私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪152~内のことはどうか大目に見てあげてください~
※当ブログをいつもご覧いただいている賢明な皆さまにはお分かりになるかと思いますが、今回の話は、当ブログ管理人に大きな衝撃と動揺をもたらしました。今回の感想記事におきましても支離滅裂な部分や過去の私見とは矛盾するところなど、色々お見苦しい点もあるかと思いますが、その辺の事情を鑑みて、どうか生暖かい目で見ていただけると幸いです。
3月7日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪152に更新されました。
思えば、初めて出会った時から、彼女は気になる存在でした。(単行本8巻所収;喪69「モテないし班決めする」参照)
第一印象は最悪だったにせよ、修学旅行班でも最も気にかかる存在だったのです。
その「一番ろくでもない奴」という評価が変わったのはいつのことだったでしょう。
最初は、修学旅行初日の夜、だったような気がします。当時の記事からもその戸惑いが伺えますね。(単行本8巻所収;喪73「モテないし整えない」参照)
そこから彼女は、どんどん魅力的なキャラへと進化していきます。
修学旅行最後の夜。体育祭での応援合戦。2年の冬休みあけの「お返し」……。ひとつひとつ挙げていけばきりがありません。
3年生に進級して、クラスが別々になってから、彼女はより積極的になっていきます。それまでのギャグ担当枠からはみ出たような存在感を示すようになるんですね。
そして、GWのオープンキャンパス。
ここで彼女は“ネタキャラ”からの脱却を果たします。雌猫仲間たちがうっちーを見る目が少し変わってくるのもこの辺りからです。
そこからは、彼女の周りに不穏な空気が漂うようになりました。それまではギャグで収まっていた齟齬がとたんにリアルな痛みとして読者に伝わるようになっていったのです。
今現在続いている“球技大会”シリーズでは、ここまで彼女の出番は一切ありませんでした。いや、あの雨の日以来、彼女は私たちの前からもう3か月近く姿を消していたのです。
正直、それでどこか安心している自分もいました。次に彼女の姿を見るのが怖い。もはやかつてのような、定番ギャグでお茶を濁すようなこともできなくなった彼女が傷つく姿をこの目で見るのがとても怖い。
そんな気持ちがあったんだと思います。
でも一方、私はこうも信じていました。
この“球技大会”において、彼女たちがこのまま出ることなく終わることは絶対にないと。
かくして今、それは現実のものとなりました。
ただ、心の中で思っているのと、実際に目にするのとでは大きな違いがありますよね。
たいがいのことは、想像通りに進まないものです。
ましてや、わたモテですから。
読み始めてみれば、そのあまりにも予想だにしなかった怒涛の展開にひたすら翻弄されるばかりでしたよ。
このサムネを見た瞬間のドキドキ感なんて、今思うとまだかわいいものでしたね。
というわけで、前置きが長くなりました。それではさっそく見ていきましょう。
この表紙からして、私を心をつぶしにかかってきているとしか思えませんね。なんですかこれ。なんで、ここに「彼女」がいないんだよ!
……いい加減、彼女彼女とぼかすのも飽きてきたのでやめますが、なんでここに「うっちー」がいないのかという話ですよ。まあ明らかに読み手にその辺を意識させるための構図としか言いようがないのですが。
とにかく気になるのは、このシーンはいつどこで撮られたものなのかということですね。
端にバスケットボールのボード?が見えるところからすると、どうやらこれは体育館の回廊のようです。男子のバスケをみんなで応援しに来ているところでしょうか。おにぎりがあるところを見ると、お昼休みかな?
それにしても、5人そろって制服姿というところが気にかかります。彼女たちの試合はすでにすべて終わっているのでしょうか?なぜそこにうっちーはいないのでしょう?彼女がいない中での“いつまでも一緒に。”というキャッチはあまりに悲し過ぎます…
いったい、どういう意図があって、こんなコピーにしたのでしょう。
……いや。ちょっと待ってください。
なんですかこれはw
SMILE WITH YOUってw
ますますコピーの意味がよくわからなくなってきたw
というわけで、今回のタイトルは「モテないし(・_・)と」。
もはや、なんて読むのかもよくわかりませんw「モテないし絵文字と」とでもいうのかな?w
でも、スマイルマークじゃなくって、真顔なのがちょっと気になります。うっちー、ちょっとつまらなそうですし。
いずれにしても、今まででもっともトリッキーなタイトルかもw
球技大会編は内容もさることながら、タイトルの妙が光りますね。
球技大会はいよいよ山場。ソフトのほうも気になりますが、卓球の方は勝ち進めているだけにやはりメインはこっちですよね。
にしても、改めて見ると、ネモの髪型すごいなwさすが、パイナップル岡田のプロデュースだけはあるw
加藤さんが横目で意味ありげに見ているのも、実は髪型を気にしているだけだったりしてw
WWWサムネでも使われたシーンですけど、よくよく考えてみると、おかしいですよねw
なんでわざわざすれ違いざまにw
顔見知りなんだし、視界に入った時点で挨拶がてら言えばいいだろw
てか、なんだ「待ってる」ってwww
謎の宿命のライバル感w
こちらも謎の少年漫画主人公感w(でも「絵文字…」という字面で台無しw)
でも正直、ここは心躍りましたね。
この球技大会のクライマックスは、3-5と3-4との一騎打ちだと思っていましたから。
まさに満を持してのうっちー登場に、はやる気持ちを抑えることができませんでしたよ。
それは、あの日以来ずっと降り続いていた雨が、ついにやむときが来たという高揚感にも似た思いだったのかもしれません。
………
WWWWW負けんのかよwwww
何やってんだ、うっちーw
いやあ、久々にかまされましたね、「肩透かし」!
まさかこんな盛大なギャグとしてやってくるとは思いもしませんでしたがw
呆然としているうっちーに対して、すっごくうれしそうな3-1w
(ここが今回一番笑ったシーン!)
しかし、まだ準々決勝なんですね。ちょっとびっくりですよ。私はてっきり4回戦が決勝だとばかり思っていました。
てか、4回戦が準々決勝って、すごくないですか?トーナメント形式ですから64チームあるってことですからね。(まあ、シードがあるかもしれませんがそれにしても60くらいはあるでしょう)
さすがに3学年でそれだけのクラスがあるとはとても思えませんから、クラス対抗以外にも有志のチームがいくつか参加しているということなのでしょうか?
それにしたって、この少子化の時代にちょっと多すぎるような気がしてなりませんね。
もしかすると、単行本では「準決勝」くらいには修正されているかもw
この温度差w
でも、これくらいが普通ですよね。公式試合でもないですし、しょせんは学校行事のひとつに過ぎないわけですから。彼女らの態度はむしろ爽やかに感じられますよ。
宮崎さんの「うっちーおつかれー」の笑顔がまぶしすぎて、かえって胸が痛くなるほどです。
WWWWWなんで、じゃねーよwww
お前が負けたんじゃねーかw疑問の余地なく、はっきりしてるわw
しかしそういえば、この子の「なんで!?」も定番でしたねw
3年に上がった時とか、遠足の時とか、このあとの「うっちー…?」も含めて、ゆりちゃん以上に十八番になっているネタでしたw
うっちーが負けて敗退が決まったというのに、なんていい子たちなんでしょう。謝る筋合いなんかまったくないと思うんだがw
この感じからすると、うっちー以外に負けた子はこの二人だったのかな?
うっちーの歯を剥き出しももはや定番になりつつありますねw
決して手を抜いたわけではなく、みんな頑張った中での結果なのは宮崎さんも言っていた通りだと思うのですが、当のうっちーは「やだやだ次の試合進みたい」と、例の駄々っ子モード全開ようで……
誰か突っ込んでやれよと思ったら、前髪ぱっつんが言ってくれましたw
うっちー「も」というか、大将である彼女の負けで敗退が決まったんですけどねw
