私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪135~不安を解消するたったひとつの方法~
5月24日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪135に更新されました。
前回の感想では「混乱している」「すっきりしない」と書いたせいか、わりと批判的な内容だと感じた方もいたようです。でも当人としては、そこまでのつもりは全然なかったんですよ。
批判というか苦言的なニュアンスなら、例えば、喪79「モテないし自由行動する」のときのほうが、率直に「方向性」に不安を漏らしていましたし、喪103「モテないし初夢を見る」のときなんて、はっきりと「物足りなかった」とまで書いています。
さらに喪114「モテないしバレンタインデーを送る③」では、「毒を吐く」とまで言ってますからね。
これらに比べたら、全然おとなしいでしょう。私はただ素直に、混乱していると書いただけだったんです。
ただ一方、今回の話の流れによっては、多少「批判」モードに入らざるを得ないかもしれないなという覚悟もありました。
可能性は低いとは思っていましたが、前回の”オチ”からそのまま続くとか、そうでなくても、食堂での騒動の直接的な続きから始まるようなら、そっちの方向に舵をとるべきかもと考えていたのは事実です。
わたモテは基本、「読み切り連載」ものだと思っています。要するに一話完結型ですね。
そこに、この作品の本質があるんですよ。
3年生編になって「続きもの」が増えても、そこは変わってはいないはずですし、変わってはいけないところだと思うんです。
そういった意味で、今回の更新は今後のわたモテにとっての「試金石」になるはずでした。
さて、結果は……って、もうおわかりですよね?w
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
もこっちの部屋から始まるのはいつ以来でしょう。
なんだかもう、ずいぶん昔のことのように感じられます。(調べてみたら、なんと喪111「モテないし周回プレーする」以来でした)
気が抜けたままアニメやゲームでくつろぐもこっち。相変わらずひどい扱い(笑)を受けているしょぼーんクッション。もう何もかもが懐かしいw
いや~、前回のオチがオチだっただけに、このプロローグは特に染み入りますね。
これですよ、これ。
やっぱり、「バランスの谷川」は健在でした。
そう、バランス。
もう何度も言及してきた言葉ですが、谷川ニコとはまさにバランスに命を懸けた作家だったのです。
だからこそ、一般的な倫理観からずれたクズネタや下ネタで世間を引かせる(笑)ことがあろうとも、わたモテはずっと私たちの心を離さない特別な作品になれたのだと私は考えています。
クズっぽい話のあとは女の子っぽい話。切ない話の後には馬鹿馬鹿しい話。
そうやって、わたモテの世界を紡ぎあげてきた谷川さんが、ずっと「続きもの」を描いていくわけはないのです。
そのための「読み切り連載」ものなのですから。
これまた、久々の「てくてく」歩き!これですよ、これ。
正面からのてくてくもこっちもいいですが、個人的な好みでこっちの横顔をあえてチョイス。少し憂いが混じった表情が実にもこっちらしい。(今回の個人的ベストもこっち)
なお、私は「ペ●ソナ」をゲームもアニメもまったく知らないのですが、ざっと検索してみたところ、いかにももっこっちが好きそうな世界観ですね。ていうか、私もたぶん見れば嵌るなこれはwビジュアルもストーリーも実に「中二」ぽくっていいです。
「中二思想」(中二病じゃなく、あえて”思想”としているところがまたw)って、一度かかったら一生ものだと思うんですよ。
もちろん、年齢や経験とともに薄れていくわけですが、決して消えることはありません。心のどこか奥底に、静かに眠っているだけなんです。それを思い出せるかどうかだけの話なんですよ。
「ペ●ソナ(アニメ)はいい」
このセリフはなんだかすごくうれしくなってしまいました。(ペ●ソナ知らないくせにw)
そう、高校3年生になっても、もこっちは「中二」魂を忘れたわけではなかったのです。
「高二病」にかかると、逆にこういうものをすべて斜に構えつつ否定するものですが、彼女はそんなことはなさそうですね。
素直にキャラの格好にあこがれを持っているようです。
それにしても、このペ●ソナもこっちはかっこいいですね。確かに制服でオシャレというのがいいアクセントになっています。(つーか、ポーズが完全に某キャラそのまんまw)
というわけで、今回は「モテないし仮面をかぶる」。
「仮面」を”キャラ”と読ませるのがポイントですね。
遠足編以降の「少女漫画」や「ギャグマンガ」へのメタ視線にもつながっているような気がします。
WWWなるほど、高校デビューのいいサンプルがここにいましたねw
彼女なんかはまさに「キャラ」をかぶっていたわけで、今回のテーマにピッタリの人選と言えるでしょう。
WWW相変わらず毒舌だなwこれ、実際に声を出していたらネモどんな反応するだろうw
ネモが素で返しているだけによけいおかしいw
てか、やっぱり「中二っぽい言動」と思っていたのねw
「!」と、「ペ●ソナ」に即反応してアニメネタを振ってくるネモが痛かわいいw
(その後の「そうやって制服 変に着るのも…」は聞いちゃいねえw)
しかもまた、こうやってケンカ売るような話題を振ってくるところがいかにもオタっぽいんだよなあ。
(しかし、今って、残酷な魔法少女ものって流行っているんでしょうかね?前も「まほいく」とかが例に挙がっていましたが…)
WWWWWなんかデジャヴを感じるんだがwww
そうそう、喪107のときの
これと同じなんだwww
この時も「まほいく」からだったし、完全に会話再現を狙っているだろw
けっこう、この掛け合いパターンがネモのお気に入りなのかもしれませんね。もこっちにしたらいい迷惑でしょうけどw
私は天丼ネタが好きなので、これからも是非定番ネタにしてほしいですね。もこっちの「それはもういいっつーの」を込みでw
誰やねんwwwwそれは読者のセリフだろwww
クラスメイトのお前は知ってろよw
それにしても、まだ続いていたんですね、「名前判明シリーズ」。
どうやら、遠足編冒頭で「THE MORTH FAKE」を背負っていたかわいい男の子は、和田くんという名前のようです。
(試しに「ロッテ 和田」と検索してみたら、高校野球未経験の選手で、昨年ドラフト育成1位で入団した選手のようですね。今後の成長が期待される期待の新人といったところでしょうか)
和田くんは、遠足編でもネモと親しげに話していましたが、女の子受けするタイプなのでしょうか。ファッションセンスもちょっと中性ぽい感じなのかな?なんか、一部の人に受けそうな気が……w
それにしても、制服にパーカーって、定番なんでしょうか。ネモと和田くんだけの話なんじゃ……
WWWもこっちらしいw
てか、私もネモはイタイ子だとは思ってたけどw
でもここの会話は、なんだかほんわかしますね。
