【わたモテ温故知新】私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪001~すべてはここから始まった~
今回から不定期ではありますが、うちがブログを開設する前の「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」の話の感想を書いていこうと思います。具体的には喪1から喪55(単行本1巻から6巻まで)になりますね。
題して、「わたモテ温故知新」。
元々は喪165から喪166まで更新期間が6週間も空くための穴埋め企画として考えていたんですけど、気づけばもう11月……
今週木曜日には喪166が更新(アプリ版では喪167)されるし、全然「穴埋め」にはなっていないという…まあ、そこはあまり気にしないでくださいw
昔のわたモテについて書くというのは、今後の更新について意見を募ったところコメントで提案されたのもあるんですけど、実は少し前からうっすら考えていたことではあるんですよね。
というのも、ほら最近のわたモテって、昔の話とけっこうリンクしてくるじゃないですか。
喪162の七夕しかり、喪163の小坂君しかり、そして喪166の野球応援しかりと、もはや偶然とは思えない頻度ですよね。明らかに意図的な構成だと思うんです。
まあ言ってしまえば、作品として「まとめ」の段階に入ってきているということなんでしょうけど、単に思い出に浸るだけではなく、そこにはこれからのわたモテを占う何かがあるような気がするんですよね。ただ昔を懐かしむだけではなくって、そこから今の、そして今後のわたモテの姿が見えてくればいいなと考えています。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
喪女(もじょ)←
まず、最初の1コマから攻めてきますよね。かなりのインパクトがあります。
いきなり、「喪女」なる言葉を検索しているブラウザ画面から始まるのですから。
わかりやすいというか、まずは最初にテーマを前面に出していこうという趣旨があったのでしょう。(前作の「ちょく!」の意味がわかりづらいという反省からきているのかも)
で、次に、今でもウィキペディアに記載のある「喪女の定義」なる3箇条があげられています。(素早くスクロールしている様が妙に印象的)
いわく、
1 男性と交際経験が皆無
2 告白されたことがない人
3 純潔であること
あれ?こうしてみると、もこっちは今でもこの定義に当てはまるような……
まあそれはともかく、新連載の最初の1ページにしては、絵よりも文字からの情報が多いのが印象的ですね。
そして、主人公の女の子の表情も見せることなく、あの有名なナレーションとなだれ込むわけです。
「これはとある女の子…モテない女の子の…」
「どうでもいい日常の物語」
そう、わたモテという作品は「どうでもいい日常」を描いた物語だったんですね。
作品のテイストは変わりましたが、そこは今も昔も変わっていないはずです。
もったいぶった導入部分からページをめくったとたん、明らかになる女の子のアップとともに「どうでもいい日常」と銘打つ演出に、谷川さんの(いい意味で)ひねくれた矜持が伺えます。
誰だ、こいつ……
いや、もちろん、我らがもこっちに他ならないわけですけど、なんか最新話を読んでから見ると、やはりかなりの違和感がありますねw
中学生というより、むしろ大学生になったもこっちというほうが納得するかもw
でも、モテない=ブスという発想はいかにも中学生w
美醜の問題なんて、あくまで一要素に過ぎませんからね。
モテないというのはそんな単純な話じゃないんです。
まあこれから彼女も、そのことをいやというほど実感していくわけですがw
表情だけ見ると、性根のねじ曲がったガキという感じですが、思考パターンは恐ろしく幼いという、なんともアンバランスな魅力がすでに初登場の段階から伺えるところが素晴らしいですね。
ていうか、どんなきっかけで「喪女」なんて検索してたんだよw いったい何があったんだw
いずれにせよ、もこっちの「どうでもいい日常」物語は、ここから始まったのです。
WWWWW
で、私はモテるという根拠がこれw
3年間で6回もさることながら、初読時に私がまず衝撃を受けたのは、なんといっても「消しゴムを落とすと3回に1回は拾ってもらえる」ですねw
拾ってくれない場合のほうが多いのかよ!
ていうか、拾ってもらえる割合を計算しているのが怖いわw
しかし、私が何より感銘(?)を受けたのはその強靭な精神力というか、彼女のどこまでもポジティブなその姿勢です。
だって、
「今回は拾ってもらえないか…」
この一言で、チャラなんですよ?まるで、たまたま今日は運が悪かったと言わんばかりじゃないですか。
そもそも3回中2回は拾ってもらえないんだから、むしろそっちのほうが普段の情景なのに、この前向きさ!
いやあ、この考え方は私も見習いたいものです。
というわけで、今の私が「個人的ベストもこっち」を選ぶなら、ここですね。遠く離れた消しゴムを寂しそうに見つめているもこっちの瞳には、心臓をわしづかみされてしまいましたよ。
7年前の、最初にわたモテに出会った頃の私だったらまた別のチョイスをするかもしれませんが、今の私にはここ以外考えられません!
あれ?なんかスカートの長さが普通だぞ?
どうやらこの時点では「もこっちスタイル」ではなかったようですね。
描いているうちに少しずつ長くなっていったのかな。
