私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪172~二人の物語のためにさりげない工夫が光ったいぶし銀回~
2月20日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪172に更新されました。
今回は夏合宿最初の夜になります。前回の「つづく」からして当然ですよね。
これがドラマだったら、冒頭で前回のリフレインが入りますよwナレーション付きでw
まあそうでなくても、いきなり2日目に入るというのはまずない展開でしょう。
日中がほぼ授業で埋め尽くされる設定なのですから、キャラ同士のドラマが始まるとすれば夜しかないわけです。
ただ今回は、あらかじめ何が起こるか予告されているんですよね。そこがなんとも面白いところです。
なので今回のタイトルも実にそっけないものです。
「モテないし夏合宿初日の夜」って、そのまんまですからw
ただ逆にいえば、前回予告したことはすべてやるよという意味もあるような気がするんですよね。
ひとつの出来事をじっくり描くというより、その夜にあったことをトータルとして見せるという意図がそこには隠されていると思うんです。
はたして、凪さん(メガネさん)とゆりちゃんの温泉シーンと加藤さんの「見直し」は、一体どういう形で繋がっていくのか?
それでは、さっそく見てまいりましょう!
午後の授業が終わって、時は夕食タイム。この後まだ授業があるわけですから、まさに束の間の休息といった感じでしょうか。
こうしてみると、一般的な夕食メニューですね。決して質素ではありませんが、特別豪華という感じでもなさそうです。むしろ修学旅行時のほうが豪華だったかもw(コミックス8巻所収;喪72「モテないし京都に着く」参照)
まああくまで「合宿」ですからね。遊びにきたわけじゃないのですから、これでも十分贅沢というものです。
WWWWWなんかいろいろ突っ込みたいことが多過ぎるwww
まず、「旅行」じゃないしw
そんな心構えだからCクラスになったんじゃないの?w
で、「ロウ」じゃないしw
それは「固形燃料」っていうのw まあ見た目はたしかにでっかいロウソクっぽいけどw
あと、他のおかずって、鍋以外はサラダとお刺身だろうがw
冷めているもなにも、もともとそういうものだと思うぞw
でもこういう他愛ないやり取りって、なんかいいですよね。
みんなで食事をする時って、料理そのものよりもこうやってあれこれ言い合う感じがすごく楽しいものなんです。
修学旅行や2年の打ち上げではあり得なかったことだけに、今こうやってそれを取り戻そうとしているのかなとも感じましたね。
WWWWWなんじゃこりゃwww
だからツッコミが追いつかないってのw 頼むからボケは一コマひとつにしてくれよw
まず「くろきの湯」というのがわからないし、
「飲んでキモい長湯してキモい」というフレーズも意味がわからんw
いったいどういう客層を想定しているんだ……と思いきや「疲労回復」「健康増進」と普通の温泉ぽい効能が書いてあるしw
なんでキモくなるのが健康増進に繋がるんだwww
ていうか、うっちーが飲んでるこのお湯やばいんじゃないのw なんか変な顔が浮いてるぞwww
キモいどころか、絶対お腹壊すだろこんなのw というか、何か寄生されそうw
何より、そのわけのわからん妄想は自分の中だけで処理してくれw
あまりに広がりすぎて、まるでゆりちゃんが想像しているかのようになってるじゃないかw
まったく、ゆりちゃんにとっては飛んだとばっちりですよw
…しかしもう、うしろで聞き耳を立ててる誰かさんのせいで、もこっちたちの会話が全然頭に入ってきませんよw
まあとにかく、今回の一番笑ったシーンはやっぱりここしかないですね。
前回の「ジェネリック私」と同じパターンになってしまいますけど、こればかりはどうしようもありません。だって実際笑ったんだからw
でもきっとこのあとゆりちゃんは、凪さんに誘われたことを話すつもりだったんでしょうね。これだと、さっき変な温泉を見たよみたいな流れですけどw
さて、そんな二人の会話の間に入るタイミングを見計らっていたかのように、さっそくあの人が動き始めます…
ここで視点を後ろに変えるところがうまいですね。
見え方が単調にならないようにというマンガ上のテクニックももちろんあるでしょうが、それ以上にあのキャラがこの会話を聞いていただろうことを読者に印象付ける効果を狙っているわけです。これが後の伏線になってくるんですよね。
また、あえてもこっちの表情を見せないことで、読者の想像を駆り立てる意図もあるのでしょう。なんとなく、加藤さんの目的を察しているようですよねw
それと同時に、もこっちたちの向かいには、伊藤さんこみさんKAHOさんの813号室トリオがいることも、さりげなく読み手に見せている面もあるような気がします。基本的には同室隣室同士のテーブルという感じの並びなんでしょうね。
それはさておき、ここでの風夏さんの呼び止めは一瞬ちょっとドキッとさせられたのですが……
そんなことかよw 意外とこういう時は変に気を回すんだなw
(それとも、あえて二人っきりの場を作って影から探りを入れようとするつもりだったのか?w)
ていうか、加藤さんの返しが何気に冷たいw
「いてもいなくても」ってwww
本人にはあまり伝わっていない感じがまたおかしいですね。わかった、じゃねーよw
ていうか、811号室の3人の間に割り込んでもこっちの隣に座っているのか、加藤さんはw
美保さんは向かいの夏帆さんと談笑している感じなのかな?
一見すると、隣の会話なんて聞いていない風ではありますが……
WWWWW
4人ともそれぞれみんなダメなんですけど、一人だけ次元が違い過ぎるやつがいるぞwww
いったい何の「本番」だよw
ていうか、「朝まで探る」の意味がわからんw
一晩中もこっちの寝顔でも見つめているつもりかw
それともゆうちゃんの胸を探りに夜這いをかけるとかw
いずれにしても、受験が目的の合宿で徹夜とか正気の沙汰とは思えんwww
ホント、こうなると、もこっちの「スマホ」や美保の「遊びたい」がまともに思えてくるから不思議ですねw
ゆうちゃんなんて、ちゃんと自習をするつもりですからね。実に感心な姿勢ですよ。
…まあ目の輝きは失われているけどw
これだけ見ると、仲良し3人組が旅行に来ているかのようですね。修学旅行時とはまた違ったリアルな女の子同士の生態が垣間見れます。
美保の他人の視線をまったく気にしないリラックスした感じとか、妙に生々しさを感じてしまいますね。
もっとも、あとの2人はかなりおかしいですけどw
相変わらず目線だけ足の付け根あたりに向けているもこっちもさることながら、
黙って何かを観察しているかのような、風夏の異常さよw
探るってこういうことなのかw
でも、見ようによっては、なんかミステリっぽい場面でもありますよね。
第一の事件が起こる前触れみたいw
どことなく妙な違和感を覚えた探偵役の風夏さんが、その違和感の正体を必死でたぐりよせているとかw
美保さんが実はすべてお見通しなのではと思ってしまうのは、こういう表情をするからなんですよね。
いつもは糸目キャラである彼女が、こんな大きな瞳を開けてこういう提案をするところに、「お菓子」以外にも何かあるんじゃないのかと邪推してしまうわけです。
「みんなでコンビニ」という発言も、風夏のツッコミを想定してのことのように思えます。
この後の会話の流れも、すべてコントロールしたうえでの舞台つくりなのかなという気がします。
で、美保さんの思惑通りかとどうかはともかく、こういうシチュエーションになるわけでw
なんか、友人たちに気を回されたラブコメ主人公みたいな佇まいですよねw
こうなると、嫌でも変に意識して、なんだか落ち着かなくなるわけです。
で、意味もなく、こんなことをしてみたりして……
WWWWWなぜ歯をみがくwww
てか「一応」って、どんな事態を想定しているんだw
でも、ラフな格好のせいか、なんかナチュラルな雰囲気があっていいですね。
寝る前の日常風景という感じがします。
今回の個人的ベストもこっちは、ここかな。
なんてことないワンシーンですけど、もこっちの普通の女の子の部分と独自(笑)の部分が、ほどよく交じり合った名場面だと思います。
WWWWWなにをそわそわしてるwww
これじゃあまるで、あれを待ってるあれの気分だぞwww
……と、この時点で誰もがツッコミを入れたくなったことでしょうw
WWWWW自分でツッコむかwwwww
いや、私もデリヘルがどうなのかなんてわかりませんけどねw
つーか、デリヘルを知ってるJKって…
「ホテル」「加藤」「二人きり」「夜」という4つのワードからの連想でエロい緊張感というのも、わかるようなわからないような…w
てか、「加藤」ってなんだよwww
それ自体をエロワードにすんなw
全国の加藤さんが困惑するだろw
あ、この挙動不審ぶりは、呼ぶの初めてだなw
「どうぞどうぞ」がいかにもって感じw
ていうか、「へへへ」はやめろってのw
加藤さんの「入ってもいい?」も、妙にいやらしく響きますねw
でも、手元にはしっかりテスト対策を持参しているわけで、今回の加藤さんの訪問がエロい目的ではないことははっきりわかります。(当たり前だ)
もこっちの実力テストの中味を確認する加藤さん。
もっと厳しく対峙するかと思っていたので、ここはちょっと意外でしたね。
もこっちも、少し拍子抜けした感じでしょうか。
ていうか、うっちーとゆりちゃんの点数も把握しているのか…
なんか色々こわいですw
でも「もう少し頑張れば」「きっと」という言い方に、ちょっと不穏な匂いも感じ取れますね。
まだどっちに転ぶかわからないような気がしないでもないです。
WWWWWそのくらいは既に想定済みの加藤さんwww
考え得る逃げ道を前もって塞いでいる感じですよねw
まあ、先ほど隣でその会話を聞いてたわけだしなあ。
ゆ…と口にしてから、田村さんと言い直すところにニヤッとしていますね。
夕食時では同じテーブル上で「ゆりちゃん」呼びをしていたのに、この場でそう呼ぶのはなんとなく憚れるわけだw
用意周到www
「同じクラスにするから」という言い方がうまいですよね。
ゆりちゃんの目線を合わせないで「わかった…」というところがなんともいじらしいw
加藤さんに見透かされている感じもいろいろ複雑なんだろうなあw
もこっちの”内弁慶”という言い回しも好きw
自分たちは「身内」という認識があるのねw
