私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪170~夏合宿に入る前の準備~
1月9日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪170に更新されました。
すでに「ネタバレなし感想」時でも書いた通り、今回はわたモテ史上最長回になっています。
内容自体も語るべきところがかなり多く、今後の展開を占う上で最重要回と言えるでしょう。感想を書くのもかなりの長丁場になりそうです。
いつものようにだらだらと前置きを語る余裕などありません。
というわけで、先を急ぐことにします。それでは見てまいりましょう!
まずサムネを見てびっくりしましたね。
そう、加藤さんとゆうちゃんの初顔合わせですよ!
これまでも何度かお互いを意識する場面はありましたし、そのうち二人が出会うこともあるんだろうなとは予想していましたが、喪164「モテないし夏休みから頑張る。」で夏合宿の話が出ましたし、てっきり夏合宿がその舞台になるんだろうと思い込んでいたんですよね。
ていうか、何か特別なことでも起こらない限り、この二人が出会うなんてそうそうないじゃないですか。だから一瞬「特別編」の続きかと思ったくらいでしたよw 本編とは別の、ゆうちゃんと加藤さんが同じ高校に通っているパラレルワールドでの話なのかとw
もちろんすぐに、今回が「喪170」だということは気付いたんですけど、いったいどういう流れでサムネの状況になったのか検討がつきませんでしたね。そもそも「夏合宿」という設定自体、ゆうちゃんと加藤さんらと会わせるために用意されたものと思っていたので、合宿前に二人を会わせる意味もわからなかったんです。
そんなある種の“謎かけ”にワクワクしながら本編を読み始めたのですが、予想を上回る計算された構成に驚きを隠せませんでした。読み終わってみると、夏合宿の前に二人が交わることの必然性がよくわかりましたね。むしろ、夏合宿では遅すぎたんです。
喪167以来、4話ぶりの表紙(“特別編”を含む)。その喪167も喪164以来でしたし、ここにきてまた表紙がつくのが標準じゃなくなりつつありますね。
わりと久々に見る表紙はなんだか新鮮というか、かえって懐かしい匂いすら感じます。
今回は「夏休みの風景」第2弾といった趣ですけど、確かに地味というかちょっと変わった構図ですよね。もこっちの顔が半分しか見えないしw
外から黒木家を見上げた歩行者の視点というコンセプトなのでしょうか、外からこうも丸見えなのもどうなのかという気もしますw
それはそうと、右と下部分の白が妙に気になりません?ひょっとしてサイズを間違えて載せたのかと思ったんですけど、アプリ時と同じくブラウザでもこの形ということは、どうやらこういう構図で間違いないようですよね。
この空白にどういう意味があるのかちょっと深読みしたくなりますw
というわけで、今回は「モテないし染まる」。
表紙に負けじと、なかなか意味深なタイトルですけど、こちらは最後まで読むとその意味がわかります。
ネタバレなし感想でも書きましたが、喪88「モテないし負ける」や喪149「モテないし先輩になる」さえも超えた、何重にも深い意味を込められているタイトルになっていると思いますね。
外から眺めていた目線は一転して内側へと移ります。
たまにこういう表紙から本編へとシームレスに誘導する演出がありますけど、ちょっと映画的なカメラワークっぽくって引き込まれますよね。喪167の表紙のケースとはまた違った印象を与えます。
ひとことで「表紙」といっても、いくつかパターンがあって面白いですね。
しかしまあ、もこっちじゃないですけどなんとも地味な始まり方ですw
高三の夏って地味すぎるなほぼ勉強しかない、というぼやきは、作者自身の本音でもあったりしてw
でも良く見ると、地味ながらもいくつか発見もありますね。
パソコンのキーボードを端に立てかけていたり、横にはきつねのバッグを掛けていたり、普段のもこっちの生活が見えてくるようで興味深いです。
WWWいつもの悪い癖がでてきたぞw
そのパターンで今までうまくいった試しがないだろうにw
…まあこの辺は谷川ニコという名の神が仕組んだいたずらとも言えますねw
それと「お母さーん おやつ買ってくるからお金ちょーだい」という、なんとも強烈なセリフですけど、なんでも元々は某動画配信者のネタのようですね。私はその動画見たことないんですけど、元ネタになったセリフはなかなか強烈で、けっこうセンスあるなと思ってしまいましたよw
いかにも谷川さんが好きそうなネットネタですね。あの「It's a true world.」を思い出しましたw(コミックス4巻所収;喪28「モテないし夜の世界に行く」参照)
おやつ(とコーヒー)を買いにいったはずなのに、なぜか手元にはカラーリング剤が。
どうやら「夏にしかできない派手なこと」とはこのことのようですw
まあもこっちらしいというか、この程度ならかわいいものですよね。少なくともキャバ嬢になるとかよりはよっぽど健全かとw
選んだカラーにももこっちなりの矜持というか、こだわりが感じられますね。
ドラッグストアで見たカラーリングではシャンパンピンクとかミントアッシュとか、わりとかわいい系が目に付いたと思うんですけど、けっきょく彼女が選んだカラーは「メタリックアッシュ」。かっこいい系というかクールなタイプですよね。
この辺に彼女の理想とする女性像がなんとなく感じとれます。
…まあ単純に中二っぽい気もしますけどw アニメのキャラへの羨望とかw
説明イラストのもこっちがかわいいw
実際、取説にこの絵が載っていて、それをもこっちが見ていると考えるとなんだか面白いですねw
しかし、自分はやったことないんでよく知らないんですけど、カラーリングってこんなに簡単なものなんですかね?
ていうか、染めるより、後のケアのほうが大変そう…
WWWWW
一見すると、中世の貴婦人みたいw
まあ実際の「盛り髪」はこんなものじゃなかったらしいですけどね。
でも買ってすぐに試してみるアグレッシブさはさすがもこっち。
少しは躊躇しなかったんだろうか……
WWWWWやってから躊躇するスタイルwww
この辺もさすがはもこっちですねw
まあ「アッシュ」自体はそれほど攻めた色という感じはしませんけど、「メタリック」はねー。直訳すれば「金属的」ですからw
染めるにしても、最初は無難な色からと言う風に私なんかは考えてしまいますね。
だからいきなり「攻め」から入るもこっちは、逆に尊敬しちゃいますよ。本当はこういう姿勢こそが新たな道を開くきっかけになるのかもしれませんね。
髪が染まらないことを気にしているもこっちは、なんかいつも以上に幼く見えますね。
まあそれはともかく、塗ってすぐに洗い流したら染まらないのは素人でもわかりますよw
なんだって定着するまでにはそれなりの時間が必要でしょう。
あとどうでもいいけど、ひよこタオルがかわいいw

