私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪146~雨がやんだ時に見える景色とは~
12月6日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪146に更新されました。
今回は比較的静かな雰囲気の回でしたね。
ここ最近、賑やかな感じの話が続いていたのでバランスを取ったのかもしれません。
…いや、よくよく考えてみると、3年生編に入ってからずっと慌ただしかった印象がありますね。
そもそも始業式からしてとんでもない熱量でしたし、そのあとはすぐにあの「遠足編」が続きました。
遠足から帰ってきたかと思いきや、学食で騒動があったり、GWは大学見学に行ったり、きーちゃんが遊びに来たりと、休むヒマもないくらいに濃厚な日々ばかりが思い出されます。
むしろ今回のような落ち着いた雰囲気の話は、3年生になってからは初めてかも。
まぁしいて言うなら、ゆりちゃんと二人で大学見学に行った回くらいでしょうか。
でも、今回はあの時のような「心地よさ」は希薄な気がするんですよね。
安らぎどころか、なんとなく不穏な匂いすら感じてしまうんですよ。静かではありますけど、音もたてずに何かが進行しているかのような「静けさ」。
それは一体何なのかは、まだよくわかりません。
いつものようにひとつひとつ見ていきながら、考えていくしかないようです。
というわけで、さっそくまいりましょう!
授業が終わっての、まず第一声が「ふー……」というのもすごいですねwやれやれ感がにじみ出ていますw
でも、なんだかすごくもこっちらしいなと感じます。
カバンの持ち方がまた猫っぽくってかわいいw
今回はこの初っ端の姿が個人的ベストもこっちですね。
名もないモブ二人衆がまたいい仕事をしています。
うん、実に自然な状況説明だw
ここの状況描写もうまいですね。
雨を見上げるネモを通して、さりげなく「席替え」後の世界を読み手に見せているわけです。
そういえば、新たな席は
こうでしたが、どうやらネモは窓際のようですね。彼女はいつももこっちの右隣にいるイメージがあったんで、なんかちょっと新鮮かも。
この位置関係からすると、かつてのもこっちの場所にネモがいて、ネモのところにゆりちゃんという感じでしょうか。
こちらも「席替え」後の新たな位置関係。加藤さんともこっちが“横並び”という点がポイントでしょうか。
もこっちの「……」を察してか、絶妙なタイミングでの「傘」発言ですね。
毎度のことながら、もこっちの「あっ」がリアルw
それにしてもこの加藤さん、いつもと雰囲気違うなと感じたのですが、黒のベストを着ているんですね。なんかこれだけですごく大人っぽく見えます。
同じ黒を着こなしているまこっちには全然そんなこと感じないんですけどねwうーん、不思議だw
頬杖がこれほど似合う女性がいるでしょうか。
なんだかここだけ見ると、隠れ家的な高級バーのカウンターで突然話しかけられた謎の美女、といった妄想をしてしまいそうw「それ、私にもくださる?」みたいなw
彼女が言うと「通り雨」という言葉もなんだかなまめかしい響きがありますが、それでも“勉強”とかで時間をつぶすという発想はやっぱり受験生なんだなあとも思わせますね。
当たり前のように、ゆりちゃんがそばでスタンバってる姿にニヤニヤしてしまいますw終業のベルから速攻で来たんでしょうかw
これもある意味、「席替え」後ならばの光景かもしれませんね。
それにしても、ゆりちゃんはこのベストをよく着ていますよね。2年の頃は着てなかったと思うんですけど、3年生になってからはずっとこの姿のような気がします。
まあ、2年時は秋以前に彼女の姿は見当たらなかったわけですし、これが春先の彼女のスタイルということなのかもしれませんが、加藤さんが衣替え?しているだけにかえって気になりますね。
というわけで、今回は「モテないし雨がやむまで」。
わたモテって、けっこう「雨」や「雪」の話がありますよね。
まず頭に浮かぶのは、喪98「モテないし冬の雨」とか喪109「モテないし雪の日の学校」でしょうけど、そういった叙情的な回以外でもけっこう昔から描かれてきました。
たとえば、喪5「モテないし宿る」(単行本1巻所収)とか、喪23「モテないし悪天候」(単行本3巻所収)など、どれも初期を代表する名作ですね。
わたモテにおける「雨」とは、単なる舞台設定以上の意味を持っているのかもしれません。
それにしても、今回の表紙は不思議な印象を与えてくれます。
何がそう感じさせるのかといえば、いつものような“単独表紙”ではなくって、話の導入シーンをそのまま表紙にしたものだからなんですね。
要するに、ストーリーの流れの一瞬を切り取った「写真」なんです。
こういった手法は意外とないんですよね。思い出してみても、喪102「モテないしいつかの冬休み」くらいでしょうか。
偶然なのか、どちらも階段を下りるシチュエーションというのが面白いですね。
先ほどの「え?」はどこへやら、加藤さんと談笑しているもこっちですが、こうして見ると、なんだかひとりだけ下級生が混じっているようですw
相変わらずつまらなそうな顔でついていくゆりちゃんもいいですが、その後ろで見切れている真子がまた妙におかしいwそこはちゃんと描いてやれよw
でも、いかにも高校三年生の放課後のワンシーンという感じがして、見ていて飽きませんね。それぞれのキャラの表情やしぐさだけでもずっと見てられそうです。(ポケットにずっと手を突っ込んでいるゆりちゃんとか、握りこぶしのままのもこっちとかw)
というわけで、今回はここを、個人的ベストシーンにしたいと思います!表紙がベストシーンというのもけっこう久しぶりかな?
おお、自習室。いかにも進学校らしい。
私の母校ではそんなこじゃれた(?)場所なんかありませんでしたよ。
放課後自習をするなら、図書室がデフォな高校生活でしたね。
一見すると、各席が仕切られていたりして、なんだか視聴覚室のような感じも。
今は、こんな感じなんですね。なんだかいいとこの学校だなあとしみじみ思いますよ。
そういえば、高校生になって3年目のもこっちも、授業以外で使うのは初めてだとか。
彼女にとっては私同様、新鮮な光景に見えたかもしれません。
ああこの辺は、図書室で自習していた私の学生時代に近い雰囲気があるかも。ちょっと安心w
それにしても、大盛況ですね。本当に進学校なんだなと改めて感じます。
いくら中間試験が近いからって、全部うまってるというのはけっこうすごいことですよ。
各モブたち(笑)も、なんだか真面目そうな生徒ばかりですよね。
「うん」という返しに真子のアイコンがあるのが妙に印象的です。
そういえば、加藤さんと真子の直接的なやり取りって、これが初めてかも。
別々と言いながらも、当然のように加藤さんともこっちが隣同士になっています。これを別々というのだろうか…
もこっちの真後ろがゆりちゃんなんですね。
さっそくイヤホンをつけるところは彼女らしいですが、勉強する姿勢としてはわかりますね。
人にもよるでしょうが、周りを遮断して集中するのには、いい方法だと思います。
自分にとっての心地よい音楽を聞くことで、かえってはかどるということもあるでしょう。
音楽どころじゃなかったWWWWWW
って、お経はまだしも、「砂嵐」ってwwwww
そんな音源、どこで手に入れるんだよwww
まあ、音楽よりも環境音を聴く勉強方法もあるでしょうけど、それにしたってなあw(そもそも砂嵐は環境音なのか?)
というわけで、ここが今回一番笑ったシーンになります。
前回もそうですけど、ここ最近、もこっちのゆりちゃんいじりネタがツボなんですよねえ。
なんかようやく、ギャグマンガの中でのゆりちゃんが確立したような気がしてすごく好きなんです。しかもGW前に比べて、はるかに「笑える」ネタになってきたのが何よりうれしいですね。
…ごめん、ちょっと何言ってるかわからないw