もこっちも自然に憎まれ口を叩くようになりましたし、それを軽く受け流すネモも実に楽しそうです。
バックの梅?模様がまたいい味を出していて、女の子同士のじゃれ合いという感じをうまく引き立てています。
で、さらにもこっちは、
「たまに芝居かかった中二っぽいしゃべり方になるし…」と追い打ちをかけるわけですが……
WWWWWどうやら、ネモの「痛い」ところを突いてしまったようですw
こういう、それまでの楽しい冗談の応酬が急にすっと引く感じって、なんともいえない空気感がありますよね。
「あれ、なんか触れてはいけないところだったか?」と思うと、心臓が宙に浮いた感じになるというか、いてもたってもいられない気持ちになってしまいます。(そういうのをまったく気にしない人もいますけど、私はダメですねえ…ホント、豆腐メンタルでやになります)
いやいや、いろいろあったぞ~w
特に「ようやく会えたって感じかな」なんかはぜったいに前もって言おうと決めていた感がありましたよw
ここで実際に「ほらあの時の~」と例にあげたらどんな反応を示すかちょっと見てみたいかもw
それにしてもここのネモはそれこそ「素のネモ」というか、意表を突かれた焦りが見えて面白いですね。
そんな前のめりに「例えば?」と言われてもwいやいやそこまでマジに取らなくてもいいからw話の流れじゃん?
もこっちも急に攻められても困っちゃいますよねw
でもこういう何気ない会話の中で、少しずつ経験を積んでいくんでしょうね。
ああ、ここは痛いところだったかとか、ここまではいいけどこの領域は微妙なのかとか、けっこういいトレーニングになっているんじゃないでしょうか。
WWWWWああ、そこ言っちゃう?って感じですねw
口にしないだけで、おそらく誰もが心の中で思っていたことでしょうw
赤面するネモが可愛すぎます!
ここの見せ方は実にいいですね。
先ほどの「例えば?」もそうでしたけど、あえて表情を見せずに想像させる演出がキャラクターに深みを与えています。
しかも、ネモだけでなく、ここで後ろ姿のゆりちゃんがかぶさるように登場するところが素晴らしい。
久々の「シャカ子」という点も含めて、彼女の心境がうまく表現されていると思います。(きっと「おはよう」という挨拶すらしていないんだろうなあ…)
それにしても、ネモのこの拗ね方はなんとも子どもっぽさがにじみ出ていて、逆に好感が持てますね。
スマートにキャラを演じているように見えても、どこかなり切れない不器用さがあるんです。
ていうか、もこっち!オタクとか関係なしに普通は「中二」と言われて喜ぶ人間なんていないだろw
なんで、オタクだと中二上等みたいな話になってんだよw
WWW
関係ない話を蒸し返してくるネモ、静かに目線だけで牽制してくるゆりちゃん。
……なんかもう、ホントみんな面倒くせえw
若干ゆりちゃんを気にしながら弁明しているもこっちに同情してしまいますw
ここの演出はちょっと珍しい感じで、なんだか印象に残りましたね。
普通に見れば、セリフ同様、もこっちの仕草だと思うんですよ。
言葉を探している感じがよく出ているじゃないですか。
(そういえば、パーカーの話だったんですよねw私もここを読むまで忘れてましたよw)
でも見方によっては、ゆりちゃんの手元だという解釈もできるんですよね。
その場合は、会話に聞き耳を立てつつ、イライラしている気持ちをここで表現しているわけです。
どちらがどうというよりも、見る人の解釈に委ねている感じなのでしょう。
表情を見せずに想像させる演出と共に、わたモテの世界観を象徴している場面だと思います。
この間が妙におかしいwそして、ヒヨコの存在感w
なんか、日常4コマ系の空気感がありますよね。わたモテでは、ちびキャラをよくフキダシ内で使いますけど、こういう演出もなんだか新鮮に感じます。
ここは、一瞬ドキッとしましたw
まあ、単にパーカーを脱いだだけなんですけど、それでも男なら、だれでもちょっとは意識するんじゃないかなあ。
教室内の全男子が心の中でどよめく姿が目に浮かびますw
そういう意識がまったくないネモの「天然」ぶりが、なんとも微笑ましく感じられたシーンでしたね。
おお……。これはこれでなかなか……w
こういうのは袖を余す感じがいいんですよね。もこっちって、ホント小さいんだなあw
こういうキャラなんだとすれば、それはそれで「中二」感あふれるいいコスチュームだと思いますw
匂いかぐなよwほぼ変態だぞ、それw
こういうところはもこっち相変わらずだなあと思わせますね。
WWWWW
もこっち、ホント「勃●」好きだなw
ゆうちゃんへの「こりゃホンマ勃起もんやで…」を思い出しましたよw(コミックス1巻所収の喪8「モテないし見えないとこに気を遣う」参照)
ていうか、もはや躊躇なく口にしているなwこれ、ゆりちゃんや加藤さんにも聞こえてるだろw
エロゲ声優も辞さないと言っているネモの動揺ぶりもいいwここでも表情を見せない演出が光ります。
ここは、本当に素晴らしいですね。
教室内の風景を見せるコマの中で、さりげなく小宮山さんと伊藤さんを配置するセンスにはもう脱帽するしかありません。
しかも実に自然な姿を見せているところに非凡さを感じますね。
これ、凡庸なマンガ家なら、前回の流れを引きずってしまうと思うんですよ。
沈んでいる小宮山さんとかを見せて、軽い笑いを取りに行こうとするパターンなんです。
ところが、谷川さんは違います。
前回のドタバタ感を今回の話にそのまま持ち込んでしまったら、キャラもストーリーも死んでしまうことをちゃんとわかっていました。
大けがしても、次のコマでは元に戻っているのが「ドタバタギャグ」です。
そういう暗黙の了解の中でお約束を繰り広げたのが前回の話だったのでしょう。
でも、今回の話は違います。女子同士のリアリティある会話の中でキャラの心情を浮き彫りにしつつ笑わせるスタイルなんです。
だからこそ、前回の空気を引っ張ることなく、いつも通りの小宮山さんと伊藤さんを我々に見せてくれたのではないでしょうか。
ひとつの大きな話をただずっとなぞっていくのではなく、「バランス」をはかりながら世界を築き上げていく。
そういう「読み切り連載」という本質を、谷川さんは決して忘れてはいなかったのです。
大げさではなく、もうこのコマを見た瞬間に、何も心配することはないなと確信しましたね。
いつの間にか「クロ」呼びに戻っているところがいいですよね。
変に強調せず、こういう一見なんでもないところに、些細な変化を入れてくるところがわたモテのすごいところです。
加藤さんの笑みがなんとなくネモに向いているように見えるのは私だけでしょうか?
今のファッション誌って、制服ベースでのオシャレ特集とかあるんですね。
じじいにはまったく縁のない世界なので、よくわかりませんがw
でも、よく考えてみたら、まずはこういうのを見て研究するのが定石ですよね。なんで気づかなかったんだw
まあ、もこっちは、今まで見たこともほとんどなかったんでしょうから仕方ないのかも。
ところで、右のモデルさん、ちょっとゆうちゃんに似てません?

