私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪147~かつて共にいてくれた「強さ」に感謝を込めて~
12月20日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪147に更新されました。
去年同様、今年も「クリスマス特別編」ではありませんでしたね。
> 12月20日更新ということですから、ひょっとしたら期待できるかもしれませんね。
前回の最後ではこう書きましたが、正直、可能性としては2割3割程度かなという感じでした。ただ去年とは違って、クリスマス前の更新なので「ひょっとしたら」というくらいの気持ちだったんです。
なにしろ、「二年目のクリスマス」はすでに2年前に描き終わっているじゃないですか。
もし次のクリスマス編があるとするなら、これはもう「三年目」しかないわけです。
さすがに、半年以上も先の“未来”を描くのはいろいろ問題があると思うんですよ。内容によっては、今後の展開がそれに引っ張られてしまう危険性もありますからね。
「三年目のクリスマス」は、ある意味、最終回に匹敵するくらいの大きなクライマックスになる予感がするんです。何せ受験直前の時期ですからね。さすがにその頃には各自の希望や進路も決まっているわけで、それを置いておいてパーティだプレゼントだとやるわけにもいかないでしょう。
まあそれ以前に、そもそも受験生にクリスマスなどあるのかという問題もありますがw
その日だけは現実を忘れて楽しい時間を過ごそうとなっても、最後にはそれぞれの進路や卒業のことが頭をよぎるはずです。
それに、ゆうちゃんの「来年」発言(単行本11巻所収:「特別編7」参照)を踏まえても、そうやすやすと描いていい話ではないと思うんですね。
だから、今回の更新が「特別編」ではなかったことで、むしろほっとしました。
受験や将来の話が色濃くなっていく中で、少し猶予の時間をもらったなという感じですね。いつか別れの日が来ることはわかっていますが、願わくばあともうしばらく彼女たちと同じ青春の日々を味わっていたいというのが本当のところです。
さて、では今年最後のわたモテはいったいどんな話になるんでしょう?
3年生編になってからというもののずっと話の流れが続いていますし、去年の最後も「遠足編」の続きでした。
そう考えると、GW編からの流れを踏まえたものになりそうですよね。
夏帆を交えての勉強会、和田くんや清田周辺の話、そして、うっちーと宮崎さん。
吉田さんの進路も気になるし、真子をもっとクローズアップしてもいい。いやそれよりも先に南さんメインの話があってしかるべきかもだし、もしくは、ネモゆりの関係ももっと掘り下げてほしいところ。そうそう、ゆうちゃんといとこみの方も気になるな……
とまあ、いくらでも出てきます。世界が広がるにつれて選択肢も増えましたし、もはやどんな話だろうとおおよその予想はつくんですね。
なので、
この試験中の表紙自体にはそれほど驚きませんでした。
前回が試験前の勉強会だったことを踏まえれば、むしろ当然の流れとも言えますし。
意表を突かれたのは、今回のタイトル。
そう、「モテないし一人(ぼっち)で寄り道」です。
このタイトルは、どう考えても喪4「モテないし寄り道」(単行本1巻所収)を意識したものでしょう。そういえば、あの時も一学期中間試験後の寄り道の話でしたよね。(ガンガンオンライン上でバックナンバーが公開されていますので、そちらでも確認できます)
でも、不思議じゃないですか?
2年前の「寄り道」だって、どう見ても“ぼっち”だったはずです。
ていうか、あの時こそ「一人で寄り道」だったわけじゃないですか。
「モテないし“みんなで”寄り道」とするならともかく、なんで今回、わざわざ「一人(ぼっち)で」とする必要があったのでしょう?
まあ、それは本編を通じておいおい見ていくとして、今回の表紙もなかなかいいですよね。
まず、テストを受ける生徒たちを俯瞰するかのような構図が印象的です。試験中の張りつめた雰囲気が伝わってきますよね。あえてキャラの表情を見せないことで、我々は試験監督と同じ目線になることができるわけです。(荻野じゃなくって、あの1年の頃の担任というのも重要なポイント!)
それにしても、後頭部だけでキャラがはっきりわかるというのも素晴らしいですね。前回の後ろ姿も見事でしたけど、今回も見ていて飽きません。
特に岡田が面白いwパイナップルを上から見るとこんなんなんだw
用紙を持って問題を確かめているかのような仕草も彼女らしいですよねw
あと、吉田さんが真面目に受けている姿もなかなか新鮮です。
こうして見ると、この中で一番真剣に受けているような気も……w
和田くんってばw
清田としては同調してくれることを期待しての「ヤバくね」だったんでしょうけど、なんだか現代の若者気質っぽくっていいですねwこういう人、けっこう好きですw
昔は「勉強してない」アピールの影で、こっそりいい点取るやつも多かったですからね。そういう変な駆け引きで他人を油断させようとする人間よりは、和田くんのほうがよっぽど好感が持てます。
それに引きずられたわけでもないんでしょうけど、もこっちの加藤さんへの返しもいつになく素直w
前回、自習室に誘ってくれたお礼の気持ちも兼ねているんでしょうね。
こんなところにも、彼女のコミュニケーションの上達ぶりがうかがえます。
そういえばまこっちって、バス通学でしたね。普段は途中でみんなと別れるようです。
ネモがやたら大きく手を振っているのが印象的ですね。隣の眠たそうな目をした誰かさんとはえらい違いですw(まあネモはネモで、ちょっとアピールがうざい気もしますがw)
それはそうと、なんと真子の前には小宮山さん!
思い出してみれば、彼女もバス通学をしていました。(単行本6巻所収:喪54「モテないし変わらない」参照)
このあと、二人は会話を交わしたりするんでしょうか。
今回はテスト期間中で帰りが早いということで一緒になったのでしょうが、これまでも時々顔を合わせたことがあったのかもしれませんね。
意外な組み合わせではありますが、考えてみれば4月の時点で挨拶も交わしていました。(単行本13巻所収:喪124「モテないし友達の関係」参照)
この二人のつながりから、また何か面白い展開も期待できるような気がします。
今回は、この“囲み”のモノローグが妙に心に残りました。
最近周りの雰囲気に合わせて勉強してたからかな…
まだ中間テスト一日目……
普段ならこのまま帰って勉強するところだが……
語尾の「……」が印象的ですよね。
同じモノローグでも、“吹き出し”のモノローグとはどこかニュアンスが異なるんです。
自分に対するナレーションに近い感じでしょうか。
少し遠くからもこっち自身を眺めているもこっちの声、といった感じがして、なんだか不思議な気持ちにさせられましたね。
しかし、この5人で帰る姿というのもそれこそ不思議な光景です。
前回の勉強会以降、また少し関係性に変化があったのかもしれませんね。
一人思いを巡らせるもこっちに、この二人が気づくというのもなかなか面白い構図です。
表情は異なるものの、どちらももこっちのことをよく見ているんですね。
まるで、はたと何かに気付いたかのように思わず足を止めるもこっち。
立ちつくしている姿に、緊張感すら漂います。
握っている拳に何か強い意志を感じさせますね。
付き合おうかという声も振り切り、ひとり向かった先は本屋。
1年の時の「寄り道」ではブックオブでしたが、今回は「ねこざわ書店」(笑)なのがミソですね。
しかも、あの時は無料で「ウシジマくん」を20冊も読んでいましたが、今回はしっかり購入!
ここからは是非、喪4「モテないし寄り道」と合わせて読み進めてみてください。
意外な発見があるかもしれませんよ。
本屋の次は、もちろん「ワクドナルド」w
女性店員こそ変わったものの、マニュアル通りの挨拶は一字一句変わっていません。
“スマイル”さえもあの時とまったく同じように見えるから不思議です。
一方のもこっちは見違えるように変わりました。
まず、まったく赤面していませんよね。むしろ醒めているというか、店員さんのスマイルが逆に浮いているようですらあります。
また、少し吃ってはいるものの、注文もスムーズ。
変にメニュー名を口にしたりせず、トントンと指さしで済まします。
この「トントン」は修学旅行の時の