それにしても、「卓球部うんぬん」という言い訳が前回のもこっちそのまんまw
ああ、言ってはならないことを…
そりゃあ、さすがにぱっつんも「は!?」となりますよ。
完全に「チーム」ということを忘れていますよね。
卓球以前に、自分の都合しか考えていません。
本来の彼女はもっと、周りに気を遣い過ぎるくらい空気に敏感だったはずなのに、いったいどうしてしまったのでしょう。
ぱっつんの言うことはもっともです。うっちーが糾弾されるのは当然ですよ。
しかも、うっちーが我を通すことによって、いつもの仲間が一人外れることにもなっているわけですからね。ここは切れていい場面だと思います。
でも。それでも。
ここからはしばらく読み進めるのが辛かったですね。ぱっつんの気持ちに共感しつつも、見ていて胸が痛かったです。
それまでは「うっちー!?」のひと言で済んでいたギャグが、もはやそれが通用しなくなった。楽しかったあの日々はもう戻らない。
そのことをこの瞬間に悟ってしまったからなのかもしれません。
ついにこの時が来た。まさにそんな感じでしょうか。
何度も伏線はありましたし、いつかは来るとは思っていましたが、ここで持ってくるとは思いもしませんでしたね。
しかも、「隣」とはっきりばれていたんですね。(まあ普通に考えればむしろ今さら?ですけどw)
隣のクラスに入り浸るために、自分らをないがしろにしていた。
そりゃあ、ぱっつんでなくっても「ひどくない?」となるでしょう。
うっちーの右手首にある、お揃いのシュシュがあまりに悲しいですね。
遠足での件ももはやギャグではなくなっているんですね。ネタとしてではなく「裏切り」として認識されてしまっているその事実が、彼女らの貌に影を落とします。
(そういえば、ぱっつんはかつて「のっぺら子」だったことを唐突に思い出しました)
そんなただならぬ気配に気付いたのか、もこっちが遠くで見つめています。
果たして、彼女はいったい何を感じているのでしょう。
絵文字らの乱wwwww
歴史上の事件かよwいつの時代に起こったんだw
でも、こうしてもこっち視点で事の顛末を見ると、よけいに切なくなりますね。
ぱっつんをなだめるかのような宮崎さん、ただ黙ってうつむくうっちー。
そして、後ろ髪を引かれる思いでうっちーを気にかける宮崎さんの手をなかば強引に取って仲間と去っていくぱっつん。一人反対方向に向かううっちー。
果たしてもこっちは、この光景を目の当たりにしてどう思ったことでしょう。
一人校舎裏で体育座りのうっちー。さすがに今回の件は、彼女も相当こたえたようです。
そんな中、なぜか身を隠すように陰から見つめているもこっち。
うっちーのことが気になってこっそり追いかけてきたのでしょうか。
ページをめくるのが辛い展開が続きます。
ステルスもこっちw
音を立てることもなく、すっと身を引けるところがさすがですね。
ただ、少々腕がなまったのか、残像を大きく残してしまっているのが痛恨のミスかw
WWW
どうやら、もこっちセンサーは健在のようですねw
雨の日の自習室では、彼女のセンサーもついにガタがきたのかと思いましたが、あの時は加藤さんのシールドの力が強かったのかな?w
今回の個人的ベストシーン。
特に何か話しかけるというわけではなく、ただ同じようにそばに寄り添うもこっちの姿がうれしいですね。
ただ、うっちーの腕からシュシュが外されているのがあまりに悲しい…
唐突に話しだすうっちーに、びくっとしつつ取ってつけたような返事をするもこっちw
見ようによっては、突然しゃべりだした等身大人形にびびっている構図かもw
横顔アップのうっちーは「ドール」感がはんぱないw
まあそれはともかく、うっちーがもこっちに、自分のことをここまで率直に話すのは初めてではないでしょうか。
「友達とケンカしたんだ……」
他のマンガなら、もはや手あかのついた陳腐なセリフですが、うっちーの口から聞かされると、まるでこの世の終わりを宣告されたかのような切実さを感じてしまいます。
このシーンも見ていて、胸がなんだか締め付けられます。
この二人が同じ空を見つめているなんてことがこれまでにあったでしょうか。
でも、それは向いている方向だけであって、本当は別々のことを見ているのかもしれない。
彼女たちの後ろ姿がそんなことを物語っているようで…
それにしても、3-5にうっちーがいつも来ていたことはもこっちもわかっていた周知の事実だったんですね。
もはやそれをごまかすことなく、共通の認識として口にするうっちーが愛おしく思えてなりません。
3-5に行く理由として、“まこっち”の他に「クロキ」の名前を挙げるうっちー。
「黒木」じゃなくって、カタコトなのがポイントですよね。
きっとそこには、いつもとは違うニュアンスがこもっていたのでしょう。
「私!?」と、まさかの告白(笑)に戸惑うもこっちは笑えますがw
WWWWWこのアップいるかあ?www
いいこと言ってんのに、この絵で台無しだわwww
でも、見ようによっては、「どちらも大切な友達」にかけてのこの“二つの目”なのかもしれませんね。まあ、はっきりいって、豚の鼻にしか見えませんけどw
それにしても、うっちーの赤裸々な告白にもこっちもそれなりにしんみりするかと思いきや、わりとひどいことを考えていましたねw
「シンプルな顔してても女のグループだからな……」
「色々複雑で面倒くさいことがいっぱいなんだろ…」
どういうロジックなんだよw
顔で関係性を築くものでもないだろw
というか、今のもこっちの周りも色々複雑で面倒くさいだろw人の事言えんのかよw
このもこっちの絵文字グループへの評価は、私も少し前までは同じようなものでしたね。
遠足編の前あたりまでは「上辺だけ」というか、仲良しごっこをいそしんでいるだけのように見ていましたよ。それこそ、南さんグループののっぺら子たちのように。
でも、もこっちがそれに気付いたのと同様、今回の件を通じてうっちーたちも初めて自分たちの大切なことに気付かされたのかもしれませんね。
さて、そんな二人の元に誰かがやってきます……
(ページをめくるのが怖かった!)
このシーンを見ても全然気持ちは安らぎませんでした。
むしろ、ここで変に丸く収まるのなら、今までのあれは何だったんだよという気にさせられましたよ。
ぱっつんもどこか納得していないような表情をしていますよね。
宮崎さんに説得されてしぶしぶ謝りに来ているようにも見えます。
この5人の並びがそれを象徴しているかのようで、なんだかよけいに胸がざわざわしました。
それはそうと、ついにぱっつんの名前も判明しましたね。
「かよ」。
うん、彼女らしい、いい名前だと思います。
当初は目鼻もなかった彼女が、こうして名前も与えられて、わたモテの世界で命を授かったかと思うと、まるで生命の誕生に立ち会ったかのような感慨深さがありますね。(そうか?)
こんなにいたいけなうっちーは初めて見ました。はかなげというか、なんだかこのまま消えてなくなってしまいそうな頼りなさげな存在に感じましたね。
さきほどの駄々をこねていた姿が嘘のようです。
深いのか浅いのかよくわからんwww
まあ、確かにそう思うのも無理はないですけどねw
さっきはゴメン、ううん私のほうこそ……とか、ベタどころの騒ぎじゃありませんしw
でも、このもこっちもかっこいいですよね。
自分の出る幕がなさそうだとわかればすっと身を引く。
「こんなもんか」とやれやれ系主人公よろしく悟ったふりはしていますが、彼女なりの美学を感じます。(今回の個人的ベストもこっち)
ところが、そんなもこっちを
「黒木!」
と呼び止める声が……
やっぱり、そうあっさりとはいきませんか…
先ほどとは矛盾するようですが、ここは一旦、元の鞘でもよかったんじゃないのという気にもさせられましたね。
なぜかここは、うっちー、自分よりもかよの気持ちにもっと寄り添ってやれよと思ってしまいました。
うん、昔のうっちーはそうだったねw
君の蠱惑さに魅了される前は、もっとみんなのことに気を遣える子だったよw
ていうか、今でももこっち絡みでなければ、空気の読める子なんですけどね。
ただ、今のうっちーには、かよのイラ…もまったく気づけないようです。
もこっちでなくっても、この不穏な空気は普通だったらわかりますよね。
この辺はもう見ていてもどかしいったら、なかったです。

