしたよw ネタだけで終わらないところがわたモテの怖いところですw
というわけで、今回のタイトルは「モテないし合宿の日々」。
これまた、まんまというか、何も考えていないようなタイトルですよねw
この夏合宿編では、タイトルを一切凝らないという方針でもあるのでしょうか。
いつもだったら、「モテないし探る」とか「モテないし謎が解ける」といった感じにすると思うのですが。(もしくは「モテないし見落とす」とかw)
こうして一緒に枕を並べて寝ている様子は、なんだか修学旅行の夜を思い出させますね。
受験のための合宿とはいえ、どこか非日常的なシチュエーションに不思議な高揚感があったりするものです。
センターに風夏さんという構図が実にわかりやすいですね。
今回の主役は彼女だということが、これだけで一目瞭然になっています。
しかし、美保は寝相が悪いな…枕ももはや必要ないしw
布団を抱き枕代わりにしがみついているところとか、アイマスク?をしている感じからすると、意外と神経質な面も伺えますね。
一方のもこっちは、行儀よく眠っていますね。よほど疲れたのか熟睡しているようです。そういえば、いつも仰向けで姿勢よく寝ているイメージがあります。美保との対比が面白いですね。
で、風夏さんといえば眠れないのか、腕を組んで何やら思案中のご様子。
いろんな考えが浮かんで眠れないというのは誰でもあることだと思いますが、腕組みしながらというのが彼女らしいですね。
何かにつけて、いつも腕を組んでいるイメージがありますw

モノローグだけ見れば、ほぼ完全に名探偵www
「怪しい行動はない」とか「油断はできない」とか、あげくは「フシがある」とか、こいつ半ば探偵ごっこを楽しんでるだろw
ていうか、一日ずっと観察していたのかよw
実は学生の身分を偽って潜入した調査員だったという方がむしろ納得できるわw
そしてどうやら、「毛」の謎についてもいまだにこだわっている様子。
喪160からですから、ずいぶん引っ張りますねw
まあ、そもそもこの「夏合宿」自体が、彼女の「謎解き」のために用意されたものなのかもしれませんがw
だとすると、相当入念に用意された舞台設定だなw

朝日が差し込んできたのでしょうか。
夏は日の出が早いので、いつもより早く目が覚めてしまいがちですよね。
まあなんにせよ、寝ぼけまなこもこっちがかわいいw
この一瞬状況の把握ができないところは、いかにも旅行にきた感じが出ていますね。(まあ旅行じゃないですけどw)
目覚めていきなり海の光景が広がっていたら、びっくりする前に頭の理解が追いつかないのも当然でしょう。
でも、これは単なる旅行あるあるを描いただけじゃなかったんですよね。
この後の「謎」に大きくつながる重要な伏線でもあったわけです。

これもいかにもありそうな、ちょっとした描写に過ぎません。
明け方まだ半分眠っている状態だと、空間認識が少しおかしくなっているんですよね。
そんな当たり前のことが、この後のとんでもない展開を呼ぶことになるとは……
それにしてももこっちは、トイレに立つだけでもスマホは手放せないんですね。
正直、依存症かと思ってしまいますw

この段階では、風夏さんは寝ているフリをしているんだと思っていたんですよね。
なにしろ、両サイドが気持ちよく眠っている間も腕組みしながら推理にいそしんでいた彼女のことです。
てっきり、あの後ももこっちが動きだすのをずっと見張っていたものだとばかり思い込んでいましたよw
でも「朝まで探る!」と意気込んでいた彼女が、こうしていつの間にか寝てしまっているのはなんだかかわいいですね。彼女の意外な魅力が見えたような気がします。

なんつーひどい絵だw
リアルと言えばリアルですけど、人として一番見られたくない姿ですよねw
ていうか、拭いた後でスマホいじるとかどうなんだw

WWWWW
この展開は衝撃でしたねw
サムネでも使われていましたが、絵面的なインパクトとしてはすさまじいものがあります。
風夏さんは起きているものだと思いこんでいたので、てっきり強硬手段に打って出たとマジでビビりましたよw 目もすわっているしw(実は半分眠っていただけだったというw)
わき腹を掻きながらというのが妙に生々しいんだよなあ。
後ろ手に“ガチャ”という響きが、よりサスペンス度(?)を駆り立てますw
(つーか、トイレの鍵くらい閉めておけよ、もこっち…)

