私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!喪133~けっきょく最後は、小宮山さんがすべてを持っていきました~
4月26日に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」が喪133に更新されました。
今回は、前回を踏まえての「学食」回。
まあ、ほとんどの人が予想した通りの流れでしたね。
たまには「箸休め」を入れても…と、毎度のことながら思うのですが、
もうこうなると、「3年生編」はこのまま突っ走るつもりなのかなという気もしてきました。
考えてみれば、喪122「モテないし3年生になる」から、もうずっと話がつながっていますからね。
「遠足」編では、「以下次号!」的な“ヒキ”も何度かありましたし、もしかしたら、一話完結の「読み切り連載」形式にもあまりこだわらない方向に変えつつあるのかもしれません。
そうなると、必然的にわたモテの魅力のひとつでもあった「次回の内容を予想する楽しみ」は薄れてしまうわけで、少し寂しくはありますね。
ただ、一方で、新たな楽しみも生まれてきました。
それは、「組み合わせ」を予想する楽しみ。
言い換えれば、「ドリームマッチ」というか「異種格闘技戦」的なワクワク感でしょうか。
これだけキャラクターが増えると、まだ一度も絡んだことのない組み合わせがけっこうあります。
あのキャラにあのキャラをぶつけたらどんな反応をするだろうとか、あの子とあの子はどんな会話をするかなとか、そんな「もしも」を想像する楽しさ。
今のわたモテにはそんなファンならばの妄想を実際に見せてくれる面白さを感じますね。(もっとも、それゆえ「こんなの同人誌かよ」という声も聞こえてくるわけですが)
今回も前回の流れをただ引き継ぐのではなく、「組み合わせ」のワクワク感に満ち溢れた話になっていたと思います。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!
まずはこのサムネ。
一見して、ネモとの学食話だとわかる構図になっているわけですが、それでも驚きとともに、高まる期待を抑えることができませんでしたね。
だって、どうみても、イレギュラーな存在がひとりいるじゃないですか。
真正面の人はともかく(笑)、右側の人はあきらかに想定外ですよ。もう、この時点でワクワクしてしまいますね。
この人がここに同席しているということは…?とか、あれこれ想像が広がっていきます。
本編を読む前に、しばらくその“想像”にひたるのもまた一興ですよね。
今のわたモテにはそういう楽しみがあるんです。
さて、その肝心の本編ですが、ネモとのお昼にあーちゃんこと岡田が同席することになります。
まあ、これは想定内というか、むしろ、当初はネモと二人だけの予定だったのかよと、そこに驚いたくらいでした。
てっきり、元祖(笑)「学食回」の喪97のように、リア充4人組との昼食だと思っていたので、冒頭のこのやり取りは意外にすら感じましたね。
ネモの狙いとしては、はじめはもこっちと二人でお昼を過ごすつもりだったのでしょうか。
いや、昨日のお昼に誘った時も、「まこちゃんや田村さんも来ればいいじゃん」と言っていましたし、二人ということにこだわっているわけではなさそうです。
ひょっとすると、最初から岡田との席をセッティングするつもりで誘ったのかもしれませんね。
そうでなくても、岡田の気持ちを察しつつ、ネモから今回の学食の件を岡田に話した可能性もあるような気がします。
それにしても、岡田がもこっちにごはんをおごるというのはすごく新鮮に感じますね。
2年時には、ほとんど会話すらほとんどしたことがなかった彼女が…と思うと、感動すら覚えます。
岡田も照れくさいのか、目を合わせようとしないのが、かえって微笑ましくもありますね。
いつもの彼女らしくないキョドり方だからこそ、逆に素直な気持ちが伝わってくるのではないでしょうか。
あと、これは余談ですが、今回は南さんから話が始まりませんでしたね。
前回の南さんのセリフ「今日からお昼どうしよう…」を考えると、なんだかかえって気になります。
サムネで心の準備は出来ていたとはいえ、それでも実際にこの組み合わせを目の当たりにすると、なんだか不思議な感じがしますね。
同人誌的というか、確かに昔のわたモテだったらファンアートの世界でしかありえない夢の競演でしょう。(同じ漫画のキャラ同士でそういう感覚というのも変な話ですがw)
もこっちと小宮山さんが同時に気づくというのもなんだかいいですよね。本当にこの二人、息がぴったりだよなあw
というわけで、今回は「モテないしつながっていく」。
これまた、意味深というか、いろいろ考えたくなりますよね。
とても「学食回2」といった内容のものにつけるタイトルとは思えません。
これは個人的な感覚なのですが、どうもタイトルのつけ方が少し変わってきたような気がします。
それまでは「モテないし学食で食べる」といった、けっこうストレートというか、状況まんまを付けたものが多かったと思うのですが、ここ最近は読者にイメージさせるようなものが増えてきたように感じますね。
前回の「モテないし先輩後輩の関係」もそうですが、他にも「モテないしのる」「モテないし教えてあげる」といった、一瞬え?と思わせるようなものが目立ちます。
今回の「つながっていく」なんかは、テーマそのものというか、話のプロットをタイトルにしたかのような印象すら受けますね。
おお、券を渡しているのは、2-4の委員長だった子じゃないですか!
