私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪143~前回の焼き直しではなかった、妙に胸がざわつくゆうこみ回~
10月4日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪143に更新されました。
喪137から始まった「GW編」ですが、思いのほか長期シリーズになりましたね。
いまや修学旅行編や遠足編と合わせて、「三大わたモテ長編」と呼べるかもしれません。
まあ、そこまで大げさに言わないにしても、このGW編が次のコミックス14巻の大きな“核”となるのはほぼ間違いないでしょう。
そんなGW編ではありますが、さすがにそろそろ、席替えの話が早く読みたいという声もちらほら聞こえてきそうな気配です。もしくは、「ゆりちゃんに会いたい」とかw
でも、まだGWは終わるわけにはいきません。
だって、そう、まだあの話が残っているじゃないですか。
それを描かないうちには、このGWは永遠に終わることはないのです。
そもそも、「あれ」の話からこのGW編は始まったといっても過言ではないのですから。
というわけ、さっそく見てまいりましょう!
この場面を見て、まず浮かんだ言葉が「やっぱり」でした。
といってもそれは、「予定調和」や「退屈」を意味するのではありません。
いうなれば、帰るべきところに帰ってきた、という感じでしょうか。「ホーム」に戻って来たという安心感に近いものがあったような気がします。
そもそも、GWの話は、
ここが出発点なんですよ。
ここから、ネモの「クロってGW何するの?」を受けて「受験」の話に移っていくわけですから。
今思うと、喪137「モテないしGWを迎える」の表紙に小宮山さんがいたのもなんだか意味深に感じますね。
それはそうと、「勉強会」はもこっちの家でやるんですね。友モテ3人組が集まるのはいつも「STAR TULY'S」だったりしていたので、ゆうちゃんが黒木家の玄関口でしっかり挨拶している姿が妙に新鮮に映ります。
ゆうちゃんは「ホームラン級のバカ」と称されますけど、決して非常識なバカではないんですよね。
それに引き換え、こみさんときたら……w
まあ、修学旅行時に比べたら、このくらいなんてことはないんですけど、どう見ても人の家に訪ねる格好ではないですよねw
喧嘩売ってるのかというレベルですよ。ゴス系にもいろいろあると思うんですけど、なぜわざわざそれをチョイスしたのかw
おお、これは喪29「モテないしケーキ作る」(コミックス4巻所収)に出てきたお店のことですよね。懐かしい!
手土産をちゃんと用意しているゆうちゃんの「大人っぷり」には、なんだか感慨を覚えてしまいますが、その反面、もこっちの無感動さには少し戸惑いすら感じます。
まあ、もこっちもそれを当たり前ととらえるくらい、大人になったということなのかもしれませんが、やっぱり一抹の寂しさはありますね。ケーキ店に一人で入るのを躊躇していたあの頃だったら、こんなしっかりしたゆうちゃんにも薄暗い感情を抱いたりもしたんじゃないでしょうか。
WWWこの空気感がすごく好きw
無視するでもなく嫌みをいうわけでもなく、ただ視線を送るというところに、この二人にしかない関係性が隠れているような気がします。
この後「何も持ってきていない」というこみさんに、もこっちは「期待していなかった」「逆に持って来られたら迷惑」といった憎まれ口を叩くのですが、この“ちら”からすると、どうも裏返しの言葉のように思えてなりませんw

