私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪158~ふたつの話が同じ思いで今つながっていく~
6月6日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪158に更新されました。
…なるほどねえ。
読み終えたとたん、思わずそう口にしていました。
なんていうか「納得」させられたという感覚がまずありましたね。
前回の「問題作」のあと、次はどうするかといえば、だいたい3つのパターンが考えられると思うんですよ。
すなわち、「謹慎側視点」か「謹慎明け」か、もしくは「謹慎三日目」。
このうち、同じ「もこっち不在」パターンを繰り返す「謹慎三日目」というのはまずないでしょう。絶対とは言いませんが、可能性としては1%くらいなものだったのではないでしょうか。(同じような日常を繰り返すだけじゃ「涼宮ハルヒの憂鬱」の「エンドレスエイト」みたいになってしまいますしw)
となると、もこっちたち側の様子を描いた「別視点編」か、一週間過ぎた後の「謹慎明け編」のどちらかになるわけです。
ネット上では「別視点編」の予想が多かったようですが、個人的には「謹慎明け編」になるんじゃないかと睨んでいたんですよね。
そのほうが、なんとなく前回の「ってよ」編が活きるような気がしていたんです。
結果としては、私の見立ては外れました。今回の謹慎編パート2は多くの方が予想した通り、「謹慎側視点」となっています。
ただ、肝心の内容は予想していたものとかなり違っていたのではないでしょうか。
少なくとも、私はこんな「別視点編」は予想できませんでした。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
今回のタイトルは「モテないし謹慎する」。
まず、このタイトルでもう半ば無理やり「納得」させられましたね。
まさか、前回のタイトルから「ってよ」を取っただけとは!
いや、本当に「なるほどねえ…」って感じでしたよw
もうこれは、当初から狙っていたんでしょうね。まず、こっちのタイトルから逆算して、前回のあの話になったのでしょう。要するに、本来ならこっちが本編で、前の「モテないし謹慎するってよ」のほうが「別視点編」だったのです。
かつてのわたモテだったら、今回の話がまず喪157だったでしょう。「モテないし謹慎するってよ」は番外編というか、アナザーサイド編となっていたはずです。
そう、あの喪116「モテないし二年目の卒業式(裏側)」や、喪113「モテないしバレンタインデーを送る②」のように。
ところが、今回はこちらのほうが「番外編」なんです。「アナザーサイド」なんです。
このからくりに、まず私は戦慄(笑)せざるを得ませんでした。
しかもこの表紙。
時系列が少し戻っているというか、喪156のオチからの流れになっていますよね?呼び出しをくらった直後の「生徒指導室」なわけです。
つまり、この時点で「ホントはこちらが喪156からの直の流れなんですよ~」と明かしちゃっているんですよ。もうなんなんでしょう…w 実にタチが悪いw
でも、最後まで読めば、やっぱりこっちが喪158であることを再認識させられるんです。決して意味なく、話の順序をテレコにしたわけじゃないことを「納得」させられてしまうんですね。
もう本当に意地が悪い!でもって、それでいて王道!…ったく、いい加減にしろと言いたくなりましたよ。(俺は何に苛立っているんだろう…)
それにしても、「生徒指導室」ってこんな感じなんですね。意外と殺風景と言うか、なんだか文化系部室の雰囲気があります。長机とパイプ椅子が妙に緊張感を演出していますね。
荻野がいるのは担任だから当然として、向こうから入ってきたのが生徒指導の教師なのかな?
うわあ、なんかサイコっぽい先生だなぁ…うん、いかにも生徒指導室にいそうw
いきなり本題に入らず、「わかってるな」とこちらを促すような尋問がなんともそれっぽい。
荻野が口出しせず、腕組しつつ横で黙っている感じもすごくわかります。
私自身、こういった指導を受けたことはないはずなのですが、なんだか「あるある」を感じてしまうところが面白いですね。
この二人のとぼけ方の違いも面白い。
吉田さんは堂々としているというか、なんか本当に知らないのでは…と思わせるオーラがありますよねwさすがヤンキー、場慣れしています。
もこっちのキョドりぶりはもはや微笑ましいwこんなん、誰がどう見てもバレバレですw
前回、麗奈が言っていた通り、やっぱり通報した奴は撮影もしていたようです。
ていうか、送っていたのかよ!てっきり、直接学校に乗り込んできたものだとばかり。
これはどうも、そういう趣味の輩のような匂いがしますね。単なる近所のおばちゃんの正義の行動とはちょっと違うような気がします。
画像を見ても、とても走っているバイクを偶然撮影したとは思えない鮮明さですよね。
しかし、この教師もやり方がいやらしい。生徒にとぼけさせておいてから写真を見せるとか…
画像を見せられた二人の反応w
もこっちのほうは、動かぬ証拠を突きつけられてテンパっている感じがよく出ていますけど、吉田さんは見た目まったく動じていないのがすごいw
何が映っているのかよくわかんねえな?とでも言いたそうな感じじゃないですかw
この荻野の「モード切替」感がすごく好き。
ちょっと意外にも感じましたけど、前回オープニングでの「教師A」的な立場に徹しているところも、この場面を見るとすごくしっくりくるというか、あえて自分を出さずに「仕事」に徹していたんだなというのがよくわかるんですよ。
生徒指導の先生が出払ったのを見届けてから「運が悪かったわね」とぶっちゃける感じとか、なんだか彼女の本来の人間性が伺えてとても好感が持てました。
昔はけっこうディスっていたキャラでしたが、今回で見方が大きく変わりましたね。
さすがにちょっとぶっちゃけ過ぎなのでは…w
思わずそう心配になってしまうほど、「話のわかる」先生っぷりですね。
かつての空気の読めない「熱血バカ」的なあの感じはいったいどこにいったのでしょう?w
でももしかすると、もともと融通の利かないタイプではなかったのかもしれませんね。
思えば修学旅行で、もこっちたちが夜抜け出した時も、事情を説明したら見逃してくれたことがありました。
まああの時は、もこっちに友達を作ってあげようという思惑からのことでしたが、厳しい規則で生徒を管理することよりも、生徒一人一人に合った充実した学校生活を送れることを何よりも優先したい思いがあるのかもしれません。
二年の時の「三者面談」でも、なかなかいいアドバイスをしていましたしね。
しかもよくよく考えてみると、「学校的には」というワードからなんとなく事なかれ主義的なニュアンスかと思いきや、「初めての校則違反者は注意で終わらせる」って案外真っ当な考えですよね。一般的な法律違反だって、初犯は執行猶予がつくものですし。
このあと、「今回は外部の人間からの通報でかつ写真もあるから」「建前上」せざるを得ないと、これまた壮大(笑)にぶっちゃけていましたけど、案外学校側もいい加減辟易している相手だったのかもしれませんw
それにしても、それでも校則違反を続ける相手として、吉田さんが真っ先に麗奈思い浮かべるのが地味におかしいw
なんつーか、平和でいい学校だなあという感想を抱いてしまいますねw
「指導」が終わった後、教室に戻る二人。この日はもうこのまま下校ということのようです。
吉田さんは普段通り平然と受け止めている感じですけど、もこっちは動揺を隠せないのか、若干前のめりになっていますね。見た目はこっちのほうがなんだか怖いw いきなり切れて殴りかかってきそうな雰囲気がありますw
素直にもこっちに謝る吉田さん。まったく意外ではなく、誰もが予想していたとおりの場面ですけど、それでもなんだか新鮮な空気を吸ったような爽やかさを感じますね。
真っ直ぐ正面を見据えつつ、いきなりぽつりと漏らす感じもすごく彼女らしくっていいなと感じます。
照れくさくも、決してごまかさない姿勢がはっきりとうかがえますね。
真剣なまなざしで詫びる吉田さんに対して、もこっちはつとめて軽く受け流そうとします。それでも若干吃ってしまうところが彼女らしいところですがw
きっと、それは思いもしなかった言葉だったのでしょう。
誰かのせいだとか、そんなことはつゆほども感じていなかったからこそ出た戸惑いだったんだろうと思います。
自分はなんとも思っていないことを吉田さんになんとか伝えようとするもこっち。
これまた、誰もが普通に予想した姿でしょうけど、それでもなお胸にくるものがあります。
たぶん、本当になんとも思ってなくって、むしろあの時バイクの後ろに乗せてくれたことを感謝しているくらいなんでしょう。でもそんなことは口にせずに、「自習とか楽しそう」とうそぶくところがなんとももこっちらしくって、逆に何だか切なくなってしまいます。
吉田さんもなんとなくわかっている感じがしますよね。
このあと、話題を変えるかのように
「謹慎って もっと怒られるかと思ったけど たんたんとしてたね」
というセリフを口にしていましたが、それはきっと本心からの言葉でもあったのでしょう。
吉田さんじゃありませんが、本当に「そんなもん」なんです。
だからこそ、逆にここまで冷静にもなれた。
教師側も生徒側も変に感情的にならずに、たんたんと事実を受け止めている様が不思議と印象に残りましたね。
家に帰って、思いっきり母親に叱られるもこっち。
これはもう、当然ですよね。
内申がどうとかそういう問題じゃなく、親としてはただただ子供のことが心配なんです。学校の理屈なんか関係ないんです。
これまでのたんたんとした空気が、ここで熱を帯びて大きく震えるところがとてもリアルに感じましたし、また、なんだか安心させられたシーンでもありましたね。
学校側の理屈を言い訳にしてなんとか抗おうとするもこっちがすごく子供っぽいw
謹慎くらいって、こいつ……
ちょっとなめていないか?そりゃ受験を控えたこの大事な時期に謹慎くらえばいったい何やってるのとなるだろ…
ていうか、30分ってむしろ短いくらいです。
私が昔やらかした時なんかは家族会議で2時間近くこんこんと詰められましたよ。(何をやらかしたかは秘密♡)
なんだ普通にみんな連絡とってんじゃん、と思ったのですが、よく考えてみればこの時点ではまだ「謹慎前夜」なんですよね。
本来なら、もこっちのほうからどうなったか一言連絡してもいい状況のような気もしますが…。まあなんだかんだ言っても、そんなことを忘れるほど、実はもこっちも動揺していたのかもしれませんね。(そう考えるとちょっとかわいいw)
ゆりちゃんと加藤さんの文面の違いもなかなか面白いですね。
「電話かけてきてもいいけど」と、もこっち側にボールを投げる感じがなんとも素直じゃないかわいさがにじみ出ているゆりちゃんw
一方の加藤さんは、有無を言わせない感じでちょっと怖いですね。
まあ彼女の場合は、まだ詳しいことは何も知らされていないのでしょうから、いったいどうしたの?となるのも致し方ないのかもしれませんが……
びくうwww やっぱり、動揺してるw
「謹慎くらい」というのも、実は虚勢を張っているだけなのかもw
考えてみれば、こんな風に叱られるのもけっこう久々なのかもしれませんしね。
ここ最近、漠然とした不安はあったものの、ずっと平穏な日常を送っていただけに、少し精神的に過敏になっているのかも。
ていうか、この期に及んでゲームをやれる神経がわからんわ…
でも、親がノックもせずに部屋に入れる環境なのが、なんだかんだいってもいい親子関係だなとも感じましたね。今だったら、部屋に鍵をかけて出てこないような子供もいたりするでしょうから…
うわ、なんかいやなフラグっぽいw