自分のみならず、ガチ●ズさんもその「ワガママ」に振り回されていると思っているところがまた面白いw
ていうか、いったいどんな「ワガママ」言うんでしょうねえw
…なんか、もこっちとゆりちゃんの立場が逆転している感じですね。
もこっち的にはゆりちゃんはもはや「ほっとけない存在」となっているのでしょう。
友達としてというより「保護者」気取りになりつつあるのが、彼女らしくもありますがw
しかし、かつての自分を差し置いて良く言うよなあという感じも、正直ありますねw
まあ実際、同じクラスにあがることのほうが、どう考えても優先順位として上でしょう。
時間も全然ないわけですからね。昇級テストは明日の夜なのですから。
ここで、凪さんサイドに場面が転換するところが実にうまいですね。
一見、別々に動いていていたかのように見えていた二つの“点”が“線”としてつながっていく流れが本当に見事です。
もこっちサイド、ゆりちゃんサイドと物語を分断するのではなく、ふたりの思いがお互いのドラマを結ぶ役目を果たしているわけで、これはある意味、ミステリそのものですよ。
ほら、バラバラに見えたそれぞれのエピソードの断片が、後半になって実はそれぞれの話はつながっていたみたいなパターンがあるじゃないですか。ああいう感じですね。
しかし、凪さんが「黒木さん」のことを聞いてくるのはわかっていたことではありますけど、ここでも“修学旅行”を思い出させるところがまたニクイ!
先ほどのもこっちの「保護者」面ぶりがかえっておかしくなりますねw まったく、あの頃のゆりちゃんの気持ちも少しは考えろってのw
あと、お風呂時には髪を結わくゆりちゃんがかわいいw
後ろにまとめて、しっぽ(?)だけ外に出すんですね。
これは何か意味があるのかな?
あ、やっぱり凪さんだけじゃなくって、812号室メンツとの交流なんですね。
となると、今回のお誘いはあらかじめ二人にも話を通してのことだったのかな。
それとも、ゆりちゃんに声を掛けてからの事後承諾だったのか。
それにしても、この会話のリレーは興味深いですね。
凪さんからのパスを受けたかよが、その意図を見事にくみ取った返しを見せてくれています。
「まこっちと同じくらい」というのがポイントですよね。それによって、さりげなく仲良くなった時期を引き出そうというわけです。
まこっちとの付き合いがその物差しになるということも含めて、なかなか面白いところですよね。
それに対して、ゆりちゃんもかよが求めていた以上の内容で応えます。
やはり、温泉という空間が気持ちまでほぐしてくれるのでしょうか、めずらしく口にする言葉もなめらかですよね。
みやなんとかさんの取ってつけたかのような笑い声も、ここではなごやかな雰囲気を引き立てる役割を果たしているように見えます。
これまた、重要な情報が次々と出てきたものです。
読む方の処理能力が追いつかないので、ほどほどにしてもらいたいところですがw
まず、今回合宿に参加していないそばかすさんは“楓”というのですね。イメージ通りと言うか、なんとなく“凪”さんとのユニット名みたいな印象を受けますね。「凪と楓」とかw
それはそうと、1年時のクラス割がここで判明したのは実に興味深いところです。
私と楓、ということは、かよと宮崎さん、それとなつとうっちーとは、それぞれ別のクラスだったということでしょうか。もしかしたら、雌猫グループは2年時に初めて一緒のクラスになったことで仲良くなったのかもしれませんね。
そして何より、注目すべきところはこの回想シーン!
凪さんは「田村さん」としか言っていませんが、実はまこっち、そしてサチと南さんとの4人(?)グループを形成していたという事実がここでついに明らかになったわけです!
前からゆりちゃんと南さんとの過去に何かあったのではという憶測はありましたが、これでほぼ確定したといってもいいでしょう。
おそらく、まこっち経由で南さんらのグループになんとなく組み込まれたものの、1年のクリスマス以降に何かあって、ゆりちゃん一人が距離を置くことになったような気がしますね。
もっとも、「去年は真子とクラスの何人かで遊んだ」という言い方からすると、本人は南さんグループの一員だったという認識はなかったようにも思えますが……(コミックス9巻所収;特別編5を参照)
ただ少なくとも、凪さんにとってはゆりちゃんはその“グループ”の一員という認識だったわけです。だからこそ、話すのにちょっと抵抗があったのですから。
そして、その頃の凪さんはそのことについて特に疑問も抱くことなく、いつものグループで楽しく日々を過ごしていたわけです。
なるほど、何かうっちー関連で暗躍しようということでは、どうやらなさそうですね。
純粋に…、というわけでもないかもしれませんが、グループの枠を越えてもっと自由に楽しみたいという思いが彼女の中にはあるような気がします。
ゆりちゃんも、まだ心を許したわけではありませんが、こわばった心も少しずつほぐれてきたかのようですね。……声は小さいけどw
それにしても、、うっちーともこっちを同じ土俵にあげるのはどうなのかなあw
どちらも「自由」とはまた違った種類のような気がするんですけどw
まさか、このシーンが次回への伏線になっていたとは、いったい誰が予想できただろうか……
この時、もしかよの言葉を聞かずにみんなでサウナに行っていたら、いったいどうなったんでしょうねw
一方の811号室。
いつの間にか、風夏さんと美保さんも戻って来たようです。
しかし、美保はいったい、この合宿に何しに来たんだw
ていうか、こいつ、いつもベッドに横たわっているな…
加藤さんwwwなんか、いちいち風夏に対しては棘のある感じだなw
ついでだから、ってw
まあ、当のゲス乙女さんはまったく気にしていないようなので別にいいかw
それに対しての美保さんは、もうはなからやる気がないw
ここで加藤さんがすんなりOK出したのはちょっと意外でしたが……
あ、そういう誘導作戦のつもりだったのねw
まあ自分のテリトリーに引っ張りこんだ方がやりやすいというのはあるかも。
ただ「私の部屋」じゃないですけどねw 一応ゆりちゃんもうっちーもいるでしょうw
一方のもこっちはどうも集中力に欠けている感じが否めませんね。
相手が加藤さんだけに、あまりに静かな環境だとどうしても緊張してしまうんでしょうけど、この様子だとちょっと先が思いやられます。
そんな折での、突然の来訪者!
いやあホント、ミステリっぽい展開ですねw
この出来事が、この後起こる事件をより混迷の闇へと追いやることとなるのです……みたいなw(うそですw)
それにしても、この場面の風夏さんはやっぱり探偵っぽいですね。
犯人はこいつかwwwww
てか、そのテカりにテカったその肌はなんだw
逆に気色悪いわw
でも、ここで冒頭の夕食シーンが意味を持ってくるんですよね。
加藤さんとのやり取りをすぐ後ろで彼女は聞き耳を立てながら、飲泉(笑)から急遽予定を変更したというわけですw
WWWWWこのシーン好きw
それぞれ、何しにきたんだこいつ…みたいな空気を醸し出しているのが最高におかしいw
ていうか、なんでバスローブ姿なんだよw
自室でくつろぐならともかく、他の部屋に訪問する姿としてどうなのかw
後ろで楽しそうに事の成り行きをみている美保さんが、むしろまともに見えてくるから不思議ですw
いつも以上にさっぱりWWWWW
褒めてるんだか貶してるんだかよくわからんw
ていうか、うっちーもたいがいですよねw
そのスッピン顔を見せたくてここに来たんだろうがw
WWWWW
自分の仕上がり具合を長々と説明すんなwww
ていうか、「仕上がっている」て何w
それにしてもうっちー、本当に「視姦」好きだなw(コミックス11巻所収;喪99「モテないし友達の友達」のこのシーンを参照w)
でも2年時とは違って、なんだかバックがキラキラしてますよねw
「濡れ髪」とか「たまご肌」とか、見てもらいたいところがモロわかりですw
WWW何が「絵文字のくせに」なのかよくわかりませんが、確かに加藤さんを呼び捨てにできるとは肝が据わってますねw
仲がよいなら岡田や風夏のように「明日香」呼びですし、南さんだって「さん」付けでしょう。
そう考えると、これは彼女だけの立ち位置なのかもしれません。
いやあ実はこう見えて、影の実力者だったんですね、うっちーはw
ていうか、ここで加藤さんがあっさり「そうだね」と引き下がるのもなんか不思議ですよ。
そもそも、なんでうっちーが加藤さんの代役ができるのかって話ですからねw
あまりに当たり前のように言うから、加藤さんも思わず頷いてしまっただけなんじゃなかろうかw まさに先手必勝というやつですねw
WWWWWひでえw
加藤さんを邪魔者扱いかよw
ていうか、それが目的だったんですね。
スッピンのたまご肌で来たのもお風呂に誘導する意味も兼ねてのことだったのかw
うーん、意外と策士だなこいつ……
それにしても、表情が伺えないキャラデザなので、よけいに不気味さが引き立ちますねw
火照り顔でテカテカさせながら、そんなことを考えていたのかw
WWWWW何がしたいんだ、こいつはwww
ていうか、こんな形でまたあの“修学旅行”を思い出させてくるとはw
まあそれだけ「あの夜」のことが忘れられないんでしょうけどねw
しかし美保さん、まるで中学生みたいだなw
それこそ、修学旅行みたいなノリじゃないですかw
いつの間にかベッドも移動しているしw
美保さん的には、邪魔することで「共犯者」が欲しいんでしょうかね?
勉強なんかしないで、このまま一緒にCクラスでいようよみたいなw
なんだ、このネットネタをぱくったかのような番組はw
さっそく、美保さんが食いついてきてるしw
まあ彼女はこういうノリ好きそうですもんね。
先ほどテレビつけていいと聞いたのも、自分一人で見るためではなくって、こうしてみんなを巻き込みたい意図があったのかも。
キモい出来WWWWW
ていうか、自分で作り直した感想がそれかよw
なんだか、うっちーにとっての「キモい」って、ミスター押忍の「押忍」みたいな感じになってますよねw
もはや、すべての会話が「キモい」で通じるんじゃなかろうかw
ちなみに、私の答えは「ふう、やっとできたか」でしたw
(これ以上は突っ込まないように)
美保さんの顔www
すごく楽しそうというか、実に生き生きとしていますよねw
実際にそれが当たっているかどうかよりも、こういう下世話な話で盛り上がる感じが好きなんでしょうね。
胡坐をかいている様が物欲しげな子供のようなしぐさに見えてきます。
一方の風夏さんは、くだらないわ、という空気をこれでもかと体外に放出していますw