ここは、あの最初の「学食回」を思い出しました。
そう、ネモの境遇を気遣っての自己犠牲です。
でも、あの時とは何かが違いますよね。
そう、何が違うって、「モノローグ」ですよ。
「ここは著しく成長している私が」ってwww
ふざけんなってのwそういうことを自分で言ってる段階で成長とは言わないの!
うわw なんか、へたくそw
「へへへ」じゃねーよwその媚びた笑いは余計に嘘くさく感じるからやめろw
でも、たとえ「自己犠牲」の真似事でも、心にもないことを言えば心は痛むんですよね。
そんなもこっちを見ていて同じく心を痛めながらも、なんだか少しうれしくも感じたシーンでした。
これまた、単純な図式w
もこっちの考えるちびキャラがまたw
うっちーの鉄仮面はともかく、宮崎さんとかよの顔がひどいw
言葉とは裏腹にまったく感情の欠片もないじゃねーかw魂のない人形ですよw
WWWどこぞのラノベ主人公をディスってんじゃねーぞ、おいw
まあ、もこっちが憧れるラノベったら、あれでしょうけどw(いつぞやのロッテとのコラボでも出てきましたよねw)
まあ、そんな安っぽいヒロイズムなんかはそうそう通用するものじゃないんですけどね。
現に、ほら…
今回のベストうっちー。
かつては、こんな表情を見せた際には爆笑したものでしたが、
さすがにこのうっちーを見て笑えるほどすれてはいません。
もこっちのあんな安っぽいダイコン演技を真に受けたかと思うと、ホントたまらなくなりますね。
本来の彼女だったら、そんな猿芝居はすぐに見抜くはずなんですよ。相手がもこっちだからこその涙なんです。
見ようによってはシリアスギャグとも受け取れる場面ではありますが、私はここは素直にいたたまれない思いでいっぱいになりましたね。
もこっちの呆気にとられた表情も見ていて辛いです。
彼女にしてみれば、まったく想定外の反応ですからね。ネタを本気で受け取られたようなものでしょう。
私も思わず、叫びたくなりましたよ。
「これはわたモテだろ?そんなマジに取ってどうすんだよ!いつものように、しょうもないネタで笑わせてくれよ…」と。
かよだけではなく、他の子たちもうっちーの言動がここ最近おかしいことに気付き始めました。(本当に何を今頃という感じは否めませんがw)
まあ、どれも変なんてものじゃなかったですよねw
特にクラス替えの時はひどいw
でも、修学旅行の時から少しおかしかったことに気付いていたかよはさすがですね。
あの時はまだちょっと意味が違いますけどw
そして、ついにその原因らしき「例のあの人」に話はたどり着きます。
なんて小さい生きものなんでしょう、この子は。
先ほどのなんちゃって自己犠牲はどこへやら、ただただ状況に流されるままの悲しい存在が彼女らの視線の先にはいました。
これだけ見ると、とてもひとりの人間をそれほどまでに狂わせる存在とは思えませんよねw
でも、確かに彼女こそが今回の騒動の源なのです。
ここは見ていて、すごく緊張が走りました。
またしても、ページをめくるのにかなり躊躇しましたよ。(今回、これで何回目だろう…)
かよと宮崎さんがもこっちの両脇に立ち、その周りを固めるかのようにメガネ、なつ、そばかすの布陣。
なつの座り方、そばかすの背もたれも妙にリアルに感じられて怖いのですが、なんといっても、かよの髪のかき上げ方ですよね。この仕草ひとつに不思議な“圧”があるんです。
もこっちのジャージの掴み方にも心臓がきゅんとなりますね。
何度見ても冷静にはいられませんよ。こうして書いている今でもドキドキが止まりません。
「いじめ」っぽいとかそういう以前の問題で、一人の人間を囲んで集団で尋問するという構図自体に胸のどこかが騒ぎ出すんだと思います。
いや、逆によかっただろw
あんたってなんなの?うっちーに何したの?と、自分のことを畳掛けられるよりは、むしろもこっち助かったなと思いましたけどねw
まあ、それだけ、雌猫グループ(この言い方もそろそろ変えたいな…)の中でうっちーの存在が大きいということなのでしょう。部外者を責め立てるより、うっちーってどんな感じ?と尋ねるなつがなんかいいなと感じました。
簡素ってWWWWW
だから、それは見た目だけのことだろwww人となりを聞いてんだよw
そこはせめて、いつぞやの吉田さんみたく「さっぱりしたやつ」とでも言っておけよw
でも、自分にくれた好意?を「みんなに優しい子」というところに彼女なりの気の遣い方が伺えますね。(一度「み」とつっかえていることころがかわいいw)
あw 気を遣ったつもりが、これはむしろピンポイントに直撃したかもw
そうか、あのバレンタインの裏側にはこんなやり取りがあったんですね。
宮崎さんとかよの驚きの微妙な違いが面白いw
かよはそれほど意外に思っていない感じというか、「なるほど…」といった表情をしていますよね。
ついにうっちーの“恋心”が白昼のもとにさらされる瞬間がやってきました。
いつかはこんな日が来るだろうとは思っていましたが、こんな感じであっさりばれるとは予想外でした。
意外なほど、彼女たちも冷静に受け止めているようですよね。なんだか妙に安心してしまいましたよ。
にしても、なつw 目の前にその人がいるのに、「あの人」はないだろw
なんか、メガネさんはわかってる感じですよねw(某ラノベの海老名さんを彷彿とさせるw)
わざと声をひそめる感じでむしろ状況を楽しんでいるかのようですしw(もこっちの「?」が妙におかしいw)
加藤さんとはまた違った意味での“強者”感があります。
青学見学での彼女のそつのなさが思い出されますね。
この辺のかわし方も強キャラの風格がありますね。
かよの「女子でしょ」を受けて、すぐに「もちろん友達として」とフォローを入れるところも見事ですし、それでいて「面白くない?」と茶目っ気たっぷりに仄めかすところなんかはもう最高ですw
今回の話で、彼女のファンになった方もけっこういるんじゃないでしょうか。
宮崎さんとかよも、メガネさんの言わんとしていることをなんとなく把握したような…w
かよもまたいいキャラですね。
もこっちの稚拙な思惑などすべてはお見通しだったというw
単純な性格に見えて、実は人を見る洞察力には長けている子なのかもしれません。
うっちーに対するフォローがまたいいw
うっちーの話のカギを握るのは宮崎さんかと思いきや、じつは前髪ぱっつんこと、かよだったとは!いやあ、見事にだまされましたよ。なるほど、自習室に彼女がいたのはこういうことだったんですね。
「うっちーと黒木さんのこと少しだけわかった」というセリフがなんとも印象的です。
こうして見ると、かよと宮崎さんは実にいいコンビですね。
けっこうはっきりものを言うタイプのかよと、割と後ろでフォローに回る宮崎さん。
うちみやもいいけど、かよみやもいいなと思いましたよw
なにげに、雌猫トップともコネを作った黒木さんw
これは今後もメガネさんの暗躍が期待できそうな気配がしますw
メガネさんの入れ知恵w
これはやはり全てわかってのこととしか言いようがないw
しかし、あっさり戻ってくるうっちーも可愛いですよね。
走り去ったあれはやっぱり追いかけてくれることを期待してのポーズだったのかもw
まさかのもこっちのうっちー呼び!
いやあ、さすがメガネ姉さん、わかってるぅw
でも、若干表情が固いというか、口元がひきつっているようですけどw
ひいてねーよw
どう見ても顔真っ赤じゃねーかw恋する乙女の表情だろうにw(もはや、うっちーには思えないw)
それにしてもメガネさんはすげえなあ…
WWWうん、まあ色々ねw
うっちーの反応を楽しんでいるかのようなメガネさんがかわいいw
ここでさっと、二人の間に入れるのも彼女ならばのフットワークですよね。
この宮崎さんの表情がまた絶妙です。
「私達より3-5の人達と遊んでいるのが楽しいのかな」
「でも違うんだよね」
という、かよとなつの発言を受けての
「ただ黒木さんと仲良くしたいだけだったんだね」
そこには、メガネさんとはまた違う「わかっている」感があって、なんだか見ている側を切なくさせます。
で、このうっちーの表情よw
もはや、全然「簡素」じゃないw
こんないろんな感情が詰まった複雑な顔もそうそうないですよ。
(この後の、少し口を歪ませるところもまたいいんですけど、ここはあえて引用しません!)
WWWもはや、化石級のツンデレですね、これはw
海原雄山か早乙女乱馬かといったレベルですよ、こんなのw
この間の学食でのもこっちの妄想を思い出しましたよ。
これねw↓