ここで返信を後回しにしたツケが、後々人間関係に影響を与えなけばいいのですが。
でも、「くそが…!!」と悪態つきつつも、素直に床に入るところが憎めないところですねw こういうところに、本来の人の良さが表れますw
この、半分まだ眠っているかのような顔w
母親の言葉に逆ギレしてイラッとするところもかわいいというか、まあ「あるある」ですねw(口が三角になっているところが地味にポイントw)
クズとメガネと文学少女(偽)のおーりもちょっと思い出します。
ホント、「いまやろうとしていたのに!」的なやつって、いつの時代の子供も絶対一度は口にする言葉なんじゃないでしょうか。
今回はこのねぼけまなこもこっちを個人的ベストもこっちにあげたいと思います!
ああ、このシーンはダメだ……見るたびに涙腺が緩んでしまう…
お母さんの、背中で語る感じでもう胸がいっぱいになります。
もう最初に見た時点で、すぐに今回の個人的ベストシーンはここしかない!と確信してしまいましたね。
本当にもこっちはいい家族に恵まれましたよ。
もこっちのこの表情w
さきほど「イラ」っとした手前、バツが悪いんでしょうねw
「……」の多いこと多いことw(ここがベストもこっちでもいいくらい)
そんなもこっちの様子など、すっかりお見通しとばかりの「はい 行ってらっしゃい」がまたいい。やはり、母親の方が一枚上手のようですw
ここは、前回の表紙と繋がる場面でもありますね。
巻き戻し映像を見せられているような、なんとも複雑な思いにさせられます。
それにしても、たかが30分早いくらいでこんなにも誰もいないものなんでしょうか?
今は、体育会系の部活も朝練とかやっていないのかなあ。私の母校では毎日朝6時半からやっていた部もありましたけどね。(まあ昭和の時代だからといえばそれまでですがw)
ポツン…、という音がなんとも印象的ですね。
この時のもこっちの心を音にすると、まさにこんな響きになるのかもしれません。
こういう時って、意味もなく不安になったりするんですよね。
「…誰もいないけどここで待ってればいいんだよな」
こんな言葉を指導室に入る際にまるで自分に言い聞かせるようにしていましたけど、
絶対に間違いはないはずなのに、時間が経つにつれどんどん不安が広がっていくんです。
あれ、確かに担任はここって言ってたよな?何か聞きそびれたことがあったか?もしかすると、急遽予定が変更になったとか?
…なんて、ありもしない仮定ばかりが頭をよぎったりもするんですよ。
で、ちょっと様子を見てくるかと、うかつに席をはずそうとするととんでもないことになるんですがw
どうやら、もこっちが早めに来過ぎていただけのようです。さすが制服もしっかり規定通りに着ている彼女らしいw
一方の吉田さんはやっぱりヤンキーですね、と言いたいところですが、素直に「明日から早く来るよ」と答えているあたり、案外真面目ですよねwネクタイはしていないけどw
ていうか、ちゃんと時間通り来るあたり、全然問題ないでしょう。どこがヤンキーなんだと言いたくなるくらいですね。
これまた、説明的な一コマですねw
サイコ先生による「謹慎編」レクチャーみたいw
しかし、私なんかはこれを見たら、どうしても羨ましい!と思ってしまいますよ。
たった8時間拘束されるだけで定時に帰れるとか天国じゃないですか!
仕事が残っていても普通に帰れるんでしょ?できるものなら、変わってあげたいですよ。
…でも、これを一人でずっとやるとなると、確かにきついものがありますね。
やっぱり、多少大変でも自分の好きな仕事をやっているほうが人生楽しいかもなあ。(わたモテで人生教えられるとかw)
やはりスマホは下校まで没収という形のようです。
てか、遊ぶつもりだったのかよw
そりゃ「謹慎」なんだから、当然の処置ですよ。
でもこれ、自己申告なんですね。ちょっと悪いやつなんかは、2台持ちとかでどこかに隠していてもばれなさそうですが…
まあ、そんなことを疑わないで済むくらいにこの学校はいい校風なんでしょうね。
舌打ちしつつも素直に提出する吉田さんがすごくいい子に思えますw
いつもより静かだからこそ、朝の喧騒がいつもよりはっきり聞こえるわけですね。
それでいて、どこか遠くの世界のことのようにも感じる。
たった一枚の扉を隔てただけで、世界への認識はこれほどまでに変わってしまうものなのです。
これが予鈴か……
まるで生まれて初めて聴いたかのような独白ですよね。
実際その音は、今までなんとなく聞き流していた予鈴とは違った響きだったのかもしれません。
別の世界。
そう、もしかすると彼女たちは今、本当に別世界にいるのかもしれません。
世界の内側にいては感じることのできなかったものを、もこっちは気づき始めているのかなという気がしましたね。
(どうでもいいですけど、朝の朝礼的なやつってSHRって呼ぶんですね…)
カリカリという音だけが響く中でのもこっちのモノローグは、いつも以上に冴えていますね。
静かな空間だからか、はたまたいつもと環境が違うからか、普段よりも観察力が研ぎ澄まされているような印象を受けます。(まあ、単に暇でそうするしかないのかもしれませんがw)
なんの科目かはわかりませんが、割といい感じなんじゃないですか?
吉田さんもあまり勉強しているように見えない割にはそんなに悪くはないでしょう。これなら、進学もどこか狙えそうだと思うのですが…
ていうか、逆にもこっち、もっと頑張れよw吉田さんとあまり変わらない程度じゃちょっとやばいんじゃないの?w(もこっちの“……”がまた意味深w)
100点取るまで同じものをやらせるというのもけっこういい勉強になりそうですよね。
意外とこれを機にして、成績がアップしそうな予感…
もこママのあれがなければ、間違いなく今回の個人的ベストシーンに選んでいたでしょうね。うーん、実に尊い。
こうして見るともう、大の仲良しって感じですよね。
二人の肘の組み方の違いもなんかいい。
もこっちはけっこう綺麗な組み方ですよね。
一方の吉田さんのだらけ方も妙な色気を感じますw
でも、確かに麗奈は一人でこれをやっていたんだよな…
しかも、懲りもせずに相変わらずバイクを乗り回しているとかw
よっぽどの大物か大馬鹿かどちらかですねw
別の先公w
久々に聞いたわ「先公」ってw
これじゃあ、どっちがヤンキーかわかりゃしないw
ていうか、ローテーション制てw
プリントやるだけとはいえ、一応授業なんだから教科担当がくるだろw
しかし、この教師、どこかで見たことあるな……
あ、思い出した、こいつ、1年の時にもこっちを泣かせた数学教師か!(単行本3巻所収;喪23「モテないし悪天候」忘れ物 参照)
あの時も腹立つ奴でしたが、今回もまったく変わっていませんでしたね。
「私語するな」「プリントのことだよ」「それでもだ 黙ってやれ」とか…
こういう、手前ルールだけを振りかざす奴ってどこの世界にもいますよね。
もしかすると、谷川さんの学生時代にモデルとなる教師がいたのかも?
この先生はもはやお馴染みですよね。
1年の時のもこっちの担任ですが、2年以降もちょくちょく顔を見せています。
修学旅行では、吉田さんとの絡み(笑)もありましたし、最近では、中間試験の監督もやっていましたよね。
さきほどがとんでもないクソじじい教師だっただけに、なんかこの佇まいだけでも好感が持てますw
WWWWW
これまた、誰もが予想していたネタですねw
たぶん、前回を踏まえた二次創作ネタの中でもけっこうな数があったのではないでしょうかw
でもまあ別視点となれば、描かないわけにもいきませんからね。あのネタを入れた段階で、すでにこれは約束されていたものなんだと思いますw
WWWどうしたと言われても……w
このもこっち、妙にきりっとしているところがまた妙におかしいですねw
本気で心配しているかのようじゃないですか。
どこからか仲間の助けを呼ぶ声を聞こえきて気が気でない主人公みたいw
あの叫び声を聞いて、「人気者だな」と言える先生w
いやあ、2時間目のあいつの時じゃなくって、本当によかったですね。
あのじじいだったら、何を言われることやら……
うっちー、実にいいタイミングでしたw
照れるもこっちもかわいいですね。
先生に褒められる?なんて、滅多にないことですから少しテンパっているのかもしれません。
ていうか、もこっちもあれを聞いて「人気者だな」と認識できたんだろうかw
ああ…
やっぱり、この先生は、担任を外れてからもずっともこっちのことを気にかけていたんですね。
なんだか、何年越しかにあの時のあの先生と再会したかのような深い感慨を覚えます。
ただまあ、「謹慎」することがまるでいいことのようなニュアンスになっているのは、ちょっと微妙なところですけどw
この後、「事故には気をつけろよ二人とも」とちゃんとフォローしているところも好印象。(そこはバイク通学は控えろよくらいでもいいかとは思いますがw)
休み時間、誰もいない校内を見渡すもこっち。
後ろに映るもこっちの姿が奇妙な静寂さを演出しています。
普段、人がいるのが当たり前の場所に一人きりでいると、異次元に迷い込んだかのような不思議な感覚に陥りますよね。病院とか職場とか。
でも 今は……
なるほどねえ。
確かに一年の時に謹慎になっていたら、ここぞとばかりに、「ぼっち」を満喫しているかも。
でも、今はもうそんな「強さ」は失ってしまったのもしれない。
中間試験の後、一人寄り道したあの日。
そんなことを思いふけっていましたね。
今回の謹慎で、その問いに対するひとつの答えが出たのかもしれません。
なにげに「吉田(よしだ)さん」と呼んでいるのも、感慨深いものがありますね。
寄り道の時だって、吉田(パチンカス)さんとルビがふってあったのにw
そんなことを一人思っているもこっちが、ふと、彼女のほうに目が向いてしまったのは当然のことだったのかもしれません。
このシーンは見ていて、本当に胸が痛みます。雫ちゃんの目には、どのクラスメイトの顔も「のっぺらぼう」に見えているのでしょう。
ここで、前回の雫ちゃんのセリフと繋がるのですね。
こんな雫ちゃんを見ていたら、あそこで一人約束を守っていた彼女のことを重いなんてとても言えません。
彼女にとってあの場所は、たったひとつの自分の居場所だったのですから。
一方、吉田さんは購買に行っていたようですね。
袋をかかげて、おばちゃんが売ってくれたことをうれしそうにもこっちに語る吉田さんの表情は、あまりに美しい。
いきなり、どうしたw
「頭が変になって」「大量の髪」
これらのワードが入った怖い話ってもうどれだけあるんでしょうねw
AIでいくらでも自動作成とかできそうw
話す方も聞く方も、たんたんとしているのがまた妙におかしいw
ていうか、飯を食いながら聞く話かよw
怪談にしたって、もう少し内容を吟味しろw
「大量の髪を含んで」って、飯がまずくなるわ!
…しかし吉田さんって、お昼はいつもこんな感じなんですかね?
もこっちがお母さんの手作り弁当なだけに、なんだか気になります。
吉田さんの家庭の事情も、そのうち語られるときがくるかもしれませんね。
WWWWW
なにこれ、漫才?w
ていうか、いきなり面白い話しろってw
まあ、たぶん、「暇だなー何か面白い話ねーか?」みたいなノリだったんでしょうね。
で、案の定、もこっちが変に気を回し過ぎたとw
もこっちの「ボケ」に対しての、吉田さんの「なめてんのか」というツッコミが最高www
イキってねーわ殺すぞWWWWW
これまた、最高のパワーワードwww
そのまんまのもこっちのツッコミもまたw
もはや、完全に漫才ネタとして完成されていますw
でも、確かに怖い系苦手かと私も思っていただけに、この反応はちょっと意外でしたね。
遠い目をする吉田さんw
子どもの頃の吉田さんって、どんな感じだったんでしょうね。