私はこんなの興味ないよとばかりに目を逸らしていますけど、逆に意識してるのがバレバレですよね。
それにしても、この心理テストって本当なんですかね?
谷川さんの勝手なオリジナルじゃなくって、実際にこういう内容のものがあるんでしょうか…なんかうさんくさいんだよなあ。
…って、今軽く検索したら、実際にこういう深夜番組があったんですね。
なんか番組内で「腰が痛い」という回答も実際あったみたいw
まさかそれ、風夏さんじゃないだろうなw
ただのゲスWWWWW
だから、お前が言うなってのw
ていうか、頬を赤らめる風夏さんは「乙女」のそれですよね。
うん、やっぱり彼女は「ゲス乙女」だったんだ!(フォローになってない)
しかしそうか。
これは美保さんはすでに経験ありということでいいのかな?
で、「普通」だったとw
おお、もこっち自ら、「あの夜」のことをふってくるとは!
深く意味はなくって、おそらく話の接穂を探る上での流れなんでしょうけど、これはうっちーじゃなくっても、ちょっとドキッとさせられます。
ていうか、こんな風に懐かしい思い出、みたいな感じで話題にするような雰囲気じゃなかったような気もしますけどw
もこっちの中では、もはや美しい過去にすり替わっているんだろうかw
あと、「内さん」呼びがちょっと切ないw
うっちーwwwww
なんて、いじらしいんだろうwwwww
そして、なんて切ないんだろうwww
でも、なんで笑えるんだろうwwww
ホント不思議ですねw
でも、ここでの「キモい」は、これまでの「キモい」とはまったく違う「キモい」なんですよね。
これはテストに出るくらい重要なポイントですよ。みなさん、赤線引いておきましょうね。
しかし、もこっちwww
処女バレしたからかって、そりゃないだろw
まったく、うっちーも浮かばれないわw
まあ、このくらいの「乙女心」がわからないようでは、まだまだ初体験は先でしょうねw
もこっちが加藤さんに特訓されている様子を見に来たのでしょうか、ドアの前で立ちつくすゆりちゃん。
ここの転換も実に見事ですよね。
エピソードが断片的にならずに、二人の物語が流れるようにつながっていくわけです。
中から聞こえてくる楽しそうな賑わいの前で、何も言わずに立ち去るゆりちゃん。
このもどかしいまでのすれ違いというか、出会いそうで出会わない二人の思いが切なさを加速させますよね。
少し名残惜しそうにドアを見つめる表情に彼女の微妙な葛藤がよく表れているような気がします。
部屋に戻ったゆりちゃん。
誰かが室内風呂に入っているようですが、彼女は加藤さんがもこっちたちの部屋で勉強を見てあげていると思っているので、当然、消去法で「内さん」かなと考えるわけですよね。
いやあ、ここもなんか「ミステリ」っぽくありません?
去年秋の小説アンソロジーの影響かな?と、私はにらんでいるんですけどw
誰もいないホテルの部屋で、ひとり夜景を見ながら思いにふけるゆりちゃん。
まるでオシャレなドラマのワンシーンみたいですよね。
思うのは、先ほどの温泉での語らいのこと。
「いつも一緒にいる友達」とは別のグループの別の子たちとの会話。
意外と話しやすかったことに、ちょっと不思議な感慨を受けているようです。
でも、ああいうグループを組んでいる子たちはずっと苦手だった、と彼女は言っていましたが、本当は「苦手」だと最初から思い込んでいただけなのかもしれませんよね。
凪さんだって、「ちょっと抵抗」があったわけじゃないですか。
実はお互い、一歩を踏み出すことを恐れていただけなのかもしれないんです。
それも、ああして会話をしてみて初めてわかったことなんですよね。
なんだかふと、喪97「モテないし学食で食べる」を思い出しました。
話せばわかるとは限りませんが、それでも外からただ眺めているだけでは決してわからないこともあるんですよね、きっと。
今回の個人的ベストシーン。
窓ガラスに浮かんだ、すこし紗のかかったかのような表情がとても印象的です。
「智子みたく」。
彼女がそれをどう自分の中で形にしていくのか、注目ですね。
WWWWWこれもラッキースケベというのだろうかw
単行本で「光」が消えることを期待する声も多いようですが、果たしてどうなることでしょうかw
でもこのハプニングに至るまでの「伏線」は、実に丁寧に蒔かれていましたよね。
ここで、前回ラストのふたつの流れが綺麗にひとつへとまとまるわけです。
まあ、お互い悪くはないわなw
ちょっとした運命(谷川ニコ)のいたずらですw
「あっと…!」という一声が、すっごく加藤さんらしいw
なんか、お姉さんキャラって、こういうリアクションするイメージがあります。
すぐにドアを閉めてごめんねと謝るところにも育ちのよさがにじみ出ています。
「なんでお前がいんだよ!!?」と逆切れするどっかの誰かさんとはえらい違いですw
この場面で、いることを伝えなくてごめんと謝れるゆりちゃんも素晴らしいですねw
本来それもおかしな話で、バスルームに向かって、今帰ってきたからーって宣言されても逆に困りますよw
でも、この律儀さがまたゆりちゃんのいい所でもあるんですよね。
見ていて、ほんわかする場面です。
タオル持っていくの忘れたんだw 意外と加藤さん、うっかり屋さんだなw
ゆりちゃんがいなければ、あのまま水滴たらしながらベッドに向かうつもりだったのかw
想像するとちょっと間抜けで、かえって親近感が湧きますね。
一方、慌ててタオルを抱えるゆりちゃんは、なんだか新人バイトみたいな初々しさがありますw
さて、何やら、手元から落ちたようですが……
おお!?
正直私は、先ほどの「ラッキースケベ」シーンよりこっちの方がドキッとさせられましたよ。
これを加藤さんが身に着けているかと思うと……ハッ!俺は一体何を血迷っているんだ…
しかし、タオルのみならず、下着も何もかも持っていかなかったのかよ…
マジで加藤さんって、けっこう抜けたところがあるのかも?
WWWいや、普通に届けたほうがいいだろw
ていうか加藤さんだって、そのつもりで言ってるんだと思うぞw
そうでなきゃ、体拭いてもまた全裸で出てこなきゃならなくなるしw
そもそも、変に気にし過ぎだってw
女の子同士、何を意識することがあるんでしょうねえ?w
お馴染みゆりちゃんの「ふっ」笑いですが、これも先ほどのうっちー同様、これまでの「ふっ」とはまったく違う意味での「ふっ」なんだと思います。
自嘲半分、新たな自分を発見したことへの嬉しさ半分といったところでしょうか。
ここで、先ほどの「智子みたく」が思いもしなかった形でクローズアップされるところも含めて、じわじわとおかしみが増してくる場面だと思いますね。
あえて、横顔が麗奈仕様になるところも面白いw
そんな、ひとり下着を握りしめながらほくそ笑むゆりちゃんw
……を、一人訝しげに見つめる加藤さんwww
夏とはいえ風邪ひいちゃいますよw
早く持っていってあげてね、ゆりちゃんw
今見てもやっぱり、話の「オチ」とは言い難いものがありますけど、
それとは別にどうしても笑いがこみ上げてくるのを抑えることができませんねw
とにかく、加藤さんの「早く持ってきてくれないかしら…でもなんか声かけづらい…」みたいな表情が最高です!
ブラウザ版で何度も読み直してみても、やっぱり「意外とおとなしかった」という印象は変わりませんでしたね。
むしろ、ますます「派手さはないけどさりげない技巧が光るいぶし銀」回という思いを強めましたよw
なんていうか、話の進め方がきれいなんですよね。いつもよりも場面転換が多いはずなのに、それをあまり感じさせない工夫がいたるところでされているんです。
冒頭のもこっちとゆりちゃんの会話から、凪さんとの温泉と加藤さんの「昇級テスト対策」が同時に広がっていきます。また、うっちーの来訪の布石も、さりげなくネタとともにわかりやすく打っているわけです。
美保さんの自由奔放な言動も、ゆり凪の会話も、みんなそれぞれ意味があるんですよね。あくまで笑いを追求しながら、最後の「今の私 智子みたい」にすべて集約していく流れは、ある意味、芸術的ですらあったと思いますよ。
話の構成自体はすごく地味というか、前回のようなインパクトのある場面はほとんどないんですよね。
ほら、加藤さんのサービスシーンもあっさりしたものだったじゃないですか。
普通のマンガだったら少なくともページ半分くらいは使って、バン!と見せるところですよw
最後の「オチ」もそうですけど、全体的に抑制の効いた演出が逆に目立った印象を持ちました。
そのせいか、加藤さんも凪さんも落ち着いていたような気がしますね。前回の何やらざわざわする「ヒキ」はいったいなんだったんだと思うくらいw
逆に言えば、前回がシリーズ初回ならばの派手さで読者を惹きつけたからこそ、今回のじわじわ浸透していくような味わいが身に染みたのかもしれません。
内弁慶がと言いつつ、話し相手あんまりいなさそうだからと心配そうだったもこっち。
今の私、智子みたいと思わず笑いをこらえきれなかったゆりちゃん。
二人の主人公の物語を紡ぐには、こういったゆったりとした雰囲気が似合うのかもしれませんね。
ゆりちゃんともこっちのWヒロインの王道が楽しめる喪151「モテないし勝利する」も読める16巻は絶賛発売中!
17巻は3月12日発売予定!喪164「モテないし夏休みから頑張る。」で、夏合宿について勉強しておきましょう!
小説アンソロジーを読んで、ミステリっぽさを堪能しておくのもいいかも。(直球のミステリものはあまりないけどw)
今回は夏合宿最初の夜になります。前回の「つづく」からして当然ですよね。
これがドラマだったら、冒頭で前回のリフレインが入りますよwナレーション付きでw
まあそうでなくても、いきなり2日目に入るというのはまずない展開でしょう。
日中がほぼ授業で埋め尽くされる設定なのですから、キャラ同士のドラマが始まるとすれば夜しかないわけです。
ただ今回は、あらかじめ何が起こるか予告されているんですよね。そこがなんとも面白いところです。
なので今回のタイトルも実にそっけないものです。
「モテないし夏合宿初日の夜」って、そのまんまですからw
ただ逆にいえば、前回予告したことはすべてやるよという意味もあるような気がするんですよね。
ひとつの出来事をじっくり描くというより、その夜にあったことをトータルとして見せるという意図がそこには隠されていると思うんです。
はたして、凪さん(メガネさん)とゆりちゃんの温泉シーンと加藤さんの「見直し」は、一体どういう形で繋がっていくのか?
それでは、さっそく見てまいりましょう!

