私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪151~実はこれこそが球技大会の「本筋」かもしれない異色回~
2月21日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪151に更新されました。
今回は球技大会3回目。
まあそれ自体は順当というか、むしろ当然といってもいいですよね。
前々回の時点では「もしかしたら」くらいの感じでしたが、前回を読めば、その流れからしてほぼ100%約束された展開とも言えるでしょう。
しかし、その内容は予想していたものとはかなり違っていました。
> 果たして卓球2回戦に行くのか、それともソフトボールの続きをやるのか。はたまた男子バスケに応援に行くのかw
これは私の前回のコメントですが、だいたいこのくらいのパターンしか想定してなかったんですよ。後はせいぜい、智貴あたりが参加しているであろう「サッカー」あたりでしょうか。要するに、「次にくる球技」という視点でしか展開を読んでいなかったんですね。
なので、今回の話は“肩すかし”とまでは言わないまでも、けっこう意表を突かれました。ある意味、「異色作」といってもいいかもしれません。
なにしろ、球技大会そのものの話じゃありませんからねw 球技なんかほとんどしてませんし。
ただ、不思議なことに、何度も読み直していくとむしろこれこそが「本筋」なのではないのかという気がしてきたんです。逆に前回や前々回の話のほうが特殊なパターンだったようにも思えてくるのですから、本当に不思議です。
元々ワタモテは多層構造というか、一筋縄ではいかない作品です。悲惨な話を笑いに変えたかと思えば、馬鹿馬鹿しい下ネタの中にこっそり青春のきらめきを忍ばせたりする、そんな“底意地の悪い”作品でもあったんです。
そういった意味では、この感覚こそがワタモテの醍醐味といえるのかもしれません。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
不思議といえば、この表紙もなんだか不思議ですよね。
まず、一人のキャラのアップということ自体がかなり異色ですよ。
わたモテの表紙というのはだいたいが情景描写というか、どこか俯瞰の視点があったはずなんですね。もしくはストーリーの中に組み込まれた一コマとしての「始まり」の光景か。
つまり、キャラそのものにズームインするのではなく、キャラひとりひとりの「世界」との距離感みたいなものを象徴する意味があったかと思うんです。
今回のように周りの背景をあえてぼかしてキャラ本人を浮き上がらせるというのは、かなり珍しいのではないでしょうか。
本編を読めばわかりますが、物語の導入シーンというわけでもないんですよね。今までこんな表紙は見たことがなかったので、てっきり隣の席に座っているであろうネモ目線でストーリーが始まるのかとも思ったりしたのですが……
ていうか、これ、ゆりちゃんなんですよね?一瞬、え誰と思ってしまいましたよw
最初は教室内の風景だと思ったんです。
なので、この横顔を見ているのはネモで、「私の中の気になるあいつ。」というキャッチも、私(ネモ)の中の気になるあいつ(ゆりちゃん)かと。まあ、隣にいるのを見ているのに「あいつ」というのもおかしいので、そこはすぐに、ああこれはゆりちゃんの心の言葉なんだと気づきましたが。
でも、ネモとゆりちゃんの席の配列からすると、ネモ目線で向こうに「窓」が見えるというのはおかしいんですよね。ゆりちゃんから見て左側が窓側なのですから。
そうなると、これは教室内ではないかもしれないわけです。(まあ、休み時間に別の席に座っている可能性もなくはないですけど、ゆりちゃんの性格上それは考えづらいですよね)
前回の校庭でのワンシーンという見方もあるようですが、これ着てるのジャージじゃないですよね?ていうか、どちらにせよ、向こう側に見える格子状のものが何なのかわかりませんし…
そう考えるとけっきょく、どこか具体的な場面というわけではなく、もっと抽象的なものなのかもしれません。ゆりちゃんの心象風景というか。
向こうに見えるのはやっぱり「窓」で、それをあえてぼかすことで、彼女の心の中を描いているのかもしれませんね。
というわけで、今回は「モテないし勝利する」。
このタイトルとあのサムネを見たら、普通はスポ根的な展開を期待しますよねw
負けたとはいえ、前々回では雫ちゃんの奮闘(?)もありましたし、これは汗と涙の熱い王道ストーリーが待っているに違いない、と思いこんでも仕方ないでしょう。
ところが……
なんと今回、ゆりちゃんの公式戦(?)での勇姿はたったこれだけw
またしてもサムネとタイトルに騙されましたよw
なんというか、ほとんど直立不動で腕しか動かしていない感じが彼女らしいですね。逆にこれ、打ちづらいだろw
でも、さすがに試合中はジャージは脱ぐんですね。そこは少し安心しましたw
ゆりちゃんなら着こんだまま出かねないと思っていたので…w
7対11?
あれ、意外と健闘してるんじゃないの?
いやてっきり、まったくやる気がなくって最初から試合を投げていると思っていたのでこれは意外でしたね。
前回でも「どっちが勝ってもいい」みたいな投げやりな態度を示していましたし。
表情を見てもどこか不本意なところがありそうですし、本当は勝てるものなら勝ちたいと思っているかのようです。
彼女の負けず嫌いな一面が垣間見れたようで、なんだか少しうれしくさえ感じましたね。
2回戦で1日目は終了。
16チームのトーナメントだとして、ベスト4まで勝ち上がったということなのかな?準決勝と決勝が2日目になるのでしょうか。その間敗退したチームは何もすることがないとか、ホントこの学校はどうなってるんでしょうwのんびりしているのにもほどがあるだろw
まあそれはともかく、ネモの煽りはゆりちゃんにもじわじわ効いているようですねw 「……」の数も増えてるしw
ただ、ネモはこういうストレートな物言いをするんで、そんなに嫌みを感じないんですよね。根が素直なのかネチネチしたトーンになりません。
嫌みを言う人ってもっと狡猾というか、それこそ嫌らしい言い方をするじゃないですか。「誰かさんは勝てなかったみたいだけどw」みたいなあえて婉曲的な言い回しでじわじわ追い詰める感じなんですよね。
そう考えると、南さんも含めて、わたモテって根っから悪い子はいないなと感じます。
同じ教室にいるのに、あえてLINEで伝えるところがいいですよね。本当に「みんなに内緒で」と思っているのでしょうw
きっと、ネモだけじゃなく、誰にも負けを気にしていることを知られたくないんでしょうね。
そんなところにも彼女の「負けず嫌い」な一面が伺えて、なんだか微笑ましくすら感じます。
ところで、ゆりちゃんのこのアイコンはなんなんでしょうw
これ、ずっと使ってますよね?(単行本11巻所収;喪99「モテないし友達の友達」のこのシーンを参照)
「みんなには内緒」でも、もこっちだけは特別。
駐輪場でなんてことない風にイヤホンをしながら待ち合わせしていたゆりちゃんでしたが、もこっちが来たらよけいな前置きもなく、ストレートにその要件を伝えます。
しかし、このゆりちゃんの表情は少しドキッとしました。
変な言い方ですが、生活に疲れた人妻の色気を感じますw
まだ、それを突いてくるかw けっこう根に持つタイプでもあるんですよね、ゆりちゃんって。
そんな話を蒸し返さなくても普通に付き合うってw
でもまあ、もこっちもわかっているように負けを気にしていることを変に思われたくないんでしょうね。
「負け」そのものよりも、それを気にしている自分のことをあれこれ詮索されたくないのでしょう。
ここは雫ちゃんがどうこうというより、使い勝手のよい言い訳として持ちだしただけのようにも感じますね。
さて、では練習の場所はどうするかということですが、ゆりちゃんは体育館を想定していましたね。普段部活をしていない彼女ですから、卓球部が使用していることはあまり頭になかったのでしょうか。
もこっちが「一年のあいつの力で借りられた卓球台」と言っていたのにはちょっと笑いましたw その言い方だとなんだか影の権力者ぽく聞こえるんだがw ゆりちゃんが勘違いしないといいなあw
というわけで、もこっちたちが向かったのは某大手のネットカフェ。
こうして見ると、漫喫というよりもはや巨大複合遊戯施設ですね。というか、もはや街そのものといってもいいかも。
ネットやり放題マンガ読み放題、飲み放題にソフト食べ放題、おまけにカラオケ卓球ビリヤードにダーツとくれば、もう至れり尽くせりというか、いっそここだけで暮らせるんじゃねという気持ちにもなってきます。(実際ネカフェ難民と呼ばれる人もいますし)
それにしても、どこかで見たなと思っていたのですが、
これ、「ライト姉妹」(サブタイは以下略)の「野望6」(単行本1巻所収)で奏愛がおねいちゃんに連れていってもらった“アクレシオ”そのまんまじゃないですか!
名前のもじり方も一緒とか、どうなってんだw
こういう時はいつもゆりちゃん任せなんですよね、もこっちは。
お前は会員なんだから、そこはむしろゆりちゃんをリードする形でいいんじゃないの?w
ゆりちゃんも「まったく…」といった感じですよね。
「初めて」と「なんですが」の“間”になんだかニヤニヤしてしまいますw
ああ、二階にあがる階段もライト姉妹の時とまったく同じw
ていうかこれ、「アプレ●オ幕張店」まんまなんでしょうね。谷川さんにとっては勝手知ったるところなんでしょうかw
従業員の説明をナレーション枠にしているところがうまい演出ですよね。
初めて足を踏み入れた未知なる世界という感じが読者にも伝わってきます。
ちなみに私も、こういう施設の2階にはあがったことがありません。
学生時代は何度かビリヤードもダーツもしたことはありましたが、あの頃は暗くて汚いビルの一室内でしたよ。先輩に連れられてダーツバーなるものにもいったことがありましたが、当時はまだブームが来る前でしたし、社会見聞の一環みたいなノリでしたね。
高校生が800円くらいでカラオケダーツビリヤード遊び放題なんて時代がやって来るとは夢にも思いませんでした。
ただやはり、さすがに一人ではいけませんよねw
今日は二人だからこそ2階にあがれるわけです。
この「2階初めて来た…」はもう典型的なあるあるネタで、わたモテらしさを感じさせてくれますw
WWW
いや別に、絵を揃えたいからやるというものでもないような気が…w
これは谷川ニコが普段から感じている毒吐きなんでしょうか?w
ここだけ「てく てく」歩きなのが妙におかしいw
なぜ、このシーンでそれを使う?w
というわけで、今回のサムネにも使われたのがこのシーン。
これだけ見れば、普通に「ゆりちゃん特訓編」と思いますよねw
前々回では雫ちゃんもそれなりに頑張っていましたし、場所だってこのコマだけ見れば体育館の卓球台なのかと思いますよ。
でも改めて