WWWこの物言いも、こみもこならばという感じがしますね。
要は「気遣い」や「お返し」なんて考える関係でいたくないということなんでしょう。
しかし、もこっちは「表情」を作るのがうまいなあw
きーちゃん回にはなかったので、3話ぶりの“表紙”になりますね。
こういう俯瞰視点もなかなか新鮮に感じます。ちょっと盗み見しているような背徳感がありますよねw
というわけで、今回は「モテないし3人で勉強する」。
“3人”の他に、(´口`)ぬいぐるみがしっかり鎮座しているところに、思わず頬が緩んでしまいます。
一辺空くのが寂しいからなのでしょうか、ちょっとかわいいですよねw
もこっちの対面に配置してあるのも含めて、なんだかほんわかする一コマです。
なんか覇気がないスタートですよね。
そんなに勉強したくないのかとw
ここに限らず、今回のもこっちは全体を通してどこかテンションが低かったような気がします。
もしかしたら、「大学見学」の三日間の疲れがまだ抜けていないのかもしれません。
ゆうちゃんの汗w
彼女だけが奏でる“カリカリ”がまたなんともシュールな雰囲気を醸し出していますw
そりゃ当然の疑問ですよねw
これじゃあ、3人集まった意味がないw
でも、彼女に聞くということは、そもそもこの「勉強会」はゆうちゃんの発案だったのかもしれませんね。
ああ、たまにこういう光景を目にしますね。さすがに男同士はあまり見ませんが、中には男女カップルもいたりします。あれは逆に勉強にならないんじゃないかと、いらぬ心配をしてしまいますがw
それはそうと、ゆうちゃんも意外と友達とうまく高校生活を満喫しているようですね。
ツインテールの子や黒髪の子は、一年の時の文化祭に一緒に来ていた子たちでしょうか。(コミックス3巻所収:喪21「モテないし文化祭に参加する」参照)
ゆうちゃん同様随分垢抜けたというか、ぶっちゃけ、「女」を感じさせますw
でもまあ、頭いい悪い関係なく「勉強会」ってこんなイメージですけどね。
そーなんだー
ゆうちゃんのこのセリフは、これを読んだ瞬間の私のつぶやきそのものですね。
友達とスカイプで勉強。
一瞬、え、と思ってしまいましたが、考えてみればむしろ合理的です。
今は仕事でもスカイプやweb会議で打ち合わせをしますし、そんな時代なら学生だって当然そういうやり方を選ぶこともあるでしょう。
ただ、それを小宮山さんの口から聞くとは思いもしませんでしたがw
小宮山さんの友達といえば、もうこの人しかいません。
ペンを走らせる姿が実に似合っていますね。この絵からすると、ふたりとも勉強ができるタイプのように見えます。
ただ、さりげなくシルバニアファミリーを飾っているところに、女の子らしい部分も感じますね。これは原画家さんの趣味なのかな?(コミックス6巻のあとがきマンガ参照)
一見地味ではありますが、彼女のこのファンシー好きなところは、意外と吉田さんとも気が合いそうな気がします。
WWWWWだから、マニアックなロッテネタはやめろってのw
(ちなみに、「ロッテ 中村」と検索すると、すぐに「ロッテ 中村奨吾 応援歌」と出てきますwなんか元ネタが「花の慶次」なんだそうで……相変わらず、なんjネタが好きだよなあw)
まあここは、「フフンー」とご機嫌な小宮山さんもさることながら、ちらっと上目遣いで無言のままの伊藤さんが最高ですねw
彼女のこの反応があるから笑えるといってもいいでしょう!
何ごともなかったかのように、勉学にいそしむ伊藤さんw
妙にネックの広い部屋着も含めて、どこかただ者ではない雰囲気が漂っています。
この絵柄もなんなんでしょう?リボン?
小宮山さんに対してもう引くことはないと思ってたけど……これはドン引きだ!!WWWWW
いや、眼球愛好というのは昔からよく猟奇ネタで使われますけど、「隈」ってwww
ていうか、あれは隈なのか?w
まあ千歩譲って、そういう性癖には目をつぶるにしても、なんでそれを勉強中に独り言としてつぶやくのかw変な妄想せずにちゃんと勉強しろw
なお余談ですけど、眼球嗜好はともかく、むやみに人の目玉は舐めてはいけないらしいですよ。失明する危険性もあるそうです。
WWWWWWWW
最近のスカイプはこんなエフェクト機能も加わっているのでしょうかwww
いやあ、同じようなネタでも、使い方次第でこんなにも新鮮なものになるという実にいい例ですよね。
天丼ギャグの最良の姿がここにあります。
WWW言っていることと、実際の落差がwww
リラックスとかそういう次元の問題じゃないだろw
さすがにもこっちも、まさかあああいう「恥ずかしい」とは思いもしていないようですwフツーに「へー」と感心しているしw
WWWWWゆうちゃんも雫ちゃんとは別次元での「天然畜生」なところがありますよねw(喪124「モテないし友達の関係」のやり取りを思い出させます)
まあそれでも、あのスカイプの件を踏まえると納得せざるを得ない自分がいますw
「しょおーごーフフンー」はまだしも、「眼球と隈を舐めたい」はドン引きどころか、人として距離を置きたくなる次元ですよ。むしろ「集中線」で済ませてくれるなんて、これ以上の寛大さはないんじゃないでしょうかw
いやいやw
そこはもう、受験うんぬん以前の問題だろw
ゆうちゃんの学校って、理系文系・国公立私立のクラス分けもないんでしょうかw
ていうか今までいったい、カリカリと何を勉強してきたんだよw汗飛ばしてw
入りたい大学とか、どこの学部で学びたいとか、何も考えてこなかったのでしょうか…
まあ、もこっちの「文系で理系は捨てるからほぼ暗記科目で教わることない」もどうかと思いますけどね。
英語の文法や歴史の年号を覚えておけばオッケーくらいの認識じゃ絶対落ちるぞ!
ゆうちゃんのレ○プ目wなんか久しぶりに見た気がするw
でもわかりますよね。今までやってきた勉強が全部無駄だったかもしれないのですからwそりゃあ、ショックでしょう。
もこっちの「じゃあやるかー」が、なんとも無情な響きに聞こえますw(ホント、今回のもこっちは妙に冷めているんだよなあ…)
再び、カリカリとペンを走らせる「勉強会」が始まりますが、ゆうちゃんは茫然自失のままw手だけが動いていて、頭はまったく動いていない状態なのかもw
そんな中、小宮山さんが何やら気にし始めたようですが……
どうやらロッテの試合が始まったようですが、さすがに途中経過をさっと確認しただけのようです。
まあ当然ですよね。いっても人様の家に呼ばれている身なわけですし、ましてや今はお互い勉強している最中なのですから。
もこっちも特に咎めることはせず、何ごともなかったかのようにしていますよね。
反社会的な服(笑)を着ていてもそこはさすが小宮山さん、基本的な礼節は心得ていて……
WWWW結局見るんかい!!!
これにはもこっちも、思わず「あ?」となってしまいますw
ああ、なるほど。満塁の絶好のチャンスだったわけですか。
「どうせ」とブツブツ言いながらも、心のどこかで期待をしてしまう。
打たないと知っているなら別に見なくてもいいのに。
まあ、気持ちはわかります。ファン心理というのはそういうものですよね。
それにしてももこっち、なんだかんだいっても小宮山さんのお願いをちゃんと聞いてくれたんですねw
ロッテの試合なんて、クソほど興味ないだろうにw
小宮山さんのいじらしい(?)ロッテ魂とともに、なんだか和むシーンでもあります。
なんか意味もなく泣きそうになるくらい、心を掴まれたシーンです。一瞬、ここを今回の個人的ベストシーンにしようかと思ったくらい。
ここもなんだか切ないですね。
谷川さん的にはロッテファンあるあるネタのつもりだったのかもしれませんが、私には笑うことはできませんでした。(ていうか、そもそもロッテファンじゃないからよくわからんしw)
ただ、この唐突とも言えるエピソードは、今後なんらかの意味を持ってきそうな気がするんですよね、なんとなくですけど。
「……いや わかってたけど…」
この、わかってはいたんだけどそれでも割り切れない気持ち。どうしても口にせざるを得ない思い。
これからも何度か出てきそうな気がしてなりません。
今回の最重要ポイントですね。
と、同時に、前々回のこのきーちゃんを思い出さずにはいられません。