怪談話にキャーキャー言っている吉田さんも見てみたいかもw
WWWWWW
いやいや、この吉田さんの目を見れば、煽っていないことはわかるでしょw
むちゃくちゃ、無垢な瞳をしてるじゃないですかw
ていうか、お前の方がナチュラルにいつもヤンキー煽りしてんだろうがw
でもまあ、確かに小坊、中坊(この言い方もなんか懐かしいな…)の時って、怖い話で盛り上がりましたね。「お前みたいな見た目の奴」というのが具体的にどういう奴かは置いておくとして(笑)、その手のレパートリーがやたら豊富なやつが必ずクラスに一人か二人いましたよ。
この「お前って◯◯好きそうだな」って、汎用性高そうですよね。
電車、怪談話以外にも、なんでも使えそうw
それこそ、「お前ってわたモテ好きそうだな」とかw
普段なら、チャイムにここまで思いを馳せることなんてなかったでしょうね。
もこっちの「……みんな何してんのかな」というモノローグが、前回の話に繋がるわけです。
やっぱりこのシーンは、「ってよ」の後のほうが深みがありますよね。私はそう感じます。
吉田さんも「他の奴ら」のことを気にかけているところがまた、なんかいいなあと思います。
荻野はこういうところがいいですね。
杓子定規じゃないというか、いろんな側面で物事を考えているんだなと。(あの数学教師とはえらい違いw)
しかし、本当に吉田さんは何も決めていないんですね。
荻野は大学の他に、専門学校や就職ガイドなども用意していましたが、大まかな方向性さえもまったく考えていないとなると、ちょっと心配になります。
これも彼女の家庭と何か関係があるのでしょうか…
麗奈はあれでも専門学校とは決めていただけに、その辺は気になりますね。
もこっちも同じ思いのよう。やっぱり、3年のこの時期にちょっと信じられませんよね。
…てか、担任の前で生あくびはやめろw
長かった「謹慎一日目」もようやく終わりが見えてきました。
でも、なにげに「清掃」と「反省文」が一番面倒くさい気もしますけどw
最後の授業が17時終わりですから、確かに長いですよね。部活もそろそろあがる頃でしょう。
二行WWWWW
こいつ、本当に現文クラス3位なのかよwww
小学生だって、もう少し内容を広げられるわw
てか、まず、何がどうしてどう反省しているのかそれを書けw
5W1Hは文章の基本だぞw
見えるかWWWWWていうか、こわいわwwwww
なんか、伊集院光の「赤いクレヨン」でしたっけ?あれを思い出しましたよw
いやあ前半、笑い成分があまりにも薄かったのでどうしたものかと思っていたのですが、後半の畳みかけは目を見張るものがありますね。
というわけで、今回はこの「反省文ダブルコンボ」が一番笑ったシーンになります!
もしかすると、あの「怖い話」はここへの布石だったりするんでしょうかね?
恐怖と笑いは紙一重を改めて思い知らされましたよw
カンニングすなw
でも確かに、もこっちとは対照的にスラスラ書いてますね…
やっぱり、反省文とか書き慣れているんでしょうかw
意外と先生に気に入られるのがうまいというのも、地味にヤンキーあるあるかも。
やっていることはオタ系よりはるかに凶悪なのに、なぜか大人はヤンキーには甘いんですよねえ。
パクるなwww
というか、二人しかいない状況で馬鹿なのかwww
誰がパクったかモロわかりじゃねーかw
こんなやつが現文3位とか、なんか日本の国語教育のあり方が不安になってきますね…
ぎくっwww今回もこっち、ビビッてばっかだなwww
ていうか、なぜばれないと思ったのか…
でもこのサイコ先生も案外甘いんですね。
普通なら「書き直し!」となるところだと思うのですが。
(単に時間が遅くなるのを面倒くさがっているだけなのかもしれませんがw)
どさくさに(?)吉田さんのノーネクタイに言及しているところが、ちょっとムッツリ系な気もしないでもないw
ていうか、吉田さんって、ずっとネクタイしたことなんてないですよね?なんで今更…
まあ確かに男性教師にとっても目の毒なので、そこは少し注意した方がいいかも。これから薄着の季節ですし、そろそろ女性としての自覚も身に着けてほしいものです。
ほら、またこんな無防備な…
シャツのしわが透けているのかと思うじゃないですかw(何が?)
でも、このさりげなさが吉田さんのいいところですね。
もこっちはああ言っていましたが、やっぱりどこか罪の意識を感じていたのでしょう。
アイスコーヒーというのがまた……
わたモテをずっと読み続けてきた方ならわかりますよね。
そう、あの冬の雨の日。
あの時、最後にもこっちは何をお礼にと持ってきたかを。
こういう演出がまた心に響くんですよね。
お互いの表情をあえて見せずに、光と影のコントラストを強調する。
まるで、前回のあの二人のシーンをなぞらえているかのようじゃないですか。
長い一日が終わって、ほっと一息ついた後の二人で飲むコーヒー。
そののど越しの感覚は、たぶんずっといつまでも残るんだろうなと思いますね。
ゆうちゃんは、小宮山さんの連絡を受けてのことでしょうか。
加藤さん、ゆりちゃんは、昨晩返信しなかったことが気になりますね。
まあ普通に考えれば、この後連絡するでしょうから、大事にはならないかと思いますが…
しかし、本当に人脈が広がったものです。
たった一日いないだけでこれだけ連絡が入るのは、今やもこっちくらいなものなんじゃないでしょうかw
このシーンはちょっと気になったんですよね。
真子はゆりちゃんには連絡とっちゃダメとか言っておいて、自分は吉田さんに連絡とってるのかよ、とかw で、もこっちには連絡なしとかどういうこと?みたいなねw
まあ、それ自体はそれなりに理屈はつくと思うんですよ。
真子のラ●ンも先生から言われる前のものかもしれませんし、もこっちに送らなかったのも特に他意があるわけではなく、それだけ吉田さんのことが心配なだけだったのかもしれません。
でも、わざわざこんなシーンを入れる谷川さんの意図がイマイチよくわからないんですよね。特に何かの伏線になるとも思えませんし、こんなことで彼女らの仲に亀裂が走るなんてこともないでしょう。
もしかすると、真子が誰に送って誰に送らなかったかということよりも、このもこっちのどこか寂しそうな表情を描きたかったのかもしれません。
みんなからこれだけ心配されるようになったからこそ些細なことでもやもやしてしまう。そんな微妙な彼女の心のありようを表現したかったのかなという風にも感じました。
ただまあそんな勘ぐりも、先日谷川ニコ(原作)が出演したラジオを聞くと、実は何も考えていないのでは…という気にさせられるんですけどねw 「決まっていないことでも決まっているといって匂わせるという…w」とかw
ああいう話を聞いちゃうと、なんかすべて踊らされているだけなんじゃ、という気持ちにもさせられます。
このシーンも、ただ単に意味があるかのように匂わせているだけなのかもしれませんねw
(ラジオの放送内容は、こちらによるとYoutubeにて6/15まで期間限定アーカイブが聞けるようですので、興味がある方は是非。また、6/11火曜日の夜10時半より後半編がhttp://jradi.tokyo/こちらで聴けますよ)
※みさん、その節は情報ありがとうございました。
この二人の会話も、前回のゆりちゃんとネモを彷彿とさせます。
「一週間なんてあっという間だと思っていたけど長いよね」
「あと6日か……結構長いね」
「謹慎」の内と外で、同じようなことを思っていた。
そのことがとても当たり前のことのようにも思えるし、またなんだかすごく奇跡的なことにも思えるんです。
ゆりちゃんとネモ。
そして、もこっちと吉田さん。
この二組が内と外でお互い並び立つことで、「謹慎編」がひとつに繋がったような気がしましたね。
「謹慎側視点」は思いのほか、たんたんとしていました。
これを意外に感じた人も多かったのではないでしょうか。
“もこっち不在”の「謹慎するってよ」がわりとしんみりしていただけに、なんとなく「謹慎側」はもっとはっちゃけているようなイメージがあったんですよね。バランスを取る意味でもギャグ満載の回になるような気がしていたんです。
「内」と「外」との空気の差みたいなものを対照的に描くことで、「ってよ」編の静けさをもっと際立たせるというか…
蓋を開けてみれば、「外」以上に静謐な雰囲気がありましたからね。笑いも前回に比べるとかなり控えめになっていましたし、最初から最後までどこか寂しい空気が漂っていたように思えます。(まあ、基本キャラが二人だけなのですから当然と言えば当然なのですが)
でも最後の二人の後ろ姿を見て、「納得」させられたんです。
ああ、これはあえて前回のテイストに合わせたんだなと。
ゆりちゃんたちが一週間を長いと感じるなら、もこっちたちも長いと感じるんです。
二人がいなくて寂しいと思えば、もこっちたちだって寂しいんです。
作品のバランスとかそんなことよりも、キャラクターたちの気持ちが何より大事。
ただそれだけだったんだということに気付かされました。
そして、なぜ「ってよ」が喪157で、今回が喪158なのか。
それもなんとなく、感じ取れました。
「もこっち不在」が寂しいのは当然なんですよね。なんたって主人公なのですから。
で、次に「もこっち視点」がくるとするなら、普通は笑い満載の楽しい回を期待するはずなんです。
でも、だからこそ、今回の寂しさが生きてくるんですね。
ふたつの話が同じ思いでつながることで、初めて「謹慎編」は成立するのです。
前回、“判断保留”としたこの「謹慎編」ですが、今回の話を読めば確かに認めざるを得ません。悔しいけど、いい話でした。「ってよ」も単なる気まぐれネタではなくって、今回の話によって、「もこっち不在」は大きな意味と価値を持ったと思います。
このふたつを合わせれば名作といってもいいでしょう。
ただ、まだ引っかかるところがあります。
それは、謹慎明けのこと。はっきり言ってしまえば、加藤さんの動向ですね。
彼女が何を感じ、どう行動するかで、「謹慎編」全体の評価は大きく変わるかなと私は思っています。
一年の時の担任も喪147「モテないし一人で寄り道」の扉に登場していますよ!
2時間目の監視役のあのクソじじいは3巻にも登場しています!(そんなの見たかねえよと思われるかもしれませんが、彼に泣かされたもこっちの泣き顔は必見!)
…なるほどねえ。
読み終えたとたん、思わずそう口にしていました。
なんていうか「納得」させられたという感覚がまずありましたね。
前回の「問題作」のあと、次はどうするかといえば、だいたい3つのパターンが考えられると思うんですよ。
すなわち、「謹慎側視点」か「謹慎明け」か、もしくは「謹慎三日目」。
このうち、同じ「もこっち不在」パターンを繰り返す「謹慎三日目」というのはまずないでしょう。絶対とは言いませんが、可能性としては1%くらいなものだったのではないでしょうか。(同じような日常を繰り返すだけじゃ「涼宮ハルヒの憂鬱」の「エンドレスエイト」みたいになってしまいますしw)
となると、もこっちたち側の様子を描いた「別視点編」か、一週間過ぎた後の「謹慎明け編」のどちらかになるわけです。
ネット上では「別視点編」の予想が多かったようですが、個人的には「謹慎明け編」になるんじゃないかと睨んでいたんですよね。
そのほうが、なんとなく前回の「ってよ」編が活きるような気がしていたんです。
結果としては、私の見立ては外れました。今回の謹慎編パート2は多くの方が予想した通り、「謹慎側視点」となっています。
ただ、肝心の内容は予想していたものとかなり違っていたのではないでしょうか。
少なくとも、私はこんな「別視点編」は予想できませんでした。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