おお、なんか普通の女子高生同士の会話っぽいw
さりげなくアニメの話題もちりばめつつ、ファッションの話をできるところがネモらしいところですね。
まあ、もこっちはまだ、イマイチのり切れないようですがw
WWW目の前に加藤さんがいるのになんてことをw
まあ、もこっち的には褒めてるつもりなのかもしれないけどw
ネモがすかさず、「なに その男のオタクみたいな発想?」とやり返していたのも面白かったですねw
もここみとはまた違う、ねももこならばの関係性が見えたような気がしました。
加藤さんの表情が限りなく優しいw
少しずつ女子力を学んでいくもこっちを、影から見守っているかのような感じw
ネモのような主張って、本当によく聞きますよね。要するに女子同士のコミュニケーションの手段なのかな?
女の子の「かわいい」は男のそれとは違うというのも、その辺と関係してくるのかもしれませんね。
もこっちは今までそういう中にいなかったので、思いもしなかったのでしょう。
「え!?そうなの?」には素直な驚きしか感じられませんw
おお…。なるほど、勉強になるなあ…
ていうか、ナチュラルという一言をとっても認識の違いがあるんですよね。
男の私からすると「ナチュラルメイク」って、一見化粧だとはわからないような自然なメイク、というイメージがあるんですが、でもどうやら、そういうことではないらしいんです。(この辺は説明を受けてもイマイチピンとこないのですがw)
それにしても、「学校でもバレない!」って本当か?こんなメイクをしてきたら一発でわかると思うのは私が何もわかっていないからなんでしょうか……
今回の個人的ベストシーン。
イタくてもいいじゃんは、自分自身に向けた言葉でもあったような気がします。
…でも、実はこんないいシーンが、この後の捧腹絶倒展開への伏線だったりするのがわたモテなんですけどねw
その夜、一人ゲーム(なんでも、これも「ペ●ソナ」なんだそうで)をしながらも、ネモの言葉が頭から離れないもこっち。
こういうときって、ふと昼間の何気ない会話が蘇ったりするんですよね。
きっと、「…………」でしか表現できない心情もあるのだと思います。
もう、もこっちのこの反応と表情で誰からかかってきたかすぐにわかりますよねw
やっぱり、最後は「加藤さん」が持っていくことになりそうです。
それにしても、加藤さんはもこっちの携帯番号をどこで知ったんでしょうね?
ネットでもいろいろ推理がされているようですけど、はっきりとしたことはわかりません。(まあ、普通に考えるならまこっちでしょうけど)
というより、そこはあえて濁している感じすらしますね。
果たして、もこっちはどんな理由を加藤さんから聞いたのでしょう。
もうこの見せ方からして、先に笑ってしまう勢いですねw
ここで次のページ、という時点であからさまな流れですからw
こういう漫画ならばの基本的な演出もしっかり押さえているところも、わたモテらしいなあと感じてしまいますね。
WWWWWもうわかっていたのに、笑ってしまうパターンwww
ある意味、卑怯な笑いなんですけどね。
それにしても、前にもこんなことがありましたけど、あの時よりはるかにパワーアップしてるだろw
その唇はなんだw安野モヨコかw
WWWWWどんな我慢の仕方だw
一瞬、自分でお尻でもつねっているのかと思ったら、お腹に力を入れたのかwww
妙にリアルな笑いの止め方だけに、かえって笑っちゃいますねw
もこっちの横顔。ネモの表情。そして「ぎゅっ」w
もうこのトライアングル攻撃でずっと笑っていられます!
ネモー、アウトーWWWWWWW
「笑ってはいけない」ならこれは完全にアウトでしょwww
口の形がwwww
ネモの頭に先ほどシーン、「笑わないよ 絶対」が浮かんでいるところが余計に笑いを加速させるwww
こんなの耐えられるわけがないwww
「弟くんのジャージ」という注目すべきポイントもあるのに、まったく頭に入ってきませんよw
余計なことをWWWWWWW
そして、もこっちの顔wwwwww
もうやめてくれ、腹が痛いwwwwww
ネモが笑いをずっと堪えて震えているところとか、細かい描写がまたよけいにツボを刺激してきますよw
というわけで、ここが今回の一番笑ったシーンになります!
正直言うと、もうラスト2ページはどのコマでもよかったんですけどねw
ホント、ここからはすべてのコマでずっと笑いっぱなしだったのでw
ていうか、いつからメイクの話になったんだw
WWWWWなんか、セリフ自体はしんみりムードなのに、とてもそんな気分になれやしないwww
ていうか、メイクとジャージの相乗効果がすごすぎるw
WWWWWネモも同じかwww
つーか横顔がまた強烈だなw
でも、ここのもこっちのセリフって、実はすごい重要なんですよね。
「GW明け席替えだし」
時期的にまだ、ゴールデンウイーク前ということにまずびっくりですし、しかもまた”席替え”があるということにさらにびっくりですよ。
ネズミーへの遠足はGW前後だというイメージがありましたし、その遠足から帰ってきた時には、雫ちゃんが入学して1か月なんてセリフもありましたから、てっきり今は5月上旬くらいかと思い込んでいました。
実はまだ、4月末くらいだったんですね。
うーん、こうなると、ゴールデンウィーク編もありそうですし、その後、また「席替え」というビッグイベントが待っているわけで、いったいこれからどんな展開を用意しているのかと今からドキドキしてしまいますよ。
それはそうと、一通り笑ったあと、このもこっちの思いの発露はちょっとグッときますね。
ネモが隣にいる間に……というところになんともいじらしさを感じてしまいます。
まあ、当のネモには入ってこないわけですけどw
ええwww
その顔とその恰好で外に出るのかw
ネモと加藤さんの表情の違いがまたじわじわきますねw
これ、加藤さんにとっては自信の作なんだろうなあw
み な み さ んWWWWW
本当に笑いを堪えられないときって、声が出ないんですよねw
さすがにこれは責められませんw
こんなの、私だって見たら絶対笑いますw
WWWWW
ああ、もう今はサチもノリもマキもいないからね…まこっちと共有するしかないんだろうけどね……w
でも、ここでまっすぐ真子の元に向かってしまうところが南さんのバカなところなんだよなあ。
なんていうか、常にその場その場の感情だけで生きてるって感じですよね。
しかし、この表情を見ていると、もうどうでもよくなってしまいますw
彼女はもう、こういうギャグ路線でいってもいいかもしれないw
ヤバいのはお前だってのwwww
少しは自分の状況を客観的に見てみろよw
クラス中に響き渡る声で馬鹿笑いしているお前の方がどう考えても痛いってw
ていうか、百歩譲ってもそれを真子に言うか?w
一応黒木グループの一員だぞ、彼女はw
真子もさすがに返す言葉のなく、戸惑っていますよね。
それにしても、クソブサイクってw
南さんの笑い方WWWWW
いぃーっひっっひっひっ!!って悪い魔女かよwww
これ絶対、クラス中の冷たい視線を浴びてるって!こんなん、どう考えてもお前の方が気がふれたかと思われるぞw
ネモが南さんと加藤さんを交互に見ているところに、その異常な空気感が手に取るようにわかりますw
それにしても、加藤さんこええw
WWWWW加藤さんの目の冷ややかなことw
ネモはホント、よく頑張ったw
しかし、南さんのこの自ら地雷を踏んでいくスタイルは一体何なんでしょうねw
これで唯一の頼みの綱だった加藤さんまで自らの手で失ってしまったわけだがw
まあ、彼女は何も考えない学ばないギャグで笑わせてくれるキャラのようですから、これはこれでいいのかもしません。
少なくとも、今回に限っては実にいい仕事をしてくれました!
素晴らしい。
もう掛け値なしに素晴らしかったです。
一点の曇りもなく最高だったと言いきれますね。
もこっちの部屋から始まって、そこで彼女特有の「中二」発想から騒動が起こる流れは、なんだか初期のわたモテを彷彿とさせるものがありました。でも決して過去のパターンを踏襲しただけではなかったんですよね。
以前なら、誰にも相談せず、一人で空回りして恥をかく流れだったはずです。
ところが今は、隣にネモがいます。前の席には加藤さんもいますし、もこっちを嘲り笑うイジワル(笑)キャラさえもいるのです。
ちゃんと、今のわたモテの状況を踏まえた上での笑いになっていたところが、特に素晴らしかったと思いますね。
原点回帰というなら、むしろ「読み切り」型になっていたことがすごくうれしかったです。
3年生編はずっとひとつの話が続いているような気がしていただけに、なんだか窓を開けて新鮮な空気を取り入れたかのような爽やかな気持ちにさせられましたよ。
繋がっていく話をじっくり描く「続きもの」もいいのですが、やっぱりわたモテの基本は一話完結型なんです。
時々、「肩すかし」を挟みながらもいろんなテイストの話をバランスよく紡いでいく。
時には乱暴な話があっても、次は優しい話が待っている。そうやって、わたモテはここまで続いてきたんですから。
前回の受けた仕打ちが嘘のように、いつも通りの笑顔を見せてくれた小宮山さん、伊藤さん。
これが「読み切り連載」の素晴らしさんなんです。
そして、近いうちにまたあるだろう「席替え」。
このことでもう、前回感じた不安は吹き飛んでしまいましたね。
この「席替え」には、なんだか「読み切り連載」そのものを象徴しているかのような気がしたんです。
わたモテは実に多彩な笑いと感動を含んだ作品です。
今回で不安がなくなったとしても、またいつか、この話はどうなんだろう…と思ってしまうときもあることでしょう。
でも、その時はまた、次の話を待てばいいんです。それが不安を解消する一番の方法なんですよ。
単行本作業が2冊重なる関係で、次回の更新は1か月後とのことですが、もう何も心配することはありません。
たったそれだけの時間を待つだけで、至福の時はやってくるのですから。
今では珍しくなった、「もこっちの部屋」から始まる喪111「モテないし周回プレーする」も読める12巻は絶賛発売中です!
加藤さんがもこっちに初めてメイクした話は11巻で読めます!
前回の感想では「混乱している」「すっきりしない」と書いたせいか、わりと批判的な内容だと感じた方もいたようです。でも当人としては、そこまでのつもりは全然なかったんですよ。
批判というか苦言的なニュアンスなら、例えば、喪79「モテないし自由行動する」のときのほうが、率直に「方向性」に不安を漏らしていましたし、喪103「モテないし初夢を見る」のときなんて、はっきりと「物足りなかった」とまで書いています。
さらに喪114「モテないしバレンタインデーを送る③」では、「毒を吐く」とまで言ってますからね。
これらに比べたら、全然おとなしいでしょう。私はただ素直に、混乱していると書いただけだったんです。
ただ一方、今回の話の流れによっては、多少「批判」モードに入らざるを得ないかもしれないなという覚悟もありました。
可能性は低いとは思っていましたが、前回の”オチ”からそのまま続くとか、そうでなくても、食堂での騒動の直接的な続きから始まるようなら、そっちの方向に舵をとるべきかもと考えていたのは事実です。
わたモテは基本、「読み切り連載」ものだと思っています。要するに一話完結型ですね。
そこに、この作品の本質があるんですよ。
3年生編になって「続きもの」が増えても、そこは変わってはいないはずですし、変わってはいけないところだと思うんです。
そういった意味で、今回の更新は今後のわたモテにとっての「試金石」になるはずでした。
さて、結果は……って、もうおわかりですよね?w
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