うぉぉおぉーーーWWWWW
なんつー雄たけびだw
まるで最初の殺人事件が起こったかのよう騒ぎじゃねーかw
あまりに想定外のことで大声をあげるのはわかるとしても、そこはせめて「ギャー」くらいに抑えられないものなのかw
そして、それ以上に大声をあげる風夏さんwww
侵入者の方が「うわあぁぁーー!!?」ってw
素直に謝るところをみると、本当にわざとじゃないみたいですね。
“これは”わざとじゃないんだ、という言い方はちょっと引っかかりますけどw
まあなんにせよ、悪いと思ったら素直に非を認めるのはいいことです!

さすが豪華ホテル、バイキング方式の朝食ですか。
こうして頭の中で全体のバランスやらテーマを考えつつチョイスするのが、もこっちらしいですね。
「和で統一する為ウィンナーベーコンポテトはスルー」とか、仰々しさがどことなく冒頭の名探偵さんを髣髴とさせますw
このあと、「ご飯、みそ汁、のり、なっとう」と続くところなんかますますもこっちらしいw やっぱり、もこっちといえば納豆ですよねw
ていうか、「焼き魚、納豆、焼きのりにご飯と味噌汁」って、喪163の表紙そのまんまじゃねーかw

ど素人ってなんだよWWWWW
別にバイキングのプロなんか目指してねーわw
つーか、バイキングのプロって何w
なんか、「バイキングはセンスがとわれる」とか言っていましたねw
いったい誰がセンスを問いてるんだw

そうか、これがプロかw
まあ言わんとしていることはなんとなくわかるw
ていうか、なんかいかにもインスタ用って感じw
逆にうそっぽいけどw

ゴリラの食事WWWWW
ていうか、食い過ぎ以前に、なんか組み合わせがおかしいわw
カレーライスとパンとバナナってw
運動部の合宿ならまだわかりますけど、カロリーを燃やす機会もないだろうにw
そもそも朝からカレーを食べられる感覚がわからん…

この感じはちょっとほっこりしますね。
ゴリラの食事の後ならなおさらですw
「一緒に食べよう」という段階はすでに通り過ぎて、もはや「どこ座る?」だけで話が通じる仲になっているんですね。
この小さな一コマだけで、二人の歴史さえも感じさせる重みがあります。

グラップラー◯牙の一話wwwww
これだけで、よくそれを思いつくなw
さすがはもこっち、ツッコミセンスはいまだ鈍っていませんねw
ゆりちゃんには伝わってないけどw
でも、もはや思いついたマンガネタを気兼ねなく言える感じがまたいいですよね。
ネタの意味なんて伝わらなくっていいんです。
こうやって、くだらないことを言い合えること自体が楽しいんですから。

おお、朝食の席はこの4人なんですね。ここもちょっと意外な感じがしました。
でも、考えてみれば、もこっちがこの3人を合宿に誘ったんですよね。
小宮山さんとゆうちゃんは自宅で待ち合わせしたくらいですし。
声を掛けた手前、朝食くらいは同席しようというところなのかもしれません。
意外ともこっち、義理堅いところがありますからね。

でた、ゆりちゃんの「別に~けど」w
拗ねているわけでもないんですけど、そこには素直には言いたくない複雑な思いがあるんですよね。
ていうか、もこっちもその辺の微妙な感じはわかってほしいところです。
かつての自分がそうだったわけですからね。
2年までの彼女がこんなこと言われたら、「何一人だと決めつけてんだ!」と、頭の中で罵倒しまくっていたことでしょうw
今の彼女は、無意識にあのころ憎んでいた「リア充」そのものになっているんじゃないでしょうか。
まったく、ぐちゃぐちゃ納豆かき混ぜてる場合じゃありませんよw

ここで凪さんがさりげなく助け舟を出してくれました。
後ろでなにげに聞いていたんでしょうけど、でしゃばった感じがまったくないのがすごいですよね。
隣のうっちーも少し感心しているかのようです。

前言撤回www
きたか…!ってなんだよwwwww
なにもきてねーわw
ていうか、一体なんの機会を狙ってんだ、こいつはw
淡い花のバックがまた妙に笑いを誘いますねw
なんのイメージなんだかw

