私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪166~読めば読むほど新たな世界が見えてくる~
11月7日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」がブラウザ版で喪166に更新されました。
3週間前に「ネタバレなし感想」をやりましたが、今回はそれの正規版です。要するに“いつものやつ”ですね。引用画像にひとつひとつコメントをしていくスタイルになります。
(※なお、アプリ版で更新された喪167については、http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-315.html←こちらにとりあえずの「ネタバレなし感想」があります。)
それにしても、ブラウザ版のビューアがなんか劣化していませんか?拡大や栞を挟むなどの機能が一切廃止されているようですし、解像度も心持ち落ちているような…
アプリ版に移行するだけでは収まらず、逆にブラウザのほうの使い勝手を悪くするとか、ちょっとやり方がひどすぎると思うんですけど。
ここまでするなら、もうアプリ版一本に統合した方が逆にすっきりするんじゃないでしょうか。なんかやることなすこと、中途半端なんだよなあ。
…まあ、ここでグチグチいってもしょうがないので、これ以上は言わないことにしますが、もう少しファン目線で考えて欲しいなと思います。ファンあっての娯楽産業なのですから。
ただ、アプリ版では単ページだったのが、見開き状態で読めるのはやっぱりいいですね。単行本を読むような気持ちで楽しめます。特にわたモテは左右ページの構成が重要ですから。右側でしんみり終わったとしても、左側に「あせるな…本当のゴールはここじゃない…」と目ん玉ひんむいたもこっちで、なんとなく安心しません?
これはアプリや単行本でも味わえないわたモテの醍醐味だと思いますねw
さて、3週間前にはアプリですでに読んでいる喪166。
今回改めて読み直してみて、最初の印象と変わったのか、それとも変わらなかったのか。その辺も頭に置きながら、ひとつひとつ見ていきたいと思います。
それでは、見てまいりましょう!
はい、というわけで、今回のタイトルは「モテないしまた応援に行く」。
前回のこのシーンを受けての野球応援ですね。
そしてもちろん、このタイトルからみてわかるように、明らかにあの2年の夏休みを意識させるものになっているわけです。(コミックス7巻所収;喪59「モテないし応援する」参照)
たぶんこれは、ほとんどの人が予想した通りだったのではないでしょうか。
何しろ、前回で「明日」といってますしねw 制服を乾かす話で一話費やさない限り(笑)、まず普通に野球応援の話と思うでしょう。
2年のときはみんなそろってバスで球場に向かいましたが、今回は各自現地集合なんですね。もともと3年生はいく予定がなかったようですから、自主性に任せているのかな。
それにしても、この構図はなんだか感慨深いですね。こうしてみんなと待ち合わせして行くことになるとは…
去年は加藤さんからの家電で連絡を受けたのが嘘のようですw(もしかして喪164のあれは、今回への伏線だったのかも?)
しかし、加藤さんは本当に夏の間は常に日傘を差しているんですね。そのセレブ感に圧倒されるのか、いまだ挨拶がぎこちないもこっちw(喪163のこちらも参照)
あと、岡田と真子が楽しそうなのとは対照的にゆりちゃんの無表情さが際立つw
せめて愛想笑いくらいできないものかw
そういえば、陽菜は遅れそうだと、岡田が加藤さんに話していましたね。
この集まりは加藤さんと岡田がセッティングしたのでしょうか。
前回のあの連絡も加藤さんからだったのかもしれませんね。
しかし考えてみれば、当ブログの最初のわたモテ記事が2年の野球応援回からだったんですよね。なんだか特別な思いが湧き上がってきますよ。
そして、3年の野球応援回からアプリとブラウザの2段構えになるというのですから、不思議な因縁を感じずにはいられません。
WWW海の匂いw
さすが加藤さん、オブラートに包んだ言い方ですねw
ていうか、当たり前のようにもこっちと二人で日傘なんだ…
ゆりちゃんの頭が見切れているのと、まこっちがなぜか優しい目をしているのが妙に面白いw
WWWWW生臭い液体www
うーん、間違ってはいないけど…w(これねw)
例の目の傷の一件以来、むしろもこっちが加藤さんとネモをけしかけているんじゃなかろうかw
つーか、加藤さんも真に受けすぎw
こういうところに普段、冗談に慣れていない感じが出ますね。
そりゃ、「毛」くらいでツボにはまるのも無理ないわw
WWWWWさすが岡田、ツッコむときはちゃんとツッコみますw
前回のノリツッコミといい、タイミングも呼吸もぴったりですねw
もこっちもすごくうれしそうw(今回の個人的ベストもこっち!)
これもある意味、信頼している証拠ですよね。自分のネタを「わかってる」人間がいることがうれしくてたまらないのでしょう。
これまで、どれだけ彼女の「本当は明るくて面白い子なんだ!!」という叫びが露と消えていったかと思うと、なんだか微笑ましい光景でもありますね。
うわ、藪蛇w
ちゃんとフォローも忘れないあーちゃんは実に優秀だw(たぶんそこまで考えてはいないんだろうけどw)
でも、加藤さん、目が笑ってない……
ゆりちゃんwwwww
岡田とは逆で、たぶんわかってて言ってるw
まこっちも久々にゆりちゃんの保護者と化していますねw
(今回は吉田さんたちがお休みだから目が行ってしまうのかも?)
もこっちが脳内ツッコミを入れるのももはや日常と化していますが、
それにしても、ちびキャラにも関わらず加藤さんが妙に怖い…
なんだか、喪164のラストが頭をよぎってしまいますね。
ここで、ネモも合流。
いや、着る着ないはともかくとしても洗うのは当然だと思いますけどね。早くしないとマジで匂いがとれなくなるでしょw
夏なんだし、天気もいいし、すぐ洗えば早く乾きそうな気もしますけど。
岡田はそのままほっぽいているんでしょうかw
ていうか、もこっちは洗わなかったのか…加藤さんに海の匂いとか言われていたけど…(洗い方が適当だった可能性もありそう)
あと、ゆりちゃんはどうしたのかも気になりますw
さて、去年とは球場も違うし応援の規模も違うねーと、あーちゃんと他愛ないはなしをするネモでしたが……
WWWWWこいつ、居たのかよwww
つーか、調べたんかw
まあ真面目っちゃあ真面目でいいけれどもw
でも、この小宮山さんは見ていて本当キツイですね。
聞いてもないのに人との会話に突然入ってくるって、一番痛い言動ですよ…
私もやったこともやられたことも、どちらの経験もあるんで、このシーンは笑いながらも古傷がじくじく痛むようなむず痒さを覚えましたw
WWWさすがのネモも、これには苦笑いw
つーか、岡田の隣だったのねw
あーちゃんは、球技大会である程度彼女の偏狭ぶりを目の当たりにしているだけに、「こいつまた…」くらいの感じでしょうかw
意外と、岡田と小宮山さんのコンビも面白そうな気がしてきました。
小宮山さんは岡田をどう見ているんでしょうね?ネモのことは声優目指している派手な髪型の子と称していましたがw
独り言の量wwwww
いや、本人は聞いて欲しいのかもしれんぞw ちゃんと耳を傾けてやれよw
しかし、前回といい、もこっちはツッコミを脳内で済ます癖がついているようだな…
少しは岡田を見習ったらどうだw
止まんねえwwwww
だからお前が責任もって止めてやれよw
いづぞやのというのは、コミックス10巻の特別編6のことですね。
でもあの時は一応、3人の会話の中で話していたわけですから、今回のほうがよりいたたまれなさがハンパないのではないでしょうか。
ていうか、これ、ずっと続けていたら、それこそ本当に「危ない人」なんだが…
さて、そんな小宮山さんを興味深そうに見つめる加藤さんでしたが……
やさしいwww確かにw
ていうか、これって、実質加藤さんと小宮山さんの初絡みといっていい場面ではなかろうか。(球技大会やもこっちが謹慎中でも会話は交わしていませんよね?)