雫ちゃんとのこのシーンと見比べると、もこっちの意気込みの差がw
意味ありげなゆりちゃんの沈黙も含めて、そこは別に「本筋」ではないことは、始めから提示されていたのかもしれませんね。(今回のゆりちゃんの「……」は、いつも以上に多くの意味を持っていたような気がします)
とかWWWWW
etc扱いかよw ついに名前もどこか行ってしまったwww
こみなんとかのほうがまだましでしたねw
でも、こういうもこっちの小宮山さんいじりは本当に面白いですねえ。
決して仲がいいわけではないのに、何ものにも代えがたい強い関係性を感じます。
ある意味、もっともわたモテらしいネタだと思いますね。
というわけで、ここが今回の一番笑ったシーンになります!
そして、ここが今回の個人的ベストシーン。
「智子ってなんで卓球できるの?」
「上手くなるコツとかあるの?」
というゆりちゃんの問いに対して、「とりあえず強く打つのやめてラリーが続くようにしたら」と答えるもこっち。
この会話の流れが今回の本筋というか、「球技大会編」そのものの本筋のように思えたんですね。
そして、黙々とラリーを続ける二人。
「カコ カコ」となんとも地味であまり面白味もないシーンではありますが、
こここそ、今回もっとも描きたかったものだったのでは、という気もしたくらいでした。
WWWもこっちって、デブネタ好きだなw
ていうか、デブのスポーツ感あるのがなんでいいのかw逆に嫌なんじゃないのかw
ゆりちゃんの「私は紅茶だけど」という冷めたツッコミもいい味出してますよね。
会話もこなれてきたというか、友達同士のネタのやり取り感が心地いいです。
なるほど、これはイラつくwww
もこっちの翳り具合に思わず共感してしまいますね。
本当あいつらって、なんであんな甲高い声で笑うんでしょうね。こちらの気持ちを知っててあえて逆なでしようとしているとしか思えませんよ、まったく!
しかも驚くほどつまらないことで爆笑するんですよね。普段よほどつまらない生活をしているのかと言いたくなりますよ。どれだけ笑いに飢えているんだと。
せめて、もこっちの「デブのスポーツ感」くらいのセンスあるネタ(そうか?)で静かに笑いを誘ってほしいものです。
WWW
はい、本日の「え?なんで?」いただきましたw
もこっちのまるで別れを惜しむような表情も笑えますねw
もうここにはいられない、私は旅に出るみたいなw
WWWWWなんか、一瞬かっこいいこと言っているかのように錯覚してしまったwww
よくよく読んでみると全然かっこよくないw
ていうか、卓球の練習を求めているのはゆりちゃんのほうだろw
言っている立場がおかしくないかw
そもそもあのカップルに勝つって、なんだ?
ああ、これはなんとなくわかるようなわからないようなw
何ごとも楽しくやることは大事なことですよね。
でも、それを気にする時点ですでに負けているような気がしないでもないw
一人意気込んでいるもこっちと、悠長に紅茶を飲むゆりちゃんw
カップルの笑い声が遠くから聞こえてくるのがよりおかしさを際立てますねw
うーん、やっぱり負けているような気がするw
なんかパラパラ漫画みたいで面白いですねw
3投の軌道がそれぞれ微妙に違うところがまた芸が細かい。
まずはまっすぐ、次に少し下に投げて、最後に少し上を狙ってと、結果を見て微調整している様が見て取れます。
WWWWW
はい、本日の「ゆりドン」いただきましたw
ていうか、それまでやる気なんかまったく見せなかったのに、急にこんな投げ方されるとビビるわw 腕の形状がおかしなことになってるしw ミギー的なものが目覚めたのか?w
遠距離パワー型精密動作性Ewww
的確なゆりちゃん評価ですねwさすがもこっちw
てか、「ドッ」ってなんだよwこわいわw
抜けないwww
それ、相当だぞw 下手すると壊してしまうレベルw
お店から出禁を喰らわないためにも、もう少し手加減しましょうw
「ザコモンスター殺せるくらいの投擲」というもこっちの評価が言いえて妙過ぎるw
なんだかんだ言って、勝てばちょっと誇らしいゆりちゃんw
ここで初めて少し表情が和らぐところがなんとも可愛らしいw
もこっちの負け惜しみがまたらしくていいですね。
ネズミーでの射撃ゲームを思い出します。
「運ゲー」がどうのこのとかは、ちょっと二木さんに似てるかも?w
ちょっと休憩って、ラブホかよ…と0.5秒くらい勘違いしてしまったw
もこっちじゃないですけど、ネカフェの2人部屋って、こんな大きな部屋なんですね。知りませんでした。(これ取材と称して、原作と原画家さん二人で入ったんだろうか…)
同じ漫画を読むのでも、二人の姿勢にこんなにも違いが出るんですね。もこっちはもはや、完全に自分の部屋同然と化しているなw
WWWさらっと、勝てたことを言い添えるところがかわいいw
もこっちが言うように「勝利に飢えてる」面ももちろんあるでしょうけど、元々強気なタイプなんだと思いますね。前回のような何ごとにも興味ないみたいな態度は本来の姿ではないのでしょう。
負けず嫌いが高じて、逆にそういうポーズを取ることで自分のプライドを守ろうとしている部分もあるのではないでしょうか。
なんだ、この構図はw ここ最近、太ももフェチを狙い撃つシーンが多すぎだろw(個人の感想です)
まあそれはともかく、ゆりちゃんから真子と吉田さんの名前を出すところがいいですよね。もこっちの「ゆりちゃんと来なかったら一生ダーツなんてやる機会なかった」というセリフを受けてというのがまたいい!
たぶん、この4人でなければ一生経験できないような思い出をこれから彼女たちはいくつも作っていくんでしょうね。
それにしてももこっち!
吉田さんをパチ廃人みたいに言うなw 彼女だってダーツくらいやると思うぞw
……たぶん。(運ゲーだしねw)
この冒頭の「……」もいいですね。わずかな逡巡が彼女の本来ある優しさを感じさせます。
本当は自分のつまらないヤキモチみたいなものにもちゃんと気づいているんですよね。
そんな感情が自分に変な意地を張らせていることもわかっているんです。
別に誰かを傷つけたいわけじゃない。ただ、こんな二人だけの間に流れるこの心地よい空間を失いたくないだけ。
それは、もこっちに気を遣っているかのように装いながらも自分はそんなこと気にしていないんだよということも伝えたい。でも本当はそんな自分の寂しさも分かって欲しい。
もちろん、自分のためにもこっちの他の大切なものたちを犠牲にして欲しいわけでもない。
そんな自分でもどうしようもない、複雑な思いを込めてこの言葉を口にしたのでしょう。
根元さん、加藤さん、そして成瀬さん(ゆうちゃん)。
この名前が出てきた順番に、彼女の色んな感情が詰まっているような気がしてなりません。
そんな、ゆりちゃんの切なる思いもつゆ知らず、ピントのずれた回答をするもこっちw
さすがに5人も6人もこんなところでぎゅうぎゅう詰めになるわけないだろwそういうことを言ってんじゃないんだよw
ていうか、人の話を聞く態度じゃないw
でも、そんな気のない答えも、ゆりちゃんにとってはうれしい言葉でもありました。
きっと、いかにももこっちらしい返しになんだか安心したんでしょうね。
ああ、自分にだけは智子は智子のままでいられてるんだ、というか。
もこっちの立場にも気を遣った提案でしたけど、変に気を回すこともないもこっちのことがたまらなくうれしかったはずです。
というわけで、久々にあげちゃいますよ、ここが今回のベストゆりちゃん!
そんなしんみりとした空気をかき乱すかのようなもこっちの臭覚w
「エロい」ことにはどんな場面でも常にアンテナを張っているのかw
こうして見ると、なんだか危険を察知した動物みたいw
!?じゃねーよwwww
なんだかサスペンスの主人公ぽくって笑えるwついに尻尾を掴んだ!みたいなw
つーかこいつ、確か前にも別の漫喫茶でこんなことをやっていたな…(単行本6巻所収;喪53「モテないしいいことある」の『見られてる』参照)
なんか、変にほっとしてしまいますね。ああ、なんだかんだ言ってももこっち変わってないやってw
ますますサスペンスぽいwww
なんで急にカチカチマウスを動かし出すんだよw
隣のエロい雰囲気になってるカップルにサイバー攻撃でも仕掛けるんかw
いや、マジでもこっちが何をやろうとしているのか全然わかりませんでしたよ。
まったく、もこっちの発想は常人のレベルをはるかに超えてますね。
(今回の個人的ベストもこっち!)
ゆりちゃんの「何をしてるの?」は、多くの読者の代弁でもあったのではないでしょうかw
意味がわからないwwwww
だからなんなんだよ、その「勝ち」てのはwどういう理屈なんだ、いったいw
もこっちの顔がいつになくシリアスなのもおかしいですねw
そんなに鬼気迫るようなことなのかw
ゆりちゃんの「……」がまた最高に笑えますw
しかし、ここでも「大麻人」ネタが出てくるとは…
よっぽど、谷川さんのお気に入りのゲームなんだろうかw(単行本14巻所収;喪139「モテないし大学に行く理由」のこのシーンを参照w)
なんだこれw
これで勝ったことになるのかよw
黙ってヘッドフォンに耳を傾けるゆりちゃんの変な生真面目さも面白いw
そこはちゃんと突っ込んであげたほうがいいんじゃないでしょうかね…
違う?ってwww
ゆりちゃんがいつまでたっても突っ込まないので、もこっちのノリツッコミみたいな感じになってるw
ていうか、やっぱり本人的にもどこかで「ネタ」として消化してほしかったのねw
ちょっとかわいいかもw
「普通に邪魔する」がこれかよwww
ホント、その斜め上の発想には感服するわw
つーかさあ。向こうは向こうで盛り上がってるのに、こんなヘッドフォン越しのエロ動画音声に気付くわけもないだろう…そのくらいわかれよw
コードの必死の伸び具合にちょっとネタが割れている感がw
「バカだな……」とあきれながらも素直に言うことを聞くゆりちゃんw
次なる悲劇を見通せなかった時点で、あなたも同罪ですけどねw
ていうか、もうコードが限界なの、わかりそうなもんだろw
音100にしている場合じゃないw
もう、むちゃくちゃあるあるネタですねw
プラグが抜けるだけで笑いになるんですからすごい話ですw
うあああああああ!!!
これはもう、まさに共感性羞恥そのものを刺激される場面ですね。
自分がやらかしたわけでもないのに、なぜだかすっごくいたたまれない気持ちになりますよ。
これ、もこっちたち自身のあの声と勘違いされていないだろうな…
事後か!w
しかしまあ、あの恥ずかしさは引きずりますよね。
当然あの後、お店からも注意を受けたでしょうし、これから何かにつけ思い出しては顔を真っ赤にすることでしょうw
あ、そういえば、元々は卓球の話だったんでしたっけw
なんかもう忘れてましたw後半の流れが予測不能過ぎてw
仕方ないじゃん、というもこっちの言い訳がふてぶてしいw
すべてお前のせいだろw
でもまあ、「もう居づらかった」の後わずかな間をおいての「し……」に、彼女なりのバツの悪さが伺えますよね。
冷や汗をかいているところも含めて、なんだか憎めないところがまた憎らしいw
なんかこの後、「やっぱり私達の勝ちだ」みたいなことも言ってましたけど、
ゆりちゃんにあっさり「私は卓球の練習に行ったんだけど」と返されていましたねw
もはや安定のゆりもこコンビといった趣が感じられます。
これまた、懐かしい黒歴史をwwwまあ傍からすると、一体何やってんのとなるわなw
あれも1年の夏休みの話でしたよね。(単行本2巻所収;喪17「モテないし握手会に行く」参照)
前回のアリジゴクといい、なんかここ最近、2巻あたりを思い出させるエピソードが多いような気がします。
ていうか、このもこっち、前回のこのシーンとおなじ目をしてるんだがw
あの時は死にたくなったけど今回はそこまで恥ずかしくない、というもこっちの言葉もなんだか印象的でした。
知られた人数からすると今回のほうがはるかに恥ずかしいはずなのに、確かにそう思えるから不思議ですよね。
同じ恥ずかしさを共有することで半分になるというのは本当のことなのかもしれません。
二人はこれからずっと、この恥ずかしさを思い出すことでしょう。そのたびにあの時はひどかったと言いながらも笑い話になるはずです。
それは彼女たちだけが味わえる禁断の果実。そう思えるからこそのことなのかも。
…もっとも、ゆりちゃんにしてみれば「私は巻き込まれただけ」ですけどw
さて、そんなこんなで
球技大会2日目と相成ったわけですが……
二木さんwww
相変わらず“ガチ”勢というか、半端ないなあw
てか、目がなんか怖いんだがw
見ようによっては眼球がなく眼窩だけのようにも…
ずっと見ていると、なんだか暗い闇の中に引きずり込まれるような禍々しさを感じてしまいますよ。
相変わらずといえば、卓球のスコアラーも変わらないなあw
だから「○ ×」と、数字の区別がわかりづらいんだってw
まあ要するに、我らがもこっちとその仲間たちチームは、辛くも決勝にコマを進めたということなのかな?
あ、今回はもこっちも負けたんだw
やっぱり昨日のダメージが残っているのかも?
ネモの軽い煽りに本気で言い訳する姿が、いじらしくすら感じますw
あ、ゆりちゃんは負けたとはいえ、おしかったんだ。
それなりに練習の成果はあったということなのかな。
ネモも意外とちゃんと見ているというか、単に煽ってからかいたいわけじゃないんですよね。
「もう少しだったね」という台詞には、社交辞令的なもの以外の意味が込められているように私には感じられました。
卓球とはまったく関係のない「ダーツ」の話をいきなり振られて、戸惑いを隠せないネモですが、ここはなんといっても後ろの三人に注目ですよね!
なんと、二木さんと加藤さんの初絡み!しかも卓球の極意を伝授してもらっているようですw
これは、今回負けたもこっちのためにわざわざ教えを乞いに行ったんでしょうかね?
なんとも不思議というか、面白い構図です。
二木さんもけっこうノリノリで教えてくれるんですねw意外ときさくな人なのかも。
WWWなんか、絵だけ見ると感動的な場面に見えなくもありませんが、言ってることは単なるマウント合戦ですからねw
なに、いい感じで光を浴びてんだってのw
つーか、ネモにおしかったねと言われての「……」は、こんなことを考えていたのかよw
もう少し殊勝なことを思っていたのかと思いきやw

