私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪165~百年後の夏もあたしたちは笑ってる~
9月19日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪165に更新されました。
今回は感想に入る前に、お伝えしなければならないことがあります。
まずはこちらをご覧ください。

今回のタイトルはとりあえず置いておくとして、注目するところは「次回更新」。
2019.11.07
思わず、え?と目を疑ってしまいますよね。11月ですよ、11月!ひょっとして誤植かと思うじゃないですか。単行本休みがあるとしても、いつものパターンならせいぜい1回飛ばしての10月3週目のはずですから。
ところが、情報を寄せてくれた方によりますと、ガンガンオンラインのアプリ版では、次回更新日が違うというのですよ。
試しに私もガンガンオンラインアプリのAndroid版をインストールしてみたところ、確かにこちらでは「2019.10.17予定」となっていました。(※なお、こちらのアプリは、環境によってはインストールができない方も多いようです。私は運よく入れることができましたが、もし入れてみようと考えている方はご注意ください)
つまり今後は、アプリ版で最新話をまず先行公開というスタイルになるのではと巷で噂になっているというのです。
どうやらこの秋、「ガンガンONLINE」アプリがリニューアルするということで、それを機会にこれまでの更新システムも一新されるようなのですね。
で、次の喪166からは、まずアプリ版で10/17、その後、次の更新のタイミングで、11/7ではアプリ版が喪167、ブラウザ版が喪166と、一回分差が出てくるということになるかもしれないというわけです。
一応断っておきますが、今の時点(9月22日現在)では、公式のアナウンスはありません。あくまでファンの間での憶測にすぎないということは留意しておく必要があるかとは思います。
それを踏まえてのことなのですが、もし今後、アプリ版が先行公開ということになり、ブラウザ版が2、3週遅れて公開ということになるのでしたら、当ブログとしては、「ブラウザ版」の更新を待って感想記事をアップする方針です。
次の喪166に関していえば、今の段階では、11月7日の週末更新ということになります。
これは、アプリ版が最新話無料だろうと課金制度だろうが変わりません。
スクエニ側がアプリ版購読者に対して優越権を与えるのでしたら、それを“ブラウザ”上で公開するのはさすがに違うと思いますので。
もともと、うちは速攻性というかリアルタイムでの記事を売りにしているところではありませんし、世間とのスピードとは無縁の辺境ブログですので、一回り遅い話題でも特に支障はないでしょう。そもそもコメントしてくださった方への返信も遅いですし。(その節はいつもすみません…)
基本私はアプリはあまり使わないので、正直困ったことになったという思いは否めませんが、こればかりは仕方ありません。まあおそらく個人としては、アプリで先行公開を読むことにはなるとは思いますけどね。
ただ、その際も感想記事はアップしません。少なくとも今のようなスタイルではやることはないです。
もし書くとしても、「ネタバレなし」「引用画像なし」のごく簡易的なものになりますね。そんなものに需要があるかどうかはわかりませんが。
ただ、繰り返しになりますが、スクエアエニックス側からの公式発表がない時点の話なので、事態は流動的です。続報が入り次第、またご連絡させていただきます。
とりあえず今の段階では、喪166の感想は11月7日の週末予定ということで心に留めておいていただけると幸いです。(2か月近く空いてしまうことになりますけどね…)
はい!ややこしい話はここまで!
現時点での最新話・喪165の感想、さっそく見てまいりましょう!
この始まりは、明らかに前回の「夏休みまであと3日!」を意識してのものですね。ウサギ?が浮き袋で泳いでいるイラストがかわいいw
この絵も実は、今回の話への遠回しの伏線でもあったんですよね。
筆跡といい、ノリといい、3日前と同じ子たちが書いたのかとも思いますが、普通は日直って3日くらいでは回ってこないかなw
2回連続で黒板から始まるところが、むしろ妙に切なさを感じさせます。
ああ、本当に「高校最後の夏休み」がやってくるんだ、という…
というわけで、今回のタイトルは「モテないし今日から高校最後の夏休み」。
喪163から始まった(?)「夏」シリーズの第三弾といったところでしょうか。
でも、わざわざ“高校最後の”と付けるあたり、ちょっと何か意味深な匂いも感じさせますね。前回でいろいろ仕込んでいるところもありましたし、「今日から」という言いまわしも少し気になります。(黒板の落書き?でもそう書いてあるところがミソ)
ここから1ページ分を使って、「夏休み」が始まる“直前”の各キャラの様子を見せていくわけですが、なんだかこれが見納め的な印象を受けてしまうのは私だけでしょうか。
「最後の夏休み」を経た後の彼らがどんな変化を見せてくれるのか、今から気になってしまいますね。
清田、岡田、ネモ、和田くんの4人組というのは、意外と珍しい気がします。いつもだったら、和田くんの代わりに鈴木がいたような…(2年の学食回とか)
こういう男女混合の仲良しグループって、いろいろ勘ぐってしまうところがありますよね。表面上は男女の分け隔てなく友情をはぐくんでいるように見えますが、実際のところはどうなんでしょう。
今回は久々に表紙がないので、この大きく横に広がったコマがその代わりになるのでしょうか。あくまで「風景」としてのキャラのたたずまいを見せている感じがします。
しかし二木さんはゲーマー仲間が多いんですね。しかもみんな男ばかり!まるで平沢雫ちゃんのようじゃないですかw
でも彼女は女友達がいないことを気にしている様子はありません。かといって、男女のことについても無頓着のようですよね。まさにゲーム一筋といったところでしょうか。
この後もまたゲームをしに行くんでしょうかね?なんか毎日やっているような感じなんですけど…
いくらプロゲーマーを目指しているとはいえ、一応進学はすると言っているんだから、もう少し真面目にやってもいいんじゃないかなあ。(もっとも成績は良いようだからいいのかw)
うっちーの宮崎さんたちのショットはちょっと新鮮ですね。
ギャグマンガでは描かれない「普段の日常」を感じさせます。
宮崎さんとうっちーは普通のたわいもない会話なんでしょうけど、メガネさんとかよはいったい何を話しているんだろうと考えてしまいます。喪163の「こない」が印象に残っているだけに、ね。
右や左に見切れている子たちも、実はどこかで顔を見せているのかもしれませんが、とてもじゃないですけど確認していられないのでここではパスw
まあ、優秀なネット特定班が答えを出してくれることでしょうw
ここなんかは、もろに前回の雰囲気を引きずっていますね。
ていうか、加藤さん、まるで家庭教師のようw 「今日言ったのちゃんとやってね」って、独自の課題を出しているのかw 「夜電話するね」の破壊力がハンパないw
もこっちが思わずびくっとしてしまうところは思わず同情してしまいますね。
ただ一方では、加藤さんに何かを期待している自分もいます。
いまやもこっちの日常が平穏そのものになった今だからこそ、波紋を呼ぶような展開もどこかで望んでいるんですよね。ゆりちゃんもネモも当面の問題は解決したかのような雰囲気ですから、何かあるとすればやっぱり第一候補としては加藤さんでしょう。
同級生にここまでびびるもこっちなんてもはや貴重ですよw
しかし、加藤さんはよっぽどあのハンド扇風機がお気に入りなんだな…
一瞬、花柄パンツでも見えているのかと思ったw
で、最近何かと話題(笑)のこの子ですよ。「あっうん」のところがいかにも怪しいですよねw なんていうか、嘘の下手な子なんだなあと思います。(勘のいいゆりちゃんは明らかに気づいていますw)
加藤さんともこっちのコマと並列させるかのような演出も印象的です。
何もかもうまくいっているように見えても、少しずつ歪みが生じてきているのでしょう。
たった2コマですけど、今後のわたモテを占う上では重要なシーンに思えてなりません。
それにしても、真子と吉田さんはどんな約束をしていたんだろう……
普段だったら、真子も含めて3人で帰るところなんでしょうけどね。(2年の2学期終わりとか、卒業式帰りとか)
ここで、もこっちのスマホが「ピロン」と鳴るわけですが、正直サムネを見た段階では、加藤さんの呼び出しかと思ったんですよねw 前回が前回でしたしw
で、普通に合宿前の勉強会になるのかなと思ったのですが……
なんと、呼び出したのはネモでした。私も思わず、「ネモだ…」と心の中で呟いてしまいましたよw
さきほど冒頭で教室にいたのにも関わらず、わざわざ外から連絡してくるということは急遽誘おうという話になったのでしょうか。「まだ帰ってないよね?」という出だしにそんな慌ただしさを感じます。
さて、ここからが本番です。ここまでは前口上だったといってもいいくらいです。
「高校最後の夏休み」はこのバス停から始まるのです。(この後、ネモは「明日から夏休み」と言っているのに、タイトルでは「今日から」となっているのも、そういう意味が込められているような気がします)
ネモが大きく手を挙げている隣で、控えめな上げ方の岡田がいいですねw
というわけで、今回はなんとこの4人オンリー!しかも「海」回!
いやあ、ちょっと意表を突かれた展開ですね。前回の「合宿」は引っかけだったのかと思ってしまいますw
でも考えてみれば、この4人だけで集まるというのは意外にも今まで無かったですね。GW前のカフェにしても加藤さんがいましたし、森永大学ではゆりちゃんがいません。
逆に球技大会の合間では岡田がいなかったりと、必ず誰か欠けていたり他の誰かがいたはずです。この「4人」だけというのは今回が初めてですよね。
「去年も来たな…」ということは、岡田とネモは2年の夏休みにも来たのかな?学校終わりでバス停からこの海へというのが、二人の夏の定番ルートなのかもしれません。
ゆりちゃんともこっちの、あっけにとられたかのような呟きがおかしいw
バスの行き先で最初からわかってるだろうに、海を目の前にして口にしてしまう感じがかわいいですねw
WWWもはや、ゆりちゃんのほうが煽りキャラじゃねーかw