これを思い出させますよね。この頃、取得した技なのかw
なるほど、冒頭の“囲み”モノローグはここに繋がるわけですね。
周りの雰囲気に合わせていたからこそ、たまには一人になりたい。
かつてのもこっちならふざけるなと言いたくなるような贅沢な願いですが、それ自体は誰にでもある普遍的なものだと思います。
毎日多くの仲間たちに囲まれている社交的な人だって、いや、そういう人こそ、一人だけの時間を欲するものでしょう。
それはかつての“ぼっち”だった時代のものとは、まったく違います。
「自由に」という言葉に、その違いを読み取ることができるでしょう。
つまり、状況に否応なしに流された“ぼっち”ではなく、もこっちが自ら求めた「一人(ぼっち)」だからこそ、今回の「モテないし一人(ぼっち)で寄り道」になるわけです。
かなり説明くさく(笑)はありますが、ここもけっこう重要なポイントですよね。
1年の時の「寄り道」は、テスト期間が終わってからのものでしたが、今回はまだテスト期間中だからこそ、なりたつ「寄り道」なわけです。
実際テストが終われば、今のもこっちだったらみんなと打ち上げに行く流れですよね。ぼっち遊びをするなら、このタイミングしかないんです。
先ほどもこっちが思わず立ちつくしたのも、その事実に気付いて焦りを感じたからなのかもしれませんね。
……にしても、受験に関係ない科目は一切無視とはいい度胸ですねw単位とか大丈夫なのか?
今回の個人的ベストもこっち。
チーズバーガーを咥える口元が最高にかわいいw
もはや、かつての「もちゃもちゃ」が完全に失われたことにショックを隠せないわけですが、それ以上に、しみじみと「うまい…」と味わうもこっちを見ていると、なんだか無性に切なくなります。
1年の「寄り道」では「うまっ!?」と、まるでサンタさんのプレゼントに驚く子どものようだったじゃないですか。
で、もう、周りの目も憚らずにガツガツとむさぼり食うようにがっついていましたよね。
「こんな物子供かバカの食べ物だと思ってたのに……!」とかw
それこそ、バカな子供のごとく夢中で食べていたのを懐かしく思い出しますよ。
今のもこっちはそれなりに分別もついた大人になりましたが、そのかわりに本来持っていたパワーみたいなものをどこかに置き忘れたかのように思えます。
でも、それは決して間違いでもないんです。誰からも強制されたわけでもないのですから。
いろんなことをひとつひとつ経験して成長していく中で、彼女自身が選び取った道なんです。
ただ、むしろそれゆえに、なんとも言い難い思いで胸がいっぱいになってしまうのです。
一人で食うめしを満喫した後、先ほど買ったラノベを読み始めるもこっち。表紙にカバーもつけずに店内で読むとはなかなか肝が据わってますねw
まあそれはともかく、何やら聞き覚えのある声がどこからともなく聞こえてきたようです。
1年の時の「寄り道」では、清田やネモらの“クラスのリア充グループ”とのまさかの遭遇だったわけですが……
人の好さそうな眼鏡男子のその先に見えるのは、なんと元・委員長!
以前、学食で見かけたことがありましたが、やっぱり今はクラスは別なんでしょうか。
ていうか、「テスト期間中で原幕生はいない」じゃなかったんかw
この子らも明日は捨てる予定の科目なのかな?
委員長さんは、いわゆる優等生キャラを演じている感じなのかもしれませんね。
おお、なんだか目を見張るような美人に描かれていますね。作画にも気合が入っているようです。
それはそうと、「前 同じクラスの…」ともこっちが認識しているところを見ると、やっぱり3年になって別クラスになったようですね。
彼女も、うっちーやサチノリマキらと同じ3-4かどうかはまだわかりませんが、この扱い方からすると、今後も出番がありそうな気配がします。
もこっちはなにやら危惧(?)、もしくは期待(?)していたのかもしれませんが、これは至って当たり前の反応ですよね。
この場で「あれー?もしかして、2年の時一緒だった黒木……さん?こんなところで一人でどうしたの?」とかやられた方が最悪じゃないですかw
もちろん、「!」となってるからには委員長の方も気づいているんでしょうけど、あえてそっとしてあげているんですよ。
1年の時のもこっちの妄想のように、「あの子いつも一人だよねかわいそー」とか仲間うちで話題にされないだけマシだと思わなきゃ。
…ただ、このエピソードは、今後の何かの布石になってくるような予感もしますね。
彼女は、今のもこっちのリア充ぶりを知らないわけです。
さらにはあの豚の餌さんこと、三家さんと仲がいいとくれば、そこに南さんが絡んでくる可能性もあるんじゃないでしょうか。
うーん、なんだかちょっとワクワクしますw
それに、何しろこれだけ美人に描かれているわけですしw
これで何もなければ、作画さんの気合損ですよw
久しぶりの「てく てく」。
でもなんだか、落ち込んでいるように見えますね。先ほどまでの静かなハイテンションはどこへやら、といった感じがします。
なんと、そんなことで落ち込んでいたんですか。
知った顔に声を掛けられなかったからといってこれじゃあ、普通の気の弱い少女ですよ。
かつてのもこっちだったら、(あくまで心の中だけで)悪態の限りを尽くしたでしょう。
そうやって、無理やりにでも見下すことによって、なんとかアイデンティティを保ってきたはずなんです。
それがどうでしょう。
「悪口言ってこないだけマシ」とか「帰ったあと言われてるかも」とか、まるで「同調圧力」に敏感なキョロ充のような思考じゃないですか。
しかも、この後、「映画でも観ようかと思ったがそういう気分じゃなくなった」なんて弱音まで吐く始末。
このメンタルの弱さはいったいどうしたことでしょうね。
もちろん、これまでももこっちは繊細な心の持主ではありました。でもその弱さを、彼女はいつだって“笑い”と“痛さ”というエネルギーに変えてきたはずなんです。
こんな風にごく普通の、誰もがふとした時にこぼしてしまうような弱さを、そのまんま吐き出してしまうような子ではなかったと思うんですよ。
1年のワクドナルドで見せてくれた「レアブス」が、なんだか無性に恋しくなりましたね。
映画を観るのは止めにして、ゲーセンにやってきたもこっち。
そこで彼女は、運命的な出会いをします(大嘘)。
「新しいゲームに手を出すか…」が、なんだか妙に意味深に聞こえますねw
絵文字MK-Ⅱ(マークツー)www
なんか、すげえかっこいい呼び名に聞こえるんだがw
ていうか、うっちーの上位互換がこいつなのかw(そもそもうっちーが初号機なのかどうかもよくわかりませんがw)
それにしても、華麗な着地スタイルですね。神々しくすらありますよ。
なんか、やたらキラキラ光ってるしw
でも考えてみれば、もこっちと二木さんって、これがほぼ初対面ですよね。
2年の体育祭では、もこっちが遠くからポテンシャルを見せつけられただけでしたし(しかも、あれは本編じゃなく9巻のおまけなんだよなあ…w)、
3年になってからもネズミーの射撃でニアミスがあっただけですから。(しかも、あの時はたぶんお互い気づいていない)
つまり、もこっちの中では、いまだに騎馬戦の代替でポテンシャルを見せつけた謎の絵文字2号という認識なんですねw
彼女がゲーマーとして凄腕の持主だということも知らなかったのでしょう。
え、何このステップ、むちゃくちゃかわいんですけど。そりゃキラキラもするわ…
つーか、こんな短いスカートで激しく動いたら丸見えなんじゃなかろうか。
まあ二木さんは、そういったことに一切無頓着な感じがしますけどね。
どんな奴だ…
それは、読んでる私たちもまったく同じ思いです。
ホント、どんな奴だw
そのルビはやめろwww
でもまあ、ゲーセンといえば吉田さんを忘れちゃいけませんよねw
喪119「モテないし打ち上げに行く」や、喪92「モテないし突然ゲームに巻きこまれる」でもお馴染みの場面です。
しかし、本当にパチンコ好きなんだな。
ゲーセンというより、パチンコを打ちに来てるんでしょうね。
ただ根が真面目な吉田さんは、学生のうちは実際のパチンコ店には通わないと決めているのでしょう。
スクリーントーンの切り取った窓が、その姿を凛々しく際立たせますね。
まぁ確かに通常運転ではありますねw
パチンコ以外のゲームをやっているところも見たことありませんし。
それにしてもなんて綺麗な目をしているんでしょう、吉田さんは。
なんとなくですが、もしかしたら彼女は、家にあまり早く帰りたくない事情でもあるのかなという気もしましたね。
ヤンキーB、Cwwwww
今回は久々にもこっちのネーミングセンスが光りますねw
てか、吉田さんはヤンキーAかよwなんか“少女A”みたいw
麗奈さんと杏奈さんのこの立ち位置がまた、彼女たちのキャラをよく表していますね。
やっぱり杏奈さんはプレイするよりは見守る側なんだなあ。
にしても、「カシラモジZ」ってwww
某マンガのタイトルを人前で話題にした時のトラウマが蘇ってしまうからやめろw
ようやく、一人でやるゲームにありつけたもこっち。
こうして見ると、ゲーセンを構成するひとつの要素になったかのようですね。
モブと化しているどころか、背景に溶け込んでいるようにも思えます。
むしろ、二木さんのほうが、主役っぽく見えてくるから不思議です。
ここでは、もはや、彼女の方が主人公。
周りの視線を集めながらも一心不乱にゲームに集中する姿は、ストイックさすら感じます。
さすがのもこっちも、その連勝数に驚いていましたね。
フロックってWWW失礼なw
それにしてももこっち、あの騎馬戦のことけっこう気にしてたのねw
でも、連打を要求されるようなゲームと騎馬戦とでは、求められる実力が違うような気もするんだが…w
とにもかくにも彼女のポテンシャルの高さには、もこっちも一目置いたようです。
休憩しようと腰を下ろした瞬間にヤンキーABCと鉢合わせw
今のもこっちには一人になることすら、なかなか難しいことのようです。
吉田さんではなく、杏奈姉さんが反応するところがいいですよね。
GW中に名乗りあったことで、すでに知り合い以上の仲になりつつあるのかもしれません。
それぞれが口にしているものがまた、各キャラを象徴しているようで面白いですね。
杏奈さんはクレープかな?ヤンキーというよりギャルっぽい感じでしょうか。
麗奈がカフェラテなのに対して、吉田さんはホットな飲み物というのもなんだか彼女たちらしい。
あと、やっぱり足にはどうしても目が行ってしまいますねw
杏奈姉さんのナチュラルな足の開き方、麗奈のおっぴろげw
そして、吉田さんの綺麗な足の伸ばし方と、それぞれの人間性まで滲みでているようです。(個人的には杏奈さんの健康的?な脚が好きw)
吉田さんが二木さんのことを知っているのはちょっと意外な気もしましたが、考えてみれば、体育祭の時に彼女を背負ってたんでしたねw
むしろ、もこっちよりは覚えていて当たり前でしたw
ていうか、あの騎馬戦のことをもこっちに聞くのかw
さて、その二木さんの休憩ドリンク!
なんと、持参の水筒ですよw
気合が入っているというか、ガチすぎんだろw
たぶんこれ、日課として通ってるんでしょうね。
彼女にとっては、これも勉強の一環なのかもしれません。
※あとでいろいろまとめサイトや感想サイトを回っていたら、ゲーム代を節約しているんだろうという考察がけっこうあって、なるほどと感じました。私には思いもしなかった視点でしたよ…

