私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪159~加藤明日香さんに伝えたいこと~
6月20日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪159に更新されました。
――― 更新日当日午後12時過ぎ 都内某所 ―――
(あ、もうお昼か。わたモテもう更新しているな)
(さーて、いよいよ謹慎明けとなるわけですが……)
(前回の感想で、加藤さんの動向次第で『謹慎編』全体の評価が決まるなんて書いてしまった手前、なんだか緊張するな…)
(果たして鬼が出るか蛇がでるか…ドキドキ)
ポチ
……
…………(タイトルを確認中)
……………………(続いてサムネ)
…………………………………………
……
あーもう!
なんなんですか!なんで私の予想の逆張りばかりしたがるんだ谷川ニコは!(自意識過剰です)
しかも、なんだ今回のタイトル!ちょっとタイトルを褒めたからって、調子に乗ってるんじゃないのか、え、おい!?
…と、思わず叫びたくなりましたよ。
本編を読む前にしばらく考え込んでしまいましたね。
いや、別に自分の予想が外れたことなんて本当はどうでもいいんです。
ただ、この「謹慎編」は外(喪157)と内(喪158)の関係が合わさってこそ名作であると言いきってしまった手前、目の前の現象についてどう理解していいかわからなかったんですね。
自分の受け取り方が合っていたにせよ間違っていたにせよ、まずは気持ちの整理といいますか、受け止める準備が必要だったわけです。
で、読み終えての感想なんですけど、正直まだよくわかりません。
これはもう、恥を忍んで言いますけど、今回はうまくまとめられる自信がないですね。
なので、いつもよりテンションが少し低めに感じるかもしれません。あらかじめご了承ください。
さて、それではさっそく見ていくことにいたしましょう。
というわけで、今回のタイトルは「モテないしまだ謹慎中」。
もうね。このタイトルを目にした時の私の心の内を察してくださいよ。
ほとんどこのブログに対しての挑発じゃないですか。マジで喧嘩売ってんのかと思いましたよ。(だから自意識過剰です)
いや、うちの感想はともかくとしても、前回までの流れを見てきた読者にとっても煽られているようなものでしょう。冗談じゃなく、これタイトルで遊んできてません?もし次回が「モテないしまだまだ謹慎中」とかだったら、さすがに怒りますよ?
はい、タイトルについての愚痴はこの辺にしておいて。
「緊張感のある空間で。」から「緊張感がなくなった空間で。」
表紙のキャッチが見事に前回のと対になっているのが面白いですね。(担当者が単に楽をしたかっただけかもしれませんがw)
まあ確かに時間が経つにつれ、どんなことでも気持ちは緩んでくるものですよね。最初のうちは心細さや違和感もあったでしょうけど、だんだん慣れてくると、いつの間にかそれも「日常」と化してくるわけです。
もはや話すことも尽き、ただひたすら時が過ぎるのを待つばかりの二人。
窓の外の景色が印象的というか、まるで、額縁に入れられた絵画のようにも思えます。
確かに目の前に存在しているのに、今の二人にとってはまるで決して触れられない世界。
それを目の前にしても今はただ、何もできないでいる自分の無力さを思い知らされているかのようですね。
本当に毎日、反省文を提出させられるんですね。同じことを毎回書くわけにもいきませんし、これは確かにきついなあ。
それはそうと、しっかりネクタイを付けている吉田さんw
なんだかんだいってもけっこう素直というか、先生との折り合いのつけ方がうまいですよね。ホントもこっちじゃないけど、ヤンキーってこういうところあるw
待っている間の堂々たる感じもなんだか様になっています。隣のもこっちとはえらい違いw
……本当に「謹慎三日目」なんですね…
> 「謹慎三日目」というのはまずないでしょう。絶対とは言いませんが、可能性としては1%くらいなもの
前回、こんな啖呵(?)を切った手前、すっごくバツが悪いんですけどw
ていうか、サムネを見た段階ではもう一回「ってよ」をやるもんだと思っていたので、この時点で少し混乱しましたね。新たに内側と外側を交互に描いていくことにどういう意味があるんだろうと。
「あと半分だな」という吉田さんに「まだ半分だね……」と答えるもこっちが、なんとも印象的です。なぜか足を止めて立ちつくしているかのように見えるのは私の気のせいでしょうかw
それはさておき、解放されたとたんネクタイを緩める吉田さんがむちゃくちゃカッコイイですね。アフターファイブのイケメンサラリーマンじゃないですかw 一挙手一投足に色気があるというか、見ていてほれぼれしてしまいます。
ということで、久々の今回のベスト吉田さんはここに決定!
辞書取ってくるからと、吉田さんを先に行かせて教室に戻ってくるもこっち。
誰もいない教室で夕日が差しているシーンって、なんだか妙に物悲しく感じますね。
なんとも唐突に挿入された印象が強く、これまたいろいろ深読みしたくなるところですが、たぶんこの場面自体はそんなに意味はないと思うんです。
普段見慣れた「日常」の変わり果てた姿を、もこっちに一度見せたかったのでしょう。
ただ、個人的には喪50「モテないし夕暮れの教室で一人佇む」(コミックス6巻所収)を少し思い出したのですが、あの時ともまた違う“侘しさ”がそこにはあるような気がしましたね。
意味があるとするなら、むしろこっちのほうではないでしょうか。
「教室のまぼろし」を見たかのような、もこっちの不意を突かれた表情も印象的ですが、ここはなんといっても、窓の外から流れてくる“放課後の音”ですね。
かつて、「私が放課後の音の一つになれる日は来るのだろうか」と思いを馳せたもこっちは今、この音をどんな気持ちで聞いていることでしょう?
そして、その音を奏でている人はあの伊藤さんでした。
彼女が吹奏楽部であることはこれまでも何度となく触れられてきましたが、まだ部活動をやっていたのですね。
それにしてもこのタイミング。まるでもこっちに向けて吹いているかのようです。
もしかするとこの日この音を鳴らすために彼女は部活を続けていたのかもしれない。そんなことバカげたことをふと思ってしまうくらい不思議な気持ちにさせられました。
夕日を浴びて影を色濃く落とす姿が、なんだかすごく神々しく見えてきます。
今回の個人的ベストシーンはここですね。
琴を粛正した人wwwww
そんな覚え方なのかw(てか、あれは粛正されたって言っていいのか…?)
それにしてもこの二人、あの学食事件で一応顔は合わせているけど、こんな風に挨拶交わすほどの仲だっけと思いきや、球技大会でチームメイトでしたねw
お互いの名前もよく知らないとはいえ、そりゃ声くらいはかけるか…
なまじっか「伊藤」と「吉田」なんて平凡な苗字だからこそ、名前が出てこなかったのかもしれませんねw
こいつはいい加減、名前覚えろw
まあ、いつぞやの「コオロギの友」よりはマシになったけどw
(どちらとも)ひどいwwwww
でもまあ、この「琴も心配してた」というのはある種の社交辞令なんでしょうけど、それでもなんだかちょっぴりうれしくなってしまうような“挨拶”ですね。
たぶん、もこっちのこの憎まれ口も含めて、セットでそういう“挨拶”なんだと思います。
(ていうか、小宮山さんに心配されていると聞いてもまったく動じないもこっちがなんかいいw)
あ、そうか。吉田さんはまだ小宮山さんの名前も知らないんでしたっけ。
でも一応、一緒にソフトボールをやった仲じゃねーかw
学食の時といい、自分に興味のない話はことごとく頭に入れないこの悪い癖はいい加減なんとかしたほうがいいと思うなあ。
こみなんとか……と言おうとして、あわてて「小宮山さん」と言い換えるもこっちがかわいいw
そんな仲だとは思われなくないんだろうなあw
いや、何か言えやwwwww
ていうか、合ってるからってw なにげに伊藤さんが一番ひどくないか?w
それにしても、イカレメガネってwww
まあ、吉田さんにとっては、まさにそうとしか言いようがない状況だったわけですがw
もこっちが前のめり的に「ド変態メガネ」と追従しているさまがまた妙におかしいw
つーか、二人とも少しはその「ダチ」である伊藤さんのことも考えろw
まあ、もこっちに関してはたぶんわざとだろうけどw
そうそう、これは私も少し思ったんですよね。
普通、3年生ってこの時期にはもう部活って引退していません?
でもまあ、確かに大会とかあったりしますから部活によるんでしょうね。
吹奏楽部に関しては夏にコンクールがあって、どうやらそれまでは現役で活動するようです。
地味であまり目立たない感じの伊藤さんですけど、なにげに一番「青春」していますよね。ていうか、部活をずっとやってきた今の3年って、伊藤さんくらいのものでしょ。(まあ、風夏さんはソフト部だったかもしれませんがw)
なんでわたモテのキャラって、こんなにも部活動に縁がないやつらばかりなのかと思いますよw(谷川さんの学生時代が影響しているような気はしますがw)
ただ、彼女はいつもひとりで吹いている印象があるんですよね。2年の時に“放課後の音”を奏でている際はけっこう部員もいたと思うのですが…(コミックス5巻所収;喪42「モテないし何気ない日常を送る(2年生)」『放課後の音』を参照)
うーん、実はほかの3年生はやめてしまって、今は彼女ひとりだったりするのでしょうか。(まあ練習熱心な彼女は他の部員が帰った後、こっそり練習にいそしんでいるのかもしれませんが)
ドッ キン おおーい
これも“放課後の音”なんでしょうかw
でも実際、喪42を読み返すと、ほぼ同じ音をもこっちが聞いているんですよね。(コミックス5巻81ページ5コマ目を参照)
そう考えると、ここで吉田さんが音に反応するところもなんだか感慨深いものがあります。
あれから1年以上たった今、彼女たちが「放課後の音の一つ」になれたかどうかはわかりませんが、それとはまた別の、何物にもかえがたい「青春」を送っていることは間違いないのですから。
三者三様のモノローグが実に興味深いですが……
伊藤さんwwwww
「まともすぎて ちょっと引く」ってなんだよwwwww
そんな理由で引かれても、引かれたほうが困るわwどうすりゃいいんだよw
…ていうか、小宮山さんに対しても集中線出しながら引いていますよね?wけっきょく、なんであろうと引くんじゃねーかw
うーん、やっぱり智貴がいうように、「ヤベー奴」だわw
しかし、吉田さんはまだ智貴のことを知らないとか…(もこっちのモノローグがまた意味深に聞こえますよねw)
正直、どれだけ引っ張るんだと思いますよ。
これだけ匂わせておいて、けっきょく何もなかったら逆にびっくりですけどw
WWWWWいや、わかるけれどもwww
そこはもう、そのまま「どうって返信しづらいわ」って返せばいいんじゃないの?w
でもまあ、ゆりちゃんらしくていいですね。
言葉足らずですけど、すごく心配な彼女の気持ちがよく表れていると思います。
ていうか、普通に「どうもしないよ。大丈夫」だけでも安心するんじゃ…
WWWこれまた、ネモらしいwww
私はよく知らないんですけど、どうやら今流行っているアニメネタのようですね。
この、あえてはしゃいでいる感で、懐に入ろうとする不器用さがなんとも恥ずかしいというか中二っぽいw
きっと、クロならこのネタわかるだろうな~と思いつつ送っているんでしょうね。
当のもこっちにはまったく通じていませんでしたけどw
なんだか、ゆりネモともに距離感の計り方がおかしくて、逆にそれが微笑ましくも感じますね。
お母さん!?wwwww
いや、これ本当に、母親が独り暮らしの娘に送るそれじゃねーかwww
でもまあ、謹慎前日のそれと比べたら大分マイルドになっていますね。
さすがにあれだときつく感じるかなと思い直したんでしょうかw
ただ、これで加藤さんが決して怒っているわけではないということがわかりましたね。どうやら謹慎一日目のあの表情も、単に魂が抜けきっているだけだったようですw
ていうか、もこっち、一日目も二日目もけっきょく返信しなかったということなんでしょうか…
く ろ きWWWWW
もうこれだけで誰からかわかるwwwww
ていうか、誰だかわからないメッセージが届くのかよw 物騒な世の中なんだからそこはちゃんと設定しとけw 自分の名前が誰からともなく届くとか怖すぎw
これはもちろんうっちーからなんでしょうけど、なんでもこっちのID知っているかといえば、たぶん、メガネさんから教えてもらったんでしょうね。(メガネさんとは喪152「モテないし(・_・)と」でラインの交換をしています)
というわけで、もちろんこれが今回の一番笑ったシーン!
いやあ、やっぱりうっちーには敵いません!
凸言うなw てか、まだその呼び名なのねw
そのうちネモのように、うっかり本人の目の前で口にしなければいいけどw
でも、岡田ももこっちと連絡し合っているんですね。それだけでなんだかうれしく感じます。
それにしても、もこっち!
なんで加藤さんだけなんだw
ちょっとめんどくさくなる気持ちはわかるけど、それぞれ一言くらい返すくらい、そんな手間でもないだろw それこそ、「く ろ き」には「誰?怖!!」と返せばいいしw
いやあでも、こういうところがやっぱりまだもこっちなんですね。いわゆる「女子」的なノリがわかっていないんです。
まあ、ゆりちゃんやネモにはそれでもいいでしょう。彼女たちならもこっちのことをもうよくわかっていますから、返信が来ないからって嫌われているとかそんな風には思わないはずです。
でも、それは特別なことですからね。相手がいつも自分のことをわかっていると思ったら大間違いなんです。この辺はもこっちの少し甘えが見えるような気がします。
「遅いから電話はいいや」も、本来ならすごく常識的な気の遣い方なんですけど、この場合は逆効果になりそうな予感……
ていうか、これ、三日目だろw 今まで何やってたんだw
さて、ここからが、今回のハイライト。
そう、これまでほとんど「モノローグ」で語られることのなかった加藤さんの心の内が、ついに明らかになる時がやってきたのです。
ここからはもう緊張しましたね。
これまでさんざん、彼女が何を考えているかが重要になってくると言ってきたのですから、それも当然のことでしょう。
果たして加藤さんはこの事態をどう感じているのでしょうか。
…正直、これにはがっくりきました。
なんだ、けっきょく加藤さんは何も考えていなかったのかと。
「大丈夫だよ」という返信が来ているにもかかわらず、電話がなければ避けられているかもって、なんですかそれ。
はっきり言って、怒っているほうがまだマシでしたよ。
それならまだ、「謹慎」というこの事態のことを真剣に考えているということですから。
それが単にもこっちがいないから寂しかっただけなんて、あまりに自分の都合だけ過ぎます。少しは、もこっちの都合も考えてあげてもいいんじゃないですか?
そもそも彼女は、なぜもこっちが「謹慎」に至るような行動をしてしまったのかということに思いが寄らないのでしょうか。
あの日、二人乗りをしたのは自分と一緒に自習室で勉強した日だということもわかっていないのでしょうか。
吉田さんとなぜ一緒にいたのかということすら、考えが及ばないのでしょうか。
そこまで、彼女が浅はかだとは思いたくありませんが、この「電話してくれない=避けられてる」という短絡的な図式を見るにつけ、なんだか悲しい気持ちにさせられます。
この二人は今回の件を通じて、だいぶ打ち解けて(?)きたようですね。
少なくとも、返事がこないことをお互い愚痴れるくらいの仲にはなっているようで何よりですw
ていうか、ネモはあれに返事が欲しかったんかw
ゆりちゃんも少し寂しそうですが、その思いを共有できる相手がいるだけでもよかったと思いますよ。
そう、それももこっちらしいっちゃ、らしいんです。
さすがネモ、わかってますね。
ところが加藤さんは、そうでもないようで……
……なんか、ここまで単純だと、少しかわいそうにも思えてきますね。
根元さんと田村さんには返さずに自分には返してくれた。だから私は特別。
なんて、幼いんでしょう。そして、なんて寂しい考えなんでしょう。
これまで加藤さんに裏表はない、その言動をそのまま受け取ればいいんだと、何度か書いてきましたが、本当にそうだと思いますね。
ただ、私の真意はこういうことではありませんでしたが。
そう、彼女に裏表なんてないんです。というより、「表」しかないんです。
人や物事の「裏側」を決して見ようとしない。彼女にとっては、目の前の表層だけがこの世のすべてなんですね。
もこっちがネモやゆりちゃんに返事を返さず、加藤さんだけに返したわけ。
そのことに対する、微塵の疑惑や不安もないことには戦慄さえ覚えます。
ああ、なるほど。今回のコンセプトはここにあったんですね。