「目指す大学違うから」とか単なるイヤミですよねw
あと、「遊び回ってる暇ない」とかw
そりゃ、さすがのネモも苦笑いになるわw(むしろネモだからこんな反応で済んでいるのかも)
ていうか、ネモはけっきょく青学は受けないんでしょうかね?
第一志望が森永でも別に受けていいとは思うのですが。
バックの海鳥?が妙にリアルなのも面白いw
もこっちとゆりちゃんの「こいつ、いったいこれから何を始めるつもりなんだ」といった感じが好きw まさかここで勉強会をやるとは想像もしていなかったようですね。
一方の岡田のネモを見る目は限りなく優しい。
なんだか3年の春先のことを思い出すと、なんともいえない感慨深さを抱いてしまいます。
なんか、絵画をバックにして記念撮影をしたようなショットですね。どうにも現実感に乏しいw
リュックにつけているきつね?は、どことなくもこっちがよくしていた襟巻を思い出させますね。
いずれにしても、ネモがこういうことをやるとなんだか演技っぽいというか、わざとらしく思えてしまうのはなぜなんでしょうw
しかし、バスで10分のところなのか…
まあ千葉の幕張ですから、海がすぐそばにあるのも当たり前なんでしょうけど、普段は海の近くの街といった雰囲気は一切ないですよね。
身近にこういう非日常的な場所があるって、少し憧れます。
WWWゆりちゃんの仕草が、なんか当てつけっぽいw
そもそも、「ベタ」はともかく「ベリ」ってなんの音だよw それ、破れてるんじゃないのかw
ていうか、もこっちは普通にやってますよね?
席の並びはゆりちゃんが海岸側のようですから、ひょっとすると、ゆりちゃんがちょうどいい具合に防波堤になっているのかもw
もはや、この二人の掛け合いは「…するほど仲がいい」の領域に入ってますねw
ちょっと前だったら、こんなあからさまな文句なんて言えなかったでしょう。
「クーラーでも夏感じれる」というところがいかにもインドア派のゆりちゃんらしいw
それに対してのネモの「マジ」モードw
これはもう絶対自分に酔ってるだろw
「α波的」なのがwwww
こいつ、絶対よくわかってないw
あっけにとられたようなゆりちゃんの「……」が絶妙なツッコミになっていますw
ていうか、ストレス緩和どころか、ゆりちゃんはいつもに増してイライラしているようですけどねw
あと、なぜかいつもよりネモの鼻が若干高々なのが面白いw
ホント、ザコかわいくなったものですw
この後ゆりちゃんは、インドア派らしく「スマホで波の音を流せばいい」と提案するのですが、「生の音だからいい」(なんだかちょっといやらしい響きw)とあっさり却下。
たまらず、もこっちを仲間に引き込もうとするゆりちゃんでしたが……
でました、「青春」。
元々もこっちは「青春」への憧れが強いところがありましたが、ここにきて特にこの言葉へのこだわりを見せるようになりましたね。
そりゃ本当に勉強を捗らせるためなら、普通に図書館とかでやったほうが効率的にもいいに決まっているのですが、理屈に合わないことに情熱を燃やすのが「青春」なんですよね。
今回の4人組は一見すると、陰キャ2陽キャ2のバランスで成り立っているように見えますけど、実際はそんな簡単に分類できるような単純な構図でもなさそうです。
「ふーーん…」と、当てが外れて少し不満そうなゆりちゃんが不憫可愛いw(こんな言い方ばっか…)
というわけで、今回はこの「青春もこっち」を今回の個人的ベストもこっちにあげたいと思います!
WWW こいつら、傍目からみたら普通に仲いいとしか思えないw
お互いの「さん」付けが、なんだか意地の張り合いのようにも聞こえてきますよw
さて、隣の誰かさんが、何か口を挟みたがっているようですが……
WWWWWこいつwww
でも、この雰囲気すっごくわかるわ…
この「◯◯ってしゃべれるんじゃん」ってやつは、言われたほうはもうホント困ります。
私も普段は目立たないタイプなんで、ちょっとした集まりでつい調子に乗ってしまったりすると、よくこの類の言葉を言われるんですよ。
もちろん相手に「陰キャいじり」的な気持ちはありません。だいたいがこの岡田のように、単に「意外な一面」を知ったということを言いたいだけに過ぎないんです。要するに、普通の会話の一環のつもりなんですね。
でも、言われた方はなんて返していいかわからないですよマジで。ホント、なんて言えばいいんでしょうね?
まさか「そうだよ、知らなかった?実は俺、面白い奴なんだーw」と、おちゃらけておけばいいんでしょうかw
WWWWWあーちゃん以外はみんなこのシチュエーションの辛さが分かっているところがまた面白いw この時の構図では陰キャ3の陽キャ1になっているんですよねw
ネモの座りの悪そうな表情が特に心に染みます。
さきほどまでゆりちゃんと楽しく(?)言い合っていただけに、彼女にはなんとも居たたまれない思いがあるのでしょう。むしろ逆に、ゆりちゃん以上にきまりが悪いのかもしれません。
急に大人しくなって、「そんなことないけど…」と消え入りそうな声で返すゆりちゃんがいじらしいですね。急に現実に戻されたような冷めた感じが、見ていて辛いものがあります。
そんなゆりちゃんの様子などまったく目に入らないかのように追い打ちをかけるあーちゃんw
「いい奴」だからこその残酷さですね。
たぶん誰も悪くないのに、空気だけが一瞬にしておかしくなってしまう。私たちの世界でも日常的にある風景だと思います。
それにしても、ここのもこっちのモノローグはあまりにも説明調過ぎません?
何、評論家みたいな立ち位置になってんだよ!お前だって、ちょっと前までゆりちゃん側だったろw
思いつく限りのあるあるネタをぶっこんでおけばいいってもんじゃないぞ!
そんな微妙な空気を変えようと、飲み物を買いにいったゆりちゃんとネモ。
ここはゆりちゃんにしては中々のファインプレーだったと思います。本来なら「陽キャ」のネモが誘うべきところなんでしょうけどw まあその後、私も行くよとちゃんとフォローしていたところはさすがでしたが。
で、買ってきたのはこの4つ。
カ●ピスソーダ、むぎ茶、紅茶、そしてア●エリアスでしょうか。
あれ?もこっちが言っていた「ポカリ」がないようですが……
もこっちの不満そうな顔www
きっと、「おいこれ、ポカリじゃないじゃん」「なかったんだもん、それでいいでしょ?味は同じようなもんだし」みたいなやり取りがあったに違いないw
他の3人の飲み物もそれぞれのキャラがなんとなく透けて見えて面白いですね。
ネモはカ●ピスソーダかな?なんとなくちょっとエッチな感じw(何言ってんだ俺は…)
岡田はむぎ茶ですか。まあ彼女は「お茶系ならなんでも」と言っていましたからピッタリですね。(ていうか、私もこういうタイプです。何か頼むときはお茶系でと言ってしまいますね)
ゆりちゃんは紅茶。これは本人が選んだんでしょうか。意外なようなわかるような…
ネモw
さきほどα波がどうのとか言っていただけに、どうにも恰好がつかなくなってしまったのでしょうかw
つーか、これはゆりちゃんのツッコミが的を射ていますよね。
スマホでいいんなら、外でやる意味がないw
でも、ネモゆりがいい感じで漫才をやるようになったのは、なんだかうれしくなりますね。
で、そんな二人の掛け合いに反応してこの人が悪ノリするとw
もはや、脚本があるんじゃないかと思ってしまうほどの見事な連係プレーですw(いや実際、イッコがコンテを切っているんですけどw)
でも、さきほどの微妙な空気がすっかり消え去ったのも確かですよね。
もうたまらなく、「青春」のエキスがドバドバ出ている感じで羨ましいですよw
WWWWWなんだこれwww
いやあ、こういうのはもう、絵面だけで笑ってしまいますね。
理屈抜きにしてむちゃくちゃ面白いw
ていうか、「夏の音」ならなんでもいいって、いつそんな話になったんだよw
というわけで、今回の一番笑ったシーンはここになります!
4人に表情がないところがまた絶妙に笑いを誘いますねw
WWWWWあーちゃんのノリツッコミwww
もこっちのしてやったりといった表情が最高ですね。
岡田ももちろん分かったうえでのこのタイミングでしょうし、もう4人で作ったコントネタじゃん!と思ってしまいますw
ネモももこっちのネタをわかって楽しそうですし、なんだか少し腹立ってくるくらいですよwなんだこの女子高校生らはw
もこっちがかつて、「本当は面白い子なんだ!!」と心の中で叫んでいた時のことを思うと、もうすべてが遠い昔のようです。
あの頃のもこっちをこの時代に連れてきてみたいものですよ、いやホント。
この空気に思わずゆりちゃんもつられて笑いますw
いやあ、やっぱり彼女の笑顔には勝てませんね。
ここは久しぶりにベストゆりちゃんを選ばざるをえないでしょう!
で、そんなレアゆりちゃんを見て驚くあーちゃんw
うわw
これはさすがにたまらんわw
もはや、何も言えずにうつむくゆりちゃんがたまらなく愛おしいw(ていうか、痛いほど気持ちがわかる…)
あーちゃんとしては、田村のいいとこみっけ、みたいなノリなんでしょうね。「ほら陽菜」というところなんか、思わぬところで子猫を見つけたみたいな感じじゃないですかw
まあ、善意は時として人を容赦なく傷つけるという典型的な例ですね。誰も悪くはありません、誰もね。(でも、指さすのはさすがにやめろ)
ここでも、もこっちがモノローグで「あるあるネタ」を披露しているのはどうなんだろう…
なんかギャグの説明係を申しつけられている感もあって、ちょっとモヤモヤしますね。
けっきょくBGMは、折衷案としてハワイアンで手を打ったようですw
これでようやく、穏やかな雰囲気の中で勉強を進められるのでしょうか。
まあそれはともかく、ここで「学校」というキーワードが出てくるのは注目ですね。
夏休み編は当然「学校」という場からしばらく離れるわけですから。
もこっちに言わせると、ネモはともかく(おい!w)、岡田が「行かないのは楽」だというのはちょっと意外なことのようです。
彼女は毎日学校に行きたい人だと思っていたようですね。
最近はたいぶ打ち解けた感じでしたが、やはりどこかで自分とは違う人間なんだという意識があったのでしょう。
彼女の「岡田さん」呼びはそんな距離感がにじみ出ていたような気がしますね。
何当たり前のこと言ってんの、とでも言いたそうな岡田が印象的です。
まあ確かにまれに「学校大好き!」みたいな子もいますから、もこっちの見方が必ずしも見当違いだとは思いませんが、岡田については、そんなことはなかったんでしょう。