個人的には、これってけっこう大きな出来事というか、今後この二人が何らかの形で絡んでいって欲しいなという気持ちがふつふつと湧き上がってきたんですけど。
ゆうちゃんもそうですけど、中学時代のもこっちを知っているという意味で、小宮山さんって今後において重要な役目を担うポジションにいると思うんですよね。
ネモも引いてばかりいないで、ちょっとは探りを入れてみればいいのにw
本職はロッテwwwww
はい、本日のパワーワードが出ましたw
つーかロッテが本職って、球団職員かよw
将来の就職先のつもりかw
「高校野球はかじる程度」という言い方も背筋がぞわっときますが、それにも増して、このどや顔の痛々しさよ…
さすがに、これはもこっちも、「うわぁ……」の一言しか出てきませんよねw
WWW伊藤さんwwwなぜか、つっこみという説明がじわじわ来るw
ていうか、伊藤さんは止める係というより、基本「見」係だからなあw
本当にここぞ!という時にしか止めてくれないぞw
でも、もこっちが「いとこみ」のことをそう思っているのはちょっとうれしいですね。
こみなんとか係wwwww
これまた、えらい係があったもんだw
てか、人任せにしないで気が付いた人が見てあげればいいのにw
そもそも、どう考えても吹奏楽のほうが大事でしょw
そういえば、夏休み直前の頃、すごく疲れている様子でしたけど、大丈夫なんでしょうか?
いつもより元気がなさそうに見えなくもないのですが。(え?いつもと変わらないって?)
やっぱり出ましたね、風夏さん!
最近は、加藤さんが出ると、ほぼ一緒に登場する感じですね。
それにしても、チアガール姿が実に似合います。(そういえば、喪87でもチアをやっていたんでしたっけ)
一時はソフトボール部説もあった彼女ですが、やっぱりチアリーダーだったようです。(まあ、部活兼任だった可能性はありますが)
あ、なるほど。
成田美保さんとは、チア仲間だったんですね。
しかし、相変わらずのおちゃらけキャラぶりw
むしろ、風夏さん以上に下級生に人気がありそう。
「みほかわいいー」とか「脇かくすなー」(笑)とか、同級生にも男女問わず人気者って感じがしますね。
てか、これって、シェーのポーズのつもりなんじゃ…w
WWWWWゲス乙女言うなwてか、シコるとか言うなw
ごく…じゃねーよw
はっきり言って、衆人環境でスカートを覗こうとするほうがよっぽどドスケベ(ていうか、変態)だと思いますw
WWWWWうっちーwww 監視員かよwwww
ていうか、「黒木」呼びはやめろw
まあ、そこのポニーテールもどうかとは思うけどw(イベントで司会者が「はい、じゃあそこのメガネの人」みたいな感じw)
はい、それでは、「ネタバレなし感想」での答え合わせいきますよー
もうお分かりでしょうが、ここが今回一番笑ったシーンになります!
いやあ最高ですね。メガホンで、というところも中々芸が細かいw
となりの宮崎さんの心中はいかにw
WWWWWおいおい、過去の暴露までし始めたぞw
ていうか、まだ覚えていたのかw
しかし、「なんの恨みが!?」と言われても、そのクソ絵文字さんが言っている通りですよねw ローアングルから覗き込みながらオカズにされたことだよw
恥らう風夏さんがかわいいw
「明日香だけじゃないの!?」ということは、加藤さんオンリーのストーカーとでも思っていたのか…
さて、覚えていたといえば、加藤さんもあの時のことを覚えていたんですね。
覗かれた相手がもこっちだということもちゃんとわかっていたとかw
なるほど、だからオープンキャンパスの時も引かなかったのか……
嘘つけw
ていうか、むしろ、それだけのことをして覚えていないほうが怖いわw
クセw
ゆりちゃん、今回はちくちくやってくるなあw
吉田さんのスカートのぞいてしめられたていうのは、
この時のことでしょうかw
みんな、もこっちのセクハラのことはよく覚えているなあw
うっちーもこれは知らなかったようで、いつも以上に「キモい」を連呼していますw
あとから、また加藤さんに窘められなきゃいいけど…(ていうか、なんで加藤さんはこんな娘を見守るような暖かい目をしているんだw)
ネモも参戦w
どれも本当のことだけに、もこっちも反論できないw
でも、ネモはすごく楽しそうですよね。
こういうやり取りこそが、彼女がずっと求めていた“みんな仲良く”だったのかもしれません。
そんな中、小宮山さん一人だけが試合が始まったことに気付いているという…w
でも、普通に考えれば彼女の方がまともなはずなんですが、なぜか浮いているように見えるのはちょっと切ないかも?
こうして澄んだ瞳を見るぶんには、ヒロイン感があるんだけどなあ…
WWWWWもはや、暴露合戦になってるw
「なぜそれを!!」とか、風夏がやるとなんか芝居がかっている感じがあるんだよなあw
もっとも、もこっちも「いや…あん…」とか、そのドモり方はいろいろ誤解されるからやめろと言いたくなりますがw
WWWWWでました、加藤さんの必殺「何言ってるの?」www
本当、何言ってるんだよw
「元々明日香の胸のことで悩んでて」って、そこから入るなよw 最初からおかしいじゃねーかw
「明日香の毛というもっと刺激的な情報」とか、よけいに誤解を招くことしか言ってませんよねw
さて、さきほどの勢いはどこへやら、ここまで沈黙を守ってきた小宮山さん。
ここに来て、ついに口を開きます…
実に真っ当。
もう、ぐうの音もでませんね。
ほとんど話したこともない相手にも臆せず、こういうことを言える彼女はすごくかっこいいと思います。
こういう「空気の読めなさ」は見習いたいものですね。
WWWWWロッテのくせにwww
そんな悪口あるかw のび太のくせにかよw(いや、もっとひどいなw)
ぶち殺がすという言い方がいいですね。ひょっとすると、スクエニのコンプライアンス的なチェックが入ったのかもしれませんけど、この言い方のほうが、こみもこの微妙な関係性をよく表していると思います。
ハッとした表情の風夏さんと、笑顔の加藤さんも実にさわやか。
ちゃんと正論(笑)が通じるって、いいですよね。
これは某●志野高校のことですね。野球部以上に応援が有名とか。
まあ今年はいろいろ議論を巻き起こしたようですが…
ここから、作品の空気がまるで変わったかのように思えたのは私だけでしょうか。
このシーンはなんだかすごく好きなんですよね。
伊藤さんも風夏さんも美保さんも、みんな本気で応援している姿がとてもまぶしく思えたんです。
結果として、今回の個人的ベストシーンは他に譲りましたけど、今回の話を象徴しているかのような名シーンだと、心から思います。
ここもグッとくるなあ。青春だなあ。
一緒にモニターを見る、ネモともこっちもいいですけど、通路の先から聞こえてくる金属音や歓声がたまらなく切なく心に響きますね。もう音が聞こえてきますよ、マジで。
それにしても去年の夏は、あちこち裏をいろいろ回ったおかげで体調をくずしたもこっちでしたけど、今回は体調もいいようですねw しかし、前回といい、ネモは機を見て飲み物を買いに行くのがうまい子だな…
こういうなんてことない場面を挿入するのが、今のわたモテらしさを演出していますね。
WWWWWここはむしろブレイクタイムかもw
逆になんだか安心しますねw 今回、小宮山さんはいい仕事をしたと思いますよ。彼女がいなかったら、もこっちの変態ネタしかありませんでしたしw
それにしても「むしろよく3点で抑えてるよ」とか、解説者並のうざさw
「ネタバレなし感想」では候補にあげませんでしたが、実はここが今回の個人的ベストシーン。
言葉で説明することなく、彼らの夏が今終わったことを描いた名場面だと思います。
もこっちと加藤さんの表情がすべてを語っていますね。
この美保さんも、なんだかいいですね。
本当に疲れただけなんでしょうか?(まあ野暮なことはいいっこなしにしましょうかw)
風夏さんもたぶんわかっていて、あえて毒づいているような気がします。
本当は、このシーンがベストシーンの最大候補だったんですけどね。
ホント僅差だったんですけど、なんか逆にセリフが邪魔だなと思ってしまったんです。
アプリで見たときは全然気にならなかったのに不思議ですね。
もちろん、この二人のやり取りにはいろんな思いが詰まっているのはわかるんですけど……