GW前半の「大学見学」三部作とは、きーちゃんとゆうちゃんにこのカレンダーに気付かせるためにあったといっても過言ではないのではないでしょうか。

そうそう、ゆりちゃんとは一度顔を合わせているのですよね。(喪124「モテないし友達の関係」参照)
「田村さん」ですぐにそうとわかるゆうちゃんはさすがです。
それはそうと、もこっち!
挙げた大学名は2つだけかよw千葉西大学の立場は?w
まあ先ほども言っていた通り、「私立文系」に絞ったということなんでしょうけど、ちょっとゆりちゃんの立つ瀬がないですよね。ゆりちゃんにしても別に思い入れがあった大学ではありませんでしたけど、彼女の性格からして面白くはないんじゃないかなあ…
3時のティータイムでもこっちが席を外したタイミングで、ゆうちゃんが小宮山さんに探りを入れてきます。
もこっちに直接聞かない気遣いがゆうちゃんらしいですね。
「ネモさん」にほのかな違和感w
ところで(´口`)は、(´・ω・`)を座布団代わりにしていたんですねwお互いの表情がピッタリw
そういえば、学食で同じテーブルでしたっけね。
あの時は、むしろネモのほうが小宮山さんに興味を示していたのが印象的でした。
それにしても、「ネモ」というあだ名や「声優志望」のこともよく覚えていましたね。
あの場ではそんな話はなかったかと思うのですが、ひょっとして、始業式の日のあの「自己紹介」のことをいっているのでしょうか。
それはそうと、モノクロだとわかりづらいですけど、やっぱりネモの髪型って派手扱いなんですね。
でも、どう考えても、あなたの私服のほうが派手だと思いますけどw
加藤さんのことを「ギャルっぽい」と言っていましたが、もこっちが2年の終わり頃、彼女のことを「派手な女すごい!!」とと感じていたことを思い出しました。
特に話したこともないとそんな印象なんでしょうね。
小宮山さんもこれから彼女たちと関わりを持つ中で、少しずつ印象を変わっていけばいいなと思います。
少し戸惑いの色を隠せないゆうちゃんに対して、この小宮山さんのあまりに素直な受け止め方!
なんかもう、本当にいい子なんだなあと改めて感じますよ。
仲があれだけ悪い(笑)相手に対して、普通こんな穏やか表情で受け止められませんよね。
これがもこっちと小宮山さんの立場が逆だったらと考えてみてください。もこっちならまずこんな反応をしませんからね。
絶対「いい奴ならいい奴でむかつく」と思うはずですw
WWW前言撤回w
メスだのブタだの、口が悪すぎるわw
でも心なしか、ゆうちゃんの表情が少し寂しそうに見えますね。
それにしても、きーちゃんと高校に行った日からまだ二日しか経っていないんですね。
あの日は加藤さんの次の日なはずですから、5月1日ですか。
え、ということは、まだ3日!?
小宮山さんが感動しているケーキは、かつてもこっちがお店で注文したのと同じもののようですね。(コミックス4巻所収:喪29「モテないしケーキ作る」参照)
それはともかく、ここはある意味ショックを受けました。
もこっちがあまりに綺麗な仕草で食べていることに。
そう、あの「もちゃもちゃ」がないんですよ!
たぶん、谷川さんも意識して描いているのでしょう。
あの時と同じケーキを登場させているのも決して偶然ではないはずです。
些細なところですが、こういうところに何とも言えない寂寥感みたいなものを感じてしまうんですよね。
息抜きになんないだろ、それw
ていうか、そういうことは多少下卑た顔で言えよw
真顔でそういうことを言うのが怖いわwシャレになってないw
WWWホントそれw
久々の小宮山さんのツッコミが冴えますねw
ていうか、“出禁”てw そもそも、そんな家の行き来をするような仲じゃないだろうにw
こういう毒の中にも、二人の微妙な機微を感じてしまいます。
ところで、もこっちってゆうちゃんと一緒だと「こみさん」て呼ぶんですね。
今まであまり意識したことがなかったのですが、なんだか意外な気がしました。
いったいいつごろからそう呼んでいたんだろうとざっと調べてみたら、
その時々で違うというか、わりとまちまちだったんですよね。
例えば、コミックス6巻所収の喪54「モテないし変わらない」では、P84で「こみなんとかさん」と呼んでいるのに、P91の2コマ目では「こみさん」になっています。(まあ、最初のは皮肉半分だとは思いますが)
7巻所収の喪59「モテないし2年目の夏休みに入る」では、ゆうちゃんへのメールで「こみなんとかさん」になっていますが、同じく7巻所収の喪64「モテないし三人で夏休み」だと、なぜか「小宮山さん」と呼んでいるんですよね。(P98およびP99)
ところが、少し飛んでコミックス11巻の喪100「モテないし変わらない?」ではまた「こみなんとかさん」に戻っていたりもするんです。
で、コミックス13巻の喪124「モテないし友達の関係」では、再び「こみさん」に。
この時点で、ようやくこの呼び名に落ち着いた感があります。
この辺の「揺らぎ」は、まあ言ってしまえば、谷川ニコ自身の揺らぎでもあるんでしょう。
そもそも小宮山さん自体が、ネタ切れからの「テコ入れ」キャラに他ならなかったわけで、二人の距離感はずっとこんな風に作者の中でも揺れていたんだと思います。
でも、それとは別に、もこっち自身の「揺らぎ」のような気もするんですよね。
ひょっとしたら、これからも微妙に呼び方が変わってくるのかもしれません。
これまた、舐めた考えをw
この後も、eスポーツ選手ならなれるかなとか女ならオタ人気で稼げるかもとかほざいていましたけど、だいぶ落ち着いたようには見えても根本的なところはあまり変わっていないんだなとも、妙に安心してしまいましたねw
ラノベ作家になりたいというのも、基本は「武器商人」レベルと同じような気がしてきましたよ。
こみさんの「なれねーよ多分」というツッコミもよかったですね。「多分」と付け足すところに彼女の人の良さが伺えます。
この語りは少し唐突な印象も受けましたし、
この辺の「将来」に対する甘えみたいなものも、意外と今後の伏線になってくるのかもしれませんね。
カリカリという音だけが響く中、三者三様の取り組み方が面白いですね。
場所の提供者とはいえ、もこっちのだらしなさが目立ちますw
あと、こうして見ると、まるで(´口`)も一緒に勉強しているみたいw
そんな中、隣から「バタン」という音が……
さすが小宮山さん、こういうところは抜け目ないですねw
ていうか、もしかしたら、こういうことを期待しての今回の参加だったのかも?
まさに壁一枚を隔ててという感じで、小宮山さんの緊張がこちらにも伝わってくるようです。
WWWWWWWWWWW同じ家に族(トライブ)wwwwwww
「家族」って、そんな意味なのかよwww
いやあ、またまた小宮山さんの傑出したワードセンスが炸裂ですねwさすが、もこっちと並び立つライバルだけありますw
というわけで、ここが今回の一番笑ったシーンになります!
前回は「響」ネタが少し不発気味でしたけど、さすがに今回は巻き返してきましたね。
やっぱり、小宮山さん無双は揺るぎません!(といっても、今回の話自体、小宮山さんの孤軍奮闘といった感じだったのは否めませんが)
そんな理由!?w
でもまあ、
こんな姿を見せられたら、仕方ないのかもw
放っておいたら、その場でいっちゃいそうな気配すらしますしw(何が?)
なんだかんだいっても、すっかり日が暮れた時間になっていますが、まあそれはさておき、ここは「ん?」と思わずにはいられませんでしたね。
最初は暗い夜道を心配しての照れ隠しかとも思ったのですが、どうやらそんな感じでもなさそうです。
いったい、ゆうちゃんに見せたいものとは何なんでしょう?
○×公園。
いつものベンチ。
なんだか前回同様、あの夏を思い出したくなるような舞台ですね。
それは、あの中田商店と同じ高校一年生の夏。
終わりゆく夏に涙ぐみながら一緒に星を見た、あの猫(オス)がいつもいる場所でした。(コミックス2巻所収:喪18「モテないし夏が終わる」参照)
もこっちだけの思い出であるこの場所をゆうちゃんに教えたのは、単に「猫好き」だからというわけではないでしょう。
きっと、きーちゃんの時同様、言葉にならない思いがそこにはあるに違いありません。
猫を撫でながら、なぜか犬の話をし始めるもこっち。
一見、なんの脈絡もないようにも感じますが、でもなんとなく、わかるんですよね。もこっちがこの場所に来た理由が。
きっとこうして猫と戯れながら語らないと、照れくさくてとてもじゃないけど言えないようなことなんでしょう。
もこっちらしからぬこのしゃがみ方を見ていると、そんな気がしてくるんです。
うまく説明ができませんが、今回はここを個人的ベストもこっちに選びたいと思います。
なぜ今、その話をしたくなったw
でも、猫の鬱陶しそうな顔が何かを象徴しているような、不思議な感じの一コマでもありますよね。
それは前回、きーちゃんに「アイカツ」の話をした構図とどこか似ているのかもしれません。
WWWWWなんかこのゆうこみ漫才も定番になりそうですねw
悪意のない「天然畜生」ボケのゆうちゃんに対するこみさんのツッコミw
もこっちの「フリ」も含めて、本当にいいトライアングルだと思いますw
もこっちのこの穏やかな表情w 言っている内容と大きくかけ離れていますよね。
むしろ、しみじみ懐かしんでいるかのようですらあるじゃないですか。
ゆうちゃんの心配が逆に滑稽にも感じられます。(それにしても小宮山さんとの差がw)

ちょっと生おっぱい揉んだだけという言葉に、「!」と何か気づくゆうちゃんw
「ゆうちゃんと違ってセクハラに厳しい」という言い回しに何か感じるところがあったんでしょうね。
そして、ゆうちゃんのこの問いかけに、もこっちは「どうだろう……?」と返します。
もしかしたら、ゆうちゃんに話すことで、自分自身もそのことを確かめたかったのかもしれませんね。