朝になったら、ああ行くの面倒くさいなあこのまま寝ていたいなあとぼやくような普通の子だったというわけです。
この岡田の表情はなんとも意味ありげな雰囲気がありますね。今まで見せたことがない表情です。
彼女のいう「面倒くさいこと」とは何なのかは、この表情から推測するしかないわけですが、この直前に「休みならこうやって仲のいい奴らだけでダラダラしてられるし」と言っているところからすると、やはり「交友関係」でしょうか。
南さんとのこともあるかもしれませんし、もしかすると清田たちとの間に何かあったのかもしれません。それとも、これまで作中には描かれなかった人間関係だったりするのでしょうか。彼女のような「人に合わせない」いい人は、逆に敵を作りやすいタイプでもありますから、その可能性もありそうです。
まあたぶん、この辺はこれ以上深追いすることはないでしょうけど、岡田のもう一つの顔を見た感じがしましたね。
でも一方、この4人を指しての「仲のいい奴ら」というのは、なんだかほっこりしてしまいましたw
当たり前のことに今さら気づく。
生きていると、そんなことの繰り返しですよね。
ほんと、「今さら」ばかりでやんなるときがありますよ。(いったい何があったんだ俺…)
もこっちもリア充もいろいろ大変なんだと気づいてからもう随分経つとおもいますが、それでもいまだにこんな新たな発見がある。
だからこそ、人生は面白いし、また、面倒くさいものなのかもしれません。
しかし、どうでもいいですけど、このもこっちのモノローグはちょっとラノベくさくありません?
もしかすると、11月刊行予定の小説アンソロジーに収録される一遍を今まさに執筆中で、それに引っ張られているのかもw
そんなしょっぱい(笑)空気を払いのけるかのように、突然「暑い!!」と立ち上がるネモw
さあ、ここからは「レッツ青春タイム」の始まりです!
もうこれだけで、思いっきり既視感を覚えますねw
一人、目立たない子だけが残るというのもなんだかどこかで見たようなパターンですw
3人を見つめる視線が切ない…
ていうか、かつてならもこっちがこのポジションだったのになあw
なんで、あちら側にいるんだよw
もはや、完全に立ち位置が逆転していますね。
ネモの困ったような笑顔がまたいいw
きっと、ゆりちゃんも来るものとしての「暑い!」だったんでしょうね。
そんなネモに現実の厳しさを教えるゆりちゃんw
どうしても「アニメ」のようなファンタジーを見せるつもりはないようですw
WWWこちらも夢から覚めさせるようなことを…w
ネモとしては、日常アニメのようなきゃぴきゃぴしたノリを期待していたんでしょうけどw
しかし、なんでネモが傷つくw
そもそも千葉の海ってどれだけ汚いんでしょうね。
なんでもネモに言わせると、「湘南とほぼ同じ、お台場よりはマシ」ということらしいですが…(以前、ゆうこみと一緒に近場の海に行ったときはエイだらけでしたが、ここはそうでもないのかな?)
つーか、もこっちも、そんな汚い海なら足を踏み入れるなってのw
どうやらネモは、記念に4人で写真を撮りたい様子。別に海に入らなくても、ゆりちゃんのいるテーブルで、海をバックに撮ればいいような気もしますけど、ネモ的にはやっぱりこだわりがあるんでしょうね。
もこっちに託して少し遠くから見守るネモが、なんかかわいいというかシュールというかw
スカートを上に縛っているもこっちもなんか面白いw 一瞬しめ縄かとw
WWWWWこいつはw
誰に向けてのネタなんだよw ネモもイマイチわかっていない感じだぞw
もこっちの表情もその手の男を彷彿とさせる感じで、ちょっと腹立つw
つーか、先っちょだけで我慢できる男なんてこの世にいるわけないだろ!いい加減にしろ!(この辺、深く考えないように)
WWWあ、これは駄目だわw 間違いなく将来、悪い男に騙されるタイプw
これはもう、もこっちがそばでガードしてあげないとw
ちびネモがまたいい味出してますねw
あの位置からいちいちツッコミを入れているかと思うと、じわじわくるものがありますw
ここだけ見ると、なんだか耽美的な雰囲気がありますね。
なんか昔の同人誌の表紙とかでありそうな感じw
足先だけをチャプンと入れているさまになんとなくドキドキしてしまうわけですが、ゆりちゃんはこういうのは本当に苦手そうですね。
足元に海藻が絡まるのを気にしているようです。
で、これがこの後の悲劇(喜劇?)を呼ぶわけですねw
こうして見ると、普通の仲良し4人組にしか見えませんね。岡田のピースがオーソドックス過ぎて逆に微笑ましいw
なんだかんだいっても、しっかり寄っていくゆりちゃんともこっちもいいですよね。
隅の方で一歩引く感じももこっちらしい。
なんか4人とも、普段からこういう感じでつるんでいるような気すらしてきますよ。
そりゃそうなるでしょ、と言いたくなるようなハプニングですよねw
もちろん、先ほどの海藻がちょっとしたイタズラをしたわけですw
バランスを崩して思わずネモにしがみついてしまうゆりちゃん、そんな彼女をとっさにぐっと引き寄せようと腕を腰に回そうとするもこっち、そして、あざといまでにオーバーなリアクションのネモw そんな彼女らをあっけにとられたまま見つめるあーちゃんw
いやあ、これぞ青春。
やっぱり、青春にはアクシデントが付きものです!
というわけで、これが今回の個人的ベストシーン。
まあ、ベタといえばベタすぎますけど、今回はもう変に捻ることもないんじゃないでしょうかね。ど真ん中ストレートでいいんだと思います。
ゆりちゃんのネモを見る目が最高ですね。実に色っぽいw
それにしてもこの角度で誰も見せてないとか、どんなマジックだ…
WWWそれでも、ゆりちゃんの憎まれ口は通常運転w
これはむしろ、それほど本気で怒っていないからなんでしょうね。
そんなゆりちゃんに「お前」呼ばわりで突っ込むもこっちも、わかってる感じw
そんなみんなのやり取りがたまらなくうれしいのか、この瞬間を写真に収めるネモ。
あーちゃんも一緒に入るところが素晴らしいw
ここで「カシャ」とシャッターの音が入る演出がまたうまいなあ。もう感心しきりですよ。
本当は、ここもベストシーンの候補だったんですよね。そのくらい心に焼き付いたシーンです。
4ページ冒頭の日中場面との対比になっているわけですが、私にはこちらのほうが圧倒的に「青春」を感じてしまいます。
青春て、ギラギラ太陽が輝いている瞬間よりも、日が少し暮れて黄昏るときのほうがより色濃く感じると思うんですよ。楽しかった思いと少し寂しい気持ちとが交差する魔の時。
この静かに暮れていく海をバックに佇む4人の姿には、それを深く感じさせますね。
しかしあのまま、ずぶ濡れで着替えもせずに勉強ですか…w
ネモに言わせると、明日から制服を着ることもないから大丈夫だよとのことですが……
WWWえ、やっぱり野球応援回もやるのかw
ていうか、吹奏楽部以外は2年生のみだったんじゃないのか…
もしかすると、甲子園も夢じゃないというところまで勝ち上がっているのかもしれませんね。
ということは、4人揃って磯臭い制服で行かなきゃならないということにw
最後を写真で締めるというのは、あの春休みの釣りを思い出すわけですが、なんだかあの時よりも少し切なさも感じさせますね。この4人が揃うのはこれが最初で最後、みたいな…(わかる人が分かればいいのですが、竹宮ゆゆこの「ゴールデンタイム番外 百年後の夏もあたしたちは笑ってる」の香子と岡ちゃんの話を少し思い出しました)
でも「高校最後の夏休み」だからこそ、輝く青春というものもありますよね。
ここでのネモのはじけんばかりの笑顔を見ていると、この瞬間にしかないものが確かにここにあったんだという確信めいた気持ちが湧いてきます。
最後まで「根元さんのせいで……」と突っかかるゆりちゃんのことも含めて、みんな本当に嘘かと思うくらいに楽しかったんです。それは4人ともきっと同じなはず。この永遠を閉じ込めた瞬間を見れば一目瞭然ですよね。みんな本当にいい顔をしています。
これから彼女たちに「色々と面倒くさい」ことが降りかかろうとも、この「最後の夏休み」は決して色あせることはありません。そう、きっと何があろうと大丈夫。そんな気がしてくるのです。
……そう、たとえ磯臭い制服で応援しに行かきゃならないとしてもw
今回をぬるいと見る向きもあるでしょう。
確かに、笑いも思わず微笑んでしまうような優しいものばかりでしたし、キレがないと言われればそうかもしれません。
でも、私は好きですね、今回のような世界は。「面白さ」には欠けるかもしませんが、もうずっとこの世界に浸っていたいと思わせる「心地よさ」があります。
そう言った意味では、ちょっと喪149「モテないし先輩になる」の時に近い感じがあるかもしれません。
とにかく、もこっち、ゆりちゃん、ネモに岡田の4人だけの話というのがいいんですよ。
構成的にも、最初の1ページのみが「明日から夏休み」みたいなもので、2ページからは4人だけの「今日から夏休み」になっていたところがうまいなと思いましたね。
それにしても、今まであまり考えたことはありませんでしたが、この4人は実にいい組み合わせですね。”夏の音”で満たすネタとか、最高の流れでしたよw
みんないい子だからあまりエッジのきいた感じにはなりませんけど、その代わり彼女たちにしか出せないコクみたいなものがあります。刺激はないかもしれませんが、飽きのこない味ですね。
でも逆に言うと、冒頭で加藤さんと真子を外したからこそ出る味でもあるんですよね。
この4人に他のキャラが一人でも混じったとしたら、たぶんこの「青春味」は出せません。
そう考えると、冒頭の加藤さんと真子との並びが妙に不穏な印象を与えてくるから不思議です。
もしかすると、こんなに楽しい「夏休み」は本当に今回が最後なのかもしれません。
今回の甘い「青春味」は、次回以降の怒涛の展開に備えての情けの一杯だったりしてw
なお、冒頭でも言いましたが次回の感想記事はおそらく11月7日の週末になります。
2か月近く空いてしまうので、みなさん忘れないでくださいね。(ていうか、11月は16巻と小説アンソロジーの発売もあるから、逆に色々重なるんだよなあ…)
もこっちが海に入るため?スカートを少し短くした話も読める最新15巻は絶賛発売中です!
ゆうこみもこの3人で海に行った2年の夏は、7巻で読めます!
まさかのわたモテ小説アンソロジー。本当に出ます!
今回は感想に入る前に、お伝えしなければならないことがあります。
まずはこちらをご覧ください。