つまり、謹慎側とその外とをつなぐこと。
その一時的な交わりが、目に見えないところでざわめきを呼び起こす。その効果を狙ったのでしょう。
そしてその結び役が、唯一、部活動をしている伊藤さんというわけだったんですね。
この構図は面白いと思います。
何より、あのもこっちがかつてその音のひとつになれることを望んだ、”放課後の音”を奏でる伊藤さんがその役目を果たすことになるというのは、なかなか興味深い話ですね。
それにしても、黒木さんに会ったことをまず小宮山さんに伝える伊藤さんの心中はいかにw(まあ、元気そうだったと無難なことしか言えないでしょうけどw)
…ここはおそらく、笑って欲しいところなのかもしれませんけどね。
ちょっと私のツボには入りませんでした。
ていうか、加藤さんのあのモノローグの後じゃねー。むしろ、彼女の心の内が謎のままだったらまだ笑えたかもしれませんが。
ただ、シリアスな場面と思えば、けっこう面白いところですね。ネモとゆりちゃんの反応も興味深いですし。
あと何より、二木さん!
彼女の「?」はなんだか癒されますw
彼女は別に孤高を気取って心を閉じているわけじゃないんですよね。
こうして、クラスメイトの動向に対して率直な興味を示しているわけですから。
もしかすると、彼女が傍観者の域を超えて物語に関わってくる日も、そう遠くはないのかもしれませんよ?
まあなんにせよ、願わくば彼女だけはモノローグなしでこのまま行って欲しいものですw
ここの、みんなよってたかっての尋問はちょっと笑ったw
伊藤さん、事件の目撃者扱いじゃねーかw
まあ普通に考えれば、接点なさそうな意外な人物ですからね。
質問攻めになるのもしかたないのかもしれませんw
ここはやっぱり、ゆりちゃんですね。こういう彼女はすごく好きです。
そう、謹慎したのは吉田さんも同じなのですから。
ていうか、むしろ彼女が主体で、もこっちはそのおまけみたいなもんだろw
みんなちょっとは、吉田さんのことも思い出してあげてください…
小宮山さんがこっそり、ゆりちゃんの様子をうかがっているところがまたなんだか好きですね。この二人も一時は一緒にお茶した仲なんだから、少しは絡んでいってほしいものです。(コミックス13巻所収;喪124「モテないし友達の関係」参照)
キモかった?wwwwww
もはや、これはお家芸ですねw 神出鬼没というか、お前の方がむしろキモいだろw
「誰?」と思いつつも、「キモくないけど…」とちゃんと答える伊藤さんが好印象w
ていうか、うっちーに対してのこの「誰?」も定番になりそうw(前々回の岡さんとかw)
本来なら、この加藤さんの「ぴく」にもあれこれ考えたいところなんですけど、先ほどのあのモノローグの後ではねえ。大した意味もなく、単純に「キモい」という言葉の上っ面しか見ていない感じですよね。
加藤さんは青学見学でうっちーと一緒になっていて、もこっちと仲良さそうに話しているところを見ているわけですから、少しはその言葉の裏にある意味について考えてみてもいいはずだと思うのですが…
ところで、二木さんは何に反応したんでしょうね?
普通に考えれば、うっちーの突然の登場にびっくりしたということなんでしょうけど、どうも私は引っかかるんです。彼女の視線からすると、加藤さんの「ぴく」にどうしたんだろう?と感じたと考えてもいいような気がするんですね。
先ほどの「?」もそうですが、少しずつクラス内で起こっていることに彼女なりに何か思うことが出てきているのではないでしょうか。
…キモくない?wwwww
なんだ、その「お前が見たのは本当に黒木だったのか?」みたいな疑問はw
なんか、もっと詳しく聞かせろとでもいいたそうな腕の置き方がじわじわきますw
こいつもブレないなw
ていうか、この状況でロッテの話をするのかw
でもまあ、成瀬さんから聞いているというのは本心なんだと思いますよ。
彼女にとっては、ゆうちゃんが二人をつなぐ大事な存在でもあるんですよね。
加藤さんのこの冷たい表情も、もはやあまり心に響きませんね。
まあこれもある意味、「私にだけ~」から落とすネタなんでしょうけど、ちょっといたたまれなさ過ぎて笑えません。
ただもこっち、ゆうちゃんとはほぼ毎日電話しているみたいですね。
まあ、学校が別というのが大きいんでしょうけど、やっぱり一番気兼ねなく話せる仲というのも本当のところなんでしょうね。
ここのシーンも、とてもじゃないですけど見てられませんでした。
まるで、加藤さんが目の前の事しか見ようとしていないことを、象徴しているかのように思えたからです。
以前の彼女だったら、離れたところで立ちつくす南さんのことにも気付いたはずだと思うんですけどね。
不穏な空気を察したかのように、あわてて勉強するふりを二木さんが唯一の癒しですw
この南さんを見て、なぜかイラつきました。
そして、彼女の何が私に「悲しい」と思わせるのか、ようやくわかりました。
彼女の悲しさは「悪口」をいうところではありません。
というか、今まで彼女は「悪口」さえも言ったことがなかったのです。
南さんが口にしていたのはいつだって「陰口」。
そう、本人がいないところでしか彼女は悪口を言えないんですね。
つまり、本気でその相手に対してムカついていないんですよ。
人に対する悪意でさえ本気で思えず、それを人と仲良くなるためのツールにしてしまう性根を私はただただ「悲しいな」としか思えません。
本当だったら、ここは切れていいんですよ。
「ちょっと!そこ私の席なんですけど!」って。
そこまでヒールに徹して、加藤さんに面と向かってボロクソに言ってくれたら、私は彼女を「悲しい」なんて言うことはなかったでしょう。
ここは、かつてのもこっちが通ってきた道です。
陰キャなら誰もが通る“あるある”だといってもいいでしょう。
でも、そんな「悲しい」彼女が、今さら昔のもこっちの真似をしたって、同情なんてできませんよ。
そこはちゃんと、意地の悪い「悪役」で通してほしいんです。
思えば、前々回のあーちゃんに対するあの卑屈な態度も見ていて辛いものがありました。確かにその小ささは可愛いと言えなくもないですが、それはあまりに哀しくなる可愛さです。
うっちーに対しても、今そこにいるのですから、「普通の顔をした奴に限って性格悪い」と言ってやればいいじゃないですか、本気でそう思っているなら。(そういった意味では、遠足にて、岡田にキレたあのシーンはすごくよかったなと思います)
彼女に今必要なのは、「本気」で求めようとする姿勢なのではないでしょうか。
このシーンも本当に悲しい。
まるですがるかのようなこの小さな存在には、憐れみしか感じることができませんね。
せめて、真子に席が取られたことを切に訴えることができたなら、まだ救われるのですが。
いかにも思わせぶりなコマですが、この「友達」については、ほとんどの人がこの時点でピンときたことでしょう。
ていうか、まこっち、まるで自分のことかのように楽しそうに見ていましたよねw
まあ、けっきょく前回のあのシーンが、ここへの伏線だったかと思うと、少し複雑ではありますが……
…もう、この南さんに関しては笑うしかないですね。
どこまで自分に自信がないのかと。
ていうか、せめてそこは「私のも相談に乗ってよ」だろ…
そもそも、ちゃんとしてそうってなんだよw
自分でもちゃんとしてないって自覚してるのかw
この後、まこっちにも「ちゃんと自分で考えなきゃダメ」と言われていましたけど、どこまでわかっているのか……
たぶん真子も、南さんだからそういう言い方をしたんだと思うんですよね。
だって、これで下手に決めてあげて、何かあった時に自分のせいにされたらたまったもんじゃないですからね。
その「友達」については、後からそういうことは決して言わないと信頼しているのでしょう。
伸びをするもこっちがレアかわいいw
今までにはちょっとなかった表情としぐさですよね。
隣に吉田さんがいるのも気にせず、文字通り、実にのびのびとしています。
こうして見ると、やっぱりもこっち変わったなあと思わせますね。
さて、珍しく吉田さんがなにやら真剣なまなざしで何かを熟読しているようですが…
はい、もうおかわりですね。
そう、彼女は先ほどまこっちが見ていた医療系専門学校のパンフレットと、まったく同じものを見ていたわけです。
謹慎一日目では担任の目の前であくびをしていた彼女が、いったいどういう風の吹き回しでしょうw
おお、ここでも伊藤さんが大きな役割を果たしていたわけですね。
このセリフは、ちょっと感動しましたよ。
先生や真子に言われたからではなく、自分の胸の内から来るものに従って行動に移そうとしている吉田さんに。
実は伊藤さんこそが、この「謹慎編」の影の立役者だったのかもしれませんね。
このもこっちの悪そうな顔w
どっちがヤンキーだか、よくわかりませんねw
自分がまだ免許取れないからって(誕生日が早生まれ)人に取らせようとするとか、なんとも悪知恵の働く頭ですw
吉田さんも単純だから、うまく丸め込めやすいとでも思っているんでしょうかw
ていうか、吉田さんって、いつが誕生日なんでしょ?
ハ●エースw
こいつ、単に運転手が欲しいだけかw
ていうか、もう発想が完全にリア充……
免許取り立ての若者たちがバンで旅行とか、なんか嫌な印象しかないので正直やめてほしいw
それにしても、このもこっちの奏愛ちゃん感よw(パワーパフガール感とも言うけどw)
今回はいろいろ悩みましたが、やっぱりここが個人的ベストもこっちですね。
吉田さんの「……」はあなどれないんですよね。
単純なようで、実はけっこう色々なことが見えているところがありますから。
この後、彼女はぽつりとこう言います。
お前がみんなとか言うようになんだな、と。
こんなセリフは、人や物事の「表」しか見てなかったら決して出てこないのではないでしょうか。
吉田さんに図星を突かれて頬を赤らめるもこっちw
でもこのモノローグは面白いですよね。
普通、人と会ってないなら、「陰キャ」にキャラ変するような気がしません?
謹慎生活で陽キャに変わるっていう構図が、わたモテの真髄を象徴しているかのように思えるんですよ。
他のマンガだったらなんじゃそりゃとなるところを、なんだか納得させられるんですよね。
「卒業旅行」。
このフレーズには、少しドキッとさせられますね。
そう、彼女たちももう、否応なしにそういうことを考える時期にきているのです。
そんなすんだよw
いくらだと思ってたんだ、まったくw
でも、このあたたかな日差しを浴びての二人の会話は、それこそなんだかあったかい気持ちにさせられますね。
全然いい話なんかひとつもしていないのに、本当に不思議です。
まるで、フキダシひとつひとつが光っているかのような、そんな錯覚さえ感じる一コマだと思います。
一応、これがオチということなんでしょうけど……
なんとまあ、いろいろ物議を呼びそうなものを最後に持っていたものですねw
たぶん、最後の「吉田さんだけの問題じゃないんだよ!一人だけで決めないで」というところが、南さんとのやり取りを踏まえての笑いどころになるのでしょう。
まあ、さすがにこれはネタだとはわかりますけど、ちょっと私には嵌らなかったかなあ。
ていうか、なんか唐突な印象を受けたんですよね。これはいわゆる真子というキャラの性質をネタにした笑いなんでしょうけど、そのキャラ性がこちらの認識とイマイチあっていないので、あまりピンとこないんですよ。
「キャラクターギャグ」というのは、そのキャラクターの特性を読者と共有してないと笑えないと思うんですね。うっちーしかり小宮山さんしかり、程度の差はあれど、あれはあれで彼女たちのキャラクター性は共通認識としてあるんですよ。だからこそ笑えるんです。
自分には真子がこういう子だという認識はなかったですから。
ていうか、普通に吉田さんだからこそこういう言い方になるんだろうなあと納得しましたからねw
そりゃ南さんとは違いますよ。吉田さんは人に自分の将来を決めてなんて言うはずもないですし。
真子と吉田さんさんの仲を知っていると、逆にあまり笑えないんですよね。なんか普通の会話のように思えて、微笑ましくはあってもオチとしては思えないです。
むしろ、これが単なる他人なら笑えたかもしれません。
ただまあ、真子の思わぬ反応に戸惑いを隠せない吉田さんはちょっと面白いかもw
彼女にとっては、伊藤さんの姿やもこっちとの会話で感じたことのほうが、今の段階ではきっとリアルなんでしょうね。
なんか、最後まであまり楽しい感想になりませんでしたね。不快に思われた方は申し訳ありません。ただ、これが今のところの私の率直な気持ちです。
まあ、今回やろうとしたことはなんとなくわかるんですよ。
伊藤さんを介して「内」と「外」をつなげるという発想は、かなり面白かったと思います。
ただ、なんかいろいろ仕込んでいるわりには、散漫な印象が残ったんですね。焦点がはっきりしていないような気がしたんです。
卒業までネタがつきないように、あちこちに「タネ」を植えているのもわかるんですけど、どうにもぼんやりしている感じは否めませんね。
真子にせよ、南さんにせよ、はたまた吉田さんの弟ネタにせよ、いつまで引っ張ってんだという思いもぬぐいきれませんしw
でも、それは単に私がせっかちなだけなのかもしれません。今回、すっきりしなかった原因はたぶん別にあります。
そう、その人の名は加藤明日香さん。
彼女の動向はずっと気にしていただけに、今回の彼女にはかなりがっかりさせられたんです。
正直、彼女がここまで何も考えていなかったとは、思いもしませんでした。
…いや、違いますね。彼女は確かに考えてはいました。
でもそれは、すべてにおいて「表層」でしか見ていないんですよ。
電話してくれなかった=避けられてる?
二人には返さず私にだけ返してくれた=私は二人より特別。
うっちーのキモい=ぴく
私にはしてくれなかったのに他に電話をしている相手がいる=やっぱりその程度の存在?
終始、こんな感じじゃないですか。
彼女はむしろ「裏表」がなさ過ぎです。
逆にもっと、裏腹のことを考えて欲しかったくらいですよ。
彼女が南さんの席を無意識に奪っている構図は、なんだかすごく象徴的です。
それゆえ、見ていてなんだかとても辛かった。
彼女は悪い人じゃないから。むしろ、子どものようにあまりに物事を素直に考えすぎるからこそ、こんなすれ違いが起こる。
そのことが、なんだかとても見ていて辛かったです。
最後に。
加藤さん。
私はあなたに言いたい。
あなたは一度自分のことをすべて忘れて、どうかもこっちのことを考えてあげてほしい。
なぜ、彼女があの日、あなたと一緒に帰らずにバイクを二人乗りをして「謹慎」になったかを。
もちろん、いくら考えてもわからないかもしれない。あなたはもこっちではないのだから当然です。
でも。それでも。
どうか、考え続けてほしい。
きっと、あなたにはそれができるはずだから。
私はあなたを信じています。
今回の話を読んでから喪146「モテないし雨がやむまで」を読み返してみると、またちがった印象をうけますよ。
もこっちが憧れた“放課後の音”。それを聞きたければ、5巻をどうぞ。(一つ変な音も混じるけどw)
今回の表紙でも告知されていましたが、なんとあの伝説の漫画(?)「友モテ」が今回に限り復活!もちろん描き下ろし新作ですよ!(あの子やあの子の中学時代の姿も拝めます!)
――― 更新日当日午後12時過ぎ 都内某所 ―――
(あ、もうお昼か。わたモテもう更新しているな)
(さーて、いよいよ謹慎明けとなるわけですが……)
(前回の感想で、加藤さんの動向次第で『謹慎編』全体の評価が決まるなんて書いてしまった手前、なんだか緊張するな…)
(果たして鬼が出るか蛇がでるか…ドキドキ)
ポチ
……
…………(タイトルを確認中)
……………………(続いてサムネ)
…………………………………………
……
あーもう!
なんなんですか!なんで私の予想の逆張りばかりしたがるんだ谷川ニコは!(自意識過剰です)
しかも、なんだ今回のタイトル!ちょっとタイトルを褒めたからって、調子に乗ってるんじゃないのか、え、おい!?
…と、思わず叫びたくなりましたよ。
本編を読む前にしばらく考え込んでしまいましたね。
いや、別に自分の予想が外れたことなんて本当はどうでもいいんです。
ただ、この「謹慎編」は外(喪157)と内(喪158)の関係が合わさってこそ名作であると言いきってしまった手前、目の前の現象についてどう理解していいかわからなかったんですね。
自分の受け取り方が合っていたにせよ間違っていたにせよ、まずは気持ちの整理といいますか、受け止める準備が必要だったわけです。
で、読み終えての感想なんですけど、正直まだよくわかりません。
これはもう、恥を忍んで言いますけど、今回はうまくまとめられる自信がないですね。
なので、いつもよりテンションが少し低めに感じるかもしれません。あらかじめご了承ください。
さて、それではさっそく見ていくことにいたしましょう。