WWWゆりちゃんのどや顔に、ネモの虚を突かれた顔w
ネモ自身、「え、勝利するってそういうこと?」と思っているのかもw
いや、本当になんじゃそりゃ、と思いましたよw
卓球関係ないんかーい、みたいなw
最初はあまりに予想斜め下のオチだったんで、あっけに取られるばかりでしたが、何度も読み返すたびにじわじわきますね、この二人の表情はw
果たしてこれを「球技大会編」と呼んでもいいのだろうか…
そんなことを考えてしまうほど、ほぼ球技と関係ない話でしたねw
まあ、1日目と2日目の幕間のインターバル回と言えなくもないかw
そういった意味では、番外編と言ってもいいでしょう。
タイトルもまたしても捻ったものでしたよね。
「モテないし勝利する」って、そっちかよ!てか、それで勝ったことになるのか?w
でも、改めてここまでの球技大会3作を読み通してみると、なんだかこの話のために「球技大会」は始まったんじゃないかという気持ちにさせられましたね。
喪149の雫ちゃんのけなげさも喪150のゆりちゃんのやる気のなさも、すべてはここにつながるのではないかと。
そもそも、わたモテは「スポ根」ではありません。(当たり前だw)本来なら卓球に勝とうが負けようがどうでもいい話なはずなんです。となれば、キャラクターたちの心の動きや関係性に本来の「目的」があったのではないかと考えるじゃないですか。
そこで思い出されるのが、ゆりちゃんに卓球が上手くなるコツを聞かれた時のもこっちの答え。
「とりあえず強く打つのやめてラリーが続くようにしたら」
このアドバイスは、実はゆりちゃんにとって相当大きなものだったんじゃないかと今回のオチを見て思ったんですね。
ネモの煽りにも、ただ強く拒絶するのではなく、ラリーを続けてみようと思った結果があれだったのではないかと。
そう考えると、かつての学食でのマウント取りとは明らかに違う、ゆりちゃんの表情の明るさにも納得できるんです。
だってほら、学食の時は
こんなだったんですよ?
感情の欠片もない、まるで氷のような冷ややかな目をしていますよね。
それがどうでしょう、最後にネモに見せた表情!
すっごくいい顔してると思いません?少なくとも私は笑ってしまうほど魅力的なものに見えました。
最初からゆりちゃんは、卓球にこだわっていたわけじゃないんです。
きっと、ネモのちょっかいに一泡ふかせたいだけだったんですよ。
「卓球」のコツをもこっちに聞いたのは、そういう意味もあったんじゃないでしょうか。
前回の
このシーンも今回を読んだ後だと、また違った意味に思えてくるから不思議ですね。
何か言いたそうで言えなかったゆりちゃんが、今回、彼女の方からネモに一杯食わせることができた。しかもしてやったりの表情で。
これまでの彼女は、ただやみくもに力を出すかもしくは沈黙するかしかありませんでした。
それが、もこっちのアドバイス(?)によって、力を加減しラリーを続けることを覚えたんです。
その結果があのしてやったりの表情だとすれば、確かに彼女は「勝利した」んだと思います。卓球に勝つよりもはるかに大きな意味を持つ「勝利」を。
つくづくわたモテは一筋縄ではいかないマンガだなと思いますよ。
あんなしょうもないマウントオチの裏に、一人の少女の確かな一歩の跡が隠れていたりするのですから。それはうっかりすると見逃してしまうようなほんのわずかな歩みでしょうけど。
いやまったく、実に“底意地の悪い”作品ですw
ゆりちゃんとネモが学食でマウント合戦する14巻は大絶賛発売中です!
エロ音源を親に丸聞こえされてしまうという、読んでいるほうが死にたくなるような喪17「モテないし握手会に行く」は2巻!
作中に出てきた「アクレシオ」は、ライト姉妹1巻にも出てきます!絶対に面白いから読んでみて!
今回は球技大会3回目。
まあそれ自体は順当というか、むしろ当然といってもいいですよね。
前々回の時点では「もしかしたら」くらいの感じでしたが、前回を読めば、その流れからしてほぼ100%約束された展開とも言えるでしょう。
しかし、その内容は予想していたものとはかなり違っていました。
> 果たして卓球2回戦に行くのか、それともソフトボールの続きをやるのか。はたまた男子バスケに応援に行くのかw
これは私の前回のコメントですが、だいたいこのくらいのパターンしか想定してなかったんですよ。後はせいぜい、智貴あたりが参加しているであろう「サッカー」あたりでしょうか。要するに、「次にくる球技」という視点でしか展開を読んでいなかったんですね。
なので、今回の話は“肩すかし”とまでは言わないまでも、けっこう意表を突かれました。ある意味、「異色作」といってもいいかもしれません。
なにしろ、球技大会そのものの話じゃありませんからねw 球技なんかほとんどしてませんし。
ただ、不思議なことに、何度も読み直していくとむしろこれこそが「本筋」なのではないのかという気がしてきたんです。逆に前回や前々回の話のほうが特殊なパターンだったようにも思えてくるのですから、本当に不思議です。
元々ワタモテは多層構造というか、一筋縄ではいかない作品です。悲惨な話を笑いに変えたかと思えば、馬鹿馬鹿しい下ネタの中にこっそり青春のきらめきを忍ばせたりする、そんな“底意地の悪い”作品でもあったんです。
そういった意味では、この感覚こそがワタモテの醍醐味といえるのかもしれません。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