思わずサンドイッチマン富澤さんが乗り移ってしまいましたが、本当にどういう理屈なのかまったくわかりませんよw
いや、ヘッドホンとイヤホンの聞こえ方の違いが知りたいとかなら、まだわかるんですよ。
でも、メーカーが一緒って、何?お揃いだねー的なこと?
だからそれがなんで交換しようという話に繋がるのか、まったく意味がわかりませんw
もこっちも、ちょっと戸惑っているようですよね。彼女の意図を計りかねているのでしょうか。
…と、思いきや、
「私の穴に挿(い)れていいのか」
とかほざいていたw
なんで、わざわざ「穴」とか言うんだよ!ていうか、「いれる」はそっちの字じゃないだろw官能小説かよw
どうやら、単にエロ妄想をしていただけのようですw
ただ、人のイヤホンとかを使うのは、やっぱり普通は抵抗ありますよね。
「耳そうじしてくればよかった」とも言ってましたが、そういうこと以前の問題のような気がします。いくら洗ったからといって、同じ歯ブラシを使えるかという話ですよ。
そういえば、あの雪の日、ゆりちゃんと真子が同じイヤホンをシェアしていましたね。
もしかして、仲が良い友達ならあり得ることなのかなあ。
「ヌプッ」とかいうなwwwそれこそ、エロ漫画くらいでしか見ない擬音だぞw(あと、これも前回の「ヴ●ギナ」同様、「行け!稲中卓球部」を思い出してしまった…井沢の「ヌプ」ていうやつw)
WWW穴姉妹ってなんだよw
発想というか、言語感覚が完全にエロ親父そのものじゃねーかw(ていうか今時、「穴兄弟」なんて普通知らないぞ…)
まあ、いつもの「へへへ」が出るあたり、これは本気で興奮しているわけではもちろんなくって、自分の中だけで盛り上がるエロネタなんでしょうね。
そんなもこっちを、すべてはお見通しとばかりに、横目で意味ありげに笑みを浮かべている加藤さんがちょっと怖い…
なんだかこの加藤さん、オペレーターのお姉さんぽいw企業イベントとかで実演とかしてそうですよねw
口元に手を当てるしぐさがまたよく似合うんだ…
それはそうと、もこっちのビビりようw「ぎくぅ」ってw
でも実際、「ゲス思考」を読まれたのかもしれませんね。
さきほどのあの何か含んだような表情を見ると、そんな気もしてきます。
で、もこっちが聴いていたのは「声優のラップ」とのことですが……
あかん、まったく頭に入ってこないwwww
本当になんのことやねんw
でもどうやら、この「ヒプノシスマイク」ってのをざっと聴いてみる限り、
要は「フリースタイルダンジョン」の声優版って感じのようですね。
なんか、けっこう本気でラップバトルにはまっているようですw
呂●カルマ R●定がんばれーのように、ヒプマイでも推しメンとかいるのかな?
ヒップホップ的なのをwwwwwまあ、嘘ではないけれどもwww
もし加藤さんが、「へえちょっと私にも聴かせて」とか言ってきたらどうするんでしょうw
でも、加藤さんにとっても意外な答えだったようですね。
それでいて、なんだか楽しそうです。
きっと、黒木さんの意外な一面が知れたことがうれしかったのでしょう。
たぶん彼女にとっては、どんなジャンルだろうと「意外」だったのではないでしょうか。
そして、それが何であれ、黒木さんらしいと理解するんだろうなという気がします。
誰がうまいことを言えとw
でもまあ、もこっちにしてはしょうもないネタですけど、加藤さんにはそれなりに受けたようです。
こういう自虐ネタは、彼女にとってもかわいらしく思えるのかもしれませんね。
うわ、普通。というか、自習室ならむしろそれが当たり前かも。
でも、このビジュアルだと、むしろ教える側のように見えますね。
リスニング講師のようw
この加藤さんの表情に少し影があるように見えたのは私だけでしょうか。
「あなたもやっぱりそう見るの?」とでも言いたそうな目をしています。
もちろん、咎めるつもりは全然ないんでしょうけどね。
むしろこの笑みには、若干の自虐的なニュアンスも感じられるような気がします。
WWWおいw
ていうか、2年の時そんなことを考えていたのかよw
まあ、1年時はキャバ嬢に憧れていた時もありましたし(単行本4巻所収;喪28「モテないし夜の世界に行く」参照)、むしろそう見えたからこそ、憧れていた面もあったのかも。
今は完全に「ママ」としてメロメロになっていますけどねw
ここはちょっと、意味深ですね。
「…私もね」からのこの台詞ですから。
“今は”結構真面目なことも知っている黒木さんのように、
私も“今は”真面目で大人しい子じゃないことを知ってる。
なんだかここまでの会話の流れが、すべて彼女の計算ずくだったような気すらしてきますね。
(でも、前回の「ヴ●ギナ」のことからすると、今さらという気もしないでもないw)
加藤さんも言っていましたが、少ししゃべり過ぎたようです。
自習室なんですから、こういう反応があるのも当然でしょう。
……でも、なぜか
これを思い出さずにはいられないw
というわけで、舌打ちの源は彼女w
静かにしろ、というようなことじゃ全然ありませんでしたねw
「キリキリ」はこの時のことをちょっと思い出したw
これは歯ぎしりの音なのか?
でもまあ、これ自体はなんてことない、いつもの軽いうっちーネタでしたけど、
隣にいる人だけはやっぱりどうしても気になりますよね。
そう、あの宮崎さんではないんです。
もちろん、前髪ぱっつん(彼女の名前もそろそろ欲しいですね…)もいつもうっちーと一緒にいる仲良しメンバーですし、何の不思議もないんですけど、前回が前回だっただけに、いろいろ勘ぐってしまう部分があるのは否めないでしょう。
ここは別に宮崎さんだとしてもまったくおかしくない場面です。
あえて彼女を見せなかったことに、何らかの作為を感じてしまいますね。
降りしきる雨。
静寂が支配する空間。
なんだか、あの雪の日を彷彿させる雰囲気がありますね。
そんな中、トントンと、もこっちの背中をつつく音。
実際にはほとんど音はしないはずですが、それはザアァと言う雨の音さえかき消すかのような響きにも感じられます。
この辺のやり取りは、かつてのゆりもこにはなかった空気感があるような気がします。
背中合わせだからこそ、互いに通じるものというか…
ゆりちゃんの目線も、いつもの眠そうな感じとは何か違いますよね。
後どうでもいいけど、もこっちがイヤホン外すしぐさが結構好きw
リアルというか、割と勉強に集中していたのねと言いたくなる感じw
後ろ姿だけで、どのキャラなのかみんなわかるというのは、地味にすごいことですよね。
スカートの長さやお尻の大きさ(おい!)だけではなくって、脚のバランスや両腕の置き方ひとつで、誰が誰だかすべて把握できるんです。
そしてそれは、単に技巧を見せびらかしているんじゃなくって、4人の立ち位置や関係性までを象徴しているんですよね。
最初は、これを個人的ベストシーンにしようかと思ったくらい、感心させられたシーンです。(変なフェチだと思われそうなのでやめにしましたがw)
このショットもなかなか面白いですね。
加藤さんのクロス具合とか、真子の直立不動ぶりとかw
各自の表情も実に興味深いです。
なかなか止みそうもない雨のことを、まるで誰かに言い訳するかのように予報をチェックする真子。
そんな真子を何の気なしに見つめるゆりちゃん。
真っ正面を見ながら、ひとり飲み続けるもこっちw
そして、まるでこの雨が止まないことを見透かしているかのように上を見上げる加藤さん。
本当にこれは「通り雨」なんだろうか。
そもそも真子が見ている“予報”は、本当にこの雨のことを指しているのか。
そんな疑問すら、むくむくと頭をもだげるくらいに心に残った場面ですね。
本当はこれを個人的ベストシーンに……って、さすがにもういいかw
この加藤さんの「提言」も、あらかじめ用意されていたかのような穿った見方をしてしまいます。まるで、一時間はこのまま止まないことを知っているかのような…
もこっちとゆりちゃんを挟んで、真子とだけ会話をしているようにも見えてしまいますね。(まあ、さすがにそれは考えすぎでしょうが)
