私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪154~ギャグマンガの向こう側~
4月4日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪154に更新されました。
いやあ終わりましたね、球技大会。
まだ「準決勝」の段階でしたし、ここから後3~4回くらいは続くものとばかり思っていましたよ。
まったく、前回で「まだ続きそうな気配です」と書いたとたんにこれだからなあw
これが普通のスポーツ漫画だったら、単行本2、3冊分くらいやってもおかしくないですよね。
1球投げるのに一話費やした野球漫画もあったくらいですしw
でもまあ、要するに「勝負の行方」は本筋ではなかったということなんでしょう。
たぶん学校行事的なものだったら、なんでもよかったんでしょうね。
それでも終わってみれば、意外と長く続いた感があります。6話分ですから、「遠足編」や「GW編」にも肩を並べるくらいのロングシリーズになったと言ってもよいでしょう。
唐突に始まった割にはけっこう重要なシリーズになりましたよね。
こうして実際に終わってみると、なんだか寂しいというか、妙な喪失感すらあります。途中では少し苦言(?)を呈した割にここまで好きだったのかと、我ながら呆れてしまうくらいですw
ただ、なんとなく理由はわかるんですよ。
「遠足編」や「GW編」にはなかった何かが今回の「球技大会編」にはあるんです。それこそが、私の魅かれる理由だったような気がするんですね。
それはいったい何だったのか。
その辺を踏まえながら、ひとつひとつ見ていきましょう。
今回のタイトルは「モテないし球技大会を終える」。
なんか急に平凡なものに戻ったというか、これまでの創意にあふれていたタイトルが嘘のようですね。まんまじゃん!というw
でもまあ、このタイトルだからこそ、「球技大会編」が今回で終わることがはっきりわかったわけです。
逆に言えば、この表紙だけではわかりませんよね、今回で終わりって。
そう、今回はタイトルを普通にした代わりに、扉絵にちょっとしたフックをかましてきました。
だって、どう考えても「大団円」といった感じの表紙じゃないじゃないですか。
大会編のエンディングなら、みんなで表彰状を抱えて笑顔の集合写真とか、そんな定番のものがあるわけですが、ここではあえて、そういう類をはずしてきているわけです。
しかも、描かれているキャラはここまでまったく出番がないサブキャラたちです。
井口さんや紗弥加はともかく、糸目の子や左の子は名前さえないモブですからね。
最初は井口さんのクラスメートかと思ったのですが、違いますよね?
そう、彼女らは修学旅行で委員長グループだった「その他大勢」キャラだったはずです。(顔を洗っている糸目の子は卒業式でネモとゆりちゃんの間にもいましたね)
つまり、彼女たちは3年生なわけで、本来は井口さんたちとなんの接点もないはずなんですよ。もちろん、部活が一緒とかなんらかの裏設定がある可能性もなくはありませんが、そんなことを言っていたらきりがないですからね。ここはたまたま一緒になったと考えるほうが妥当でしょう。
この扉を見たとき、てっきり本編になんかしら関わってくると思っていたんですよ。がっつりメインではないにせよ、ここまでタイトルで見せてくれたような思わずニヤリとするような仕掛けがあるんだろうなと。
ところが、まったく本編とは何の関わりはありませんでした。この表紙は今回の内容とはまったくリンクしてなかったんですね。
これはいったいどういうことでしょう。いったい、谷川ニコは何を考えてこれをシリーズ締めくくりの扉に選んだのでしょうか。
その答えに対する、私なりの考えはここでは述べないことにします。
本編を振り返りながら、皆さんも一緒に考えてみてください。
3-5と3-7による「準決勝」。
ここまで順当に勝ち上がってきましたが、あっけなく、ひとコマで敗退w
まあ、相手は顔の描かれていない「卓球が強い」記号キャラですから、むしろ当然なんですけど、加藤さんの敗北で「決勝進出ならず」を表現したところがうまいなと思わせます。
おそらく今までは、二木さん、ネモ、加藤さんの3人で勝ち進んできたのでしょう。
二木さんが負けるとキャラ設定的に問題が出てきますし、ネモだとあまり真剣味が感じられませんからね。やっぱり、ここは彼女が負けることによって、「球技大会が終わった」ことをはっきり意識させたかったのではないでしょうか。
あと、これは余談ですけど、準決勝にあがった4チームの中に3-9の文字がありましたね。
少なくとも9クラス以上はあるようで、やっぱりこの学校はかなりのマンモス校といっていいようです。
それでも全体で50~60クラスまでには程遠いですけどw
仮に、1クラスから複数参加しているとしても、区別されていませんよね。表彰式とかもクラス対抗になっていたしなあ…
まあ、生徒数の問題は「かけもちOK」という設定で不問にするとしても、ちょっと腑に落ちないところはありますw
こういった構図も、加藤さんなら嫌みにならないんですよね。
一見、前回の