でも、こんな風にJKの象徴として制服を部屋に飾っている姿はなんだかいじらしいですね。彼女にとっては、モテるおまじないとしての意味もあったのでしょう。
WWW予習(シミュレーション)てw
ていうか、50年間女子高校生として過ごしが、あまりにもパワーワード過ぎるw
パソコン、DS、そして据え置きゲーム機と、様々なプラットフォームに渡っているところもポイント高いですね。ていうか、なんでティッシュが脇にあるw
あと、DSのペンを持ったもこっちの呆けた表情がたまらなく好きw
で、ここから表紙を挟んで晴れて女子高校生になるわけですけど……
カラー!カラーですよ、お兄さん!
これは紙の単行本では味わえない感動ですね。つーか、紙のモノクロ印刷だと、必要以上に暗い画面になるんだよなあ…
今では本編内のカラー表紙というのはまずないでしょうから、貴重な一枚だと思います。これだけでも、電子版を購入する価値があるかも?
それにしても、この妙に生活感のあるリアリティはすごいですね。
ジャージの脱ぎっぱなし加減とかベッドの乱れ具合、コンビニ袋をかぶせたゴミ箱など、うら若き女子高校生の部屋に抱いている夢をことごとく打ち破ってくれますw
あと最初から、しょぼーんっていたんですね。もう片っ方の相棒はクレーンでゲットするんでもう少し後になりますけど。
というわけで、記念すべきわたモテ第一回のタイトルは「モテないしちょっとイメチェンするわ」。
新連載で、いきなり「イメチェン」というのも凄い話ですよねw
とても初回のタイトルとは思えないw
初回とは思えないといえば、この表紙もそうです。
薄暗い部屋の中、ぼんやりスポットが当たる中で、濁った眼でこちらに視線を向ける主人公。
高校生らしい爽やかさや若々しさなんか、微塵も感じられませんw
いやあ、改めてすごい始まり方です。
ただ、私が最初にわたモテを読んだのは確かアニメが始まる半年ほど前のことで、この頃はリアルタイムで読んでいないんですけど、いきなりこんな暗くて陰気くさいマンガが始まったとしても、最初からこれは凄いと注目できたかというとはなはだ疑問ですね。
私の経験上、最初のインパクトがあまりに強いと逆に冷めるのも早いんですよ。
一生ものの作品って、いつの間にか気づかないうちに、というパターンが多いんですね。
今思うと、アニメ化決定という販促帯に魅かれて、1巻から3巻まで一気に読めたことがわたモテにハマれた遠因だったような気がします。(少なくとも私の場合は)
というわけで、時は流れて舞台は2か月後。
まあ予想された展開ではありますけど、それにしても気づくのが遅いw
せめてGW前には気づけよw
でもお昼という時間設定はうまいですよね。
否応なしに「ぼっち」である自分を認識せざるを得ない、魔の時間。
「喪女」を検索して悦に入っていた表情との落差が、読者の胸に傷痕を残します。
あばばばばばば!!!WWWWW
秘孔でも突かれたんかw
ていうか、よだれよだれw
いやあ、これですねw
まさにわたモテのギャグの原点がここにありますよ。
どう見ても悲惨な状況にしか思えないこの場面での、開き直ったかのような必死の笑い。
この魂の雄たけびが、私たちのいろんな感情をかき乱してくるのです。
しかし、この取り巻きのガヤも意地が悪いw
「まだあわてるような時間じゃない」と言ってるそばからこれですからねw
もこっちの脳内思考を読んでの会話としか思えないw
このもこっちもいいなあ。
こうしてみると、この頃から爬虫類っぽさはあったんですねw
まさに妖怪ヘビ女w
「悔しくねーし!!」は、この時代のもこっちを象徴する名セリフと言っていいでしょう。
この負け惜しみとも強がりとも言いきれない、ギリギリの反骨心こそが、後に彼女が掴む未来に繋がったんだといっても過言ではないと思います。
WWWWWここは何度見ても笑うwww
てか、食事時になんてものを読んでいるんだよw
モノローグと本の内容がまったく合ってないw
92ページの段階でこれって、もろにエロ小説じゃねーかw
ていうか、もこっちって、割とMっぽいのが好みですよね。
ボイスものもその手ばかり聞いていた感じでしたし。
それにしても、見事なまでの公式ですよね。
勝手にグループを作る女はバカ→そのバカ女と一緒にいる男もどうせクズ
ってw
うん、実に分かりやすいw
でました、もちゃもちゃ!
すでにこの段階で出てくることに、不思議な感動を覚えざるを得ません。
今となっては、望むことも叶わなくなりつつある食べ方だけに、妙に郷愁をくすぐられるシーンですね。
今やあのグループ内の中心にいるような存在で、むちゃくちゃ「ベタな青春」を送っているからなあ…
WWW
そんな「ベタな青春」を尻目に、私はソロプレイを楽しんでるとばかりにひたすらカッカッとペンを叩くもこっちw
まあ確かに“ソロプレイ”ではありますねw
つーか、そもそもこれってどういうゲームなんでしょうね?
脇を責めることで好感度があがるんでしょうかw
画面を見つめるもこっちの、まるでビー玉のような瞳がまたすごかったですね。鬼気迫る感じでw
WWWWWちっw
まさかの舌打ちw
そりゃまあ、ふと正気に戻れば自分は一体何をしてるんだとなるわなw
というわけで、実はここが今回一番笑ったシーンになります!
なんだろう、見れば見るほどツボにはまっていく感じですね。
初めて読んだ頃は、むしろ若干引いていたような気もしますが…w
ここで、なぜか制服に着替えて自分の「JK」ぶりを確認するもこっちw