今回のタイトルはとりあえず置いておくとして、注目するところは「次回更新」。
2019.11.07
思わず、え?と目を疑ってしまいますよね。11月ですよ、11月!ひょっとして誤植かと思うじゃないですか。単行本休みがあるとしても、いつものパターンならせいぜい1回飛ばしての10月3週目のはずですから。
ところが、情報を寄せてくれた方によりますと、ガンガンオンラインのアプリ版では、次回更新日が違うというのですよ。
試しに私もガンガンオンラインアプリのAndroid版をインストールしてみたところ、確かにこちらでは「2019.10.17予定」となっていました。(※なお、こちらのアプリは、環境によってはインストールができない方も多いようです。私は運よく入れることができましたが、もし入れてみようと考えている方はご注意ください)
つまり今後は、アプリ版で最新話をまず先行公開というスタイルになるのではと巷で噂になっているというのです。
どうやらこの秋、「ガンガンONLINE」アプリがリニューアルするということで、それを機会にこれまでの更新システムも一新されるようなのですね。
で、次の喪166からは、まずアプリ版で10/17、その後、次の更新のタイミングで、11/7ではアプリ版が喪167、ブラウザ版が喪166と、一回分差が出てくるということになるかもしれないというわけです。
一応断っておきますが、今の時点(9月22日現在)では、公式のアナウンスはありません。あくまでファンの間での憶測にすぎないということは留意しておく必要があるかとは思います。
それを踏まえてのことなのですが、もし今後、アプリ版が先行公開ということになり、ブラウザ版が2、3週遅れて公開ということになるのでしたら、当ブログとしては、「ブラウザ版」の更新を待って感想記事をアップする方針です。
次の喪166に関していえば、今の段階では、11月7日の週末更新ということになります。
これは、アプリ版が最新話無料だろうと課金制度だろうが変わりません。
スクエニ側がアプリ版購読者に対して優越権を与えるのでしたら、それを“ブラウザ”上で公開するのはさすがに違うと思いますので。
もともと、うちは速攻性というかリアルタイムでの記事を売りにしているところではありませんし、世間とのスピードとは無縁の辺境ブログですので、一回り遅い話題でも特に支障はないでしょう。そもそもコメントしてくださった方への返信も遅いですし。(その節はいつもすみません…)
基本私はアプリはあまり使わないので、正直困ったことになったという思いは否めませんが、こればかりは仕方ありません。まあおそらく個人としては、アプリで先行公開を読むことにはなるとは思いますけどね。
ただ、その際も感想記事はアップしません。少なくとも今のようなスタイルではやることはないです。
もし書くとしても、「ネタバレなし」「引用画像なし」のごく簡易的なものになりますね。そんなものに需要があるかどうかはわかりませんが。
ただ、繰り返しになりますが、スクエアエニックス側からの公式発表がない時点の話なので、事態は流動的です。続報が入り次第、またご連絡させていただきます。
とりあえず今の段階では、喪166の感想は11月7日の週末予定ということで心に留めておいていただけると幸いです。(2か月近く空いてしまうことになりますけどね…)
はい!ややこしい話はここまで!
現時点での最新話・喪165の感想、さっそく見てまいりましょう!