前回の表紙に豚の餌さん?らしき子(南さんの前)がいましたが、これも何かの伏線なのでしょうか?
それはともかく、ネモが小宮山さんの名前を知っていることにちょっとびっくりしましたね。
まあ、あの自己紹介は強烈だったので、それで覚えているのかもしれませんがw(でもどう見ても、ネモは小宮山さんの話なんて聞いちゃいなかったよなあ…w)
伊藤さんの名前が先にあがっているところからすると、伊藤さん経由で知っていたのかもしれませんね。
彼女とはクラス発表の時に話していますし。
それにしても、ネモは本当になんでもないことのように自然に誘うなあ。
この「人におごってもらう」あるあるはすごくわかりますね。
けっきょく、もこっちはこの中から「きつねうどん」を選ぶのですが、私もおごってもらう際には、どうしてもこういう良くも悪くもない無難なものを頼んでしまいますねえ……おごる方はきっと、なんとも思っていないんでしょうけどね。
(そういえば、前回の「学食」でももこっちはうどんでした。谷川さんの中ではうどんが一番無難なものなのかもw)
ただ、岡田も「私も同じものでいいや」と、もこっちと同じ「きつねうどん」を頼んでいましたけど、
ひょっとすると、そんなもこっちの気の遣いように気付いていたのかもしれませんね。
ここでは引用しませんでしたけど、彼女の人柄がうかがえるちょっといいシーンでもありました。
それはそうと、「ステーキ丼」ってwww
学食にもいろんな丼ぶりものはあるでしょうけど、よりによってそれかよw
しかも500円w 妙にリアルな安価なのが、逆に怖いw
どうやらネモは小宮山さんに興味があるようですね。
伊藤さんにではなく、小宮山さんに尋ねるところが印象的です。
もっとも、この時点では、もこっちと小宮山さんの関係については知らなかったようですが…。
話題を繋げるつもりで、もこっちとの関係を口にしたのでしょうけど、傍から見ると、もう阿吽の呼吸ですよねw
「お前とは」「まあな」とかw
同中うんぬん以前に、こんなやり取りを目の当たりにしたらそりゃあ「!」ともなりますよ。
(「同中」というフレーズに言いようのない懐かしさを感じてしまうのは、私が歳をとったからでしょうか…)
それにしても、ネモはもう当たり前のように「クロ」と呼んでいますね。
WWWWW
もう完全にハモっていますよねwなんでセリフまで全かぶりなんだよwww
タイミングもさることながら、目つきといい表情といい、まるで仲の良い姉妹かのようです。
今回はここを個人的ベストシーンにあげたいですね。
WWWWW
サムネにも選ばれた実に味わい深いシーンですが、先の流れからこの場面に至るとまた絶妙な間を感じますねw
お揚げを咥えたままの岡田がなんとも可愛らしいですけど、こうして真正面から見ると、なんだかお公家様のように見えなくもありませんw(ていうか、咥えたまま、いったん動作を止めたのでしょうかw時間を止める系のアレじゃないんだからw)
ネモと伊藤さんがまたなんとも言えない表情をしていますよね。
ネモなんかは、まるで見てはいけないものを見てしまったみたいな感じじゃないですかw
そりゃ、誰でもそう思いますよねw口裏合わせたんかみたいな感じでしたからw
しかし、岡田がふたりに「本当は仲良いんじゃないの?」と話しかける日がくるなんて思いもしませんでしたよ。
なんてことはないシーンですけど、なんだか感慨深いものがありますね。
それにしても、二人の返しがw
「なぁ?」「ああ ないな」
もう言っているそばから、息ぴったしw
ところで、各々が食べているメニューがまた興味深いですね。
もこっちと岡田はもちろん「きつねうどん」ですけど、
ネモは先ほどのメニューボタンにもあった「ドリア」でしょうか。
小宮山さんはアジフライ?がのっているようですが、ひょっとすると、「日替わり」(定食)なのかもしれませんね。
なんとなく、彼女らしいなと思ってしまいます。
伊藤さんは
こちらの今日のオススメ、「幕カレー」かな?