ああ、このゆるゆるな感じ。すっごく杏奈姉さんっぽいw
もこっちは否定していますけど、この場合バカしかいないというのは、ある意味褒め言葉なんですよね、彼女にとっては。
Theピーズ(B'zではないですよ)の「バカになったのに」という曲をちょっと思い出しましたよ。(80年代オヤジですみませんwてか、ピーズはいまだ現役なんですけどね)
あれもある意味、「バカ」賛歌だったなあ。
ちょっと来いやw
ヤンキーのこれは怖すぎますよw
普通なら

こうなるはずですw
まあ、杏奈姉さんに他意がないのは百も承知なんですけどね。
それにしても、いくら知り合いの知り合いだからって、こうも簡単に声を掛けますか…
フレンドリーさにもほどがあるw
しかし、「呼ぶべ」とかむちゃくちゃヤンキー言葉ですよね。
そのせいか茨城方面の人の会話を聞いていると、誰もがみんなヤンキーに思えてきますw(100パー偏見です)
ネーミングセンスってw
いや、もこっち、その名前を付けたのは彼女じゃなくって親御さんだからw
まあ、二木さんなら、自らをそう名乗っていてもおかしくないかもしれませんがw
というわけで、今回の名前判明シリーズは二木さんの下の名前!
その名も、二木四季。
確かに、「ふたきしき」と思わず口にしたくなるようなネーミングセンスですねw
でも字面自体はすごく綺麗でいい名前だと思いますよ。なんとなく、彼女に似合ってる気がします。
杏奈姉さんwww
率直な物言いにもほどがあるw
てか、いきなり知らないヤンキーに呼ばれて「お前らバカなんか?」と言われたら、もう生きた心地がしないですよね、普通。
そう考えると、二木さんはなんて肝が据わってるんでしょうw
ただ、先ほども言いましたけど、杏奈さんにとってはこの場合ディスってるわけじゃないんですよね。馬鹿にしている“バカ”ではなく、もっと親しみを込めた“バカ”なんです。
彼女にとっては、勉強勉強で余裕がないクラスの人たちよりも、「こんな時に」遊んでいるような人間の方が魅力的に映るのかもしれません。
…とはいっても、「あたしは茉咲と麗奈の付き合い」と、自分の言い訳はしっかり忘れないんですけどねw
やっぱり、ポテンシャル高いんですね、二木さんw
しかも、「学年99位」というところが実にリアルです。
ここで学年2位とか、酒居真希(喪111「モテないし周回プレーする」参照)のようなことを言ったら一気に嘘っぽくなりますからね。
それにしても、杏奈姉さんの言う通り確かにすごいです。
家勉だけで十分な頭の持主なんでしょうか。
もこっちがピリつくのもわかりますよね。(いつになくマジ表情w)
WWW(よりちょい下)www
もこっちって、こういう「かっこ内」がけっこうありますよねw
学食での(自作)とか、自己紹介の時の(マンガ・ラノベ)とか。
今年の流行語(?)にノミネートされた「ご飯理論」って、もこっちが考えたんじゃなかろうかw
なにげに、杏奈姉さんの「黒木は?」「あーーそうなん」も、いかにも連れ同士の会話って感じがして好きですね。
へえ、杏奈さんや吉田さんも「まんなかくらい」の成績なんですね。
なんかわかるようなわからないような…
でも確かに、彼女たちのようなタイプの不良はいたような気がします。
勉強はそこそこできるけれども、それに特別な価値を見いだしているわけでもないというか、世間一般の価値観から外れているだけの「不良」。
彼女たちもそんな一歩引いたところから周りを見ているのかもしれませんね。
あ、でも、麗奈については何も言わないんだw
メカクシの影が「私には触れないんだな…」といってるようにも見えますw
WWWもこっちホント、ウ●ジマ君好きだなwww
コイツの知識はほぼそこから来てるんじゃなかろうかw
ていうか、たかだか中ぐらいの成績で「インテリ」呼ばわりされたくないだろ彼女たちもw 逆に失礼だわw
もこっちの目wwwなんか、田んぼの鳥よけ目玉みたいw
ていうか、国語や英語が学年30位って、けっこうすごくないですか?
それで全体がまんなかより下って、どんだけ理数系が足引っ張ってるんだよw
なるほど、杏奈姉さんはそんな雰囲気に息が詰まりそうなこともあって、こうして麗奈たちに付き合っていたのかもしれませんね。
「お前らみたいなの見ると安心する」というセリフに、1ミリたりとも皮肉の意味はないのでしょう。
ひょっとしたら杏奈さん、本当は学校という場所が好きなのかもしれませんね。
それに対して麗奈は、あまり学校にも行っていないよう。
いくら、卒業すればOKの専門学校だからって、出席日数が気になりますね。
停学もいくら喰らってるんだか……
夢はプロゲーマーwww
…でも、正直言うと、あ、けっこう普通なんだとも感じました。
いや、もちろん、ほぼ初対面の人間に躊躇なく「夢はプロゲーマー」というのは、突き抜けてんなあとは思いますよ。
でもなんか、普通の突き抜け方なんです。いてもおかしくない「規格外」というか。
実際、こういう夢を語っている高校生も中にはいると思うんですよ。そのくらいのリアリティなんですね。
そもそも「夢」があること自体、意外でしたよw
そういう人間的な欲求もある子なんですね。
てっきり、そういう俗的なものは全て超越している存在なのかとw
どうやら彼女も普通の女の子のようで、なんだか逆に安心した面もありましたね。
「進学はする」という前置きに、彼女の意外な堅実さが隠されているような気もします。
もこっち、「eスポーツ」好きだなw
まあそれはともかく、二木さんの夢ってけっこう大雑把なんですね。
普通だったら舐め腐ったガキという印象しかないわけですが、彼女の場合だと、逆にそういう部分にも人間らしさを感じてしまうのがなんとも面白いところです。
でもしゃべり方そのものには人間味を感じさせないんだよなあ。
こんな感じでゲーム配信とかやれるのだろうか…
でも、ネズミーで射撃やってた時には、ゲーム仲間?みたいなのがいっぱいいましたし、意外と話してみると面白いタイプなのかもしれませんね。
もこっちの夢だって似たようなものだと思いますけどw
まあ、それを人前で堂々と言えるかどうかの違いはあるんでしょうね。
アホな夢と言いつつも、どこか羨ましい気持ちもあるんじゃないでしょうか。
(でも、この二木さんは確かにアホの子っぽいw)
麗奈www何この大物感w
それまでは我関知せず的な態度だったくせにw
そんなに麻雀に飢えていたんかw
でも、今のゲーセンの麻雀ってどんな感じなのかよく知りませんけど、基本四人揃えばいいんじゃないでしょうかね?なんでもこっちも誘ったのかよくわかりませんw
まあ、一人仲間はずれが出るのを気にしてのことだったのかもしれませんね。うーん、意外といい奴w
ちなみに、私の麻雀の知識は打ったことはある、くらいです。
役がどうしても覚えられないんですよねえ。あと、何度注意されてもフリテンしてしまうので、次第に声がかからなくなりました…
おお、さすが杏奈姉さん。昼行燈のように見えて、実力はぴか一なんですね。