これを彷彿とさせるのですが、彼女たちだとなぜかしらじらしく感じないんです。
言葉だけではなく、表情や仕草がそれを語っているんでしょう。
二木さんもネモも特に変わったことは言っていません。むしろ月並みな慰めといってもいいです。でもなぜか、これが通り一辺倒な印象を与えないんですよね、不思議なことに。
むしろ、二木さんのセリフなんかはすごく「らしい」なと感じましたよ。彼女の人となりというか、大げさにいえば、「人生哲学」みたいなものがにじみ出ているような気がしましたね。
その光景を少し離れたところから眺めている「陰キャ」二人w
髪の色ではっきり分かれているところもなかなか面白い構図だなと思います。
WWWなんか、ゆりちゃん、少し変わったなw
普段はおとなしいけど、ときどきちくりと刺してくる毒吐きキャラにジョブチェンジしたのかw てか、ジャージの着方w
まあ、これが彼女なりの「ラリー」なんでしょうね。毒にしたって、かつてだったら「私はどうでもいい」とモノローグだけで終わっていたような気がします。この大会を通して、彼女の中で何かが変わったのかもしれません。
ネモの「苦笑」も板についてきたというか、逆にいいコンビになりつつあるような…w
ていうか、もこっちはともかく、ネモが負けたんだ。
なるほど、だから、少し口を挟みたくなったんだなw かわいいやつめw
もこっちの目が悪魔のようになっているのも面白いですねw ゆりちゃんに対してこんなまなざしを向けたのは初めてなんじゃなかろうか。ネモのように苦笑いでスルーできないところが、逆に今のこの二人を象徴していますよね。
それはそうと、たとえザコだとしても、ゆりちゃんが勝ったということはすごいことだと思いますよ。「私はどうでもいいけど」とか言っていたくせにw
不肖の親友(?)のかわりにフォローを怠らないもこっちw
こういうときは、かつてのように吃ってしまうところがいいですよね。不器用な優しさを感じさせます。
それは相手が加藤さんだからということではなく、ずっと昔から彼女が持っていた優しさのように思えるのです。
ここで舞台は切り替わってソフトボールへ。
ウインドミル子さんは、投げる方だけではなく、打つ方もただ者じゃなかったんですね。
ミットを構えたまま呆然としている小宮山さんがじわじわきますw
それにしても、絵になる子だなあ。ここだけみると、それこそ熱血スポーツマンガそのものですよね。まあ、この子は、ヒロインというよりライバルキャラっぽい感じですけど。
というわけで、なんと今回はここが個人的ベストシーンになります!
ストーリー的にはまったく関係ないシーンですけど、なんか魅かれるものがあったんですよね。まあたまには、こういう「どうでもいい」場面をチョイスしてもいいのではないかとw
それにしても、3-6(ウインドミルさんはうっちーらと逆側の隣クラスだったんですね)との準決勝は意外なほど大健闘していたじゃないですか!
6回表まで「4対3」で一点リードだったんですよ?
しかも一回で2点入れてましたからね。前回の緊急(?)ミーティングが功を奏したのでしょうか。
実は小宮山さんって、名将の素質があるのかもしれませんね。
今回はウインドミルさんの打撃についてのリサーチが少し弱かったために最後は逆転打を打たれてしまいましたが、このくやしさを糧に、次こそはぜひ一矢を報いてほしいものです。(え?次があるのかって?w)
WWWWW南さんwwwww
ただ、打球をアホ面で見上げるしかない彼女が、あまりにアホ可愛いw
てか、なんだかんだ言ってまだピッチャーやってたのかよ!
一回戦のとき、外野に回されたはずですが、けっきょく呼び戻されたんでしょうか。
ぶーぶー言ってた割には、すんなり小宮山さんと再びバッテリーを組むとか、けっこうかわいいとこありますよねw 良くも悪くも単純な子ですから、自分を認めてもらえてうれしかったのかもしれません。小宮山さんの人心掌握術が光りますw
あれ?となると、岡田のあのジャージの着方は肩云々とは関係なかったことにならないか?w …そうか、あーちゃん、あれがカッコイイと思ってやっていたのか…
それにしても、一回戦のときはけっこうな乱打戦になっていたはずなのに、なんか準決勝らしい、締まった試合になっていましたね。
なんだかんだ言って、南さん試合作ってるじゃん!さすが、小宮山さんが見込んだピッチャーだけあるw これからも「こみキバ」バッテリーには要注目かもしれませんよ?
卓球組とは違い、誰も小宮山さんを慰めようとしない…
ていうか、誰も小宮山さんのせいとは思ってないだけなんですけどねw
光と影の演出が見事というか、逆にベタ過ぎてなんだか笑っちゃいますw
最後の最後まで彼女だけがマジモードなのが、おかしくもいじらしいですね。
確かにあれだけいい試合をやっていたわけですから、あのウインドミルさんの一打がなければ決勝進出もあり得ただけに、ここは悔やんでも悔やみきれないところでしょう。
「責任」というところに、彼女の生真面目な部分が伺えますね。公式試合でもないんだし、誰もそんなことは責めないと思いますけどw
てか、監督気取りかよw それこそ何様だという話ですw
何も言わずにただ隣で寄り添うだけの伊藤さんはさすがですね。
こういう時は下手に言葉をかけないほうがいいんです。
「あと一本出れば」という発想も岡田らしくって好き。小宮山さんとは逆モードというか、常に自分にとってアクティブな方向の「たられば」なんですよね。そこは彼女のいいところだと思います。
吉田さんの屈託のなさというか、自然体なところも彼女らしい。なるほど、岡田と話が合うのがよくわかりますよね。冷めているようですけど、ゆりちゃんの「どうでもいいけど」とはまったく違うんですw
真子もそんな吉田さんと岡田のやり取りを微笑ましく見守っているようです。
その隣の南さんw
なんか、少し落ち込んでいるようですけど、ひょっとして、打たれたことを気にしているのかな? …そんな、殊勝な子なわけないかw
もしかしたら、目の前の三家さんカップルを苦い気持ちで見ているだけなのかもw
(この二人、意外とお似合いですねw お互い頭からっぽぽくってw)
卓球ソフトが仲良く準決勝敗退したということで、あっけなく球技大会は終了。
何というか、実に分かりやすいw
台上に元・委員長?ぽい子がいますね。ここでも実行委員長とかをやっていたんでしょうか。もしかしたら内申とか気にしていたりして。推薦狙いなのかな?
生徒会絡みだったら、今後そういう方向で話に加わってくる可能性もありそうですね。
加藤さんのちょっぴり誇らしげな顔を見ていると、こちらまでなんだかうれしくなってしまいます。横から顔をのぞかせるもこっちも、心なしかまんざらではなさそうです。
それにしても、3-5は本当にかなりの健闘ですね。
ていうか、3位ばっかりw 男子バスケも3位かよw
こうなると、清田率いる(?)男子サッカーチームは立つ瀬がありませんねw
あ、本人は、まったく気にしてなかったw
てか、清田、これネタとして狙ってましたねw 鈴木のツッコミを背に、完全にしてやったりの表情じゃないですかw
むしろ、鈴木はまんまと踊らされていますよw
まったくこいつは、どこまでピエロ的陽キャラポジを貫くつもりなんでしょうかw
女子のアイウエオ順に並んでいるのかと思いきや、なんで鈴木がここにいるんだよw
まあ、それはさておき、清田は本当にクラスの人気者なんですね。
岡さんの笑い顔、「引っこめー」とヤジを飛ばす鈴木、そして、岡田の「バカだー」。
みんな実に楽しそうじゃないですか。
彼が3-5でどういう存在なのかがよくわかるシーンだと思います。
そんな楽しい表彰式の様子を加藤さんと一緒に見ていて、もこっちが思うことといえば、
「途中まで勝ち負けどうでもよかったが」
「最後はまぁ 勝ててよかったか」
こんな言葉でした。
相変わらず斜に構えた物の言い方ですけど、こんなリア充たちの他愛ない「儀式」もそんなに悪くないと思いつつあるようです。
その思いが「3位」という結果に表れているような気がしますね。
準決勝で負けた後気持ちが切れることなく、しっかり勝って3位になれたのですから。
加藤さんの「よかったね」も、それがあるからこその言葉だったのでしょう。
しかし、よくよく考えてみれば、ソフトもあの後3位決定戦で勝ってるんですね。
なんだ、小宮山さんチーム(笑)、すごいじゃん!
いやあホント、みんな青春していますよ。
おお、雫ちゃんと一緒にうっちーがもこっちの応援してる!
にしても、「くろきー」ってw
まあ、彼女らしい応援のしかたですけど、一瞬「くうきー」とか「くっさー」と憎まれ口を言ってるのかと思ってしまいましたよw 「キモイキモイ」の後だけにw
まあ、何にせよ、喪152のオチはあくまでオチだったということで、ファイナルアンサーですよね?w よかった、よかったw
いやあ、ギャグマンガって、本当にいいなあ!後を引かなくてw
ちょっとだけ応援してくれる人がいるから、「勝ててよかったか」というもこっちの思いがまたうれしいですよね。
3-6ってなにげに強いんですね。ソフトだけではなく、バスケでも3-5の前に立ちはだかったのかw
しかもけっきょく、ウインドミルさん率いるソフトもしっかり優勝しているし。
これは、小宮山さんにとってもせめてもの慰めになったんじゃないでしょうか。
あ、そうそう、ここで早くもウインドミルさんの下の名前が判明しましたね。
その名も「風夏」。
ふうか、と聞くと、どうしてもあの幸せそうな名前を持つ某マンガを思い出してしまうのですが、こっちは「風香る 風香」ではないほうの風夏ですね。(これも某マンガをほうふつとさせますが…)
あと、「はいはーい」の子が妙に気にかかりますw
出たがりなのか、変なノリなんですよね。清田とはまた違ったタイプの人気者っぽい。
けっきょく表彰台にあがって、「いぇーい!」とか恥ずかしいことをやっていましたし、あれが3-6のカラーなんでしょうね。
もこっちの「……」は風夏さんの「私はいいって」に向けられたものなんでしょうけど、彼女の調子の良さは風夏さんとは対照的な何かを象徴しているような気がしてなりません。
なんと、加藤さんと風夏さんは知り合いでした!
「明日香」呼びからしても、相当仲がよいようですよね。なんだ、加藤さん、けっこう交友関係広かったんだ…
ていうか、それなら前回、小宮山さんが動画を見せたときに、「あ、彼女なら私知ってるよ」くらい言ってくれてもよかったのにw
まったく話を聞いてなかったんでしょうかw
彼女がいう「似合わない」の意味が気になりますね。
単純に明るい暗いのイメージの問題を言っているのでしょうか。それとも……
もこっちは二人のやり取りを、果たしてどんな気持ちで聞いているのでしょうね。
ここは、意外と重要なところだと思うんですよね。
2年時の卒業式のようなクラス単位での打ち上げではなく、ネズミー遠足でのフィナーレのようにみんなそろっての花火でもなく、
「卓球チーム」だけでの軽い打ち上げ、というところに今回の「球技大会」の意味があったような気がするんです。
それをネモが企画するというのも何だか象徴的です。
何かとネモとの確執が噂(?)される加藤さんを一緒に誘うところがいいですね。
しかしこのネモ、腹が立ってくるほどかわいいなw
どこまでも、クロを持ちだしてくるゆりちゃんはともかく(笑)、
二木さんがすんなりOKしてくれるとは少し意外でしたね。
やはり、実は気さくで付き合いのいい子なのかもしれません。
自分から誘うタイプではないにせよ、他人を拒絶して自分だけの世界に閉じ籠ることもないんでしょう。前回、お昼時にいなかったのは、やはり一人特訓にいそしんでいただけなのかもw
そして、一行は「サイゼノア」へ。
この並びは、GW前の「月ノ珈琲」を思い出させますね。
ただ、あの時と違うのは、岡田の代わりに二木さんになっていること。
ここも、なんだか象徴的というか、あの頃と球技大会を経た後との対比構造のようにも思えるんです。
彼女ともこっちがフライングしているところも含めてw
WWWWW
二木さんの顔www可愛すぎるwww
しかし、これはけっこうあるあるネタですねw
私も実は経験ありますよ。
こういう少人数でやらかすことはないですけど、結婚式とか送迎会とかで大勢がいる場合、たまにやってしまいますね。進行役がとろくてなかなか乾杯の音頭が始まらないときなんか各班で勝手に始まったりして、あとから「えーそれではー…」とマイクが入りだすと、すごく気まずい空気が流れますw
まあ、この二人はまだこういうタイミングに慣れていないのでしょう。
手に持ってさえいないゆりちゃんに比べれば、全然大丈夫ですよw
お互いグラスを打ち立てるところにも、それぞれのキャラが出ていてなかなか面白いですね。
もこっちの「ゴッ」とかw これ、ゆりちゃんとのグラスに指挟んじゃってるだろwちょっと痛そうw
二木さんの「ガチャ」はむしろ微笑ましいですね。
やはり鍛えているのか、手首は女の子にしてはかなり太いようですけどw
ていうか、もうほとんど飲み干しちゃってるじゃんw
確執の噂なんてどこへやら、そんなことは一切気にしていないかのような加藤さんとネモのやり取りが心地よいですね。
さりげなく、二木さんに話を振るネモの気遣いにもなんだかほっこりします。
そういえば「月ノ珈琲」では、岡田がゆりちゃんに声をかけていましたね。
性格的にはあまり似ていないようでも、こういう目の配り方はやっぱり通じるところがあります。
それにしても、二木さんの答えが妙に笑えるwww
フォカッチャってw
いや、いってもイタリアンですし、特におかしいところはないはずなんですけどねw
間を空けずにワンワード即答というところが面白いw
あらかじめ決めてたのかよ、というねw
二木さんwwwww
もこっちの「もちゃ もちゃ」に対しての「もぎゅ もぎゅ」なんでしょうかw
ていうか、これ、どこかで見たなとずっと考えていたんですが、
「金魚王国の崩壊」ネタでしたか!
いやあ、どうしても思い出せなくって、ずっともやもやしていたんですけど、ようやくすっきりしました!(我慢できずに、よそ様のサイトでカンニングしてしまったのは内緒だ)
エビ飼いたいでわかりそうなものだったんですけどね。ていうか、あのマンガでもサブヒロイン(?)のカホのほうとはさすが谷川さんだw
もしかしたら、二木さんって、元々があのキャラのパロだったりしてw
誰も突っ込まないので、しびれを切らしてここでネタをばらしたとかw
何しろ彼女の初登場は、なんと2年時の体育祭ですから。
これねw↓
いったい何年の月日がたったことかw