今回のタイトルは「モテないし謹慎する」。
まず、このタイトルでもう半ば無理やり「納得」させられましたね。
まさか、前回のタイトルから「ってよ」を取っただけとは!
いや、本当に「なるほどねえ…」って感じでしたよw
もうこれは、当初から狙っていたんでしょうね。まず、こっちのタイトルから逆算して、前回のあの話になったのでしょう。要するに、本来ならこっちが本編で、前の「モテないし謹慎するってよ」のほうが「別視点編」だったのです。
かつてのわたモテだったら、今回の話がまず喪157だったでしょう。「モテないし謹慎するってよ」は番外編というか、アナザーサイド編となっていたはずです。
そう、あの喪116「モテないし二年目の卒業式(裏側)」や、喪113「モテないしバレンタインデーを送る②」のように。
ところが、今回はこちらのほうが「番外編」なんです。「アナザーサイド」なんです。
このからくりに、まず私は戦慄(笑)せざるを得ませんでした。
しかもこの表紙。
時系列が少し戻っているというか、喪156のオチからの流れになっていますよね?呼び出しをくらった直後の「生徒指導室」なわけです。
つまり、この時点で「ホントはこちらが喪156からの直の流れなんですよ~」と明かしちゃっているんですよ。もうなんなんでしょう…w 実にタチが悪いw
でも、最後まで読めば、やっぱりこっちが喪158であることを再認識させられるんです。決して意味なく、話の順序をテレコにしたわけじゃないことを「納得」させられてしまうんですね。
もう本当に意地が悪い!でもって、それでいて王道!…ったく、いい加減にしろと言いたくなりましたよ。(俺は何に苛立っているんだろう…)
それにしても、「生徒指導室」ってこんな感じなんですね。意外と殺風景と言うか、なんだか文化系部室の雰囲気があります。長机とパイプ椅子が妙に緊張感を演出していますね。
荻野がいるのは担任だから当然として、向こうから入ってきたのが生徒指導の教師なのかな?