午後の授業が終わって、時は夕食タイム。この後まだ授業があるわけですから、まさに束の間の休息といった感じでしょうか。
こうしてみると、一般的な夕食メニューですね。決して質素ではありませんが、特別豪華という感じでもなさそうです。むしろ修学旅行時のほうが豪華だったかもw(コミックス8巻所収;喪72「モテないし京都に着く」参照)
まああくまで「合宿」ですからね。遊びにきたわけじゃないのですから、これでも十分贅沢というものです。

WWWWWなんかいろいろ突っ込みたいことが多過ぎるwww
まず、「旅行」じゃないしw
そんな心構えだからCクラスになったんじゃないの?w
で、「ロウ」じゃないしw
それは「固形燃料」っていうのw まあ見た目はたしかにでっかいロウソクっぽいけどw
あと、他のおかずって、鍋以外はサラダとお刺身だろうがw
冷めているもなにも、もともとそういうものだと思うぞw
でもこういう他愛ないやり取りって、なんかいいですよね。
みんなで食事をする時って、料理そのものよりもこうやってあれこれ言い合う感じがすごく楽しいものなんです。
修学旅行や2年の打ち上げではあり得なかったことだけに、今こうやってそれを取り戻そうとしているのかなとも感じましたね。

WWWWWなんじゃこりゃwww
だからツッコミが追いつかないってのw 頼むからボケは一コマひとつにしてくれよw
まず「くろきの湯」というのがわからないし、
「飲んでキモい長湯してキモい」というフレーズも意味がわからんw
いったいどういう客層を想定しているんだ……と思いきや「疲労回復」「健康増進」と普通の温泉ぽい効能が書いてあるしw
なんでキモくなるのが健康増進に繋がるんだwww
ていうか、うっちーが飲んでるこのお湯やばいんじゃないのw なんか変な顔が浮いてるぞwww
キモいどころか、絶対お腹壊すだろこんなのw というか、何か寄生されそうw
何より、そのわけのわからん妄想は自分の中だけで処理してくれw
あまりに広がりすぎて、まるでゆりちゃんが想像しているかのようになってるじゃないかw
まったく、ゆりちゃんにとっては飛んだとばっちりですよw
…しかしもう、うしろで聞き耳を立ててる誰かさんのせいで、もこっちたちの会話が全然頭に入ってきませんよw
まあとにかく、今回の一番笑ったシーンはやっぱりここしかないですね。
前回の「ジェネリック私」と同じパターンになってしまいますけど、こればかりはどうしようもありません。だって実際笑ったんだからw
でもきっとこのあとゆりちゃんは、凪さんに誘われたことを話すつもりだったんでしょうね。これだと、さっき変な温泉を見たよみたいな流れですけどw
さて、そんな二人の会話の間に入るタイミングを見計らっていたかのように、さっそくあの人が動き始めます…