加藤さんが「田中さん」というのもなんだか新鮮に感じますね。
「モテないしつながっていく」じゃないですけど、それまであまり接点がなかった二人がこうして自然に会話しているシーンを見ると、なんだかうれしくなってしまいます。小さな世界がまた生まれたというか。
そしてやっぱり、「進学問題」にリンクしていきますね。中間試験というきっかけはあったものの、本当はもっと先のことを見すえての今回の「自習室」だったのでしょう。
単純に「加藤さん回」というより、そっちのほうが本題だったような気もします。
今後は、さらに受験モードに話はシフトしていくのかもしれません。
それにしても、まこっちはやっぱり、「千葉西」が第一志望なんですね。
まあ既に2年の時に見学しに行っているくらいなのですから、一応とは言いつつもけっこう本気で目指しているのかも。
だから「ガチ●ズさん」言うなw(しかし、ついにweb公開時でも伏字になりましたね…)
ゆりちゃんが「やっぱりそうなんだ…」と思っているのがちょっと気になりますね。
本人からはっきりとは聞いていなかったのでしょうか?
加藤さんから、この前の「受けない」発言のことを尋ねられたゆりちゃん。
言われるまで、考えたこともなかったような様子でしたが、ここでもこっちに目線を送るんですね。
まあ、何で選ぼうが間違いではないとは思いますが、ここはなんだか自分の将来を「駆け引き」の道具に使っているような気がして、どうなのかなあという気がしないでもありませんでした。
うーん、別に大学が別々になっても関係がそこで途切れるということでもないでしょうけど、真子の「千葉西」発言の後でこれだと、なんだか友達を取捨選択しているかの印象を与えてしまいますね。「やっぱり受ける」が、すっごく子どもっぽく聞こえます。
演出かどうかはわかりませんが、真子の姿をここで見せないというのも、なんだか意味ありげにも感じてしまいますね。
あ、当のまこっちはそれほど気にしていないのかもw
まあ、それはともかく、ついにあのそばかすっ娘の名前が判明!なるほど、「夏帆」ですか。どこかの女優さんを思わせますが、割とイメージ通りの名前かも。
真子、なんかすごくうれしそうですよね。もしかして、おなじソバカスっ子同士、何かシンパシー的なものがあるんだろうかw
しかしやっぱり、前回のあの表紙は、意味あってのことだったんですね。
こうなってくると、あの表紙自体、今後のわたモテ掘り下げ予告リスト的な性格のものだったのかもしれません。
そうだとすると、次は清田鈴木あたりか?左から順に進めていくとなると、本格的な南さん回は一番最後になるのかも?w
また、なにげに「田中さんと志望校一緒」という貴重な(?)情報がさらっと出てきていますね。
真子は彼女のことをよく知っているようですが、隣の二人は相変わらず…w
まあ2年で同じクラスとはいっても、下の名前まではピンとこないのかもしれませんね。
てか、もこっち、なんでアルファベット四文字に変換するw芸名だと勘違いしていないかw
どうやら近いうちに夏帆を加えての勉強会がありそうですけど、いつも加藤さんとセットで描かれていた彼女がどんなキャラを見せてくれるか、また楽しみが増えましたね。
そういや、雨の日の運動部はこうして学校内で練習していたものでした。
今はどうかわかりませんが、部員を背負っての階段上り下りとか、普段の日よりもかえってきつくって朝から憂鬱だった覚えがありますよ。(実は私も高校時代は一時運動部系にいたんです)
もこっちは帰宅部なので、こういった光景も初めてなんですね。
あの雪の時ほどではありませんが、これもまた“いつもとは違う世界”なのでしょう。
うわwこれ、サッカー部だったんですね。(そういえば、先頭走ってた彼は智貴の中学時代からの友人のような…)
智貴の向こうの彼はいつも一緒にいる一番(?)の親友ですね。
きーちゃんと応援したときもいましたし、そもそも、ワクドナルドでもこっちをある意味レアな「超ブス」呼ばわりしたのもこいつでしたっけ…(単行本1巻所収;喪4「モテないし寄り道」参照)
智貴の視線が姉に向かっているのに対して、彼はもっとその先に目が行っているようです。この辺の細かな描写はさすがですね。
WWWWWやべえ、ニヤニヤが止まらないwww
「…」に、彼の一瞬の戸惑いが見て取れますね。
きっと、そのチビしか目に入らなかったので、友人が何言ってるのかわからなかったのでしょうw
ていうか、「ただのチビだろ」って姉をディスってるようで美人うんぬんは否定しないんですねw
そういえば、そのチビが自分の姉だということは、いまだに隠しているんでしたっけ。
そうなると、余計に恥ずかしいですね。
お前、あんなのにしか目が行かないのかよ、いい趣味してんなwと思われかねないw
いやあ、それにしてもこれは恥ずかしい!
「そっちじゃなくて」と言われた後の反応が知りたいw
これは単行本のおまけマンガに期待するしかないですね!
ある意味、ここが今回一番笑ったところかもなあ。笑うの意味がちょっと違いますけどw
智子の弟というと、一瞬誰の事かと思ってしまいますw
なんで知ってんの?という問いに対して、
「前に一回 クラスに来て話した」と答えていましたけど、
あの時、もこっちが戻ってきてから弟が来たよと伝えなかったんでしょうか。
ていうか、学食のときにネモに張り合う形で
「黒木さんの弟とも話した」と言ってましたよね?
あれらのことは、もこっちにはまったく頭に入っていなかったのか…
なぜ小宮山さんが荒ぶったのかも、まったくわかっていなかったようです。
いずれにしても、徐々に黒木姉弟のことが周知のことになりつつあるようですね。
休憩している間に4人席が空いたんですね。
それでも、ゆりまこ、かともこの並びは変わらないようです。
頬杖が似合うのは、加藤さんだけではないようです。
ちょっとお酒に酔ったかのようなうつろなもこっちも、これはこれでなかなか魅惑的かもw
でも、雨の音って、妙に睡眠を誘いますよね。規則的な単純音って、ある種の催眠効果があるんじゃないかと思います。
は?
ちょっと、このお姉さん、一体何を言っているんでしょうw
同じ“トントン”でも、さきほどのゆりちゃんの響きとはえらい違いですよ。
てっきり、冗談かと思ったのですが……
うーん……、わかるようなわからないような。
もこっちの弟のことを知ったとたんに、急にこんなことを言いだすというのは、ちょっとどこまで本当なのかなという気がしてしまいます。
もしかしたらこれは、下の兄弟がいるいないというより、お兄さんのことが何か影響しているのかも?
もこっちが甘えたがりというのは首肯せざるを得ませんね。あれだけ親や弟に甘えまくっているわけですしw
加藤さんが考えているような、長女だからしっかりすることばかり求められて…的なこととはちょっと違うけどw
ここで、あの遠足のプレゼントが伏線になってくるとは……
ていうか、“恩返し”というのも変な話ですけどねw単なるプレゼントの「お返し」ならまだしも。
ただ、この言い方は単に加藤さんの浮世離れを意図したものではないのかもしれません。
何か、本当にもこっちに対して「恩」を感じていて、その意識が思わずこういう言葉に出てしまった可能性があるような気もします。
あと2回分ということは、今回以外にもう一回あるということですよね。
それはそうと、ゆりちゃんにはこの会話は聞こえていないんだろうか……
うーん、彼女が何を聴いているのかも含めて気になりますw
おいおい、マジかよ!本当に冗談じゃなかったんかw
いや、これは正直、なんじゃこいつらと思いましたよ。
こんなん、学校の自習室のシチュエーションじゃないw
遠足の帰りの電車も異常と言えば異常でしたけど、あれは計らずとも寝てしまったわけですからね。ある意味、不可抗力的な部分はあったともいえますから。
つーか、周りも気づけや!
勉強していて、ふとこんな女子高生二人を見たら、それこそふざけてんのか!と怒鳴りたくもなりますよ。