うわあ、なんかサイコっぽい先生だなぁ…うん、いかにも生徒指導室にいそうw
いきなり本題に入らず、「わかってるな」とこちらを促すような尋問がなんともそれっぽい。
荻野が口出しせず、腕組しつつ横で黙っている感じもすごくわかります。
私自身、こういった指導を受けたことはないはずなのですが、なんだか「あるある」を感じてしまうところが面白いですね。

この二人のとぼけ方の違いも面白い。
吉田さんは堂々としているというか、なんか本当に知らないのでは…と思わせるオーラがありますよねwさすがヤンキー、場慣れしています。
もこっちのキョドりぶりはもはや微笑ましいwこんなん、誰がどう見てもバレバレですw

前回、麗奈が言っていた通り、やっぱり通報した奴は撮影もしていたようです。
ていうか、送っていたのかよ!てっきり、直接学校に乗り込んできたものだとばかり。
これはどうも、そういう趣味の輩のような匂いがしますね。単なる近所のおばちゃんの正義の行動とはちょっと違うような気がします。
画像を見ても、とても走っているバイクを偶然撮影したとは思えない鮮明さですよね。
しかし、この教師もやり方がいやらしい。生徒にとぼけさせておいてから写真を見せるとか…

画像を見せられた二人の反応w
もこっちのほうは、動かぬ証拠を突きつけられてテンパっている感じがよく出ていますけど、吉田さんは見た目まったく動じていないのがすごいw
何が映っているのかよくわかんねえな?とでも言いたそうな感じじゃないですかw

この荻野の「モード切替」感がすごく好き。
ちょっと意外にも感じましたけど、前回オープニングでの「教師A」的な立場に徹しているところも、この場面を見るとすごくしっくりくるというか、あえて自分を出さずに「仕事」に徹していたんだなというのがよくわかるんですよ。
生徒指導の先生が出払ったのを見届けてから「運が悪かったわね」とぶっちゃける感じとか、なんだか彼女の本来の人間性が伺えてとても好感が持てました。
昔はけっこうディスっていたキャラでしたが、今回で見方が大きく変わりましたね。

さすがにちょっとぶっちゃけ過ぎなのでは…w
思わずそう心配になってしまうほど、「話のわかる」先生っぷりですね。
かつての空気の読めない「熱血バカ」的なあの感じはいったいどこにいったのでしょう?w
でももしかすると、もともと融通の利かないタイプではなかったのかもしれませんね。
思えば修学旅行で、もこっちたちが夜抜け出した時も、事情を説明したら見逃してくれたことがありました。
まああの時は、もこっちに友達を作ってあげようという思惑からのことでしたが、厳しい規則で生徒を管理することよりも、生徒一人一人に合った充実した学校生活を送れることを何よりも優先したい思いがあるのかもしれません。
二年の時の「三者面談」でも、なかなかいいアドバイスをしていましたしね。
しかもよくよく考えてみると、「学校的には」というワードからなんとなく事なかれ主義的なニュアンスかと思いきや、「初めての校則違反者は注意で終わらせる」って案外真っ当な考えですよね。一般的な法律違反だって、初犯は執行猶予がつくものですし。
このあと、「今回は外部の人間からの通報でかつ写真もあるから」「建前上」せざるを得ないと、これまた壮大(笑)にぶっちゃけていましたけど、案外学校側もいい加減辟易している相手だったのかもしれませんw
それにしても、それでも校則違反を続ける相手として、吉田さんが真っ先に麗奈思い浮かべるのが地味におかしいw
なんつーか、平和でいい学校だなあという感想を抱いてしまいますねw

「指導」が終わった後、教室に戻る二人。この日はもうこのまま下校ということのようです。
吉田さんは普段通り平然と受け止めている感じですけど、もこっちは動揺を隠せないのか、若干前のめりになっていますね。見た目はこっちのほうがなんだか怖いw いきなり切れて殴りかかってきそうな雰囲気がありますw

素直にもこっちに謝る吉田さん。まったく意外ではなく、誰もが予想していたとおりの場面ですけど、それでもなんだか新鮮な空気を吸ったような爽やかさを感じますね。
真っ直ぐ正面を見据えつつ、いきなりぽつりと漏らす感じもすごく彼女らしくっていいなと感じます。
照れくさくも、決してごまかさない姿勢がはっきりとうかがえますね。

真剣なまなざしで詫びる吉田さんに対して、もこっちはつとめて軽く受け流そうとします。それでも若干吃ってしまうところが彼女らしいところですがw
きっと、それは思いもしなかった言葉だったのでしょう。
誰かのせいだとか、そんなことはつゆほども感じていなかったからこそ出た戸惑いだったんだろうと思います。