不思議といえば、この表紙もなんだか不思議ですよね。
まず、一人のキャラのアップということ自体がかなり異色ですよ。
わたモテの表紙というのはだいたいが情景描写というか、どこか俯瞰の視点があったはずなんですね。もしくはストーリーの中に組み込まれた一コマとしての「始まり」の光景か。
つまり、キャラそのものにズームインするのではなく、キャラひとりひとりの「世界」との距離感みたいなものを象徴する意味があったかと思うんです。
今回のように周りの背景をあえてぼかしてキャラ本人を浮き上がらせるというのは、かなり珍しいのではないでしょうか。
本編を読めばわかりますが、物語の導入シーンというわけでもないんですよね。今までこんな表紙は見たことがなかったので、てっきり隣の席に座っているであろうネモ目線でストーリーが始まるのかとも思ったりしたのですが……
ていうか、これ、ゆりちゃんなんですよね?一瞬、え誰と思ってしまいましたよw
最初は教室内の風景だと思ったんです。
なので、この横顔を見ているのはネモで、「私の中の気になるあいつ。」というキャッチも、私(ネモ)の中の気になるあいつ(ゆりちゃん)かと。まあ、隣にいるのを見ているのに「あいつ」というのもおかしいので、そこはすぐに、ああこれはゆりちゃんの心の言葉なんだと気づきましたが。
でも、ネモとゆりちゃんの席の配列からすると、ネモ目線で向こうに「窓」が見えるというのはおかしいんですよね。ゆりちゃんから見て左側が窓側なのですから。
そうなると、これは教室内ではないかもしれないわけです。(まあ、休み時間に別の席に座っている可能性もなくはないですけど、ゆりちゃんの性格上それは考えづらいですよね)
前回の校庭でのワンシーンという見方もあるようですが、これ着てるのジャージじゃないですよね?ていうか、どちらにせよ、向こう側に見える格子状のものが何なのかわかりませんし…
そう考えるとけっきょく、どこか具体的な場面というわけではなく、もっと抽象的なものなのかもしれません。ゆりちゃんの心象風景というか。
向こうに見えるのはやっぱり「窓」で、それをあえてぼかすことで、彼女の心の中を描いているのかもしれませんね。
というわけで、今回は「モテないし勝利する」。
このタイトルとあのサムネを見たら、普通はスポ根的な展開を期待しますよねw
負けたとはいえ、前々回では雫ちゃんの奮闘(?)もありましたし、これは汗と涙の熱い王道ストーリーが待っているに違いない、と思いこんでも仕方ないでしょう。
ところが……