あ、でもこうして見ると、今とはまるで別キャラのようですね。うーん、やっぱり、描いていくうちに、あれ?これって金魚王国のあの子に似てね?となっただけなのかもw
※「金魚王国の崩壊」は、webで公開されているマンガで、こちらから読めます。
http://www.goldfishkingdom.client.jp/index.html
二木さんの元ネタ(?)、水谷香歩の話は、エビのアイコンをクリックしてください!
突然、何も言わずにピザを切り出すゆりちゃんw
てか、やな音立てるなw
きぃ~~~~ ゴリゴリってw
腕がピクピク震えてるじゃねーかw
またゆりちゃんファンから、「ンモーまたこういうキャラにする~」という声が聞こえてきそうなコマですねw
確かにグロいwwwww
ていうか、ソースのかけ方も相まって、なんか、滅多刺しで顔を潰されたかのようじゃないかw被害者の身元を隠そうとしているのか?これは、加害者と被害者が入れ替わっているパターンに違いないw(今時そんなミステリもないでしょうけどw)
ピザに恨みあんの?というツッコミもいいですねw
ゆりちゃんならあってもおかしくないかもw
でもまあ、これまた物議を呼びそうなネタですけど、私は素直に笑えましたよ。大笑いではないですけどね。小笑いかな。
これってたぶん、「月ノ珈琲」での加藤さんの振舞いが頭にあったんですよ、きっと。
この時、ゆりちゃんは何か考えている風でしたよね。
私も次に機会があるなら、あんな風に気を利かせたいという気持ちがどこかにあって、それが今回の惨事(笑)につながっているのではないでしょうか。
決してサイコキャラをこじらせたわけではないんです。たぶん。
ネモはネモで、二木さんとコミュニケーションを取ろうとしているみたいですね。
話の振り方が実にうまい。
てか、二木さんの口元www
ネタがあるとはいえ、可愛すぎw
猫っぽいかわいさですよね。
あと、なんだかんだ言ってグロいピザをほおばるもこっちも、なんかおかしいw
ネモのフリを受けて、「楽しかった」と応える加藤さん。
どうやら今回の卓球を通じて、お互いのわだかまりみたいなものも薄らいだようです。
「運動神経いいのに?」と繋げるネモもイヤミなところを感じさせませんよね。
実際、準決勝まではずっと勝ち続けていたわけですし、素直な疑問のように思えます。
口にピザを含みながら加藤さんを見上げるもこっちも、なんだかいつも以上に「素」の感じがします。
今回は、ここを個人的ベストもこっちにあげたいですね。
この手の発言は聞きようによっては反発を受けかねないと思うんですけど、なぜか彼女だと、すんなり納得してしまいますね。何の含みもない、本心からの言葉だと信じられるんです。
かつて、ネモがさんざん浴びてきたであろう、空気を合わせるためだけの上っ面な会話ではないことがうれしく感じるからなのかもしれません。
そんな会話を聞きながら、物思いにふけるもこっち。
「地味な奴が~」というのは、表彰式での3-6達の振舞いを見てのことでしょうか。
ここはなんだか、「むぐ」が合っていますね。
付き合ってくれた、とはまたちょっとニュアンスが違うとは思いますがw
でもまあ、もこっちにもネモや加藤さんが自分を慕って卓球を選んでくれたことをわかっているんですね。
しかし、「陰の者」だからってなんだよw
別にそこは関係ないだろw 四の五の言わずに素直に感謝しろw
二木さんの食べ方がむちゃくちゃかわいいw
なんか噛み切れないで、ちょっとイラッときている感じですよね。エビでも食べているのかな?w
でも、そんな「Mk-2」(笑)の頑張りにも、もこっちは思いを寄せていましたね。
「みんなの為に頑張ればよかったか?」
「もう少し練習して勝ちにこだわれば優勝できたかも…」
みんなの会話を聞きながら、そんなことを考えていたもこっち。
前回では「優勝とかはどうでもいいけど」と思っていたことがなんだか逆に微笑ましくすら感じますね。
加藤さんのあとを受けて、「私も楽しかった」と応える二木さん。
チームプレイは苦手だからという理由は至極納得しましたけど、そんな彼女が「みんなと力を合わせて何かを成し遂げる」ことの“楽しさ”を知ったというところに、よけいグッときてしまいますね。むしろずっと一人でポテンシャルを発揮してきた彼女だからこそ、初めて知る“楽しさ”だったのかもしれません。
加藤さんの表情がこの上なく優しいのが印象的です。
ここで「優勝したかった」と、はっきり言いきる二木さんがむちゃくちゃかっこいい!
もこっちが「まぁ勝ててよかったか」とか「優勝できたかも…」と、歯に物が挟まったような言いぐさをしていただけに、なんだかよけいに爽快な気持ちになりましたよ。
でも、「最初で最後」という言葉はなんだか少し切ないですね。
本当は、ここを個人的ベストシーンにしてもよかったんですけどね。
二木さんとみんなが気持ちを通じ合う場面ですけど、わざとらしい演出はなしに、こういうさりげない空気感の中でそれとなく見せる。
セリフにも表情にも余計なところが一切ないですよね。
WWWWWW
サ●ゼの間違い探しwwwww
いやあ、ここはもう爆笑しましたw
ここまで小笑、中笑といった感じのものが続いていただけに、ここはある意味、不意打ちでしたよ。
しかもなぜか、ニコとイッコがいるw
なんで、お前らがサ●ゼのキャラみたいになってんだよw
いやあ、最高!
どう考えても、ここが今回一番笑ったシーンですw
色んな見方があるでしょうけど、
もはや、もこっち以上に笑いが取れるようになった今のゆりちゃんが私は大好きですね。
ここは一瞬、だれのセリフかよくわからなかったんですよね。
てっきり、後ろから吉田さんでもやってきたのかと思いましたよ。
激しいツッコミと表情が合っていないというか、なんかちぐはぐな感じがしました。
おそらくこれ、実際に声に出したわけではなく、もこっちの脳内ツッコミのつもりなんじゃないでしょうかね?
この後の場の空気も別段おかしなことになっていませんし、そんな気がします。
WWW
実際に口にしたかどうかはともかく、ゆりちゃんにはちゃんと伝わったようですねw
ていうか“知らんわ!!”というツッコミ自体、明らかに黙しての言葉ですし、やっぱりこれ、無言の非難に対する言い訳だったんじゃないかなあ。
あれだけ強めのツッコミをしておいてあとはだんまりって、もこっち、それはないでしょw、てなもんですよw
だから、一人脳内ツッコミはやめろってのw
てか、「不思議ちゃん」ってw なんか、久々に聞きましたよw
ああいうのって、自覚あってというか、狙ってやっている子が多いんじゃないでしょうかね?
ゆりちゃんみたいなタイプとは、またちょっと違うような…
自分のことかのように、一人顔を赤らめているもこっちが面白いですねw
ふしぎなおどり踊りそうなミステリアスな奴wwwww
いかん、想像してしまったwww
でも本来の意味で言うなら、二木さんこそ「不思議ちゃん」なはずなんですけどねw
むしろ、このメンツの中では一番まともなキャラのような気もしてきましたw
てか、このバックはやめろw
ずっと見ていると、なんだか洗脳されてしまいそうな気がするw
心が落ち着いていきます
心が落ち着いていきます
心が落ち着いていきます
心が……
みたいなw
ここで、ゆりちゃんがまさかの行動に出ます。
なんと、間違い探しを二木さんの前に持っていき、
「これ10個あるけど 今まで全部見つけられたことない」
「わかる?」
と聞いてきたのです。
なにげに、これがゆりちゃんと二木さんの初絡みだったわけですけど、
ここはちょっとびっくりしましたね。
心なしか二木さんも意表を突かれたというか、少しその真意を見極めているかのようにも見えました。
なんだか昔からの仲良しのようにも見えますね。
「それはもう 見つけた」って、とても初めて交わす会話とは思えないw
でも、ぶっきらぼうには見えても、これが彼女なりのコミュニケーションの取り方なんでしょうね。
二木さんにも、そのことは伝わっているような気がします。
ていうか、さすがにここで10個すべてを当てられるようなポテンシャルは持ち合わせていないようですw(ちょっと安心w)
なんじゃ、この流れ…とでも言いたそうなもこっちの後ろ頭w
でも確かにあれって、かなり難しいですよね。私もたまにしか見ませんけど、今まで見つけられたことはないです。
二木さんのけむに巻かれたかのような「埴輪顔」がじわっときますねw
加藤さんの「ふーん、こういうのなんだ」といった感じの興味の示し方もなんだか面白いですw
このタイミングで、ぼそりと言う感じが、なんともゆりちゃんらしいところですよね。不器用というか、捻くれているというかw
でもその言葉は、しっかり二木さんの話を受けてのことでした。
「このクラスなら」という言葉に、心を打たれますね。
あのゆりちゃんが、この場でこの言葉を口にできたというところに大きな意味があるんだと思います。
たぶん、これは今後のイベントへの伏線でもあるんでしょう。
「最初で最後」なんて言わせない。
そんな彼女のぎこちないながらも熱い思いが伝わっていますよ。
…最後に、「私はどうでもいいけど」と付け加えないと気が済まないところも彼女らしいですけどw
照れ隠しなのか、うつむいたままのゆりちゃんを見つめる加藤さんのまなざしがこの上なく優しい。きっと、彼女にもゆりちゃんの“楽しかった”が伝わったんでしょうね。
そして、二木さんやネモにも。
もちろん、もこっちにも伝わったはずですが…
勝ち負けに一番こだわっているのはお前じゃねーかw
結果じゃなく、みんなで何かをやったということの“楽しさ”を言ってるんだから、そこは置いといてやれよw
でもまあ、「最後にもってった感」は正直ありますよねw
みんなが真面目モードに入っている中、一人「間違い探し」をやっていたくせに、
それこそが実は「二木さんの話を誰よりもしっかり受け止めていた」とか、ずるいにもほどがありますよw
これが球技大会編を締めるオチとか、ホント、最後にかっさらっていった感がハンパないw
さて、ここまで見てきて、今回の扉の意味がわかったでしょうか。
ホント見事なまでに、何の関係もありませんでしたよね。
でも、それこそが、この「球技大会編」そのものを象徴していたような気がするんです。
あの場面はおそらく、試合が終わった後にくずれた身だしなみをそれぞれ整えている所でしょう。(泣いている井口さんは、応援していた智貴くんの勇姿に感動してのことなのかもw)たぶん、井口さんたちと糸目さんたちはたまたま一緒になっただけで、特に4人いることに意味はないのではないでしょうか。
要するに、華々しい大会のちょっとした裏側というわけです。
きっと、もこっちたちが卓球に汗を流している間にも、こんな光景がどこかで繰り広げられていたんでしょう。
そう、卓球の裏でソフトボールの試合が行われていたように。
我々はわたモテの一読者に過ぎませんから、谷川ニコが描いてくれた場面しか見ることができません。
前々回のあと、うっちーともこっちの間に何があったのかを知るすべはありませんし、吉田さんと小宮山さんのケンカはけっきょくどうなったのかもわからないでしょう。加藤さんとネモの関係もしかりです。
もっと言うなら、けっきょくトーナメントに何チーム参加していたのかもよくわからず仕舞いw
これらはけっきょく、ギャグマンガ特有のアレだということで納得するしかないのです。そう、「それはそれ、なかったことにしようよw」てやつですw
これはギャグマンガの良いところだと私は思っています。そうでなければ、毎度吉田さんにしばかれているもこっちなんかいくつ体があっても足りませんよねw
「球技大会編」ではシリーズ物にもかかわらず、いわゆる「引き」の回がなく、前のオチの流れを決して引きずらなかったことが大きなポイントでした。
喪150のオチも、喪152のオチもその回だけで完結していたのです。
ただ、彼女たちは決して、ギャグマンガを構成する駒ではありません。我々の目の前に見える部分とはまた別の場所でも、彼女たちは確かに生きているのです。
今回の表紙はそのほんのわずかな瞬間を私たちに垣間見せてくれたような気がしてならないんですよ。
考えてみれば、卓球とソフト、サッカーとバスケが同時に行われていたこの大会の構造自体がそれを象徴していたようにも思います。
もこっちたちが卓球をやっていた瞬間にも、一方ソフトボールでもいろんなドラマがあったのでしょう。それは私たちが知る由もないことですけど、彼女たちはそこで笑ったり泣いたりしていたはずです。
オチはオチとして後には引きずらなかったのは、わたモテの世界が我々が住む世界とは違うことの証左でしょう。もこっちたちは確かにギャグマンガの世界にいるのです。
でも、私たちが目にしている世界はほんの一部でもあったはずです。
私たちがマンガとして楽しんでいるその向こう側にも、彼女たちの居場所はある。
今回の「球技大会編」は、そんなことを改めて認識させてくれました。
私にとって、このシリーズが忘れがたいものになった理由は、そんなところにあったのです。
15巻の発売日がいよいよ5月11日に決定!いつもとは発売予定が異なるので忘れないように予約しておきましょう!
もこっち、ゆりちゃん、加藤さん、そして岡田とネモ。今回とは別のメンツでの女子会(?)も楽しめる14巻は絶賛発売中です!
実は9巻の時点で、二木さんは登場しています!
いやあ終わりましたね、球技大会。
まだ「準決勝」の段階でしたし、ここから後3~4回くらいは続くものとばかり思っていましたよ。
まったく、前回で「まだ続きそうな気配です」と書いたとたんにこれだからなあw
これが普通のスポーツ漫画だったら、単行本2、3冊分くらいやってもおかしくないですよね。
1球投げるのに一話費やした野球漫画もあったくらいですしw
でもまあ、要するに「勝負の行方」は本筋ではなかったということなんでしょう。
たぶん学校行事的なものだったら、なんでもよかったんでしょうね。
それでも終わってみれば、意外と長く続いた感があります。6話分ですから、「遠足編」や「GW編」にも肩を並べるくらいのロングシリーズになったと言ってもよいでしょう。
唐突に始まった割にはけっこう重要なシリーズになりましたよね。
こうして実際に終わってみると、なんだか寂しいというか、妙な喪失感すらあります。途中では少し苦言(?)を呈した割にここまで好きだったのかと、我ながら呆れてしまうくらいですw
ただ、なんとなく理由はわかるんですよ。
「遠足編」や「GW編」にはなかった何かが今回の「球技大会編」にはあるんです。それこそが、私の魅かれる理由だったような気がするんですね。
それはいったい何だったのか。
その辺を踏まえながら、ひとつひとつ見ていきましょう。