さすが岡田、よくわかっていますね。
そう、もこっちと小宮山さんの仲は決して良くないんです。でも一緒にいれば、息がぴったり合う。
そんな関係は確かにうらやましいです。
得ようとして得られるものではないからこそ、かけがえのないものに思えるんですよね。
もこっちは、言い訳すればするほど、ドツボにはまっていくパターンですねw
笑いのネタでも、「いやいや、これはマジ!マジの話だから!」と力説すればするほど、「またまた~w」となりますからw
チョロいツンデレwwwww
なんか、遠足を経てから、またもこっちのツッコミセンスが復活したような……w
「こんな奴ありえない」「地球で一番大キライ」とか、どこかで聞いたかのようなツンデレセリフがまた絶妙ですねw
ビシッ!と指さすところとか、なんか元ネタがありそうな気もしますw
相手役の「こみ太」がまたすっごくありそうなんだよなあw
「こいつに速攻落とされる」の矢印も、変にじわじわきますw
小宮山さんwwww
「おい!その話はやめろよ!」って、よけいに誤解されるだろw
完全に訳ありカップルのそれじゃねーかw
(心なしか、妙にイケメンに見えるw)
でも、ここですんなり弟の話を切り出せるとは、やっぱり、もこっちも変わりましたよね。
以前の彼女だったら、弟の話を出すまでもなく、ひたすら「こいつは変態だから」と強弁したような気がします。
そういえば、ネモって、智貴のことを知りませんでしたか。
というか、学校で弟のことを知っている人間は割と限られていましたよね。
黒木姉弟の関係というのは、連載当初から続く、わたモテにおいて最も重要なポイントです。
ここでネモたちが弟の存在を知るというのは、かなり大きな意味を持ってくるような気がしますね。
さて、なにやら背後からネモに話しかける人物がいるようですが……
WWW こえーw
急に話に入り込んできて、一体なんだw
いきなり、後ろから声かけられて、こんな冷たい目を向けられたらビビりますよw
ていうか、ずっと会話に聞き耳立てていたんですねw
WWWWW真子の居たたまれないような顔www
彼女も心労が尽きませんねw
このゆりちゃんの話もどうなんでしょうw
ネモが学食誘ったのは「明日一緒に」と言っていることからして、昨日のことのはずですが、
普段、彼女たちは、お弁当を持って教室で食べているはずですよね?