勉強のほうもおそらくこんな感じなのかも。
てか麗奈www4位ってwww
あれだけ強者感だしてこれかよwこいつ面白いなw
2位の吉田さん、3位のもこっちという順位もなんだか納得です。
もこっちはここでも“まんなかくらい”なんですねwしかもヤンキー二人にやっぱり負けてるしw
何を賭けるのかと思いきや、アイスというのがまた女子高生らしくて微笑ましいw
まあ、二木さんにとってはちょっとしたカツアゲっぽくなってしまいましたが、本人も楽しんだでしょうし、このくらいならかわいいものでしょう。
あれ?でも、5位って、これどう決めたんでしょうね。まさか5人打ちのゲームがあるわけでもないと思うのですが。
うーん、一人抜けを順々に回していくのかな?けっこう時間がかかりそうですけど…
しょっぱな倍満って相当ですよw二木さん、本当に麻雀知ってるんだろうか…
たぶん、「運」というより、頭を使うゲームが苦手なのかもしれませんね。
これまで彼女がポテンシャルを見せつけてきたゲームはすべて、アクション系のものでしたし、基本、体を動かすほうが好きなのかも。
そう考えると、彼女こそ、「eスポーツ」に向いているような気もします。
もはや一人で遊ぼうとしても、そうそう思い通りにはさせてくれないのが、今のもこっちの置かれた状態なんでしょうね。それだけ彼女の世界は、大きく広がってしまったんです。
それは周りが、というより、彼女自身が無意識にそれを求めてしまっているような気がします。
「まあ……楽しかったけど」
この一言は、そんなところから思わず出てしまった“本音”だったのではないでしょうか。
そんなもこっちを真剣なまなざして見つめる吉田さんが、またなんとも言えない表情をしていますね。
このシーンは、喪84「モテないしとある秋の一日」の「あの二人」を思い出してしまったのですが、今ではネモが含めた「あいつら」になっているところに、不思議な感慨深さを覚えずにはいられません。
しかも、それを吉田さんが言及するというね……(それにしても、なんでゆりちゃんだけこんな眠たそうなんだw)
嘘ではないですけど、本当のことでもないですよね。
吉田さんがもこっちの言い訳をどう捉えたかはわかりませんが、なんとなく、それがすべてだとは思っていないように見えます。
「ふーん」のひと言がそう思わせるんですね。
…ところで、「春奈」さんって誰?
この吉田さんの精一杯の気持ちを乗せた言葉と表情。
何度見ても、じんわり心が満たされていくような気持ちにさせられます。
あくまでなんてことないように振る舞おうとしているところにグッときてしまうんですよね。
それは照れという以上に、もこっちへの優しさだとも思うからです。
というわけで、ここが今回の個人的ベストシーンになります。
と同時に、ベスト吉田さんシーンでもありますね。
今までで一番好きな吉田さんかもしれません。
光と影。二分化された構図を、もこっちは自らの影を伸ばしつつ光の側を歩きます。
明るいほうにはいるものの、端のほうなんですよね。
そして、光のほうにいるからこそ、影も色濃く落とす。
単純な構図に見えて、いろんな見方ができるシーンだと思います。
喪97「モテないし学食で食べる」の光と影や、喪109「モテないし雪の日の学校」の雪中を歩くシーンにも通じるような気がしますね。
ここで再び、“囲み”モノローグ。
群れを成す鳥たちと一羽の鳥が、もこっちをより感傷的な気分にさせたのでしょうか。
そう、彼女が手に入れた「強さ」は、確かに欲しくて得たものではないですよね。
でもそれは、2年という月日を共にしてきた“同志”でもありました。
いつだって、もこっちを助けてくれた頼りになる仲間でもあったはずです。
暮れゆく空と飛んでいく鳥たちに、もこっちがいろんな思いを託してしまうのも無理からぬことなんだと思いますね。
確かにもこっちは、その「強さ」を失いつつあるのかもしません。
でもそれは、周りの人たちの優しさや温かさを知って「弱く」なったからではないでしょう。
自分がそうであるように、みんなもそれぞれ“寂しさ”を抱えていることを知ってしまったからだと私は思うんです。
リア充なんて自分とは関係ないと思っていたからこそ、一人「人間強度」を高めてこられたもこっち。
でも、リア充がただ、何も考えずに毎日を楽しんでいるわけではないことを既に彼女は知っています。
ゆりちゃんが周りとなじめないことを本当はすごく悩んでいること。
ネモの天然の裏には、もう一つの顔があること。
そして加藤さんや岡田も、それぞれ悩みを抱えていることを彼女はもう知ってしまっているんです。
本当は自分だけではなく、誰もが「寂しさ」を抱えている。
それこそが、もこっちのいう「それ以上のもの」なのではないでしょうか。
「クリスマス編」でないとするなら、何回が来るのか。
私はあらかじめいろんなパターンを想定し、どんな回が来ようと驚かないつもりでした。
それこそ、「二木さん」回だろうと「委員長」回だろうと、あり得ると思っていたんですね。
で、けっきょく、今回はどんな話だったのでしょう。
「二木さん」回?「吉田さん」回?
いや、違いますよね。
そう、今回は言ってみれば「もこっち」回。
他でもない、わたモテの主人公である彼女の話だったんです。
この事実に、私は軽くショックを覚えました。
なぜなら、あらゆる予想の中で彼女だけは頭の中になかったからです。
いつからかでしょう。次のわたモテは◯◯回だろうと予想するようになりました。
そして、その空欄に入るのはいつだって周りのキャラたちばかりで、もこっち本人を想定することはありませんでした。わたモテは本来、彼女を描いた物語だったのにも関わらずです。
もこっちは誰かと一緒にいて当たり前。
いつの間にか、そのことに疑いの気持ちも抱かなかったことに私は愕然したんですね。
もしかしたら、もこっちも同じだったのかもしれません。
彼女もまた、自分がみんなに囲まれていることを当然のことを思いつつあることに、驚きを隠せなかったのかもしれません。
だからこそ、もう一度、あの時のように“一人”で「寄り道」をしてみたかった。
望んで得たものではないにせよ、2年間自分と共にいてくれた“強さ”への感謝の気持ちを込めて一緒に過ごしたかったのではないでしょうか。
そして、これからは「寂しさ」と共に生きていくよ。
そんなもこっちの意思表示が感じ取れた「もこっち回」だったと思います。
ところで、すでにお気づきだとは思いますが、今回「一番笑ったシーン」を選びませんでした。
もちろん、ところどころクスとするところはあったのですが、「一番笑った」というまでにはどれも届かなかったんですね。
今回、実はそこが一番寂しかったところかも。
「一人でも寂しくない強さ」は失っても、「笑い」までは失ってほしくないものです。
……………………………………………………………………………………
さて、次回更新までかなり時間が空きますよね……
……って、