もこっちの部屋から始まるのはいつ以来でしょう。
なんだかもう、ずいぶん昔のことのように感じられます。(調べてみたら、なんと喪111「モテないし周回プレーする」以来でした)
気が抜けたままアニメやゲームでくつろぐもこっち。相変わらずひどい扱い(笑)を受けているしょぼーんクッション。もう何もかもが懐かしいw
いや~、前回のオチがオチだっただけに、このプロローグは特に染み入りますね。
これですよ、これ。
やっぱり、「バランスの谷川」は健在でした。
そう、バランス。
もう何度も言及してきた言葉ですが、谷川ニコとはまさにバランスに命を懸けた作家だったのです。
だからこそ、一般的な倫理観からずれたクズネタや下ネタで世間を引かせる(笑)ことがあろうとも、わたモテはずっと私たちの心を離さない特別な作品になれたのだと私は考えています。
クズっぽい話のあとは女の子っぽい話。切ない話の後には馬鹿馬鹿しい話。
そうやって、わたモテの世界を紡ぎあげてきた谷川さんが、ずっと「続きもの」を描いていくわけはないのです。
そのための「読み切り連載」ものなのですから。

これまた、久々の「てくてく」歩き!これですよ、これ。
正面からのてくてくもこっちもいいですが、個人的な好みでこっちの横顔をあえてチョイス。少し憂いが混じった表情が実にもこっちらしい。(今回の個人的ベストもこっち)
なお、私は「ペ●ソナ」をゲームもアニメもまったく知らないのですが、ざっと検索してみたところ、いかにももっこっちが好きそうな世界観ですね。ていうか、私もたぶん見れば嵌るなこれはwビジュアルもストーリーも実に「中二」ぽくっていいです。
「中二思想」(中二病じゃなく、あえて”思想”としているところがまたw)って、一度かかったら一生ものだと思うんですよ。
もちろん、年齢や経験とともに薄れていくわけですが、決して消えることはありません。心のどこか奥底に、静かに眠っているだけなんです。それを思い出せるかどうかだけの話なんですよ。
「ペ●ソナ(アニメ)はいい」
このセリフはなんだかすごくうれしくなってしまいました。(ペ●ソナ知らないくせにw)
そう、高校3年生になっても、もこっちは「中二」魂を忘れたわけではなかったのです。