今回の個人的ベストもこっち。
こっちも拗ねてるわけでもないんでしょうけど、なんとなく複雑な気持ちがあるようですw
お箸を咥えた仕草にその辺の子どもっぽさがにじみ出ていますね。
なんかこういうところを見ていると、やっぱりこの二人ちょっと似ているなあと思ってしまいます。

こっちのバックの花も妙に意味深www
どんな境地に達してたんだw
気持ちよかったとか凄かったとか、人によってはいろいろ勘違いしそうw

普通はならねーよw
ていうか、キラキラしてシャキッとしてたけど覚えてないってなんかヤバすぎw
伊藤さんも何か言いたそうですねw
「ロッテが優勝とかドン引きだ!」とか思っているんでしょうかw
それにしても、こうして前回の「他の奴は」から話がつながってくるんですね。
やっぱりあれは、少なくとも「番外編」ではなかったようです。

一方の風夏さん。
賑やかな周りをよそに、一人何やら考え込んでいるようです。
さきほどのもこっち同様、箸を咥える仕草がなぜか印象に残りますね。
まるで犯人と探偵の心が一瞬シンクロしたかのように見えるのは私だけでしょうか。(…私だけですね、はい)
もう疲れたの?となぜか楽し気に(?)聞いてくる隣の美保さんでしたが、どうやらそういうことではないらしく……

あ、覚えてないんだw
実はまだ少し疑っているところがあったんですけど、あれは本当に単なる事故だったんですね。
どうも彼女は、ひとつのことに囚われるとずっとそのことだけで頭がいっぱいになってしまうくせがあるようです。

ですよねw
ていうか、トイレに入ったことは覚えてんじゃねーかw
そこで「変なもの」って、限られてくるだろうがw
加藤さんのひさびさの「ぴく」が怖いですね。

WWWWW最低なのはお前だwww
勝手に人の話に割り込んで、何食事中に叫んでんだよw
そもそも、「うんこ」なんて誰も一言も言ってないと思うんだがw
ていうか、加藤さんの話を遮るなw 何を言おうとしたのか気になるじゃねーかw
…でもここはうっちー以上に、
「!?」と衝撃を受けるもこっちが一番の笑いどころですねwww
うっちーだけなら、しょうもない下ネタに過ぎないところがありますけど、
彼女の迫真にせまる表情こそが、このシーンの面白さの肝でしょうw

してねぇよ!!じゃねーwww
お前がここで否定すると、話が余計にこじれるんだよw
風夏も話に乗っかるなってw
誤解もくそも最初からそんな話じゃなかっただろw
しかし、なんだかんだ言ってこの二人は似た者同士ですね。
第三者の不規則発言に振り回されるところなんか、ホントそっくりですw
探偵と犯人との奇妙な交流ってかw(全然違う)
でも、もこっちをちゃんと庇う(?)ところなんかは、風夏の人の良さが表れていますよね。そこはなんかいいなあとは思いますw

WWWWWなんかもう、ホント天然ですねw
ここで、さらに蒸し返すとはw
単純だからひとつのことしか考えられないタチなんでしょうけど、
そこはせめて頭の中だけでにしとけってw

WWWWW思わせぶりwwww
ていうか、カレーはここへの伏線だったのかよwww
意外と計算されてる流れに草生えるwww
で、もちろんこの「サラダ」というのも、この後の驚愕の真実(笑)へのカギになっているわけですが、
そんなことよりここは二人の掛け合い漫才がとにかく最高ですよねw
やっぱりこいつら、通じるものがあるわw
そんな彼女たちを見つめる加藤さんの表情に、なんとなく羨望の色が混じっているように見えるのは私だけでしょうか。

WWWWWいやいや、風夏は基本悪くねーだろwww
変にフォローの言葉を交えて言われると、よけいに心証悪いわw
…でもたぶん、半分くらいは嫉妬の気持ちが混じっているのかもしれませんね。
「そういう明るいところ好きだけど」
この言い回しには半分くらいの本音がありそうな気がします。
そして、本音だからこそ、よけいに羨ましく感じてしまうのかもしれません。
しかし、そのバックの花は何を象徴してんだw