こうしてみると、そんなに悲観するほどでもないですよね。際立っている存在とは言いませんが、ごく普通の女子高校生といった感じですよ。スカートも普通だしw
しかし、自分の部屋に等身大の鏡があるって、怖くないですかね?
夜中に目覚めても、絶対にその方向には目を向けたくありません!
WWWWW
なんだ、このちんちくりんはw
でも、普通ではないですけど、なぜかこっちのほうが本来の彼女に近いような感じがしますね。
きっと、もこっちも、自分のJK姿にどこかしっくりこないものを感じたのでしょう。
それにしたって、着崩し方にもほどがあるだろw なぜかクマも大きくなってるしw
しかし、こうして見ると、なんかレ●●後みたい……
この「ぐるぐる目」も、初回から登場していたんですね。ちょっと意外かも。
こうしてじっと見ていると、こっちまでゲシュタルト崩壊してしまいそうw
そしてもちろん、ゲロインぶりもしょっぱなから見せてくれますw
しかし、なんつーヒロインだ…
ビタッビタッという音がなんともリアルで気持ち悪いw
うろおろろろろろろ!!?って吐き方も印象的というか、実際の吐く声って意外とこんな感じなんですよね。オエ~とかじゃないんです。
吐き方ひとつにも、わたモテならばのこだわりが感じられる一コマと言えるのではないでしょうか。
ていうか、制服に吐くなよw
それこそ、ゲロ臭くなるだろw
ゲシュタルト崩壊を起こして、自分の顔がよくわからなくなったもこっちw
いやあ、ここもすごく好きなシーンです。
つーか、これは読者も同じ気持ちなんですよね。
もこっちの造形って、マンガ的に可愛いのかブスなのか微妙じゃないですか。
ホント実にうまいところをついてきたキャラデザなんです。
可愛いともブスとも言いきれない彼女だからこそ、こんなにも私たちの心を惹きつけてやまないのかもしれませんね。
それにしても、「本物のブスに失礼」というワードの鋭さよw
WWWWWだから、ブスとかだけじゃないんだってw
ていうか、ロリ好きにモテたいのかよw
実際、その手の男が寄ってきたらむちゃくちゃ怖がるだろうにw
(以前、修学旅行の帰りに声かけられてすっごくビビッていたことを思い出します)
でも、こういう発想がなんかネットに毒されている感ありますよねw
ある意味、もこっちらしいw
しかしこのもこっち、見ようによっては、何か秘められた能力が覚醒しつつある感があるな…
「う…疼く…何かが私の中から這い出ようとしている…のか?」みたいなw
WWWWWまあ実際、こういうお店ってありますよねw
手をどけたらどうなのかは知りませんけどw
それにしても、こんなんで自信を取り戻せるとか、ただでは起きない強さがありますよね。ギャグがそのまま彼女の逞しさを象徴しているわけで、この段階ですでにわたモテの骨格が強靭なものだったことがよくわかります。
えw それって、遺伝じゃないの?w
ていうか、理由がわかってるんなら、話が早いだろw
不摂生をやめて、規則正しい生活を送ればいいんじゃないのw
でも、実際はこのクマのままで、「楽しい女子高校生ライフ」を今では送れているわけですからね。人生ってわからないものです。
おお……
確かにこれは普通に可愛いレベルですよね。
この方法って、割と今でも有効なんじゃないですか?
濁った目を隠すには最適だと思いますよ。(でも、今だと、小宮山さんなんかと被るのを嫌がるかw)
それにしても、もこっちのお父さんはなんでこんなオシャレメガネを持っていたんでしょうね。
実は、父親もクマ消しとして使っていたんじゃ……w
でも彼だったら、むしろ裸眼のままのほうがかっこいいような気もしますね。
(春休み釣りに行った回なんかをみると…特にね)
で、もっと高みにとばかりに、つい調子に乗ってしまうのがまたもこっちのもこっちたる所以なんですよねw さっきのメガネっ子だけで止めておけばいいものの…
でも、これこそが初期のわたモテの黄金パターンですよね。
そして、このよけいなことを考えすぎて空回りしてしまう姿に私たちは胸を打たれてしまったわけです。
それはそうと、これらのサイトって、今でもあるんでしょうかね?
ネットネタをうまく活用するのに長けていた谷川さんのことですから、たぶん、これらもこの当時には実際に存在したものだと思うのですが…
(でも、あひるのイラストの「アヒル口講座」は今見てもどうかと思うw)
さて、ここですよ。
ここまでずっと、もこっちの一人芝居だった世界に「男子」という存在が初めて入り込んでくるわけです。
当初は唯一の友達であったゆうちゃんすら出す予定がなかったというのは、すでにいろんなインタビュー等で明らかになっていることですが、それでも“彼”の存在だけは、最初からわたモテの世界にあったんです。
これは特筆すべきことだと思いますね。
今となっては、わたモテも当初の予定からはかなり離れてしまったとは思いますが、なにも最初から主人公にひたすら地獄を見せようとしたわけではないんです。
“彼”がいることで、どれだけもこっちが救われたか。
私たちはそれを決して忘れてはいけないのです。
今読むと、「おかえり」というセリフが限りなくやさしく響くw
それはともかく、初期の智貴って、なんかすごくガキっぽいですね。改めて見てびっくりしましたよ。
目のクマも今よりはるかにひどいしw髪型もダサいw
いやあ、実は彼も人知れず成長していたんですね。
WWWWWもはや、伝説の名シーンwww
つーか、デコ出しはともかく、そのシワはなんだw
たぶん潤んだ瞳とアヒル口で使った筋肉に引っ張られているんだろうけどw