「高二病」にかかると、逆にこういうものをすべて斜に構えつつ否定するものですが、彼女はそんなことはなさそうですね。
素直にキャラの格好にあこがれを持っているようです。
それにしても、このペ●ソナもこっちはかっこいいですね。確かに制服でオシャレというのがいいアクセントになっています。(つーか、ポーズが完全に某キャラそのまんまw)
というわけで、今回は「モテないし仮面をかぶる」。
「仮面」を”キャラ”と読ませるのがポイントですね。
遠足編以降の「少女漫画」や「ギャグマンガ」へのメタ視線にもつながっているような気がします。

WWWなるほど、高校デビューのいいサンプルがここにいましたねw
彼女なんかはまさに「キャラ」をかぶっていたわけで、今回のテーマにピッタリの人選と言えるでしょう。

WWW相変わらず毒舌だなwこれ、実際に声を出していたらネモどんな反応するだろうw
ネモが素で返しているだけによけいおかしいw
てか、やっぱり「中二っぽい言動」と思っていたのねw

「!」と、「ペ●ソナ」に即反応してアニメネタを振ってくるネモが痛かわいいw
(その後の「そうやって制服 変に着るのも…」は聞いちゃいねえw)
しかもまた、こうやってケンカ売るような話題を振ってくるところがいかにもオタっぽいんだよなあ。
(しかし、今って、残酷な魔法少女ものって流行っているんでしょうかね?前も「まほいく」とかが例に挙がっていましたが…)

WWWWWなんかデジャヴを感じるんだがwww
そうそう、喪107のときの

これと同じなんだwww
この時も「まほいく」からだったし、完全に会話再現を狙っているだろw
けっこう、この掛け合いパターンがネモのお気に入りなのかもしれませんね。もこっちにしたらいい迷惑でしょうけどw
私は天丼ネタが好きなので、これからも是非定番ネタにしてほしいですね。もこっちの「それはもういいっつーの」を込みでw