当たり前だw
こんな状態で寝られるやつがいてたまるかw
てか、ギンギンてw
母子w
なんか、かえって健全な関係に戻った気もするw
でもたしかにこうして見ると、子どもの耳掃除をしてあげているお母さんに見えなくもないですねw
5月も終わり。
そういえば、一気に時間が進みましたね。
まあ進んだといっても、GW明けからせいぜい2~3週間といったところですが、これまで一年以上をかけて4月から5月初めまでを描いてきただけに、なんだか急にタイムスリップしたかのような錯覚さえ感じます。
それは、もこっちも同じ思いなのかもしれませんね。
止みそうもない雨の音を聞きながら、そんな時の無情さを感じてしまったのでしょう。
今までも何度か、彼女がこんな風に時を惜しむ場面は出てきましたが、読者の気持ちとここまでシンクロしたのは初めてのような気がします。
もう少し5月あってもよかったな。
それは、わたモテを読んでいる私たちの思いでもあったのですから。
加藤さんのこの表情は、あの雪の日の
この表情を思い出させます。
でも、受ける印象は全然違いますよね。
あの時の加藤さんは、雪の魔法が見せてくれた世界と一体化していました。
もこっち視点で影が落ちているように、あの憂いさは教室の背景と同化していたんです。それは、むしろ心地よいものだったでしょう。
今回の加藤さんはもこっち視点ではありません。あくまで彼女ひとりに焦点を当てた形になっています。だからこそ、よけいに彼女の謎めいた表情に目が離せなくなるのです。
いやいや、うっちー気づけよw
てか、加藤さんの隣をまず確認するだろうに。さっきまで一緒にいたのを見ているんだから。
…と、軽くうっちーいじりをこなしておいて。
どうやら、このシーンはいろんな解釈があるようですね。
うっちーの魔の手(w)から、もこっちをかばっているんだとか、
親しみの証としてセクハラしてくれないもこっちに、一抹の寂しさを感じているのだとか、
はたまた、単に雨の放課後のアンニュイな雰囲気にのまれてうつらうつらしているだけとか(笑)、
実に様々な見方がありました。
でも、私はどれもしっくりこないんです。
うっちーに関しては、加藤さんがうっちーに対してそこまで対抗心を燃やしているとは思えませんし、そもそもこの表情からはそういう激しい感情があるように見えません。逆に何やってるんだろうわたし…的なニュアンスさえ感じますしw
セクハラうんぬんも、このシリアスな雰囲気と比べてどうもちぐはぐな印象はぬぐえませんね。ていうか、それだと、加藤さんのキャラがおかしなことになりかねませんし。
でも、こんな場所でいきなり「ねる?」とやるところを見ると、これが一番ありうるかもなあ…
私としてはもこっちと同じく、過ぎゆく時の流れに思いを馳せているんだと思いたいですね。きっと、もこっちの気持ちが膝を通して、彼女に伝わったのでしょうw
結局雨はやまなかった。
そういう真子と加藤さんだけが笑顔なのが、すごく印象に残りました。
まあそれは置いといて、この4人の下校風景というのも珍しいですね。
吉田さんの代わりに加藤さんといった感じですか。
ていうか、職員室で傘を借りたはずなんですけど、なんでもこっちは持っていないんだろう?そもそも彼女が傘持ってきていないことから始まったんじゃないのかw
うーん、三本しか残っていなかったのか、それとも、もこっち以外は実は持っていたのか…(でもそうなると、休憩中の加藤さんの言葉がおかしなことになるし)
時間の無駄はないわぁ…
まあこのくらいなら、ゆりちゃんらしいなで笑ってしまえる範疇ですけど、ギャグにはならないですね。
加藤さんへのあてつけだとか、はたまた、コミュ症特有の共感力の欠如だのという声も聞きましたが、個人的にはそこまで意味ある発言とも思えませんでした。
ここは、真子の「ゆり!!」を見せたいがための場面だったのではないかとw
あとは、加藤さんの受け流し具合でしょうか。
全然気にしていないというか、むしろ楽しそうですよね。ゆりちゃんみたいなタイプは逆に好感度が高いのかも?
なるほど。彼女もまた知らない世界を知ることができて、うれしかったのかもしれません。単にもこっちと「母子」したかっただけではなくw
志望校や黒木さんの弟を知ったというのも、今後何かにつながっていくことを思わせる台詞ですね。
あの日とはまた違う世界を、もこっちは知ったのですね。
それでも、どこか彼女は寂しそうです。
それも当たり前なのかもしれません。
新たな世界を知るということは、今までの世界が遠くなるということでもあるのですから。
いまだ降り注ぐ雨の向こうに、彼女は何を見ているのでしょう。
WWWやっぱり、ゆりもこで落とすかw
これはもう、これからの定番オチになりそうな勢いですね。
つーか、あの時、しっかり見ていたのかよ!
読者の気持ちとシンクロとか書いてた俺がまるでバカみたいじゃねーかw
誰もが感じたことでしょうけど、やっぱりあの、「モテないし雪の日の学校」をどこか意識した構成になっていたと思います。
ただ、やっぱり何か違うんですね。
何かとは何かと言われると、うまく説明できないんですけど、「何か」違うんです。
強いてあげるなら
「雪」はしんしんと積もるけど、「雨」はしとしとと溜まっていくということでしょうか。
そう、何かわからないものが静かに溜まっていくような感触を受けたんですよ。
それはひとつのことではなく、いろんなことが複合的に重なっているような気がします。
だから、単純に今回を「加藤さん回」とも思えないんですよね。
進学の問題や、うっちー宮崎さんの問題。いろんなことが混然となってどろりと蓄積しているような感じ。
私には加藤さんの表情の本当の意味はわかりませんでしたけど、それも一緒に沈んでいるような気がします。
あと、けっきょく最後まで雨はやみませんでしたよね。
それがすごく気になってしょうがないんです。
もしかして、雨がやむまでこの話は続いていくんじゃないでしょうか。
「モテないし雨がやむまで」というなら、どうしてもそう考えてしまうんです。
雨はいつやむのか。
そして、やんだとき、それまで見えていた景色はどう変わるのか。
いよいよわたモテにも、佳境が近づいているのかもしれません。
……………………………………………………………………………………
さて、次回は今年最後のわたモテですね。
去年は遠足編が続いていたこともあって、いつもの「クリスマス特別編」はありませんでしたけど、今年はどうでしょうか。
12月20日更新ということですから、ひょっとしたら期待できるかもしれませんね。(去年は12月28日更新ということもあって、クリスマスは見送られた感があります)
加藤さんがもこっちにもらった“牛”がなぜ3つだったのかは、13巻を読めばわかります!
「雪の日の学校」は11巻で!
今回は比較的静かな雰囲気の回でしたね。
ここ最近、賑やかな感じの話が続いていたのでバランスを取ったのかもしれません。
…いや、よくよく考えてみると、3年生編に入ってからずっと慌ただしかった印象がありますね。
そもそも始業式からしてとんでもない熱量でしたし、そのあとはすぐにあの「遠足編」が続きました。
遠足から帰ってきたかと思いきや、学食で騒動があったり、GWは大学見学に行ったり、きーちゃんが遊びに来たりと、休むヒマもないくらいに濃厚な日々ばかりが思い出されます。
むしろ今回のような落ち着いた雰囲気の話は、3年生になってからは初めてかも。
まぁしいて言うなら、ゆりちゃんと二人で大学見学に行った回くらいでしょうか。
でも、今回はあの時のような「心地よさ」は希薄な気がするんですよね。
安らぎどころか、なんとなく不穏な匂いすら感じてしまうんですよ。静かではありますけど、音もたてずに何かが進行しているかのような「静けさ」。
それは一体何なのかは、まだよくわかりません。
いつものようにひとつひとつ見ていきながら、考えていくしかないようです。
というわけで、さっそくまいりましょう!

