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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪172簡易感想~基本ネタバレなし~

※これは正規の感想記事ではありません。あくまで“仮の”感想になります。基本ネタバレなしですが、内容についてのおおよその印象を語りますので気になる方はご注意ください。

2月6日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がアプリ版で喪172に更新されました。
今回は喪172についての「ネタバレなし」感想になります。お間違いなく。

3週間空いたせいか、随分久しぶりな気がしますね。先週のブラウザ版更新時はインフルでぶっ倒れていましたし……
でもまあ、読むとやっぱり元気が出ますよ。わたモテは元気の源ですね。心の栄養にもなります。
本当は今週のネタバレなしは見送ろうかなとも考えていたんですけど、読んだらもう普通に記事を書こうと思いましたからw 我ながら本当に単純です。

というわけで、以下より喪172のネタバレなし感想を綴っていきますが、ある程度はどんな内容なのか推測できそうな部分もありますので、一切の予備知識がないまま楽しみたい方は、正式感想までお待ちいただけると幸いです。

それでは、さっそくいってみましょう!
(喪171の正規感想もまだなのになんか変な感じですが…)



今回は想定通り◯◯◯回でしたね。
まあ喪171のラストから見れば、あらかじめ約束されていたようなものでしたが。
ただ、アプリのトップ広告で宣伝されていたような「うはうはサービス回」というイメージとはちょっと違っていたような気がします。
意外とおとなしめというか、流れ自体は順当な印象を持ちましたね。
ていうか、前回のラストから想像するような不穏な空気なんかほとんどありませんでしたしw
まあこれはいつもの「匂わせの谷川ニコ」なので、特にスカされたとも思いませんけどw

本当、展開としてはまっとうなんですよ。
加藤さんの襲撃(笑)もありましたし、ゆり凪の ♨ももちろんあります。
前回で予定されていたことは基本すべて出てくるんです。
でもそれで特に衝撃を受けるとかそういう感じじゃないんですよ。普通に受け止められるというか。
まあ前回のラストで提示されていたことがあまりにそのまま起こったので、逆にそれが肩透かしだったのかもしれません。

ひとつ面白いなあと感じたのは、もこっちとゆりちゃんのWヒロイン体制にますます磨きがかかってきたなということですね。
これは単純にもこっちパートとゆりちゃんパートに話が分かれているということでもないんです。
お互いの気持ちがリンクしているというか、それぞれが繋がっていてひとつの話になっている感じなんですね。だからいわゆる「群像劇」でもないんです。あくまで二人が主人公の物語という形がすごくわかりやすい構成になっていたと思いますね。

今回のこれは読んでおくといいかも過去回は、やっぱり修学旅行の話かな。

喪73「モテないし整えない」(コミックス8巻所収)
喪80「モテないし修学旅行最後の夜」(コミックス9巻所収)

特に喪80は必須でしょうw

あと意外なところでは、

喪144「モテないし名前を呼び合う」(コミックス15巻所収)

も、ゆりもこWヒロインの空気感をおさらいする意味ではけっこうポイントになるかもしれません。

イメソンは
見つめていたい ポリス
(動画は各自検索してください)

ロマンチックなタイトルとは裏腹に、内容はストーカーの歌なのですが……
昔から無性に大好きな曲なんですよねえw
作者のスティングは「よくあるもののひとつ」といったニュアンスのことを語っていますが、実に奥深い曲だと思いますね。何度聴いても飽きることがありません。
誰のことをイメージしたというわけではありませんが、なんか全体の雰囲気がこの曲の危うい魅力を象徴しているような気がしてならないんです。ぜひ、歌詞にも注目しながら聴いて欲しいですね。

まあとにかく、加藤さんの件にしろ温泉にしろ、意外なほどに引っかかるところがないというかすんなり受け止められたんですけど、それぞれのエピソードがゆるく繋がっている感じがすごく印象的でした。まさにそこが、もこゆりWヒロインの真髄になっていたような気がします。

そうそう、最初読んだときは、オチが弱いというかわかりづらいなと思ったんです。ていうか、オチとは思えなかったのかな。次のページがまだありそうな感じがしたんですよね。

でも、これが何度か読み直していくうちにじわじわくるんですよ。この締めが今回の話を一番うまく表しているような気がしてくるんです。もう今では大好きなシーンになりましたね。