ここまではある意味、前回のきーちゃん回をゆうちゃんで焼き直ししたような展開でもありましたが、ここからは小宮山さんとゆうちゃんの二人きり。
果たしてもこっちがいない中、彼女たちは何を思い、何を語るのでしょうか。
最近は話してくれるようになった。
ゆりちゃんとSTAR TULLY'Sで会った時は、まだ「もこっちってあまり高校の話しないから」と言っていましたから、「最近」というのはそれ以降のことなんでしょうね。
凄く楽しそうというゆうちゃんの言葉には、前回のきーちゃんの「みんな楽しそうだね」を重ねてしまいます。
ただ、それをもこっちに直接言わずに、小宮山さんにそっと打ち明けるのが前回のきーちゃん回とは違うところ。
ここに、今回の話の深い意味が隠されているような気がしてなりません。
そして、もこっちのほうではなく、小宮山さんと伊藤さんの勉強会に自分も入れてくれないかとお願いするゆうちゃん。
もこっちの「大学見学」の話で、ゆうちゃんが触発されるのは予想される流れではありましたが、なぜ、もこっちたちではなく、いとこみ組を選んだのでしょうか。
それはそうと、ゆうちゃんはなんで、もこっちと小宮山さんが一緒の大学に行くものだと思い込んでいるんでしょうかね?w
本当に二人ともいい子過ぎるくらいにいい子ですよね。
どちらも自分の事よりも相手の事を優先しすぎです。
小宮山さんもいろいろ複雑な思いがあると思うんですよ。
自分よりもはるかに友達も多い「あいつ」と一緒にやったほうが、という言葉に嘘はないでしょう。
でもそれは、彼女自身の寂しい気持ちを押し殺した上で響いてくる言葉のように聞こえます。
そして、ゆうちゃん。
「もこっちともすると思うけど」と言いながらも、本当は「もこっちの友達」に遠慮してしまう自分の姿が見えているはずです。
彼女だって、寂しくないわけがありません。でもそれ以上に、ゆりちゃんたちの気持ちのほうを考えてしまうのでしょう。
すごくいじらしいシーンではありますし、美しいとは思いますが、同時になんともはがゆい気持ちにもさせられました。
少しは自分のことも見てあげたらと、二人の後ろ姿にもどかしさを感じたシーンでもありましたね。
小宮山さんのこの「冗談」がすごく愛おしく思えたのは私だけでしょうか。
「天使」でも「変態」でも、ましてや「狂犬」なんかじゃない、一人の女の子としての彼女がそこには感じられました。
そうですよ。いくらいい子だって、このくらいの拗ねた気持ちがあってしかるべきじゃないですか。
そして、そういうちょっとしたモヤモヤした思いがあるからこそ、人にも優しくなれるんです。最初から聖人でいられるわけもないでしょう。
この「冗談」によって、それまでのどこかじめっとした空気が一気に吹き飛んだ気がします。夜空もなんだか急に煌め出したようです。
今回の個人的ベストシーンはこの二人に捧げたいですね。
というわけで、ゆうちゃんと伊藤さんがついにご対面。
ゆりちゃんと出会ったときに、「こみちゃんの友達にも会えたらいいな」と話していましたが、意外と早く実現しましたね。
ところで、この画面は小宮山さんが見ているんですよね?
先ほどの回想シーンに出てきたノートパソコンとはすこし型が違うようですが…
いずれにせよ、スカイプで自分の顔は見たくないなあw
ここは最後まで「今回の個人的ベストシーン」にしようか悩んだシーンでした。
最終的には「冗談」のほうに軍配があがりましたが、この小宮山さんの優しい笑顔にも得難いものがありますよね。本当にいい表情をしています。
そして、キャラクター名前判明シリーズはまだ続きます。
今回はついに伊藤さんのフルネームが!
その名も「伊藤光」。
なんか、元オリックスでそんな捕手がいるそうですが、それはともかく、ちょっと意外な印象を受けましたね。もっと女の子っぽい名前をイメージしていたので。
ゆうちゃんは相変わらず、初対面でも馴染むのが早いですね。さっそく「光ちゃん」ですよw
WWWWWWWWまたかよwwwなんで勉強するたびに変態性全開になるんだwww
てか、お兄ちゃんかよwwwwそれはシンプルなのか?w
いやあ、ツッコミどころ満載ですね。ていうか、いい加減、スカイプの向こうには人がいるということを学習しろw
しかし、考えようによってはかなり闇がふかいですね。「お兄ちゃん」て。
もはや、恋人とか結婚とかの次元をはるかに超えて、「家に族してる」ことが彼女の望みなのでしょうか。
その場合、姉でも妹でもなく、「お兄ちゃん」が一番“シンプル”な願望とは……
うーん、なんかいろいろこじらせた結果、極北の果てまでたどり着いてしまったようです。凡人には理解不能な領域だ…
WWWWW伊藤さんの集中線とゆうちゃんの汗は同じ扱いなのかwww
何ごともなかったかのように、ペンを走らせるこみさんが怖いw
きっと、彼女には、伊藤さんの集中線やゆうちゃんの汗がまったく見えていないんだろうなあ…w
いやあ、今回の感想は、思いの外てこずりました。
最初は、これはすんなり書けるだろうとたかをくくっていたのですが、始めてみるとかなり難しかったですね。
第一印象としては、前回の「きーちゃん回」の“ゆうちゃん”版だなというものでした。
実際、流れとしてはかなり共通するものがあったかと思います。
もこっちの変化をほのめかせながら、カレンダーを介して「大学見学」の話題。
そして相手の気持ちを推し量ったかのように、1年の夏休みを象徴する場所に誘い、もこっちがある話を語り始める……
なるほど、このGWは大学見学編を通して、きーちゃんとゆうちゃんというかつてのわたモテを支えたキーキャラクターたちに、今のもこっちの姿をしっかり再認識させることにあったのかと。
思えば、大学見学編でも、かつての「懐かしいわたモテ」を彷彿とさせるシチュエーションが何度か挟み込まれていました。
ゆりちゃん編の喪138では、あえてゆうちゃんとゆりちゃんを比較させていましたし、
ネモ編の喪139では、「一年の時もこんな感じで待ってたな…」ともこっちに語らせています。
今回もあの夏の猫を再登場させていますし、ゆうちゃんは間接的ながら、ネモや加藤さん、そして吉田さんの存在を知ることになります。
ただ読み返していくうちに、終盤の展開になんだかざわざわしたものを感じ始めたんですよね。
ゆうちゃんと小宮山さんの二人っきりの会話。
なんだか、必要以上に距離を置こうとするゆうちゃんの気遣いが気になってしまったんです。
かつて、「ゆうちゃんの逆襲」や「ゆうちゃんがいてよかった」というサブタイトルを付けた私にとって、今回の彼女の「いい子」ぶりは見ていてちょっとつらいものがありましたね。
一方、妙にもこっちが冷めた感じだったのも気になりますし、ギャグ方面では小宮山さんが一人で頑張っていた印象でした。
そんな中、伊藤さんとゆうちゃんが出会ったというのは、意外と大きなポイントとなってくるのかもしれません。
いろいろ布石は打っている感じはしますので、今後はその辺にも注目していきたいなと思いますね。
おそらく、今回でGW編は終了でしょう。たとえ、まだ5月3日だろうと(笑)、本来の目的を達成した今、やることはもはや何もないはずです。まあ、あっても、それこそ箸休めというか、おまけでしょうね。
休み明けの「席替え」がどういう影響を及ぼすのかは、まだ見当もつきません。
ただ、また大きな転換があるような予感がします。
あれは2年の夏。
きーちゃんが来て、ゆうちゃん小宮山さんの三人で過ごした夏休みがありました。
そしてその後、「修学旅行」が始まります。
このGW休みは、あの時の夏休みに似ているような気がしてならないのです。
ゆうちゃんとゆりちゃんの出会いは13巻で読めます!
○×公園の猫(オス)は2巻にて初登場!
実は9巻にもあの猫は出てくるんです!
喪137から始まった「GW編」ですが、思いのほか長期シリーズになりましたね。
いまや修学旅行編や遠足編と合わせて、「三大わたモテ長編」と呼べるかもしれません。
まあ、そこまで大げさに言わないにしても、このGW編が次のコミックス14巻の大きな“核”となるのはほぼ間違いないでしょう。
そんなGW編ではありますが、さすがにそろそろ、席替えの話が早く読みたいという声もちらほら聞こえてきそうな気配です。もしくは、「ゆりちゃんに会いたい」とかw
でも、まだGWは終わるわけにはいきません。
だって、そう、まだあの話が残っているじゃないですか。
それを描かないうちには、このGWは永遠に終わることはないのです。
そもそも、「あれ」の話からこのGW編は始まったといっても過言ではないのですから。
というわけ、さっそく見てまいりましょう!