ていうか、もこっちも自分で妄想しているくらいなんだから気づけよw
まあ、確かに陰キャに「キモい」は禁句だわな…
顔を真っ赤にして、うれしそうなうっちーを見ていると責める気にはなれませんが、目の前で言われているもこっちにしてみれば、たまったものではないでしょう。
ちなみに、私が学生だったころは「キモい」なんて蔑称は一般的ではありませんでした。
言われるなら、それこそストレートに「気持ち悪い」でしたね。
言われたことあります?「気持ち悪い」って。
キモいはまだ、どこか軽い感じがありますけど、「気持ち悪い」の殺傷力はそんなもんじゃありませんよ。あの時のトラウマは一生忘れたくても忘れられないでしょうね。(うん?誰のことかって?あんたそれを聞くかね…)
それはそうと、いつの間にかお揃いのシュシュを付け直しているうっちーを見て、なんだかすごく安心しました。
この「キモい」は、うっちーが自分を取り戻した象徴にも感じられましたね。
この絵文字がwwwwww
どんな捨て台詞だよw
こんなのが悪口になるマンガもそうそうないでしょうねw
でも、面と向かって、罵倒を浴びせられたのはかえってよかったような気もします。
ある意味、二人の仲はより進んだといってもいいのではないでしょうか。
だっw
こっちの走り去る姿はなぜか笑ってしまいますねw
二人そろって、青春マンガの主人公気取りかよと思ってしまいますw
てか、なんだかんだいって、似た者同士じゃねーかw
“えもじ”に引っかかってるうっちーも面白いw
気にするのはそこかよw(まあ、本人的に自覚がないのかw)
それぞれの表情が実に興味深いですね。
少し驚いているかのような宮崎さんに、何やってんだとでも言いたそうな、かよw
そばかすさんやなつは比較的冷静に事の成り行きを見ているようですけど、メガネさんのなんだか悲しそうな目が印象的ですね。
「せっかく気をつかったのに」と言いたいのは彼女も同じなのかもしれません。
WWWWW
なんでって、お前…とでも言いたそうな二人の後ろ頭が最高ですねw
これで、ますますうっちーと黒木さんのことがよりわかったことでしょうw
いやあ、ここまでずっとハラハラドキドキしっぱなしの展開でしたが、最後の最後で実に気持ちの良いオチで締めてくれました!
考えてみれば、ここまでがっぷり四つにうっちーの話に取り組んだことは今までなかったのではないでしょうか。そういった意味では、わたモテ初の“うっちー回”といってもいいのかもしれません。
しかも今回は、「雌猫」たちの話でもありましたからね。特に、かよとメガネさんのキャラの立ちようは特筆ものでしたよ。今後は、彼女たちの動向にも目が離せませんね。
それにしても、今回の話は本当に心臓に悪かった!
あの喪120「モテないし打ち上げる」に匹敵するくらいだったかもしれません。
しかも、予想だにしない展開の連続でしたからね。
こんな話を「球技大会」編で読まされる羽目になるとは夢にも思いませんでしたよ。
まあそれも、最後のオチですべて救われましたけどw
そう、今回のオチは本当によかったなと思いました。
これをさらなる関係性のもつれと見る向きもあるようですけど、私はむしろいい方向に向かっていると確信していますね。
二人が同じように走り去るところなんかはもう最高でしたよw
そういえば、もこっちがうっちーのことを「もっと空気読めるやつじゃなかったか?」と言ってましたけど、今でも彼女は空気が読める子なんですよ。むしろ、読み過ぎるくらいに相手に気を遣える子なんです。遠足時にゆりちゃんに見せた気遣いや、青学見学時に見せたもこっちへの思いやりを見ればわかりますよね。
ただ、周りのことはわかっても、逆に自分の気持ちとなると、とたんにダメになるんですよ。どう対処していいのかまるでわからなくなるんです。これまで外ばかり見て、内(笑)のことを見ていなかったんでしょうね。
だからこそ、自分の気持ちのこととなると急に子どもに帰ってしまうんです。
本当は、「なんで」なのかも心のどこかではわかってるんです。
キモいキモいと言いながらも、実はその彼女の“キモさ”にどうしようもなく惹かれていることもよくわかってはいるんですよ。
でも、そんな自分の気持ちとどう向き合えればいいのか、まだその答えが見つからずに道に迷っているだけなんです。そりゃあ、自分を見失うもしますよ。まだ若いんですから。
今回のうっちーのわがまま振舞いは確かに擁護できるものではありませんし、雌猫たちも甘すぎるという批判もあるでしょうけど、どうかそこは、長い目で見てやって欲しいなと思いますね。
はじめは確かに瓢箪から駒みたいなネタから始まりました。
それは間違いないありません。
ギャグでは収まり切れなくなった彼女たちの結びつきに、戸惑いがあるのもまた事実です。
でも、これだけ胸に迫る物語を見せてくれたのです。
そこは受け止めてあげてもいいんじゃないかと思うんですよ。
今はただ、彼女たちの麗しき友情に幸あれと願うばかりです。
今回の話の“前フリ”としてカバー裏ネタは必見!の14巻は絶賛発売中です!
うっちー初登場もさることながら、雌猫グループがなぜ“雌猫”と言われるのかもこの8巻を読めばわかります!
バレンタインや3年生クラス発表など、実はうっちーファンにはたまらない名作が満載なのがこの12巻!
3月7日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪152に更新されました。
思えば、初めて出会った時から、彼女は気になる存在でした。(単行本8巻所収;喪69「モテないし班決めする」参照)
第一印象は最悪だったにせよ、修学旅行班でも最も気にかかる存在だったのです。
その「一番ろくでもない奴」という評価が変わったのはいつのことだったでしょう。
最初は、修学旅行初日の夜、だったような気がします。当時の記事からもその戸惑いが伺えますね。(単行本8巻所収;喪73「モテないし整えない」参照)
そこから彼女は、どんどん魅力的なキャラへと進化していきます。
修学旅行最後の夜。体育祭での応援合戦。2年の冬休みあけの「お返し」……。ひとつひとつ挙げていけばきりがありません。
3年生に進級して、クラスが別々になってから、彼女はより積極的になっていきます。それまでのギャグ担当枠からはみ出たような存在感を示すようになるんですね。
そして、GWのオープンキャンパス。
ここで彼女は“ネタキャラ”からの脱却を果たします。雌猫仲間たちがうっちーを見る目が少し変わってくるのもこの辺りからです。
そこからは、彼女の周りに不穏な空気が漂うようになりました。それまではギャグで収まっていた齟齬がとたんにリアルな痛みとして読者に伝わるようになっていったのです。
今現在続いている“球技大会”シリーズでは、ここまで彼女の出番は一切ありませんでした。いや、あの雨の日以来、彼女は私たちの前からもう3か月近く姿を消していたのです。
正直、それでどこか安心している自分もいました。次に彼女の姿を見るのが怖い。もはやかつてのような、定番ギャグでお茶を濁すようなこともできなくなった彼女が傷つく姿をこの目で見るのがとても怖い。
そんな気持ちがあったんだと思います。
でも一方、私はこうも信じていました。
この“球技大会”において、彼女たちがこのまま出ることなく終わることは絶対にないと。
かくして今、それは現実のものとなりました。