以前、もこっちが誘った時は「お弁当持ってきちゃった」と断っていましたし。
前もって約束してない限り、誘われてすぐに学食、とはいかないと思うのですがw
たぶん、真子にそれとなく仄めかして、学食の話をしたんでしょうね。
あの時、吉田さんも一緒にいましたから、彼女も含めて提案するように誘導したのかもしれません。
ていうか、けっきょくこうなるなら、最初から素直に行くと言えばよかったのにw
わざわざ、隣のテーブルまで確保している時点で、気になってしょうがないのはもうバレバレなんだからw
まあ、なんにせよ、真子の表情がすべてを語っていますね。
ああ、そういえば、もこっちはゆりちゃんと智貴とのことは知らないんでしたね。
あの時は、ずっとトイレに行っていましたしw
ゆりちゃんの挑発(?)もネモにはあまり効いていないようです。
まあ、弟に会ったことがあるかどうかでマウントとられてもねえ……それをいったら、うっちーだって会ってるといえば会っていますしねw
逆に「知らないことばかり」だからこそ、これからもっと知っていきたいというスタンスなのがネモの強さなのでしょう。
WWW 成瀬さんってwww聞いてもないことをw
いやあ、でも、正直、このゆりちゃんの痛々しさはちょっときついですね。
ネモのツッコミのおかげで、辛うじて笑いにはなっていますけど、彼女が抱えているものの根は深いなあとしみじみ感じてしまいます。
遠足編で少し吹っ切れたかのようにも見えたのですが、どうやら、そう簡単にはいかないようですね。
いやいや、あの時はキーホルダーの話なんかしてなかったろw話らしい話もしてなかったと思うんだがw
ていうか、ゆりちゃんの中では今でも「高一にもなってこんなものを欲しがってる」ことになっているんだw修学旅行のお土産のことを今でも覚えているとは、よっぽどインパクトがあったんだろうなあ。
でも、ゆりちゃん、これはやらかしてしまいましたね。
あの人の前でそれは起爆ボタンのようなものですからw
この「さわった」の意味が、最初はよくわからなかったんですよね。
直前の流れからキーホルダーのことを言っているのかとも思ったのですが、それでは意味が通じませんし。
さすがに弟のことを指しているとはすぐには思いつきませんでしたね。
うーん、さすがにこの言い方はいただけません。
人に対して使う言葉ではありませんし、ましてやそのお姉さんもそばにいるわけですから。
ネモへの対抗意識で、そういったところに思いが寄らなかったんでしょうけど、
ひとつのことに囚われるとそれ以外のことがまったく見えなくなってしまうのは、彼女の悪い癖だと思います。
真子も心配そうですね。それこそ、以前「黒木さんの中学の友達」と話したときのことが頭をよぎったのかもしれません。
…さて、そんなゆりちゃんの言葉を“あの人”が聞き逃すわけがありませんw
この人もまた違った意味で、周りが見えなくなる悪い癖があるからなあw
目元が一切見えないところがやけに怖いですw
さすがのゆりちゃんもこれは戸惑うばかりですよね。さっきまでの勢いはどこへやらw
伊藤さんがびっくりしているかのように小宮山さんを見ているのも興味深いですけど、
岡田が我関知せずとばかり、目線を外しながらうどんをすすっている姿が妙におかしいですねw
WWWWW そこかよwww
てっきり、智くんに対してその言い方はなんだ、と怒っているのかと思ったわw
それはそうと、ゆりちゃんの「びく」がむちゃくちゃかわいい!
伊藤さんwwwwww
さすがって、どういうことだよw
ていうか、今までもこんな状況を何度も彼女は目撃してきたんでしょうか……
小宮山さんは、もうこうして見ると完全にチンピラですねw目がイっちゃってますw
いつでもいったる!みたいな臨戦態勢に入ってるしw
それとは対照的にゆりちゃんの天然ぶりがまたおかしいw
まあ、どこと言われても、実際は裾を掴んだだけですからねw
(つーか、小宮山さんはいったいどこをさわったと思っているんだろう…w)
まさに「冷や水を浴びせる」かのようなシーン。