この始まりは、明らかに前回の「夏休みまであと3日!」を意識してのものですね。ウサギ?が浮き袋で泳いでいるイラストがかわいいw
この絵も実は、今回の話への遠回しの伏線でもあったんですよね。
筆跡といい、ノリといい、3日前と同じ子たちが書いたのかとも思いますが、普通は日直って3日くらいでは回ってこないかなw
2回連続で黒板から始まるところが、むしろ妙に切なさを感じさせます。
ああ、本当に「高校最後の夏休み」がやってくるんだ、という…

というわけで、今回のタイトルは「モテないし今日から高校最後の夏休み」。
喪163から始まった(?)「夏」シリーズの第三弾といったところでしょうか。
でも、わざわざ“高校最後の”と付けるあたり、ちょっと何か意味深な匂いも感じさせますね。前回でいろいろ仕込んでいるところもありましたし、「今日から」という言いまわしも少し気になります。(黒板の落書き?でもそう書いてあるところがミソ)
ここから1ページ分を使って、「夏休み」が始まる“直前”の各キャラの様子を見せていくわけですが、なんだかこれが見納め的な印象を受けてしまうのは私だけでしょうか。
「最後の夏休み」を経た後の彼らがどんな変化を見せてくれるのか、今から気になってしまいますね。
清田、岡田、ネモ、和田くんの4人組というのは、意外と珍しい気がします。いつもだったら、和田くんの代わりに鈴木がいたような…(2年の学食回とか)
こういう男女混合の仲良しグループって、いろいろ勘ぐってしまうところがありますよね。表面上は男女の分け隔てなく友情をはぐくんでいるように見えますが、実際のところはどうなんでしょう。

今回は久々に表紙がないので、この大きく横に広がったコマがその代わりになるのでしょうか。あくまで「風景」としてのキャラのたたずまいを見せている感じがします。
しかし二木さんはゲーマー仲間が多いんですね。しかもみんな男ばかり!まるで平沢雫ちゃんのようじゃないですかw
でも彼女は女友達がいないことを気にしている様子はありません。かといって、男女のことについても無頓着のようですよね。まさにゲーム一筋といったところでしょうか。
この後もまたゲームをしに行くんでしょうかね?なんか毎日やっているような感じなんですけど…
いくらプロゲーマーを目指しているとはいえ、一応進学はすると言っているんだから、もう少し真面目にやってもいいんじゃないかなあ。(もっとも成績は良いようだからいいのかw)
うっちーの宮崎さんたちのショットはちょっと新鮮ですね。
ギャグマンガでは描かれない「普段の日常」を感じさせます。
宮崎さんとうっちーは普通のたわいもない会話なんでしょうけど、メガネさんとかよはいったい何を話しているんだろうと考えてしまいます。喪163の「こない」が印象に残っているだけに、ね。
右や左に見切れている子たちも、実はどこかで顔を見せているのかもしれませんが、とてもじゃないですけど確認していられないのでここではパスw
まあ、優秀なネット特定班が答えを出してくれることでしょうw

ここなんかは、もろに前回の雰囲気を引きずっていますね。
ていうか、加藤さん、まるで家庭教師のようw 「今日言ったのちゃんとやってね」って、独自の課題を出しているのかw 「夜電話するね」の破壊力がハンパないw
もこっちが思わずびくっとしてしまうところは思わず同情してしまいますね。
ただ一方では、加藤さんに何かを期待している自分もいます。
いまやもこっちの日常が平穏そのものになった今だからこそ、波紋を呼ぶような展開もどこかで望んでいるんですよね。ゆりちゃんもネモも当面の問題は解決したかのような雰囲気ですから、何かあるとすればやっぱり第一候補としては加藤さんでしょう。
同級生にここまでびびるもこっちなんてもはや貴重ですよw
しかし、加藤さんはよっぽどあのハンド扇風機がお気に入りなんだな…
一瞬、花柄パンツでも見えているのかと思ったw

で、最近何かと話題(笑)のこの子ですよ。「あっうん」のところがいかにも怪しいですよねw なんていうか、嘘の下手な子なんだなあと思います。(勘のいいゆりちゃんは明らかに気づいていますw)
加藤さんともこっちのコマと並列させるかのような演出も印象的です。
何もかもうまくいっているように見えても、少しずつ歪みが生じてきているのでしょう。
たった2コマですけど、今後のわたモテを占う上では重要なシーンに思えてなりません。
それにしても、真子と吉田さんはどんな約束をしていたんだろう……