困った時のゆうちゃん頼み。
喪167でもそうでしたけど、友達が増えた今でもやっぱり何かあったらまずゆうちゃんなんですね。髪を染める相談なら、それこそ吉田さん(プリン頭w)でもネモ(淫乱ピンクw)でもいいんじゃないかと思うのですがw
でも、もこっちがなんの気兼ねもなく、軽い感じで相談できるのは今でもきっとゆうちゃんだけなんでしょうね。
まあそれとは別に、ゆうちゃんの場合は染める前と染める後を知っているというのも大きいかも。その点でも親近感が湧くのでしょう。
でも失敗を恐れるなら、やっぱりプロに頼んだ方が無難ですよね。まあもこっちに美容院はハードルが高いとは思いますがw
しかし、こうして仰向けになっているもこっちはいつも以上に子供っぽい…
ていうか、コマに全身を入れるためか、なんか縮尺がおかしくなってるだろw
一通り会話を楽しんでからいったん電話を切ったもこっちに再び着信音が。
このタイミングなら誰だって同じ相手からの折り返しだと思いますよね。
まあもちろん、ちゃんとスマホ画面を確認すればいいんでしょうけど、そこまで警戒する必要性も感じなかったんでしょう。
それだけリラックスしていたということなんだと思います。
こういうミスもありますねー。
詳細は言えませんけど、私は昔、これと似たようなパターンで仕事にひとつ穴を開けたことがありますよ。ホント、神様はたまに信じられないタイミングで罠を仕込んでくるんで気を付けましょうね!
いずれにせよ、このゆる~い感じは相手がゆうちゃんならばのこと。
中学から続いている仲は伊達じゃありません。
WWWWWこの段階でまず肝を冷やしますねw
似たような経験をしているだけあって、このシーンは胸がキュっとなってしまいますw
加藤さんのスマホについているのは、例の
このキーホルダーかな?
もともとはゆうちゃんへのお土産として買ったものなんですよね。
慌ててガバっと起き上がるもこっちw
相手には見えていないとはいえ、こういうのは気持ちの問題ですよね。
聞く側の姿勢というのは、意外と向こうにも伝わってしまうものなんです。
まあそんなこと以前に、思わず体が動いてしまったというのが本当のところなんでしょうがw
台詞のフォントも繕っている感じに変わっているのが面白いですね。ていうか、このフォント、モノローグみたいに薄いw
加藤さん、中学から染めてるのかw
吉田さんだって高校からだというのに、随分進んでいたんですねw
でも、もこっちが髪を染めることに関して特に咎めることなく、むしろ私がやってあげるとはちょっと意外でしたね。まあまさか「気分が変わって勉強はかどる」を真に受けたわけでもないでしょうが、その辺の抵抗のなさはやはりギャルっぽい(小宮山さん談)気質なのかもしれません。
それにしても、加藤さんの部屋初公開となったわけですが、予想通りなんかセレブっぽい感じですね。そもそも自分の部屋にソファがあること自体驚きですよ。
足を組んでいるところは少し意外でしたけど、なんか様になっていますよね。これで膝にペルシャ猫でも抱えていたら一昔前のお嬢様みたいかもw(我ながらイメージが古過ぎる…)
話が意外な方向に進んで断ることもできずに流れにまかせてしまうもこっちw
どうしても吃りがちになってしまうのはご愛敬といったところでしょうかw
まあ髪を染める染めないは別にしても、元々加藤さんはもこっちの家に行くつもりだったようですけどね。彼女からの電話は「新しい単語帳」の件だったのでしょうw
色んな毛www
コロコロかけるとか、ほとんど初めて彼女を部屋に呼ぶ時の心境ですねw なんか初々しいw
しょぼーんを抱かえているぬいぐるみがなんとも意味深に思えてなりませんw(もこっちの視線もそっちに向いてるしw)
ピンポーンと鳴るから、はや加藤さんかと思いきやそこに立っていたのはなんとゆうちゃん。
彼女の実体(笑)がもこっちの前に出るって、けっこう久しぶりですよね。喪143以来でしょうか。その間も登場自体はあったのでそれほど久々という感覚はありませんが、電話越しでない彼女の姿はやはり新鮮に映ります。
服装も夏らしくていいですね。帽子もよく似合っています。これは2年の夏、虫採りに行ったときとおなじものかな?(コミックス7巻所収;喪64「モテないし三人で夏休み」を参照)
んーん、という言い方がかわいいというか、ゆうちゃんらしいですねw
自分がやりたいからというのは本当なんでしょう。
考えてみれば、二人でこういうおしゃれっぽいことをやったことって今までなかったですからね。一緒に女の子らしいことをああだこうだと言いながらやってみたかったというのは彼女の夢でもあったんだろうと思います。
さっそくテーブルに道具をずらっと並べているところもなんだかいじらしいですね。
あと、もこっちの隣にさりげなくコロコロがあるのが面白いw
きっとやり始めようと思ったら、ゆうちゃんが来ちゃったんだろうなあw
WWWWW下の毛www
これ、いつかの「勘違い」が頭にあったろw
もはや加藤さんと言えば「下の毛」という連想がもこっちの中でありそうw(コミックス16巻所収;喪156「モテないし噂になる」の「ラッキーセクハラ」を参照)
言ったら言ったでの後もひどいw
脱毛って、パイ●ンじゃねーかw いったいどういう目で加藤さんを見ているんだw
ていうか、ゆうちゃんと加藤さんとの狭間で葛藤する理由がこれってw
ゆうちゃんの飛び散る汗と加藤さんの冷ややかな瞳の対照が、より笑いを増幅させますねw
こういう異なるふたつの表情を同時に描くことで緊急事態を表すのって、ギャグやコメディにしか見られない手法ですよね。シリアスでやったらホラーになりかねないしw
でもなんか、わたモテでやられると妙に違和感があるのは私だけでしょうか…w
この辺にも、わたモテという作品の独自性があるような気がしますね。マンガ的な文脈が作品内でまた違った印象を残すんです。
しかしまあ、ゆうちゃんにちゃんとあらかじめ言っておこうとするのはもこっちも成長したなと思いましたね。
昔だったら、変にごまかそうとして事態がさらに悪化していたところですw
それにしても、この後ゆうちゃんにどう説明するつもりだったんでしょうね?
まさかそっちの友達にやってもらうからゆうちゃんはいいよとは言えないでしょうしw
着替えもほどほどに、慌てて出迎えるもこっちw
まったく、ゆうちゃんの時はそのまま出たくせになんで着替えなきゃいけないんでしょうねw
つーか、どっちにせよたいした格好でもないしw
でも、ボタンを留めながらあわててドアを開けるもこっちというのはなかなか面白いシチュエーションですね。なんかドラマのワンシーンみたいw
というわけで、今回の個人的ベストもこっちはここですね。
彼女とはもう長い付き合いですけど、いまだにこんな新鮮な姿を見せてくれることに驚きますよ。
一瞬、シースルーかと思ったw(いや実際、そうなのか?)
いやあ、今はこういうファッションが流行っているんですかね。ちょっと、じじいの目には毒なんですけどw
電話での先ほどの恰好は部屋着ということなんでしょうか、黒を基調にしながら要所にオシャレ感を醸し出しているのが加藤さんらしいと言えばそうかも。
肩を大胆に出したスタイルもさることながら、右手にはめているブレスレット?が実に印象的ですね。こういうスクエアタイプも今の流行なのかな?確かにシンプルながら服装によく似合っています。
もこっちも見とれているのか、一瞬言葉を失っていますねw
エロいエロい言うなw
ていうか、下から覗こうとするからよけいにエロく感じるんだろうがw
さて、こちらにも事情を伝えておかないといけません。
別にもこっちがダブルブッキングしたわけじゃありませんが、一応ことわっておかないと後が大変ですからw
しかしなるほど。サムネに至る流れはこういうことだったんですね。
ここはもこっちでなくっても、緊張が走る瞬間です。果たしてふたりの反応は……
傍目には特に不穏な感じはないですね。
まああえて指摘するなら、ゆうちゃんの顔がなんか呆けている感じ(笑)なのと、加藤さんのほうはそれほど驚いた感じもなく、むしろ予想していたかのような表情をしているところでしょうか。後ろで腕を組んでいる姿も気になりますね。
この後ふたりはお互い名乗りあって、さらには加藤さんがゆうちゃんに「どこの高校」かと聞いてくるわけですが、その時のゆうちゃんの返しがなんとも切ない感じでした。
「私もこっちと違って頭悪くて」
自分の学校の名前を言うだけなのに、はたしてこんな枕詞を置く必要があるでしょうか。
天真爛漫に見えて、彼女も人知れず大きなコンプレックスを抱えていたのです。
才色兼備に見える相手を前にして、思わず口をついてしまったのでしょう。
もしかしたら、彼女の「青学」志望もそんなところから来ているのかもしれません。
そんなゆうちゃんに対して、加藤さんは優しくこう答えます。
「そんなことないよ 私の中学の時の友達も本郷行った子いるし」
聞きようによってはなんかイヤミに聞こえるというか、
私の友達が行ってるところをディスってんのかお前、的なニュアンスもなきにしもあらずですがw
もちろんそんな意味ではなく、私たちに変な引け目を感じなくていいよというくらいのことなんでしょう。
さて、この加藤さんの中学時の友達が幕張本郷にいるということがきっかけで、話は意外な方向へと進むことになります。
あるあるwww
こういう意外な共通の知り合いが判明して、話が思いのほか盛り上がるってよくありますよね。いやあ世間は狭いですねとかw(それはおっさん特有かw)
でもこうなると、1年の文化祭でのことが思い出されますね。(コミックス3巻所収;喪21「モテないし文化祭に参加する」参照)
あの時、ゆうちゃんは友達二人と一緒に来てきましたけど、その友達も「私達も友達に会ってくるから」と言っていました。もしかしたら、その“友達”とは加藤さんのことだったのかも?でも、砂羽と芽生の名前のうち片方だけに反応というのはちょっと不自然か……
ただ、加藤さんとゆうちゃんの共通の友達ということは頭の出来はともかく(笑)、性格はわりといい子なのかもしれませんね。
というわけで、サムネの場面に至るわけですが、ここまで実に見事な流れですね。二人がもこっちの部屋で一緒にいるのも自然ですし、お互いにこやかに会話を楽しんでる様も自然です。キャラが作者の都合に振り回されるのではなく、なんだかいかにもありそうな偶然の中でたどり着いたシチュエーションじゃないですか。フィクションにおけるリアリティとはまさにこういうことなんだと思いますよ。
それはそうと、もこっちw
「興奮してくるな」とか、サンドイッチマンのコントかよw
まあ、あれは実際そんなところで興奮しないだろwという感じがおかしいんであって、この場合だと「そりゃ誰だって興奮するだろ」で終わりですけどw
キモブタ共が~というくだりも自虐とメタが交じり合ったネタで、なんか苦笑交じりの笑いになってしまいますねw
そんな美少女二人に囲まれて、もこっちだけが胡坐をかいているという構図もなにかを象徴しているかのようで面白いw
そんな萌えアニメさながらのほのぼのした感じもつかの間、一転して微妙な空気にw
もこっち以上に慌てて否定するゆうちゃんが印象的というか、なんかいじらしく思えてしまいます。
楽しく会話を弾ませながらも、実は内心気にしていたのかもしれませんね。
別にゆうちゃんがあやまることはないのに……
もこっちもかえって恐縮してしまいますよね。
ただ、結果的に加藤さんも臨戦態勢から態度を改めるきっかけになったようです。
まあ大丈夫というか、図らずもゆうちゃんの人当たりの良さに救われたって感じですねw
彼女には相手の毒っ気を抜いてしまう不思議な魅力があるんですよね。
ゆりちゃんたちと出会った時のことを思い出します。(コミックス13巻所収;喪124「モテないし友達の関係」参照)
先ほどとはまた別の意味で微妙な空気にw
加藤さんとゆうちゃんが持ってきたパッケージがそれぞれ持主に似ているのもおかしいですねw 彼女たちも普段これを使ってるのかな?w
しかし、銀と比べたらどっちも一緒なのかw
ベージュとローズって、それなりに違うと思うんだがw
まあ大きなくくりでいえばわからないでもないですけど、やっぱりよくわからんw
WWWWWいまさらそれを言うかwww
しかもロシア人キャラか闇落ちした主人公か実写版ア●ギってwww
なんとなくもこっちが憧れるタイプがわかるような…w
でもまあ確かに「銀」って、ちょっと特殊というかアウトローっぽい匂いがするキャラが多いですね。暗い過去を背負ってるとかそういう感じ。
うん、もこっちに合ってるかもw
何この修羅場w
まあ実際はどちらの色を選ぶという構図なんですけど、実質ゆうちゃんか加藤さんかの選択ですよねw
間違いなく、谷川さんも狙っているでしょうw
さて、この究極の選択の前に、もこっちが選んだ答えとは……
二人の反応wwwゆうちゃんなんか汗飛ばしてるぞw
でもけっきょくのところ、この選択は正しいでしょうね。
どちらを選んでもお互いしこりを残すしw
元はといえばもこっち本人が言いだしたことなのですから、自分の感性を信じるべきです!
しかし、「合宿で他校の生徒にイキれる」って、そんな理由もあったんかw
「引かれる」の間違いじゃないか?w
で、流れ的にふたりが再度染めてくれることに。
なんか手際がいいですね。
二人とも大きなバッグを持参してましたけど、道具一式を用意してきたんでしょうか。
ていうか、これはもう完全にイメクラですね…
あふっじゃねーよw
二人で手伝うとなると、こういうこともあります。
どちらが主導権を握るかの戦いですねw
しかしこうしてみると、加藤さんはカリスマ美容師そのものだなw
WWWWWシャカシャカゆうちゃんwww
やばい、むちゃくちゃかわいいw
もはやイヤーカバーだのおふ…だのどうでもよくなりますねw
とにかくここはシャカシャカゆうちゃんに尽きます!
というわけで、今回初めてベストゆうちゃんを認定させていただきます。
今後、第2弾第3弾と続くか注目ですね。
なんだこの天国。
こんなのをタダでやってもらうとか贅沢過ぎんだろ…
しかしこうしてみると、もこっちって意外と髪が長いんですね。
これを一人で染めるのはかなりの難行だったと思いますよ。
やっぱり二人いて正解でしたね。
そういえば、「私の友達がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(通称友モテ)にもこれと似たようなシーンがありましたねw
まああちらは、単にゆうちゃんの匂いを嗅いでいるだけでしたがw(単行本P83「お裾分け」参照)
もはやヘブン状態w
これはいつ昇天してもおかしくないですねw
それにしても、ここまでしっかりやらないとやっぱりきちんと染まらないものなんですね。
しかもこの状態で30分くらいは置かないとというのですから。
せっかく買ったのに、危うく無駄にするところでした。(つーか、説明書をしっかり読めばわかるんじゃないのか…?)
WWWWWしょうもなw
ていうか、2万って安すぎるわw
この二人のレベルなら最低でも指名料10万は下らないんじゃないでしょうかw(いや、具体的な相場は俺も知らんけどw)
でもこういう女の子らしからぬネタを恥ずかしげもなくやれるのがもこっちですよね。
わざわざ財布から取り出そうとするところにこだわりを感じるw
ゆうちゃんは相変わらず汗を飛ばしているのに対して、加藤さんがふふふと笑っているのにはちょっとドキとしてしまいますw
ネタの笑いどころがわかってるのか……
WWWまさに「下の毛」がwww
よりによって加藤さんのバッグのそばとは、もこっちも運がないですね。
まあ実際のところは、それほど気にすることはないと思いますけど、本人的にはやっぱりそうも言ってられないのでしょう。
でもこれがゆうちゃんだったらそれほどでもなかったでしょうね。相手が加藤さんだからこそ見られたくないわけです。
掃除といっても、ほとんど出来ませんでしたからねw まあ仕方ないでしょうw
でも、加藤さんが気づかないフリをしているのは気を遣っている面もあるでしょうけど、実際それほどたいしたこととは思っていないんだと思いますよ。
ていうか、夏だと着ている服もゆるく薄くなりますし、何もなくても落ちるものでしょう。(ですよね?私だけじゃないですよね?)
さて、突然もこっちは何をひらめいたのでしょうか。
…まあここまでの流れであからさまな伏線があったんですけど、あまりに突拍子もなくて、この時点では予想もできませんでしたねw
ていうか、ここからあの発想になることが想像の斜め上でしたw
こうして、二人が部屋に残されることに。
再び状況は緊迫した様子を帯びてきたかのように見えますね。
ここは私も読んでいて一瞬身構えたシーンです。
要所要所にこういう読者を引きつける場面があるおかげで、長丁場でも話がだれることなく一気に読めるんですよね。
それと、なぜかしょぼーんクッションだけがゆうちゃんのそばにいることも注目すべきところかと思います。
ここの会話はさきほどの「成瀬さんも合宿来るんだよね」から続いているんですね。
その流れから志望校を聞くのは至極自然なことに思えます。加藤さんに何か思うところがあったわけではないでしょう。会話の接ぎ穂として、なんとなく聞いてみただけなんです。
でも、ゆうちゃんのほうは言い淀んでしまいます。なんだか言いづらそうですよね。
それもそのはず、彼女はもこっちと同じ「青山学園大学」を目指しているからなんです。
ここで思い出されるのは、さきほどのゆうちゃんの言葉です。
「私もこっちと違って頭悪くって」
このセリフの裏にある気持ちを考えると、ここのためらいはすごく胸に染みますね。
そして彼女は「もこっちには内緒にして」という条件で、自分も青学を目指していることを加藤さんに打ち明けるのです。
ところが加藤さんには、そんなゆうちゃんのコンプレックスのことなど思いもつきません。
当然「どうして内緒にしてるの?」「一緒に勉強したほうがよくない?」と尋ねてくるわけです。
予想していたような“バチバチ”感はないものの、この辺のやり取りにはなんだかもどかしさを感じてしまいますね。
いずれにしても、二人っきりという状況かだからこそできるやり取りなんだと思います。
なんとも健気な言葉を口にするゆうちゃん。
しょぼーんを抱く姿が実に切ないですね。
さすがに加藤さんにも彼女の抱えている思いが伝わったようです。
一方のもこっち。
やっちまったというか、完全にアニメキャラですねw
むしろコスプレっぽいw
ここはそれこそカラーで見たいところですw(単行本での表紙に期待か!?)
さて、そんな髪のことよりも何か他にやることがあって降りてきたはずですが……
WWWWWこれはひどいwww
見ようによってはホラーですよねw
シルエットでもこれだけひどいんですから、実際はどれほどなんでしょうw
がに股の具合とか両手の置き方とか、変にリアルなんですよねw
親が見たら泣きそうな絵が浮かんできますよw
ていうか、あの毛の発見からどういう発想を経たらここに繋がるんだよw
誰かに見せてイキがるつもりだったんでしょうかw
ホント、なにがしたかったのかよくわかりませんw
一応、3人で勉強会となったのでしょうか。
先ほどの加藤さんとゆうちゃんの会話の流れからそうなったのかもしれませんね。
それにしても、「へへへ…」ってw
手を頭にやる仕草といい、なんかいたずら盛りの小学生みたいじゃないですかw
さしずめ加藤さんは、近所の憧れのお姉さんといったところですかw
銀髪だとよけいにショタっぽく見えますw
うわw なんか近所のお姉さんというより、笑顔で厳しいノルマを課してくる家庭教師みたくなってきたw
つーか、返す単語帳に対して加藤さんが持ってきた単語帳の数w
でも考えてみれば、加藤さんいわく青学受験には3000の単語は覚える必要があるという話ですからね。この程度でびびっているようじゃとても来年春を迎えることはできないのでしょう。
これが先ほどのゆうちゃんの「告白」に対する加藤さんなりの答えなんでしょうね。
「来週合宿で返してもらえばいいから」
ここに込められた加藤さんの気持ちは、夏合宿前に二人が出会うことで生まれたものだったのです。
WWWああ馬鹿だ…w
そりゃそうなるでしょうよw もともとそんな場所に塗ることを想定した商品じゃないですし(当たり前だw)、その上うろ覚えで適当にやってましたからねw
髪の色を変えるくらいですからかなり刺激の強い成分が含まれているわけです。
ああ考えただけでも痛そう……
まったく高校3年生にもなって、いったい何をやってるんでしょうかw
WWW股w
こいつ今、「股」と言ったぞwww
いやあ見ていると、なんだかこっちまでムズムズしてきますねw
再び部屋に残される二人w
でもさすがに何がもこっちの身に起こったかまでは思いもつかないでしょうねw
あんな発想、もこっちにしかできないw
ていうか、仮にできたとしても実行しないw
心配そうに見送る二人の表情がかえっておかしいですねw
切羽づまった危機をゆうちゃんだけにそっと伝えるもこっち。
もし加藤さんがいなければ、その場であそこの毛に塗ったことを告白していたんでしょうね。二人揃っていたゆえに、こんな手段を選ばなければならなかったわけです。
緊急メッセージの前のスタンプがおやすみベアー?なのが、逆に緊張感を際立たせますw
さすがゆうちゃん、こういう機転はお手の物ですね。おそらく、何が起こったのかなんとなく察しているのでしょう。まさか下の毛に塗ったとは思っていなかったでしょうが、もこっちが何かバカをやったんだということはわかっていたんだと思います。
もこっちのことでは彼女の方がまだまだ一歩秀でているといったところでしょうか。
今度はひとり部屋に取り残される加藤さん。さすがに少し寂しそうに見えますね。
止む得ない状況とはいえ、お客さんにこの仕打ちはどうなのという気もしないでもありませんw
でもきょとんとした顔でぽつんと座っている加藤さんは、普段とは違う素の表情が伺えてちょっと親近感が湧きますね。
彼女でもこういう状況に置かれると、何をしていいものやらといった感じになるんだとw
そんな彼女の視線にふと止まったのが、しょぼーんを抱きかかえているぬいぐるみ。
その後ろ姿に彼女はいったい何を感じたのでしょう。
このシーンはいろんな解釈があるかと思いますけど、私は単純にゆうちゃんともこっちの関係に加藤さんが複雑な思いを抱きながらも慈しみの気持ちでぬいぐるみに触れたんだと思っています。
このぬいぐるみは、もともともこっちが1年の秋にクレーンゲームで獲ったものでした。(コミックス3巻所収;喪26「モテないし部活を作る」参照)
それ以来、もこっちの良き相棒(もしくは下僕?w)であり続けているわけですが、実はゆうちゃんを投影した象徴でもあったような気がするんですよね。
あれは1年の12月25日。ゆうちゃんがゆうさんになったという疑惑(?)が浮上した時でした。もこっちはクリスマスの夜、ゆうちゃんは一体どんなことをしたんだろうと、ぬいぐるみを相手に一人コント(笑)をやったことがありましたよね。(コミックス6巻所収;「特別編3」参照)
そして、その姿をなんともいえない表情で見つめていたのがしょぼーんだったのです。
ゆうちゃんや加藤さんが来る前に、すでにぬいぐるみはしょぼーんを抱いていましたよね。それは、「もこっちの足をひっぱっちゃうかも」と言いながらしょぼーんを抱いていたゆうちゃんの姿とどうしてもダブって見えてしまうのです。
加藤さんがぬいぐるみとしょぼーんに対して見たもの。
つまりは、そういうことなんじゃないでしょうか。
日が暮れる頃、帰路に着く二人。
影を長くしながら並んで歩く姿は昔からの親友のようにも思えます。
そんな中、加藤さんがゆうちゃんを公園へと誘います。
またしても、何やら不穏な空気が漂い始めますが……
ブランコの座り方にも二人のキャラが表れていますね。
加藤さんは両手を握りつつと両足と共に前に出していて、何から話そうかと思案している様子なのに対し、ゆうちゃんは身構えることなく、子どものように両端の鎖を握りしめています。
こうして見ると、まるで久しぶりに会った母娘のようw
いきなり何を話すのかと思ったらそれかw
ゆうちゃんも加藤さんの意図を掴みかねている感じですね。
でもこの後、謹慎中の電話について語り始めることで、ゆうちゃんにも加藤さんの言わんとしていることがなんとなくわかったのではないでしょうか。
これは加藤さんの牽制でも敗北宣言でもなく、もこっちに対して引け目を感じているゆうちゃんに対して、少し背中を押してあげる意味があったんだと思います。さきほどのぬいぐるみへの思いと同じですね。
だって、この表情。実に澄んだ目をしているじゃないですか。
自分の寂しさを押し殺しながらも、相手への優しさに溢れた慈愛の表情です。
ゆうちゃんは、そんな加藤さんの思いに気付いています。
それが彼女の一面的な見方でしかないことにも。
でもそれをどうやって伝えたらいいのか。
そのことに迷っているように思えましたね。
そして彼女は、あえてもこっちとの約束を反故にして打ち明けるのです。
WWWWWそれがこの惨状w
てか、×××痛い!!×××焼ける!!ってwww
セリフは酷いですけど、股を抑える仕草が生々しくて変な笑いになっちゃいますよw
こんなの、ゆうちゃんだって困っちゃいますよねw
それこそ「脱毛」するしかないんじゃないのw
でも、お毛々というぼかし方はゆうちゃんらしくてかわいいですねw
…もちろん、こんな恥ずかしい話を加藤さんに話したのは、もこっちを笑いものにしたいからではありません。
誰を本当に頼りにしているかとかまたは仲が良いとか悪いとか、そういうことではないんだよということをゆうちゃんなりに伝えたいからなのです。
このゆうちゃんの突然の話には、加藤さんも驚きを隠せないようです。瞳孔が小さくなるところはちょっと子猫みたいですねw
こういう目をしている時は、どちらかというとマイナス方向の感情を抱いていることが多い加藤さんですが、この場合は純粋に驚いているだけのように見えます。
たぶん、もこっちの話以上に、こんな話を自分に打ち明けてくれたゆうちゃんに対して驚いているのではないでしょうか。
WWWかわいいw二人ともすごくかわいいw
お互いの目線からどんな会話をしているんだろうと、あれこれ想像しちゃいますね。
ゆうちゃんが来た際、もこっちのそばにコロコロがありましたから、あの直後のことなんでしょう。もしかしたら、掃除している途中だったのかな?ごめん、途中なんで最後までやらせてみたいなことを話してたんでしょうかw
ていうか、お客さんの前でコロコロかけるって、考えようによってはすごく気の置けない関係ですよね。ケツの穴まで見せ合える仲というか。(そんな下品な言い方今はしないかw)
「そういうもこっち最近は見ていなかったから」というのは、それだけもこっちもゆうちゃんに対しては見栄を張らなくなったということなのかもしれません。
それにしても、すでに「明日香ちゃん」呼びのゆうちゃんは強者過ぎるw
WWWWW軽くホラーじゃねーかwwwなんでフル画面なんだよw
いきなりこんなドアップ写真を送られて来たら、思わず声をあげちゃいそうですよねw
ていうか、ああ見えて、けっこう本人的には気に入っていたのかw自撮りまでしていたとはw(コミックス14巻所収;喪135「モテないし仮面をかぶる」参照)
クラスの女子にやってもらったと嬉しそうにゆうちゃんに話すもこっち。
想像するだけでなんだか泣きたくなるくらいのいじらしさですね。
(しかしどうでもいいけど、この(派手な)って、まさか声には出していないよな?w)
「今日だってそうだし」と付け加えるゆうちゃんにも、きっといろんな思いがあるのでしょう。単純に「もこっち嬉しそう」だけではないはずです。
でもそれは加藤さんも同じ。当のもこっちだって葛藤を抱えているんだと思います。