ここで視点を後ろに変えるところがうまいですね。
見え方が単調にならないようにというマンガ上のテクニックももちろんあるでしょうが、それ以上にあのキャラがこの会話を聞いていただろうことを読者に印象付ける効果を狙っているわけです。これが後の伏線になってくるんですよね。
また、あえてもこっちの表情を見せないことで、読者の想像を駆り立てる意図もあるのでしょう。なんとなく、加藤さんの目的を察しているようですよねw
それと同時に、もこっちたちの向かいには、伊藤さんこみさんKAHOさんの813号室トリオがいることも、さりげなく読み手に見せている面もあるような気がします。基本的には同室隣室同士のテーブルという感じの並びなんでしょうね。
それはさておき、ここでの風夏さんの呼び止めは一瞬ちょっとドキッとさせられたのですが……

そんなことかよw 意外とこういう時は変に気を回すんだなw
(それとも、あえて二人っきりの場を作って影から探りを入れようとするつもりだったのか?w)
ていうか、加藤さんの返しが何気に冷たいw
「いてもいなくても」ってwww
本人にはあまり伝わっていない感じがまたおかしいですね。わかった、じゃねーよw
ていうか、811号室の3人の間に割り込んでもこっちの隣に座っているのか、加藤さんはw
美保さんは向かいの夏帆さんと談笑している感じなのかな?
一見すると、隣の会話なんて聞いていない風ではありますが……

WWWWW
4人ともそれぞれみんなダメなんですけど、一人だけ次元が違い過ぎるやつがいるぞwww
いったい何の「本番」だよw
ていうか、「朝まで探る」の意味がわからんw
一晩中もこっちの寝顔でも見つめているつもりかw
それともゆうちゃんの胸を探りに夜這いをかけるとかw
いずれにしても、受験が目的の合宿で徹夜とか正気の沙汰とは思えんwww
ホント、こうなると、もこっちの「スマホ」や美保の「遊びたい」がまともに思えてくるから不思議ですねw
ゆうちゃんなんて、ちゃんと自習をするつもりですからね。実に感心な姿勢ですよ。
…まあ目の輝きは失われているけどw

これだけ見ると、仲良し3人組が旅行に来ているかのようですね。修学旅行時とはまた違ったリアルな女の子同士の生態が垣間見れます。
美保の他人の視線をまったく気にしないリラックスした感じとか、妙に生々しさを感じてしまいますね。
もっとも、あとの2人はかなりおかしいですけどw
相変わらず目線だけ足の付け根あたりに向けているもこっちもさることながら、
黙って何かを観察しているかのような、風夏の異常さよw
探るってこういうことなのかw
でも、見ようによっては、なんかミステリっぽい場面でもありますよね。
第一の事件が起こる前触れみたいw
どことなく妙な違和感を覚えた探偵役の風夏さんが、その違和感の正体を必死でたぐりよせているとかw

美保さんが実はすべてお見通しなのではと思ってしまうのは、こういう表情をするからなんですよね。
いつもは糸目キャラである彼女が、こんな大きな瞳を開けてこういう提案をするところに、「お菓子」以外にも何かあるんじゃないのかと邪推してしまうわけです。
「みんなでコンビニ」という発言も、風夏のツッコミを想定してのことのように思えます。
この後の会話の流れも、すべてコントロールしたうえでの舞台つくりなのかなという気がします。

で、美保さんの思惑通りかとどうかはともかく、こういうシチュエーションになるわけでw
なんか、友人たちに気を回されたラブコメ主人公みたいな佇まいですよねw
こうなると、嫌でも変に意識して、なんだか落ち着かなくなるわけです。
で、意味もなく、こんなことをしてみたりして……