WWWWWうっちーwww
うんこの話じゃなかったら、大人しく引き下がるのかw
というか、見ていて欲しかったのかよw なにがっかりしてんだw
もはや誰もうっちーのことを気にしていないのがまたシュールというかなんというか…w
風夏も、簡単に引き下がんなよw
ていうか、黙ってサラダを眺めつつ、改めてゆっくり思いだせばいいんじゃないの?w
何ごともなかったかのように、あきれ顔のもこっちもひどいw
お前だって話をややこしくさせた当事者なんだぞw
少しは責任を感じろw

ここでいったん、各自授業風景が入ります。
この日の最後に昇級がかかっている実力テストがありますからね。
なんだかんだ言っても、みんな必死です。
確かに朝7時から授業というのはかなりハードですが、ゆうちゃんと美保さんはなんだか楽しそうですね。普段とは違うシチュエーションを楽しんでいるのかな?
それはともかく、ここは私大Bクラスの光景がまた「意外」でしたね。
まさか、うっちーがそんなに勉強ができる子だったとは……
かよから頼られるくらいですから、グループ内でも一目置かれる存在なのでしょう。
さきほどの奇行があっただけに、ここはよけいに「意外」でしたw
まあもこっち絡みがなければ、普通にいい子なんですよね。
そんなうっちーは、ゆりちゃんにとってもかなり「意外」だったようですw
ていうか「頭良さそうにみえない」って、なにげにひどいなw

お昼直後の授業ですか…確かに一番きつい時間帯だw
でも、友達の存在がいい感じで刺激になっているのがいいですね。
「琴も寝てないのに」という言い方はなんか引っかかりますがw
一方の小宮山さんは、そもそも何も考えていないというw
意外とこういう子が、現役でいいとこ入ったりするんだよなあ…

モノローグもなく、ただ一人で黙々と授業を受けている加藤さんの姿がなんとも印象的ですね。
他のクラスの流れからこのシーンを見ると、なんだか少し寂しい感じがあります。
(授業中なんだから、本来寂しいも何もないはずですが)

ゆうちゃんがオーバーヒートしてるw
もこっちはなんだか上の空といった感じですよね。
2日目にして、もういい加減いやになってきたのかなw
隣のゆりちゃんも何やら心配そうです。

いきなり、弱音を吐くもこっち。
なんか本当に疲れているようですね。
後ろのぴよぴよバックが実にいい味だしていますw
(そういえばもこっち、この柄のパジャマを着てたな…)
でも実際、勉強しすぎたバカというのも世間にはいますからね。
こう愚痴りたくなる気持ちはわかります。
ただ、ゆりちゃんとしては、実力テストの結果も気になるわけで……

意味ないまでいいますかw
最初は「一人だとダレそうだし」とか言っていたのにw
まあこれは半分くらい拗ねているだけだとは思いますけどね。
そして半分は発破をかけているつもりなんでしょう。
ただ一緒にいたいというだけなら、私がCクラスに落ちるくらいのことを言いそうですし。

この二人のやり取りは、もはや犬も食わないって感じになってきましたねw
「ぼっちじゃないけど」とか、かつての「悔しくねーし!!」を髣髴とさせますよ。
まさに「智子みたく」になりつつあるようですw
そうはそうと、ゆうちゃんは加藤さんに冷ピタを貼ってもらっていたんですね。
てっきり、頭がオーバーヒートを起こしているのかと思ってましたw

おふぅ…w
なんか、いやらしいw
そんな光景を探偵さんが何やら監視している様子。
腕組み姿が様にはなっていますが、事件(?)は果たして解決に近づいているのでしょうかw
一方、読者としてはその向こうのツーショットもすごく気になります。
何やら意気投合している感じですが、この二人が手を組んだらとんでもないことが起きそうじゃないですかw 今から戦々恐々ですよw

なんだこの教師w
影で主人公にヒントを与える謎の塾教師かw
実は訳あって娘に顔を見せられない生き別れになった父親とかw
それはそうと、冷ピタをお揃いで貼っている二人がかわいいw
特にゆうちゃんは、鉢巻きをして頑張っているかのように見えますね。

WWWWWW
こいつやっぱり何か知ってるだろwww
なんだよ「髪を銀に染める」ってw
いったいどんな例文だよwwww
いやあ、今回の一番笑ったシーンはいろいろ悩んだんですけど、
最終的にはやっぱりここに行きつきますねw
風夏が真剣なまなざしで考えているところでのこの例文は笑わずにはいられませんよw
ていうかこれ、もこっちやゆうちゃんもどういう気持ちで聞いてたんだろw