ゆうちゃんにしか見せないもこっちと、加藤さんにしか見せないもこっち。
どちらも本当のもこっちであって、どちらを見せてくれないからといって本当の友達ではないとかそういうことではないんですよね。
ゆうちゃんはきっとそれを伝えたいんだと思います。
人の気持ちは単語帳のようにただ暗記すればいいわけではないということを。
ありがとうと口にする加藤さんの横顔はとても綺麗ですね。
ゆっくり咀嚼して、彼女の話を自分の心の奥に染みこませるような、そんな素敵な横顔だと思います。
今回の個人的ベストシーン。
二人の気持ちが初めて通じ合った瞬間だと思います。
どちらも最高の笑顔をしていますよね。
本当の意味でゆうちゃんという子を知ったんでしょうね。
彼女はとても聡明で人の気持ちを思いやれる子だということに気付いたんです。
そんな頭のいい子が「もこっちの足をひっぱっちゃうかも」なんて理由で進路を諦めて欲しくない。そんな気持ちが湧き上がってきたんだと思います。
だからこそ、「成瀬さんの勉強」のお手伝いを買って出たのではないでしょうか。
加藤さんじゃなければこんなセリフ、嫌みにしか聞こえなかったでしょうねw
でも彼女のこの笑顔を見ていると、そんなつまらない感情もどこかに吹き飛んでしまいます。
…ていうか、ゆうちゃんの「私本当にレベル低くて…」もいい加減ちょっとウザいですしw
謙遜も度が過ぎると嫌みになるといういい例です。
加藤さんは本当のゆうちゃんの頭の良さを見抜いているからこそ、こんな提案ができたんだと思いますよ。
黒木さんにも成瀬さんが必要。
この言葉の裏には「私にも成瀬さんが必要」という言葉も隠されているような気がします。
この公園での二人の会話があって初めて「夏合宿」という舞台が活きてくるんだと確信したシーンでもありますね。
あれw もこっち髪戻ってるw
メタリックもこっちも、たった5日間だけの命だったかw
夏の風になびかせて、名残惜しそうに髪をつまんでいるもこっちはなんか妙に色っぽく感じてしまいますw
まあ要するに、お母さんに怒られて染め直されたというのが真相のようですが、夏合宿に入る前に戻ってよかったですね。
もこっちとしては合宿でイキりたかったようですが(笑)、こういうのはひと時の夢でいいんですよ。むしろ、いいガス抜きになったんじゃないでしょうか。
実はこの「銀髪」体験も、夏合宿に入る前の必須事項だったような気がしますね。
ゆうちゃんかこみなんとかさんを想定しているということは、この日は夏合宿初日なんですね。たぶん、もこっちの家で待ち合わせをしているのでしょう。
そうでなければ、小宮山さんが来訪する可能性なんてはなから考えないでしょうからw
喪164の段階では小宮山さんはまだ参加するかどうか考え中だったはずですが、けっきょく参加することにしたようです。
一緒に誘った手前もあるでしょうけど、なんだかんだいっても3人で集まれる関係ってなんかいいですよね。
WWWWWゆうちゃんwwwいったいどうしたwww
いや、最初見たときはイマイチ状況がわかりませんでしたよw
ゆうちゃんの生霊でもやってきたのかとw
もこっちクロに戻ってる…
が微妙に怖いですねw
実はこの子は黒を憎む白天使で、クロい子は漂白だーとか言いだすんじゃないかとw
なんか漂白されてないwwwww
もこっちにもやっぱりそう見えるのかwww
ていうか、ゆうちゃんなんでカタコトw
この段階でも、ひょっとしたらこの子はクローン人間なのか…?と半分疑ってましたw
基本ダイジョブwwwww
基本てなんだよwww逆に不安になるわw
もこっちの普通に心配してる感じもかえっておかしいw
この尋常じゃない雰囲気を察しろってwそんなレベルの話じゃないだろw
で、最後のオチでさらっと、「青学志望」をばらしちゃってるのが最高ですねw
オナジダイガクってwww
さらに、もこっちが驚くセリフで締めることで、「なんかよくわからないけど、なんかいい感じで終わったよな」と錯覚してしまうようなさわやかさがあるじゃないですかw
ここでカメラがグイッと上がってエンディングテーマが流れてもおかしくないですよw
いやあ、公園での優しいムードでしんみり終わるかと思いきや、最後の締めでやってくれましたね。こういういい話で終わるかと思わせつつ、しっかり笑いで落とすパターンは大好物です!
もちろん今回一番笑ったシーンもこれ!正確には最後の4コマひっくるめて、ですねw
最後のオチで今回のタイトルの意味が分かった時の衝撃といったらなかったです。
「モテないし染める」じゃなくって、「染まる」というのはそういうことだったのか!というねw
正直、ギャグ的にはちょっと物足りないかなと感じていたのですが、最後の大オチですべてがひっくり返りましたよ。
しかもそれだけじゃないんですね。このタイトルには2重3重の意味があるんです。
もちろん、ゆうちゃんが真っ白に染まったというのがまずひとつ。
この場合は、「アッシュ」(灰)と、真っ白な灰になるまで燃え尽きたという意味も兼ねてますねw
もう一つは加藤さんもゆうちゃん色に染まったということ。ゆうちゃんと心を通じ合わせたからこそ「成瀬さんとも同じ大学に入りたい」となったんですよね。その結果があのオチですけどw
さらにもうひとつ、もこっちの「やっちまった感」が二人の距離を縮めたということもあると思うんですね。彼女の銀髪騒動に振り回されることで、結果的にゆうちゃんも加藤さんも素直になれたんです。もこっちが染めたのは、何も下の毛だけじゃなかったんですよw
今回の話は夏合宿を迎えるにあたっての準備期間みたいなものですね。
合宿に入る前にやっておくことをこのタイミングで描いたんだと思います。
もこっちの銀色髪はその象徴でもあったんじゃないでしょうか。もこっちは残念がっていましたが、夏合宿の前に済ましておいてよかったかとw
公園での二人の会話にしてもそうです。夏合宿であんなにゆったりとした時間なんて取れるわけがありませんし。ゆうちゃんと加藤さんが本当の意味で分かり合えるためには、どうしても合宿の前でなければならなかったのです。
あと、ゆうちゃんの「カミングアウト」もそうですね。
彼女がもこっちに志望校を隠していたのはサプライズ的なものでなく、もこっちに対して引け目を感じていたということがわかった今、変に引っ張るよりはここでばらした方がいいと思います。ギャグっぽい雰囲気の中でのほうが重苦しくなりませんしね。
しかしこうなると、夏合宿編がどうなるのかよけいに気になってきますね。
まさか1日14時間勉強している姿を延々描くわけにはいきませんしw
一体どんなドラマが待っているのか、期待は高まる一方です。
ただ、ひとつ心配なのは小宮山さんですね。
もともと「夏合宿」は、加藤さんの友達である夏帆からの誘いじゃないですか。ある意味、加藤さんグループ主催のイベントなんですよね。そこに友モテ3人が加わるという構図なんです。
で、ゆうちゃんが合宿前に加藤さん側(笑)に取り込まれてしまった今、小宮山さんがひとり孤立してしまうんじゃないかと思ってしまうんですよ。頼みの伊藤さんも参加するかどうかわかりませんし。
ていうか、今度の夏合宿って、他に誰が参加するのかまだよくわかっていないんですよね。後明らかになってるのって、うっちーくらいですしw
ネモと岡田はたぶん不参加っぽいですし、吉田さんと真子も参加しないでしょう。
でも、ゆりちゃんはさすがに参加するのかな?
予備校の合宿ですから、他校生の新キャラもあるんでしょうか。
うーん、考え出すときりがないw
いずれにしても、小宮山さんにもスポットがあたる話も期待したいところですね。
おそらく、次から始まる「夏合宿編」は、わたモテの今後を占う上でこれまで以上に大きな意味を持つシリーズになるはずです。
果たして彼女たちの行く先にはどんな出来事が待っているのか、最後まで目が離せませんね。
加藤さんがもこっちに英語単語帳を貸してあげるきっかけになった喪155も読める16巻は絶賛発売中です!
ゆうちゃんが青学を目指すきっかけの話は15巻で読めます!
ゆうちゃんに送られてきたメイクもこっちの話は14巻で!
夏休みにこみさんともこっちが一緒に映画を観る話も読めるわたモテ小説アンソロジーも絶賛発売中!(谷川さん書き下ろし!)
すでに「ネタバレなし感想」時でも書いた通り、今回はわたモテ史上最長回になっています。
内容自体も語るべきところがかなり多く、今後の展開を占う上で最重要回と言えるでしょう。感想を書くのもかなりの長丁場になりそうです。
いつものようにだらだらと前置きを語る余裕などありません。
というわけで、先を急ぐことにします。それでは見てまいりましょう!