なんにせよ、伊藤さんが一所懸命応援していたこと、そしてそれを誰よりも小宮山さんはわかっていたこと。それだけは読者にしっかり伝わったと思います。
みんなで帰り道。ネモと岡田が「どっか寄ってくか」と話しているのを聞いて、もこっちはなにやら思うところがあるようです。
ゆりちゃんだけがそれに気づいているようですね。
思わなかったん“だけどな”。
どうやら去年とは違う思いが去来しているようです。
その答えはたぶん、私が今回ベストシーンにあげた、あのもこっちの表情にあるような気がしてなりません。
この二人も微妙な関係ですけど、こじれそうでこじれませんよね。
岡田が間に入っているというのもあるんでしょうけど、もともとこんな感じが彼女たちには合っているのかもしれません。
そんな二人の間に、もこっちが意を決したかのように口を挟みます。
正直、アプリ版で最初に読んだときは、意表を突かれたのと同時に、なんだかいい子ちゃんになり過ぎたなもこっち、と思ったんですよね。丸くなったというより、優等生ぶっているような気がしてしまったんです。
でも、よくよく考えてみると、この場で「勉強してく?」って提案するのって、むちゃくちゃ気概があると思いません?みんながご飯行こうと言っている中で、なかなか言えることじゃ無いですよ。
今回ブラウザで改めて読み直して、一番感想が変わったのはここですね。
なんだ、もこっち、今でもすげえ尖がってるじゃんと思ってしまいましたよ。
方向性は変わったかもしれませんが、周りに流されない強さはいまだ健在なんだと、なんだかすごくうれしく感じたシーンでした。
加藤さんの嬉しそうな顔w 喪164の件があるからよけいでしょうねw
ネモの「めずらしいねクロからとか」も印象的。
もこっち自ら提案することは、これまでほとんどなかったのでしょう。
このあと照れたように、「見てたらさ なんかやるかーみたいに」と言い訳(?)しているもこっちに対して、「確かに頑張ってるのみると 自分もって思うよね」と返せるネモは素晴らしい。よくあのぐだぐだの言葉でその意図を汲み取れたものですw
だから、ゆりちゃんってばw
せっかく、やる気になってるんだから水を差すようなことを言うなよw
ていうか、試合が始まった後も見てたのかよ!
もこっちも「後半は」ってw なかば、認めたようなもんじゃねーかw
しかもここまで露骨だったとはw
少しは周りに遠慮しろw
それにしても、この角度からは見えませんけど、この時加藤さんはどんな顔をしていたんでしょうね?w
しかしまあ、見られているとわかっているだろうに、近くでヒラヒラ飛んでる風夏さんもどうかとは思うぞw(この風夏さん見ていると、なぜかじわじわ笑いがこみ上げてくるw)
WWWWWデリバリーパンツ要員www
はい、今回のパワーワードその2が出ましたw
あと、「なんか悲しそーだし……」もジワるw
加藤さんも風夏をなんだと思っているんだw
少しはそんな理由で呼び出された人間の気持ちも考えてみろw(「風夏」という書き文字がおかしいw)
つーか、そもそも今やる気になってんだよ!これ以上どうしろって言うのかw
最初の印象では、もこっちのモノローグばかりに目がいっていたのですが、今回改めて読むと、ゆりちゃんのもこっちを見つめる表情の方が気にかかります。(まこっちもゆりちゃんの様子に少し気づいている感じですが)
私が思うにたぶん彼女は、「空気を読まずに」突然あんなことを言いだしたもこっちのことがおぼろげながら理解できたんじゃないでしょうか。この表情を見ているとそんな気がしてならないんです。
もこっちは、単に高校球児に感化されて「やる気」が出たのではありません。
力の限り一所懸命頑張ったのに、あっけなく彼らの夏が終わってしまったこと。
その残酷な現実を目の当たりにして、逆に腹が立ったんだと思うんです。
こんな「くだらない夏」でも絶対に今終わらせたくない。いや終わらせてたまるかと、彼女本来の負けん気に火が付いたんですね。まさに「なめんな!!」ってやつですよ。
今回のゆりちゃんは最後まで冷めた目線でいろいろツッコミを入れていましたけど、そんなもこっちの隠された思いに本当の意味で気づいていたのは、実は彼女一人だったのかもしれない。そんな気持ちにさせられたラストでした。
基本的には、アプリ版で読んだときの感想とそれほど変わっていないんですけど、それでもいくつか、今回初めて感じたこともありましたね。
今回の個人的ベストシーン、そして、ラストシーンはその最たるものだったと思います。
なんだか、セリフが入らないシーンが妙に心に残ったんですよね。
ベストシーンにあげたところもそうでしたけど、帰り道、何か思うことがありそうなもこっちを一人見つめるゆりちゃんとか、アプリで見たときはほとんど引っかからなかったところなんです。
そして最後。
けっきょくゆりちゃんは無表情のまま時々ツッコミ?を入れるだけでしたけど、あの彼女を見たら、実は誰よりもこっちのことをわかっていたのはゆりちゃん一人だったんだろうと思いました。これはアプリ版ではわかりませんでしたね。
あと、長志野高校の応援歌が出たあたりから、作品の空気が変わったような気がしました。最初読んだときは、賑やかさと切なさが混在しているような印象だったんですけど、今読むと、あそこを境に賑やかな前半と切なさの後半に分かれていたように感じましたね。
こうして見ると、意外と感じ方が変わったなという気がします。
それは、単ページで見るのと見開きで見るのとの違いなのか、はたまた画面の小ささなのか、それとも他に何か原因があるのかわかりませんけど、抱く感想に少しずれが生じたのは確かだと思います。
個人的にはなんか、「一粒で二度美味しい」みたいで得した気分にもなりましたよw(例えが昭和なのは看過してください…)
3週間経って、また別のわたモテに出会えた感じですね。
本当に何度読み返しても新たな世界が見えてくる稀有な作品だと思います。
アプリ版で今回更新された喪167も、2週間後にはまた違ったわたモテワールドを見せてくれるかもしません。
今からそれがとっても楽しみです。
いよいよ、最新単行本16巻の発売が近づいてきました!11月12日、あと二日ですよ!
こちらもあと、もう少しですね。わたモテ小説アンソロジーは11月15日発売!
去年の応援回、喪59「モテないし応援する」は7巻収録!
こみちゃんゆうちゃんと一緒に野球見に行った「特別編6」は10巻で!
3週間前に「ネタバレなし感想」をやりましたが、今回はそれの正規版です。要するに“いつものやつ”ですね。引用画像にひとつひとつコメントをしていくスタイルになります。
(※なお、アプリ版で更新された喪167については、http://horobijiji.blog.fc2.com/blog-entry-315.html←こちらにとりあえずの「ネタバレなし感想」があります。)
それにしても、ブラウザ版のビューアがなんか劣化していませんか?拡大や栞を挟むなどの機能が一切廃止されているようですし、解像度も心持ち落ちているような…
アプリ版に移行するだけでは収まらず、逆にブラウザのほうの使い勝手を悪くするとか、ちょっとやり方がひどすぎると思うんですけど。
ここまでするなら、もうアプリ版一本に統合した方が逆にすっきりするんじゃないでしょうか。なんかやることなすこと、中途半端なんだよなあ。
…まあ、ここでグチグチいってもしょうがないので、これ以上は言わないことにしますが、もう少しファン目線で考えて欲しいなと思います。ファンあっての娯楽産業なのですから。
ただ、アプリ版では単ページだったのが、見開き状態で読めるのはやっぱりいいですね。単行本を読むような気持ちで楽しめます。特にわたモテは左右ページの構成が重要ですから。右側でしんみり終わったとしても、左側に「あせるな…本当のゴールはここじゃない…」と目ん玉ひんむいたもこっちで、なんとなく安心しません?
これはアプリや単行本でも味わえないわたモテの醍醐味だと思いますねw
さて、3週間前にはアプリですでに読んでいる喪166。
今回改めて読み直してみて、最初の印象と変わったのか、それとも変わらなかったのか。その辺も頭に置きながら、ひとつひとつ見ていきたいと思います。
それでは、見てまいりましょう!