WWWWWなんか後光が差してるんだがwww
まさに観音様ってかw(今時、爺さんでもそんなこと言わないかw)
いやあしかし、まさかこんな形で喪170の伏線を回収してくるとは思いませんでしたね。
ていうか、そもそも私はあの「お毛々」の件は引っ張らないだろうと思っていたんです。
大方予想されていたような、温泉で発覚するというんじゃたいして面白くなりそうもありませんし。
なので、あのネタをここで使ってきたこともさることながら、まったく想像もしなかった観点から回収してきたことに驚きを覚えたんです。
まさか、トイレとはなあw
しかも、異常ともいえるシチュエーションにもかかわらず、ちゃんと納得のいく伏線を最初から張っているんですよね。
寝ぼけながらトイレに立つもこっち、そんなもこっちにつられて目が覚めてしまった風夏、スマホに夢中なもこっちは用を足した後も御開帳のまま……と、よくよく見てみれば納得の流れなんです。
その後、寝ぼけていた風夏がなかなか思い出せないのも、まあわかりますよね。
そんな銀のお毛々を見たところで、それが本当に現実かどうかなんてわけがわからなくなるのも道理です。
頭も染めてるならともかく、まさか下だけ染める人間がいるとは普通は思わないでしょうw
「意外性」が「納得」に変わる面白さがこのシーンにはありますね。
というわけで、今回の個人的ベストシーンは、この銀色に輝く観音…もとい、もこっちと風夏にあげたいと思います!

なんだったんだと言われてもwww
どうにも答えようがないですよねw
そもそも、もこっちが下の毛をそのまんまにしていたこと自体、意味が分からないですしw
それにしても、美保さんはさすがですね。
外目からは普通に授業を受けているようにも見える風夏の異常に、彼女だけは気づいたようです。

喪171でのこの会話が、こんな形で生きてくるとは…w
いやあ、ミステリの謎解きパートを読んでいるかのような錯覚に陥りましたよ。
すべてのパーツがカチッとはまっていく快感を味わいましたね。
……ていうか、聞いてないようでやっぱり聞いてたのかw
うーむ、さすがは名探偵w

WWWWWなんだこの構図はwwwww
いったい、どんなことがあったらこんな話になるんだよwww
風夏さんの表情がもはや人間のそれじゃないw

そういえば、ここから「毛」の話が始まったんだっけwww
まさか、ここまで壮大(?)な展開になるとはw
(コミックス17巻所収;喪160「モテないし謹慎最終日」参照)
ていうか、つまりじゃねーよw
お前の推理は飛躍が過ぎるw

WWWWW閉め忘れるんだなこれがwwwww
それが黒木智子という人間なんですよw
しかし、本当にひとつのことを考えだすと何も見えなくなるんですね。
美保さんのこんな古典的な仕草にもまったく目に入らないとはw
なんか久々に見ましたよ、目の前で手をヒラヒラさせるのw
この後の独白も最高でしたねw
「もしかして私は探るつもりで黒木の手のひらでおどらされているのか!?」とかw
いったい、何者なんだよ黒木というやつはw

話は一気に飛んで、三日目。
実力テストの結果、なんとみんな一緒に私立Bクラスとなったようです。
ここも意外というか、とにかくびっくりしましたね。
あまりにあっさりし過ぎてw
ていうか、ちゃっかり美保が上がってきてるのにびっくりだよ!
まったく勉強していないように見えたのに、いったいなんなんだw
実は我々こそ、美保の手のひらでおどらされているだけなんじゃないのかw
でも、うっちーがうれしそうに微笑んでいるのはなんだか見ていてこっちもうれしくなりますね。
隣の宮崎さんも心なしか笑みを浮かべているようで、心が和みます。
まあしかし、何より意外だったのは、やっぱりこの人で……

まさか、加藤さんがBクラスに転落とは思いもしませんでしたね。
まあ自分の勉強よりも人の勉強ばかり見ていた感じがあったんで、あり得ることではありましたけど……
確かに青学ならBクラスでも問題はないと思いますが、ここはなんだかモヤモヤはしますね。