なんと今回、ゆりちゃんの公式戦(?)での勇姿はたったこれだけw
またしてもサムネとタイトルに騙されましたよw
なんというか、ほとんど直立不動で腕しか動かしていない感じが彼女らしいですね。逆にこれ、打ちづらいだろw
でも、さすがに試合中はジャージは脱ぐんですね。そこは少し安心しましたw
ゆりちゃんなら着こんだまま出かねないと思っていたので…w

7対11?
あれ、意外と健闘してるんじゃないの?
いやてっきり、まったくやる気がなくって最初から試合を投げていると思っていたのでこれは意外でしたね。
前回でも「どっちが勝ってもいい」みたいな投げやりな態度を示していましたし。
表情を見てもどこか不本意なところがありそうですし、本当は勝てるものなら勝ちたいと思っているかのようです。
彼女の負けず嫌いな一面が垣間見れたようで、なんだか少しうれしくさえ感じましたね。

2回戦で1日目は終了。
16チームのトーナメントだとして、ベスト4まで勝ち上がったということなのかな?準決勝と決勝が2日目になるのでしょうか。その間敗退したチームは何もすることがないとか、ホントこの学校はどうなってるんでしょうwのんびりしているのにもほどがあるだろw
まあそれはともかく、ネモの煽りはゆりちゃんにもじわじわ効いているようですねw 「……」の数も増えてるしw
ただ、ネモはこういうストレートな物言いをするんで、そんなに嫌みを感じないんですよね。根が素直なのかネチネチしたトーンになりません。
嫌みを言う人ってもっと狡猾というか、それこそ嫌らしい言い方をするじゃないですか。「誰かさんは勝てなかったみたいだけどw」みたいなあえて婉曲的な言い回しでじわじわ追い詰める感じなんですよね。
そう考えると、南さんも含めて、わたモテって根っから悪い子はいないなと感じます。

同じ教室にいるのに、あえてLINEで伝えるところがいいですよね。本当に「みんなに内緒で」と思っているのでしょうw
きっと、ネモだけじゃなく、誰にも負けを気にしていることを知られたくないんでしょうね。
そんなところにも彼女の「負けず嫌い」な一面が伺えて、なんだか微笑ましくすら感じます。
ところで、ゆりちゃんのこのアイコンはなんなんでしょうw
これ、ずっと使ってますよね?(単行本11巻所収;喪99「モテないし友達の友達」のこのシーンを参照)

「みんなには内緒」でも、もこっちだけは特別。
駐輪場でなんてことない風にイヤホンをしながら待ち合わせしていたゆりちゃんでしたが、もこっちが来たらよけいな前置きもなく、ストレートにその要件を伝えます。
しかし、このゆりちゃんの表情は少しドキッとしました。
変な言い方ですが、生活に疲れた人妻の色気を感じますw