読んでいる方も、いったんここで頭を冷やされたかのような錯覚に陥ったのではないでしょうか。
すごく心に残ったシーンですね。(今回の個人的ベストもこっちです)
「私の友達」というもこっちのセリフもさることながら、
彼女が暴走する小宮山さんをこんな方法で止めたことに、なんだか不思議な感動を覚えました。
以前だったら、暴力は振るわないまでも、ネクタイを引っ張ったり肩を掴んだりして、
「何やってんだこらあ!」くらいの勢いで同じテンションで喧嘩をしかねなかったと思うんですよ。
こんな風に冷静に、相手の正気を取り戻そうとするかのように窘めるというのは、まずしなかったはずなんですね。
それは、「学食」という場が、しっかり彼女には見えていたということももちろんあるでしょうけど、
何より、小宮山さんの性格をよく知っていたからなのではないでしょうか。
彼女なら、いきなり水を浴びせても、さらに暴走することなく、ちゃんと冷静になってくれることをもこっちはわかっていたのです。
WWWWWなんじゃそりゃw
ロッテのせいにすんなよw
でも、笑いながらも、ちょっと感動もしましたね。
ここで素直に「悪い」と謝れるのは彼女のいいところです。(まあ、ゆりちゃんにもちゃんと謝らなければいけないだろとは思いますけどw)
もこっちもそんな彼女のことを信じていたからこそ、躊躇なく水を浴びせられたのでしょう。
それにしても、こうして見ると、本当に仲が良いとしか思えないw
WWWWW今回は伊藤さんのモノローグも中々の切れ味ですねwww
ていうか、この場合の「普通」ってどういうニュアンスなんだろw
もこっちと小宮山さんのこのやり取りも一般的なものとは思えないんだがw
岡田のモノローグも伊藤さんに負けていませんw
「メガネ やべー奴だな……」ってwww
もはや彼女の中では「メガネ」呼ばわりなのかw
ネモがまたなんとも言えない表情をしていますね。
他の二人がモノローグで語っているだけに、よけいに彼女の「…………」が際立ちます。
ネモがもこっちと小宮山さんの関係に何やら思うことがある中、
ゆりちゃんはもこっちが放った「私の友達」という言葉しか頭にないようですw
ゆりちゃんは元々冷静でツッコミキャラだったはずなのに、最近は闇落ちしてしまっているのが少し寂しいといった声も耳にしますが、こういうところを見るとそういった意見もわかるような気がします。
ただ、彼女のそのツッコミはもこっちや吉田さんだけに発揮されるものだったとも思うんですよ。
彼女はいまだに修学旅行4班の中でしか、彼女ではいられないんです。
彼女が変わったというより、周りに人が増えて、あの頃のままではいられなくなったということもあるのではないでしょうか。
どうもゆりちゃんのもこっちへの執着というのは、単純に嫉妬というだけではなくって、
もっと彼女のパーソナリティーの奥深くに根差しているような気がしてなりません。
そんな中、吉田さんがいったんここで席を立つというのも絶妙なタイミングですね。
この微妙な空気を変えるには、こういった切り替えが必要なんです。
ゆりちゃんにとっても、ここでいったん気持ちが整理されたのではないでしょうか。
意外と吉田さんは、周りのことをよく見ているのかなと感じましたね。
ここでその話題の張本人登場!
しかも、吉田さんとの再会とはなんともニクイ演出です。
つーか吉田さん、もうすっかり顔を覚えているようですねw
うっちーのことはまったく覚えていなかったくせに、どういうことだよw(喪105のこのシーンを参照w)
智貴は、「小僧」呼ばわりがやっぱり気になるようw
まあ、周りに聞かれたらいったいどんな関係なのかと勘ぐられかねませんからねw
WWWなんかこの二人、気のいい姉ちゃんと振り回される年下の男の子という感じで、けっこうお似合いな気がしてきましたw
吉田さんも智貴も、異性という意識がほとんどなさそうなのが微笑ましいですよねw
そして、なにやらまた背後から声が……w
WWWWW
小宮山さん、荒ぶり過ぎwww
さきほどの、「悪い…」は一体なんだったんだよw
ていうか、智くんの前でいいのか……?