授業が終わっての、まず第一声が「ふー……」というのもすごいですねwやれやれ感がにじみ出ていますw
でも、なんだかすごくもこっちらしいなと感じます。
カバンの持ち方がまた猫っぽくってかわいいw
今回はこの初っ端の姿が個人的ベストもこっちですね。
名もないモブ二人衆がまたいい仕事をしています。
うん、実に自然な状況説明だw

ここの状況描写もうまいですね。
雨を見上げるネモを通して、さりげなく「席替え」後の世界を読み手に見せているわけです。
そういえば、新たな席は

こうでしたが、どうやらネモは窓際のようですね。彼女はいつももこっちの右隣にいるイメージがあったんで、なんかちょっと新鮮かも。
この位置関係からすると、かつてのもこっちの場所にネモがいて、ネモのところにゆりちゃんという感じでしょうか。

こちらも「席替え」後の新たな位置関係。加藤さんともこっちが“横並び”という点がポイントでしょうか。
もこっちの「……」を察してか、絶妙なタイミングでの「傘」発言ですね。
毎度のことながら、もこっちの「あっ」がリアルw
それにしてもこの加藤さん、いつもと雰囲気違うなと感じたのですが、黒のベストを着ているんですね。なんかこれだけですごく大人っぽく見えます。
同じ黒を着こなしているまこっちには全然そんなこと感じないんですけどねwうーん、不思議だw

頬杖がこれほど似合う女性がいるでしょうか。
なんだかここだけ見ると、隠れ家的な高級バーのカウンターで突然話しかけられた謎の美女、といった妄想をしてしまいそうw「それ、私にもくださる?」みたいなw
彼女が言うと「通り雨」という言葉もなんだかなまめかしい響きがありますが、それでも“勉強”とかで時間をつぶすという発想はやっぱり受験生なんだなあとも思わせますね。

当たり前のように、ゆりちゃんがそばでスタンバってる姿にニヤニヤしてしまいますw終業のベルから速攻で来たんでしょうかw
これもある意味、「席替え」後ならばの光景かもしれませんね。
それにしても、ゆりちゃんはこのベストをよく着ていますよね。2年の頃は着てなかったと思うんですけど、3年生になってからはずっとこの姿のような気がします。
まあ、2年時は秋以前に彼女の姿は見当たらなかったわけですし、これが春先の彼女のスタイルということなのかもしれませんが、加藤さんが衣替え?しているだけにかえって気になりますね。

というわけで、今回は「モテないし雨がやむまで」。
わたモテって、けっこう「雨」や「雪」の話がありますよね。
まず頭に浮かぶのは、喪98「モテないし冬の雨」とか喪109「モテないし雪の日の学校」でしょうけど、そういった叙情的な回以外でもけっこう昔から描かれてきました。
たとえば、喪5「モテないし宿る」(単行本1巻所収)とか、喪23「モテないし悪天候」(単行本3巻所収)など、どれも初期を代表する名作ですね。
わたモテにおける「雨」とは、単なる舞台設定以上の意味を持っているのかもしれません。
それにしても、今回の表紙は不思議な印象を与えてくれます。
何がそう感じさせるのかといえば、いつものような“単独表紙”ではなくって、話の導入シーンをそのまま表紙にしたものだからなんですね。
要するに、ストーリーの流れの一瞬を切り取った「写真」なんです。
こういった手法は意外とないんですよね。思い出してみても、喪102「モテないしいつかの冬休み」くらいでしょうか。
偶然なのか、どちらも階段を下りるシチュエーションというのが面白いですね。
先ほどの「え?」はどこへやら、加藤さんと談笑しているもこっちですが、こうして見ると、なんだかひとりだけ下級生が混じっているようですw
相変わらずつまらなそうな顔でついていくゆりちゃんもいいですが、その後ろで見切れている真子がまた妙におかしいwそこはちゃんと描いてやれよw
でも、いかにも高校三年生の放課後のワンシーンという感じがして、見ていて飽きませんね。それぞれのキャラの表情やしぐさだけでもずっと見てられそうです。(ポケットにずっと手を突っ込んでいるゆりちゃんとか、握りこぶしのままのもこっちとかw)
というわけで、今回はここを、個人的ベストシーンにしたいと思います!表紙がベストシーンというのもけっこう久しぶりかな?

おお、自習室。いかにも進学校らしい。
私の母校ではそんなこじゃれた(?)場所なんかありませんでしたよ。
放課後自習をするなら、図書室がデフォな高校生活でしたね。
一見すると、各席が仕切られていたりして、なんだか視聴覚室のような感じも。
今は、こんな感じなんですね。なんだかいいとこの学校だなあとしみじみ思いますよ。
そういえば、高校生になって3年目のもこっちも、授業以外で使うのは初めてだとか。
彼女にとっては私同様、新鮮な光景に見えたかもしれません。

ああこの辺は、図書室で自習していた私の学生時代に近い雰囲気があるかも。ちょっと安心w
それにしても、大盛況ですね。本当に進学校なんだなと改めて感じます。
いくら中間試験が近いからって、全部うまってるというのはけっこうすごいことですよ。
各モブたち(笑)も、なんだか真面目そうな生徒ばかりですよね。
「うん」という返しに真子のアイコンがあるのが妙に印象的です。
そういえば、加藤さんと真子の直接的なやり取りって、これが初めてかも。

別々と言いながらも、当然のように加藤さんともこっちが隣同士になっています。これを別々というのだろうか…

もこっちの真後ろがゆりちゃんなんですね。
さっそくイヤホンをつけるところは彼女らしいですが、勉強する姿勢としてはわかりますね。
人にもよるでしょうが、周りを遮断して集中するのには、いい方法だと思います。
自分にとっての心地よい音楽を聞くことで、かえってはかどるということもあるでしょう。

音楽どころじゃなかったWWWWWW
って、お経はまだしも、「砂嵐」ってwwwww
そんな音源、どこで手に入れるんだよwww
まあ、音楽よりも環境音を聴く勉強方法もあるでしょうけど、それにしたってなあw(そもそも砂嵐は環境音なのか?)
というわけで、ここが今回一番笑ったシーンになります。
前回もそうですけど、ここ最近、もこっちのゆりちゃんいじりネタがツボなんですよねえ。
なんかようやく、ギャグマンガの中でのゆりちゃんが確立したような気がしてすごく好きなんです。しかもGW前に比べて、はるかに「笑える」ネタになってきたのが何よりうれしいですね。