この場面を見て、まず浮かんだ言葉が「やっぱり」でした。
といってもそれは、「予定調和」や「退屈」を意味するのではありません。
いうなれば、帰るべきところに帰ってきた、という感じでしょうか。「ホーム」に戻って来たという安心感に近いものがあったような気がします。
そもそも、GWの話は、

ここが出発点なんですよ。
ここから、ネモの「クロってGW何するの?」を受けて「受験」の話に移っていくわけですから。
今思うと、喪137「モテないしGWを迎える」の表紙に小宮山さんがいたのもなんだか意味深に感じますね。
それはそうと、「勉強会」はもこっちの家でやるんですね。友モテ3人組が集まるのはいつも「STAR TULY'S」だったりしていたので、ゆうちゃんが黒木家の玄関口でしっかり挨拶している姿が妙に新鮮に映ります。
ゆうちゃんは「ホームラン級のバカ」と称されますけど、決して非常識なバカではないんですよね。
それに引き換え、こみさんときたら……w
まあ、修学旅行時に比べたら、このくらいなんてことはないんですけど、どう見ても人の家に訪ねる格好ではないですよねw
喧嘩売ってるのかというレベルですよ。ゴス系にもいろいろあると思うんですけど、なぜわざわざそれをチョイスしたのかw

おお、これは喪29「モテないしケーキ作る」(コミックス4巻所収)に出てきたお店のことですよね。懐かしい!
手土産をちゃんと用意しているゆうちゃんの「大人っぷり」には、なんだか感慨を覚えてしまいますが、その反面、もこっちの無感動さには少し戸惑いすら感じます。
まあ、もこっちもそれを当たり前ととらえるくらい、大人になったということなのかもしれませんが、やっぱり一抹の寂しさはありますね。ケーキ店に一人で入るのを躊躇していたあの頃だったら、こんなしっかりしたゆうちゃんにも薄暗い感情を抱いたりもしたんじゃないでしょうか。

WWWこの空気感がすごく好きw
無視するでもなく嫌みをいうわけでもなく、ただ視線を送るというところに、この二人にしかない関係性が隠れているような気がします。
この後「何も持ってきていない」というこみさんに、もこっちは「期待していなかった」「逆に持って来られたら迷惑」といった憎まれ口を叩くのですが、この“ちら”からすると、どうも裏返しの言葉のように思えてなりませんw

WWWこの物言いも、こみもこならばという感じがしますね。
要は「気遣い」や「お返し」なんて考える関係でいたくないということなんでしょう。
しかし、もこっちは「表情」を作るのがうまいなあw

きーちゃん回にはなかったので、3話ぶりの“表紙”になりますね。
こういう俯瞰視点もなかなか新鮮に感じます。ちょっと盗み見しているような背徳感がありますよねw
というわけで、今回は「モテないし3人で勉強する」。
“3人”の他に、(´口`)ぬいぐるみがしっかり鎮座しているところに、思わず頬が緩んでしまいます。
一辺空くのが寂しいからなのでしょうか、ちょっとかわいいですよねw
もこっちの対面に配置してあるのも含めて、なんだかほんわかする一コマです。

なんか覇気がないスタートですよね。
そんなに勉強したくないのかとw
ここに限らず、今回のもこっちは全体を通してどこかテンションが低かったような気がします。
もしかしたら、「大学見学」の三日間の疲れがまだ抜けていないのかもしれません。

ゆうちゃんの汗w
彼女だけが奏でる“カリカリ”がまたなんともシュールな雰囲気を醸し出していますw

そりゃ当然の疑問ですよねw
これじゃあ、3人集まった意味がないw
でも、彼女に聞くということは、そもそもこの「勉強会」はゆうちゃんの発案だったのかもしれませんね。

ああ、たまにこういう光景を目にしますね。さすがに男同士はあまり見ませんが、中には男女カップルもいたりします。あれは逆に勉強にならないんじゃないかと、いらぬ心配をしてしまいますがw
それはそうと、ゆうちゃんも意外と友達とうまく高校生活を満喫しているようですね。
ツインテールの子や黒髪の子は、一年の時の文化祭に一緒に来ていた子たちでしょうか。(コミックス3巻所収:喪21「モテないし文化祭に参加する」参照)
ゆうちゃん同様随分垢抜けたというか、ぶっちゃけ、「女」を感じさせますw
でもまあ、頭いい悪い関係なく「勉強会」ってこんなイメージですけどね。

そーなんだー
ゆうちゃんのこのセリフは、これを読んだ瞬間の私のつぶやきそのものですね。
友達とスカイプで勉強。
一瞬、え、と思ってしまいましたが、考えてみればむしろ合理的です。
今は仕事でもスカイプやweb会議で打ち合わせをしますし、そんな時代なら学生だって当然そういうやり方を選ぶこともあるでしょう。
ただ、それを小宮山さんの口から聞くとは思いもしませんでしたがw

小宮山さんの友達といえば、もうこの人しかいません。
ペンを走らせる姿が実に似合っていますね。この絵からすると、ふたりとも勉強ができるタイプのように見えます。
ただ、さりげなくシルバニアファミリーを飾っているところに、女の子らしい部分も感じますね。これは原画家さんの趣味なのかな?(コミックス6巻のあとがきマンガ参照)
一見地味ではありますが、彼女のこのファンシー好きなところは、意外と吉田さんとも気が合いそうな気がします。

WWWWWだから、マニアックなロッテネタはやめろってのw
(ちなみに、「ロッテ 中村」と検索すると、すぐに「ロッテ 中村奨吾 応援歌」と出てきますwなんか元ネタが「花の慶次」なんだそうで……相変わらず、なんjネタが好きだよなあw)
まあここは、「フフンー」とご機嫌な小宮山さんもさることながら、ちらっと上目遣いで無言のままの伊藤さんが最高ですねw
彼女のこの反応があるから笑えるといってもいいでしょう!

何ごともなかったかのように、勉学にいそしむ伊藤さんw
妙にネックの広い部屋着も含めて、どこかただ者ではない雰囲気が漂っています。
この絵柄もなんなんでしょう?リボン?