今回は場面転換も多かったですし、そこで描かれる情報量もいつも以上に多かったので、印象的なシーンはいくらでも選べます。
温泉シーンもよかったですし、うっちーはそれ以上に最高(笑)でした。
でも最終的にはやっぱり彼女でしたね。

何度見ても見飽きない。見れば見るほど奥が深い。そんないつまでも「見つめていたい」オチだったと思います。


というわけで、今回はこの辺で。いつも以上に浅い内容ですけど病み上がりなものでそこはご勘弁を。
正式な感想はブラウザ版更新後の週末になります。(今のところ、2月23日(日)の予定)


※コメントはご自由に書いていただいて大丈夫です。ただ一応、ネタバレを嫌う方への配慮として最初に【ネタバレあり】と表記していただけると幸いです。(強制ではありません)


風夏と美保の名前が判明したのが意外とまだ最近なのに驚く。



夏合宿編って、何かと修学旅行編を彷彿とさせたり意識させたりする描写があるんですよね。
 


17巻が早くも3月に発売決定!夏合宿編に向けての予習もこれでばっちり!
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tag : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

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comment

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更新お疲れ様です。
あの手の回で山や谷があまりないのが谷川ニコですなあ。
とりあえず加藤さん待ってる時のもこっちの心の声が読んでる自分とシンクロして豪快に吹き出しました。
なりそこないさんの正規感想が楽しみです!!笑

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No title

更新お疲れさまです。
読者が読みたい、期待してるものをそのまま提示するのも漫画家にとっては大事だと思います。
やたら読者の裏をかこうとして捻くれた話や展開ばかりにしすぎ迷走、今では読者からも「どうせまた」みたいに冷ややかな目で見られてる作品もありますし。
逆にそれを反省して、「今が全盛期」とまで読者から再評価されるまでに持ち直したベテラン作家さんもいますけれども。具体的な作品や作家名はノーコメントで…
わたモテの話に戻しますけど、今回も仰るように情報量が盛り沢山で、何回も読み直しするたびに新たな気づきがあります。
正式な感想用へのコメ書くのはこれからですが、見所が多いぶん、あれもこれもと拾いたくなってしまう。そうやってる時間もまた楽しいものです。
では、わたモテイメソンを。
「女の子は誰でも」東京事変
http://j-lyric.net/artist/a000682/l024d6a.html
https://youtu.be/8tTkCZzRx5Q
うっちー。7枚目のシングル。資生堂『マキアージュ』CM曲。
「空が鳴っている」との両A面シングルで、同曲も江崎グリコ『ウォータリングキスミント』」CM曲。両方のCMともボーカルの椎名林檎がイメージキャラクターとして出演している。
2012年2月29日を持って解散、同バンドにおける最後の曲となっていたが、解散から二度目の閏年である2020年に新曲「選ばれざる国民」を配信、その活動を再開した。
「はなさくいろは」クラムボン
http://j-lyric.net/artist/a00ab8a/l025ffb.html
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm15452381
ネモ。テレビアニメ『花咲くいろは』ED2。
メンバーのミト(B)がコアなアニメファンとして知られ、ツアースケジュールにアニメ聖地巡礼の土地を加えるなどでアニメカルチャーへの愛を表現してきたクラムボン。同グループにとって初めての地上波アニメタイアップ曲。
ミトは自身のTwitterで、制作した当時はツアーでタイトなスケジュールであり、『余計な時間が無かったゆえの、これ以上の手癖』っていうくらい無防備なメロディ、自分が「true tears」が好きで、それ以降追っかけていったP.A.WORKSへの思いが、このタイトスケジュールという課題に打ち勝てた(と思えた)唯一の結果が、自分の無防備なメロディってのが、なんか嬉しかった反面もあり、恥ずかしい反面もあり…(苦笑)」(ツイートより一部抜粋)と語った。
「OCTAVERS」槇原敬之
http://j-lyric.net/artist/a0005ff/l000727.html
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm13983884
吉田さん。5thアルバム「PHARMACY」収録曲。
「三つ葉の結びめ」 やなぎなぎ
http://j-lyric.net/artist/a05577c/l030367.html
https://youtu.be/QZHR3c6bxTI
もこっち。テレビアニメ『凪のあすから』ED2。
インタビューでタイトルの意味について、「もともと“三つ葉結び目”という紐の結び方があり、、一見単純そうに見えながら、結構しっかり結ばれる。自分に自信のない人でも周りの人たちがその人の気持ちをギュッと結んで引っ張ってくれる…そんなイメージにしたくて、このタイトルになった」と答えている。
『君の名は。』監督の新海誠はファンからの問いに答える形で、「とても好きな曲で、一時期はタイトル候補(三葉の結び目)にもしていた」と答えている。
https://mobile.twitter.com/shinkaimakoto/status/770943637005807616?lang=ja
「知らないんでしょ?」 平井堅
http://j-lyric.net/artist/a00060f/l046c20.html
https://m.bilibili.com/video/av32066548
ゆりキバ。 44枚目のシングル。テレビ朝日系木曜ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』主題歌。
この曲は平井がドラマのために書き下ろした。
楽曲発表時に、「罪を犯す人、暴く人、裁く人、運命次第で紙一重。我々はある意味、胸の内の罪を未解決のまま、抱えたまま行きているのかもしれません。「知らないんでしょ?」が聞く人の胸に刺さる事を願っております」とコメントした。