はい、というわけで、今回のタイトルは「モテないしまた応援に行く」。
前回のこのシーンを受けての野球応援ですね。
そしてもちろん、このタイトルからみてわかるように、明らかにあの2年の夏休みを意識させるものになっているわけです。(コミックス7巻所収;喪59「モテないし応援する」参照)
たぶんこれは、ほとんどの人が予想した通りだったのではないでしょうか。
何しろ、前回で「明日」といってますしねw 制服を乾かす話で一話費やさない限り(笑)、まず普通に野球応援の話と思うでしょう。
2年のときはみんなそろってバスで球場に向かいましたが、今回は各自現地集合なんですね。もともと3年生はいく予定がなかったようですから、自主性に任せているのかな。
それにしても、この構図はなんだか感慨深いですね。こうしてみんなと待ち合わせして行くことになるとは…
去年は加藤さんからの家電で連絡を受けたのが嘘のようですw(もしかして喪164のあれは、今回への伏線だったのかも?)
しかし、加藤さんは本当に夏の間は常に日傘を差しているんですね。そのセレブ感に圧倒されるのか、いまだ挨拶がぎこちないもこっちw(喪163のこちらも参照)
あと、岡田と真子が楽しそうなのとは対照的にゆりちゃんの無表情さが際立つw
せめて愛想笑いくらいできないものかw
そういえば、陽菜は遅れそうだと、岡田が加藤さんに話していましたね。
この集まりは加藤さんと岡田がセッティングしたのでしょうか。
前回のあの連絡も加藤さんからだったのかもしれませんね。
しかし考えてみれば、当ブログの最初のわたモテ記事が2年の野球応援回からだったんですよね。なんだか特別な思いが湧き上がってきますよ。
そして、3年の野球応援回からアプリとブラウザの2段構えになるというのですから、不思議な因縁を感じずにはいられません。