まずサムネを見てびっくりしましたね。
そう、加藤さんとゆうちゃんの初顔合わせですよ!
これまでも何度かお互いを意識する場面はありましたし、そのうち二人が出会うこともあるんだろうなとは予想していましたが、喪164「モテないし夏休みから頑張る。」で夏合宿の話が出ましたし、てっきり夏合宿がその舞台になるんだろうと思い込んでいたんですよね。
ていうか、何か特別なことでも起こらない限り、この二人が出会うなんてそうそうないじゃないですか。だから一瞬「特別編」の続きかと思ったくらいでしたよw 本編とは別の、ゆうちゃんと加藤さんが同じ高校に通っているパラレルワールドでの話なのかとw
もちろんすぐに、今回が「喪170」だということは気付いたんですけど、いったいどういう流れでサムネの状況になったのか検討がつきませんでしたね。そもそも「夏合宿」という設定自体、ゆうちゃんと加藤さんらと会わせるために用意されたものと思っていたので、合宿前に二人を会わせる意味もわからなかったんです。
そんなある種の“謎かけ”にワクワクしながら本編を読み始めたのですが、予想を上回る計算された構成に驚きを隠せませんでした。読み終わってみると、夏合宿の前に二人が交わることの必然性がよくわかりましたね。むしろ、夏合宿では遅すぎたんです。