WWWWW
飲食の場でこれって、もはや完全なる“やから”じゃねーかw
もこっちじゃないですけど、すぐイキリやがる狂犬かよと言いたくなりますねw
吉田さんも負けじと応戦するだけに、もう収拾がつかないw(「さっきからなんだコラ」がリアルなだけに笑ってしまうw)
ていうか、これがオチなんでしょうかw
まあ、一応、落ちているといえば落ちてはいますが、やっぱり、この続きが読みたいですね。
さすがに、これで話を締めるのは、ちょっと小宮山さんが可哀想でしょうw
それに、なんといっても今回のタイトルは「モテないしつながっていく」なのですから。
ぜひ、ここから、さらに話がつながっていくのを期待したいですね。
なお、一番笑ったシーンですけど、
今回は、もう
これに尽きますねw
オチよりも先にこっちを見て吹き出しましたよw
このキャッチだけだと、いったいどんな漫画なのかよくわからない……w
岡田のちょっとしたセリフとか、ネモの複雑な胸の内とか、はたまたゆりちゃんのこじらせ方とか、
色々見るべきところはあったかと思うのですが、けっきょくは、小宮山さんがすべてを持っていたような気がしますw
本当は、今回のゆりちゃんは、ちょっと笑えないリアルさがあって、どうかなあと思う部分もあったのですが、それも、小宮山さんの荒ぶりようで救われましたね。どう考えてもこみちゃんの方がヤバいwといった空気になりましたから。
そういった意味では、喪124「モテないし友達の関係」で「ゆうちゃんがいてよかった」と感じたように、今回は「こみちゃんがいてよかった」ということになるのかもしれません。
それにしても、今回の話に「つながっていく」というタイトルを付けた谷川さんはすごいですね。
確かに、いろんなキャラの関係や心情がつながっていく話になっていました。
ゆりちゃんたちのグループとネモたちのグループ、そして、小宮山さんグループがここで初めてつながったのです。
そして、キャラクターだけではなく、これまでの話ともいろんなつながりがありました。
ゆりちゃんが弟に会ったというのは、喪123「モテないし弟が3-5にくる」のことですし、吉田さんが智貴を小僧と呼んでいたのも、その喪123からの流れですね。
黒木さんの中学の友達とも話したというのは、喪124「モテないし友達の関係」のことを踏まえて言っています。
そして、ラストの智貴が言っていた「学食に来るとろくなことがない」は、もこっちと変態姉妹が初めて学食で会した喪91「モテないし邂逅する」のことを指しているわけです。
もっと言うなら、元祖「学食回」である喪97「モテないし学食で食べる」ですね。あの時の岡田は、もこっちと一切関わろうとはしませんでしたが、今回の「学食」は本当に感慨深いものになっていました。
あの岡田がもこっちにごはんをおごってあげて、さらに小宮山さんとの仲を「いいな」と評価するとは!
ゆりちゃんは一見すると、どうもいい方向には進んでいません。
ネモもなにやら複雑な顔を浮かべていましたし、小宮山さんにいたっては、愛しの智くんの前で、狂犬ぶり(笑)を見せつけてしまう始末です。
それでも、今回の話に「つながっていく」と名付けたことを考えると、それほど心配することはないように思えます。
これまでの彼女たちの日々がここにつながったように、ここからまた、新たにつながっていくということなのでしょう。
それは不安や心配よりも、ワクワクするような楽しさのほうが大きいはずだと私は信じます。
…というわけで、次回はこみよしの仁義なき戦いに期待しましょう!
これにうっちーが参戦してきたら、もうカオスどころじゃありませんがw
(ところで、さすがに今回はうっちー、いませんでしたよね?)
ネモと伊藤さんとの初顔合わせも見られる12巻は絶賛発売中です!
もこっちが初めて学食に行く回や、リア充4人組と席を共にする回は10巻で!
今回は、前回を踏まえての「学食」回。
まあ、ほとんどの人が予想した通りの流れでしたね。
たまには「箸休め」を入れても…と、毎度のことながら思うのですが、
もうこうなると、「3年生編」はこのまま突っ走るつもりなのかなという気もしてきました。
考えてみれば、喪122「モテないし3年生になる」から、もうずっと話がつながっていますからね。
「遠足」編では、「以下次号!」的な“ヒキ”も何度かありましたし、もしかしたら、一話完結の「読み切り連載」形式にもあまりこだわらない方向に変えつつあるのかもしれません。
そうなると、必然的にわたモテの魅力のひとつでもあった「次回の内容を予想する楽しみ」は薄れてしまうわけで、少し寂しくはありますね。
ただ、一方で、新たな楽しみも生まれてきました。
それは、「組み合わせ」を予想する楽しみ。
言い換えれば、「ドリームマッチ」というか「異種格闘技戦」的なワクワク感でしょうか。
これだけキャラクターが増えると、まだ一度も絡んだことのない組み合わせがけっこうあります。
あのキャラにあのキャラをぶつけたらどんな反応をするだろうとか、あの子とあの子はどんな会話をするかなとか、そんな「もしも」を想像する楽しさ。
今のわたモテにはそんなファンならばの妄想を実際に見せてくれる面白さを感じますね。(もっとも、それゆえ「こんなの同人誌かよ」という声も聞こえてくるわけですが)
今回も前回の流れをただ引き継ぐのではなく、「組み合わせ」のワクワク感に満ち溢れた話になっていたと思います。
というわけで、さっそく見てまいりましょう!