WWWWWなぜ歯をみがくwww
てか「一応」って、どんな事態を想定しているんだw
でも、ラフな格好のせいか、なんかナチュラルな雰囲気があっていいですね。
寝る前の日常風景という感じがします。
今回の個人的ベストもこっちは、ここかな。
なんてことないワンシーンですけど、もこっちの普通の女の子の部分と独自(笑)の部分が、ほどよく交じり合った名場面だと思います。

WWWWWなにをそわそわしてるwww
これじゃあまるで、あれを待ってるあれの気分だぞwww
……と、この時点で誰もがツッコミを入れたくなったことでしょうw

WWWWW自分でツッコむかwwwww
いや、私もデリヘルがどうなのかなんてわかりませんけどねw
つーか、デリヘルを知ってるJKって…
「ホテル」「加藤」「二人きり」「夜」という4つのワードからの連想でエロい緊張感というのも、わかるようなわからないような…w
てか、「加藤」ってなんだよwww
それ自体をエロワードにすんなw
全国の加藤さんが困惑するだろw

あ、この挙動不審ぶりは、呼ぶの初めてだなw
「どうぞどうぞ」がいかにもって感じw
ていうか、「へへへ」はやめろってのw
加藤さんの「入ってもいい?」も、妙にいやらしく響きますねw
でも、手元にはしっかりテスト対策を持参しているわけで、今回の加藤さんの訪問がエロい目的ではないことははっきりわかります。(当たり前だ)

もこっちの実力テストの中味を確認する加藤さん。
もっと厳しく対峙するかと思っていたので、ここはちょっと意外でしたね。
もこっちも、少し拍子抜けした感じでしょうか。
ていうか、うっちーとゆりちゃんの点数も把握しているのか…
なんか色々こわいですw
でも「もう少し頑張れば」「きっと」という言い方に、ちょっと不穏な匂いも感じ取れますね。
まだどっちに転ぶかわからないような気がしないでもないです。

WWWWWそのくらいは既に想定済みの加藤さんwww
考え得る逃げ道を前もって塞いでいる感じですよねw
まあ、先ほど隣でその会話を聞いてたわけだしなあ。
ゆ…と口にしてから、田村さんと言い直すところにニヤッとしていますね。
夕食時では同じテーブル上で「ゆりちゃん」呼びをしていたのに、この場でそう呼ぶのはなんとなく憚れるわけだw

用意周到www
「同じクラスにするから」という言い方がうまいですよね。
ゆりちゃんの目線を合わせないで「わかった…」というところがなんともいじらしいw
加藤さんに見透かされている感じもいろいろ複雑なんだろうなあw
もこっちの”内弁慶”という言い回しも好きw
自分たちは「身内」という認識があるのねw
自分のみならず、ガチ●ズさんもその「ワガママ」に振り回されていると思っているところがまた面白いw
ていうか、いったいどんな「ワガママ」言うんでしょうねえw

…なんか、もこっちとゆりちゃんの立場が逆転している感じですね。
もこっち的にはゆりちゃんはもはや「ほっとけない存在」となっているのでしょう。
友達としてというより「保護者」気取りになりつつあるのが、彼女らしくもありますがw
しかし、かつての自分を差し置いて良く言うよなあという感じも、正直ありますねw
まあ実際、同じクラスにあがることのほうが、どう考えても優先順位として上でしょう。
時間も全然ないわけですからね。昇級テストは明日の夜なのですから。

ここで、凪さんサイドに場面が転換するところが実にうまいですね。
一見、別々に動いていていたかのように見えていた二つの“点”が“線”としてつながっていく流れが本当に見事です。
もこっちサイド、ゆりちゃんサイドと物語を分断するのではなく、ふたりの思いがお互いのドラマを結ぶ役目を果たしているわけで、これはある意味、ミステリそのものですよ。
ほら、バラバラに見えたそれぞれのエピソードの断片が、後半になって実はそれぞれの話はつながっていたみたいなパターンがあるじゃないですか。ああいう感じですね。
しかし、凪さんが「黒木さん」のことを聞いてくるのはわかっていたことではありますけど、ここでも“修学旅行”を思い出させるところがまたニクイ!
先ほどのもこっちの「保護者」面ぶりがかえっておかしくなりますねw まったく、あの頃のゆりちゃんの気持ちも少しは考えろってのw
あと、お風呂時には髪を結わくゆりちゃんがかわいいw
後ろにまとめて、しっぽ(?)だけ外に出すんですね。
これは何か意味があるのかな?

あ、やっぱり凪さんだけじゃなくって、812号室メンツとの交流なんですね。
となると、今回のお誘いはあらかじめ二人にも話を通してのことだったのかな。
それとも、ゆりちゃんに声を掛けてからの事後承諾だったのか。
それにしても、この会話のリレーは興味深いですね。
凪さんからのパスを受けたかよが、その意図を見事にくみ取った返しを見せてくれています。
「まこっちと同じくらい」というのがポイントですよね。それによって、さりげなく仲良くなった時期を引き出そうというわけです。
まこっちとの付き合いがその物差しになるということも含めて、なかなか面白いところですよね。
それに対して、ゆりちゃんもかよが求めていた以上の内容で応えます。
やはり、温泉という空間が気持ちまでほぐしてくれるのでしょうか、めずらしく口にする言葉もなめらかですよね。
みやなんとかさんの取ってつけたかのような笑い声も、ここではなごやかな雰囲気を引き立てる役割を果たしているように見えます。

これまた、重要な情報が次々と出てきたものです。
読む方の処理能力が追いつかないので、ほどほどにしてもらいたいところですがw
まず、今回合宿に参加していないそばかすさんは“楓”というのですね。イメージ通りと言うか、なんとなく“凪”さんとのユニット名みたいな印象を受けますね。「凪と楓」とかw
それはそうと、1年時のクラス割がここで判明したのは実に興味深いところです。
私と楓、ということは、かよと宮崎さん、それとなつとうっちーとは、それぞれ別のクラスだったということでしょうか。もしかしたら、雌猫グループは2年時に初めて一緒のクラスになったことで仲良くなったのかもしれませんね。
そして何より、注目すべきところはこの回想シーン!
凪さんは「田村さん」としか言っていませんが、実はまこっち、そしてサチと南さんとの4人(?)グループを形成していたという事実がここでついに明らかになったわけです!
前からゆりちゃんと南さんとの過去に何かあったのではという憶測はありましたが、これでほぼ確定したといってもいいでしょう。
おそらく、まこっち経由で南さんらのグループになんとなく組み込まれたものの、1年のクリスマス以降に何かあって、ゆりちゃん一人が距離を置くことになったような気がしますね。
もっとも、「去年は真子とクラスの何人かで遊んだ」という言い方からすると、本人は南さんグループの一員だったという認識はなかったようにも思えますが……(コミックス9巻所収;特別編5を参照)
ただ少なくとも、凪さんにとってはゆりちゃんはその“グループ”の一員という認識だったわけです。だからこそ、話すのにちょっと抵抗があったのですから。
そして、その頃の凪さんはそのことについて特に疑問も抱くことなく、いつものグループで楽しく日々を過ごしていたわけです。

なるほど、何かうっちー関連で暗躍しようということでは、どうやらなさそうですね。
純粋に…、というわけでもないかもしれませんが、グループの枠を越えてもっと自由に楽しみたいという思いが彼女の中にはあるような気がします。
ゆりちゃんも、まだ心を許したわけではありませんが、こわばった心も少しずつほぐれてきたかのようですね。……声は小さいけどw
それにしても、、うっちーともこっちを同じ土俵にあげるのはどうなのかなあw
どちらも「自由」とはまた違った種類のような気がするんですけどw