(この頃はまさか「凸」というあだ名の女の子と仲良くなるとは思いもしなかったんだろうなあw)
というわけで、もちろんここが、今回の個人的ベストシーンになります!
…ていうか、顔もさることながら、制服の着こなしも少しは考えろよw
そのスカートの上げ方はさすがにないわw
WWWWWそんな驚き方があるかw
ていうか、わざわざ「ブス」って言うか?
街で見かけたならともかく、普通は「うわ、誰だ!」とかだろ、自分んちなんだからw
そう考えると、絶対これ、わかってて言ってると思いますねw
何が、「って 姉ちゃんか…」だよw
智貴も意地が悪いなあw
まさかの真顔w
今見ても、なかなか斬新なオチですよねw
でもこうして見ると、潤んだ瞳とアヒル口がないだけで、割といけるんじゃないですかね?ちょっとおばさん臭くはありますけどw
一度、岡田と一緒に「凸出しコンビ」を組んで欲しいw
さて、「わたモテ温故知新」の第一回、どうでしたでしょうか。
私はけっこう新鮮な気持ちで楽しめましたね。
もう何十回、いや何百回読んできているはずなんですが、読んでいて普通に吹き出したりしましたからwいまだに笑えるって、実にコスパのいい漫画だよなあw
あと改めて思いましたけど、もこっちって、本当に強い女の子ですよね。
なんだか、逆に喪147の話を思い出してしまいましたよ。
彼女が今、失ってしまったかもしれないものとは、こんなにも痛くて切なくて、でも笑えるくらいに愛おしいものだったんですね。
今の彼女に、このなんとも見ていて恥ずかしくなるような一人相撲ぶりを望むのは酷というものでしょう。それは誰が見ても明らかだとは思います。
ただ、本当に長い長い道のりを経て、もこっちは今の「どうでもいい日常」を手に入れたんだなあと、なんか最後のもこっちを見てしみじみしちゃいましたw
最新話の彼女と比べると、そのあまりの成長ぶりにはちょっとビビりますw
でも、逆に言えば、こんな子が何がどうなれば今の彼女にたどり着くのか、すごく気にもなる第一話だったと思います。
今から、初めてわたモテに触れる人がすごく羨ましいです。
できれば、一旦ワタモテに関する記憶をなくして一から楽しみたいくらいですね。
……というわけで、これから不定期ではありますが、ワタモテ黎明期?を少しずつ振り返っていこうと思います。
最新話の感想と並行する形になりますので、どこまでいけるかわかりませんが、生あたたかい目で見守っていただけると幸いですw
16巻の表紙がついに解禁になりました!第一話を読んでからこの表紙を見ると、なんだか隔世の感が禁じ得ない…w
電子版だと、カラー表紙なのがいいですね。
実はアニメもけっこういいんですよ。いまならディスクも安く手に入りますし、一度見てみることをお薦めします!
題して、「わたモテ温故知新」。
元々は喪165から喪166まで更新期間が6週間も空くための穴埋め企画として考えていたんですけど、気づけばもう11月……
今週木曜日には喪166が更新(アプリ版では喪167)されるし、全然「穴埋め」にはなっていないという…まあ、そこはあまり気にしないでくださいw
昔のわたモテについて書くというのは、今後の更新について意見を募ったところコメントで提案されたのもあるんですけど、実は少し前からうっすら考えていたことではあるんですよね。
というのも、ほら最近のわたモテって、昔の話とけっこうリンクしてくるじゃないですか。
喪162の七夕しかり、喪163の小坂君しかり、そして喪166の野球応援しかりと、もはや偶然とは思えない頻度ですよね。明らかに意図的な構成だと思うんです。
まあ言ってしまえば、作品として「まとめ」の段階に入ってきているということなんでしょうけど、単に思い出に浸るだけではなく、そこにはこれからのわたモテを占う何かがあるような気がするんですよね。ただ昔を懐かしむだけではなくって、そこから今の、そして今後のわたモテの姿が見えてくればいいなと考えています。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
喪女(もじょ)←
まず、最初の1コマから攻めてきますよね。かなりのインパクトがあります。
いきなり、「喪女」なる言葉を検索しているブラウザ画面から始まるのですから。
わかりやすいというか、まずは最初にテーマを前面に出していこうという趣旨があったのでしょう。(前作の「ちょく!」の意味がわかりづらいという反省からきているのかも)
で、次に、今でもウィキペディアに記載のある「喪女の定義」なる3箇条があげられています。(素早くスクロールしている様が妙に印象的)
いわく、
1 男性と交際経験が皆無
2 告白されたことがない人
3 純潔であること
あれ?こうしてみると、もこっちは今でもこの定義に当てはまるような……
まあそれはともかく、新連載の最初の1ページにしては、絵よりも文字からの情報が多いのが印象的ですね。
そして、主人公の女の子の表情も見せることなく、あの有名なナレーションとなだれ込むわけです。
「これはとある女の子…モテない女の子の…」
「どうでもいい日常の物語」
そう、わたモテという作品は「どうでもいい日常」を描いた物語だったんですね。
作品のテイストは変わりましたが、そこは今も昔も変わっていないはずです。
もったいぶった導入部分からページをめくったとたん、明らかになる女の子のアップとともに「どうでもいい日常」と銘打つ演出に、谷川さんの(いい意味で)ひねくれた矜持が伺えます。