WWW海の匂いw
さすが加藤さん、オブラートに包んだ言い方ですねw
ていうか、当たり前のようにもこっちと二人で日傘なんだ…
ゆりちゃんの頭が見切れているのと、まこっちがなぜか優しい目をしているのが妙に面白いw

WWWWW生臭い液体www
うーん、間違ってはいないけど…w(これねw)
例の目の傷の一件以来、むしろもこっちが加藤さんとネモをけしかけているんじゃなかろうかw
つーか、加藤さんも真に受けすぎw
こういうところに普段、冗談に慣れていない感じが出ますね。
そりゃ、「毛」くらいでツボにはまるのも無理ないわw

WWWWWさすが岡田、ツッコむときはちゃんとツッコみますw
前回のノリツッコミといい、タイミングも呼吸もぴったりですねw
もこっちもすごくうれしそうw(今回の個人的ベストもこっち!)
これもある意味、信頼している証拠ですよね。自分のネタを「わかってる」人間がいることがうれしくてたまらないのでしょう。
これまで、どれだけ彼女の「本当は明るくて面白い子なんだ!!」という叫びが露と消えていったかと思うと、なんだか微笑ましい光景でもありますね。

うわ、藪蛇w
ちゃんとフォローも忘れないあーちゃんは実に優秀だw(たぶんそこまで考えてはいないんだろうけどw)
でも、加藤さん、目が笑ってない……

ゆりちゃんwwwww
岡田とは逆で、たぶんわかってて言ってるw
まこっちも久々にゆりちゃんの保護者と化していますねw
(今回は吉田さんたちがお休みだから目が行ってしまうのかも?)
もこっちが脳内ツッコミを入れるのももはや日常と化していますが、
それにしても、ちびキャラにも関わらず加藤さんが妙に怖い…
なんだか、喪164のラストが頭をよぎってしまいますね。