喪167以来、4話ぶりの表紙(“特別編”を含む)。その喪167も喪164以来でしたし、ここにきてまた表紙がつくのが標準じゃなくなりつつありますね。
わりと久々に見る表紙はなんだか新鮮というか、かえって懐かしい匂いすら感じます。
今回は「夏休みの風景」第2弾といった趣ですけど、確かに地味というかちょっと変わった構図ですよね。もこっちの顔が半分しか見えないしw
外から黒木家を見上げた歩行者の視点というコンセプトなのでしょうか、外からこうも丸見えなのもどうなのかという気もしますw
それはそうと、右と下部分の白が妙に気になりません?ひょっとしてサイズを間違えて載せたのかと思ったんですけど、アプリ時と同じくブラウザでもこの形ということは、どうやらこういう構図で間違いないようですよね。
この空白にどういう意味があるのかちょっと深読みしたくなりますw
というわけで、今回は「モテないし染まる」。
表紙に負けじと、なかなか意味深なタイトルですけど、こちらは最後まで読むとその意味がわかります。
ネタバレなし感想でも書きましたが、喪88「モテないし負ける」や喪149「モテないし先輩になる」さえも超えた、何重にも深い意味を込められているタイトルになっていると思いますね。

外から眺めていた目線は一転して内側へと移ります。
たまにこういう表紙から本編へとシームレスに誘導する演出がありますけど、ちょっと映画的なカメラワークっぽくって引き込まれますよね。喪167の表紙のケースとはまた違った印象を与えます。
ひとことで「表紙」といっても、いくつかパターンがあって面白いですね。
しかしまあ、もこっちじゃないですけどなんとも地味な始まり方ですw
高三の夏って地味すぎるなほぼ勉強しかない、というぼやきは、作者自身の本音でもあったりしてw
でも良く見ると、地味ながらもいくつか発見もありますね。
パソコンのキーボードを端に立てかけていたり、横にはきつねのバッグを掛けていたり、普段のもこっちの生活が見えてくるようで興味深いです。

WWWいつもの悪い癖がでてきたぞw
そのパターンで今までうまくいった試しがないだろうにw
…まあこの辺は谷川ニコという名の神が仕組んだいたずらとも言えますねw
それと「お母さーん おやつ買ってくるからお金ちょーだい」という、なんとも強烈なセリフですけど、なんでも元々は某動画配信者のネタのようですね。私はその動画見たことないんですけど、元ネタになったセリフはなかなか強烈で、けっこうセンスあるなと思ってしまいましたよw
いかにも谷川さんが好きそうなネットネタですね。あの「It's a true world.」を思い出しましたw(コミックス4巻所収;喪28「モテないし夜の世界に行く」参照)

おやつ(とコーヒー)を買いにいったはずなのに、なぜか手元にはカラーリング剤が。
どうやら「夏にしかできない派手なこと」とはこのことのようですw
まあもこっちらしいというか、この程度ならかわいいものですよね。少なくともキャバ嬢になるとかよりはよっぽど健全かとw
選んだカラーにももこっちなりの矜持というか、こだわりが感じられますね。
ドラッグストアで見たカラーリングではシャンパンピンクとかミントアッシュとか、わりとかわいい系が目に付いたと思うんですけど、けっきょく彼女が選んだカラーは「メタリックアッシュ」。かっこいい系というかクールなタイプですよね。
この辺に彼女の理想とする女性像がなんとなく感じとれます。
…まあ単純に中二っぽい気もしますけどw アニメのキャラへの羨望とかw

説明イラストのもこっちがかわいいw
実際、取説にこの絵が載っていて、それをもこっちが見ていると考えるとなんだか面白いですねw
しかし、自分はやったことないんでよく知らないんですけど、カラーリングってこんなに簡単なものなんですかね?
ていうか、染めるより、後のケアのほうが大変そう…

WWWWW
一見すると、中世の貴婦人みたいw
まあ実際の「盛り髪」はこんなものじゃなかったらしいですけどね。
でも買ってすぐに試してみるアグレッシブさはさすがもこっち。
少しは躊躇しなかったんだろうか……

WWWWWやってから躊躇するスタイルwww
この辺もさすがはもこっちですねw
まあ「アッシュ」自体はそれほど攻めた色という感じはしませんけど、「メタリック」はねー。直訳すれば「金属的」ですからw
染めるにしても、最初は無難な色からと言う風に私なんかは考えてしまいますね。
だからいきなり「攻め」から入るもこっちは、逆に尊敬しちゃいますよ。本当はこういう姿勢こそが新たな道を開くきっかけになるのかもしれませんね。

髪が染まらないことを気にしているもこっちは、なんかいつも以上に幼く見えますね。
まあそれはともかく、塗ってすぐに洗い流したら染まらないのは素人でもわかりますよw
なんだって定着するまでにはそれなりの時間が必要でしょう。
あとどうでもいいけど、ひよこタオルがかわいいw

困った時のゆうちゃん頼み。
喪167でもそうでしたけど、友達が増えた今でもやっぱり何かあったらまずゆうちゃんなんですね。髪を染める相談なら、それこそ吉田さん(プリン頭w)でもネモ(淫乱ピンクw)でもいいんじゃないかと思うのですがw
でも、もこっちがなんの気兼ねもなく、軽い感じで相談できるのは今でもきっとゆうちゃんだけなんでしょうね。
まあそれとは別に、ゆうちゃんの場合は染める前と染める後を知っているというのも大きいかも。その点でも親近感が湧くのでしょう。
でも失敗を恐れるなら、やっぱりプロに頼んだ方が無難ですよね。まあもこっちに美容院はハードルが高いとは思いますがw
しかし、こうして仰向けになっているもこっちはいつも以上に子供っぽい…
ていうか、コマに全身を入れるためか、なんか縮尺がおかしくなってるだろw

一通り会話を楽しんでからいったん電話を切ったもこっちに再び着信音が。
このタイミングなら誰だって同じ相手からの折り返しだと思いますよね。
まあもちろん、ちゃんとスマホ画面を確認すればいいんでしょうけど、そこまで警戒する必要性も感じなかったんでしょう。
それだけリラックスしていたということなんだと思います。

こういうミスもありますねー。
詳細は言えませんけど、私は昔、これと似たようなパターンで仕事にひとつ穴を開けたことがありますよ。ホント、神様はたまに信じられないタイミングで罠を仕込んでくるんで気を付けましょうね!
いずれにせよ、このゆる~い感じは相手がゆうちゃんならばのこと。
中学から続いている仲は伊達じゃありません。

WWWWWこの段階でまず肝を冷やしますねw
似たような経験をしているだけあって、このシーンは胸がキュっとなってしまいますw
加藤さんのスマホについているのは、例の

このキーホルダーかな?
もともとはゆうちゃんへのお土産として買ったものなんですよね。

慌ててガバっと起き上がるもこっちw
相手には見えていないとはいえ、こういうのは気持ちの問題ですよね。
聞く側の姿勢というのは、意外と向こうにも伝わってしまうものなんです。
まあそんなこと以前に、思わず体が動いてしまったというのが本当のところなんでしょうがw
台詞のフォントも繕っている感じに変わっているのが面白いですね。ていうか、このフォント、モノローグみたいに薄いw

加藤さん、中学から染めてるのかw
吉田さんだって高校からだというのに、随分進んでいたんですねw
でも、もこっちが髪を染めることに関して特に咎めることなく、むしろ私がやってあげるとはちょっと意外でしたね。まあまさか「気分が変わって勉強はかどる」を真に受けたわけでもないでしょうが、その辺の抵抗のなさはやはりギャルっぽい(小宮山さん談)気質なのかもしれません。
それにしても、加藤さんの部屋初公開となったわけですが、予想通りなんかセレブっぽい感じですね。そもそも自分の部屋にソファがあること自体驚きですよ。
足を組んでいるところは少し意外でしたけど、なんか様になっていますよね。これで膝にペルシャ猫でも抱えていたら一昔前のお嬢様みたいかもw(我ながらイメージが古過ぎる…)

話が意外な方向に進んで断ることもできずに流れにまかせてしまうもこっちw
どうしても吃りがちになってしまうのはご愛敬といったところでしょうかw
まあ髪を染める染めないは別にしても、元々加藤さんはもこっちの家に行くつもりだったようですけどね。彼女からの電話は「新しい単語帳」の件だったのでしょうw

色んな毛www
コロコロかけるとか、ほとんど初めて彼女を部屋に呼ぶ時の心境ですねw なんか初々しいw
しょぼーんを抱かえているぬいぐるみがなんとも意味深に思えてなりませんw(もこっちの視線もそっちに向いてるしw)

ピンポーンと鳴るから、はや加藤さんかと思いきやそこに立っていたのはなんとゆうちゃん。
彼女の実体(笑)がもこっちの前に出るって、けっこう久しぶりですよね。喪143以来でしょうか。その間も登場自体はあったのでそれほど久々という感覚はありませんが、電話越しでない彼女の姿はやはり新鮮に映ります。
服装も夏らしくていいですね。帽子もよく似合っています。これは2年の夏、虫採りに行ったときとおなじものかな?(コミックス7巻所収;喪64「モテないし三人で夏休み」を参照)