自分はなんとも思っていないことを吉田さんになんとか伝えようとするもこっち。
これまた、誰もが普通に予想した姿でしょうけど、それでもなお胸にくるものがあります。
たぶん、本当になんとも思ってなくって、むしろあの時バイクの後ろに乗せてくれたことを感謝しているくらいなんでしょう。でもそんなことは口にせずに、「自習とか楽しそう」とうそぶくところがなんとももこっちらしくって、逆に何だか切なくなってしまいます。
吉田さんもなんとなくわかっている感じがしますよね。
このあと、話題を変えるかのように
「謹慎って もっと怒られるかと思ったけど たんたんとしてたね」
というセリフを口にしていましたが、それはきっと本心からの言葉でもあったのでしょう。
吉田さんじゃありませんが、本当に「そんなもん」なんです。
だからこそ、逆にここまで冷静にもなれた。
教師側も生徒側も変に感情的にならずに、たんたんと事実を受け止めている様が不思議と印象に残りましたね。

家に帰って、思いっきり母親に叱られるもこっち。
これはもう、当然ですよね。
内申がどうとかそういう問題じゃなく、親としてはただただ子供のことが心配なんです。学校の理屈なんか関係ないんです。
これまでのたんたんとした空気が、ここで熱を帯びて大きく震えるところがとてもリアルに感じましたし、また、なんだか安心させられたシーンでもありましたね。
学校側の理屈を言い訳にしてなんとか抗おうとするもこっちがすごく子供っぽいw

謹慎くらいって、こいつ……
ちょっとなめていないか?そりゃ受験を控えたこの大事な時期に謹慎くらえばいったい何やってるのとなるだろ…
ていうか、30分ってむしろ短いくらいです。
私が昔やらかした時なんかは家族会議で2時間近くこんこんと詰められましたよ。(何をやらかしたかは秘密♡)

なんだ普通にみんな連絡とってんじゃん、と思ったのですが、よく考えてみればこの時点ではまだ「謹慎前夜」なんですよね。
本来なら、もこっちのほうからどうなったか一言連絡してもいい状況のような気もしますが…。まあなんだかんだ言っても、そんなことを忘れるほど、実はもこっちも動揺していたのかもしれませんね。(そう考えるとちょっとかわいいw)
ゆりちゃんと加藤さんの文面の違いもなかなか面白いですね。
「電話かけてきてもいいけど」と、もこっち側にボールを投げる感じがなんとも素直じゃないかわいさがにじみ出ているゆりちゃんw
一方の加藤さんは、有無を言わせない感じでちょっと怖いですね。
まあ彼女の場合は、まだ詳しいことは何も知らされていないのでしょうから、いったいどうしたの?となるのも致し方ないのかもしれませんが……

びくうwww やっぱり、動揺してるw
「謹慎くらい」というのも、実は虚勢を張っているだけなのかもw
考えてみれば、こんな風に叱られるのもけっこう久々なのかもしれませんしね。
ここ最近、漠然とした不安はあったものの、ずっと平穏な日常を送っていただけに、少し精神的に過敏になっているのかも。
ていうか、この期に及んでゲームをやれる神経がわからんわ…
でも、親がノックもせずに部屋に入れる環境なのが、なんだかんだいってもいい親子関係だなとも感じましたね。今だったら、部屋に鍵をかけて出てこないような子供もいたりするでしょうから…

うわ、なんかいやなフラグっぽいw
ここで返信を後回しにしたツケが、後々人間関係に影響を与えなけばいいのですが。
でも、「くそが…!!」と悪態つきつつも、素直に床に入るところが憎めないところですねw こういうところに、本来の人の良さが表れますw

この、半分まだ眠っているかのような顔w
母親の言葉に逆ギレしてイラッとするところもかわいいというか、まあ「あるある」ですねw(口が三角になっているところが地味にポイントw)
クズとメガネと文学少女(偽)のおーりもちょっと思い出します。
ホント、「いまやろうとしていたのに!」的なやつって、いつの時代の子供も絶対一度は口にする言葉なんじゃないでしょうか。
今回はこのねぼけまなこもこっちを個人的ベストもこっちにあげたいと思います!

ああ、このシーンはダメだ……見るたびに涙腺が緩んでしまう…
お母さんの、背中で語る感じでもう胸がいっぱいになります。
もう最初に見た時点で、すぐに今回の個人的ベストシーンはここしかない!と確信してしまいましたね。
本当にもこっちはいい家族に恵まれましたよ。

もこっちのこの表情w
さきほど「イラ」っとした手前、バツが悪いんでしょうねw
「……」の多いこと多いことw(ここがベストもこっちでもいいくらい)
そんなもこっちの様子など、すっかりお見通しとばかりの「はい 行ってらっしゃい」がまたいい。やはり、母親の方が一枚上手のようですw

ここは、前回の表紙と繋がる場面でもありますね。
巻き戻し映像を見せられているような、なんとも複雑な思いにさせられます。
それにしても、たかが30分早いくらいでこんなにも誰もいないものなんでしょうか?
今は、体育会系の部活も朝練とかやっていないのかなあ。私の母校では毎日朝6時半からやっていた部もありましたけどね。(まあ昭和の時代だからといえばそれまでですがw)

ポツン…、という音がなんとも印象的ですね。
この時のもこっちの心を音にすると、まさにこんな響きになるのかもしれません。
こういう時って、意味もなく不安になったりするんですよね。
「…誰もいないけどここで待ってればいいんだよな」
こんな言葉を指導室に入る際にまるで自分に言い聞かせるようにしていましたけど、
絶対に間違いはないはずなのに、時間が経つにつれどんどん不安が広がっていくんです。
あれ、確かに担任はここって言ってたよな?何か聞きそびれたことがあったか?もしかすると、急遽予定が変更になったとか?
…なんて、ありもしない仮定ばかりが頭をよぎったりもするんですよ。
で、ちょっと様子を見てくるかと、うかつに席をはずそうとするととんでもないことになるんですがw

どうやら、もこっちが早めに来過ぎていただけのようです。さすが制服もしっかり規定通りに着ている彼女らしいw
一方の吉田さんはやっぱりヤンキーですね、と言いたいところですが、素直に「明日から早く来るよ」と答えているあたり、案外真面目ですよねwネクタイはしていないけどw
ていうか、ちゃんと時間通り来るあたり、全然問題ないでしょう。どこがヤンキーなんだと言いたくなるくらいですね。

これまた、説明的な一コマですねw
サイコ先生による「謹慎編」レクチャーみたいw
しかし、私なんかはこれを見たら、どうしても羨ましい!と思ってしまいますよ。
たった8時間拘束されるだけで定時に帰れるとか天国じゃないですか!
仕事が残っていても普通に帰れるんでしょ?できるものなら、変わってあげたいですよ。
…でも、これを一人でずっとやるとなると、確かにきついものがありますね。
やっぱり、多少大変でも自分の好きな仕事をやっているほうが人生楽しいかもなあ。(わたモテで人生教えられるとかw)

やはりスマホは下校まで没収という形のようです。
てか、遊ぶつもりだったのかよw
そりゃ「謹慎」なんだから、当然の処置ですよ。
でもこれ、自己申告なんですね。ちょっと悪いやつなんかは、2台持ちとかでどこかに隠していてもばれなさそうですが…
まあ、そんなことを疑わないで済むくらいにこの学校はいい校風なんでしょうね。
舌打ちしつつも素直に提出する吉田さんがすごくいい子に思えますw

いつもより静かだからこそ、朝の喧騒がいつもよりはっきり聞こえるわけですね。
それでいて、どこか遠くの世界のことのようにも感じる。
たった一枚の扉を隔てただけで、世界への認識はこれほどまでに変わってしまうものなのです。

これが予鈴か……
まるで生まれて初めて聴いたかのような独白ですよね。
実際その音は、今までなんとなく聞き流していた予鈴とは違った響きだったのかもしれません。

別の世界。
そう、もしかすると彼女たちは今、本当に別世界にいるのかもしれません。
世界の内側にいては感じることのできなかったものを、もこっちは気づき始めているのかなという気がしましたね。
(どうでもいいですけど、朝の朝礼的なやつってSHRって呼ぶんですね…)

カリカリという音だけが響く中でのもこっちのモノローグは、いつも以上に冴えていますね。
静かな空間だからか、はたまたいつもと環境が違うからか、普段よりも観察力が研ぎ澄まされているような印象を受けます。(まあ、単に暇でそうするしかないのかもしれませんがw)

なんの科目かはわかりませんが、割といい感じなんじゃないですか?
吉田さんもあまり勉強しているように見えない割にはそんなに悪くはないでしょう。これなら、進学もどこか狙えそうだと思うのですが…
ていうか、逆にもこっち、もっと頑張れよw吉田さんとあまり変わらない程度じゃちょっとやばいんじゃないの?w(もこっちの“……”がまた意味深w)
100点取るまで同じものをやらせるというのもけっこういい勉強になりそうですよね。
意外とこれを機にして、成績がアップしそうな予感…