小宮山さんに対してもう引くことはないと思ってたけど……これはドン引きだ!!WWWWW
いや、眼球愛好というのは昔からよく猟奇ネタで使われますけど、「隈」ってwww
ていうか、あれは隈なのか?w
まあ千歩譲って、そういう性癖には目をつぶるにしても、なんでそれを勉強中に独り言としてつぶやくのかw変な妄想せずにちゃんと勉強しろw
なお余談ですけど、眼球嗜好はともかく、むやみに人の目玉は舐めてはいけないらしいですよ。失明する危険性もあるそうです。

WWWWWWWW
最近のスカイプはこんなエフェクト機能も加わっているのでしょうかwww
いやあ、同じようなネタでも、使い方次第でこんなにも新鮮なものになるという実にいい例ですよね。
天丼ギャグの最良の姿がここにあります。

WWW言っていることと、実際の落差がwww
リラックスとかそういう次元の問題じゃないだろw
さすがにもこっちも、まさかあああいう「恥ずかしい」とは思いもしていないようですwフツーに「へー」と感心しているしw

WWWWWゆうちゃんも雫ちゃんとは別次元での「天然畜生」なところがありますよねw(喪124「モテないし友達の関係」のやり取りを思い出させます)
まあそれでも、あのスカイプの件を踏まえると納得せざるを得ない自分がいますw
「しょおーごーフフンー」はまだしも、「眼球と隈を舐めたい」はドン引きどころか、人として距離を置きたくなる次元ですよ。むしろ「集中線」で済ませてくれるなんて、これ以上の寛大さはないんじゃないでしょうかw

いやいやw
そこはもう、受験うんぬん以前の問題だろw
ゆうちゃんの学校って、理系文系・国公立私立のクラス分けもないんでしょうかw
ていうか今までいったい、カリカリと何を勉強してきたんだよw汗飛ばしてw
入りたい大学とか、どこの学部で学びたいとか、何も考えてこなかったのでしょうか…
まあ、もこっちの「文系で理系は捨てるからほぼ暗記科目で教わることない」もどうかと思いますけどね。
英語の文法や歴史の年号を覚えておけばオッケーくらいの認識じゃ絶対落ちるぞ!

ゆうちゃんのレ○プ目wなんか久しぶりに見た気がするw
でもわかりますよね。今までやってきた勉強が全部無駄だったかもしれないのですからwそりゃあ、ショックでしょう。
もこっちの「じゃあやるかー」が、なんとも無情な響きに聞こえますw(ホント、今回のもこっちは妙に冷めているんだよなあ…)

再び、カリカリとペンを走らせる「勉強会」が始まりますが、ゆうちゃんは茫然自失のままw手だけが動いていて、頭はまったく動いていない状態なのかもw
そんな中、小宮山さんが何やら気にし始めたようですが……

どうやらロッテの試合が始まったようですが、さすがに途中経過をさっと確認しただけのようです。
まあ当然ですよね。いっても人様の家に呼ばれている身なわけですし、ましてや今はお互い勉強している最中なのですから。
もこっちも特に咎めることはせず、何ごともなかったかのようにしていますよね。
反社会的な服(笑)を着ていてもそこはさすが小宮山さん、基本的な礼節は心得ていて……

WWWW結局見るんかい!!!
これにはもこっちも、思わず「あ?」となってしまいますw

ああ、なるほど。満塁の絶好のチャンスだったわけですか。
「どうせ」とブツブツ言いながらも、心のどこかで期待をしてしまう。
打たないと知っているなら別に見なくてもいいのに。
まあ、気持ちはわかります。ファン心理というのはそういうものですよね。
それにしてももこっち、なんだかんだいっても小宮山さんのお願いをちゃんと聞いてくれたんですねw
ロッテの試合なんて、クソほど興味ないだろうにw
小宮山さんのいじらしい(?)ロッテ魂とともに、なんだか和むシーンでもあります。

なんか意味もなく泣きそうになるくらい、心を掴まれたシーンです。一瞬、ここを今回の個人的ベストシーンにしようかと思ったくらい。

ここもなんだか切ないですね。
谷川さん的にはロッテファンあるあるネタのつもりだったのかもしれませんが、私には笑うことはできませんでした。(ていうか、そもそもロッテファンじゃないからよくわからんしw)
ただ、この唐突とも言えるエピソードは、今後なんらかの意味を持ってきそうな気がするんですよね、なんとなくですけど。
「……いや わかってたけど…」
この、わかってはいたんだけどそれでも割り切れない気持ち。どうしても口にせざるを得ない思い。
これからも何度か出てきそうな気がしてなりません。

今回の最重要ポイントですね。
と、同時に、前々回のこのきーちゃんを思い出さずにはいられません。

GW前半の「大学見学」三部作とは、きーちゃんとゆうちゃんにこのカレンダーに気付かせるためにあったといっても過言ではないのではないでしょうか。

そうそう、ゆりちゃんとは一度顔を合わせているのですよね。(喪124「モテないし友達の関係」参照)
「田村さん」ですぐにそうとわかるゆうちゃんはさすがです。
それはそうと、もこっち!
挙げた大学名は2つだけかよw千葉西大学の立場は?w
まあ先ほども言っていた通り、「私立文系」に絞ったということなんでしょうけど、ちょっとゆりちゃんの立つ瀬がないですよね。ゆりちゃんにしても別に思い入れがあった大学ではありませんでしたけど、彼女の性格からして面白くはないんじゃないかなあ…

3時のティータイムでもこっちが席を外したタイミングで、ゆうちゃんが小宮山さんに探りを入れてきます。
もこっちに直接聞かない気遣いがゆうちゃんらしいですね。
「ネモさん」にほのかな違和感w
ところで(´口`)は、(´・ω・`)を座布団代わりにしていたんですねwお互いの表情がピッタリw

そういえば、学食で同じテーブルでしたっけね。
あの時は、むしろネモのほうが小宮山さんに興味を示していたのが印象的でした。
それにしても、「ネモ」というあだ名や「声優志望」のこともよく覚えていましたね。
あの場ではそんな話はなかったかと思うのですが、ひょっとして、始業式の日のあの「自己紹介」のことをいっているのでしょうか。
それはそうと、モノクロだとわかりづらいですけど、やっぱりネモの髪型って派手扱いなんですね。
でも、どう考えても、あなたの私服のほうが派手だと思いますけどw
加藤さんのことを「ギャルっぽい」と言っていましたが、もこっちが2年の終わり頃、彼女のことを「派手な女すごい!!」とと感じていたことを思い出しました。
特に話したこともないとそんな印象なんでしょうね。
小宮山さんもこれから彼女たちと関わりを持つ中で、少しずつ印象を変わっていけばいいなと思います。

少し戸惑いの色を隠せないゆうちゃんに対して、この小宮山さんのあまりに素直な受け止め方!
なんかもう、本当にいい子なんだなあと改めて感じますよ。
仲があれだけ悪い(笑)相手に対して、普通こんな穏やか表情で受け止められませんよね。
これがもこっちと小宮山さんの立場が逆だったらと考えてみてください。もこっちならまずこんな反応をしませんからね。
絶対「いい奴ならいい奴でむかつく」と思うはずですw

WWW前言撤回w
メスだのブタだの、口が悪すぎるわw
でも心なしか、ゆうちゃんの表情が少し寂しそうに見えますね。
それにしても、きーちゃんと高校に行った日からまだ二日しか経っていないんですね。
あの日は加藤さんの次の日なはずですから、5月1日ですか。
え、ということは、まだ3日!?