今回のタイトルは「モテないし球技大会を終える」。
なんか急に平凡なものに戻ったというか、これまでの創意にあふれていたタイトルが嘘のようですね。まんまじゃん!というw
でもまあ、このタイトルだからこそ、「球技大会編」が今回で終わることがはっきりわかったわけです。
逆に言えば、この表紙だけではわかりませんよね、今回で終わりって。
そう、今回はタイトルを普通にした代わりに、扉絵にちょっとしたフックをかましてきました。
だって、どう考えても「大団円」といった感じの表紙じゃないじゃないですか。
大会編のエンディングなら、みんなで表彰状を抱えて笑顔の集合写真とか、そんな定番のものがあるわけですが、ここではあえて、そういう類をはずしてきているわけです。
しかも、描かれているキャラはここまでまったく出番がないサブキャラたちです。
井口さんや紗弥加はともかく、糸目の子や左の子は名前さえないモブですからね。
最初は井口さんのクラスメートかと思ったのですが、違いますよね?
そう、彼女らは修学旅行で委員長グループだった「その他大勢」キャラだったはずです。(顔を洗っている糸目の子は卒業式でネモとゆりちゃんの間にもいましたね)
つまり、彼女たちは3年生なわけで、本来は井口さんたちとなんの接点もないはずなんですよ。もちろん、部活が一緒とかなんらかの裏設定がある可能性もなくはありませんが、そんなことを言っていたらきりがないですからね。ここはたまたま一緒になったと考えるほうが妥当でしょう。
この扉を見たとき、てっきり本編になんかしら関わってくると思っていたんですよ。がっつりメインではないにせよ、ここまでタイトルで見せてくれたような思わずニヤリとするような仕掛けがあるんだろうなと。
ところが、まったく本編とは何の関わりはありませんでした。この表紙は今回の内容とはまったくリンクしてなかったんですね。
これはいったいどういうことでしょう。いったい、谷川ニコは何を考えてこれをシリーズ締めくくりの扉に選んだのでしょうか。
その答えに対する、私なりの考えはここでは述べないことにします。
本編を振り返りながら、皆さんも一緒に考えてみてください。