…ごめん、ちょっと何言ってるかわからないw
思わずサンドイッチマン富澤さんが乗り移ってしまいましたが、本当にどういう理屈なのかまったくわかりませんよw
いや、ヘッドホンとイヤホンの聞こえ方の違いが知りたいとかなら、まだわかるんですよ。
でも、メーカーが一緒って、何?お揃いだねー的なこと?
だからそれがなんで交換しようという話に繋がるのか、まったく意味がわかりませんw

もこっちも、ちょっと戸惑っているようですよね。彼女の意図を計りかねているのでしょうか。
…と、思いきや、
「私の穴に挿(い)れていいのか」
とかほざいていたw
なんで、わざわざ「穴」とか言うんだよ!ていうか、「いれる」はそっちの字じゃないだろw官能小説かよw
どうやら、単にエロ妄想をしていただけのようですw
ただ、人のイヤホンとかを使うのは、やっぱり普通は抵抗ありますよね。
「耳そうじしてくればよかった」とも言ってましたが、そういうこと以前の問題のような気がします。いくら洗ったからといって、同じ歯ブラシを使えるかという話ですよ。
そういえば、あの雪の日、ゆりちゃんと真子が同じイヤホンをシェアしていましたね。
もしかして、仲が良い友達ならあり得ることなのかなあ。

「ヌプッ」とかいうなwwwそれこそ、エロ漫画くらいでしか見ない擬音だぞw(あと、これも前回の「ヴ●ギナ」同様、「行け!稲中卓球部」を思い出してしまった…井沢の「ヌプ」ていうやつw)

WWW穴姉妹ってなんだよw
発想というか、言語感覚が完全にエロ親父そのものじゃねーかw(ていうか今時、「穴兄弟」なんて普通知らないぞ…)
まあ、いつもの「へへへ」が出るあたり、これは本気で興奮しているわけではもちろんなくって、自分の中だけで盛り上がるエロネタなんでしょうね。
そんなもこっちを、すべてはお見通しとばかりに、横目で意味ありげに笑みを浮かべている加藤さんがちょっと怖い…

なんだかこの加藤さん、オペレーターのお姉さんぽいw企業イベントとかで実演とかしてそうですよねw
口元に手を当てるしぐさがまたよく似合うんだ…
それはそうと、もこっちのビビりようw「ぎくぅ」ってw
でも実際、「ゲス思考」を読まれたのかもしれませんね。
さきほどのあの何か含んだような表情を見ると、そんな気もしてきます。
で、もこっちが聴いていたのは「声優のラップ」とのことですが……

あかん、まったく頭に入ってこないwwww
本当になんのことやねんw
でもどうやら、この「ヒプノシスマイク」ってのをざっと聴いてみる限り、
要は「フリースタイルダンジョン」の声優版って感じのようですね。
なんか、けっこう本気でラップバトルにはまっているようですw
呂●カルマ R●定がんばれーのように、ヒプマイでも推しメンとかいるのかな?

ヒップホップ的なのをwwwwwまあ、嘘ではないけれどもwww
もし加藤さんが、「へえちょっと私にも聴かせて」とか言ってきたらどうするんでしょうw
でも、加藤さんにとっても意外な答えだったようですね。
それでいて、なんだか楽しそうです。
きっと、黒木さんの意外な一面が知れたことがうれしかったのでしょう。
たぶん彼女にとっては、どんなジャンルだろうと「意外」だったのではないでしょうか。
そして、それが何であれ、黒木さんらしいと理解するんだろうなという気がします。

誰がうまいことを言えとw
でもまあ、もこっちにしてはしょうもないネタですけど、加藤さんにはそれなりに受けたようです。
こういう自虐ネタは、彼女にとってもかわいらしく思えるのかもしれませんね。

うわ、普通。というか、自習室ならむしろそれが当たり前かも。
でも、このビジュアルだと、むしろ教える側のように見えますね。
リスニング講師のようw

この加藤さんの表情に少し影があるように見えたのは私だけでしょうか。
「あなたもやっぱりそう見るの?」とでも言いたそうな目をしています。
もちろん、咎めるつもりは全然ないんでしょうけどね。
むしろこの笑みには、若干の自虐的なニュアンスも感じられるような気がします。

WWWおいw
ていうか、2年の時そんなことを考えていたのかよw
まあ、1年時はキャバ嬢に憧れていた時もありましたし(単行本4巻所収;喪28「モテないし夜の世界に行く」参照)、むしろそう見えたからこそ、憧れていた面もあったのかも。
今は完全に「ママ」としてメロメロになっていますけどねw

ここはちょっと、意味深ですね。
「…私もね」からのこの台詞ですから。
“今は”結構真面目なことも知っている黒木さんのように、
私も“今は”真面目で大人しい子じゃないことを知ってる。
なんだかここまでの会話の流れが、すべて彼女の計算ずくだったような気すらしてきますね。
(でも、前回の「ヴ●ギナ」のことからすると、今さらという気もしないでもないw)

加藤さんも言っていましたが、少ししゃべり過ぎたようです。
自習室なんですから、こういう反応があるのも当然でしょう。
……でも、なぜか

これを思い出さずにはいられないw

というわけで、舌打ちの源は彼女w
静かにしろ、というようなことじゃ全然ありませんでしたねw
「キリキリ」はこの時のことをちょっと思い出したw
これは歯ぎしりの音なのか?
でもまあ、これ自体はなんてことない、いつもの軽いうっちーネタでしたけど、
隣にいる人だけはやっぱりどうしても気になりますよね。
そう、あの宮崎さんではないんです。
もちろん、前髪ぱっつん(彼女の名前もそろそろ欲しいですね…)もいつもうっちーと一緒にいる仲良しメンバーですし、何の不思議もないんですけど、前回が前回だっただけに、いろいろ勘ぐってしまう部分があるのは否めないでしょう。
ここは別に宮崎さんだとしてもまったくおかしくない場面です。
あえて彼女を見せなかったことに、何らかの作為を感じてしまいますね。

降りしきる雨。
静寂が支配する空間。
なんだか、あの雪の日を彷彿させる雰囲気がありますね。
そんな中、トントンと、もこっちの背中をつつく音。
実際にはほとんど音はしないはずですが、それはザアァと言う雨の音さえかき消すかのような響きにも感じられます。

この辺のやり取りは、かつてのゆりもこにはなかった空気感があるような気がします。
背中合わせだからこそ、互いに通じるものというか…
ゆりちゃんの目線も、いつもの眠そうな感じとは何か違いますよね。
後どうでもいいけど、もこっちがイヤホン外すしぐさが結構好きw
リアルというか、割と勉強に集中していたのねと言いたくなる感じw

後ろ姿だけで、どのキャラなのかみんなわかるというのは、地味にすごいことですよね。
スカートの長さやお尻の大きさ(おい!)だけではなくって、脚のバランスや両腕の置き方ひとつで、誰が誰だかすべて把握できるんです。
そしてそれは、単に技巧を見せびらかしているんじゃなくって、4人の立ち位置や関係性までを象徴しているんですよね。
最初は、これを個人的ベストシーンにしようかと思ったくらい、感心させられたシーンです。(変なフェチだと思われそうなのでやめにしましたがw)

このショットもなかなか面白いですね。
加藤さんのクロス具合とか、真子の直立不動ぶりとかw
各自の表情も実に興味深いです。
なかなか止みそうもない雨のことを、まるで誰かに言い訳するかのように予報をチェックする真子。
そんな真子を何の気なしに見つめるゆりちゃん。
真っ正面を見ながら、ひとり飲み続けるもこっちw
そして、まるでこの雨が止まないことを見透かしているかのように上を見上げる加藤さん。
本当にこれは「通り雨」なんだろうか。
そもそも真子が見ている“予報”は、本当にこの雨のことを指しているのか。
そんな疑問すら、むくむくと頭をもだげるくらいに心に残った場面ですね。
本当はこれを個人的ベストシーンに……って、さすがにもういいかw