まだ、それを突いてくるかw けっこう根に持つタイプでもあるんですよね、ゆりちゃんって。
そんな話を蒸し返さなくても普通に付き合うってw
でもまあ、もこっちもわかっているように負けを気にしていることを変に思われたくないんでしょうね。
「負け」そのものよりも、それを気にしている自分のことをあれこれ詮索されたくないのでしょう。
ここは雫ちゃんがどうこうというより、使い勝手のよい言い訳として持ちだしただけのようにも感じますね。
さて、では練習の場所はどうするかということですが、ゆりちゃんは体育館を想定していましたね。普段部活をしていない彼女ですから、卓球部が使用していることはあまり頭になかったのでしょうか。
もこっちが「一年のあいつの力で借りられた卓球台」と言っていたのにはちょっと笑いましたw その言い方だとなんだか影の権力者ぽく聞こえるんだがw ゆりちゃんが勘違いしないといいなあw

というわけで、もこっちたちが向かったのは某大手のネットカフェ。
こうして見ると、漫喫というよりもはや巨大複合遊戯施設ですね。というか、もはや街そのものといってもいいかも。
ネットやり放題マンガ読み放題、飲み放題にソフト食べ放題、おまけにカラオケ卓球ビリヤードにダーツとくれば、もう至れり尽くせりというか、いっそここだけで暮らせるんじゃねという気持ちにもなってきます。(実際ネカフェ難民と呼ばれる人もいますし)
それにしても、どこかで見たなと思っていたのですが、
これ、「ライト姉妹」(サブタイは以下略)の「野望6」(単行本1巻所収)で奏愛がおねいちゃんに連れていってもらった“アクレシオ”そのまんまじゃないですか!
名前のもじり方も一緒とか、どうなってんだw

こういう時はいつもゆりちゃん任せなんですよね、もこっちは。
お前は会員なんだから、そこはむしろゆりちゃんをリードする形でいいんじゃないの?w
ゆりちゃんも「まったく…」といった感じですよね。
「初めて」と「なんですが」の“間”になんだかニヤニヤしてしまいますw

ああ、二階にあがる階段もライト姉妹の時とまったく同じw
ていうかこれ、「アプレ●オ幕張店」まんまなんでしょうね。谷川さんにとっては勝手知ったるところなんでしょうかw
従業員の説明をナレーション枠にしているところがうまい演出ですよね。
初めて足を踏み入れた未知なる世界という感じが読者にも伝わってきます。
ちなみに私も、こういう施設の2階にはあがったことがありません。
学生時代は何度かビリヤードもダーツもしたことはありましたが、あの頃は暗くて汚いビルの一室内でしたよ。先輩に連れられてダーツバーなるものにもいったことがありましたが、当時はまだブームが来る前でしたし、社会見聞の一環みたいなノリでしたね。
高校生が800円くらいでカラオケダーツビリヤード遊び放題なんて時代がやって来るとは夢にも思いませんでした。
ただやはり、さすがに一人ではいけませんよねw
今日は二人だからこそ2階にあがれるわけです。
この「2階初めて来た…」はもう典型的なあるあるネタで、わたモテらしさを感じさせてくれますw

WWW
いや別に、絵を揃えたいからやるというものでもないような気が…w
これは谷川ニコが普段から感じている毒吐きなんでしょうか?w
ここだけ「てく てく」歩きなのが妙におかしいw
なぜ、このシーンでそれを使う?w

というわけで、今回のサムネにも使われたのがこのシーン。
これだけ見れば、普通に「ゆりちゃん特訓編」と思いますよねw
前々回では雫ちゃんもそれなりに頑張っていましたし、場所だってこのコマだけ見れば体育館の卓球台なのかと思いますよ。
でも改めて

雫ちゃんとのこのシーンと見比べると、もこっちの意気込みの差がw
意味ありげなゆりちゃんの沈黙も含めて、そこは別に「本筋」ではないことは、始めから提示されていたのかもしれませんね。(今回のゆりちゃんの「……」は、いつも以上に多くの意味を持っていたような気がします)

とかWWWWW
etc扱いかよw ついに名前もどこか行ってしまったwww
こみなんとかのほうがまだましでしたねw
でも、こういうもこっちの小宮山さんいじりは本当に面白いですねえ。
決して仲がいいわけではないのに、何ものにも代えがたい強い関係性を感じます。
ある意味、もっともわたモテらしいネタだと思いますね。
というわけで、ここが今回の一番笑ったシーンになります!

そして、ここが今回の個人的ベストシーン。
「智子ってなんで卓球できるの?」
「上手くなるコツとかあるの?」
というゆりちゃんの問いに対して、「とりあえず強く打つのやめてラリーが続くようにしたら」と答えるもこっち。
この会話の流れが今回の本筋というか、「球技大会編」そのものの本筋のように思えたんですね。
そして、黙々とラリーを続ける二人。
「カコ カコ」となんとも地味であまり面白味もないシーンではありますが、
こここそ、今回もっとも描きたかったものだったのでは、という気もしたくらいでした。

WWWもこっちって、デブネタ好きだなw
ていうか、デブのスポーツ感あるのがなんでいいのかw逆に嫌なんじゃないのかw
ゆりちゃんの「私は紅茶だけど」という冷めたツッコミもいい味出してますよね。
会話もこなれてきたというか、友達同士のネタのやり取り感が心地いいです。

なるほど、これはイラつくwww
もこっちの翳り具合に思わず共感してしまいますね。
本当あいつらって、なんであんな甲高い声で笑うんでしょうね。こちらの気持ちを知っててあえて逆なでしようとしているとしか思えませんよ、まったく!
しかも驚くほどつまらないことで爆笑するんですよね。普段よほどつまらない生活をしているのかと言いたくなりますよ。どれだけ笑いに飢えているんだと。
せめて、もこっちの「デブのスポーツ感」くらいのセンスあるネタ(そうか?)で静かに笑いを誘ってほしいものです。

WWW
はい、本日の「え?なんで?」いただきましたw
もこっちのまるで別れを惜しむような表情も笑えますねw
もうここにはいられない、私は旅に出るみたいなw

WWWWWなんか、一瞬かっこいいこと言っているかのように錯覚してしまったwww
よくよく読んでみると全然かっこよくないw
ていうか、卓球の練習を求めているのはゆりちゃんのほうだろw
言っている立場がおかしくないかw
そもそもあのカップルに勝つって、なんだ?

ああ、これはなんとなくわかるようなわからないようなw
何ごとも楽しくやることは大事なことですよね。
でも、それを気にする時点ですでに負けているような気がしないでもないw

一人意気込んでいるもこっちと、悠長に紅茶を飲むゆりちゃんw
カップルの笑い声が遠くから聞こえてくるのがよりおかしさを際立てますねw
うーん、やっぱり負けているような気がするw

なんかパラパラ漫画みたいで面白いですねw
3投の軌道がそれぞれ微妙に違うところがまた芸が細かい。
まずはまっすぐ、次に少し下に投げて、最後に少し上を狙ってと、結果を見て微調整している様が見て取れます。

WWWWW
はい、本日の「ゆりドン」いただきましたw
ていうか、それまでやる気なんかまったく見せなかったのに、急にこんな投げ方されるとビビるわw 腕の形状がおかしなことになってるしw ミギー的なものが目覚めたのか?w

遠距離パワー型精密動作性Ewww
的確なゆりちゃん評価ですねwさすがもこっちw
てか、「ドッ」ってなんだよwこわいわw

抜けないwww
それ、相当だぞw 下手すると壊してしまうレベルw
お店から出禁を喰らわないためにも、もう少し手加減しましょうw
「ザコモンスター殺せるくらいの投擲」というもこっちの評価が言いえて妙過ぎるw