ここで、ネモも合流。
いや、着る着ないはともかくとしても洗うのは当然だと思いますけどね。早くしないとマジで匂いがとれなくなるでしょw
夏なんだし、天気もいいし、すぐ洗えば早く乾きそうな気もしますけど。
岡田はそのままほっぽいているんでしょうかw
ていうか、もこっちは洗わなかったのか…加藤さんに海の匂いとか言われていたけど…(洗い方が適当だった可能性もありそう)
あと、ゆりちゃんはどうしたのかも気になりますw
さて、去年とは球場も違うし応援の規模も違うねーと、あーちゃんと他愛ないはなしをするネモでしたが……

WWWWWこいつ、居たのかよwww
つーか、調べたんかw
まあ真面目っちゃあ真面目でいいけれどもw
でも、この小宮山さんは見ていて本当キツイですね。
聞いてもないのに人との会話に突然入ってくるって、一番痛い言動ですよ…
私もやったこともやられたことも、どちらの経験もあるんで、このシーンは笑いながらも古傷がじくじく痛むようなむず痒さを覚えましたw

WWWさすがのネモも、これには苦笑いw
つーか、岡田の隣だったのねw
あーちゃんは、球技大会である程度彼女の偏狭ぶりを目の当たりにしているだけに、「こいつまた…」くらいの感じでしょうかw
意外と、岡田と小宮山さんのコンビも面白そうな気がしてきました。
小宮山さんは岡田をどう見ているんでしょうね?ネモのことは声優目指している派手な髪型の子と称していましたがw

独り言の量wwwww
いや、本人は聞いて欲しいのかもしれんぞw ちゃんと耳を傾けてやれよw
しかし、前回といい、もこっちはツッコミを脳内で済ます癖がついているようだな…
少しは岡田を見習ったらどうだw

止まんねえwwwww
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でもあの時は一応、3人の会話の中で話していたわけですから、今回のほうがよりいたたまれなさがハンパないのではないでしょうか。
ていうか、これ、ずっと続けていたら、それこそ本当に「危ない人」なんだが…
さて、そんな小宮山さんを興味深そうに見つめる加藤さんでしたが……

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ていうか、これって、実質加藤さんと小宮山さんの初絡みといっていい場面ではなかろうか。(球技大会やもこっちが謹慎中でも会話は交わしていませんよね?)
個人的には、これってけっこう大きな出来事というか、今後この二人が何らかの形で絡んでいって欲しいなという気持ちがふつふつと湧き上がってきたんですけど。
ゆうちゃんもそうですけど、中学時代のもこっちを知っているという意味で、小宮山さんって今後において重要な役目を担うポジションにいると思うんですよね。
ネモも引いてばかりいないで、ちょっとは探りを入れてみればいいのにw

本職はロッテwwwww
はい、本日のパワーワードが出ましたw
つーかロッテが本職って、球団職員かよw
将来の就職先のつもりかw
「高校野球はかじる程度」という言い方も背筋がぞわっときますが、それにも増して、このどや顔の痛々しさよ…
さすがに、これはもこっちも、「うわぁ……」の一言しか出てきませんよねw

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ていうか、伊藤さんは止める係というより、基本「見」係だからなあw
本当にここぞ!という時にしか止めてくれないぞw
でも、もこっちが「いとこみ」のことをそう思っているのはちょっとうれしいですね。

こみなんとか係wwwww
これまた、えらい係があったもんだw
てか、人任せにしないで気が付いた人が見てあげればいいのにw
そもそも、どう考えても吹奏楽のほうが大事でしょw
そういえば、夏休み直前の頃、すごく疲れている様子でしたけど、大丈夫なんでしょうか?
いつもより元気がなさそうに見えなくもないのですが。(え?いつもと変わらないって?)

やっぱり出ましたね、風夏さん!
最近は、加藤さんが出ると、ほぼ一緒に登場する感じですね。
それにしても、チアガール姿が実に似合います。(そういえば、喪87でもチアをやっていたんでしたっけ)
一時はソフトボール部説もあった彼女ですが、やっぱりチアリーダーだったようです。(まあ、部活兼任だった可能性はありますが)

あ、なるほど。
成田美保さんとは、チア仲間だったんですね。
しかし、相変わらずのおちゃらけキャラぶりw
むしろ、風夏さん以上に下級生に人気がありそう。
「みほかわいいー」とか「脇かくすなー」(笑)とか、同級生にも男女問わず人気者って感じがしますね。
てか、これって、シェーのポーズのつもりなんじゃ…w

WWWWWゲス乙女言うなwてか、シコるとか言うなw
ごく…じゃねーよw
はっきり言って、衆人環境でスカートを覗こうとするほうがよっぽどドスケベ(ていうか、変態)だと思いますw

WWWWWうっちーwww 監視員かよwwww
ていうか、「黒木」呼びはやめろw
まあ、そこのポニーテールもどうかとは思うけどw(イベントで司会者が「はい、じゃあそこのメガネの人」みたいな感じw)
はい、それでは、「ネタバレなし感想」での答え合わせいきますよー
もうお分かりでしょうが、ここが今回一番笑ったシーンになります!
いやあ最高ですね。メガホンで、というところも中々芸が細かいw
となりの宮崎さんの心中はいかにw

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ていうか、まだ覚えていたのかw
しかし、「なんの恨みが!?」と言われても、そのクソ絵文字さんが言っている通りですよねw ローアングルから覗き込みながらオカズにされたことだよw
恥らう風夏さんがかわいいw
「明日香だけじゃないの!?」ということは、加藤さんオンリーのストーカーとでも思っていたのか…
さて、覚えていたといえば、加藤さんもあの時のことを覚えていたんですね。
覗かれた相手がもこっちだということもちゃんとわかっていたとかw
なるほど、だからオープンキャンパスの時も引かなかったのか……