んーん、という言い方がかわいいというか、ゆうちゃんらしいですねw
自分がやりたいからというのは本当なんでしょう。
考えてみれば、二人でこういうおしゃれっぽいことをやったことって今までなかったですからね。一緒に女の子らしいことをああだこうだと言いながらやってみたかったというのは彼女の夢でもあったんだろうと思います。
さっそくテーブルに道具をずらっと並べているところもなんだかいじらしいですね。
あと、もこっちの隣にさりげなくコロコロがあるのが面白いw
きっとやり始めようと思ったら、ゆうちゃんが来ちゃったんだろうなあw

WWWWW下の毛www
これ、いつかの「勘違い」が頭にあったろw
もはや加藤さんと言えば「下の毛」という連想がもこっちの中でありそうw(コミックス16巻所収;喪156「モテないし噂になる」の「ラッキーセクハラ」を参照)
言ったら言ったでの後もひどいw
脱毛って、パイ●ンじゃねーかw いったいどういう目で加藤さんを見ているんだw
ていうか、ゆうちゃんと加藤さんとの狭間で葛藤する理由がこれってw
ゆうちゃんの飛び散る汗と加藤さんの冷ややかな瞳の対照が、より笑いを増幅させますねw

こういう異なるふたつの表情を同時に描くことで緊急事態を表すのって、ギャグやコメディにしか見られない手法ですよね。シリアスでやったらホラーになりかねないしw
でもなんか、わたモテでやられると妙に違和感があるのは私だけでしょうか…w
この辺にも、わたモテという作品の独自性があるような気がしますね。マンガ的な文脈が作品内でまた違った印象を残すんです。
しかしまあ、ゆうちゃんにちゃんとあらかじめ言っておこうとするのはもこっちも成長したなと思いましたね。
昔だったら、変にごまかそうとして事態がさらに悪化していたところですw
それにしても、この後ゆうちゃんにどう説明するつもりだったんでしょうね?
まさかそっちの友達にやってもらうからゆうちゃんはいいよとは言えないでしょうしw

着替えもほどほどに、慌てて出迎えるもこっちw
まったく、ゆうちゃんの時はそのまま出たくせになんで着替えなきゃいけないんでしょうねw
つーか、どっちにせよたいした格好でもないしw
でも、ボタンを留めながらあわててドアを開けるもこっちというのはなかなか面白いシチュエーションですね。なんかドラマのワンシーンみたいw
というわけで、今回の個人的ベストもこっちはここですね。
彼女とはもう長い付き合いですけど、いまだにこんな新鮮な姿を見せてくれることに驚きますよ。

一瞬、シースルーかと思ったw(いや実際、そうなのか?)
いやあ、今はこういうファッションが流行っているんですかね。ちょっと、じじいの目には毒なんですけどw
電話での先ほどの恰好は部屋着ということなんでしょうか、黒を基調にしながら要所にオシャレ感を醸し出しているのが加藤さんらしいと言えばそうかも。
肩を大胆に出したスタイルもさることながら、右手にはめているブレスレット?が実に印象的ですね。こういうスクエアタイプも今の流行なのかな?確かにシンプルながら服装によく似合っています。
もこっちも見とれているのか、一瞬言葉を失っていますねw

エロいエロい言うなw
ていうか、下から覗こうとするからよけいにエロく感じるんだろうがw
さて、こちらにも事情を伝えておかないといけません。
別にもこっちがダブルブッキングしたわけじゃありませんが、一応ことわっておかないと後が大変ですからw
しかしなるほど。サムネに至る流れはこういうことだったんですね。
ここはもこっちでなくっても、緊張が走る瞬間です。果たしてふたりの反応は……

傍目には特に不穏な感じはないですね。
まああえて指摘するなら、ゆうちゃんの顔がなんか呆けている感じ(笑)なのと、加藤さんのほうはそれほど驚いた感じもなく、むしろ予想していたかのような表情をしているところでしょうか。後ろで腕を組んでいる姿も気になりますね。
この後ふたりはお互い名乗りあって、さらには加藤さんがゆうちゃんに「どこの高校」かと聞いてくるわけですが、その時のゆうちゃんの返しがなんとも切ない感じでした。
「私もこっちと違って頭悪くて」
自分の学校の名前を言うだけなのに、はたしてこんな枕詞を置く必要があるでしょうか。
天真爛漫に見えて、彼女も人知れず大きなコンプレックスを抱えていたのです。
才色兼備に見える相手を前にして、思わず口をついてしまったのでしょう。
もしかしたら、彼女の「青学」志望もそんなところから来ているのかもしれません。
そんなゆうちゃんに対して、加藤さんは優しくこう答えます。
「そんなことないよ 私の中学の時の友達も本郷行った子いるし」
聞きようによってはなんかイヤミに聞こえるというか、
私の友達が行ってるところをディスってんのかお前、的なニュアンスもなきにしもあらずですがw
もちろんそんな意味ではなく、私たちに変な引け目を感じなくていいよというくらいのことなんでしょう。
さて、この加藤さんの中学時の友達が幕張本郷にいるということがきっかけで、話は意外な方向へと進むことになります。

あるあるwww
こういう意外な共通の知り合いが判明して、話が思いのほか盛り上がるってよくありますよね。いやあ世間は狭いですねとかw(それはおっさん特有かw)
でもこうなると、1年の文化祭でのことが思い出されますね。(コミックス3巻所収;喪21「モテないし文化祭に参加する」参照)
あの時、ゆうちゃんは友達二人と一緒に来てきましたけど、その友達も「私達も友達に会ってくるから」と言っていました。もしかしたら、その“友達”とは加藤さんのことだったのかも?でも、砂羽と芽生の名前のうち片方だけに反応というのはちょっと不自然か……
ただ、加藤さんとゆうちゃんの共通の友達ということは頭の出来はともかく(笑)、性格はわりといい子なのかもしれませんね。

というわけで、サムネの場面に至るわけですが、ここまで実に見事な流れですね。二人がもこっちの部屋で一緒にいるのも自然ですし、お互いにこやかに会話を楽しんでる様も自然です。キャラが作者の都合に振り回されるのではなく、なんだかいかにもありそうな偶然の中でたどり着いたシチュエーションじゃないですか。フィクションにおけるリアリティとはまさにこういうことなんだと思いますよ。
それはそうと、もこっちw
「興奮してくるな」とか、サンドイッチマンのコントかよw
まあ、あれは実際そんなところで興奮しないだろwという感じがおかしいんであって、この場合だと「そりゃ誰だって興奮するだろ」で終わりですけどw
キモブタ共が~というくだりも自虐とメタが交じり合ったネタで、なんか苦笑交じりの笑いになってしまいますねw
そんな美少女二人に囲まれて、もこっちだけが胡坐をかいているという構図もなにかを象徴しているかのようで面白いw

そんな萌えアニメさながらのほのぼのした感じもつかの間、一転して微妙な空気にw
もこっち以上に慌てて否定するゆうちゃんが印象的というか、なんかいじらしく思えてしまいます。
楽しく会話を弾ませながらも、実は内心気にしていたのかもしれませんね。

別にゆうちゃんがあやまることはないのに……
もこっちもかえって恐縮してしまいますよね。
ただ、結果的に加藤さんも臨戦態勢から態度を改めるきっかけになったようです。

まあ大丈夫というか、図らずもゆうちゃんの人当たりの良さに救われたって感じですねw
彼女には相手の毒っ気を抜いてしまう不思議な魅力があるんですよね。
ゆりちゃんたちと出会った時のことを思い出します。(コミックス13巻所収;喪124「モテないし友達の関係」参照)

先ほどとはまた別の意味で微妙な空気にw
加藤さんとゆうちゃんが持ってきたパッケージがそれぞれ持主に似ているのもおかしいですねw 彼女たちも普段これを使ってるのかな?w
しかし、銀と比べたらどっちも一緒なのかw
ベージュとローズって、それなりに違うと思うんだがw
まあ大きなくくりでいえばわからないでもないですけど、やっぱりよくわからんw

WWWWWいまさらそれを言うかwww
しかもロシア人キャラか闇落ちした主人公か実写版ア●ギってwww
なんとなくもこっちが憧れるタイプがわかるような…w
でもまあ確かに「銀」って、ちょっと特殊というかアウトローっぽい匂いがするキャラが多いですね。暗い過去を背負ってるとかそういう感じ。
うん、もこっちに合ってるかもw

何この修羅場w
まあ実際はどちらの色を選ぶという構図なんですけど、実質ゆうちゃんか加藤さんかの選択ですよねw
間違いなく、谷川さんも狙っているでしょうw
さて、この究極の選択の前に、もこっちが選んだ答えとは……

二人の反応wwwゆうちゃんなんか汗飛ばしてるぞw
でもけっきょくのところ、この選択は正しいでしょうね。
どちらを選んでもお互いしこりを残すしw
元はといえばもこっち本人が言いだしたことなのですから、自分の感性を信じるべきです!
しかし、「合宿で他校の生徒にイキれる」って、そんな理由もあったんかw
「引かれる」の間違いじゃないか?w

で、流れ的にふたりが再度染めてくれることに。
なんか手際がいいですね。
二人とも大きなバッグを持参してましたけど、道具一式を用意してきたんでしょうか。
ていうか、これはもう完全にイメクラですね…
あふっじゃねーよw

二人で手伝うとなると、こういうこともあります。
どちらが主導権を握るかの戦いですねw
しかしこうしてみると、加藤さんはカリスマ美容師そのものだなw

WWWWWシャカシャカゆうちゃんwww
やばい、むちゃくちゃかわいいw
もはやイヤーカバーだのおふ…だのどうでもよくなりますねw
とにかくここはシャカシャカゆうちゃんに尽きます!
というわけで、今回初めてベストゆうちゃんを認定させていただきます。
今後、第2弾第3弾と続くか注目ですね。

なんだこの天国。
こんなのをタダでやってもらうとか贅沢過ぎんだろ…
しかしこうしてみると、もこっちって意外と髪が長いんですね。
これを一人で染めるのはかなりの難行だったと思いますよ。
やっぱり二人いて正解でしたね。
そういえば、「私の友達がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(通称友モテ)にもこれと似たようなシーンがありましたねw
まああちらは、単にゆうちゃんの匂いを嗅いでいるだけでしたがw(単行本P83「お裾分け」参照)

もはやヘブン状態w
これはいつ昇天してもおかしくないですねw
それにしても、ここまでしっかりやらないとやっぱりきちんと染まらないものなんですね。
しかもこの状態で30分くらいは置かないとというのですから。
せっかく買ったのに、危うく無駄にするところでした。(つーか、説明書をしっかり読めばわかるんじゃないのか…?)