ただ、心の中で思っているのと、実際に目にするのとでは大きな違いがありますよね。
たいがいのことは、想像通りに進まないものです。
ましてや、わたモテですから。
読み始めてみれば、そのあまりにも予想だにしなかった怒涛の展開にひたすら翻弄されるばかりでしたよ。
このサムネを見た瞬間のドキドキ感なんて、今思うとまだかわいいものでしたね。
というわけで、前置きが長くなりました。それではさっそく見ていきましょう。

この表紙からして、私を心をつぶしにかかってきているとしか思えませんね。なんですかこれ。なんで、ここに「彼女」がいないんだよ!
……いい加減、彼女彼女とぼかすのも飽きてきたのでやめますが、なんでここに「うっちー」がいないのかという話ですよ。まあ明らかに読み手にその辺を意識させるための構図としか言いようがないのですが。
とにかく気になるのは、このシーンはいつどこで撮られたものなのかということですね。
端にバスケットボールのボード?が見えるところからすると、どうやらこれは体育館の回廊のようです。男子のバスケをみんなで応援しに来ているところでしょうか。おにぎりがあるところを見ると、お昼休みかな?
それにしても、5人そろって制服姿というところが気にかかります。彼女たちの試合はすでにすべて終わっているのでしょうか?なぜそこにうっちーはいないのでしょう?彼女がいない中での“いつまでも一緒に。”というキャッチはあまりに悲し過ぎます…
いったい、どういう意図があって、こんなコピーにしたのでしょう。
……いや。ちょっと待ってください。

なんですかこれはw
SMILE WITH YOUってw
ますますコピーの意味がよくわからなくなってきたw
というわけで、今回のタイトルは「モテないし(・_・)と」。
もはや、なんて読むのかもよくわかりませんw「モテないし絵文字と」とでもいうのかな?w
でも、スマイルマークじゃなくって、真顔なのがちょっと気になります。うっちー、ちょっとつまらなそうですし。
いずれにしても、今まででもっともトリッキーなタイトルかもw
球技大会編は内容もさることながら、タイトルの妙が光りますね。

球技大会はいよいよ山場。ソフトのほうも気になりますが、卓球の方は勝ち進めているだけにやはりメインはこっちですよね。
にしても、改めて見ると、ネモの髪型すごいなwさすが、パイナップル岡田のプロデュースだけはあるw
加藤さんが横目で意味ありげに見ているのも、実は髪型を気にしているだけだったりしてw

WWWサムネでも使われたシーンですけど、よくよく考えてみると、おかしいですよねw
なんでわざわざすれ違いざまにw
顔見知りなんだし、視界に入った時点で挨拶がてら言えばいいだろw
てか、なんだ「待ってる」ってwww
謎の宿命のライバル感w

こちらも謎の少年漫画主人公感w(でも「絵文字…」という字面で台無しw)
でも正直、ここは心躍りましたね。
この球技大会のクライマックスは、3-5と3-4との一騎打ちだと思っていましたから。
まさに満を持してのうっちー登場に、はやる気持ちを抑えることができませんでしたよ。
それは、あの日以来ずっと降り続いていた雨が、ついにやむときが来たという高揚感にも似た思いだったのかもしれません。
………

WWWWW負けんのかよwwww
何やってんだ、うっちーw
いやあ、久々にかまされましたね、「肩透かし」!
まさかこんな盛大なギャグとしてやってくるとは思いもしませんでしたがw
呆然としているうっちーに対して、すっごくうれしそうな3-1w
(ここが今回一番笑ったシーン!)
しかし、まだ準々決勝なんですね。ちょっとびっくりですよ。私はてっきり4回戦が決勝だとばかり思っていました。
てか、4回戦が準々決勝って、すごくないですか?トーナメント形式ですから64チームあるってことですからね。(まあ、シードがあるかもしれませんがそれにしても60くらいはあるでしょう)
さすがに3学年でそれだけのクラスがあるとはとても思えませんから、クラス対抗以外にも有志のチームがいくつか参加しているということなのでしょうか?
それにしたって、この少子化の時代にちょっと多すぎるような気がしてなりませんね。
もしかすると、単行本では「準決勝」くらいには修正されているかもw

この温度差w
でも、これくらいが普通ですよね。公式試合でもないですし、しょせんは学校行事のひとつに過ぎないわけですから。彼女らの態度はむしろ爽やかに感じられますよ。
宮崎さんの「うっちーおつかれー」の笑顔がまぶしすぎて、かえって胸が痛くなるほどです。

WWWWWなんで、じゃねーよwww
お前が負けたんじゃねーかw疑問の余地なく、はっきりしてるわw
しかしそういえば、この子の「なんで!?」も定番でしたねw
3年に上がった時とか、遠足の時とか、このあとの「うっちー…?」も含めて、ゆりちゃん以上に十八番になっているネタでしたw

うっちーが負けて敗退が決まったというのに、なんていい子たちなんでしょう。謝る筋合いなんかまったくないと思うんだがw
この感じからすると、うっちー以外に負けた子はこの二人だったのかな?
うっちーの歯を剥き出しももはや定番になりつつありますねw
決して手を抜いたわけではなく、みんな頑張った中での結果なのは宮崎さんも言っていた通りだと思うのですが、当のうっちーは「やだやだ次の試合進みたい」と、例の駄々っ子モード全開ようで……