なん…だと!?
1月3日?
正月三が日かよ!
22日には14巻も出るんだからその作業もあるだろ!
年始くらい休めや!
…まあ、実際は年内に描きためておくんでしょうけど、これにはまいりましたね。
ある意味、今回の更新で一番驚きましたよw
ていうか、正月に更新って今までありましたっけ?
2016年は1月7日更新でしたけど、あれだって、その前の12月17日更新から3週間ローテでしたからね。
休みなしの通常ローテの年末年始って初めてのことなんじゃないでしょうか。
まあ、今は連載一本に絞ってますし、余力があるのかもしれませんが、お正月くらいはゆっくり休んでもいいと思いますね。
ていうか、こうなると、私のほうが休むヒマがなくなるんですけど…w
うーん、今年も恒例の「わたモテ総集編」をやろうかと考えていたのですが、ちょっとやるタイミングがなさそうですね。1月下旬には14巻も出ますし。
「総集編」は、自分の記事を客観的に読み直すという面で私にとっても面白い企画で、できれば自分の楽しみのためにもやりたいんですけど…
まあ、どこかで間が空けば考えるという感じにするしかないようですね。
というわけで、次のわたモテは1月3日!みなさん、忘れないようにしましょうね。
(なお、次の感想記事のアップは1月6日あたりを予定しています)
GW編などを収めた注目の14巻は2019年1月22日発売です!
わたモテはここから始まった。今回の元ネタ(?)、喪4「モテないし寄り道」は1巻に収録!
二木さん初登場シーンは9巻で!
去年同様、今年も「クリスマス特別編」ではありませんでしたね。
> 12月20日更新ということですから、ひょっとしたら期待できるかもしれませんね。
前回の最後ではこう書きましたが、正直、可能性としては2割3割程度かなという感じでした。ただ去年とは違って、クリスマス前の更新なので「ひょっとしたら」というくらいの気持ちだったんです。
なにしろ、「二年目のクリスマス」はすでに2年前に描き終わっているじゃないですか。
もし次のクリスマス編があるとするなら、これはもう「三年目」しかないわけです。
さすがに、半年以上も先の“未来”を描くのはいろいろ問題があると思うんですよ。内容によっては、今後の展開がそれに引っ張られてしまう危険性もありますからね。
「三年目のクリスマス」は、ある意味、最終回に匹敵するくらいの大きなクライマックスになる予感がするんです。何せ受験直前の時期ですからね。さすがにその頃には各自の希望や進路も決まっているわけで、それを置いておいてパーティだプレゼントだとやるわけにもいかないでしょう。
まあそれ以前に、そもそも受験生にクリスマスなどあるのかという問題もありますがw
その日だけは現実を忘れて楽しい時間を過ごそうとなっても、最後にはそれぞれの進路や卒業のことが頭をよぎるはずです。
それに、ゆうちゃんの「来年」発言(単行本11巻所収:「特別編7」参照)を踏まえても、そうやすやすと描いていい話ではないと思うんですね。
だから、今回の更新が「特別編」ではなかったことで、むしろほっとしました。
受験や将来の話が色濃くなっていく中で、少し猶予の時間をもらったなという感じですね。いつか別れの日が来ることはわかっていますが、願わくばあともうしばらく彼女たちと同じ青春の日々を味わっていたいというのが本当のところです。
さて、では今年最後のわたモテはいったいどんな話になるんでしょう?
3年生編になってからというもののずっと話の流れが続いていますし、去年の最後も「遠足編」の続きでした。
そう考えると、GW編からの流れを踏まえたものになりそうですよね。
夏帆を交えての勉強会、和田くんや清田周辺の話、そして、うっちーと宮崎さん。
吉田さんの進路も気になるし、真子をもっとクローズアップしてもいい。いやそれよりも先に南さんメインの話があってしかるべきかもだし、もしくは、ネモゆりの関係ももっと掘り下げてほしいところ。そうそう、ゆうちゃんといとこみの方も気になるな……
とまあ、いくらでも出てきます。世界が広がるにつれて選択肢も増えましたし、もはやどんな話だろうとおおよその予想はつくんですね。
なので、

この試験中の表紙自体にはそれほど驚きませんでした。
前回が試験前の勉強会だったことを踏まえれば、むしろ当然の流れとも言えますし。
意表を突かれたのは、今回のタイトル。
そう、「モテないし一人(ぼっち)で寄り道」です。
このタイトルは、どう考えても喪4「モテないし寄り道」(単行本1巻所収)を意識したものでしょう。そういえば、あの時も一学期中間試験後の寄り道の話でしたよね。(ガンガンオンライン上でバックナンバーが公開されていますので、そちらでも確認できます)
でも、不思議じゃないですか?
2年前の「寄り道」だって、どう見ても“ぼっち”だったはずです。
ていうか、あの時こそ「一人で寄り道」だったわけじゃないですか。
「モテないし“みんなで”寄り道」とするならともかく、なんで今回、わざわざ「一人(ぼっち)で」とする必要があったのでしょう?
まあ、それは本編を通じておいおい見ていくとして、今回の表紙もなかなかいいですよね。
まず、テストを受ける生徒たちを俯瞰するかのような構図が印象的です。試験中の張りつめた雰囲気が伝わってきますよね。あえてキャラの表情を見せないことで、我々は試験監督と同じ目線になることができるわけです。(荻野じゃなくって、あの1年の頃の担任というのも重要なポイント!)
それにしても、後頭部だけでキャラがはっきりわかるというのも素晴らしいですね。前回の後ろ姿も見事でしたけど、今回も見ていて飽きません。
特に岡田が面白いwパイナップルを上から見るとこんなんなんだw
用紙を持って問題を確かめているかのような仕草も彼女らしいですよねw
あと、吉田さんが真面目に受けている姿もなかなか新鮮です。
こうして見ると、この中で一番真剣に受けているような気も……w

和田くんってばw
清田としては同調してくれることを期待しての「ヤバくね」だったんでしょうけど、なんだか現代の若者気質っぽくっていいですねwこういう人、けっこう好きですw
昔は「勉強してない」アピールの影で、こっそりいい点取るやつも多かったですからね。そういう変な駆け引きで他人を油断させようとする人間よりは、和田くんのほうがよっぽど好感が持てます。
それに引きずられたわけでもないんでしょうけど、もこっちの加藤さんへの返しもいつになく素直w
前回、自習室に誘ってくれたお礼の気持ちも兼ねているんでしょうね。
こんなところにも、彼女のコミュニケーションの上達ぶりがうかがえます。

そういえばまこっちって、バス通学でしたね。普段は途中でみんなと別れるようです。
ネモがやたら大きく手を振っているのが印象的ですね。隣の眠たそうな目をした誰かさんとはえらい違いですw(まあネモはネモで、ちょっとアピールがうざい気もしますがw)
それはそうと、なんと真子の前には小宮山さん!
思い出してみれば、彼女もバス通学をしていました。(単行本6巻所収:喪54「モテないし変わらない」参照)
このあと、二人は会話を交わしたりするんでしょうか。
今回はテスト期間中で帰りが早いということで一緒になったのでしょうが、これまでも時々顔を合わせたことがあったのかもしれませんね。
意外な組み合わせではありますが、考えてみれば4月の時点で挨拶も交わしていました。(単行本13巻所収:喪124「モテないし友達の関係」参照)
この二人のつながりから、また何か面白い展開も期待できるような気がします。

今回は、この“囲み”のモノローグが妙に心に残りました。
最近周りの雰囲気に合わせて勉強してたからかな…
まだ中間テスト一日目……
普段ならこのまま帰って勉強するところだが……
語尾の「……」が印象的ですよね。
同じモノローグでも、“吹き出し”のモノローグとはどこかニュアンスが異なるんです。
自分に対するナレーションに近い感じでしょうか。
少し遠くからもこっち自身を眺めているもこっちの声、といった感じがして、なんだか不思議な気持ちにさせられましたね。
しかし、この5人で帰る姿というのもそれこそ不思議な光景です。
前回の勉強会以降、また少し関係性に変化があったのかもしれませんね。

一人思いを巡らせるもこっちに、この二人が気づくというのもなかなか面白い構図です。
表情は異なるものの、どちらももこっちのことをよく見ているんですね。

まるで、はたと何かに気付いたかのように思わず足を止めるもこっち。
立ちつくしている姿に、緊張感すら漂います。
握っている拳に何か強い意志を感じさせますね。

付き合おうかという声も振り切り、ひとり向かった先は本屋。
1年の時の「寄り道」ではブックオブでしたが、今回は「ねこざわ書店」(笑)なのがミソですね。
しかも、あの時は無料で「ウシジマくん」を20冊も読んでいましたが、今回はしっかり購入!
ここからは是非、喪4「モテないし寄り道」と合わせて読み進めてみてください。
意外な発見があるかもしれませんよ。

本屋の次は、もちろん「ワクドナルド」w
女性店員こそ変わったものの、マニュアル通りの挨拶は一字一句変わっていません。
“スマイル”さえもあの時とまったく同じように見えるから不思議です。
一方のもこっちは見違えるように変わりました。
まず、まったく赤面していませんよね。むしろ醒めているというか、店員さんのスマイルが逆に浮いているようですらあります。
また、少し吃ってはいるものの、注文もスムーズ。
変にメニュー名を口にしたりせず、トントンと指さしで済まします。
この「トントン」は修学旅行の時の

これを思い出させますよね。この頃、取得した技なのかw

なるほど、冒頭の“囲み”モノローグはここに繋がるわけですね。
周りの雰囲気に合わせていたからこそ、たまには一人になりたい。
かつてのもこっちならふざけるなと言いたくなるような贅沢な願いですが、それ自体は誰にでもある普遍的なものだと思います。
毎日多くの仲間たちに囲まれている社交的な人だって、いや、そういう人こそ、一人だけの時間を欲するものでしょう。
それはかつての“ぼっち”だった時代のものとは、まったく違います。
「自由に」という言葉に、その違いを読み取ることができるでしょう。
つまり、状況に否応なしに流された“ぼっち”ではなく、もこっちが自ら求めた「一人(ぼっち)」だからこそ、今回の「モテないし一人(ぼっち)で寄り道」になるわけです。

かなり説明くさく(笑)はありますが、ここもけっこう重要なポイントですよね。
1年の時の「寄り道」は、テスト期間が終わってからのものでしたが、今回はまだテスト期間中だからこそ、なりたつ「寄り道」なわけです。
実際テストが終われば、今のもこっちだったらみんなと打ち上げに行く流れですよね。ぼっち遊びをするなら、このタイミングしかないんです。
先ほどもこっちが思わず立ちつくしたのも、その事実に気付いて焦りを感じたからなのかもしれませんね。
……にしても、受験に関係ない科目は一切無視とはいい度胸ですねw単位とか大丈夫なのか?