No title

更新お疲れ様です。

私も前回と比べて興奮度は低かったですね。
理由も大体なりそこないさんと同じです。
凪さん美保さんの今後にも期待が高まりますw

No title

お疲れさまです。
ゆりちゃんを想いやるもこっち。
周囲との繋がりに気付きそうなゆりちゃん。
周囲を気にしないうっちーwww
今回も楽しませていただきました。

コメント返信その1

みなさん、コメントありがとうございます。
まとめての返信にて失礼いたします。
(ネタバレへの返信もありますのでご注意を)


>めこっちさん

本当、前回のハラハラドキドキが嘘のように淡々としていましたよねw

> 加藤さん待ってる時のもこっちの心の声
ああ、あそこねw
あれは前ページの流れが明らかに読者のツッコミ待ちを誘っている感じでしたからw
正規感想でもあの流れには逆らえないだろうなあ…


>非公開コメントこと、ふちささん

【ネタバレあり】
最後のオチは修学旅行とはあまり関係ないと思います。
単純にエロいことにいつも敏感な智子みたいなことを考えているな私、といったニュアンスでは。
ていうか、あのシーンはそんなゆりちゃんを訝しげに待っている加藤さんが一番笑えますw

その節はご心配をおかけいたしました。もうすっかり元気になりました。わたモテもさることながら、ふちささんをはじめ、みなさんの心優しいコメントのおかげです。本当にありがとうございます!


>ひろさん

かつてはわたモテもけっこう捻くれていた時期もありましたが、今は本当にストレートな展開が多いですよね。3年生になってからは特にそういった傾向があるようです。
でもたまに「謹慎編」が始まったり、はたまたもこっちが髪を染めたり(笑)、読者の意表をつくような話を入れてきたりするので油断できないんですけどねw
今回はけっこうスルメ回というか、後からじわじわ染み込んでくるタイプのような気がします。正規感想時には受け止め方がまたがらっと変わる可能性がありそうですね。その辺も含めて楽しみです。

イメソン、いつもありがとうございます。

> 「女の子は誰でも」東京事変
前にも言ったかもしれませんが、東京事変の椎名林檎はあまり聞いてないんですけど、歌詞がいかにも椎名林檎っぽい味わいでいいですね。
50年代のジャズオーケストラテイストが実にうまくマッチしています。
彼女の世界はどこか「昭和」の香りが漂っている感じがたまらなく好きです。

> 「はなさくいろは」クラムボン
クラムボンがアニソンを歌っているとは知りませんでした。
でもこうして聴いてみると、アニメの映像が浮かんできそうな感じがしますね。
個人的にはボーカルに特色があるバンドと思っているのですが、この声は確かにアニメにあいそう。

> 「OCTAVERS」槇原敬之
ああこれは泣く。聴いていて楽しくなるような曲なのになぜか無性に切なくなるんですよね。
いつか吉田さんたちがこの曲を流しながら夜のドライブに行くかと思うとまた泣けてきそうです。

> 「三つ葉の結びめ」 やなぎなぎ
やなぎなぎさんの声は本当に好きなんですよねえ。儚さを内包しながらも、むしろそれゆえに強さがあるというか…
もこっちにはちょっともったいないくらいかもw
君の名は。のエピソードは全然知りませんでした。もしそのタイトルだったら、どうなっていたんでしょうね。