というわけで、今回のタイトルは「モテないしまだ謹慎中」。
もうね。このタイトルを目にした時の私の心の内を察してくださいよ。
ほとんどこのブログに対しての挑発じゃないですか。マジで喧嘩売ってんのかと思いましたよ。(だから自意識過剰です)
いや、うちの感想はともかくとしても、前回までの流れを見てきた読者にとっても煽られているようなものでしょう。冗談じゃなく、これタイトルで遊んできてません?もし次回が「モテないしまだまだ謹慎中」とかだったら、さすがに怒りますよ?
はい、タイトルについての愚痴はこの辺にしておいて。
「緊張感のある空間で。」から「緊張感がなくなった空間で。」
表紙のキャッチが見事に前回のと対になっているのが面白いですね。(担当者が単に楽をしたかっただけかもしれませんがw)
まあ確かに時間が経つにつれ、どんなことでも気持ちは緩んでくるものですよね。最初のうちは心細さや違和感もあったでしょうけど、だんだん慣れてくると、いつの間にかそれも「日常」と化してくるわけです。
もはや話すことも尽き、ただひたすら時が過ぎるのを待つばかりの二人。
窓の外の景色が印象的というか、まるで、額縁に入れられた絵画のようにも思えます。
確かに目の前に存在しているのに、今の二人にとってはまるで決して触れられない世界。
それを目の前にしても今はただ、何もできないでいる自分の無力さを思い知らされているかのようですね。