なんだかんだ言って、勝てばちょっと誇らしいゆりちゃんw
ここで初めて少し表情が和らぐところがなんとも可愛らしいw
もこっちの負け惜しみがまたらしくていいですね。
ネズミーでの射撃ゲームを思い出します。
「運ゲー」がどうのこのとかは、ちょっと二木さんに似てるかも?w

ちょっと休憩って、ラブホかよ…と0.5秒くらい勘違いしてしまったw
もこっちじゃないですけど、ネカフェの2人部屋って、こんな大きな部屋なんですね。知りませんでした。(これ取材と称して、原作と原画家さん二人で入ったんだろうか…)
同じ漫画を読むのでも、二人の姿勢にこんなにも違いが出るんですね。もこっちはもはや、完全に自分の部屋同然と化しているなw

WWWさらっと、勝てたことを言い添えるところがかわいいw
もこっちが言うように「勝利に飢えてる」面ももちろんあるでしょうけど、元々強気なタイプなんだと思いますね。前回のような何ごとにも興味ないみたいな態度は本来の姿ではないのでしょう。
負けず嫌いが高じて、逆にそういうポーズを取ることで自分のプライドを守ろうとしている部分もあるのではないでしょうか。

なんだ、この構図はw ここ最近、太ももフェチを狙い撃つシーンが多すぎだろw(個人の感想です)
まあそれはともかく、ゆりちゃんから真子と吉田さんの名前を出すところがいいですよね。もこっちの「ゆりちゃんと来なかったら一生ダーツなんてやる機会なかった」というセリフを受けてというのがまたいい!
たぶん、この4人でなければ一生経験できないような思い出をこれから彼女たちはいくつも作っていくんでしょうね。
それにしてももこっち!
吉田さんをパチ廃人みたいに言うなw 彼女だってダーツくらいやると思うぞw
……たぶん。(運ゲーだしねw)

この冒頭の「……」もいいですね。わずかな逡巡が彼女の本来ある優しさを感じさせます。
本当は自分のつまらないヤキモチみたいなものにもちゃんと気づいているんですよね。
そんな感情が自分に変な意地を張らせていることもわかっているんです。
別に誰かを傷つけたいわけじゃない。ただ、こんな二人だけの間に流れるこの心地よい空間を失いたくないだけ。
それは、もこっちに気を遣っているかのように装いながらも自分はそんなこと気にしていないんだよということも伝えたい。でも本当はそんな自分の寂しさも分かって欲しい。
もちろん、自分のためにもこっちの他の大切なものたちを犠牲にして欲しいわけでもない。
そんな自分でもどうしようもない、複雑な思いを込めてこの言葉を口にしたのでしょう。
根元さん、加藤さん、そして成瀬さん(ゆうちゃん)。
この名前が出てきた順番に、彼女の色んな感情が詰まっているような気がしてなりません。

そんな、ゆりちゃんの切なる思いもつゆ知らず、ピントのずれた回答をするもこっちw
さすがに5人も6人もこんなところでぎゅうぎゅう詰めになるわけないだろwそういうことを言ってんじゃないんだよw
ていうか、人の話を聞く態度じゃないw

でも、そんな気のない答えも、ゆりちゃんにとってはうれしい言葉でもありました。
きっと、いかにももこっちらしい返しになんだか安心したんでしょうね。
ああ、自分にだけは智子は智子のままでいられてるんだ、というか。
もこっちの立場にも気を遣った提案でしたけど、変に気を回すこともないもこっちのことがたまらなくうれしかったはずです。
というわけで、久々にあげちゃいますよ、ここが今回のベストゆりちゃん!

そんなしんみりとした空気をかき乱すかのようなもこっちの臭覚w
「エロい」ことにはどんな場面でも常にアンテナを張っているのかw
こうして見ると、なんだか危険を察知した動物みたいw

!?じゃねーよwwww
なんだかサスペンスの主人公ぽくって笑えるwついに尻尾を掴んだ!みたいなw
つーかこいつ、確か前にも別の漫喫茶でこんなことをやっていたな…(単行本6巻所収;喪53「モテないしいいことある」の『見られてる』参照)
なんか、変にほっとしてしまいますね。ああ、なんだかんだ言ってももこっち変わってないやってw

ますますサスペンスぽいwww
なんで急にカチカチマウスを動かし出すんだよw
隣のエロい雰囲気になってるカップルにサイバー攻撃でも仕掛けるんかw
いや、マジでもこっちが何をやろうとしているのか全然わかりませんでしたよ。
まったく、もこっちの発想は常人のレベルをはるかに超えてますね。
(今回の個人的ベストもこっち!)
ゆりちゃんの「何をしてるの?」は、多くの読者の代弁でもあったのではないでしょうかw

意味がわからないwwwww
だからなんなんだよ、その「勝ち」てのはwどういう理屈なんだ、いったいw
もこっちの顔がいつになくシリアスなのもおかしいですねw
そんなに鬼気迫るようなことなのかw
ゆりちゃんの「……」がまた最高に笑えますw
しかし、ここでも「大麻人」ネタが出てくるとは…
よっぽど、谷川さんのお気に入りのゲームなんだろうかw(単行本14巻所収;喪139「モテないし大学に行く理由」のこのシーンを参照w)

なんだこれw
これで勝ったことになるのかよw
黙ってヘッドフォンに耳を傾けるゆりちゃんの変な生真面目さも面白いw
そこはちゃんと突っ込んであげたほうがいいんじゃないでしょうかね…

違う?ってwww
ゆりちゃんがいつまでたっても突っ込まないので、もこっちのノリツッコミみたいな感じになってるw
ていうか、やっぱり本人的にもどこかで「ネタ」として消化してほしかったのねw
ちょっとかわいいかもw

「普通に邪魔する」がこれかよwww
ホント、その斜め上の発想には感服するわw
つーかさあ。向こうは向こうで盛り上がってるのに、こんなヘッドフォン越しのエロ動画音声に気付くわけもないだろう…そのくらいわかれよw
コードの必死の伸び具合にちょっとネタが割れている感がw

「バカだな……」とあきれながらも素直に言うことを聞くゆりちゃんw
次なる悲劇を見通せなかった時点で、あなたも同罪ですけどねw
ていうか、もうコードが限界なの、わかりそうなもんだろw
音100にしている場合じゃないw

もう、むちゃくちゃあるあるネタですねw
プラグが抜けるだけで笑いになるんですからすごい話ですw

うあああああああ!!!
これはもう、まさに共感性羞恥そのものを刺激される場面ですね。
自分がやらかしたわけでもないのに、なぜだかすっごくいたたまれない気持ちになりますよ。
これ、もこっちたち自身のあの声と勘違いされていないだろうな…

事後か!w
しかしまあ、あの恥ずかしさは引きずりますよね。
当然あの後、お店からも注意を受けたでしょうし、これから何かにつけ思い出しては顔を真っ赤にすることでしょうw