うーん、まさかわざと落ちてきたというわけでもないんでしょうけど…
もしかしたら、この辺は今後の伏線となっていくのかもしれませんね。
もこっちの視線も意味深ですし。
(「毛」の件もあるから、何が何時どうなるのか油断ならんw)

この二人は相変わらずw
もはやもこっちのほうが煽ってくるスタイルなんですねw
まあ基本マウントを取りたがるタイプだからなあ。
一方のゆりちゃんは、ムキになる子供っぽさがありますね。

このタイミングでの「よかったね」。
朝食での凪さんもうまかったですけど、宮崎さんのこの言葉にはそっと寄り添うあたたかさがありますね。
ゆりちゃんの本当の心の内がちゃんとわかっているからこそ、かけられる言葉なんだと思います。

その言葉に対してこの笑顔。
どうやら、ゆりちゃんもひとつ大人になったようですね。
謹慎明けの「おかえり」よりも、表情が少し柔らかくなったような気がします。
久々に「ベストゆりちゃん」をあげるのに実にふさわしい笑顔だと思いますね。

あえてちょっと拗ねてみるとかw
なんか、もこっちも子どもですねw
最近はもこっちのほうが大人ぶっていましたが、
ここにきて、また形勢逆転したかも?
あ、そういえば、風夏がいないことに今さら気が付いたw
まあ、あの状態で上がってきたらむしろカンニングを疑うレベルですからねw
ていうか、本来はまあまあできるタイプなのかw
もしかすると美保さんこそが、すべてを知っていながらあえて手のひらで踊らせているのかもしれませんねw

「毛」の謎は解けたんだWWWWWW
ていうか、解けたらそれでいいんだw
もはや、何を目的に探っていたのかよくわかりませんねw
黒木の謎がさらに広がったのはいいとして、
なんかどんどん核心から離れていっているようにしか見えないんだがw
しかしけっきょく、ゆうちゃんはCクラスのままだったんだ…
放心状態になりながらも「もこっち」とつぶやく姿が切ないようなおかしいようなw
ホント、最初から最後まで「意外」なことばかりが続けさまにやってきたのにもかかわらず、最終的には納得いったというか、収まるところに収まったという感じがしました。
だからこそ、だれることなく最後まで楽しめたんだと思います。
構成も見事でしたよね。
事件(笑)の発端にいたるまでの流れもひとつひとつしっかり描いていましたし、その後の探偵さんが真実(笑)に気付くまでの経緯も実に意外性に富みながらも納得できるものでした。
今回の殊勲賞は、ある意味あの教師ですよw ホントあいつ何なんだw
それにしても、「黒木の謎」を追いかける風夏の切なくもおかしい一人相撲ぶりは、かつてのもこっちの姿に重ねてしまいますね。
彼女が考えれば考えるほど、見当違いの方向になってしまうところなんてホントそっくりですw
その姿が結果として、もこっちとは何かという問いかけの答えになっているところが実に面白いですね。
それと、これはアプリで読んだ際にはあまり気づかなかったのですが、「探偵」側だけではなく「犯人」側もいろいろ探っていたんですね。
特に「ゆりちゃんの謎」に対して、随分子どもっぽい探り方をするんだなあとなんだかニヤニヤしてしまいましたw
今回は言ってみれば、「夏合宿編」集大成に近いものがあったような気がします。
昇級テストも終わりましたし、後はそれぞれの目標に向かって頑張るだけでしょう。
まあ少し展開が早いような気もしないでもないですけど、みんな少しずつ大人になりつつあるんだなあという感慨深さもありましたよ。
しかしこうなると、夏合宿後半の展開が読めませんね。
風夏とゆうちゃん以外、私大志望の子はみんな同じクラスになったことで、何か変わってくるのでしょうか。加藤さんのことも気になりますが、美保さんと凪さんも気になります。
お互い曲者というか、一筋縄ではいかないところがあるだけに、今後の動向に目が離せません!
「毛」の謎の発端はこの巻から!最新刊17巻は絶賛発売中です!(感想記事はもうちょっと待ってね)
風夏が「黒木の謎」を追いかけるきっかけになった話は、喪156「モテないし噂になる」で読めます!
修学旅行の夜もたまには振り返ってみたいですね。
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