本当に毎日、反省文を提出させられるんですね。同じことを毎回書くわけにもいきませんし、これは確かにきついなあ。
それはそうと、しっかりネクタイを付けている吉田さんw
なんだかんだいってもけっこう素直というか、先生との折り合いのつけ方がうまいですよね。ホントもこっちじゃないけど、ヤンキーってこういうところあるw
待っている間の堂々たる感じもなんだか様になっています。隣のもこっちとはえらい違いw

……本当に「謹慎三日目」なんですね…
> 「謹慎三日目」というのはまずないでしょう。絶対とは言いませんが、可能性としては1%くらいなもの
前回、こんな啖呵(?)を切った手前、すっごくバツが悪いんですけどw
ていうか、サムネを見た段階ではもう一回「ってよ」をやるもんだと思っていたので、この時点で少し混乱しましたね。新たに内側と外側を交互に描いていくことにどういう意味があるんだろうと。
「あと半分だな」という吉田さんに「まだ半分だね……」と答えるもこっちが、なんとも印象的です。なぜか足を止めて立ちつくしているかのように見えるのは私の気のせいでしょうかw
それはさておき、解放されたとたんネクタイを緩める吉田さんがむちゃくちゃカッコイイですね。アフターファイブのイケメンサラリーマンじゃないですかw 一挙手一投足に色気があるというか、見ていてほれぼれしてしまいます。
ということで、久々の今回のベスト吉田さんはここに決定!