WWWWWしょうもなw
ていうか、2万って安すぎるわw
この二人のレベルなら最低でも指名料10万は下らないんじゃないでしょうかw(いや、具体的な相場は俺も知らんけどw)
でもこういう女の子らしからぬネタを恥ずかしげもなくやれるのがもこっちですよね。
わざわざ財布から取り出そうとするところにこだわりを感じるw
ゆうちゃんは相変わらず汗を飛ばしているのに対して、加藤さんがふふふと笑っているのにはちょっとドキとしてしまいますw
ネタの笑いどころがわかってるのか……

WWWまさに「下の毛」がwww
よりによって加藤さんのバッグのそばとは、もこっちも運がないですね。
まあ実際のところは、それほど気にすることはないと思いますけど、本人的にはやっぱりそうも言ってられないのでしょう。
でもこれがゆうちゃんだったらそれほどでもなかったでしょうね。相手が加藤さんだからこそ見られたくないわけです。

掃除といっても、ほとんど出来ませんでしたからねw まあ仕方ないでしょうw
でも、加藤さんが気づかないフリをしているのは気を遣っている面もあるでしょうけど、実際それほどたいしたこととは思っていないんだと思いますよ。
ていうか、夏だと着ている服もゆるく薄くなりますし、何もなくても落ちるものでしょう。(ですよね?私だけじゃないですよね?)

さて、突然もこっちは何をひらめいたのでしょうか。
…まあここまでの流れであからさまな伏線があったんですけど、あまりに突拍子もなくて、この時点では予想もできませんでしたねw
ていうか、ここからあの発想になることが想像の斜め上でしたw

こうして、二人が部屋に残されることに。
再び状況は緊迫した様子を帯びてきたかのように見えますね。
ここは私も読んでいて一瞬身構えたシーンです。
要所要所にこういう読者を引きつける場面があるおかげで、長丁場でも話がだれることなく一気に読めるんですよね。
それと、なぜかしょぼーんクッションだけがゆうちゃんのそばにいることも注目すべきところかと思います。

ここの会話はさきほどの「成瀬さんも合宿来るんだよね」から続いているんですね。
その流れから志望校を聞くのは至極自然なことに思えます。加藤さんに何か思うところがあったわけではないでしょう。会話の接ぎ穂として、なんとなく聞いてみただけなんです。
でも、ゆうちゃんのほうは言い淀んでしまいます。なんだか言いづらそうですよね。
それもそのはず、彼女はもこっちと同じ「青山学園大学」を目指しているからなんです。
ここで思い出されるのは、さきほどのゆうちゃんの言葉です。
「私もこっちと違って頭悪くって」
このセリフの裏にある気持ちを考えると、ここのためらいはすごく胸に染みますね。
そして彼女は「もこっちには内緒にして」という条件で、自分も青学を目指していることを加藤さんに打ち明けるのです。
ところが加藤さんには、そんなゆうちゃんのコンプレックスのことなど思いもつきません。
当然「どうして内緒にしてるの?」「一緒に勉強したほうがよくない?」と尋ねてくるわけです。
予想していたような“バチバチ”感はないものの、この辺のやり取りにはなんだかもどかしさを感じてしまいますね。
いずれにしても、二人っきりという状況かだからこそできるやり取りなんだと思います。

なんとも健気な言葉を口にするゆうちゃん。
しょぼーんを抱く姿が実に切ないですね。
さすがに加藤さんにも彼女の抱えている思いが伝わったようです。

一方のもこっち。
やっちまったというか、完全にアニメキャラですねw
むしろコスプレっぽいw
ここはそれこそカラーで見たいところですw(単行本での表紙に期待か!?)
さて、そんな髪のことよりも何か他にやることがあって降りてきたはずですが……

WWWWWこれはひどいwww
見ようによってはホラーですよねw
シルエットでもこれだけひどいんですから、実際はどれほどなんでしょうw
がに股の具合とか両手の置き方とか、変にリアルなんですよねw
親が見たら泣きそうな絵が浮かんできますよw
ていうか、あの毛の発見からどういう発想を経たらここに繋がるんだよw
誰かに見せてイキがるつもりだったんでしょうかw
ホント、なにがしたかったのかよくわかりませんw

一応、3人で勉強会となったのでしょうか。
先ほどの加藤さんとゆうちゃんの会話の流れからそうなったのかもしれませんね。
それにしても、「へへへ…」ってw
手を頭にやる仕草といい、なんかいたずら盛りの小学生みたいじゃないですかw
さしずめ加藤さんは、近所の憧れのお姉さんといったところですかw
銀髪だとよけいにショタっぽく見えますw

うわw なんか近所のお姉さんというより、笑顔で厳しいノルマを課してくる家庭教師みたくなってきたw
つーか、返す単語帳に対して加藤さんが持ってきた単語帳の数w
でも考えてみれば、加藤さんいわく青学受験には3000の単語は覚える必要があるという話ですからね。この程度でびびっているようじゃとても来年春を迎えることはできないのでしょう。

これが先ほどのゆうちゃんの「告白」に対する加藤さんなりの答えなんでしょうね。
「来週合宿で返してもらえばいいから」
ここに込められた加藤さんの気持ちは、夏合宿前に二人が出会うことで生まれたものだったのです。

WWWああ馬鹿だ…w
そりゃそうなるでしょうよw もともとそんな場所に塗ることを想定した商品じゃないですし(当たり前だw)、その上うろ覚えで適当にやってましたからねw
髪の色を変えるくらいですからかなり刺激の強い成分が含まれているわけです。
ああ考えただけでも痛そう……
まったく高校3年生にもなって、いったい何をやってるんでしょうかw

WWW股w
こいつ今、「股」と言ったぞwww
いやあ見ていると、なんだかこっちまでムズムズしてきますねw

再び部屋に残される二人w
でもさすがに何がもこっちの身に起こったかまでは思いもつかないでしょうねw
あんな発想、もこっちにしかできないw
ていうか、仮にできたとしても実行しないw
心配そうに見送る二人の表情がかえっておかしいですねw

切羽づまった危機をゆうちゃんだけにそっと伝えるもこっち。
もし加藤さんがいなければ、その場であそこの毛に塗ったことを告白していたんでしょうね。二人揃っていたゆえに、こんな手段を選ばなければならなかったわけです。
緊急メッセージの前のスタンプがおやすみベアー?なのが、逆に緊張感を際立たせますw

さすがゆうちゃん、こういう機転はお手の物ですね。おそらく、何が起こったのかなんとなく察しているのでしょう。まさか下の毛に塗ったとは思っていなかったでしょうが、もこっちが何かバカをやったんだということはわかっていたんだと思います。
もこっちのことでは彼女の方がまだまだ一歩秀でているといったところでしょうか。

今度はひとり部屋に取り残される加藤さん。さすがに少し寂しそうに見えますね。
止む得ない状況とはいえ、お客さんにこの仕打ちはどうなのという気もしないでもありませんw
でもきょとんとした顔でぽつんと座っている加藤さんは、普段とは違う素の表情が伺えてちょっと親近感が湧きますね。
彼女でもこういう状況に置かれると、何をしていいものやらといった感じになるんだとw

そんな彼女の視線にふと止まったのが、しょぼーんを抱きかかえているぬいぐるみ。
その後ろ姿に彼女はいったい何を感じたのでしょう。

このシーンはいろんな解釈があるかと思いますけど、私は単純にゆうちゃんともこっちの関係に加藤さんが複雑な思いを抱きながらも慈しみの気持ちでぬいぐるみに触れたんだと思っています。
このぬいぐるみは、もともともこっちが1年の秋にクレーンゲームで獲ったものでした。(コミックス3巻所収;喪26「モテないし部活を作る」参照)
それ以来、もこっちの良き相棒(もしくは下僕?w)であり続けているわけですが、実はゆうちゃんを投影した象徴でもあったような気がするんですよね。
あれは1年の12月25日。ゆうちゃんがゆうさんになったという疑惑(?)が浮上した時でした。もこっちはクリスマスの夜、ゆうちゃんは一体どんなことをしたんだろうと、ぬいぐるみを相手に一人コント(笑)をやったことがありましたよね。(コミックス6巻所収;「特別編3」参照)
そして、その姿をなんともいえない表情で見つめていたのがしょぼーんだったのです。
ゆうちゃんや加藤さんが来る前に、すでにぬいぐるみはしょぼーんを抱いていましたよね。それは、「もこっちの足をひっぱっちゃうかも」と言いながらしょぼーんを抱いていたゆうちゃんの姿とどうしてもダブって見えてしまうのです。
加藤さんがぬいぐるみとしょぼーんに対して見たもの。
つまりは、そういうことなんじゃないでしょうか。

日が暮れる頃、帰路に着く二人。
影を長くしながら並んで歩く姿は昔からの親友のようにも思えます。
そんな中、加藤さんがゆうちゃんを公園へと誘います。
またしても、何やら不穏な空気が漂い始めますが……

ブランコの座り方にも二人のキャラが表れていますね。
加藤さんは両手を握りつつと両足と共に前に出していて、何から話そうかと思案している様子なのに対し、ゆうちゃんは身構えることなく、子どものように両端の鎖を握りしめています。
こうして見ると、まるで久しぶりに会った母娘のようw

いきなり何を話すのかと思ったらそれかw
ゆうちゃんも加藤さんの意図を掴みかねている感じですね。
でもこの後、謹慎中の電話について語り始めることで、ゆうちゃんにも加藤さんの言わんとしていることがなんとなくわかったのではないでしょうか。

これは加藤さんの牽制でも敗北宣言でもなく、もこっちに対して引け目を感じているゆうちゃんに対して、少し背中を押してあげる意味があったんだと思います。さきほどのぬいぐるみへの思いと同じですね。
だって、この表情。実に澄んだ目をしているじゃないですか。
自分の寂しさを押し殺しながらも、相手への優しさに溢れた慈愛の表情です。

ゆうちゃんは、そんな加藤さんの思いに気付いています。
それが彼女の一面的な見方でしかないことにも。
でもそれをどうやって伝えたらいいのか。
そのことに迷っているように思えましたね。
そして彼女は、あえてもこっちとの約束を反故にして打ち明けるのです。

WWWWWそれがこの惨状w
てか、×××痛い!!×××焼ける!!ってwww
セリフは酷いですけど、股を抑える仕草が生々しくて変な笑いになっちゃいますよw
こんなの、ゆうちゃんだって困っちゃいますよねw
それこそ「脱毛」するしかないんじゃないのw
でも、お毛々というぼかし方はゆうちゃんらしくてかわいいですねw
…もちろん、こんな恥ずかしい話を加藤さんに話したのは、もこっちを笑いものにしたいからではありません。
誰を本当に頼りにしているかとかまたは仲が良いとか悪いとか、そういうことではないんだよということをゆうちゃんなりに伝えたいからなのです。

