新潮文庫nexの衝撃
谷川流、竹宮ゆゆこ、しづ参戦! 強力すぎる次世代ラインナップ「新潮文庫nex」誕生
http://kai-you.net/article/6346
ここ2、3日多忙でネットから離れていたのですが、このニュースにはさすがにびっくりしました。
今年9月で創刊100周年を迎える新潮文庫が次世代ラインナップとして、
「キャラクター」と「物語」の融合をコンセプトにあらたに立ち上げるレーベル「新潮文庫nex」。
電撃文庫の大人版を目指したメディアワークス文庫といい、今月創刊された、文芸とライトノベルの融合がコンセプトの富士見L文庫といい、最近は一般エンタ+ライトノベルもしくは大人向けラノベ的なものが出版界の流行なのでしょうかね……。
そんなことしなくても、本屋に行けば表紙にかわいいイラストが描かれた一般小説が並んでいますし、
冲方丁さんや桜庭一樹さんなど、ライトノベル出身の人気作家も当たり前のようにいるわけで、
個人的には、今や一般小説とライトノベルの境などあまり意味がないものとなっていると思うんですが。
なので正直、今さら新潮社が大人向けラノベ的なものを立ち上げる意味がよくわかりませんが、
まあ停滞している出版業界に風穴をあけようという意気込みは評価すべきでしょうか。
ていうか、一般かライトノベルか、なんて不毛な論争なんてどうでもいいのです!
問題はその新レーベル「新潮文庫nex」のラインナップに上げられたメンツなのです!
http://kai-you.net/article/6346
ここ2、3日多忙でネットから離れていたのですが、このニュースにはさすがにびっくりしました。
今年9月で創刊100周年を迎える新潮文庫が次世代ラインナップとして、
「キャラクター」と「物語」の融合をコンセプトにあらたに立ち上げるレーベル「新潮文庫nex」。
電撃文庫の大人版を目指したメディアワークス文庫といい、今月創刊された、文芸とライトノベルの融合がコンセプトの富士見L文庫といい、最近は一般エンタ+ライトノベルもしくは大人向けラノベ的なものが出版界の流行なのでしょうかね……。
そんなことしなくても、本屋に行けば表紙にかわいいイラストが描かれた一般小説が並んでいますし、
冲方丁さんや桜庭一樹さんなど、ライトノベル出身の人気作家も当たり前のようにいるわけで、
個人的には、今や一般小説とライトノベルの境などあまり意味がないものとなっていると思うんですが。
なので正直、今さら新潮社が大人向けラノベ的なものを立ち上げる意味がよくわかりませんが、
まあ停滞している出版業界に風穴をあけようという意気込みは評価すべきでしょうか。
ていうか、一般かライトノベルか、なんて不毛な論争なんてどうでもいいのです!
問題はその新レーベル「新潮文庫nex」のラインナップに上げられたメンツなのです!
●河野裕『いなくなれ、群青』/イラスト:越島はぐ(代表作「サクラダリセット」など)
●神永学『革命のリベリオン 第Ⅰ部 いつわりの世界』/イラスト:土林誠(代表作「心霊探偵八雲」など)
●竹宮ゆゆこ『知らない映画のサントラを聴く』/イラスト:ふゆの春秋(代表作「とらドラ!」「ゴールデンタイム」など)
●雪乃紗衣『レアリア Ⅰ』/イラスト:雪広うたこ(代表作「彩雲国物語」など)
●『ふたりぐらし(仮)』朝井リョウ、飛鳥井千砂、越谷オサム、坂木司、徳永圭、似鳥鶏、三上延、吉川トリコ/イラスト:456(豪華8人の作家による競演 代表作……多数!)
●神西亜樹『坂東蛍子、日常に飽き飽き』/イラスト:しづ(「新潮nex大賞」第1回受賞者の新人の方だそうです)
まずは、8月28日にこの6点が刊行されるそうですが、画面を見て、まず
「えーー!!!」
と声に出してしまいましたよ(笑)
いやはや、よくもこれだけのメンツを揃えてきたものです。恐るべし、新潮文庫!
まあ、少なくとも竹宮ゆゆこさんと「ふたりぐらし(仮)」だけは間違いなく発売日に買うでしょうね。
あとの4冊もサンプルを見る限りどれも興味がそそられるものばかりで、また買うだけ買って読み切れないパターンに陥りそうでこわいです……。
さらに、今後の刊行予定の作家さんたちの名前を見てみると、
七尾与史氏(「死亡フラグが立ちました!」など)
青柳碧人氏(「浜村渚の計算ノート」など)
仁木英之氏(「僕僕先生」など)
相沢沙呼氏(「午前零時のサンドリヨン」など)
小川一水氏(「天冥の標」など)
……など、実にかゆいところにまで手が届くような絶妙な面々で本当に今から期待大!なのですが、最後の名前を見て、2度目の
「えーー!!!」
を出してしまいました……
谷川流
そう、(代表作「涼宮ハルヒの憂鬱」など)、の谷川流ですよ。
今や“仕事しろ”が必ず枕詞でセットについてくる谷川流ですよ!