辞書取ってくるからと、吉田さんを先に行かせて教室に戻ってくるもこっち。
誰もいない教室で夕日が差しているシーンって、なんだか妙に物悲しく感じますね。
なんとも唐突に挿入された印象が強く、これまたいろいろ深読みしたくなるところですが、たぶんこの場面自体はそんなに意味はないと思うんです。
普段見慣れた「日常」の変わり果てた姿を、もこっちに一度見せたかったのでしょう。
ただ、個人的には喪50「モテないし夕暮れの教室で一人佇む」(コミックス6巻所収)を少し思い出したのですが、あの時ともまた違う“侘しさ”がそこにはあるような気がしましたね。

意味があるとするなら、むしろこっちのほうではないでしょうか。
「教室のまぼろし」を見たかのような、もこっちの不意を突かれた表情も印象的ですが、ここはなんといっても、窓の外から流れてくる“放課後の音”ですね。
かつて、「私が放課後の音の一つになれる日は来るのだろうか」と思いを馳せたもこっちは今、この音をどんな気持ちで聞いていることでしょう?

そして、その音を奏でている人はあの伊藤さんでした。
彼女が吹奏楽部であることはこれまでも何度となく触れられてきましたが、まだ部活動をやっていたのですね。
それにしてもこのタイミング。まるでもこっちに向けて吹いているかのようです。
もしかするとこの日この音を鳴らすために彼女は部活を続けていたのかもしれない。そんなことバカげたことをふと思ってしまうくらい不思議な気持ちにさせられました。
夕日を浴びて影を色濃く落とす姿が、なんだかすごく神々しく見えてきます。
今回の個人的ベストシーンはここですね。

琴を粛正した人wwwww
そんな覚え方なのかw(てか、あれは粛正されたって言っていいのか…?)
それにしてもこの二人、あの学食事件で一応顔は合わせているけど、こんな風に挨拶交わすほどの仲だっけと思いきや、球技大会でチームメイトでしたねw
お互いの名前もよく知らないとはいえ、そりゃ声くらいはかけるか…
なまじっか「伊藤」と「吉田」なんて平凡な苗字だからこそ、名前が出てこなかったのかもしれませんねw

こいつはいい加減、名前覚えろw
まあ、いつぞやの「コオロギの友」よりはマシになったけどw

(どちらとも)ひどいwwwww
でもまあ、この「琴も心配してた」というのはある種の社交辞令なんでしょうけど、それでもなんだかちょっぴりうれしくなってしまうような“挨拶”ですね。
たぶん、もこっちのこの憎まれ口も含めて、セットでそういう“挨拶”なんだと思います。
(ていうか、小宮山さんに心配されていると聞いてもまったく動じないもこっちがなんかいいw)

あ、そうか。吉田さんはまだ小宮山さんの名前も知らないんでしたっけ。
でも一応、一緒にソフトボールをやった仲じゃねーかw
学食の時といい、自分に興味のない話はことごとく頭に入れないこの悪い癖はいい加減なんとかしたほうがいいと思うなあ。
こみなんとか……と言おうとして、あわてて「小宮山さん」と言い換えるもこっちがかわいいw
そんな仲だとは思われなくないんだろうなあw

いや、何か言えやwwwww
ていうか、合ってるからってw なにげに伊藤さんが一番ひどくないか?w
それにしても、イカレメガネってwww
まあ、吉田さんにとっては、まさにそうとしか言いようがない状況だったわけですがw
もこっちが前のめり的に「ド変態メガネ」と追従しているさまがまた妙におかしいw
つーか、二人とも少しはその「ダチ」である伊藤さんのことも考えろw
まあ、もこっちに関してはたぶんわざとだろうけどw