嘘つけw
ていうか、むしろ、それだけのことをして覚えていないほうが怖いわw

クセw
ゆりちゃん、今回はちくちくやってくるなあw
吉田さんのスカートのぞいてしめられたていうのは、

この時のことでしょうかw
みんな、もこっちのセクハラのことはよく覚えているなあw
うっちーもこれは知らなかったようで、いつも以上に「キモい」を連呼していますw
あとから、また加藤さんに窘められなきゃいいけど…(ていうか、なんで加藤さんはこんな娘を見守るような暖かい目をしているんだw)

ネモも参戦w
どれも本当のことだけに、もこっちも反論できないw
でも、ネモはすごく楽しそうですよね。
こういうやり取りこそが、彼女がずっと求めていた“みんな仲良く”だったのかもしれません。
そんな中、小宮山さん一人だけが試合が始まったことに気付いているという…w
でも、普通に考えれば彼女の方がまともなはずなんですが、なぜか浮いているように見えるのはちょっと切ないかも?
こうして澄んだ瞳を見るぶんには、ヒロイン感があるんだけどなあ…

WWWWWもはや、暴露合戦になってるw
「なぜそれを!!」とか、風夏がやるとなんか芝居がかっている感じがあるんだよなあw
もっとも、もこっちも「いや…あん…」とか、そのドモり方はいろいろ誤解されるからやめろと言いたくなりますがw

WWWWWでました、加藤さんの必殺「何言ってるの?」www
本当、何言ってるんだよw
「元々明日香の胸のことで悩んでて」って、そこから入るなよw 最初からおかしいじゃねーかw
「明日香の毛というもっと刺激的な情報」とか、よけいに誤解を招くことしか言ってませんよねw
さて、さきほどの勢いはどこへやら、ここまで沈黙を守ってきた小宮山さん。
ここに来て、ついに口を開きます…

実に真っ当。
もう、ぐうの音もでませんね。
ほとんど話したこともない相手にも臆せず、こういうことを言える彼女はすごくかっこいいと思います。
こういう「空気の読めなさ」は見習いたいものですね。

WWWWWロッテのくせにwww
そんな悪口あるかw のび太のくせにかよw(いや、もっとひどいなw)
ぶち殺がすという言い方がいいですね。ひょっとすると、スクエニのコンプライアンス的なチェックが入ったのかもしれませんけど、この言い方のほうが、こみもこの微妙な関係性をよく表していると思います。
ハッとした表情の風夏さんと、笑顔の加藤さんも実にさわやか。
ちゃんと正論(笑)が通じるって、いいですよね。

これは某●志野高校のことですね。野球部以上に応援が有名とか。
まあ今年はいろいろ議論を巻き起こしたようですが…
ここから、作品の空気がまるで変わったかのように思えたのは私だけでしょうか。

このシーンはなんだかすごく好きなんですよね。
伊藤さんも風夏さんも美保さんも、みんな本気で応援している姿がとてもまぶしく思えたんです。
結果として、今回の個人的ベストシーンは他に譲りましたけど、今回の話を象徴しているかのような名シーンだと、心から思います。

ここもグッとくるなあ。青春だなあ。
一緒にモニターを見る、ネモともこっちもいいですけど、通路の先から聞こえてくる金属音や歓声がたまらなく切なく心に響きますね。もう音が聞こえてきますよ、マジで。
それにしても去年の夏は、あちこち裏をいろいろ回ったおかげで体調をくずしたもこっちでしたけど、今回は体調もいいようですねw しかし、前回といい、ネモは機を見て飲み物を買いに行くのがうまい子だな…
こういうなんてことない場面を挿入するのが、今のわたモテらしさを演出していますね。

WWWWWここはむしろブレイクタイムかもw
逆になんだか安心しますねw 今回、小宮山さんはいい仕事をしたと思いますよ。彼女がいなかったら、もこっちの変態ネタしかありませんでしたしw
それにしても「むしろよく3点で抑えてるよ」とか、解説者並のうざさw

「ネタバレなし感想」では候補にあげませんでしたが、実はここが今回の個人的ベストシーン。
言葉で説明することなく、彼らの夏が今終わったことを描いた名場面だと思います。
もこっちと加藤さんの表情がすべてを語っていますね。

この美保さんも、なんだかいいですね。
本当に疲れただけなんでしょうか?(まあ野暮なことはいいっこなしにしましょうかw)
風夏さんもたぶんわかっていて、あえて毒づいているような気がします。

本当は、このシーンがベストシーンの最大候補だったんですけどね。
ホント僅差だったんですけど、なんか逆にセリフが邪魔だなと思ってしまったんです。
アプリで見たときは全然気にならなかったのに不思議ですね。
もちろん、この二人のやり取りにはいろんな思いが詰まっているのはわかるんですけど……
なんにせよ、伊藤さんが一所懸命応援していたこと、そしてそれを誰よりも小宮山さんはわかっていたこと。それだけは読者にしっかり伝わったと思います。

みんなで帰り道。ネモと岡田が「どっか寄ってくか」と話しているのを聞いて、もこっちはなにやら思うところがあるようです。
ゆりちゃんだけがそれに気づいているようですね。

思わなかったん“だけどな”。
どうやら去年とは違う思いが去来しているようです。
その答えはたぶん、私が今回ベストシーンにあげた、あのもこっちの表情にあるような気がしてなりません。

この二人も微妙な関係ですけど、こじれそうでこじれませんよね。
岡田が間に入っているというのもあるんでしょうけど、もともとこんな感じが彼女たちには合っているのかもしれません。
そんな二人の間に、もこっちが意を決したかのように口を挟みます。