誰だ、こいつ……
いや、もちろん、我らがもこっちに他ならないわけですけど、なんか最新話を読んでから見ると、やはりかなりの違和感がありますねw
中学生というより、むしろ大学生になったもこっちというほうが納得するかもw
でも、モテない=ブスという発想はいかにも中学生w
美醜の問題なんて、あくまで一要素に過ぎませんからね。
モテないというのはそんな単純な話じゃないんです。
まあこれから彼女も、そのことをいやというほど実感していくわけですがw
表情だけ見ると、性根のねじ曲がったガキという感じですが、思考パターンは恐ろしく幼いという、なんともアンバランスな魅力がすでに初登場の段階から伺えるところが素晴らしいですね。
ていうか、どんなきっかけで「喪女」なんて検索してたんだよw いったい何があったんだw
いずれにせよ、もこっちの「どうでもいい日常」物語は、ここから始まったのです。

WWWWW
で、私はモテるという根拠がこれw
3年間で6回もさることながら、初読時に私がまず衝撃を受けたのは、なんといっても「消しゴムを落とすと3回に1回は拾ってもらえる」ですねw
拾ってくれない場合のほうが多いのかよ!
ていうか、拾ってもらえる割合を計算しているのが怖いわw
しかし、私が何より感銘(?)を受けたのはその強靭な精神力というか、彼女のどこまでもポジティブなその姿勢です。
だって、
「今回は拾ってもらえないか…」
この一言で、チャラなんですよ?まるで、たまたま今日は運が悪かったと言わんばかりじゃないですか。
そもそも3回中2回は拾ってもらえないんだから、むしろそっちのほうが普段の情景なのに、この前向きさ!
いやあ、この考え方は私も見習いたいものです。
というわけで、今の私が「個人的ベストもこっち」を選ぶなら、ここですね。遠く離れた消しゴムを寂しそうに見つめているもこっちの瞳には、心臓をわしづかみされてしまいましたよ。
7年前の、最初にわたモテに出会った頃の私だったらまた別のチョイスをするかもしれませんが、今の私にはここ以外考えられません!