そうそう、これは私も少し思ったんですよね。
普通、3年生ってこの時期にはもう部活って引退していません?
でもまあ、確かに大会とかあったりしますから部活によるんでしょうね。
吹奏楽部に関しては夏にコンクールがあって、どうやらそれまでは現役で活動するようです。
地味であまり目立たない感じの伊藤さんですけど、なにげに一番「青春」していますよね。ていうか、部活をずっとやってきた今の3年って、伊藤さんくらいのものでしょ。(まあ、風夏さんはソフト部だったかもしれませんがw)
なんでわたモテのキャラって、こんなにも部活動に縁がないやつらばかりなのかと思いますよw(谷川さんの学生時代が影響しているような気はしますがw)
ただ、彼女はいつもひとりで吹いている印象があるんですよね。2年の時に“放課後の音”を奏でている際はけっこう部員もいたと思うのですが…(コミックス5巻所収;喪42「モテないし何気ない日常を送る(2年生)」『放課後の音』を参照)
うーん、実はほかの3年生はやめてしまって、今は彼女ひとりだったりするのでしょうか。(まあ練習熱心な彼女は他の部員が帰った後、こっそり練習にいそしんでいるのかもしれませんが)

ドッ キン おおーい
これも“放課後の音”なんでしょうかw
でも実際、喪42を読み返すと、ほぼ同じ音をもこっちが聞いているんですよね。(コミックス5巻81ページ5コマ目を参照)
そう考えると、ここで吉田さんが音に反応するところもなんだか感慨深いものがあります。
あれから1年以上たった今、彼女たちが「放課後の音の一つ」になれたかどうかはわかりませんが、それとはまた別の、何物にもかえがたい「青春」を送っていることは間違いないのですから。

三者三様のモノローグが実に興味深いですが……
伊藤さんwwwww
「まともすぎて ちょっと引く」ってなんだよwwwww
そんな理由で引かれても、引かれたほうが困るわwどうすりゃいいんだよw
…ていうか、小宮山さんに対しても集中線出しながら引いていますよね?wけっきょく、なんであろうと引くんじゃねーかw
うーん、やっぱり智貴がいうように、「ヤベー奴」だわw
しかし、吉田さんはまだ智貴のことを知らないとか…(もこっちのモノローグがまた意味深に聞こえますよねw)
正直、どれだけ引っ張るんだと思いますよ。
これだけ匂わせておいて、けっきょく何もなかったら逆にびっくりですけどw

WWWWWいや、わかるけれどもwww
そこはもう、そのまま「どうって返信しづらいわ」って返せばいいんじゃないの?w
でもまあ、ゆりちゃんらしくていいですね。
言葉足らずですけど、すごく心配な彼女の気持ちがよく表れていると思います。
ていうか、普通に「どうもしないよ。大丈夫」だけでも安心するんじゃ…

WWWこれまた、ネモらしいwww
私はよく知らないんですけど、どうやら今流行っているアニメネタのようですね。
この、あえてはしゃいでいる感で、懐に入ろうとする不器用さがなんとも恥ずかしいというか中二っぽいw
きっと、クロならこのネタわかるだろうな~と思いつつ送っているんでしょうね。
当のもこっちにはまったく通じていませんでしたけどw
なんだか、ゆりネモともに距離感の計り方がおかしくて、逆にそれが微笑ましくも感じますね。

お母さん!?wwwww
いや、これ本当に、母親が独り暮らしの娘に送るそれじゃねーかwww
でもまあ、謹慎前日のそれと比べたら大分マイルドになっていますね。
さすがにあれだときつく感じるかなと思い直したんでしょうかw
ただ、これで加藤さんが決して怒っているわけではないということがわかりましたね。どうやら謹慎一日目のあの表情も、単に魂が抜けきっているだけだったようですw
ていうか、もこっち、一日目も二日目もけっきょく返信しなかったということなんでしょうか…

く ろ きWWWWW
もうこれだけで誰からかわかるwwwww
ていうか、誰だかわからないメッセージが届くのかよw 物騒な世の中なんだからそこはちゃんと設定しとけw 自分の名前が誰からともなく届くとか怖すぎw
これはもちろんうっちーからなんでしょうけど、なんでもこっちのID知っているかといえば、たぶん、メガネさんから教えてもらったんでしょうね。(メガネさんとは喪152「モテないし(・_・)と」でラインの交換をしています)
というわけで、もちろんこれが今回の一番笑ったシーン!
いやあ、やっぱりうっちーには敵いません!

凸言うなw てか、まだその呼び名なのねw
そのうちネモのように、うっかり本人の目の前で口にしなければいいけどw
でも、岡田ももこっちと連絡し合っているんですね。それだけでなんだかうれしく感じます。
それにしても、もこっち!
なんで加藤さんだけなんだw
ちょっとめんどくさくなる気持ちはわかるけど、それぞれ一言くらい返すくらい、そんな手間でもないだろw それこそ、「く ろ き」には「誰?怖!!」と返せばいいしw
いやあでも、こういうところがやっぱりまだもこっちなんですね。いわゆる「女子」的なノリがわかっていないんです。
まあ、ゆりちゃんやネモにはそれでもいいでしょう。彼女たちならもこっちのことをもうよくわかっていますから、返信が来ないからって嫌われているとかそんな風には思わないはずです。
でも、それは特別なことですからね。相手がいつも自分のことをわかっていると思ったら大間違いなんです。この辺はもこっちの少し甘えが見えるような気がします。
「遅いから電話はいいや」も、本来ならすごく常識的な気の遣い方なんですけど、この場合は逆効果になりそうな予感……
ていうか、これ、三日目だろw 今まで何やってたんだw

さて、ここからが、今回のハイライト。
そう、これまでほとんど「モノローグ」で語られることのなかった加藤さんの心の内が、ついに明らかになる時がやってきたのです。
ここからはもう緊張しましたね。
これまでさんざん、彼女が何を考えているかが重要になってくると言ってきたのですから、それも当然のことでしょう。
果たして加藤さんはこの事態をどう感じているのでしょうか。

…正直、これにはがっくりきました。
なんだ、けっきょく加藤さんは何も考えていなかったのかと。
「大丈夫だよ」という返信が来ているにもかかわらず、電話がなければ避けられているかもって、なんですかそれ。
はっきり言って、怒っているほうがまだマシでしたよ。
それならまだ、「謹慎」というこの事態のことを真剣に考えているということですから。
それが単にもこっちがいないから寂しかっただけなんて、あまりに自分の都合だけ過ぎます。少しは、もこっちの都合も考えてあげてもいいんじゃないですか?
そもそも彼女は、なぜもこっちが「謹慎」に至るような行動をしてしまったのかということに思いが寄らないのでしょうか。
あの日、二人乗りをしたのは自分と一緒に自習室で勉強した日だということもわかっていないのでしょうか。
吉田さんとなぜ一緒にいたのかということすら、考えが及ばないのでしょうか。
そこまで、彼女が浅はかだとは思いたくありませんが、この「電話してくれない=避けられてる」という短絡的な図式を見るにつけ、なんだか悲しい気持ちにさせられます。

この二人は今回の件を通じて、だいぶ打ち解けて(?)きたようですね。
少なくとも、返事がこないことをお互い愚痴れるくらいの仲にはなっているようで何よりですw
ていうか、ネモはあれに返事が欲しかったんかw
ゆりちゃんも少し寂しそうですが、その思いを共有できる相手がいるだけでもよかったと思いますよ。