もこママのあれがなければ、間違いなく今回の個人的ベストシーンに選んでいたでしょうね。うーん、実に尊い。
こうして見るともう、大の仲良しって感じですよね。
二人の肘の組み方の違いもなんかいい。
もこっちはけっこう綺麗な組み方ですよね。
一方の吉田さんのだらけ方も妙な色気を感じますw
でも、確かに麗奈は一人でこれをやっていたんだよな…
しかも、懲りもせずに相変わらずバイクを乗り回しているとかw
よっぽどの大物か大馬鹿かどちらかですねw

別の先公w
久々に聞いたわ「先公」ってw
これじゃあ、どっちがヤンキーかわかりゃしないw
ていうか、ローテーション制てw
プリントやるだけとはいえ、一応授業なんだから教科担当がくるだろw
しかし、この教師、どこかで見たことあるな……

あ、思い出した、こいつ、1年の時にもこっちを泣かせた数学教師か!(単行本3巻所収;喪23「モテないし悪天候」忘れ物 参照)
あの時も腹立つ奴でしたが、今回もまったく変わっていませんでしたね。
「私語するな」「プリントのことだよ」「それでもだ 黙ってやれ」とか…
こういう、手前ルールだけを振りかざす奴ってどこの世界にもいますよね。
もしかすると、谷川さんの学生時代にモデルとなる教師がいたのかも?

この先生はもはやお馴染みですよね。
1年の時のもこっちの担任ですが、2年以降もちょくちょく顔を見せています。
修学旅行では、吉田さんとの絡み(笑)もありましたし、最近では、中間試験の監督もやっていましたよね。
さきほどがとんでもないクソじじい教師だっただけに、なんかこの佇まいだけでも好感が持てますw

WWWWW
これまた、誰もが予想していたネタですねw
たぶん、前回を踏まえた二次創作ネタの中でもけっこうな数があったのではないでしょうかw
でもまあ別視点となれば、描かないわけにもいきませんからね。あのネタを入れた段階で、すでにこれは約束されていたものなんだと思いますw

WWWどうしたと言われても……w
このもこっち、妙にきりっとしているところがまた妙におかしいですねw
本気で心配しているかのようじゃないですか。
どこからか仲間の助けを呼ぶ声を聞こえきて気が気でない主人公みたいw

あの叫び声を聞いて、「人気者だな」と言える先生w
いやあ、2時間目のあいつの時じゃなくって、本当によかったですね。
あのじじいだったら、何を言われることやら……
うっちー、実にいいタイミングでしたw
照れるもこっちもかわいいですね。
先生に褒められる?なんて、滅多にないことですから少しテンパっているのかもしれません。
ていうか、もこっちもあれを聞いて「人気者だな」と認識できたんだろうかw

ああ…
やっぱり、この先生は、担任を外れてからもずっともこっちのことを気にかけていたんですね。
なんだか、何年越しかにあの時のあの先生と再会したかのような深い感慨を覚えます。
ただまあ、「謹慎」することがまるでいいことのようなニュアンスになっているのは、ちょっと微妙なところですけどw
この後、「事故には気をつけろよ二人とも」とちゃんとフォローしているところも好印象。(そこはバイク通学は控えろよくらいでもいいかとは思いますがw)

休み時間、誰もいない校内を見渡すもこっち。
後ろに映るもこっちの姿が奇妙な静寂さを演出しています。
普段、人がいるのが当たり前の場所に一人きりでいると、異次元に迷い込んだかのような不思議な感覚に陥りますよね。病院とか職場とか。

でも 今は……
なるほどねえ。
確かに一年の時に謹慎になっていたら、ここぞとばかりに、「ぼっち」を満喫しているかも。
でも、今はもうそんな「強さ」は失ってしまったのもしれない。
中間試験の後、一人寄り道したあの日。
そんなことを思いふけっていましたね。
今回の謹慎で、その問いに対するひとつの答えが出たのかもしれません。
なにげに「吉田(よしだ)さん」と呼んでいるのも、感慨深いものがありますね。
寄り道の時だって、吉田(パチンカス)さんとルビがふってあったのにw

そんなことを一人思っているもこっちが、ふと、彼女のほうに目が向いてしまったのは当然のことだったのかもしれません。
このシーンは見ていて、本当に胸が痛みます。雫ちゃんの目には、どのクラスメイトの顔も「のっぺらぼう」に見えているのでしょう。

ここで、前回の雫ちゃんのセリフと繋がるのですね。
こんな雫ちゃんを見ていたら、あそこで一人約束を守っていた彼女のことを重いなんてとても言えません。
彼女にとってあの場所は、たったひとつの自分の居場所だったのですから。

一方、吉田さんは購買に行っていたようですね。
袋をかかげて、おばちゃんが売ってくれたことをうれしそうにもこっちに語る吉田さんの表情は、あまりに美しい。

いきなり、どうしたw
「頭が変になって」「大量の髪」
これらのワードが入った怖い話ってもうどれだけあるんでしょうねw
AIでいくらでも自動作成とかできそうw
話す方も聞く方も、たんたんとしているのがまた妙におかしいw
ていうか、飯を食いながら聞く話かよw
怪談にしたって、もう少し内容を吟味しろw
「大量の髪を含んで」って、飯がまずくなるわ!
…しかし吉田さんって、お昼はいつもこんな感じなんですかね?
もこっちがお母さんの手作り弁当なだけに、なんだか気になります。
吉田さんの家庭の事情も、そのうち語られるときがくるかもしれませんね。

WWWWW
なにこれ、漫才?w
ていうか、いきなり面白い話しろってw
まあ、たぶん、「暇だなー何か面白い話ねーか?」みたいなノリだったんでしょうね。
で、案の定、もこっちが変に気を回し過ぎたとw
もこっちの「ボケ」に対しての、吉田さんの「なめてんのか」というツッコミが最高www

イキってねーわ殺すぞWWWWW
これまた、最高のパワーワードwww
そのまんまのもこっちのツッコミもまたw
もはや、完全に漫才ネタとして完成されていますw
でも、確かに怖い系苦手かと私も思っていただけに、この反応はちょっと意外でしたね。

遠い目をする吉田さんw
子どもの頃の吉田さんって、どんな感じだったんでしょうね。
怪談話にキャーキャー言っている吉田さんも見てみたいかもw

WWWWWW
いやいや、この吉田さんの目を見れば、煽っていないことはわかるでしょw
むちゃくちゃ、無垢な瞳をしてるじゃないですかw
ていうか、お前の方がナチュラルにいつもヤンキー煽りしてんだろうがw
でもまあ、確かに小坊、中坊(この言い方もなんか懐かしいな…)の時って、怖い話で盛り上がりましたね。「お前みたいな見た目の奴」というのが具体的にどういう奴かは置いておくとして(笑)、その手のレパートリーがやたら豊富なやつが必ずクラスに一人か二人いましたよ。
この「お前って◯◯好きそうだな」って、汎用性高そうですよね。
電車、怪談話以外にも、なんでも使えそうw
それこそ、「お前ってわたモテ好きそうだな」とかw

普段なら、チャイムにここまで思いを馳せることなんてなかったでしょうね。
もこっちの「……みんな何してんのかな」というモノローグが、前回の話に繋がるわけです。
やっぱりこのシーンは、「ってよ」の後のほうが深みがありますよね。私はそう感じます。
吉田さんも「他の奴ら」のことを気にかけているところがまた、なんかいいなあと思います。

荻野はこういうところがいいですね。
杓子定規じゃないというか、いろんな側面で物事を考えているんだなと。(あの数学教師とはえらい違いw)
しかし、本当に吉田さんは何も決めていないんですね。
荻野は大学の他に、専門学校や就職ガイドなども用意していましたが、大まかな方向性さえもまったく考えていないとなると、ちょっと心配になります。
これも彼女の家庭と何か関係があるのでしょうか…
麗奈はあれでも専門学校とは決めていただけに、その辺は気になりますね。

もこっちも同じ思いのよう。やっぱり、3年のこの時期にちょっと信じられませんよね。
…てか、担任の前で生あくびはやめろw

長かった「謹慎一日目」もようやく終わりが見えてきました。
でも、なにげに「清掃」と「反省文」が一番面倒くさい気もしますけどw
最後の授業が17時終わりですから、確かに長いですよね。部活もそろそろあがる頃でしょう。