正直、アプリ版で最初に読んだときは、意表を突かれたのと同時に、なんだかいい子ちゃんになり過ぎたなもこっち、と思ったんですよね。丸くなったというより、優等生ぶっているような気がしてしまったんです。
でも、よくよく考えてみると、この場で「勉強してく?」って提案するのって、むちゃくちゃ気概があると思いません?みんながご飯行こうと言っている中で、なかなか言えることじゃ無いですよ。
今回ブラウザで改めて読み直して、一番感想が変わったのはここですね。
なんだ、もこっち、今でもすげえ尖がってるじゃんと思ってしまいましたよ。
方向性は変わったかもしれませんが、周りに流されない強さはいまだ健在なんだと、なんだかすごくうれしく感じたシーンでした。

加藤さんの嬉しそうな顔w 喪164の件があるからよけいでしょうねw
ネモの「めずらしいねクロからとか」も印象的。
もこっち自ら提案することは、これまでほとんどなかったのでしょう。
このあと照れたように、「見てたらさ なんかやるかーみたいに」と言い訳(?)しているもこっちに対して、「確かに頑張ってるのみると 自分もって思うよね」と返せるネモは素晴らしい。よくあのぐだぐだの言葉でその意図を汲み取れたものですw

だから、ゆりちゃんってばw
せっかく、やる気になってるんだから水を差すようなことを言うなよw
ていうか、試合が始まった後も見てたのかよ!
もこっちも「後半は」ってw なかば、認めたようなもんじゃねーかw
しかもここまで露骨だったとはw
少しは周りに遠慮しろw
それにしても、この角度からは見えませんけど、この時加藤さんはどんな顔をしていたんでしょうね?w
しかしまあ、見られているとわかっているだろうに、近くでヒラヒラ飛んでる風夏さんもどうかとは思うぞw(この風夏さん見ていると、なぜかじわじわ笑いがこみ上げてくるw)

WWWWWデリバリーパンツ要員www
はい、今回のパワーワードその2が出ましたw
あと、「なんか悲しそーだし……」もジワるw
加藤さんも風夏をなんだと思っているんだw
少しはそんな理由で呼び出された人間の気持ちも考えてみろw(「風夏」という書き文字がおかしいw)
つーか、そもそも今やる気になってんだよ!これ以上どうしろって言うのかw

最初の印象では、もこっちのモノローグばかりに目がいっていたのですが、今回改めて読むと、ゆりちゃんのもこっちを見つめる表情の方が気にかかります。(まこっちもゆりちゃんの様子に少し気づいている感じですが)
私が思うにたぶん彼女は、「空気を読まずに」突然あんなことを言いだしたもこっちのことがおぼろげながら理解できたんじゃないでしょうか。この表情を見ているとそんな気がしてならないんです。
もこっちは、単に高校球児に感化されて「やる気」が出たのではありません。
力の限り一所懸命頑張ったのに、あっけなく彼らの夏が終わってしまったこと。
その残酷な現実を目の当たりにして、逆に腹が立ったんだと思うんです。
こんな「くだらない夏」でも絶対に今終わらせたくない。いや終わらせてたまるかと、彼女本来の負けん気に火が付いたんですね。まさに「なめんな!!」ってやつですよ。
今回のゆりちゃんは最後まで冷めた目線でいろいろツッコミを入れていましたけど、そんなもこっちの隠された思いに本当の意味で気づいていたのは、実は彼女一人だったのかもしれない。そんな気持ちにさせられたラストでした。
基本的には、アプリ版で読んだときの感想とそれほど変わっていないんですけど、それでもいくつか、今回初めて感じたこともありましたね。
今回の個人的ベストシーン、そして、ラストシーンはその最たるものだったと思います。
なんだか、セリフが入らないシーンが妙に心に残ったんですよね。
ベストシーンにあげたところもそうでしたけど、帰り道、何か思うことがありそうなもこっちを一人見つめるゆりちゃんとか、アプリで見たときはほとんど引っかからなかったところなんです。
そして最後。
けっきょくゆりちゃんは無表情のまま時々ツッコミ?を入れるだけでしたけど、あの彼女を見たら、実は誰よりもこっちのことをわかっていたのはゆりちゃん一人だったんだろうと思いました。これはアプリ版ではわかりませんでしたね。
あと、長志野高校の応援歌が出たあたりから、作品の空気が変わったような気がしました。最初読んだときは、賑やかさと切なさが混在しているような印象だったんですけど、今読むと、あそこを境に賑やかな前半と切なさの後半に分かれていたように感じましたね。
こうして見ると、意外と感じ方が変わったなという気がします。
それは、単ページで見るのと見開きで見るのとの違いなのか、はたまた画面の小ささなのか、それとも他に何か原因があるのかわかりませんけど、抱く感想に少しずれが生じたのは確かだと思います。
個人的にはなんか、「一粒で二度美味しい」みたいで得した気分にもなりましたよw(例えが昭和なのは看過してください…)
3週間経って、また別のわたモテに出会えた感じですね。
本当に何度読み返しても新たな世界が見えてくる稀有な作品だと思います。
アプリ版で今回更新された喪167も、2週間後にはまた違ったわたモテワールドを見せてくれるかもしません。
今からそれがとっても楽しみです。
いよいよ、最新単行本16巻の発売が近づいてきました!11月12日、あと二日ですよ!
こちらもあと、もう少しですね。わたモテ小説アンソロジーは11月15日発売!
去年の応援回、喪59「モテないし応援する」は7巻収録!
こみちゃんゆうちゃんと一緒に野球見に行った「特別編6」は10巻で!
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