今回の個人的ベストもこっち。
チーズバーガーを咥える口元が最高にかわいいw

もはや、かつての「もちゃもちゃ」が完全に失われたことにショックを隠せないわけですが、それ以上に、しみじみと「うまい…」と味わうもこっちを見ていると、なんだか無性に切なくなります。
1年の「寄り道」では「うまっ!?」と、まるでサンタさんのプレゼントに驚く子どものようだったじゃないですか。
で、もう、周りの目も憚らずにガツガツとむさぼり食うようにがっついていましたよね。
「こんな物子供かバカの食べ物だと思ってたのに……!」とかw
それこそ、バカな子供のごとく夢中で食べていたのを懐かしく思い出しますよ。
今のもこっちはそれなりに分別もついた大人になりましたが、そのかわりに本来持っていたパワーみたいなものをどこかに置き忘れたかのように思えます。
でも、それは決して間違いでもないんです。誰からも強制されたわけでもないのですから。
いろんなことをひとつひとつ経験して成長していく中で、彼女自身が選び取った道なんです。
ただ、むしろそれゆえに、なんとも言い難い思いで胸がいっぱいになってしまうのです。

一人で食うめしを満喫した後、先ほど買ったラノベを読み始めるもこっち。表紙にカバーもつけずに店内で読むとはなかなか肝が据わってますねw
まあそれはともかく、何やら聞き覚えのある声がどこからともなく聞こえてきたようです。
1年の時の「寄り道」では、清田やネモらの“クラスのリア充グループ”とのまさかの遭遇だったわけですが……

人の好さそうな眼鏡男子のその先に見えるのは、なんと元・委員長!
以前、学食で見かけたことがありましたが、やっぱり今はクラスは別なんでしょうか。
ていうか、「テスト期間中で原幕生はいない」じゃなかったんかw
この子らも明日は捨てる予定の科目なのかな?
委員長さんは、いわゆる優等生キャラを演じている感じなのかもしれませんね。

おお、なんだか目を見張るような美人に描かれていますね。作画にも気合が入っているようです。
それはそうと、「前 同じクラスの…」ともこっちが認識しているところを見ると、やっぱり3年になって別クラスになったようですね。
彼女も、うっちーやサチノリマキらと同じ3-4かどうかはまだわかりませんが、この扱い方からすると、今後も出番がありそうな気配がします。

もこっちはなにやら危惧(?)、もしくは期待(?)していたのかもしれませんが、これは至って当たり前の反応ですよね。
この場で「あれー?もしかして、2年の時一緒だった黒木……さん?こんなところで一人でどうしたの?」とかやられた方が最悪じゃないですかw
もちろん、「!」となってるからには委員長の方も気づいているんでしょうけど、あえてそっとしてあげているんですよ。
1年の時のもこっちの妄想のように、「あの子いつも一人だよねかわいそー」とか仲間うちで話題にされないだけマシだと思わなきゃ。
…ただ、このエピソードは、今後の何かの布石になってくるような予感もしますね。
彼女は、今のもこっちのリア充ぶりを知らないわけです。
さらにはあの豚の餌さんこと、三家さんと仲がいいとくれば、そこに南さんが絡んでくる可能性もあるんじゃないでしょうか。
うーん、なんだかちょっとワクワクしますw
それに、何しろこれだけ美人に描かれているわけですしw
これで何もなければ、作画さんの気合損ですよw

久しぶりの「てく てく」。
でもなんだか、落ち込んでいるように見えますね。先ほどまでの静かなハイテンションはどこへやら、といった感じがします。

なんと、そんなことで落ち込んでいたんですか。
知った顔に声を掛けられなかったからといってこれじゃあ、普通の気の弱い少女ですよ。
かつてのもこっちだったら、(あくまで心の中だけで)悪態の限りを尽くしたでしょう。
そうやって、無理やりにでも見下すことによって、なんとかアイデンティティを保ってきたはずなんです。
それがどうでしょう。
「悪口言ってこないだけマシ」とか「帰ったあと言われてるかも」とか、まるで「同調圧力」に敏感なキョロ充のような思考じゃないですか。
しかも、この後、「映画でも観ようかと思ったがそういう気分じゃなくなった」なんて弱音まで吐く始末。
このメンタルの弱さはいったいどうしたことでしょうね。
もちろん、これまでももこっちは繊細な心の持主ではありました。でもその弱さを、彼女はいつだって“笑い”と“痛さ”というエネルギーに変えてきたはずなんです。
こんな風にごく普通の、誰もがふとした時にこぼしてしまうような弱さを、そのまんま吐き出してしまうような子ではなかったと思うんですよ。
1年のワクドナルドで見せてくれた「レアブス」が、なんだか無性に恋しくなりましたね。

映画を観るのは止めにして、ゲーセンにやってきたもこっち。
そこで彼女は、運命的な出会いをします(大嘘)。
「新しいゲームに手を出すか…」が、なんだか妙に意味深に聞こえますねw

絵文字MK-Ⅱ(マークツー)www
なんか、すげえかっこいい呼び名に聞こえるんだがw
ていうか、うっちーの上位互換がこいつなのかw(そもそもうっちーが初号機なのかどうかもよくわかりませんがw)
それにしても、華麗な着地スタイルですね。神々しくすらありますよ。
なんか、やたらキラキラ光ってるしw
でも考えてみれば、もこっちと二木さんって、これがほぼ初対面ですよね。
2年の体育祭では、もこっちが遠くからポテンシャルを見せつけられただけでしたし(しかも、あれは本編じゃなく9巻のおまけなんだよなあ…w)、
3年になってからもネズミーの射撃でニアミスがあっただけですから。(しかも、あの時はたぶんお互い気づいていない)
つまり、もこっちの中では、いまだに騎馬戦の代替でポテンシャルを見せつけた謎の絵文字2号という認識なんですねw
彼女がゲーマーとして凄腕の持主だということも知らなかったのでしょう。

え、何このステップ、むちゃくちゃかわいんですけど。そりゃキラキラもするわ…
つーか、こんな短いスカートで激しく動いたら丸見えなんじゃなかろうか。
まあ二木さんは、そういったことに一切無頓着な感じがしますけどね。
どんな奴だ…
それは、読んでる私たちもまったく同じ思いです。
ホント、どんな奴だw

そのルビはやめろwww
でもまあ、ゲーセンといえば吉田さんを忘れちゃいけませんよねw
喪119「モテないし打ち上げに行く」や、喪92「モテないし突然ゲームに巻きこまれる」でもお馴染みの場面です。
しかし、本当にパチンコ好きなんだな。
ゲーセンというより、パチンコを打ちに来てるんでしょうね。
ただ根が真面目な吉田さんは、学生のうちは実際のパチンコ店には通わないと決めているのでしょう。
スクリーントーンの切り取った窓が、その姿を凛々しく際立たせますね。

まぁ確かに通常運転ではありますねw
パチンコ以外のゲームをやっているところも見たことありませんし。
それにしてもなんて綺麗な目をしているんでしょう、吉田さんは。
なんとなくですが、もしかしたら彼女は、家にあまり早く帰りたくない事情でもあるのかなという気もしましたね。

ヤンキーB、Cwwwww
今回は久々にもこっちのネーミングセンスが光りますねw
てか、吉田さんはヤンキーAかよwなんか“少女A”みたいw
麗奈さんと杏奈さんのこの立ち位置がまた、彼女たちのキャラをよく表していますね。
やっぱり杏奈さんはプレイするよりは見守る側なんだなあ。
にしても、「カシラモジZ」ってwww
某マンガのタイトルを人前で話題にした時のトラウマが蘇ってしまうからやめろw

ようやく、一人でやるゲームにありつけたもこっち。
こうして見ると、ゲーセンを構成するひとつの要素になったかのようですね。
モブと化しているどころか、背景に溶け込んでいるようにも思えます。
むしろ、二木さんのほうが、主役っぽく見えてくるから不思議です。

ここでは、もはや、彼女の方が主人公。
周りの視線を集めながらも一心不乱にゲームに集中する姿は、ストイックさすら感じます。
さすがのもこっちも、その連勝数に驚いていましたね。