二行WWWWW
こいつ、本当に現文クラス3位なのかよwww
小学生だって、もう少し内容を広げられるわw
てか、まず、何がどうしてどう反省しているのかそれを書けw
5W1Hは文章の基本だぞw

見えるかWWWWWていうか、こわいわwwwww
なんか、伊集院光の「赤いクレヨン」でしたっけ?あれを思い出しましたよw
いやあ前半、笑い成分があまりにも薄かったのでどうしたものかと思っていたのですが、後半の畳みかけは目を見張るものがありますね。
というわけで、今回はこの「反省文ダブルコンボ」が一番笑ったシーンになります!
もしかすると、あの「怖い話」はここへの布石だったりするんでしょうかね?
恐怖と笑いは紙一重を改めて思い知らされましたよw

カンニングすなw
でも確かに、もこっちとは対照的にスラスラ書いてますね…
やっぱり、反省文とか書き慣れているんでしょうかw
意外と先生に気に入られるのがうまいというのも、地味にヤンキーあるあるかも。
やっていることはオタ系よりはるかに凶悪なのに、なぜか大人はヤンキーには甘いんですよねえ。

パクるなwww
というか、二人しかいない状況で馬鹿なのかwww
誰がパクったかモロわかりじゃねーかw
こんなやつが現文3位とか、なんか日本の国語教育のあり方が不安になってきますね…

ぎくっwww今回もこっち、ビビッてばっかだなwww
ていうか、なぜばれないと思ったのか…
でもこのサイコ先生も案外甘いんですね。
普通なら「書き直し!」となるところだと思うのですが。
(単に時間が遅くなるのを面倒くさがっているだけなのかもしれませんがw)
どさくさに(?)吉田さんのノーネクタイに言及しているところが、ちょっとムッツリ系な気もしないでもないw
ていうか、吉田さんって、ずっとネクタイしたことなんてないですよね?なんで今更…
まあ確かに男性教師にとっても目の毒なので、そこは少し注意した方がいいかも。これから薄着の季節ですし、そろそろ女性としての自覚も身に着けてほしいものです。

ほら、またこんな無防備な…
シャツのしわが透けているのかと思うじゃないですかw(何が?)
でも、このさりげなさが吉田さんのいいところですね。
もこっちはああ言っていましたが、やっぱりどこか罪の意識を感じていたのでしょう。
アイスコーヒーというのがまた……
わたモテをずっと読み続けてきた方ならわかりますよね。
そう、あの冬の雨の日。
あの時、最後にもこっちは何をお礼にと持ってきたかを。

こういう演出がまた心に響くんですよね。
お互いの表情をあえて見せずに、光と影のコントラストを強調する。
まるで、前回のあの二人のシーンをなぞらえているかのようじゃないですか。
長い一日が終わって、ほっと一息ついた後の二人で飲むコーヒー。
そののど越しの感覚は、たぶんずっといつまでも残るんだろうなと思いますね。

ゆうちゃんは、小宮山さんの連絡を受けてのことでしょうか。
加藤さん、ゆりちゃんは、昨晩返信しなかったことが気になりますね。
まあ普通に考えれば、この後連絡するでしょうから、大事にはならないかと思いますが…
しかし、本当に人脈が広がったものです。
たった一日いないだけでこれだけ連絡が入るのは、今やもこっちくらいなものなんじゃないでしょうかw

このシーンはちょっと気になったんですよね。
真子はゆりちゃんには連絡とっちゃダメとか言っておいて、自分は吉田さんに連絡とってるのかよ、とかw で、もこっちには連絡なしとかどういうこと?みたいなねw
まあ、それ自体はそれなりに理屈はつくと思うんですよ。
真子のラ●ンも先生から言われる前のものかもしれませんし、もこっちに送らなかったのも特に他意があるわけではなく、それだけ吉田さんのことが心配なだけだったのかもしれません。
でも、わざわざこんなシーンを入れる谷川さんの意図がイマイチよくわからないんですよね。特に何かの伏線になるとも思えませんし、こんなことで彼女らの仲に亀裂が走るなんてこともないでしょう。
もしかすると、真子が誰に送って誰に送らなかったかということよりも、このもこっちのどこか寂しそうな表情を描きたかったのかもしれません。
みんなからこれだけ心配されるようになったからこそ些細なことでもやもやしてしまう。そんな微妙な彼女の心のありようを表現したかったのかなという風にも感じました。
ただまあそんな勘ぐりも、先日谷川ニコ(原作)が出演したラジオを聞くと、実は何も考えていないのでは…という気にさせられるんですけどねw 「決まっていないことでも決まっているといって匂わせるという…w」とかw
ああいう話を聞いちゃうと、なんかすべて踊らされているだけなんじゃ、という気持ちにもさせられます。
このシーンも、ただ単に意味があるかのように匂わせているだけなのかもしれませんねw
(ラジオの放送内容は、こちらによるとYoutubeにて6/15まで期間限定アーカイブが聞けるようですので、興味がある方は是非。また、6/11火曜日の夜10時半より後半編がhttp://jradi.tokyo/こちらで聴けますよ)
※みさん、その節は情報ありがとうございました。

この二人の会話も、前回のゆりちゃんとネモを彷彿とさせます。
「一週間なんてあっという間だと思っていたけど長いよね」
「あと6日か……結構長いね」
「謹慎」の内と外で、同じようなことを思っていた。
そのことがとても当たり前のことのようにも思えるし、またなんだかすごく奇跡的なことにも思えるんです。
ゆりちゃんとネモ。
そして、もこっちと吉田さん。
この二組が内と外でお互い並び立つことで、「謹慎編」がひとつに繋がったような気がしましたね。
「謹慎側視点」は思いのほか、たんたんとしていました。
これを意外に感じた人も多かったのではないでしょうか。
“もこっち不在”の「謹慎するってよ」がわりとしんみりしていただけに、なんとなく「謹慎側」はもっとはっちゃけているようなイメージがあったんですよね。バランスを取る意味でもギャグ満載の回になるような気がしていたんです。
「内」と「外」との空気の差みたいなものを対照的に描くことで、「ってよ」編の静けさをもっと際立たせるというか…
蓋を開けてみれば、「外」以上に静謐な雰囲気がありましたからね。笑いも前回に比べるとかなり控えめになっていましたし、最初から最後までどこか寂しい空気が漂っていたように思えます。(まあ、基本キャラが二人だけなのですから当然と言えば当然なのですが)
でも最後の二人の後ろ姿を見て、「納得」させられたんです。
ああ、これはあえて前回のテイストに合わせたんだなと。
ゆりちゃんたちが一週間を長いと感じるなら、もこっちたちも長いと感じるんです。
二人がいなくて寂しいと思えば、もこっちたちだって寂しいんです。
作品のバランスとかそんなことよりも、キャラクターたちの気持ちが何より大事。
ただそれだけだったんだということに気付かされました。
そして、なぜ「ってよ」が喪157で、今回が喪158なのか。
それもなんとなく、感じ取れました。
「もこっち不在」が寂しいのは当然なんですよね。なんたって主人公なのですから。
で、次に「もこっち視点」がくるとするなら、普通は笑い満載の楽しい回を期待するはずなんです。
でも、だからこそ、今回の寂しさが生きてくるんですね。
ふたつの話が同じ思いでつながることで、初めて「謹慎編」は成立するのです。
前回、“判断保留”としたこの「謹慎編」ですが、今回の話を読めば確かに認めざるを得ません。悔しいけど、いい話でした。「ってよ」も単なる気まぐれネタではなくって、今回の話によって、「もこっち不在」は大きな意味と価値を持ったと思います。
このふたつを合わせれば名作といってもいいでしょう。
ただ、まだ引っかかるところがあります。
それは、謹慎明けのこと。はっきり言ってしまえば、加藤さんの動向ですね。
彼女が何を感じ、どう行動するかで、「謹慎編」全体の評価は大きく変わるかなと私は思っています。
一年の時の担任も喪147「モテないし一人で寄り道」の扉に登場していますよ!
2時間目の監視役のあのクソじじいは3巻にも登場しています!(そんなの見たかねえよと思われるかもしれませんが、彼に泣かされたもこっちの泣き顔は必見!)
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