そう、それももこっちらしいっちゃ、らしいんです。
さすがネモ、わかってますね。
ところが加藤さんは、そうでもないようで……

……なんか、ここまで単純だと、少しかわいそうにも思えてきますね。
根元さんと田村さんには返さずに自分には返してくれた。だから私は特別。
なんて、幼いんでしょう。そして、なんて寂しい考えなんでしょう。
これまで加藤さんに裏表はない、その言動をそのまま受け取ればいいんだと、何度か書いてきましたが、本当にそうだと思いますね。
ただ、私の真意はこういうことではありませんでしたが。
そう、彼女に裏表なんてないんです。というより、「表」しかないんです。
人や物事の「裏側」を決して見ようとしない。彼女にとっては、目の前の表層だけがこの世のすべてなんですね。
もこっちがネモやゆりちゃんに返事を返さず、加藤さんだけに返したわけ。
そのことに対する、微塵の疑惑や不安もないことには戦慄さえ覚えます。

ああ、なるほど。今回のコンセプトはここにあったんですね。
つまり、謹慎側とその外とをつなぐこと。
その一時的な交わりが、目に見えないところでざわめきを呼び起こす。その効果を狙ったのでしょう。
そしてその結び役が、唯一、部活動をしている伊藤さんというわけだったんですね。
この構図は面白いと思います。
何より、あのもこっちがかつてその音のひとつになれることを望んだ、”放課後の音”を奏でる伊藤さんがその役目を果たすことになるというのは、なかなか興味深い話ですね。
それにしても、黒木さんに会ったことをまず小宮山さんに伝える伊藤さんの心中はいかにw(まあ、元気そうだったと無難なことしか言えないでしょうけどw)

…ここはおそらく、笑って欲しいところなのかもしれませんけどね。
ちょっと私のツボには入りませんでした。
ていうか、加藤さんのあのモノローグの後じゃねー。むしろ、彼女の心の内が謎のままだったらまだ笑えたかもしれませんが。
ただ、シリアスな場面と思えば、けっこう面白いところですね。ネモとゆりちゃんの反応も興味深いですし。
あと何より、二木さん!
彼女の「?」はなんだか癒されますw
彼女は別に孤高を気取って心を閉じているわけじゃないんですよね。
こうして、クラスメイトの動向に対して率直な興味を示しているわけですから。
もしかすると、彼女が傍観者の域を超えて物語に関わってくる日も、そう遠くはないのかもしれませんよ?
まあなんにせよ、願わくば彼女だけはモノローグなしでこのまま行って欲しいものですw

ここの、みんなよってたかっての尋問はちょっと笑ったw
伊藤さん、事件の目撃者扱いじゃねーかw
まあ普通に考えれば、接点なさそうな意外な人物ですからね。
質問攻めになるのもしかたないのかもしれませんw

ここはやっぱり、ゆりちゃんですね。こういう彼女はすごく好きです。
そう、謹慎したのは吉田さんも同じなのですから。
ていうか、むしろ彼女が主体で、もこっちはそのおまけみたいなもんだろw
みんなちょっとは、吉田さんのことも思い出してあげてください…
小宮山さんがこっそり、ゆりちゃんの様子をうかがっているところがまたなんだか好きですね。この二人も一時は一緒にお茶した仲なんだから、少しは絡んでいってほしいものです。(コミックス13巻所収;喪124「モテないし友達の関係」参照)

キモかった?wwwwww
もはや、これはお家芸ですねw 神出鬼没というか、お前の方がむしろキモいだろw
「誰?」と思いつつも、「キモくないけど…」とちゃんと答える伊藤さんが好印象w
ていうか、うっちーに対してのこの「誰?」も定番になりそうw(前々回の岡さんとかw)
本来なら、この加藤さんの「ぴく」にもあれこれ考えたいところなんですけど、先ほどのあのモノローグの後ではねえ。大した意味もなく、単純に「キモい」という言葉の上っ面しか見ていない感じですよね。
加藤さんは青学見学でうっちーと一緒になっていて、もこっちと仲良さそうに話しているところを見ているわけですから、少しはその言葉の裏にある意味について考えてみてもいいはずだと思うのですが…
ところで、二木さんは何に反応したんでしょうね?
普通に考えれば、うっちーの突然の登場にびっくりしたということなんでしょうけど、どうも私は引っかかるんです。彼女の視線からすると、加藤さんの「ぴく」にどうしたんだろう?と感じたと考えてもいいような気がするんですね。
先ほどの「?」もそうですが、少しずつクラス内で起こっていることに彼女なりに何か思うことが出てきているのではないでしょうか。

…キモくない?wwwww
なんだ、その「お前が見たのは本当に黒木だったのか?」みたいな疑問はw
なんか、もっと詳しく聞かせろとでもいいたそうな腕の置き方がじわじわきますw

こいつもブレないなw
ていうか、この状況でロッテの話をするのかw
でもまあ、成瀬さんから聞いているというのは本心なんだと思いますよ。
彼女にとっては、ゆうちゃんが二人をつなぐ大事な存在でもあるんですよね。

加藤さんのこの冷たい表情も、もはやあまり心に響きませんね。
まあこれもある意味、「私にだけ~」から落とすネタなんでしょうけど、ちょっといたたまれなさ過ぎて笑えません。
ただもこっち、ゆうちゃんとはほぼ毎日電話しているみたいですね。
まあ、学校が別というのが大きいんでしょうけど、やっぱり一番気兼ねなく話せる仲というのも本当のところなんでしょうね。

ここのシーンも、とてもじゃないですけど見てられませんでした。
まるで、加藤さんが目の前の事しか見ようとしていないことを、象徴しているかのように思えたからです。
以前の彼女だったら、離れたところで立ちつくす南さんのことにも気付いたはずだと思うんですけどね。
不穏な空気を察したかのように、あわてて勉強するふりを二木さんが唯一の癒しですw

この南さんを見て、なぜかイラつきました。
そして、彼女の何が私に「悲しい」と思わせるのか、ようやくわかりました。
彼女の悲しさは「悪口」をいうところではありません。
というか、今まで彼女は「悪口」さえも言ったことがなかったのです。
南さんが口にしていたのはいつだって「陰口」。
そう、本人がいないところでしか彼女は悪口を言えないんですね。
つまり、本気でその相手に対してムカついていないんですよ。
人に対する悪意でさえ本気で思えず、それを人と仲良くなるためのツールにしてしまう性根を私はただただ「悲しいな」としか思えません。
本当だったら、ここは切れていいんですよ。
「ちょっと!そこ私の席なんですけど!」って。
そこまでヒールに徹して、加藤さんに面と向かってボロクソに言ってくれたら、私は彼女を「悲しい」なんて言うことはなかったでしょう。
ここは、かつてのもこっちが通ってきた道です。
陰キャなら誰もが通る“あるある”だといってもいいでしょう。
でも、そんな「悲しい」彼女が、今さら昔のもこっちの真似をしたって、同情なんてできませんよ。
そこはちゃんと、意地の悪い「悪役」で通してほしいんです。
思えば、前々回のあーちゃんに対するあの卑屈な態度も見ていて辛いものがありました。確かにその小ささは可愛いと言えなくもないですが、それはあまりに哀しくなる可愛さです。
うっちーに対しても、今そこにいるのですから、「普通の顔をした奴に限って性格悪い」と言ってやればいいじゃないですか、本気でそう思っているなら。(そういった意味では、遠足にて、岡田にキレたあのシーンはすごくよかったなと思います)
彼女に今必要なのは、「本気」で求めようとする姿勢なのではないでしょうか。

このシーンも本当に悲しい。
まるですがるかのようなこの小さな存在には、憐れみしか感じることができませんね。
せめて、真子に席が取られたことを切に訴えることができたなら、まだ救われるのですが。

いかにも思わせぶりなコマですが、この「友達」については、ほとんどの人がこの時点でピンときたことでしょう。
ていうか、まこっち、まるで自分のことかのように楽しそうに見ていましたよねw
まあ、けっきょく前回のあのシーンが、ここへの伏線だったかと思うと、少し複雑ではありますが……