このゆうちゃんの突然の話には、加藤さんも驚きを隠せないようです。瞳孔が小さくなるところはちょっと子猫みたいですねw
こういう目をしている時は、どちらかというとマイナス方向の感情を抱いていることが多い加藤さんですが、この場合は純粋に驚いているだけのように見えます。
たぶん、もこっちの話以上に、こんな話を自分に打ち明けてくれたゆうちゃんに対して驚いているのではないでしょうか。

WWWかわいいw二人ともすごくかわいいw
お互いの目線からどんな会話をしているんだろうと、あれこれ想像しちゃいますね。
ゆうちゃんが来た際、もこっちのそばにコロコロがありましたから、あの直後のことなんでしょう。もしかしたら、掃除している途中だったのかな?ごめん、途中なんで最後までやらせてみたいなことを話してたんでしょうかw
ていうか、お客さんの前でコロコロかけるって、考えようによってはすごく気の置けない関係ですよね。ケツの穴まで見せ合える仲というか。(そんな下品な言い方今はしないかw)
「そういうもこっち最近は見ていなかったから」というのは、それだけもこっちもゆうちゃんに対しては見栄を張らなくなったということなのかもしれません。
それにしても、すでに「明日香ちゃん」呼びのゆうちゃんは強者過ぎるw

WWWWW軽くホラーじゃねーかwwwなんでフル画面なんだよw
いきなりこんなドアップ写真を送られて来たら、思わず声をあげちゃいそうですよねw
ていうか、ああ見えて、けっこう本人的には気に入っていたのかw自撮りまでしていたとはw(コミックス14巻所収;喪135「モテないし仮面をかぶる」参照)

クラスの女子にやってもらったと嬉しそうにゆうちゃんに話すもこっち。
想像するだけでなんだか泣きたくなるくらいのいじらしさですね。
(しかしどうでもいいけど、この(派手な)って、まさか声には出していないよな?w)
「今日だってそうだし」と付け加えるゆうちゃんにも、きっといろんな思いがあるのでしょう。単純に「もこっち嬉しそう」だけではないはずです。
でもそれは加藤さんも同じ。当のもこっちだって葛藤を抱えているんだと思います。

ゆうちゃんにしか見せないもこっちと、加藤さんにしか見せないもこっち。
どちらも本当のもこっちであって、どちらを見せてくれないからといって本当の友達ではないとかそういうことではないんですよね。
ゆうちゃんはきっとそれを伝えたいんだと思います。
人の気持ちは単語帳のようにただ暗記すればいいわけではないということを。

ありがとうと口にする加藤さんの横顔はとても綺麗ですね。
ゆっくり咀嚼して、彼女の話を自分の心の奥に染みこませるような、そんな素敵な横顔だと思います。

今回の個人的ベストシーン。
二人の気持ちが初めて通じ合った瞬間だと思います。
どちらも最高の笑顔をしていますよね。

本当の意味でゆうちゃんという子を知ったんでしょうね。
彼女はとても聡明で人の気持ちを思いやれる子だということに気付いたんです。
そんな頭のいい子が「もこっちの足をひっぱっちゃうかも」なんて理由で進路を諦めて欲しくない。そんな気持ちが湧き上がってきたんだと思います。
だからこそ、「成瀬さんの勉強」のお手伝いを買って出たのではないでしょうか。

加藤さんじゃなければこんなセリフ、嫌みにしか聞こえなかったでしょうねw
でも彼女のこの笑顔を見ていると、そんなつまらない感情もどこかに吹き飛んでしまいます。
…ていうか、ゆうちゃんの「私本当にレベル低くて…」もいい加減ちょっとウザいですしw
謙遜も度が過ぎると嫌みになるといういい例です。
加藤さんは本当のゆうちゃんの頭の良さを見抜いているからこそ、こんな提案ができたんだと思いますよ。

黒木さんにも成瀬さんが必要。
この言葉の裏には「私にも成瀬さんが必要」という言葉も隠されているような気がします。
この公園での二人の会話があって初めて「夏合宿」という舞台が活きてくるんだと確信したシーンでもありますね。

あれw もこっち髪戻ってるw
メタリックもこっちも、たった5日間だけの命だったかw
夏の風になびかせて、名残惜しそうに髪をつまんでいるもこっちはなんか妙に色っぽく感じてしまいますw
まあ要するに、お母さんに怒られて染め直されたというのが真相のようですが、夏合宿に入る前に戻ってよかったですね。
もこっちとしては合宿でイキりたかったようですが(笑)、こういうのはひと時の夢でいいんですよ。むしろ、いいガス抜きになったんじゃないでしょうか。
実はこの「銀髪」体験も、夏合宿に入る前の必須事項だったような気がしますね。

ゆうちゃんかこみなんとかさんを想定しているということは、この日は夏合宿初日なんですね。たぶん、もこっちの家で待ち合わせをしているのでしょう。
そうでなければ、小宮山さんが来訪する可能性なんてはなから考えないでしょうからw
喪164の段階では小宮山さんはまだ参加するかどうか考え中だったはずですが、けっきょく参加することにしたようです。
一緒に誘った手前もあるでしょうけど、なんだかんだいっても3人で集まれる関係ってなんかいいですよね。

WWWWWゆうちゃんwwwいったいどうしたwww
いや、最初見たときはイマイチ状況がわかりませんでしたよw
ゆうちゃんの生霊でもやってきたのかとw
もこっちクロに戻ってる…
が微妙に怖いですねw
実はこの子は黒を憎む白天使で、クロい子は漂白だーとか言いだすんじゃないかとw

なんか漂白されてないwwwww
もこっちにもやっぱりそう見えるのかwww
ていうか、ゆうちゃんなんでカタコトw
この段階でも、ひょっとしたらこの子はクローン人間なのか…?と半分疑ってましたw

基本ダイジョブwwwww
基本てなんだよwww逆に不安になるわw
もこっちの普通に心配してる感じもかえっておかしいw
この尋常じゃない雰囲気を察しろってwそんなレベルの話じゃないだろw
で、最後のオチでさらっと、「青学志望」をばらしちゃってるのが最高ですねw
オナジダイガクってwww
さらに、もこっちが驚くセリフで締めることで、「なんかよくわからないけど、なんかいい感じで終わったよな」と錯覚してしまうようなさわやかさがあるじゃないですかw
ここでカメラがグイッと上がってエンディングテーマが流れてもおかしくないですよw
いやあ、公園での優しいムードでしんみり終わるかと思いきや、最後の締めでやってくれましたね。こういういい話で終わるかと思わせつつ、しっかり笑いで落とすパターンは大好物です!
もちろん今回一番笑ったシーンもこれ!正確には最後の4コマひっくるめて、ですねw
最後のオチで今回のタイトルの意味が分かった時の衝撃といったらなかったです。
「モテないし染める」じゃなくって、「染まる」というのはそういうことだったのか!というねw
正直、ギャグ的にはちょっと物足りないかなと感じていたのですが、最後の大オチですべてがひっくり返りましたよ。
しかもそれだけじゃないんですね。このタイトルには2重3重の意味があるんです。
もちろん、ゆうちゃんが真っ白に染まったというのがまずひとつ。
この場合は、「アッシュ」(灰)と、真っ白な灰になるまで燃え尽きたという意味も兼ねてますねw
もう一つは加藤さんもゆうちゃん色に染まったということ。ゆうちゃんと心を通じ合わせたからこそ「成瀬さんとも同じ大学に入りたい」となったんですよね。その結果があのオチですけどw
さらにもうひとつ、もこっちの「やっちまった感」が二人の距離を縮めたということもあると思うんですね。彼女の銀髪騒動に振り回されることで、結果的にゆうちゃんも加藤さんも素直になれたんです。もこっちが染めたのは、何も下の毛だけじゃなかったんですよw
今回の話は夏合宿を迎えるにあたっての準備期間みたいなものですね。
合宿に入る前にやっておくことをこのタイミングで描いたんだと思います。
もこっちの銀色髪はその象徴でもあったんじゃないでしょうか。もこっちは残念がっていましたが、夏合宿の前に済ましておいてよかったかとw
公園での二人の会話にしてもそうです。夏合宿であんなにゆったりとした時間なんて取れるわけがありませんし。ゆうちゃんと加藤さんが本当の意味で分かり合えるためには、どうしても合宿の前でなければならなかったのです。
あと、ゆうちゃんの「カミングアウト」もそうですね。
彼女がもこっちに志望校を隠していたのはサプライズ的なものでなく、もこっちに対して引け目を感じていたということがわかった今、変に引っ張るよりはここでばらした方がいいと思います。ギャグっぽい雰囲気の中でのほうが重苦しくなりませんしね。
しかしこうなると、夏合宿編がどうなるのかよけいに気になってきますね。
まさか1日14時間勉強している姿を延々描くわけにはいきませんしw
一体どんなドラマが待っているのか、期待は高まる一方です。
ただ、ひとつ心配なのは小宮山さんですね。
もともと「夏合宿」は、加藤さんの友達である夏帆からの誘いじゃないですか。ある意味、加藤さんグループ主催のイベントなんですよね。そこに友モテ3人が加わるという構図なんです。
で、ゆうちゃんが合宿前に加藤さん側(笑)に取り込まれてしまった今、小宮山さんがひとり孤立してしまうんじゃないかと思ってしまうんですよ。頼みの伊藤さんも参加するかどうかわかりませんし。
ていうか、今度の夏合宿って、他に誰が参加するのかまだよくわかっていないんですよね。後明らかになってるのって、うっちーくらいですしw
ネモと岡田はたぶん不参加っぽいですし、吉田さんと真子も参加しないでしょう。
でも、ゆりちゃんはさすがに参加するのかな?
予備校の合宿ですから、他校生の新キャラもあるんでしょうか。
うーん、考え出すときりがないw
いずれにしても、小宮山さんにもスポットがあたる話も期待したいところですね。
おそらく、次から始まる「夏合宿編」は、わたモテの今後を占う上でこれまで以上に大きな意味を持つシリーズになるはずです。
果たして彼女たちの行く先にはどんな出来事が待っているのか、最後まで目が離せませんね。
加藤さんがもこっちに英語単語帳を貸してあげるきっかけになった喪155も読める16巻は絶賛発売中です!
ゆうちゃんが青学を目指すきっかけの話は15巻で読めます!
ゆうちゃんに送られてきたメイクもこっちの話は14巻で!
夏休みにこみさんともこっちが一緒に映画を観る話も読めるわたモテ小説アンソロジーも絶賛発売中!(谷川さん書き下ろし!)
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