フロックってWWW失礼なw
それにしてももこっち、あの騎馬戦のことけっこう気にしてたのねw
でも、連打を要求されるようなゲームと騎馬戦とでは、求められる実力が違うような気もするんだが…w
とにもかくにも彼女のポテンシャルの高さには、もこっちも一目置いたようです。

休憩しようと腰を下ろした瞬間にヤンキーABCと鉢合わせw
今のもこっちには一人になることすら、なかなか難しいことのようです。
吉田さんではなく、杏奈姉さんが反応するところがいいですよね。
GW中に名乗りあったことで、すでに知り合い以上の仲になりつつあるのかもしれません。
それぞれが口にしているものがまた、各キャラを象徴しているようで面白いですね。
杏奈さんはクレープかな?ヤンキーというよりギャルっぽい感じでしょうか。
麗奈がカフェラテなのに対して、吉田さんはホットな飲み物というのもなんだか彼女たちらしい。
あと、やっぱり足にはどうしても目が行ってしまいますねw
杏奈姉さんのナチュラルな足の開き方、麗奈のおっぴろげw
そして、吉田さんの綺麗な足の伸ばし方と、それぞれの人間性まで滲みでているようです。(個人的には杏奈さんの健康的?な脚が好きw)

吉田さんが二木さんのことを知っているのはちょっと意外な気もしましたが、考えてみれば、体育祭の時に彼女を背負ってたんでしたねw
むしろ、もこっちよりは覚えていて当たり前でしたw
ていうか、あの騎馬戦のことをもこっちに聞くのかw
さて、その二木さんの休憩ドリンク!
なんと、持参の水筒ですよw
気合が入っているというか、ガチすぎんだろw
たぶんこれ、日課として通ってるんでしょうね。
彼女にとっては、これも勉強の一環なのかもしれません。
※あとでいろいろまとめサイトや感想サイトを回っていたら、ゲーム代を節約しているんだろうという考察がけっこうあって、なるほどと感じました。私には思いもしなかった視点でしたよ…

ああ、このゆるゆるな感じ。すっごく杏奈姉さんっぽいw
もこっちは否定していますけど、この場合バカしかいないというのは、ある意味褒め言葉なんですよね、彼女にとっては。
Theピーズ(B'zではないですよ)の「バカになったのに」という曲をちょっと思い出しましたよ。(80年代オヤジですみませんwてか、ピーズはいまだ現役なんですけどね)
あれもある意味、「バカ」賛歌だったなあ。

ちょっと来いやw
ヤンキーのこれは怖すぎますよw
普通なら

こうなるはずですw
まあ、杏奈姉さんに他意がないのは百も承知なんですけどね。
それにしても、いくら知り合いの知り合いだからって、こうも簡単に声を掛けますか…
フレンドリーさにもほどがあるw
しかし、「呼ぶべ」とかむちゃくちゃヤンキー言葉ですよね。
そのせいか茨城方面の人の会話を聞いていると、誰もがみんなヤンキーに思えてきますw(100パー偏見です)

ネーミングセンスってw
いや、もこっち、その名前を付けたのは彼女じゃなくって親御さんだからw
まあ、二木さんなら、自らをそう名乗っていてもおかしくないかもしれませんがw
というわけで、今回の名前判明シリーズは二木さんの下の名前!
その名も、二木四季。
確かに、「ふたきしき」と思わず口にしたくなるようなネーミングセンスですねw
でも字面自体はすごく綺麗でいい名前だと思いますよ。なんとなく、彼女に似合ってる気がします。

杏奈姉さんwww
率直な物言いにもほどがあるw
てか、いきなり知らないヤンキーに呼ばれて「お前らバカなんか?」と言われたら、もう生きた心地がしないですよね、普通。
そう考えると、二木さんはなんて肝が据わってるんでしょうw
ただ、先ほども言いましたけど、杏奈さんにとってはこの場合ディスってるわけじゃないんですよね。馬鹿にしている“バカ”ではなく、もっと親しみを込めた“バカ”なんです。
彼女にとっては、勉強勉強で余裕がないクラスの人たちよりも、「こんな時に」遊んでいるような人間の方が魅力的に映るのかもしれません。
…とはいっても、「あたしは茉咲と麗奈の付き合い」と、自分の言い訳はしっかり忘れないんですけどねw

やっぱり、ポテンシャル高いんですね、二木さんw
しかも、「学年99位」というところが実にリアルです。
ここで学年2位とか、酒居真希(喪111「モテないし周回プレーする」参照)のようなことを言ったら一気に嘘っぽくなりますからね。
それにしても、杏奈姉さんの言う通り確かにすごいです。
家勉だけで十分な頭の持主なんでしょうか。
もこっちがピリつくのもわかりますよね。(いつになくマジ表情w)

WWW(よりちょい下)www
もこっちって、こういう「かっこ内」がけっこうありますよねw
学食での(自作)とか、自己紹介の時の(マンガ・ラノベ)とか。
今年の流行語(?)にノミネートされた「ご飯理論」って、もこっちが考えたんじゃなかろうかw
なにげに、杏奈姉さんの「黒木は?」「あーーそうなん」も、いかにも連れ同士の会話って感じがして好きですね。

へえ、杏奈さんや吉田さんも「まんなかくらい」の成績なんですね。
なんかわかるようなわからないような…
でも確かに、彼女たちのようなタイプの不良はいたような気がします。
勉強はそこそこできるけれども、それに特別な価値を見いだしているわけでもないというか、世間一般の価値観から外れているだけの「不良」。
彼女たちもそんな一歩引いたところから周りを見ているのかもしれませんね。
あ、でも、麗奈については何も言わないんだw
メカクシの影が「私には触れないんだな…」といってるようにも見えますw

WWWもこっちホント、ウ●ジマ君好きだなwww
コイツの知識はほぼそこから来てるんじゃなかろうかw
ていうか、たかだか中ぐらいの成績で「インテリ」呼ばわりされたくないだろ彼女たちもw 逆に失礼だわw

もこっちの目wwwなんか、田んぼの鳥よけ目玉みたいw
ていうか、国語や英語が学年30位って、けっこうすごくないですか?
それで全体がまんなかより下って、どんだけ理数系が足引っ張ってるんだよw

なるほど、杏奈姉さんはそんな雰囲気に息が詰まりそうなこともあって、こうして麗奈たちに付き合っていたのかもしれませんね。
「お前らみたいなの見ると安心する」というセリフに、1ミリたりとも皮肉の意味はないのでしょう。
ひょっとしたら杏奈さん、本当は学校という場所が好きなのかもしれませんね。
それに対して麗奈は、あまり学校にも行っていないよう。
いくら、卒業すればOKの専門学校だからって、出席日数が気になりますね。
停学もいくら喰らってるんだか……

夢はプロゲーマーwww
…でも、正直言うと、あ、けっこう普通なんだとも感じました。
いや、もちろん、ほぼ初対面の人間に躊躇なく「夢はプロゲーマー」というのは、突き抜けてんなあとは思いますよ。
でもなんか、普通の突き抜け方なんです。いてもおかしくない「規格外」というか。
実際、こういう夢を語っている高校生も中にはいると思うんですよ。そのくらいのリアリティなんですね。
そもそも「夢」があること自体、意外でしたよw
そういう人間的な欲求もある子なんですね。
てっきり、そういう俗的なものは全て超越している存在なのかとw
どうやら彼女も普通の女の子のようで、なんだか逆に安心した面もありましたね。
「進学はする」という前置きに、彼女の意外な堅実さが隠されているような気もします。

もこっち、「eスポーツ」好きだなw
まあそれはともかく、二木さんの夢ってけっこう大雑把なんですね。
普通だったら舐め腐ったガキという印象しかないわけですが、彼女の場合だと、逆にそういう部分にも人間らしさを感じてしまうのがなんとも面白いところです。
でもしゃべり方そのものには人間味を感じさせないんだよなあ。
こんな感じでゲーム配信とかやれるのだろうか…
でも、ネズミーで射撃やってた時には、ゲーム仲間?みたいなのがいっぱいいましたし、意外と話してみると面白いタイプなのかもしれませんね。

もこっちの夢だって似たようなものだと思いますけどw
まあ、それを人前で堂々と言えるかどうかの違いはあるんでしょうね。
アホな夢と言いつつも、どこか羨ましい気持ちもあるんじゃないでしょうか。
(でも、この二木さんは確かにアホの子っぽいw)