あ、そういえば、元々は卓球の話だったんでしたっけw
なんかもう忘れてましたw後半の流れが予測不能過ぎてw
仕方ないじゃん、というもこっちの言い訳がふてぶてしいw
すべてお前のせいだろw
でもまあ、「もう居づらかった」の後わずかな間をおいての「し……」に、彼女なりのバツの悪さが伺えますよね。
冷や汗をかいているところも含めて、なんだか憎めないところがまた憎らしいw
なんかこの後、「やっぱり私達の勝ちだ」みたいなことも言ってましたけど、
ゆりちゃんにあっさり「私は卓球の練習に行ったんだけど」と返されていましたねw
もはや安定のゆりもこコンビといった趣が感じられます。

これまた、懐かしい黒歴史をwwwまあ傍からすると、一体何やってんのとなるわなw
あれも1年の夏休みの話でしたよね。(単行本2巻所収;喪17「モテないし握手会に行く」参照)
前回のアリジゴクといい、なんかここ最近、2巻あたりを思い出させるエピソードが多いような気がします。
ていうか、このもこっち、前回のこのシーンとおなじ目をしてるんだがw
あの時は死にたくなったけど今回はそこまで恥ずかしくない、というもこっちの言葉もなんだか印象的でした。
知られた人数からすると今回のほうがはるかに恥ずかしいはずなのに、確かにそう思えるから不思議ですよね。
同じ恥ずかしさを共有することで半分になるというのは本当のことなのかもしれません。
二人はこれからずっと、この恥ずかしさを思い出すことでしょう。そのたびにあの時はひどかったと言いながらも笑い話になるはずです。
それは彼女たちだけが味わえる禁断の果実。そう思えるからこそのことなのかも。
…もっとも、ゆりちゃんにしてみれば「私は巻き込まれただけ」ですけどw
さて、そんなこんなで
球技大会2日目と相成ったわけですが……

二木さんwww
相変わらず“ガチ”勢というか、半端ないなあw
てか、目がなんか怖いんだがw
見ようによっては眼球がなく眼窩だけのようにも…
ずっと見ていると、なんだか暗い闇の中に引きずり込まれるような禍々しさを感じてしまいますよ。

相変わらずといえば、卓球のスコアラーも変わらないなあw
だから「○ ×」と、数字の区別がわかりづらいんだってw
まあ要するに、我らがもこっちとその仲間たちチームは、辛くも決勝にコマを進めたということなのかな?

あ、今回はもこっちも負けたんだw
やっぱり昨日のダメージが残っているのかも?
ネモの軽い煽りに本気で言い訳する姿が、いじらしくすら感じますw

あ、ゆりちゃんは負けたとはいえ、おしかったんだ。
それなりに練習の成果はあったということなのかな。
ネモも意外とちゃんと見ているというか、単に煽ってからかいたいわけじゃないんですよね。
「もう少しだったね」という台詞には、社交辞令的なもの以外の意味が込められているように私には感じられました。

卓球とはまったく関係のない「ダーツ」の話をいきなり振られて、戸惑いを隠せないネモですが、ここはなんといっても後ろの三人に注目ですよね!
なんと、二木さんと加藤さんの初絡み!しかも卓球の極意を伝授してもらっているようですw
これは、今回負けたもこっちのためにわざわざ教えを乞いに行ったんでしょうかね?
なんとも不思議というか、面白い構図です。
二木さんもけっこうノリノリで教えてくれるんですねw意外ときさくな人なのかも。

WWWなんか、絵だけ見ると感動的な場面に見えなくもありませんが、言ってることは単なるマウント合戦ですからねw
なに、いい感じで光を浴びてんだってのw
つーか、ネモにおしかったねと言われての「……」は、こんなことを考えていたのかよw
もう少し殊勝なことを思っていたのかと思いきやw

WWWゆりちゃんのどや顔に、ネモの虚を突かれた顔w
ネモ自身、「え、勝利するってそういうこと?」と思っているのかもw
いや、本当になんじゃそりゃ、と思いましたよw
卓球関係ないんかーい、みたいなw
最初はあまりに予想斜め下のオチだったんで、あっけに取られるばかりでしたが、何度も読み返すたびにじわじわきますね、この二人の表情はw
果たしてこれを「球技大会編」と呼んでもいいのだろうか…
そんなことを考えてしまうほど、ほぼ球技と関係ない話でしたねw
まあ、1日目と2日目の幕間のインターバル回と言えなくもないかw
そういった意味では、番外編と言ってもいいでしょう。
タイトルもまたしても捻ったものでしたよね。
「モテないし勝利する」って、そっちかよ!てか、それで勝ったことになるのか?w
でも、改めてここまでの球技大会3作を読み通してみると、なんだかこの話のために「球技大会」は始まったんじゃないかという気持ちにさせられましたね。
喪149の雫ちゃんのけなげさも喪150のゆりちゃんのやる気のなさも、すべてはここにつながるのではないかと。
そもそも、わたモテは「スポ根」ではありません。(当たり前だw)本来なら卓球に勝とうが負けようがどうでもいい話なはずなんです。となれば、キャラクターたちの心の動きや関係性に本来の「目的」があったのではないかと考えるじゃないですか。
そこで思い出されるのが、ゆりちゃんに卓球が上手くなるコツを聞かれた時のもこっちの答え。
「とりあえず強く打つのやめてラリーが続くようにしたら」
このアドバイスは、実はゆりちゃんにとって相当大きなものだったんじゃないかと今回のオチを見て思ったんですね。
ネモの煽りにも、ただ強く拒絶するのではなく、ラリーを続けてみようと思った結果があれだったのではないかと。
そう考えると、かつての学食でのマウント取りとは明らかに違う、ゆりちゃんの表情の明るさにも納得できるんです。
だってほら、学食の時は

こんなだったんですよ?
感情の欠片もない、まるで氷のような冷ややかな目をしていますよね。
それがどうでしょう、最後にネモに見せた表情!
すっごくいい顔してると思いません?少なくとも私は笑ってしまうほど魅力的なものに見えました。
最初からゆりちゃんは、卓球にこだわっていたわけじゃないんです。
きっと、ネモのちょっかいに一泡ふかせたいだけだったんですよ。
「卓球」のコツをもこっちに聞いたのは、そういう意味もあったんじゃないでしょうか。
前回の

このシーンも今回を読んだ後だと、また違った意味に思えてくるから不思議ですね。
何か言いたそうで言えなかったゆりちゃんが、今回、彼女の方からネモに一杯食わせることができた。しかもしてやったりの表情で。
これまでの彼女は、ただやみくもに力を出すかもしくは沈黙するかしかありませんでした。
それが、もこっちのアドバイス(?)によって、力を加減しラリーを続けることを覚えたんです。
その結果があのしてやったりの表情だとすれば、確かに彼女は「勝利した」んだと思います。卓球に勝つよりもはるかに大きな意味を持つ「勝利」を。
つくづくわたモテは一筋縄ではいかないマンガだなと思いますよ。
あんなしょうもないマウントオチの裏に、一人の少女の確かな一歩の跡が隠れていたりするのですから。それはうっかりすると見逃してしまうようなほんのわずかな歩みでしょうけど。
いやまったく、実に“底意地の悪い”作品ですw
ゆりちゃんとネモが学食でマウント合戦する14巻は大絶賛発売中です!
エロ音源を親に丸聞こえされてしまうという、読んでいるほうが死にたくなるような喪17「モテないし握手会に行く」は2巻!
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