まさか、このシーンが次回への伏線になっていたとは、いったい誰が予想できただろうか……
この時、もしかよの言葉を聞かずにみんなでサウナに行っていたら、いったいどうなったんでしょうねw

一方の811号室。
いつの間にか、風夏さんと美保さんも戻って来たようです。
しかし、美保はいったい、この合宿に何しに来たんだw
ていうか、こいつ、いつもベッドに横たわっているな…

加藤さんwwwなんか、いちいち風夏に対しては棘のある感じだなw
ついでだから、ってw
まあ、当のゲス乙女さんはまったく気にしていないようなので別にいいかw
それに対しての美保さんは、もうはなからやる気がないw
ここで加藤さんがすんなりOK出したのはちょっと意外でしたが……

あ、そういう誘導作戦のつもりだったのねw
まあ自分のテリトリーに引っ張りこんだ方がやりやすいというのはあるかも。
ただ「私の部屋」じゃないですけどねw 一応ゆりちゃんもうっちーもいるでしょうw
一方のもこっちはどうも集中力に欠けている感じが否めませんね。
相手が加藤さんだけに、あまりに静かな環境だとどうしても緊張してしまうんでしょうけど、この様子だとちょっと先が思いやられます。

そんな折での、突然の来訪者!
いやあホント、ミステリっぽい展開ですねw
この出来事が、この後起こる事件をより混迷の闇へと追いやることとなるのです……みたいなw(うそですw)
それにしても、この場面の風夏さんはやっぱり探偵っぽいですね。

犯人はこいつかwwwww
てか、そのテカりにテカったその肌はなんだw
逆に気色悪いわw
でも、ここで冒頭の夕食シーンが意味を持ってくるんですよね。
加藤さんとのやり取りをすぐ後ろで彼女は聞き耳を立てながら、飲泉(笑)から急遽予定を変更したというわけですw

WWWWWこのシーン好きw
それぞれ、何しにきたんだこいつ…みたいな空気を醸し出しているのが最高におかしいw
ていうか、なんでバスローブ姿なんだよw
自室でくつろぐならともかく、他の部屋に訪問する姿としてどうなのかw
後ろで楽しそうに事の成り行きをみている美保さんが、むしろまともに見えてくるから不思議ですw

いつも以上にさっぱりWWWWW
褒めてるんだか貶してるんだかよくわからんw
ていうか、うっちーもたいがいですよねw
そのスッピン顔を見せたくてここに来たんだろうがw

WWWWW
自分の仕上がり具合を長々と説明すんなwww
ていうか、「仕上がっている」て何w
それにしてもうっちー、本当に「視姦」好きだなw(コミックス11巻所収;喪99「モテないし友達の友達」のこのシーンを参照w)
でも2年時とは違って、なんだかバックがキラキラしてますよねw
「濡れ髪」とか「たまご肌」とか、見てもらいたいところがモロわかりですw

WWW何が「絵文字のくせに」なのかよくわかりませんが、確かに加藤さんを呼び捨てにできるとは肝が据わってますねw
仲がよいなら岡田や風夏のように「明日香」呼びですし、南さんだって「さん」付けでしょう。
そう考えると、これは彼女だけの立ち位置なのかもしれません。
いやあ実はこう見えて、影の実力者だったんですね、うっちーはw
ていうか、ここで加藤さんがあっさり「そうだね」と引き下がるのもなんか不思議ですよ。
そもそも、なんでうっちーが加藤さんの代役ができるのかって話ですからねw
あまりに当たり前のように言うから、加藤さんも思わず頷いてしまっただけなんじゃなかろうかw まさに先手必勝というやつですねw

WWWWWひでえw
加藤さんを邪魔者扱いかよw
ていうか、それが目的だったんですね。
スッピンのたまご肌で来たのもお風呂に誘導する意味も兼ねてのことだったのかw
うーん、意外と策士だなこいつ……
それにしても、表情が伺えないキャラデザなので、よけいに不気味さが引き立ちますねw
火照り顔でテカテカさせながら、そんなことを考えていたのかw

WWWWW何がしたいんだ、こいつはwww
ていうか、こんな形でまたあの“修学旅行”を思い出させてくるとはw
まあそれだけ「あの夜」のことが忘れられないんでしょうけどねw
しかし美保さん、まるで中学生みたいだなw
それこそ、修学旅行みたいなノリじゃないですかw
いつの間にかベッドも移動しているしw
美保さん的には、邪魔することで「共犯者」が欲しいんでしょうかね?
勉強なんかしないで、このまま一緒にCクラスでいようよみたいなw

なんだ、このネットネタをぱくったかのような番組はw
さっそく、美保さんが食いついてきてるしw
まあ彼女はこういうノリ好きそうですもんね。
先ほどテレビつけていいと聞いたのも、自分一人で見るためではなくって、こうしてみんなを巻き込みたい意図があったのかも。

キモい出来WWWWW
ていうか、自分で作り直した感想がそれかよw
なんだか、うっちーにとっての「キモい」って、ミスター押忍の「押忍」みたいな感じになってますよねw
もはや、すべての会話が「キモい」で通じるんじゃなかろうかw
ちなみに、私の答えは「ふう、やっとできたか」でしたw
(これ以上は突っ込まないように)

美保さんの顔www
すごく楽しそうというか、実に生き生きとしていますよねw
実際にそれが当たっているかどうかよりも、こういう下世話な話で盛り上がる感じが好きなんでしょうね。
胡坐をかいている様が物欲しげな子供のようなしぐさに見えてきます。
一方の風夏さんは、くだらないわ、という空気をこれでもかと体外に放出していますw
私はこんなの興味ないよとばかりに目を逸らしていますけど、逆に意識してるのがバレバレですよね。
それにしても、この心理テストって本当なんですかね?
谷川さんの勝手なオリジナルじゃなくって、実際にこういう内容のものがあるんでしょうか…なんかうさんくさいんだよなあ。
…って、今軽く検索したら、実際にこういう深夜番組があったんですね。
なんか番組内で「腰が痛い」という回答も実際あったみたいw
まさかそれ、風夏さんじゃないだろうなw

ただのゲスWWWWW
だから、お前が言うなってのw
ていうか、頬を赤らめる風夏さんは「乙女」のそれですよね。
うん、やっぱり彼女は「ゲス乙女」だったんだ!(フォローになってない)
しかしそうか。
これは美保さんはすでに経験ありということでいいのかな?
で、「普通」だったとw

おお、もこっち自ら、「あの夜」のことをふってくるとは!
深く意味はなくって、おそらく話の接穂を探る上での流れなんでしょうけど、これはうっちーじゃなくっても、ちょっとドキッとさせられます。
ていうか、こんな風に懐かしい思い出、みたいな感じで話題にするような雰囲気じゃなかったような気もしますけどw
もこっちの中では、もはや美しい過去にすり替わっているんだろうかw
あと、「内さん」呼びがちょっと切ないw

うっちーwwwww
なんて、いじらしいんだろうwwwww
そして、なんて切ないんだろうwww
でも、なんで笑えるんだろうwwww
ホント不思議ですねw
でも、ここでの「キモい」は、これまでの「キモい」とはまったく違う「キモい」なんですよね。
これはテストに出るくらい重要なポイントですよ。みなさん、赤線引いておきましょうね。
しかし、もこっちwww
処女バレしたからかって、そりゃないだろw
まったく、うっちーも浮かばれないわw
まあ、このくらいの「乙女心」がわからないようでは、まだまだ初体験は先でしょうねw

もこっちが加藤さんに特訓されている様子を見に来たのでしょうか、ドアの前で立ちつくすゆりちゃん。
ここの転換も実に見事ですよね。
エピソードが断片的にならずに、二人の物語が流れるようにつながっていくわけです。