あれ?なんかスカートの長さが普通だぞ?
どうやらこの時点では「もこっちスタイル」ではなかったようですね。
描いているうちに少しずつ長くなっていったのかな。
でも、こんな風にJKの象徴として制服を部屋に飾っている姿はなんだかいじらしいですね。彼女にとっては、モテるおまじないとしての意味もあったのでしょう。

WWW予習(シミュレーション)てw
ていうか、50年間女子高校生として過ごしが、あまりにもパワーワード過ぎるw
パソコン、DS、そして据え置きゲーム機と、様々なプラットフォームに渡っているところもポイント高いですね。ていうか、なんでティッシュが脇にあるw
あと、DSのペンを持ったもこっちの呆けた表情がたまらなく好きw
で、ここから表紙を挟んで晴れて女子高校生になるわけですけど……

カラー!カラーですよ、お兄さん!
これは紙の単行本では味わえない感動ですね。つーか、紙のモノクロ印刷だと、必要以上に暗い画面になるんだよなあ…
今では本編内のカラー表紙というのはまずないでしょうから、貴重な一枚だと思います。これだけでも、電子版を購入する価値があるかも?
それにしても、この妙に生活感のあるリアリティはすごいですね。
ジャージの脱ぎっぱなし加減とかベッドの乱れ具合、コンビニ袋をかぶせたゴミ箱など、うら若き女子高校生の部屋に抱いている夢をことごとく打ち破ってくれますw
あと最初から、しょぼーんっていたんですね。もう片っ方の相棒はクレーンでゲットするんでもう少し後になりますけど。
というわけで、記念すべきわたモテ第一回のタイトルは「モテないしちょっとイメチェンするわ」。
新連載で、いきなり「イメチェン」というのも凄い話ですよねw
とても初回のタイトルとは思えないw
初回とは思えないといえば、この表紙もそうです。
薄暗い部屋の中、ぼんやりスポットが当たる中で、濁った眼でこちらに視線を向ける主人公。
高校生らしい爽やかさや若々しさなんか、微塵も感じられませんw
いやあ、改めてすごい始まり方です。
ただ、私が最初にわたモテを読んだのは確かアニメが始まる半年ほど前のことで、この頃はリアルタイムで読んでいないんですけど、いきなりこんな暗くて陰気くさいマンガが始まったとしても、最初からこれは凄いと注目できたかというとはなはだ疑問ですね。
私の経験上、最初のインパクトがあまりに強いと逆に冷めるのも早いんですよ。
一生ものの作品って、いつの間にか気づかないうちに、というパターンが多いんですね。
今思うと、アニメ化決定という販促帯に魅かれて、1巻から3巻まで一気に読めたことがわたモテにハマれた遠因だったような気がします。(少なくとも私の場合は)

というわけで、時は流れて舞台は2か月後。
まあ予想された展開ではありますけど、それにしても気づくのが遅いw
せめてGW前には気づけよw
でもお昼という時間設定はうまいですよね。
否応なしに「ぼっち」である自分を認識せざるを得ない、魔の時間。
「喪女」を検索して悦に入っていた表情との落差が、読者の胸に傷痕を残します。

あばばばばばば!!!WWWWW
秘孔でも突かれたんかw
ていうか、よだれよだれw
いやあ、これですねw
まさにわたモテのギャグの原点がここにありますよ。
どう見ても悲惨な状況にしか思えないこの場面での、開き直ったかのような必死の笑い。
この魂の雄たけびが、私たちのいろんな感情をかき乱してくるのです。
しかし、この取り巻きのガヤも意地が悪いw
「まだあわてるような時間じゃない」と言ってるそばからこれですからねw
もこっちの脳内思考を読んでの会話としか思えないw

このもこっちもいいなあ。
こうしてみると、この頃から爬虫類っぽさはあったんですねw
まさに妖怪ヘビ女w
「悔しくねーし!!」は、この時代のもこっちを象徴する名セリフと言っていいでしょう。
この負け惜しみとも強がりとも言いきれない、ギリギリの反骨心こそが、後に彼女が掴む未来に繋がったんだといっても過言ではないと思います。

WWWWWここは何度見ても笑うwww
てか、食事時になんてものを読んでいるんだよw
モノローグと本の内容がまったく合ってないw
92ページの段階でこれって、もろにエロ小説じゃねーかw
ていうか、もこっちって、割とMっぽいのが好みですよね。
ボイスものもその手ばかり聞いていた感じでしたし。
それにしても、見事なまでの公式ですよね。
勝手にグループを作る女はバカ→そのバカ女と一緒にいる男もどうせクズ
ってw
うん、実に分かりやすいw

でました、もちゃもちゃ!
すでにこの段階で出てくることに、不思議な感動を覚えざるを得ません。
今となっては、望むことも叶わなくなりつつある食べ方だけに、妙に郷愁をくすぐられるシーンですね。
今やあのグループ内の中心にいるような存在で、むちゃくちゃ「ベタな青春」を送っているからなあ…