普段だったら、真子も含めて3人で帰るところなんでしょうけどね。(2年の2学期終わりとか、卒業式帰りとか)
ここで、もこっちのスマホが「ピロン」と鳴るわけですが、正直サムネを見た段階では、加藤さんの呼び出しかと思ったんですよねw 前回が前回でしたしw
で、普通に合宿前の勉強会になるのかなと思ったのですが……

なんと、呼び出したのはネモでした。私も思わず、「ネモだ…」と心の中で呟いてしまいましたよw
さきほど冒頭で教室にいたのにも関わらず、わざわざ外から連絡してくるということは急遽誘おうという話になったのでしょうか。「まだ帰ってないよね?」という出だしにそんな慌ただしさを感じます。

さて、ここからが本番です。ここまでは前口上だったといってもいいくらいです。
「高校最後の夏休み」はこのバス停から始まるのです。(この後、ネモは「明日から夏休み」と言っているのに、タイトルでは「今日から」となっているのも、そういう意味が込められているような気がします)
ネモが大きく手を挙げている隣で、控えめな上げ方の岡田がいいですねw

というわけで、今回はなんとこの4人オンリー!しかも「海」回!
いやあ、ちょっと意表を突かれた展開ですね。前回の「合宿」は引っかけだったのかと思ってしまいますw
でも考えてみれば、この4人だけで集まるというのは意外にも今まで無かったですね。GW前のカフェにしても加藤さんがいましたし、森永大学ではゆりちゃんがいません。
逆に球技大会の合間では岡田がいなかったりと、必ず誰か欠けていたり他の誰かがいたはずです。この「4人」だけというのは今回が初めてですよね。
「去年も来たな…」ということは、岡田とネモは2年の夏休みにも来たのかな?学校終わりでバス停からこの海へというのが、二人の夏の定番ルートなのかもしれません。
ゆりちゃんともこっちの、あっけにとられたかのような呟きがおかしいw
バスの行き先で最初からわかってるだろうに、海を目の前にして口にしてしまう感じがかわいいですねw

WWWもはや、ゆりちゃんのほうが煽りキャラじゃねーかw
「目指す大学違うから」とか単なるイヤミですよねw
あと、「遊び回ってる暇ない」とかw
そりゃ、さすがのネモも苦笑いになるわw(むしろネモだからこんな反応で済んでいるのかも)
ていうか、ネモはけっきょく青学は受けないんでしょうかね?
第一志望が森永でも別に受けていいとは思うのですが。
バックの海鳥?が妙にリアルなのも面白いw

もこっちとゆりちゃんの「こいつ、いったいこれから何を始めるつもりなんだ」といった感じが好きw まさかここで勉強会をやるとは想像もしていなかったようですね。
一方の岡田のネモを見る目は限りなく優しい。
なんだか3年の春先のことを思い出すと、なんともいえない感慨深さを抱いてしまいます。

なんか、絵画をバックにして記念撮影をしたようなショットですね。どうにも現実感に乏しいw
リュックにつけているきつね?は、どことなくもこっちがよくしていた襟巻を思い出させますね。
いずれにしても、ネモがこういうことをやるとなんだか演技っぽいというか、わざとらしく思えてしまうのはなぜなんでしょうw
しかし、バスで10分のところなのか…
まあ千葉の幕張ですから、海がすぐそばにあるのも当たり前なんでしょうけど、普段は海の近くの街といった雰囲気は一切ないですよね。
身近にこういう非日常的な場所があるって、少し憧れます。

WWWゆりちゃんの仕草が、なんか当てつけっぽいw
そもそも、「ベタ」はともかく「ベリ」ってなんの音だよw それ、破れてるんじゃないのかw
ていうか、もこっちは普通にやってますよね?
席の並びはゆりちゃんが海岸側のようですから、ひょっとすると、ゆりちゃんがちょうどいい具合に防波堤になっているのかもw

もはや、この二人の掛け合いは「…するほど仲がいい」の領域に入ってますねw
ちょっと前だったら、こんなあからさまな文句なんて言えなかったでしょう。
「クーラーでも夏感じれる」というところがいかにもインドア派のゆりちゃんらしいw
それに対してのネモの「マジ」モードw
これはもう絶対自分に酔ってるだろw

「α波的」なのがwwww
こいつ、絶対よくわかってないw
あっけにとられたようなゆりちゃんの「……」が絶妙なツッコミになっていますw
ていうか、ストレス緩和どころか、ゆりちゃんはいつもに増してイライラしているようですけどねw
あと、なぜかいつもよりネモの鼻が若干高々なのが面白いw
ホント、ザコかわいくなったものですw
この後ゆりちゃんは、インドア派らしく「スマホで波の音を流せばいい」と提案するのですが、「生の音だからいい」(なんだかちょっといやらしい響きw)とあっさり却下。
たまらず、もこっちを仲間に引き込もうとするゆりちゃんでしたが……

でました、「青春」。
元々もこっちは「青春」への憧れが強いところがありましたが、ここにきて特にこの言葉へのこだわりを見せるようになりましたね。
そりゃ本当に勉強を捗らせるためなら、普通に図書館とかでやったほうが効率的にもいいに決まっているのですが、理屈に合わないことに情熱を燃やすのが「青春」なんですよね。
今回の4人組は一見すると、陰キャ2陽キャ2のバランスで成り立っているように見えますけど、実際はそんな簡単に分類できるような単純な構図でもなさそうです。
「ふーーん…」と、当てが外れて少し不満そうなゆりちゃんが不憫可愛いw(こんな言い方ばっか…)
というわけで、今回はこの「青春もこっち」を今回の個人的ベストもこっちにあげたいと思います!

WWW こいつら、傍目からみたら普通に仲いいとしか思えないw
お互いの「さん」付けが、なんだか意地の張り合いのようにも聞こえてきますよw
さて、隣の誰かさんが、何か口を挟みたがっているようですが……

WWWWWこいつwww
でも、この雰囲気すっごくわかるわ…
この「◯◯ってしゃべれるんじゃん」ってやつは、言われたほうはもうホント困ります。
私も普段は目立たないタイプなんで、ちょっとした集まりでつい調子に乗ってしまったりすると、よくこの類の言葉を言われるんですよ。
もちろん相手に「陰キャいじり」的な気持ちはありません。だいたいがこの岡田のように、単に「意外な一面」を知ったということを言いたいだけに過ぎないんです。要するに、普通の会話の一環のつもりなんですね。
でも、言われた方はなんて返していいかわからないですよマジで。ホント、なんて言えばいいんでしょうね?
まさか「そうだよ、知らなかった?実は俺、面白い奴なんだーw」と、おちゃらけておけばいいんでしょうかw

WWWWWあーちゃん以外はみんなこのシチュエーションの辛さが分かっているところがまた面白いw この時の構図では陰キャ3の陽キャ1になっているんですよねw
ネモの座りの悪そうな表情が特に心に染みます。
さきほどまでゆりちゃんと楽しく(?)言い合っていただけに、彼女にはなんとも居たたまれない思いがあるのでしょう。むしろ逆に、ゆりちゃん以上にきまりが悪いのかもしれません。
急に大人しくなって、「そんなことないけど…」と消え入りそうな声で返すゆりちゃんがいじらしいですね。急に現実に戻されたような冷めた感じが、見ていて辛いものがあります。
そんなゆりちゃんの様子などまったく目に入らないかのように追い打ちをかけるあーちゃんw
「いい奴」だからこその残酷さですね。
たぶん誰も悪くないのに、空気だけが一瞬にしておかしくなってしまう。私たちの世界でも日常的にある風景だと思います。
それにしても、ここのもこっちのモノローグはあまりにも説明調過ぎません?
何、評論家みたいな立ち位置になってんだよ!お前だって、ちょっと前までゆりちゃん側だったろw
思いつく限りのあるあるネタをぶっこんでおけばいいってもんじゃないぞ!