3-5と3-7による「準決勝」。
ここまで順当に勝ち上がってきましたが、あっけなく、ひとコマで敗退w
まあ、相手は顔の描かれていない「卓球が強い」記号キャラですから、むしろ当然なんですけど、加藤さんの敗北で「決勝進出ならず」を表現したところがうまいなと思わせます。
おそらく今までは、二木さん、ネモ、加藤さんの3人で勝ち進んできたのでしょう。
二木さんが負けるとキャラ設定的に問題が出てきますし、ネモだとあまり真剣味が感じられませんからね。やっぱり、ここは彼女が負けることによって、「球技大会が終わった」ことをはっきり意識させたかったのではないでしょうか。
あと、これは余談ですけど、準決勝にあがった4チームの中に3-9の文字がありましたね。
少なくとも9クラス以上はあるようで、やっぱりこの学校はかなりのマンモス校といっていいようです。
それでも全体で50~60クラスまでには程遠いですけどw
仮に、1クラスから複数参加しているとしても、区別されていませんよね。表彰式とかもクラス対抗になっていたしなあ…
まあ、生徒数の問題は「かけもちOK」という設定で不問にするとしても、ちょっと腑に落ちないところはありますw

こういった構図も、加藤さんなら嫌みにならないんですよね。
一見、前回の

これを彷彿とさせるのですが、彼女たちだとなぜかしらじらしく感じないんです。
言葉だけではなく、表情や仕草がそれを語っているんでしょう。
二木さんもネモも特に変わったことは言っていません。むしろ月並みな慰めといってもいいです。でもなぜか、これが通り一辺倒な印象を与えないんですよね、不思議なことに。
むしろ、二木さんのセリフなんかはすごく「らしい」なと感じましたよ。彼女の人となりというか、大げさにいえば、「人生哲学」みたいなものがにじみ出ているような気がしましたね。
その光景を少し離れたところから眺めている「陰キャ」二人w
髪の色ではっきり分かれているところもなかなか面白い構図だなと思います。

WWWなんか、ゆりちゃん、少し変わったなw
普段はおとなしいけど、ときどきちくりと刺してくる毒吐きキャラにジョブチェンジしたのかw てか、ジャージの着方w
まあ、これが彼女なりの「ラリー」なんでしょうね。毒にしたって、かつてだったら「私はどうでもいい」とモノローグだけで終わっていたような気がします。この大会を通して、彼女の中で何かが変わったのかもしれません。
ネモの「苦笑」も板についてきたというか、逆にいいコンビになりつつあるような…w
ていうか、もこっちはともかく、ネモが負けたんだ。
なるほど、だから、少し口を挟みたくなったんだなw かわいいやつめw
もこっちの目が悪魔のようになっているのも面白いですねw ゆりちゃんに対してこんなまなざしを向けたのは初めてなんじゃなかろうか。ネモのように苦笑いでスルーできないところが、逆に今のこの二人を象徴していますよね。
それはそうと、たとえザコだとしても、ゆりちゃんが勝ったということはすごいことだと思いますよ。「私はどうでもいいけど」とか言っていたくせにw

不肖の親友(?)のかわりにフォローを怠らないもこっちw
こういうときは、かつてのように吃ってしまうところがいいですよね。不器用な優しさを感じさせます。
それは相手が加藤さんだからということではなく、ずっと昔から彼女が持っていた優しさのように思えるのです。

ここで舞台は切り替わってソフトボールへ。
ウインドミル子さんは、投げる方だけではなく、打つ方もただ者じゃなかったんですね。
ミットを構えたまま呆然としている小宮山さんがじわじわきますw
それにしても、絵になる子だなあ。ここだけみると、それこそ熱血スポーツマンガそのものですよね。まあ、この子は、ヒロインというよりライバルキャラっぽい感じですけど。
というわけで、なんと今回はここが個人的ベストシーンになります!
ストーリー的にはまったく関係ないシーンですけど、なんか魅かれるものがあったんですよね。まあたまには、こういう「どうでもいい」場面をチョイスしてもいいのではないかとw
それにしても、3-6(ウインドミルさんはうっちーらと逆側の隣クラスだったんですね)との準決勝は意外なほど大健闘していたじゃないですか!
6回表まで「4対3」で一点リードだったんですよ?
しかも一回で2点入れてましたからね。前回の緊急(?)ミーティングが功を奏したのでしょうか。
実は小宮山さんって、名将の素質があるのかもしれませんね。
今回はウインドミルさんの打撃についてのリサーチが少し弱かったために最後は逆転打を打たれてしまいましたが、このくやしさを糧に、次こそはぜひ一矢を報いてほしいものです。(え?次があるのかって?w)

WWWWW南さんwwwww
ただ、打球をアホ面で見上げるしかない彼女が、あまりにアホ可愛いw
てか、なんだかんだ言ってまだピッチャーやってたのかよ!
一回戦のとき、外野に回されたはずですが、けっきょく呼び戻されたんでしょうか。
ぶーぶー言ってた割には、すんなり小宮山さんと再びバッテリーを組むとか、けっこうかわいいとこありますよねw 良くも悪くも単純な子ですから、自分を認めてもらえてうれしかったのかもしれません。小宮山さんの人心掌握術が光りますw
あれ?となると、岡田のあのジャージの着方は肩云々とは関係なかったことにならないか?w …そうか、あーちゃん、あれがカッコイイと思ってやっていたのか…
それにしても、一回戦のときはけっこうな乱打戦になっていたはずなのに、なんか準決勝らしい、締まった試合になっていましたね。
なんだかんだ言って、南さん試合作ってるじゃん!さすが、小宮山さんが見込んだピッチャーだけあるw これからも「こみキバ」バッテリーには要注目かもしれませんよ?