小宮山さんが感動しているケーキは、かつてもこっちがお店で注文したのと同じもののようですね。(コミックス4巻所収:喪29「モテないしケーキ作る」参照)
それはともかく、ここはある意味ショックを受けました。
もこっちがあまりに綺麗な仕草で食べていることに。
そう、あの「もちゃもちゃ」がないんですよ!
たぶん、谷川さんも意識して描いているのでしょう。
あの時と同じケーキを登場させているのも決して偶然ではないはずです。
些細なところですが、こういうところに何とも言えない寂寥感みたいなものを感じてしまうんですよね。

息抜きになんないだろ、それw
ていうか、そういうことは多少下卑た顔で言えよw
真顔でそういうことを言うのが怖いわwシャレになってないw

WWWホントそれw
久々の小宮山さんのツッコミが冴えますねw
ていうか、“出禁”てw そもそも、そんな家の行き来をするような仲じゃないだろうにw
こういう毒の中にも、二人の微妙な機微を感じてしまいます。
ところで、もこっちってゆうちゃんと一緒だと「こみさん」て呼ぶんですね。
今まであまり意識したことがなかったのですが、なんだか意外な気がしました。
いったいいつごろからそう呼んでいたんだろうとざっと調べてみたら、
その時々で違うというか、わりとまちまちだったんですよね。
例えば、コミックス6巻所収の喪54「モテないし変わらない」では、P84で「こみなんとかさん」と呼んでいるのに、P91の2コマ目では「こみさん」になっています。(まあ、最初のは皮肉半分だとは思いますが)
7巻所収の喪59「モテないし2年目の夏休みに入る」では、ゆうちゃんへのメールで「こみなんとかさん」になっていますが、同じく7巻所収の喪64「モテないし三人で夏休み」だと、なぜか「小宮山さん」と呼んでいるんですよね。(P98およびP99)
ところが、少し飛んでコミックス11巻の喪100「モテないし変わらない?」ではまた「こみなんとかさん」に戻っていたりもするんです。
で、コミックス13巻の喪124「モテないし友達の関係」では、再び「こみさん」に。
この時点で、ようやくこの呼び名に落ち着いた感があります。
この辺の「揺らぎ」は、まあ言ってしまえば、谷川ニコ自身の揺らぎでもあるんでしょう。
そもそも小宮山さん自体が、ネタ切れからの「テコ入れ」キャラに他ならなかったわけで、二人の距離感はずっとこんな風に作者の中でも揺れていたんだと思います。
でも、それとは別に、もこっち自身の「揺らぎ」のような気もするんですよね。
ひょっとしたら、これからも微妙に呼び方が変わってくるのかもしれません。

これまた、舐めた考えをw
この後も、eスポーツ選手ならなれるかなとか女ならオタ人気で稼げるかもとかほざいていましたけど、だいぶ落ち着いたようには見えても根本的なところはあまり変わっていないんだなとも、妙に安心してしまいましたねw
ラノベ作家になりたいというのも、基本は「武器商人」レベルと同じような気がしてきましたよ。
こみさんの「なれねーよ多分」というツッコミもよかったですね。「多分」と付け足すところに彼女の人の良さが伺えます。
この語りは少し唐突な印象も受けましたし、
この辺の「将来」に対する甘えみたいなものも、意外と今後の伏線になってくるのかもしれませんね。

カリカリという音だけが響く中、三者三様の取り組み方が面白いですね。
場所の提供者とはいえ、もこっちのだらしなさが目立ちますw
あと、こうして見ると、まるで(´口`)も一緒に勉強しているみたいw
そんな中、隣から「バタン」という音が……

さすが小宮山さん、こういうところは抜け目ないですねw
ていうか、もしかしたら、こういうことを期待しての今回の参加だったのかも?
まさに壁一枚を隔ててという感じで、小宮山さんの緊張がこちらにも伝わってくるようです。

WWWWWWWWWWW同じ家に族(トライブ)wwwwwww
「家族」って、そんな意味なのかよwww
いやあ、またまた小宮山さんの傑出したワードセンスが炸裂ですねwさすが、もこっちと並び立つライバルだけありますw
というわけで、ここが今回の一番笑ったシーンになります!
前回は「響」ネタが少し不発気味でしたけど、さすがに今回は巻き返してきましたね。
やっぱり、小宮山さん無双は揺るぎません!(といっても、今回の話自体、小宮山さんの孤軍奮闘といった感じだったのは否めませんが)

そんな理由!?w
でもまあ、

こんな姿を見せられたら、仕方ないのかもw
放っておいたら、その場でいっちゃいそうな気配すらしますしw(何が?)

なんだかんだいっても、すっかり日が暮れた時間になっていますが、まあそれはさておき、ここは「ん?」と思わずにはいられませんでしたね。
最初は暗い夜道を心配しての照れ隠しかとも思ったのですが、どうやらそんな感じでもなさそうです。
いったい、ゆうちゃんに見せたいものとは何なんでしょう?

○×公園。
いつものベンチ。
なんだか前回同様、あの夏を思い出したくなるような舞台ですね。

それは、あの中田商店と同じ高校一年生の夏。
終わりゆく夏に涙ぐみながら一緒に星を見た、あの猫(オス)がいつもいる場所でした。(コミックス2巻所収:喪18「モテないし夏が終わる」参照)
もこっちだけの思い出であるこの場所をゆうちゃんに教えたのは、単に「猫好き」だからというわけではないでしょう。
きっと、きーちゃんの時同様、言葉にならない思いがそこにはあるに違いありません。

猫を撫でながら、なぜか犬の話をし始めるもこっち。
一見、なんの脈絡もないようにも感じますが、でもなんとなく、わかるんですよね。もこっちがこの場所に来た理由が。
きっとこうして猫と戯れながら語らないと、照れくさくてとてもじゃないけど言えないようなことなんでしょう。
もこっちらしからぬこのしゃがみ方を見ていると、そんな気がしてくるんです。
うまく説明ができませんが、今回はここを個人的ベストもこっちに選びたいと思います。

なぜ今、その話をしたくなったw
でも、猫の鬱陶しそうな顔が何かを象徴しているような、不思議な感じの一コマでもありますよね。
それは前回、きーちゃんに「アイカツ」の話をした構図とどこか似ているのかもしれません。

WWWWWなんかこのゆうこみ漫才も定番になりそうですねw
悪意のない「天然畜生」ボケのゆうちゃんに対するこみさんのツッコミw
もこっちの「フリ」も含めて、本当にいいトライアングルだと思いますw

もこっちのこの穏やかな表情w 言っている内容と大きくかけ離れていますよね。
むしろ、しみじみ懐かしんでいるかのようですらあるじゃないですか。
ゆうちゃんの心配が逆に滑稽にも感じられます。(それにしても小宮山さんとの差がw)

ちょっと生おっぱい揉んだだけという言葉に、「!」と何か気づくゆうちゃんw
「ゆうちゃんと違ってセクハラに厳しい」という言い回しに何か感じるところがあったんでしょうね。
そして、ゆうちゃんのこの問いかけに、もこっちは「どうだろう……?」と返します。
もしかしたら、ゆうちゃんに話すことで、自分自身もそのことを確かめたかったのかもしれませんね。

ここまではある意味、前回のきーちゃん回をゆうちゃんで焼き直ししたような展開でもありましたが、ここからは小宮山さんとゆうちゃんの二人きり。
果たしてもこっちがいない中、彼女たちは何を思い、何を語るのでしょうか。

最近は話してくれるようになった。
ゆりちゃんとSTAR TULLY'Sで会った時は、まだ「もこっちってあまり高校の話しないから」と言っていましたから、「最近」というのはそれ以降のことなんでしょうね。
凄く楽しそうというゆうちゃんの言葉には、前回のきーちゃんの「みんな楽しそうだね」を重ねてしまいます。
ただ、それをもこっちに直接言わずに、小宮山さんにそっと打ち明けるのが前回のきーちゃん回とは違うところ。
ここに、今回の話の深い意味が隠されているような気がしてなりません。