> 「知らないんでしょ?」 平井堅
怖っw
なんですかこのMVはw
でも平井堅の声が怖さを中和していますね。これ、別の人が歌ったらもっと怖いだろうなあ。
それにしても最後のフレーズが怖すぎるw


>AEGさん

前回の流れからサービス回を期待していた方も多かったでしょうけど、興奮する感じではなかったんですよね。温泉同様、ゆっくり温まる感じでしょうか。
ゆりちゃんサイドでは凪さん、もこっちサイドでは美保さんという感じですけど、凪さんはともかく、美保さんは動向がまったく読めませんね。何も考えていないようで実は…って、やっぱり何も考えていないのかもしれませんしw


>はむはむさん

ゆりちゃんともこっちは冒頭をのぞいて今回ほとんど別行動だったのに、お互いのシンクロ率が半端なかったですよね。
うっちーは本当に安定しています。ゆうちゃんともっとがっつり絡んでくれたら最高なんですけどw

No title

更新おつかれさまです インフルはよくなった用で安心です

いつも正規感想の時にコメント残そうと思ってるんですがアプリ版から時間がたってなんか忘れちゃうんですよね

ゆりちゃんがダブル主人公感のある話、名前呼びイベントが完結していなかった時はけっこうあった気がしたのですが最近は久しぶりな感じがしますね
最近だと喪157と喪161がWヒロインっぽい回でしたかね 普通にありましたw

単行本だと君たち水風呂入ってたの?ってなるくらい湯気なし水も透けて謎の光も消え去っているんですよね?ニコ先生!

【ネタバレあり】(多分)

微妙にネタバレ?

更新お疲れ様です。
今回も面白い話でした。
簡易的な感想ですが…凪ゆりの会話からゆりもこの関係性に関する変化が起こる様に感じました。杞憂ならばいいのですが…

コメント返信その2

みなさん、コメントありがとうございます。
まとめての返信の2回目です。


>みさん
その節はご心配をおかけしました。
コメントはいつでもどこにでも大丈夫ですよ。思い出したタイミングでお願いしますw

確かにゆりちゃんがWヒロイン的な話は久々だったかも。喪157と161は謹慎編の産物ですしね。またちょっとニュアンスが違うような気もしますし。
それ以外だと喪151かな。あれはほぼゆりもこ回といっていいでしょうし。
今回のように、他にキャラがいっぱいいる中でのWヒロインというのは実はかなり珍しいスタイルだったような気がします。

> 単行本だと君たち水風呂入ってたの?
WWWWWそれはさすがにどうかなあw
まあ湯気はともかく、光くらいは消えているかもしれませんね。


>氷河期鳥さん
> 何の光!?
まあどの作品にも限らず、アニメやマンガの世界では謎の光が発生するのは普通のことのようですから……

> 透明になってゆく・・・
おお、この曲いいなあ。こういう儚げな感じはすごく好み。フルで聞いてみたいですね。
2番目のは許されない!つーか、面白いでもおもってるのか。(思ってるんだろうなあ…)我々も騙されないようにまずはちゃんと公式をあたるように心がけましょう!
3番目のは……別にどうでもいいやw

> ぼっちじゃなくなってからの
そう言われればそうですね。今回で172ですから、修学旅行以降のほうがはるかに長くなっているわけか…

> みつめるよりは幸せ
おおこれがあの……
こっちはアニメじゃなくってゲームの方ですか。
うーん、想像以上にやばそうw
「みつめる」という言葉って、なんでこんなにサイコっぽい響きがあるんでしょうね。

> 過ぎた季節もの。
すっかり忘れてた…
恵方巻もこっちではあまりやらないしなあ。3番目のは一瞬意味がわからなかったw


>フレクストラさん
何か変化が起こるのは起こると思いますね。
ただ、それが悪い方向とは限らないと思いますよ。
よりよい方向に進めばいいですね。
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ぬるく切なくだらしなく。 オタクにも一般人にもなれなかった、昭和40年代生まれの「なりそこない」がライトノベルや漫画を主観丸出しで書きなぐるところです。 滅びゆくじじいの滅びゆく日々。 ブログポリシーはこちら

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