…もう、この南さんに関しては笑うしかないですね。
どこまで自分に自信がないのかと。
ていうか、せめてそこは「私のも相談に乗ってよ」だろ…
そもそも、ちゃんとしてそうってなんだよw
自分でもちゃんとしてないって自覚してるのかw
この後、まこっちにも「ちゃんと自分で考えなきゃダメ」と言われていましたけど、どこまでわかっているのか……
たぶん真子も、南さんだからそういう言い方をしたんだと思うんですよね。
だって、これで下手に決めてあげて、何かあった時に自分のせいにされたらたまったもんじゃないですからね。
その「友達」については、後からそういうことは決して言わないと信頼しているのでしょう。

伸びをするもこっちがレアかわいいw
今までにはちょっとなかった表情としぐさですよね。
隣に吉田さんがいるのも気にせず、文字通り、実にのびのびとしています。
こうして見ると、やっぱりもこっち変わったなあと思わせますね。
さて、珍しく吉田さんがなにやら真剣なまなざしで何かを熟読しているようですが…

はい、もうおかわりですね。
そう、彼女は先ほどまこっちが見ていた医療系専門学校のパンフレットと、まったく同じものを見ていたわけです。
謹慎一日目では担任の目の前であくびをしていた彼女が、いったいどういう風の吹き回しでしょうw

おお、ここでも伊藤さんが大きな役割を果たしていたわけですね。
このセリフは、ちょっと感動しましたよ。
先生や真子に言われたからではなく、自分の胸の内から来るものに従って行動に移そうとしている吉田さんに。
実は伊藤さんこそが、この「謹慎編」の影の立役者だったのかもしれませんね。

このもこっちの悪そうな顔w
どっちがヤンキーだか、よくわかりませんねw
自分がまだ免許取れないからって(誕生日が早生まれ)人に取らせようとするとか、なんとも悪知恵の働く頭ですw
吉田さんも単純だから、うまく丸め込めやすいとでも思っているんでしょうかw
ていうか、吉田さんって、いつが誕生日なんでしょ?

ハ●エースw
こいつ、単に運転手が欲しいだけかw
ていうか、もう発想が完全にリア充……
免許取り立ての若者たちがバンで旅行とか、なんか嫌な印象しかないので正直やめてほしいw
それにしても、このもこっちの奏愛ちゃん感よw(パワーパフガール感とも言うけどw)
今回はいろいろ悩みましたが、やっぱりここが個人的ベストもこっちですね。

吉田さんの「……」はあなどれないんですよね。
単純なようで、実はけっこう色々なことが見えているところがありますから。
この後、彼女はぽつりとこう言います。
お前がみんなとか言うようになんだな、と。
こんなセリフは、人や物事の「表」しか見てなかったら決して出てこないのではないでしょうか。

吉田さんに図星を突かれて頬を赤らめるもこっちw
でもこのモノローグは面白いですよね。
普通、人と会ってないなら、「陰キャ」にキャラ変するような気がしません?
謹慎生活で陽キャに変わるっていう構図が、わたモテの真髄を象徴しているかのように思えるんですよ。
他のマンガだったらなんじゃそりゃとなるところを、なんだか納得させられるんですよね。

「卒業旅行」。
このフレーズには、少しドキッとさせられますね。
そう、彼女たちももう、否応なしにそういうことを考える時期にきているのです。

そんなすんだよw
いくらだと思ってたんだ、まったくw
でも、このあたたかな日差しを浴びての二人の会話は、それこそなんだかあったかい気持ちにさせられますね。
全然いい話なんかひとつもしていないのに、本当に不思議です。
まるで、フキダシひとつひとつが光っているかのような、そんな錯覚さえ感じる一コマだと思います。

一応、これがオチということなんでしょうけど……
なんとまあ、いろいろ物議を呼びそうなものを最後に持っていたものですねw
たぶん、最後の「吉田さんだけの問題じゃないんだよ!一人だけで決めないで」というところが、南さんとのやり取りを踏まえての笑いどころになるのでしょう。
まあ、さすがにこれはネタだとはわかりますけど、ちょっと私には嵌らなかったかなあ。
ていうか、なんか唐突な印象を受けたんですよね。これはいわゆる真子というキャラの性質をネタにした笑いなんでしょうけど、そのキャラ性がこちらの認識とイマイチあっていないので、あまりピンとこないんですよ。
「キャラクターギャグ」というのは、そのキャラクターの特性を読者と共有してないと笑えないと思うんですね。うっちーしかり小宮山さんしかり、程度の差はあれど、あれはあれで彼女たちのキャラクター性は共通認識としてあるんですよ。だからこそ笑えるんです。
自分には真子がこういう子だという認識はなかったですから。
ていうか、普通に吉田さんだからこそこういう言い方になるんだろうなあと納得しましたからねw
そりゃ南さんとは違いますよ。吉田さんは人に自分の将来を決めてなんて言うはずもないですし。
真子と吉田さんさんの仲を知っていると、逆にあまり笑えないんですよね。なんか普通の会話のように思えて、微笑ましくはあってもオチとしては思えないです。
むしろ、これが単なる他人なら笑えたかもしれません。
ただまあ、真子の思わぬ反応に戸惑いを隠せない吉田さんはちょっと面白いかもw
彼女にとっては、伊藤さんの姿やもこっちとの会話で感じたことのほうが、今の段階ではきっとリアルなんでしょうね。
なんか、最後まであまり楽しい感想になりませんでしたね。不快に思われた方は申し訳ありません。ただ、これが今のところの私の率直な気持ちです。
まあ、今回やろうとしたことはなんとなくわかるんですよ。
伊藤さんを介して「内」と「外」をつなげるという発想は、かなり面白かったと思います。
ただ、なんかいろいろ仕込んでいるわりには、散漫な印象が残ったんですね。焦点がはっきりしていないような気がしたんです。
卒業までネタがつきないように、あちこちに「タネ」を植えているのもわかるんですけど、どうにもぼんやりしている感じは否めませんね。
真子にせよ、南さんにせよ、はたまた吉田さんの弟ネタにせよ、いつまで引っ張ってんだという思いもぬぐいきれませんしw
でも、それは単に私がせっかちなだけなのかもしれません。今回、すっきりしなかった原因はたぶん別にあります。
そう、その人の名は加藤明日香さん。
彼女の動向はずっと気にしていただけに、今回の彼女にはかなりがっかりさせられたんです。
正直、彼女がここまで何も考えていなかったとは、思いもしませんでした。
…いや、違いますね。彼女は確かに考えてはいました。
でもそれは、すべてにおいて「表層」でしか見ていないんですよ。
電話してくれなかった=避けられてる?
二人には返さず私にだけ返してくれた=私は二人より特別。
うっちーのキモい=ぴく
私にはしてくれなかったのに他に電話をしている相手がいる=やっぱりその程度の存在?
終始、こんな感じじゃないですか。
彼女はむしろ「裏表」がなさ過ぎです。
逆にもっと、裏腹のことを考えて欲しかったくらいですよ。
彼女が南さんの席を無意識に奪っている構図は、なんだかすごく象徴的です。
それゆえ、見ていてなんだかとても辛かった。
彼女は悪い人じゃないから。むしろ、子どものようにあまりに物事を素直に考えすぎるからこそ、こんなすれ違いが起こる。
そのことが、なんだかとても見ていて辛かったです。
最後に。
加藤さん。
私はあなたに言いたい。
あなたは一度自分のことをすべて忘れて、どうかもこっちのことを考えてあげてほしい。
なぜ、彼女があの日、あなたと一緒に帰らずにバイクを二人乗りをして「謹慎」になったかを。
もちろん、いくら考えてもわからないかもしれない。あなたはもこっちではないのだから当然です。
でも。それでも。
どうか、考え続けてほしい。
きっと、あなたにはそれができるはずだから。
私はあなたを信じています。
今回の話を読んでから喪146「モテないし雨がやむまで」を読み返してみると、またちがった印象をうけますよ。
もこっちが憧れた“放課後の音”。それを聞きたければ、5巻をどうぞ。(一つ変な音も混じるけどw)
今回の表紙でも告知されていましたが、なんとあの伝説の漫画(?)「友モテ」が今回に限り復活!もちろん描き下ろし新作ですよ!(あの子やあの子の中学時代の姿も拝めます!)
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