そんな微妙な空気を変えようと、飲み物を買いにいったゆりちゃんとネモ。
ここはゆりちゃんにしては中々のファインプレーだったと思います。本来なら「陽キャ」のネモが誘うべきところなんでしょうけどw まあその後、私も行くよとちゃんとフォローしていたところはさすがでしたが。
で、買ってきたのはこの4つ。
カ●ピスソーダ、むぎ茶、紅茶、そしてア●エリアスでしょうか。
あれ?もこっちが言っていた「ポカリ」がないようですが……

もこっちの不満そうな顔www
きっと、「おいこれ、ポカリじゃないじゃん」「なかったんだもん、それでいいでしょ?味は同じようなもんだし」みたいなやり取りがあったに違いないw
他の3人の飲み物もそれぞれのキャラがなんとなく透けて見えて面白いですね。
ネモはカ●ピスソーダかな?なんとなくちょっとエッチな感じw(何言ってんだ俺は…)
岡田はむぎ茶ですか。まあ彼女は「お茶系ならなんでも」と言っていましたからピッタリですね。(ていうか、私もこういうタイプです。何か頼むときはお茶系でと言ってしまいますね)
ゆりちゃんは紅茶。これは本人が選んだんでしょうか。意外なようなわかるような…

ネモw
さきほどα波がどうのとか言っていただけに、どうにも恰好がつかなくなってしまったのでしょうかw
つーか、これはゆりちゃんのツッコミが的を射ていますよね。
スマホでいいんなら、外でやる意味がないw
でも、ネモゆりがいい感じで漫才をやるようになったのは、なんだかうれしくなりますね。

で、そんな二人の掛け合いに反応してこの人が悪ノリするとw
もはや、脚本があるんじゃないかと思ってしまうほどの見事な連係プレーですw(いや実際、イッコがコンテを切っているんですけどw)
でも、さきほどの微妙な空気がすっかり消え去ったのも確かですよね。
もうたまらなく、「青春」のエキスがドバドバ出ている感じで羨ましいですよw

WWWWWなんだこれwww
いやあ、こういうのはもう、絵面だけで笑ってしまいますね。
理屈抜きにしてむちゃくちゃ面白いw
ていうか、「夏の音」ならなんでもいいって、いつそんな話になったんだよw
というわけで、今回の一番笑ったシーンはここになります!
4人に表情がないところがまた絶妙に笑いを誘いますねw

WWWWWあーちゃんのノリツッコミwww
もこっちのしてやったりといった表情が最高ですね。
岡田ももちろん分かったうえでのこのタイミングでしょうし、もう4人で作ったコントネタじゃん!と思ってしまいますw
ネモももこっちのネタをわかって楽しそうですし、なんだか少し腹立ってくるくらいですよwなんだこの女子高校生らはw
もこっちがかつて、「本当は面白い子なんだ!!」と心の中で叫んでいた時のことを思うと、もうすべてが遠い昔のようです。
あの頃のもこっちをこの時代に連れてきてみたいものですよ、いやホント。

この空気に思わずゆりちゃんもつられて笑いますw
いやあ、やっぱり彼女の笑顔には勝てませんね。
ここは久しぶりにベストゆりちゃんを選ばざるをえないでしょう!
で、そんなレアゆりちゃんを見て驚くあーちゃんw

うわw
これはさすがにたまらんわw
もはや、何も言えずにうつむくゆりちゃんがたまらなく愛おしいw(ていうか、痛いほど気持ちがわかる…)
あーちゃんとしては、田村のいいとこみっけ、みたいなノリなんでしょうね。「ほら陽菜」というところなんか、思わぬところで子猫を見つけたみたいな感じじゃないですかw
まあ、善意は時として人を容赦なく傷つけるという典型的な例ですね。誰も悪くはありません、誰もね。(でも、指さすのはさすがにやめろ)
ここでも、もこっちがモノローグで「あるあるネタ」を披露しているのはどうなんだろう…
なんかギャグの説明係を申しつけられている感もあって、ちょっとモヤモヤしますね。

けっきょくBGMは、折衷案としてハワイアンで手を打ったようですw
これでようやく、穏やかな雰囲気の中で勉強を進められるのでしょうか。
まあそれはともかく、ここで「学校」というキーワードが出てくるのは注目ですね。
夏休み編は当然「学校」という場からしばらく離れるわけですから。
もこっちに言わせると、ネモはともかく(おい!w)、岡田が「行かないのは楽」だというのはちょっと意外なことのようです。
彼女は毎日学校に行きたい人だと思っていたようですね。
最近はたいぶ打ち解けた感じでしたが、やはりどこかで自分とは違う人間なんだという意識があったのでしょう。
彼女の「岡田さん」呼びはそんな距離感がにじみ出ていたような気がしますね。

何当たり前のこと言ってんの、とでも言いたそうな岡田が印象的です。
まあ確かにまれに「学校大好き!」みたいな子もいますから、もこっちの見方が必ずしも見当違いだとは思いませんが、岡田については、そんなことはなかったんでしょう。
朝になったら、ああ行くの面倒くさいなあこのまま寝ていたいなあとぼやくような普通の子だったというわけです。

この岡田の表情はなんとも意味ありげな雰囲気がありますね。今まで見せたことがない表情です。
彼女のいう「面倒くさいこと」とは何なのかは、この表情から推測するしかないわけですが、この直前に「休みならこうやって仲のいい奴らだけでダラダラしてられるし」と言っているところからすると、やはり「交友関係」でしょうか。
南さんとのこともあるかもしれませんし、もしかすると清田たちとの間に何かあったのかもしれません。それとも、これまで作中には描かれなかった人間関係だったりするのでしょうか。彼女のような「人に合わせない」いい人は、逆に敵を作りやすいタイプでもありますから、その可能性もありそうです。
まあたぶん、この辺はこれ以上深追いすることはないでしょうけど、岡田のもう一つの顔を見た感じがしましたね。
でも一方、この4人を指しての「仲のいい奴ら」というのは、なんだかほっこりしてしまいましたw

当たり前のことに今さら気づく。
生きていると、そんなことの繰り返しですよね。
ほんと、「今さら」ばかりでやんなるときがありますよ。(いったい何があったんだ俺…)
もこっちもリア充もいろいろ大変なんだと気づいてからもう随分経つとおもいますが、それでもいまだにこんな新たな発見がある。
だからこそ、人生は面白いし、また、面倒くさいものなのかもしれません。
しかし、どうでもいいですけど、このもこっちのモノローグはちょっとラノベくさくありません?
もしかすると、11月刊行予定の小説アンソロジーに収録される一遍を今まさに執筆中で、それに引っ張られているのかもw

そんなしょっぱい(笑)空気を払いのけるかのように、突然「暑い!!」と立ち上がるネモw
さあ、ここからは「レッツ青春タイム」の始まりです!