この加藤さんの「提言」も、あらかじめ用意されていたかのような穿った見方をしてしまいます。まるで、一時間はこのまま止まないことを知っているかのような…
もこっちとゆりちゃんを挟んで、真子とだけ会話をしているようにも見えてしまいますね。(まあ、さすがにそれは考えすぎでしょうが)

加藤さんが「田中さん」というのもなんだか新鮮に感じますね。
「モテないしつながっていく」じゃないですけど、それまであまり接点がなかった二人がこうして自然に会話しているシーンを見ると、なんだかうれしくなってしまいます。小さな世界がまた生まれたというか。
そしてやっぱり、「進学問題」にリンクしていきますね。中間試験というきっかけはあったものの、本当はもっと先のことを見すえての今回の「自習室」だったのでしょう。
単純に「加藤さん回」というより、そっちのほうが本題だったような気もします。
今後は、さらに受験モードに話はシフトしていくのかもしれません。
それにしても、まこっちはやっぱり、「千葉西」が第一志望なんですね。
まあ既に2年の時に見学しに行っているくらいなのですから、一応とは言いつつもけっこう本気で目指しているのかも。

だから「ガチ●ズさん」言うなw(しかし、ついにweb公開時でも伏字になりましたね…)
ゆりちゃんが「やっぱりそうなんだ…」と思っているのがちょっと気になりますね。
本人からはっきりとは聞いていなかったのでしょうか?

加藤さんから、この前の「受けない」発言のことを尋ねられたゆりちゃん。
言われるまで、考えたこともなかったような様子でしたが、ここでもこっちに目線を送るんですね。
まあ、何で選ぼうが間違いではないとは思いますが、ここはなんだか自分の将来を「駆け引き」の道具に使っているような気がして、どうなのかなあという気がしないでもありませんでした。

うーん、別に大学が別々になっても関係がそこで途切れるということでもないでしょうけど、真子の「千葉西」発言の後でこれだと、なんだか友達を取捨選択しているかの印象を与えてしまいますね。「やっぱり受ける」が、すっごく子どもっぽく聞こえます。
演出かどうかはわかりませんが、真子の姿をここで見せないというのも、なんだか意味ありげにも感じてしまいますね。

あ、当のまこっちはそれほど気にしていないのかもw
まあ、それはともかく、ついにあのそばかすっ娘の名前が判明!なるほど、「夏帆」ですか。どこかの女優さんを思わせますが、割とイメージ通りの名前かも。
真子、なんかすごくうれしそうですよね。もしかして、おなじソバカスっ子同士、何かシンパシー的なものがあるんだろうかw
しかしやっぱり、前回のあの表紙は、意味あってのことだったんですね。
こうなってくると、あの表紙自体、今後のわたモテ掘り下げ予告リスト的な性格のものだったのかもしれません。
そうだとすると、次は清田鈴木あたりか?左から順に進めていくとなると、本格的な南さん回は一番最後になるのかも?w
また、なにげに「田中さんと志望校一緒」という貴重な(?)情報がさらっと出てきていますね。
真子は彼女のことをよく知っているようですが、隣の二人は相変わらず…w
まあ2年で同じクラスとはいっても、下の名前まではピンとこないのかもしれませんね。
てか、もこっち、なんでアルファベット四文字に変換するw芸名だと勘違いしていないかw
どうやら近いうちに夏帆を加えての勉強会がありそうですけど、いつも加藤さんとセットで描かれていた彼女がどんなキャラを見せてくれるか、また楽しみが増えましたね。

そういや、雨の日の運動部はこうして学校内で練習していたものでした。
今はどうかわかりませんが、部員を背負っての階段上り下りとか、普段の日よりもかえってきつくって朝から憂鬱だった覚えがありますよ。(実は私も高校時代は一時運動部系にいたんです)
もこっちは帰宅部なので、こういった光景も初めてなんですね。
あの雪の時ほどではありませんが、これもまた“いつもとは違う世界”なのでしょう。

うわwこれ、サッカー部だったんですね。(そういえば、先頭走ってた彼は智貴の中学時代からの友人のような…)
智貴の向こうの彼はいつも一緒にいる一番(?)の親友ですね。
きーちゃんと応援したときもいましたし、そもそも、ワクドナルドでもこっちをある意味レアな「超ブス」呼ばわりしたのもこいつでしたっけ…(単行本1巻所収;喪4「モテないし寄り道」参照)
智貴の視線が姉に向かっているのに対して、彼はもっとその先に目が行っているようです。この辺の細かな描写はさすがですね。

WWWWWやべえ、ニヤニヤが止まらないwww
「…」に、彼の一瞬の戸惑いが見て取れますね。
きっと、そのチビしか目に入らなかったので、友人が何言ってるのかわからなかったのでしょうw
ていうか、「ただのチビだろ」って姉をディスってるようで美人うんぬんは否定しないんですねw
そういえば、そのチビが自分の姉だということは、いまだに隠しているんでしたっけ。
そうなると、余計に恥ずかしいですね。
お前、あんなのにしか目が行かないのかよ、いい趣味してんなwと思われかねないw
いやあ、それにしてもこれは恥ずかしい!
「そっちじゃなくて」と言われた後の反応が知りたいw
これは単行本のおまけマンガに期待するしかないですね!
ある意味、ここが今回一番笑ったところかもなあ。笑うの意味がちょっと違いますけどw

智子の弟というと、一瞬誰の事かと思ってしまいますw
なんで知ってんの?という問いに対して、
「前に一回 クラスに来て話した」と答えていましたけど、
あの時、もこっちが戻ってきてから弟が来たよと伝えなかったんでしょうか。
ていうか、学食のときにネモに張り合う形で
「黒木さんの弟とも話した」と言ってましたよね?
あれらのことは、もこっちにはまったく頭に入っていなかったのか…
なぜ小宮山さんが荒ぶったのかも、まったくわかっていなかったようです。
いずれにしても、徐々に黒木姉弟のことが周知のことになりつつあるようですね。

休憩している間に4人席が空いたんですね。
それでも、ゆりまこ、かともこの並びは変わらないようです。

頬杖が似合うのは、加藤さんだけではないようです。
ちょっとお酒に酔ったかのようなうつろなもこっちも、これはこれでなかなか魅惑的かもw
でも、雨の音って、妙に睡眠を誘いますよね。規則的な単純音って、ある種の催眠効果があるんじゃないかと思います。

は?
ちょっと、このお姉さん、一体何を言っているんでしょうw
同じ“トントン”でも、さきほどのゆりちゃんの響きとはえらい違いですよ。
てっきり、冗談かと思ったのですが……

うーん……、わかるようなわからないような。
もこっちの弟のことを知ったとたんに、急にこんなことを言いだすというのは、ちょっとどこまで本当なのかなという気がしてしまいます。
もしかしたらこれは、下の兄弟がいるいないというより、お兄さんのことが何か影響しているのかも?
もこっちが甘えたがりというのは首肯せざるを得ませんね。あれだけ親や弟に甘えまくっているわけですしw
加藤さんが考えているような、長女だからしっかりすることばかり求められて…的なこととはちょっと違うけどw