誰か突っ込んでやれよと思ったら、前髪ぱっつんが言ってくれましたw
うっちー「も」というか、大将である彼女の負けで敗退が決まったんですけどねw
それにしても、「卓球部うんぬん」という言い訳が前回のもこっちそのまんまw

ああ、言ってはならないことを…
そりゃあ、さすがにぱっつんも「は!?」となりますよ。
完全に「チーム」ということを忘れていますよね。
卓球以前に、自分の都合しか考えていません。
本来の彼女はもっと、周りに気を遣い過ぎるくらい空気に敏感だったはずなのに、いったいどうしてしまったのでしょう。

ぱっつんの言うことはもっともです。うっちーが糾弾されるのは当然ですよ。
しかも、うっちーが我を通すことによって、いつもの仲間が一人外れることにもなっているわけですからね。ここは切れていい場面だと思います。
でも。それでも。
ここからはしばらく読み進めるのが辛かったですね。ぱっつんの気持ちに共感しつつも、見ていて胸が痛かったです。
それまでは「うっちー!?」のひと言で済んでいたギャグが、もはやそれが通用しなくなった。楽しかったあの日々はもう戻らない。
そのことをこの瞬間に悟ってしまったからなのかもしれません。

ついにこの時が来た。まさにそんな感じでしょうか。
何度も伏線はありましたし、いつかは来るとは思っていましたが、ここで持ってくるとは思いもしませんでしたね。
しかも、「隣」とはっきりばれていたんですね。(まあ普通に考えればむしろ今さら?ですけどw)
隣のクラスに入り浸るために、自分らをないがしろにしていた。
そりゃあ、ぱっつんでなくっても「ひどくない?」となるでしょう。
うっちーの右手首にある、お揃いのシュシュがあまりに悲しいですね。

遠足での件ももはやギャグではなくなっているんですね。ネタとしてではなく「裏切り」として認識されてしまっているその事実が、彼女らの貌に影を落とします。
(そういえば、ぱっつんはかつて「のっぺら子」だったことを唐突に思い出しました)
そんなただならぬ気配に気付いたのか、もこっちが遠くで見つめています。
果たして、彼女はいったい何を感じているのでしょう。

絵文字らの乱wwwww
歴史上の事件かよwいつの時代に起こったんだw
でも、こうしてもこっち視点で事の顛末を見ると、よけいに切なくなりますね。
ぱっつんをなだめるかのような宮崎さん、ただ黙ってうつむくうっちー。
そして、後ろ髪を引かれる思いでうっちーを気にかける宮崎さんの手をなかば強引に取って仲間と去っていくぱっつん。一人反対方向に向かううっちー。
果たしてもこっちは、この光景を目の当たりにしてどう思ったことでしょう。

一人校舎裏で体育座りのうっちー。さすがに今回の件は、彼女も相当こたえたようです。
そんな中、なぜか身を隠すように陰から見つめているもこっち。
うっちーのことが気になってこっそり追いかけてきたのでしょうか。
ページをめくるのが辛い展開が続きます。

ステルスもこっちw
音を立てることもなく、すっと身を引けるところがさすがですね。
ただ、少々腕がなまったのか、残像を大きく残してしまっているのが痛恨のミスかw

WWW
どうやら、もこっちセンサーは健在のようですねw
雨の日の自習室では、彼女のセンサーもついにガタがきたのかと思いましたが、あの時は加藤さんのシールドの力が強かったのかな?w

今回の個人的ベストシーン。
特に何か話しかけるというわけではなく、ただ同じようにそばに寄り添うもこっちの姿がうれしいですね。
ただ、うっちーの腕からシュシュが外されているのがあまりに悲しい…

唐突に話しだすうっちーに、びくっとしつつ取ってつけたような返事をするもこっちw
見ようによっては、突然しゃべりだした等身大人形にびびっている構図かもw
横顔アップのうっちーは「ドール」感がはんぱないw
まあそれはともかく、うっちーがもこっちに、自分のことをここまで率直に話すのは初めてではないでしょうか。
「友達とケンカしたんだ……」
他のマンガなら、もはや手あかのついた陳腐なセリフですが、うっちーの口から聞かされると、まるでこの世の終わりを宣告されたかのような切実さを感じてしまいます。

このシーンも見ていて、胸がなんだか締め付けられます。
この二人が同じ空を見つめているなんてことがこれまでにあったでしょうか。
でも、それは向いている方向だけであって、本当は別々のことを見ているのかもしれない。
彼女たちの後ろ姿がそんなことを物語っているようで…
それにしても、3-5にうっちーがいつも来ていたことはもこっちもわかっていた周知の事実だったんですね。
もはやそれをごまかすことなく、共通の認識として口にするうっちーが愛おしく思えてなりません。

3-5に行く理由として、“まこっち”の他に「クロキ」の名前を挙げるうっちー。
「黒木」じゃなくって、カタコトなのがポイントですよね。
きっとそこには、いつもとは違うニュアンスがこもっていたのでしょう。
「私!?」と、まさかの告白(笑)に戸惑うもこっちは笑えますがw

WWWWWこのアップいるかあ?www
いいこと言ってんのに、この絵で台無しだわwww
でも、見ようによっては、「どちらも大切な友達」にかけてのこの“二つの目”なのかもしれませんね。まあ、はっきりいって、豚の鼻にしか見えませんけどw
それにしても、うっちーの赤裸々な告白にもこっちもそれなりにしんみりするかと思いきや、わりとひどいことを考えていましたねw
「シンプルな顔してても女のグループだからな……」
「色々複雑で面倒くさいことがいっぱいなんだろ…」
どういうロジックなんだよw
顔で関係性を築くものでもないだろw
というか、今のもこっちの周りも色々複雑で面倒くさいだろw人の事言えんのかよw

このもこっちの絵文字グループへの評価は、私も少し前までは同じようなものでしたね。
遠足編の前あたりまでは「上辺だけ」というか、仲良しごっこをいそしんでいるだけのように見ていましたよ。それこそ、南さんグループののっぺら子たちのように。
でも、もこっちがそれに気付いたのと同様、今回の件を通じてうっちーたちも初めて自分たちの大切なことに気付かされたのかもしれませんね。
さて、そんな二人の元に誰かがやってきます……
(ページをめくるのが怖かった!)

このシーンを見ても全然気持ちは安らぎませんでした。
むしろ、ここで変に丸く収まるのなら、今までのあれは何だったんだよという気にさせられましたよ。
ぱっつんもどこか納得していないような表情をしていますよね。
宮崎さんに説得されてしぶしぶ謝りに来ているようにも見えます。
この5人の並びがそれを象徴しているかのようで、なんだかよけいに胸がざわざわしました。
それはそうと、ついにぱっつんの名前も判明しましたね。
「かよ」。
うん、彼女らしい、いい名前だと思います。
当初は目鼻もなかった彼女が、こうして名前も与えられて、わたモテの世界で命を授かったかと思うと、まるで生命の誕生に立ち会ったかのような感慨深さがありますね。(そうか?)