そして、もこっちのほうではなく、小宮山さんと伊藤さんの勉強会に自分も入れてくれないかとお願いするゆうちゃん。
もこっちの「大学見学」の話で、ゆうちゃんが触発されるのは予想される流れではありましたが、なぜ、もこっちたちではなく、いとこみ組を選んだのでしょうか。
それはそうと、ゆうちゃんはなんで、もこっちと小宮山さんが一緒の大学に行くものだと思い込んでいるんでしょうかね?w

本当に二人ともいい子過ぎるくらいにいい子ですよね。
どちらも自分の事よりも相手の事を優先しすぎです。
小宮山さんもいろいろ複雑な思いがあると思うんですよ。
自分よりもはるかに友達も多い「あいつ」と一緒にやったほうが、という言葉に嘘はないでしょう。
でもそれは、彼女自身の寂しい気持ちを押し殺した上で響いてくる言葉のように聞こえます。
そして、ゆうちゃん。
「もこっちともすると思うけど」と言いながらも、本当は「もこっちの友達」に遠慮してしまう自分の姿が見えているはずです。
彼女だって、寂しくないわけがありません。でもそれ以上に、ゆりちゃんたちの気持ちのほうを考えてしまうのでしょう。
すごくいじらしいシーンではありますし、美しいとは思いますが、同時になんともはがゆい気持ちにもさせられました。
少しは自分のことも見てあげたらと、二人の後ろ姿にもどかしさを感じたシーンでもありましたね。

小宮山さんのこの「冗談」がすごく愛おしく思えたのは私だけでしょうか。
「天使」でも「変態」でも、ましてや「狂犬」なんかじゃない、一人の女の子としての彼女がそこには感じられました。
そうですよ。いくらいい子だって、このくらいの拗ねた気持ちがあってしかるべきじゃないですか。
そして、そういうちょっとしたモヤモヤした思いがあるからこそ、人にも優しくなれるんです。最初から聖人でいられるわけもないでしょう。
この「冗談」によって、それまでのどこかじめっとした空気が一気に吹き飛んだ気がします。夜空もなんだか急に煌め出したようです。
今回の個人的ベストシーンはこの二人に捧げたいですね。

というわけで、ゆうちゃんと伊藤さんがついにご対面。
ゆりちゃんと出会ったときに、「こみちゃんの友達にも会えたらいいな」と話していましたが、意外と早く実現しましたね。
ところで、この画面は小宮山さんが見ているんですよね?
先ほどの回想シーンに出てきたノートパソコンとはすこし型が違うようですが…
いずれにせよ、スカイプで自分の顔は見たくないなあw

ここは最後まで「今回の個人的ベストシーン」にしようか悩んだシーンでした。
最終的には「冗談」のほうに軍配があがりましたが、この小宮山さんの優しい笑顔にも得難いものがありますよね。本当にいい表情をしています。
そして、キャラクター名前判明シリーズはまだ続きます。
今回はついに伊藤さんのフルネームが!
その名も「伊藤光」。
なんか、元オリックスでそんな捕手がいるそうですが、それはともかく、ちょっと意外な印象を受けましたね。もっと女の子っぽい名前をイメージしていたので。
ゆうちゃんは相変わらず、初対面でも馴染むのが早いですね。さっそく「光ちゃん」ですよw

WWWWWWWWまたかよwwwなんで勉強するたびに変態性全開になるんだwww
てか、お兄ちゃんかよwwwwそれはシンプルなのか?w
いやあ、ツッコミどころ満載ですね。ていうか、いい加減、スカイプの向こうには人がいるということを学習しろw
しかし、考えようによってはかなり闇がふかいですね。「お兄ちゃん」て。
もはや、恋人とか結婚とかの次元をはるかに超えて、「家に族してる」ことが彼女の望みなのでしょうか。
その場合、姉でも妹でもなく、「お兄ちゃん」が一番“シンプル”な願望とは……
うーん、なんかいろいろこじらせた結果、極北の果てまでたどり着いてしまったようです。凡人には理解不能な領域だ…

WWWWW伊藤さんの集中線とゆうちゃんの汗は同じ扱いなのかwww
何ごともなかったかのように、ペンを走らせるこみさんが怖いw
きっと、彼女には、伊藤さんの集中線やゆうちゃんの汗がまったく見えていないんだろうなあ…w
いやあ、今回の感想は、思いの外てこずりました。
最初は、これはすんなり書けるだろうとたかをくくっていたのですが、始めてみるとかなり難しかったですね。
第一印象としては、前回の「きーちゃん回」の“ゆうちゃん”版だなというものでした。
実際、流れとしてはかなり共通するものがあったかと思います。
もこっちの変化をほのめかせながら、カレンダーを介して「大学見学」の話題。
そして相手の気持ちを推し量ったかのように、1年の夏休みを象徴する場所に誘い、もこっちがある話を語り始める……
なるほど、このGWは大学見学編を通して、きーちゃんとゆうちゃんというかつてのわたモテを支えたキーキャラクターたちに、今のもこっちの姿をしっかり再認識させることにあったのかと。
思えば、大学見学編でも、かつての「懐かしいわたモテ」を彷彿とさせるシチュエーションが何度か挟み込まれていました。
ゆりちゃん編の喪138では、あえてゆうちゃんとゆりちゃんを比較させていましたし、
ネモ編の喪139では、「一年の時もこんな感じで待ってたな…」ともこっちに語らせています。
今回もあの夏の猫を再登場させていますし、ゆうちゃんは間接的ながら、ネモや加藤さん、そして吉田さんの存在を知ることになります。
ただ読み返していくうちに、終盤の展開になんだかざわざわしたものを感じ始めたんですよね。
ゆうちゃんと小宮山さんの二人っきりの会話。
なんだか、必要以上に距離を置こうとするゆうちゃんの気遣いが気になってしまったんです。
かつて、「ゆうちゃんの逆襲」や「ゆうちゃんがいてよかった」というサブタイトルを付けた私にとって、今回の彼女の「いい子」ぶりは見ていてちょっとつらいものがありましたね。
一方、妙にもこっちが冷めた感じだったのも気になりますし、ギャグ方面では小宮山さんが一人で頑張っていた印象でした。
そんな中、伊藤さんとゆうちゃんが出会ったというのは、意外と大きなポイントとなってくるのかもしれません。
いろいろ布石は打っている感じはしますので、今後はその辺にも注目していきたいなと思いますね。
おそらく、今回でGW編は終了でしょう。たとえ、まだ5月3日だろうと(笑)、本来の目的を達成した今、やることはもはや何もないはずです。まあ、あっても、それこそ箸休めというか、おまけでしょうね。
休み明けの「席替え」がどういう影響を及ぼすのかは、まだ見当もつきません。
ただ、また大きな転換があるような予感がします。
あれは2年の夏。
きーちゃんが来て、ゆうちゃん小宮山さんの三人で過ごした夏休みがありました。
そしてその後、「修学旅行」が始まります。
このGW休みは、あの時の夏休みに似ているような気がしてならないのです。
ゆうちゃんとゆりちゃんの出会いは13巻で読めます!
○×公園の猫(オス)は2巻にて初登場!
実は9巻にもあの猫は出てくるんです!
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