誰やねんwwwwそれは読者のセリフだろwww
クラスメイトのお前は知ってろよw
それにしても、まだ続いていたんですね、「名前判明シリーズ」。
どうやら、遠足編冒頭で「THE MORTH FAKE」を背負っていたかわいい男の子は、和田くんという名前のようです。
(試しに「ロッテ 和田」と検索してみたら、高校野球未経験の選手で、昨年ドラフト育成1位で入団した選手のようですね。今後の成長が期待される期待の新人といったところでしょうか)
和田くんは、遠足編でもネモと親しげに話していましたが、女の子受けするタイプなのでしょうか。ファッションセンスもちょっと中性ぽい感じなのかな?なんか、一部の人に受けそうな気が……w
それにしても、制服にパーカーって、定番なんでしょうか。ネモと和田くんだけの話なんじゃ……

WWWもこっちらしいw
てか、私もネモはイタイ子だとは思ってたけどw
でもここの会話は、なんだかほんわかしますね。
もこっちも自然に憎まれ口を叩くようになりましたし、それを軽く受け流すネモも実に楽しそうです。
バックの梅?模様がまたいい味を出していて、女の子同士のじゃれ合いという感じをうまく引き立てています。
で、さらにもこっちは、
「たまに芝居かかった中二っぽいしゃべり方になるし…」と追い打ちをかけるわけですが……

WWWWWどうやら、ネモの「痛い」ところを突いてしまったようですw
こういう、それまでの楽しい冗談の応酬が急にすっと引く感じって、なんともいえない空気感がありますよね。
「あれ、なんか触れてはいけないところだったか?」と思うと、心臓が宙に浮いた感じになるというか、いてもたってもいられない気持ちになってしまいます。(そういうのをまったく気にしない人もいますけど、私はダメですねえ…ホント、豆腐メンタルでやになります)

いやいや、いろいろあったぞ~w
特に「ようやく会えたって感じかな」なんかはぜったいに前もって言おうと決めていた感がありましたよw
ここで実際に「ほらあの時の~」と例にあげたらどんな反応を示すかちょっと見てみたいかもw
それにしてもここのネモはそれこそ「素のネモ」というか、意表を突かれた焦りが見えて面白いですね。
そんな前のめりに「例えば?」と言われてもwいやいやそこまでマジに取らなくてもいいからw話の流れじゃん?
もこっちも急に攻められても困っちゃいますよねw
でもこういう何気ない会話の中で、少しずつ経験を積んでいくんでしょうね。
ああ、ここは痛いところだったかとか、ここまではいいけどこの領域は微妙なのかとか、けっこういいトレーニングになっているんじゃないでしょうか。

WWWWWああ、そこ言っちゃう?って感じですねw
口にしないだけで、おそらく誰もが心の中で思っていたことでしょうw
赤面するネモが可愛すぎます!

ここの見せ方は実にいいですね。
先ほどの「例えば?」もそうでしたけど、あえて表情を見せずに想像させる演出がキャラクターに深みを与えています。
しかも、ネモだけでなく、ここで後ろ姿のゆりちゃんがかぶさるように登場するところが素晴らしい。
久々の「シャカ子」という点も含めて、彼女の心境がうまく表現されていると思います。(きっと「おはよう」という挨拶すらしていないんだろうなあ…)
それにしても、ネモのこの拗ね方はなんとも子どもっぽさがにじみ出ていて、逆に好感が持てますね。
スマートにキャラを演じているように見えても、どこかなり切れない不器用さがあるんです。
ていうか、もこっち!オタクとか関係なしに普通は「中二」と言われて喜ぶ人間なんていないだろw
なんで、オタクだと中二上等みたいな話になってんだよw

WWW
関係ない話を蒸し返してくるネモ、静かに目線だけで牽制してくるゆりちゃん。
……なんかもう、ホントみんな面倒くせえw
若干ゆりちゃんを気にしながら弁明しているもこっちに同情してしまいますw

ここの演出はちょっと珍しい感じで、なんだか印象に残りましたね。
普通に見れば、セリフ同様、もこっちの仕草だと思うんですよ。
言葉を探している感じがよく出ているじゃないですか。
(そういえば、パーカーの話だったんですよねw私もここを読むまで忘れてましたよw)
でも見方によっては、ゆりちゃんの手元だという解釈もできるんですよね。
その場合は、会話に聞き耳を立てつつ、イライラしている気持ちをここで表現しているわけです。
どちらがどうというよりも、見る人の解釈に委ねている感じなのでしょう。
表情を見せずに想像させる演出と共に、わたモテの世界観を象徴している場面だと思います。

この間が妙におかしいwそして、ヒヨコの存在感w
なんか、日常4コマ系の空気感がありますよね。わたモテでは、ちびキャラをよくフキダシ内で使いますけど、こういう演出もなんだか新鮮に感じます。

ここは、一瞬ドキッとしましたw
まあ、単にパーカーを脱いだだけなんですけど、それでも男なら、だれでもちょっとは意識するんじゃないかなあ。
教室内の全男子が心の中でどよめく姿が目に浮かびますw
そういう意識がまったくないネモの「天然」ぶりが、なんとも微笑ましく感じられたシーンでしたね。

おお……。これはこれでなかなか……w
こういうのは袖を余す感じがいいんですよね。もこっちって、ホント小さいんだなあw
こういうキャラなんだとすれば、それはそれで「中二」感あふれるいいコスチュームだと思いますw

匂いかぐなよwほぼ変態だぞ、それw
こういうところはもこっち相変わらずだなあと思わせますね。

WWWWW
もこっち、ホント「勃●」好きだなw
ゆうちゃんへの「こりゃホンマ勃起もんやで…」を思い出しましたよw(コミックス1巻所収の喪8「モテないし見えないとこに気を遣う」参照)
ていうか、もはや躊躇なく口にしているなwこれ、ゆりちゃんや加藤さんにも聞こえてるだろw
エロゲ声優も辞さないと言っているネモの動揺ぶりもいいwここでも表情を見せない演出が光ります。