WWW
そんな「ベタな青春」を尻目に、私はソロプレイを楽しんでるとばかりにひたすらカッカッとペンを叩くもこっちw
まあ確かに“ソロプレイ”ではありますねw
つーか、そもそもこれってどういうゲームなんでしょうね?
脇を責めることで好感度があがるんでしょうかw
画面を見つめるもこっちの、まるでビー玉のような瞳がまたすごかったですね。鬼気迫る感じでw

WWWWWちっw
まさかの舌打ちw
そりゃまあ、ふと正気に戻れば自分は一体何をしてるんだとなるわなw
というわけで、実はここが今回一番笑ったシーンになります!
なんだろう、見れば見るほどツボにはまっていく感じですね。
初めて読んだ頃は、むしろ若干引いていたような気もしますが…w

ここで、なぜか制服に着替えて自分の「JK」ぶりを確認するもこっちw
こうしてみると、そんなに悲観するほどでもないですよね。際立っている存在とは言いませんが、ごく普通の女子高校生といった感じですよ。スカートも普通だしw
しかし、自分の部屋に等身大の鏡があるって、怖くないですかね?
夜中に目覚めても、絶対にその方向には目を向けたくありません!

WWWWW
なんだ、このちんちくりんはw
でも、普通ではないですけど、なぜかこっちのほうが本来の彼女に近いような感じがしますね。
きっと、もこっちも、自分のJK姿にどこかしっくりこないものを感じたのでしょう。
それにしたって、着崩し方にもほどがあるだろw なぜかクマも大きくなってるしw
しかし、こうして見ると、なんかレ●●後みたい……

この「ぐるぐる目」も、初回から登場していたんですね。ちょっと意外かも。
こうしてじっと見ていると、こっちまでゲシュタルト崩壊してしまいそうw

そしてもちろん、ゲロインぶりもしょっぱなから見せてくれますw
しかし、なんつーヒロインだ…
ビタッビタッという音がなんともリアルで気持ち悪いw
うろおろろろろろろ!!?って吐き方も印象的というか、実際の吐く声って意外とこんな感じなんですよね。オエ~とかじゃないんです。
吐き方ひとつにも、わたモテならばのこだわりが感じられる一コマと言えるのではないでしょうか。
ていうか、制服に吐くなよw
それこそ、ゲロ臭くなるだろw

ゲシュタルト崩壊を起こして、自分の顔がよくわからなくなったもこっちw
いやあ、ここもすごく好きなシーンです。
つーか、これは読者も同じ気持ちなんですよね。
もこっちの造形って、マンガ的に可愛いのかブスなのか微妙じゃないですか。
ホント実にうまいところをついてきたキャラデザなんです。
可愛いともブスとも言いきれない彼女だからこそ、こんなにも私たちの心を惹きつけてやまないのかもしれませんね。
それにしても、「本物のブスに失礼」というワードの鋭さよw

WWWWWだから、ブスとかだけじゃないんだってw
ていうか、ロリ好きにモテたいのかよw
実際、その手の男が寄ってきたらむちゃくちゃ怖がるだろうにw
(以前、修学旅行の帰りに声かけられてすっごくビビッていたことを思い出します)
でも、こういう発想がなんかネットに毒されている感ありますよねw
ある意味、もこっちらしいw
しかしこのもこっち、見ようによっては、何か秘められた能力が覚醒しつつある感があるな…
「う…疼く…何かが私の中から這い出ようとしている…のか?」みたいなw

WWWWWまあ実際、こういうお店ってありますよねw
手をどけたらどうなのかは知りませんけどw
それにしても、こんなんで自信を取り戻せるとか、ただでは起きない強さがありますよね。ギャグがそのまま彼女の逞しさを象徴しているわけで、この段階ですでにわたモテの骨格が強靭なものだったことがよくわかります。

えw それって、遺伝じゃないの?w
ていうか、理由がわかってるんなら、話が早いだろw
不摂生をやめて、規則正しい生活を送ればいいんじゃないのw
でも、実際はこのクマのままで、「楽しい女子高校生ライフ」を今では送れているわけですからね。人生ってわからないものです。

おお……
確かにこれは普通に可愛いレベルですよね。
この方法って、割と今でも有効なんじゃないですか?
濁った目を隠すには最適だと思いますよ。(でも、今だと、小宮山さんなんかと被るのを嫌がるかw)
それにしても、もこっちのお父さんはなんでこんなオシャレメガネを持っていたんでしょうね。
実は、父親もクマ消しとして使っていたんじゃ……w
でも彼だったら、むしろ裸眼のままのほうがかっこいいような気もしますね。
(春休み釣りに行った回なんかをみると…特にね)