こんなにいたいけなうっちーは初めて見ました。はかなげというか、なんだかこのまま消えてなくなってしまいそうな頼りなさげな存在に感じましたね。
さきほどの駄々をこねていた姿が嘘のようです。

深いのか浅いのかよくわからんwww
まあ、確かにそう思うのも無理はないですけどねw
さっきはゴメン、ううん私のほうこそ……とか、ベタどころの騒ぎじゃありませんしw
でも、このもこっちもかっこいいですよね。
自分の出る幕がなさそうだとわかればすっと身を引く。
「こんなもんか」とやれやれ系主人公よろしく悟ったふりはしていますが、彼女なりの美学を感じます。(今回の個人的ベストもこっち)
ところが、そんなもこっちを
「黒木!」
と呼び止める声が……

やっぱり、そうあっさりとはいきませんか…
先ほどとは矛盾するようですが、ここは一旦、元の鞘でもよかったんじゃないのという気にもさせられましたね。
なぜかここは、うっちー、自分よりもかよの気持ちにもっと寄り添ってやれよと思ってしまいました。

うん、昔のうっちーはそうだったねw
君の蠱惑さに魅了される前は、もっとみんなのことに気を遣える子だったよw
ていうか、今でももこっち絡みでなければ、空気の読める子なんですけどね。
ただ、今のうっちーには、かよのイラ…もまったく気づけないようです。
もこっちでなくっても、この不穏な空気は普通だったらわかりますよね。
この辺はもう見ていてもどかしいったら、なかったです。

ここは、あの最初の「学食回」を思い出しました。
そう、ネモの境遇を気遣っての自己犠牲です。
でも、あの時とは何かが違いますよね。
そう、何が違うって、「モノローグ」ですよ。
「ここは著しく成長している私が」ってwww
ふざけんなってのwそういうことを自分で言ってる段階で成長とは言わないの!

うわw なんか、へたくそw
「へへへ」じゃねーよwその媚びた笑いは余計に嘘くさく感じるからやめろw
でも、たとえ「自己犠牲」の真似事でも、心にもないことを言えば心は痛むんですよね。
そんなもこっちを見ていて同じく心を痛めながらも、なんだか少しうれしくも感じたシーンでした。

これまた、単純な図式w
もこっちの考えるちびキャラがまたw
うっちーの鉄仮面はともかく、宮崎さんとかよの顔がひどいw
言葉とは裏腹にまったく感情の欠片もないじゃねーかw魂のない人形ですよw

WWWどこぞのラノベ主人公をディスってんじゃねーぞ、おいw
まあ、もこっちが憧れるラノベったら、あれでしょうけどw(いつぞやのロッテとのコラボでも出てきましたよねw)
まあ、そんな安っぽいヒロイズムなんかはそうそう通用するものじゃないんですけどね。
現に、ほら…

今回のベストうっちー。
かつては、こんな表情を見せた際には爆笑したものでしたが、
さすがにこのうっちーを見て笑えるほどすれてはいません。
もこっちのあんな安っぽいダイコン演技を真に受けたかと思うと、ホントたまらなくなりますね。
本来の彼女だったら、そんな猿芝居はすぐに見抜くはずなんですよ。相手がもこっちだからこその涙なんです。

見ようによってはシリアスギャグとも受け取れる場面ではありますが、私はここは素直にいたたまれない思いでいっぱいになりましたね。
もこっちの呆気にとられた表情も見ていて辛いです。
彼女にしてみれば、まったく想定外の反応ですからね。ネタを本気で受け取られたようなものでしょう。
私も思わず、叫びたくなりましたよ。
「これはわたモテだろ?そんなマジに取ってどうすんだよ!いつものように、しょうもないネタで笑わせてくれよ…」と。

かよだけではなく、他の子たちもうっちーの言動がここ最近おかしいことに気付き始めました。(本当に何を今頃という感じは否めませんがw)
まあ、どれも変なんてものじゃなかったですよねw
特にクラス替えの時はひどいw
でも、修学旅行の時から少しおかしかったことに気付いていたかよはさすがですね。
あの時はまだちょっと意味が違いますけどw
そして、ついにその原因らしき「例のあの人」に話はたどり着きます。

なんて小さい生きものなんでしょう、この子は。
先ほどのなんちゃって自己犠牲はどこへやら、ただただ状況に流されるままの悲しい存在が彼女らの視線の先にはいました。
これだけ見ると、とてもひとりの人間をそれほどまでに狂わせる存在とは思えませんよねw
でも、確かに彼女こそが今回の騒動の源なのです。

ここは見ていて、すごく緊張が走りました。
またしても、ページをめくるのにかなり躊躇しましたよ。(今回、これで何回目だろう…)
かよと宮崎さんがもこっちの両脇に立ち、その周りを固めるかのようにメガネ、なつ、そばかすの布陣。
なつの座り方、そばかすの背もたれも妙にリアルに感じられて怖いのですが、なんといっても、かよの髪のかき上げ方ですよね。この仕草ひとつに不思議な“圧”があるんです。
もこっちのジャージの掴み方にも心臓がきゅんとなりますね。
何度見ても冷静にはいられませんよ。こうして書いている今でもドキドキが止まりません。
「いじめ」っぽいとかそういう以前の問題で、一人の人間を囲んで集団で尋問するという構図自体に胸のどこかが騒ぎ出すんだと思います。

いや、逆によかっただろw
あんたってなんなの?うっちーに何したの?と、自分のことを畳掛けられるよりは、むしろもこっち助かったなと思いましたけどねw
まあ、それだけ、雌猫グループ(この言い方もそろそろ変えたいな…)の中でうっちーの存在が大きいということなのでしょう。部外者を責め立てるより、うっちーってどんな感じ?と尋ねるなつがなんかいいなと感じました。

簡素ってWWWWW
だから、それは見た目だけのことだろwww人となりを聞いてんだよw
そこはせめて、いつぞやの吉田さんみたく「さっぱりしたやつ」とでも言っておけよw
でも、自分にくれた好意?を「みんなに優しい子」というところに彼女なりの気の遣い方が伺えますね。(一度「み」とつっかえていることころがかわいいw)

あw 気を遣ったつもりが、これはむしろピンポイントに直撃したかもw
そうか、あのバレンタインの裏側にはこんなやり取りがあったんですね。
宮崎さんとかよの驚きの微妙な違いが面白いw
かよはそれほど意外に思っていない感じというか、「なるほど…」といった表情をしていますよね。

ついにうっちーの“恋心”が白昼のもとにさらされる瞬間がやってきました。
いつかはこんな日が来るだろうとは思っていましたが、こんな感じであっさりばれるとは予想外でした。
意外なほど、彼女たちも冷静に受け止めているようですよね。なんだか妙に安心してしまいましたよ。
にしても、なつw 目の前にその人がいるのに、「あの人」はないだろw

なんか、メガネさんはわかってる感じですよねw(某ラノベの海老名さんを彷彿とさせるw)
わざと声をひそめる感じでむしろ状況を楽しんでいるかのようですしw(もこっちの「?」が妙におかしいw)
加藤さんとはまた違った意味での“強者”感があります。
青学見学での彼女のそつのなさが思い出されますね。

この辺のかわし方も強キャラの風格がありますね。
かよの「女子でしょ」を受けて、すぐに「もちろん友達として」とフォローを入れるところも見事ですし、それでいて「面白くない?」と茶目っ気たっぷりに仄めかすところなんかはもう最高ですw
今回の話で、彼女のファンになった方もけっこういるんじゃないでしょうか。
宮崎さんとかよも、メガネさんの言わんとしていることをなんとなく把握したような…w

かよもまたいいキャラですね。
もこっちの稚拙な思惑などすべてはお見通しだったというw
単純な性格に見えて、実は人を見る洞察力には長けている子なのかもしれません。
うっちーに対するフォローがまたいいw