麗奈www何この大物感w
それまでは我関知せず的な態度だったくせにw
そんなに麻雀に飢えていたんかw
でも、今のゲーセンの麻雀ってどんな感じなのかよく知りませんけど、基本四人揃えばいいんじゃないでしょうかね?なんでもこっちも誘ったのかよくわかりませんw
まあ、一人仲間はずれが出るのを気にしてのことだったのかもしれませんね。うーん、意外といい奴w
ちなみに、私の麻雀の知識は打ったことはある、くらいです。
役がどうしても覚えられないんですよねえ。あと、何度注意されてもフリテンしてしまうので、次第に声がかからなくなりました…

おお、さすが杏奈姉さん。昼行燈のように見えて、実力はぴか一なんですね。
勉強のほうもおそらくこんな感じなのかも。
てか麗奈www4位ってwww
あれだけ強者感だしてこれかよwこいつ面白いなw
2位の吉田さん、3位のもこっちという順位もなんだか納得です。
もこっちはここでも“まんなかくらい”なんですねwしかもヤンキー二人にやっぱり負けてるしw
何を賭けるのかと思いきや、アイスというのがまた女子高生らしくて微笑ましいw
まあ、二木さんにとってはちょっとしたカツアゲっぽくなってしまいましたが、本人も楽しんだでしょうし、このくらいならかわいいものでしょう。
あれ?でも、5位って、これどう決めたんでしょうね。まさか5人打ちのゲームがあるわけでもないと思うのですが。
うーん、一人抜けを順々に回していくのかな?けっこう時間がかかりそうですけど…

しょっぱな倍満って相当ですよw二木さん、本当に麻雀知ってるんだろうか…
たぶん、「運」というより、頭を使うゲームが苦手なのかもしれませんね。
これまで彼女がポテンシャルを見せつけてきたゲームはすべて、アクション系のものでしたし、基本、体を動かすほうが好きなのかも。
そう考えると、彼女こそ、「eスポーツ」に向いているような気もします。

もはや一人で遊ぼうとしても、そうそう思い通りにはさせてくれないのが、今のもこっちの置かれた状態なんでしょうね。それだけ彼女の世界は、大きく広がってしまったんです。
それは周りが、というより、彼女自身が無意識にそれを求めてしまっているような気がします。
「まあ……楽しかったけど」
この一言は、そんなところから思わず出てしまった“本音”だったのではないでしょうか。
そんなもこっちを真剣なまなざして見つめる吉田さんが、またなんとも言えない表情をしていますね。

このシーンは、喪84「モテないしとある秋の一日」の「あの二人」を思い出してしまったのですが、今ではネモが含めた「あいつら」になっているところに、不思議な感慨深さを覚えずにはいられません。
しかも、それを吉田さんが言及するというね……(それにしても、なんでゆりちゃんだけこんな眠たそうなんだw)

嘘ではないですけど、本当のことでもないですよね。
吉田さんがもこっちの言い訳をどう捉えたかはわかりませんが、なんとなく、それがすべてだとは思っていないように見えます。
「ふーん」のひと言がそう思わせるんですね。
…ところで、「春奈」さんって誰?

この吉田さんの精一杯の気持ちを乗せた言葉と表情。
何度見ても、じんわり心が満たされていくような気持ちにさせられます。
あくまでなんてことないように振る舞おうとしているところにグッときてしまうんですよね。
それは照れという以上に、もこっちへの優しさだとも思うからです。
というわけで、ここが今回の個人的ベストシーンになります。
と同時に、ベスト吉田さんシーンでもありますね。
今までで一番好きな吉田さんかもしれません。

光と影。二分化された構図を、もこっちは自らの影を伸ばしつつ光の側を歩きます。
明るいほうにはいるものの、端のほうなんですよね。
そして、光のほうにいるからこそ、影も色濃く落とす。
単純な構図に見えて、いろんな見方ができるシーンだと思います。
喪97「モテないし学食で食べる」の光と影や、喪109「モテないし雪の日の学校」の雪中を歩くシーンにも通じるような気がしますね。

ここで再び、“囲み”モノローグ。
群れを成す鳥たちと一羽の鳥が、もこっちをより感傷的な気分にさせたのでしょうか。
そう、彼女が手に入れた「強さ」は、確かに欲しくて得たものではないですよね。
でもそれは、2年という月日を共にしてきた“同志”でもありました。
いつだって、もこっちを助けてくれた頼りになる仲間でもあったはずです。
暮れゆく空と飛んでいく鳥たちに、もこっちがいろんな思いを託してしまうのも無理からぬことなんだと思いますね。

確かにもこっちは、その「強さ」を失いつつあるのかもしません。
でもそれは、周りの人たちの優しさや温かさを知って「弱く」なったからではないでしょう。
自分がそうであるように、みんなもそれぞれ“寂しさ”を抱えていることを知ってしまったからだと私は思うんです。
リア充なんて自分とは関係ないと思っていたからこそ、一人「人間強度」を高めてこられたもこっち。
でも、リア充がただ、何も考えずに毎日を楽しんでいるわけではないことを既に彼女は知っています。
ゆりちゃんが周りとなじめないことを本当はすごく悩んでいること。
ネモの天然の裏には、もう一つの顔があること。
そして加藤さんや岡田も、それぞれ悩みを抱えていることを彼女はもう知ってしまっているんです。
本当は自分だけではなく、誰もが「寂しさ」を抱えている。
それこそが、もこっちのいう「それ以上のもの」なのではないでしょうか。
「クリスマス編」でないとするなら、何回が来るのか。
私はあらかじめいろんなパターンを想定し、どんな回が来ようと驚かないつもりでした。
それこそ、「二木さん」回だろうと「委員長」回だろうと、あり得ると思っていたんですね。
で、けっきょく、今回はどんな話だったのでしょう。
「二木さん」回?「吉田さん」回?
いや、違いますよね。
そう、今回は言ってみれば「もこっち」回。
他でもない、わたモテの主人公である彼女の話だったんです。
この事実に、私は軽くショックを覚えました。
なぜなら、あらゆる予想の中で彼女だけは頭の中になかったからです。
いつからかでしょう。次のわたモテは◯◯回だろうと予想するようになりました。
そして、その空欄に入るのはいつだって周りのキャラたちばかりで、もこっち本人を想定することはありませんでした。わたモテは本来、彼女を描いた物語だったのにも関わらずです。
もこっちは誰かと一緒にいて当たり前。
いつの間にか、そのことに疑いの気持ちも抱かなかったことに私は愕然したんですね。
もしかしたら、もこっちも同じだったのかもしれません。
彼女もまた、自分がみんなに囲まれていることを当然のことを思いつつあることに、驚きを隠せなかったのかもしれません。
だからこそ、もう一度、あの時のように“一人”で「寄り道」をしてみたかった。
望んで得たものではないにせよ、2年間自分と共にいてくれた“強さ”への感謝の気持ちを込めて一緒に過ごしたかったのではないでしょうか。
そして、これからは「寂しさ」と共に生きていくよ。
そんなもこっちの意思表示が感じ取れた「もこっち回」だったと思います。
ところで、すでにお気づきだとは思いますが、今回「一番笑ったシーン」を選びませんでした。
もちろん、ところどころクスとするところはあったのですが、「一番笑った」というまでにはどれも届かなかったんですね。
今回、実はそこが一番寂しかったところかも。
「一人でも寂しくない強さ」は失っても、「笑い」までは失ってほしくないものです。
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さて、次回更新までかなり時間が空きますよね……
……って、

なん…だと!?
1月3日?
正月三が日かよ!
22日には14巻も出るんだからその作業もあるだろ!
年始くらい休めや!
…まあ、実際は年内に描きためておくんでしょうけど、これにはまいりましたね。
ある意味、今回の更新で一番驚きましたよw
ていうか、正月に更新って今までありましたっけ?
2016年は1月7日更新でしたけど、あれだって、その前の12月17日更新から3週間ローテでしたからね。
休みなしの通常ローテの年末年始って初めてのことなんじゃないでしょうか。
まあ、今は連載一本に絞ってますし、余力があるのかもしれませんが、お正月くらいはゆっくり休んでもいいと思いますね。
ていうか、こうなると、私のほうが休むヒマがなくなるんですけど…w
うーん、今年も恒例の「わたモテ総集編」をやろうかと考えていたのですが、ちょっとやるタイミングがなさそうですね。1月下旬には14巻も出ますし。
「総集編」は、自分の記事を客観的に読み直すという面で私にとっても面白い企画で、できれば自分の楽しみのためにもやりたいんですけど…
まあ、どこかで間が空けば考えるという感じにするしかないようですね。
というわけで、次のわたモテは1月3日!みなさん、忘れないようにしましょうね。
(なお、次の感想記事のアップは1月6日あたりを予定しています)
GW編などを収めた注目の14巻は2019年1月22日発売です!
わたモテはここから始まった。今回の元ネタ(?)、喪4「モテないし寄り道」は1巻に収録!
二木さん初登場シーンは9巻で!
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