卓球組とは違い、誰も小宮山さんを慰めようとしない…
ていうか、誰も小宮山さんのせいとは思ってないだけなんですけどねw
光と影の演出が見事というか、逆にベタ過ぎてなんだか笑っちゃいますw
最後の最後まで彼女だけがマジモードなのが、おかしくもいじらしいですね。
確かにあれだけいい試合をやっていたわけですから、あのウインドミルさんの一打がなければ決勝進出もあり得ただけに、ここは悔やんでも悔やみきれないところでしょう。
「責任」というところに、彼女の生真面目な部分が伺えますね。公式試合でもないんだし、誰もそんなことは責めないと思いますけどw
てか、監督気取りかよw それこそ何様だという話ですw
何も言わずにただ隣で寄り添うだけの伊藤さんはさすがですね。
こういう時は下手に言葉をかけないほうがいいんです。
「あと一本出れば」という発想も岡田らしくって好き。小宮山さんとは逆モードというか、常に自分にとってアクティブな方向の「たられば」なんですよね。そこは彼女のいいところだと思います。
吉田さんの屈託のなさというか、自然体なところも彼女らしい。なるほど、岡田と話が合うのがよくわかりますよね。冷めているようですけど、ゆりちゃんの「どうでもいいけど」とはまったく違うんですw
真子もそんな吉田さんと岡田のやり取りを微笑ましく見守っているようです。
その隣の南さんw
なんか、少し落ち込んでいるようですけど、ひょっとして、打たれたことを気にしているのかな? …そんな、殊勝な子なわけないかw
もしかしたら、目の前の三家さんカップルを苦い気持ちで見ているだけなのかもw
(この二人、意外とお似合いですねw お互い頭からっぽぽくってw)

卓球ソフトが仲良く準決勝敗退したということで、あっけなく球技大会は終了。
何というか、実に分かりやすいw
台上に元・委員長?ぽい子がいますね。ここでも実行委員長とかをやっていたんでしょうか。もしかしたら内申とか気にしていたりして。推薦狙いなのかな?
生徒会絡みだったら、今後そういう方向で話に加わってくる可能性もありそうですね。

加藤さんのちょっぴり誇らしげな顔を見ていると、こちらまでなんだかうれしくなってしまいます。横から顔をのぞかせるもこっちも、心なしかまんざらではなさそうです。
それにしても、3-5は本当にかなりの健闘ですね。
ていうか、3位ばっかりw 男子バスケも3位かよw
こうなると、清田率いる(?)男子サッカーチームは立つ瀬がありませんねw

あ、本人は、まったく気にしてなかったw
てか、清田、これネタとして狙ってましたねw 鈴木のツッコミを背に、完全にしてやったりの表情じゃないですかw
むしろ、鈴木はまんまと踊らされていますよw
まったくこいつは、どこまでピエロ的陽キャラポジを貫くつもりなんでしょうかw

女子のアイウエオ順に並んでいるのかと思いきや、なんで鈴木がここにいるんだよw
まあ、それはさておき、清田は本当にクラスの人気者なんですね。
岡さんの笑い顔、「引っこめー」とヤジを飛ばす鈴木、そして、岡田の「バカだー」。
みんな実に楽しそうじゃないですか。
彼が3-5でどういう存在なのかがよくわかるシーンだと思います。
そんな楽しい表彰式の様子を加藤さんと一緒に見ていて、もこっちが思うことといえば、
「途中まで勝ち負けどうでもよかったが」
「最後はまぁ 勝ててよかったか」
こんな言葉でした。
相変わらず斜に構えた物の言い方ですけど、こんなリア充たちの他愛ない「儀式」もそんなに悪くないと思いつつあるようです。
その思いが「3位」という結果に表れているような気がしますね。
準決勝で負けた後気持ちが切れることなく、しっかり勝って3位になれたのですから。
加藤さんの「よかったね」も、それがあるからこその言葉だったのでしょう。
しかし、よくよく考えてみれば、ソフトもあの後3位決定戦で勝ってるんですね。
なんだ、小宮山さんチーム(笑)、すごいじゃん!
いやあホント、みんな青春していますよ。

おお、雫ちゃんと一緒にうっちーがもこっちの応援してる!
にしても、「くろきー」ってw
まあ、彼女らしい応援のしかたですけど、一瞬「くうきー」とか「くっさー」と憎まれ口を言ってるのかと思ってしまいましたよw 「キモイキモイ」の後だけにw
まあ、何にせよ、喪152のオチはあくまでオチだったということで、ファイナルアンサーですよね?w よかった、よかったw
いやあ、ギャグマンガって、本当にいいなあ!後を引かなくてw
ちょっとだけ応援してくれる人がいるから、「勝ててよかったか」というもこっちの思いがまたうれしいですよね。

3-6ってなにげに強いんですね。ソフトだけではなく、バスケでも3-5の前に立ちはだかったのかw
しかもけっきょく、ウインドミルさん率いるソフトもしっかり優勝しているし。
これは、小宮山さんにとってもせめてもの慰めになったんじゃないでしょうか。
あ、そうそう、ここで早くもウインドミルさんの下の名前が判明しましたね。
その名も「風夏」。
ふうか、と聞くと、どうしてもあの幸せそうな名前を持つ某マンガを思い出してしまうのですが、こっちは「風香る 風香」ではないほうの風夏ですね。(これも某マンガをほうふつとさせますが…)
あと、「はいはーい」の子が妙に気にかかりますw
出たがりなのか、変なノリなんですよね。清田とはまた違ったタイプの人気者っぽい。
けっきょく表彰台にあがって、「いぇーい!」とか恥ずかしいことをやっていましたし、あれが3-6のカラーなんでしょうね。
もこっちの「……」は風夏さんの「私はいいって」に向けられたものなんでしょうけど、彼女の調子の良さは風夏さんとは対照的な何かを象徴しているような気がしてなりません。

なんと、加藤さんと風夏さんは知り合いでした!
「明日香」呼びからしても、相当仲がよいようですよね。なんだ、加藤さん、けっこう交友関係広かったんだ…
ていうか、それなら前回、小宮山さんが動画を見せたときに、「あ、彼女なら私知ってるよ」くらい言ってくれてもよかったのにw
まったく話を聞いてなかったんでしょうかw

彼女がいう「似合わない」の意味が気になりますね。
単純に明るい暗いのイメージの問題を言っているのでしょうか。それとも……
もこっちは二人のやり取りを、果たしてどんな気持ちで聞いているのでしょうね。

ここは、意外と重要なところだと思うんですよね。
2年時の卒業式のようなクラス単位での打ち上げではなく、ネズミー遠足でのフィナーレのようにみんなそろっての花火でもなく、
「卓球チーム」だけでの軽い打ち上げ、というところに今回の「球技大会」の意味があったような気がするんです。
それをネモが企画するというのも何だか象徴的です。
何かとネモとの確執が噂(?)される加藤さんを一緒に誘うところがいいですね。
しかしこのネモ、腹が立ってくるほどかわいいなw

どこまでも、クロを持ちだしてくるゆりちゃんはともかく(笑)、
二木さんがすんなりOKしてくれるとは少し意外でしたね。
やはり、実は気さくで付き合いのいい子なのかもしれません。
自分から誘うタイプではないにせよ、他人を拒絶して自分だけの世界に閉じ籠ることもないんでしょう。前回、お昼時にいなかったのは、やはり一人特訓にいそしんでいただけなのかもw