ここは、本当に素晴らしいですね。
教室内の風景を見せるコマの中で、さりげなく小宮山さんと伊藤さんを配置するセンスにはもう脱帽するしかありません。
しかも実に自然な姿を見せているところに非凡さを感じますね。
これ、凡庸なマンガ家なら、前回の流れを引きずってしまうと思うんですよ。
沈んでいる小宮山さんとかを見せて、軽い笑いを取りに行こうとするパターンなんです。
ところが、谷川さんは違います。
前回のドタバタ感を今回の話にそのまま持ち込んでしまったら、キャラもストーリーも死んでしまうことをちゃんとわかっていました。
大けがしても、次のコマでは元に戻っているのが「ドタバタギャグ」です。
そういう暗黙の了解の中でお約束を繰り広げたのが前回の話だったのでしょう。
でも、今回の話は違います。女子同士のリアリティある会話の中でキャラの心情を浮き彫りにしつつ笑わせるスタイルなんです。
だからこそ、前回の空気を引っ張ることなく、いつも通りの小宮山さんと伊藤さんを我々に見せてくれたのではないでしょうか。
ひとつの大きな話をただずっとなぞっていくのではなく、「バランス」をはかりながら世界を築き上げていく。
そういう「読み切り連載」という本質を、谷川さんは決して忘れてはいなかったのです。
大げさではなく、もうこのコマを見た瞬間に、何も心配することはないなと確信しましたね。

いつの間にか「クロ」呼びに戻っているところがいいですよね。
変に強調せず、こういう一見なんでもないところに、些細な変化を入れてくるところがわたモテのすごいところです。
加藤さんの笑みがなんとなくネモに向いているように見えるのは私だけでしょうか?

今のファッション誌って、制服ベースでのオシャレ特集とかあるんですね。
じじいにはまったく縁のない世界なので、よくわかりませんがw
でも、よく考えてみたら、まずはこういうのを見て研究するのが定石ですよね。なんで気づかなかったんだw
まあ、もこっちは、今まで見たこともほとんどなかったんでしょうから仕方ないのかも。
ところで、右のモデルさん、ちょっとゆうちゃんに似てません?

おお、なんか普通の女子高生同士の会話っぽいw
さりげなくアニメの話題もちりばめつつ、ファッションの話をできるところがネモらしいところですね。
まあ、もこっちはまだ、イマイチのり切れないようですがw

WWW目の前に加藤さんがいるのになんてことをw
まあ、もこっち的には褒めてるつもりなのかもしれないけどw
ネモがすかさず、「なに その男のオタクみたいな発想?」とやり返していたのも面白かったですねw
もここみとはまた違う、ねももこならばの関係性が見えたような気がしました。

加藤さんの表情が限りなく優しいw
少しずつ女子力を学んでいくもこっちを、影から見守っているかのような感じw
ネモのような主張って、本当によく聞きますよね。要するに女子同士のコミュニケーションの手段なのかな?
女の子の「かわいい」は男のそれとは違うというのも、その辺と関係してくるのかもしれませんね。
もこっちは今までそういう中にいなかったので、思いもしなかったのでしょう。
「え!?そうなの?」には素直な驚きしか感じられませんw

おお…。なるほど、勉強になるなあ…
ていうか、ナチュラルという一言をとっても認識の違いがあるんですよね。
男の私からすると「ナチュラルメイク」って、一見化粧だとはわからないような自然なメイク、というイメージがあるんですが、でもどうやら、そういうことではないらしいんです。(この辺は説明を受けてもイマイチピンとこないのですがw)
それにしても、「学校でもバレない!」って本当か?こんなメイクをしてきたら一発でわかると思うのは私が何もわかっていないからなんでしょうか……

今回の個人的ベストシーン。
イタくてもいいじゃんは、自分自身に向けた言葉でもあったような気がします。
…でも、実はこんないいシーンが、この後の捧腹絶倒展開への伏線だったりするのがわたモテなんですけどねw

その夜、一人ゲーム(なんでも、これも「ペ●ソナ」なんだそうで)をしながらも、ネモの言葉が頭から離れないもこっち。
こういうときって、ふと昼間の何気ない会話が蘇ったりするんですよね。
きっと、「…………」でしか表現できない心情もあるのだと思います。

もう、もこっちのこの反応と表情で誰からかかってきたかすぐにわかりますよねw
やっぱり、最後は「加藤さん」が持っていくことになりそうです。
それにしても、加藤さんはもこっちの携帯番号をどこで知ったんでしょうね?
ネットでもいろいろ推理がされているようですけど、はっきりとしたことはわかりません。(まあ、普通に考えるならまこっちでしょうけど)
というより、そこはあえて濁している感じすらしますね。
果たして、もこっちはどんな理由を加藤さんから聞いたのでしょう。

もうこの見せ方からして、先に笑ってしまう勢いですねw
ここで次のページ、という時点であからさまな流れですからw
こういう漫画ならばの基本的な演出もしっかり押さえているところも、わたモテらしいなあと感じてしまいますね。

WWWWWもうわかっていたのに、笑ってしまうパターンwww
ある意味、卑怯な笑いなんですけどね。
それにしても、前にもこんなことがありましたけど、あの時よりはるかにパワーアップしてるだろw
その唇はなんだw安野モヨコかw

WWWWWどんな我慢の仕方だw
一瞬、自分でお尻でもつねっているのかと思ったら、お腹に力を入れたのかwww
妙にリアルな笑いの止め方だけに、かえって笑っちゃいますねw
もこっちの横顔。ネモの表情。そして「ぎゅっ」w
もうこのトライアングル攻撃でずっと笑っていられます!