で、もっと高みにとばかりに、つい調子に乗ってしまうのがまたもこっちのもこっちたる所以なんですよねw さっきのメガネっ子だけで止めておけばいいものの…
でも、これこそが初期のわたモテの黄金パターンですよね。
そして、このよけいなことを考えすぎて空回りしてしまう姿に私たちは胸を打たれてしまったわけです。
それはそうと、これらのサイトって、今でもあるんでしょうかね?
ネットネタをうまく活用するのに長けていた谷川さんのことですから、たぶん、これらもこの当時には実際に存在したものだと思うのですが…
(でも、あひるのイラストの「アヒル口講座」は今見てもどうかと思うw)

さて、ここですよ。
ここまでずっと、もこっちの一人芝居だった世界に「男子」という存在が初めて入り込んでくるわけです。
当初は唯一の友達であったゆうちゃんすら出す予定がなかったというのは、すでにいろんなインタビュー等で明らかになっていることですが、それでも“彼”の存在だけは、最初からわたモテの世界にあったんです。
これは特筆すべきことだと思いますね。
今となっては、わたモテも当初の予定からはかなり離れてしまったとは思いますが、なにも最初から主人公にひたすら地獄を見せようとしたわけではないんです。
“彼”がいることで、どれだけもこっちが救われたか。
私たちはそれを決して忘れてはいけないのです。

今読むと、「おかえり」というセリフが限りなくやさしく響くw
それはともかく、初期の智貴って、なんかすごくガキっぽいですね。改めて見てびっくりしましたよ。
目のクマも今よりはるかにひどいしw髪型もダサいw
いやあ、実は彼も人知れず成長していたんですね。

WWWWWもはや、伝説の名シーンwww
つーか、デコ出しはともかく、そのシワはなんだw
たぶん潤んだ瞳とアヒル口で使った筋肉に引っ張られているんだろうけどw
(この頃はまさか「凸」というあだ名の女の子と仲良くなるとは思いもしなかったんだろうなあw)
というわけで、もちろんここが、今回の個人的ベストシーンになります!
…ていうか、顔もさることながら、制服の着こなしも少しは考えろよw
そのスカートの上げ方はさすがにないわw

WWWWWそんな驚き方があるかw
ていうか、わざわざ「ブス」って言うか?
街で見かけたならともかく、普通は「うわ、誰だ!」とかだろ、自分んちなんだからw
そう考えると、絶対これ、わかってて言ってると思いますねw
何が、「って 姉ちゃんか…」だよw
智貴も意地が悪いなあw

まさかの真顔w
今見ても、なかなか斬新なオチですよねw
でもこうして見ると、潤んだ瞳とアヒル口がないだけで、割といけるんじゃないですかね?ちょっとおばさん臭くはありますけどw
一度、岡田と一緒に「凸出しコンビ」を組んで欲しいw
さて、「わたモテ温故知新」の第一回、どうでしたでしょうか。
私はけっこう新鮮な気持ちで楽しめましたね。
もう何十回、いや何百回読んできているはずなんですが、読んでいて普通に吹き出したりしましたからwいまだに笑えるって、実にコスパのいい漫画だよなあw
あと改めて思いましたけど、もこっちって、本当に強い女の子ですよね。
なんだか、逆に喪147の話を思い出してしまいましたよ。
彼女が今、失ってしまったかもしれないものとは、こんなにも痛くて切なくて、でも笑えるくらいに愛おしいものだったんですね。
今の彼女に、このなんとも見ていて恥ずかしくなるような一人相撲ぶりを望むのは酷というものでしょう。それは誰が見ても明らかだとは思います。
ただ、本当に長い長い道のりを経て、もこっちは今の「どうでもいい日常」を手に入れたんだなあと、なんか最後のもこっちを見てしみじみしちゃいましたw
最新話の彼女と比べると、そのあまりの成長ぶりにはちょっとビビりますw
でも、逆に言えば、こんな子が何がどうなれば今の彼女にたどり着くのか、すごく気にもなる第一話だったと思います。
今から、初めてわたモテに触れる人がすごく羨ましいです。
できれば、一旦ワタモテに関する記憶をなくして一から楽しみたいくらいですね。
……というわけで、これから不定期ではありますが、ワタモテ黎明期?を少しずつ振り返っていこうと思います。
最新話の感想と並行する形になりますので、どこまでいけるかわかりませんが、生あたたかい目で見守っていただけると幸いですw
16巻の表紙がついに解禁になりました!第一話を読んでからこの表紙を見ると、なんだか隔世の感が禁じ得ない…w
電子版だと、カラー表紙なのがいいですね。
実はアニメもけっこういいんですよ。いまならディスクも安く手に入りますし、一度見てみることをお薦めします!
- 関連記事
-
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪167簡易感想~基本ネタバレなし~
- 【わたモテ温故知新】私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪001~すべてはここから始まった~
- 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪166簡易感想~基本ネタバレなし~
スポンサーサイト