そして、一行は「サイゼノア」へ。
この並びは、GW前の「月ノ珈琲」を思い出させますね。
ただ、あの時と違うのは、岡田の代わりに二木さんになっていること。
ここも、なんだか象徴的というか、あの頃と球技大会を経た後との対比構造のようにも思えるんです。
彼女ともこっちがフライングしているところも含めてw

WWWWW
二木さんの顔www可愛すぎるwww
しかし、これはけっこうあるあるネタですねw
私も実は経験ありますよ。
こういう少人数でやらかすことはないですけど、結婚式とか送迎会とかで大勢がいる場合、たまにやってしまいますね。進行役がとろくてなかなか乾杯の音頭が始まらないときなんか各班で勝手に始まったりして、あとから「えーそれではー…」とマイクが入りだすと、すごく気まずい空気が流れますw
まあ、この二人はまだこういうタイミングに慣れていないのでしょう。
手に持ってさえいないゆりちゃんに比べれば、全然大丈夫ですよw

お互いグラスを打ち立てるところにも、それぞれのキャラが出ていてなかなか面白いですね。
もこっちの「ゴッ」とかw これ、ゆりちゃんとのグラスに指挟んじゃってるだろwちょっと痛そうw
二木さんの「ガチャ」はむしろ微笑ましいですね。
やはり鍛えているのか、手首は女の子にしてはかなり太いようですけどw
ていうか、もうほとんど飲み干しちゃってるじゃんw

確執の噂なんてどこへやら、そんなことは一切気にしていないかのような加藤さんとネモのやり取りが心地よいですね。
さりげなく、二木さんに話を振るネモの気遣いにもなんだかほっこりします。
そういえば「月ノ珈琲」では、岡田がゆりちゃんに声をかけていましたね。
性格的にはあまり似ていないようでも、こういう目の配り方はやっぱり通じるところがあります。
それにしても、二木さんの答えが妙に笑えるwww
フォカッチャってw
いや、いってもイタリアンですし、特におかしいところはないはずなんですけどねw
間を空けずにワンワード即答というところが面白いw
あらかじめ決めてたのかよ、というねw

二木さんwwwww
もこっちの「もちゃ もちゃ」に対しての「もぎゅ もぎゅ」なんでしょうかw
ていうか、これ、どこかで見たなとずっと考えていたんですが、
「金魚王国の崩壊」ネタでしたか!
いやあ、どうしても思い出せなくって、ずっともやもやしていたんですけど、ようやくすっきりしました!(我慢できずに、よそ様のサイトでカンニングしてしまったのは内緒だ)
エビ飼いたいでわかりそうなものだったんですけどね。ていうか、あのマンガでもサブヒロイン(?)のカホのほうとはさすが谷川さんだw
もしかしたら、二木さんって、元々があのキャラのパロだったりしてw
誰も突っ込まないので、しびれを切らしてここでネタをばらしたとかw
何しろ彼女の初登場は、なんと2年時の体育祭ですから。
これねw↓

いったい何年の月日がたったことかw
あ、でもこうして見ると、今とはまるで別キャラのようですね。うーん、やっぱり、描いていくうちに、あれ?これって金魚王国のあの子に似てね?となっただけなのかもw
※「金魚王国の崩壊」は、webで公開されているマンガで、こちらから読めます。
http://www.goldfishkingdom.client.jp/index.html
二木さんの元ネタ(?)、水谷香歩の話は、エビのアイコンをクリックしてください!

突然、何も言わずにピザを切り出すゆりちゃんw
てか、やな音立てるなw
きぃ~~~~ ゴリゴリってw
腕がピクピク震えてるじゃねーかw
またゆりちゃんファンから、「ンモーまたこういうキャラにする~」という声が聞こえてきそうなコマですねw

確かにグロいwwwww
ていうか、ソースのかけ方も相まって、なんか、滅多刺しで顔を潰されたかのようじゃないかw被害者の身元を隠そうとしているのか?これは、加害者と被害者が入れ替わっているパターンに違いないw(今時そんなミステリもないでしょうけどw)
ピザに恨みあんの?というツッコミもいいですねw
ゆりちゃんならあってもおかしくないかもw
でもまあ、これまた物議を呼びそうなネタですけど、私は素直に笑えましたよ。大笑いではないですけどね。小笑いかな。
これってたぶん、「月ノ珈琲」での加藤さんの振舞いが頭にあったんですよ、きっと。

この時、ゆりちゃんは何か考えている風でしたよね。
私も次に機会があるなら、あんな風に気を利かせたいという気持ちがどこかにあって、それが今回の惨事(笑)につながっているのではないでしょうか。
決してサイコキャラをこじらせたわけではないんです。たぶん。

ネモはネモで、二木さんとコミュニケーションを取ろうとしているみたいですね。
話の振り方が実にうまい。
てか、二木さんの口元www
ネタがあるとはいえ、可愛すぎw
猫っぽいかわいさですよね。
あと、なんだかんだ言ってグロいピザをほおばるもこっちも、なんかおかしいw

ネモのフリを受けて、「楽しかった」と応える加藤さん。
どうやら今回の卓球を通じて、お互いのわだかまりみたいなものも薄らいだようです。
「運動神経いいのに?」と繋げるネモもイヤミなところを感じさせませんよね。
実際、準決勝まではずっと勝ち続けていたわけですし、素直な疑問のように思えます。
口にピザを含みながら加藤さんを見上げるもこっちも、なんだかいつも以上に「素」の感じがします。
今回は、ここを個人的ベストもこっちにあげたいですね。

この手の発言は聞きようによっては反発を受けかねないと思うんですけど、なぜか彼女だと、すんなり納得してしまいますね。何の含みもない、本心からの言葉だと信じられるんです。
かつて、ネモがさんざん浴びてきたであろう、空気を合わせるためだけの上っ面な会話ではないことがうれしく感じるからなのかもしれません。
そんな会話を聞きながら、物思いにふけるもこっち。
「地味な奴が~」というのは、表彰式での3-6達の振舞いを見てのことでしょうか。
ここはなんだか、「むぐ」が合っていますね。

付き合ってくれた、とはまたちょっとニュアンスが違うとは思いますがw
でもまあ、もこっちにもネモや加藤さんが自分を慕って卓球を選んでくれたことをわかっているんですね。
しかし、「陰の者」だからってなんだよw
別にそこは関係ないだろw 四の五の言わずに素直に感謝しろw
二木さんの食べ方がむちゃくちゃかわいいw
なんか噛み切れないで、ちょっとイラッときている感じですよね。エビでも食べているのかな?w
でも、そんな「Mk-2」(笑)の頑張りにも、もこっちは思いを寄せていましたね。
「みんなの為に頑張ればよかったか?」
「もう少し練習して勝ちにこだわれば優勝できたかも…」
みんなの会話を聞きながら、そんなことを考えていたもこっち。
前回では「優勝とかはどうでもいいけど」と思っていたことがなんだか逆に微笑ましくすら感じますね。

加藤さんのあとを受けて、「私も楽しかった」と応える二木さん。
チームプレイは苦手だからという理由は至極納得しましたけど、そんな彼女が「みんなと力を合わせて何かを成し遂げる」ことの“楽しさ”を知ったというところに、よけいグッときてしまいますね。むしろずっと一人でポテンシャルを発揮してきた彼女だからこそ、初めて知る“楽しさ”だったのかもしれません。
加藤さんの表情がこの上なく優しいのが印象的です。

ここで「優勝したかった」と、はっきり言いきる二木さんがむちゃくちゃかっこいい!
もこっちが「まぁ勝ててよかったか」とか「優勝できたかも…」と、歯に物が挟まったような言いぐさをしていただけに、なんだかよけいに爽快な気持ちになりましたよ。
でも、「最初で最後」という言葉はなんだか少し切ないですね。

本当は、ここを個人的ベストシーンにしてもよかったんですけどね。
二木さんとみんなが気持ちを通じ合う場面ですけど、わざとらしい演出はなしに、こういうさりげない空気感の中でそれとなく見せる。
セリフにも表情にも余計なところが一切ないですよね。