もうこれだけで、思いっきり既視感を覚えますねw
一人、目立たない子だけが残るというのもなんだかどこかで見たようなパターンですw
3人を見つめる視線が切ない…
ていうか、かつてならもこっちがこのポジションだったのになあw
なんで、あちら側にいるんだよw
もはや、完全に立ち位置が逆転していますね。

ネモの困ったような笑顔がまたいいw
きっと、ゆりちゃんも来るものとしての「暑い!」だったんでしょうね。
そんなネモに現実の厳しさを教えるゆりちゃんw
どうしても「アニメ」のようなファンタジーを見せるつもりはないようですw

WWWこちらも夢から覚めさせるようなことを…w
ネモとしては、日常アニメのようなきゃぴきゃぴしたノリを期待していたんでしょうけどw
しかし、なんでネモが傷つくw
そもそも千葉の海ってどれだけ汚いんでしょうね。
なんでもネモに言わせると、「湘南とほぼ同じ、お台場よりはマシ」ということらしいですが…(以前、ゆうこみと一緒に近場の海に行ったときはエイだらけでしたが、ここはそうでもないのかな?)
つーか、もこっちも、そんな汚い海なら足を踏み入れるなってのw

どうやらネモは、記念に4人で写真を撮りたい様子。別に海に入らなくても、ゆりちゃんのいるテーブルで、海をバックに撮ればいいような気もしますけど、ネモ的にはやっぱりこだわりがあるんでしょうね。
もこっちに託して少し遠くから見守るネモが、なんかかわいいというかシュールというかw
スカートを上に縛っているもこっちもなんか面白いw 一瞬しめ縄かとw

WWWWWこいつはw
誰に向けてのネタなんだよw ネモもイマイチわかっていない感じだぞw
もこっちの表情もその手の男を彷彿とさせる感じで、ちょっと腹立つw
つーか、先っちょだけで我慢できる男なんてこの世にいるわけないだろ!いい加減にしろ!(この辺、深く考えないように)

WWWあ、これは駄目だわw 間違いなく将来、悪い男に騙されるタイプw
これはもう、もこっちがそばでガードしてあげないとw
ちびネモがまたいい味出してますねw
あの位置からいちいちツッコミを入れているかと思うと、じわじわくるものがありますw

ここだけ見ると、なんだか耽美的な雰囲気がありますね。
なんか昔の同人誌の表紙とかでありそうな感じw
足先だけをチャプンと入れているさまになんとなくドキドキしてしまうわけですが、ゆりちゃんはこういうのは本当に苦手そうですね。
足元に海藻が絡まるのを気にしているようです。
で、これがこの後の悲劇(喜劇?)を呼ぶわけですねw

こうして見ると、普通の仲良し4人組にしか見えませんね。岡田のピースがオーソドックス過ぎて逆に微笑ましいw
なんだかんだいっても、しっかり寄っていくゆりちゃんともこっちもいいですよね。
隅の方で一歩引く感じももこっちらしい。
なんか4人とも、普段からこういう感じでつるんでいるような気すらしてきますよ。

そりゃそうなるでしょ、と言いたくなるようなハプニングですよねw
もちろん、先ほどの海藻がちょっとしたイタズラをしたわけですw
バランスを崩して思わずネモにしがみついてしまうゆりちゃん、そんな彼女をとっさにぐっと引き寄せようと腕を腰に回そうとするもこっち、そして、あざといまでにオーバーなリアクションのネモw そんな彼女らをあっけにとられたまま見つめるあーちゃんw
いやあ、これぞ青春。
やっぱり、青春にはアクシデントが付きものです!

というわけで、これが今回の個人的ベストシーン。
まあ、ベタといえばベタすぎますけど、今回はもう変に捻ることもないんじゃないでしょうかね。ど真ん中ストレートでいいんだと思います。
ゆりちゃんのネモを見る目が最高ですね。実に色っぽいw
それにしてもこの角度で誰も見せてないとか、どんなマジックだ…

WWWそれでも、ゆりちゃんの憎まれ口は通常運転w
これはむしろ、それほど本気で怒っていないからなんでしょうね。
そんなゆりちゃんに「お前」呼ばわりで突っ込むもこっちも、わかってる感じw
そんなみんなのやり取りがたまらなくうれしいのか、この瞬間を写真に収めるネモ。
あーちゃんも一緒に入るところが素晴らしいw
ここで「カシャ」とシャッターの音が入る演出がまたうまいなあ。もう感心しきりですよ。

本当は、ここもベストシーンの候補だったんですよね。そのくらい心に焼き付いたシーンです。
4ページ冒頭の日中場面との対比になっているわけですが、私にはこちらのほうが圧倒的に「青春」を感じてしまいます。
青春て、ギラギラ太陽が輝いている瞬間よりも、日が少し暮れて黄昏るときのほうがより色濃く感じると思うんですよ。楽しかった思いと少し寂しい気持ちとが交差する魔の時。
この静かに暮れていく海をバックに佇む4人の姿には、それを深く感じさせますね。
しかしあのまま、ずぶ濡れで着替えもせずに勉強ですか…w
ネモに言わせると、明日から制服を着ることもないから大丈夫だよとのことですが……

WWWえ、やっぱり野球応援回もやるのかw
ていうか、吹奏楽部以外は2年生のみだったんじゃないのか…
もしかすると、甲子園も夢じゃないというところまで勝ち上がっているのかもしれませんね。
ということは、4人揃って磯臭い制服で行かなきゃならないということにw

最後を写真で締めるというのは、あの春休みの釣りを思い出すわけですが、なんだかあの時よりも少し切なさも感じさせますね。この4人が揃うのはこれが最初で最後、みたいな…(わかる人が分かればいいのですが、竹宮ゆゆこの「ゴールデンタイム番外 百年後の夏もあたしたちは笑ってる」の香子と岡ちゃんの話を少し思い出しました)
でも「高校最後の夏休み」だからこそ、輝く青春というものもありますよね。
ここでのネモのはじけんばかりの笑顔を見ていると、この瞬間にしかないものが確かにここにあったんだという確信めいた気持ちが湧いてきます。
最後まで「根元さんのせいで……」と突っかかるゆりちゃんのことも含めて、みんな本当に嘘かと思うくらいに楽しかったんです。それは4人ともきっと同じなはず。この永遠を閉じ込めた瞬間を見れば一目瞭然ですよね。みんな本当にいい顔をしています。
これから彼女たちに「色々と面倒くさい」ことが降りかかろうとも、この「最後の夏休み」は決して色あせることはありません。そう、きっと何があろうと大丈夫。そんな気がしてくるのです。
……そう、たとえ磯臭い制服で応援しに行かきゃならないとしてもw
今回をぬるいと見る向きもあるでしょう。
確かに、笑いも思わず微笑んでしまうような優しいものばかりでしたし、キレがないと言われればそうかもしれません。
でも、私は好きですね、今回のような世界は。「面白さ」には欠けるかもしませんが、もうずっとこの世界に浸っていたいと思わせる「心地よさ」があります。
そう言った意味では、ちょっと喪149「モテないし先輩になる」の時に近い感じがあるかもしれません。
とにかく、もこっち、ゆりちゃん、ネモに岡田の4人だけの話というのがいいんですよ。
構成的にも、最初の1ページのみが「明日から夏休み」みたいなもので、2ページからは4人だけの「今日から夏休み」になっていたところがうまいなと思いましたね。
それにしても、今まであまり考えたことはありませんでしたが、この4人は実にいい組み合わせですね。”夏の音”で満たすネタとか、最高の流れでしたよw
みんないい子だからあまりエッジのきいた感じにはなりませんけど、その代わり彼女たちにしか出せないコクみたいなものがあります。刺激はないかもしれませんが、飽きのこない味ですね。
でも逆に言うと、冒頭で加藤さんと真子を外したからこそ出る味でもあるんですよね。
この4人に他のキャラが一人でも混じったとしたら、たぶんこの「青春味」は出せません。
そう考えると、冒頭の加藤さんと真子との並びが妙に不穏な印象を与えてくるから不思議です。
もしかすると、こんなに楽しい「夏休み」は本当に今回が最後なのかもしれません。
今回の甘い「青春味」は、次回以降の怒涛の展開に備えての情けの一杯だったりしてw
なお、冒頭でも言いましたが次回の感想記事はおそらく11月7日の週末になります。
2か月近く空いてしまうので、みなさん忘れないでくださいね。(ていうか、11月は16巻と小説アンソロジーの発売もあるから、逆に色々重なるんだよなあ…)
もこっちが海に入るため?スカートを少し短くした話も読める最新15巻は絶賛発売中です!
ゆうこみもこの3人で海に行った2年の夏は、7巻で読めます!
まさかのわたモテ小説アンソロジー。本当に出ます!
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