中から聞こえてくる楽しそうな賑わいの前で、何も言わずに立ち去るゆりちゃん。
このもどかしいまでのすれ違いというか、出会いそうで出会わない二人の思いが切なさを加速させますよね。
少し名残惜しそうにドアを見つめる表情に彼女の微妙な葛藤がよく表れているような気がします。

部屋に戻ったゆりちゃん。
誰かが室内風呂に入っているようですが、彼女は加藤さんがもこっちたちの部屋で勉強を見てあげていると思っているので、当然、消去法で「内さん」かなと考えるわけですよね。
いやあ、ここもなんか「ミステリ」っぽくありません?
去年秋の小説アンソロジーの影響かな?と、私はにらんでいるんですけどw

誰もいないホテルの部屋で、ひとり夜景を見ながら思いにふけるゆりちゃん。
まるでオシャレなドラマのワンシーンみたいですよね。
思うのは、先ほどの温泉での語らいのこと。
「いつも一緒にいる友達」とは別のグループの別の子たちとの会話。
意外と話しやすかったことに、ちょっと不思議な感慨を受けているようです。
でも、ああいうグループを組んでいる子たちはずっと苦手だった、と彼女は言っていましたが、本当は「苦手」だと最初から思い込んでいただけなのかもしれませんよね。
凪さんだって、「ちょっと抵抗」があったわけじゃないですか。
実はお互い、一歩を踏み出すことを恐れていただけなのかもしれないんです。
それも、ああして会話をしてみて初めてわかったことなんですよね。
なんだかふと、喪97「モテないし学食で食べる」を思い出しました。
話せばわかるとは限りませんが、それでも外からただ眺めているだけでは決してわからないこともあるんですよね、きっと。

今回の個人的ベストシーン。
窓ガラスに浮かんだ、すこし紗のかかったかのような表情がとても印象的です。
「智子みたく」。
彼女がそれをどう自分の中で形にしていくのか、注目ですね。

WWWWWこれもラッキースケベというのだろうかw
単行本で「光」が消えることを期待する声も多いようですが、果たしてどうなることでしょうかw
でもこのハプニングに至るまでの「伏線」は、実に丁寧に蒔かれていましたよね。
ここで、前回ラストのふたつの流れが綺麗にひとつへとまとまるわけです。

まあ、お互い悪くはないわなw
ちょっとした運命(谷川ニコ)のいたずらですw
「あっと…!」という一声が、すっごく加藤さんらしいw
なんか、お姉さんキャラって、こういうリアクションするイメージがあります。
すぐにドアを閉めてごめんねと謝るところにも育ちのよさがにじみ出ています。
「なんでお前がいんだよ!!?」と逆切れするどっかの誰かさんとはえらい違いですw
この場面で、いることを伝えなくてごめんと謝れるゆりちゃんも素晴らしいですねw
本来それもおかしな話で、バスルームに向かって、今帰ってきたからーって宣言されても逆に困りますよw
でも、この律儀さがまたゆりちゃんのいい所でもあるんですよね。
見ていて、ほんわかする場面です。

タオル持っていくの忘れたんだw 意外と加藤さん、うっかり屋さんだなw
ゆりちゃんがいなければ、あのまま水滴たらしながらベッドに向かうつもりだったのかw
想像するとちょっと間抜けで、かえって親近感が湧きますね。
一方、慌ててタオルを抱えるゆりちゃんは、なんだか新人バイトみたいな初々しさがありますw
さて、何やら、手元から落ちたようですが……

おお!?
正直私は、先ほどの「ラッキースケベ」シーンよりこっちの方がドキッとさせられましたよ。
これを加藤さんが身に着けているかと思うと……ハッ!俺は一体何を血迷っているんだ…
しかし、タオルのみならず、下着も何もかも持っていかなかったのかよ…
マジで加藤さんって、けっこう抜けたところがあるのかも?

WWWいや、普通に届けたほうがいいだろw
ていうか加藤さんだって、そのつもりで言ってるんだと思うぞw
そうでなきゃ、体拭いてもまた全裸で出てこなきゃならなくなるしw
そもそも、変に気にし過ぎだってw
女の子同士、何を意識することがあるんでしょうねえ?w

お馴染みゆりちゃんの「ふっ」笑いですが、これも先ほどのうっちー同様、これまでの「ふっ」とはまったく違う意味での「ふっ」なんだと思います。
自嘲半分、新たな自分を発見したことへの嬉しさ半分といったところでしょうか。
ここで、先ほどの「智子みたく」が思いもしなかった形でクローズアップされるところも含めて、じわじわとおかしみが増してくる場面だと思いますね。
あえて、横顔が麗奈仕様になるところも面白いw

そんな、ひとり下着を握りしめながらほくそ笑むゆりちゃんw
……を、一人訝しげに見つめる加藤さんwww
夏とはいえ風邪ひいちゃいますよw
早く持っていってあげてね、ゆりちゃんw
今見てもやっぱり、話の「オチ」とは言い難いものがありますけど、
それとは別にどうしても笑いがこみ上げてくるのを抑えることができませんねw
とにかく、加藤さんの「早く持ってきてくれないかしら…でもなんか声かけづらい…」みたいな表情が最高です!
ブラウザ版で何度も読み直してみても、やっぱり「意外とおとなしかった」という印象は変わりませんでしたね。
むしろ、ますます「派手さはないけどさりげない技巧が光るいぶし銀」回という思いを強めましたよw
なんていうか、話の進め方がきれいなんですよね。いつもよりも場面転換が多いはずなのに、それをあまり感じさせない工夫がいたるところでされているんです。
冒頭のもこっちとゆりちゃんの会話から、凪さんとの温泉と加藤さんの「昇級テスト対策」が同時に広がっていきます。また、うっちーの来訪の布石も、さりげなくネタとともにわかりやすく打っているわけです。
美保さんの自由奔放な言動も、ゆり凪の会話も、みんなそれぞれ意味があるんですよね。あくまで笑いを追求しながら、最後の「今の私 智子みたい」にすべて集約していく流れは、ある意味、芸術的ですらあったと思いますよ。
話の構成自体はすごく地味というか、前回のようなインパクトのある場面はほとんどないんですよね。
ほら、加藤さんのサービスシーンもあっさりしたものだったじゃないですか。
普通のマンガだったら少なくともページ半分くらいは使って、バン!と見せるところですよw
最後の「オチ」もそうですけど、全体的に抑制の効いた演出が逆に目立った印象を持ちました。
そのせいか、加藤さんも凪さんも落ち着いていたような気がしますね。前回の何やらざわざわする「ヒキ」はいったいなんだったんだと思うくらいw
逆に言えば、前回がシリーズ初回ならばの派手さで読者を惹きつけたからこそ、今回のじわじわ浸透していくような味わいが身に染みたのかもしれません。
内弁慶がと言いつつ、話し相手あんまりいなさそうだからと心配そうだったもこっち。
今の私、智子みたいと思わず笑いをこらえきれなかったゆりちゃん。
二人の主人公の物語を紡ぐには、こういったゆったりとした雰囲気が似合うのかもしれませんね。
ゆりちゃんともこっちのWヒロインの王道が楽しめる喪151「モテないし勝利する」も読める16巻は絶賛発売中!
17巻は3月12日発売予定!喪164「モテないし夏休みから頑張る。」で、夏合宿について勉強しておきましょう!
小説アンソロジーを読んで、ミステリっぽさを堪能しておくのもいいかも。(直球のミステリものはあまりないけどw)
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