WWWWWW
サ●ゼの間違い探しwwwww
いやあ、ここはもう爆笑しましたw
ここまで小笑、中笑といった感じのものが続いていただけに、ここはある意味、不意打ちでしたよ。
しかもなぜか、ニコとイッコがいるw
なんで、お前らがサ●ゼのキャラみたいになってんだよw
いやあ、最高!
どう考えても、ここが今回一番笑ったシーンですw
色んな見方があるでしょうけど、
もはや、もこっち以上に笑いが取れるようになった今のゆりちゃんが私は大好きですね。

ここは一瞬、だれのセリフかよくわからなかったんですよね。
てっきり、後ろから吉田さんでもやってきたのかと思いましたよ。
激しいツッコミと表情が合っていないというか、なんかちぐはぐな感じがしました。
おそらくこれ、実際に声に出したわけではなく、もこっちの脳内ツッコミのつもりなんじゃないでしょうかね?
この後の場の空気も別段おかしなことになっていませんし、そんな気がします。

WWW
実際に口にしたかどうかはともかく、ゆりちゃんにはちゃんと伝わったようですねw
ていうか“知らんわ!!”というツッコミ自体、明らかに黙しての言葉ですし、やっぱりこれ、無言の非難に対する言い訳だったんじゃないかなあ。
あれだけ強めのツッコミをしておいてあとはだんまりって、もこっち、それはないでしょw、てなもんですよw

だから、一人脳内ツッコミはやめろってのw
てか、「不思議ちゃん」ってw なんか、久々に聞きましたよw
ああいうのって、自覚あってというか、狙ってやっている子が多いんじゃないでしょうかね?
ゆりちゃんみたいなタイプとは、またちょっと違うような…
自分のことかのように、一人顔を赤らめているもこっちが面白いですねw

ふしぎなおどり踊りそうなミステリアスな奴wwwww
いかん、想像してしまったwww
でも本来の意味で言うなら、二木さんこそ「不思議ちゃん」なはずなんですけどねw
むしろ、このメンツの中では一番まともなキャラのような気もしてきましたw
てか、このバックはやめろw
ずっと見ていると、なんだか洗脳されてしまいそうな気がするw
心が落ち着いていきます
心が落ち着いていきます
心が落ち着いていきます
心が……
みたいなw

ここで、ゆりちゃんがまさかの行動に出ます。
なんと、間違い探しを二木さんの前に持っていき、
「これ10個あるけど 今まで全部見つけられたことない」
「わかる?」
と聞いてきたのです。
なにげに、これがゆりちゃんと二木さんの初絡みだったわけですけど、
ここはちょっとびっくりしましたね。
心なしか二木さんも意表を突かれたというか、少しその真意を見極めているかのようにも見えました。

なんだか昔からの仲良しのようにも見えますね。
「それはもう 見つけた」って、とても初めて交わす会話とは思えないw
でも、ぶっきらぼうには見えても、これが彼女なりのコミュニケーションの取り方なんでしょうね。
二木さんにも、そのことは伝わっているような気がします。
ていうか、さすがにここで10個すべてを当てられるようなポテンシャルは持ち合わせていないようですw(ちょっと安心w)

なんじゃ、この流れ…とでも言いたそうなもこっちの後ろ頭w
でも確かにあれって、かなり難しいですよね。私もたまにしか見ませんけど、今まで見つけられたことはないです。
二木さんのけむに巻かれたかのような「埴輪顔」がじわっときますねw
加藤さんの「ふーん、こういうのなんだ」といった感じの興味の示し方もなんだか面白いですw

このタイミングで、ぼそりと言う感じが、なんともゆりちゃんらしいところですよね。不器用というか、捻くれているというかw
でもその言葉は、しっかり二木さんの話を受けてのことでした。

「このクラスなら」という言葉に、心を打たれますね。
あのゆりちゃんが、この場でこの言葉を口にできたというところに大きな意味があるんだと思います。
たぶん、これは今後のイベントへの伏線でもあるんでしょう。
「最初で最後」なんて言わせない。
そんな彼女のぎこちないながらも熱い思いが伝わっていますよ。
…最後に、「私はどうでもいいけど」と付け加えないと気が済まないところも彼女らしいですけどw

照れ隠しなのか、うつむいたままのゆりちゃんを見つめる加藤さんのまなざしがこの上なく優しい。きっと、彼女にもゆりちゃんの“楽しかった”が伝わったんでしょうね。
そして、二木さんやネモにも。
もちろん、もこっちにも伝わったはずですが…

勝ち負けに一番こだわっているのはお前じゃねーかw
結果じゃなく、みんなで何かをやったということの“楽しさ”を言ってるんだから、そこは置いといてやれよw
でもまあ、「最後にもってった感」は正直ありますよねw
みんなが真面目モードに入っている中、一人「間違い探し」をやっていたくせに、
それこそが実は「二木さんの話を誰よりもしっかり受け止めていた」とか、ずるいにもほどがありますよw
これが球技大会編を締めるオチとか、ホント、最後にかっさらっていった感がハンパないw
さて、ここまで見てきて、今回の扉の意味がわかったでしょうか。
ホント見事なまでに、何の関係もありませんでしたよね。
でも、それこそが、この「球技大会編」そのものを象徴していたような気がするんです。
あの場面はおそらく、試合が終わった後にくずれた身だしなみをそれぞれ整えている所でしょう。(泣いている井口さんは、応援していた智貴くんの勇姿に感動してのことなのかもw)たぶん、井口さんたちと糸目さんたちはたまたま一緒になっただけで、特に4人いることに意味はないのではないでしょうか。
要するに、華々しい大会のちょっとした裏側というわけです。
きっと、もこっちたちが卓球に汗を流している間にも、こんな光景がどこかで繰り広げられていたんでしょう。
そう、卓球の裏でソフトボールの試合が行われていたように。
我々はわたモテの一読者に過ぎませんから、谷川ニコが描いてくれた場面しか見ることができません。
前々回のあと、うっちーともこっちの間に何があったのかを知るすべはありませんし、吉田さんと小宮山さんのケンカはけっきょくどうなったのかもわからないでしょう。加藤さんとネモの関係もしかりです。
もっと言うなら、けっきょくトーナメントに何チーム参加していたのかもよくわからず仕舞いw
これらはけっきょく、ギャグマンガ特有のアレだということで納得するしかないのです。そう、「それはそれ、なかったことにしようよw」てやつですw
これはギャグマンガの良いところだと私は思っています。そうでなければ、毎度吉田さんにしばかれているもこっちなんかいくつ体があっても足りませんよねw
「球技大会編」ではシリーズ物にもかかわらず、いわゆる「引き」の回がなく、前のオチの流れを決して引きずらなかったことが大きなポイントでした。
喪150のオチも、喪152のオチもその回だけで完結していたのです。
ただ、彼女たちは決して、ギャグマンガを構成する駒ではありません。我々の目の前に見える部分とはまた別の場所でも、彼女たちは確かに生きているのです。
今回の表紙はそのほんのわずかな瞬間を私たちに垣間見せてくれたような気がしてならないんですよ。
考えてみれば、卓球とソフト、サッカーとバスケが同時に行われていたこの大会の構造自体がそれを象徴していたようにも思います。
もこっちたちが卓球をやっていた瞬間にも、一方ソフトボールでもいろんなドラマがあったのでしょう。それは私たちが知る由もないことですけど、彼女たちはそこで笑ったり泣いたりしていたはずです。
オチはオチとして後には引きずらなかったのは、わたモテの世界が我々が住む世界とは違うことの証左でしょう。もこっちたちは確かにギャグマンガの世界にいるのです。
でも、私たちが目にしている世界はほんの一部でもあったはずです。
私たちがマンガとして楽しんでいるその向こう側にも、彼女たちの居場所はある。
今回の「球技大会編」は、そんなことを改めて認識させてくれました。
私にとって、このシリーズが忘れがたいものになった理由は、そんなところにあったのです。
15巻の発売日がいよいよ5月11日に決定!いつもとは発売予定が異なるので忘れないように予約しておきましょう!
もこっち、ゆりちゃん、加藤さん、そして岡田とネモ。今回とは別のメンツでの女子会(?)も楽しめる14巻は絶賛発売中です!
実は9巻の時点で、二木さんは登場しています!
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