うっちーの話のカギを握るのは宮崎さんかと思いきや、じつは前髪ぱっつんこと、かよだったとは!いやあ、見事にだまされましたよ。なるほど、自習室に彼女がいたのはこういうことだったんですね。
「うっちーと黒木さんのこと少しだけわかった」というセリフがなんとも印象的です。
こうして見ると、かよと宮崎さんは実にいいコンビですね。
けっこうはっきりものを言うタイプのかよと、割と後ろでフォローに回る宮崎さん。
うちみやもいいけど、かよみやもいいなと思いましたよw

なにげに、雌猫トップともコネを作った黒木さんw
これは今後もメガネさんの暗躍が期待できそうな気配がしますw

メガネさんの入れ知恵w
これはやはり全てわかってのこととしか言いようがないw
しかし、あっさり戻ってくるうっちーも可愛いですよね。
走り去ったあれはやっぱり追いかけてくれることを期待してのポーズだったのかもw

まさかのもこっちのうっちー呼び!
いやあ、さすがメガネ姉さん、わかってるぅw
でも、若干表情が固いというか、口元がひきつっているようですけどw

ひいてねーよw
どう見ても顔真っ赤じゃねーかw恋する乙女の表情だろうにw(もはや、うっちーには思えないw)
それにしてもメガネさんはすげえなあ…

WWWうん、まあ色々ねw
うっちーの反応を楽しんでいるかのようなメガネさんがかわいいw
ここでさっと、二人の間に入れるのも彼女ならばのフットワークですよね。

この宮崎さんの表情がまた絶妙です。
「私達より3-5の人達と遊んでいるのが楽しいのかな」
「でも違うんだよね」
という、かよとなつの発言を受けての
「ただ黒木さんと仲良くしたいだけだったんだね」
そこには、メガネさんとはまた違う「わかっている」感があって、なんだか見ている側を切なくさせます。

で、このうっちーの表情よw
もはや、全然「簡素」じゃないw
こんないろんな感情が詰まった複雑な顔もそうそうないですよ。
(この後の、少し口を歪ませるところもまたいいんですけど、ここはあえて引用しません!)

WWWもはや、化石級のツンデレですね、これはw
海原雄山か早乙女乱馬かといったレベルですよ、こんなのw
この間の学食でのもこっちの妄想を思い出しましたよ。
これねw↓

ていうか、もこっちも自分で妄想しているくらいなんだから気づけよw

まあ、確かに陰キャに「キモい」は禁句だわな…
顔を真っ赤にして、うれしそうなうっちーを見ていると責める気にはなれませんが、目の前で言われているもこっちにしてみれば、たまったものではないでしょう。
ちなみに、私が学生だったころは「キモい」なんて蔑称は一般的ではありませんでした。
言われるなら、それこそストレートに「気持ち悪い」でしたね。
言われたことあります?「気持ち悪い」って。
キモいはまだ、どこか軽い感じがありますけど、「気持ち悪い」の殺傷力はそんなもんじゃありませんよ。あの時のトラウマは一生忘れたくても忘れられないでしょうね。(うん?誰のことかって?あんたそれを聞くかね…)
それはそうと、いつの間にかお揃いのシュシュを付け直しているうっちーを見て、なんだかすごく安心しました。
この「キモい」は、うっちーが自分を取り戻した象徴にも感じられましたね。

この絵文字がwwwwww
どんな捨て台詞だよw
こんなのが悪口になるマンガもそうそうないでしょうねw
でも、面と向かって、罵倒を浴びせられたのはかえってよかったような気もします。
ある意味、二人の仲はより進んだといってもいいのではないでしょうか。

だっw
こっちの走り去る姿はなぜか笑ってしまいますねw
二人そろって、青春マンガの主人公気取りかよと思ってしまいますw
てか、なんだかんだいって、似た者同士じゃねーかw
“えもじ”に引っかかってるうっちーも面白いw
気にするのはそこかよw(まあ、本人的に自覚がないのかw)

それぞれの表情が実に興味深いですね。
少し驚いているかのような宮崎さんに、何やってんだとでも言いたそうな、かよw
そばかすさんやなつは比較的冷静に事の成り行きを見ているようですけど、メガネさんのなんだか悲しそうな目が印象的ですね。
「せっかく気をつかったのに」と言いたいのは彼女も同じなのかもしれません。

WWWWW
なんでって、お前…とでも言いたそうな二人の後ろ頭が最高ですねw
これで、ますますうっちーと黒木さんのことがよりわかったことでしょうw
いやあ、ここまでずっとハラハラドキドキしっぱなしの展開でしたが、最後の最後で実に気持ちの良いオチで締めてくれました!
考えてみれば、ここまでがっぷり四つにうっちーの話に取り組んだことは今までなかったのではないでしょうか。そういった意味では、わたモテ初の“うっちー回”といってもいいのかもしれません。
しかも今回は、「雌猫」たちの話でもありましたからね。特に、かよとメガネさんのキャラの立ちようは特筆ものでしたよ。今後は、彼女たちの動向にも目が離せませんね。
それにしても、今回の話は本当に心臓に悪かった!
あの喪120「モテないし打ち上げる」に匹敵するくらいだったかもしれません。
しかも、予想だにしない展開の連続でしたからね。
こんな話を「球技大会」編で読まされる羽目になるとは夢にも思いませんでしたよ。
まあそれも、最後のオチですべて救われましたけどw
そう、今回のオチは本当によかったなと思いました。
これをさらなる関係性のもつれと見る向きもあるようですけど、私はむしろいい方向に向かっていると確信していますね。
二人が同じように走り去るところなんかはもう最高でしたよw
そういえば、もこっちがうっちーのことを「もっと空気読めるやつじゃなかったか?」と言ってましたけど、今でも彼女は空気が読める子なんですよ。むしろ、読み過ぎるくらいに相手に気を遣える子なんです。遠足時にゆりちゃんに見せた気遣いや、青学見学時に見せたもこっちへの思いやりを見ればわかりますよね。
ただ、周りのことはわかっても、逆に自分の気持ちとなると、とたんにダメになるんですよ。どう対処していいのかまるでわからなくなるんです。これまで外ばかり見て、内(笑)のことを見ていなかったんでしょうね。
だからこそ、自分の気持ちのこととなると急に子どもに帰ってしまうんです。
本当は、「なんで」なのかも心のどこかではわかってるんです。
キモいキモいと言いながらも、実はその彼女の“キモさ”にどうしようもなく惹かれていることもよくわかってはいるんですよ。
でも、そんな自分の気持ちとどう向き合えればいいのか、まだその答えが見つからずに道に迷っているだけなんです。そりゃあ、自分を見失うもしますよ。まだ若いんですから。
今回のうっちーのわがまま振舞いは確かに擁護できるものではありませんし、雌猫たちも甘すぎるという批判もあるでしょうけど、どうかそこは、長い目で見てやって欲しいなと思いますね。
はじめは確かに瓢箪から駒みたいなネタから始まりました。
それは間違いないありません。
ギャグでは収まり切れなくなった彼女たちの結びつきに、戸惑いがあるのもまた事実です。
でも、これだけ胸に迫る物語を見せてくれたのです。
そこは受け止めてあげてもいいんじゃないかと思うんですよ。
今はただ、彼女たちの麗しき友情に幸あれと願うばかりです。
今回の話の“前フリ”としてカバー裏ネタは必見!の14巻は絶賛発売中です!
うっちー初登場もさることながら、雌猫グループがなぜ“雌猫”と言われるのかもこの8巻を読めばわかります!
バレンタインや3年生クラス発表など、実はうっちーファンにはたまらない名作が満載なのがこの12巻!
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