ネモー、アウトーWWWWWWW
「笑ってはいけない」ならこれは完全にアウトでしょwww
口の形がwwww
ネモの頭に先ほどシーン、「笑わないよ 絶対」が浮かんでいるところが余計に笑いを加速させるwww
こんなの耐えられるわけがないwww
「弟くんのジャージ」という注目すべきポイントもあるのに、まったく頭に入ってきませんよw

余計なことをWWWWWWW
そして、もこっちの顔wwwwww
もうやめてくれ、腹が痛いwwwwww
ネモが笑いをずっと堪えて震えているところとか、細かい描写がまたよけいにツボを刺激してきますよw
というわけで、ここが今回の一番笑ったシーンになります!
正直言うと、もうラスト2ページはどのコマでもよかったんですけどねw
ホント、ここからはすべてのコマでずっと笑いっぱなしだったのでw
ていうか、いつからメイクの話になったんだw

WWWWWなんか、セリフ自体はしんみりムードなのに、とてもそんな気分になれやしないwww
ていうか、メイクとジャージの相乗効果がすごすぎるw

WWWWWネモも同じかwww
つーか横顔がまた強烈だなw
でも、ここのもこっちのセリフって、実はすごい重要なんですよね。
「GW明け席替えだし」
時期的にまだ、ゴールデンウイーク前ということにまずびっくりですし、しかもまた”席替え”があるということにさらにびっくりですよ。
ネズミーへの遠足はGW前後だというイメージがありましたし、その遠足から帰ってきた時には、雫ちゃんが入学して1か月なんてセリフもありましたから、てっきり今は5月上旬くらいかと思い込んでいました。
実はまだ、4月末くらいだったんですね。
うーん、こうなると、ゴールデンウィーク編もありそうですし、その後、また「席替え」というビッグイベントが待っているわけで、いったいこれからどんな展開を用意しているのかと今からドキドキしてしまいますよ。
それはそうと、一通り笑ったあと、このもこっちの思いの発露はちょっとグッときますね。
ネモが隣にいる間に……というところになんともいじらしさを感じてしまいます。
まあ、当のネモには入ってこないわけですけどw

ええwww
その顔とその恰好で外に出るのかw
ネモと加藤さんの表情の違いがまたじわじわきますねw
これ、加藤さんにとっては自信の作なんだろうなあw

み な み さ んWWWWW
本当に笑いを堪えられないときって、声が出ないんですよねw
さすがにこれは責められませんw
こんなの、私だって見たら絶対笑いますw

WWWWW
ああ、もう今はサチもノリもマキもいないからね…まこっちと共有するしかないんだろうけどね……w
でも、ここでまっすぐ真子の元に向かってしまうところが南さんのバカなところなんだよなあ。
なんていうか、常にその場その場の感情だけで生きてるって感じですよね。
しかし、この表情を見ていると、もうどうでもよくなってしまいますw
彼女はもう、こういうギャグ路線でいってもいいかもしれないw

ヤバいのはお前だってのwwww
少しは自分の状況を客観的に見てみろよw
クラス中に響き渡る声で馬鹿笑いしているお前の方がどう考えても痛いってw
ていうか、百歩譲ってもそれを真子に言うか?w
一応黒木グループの一員だぞ、彼女はw
真子もさすがに返す言葉のなく、戸惑っていますよね。
それにしても、クソブサイクってw

南さんの笑い方WWWWW
いぃーっひっっひっひっ!!って悪い魔女かよwww
これ絶対、クラス中の冷たい視線を浴びてるって!こんなん、どう考えてもお前の方が気がふれたかと思われるぞw
ネモが南さんと加藤さんを交互に見ているところに、その異常な空気感が手に取るようにわかりますw
それにしても、加藤さんこええw

WWWWW加藤さんの目の冷ややかなことw
ネモはホント、よく頑張ったw
しかし、南さんのこの自ら地雷を踏んでいくスタイルは一体何なんでしょうねw
これで唯一の頼みの綱だった加藤さんまで自らの手で失ってしまったわけだがw
まあ、彼女は何も考えない学ばないギャグで笑わせてくれるキャラのようですから、これはこれでいいのかもしません。
少なくとも、今回に限っては実にいい仕事をしてくれました!
素晴らしい。
もう掛け値なしに素晴らしかったです。
一点の曇りもなく最高だったと言いきれますね。
もこっちの部屋から始まって、そこで彼女特有の「中二」発想から騒動が起こる流れは、なんだか初期のわたモテを彷彿とさせるものがありました。でも決して過去のパターンを踏襲しただけではなかったんですよね。
以前なら、誰にも相談せず、一人で空回りして恥をかく流れだったはずです。
ところが今は、隣にネモがいます。前の席には加藤さんもいますし、もこっちを嘲り笑うイジワル(笑)キャラさえもいるのです。
ちゃんと、今のわたモテの状況を踏まえた上での笑いになっていたところが、特に素晴らしかったと思いますね。
原点回帰というなら、むしろ「読み切り」型になっていたことがすごくうれしかったです。
3年生編はずっとひとつの話が続いているような気がしていただけに、なんだか窓を開けて新鮮な空気を取り入れたかのような爽やかな気持ちにさせられましたよ。
繋がっていく話をじっくり描く「続きもの」もいいのですが、やっぱりわたモテの基本は一話完結型なんです。
時々、「肩すかし」を挟みながらもいろんなテイストの話をバランスよく紡いでいく。
時には乱暴な話があっても、次は優しい話が待っている。そうやって、わたモテはここまで続いてきたんですから。
前回の受けた仕打ちが嘘のように、いつも通りの笑顔を見せてくれた小宮山さん、伊藤さん。
これが「読み切り連載」の素晴らしさんなんです。
そして、近いうちにまたあるだろう「席替え」。
このことでもう、前回感じた不安は吹き飛んでしまいましたね。
この「席替え」には、なんだか「読み切り連載」そのものを象徴しているかのような気がしたんです。
わたモテは実に多彩な笑いと感動を含んだ作品です。
今回で不安がなくなったとしても、またいつか、この話はどうなんだろう…と思ってしまうときもあることでしょう。
でも、その時はまた、次の話を待てばいいんです。それが不安を解消する一番の方法なんですよ。
単行本作業が2冊重なる関係で、次回の更新は1か月後とのことですが、もう何も心配することはありません。
たったそれだけの時間を待つだけで、至福の時はやってくるのですから。
今では珍しくなった、「もこっちの部屋」から始まる喪111「モテないし周回プレーする」も読める12巻は絶賛発売中です!
加藤さんがもこっちに初めてメイクした話は11巻で読めます!
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