ハルヒシリーズには特別な想いがあります。
「ライトノベル」という言葉を知ったのもハルヒでしたし、深夜アニメという存在を知ったのもハルヒでした。
良い悪いは別としても、21世紀のオタク周辺のサブカルを語る上で欠かせない存在であることは、ほとんどの人が認めるところでしょう。
いや、正直言ってこのまま筆を折るのかな、とまで思っていただけにこれは嬉しい衝撃でした。
果たして、新潮文庫でどんなものを書いてくるのか、想像もつきませんが、
「年間50点刊行」と銘打っている中に入っている訳ですし、これは今年中に読めることを期待せずにはいられないでしょう!
しかし、本当なんでしょうかね?
はっきり言って、実際に本屋で平積みになっているのをこの目で見るまで、半信半疑なのですが……。(“驚愕”では振り回されましたしね)
それにしても、米澤さんの「満願」も新潮社ですし、ここ最近の新潮社はノッっていますね。
一般小説とライトノベルの架け橋がうまくいくかはわかりませんが、強力ラインナップを見る限り、「新潮文庫nex」は期待大ですね!
●神永学『革命のリベリオン 第Ⅰ部 いつわりの世界』/イラスト:土林誠(代表作「心霊探偵八雲」など)
●竹宮ゆゆこ『知らない映画のサントラを聴く』/イラスト:ふゆの春秋(代表作「とらドラ!」「ゴールデンタイム」など)
●雪乃紗衣『レアリア Ⅰ』/イラスト:雪広うたこ(代表作「彩雲国物語」など)
●『ふたりぐらし(仮)』朝井リョウ、飛鳥井千砂、越谷オサム、坂木司、徳永圭、似鳥鶏、三上延、吉川トリコ/イラスト:456(豪華8人の作家による競演 代表作……多数!)
●神西亜樹『坂東蛍子、日常に飽き飽き』/イラスト:しづ(「新潮nex大賞」第1回受賞者の新人の方だそうです)
まずは、8月28日にこの6点が刊行されるそうですが、画面を見て、まず
「えーー!!!」
と声に出してしまいましたよ(笑)
いやはや、よくもこれだけのメンツを揃えてきたものです。恐るべし、新潮文庫!
まあ、少なくとも竹宮ゆゆこさんと「ふたりぐらし(仮)」だけは間違いなく発売日に買うでしょうね。
あとの4冊もサンプルを見る限りどれも興味がそそられるものばかりで、また買うだけ買って読み切れないパターンに陥りそうでこわいです……。
さらに、今後の刊行予定の作家さんたちの名前を見てみると、
七尾与史氏(「死亡フラグが立ちました!」など)
青柳碧人氏(「浜村渚の計算ノート」など)
仁木英之氏(「僕僕先生」など)
相沢沙呼氏(「午前零時のサンドリヨン」など)
小川一水氏(「天冥の標」など)
……など、実にかゆいところにまで手が届くような絶妙な面々で本当に今から期待大!なのですが、最後の名前を見て、2度目の
「えーー!!!」
を出してしまいました……
谷川流
そう、(代表作「涼宮ハルヒの憂鬱」など)、の谷川流ですよ。
今や“仕事しろ”が必ず枕詞でセットについてくる谷川流ですよ!
ハルヒシリーズには特別な想いがあります。
「ライトノベル」という言葉を知ったのもハルヒでしたし、深夜アニメという存在を知ったのもハルヒでした。
良い悪いは別としても、21世紀のオタク周辺のサブカルを語る上で欠かせない存在であることは、ほとんどの人が認めるところでしょう。
いや、正直言ってこのまま筆を折るのかな、とまで思っていただけにこれは嬉しい衝撃でした。
果たして、新潮文庫でどんなものを書いてくるのか、想像もつきませんが、
「年間50点刊行」と銘打っている中に入っている訳ですし、これは今年中に読めることを期待せずにはいられないでしょう!
しかし、本当なんでしょうかね?
はっきり言って、実際に本屋で平積みになっているのをこの目で見るまで、半信半疑なのですが……。(“驚愕”では振り回されましたしね)
それにしても、米澤さんの「満願」も新潮社ですし、ここ最近の新潮社はノッっていますね。
一般小説とライトノベルの架け橋がうまくいくかはわかりませんが、強力ラインナップを見る限り、「新潮文庫nex」は期待大ですね!
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