ここで、あの遠足のプレゼントが伏線になってくるとは……
ていうか、“恩返し”というのも変な話ですけどねw単なるプレゼントの「お返し」ならまだしも。
ただ、この言い方は単に加藤さんの浮世離れを意図したものではないのかもしれません。
何か、本当にもこっちに対して「恩」を感じていて、その意識が思わずこういう言葉に出てしまった可能性があるような気もします。
あと2回分ということは、今回以外にもう一回あるということですよね。
それはそうと、ゆりちゃんにはこの会話は聞こえていないんだろうか……
うーん、彼女が何を聴いているのかも含めて気になりますw

おいおい、マジかよ!本当に冗談じゃなかったんかw
いや、これは正直、なんじゃこいつらと思いましたよ。
こんなん、学校の自習室のシチュエーションじゃないw
遠足の帰りの電車も異常と言えば異常でしたけど、あれは計らずとも寝てしまったわけですからね。ある意味、不可抗力的な部分はあったともいえますから。
つーか、周りも気づけや!
勉強していて、ふとこんな女子高生二人を見たら、それこそふざけてんのか!と怒鳴りたくもなりますよ。

当たり前だw
こんな状態で寝られるやつがいてたまるかw
てか、ギンギンてw

母子w
なんか、かえって健全な関係に戻った気もするw
でもたしかにこうして見ると、子どもの耳掃除をしてあげているお母さんに見えなくもないですねw

5月も終わり。
そういえば、一気に時間が進みましたね。
まあ進んだといっても、GW明けからせいぜい2~3週間といったところですが、これまで一年以上をかけて4月から5月初めまでを描いてきただけに、なんだか急にタイムスリップしたかのような錯覚さえ感じます。
それは、もこっちも同じ思いなのかもしれませんね。
止みそうもない雨の音を聞きながら、そんな時の無情さを感じてしまったのでしょう。
今までも何度か、彼女がこんな風に時を惜しむ場面は出てきましたが、読者の気持ちとここまでシンクロしたのは初めてのような気がします。
もう少し5月あってもよかったな。
それは、わたモテを読んでいる私たちの思いでもあったのですから。

加藤さんのこの表情は、あの雪の日の

この表情を思い出させます。
でも、受ける印象は全然違いますよね。
あの時の加藤さんは、雪の魔法が見せてくれた世界と一体化していました。
もこっち視点で影が落ちているように、あの憂いさは教室の背景と同化していたんです。それは、むしろ心地よいものだったでしょう。
今回の加藤さんはもこっち視点ではありません。あくまで彼女ひとりに焦点を当てた形になっています。だからこそ、よけいに彼女の謎めいた表情に目が離せなくなるのです。

いやいや、うっちー気づけよw
てか、加藤さんの隣をまず確認するだろうに。さっきまで一緒にいたのを見ているんだから。
…と、軽くうっちーいじりをこなしておいて。
どうやら、このシーンはいろんな解釈があるようですね。
うっちーの魔の手(w)から、もこっちをかばっているんだとか、
親しみの証としてセクハラしてくれないもこっちに、一抹の寂しさを感じているのだとか、
はたまた、単に雨の放課後のアンニュイな雰囲気にのまれてうつらうつらしているだけとか(笑)、
実に様々な見方がありました。
でも、私はどれもしっくりこないんです。
うっちーに関しては、加藤さんがうっちーに対してそこまで対抗心を燃やしているとは思えませんし、そもそもこの表情からはそういう激しい感情があるように見えません。逆に何やってるんだろうわたし…的なニュアンスさえ感じますしw
セクハラうんぬんも、このシリアスな雰囲気と比べてどうもちぐはぐな印象はぬぐえませんね。ていうか、それだと、加藤さんのキャラがおかしなことになりかねませんし。
でも、こんな場所でいきなり「ねる?」とやるところを見ると、これが一番ありうるかもなあ…
私としてはもこっちと同じく、過ぎゆく時の流れに思いを馳せているんだと思いたいですね。きっと、もこっちの気持ちが膝を通して、彼女に伝わったのでしょうw

結局雨はやまなかった。
そういう真子と加藤さんだけが笑顔なのが、すごく印象に残りました。
まあそれは置いといて、この4人の下校風景というのも珍しいですね。
吉田さんの代わりに加藤さんといった感じですか。
ていうか、職員室で傘を借りたはずなんですけど、なんでもこっちは持っていないんだろう?そもそも彼女が傘持ってきていないことから始まったんじゃないのかw
うーん、三本しか残っていなかったのか、それとも、もこっち以外は実は持っていたのか…(でもそうなると、休憩中の加藤さんの言葉がおかしなことになるし)

時間の無駄はないわぁ…
まあこのくらいなら、ゆりちゃんらしいなで笑ってしまえる範疇ですけど、ギャグにはならないですね。
加藤さんへのあてつけだとか、はたまた、コミュ症特有の共感力の欠如だのという声も聞きましたが、個人的にはそこまで意味ある発言とも思えませんでした。
ここは、真子の「ゆり!!」を見せたいがための場面だったのではないかとw
あとは、加藤さんの受け流し具合でしょうか。
全然気にしていないというか、むしろ楽しそうですよね。ゆりちゃんみたいなタイプは逆に好感度が高いのかも?

なるほど。彼女もまた知らない世界を知ることができて、うれしかったのかもしれません。単にもこっちと「母子」したかっただけではなくw
志望校や黒木さんの弟を知ったというのも、今後何かにつながっていくことを思わせる台詞ですね。

あの日とはまた違う世界を、もこっちは知ったのですね。
それでも、どこか彼女は寂しそうです。
それも当たり前なのかもしれません。
新たな世界を知るということは、今までの世界が遠くなるということでもあるのですから。
いまだ降り注ぐ雨の向こうに、彼女は何を見ているのでしょう。

WWWやっぱり、ゆりもこで落とすかw
これはもう、これからの定番オチになりそうな勢いですね。
つーか、あの時、しっかり見ていたのかよ!
読者の気持ちとシンクロとか書いてた俺がまるでバカみたいじゃねーかw
誰もが感じたことでしょうけど、やっぱりあの、「モテないし雪の日の学校」をどこか意識した構成になっていたと思います。
ただ、やっぱり何か違うんですね。
何かとは何かと言われると、うまく説明できないんですけど、「何か」違うんです。
強いてあげるなら
「雪」はしんしんと積もるけど、「雨」はしとしとと溜まっていくということでしょうか。
そう、何かわからないものが静かに溜まっていくような感触を受けたんですよ。
それはひとつのことではなく、いろんなことが複合的に重なっているような気がします。
だから、単純に今回を「加藤さん回」とも思えないんですよね。
進学の問題や、うっちー宮崎さんの問題。いろんなことが混然となってどろりと蓄積しているような感じ。
私には加藤さんの表情の本当の意味はわかりませんでしたけど、それも一緒に沈んでいるような気がします。
あと、けっきょく最後まで雨はやみませんでしたよね。
それがすごく気になってしょうがないんです。
もしかして、雨がやむまでこの話は続いていくんじゃないでしょうか。
「モテないし雨がやむまで」というなら、どうしてもそう考えてしまうんです。
雨はいつやむのか。
そして、やんだとき、それまで見えていた景色はどう変わるのか。
いよいよわたモテにも、佳境が近づいているのかもしれません。
……………………………………………………………………………………
さて、次回は今年最後のわたモテですね。
去年は遠足編が続いていたこともあって、いつもの「クリスマス特別編」はありませんでしたけど、今年はどうでしょうか。
12月20日更新ということですから、ひょっとしたら期待できるかもしれませんね。(去年は12月28日更新ということもあって、クリスマスは見送られた感があります)
加藤さんがもこっちにもらった“牛”がなぜ3つだったのかは、13巻を読めばわかります!
「雪の日の学校」は11巻で!
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