まずはこのサムネ。
一見して、ネモとの学食話だとわかる構図になっているわけですが、それでも驚きとともに、高まる期待を抑えることができませんでしたね。
だって、どうみても、イレギュラーな存在がひとりいるじゃないですか。
真正面の人はともかく(笑)、右側の人はあきらかに想定外ですよ。もう、この時点でワクワクしてしまいますね。
この人がここに同席しているということは…?とか、あれこれ想像が広がっていきます。
本編を読む前に、しばらくその“想像”にひたるのもまた一興ですよね。
今のわたモテにはそういう楽しみがあるんです。

さて、その肝心の本編ですが、ネモとのお昼にあーちゃんこと岡田が同席することになります。
まあ、これは想定内というか、むしろ、当初はネモと二人だけの予定だったのかよと、そこに驚いたくらいでした。
てっきり、元祖(笑)「学食回」の喪97のように、リア充4人組との昼食だと思っていたので、冒頭のこのやり取りは意外にすら感じましたね。
ネモの狙いとしては、はじめはもこっちと二人でお昼を過ごすつもりだったのでしょうか。
いや、昨日のお昼に誘った時も、「まこちゃんや田村さんも来ればいいじゃん」と言っていましたし、二人ということにこだわっているわけではなさそうです。
ひょっとすると、最初から岡田との席をセッティングするつもりで誘ったのかもしれませんね。
そうでなくても、岡田の気持ちを察しつつ、ネモから今回の学食の件を岡田に話した可能性もあるような気がします。
それにしても、岡田がもこっちにごはんをおごるというのはすごく新鮮に感じますね。
2年時には、ほとんど会話すらほとんどしたことがなかった彼女が…と思うと、感動すら覚えます。
岡田も照れくさいのか、目を合わせようとしないのが、かえって微笑ましくもありますね。
いつもの彼女らしくないキョドり方だからこそ、逆に素直な気持ちが伝わってくるのではないでしょうか。
あと、これは余談ですが、今回は南さんから話が始まりませんでしたね。
前回の南さんのセリフ「今日からお昼どうしよう…」を考えると、なんだかかえって気になります。

サムネで心の準備は出来ていたとはいえ、それでも実際にこの組み合わせを目の当たりにすると、なんだか不思議な感じがしますね。
同人誌的というか、確かに昔のわたモテだったらファンアートの世界でしかありえない夢の競演でしょう。(同じ漫画のキャラ同士でそういう感覚というのも変な話ですがw)
もこっちと小宮山さんが同時に気づくというのもなんだかいいですよね。本当にこの二人、息がぴったりだよなあw
というわけで、今回は「モテないしつながっていく」。
これまた、意味深というか、いろいろ考えたくなりますよね。
とても「学食回2」といった内容のものにつけるタイトルとは思えません。
これは個人的な感覚なのですが、どうもタイトルのつけ方が少し変わってきたような気がします。
それまでは「モテないし学食で食べる」といった、けっこうストレートというか、状況まんまを付けたものが多かったと思うのですが、ここ最近は読者にイメージさせるようなものが増えてきたように感じますね。
前回の「モテないし先輩後輩の関係」もそうですが、他にも「モテないしのる」「モテないし教えてあげる」といった、一瞬え?と思わせるようなものが目立ちます。
今回の「つながっていく」なんかは、テーマそのものというか、話のプロットをタイトルにしたかのような印象すら受けますね。

おお、券を渡しているのは、2-4の委員長だった子じゃないですか!
前回の表紙に豚の餌さん?らしき子(南さんの前)がいましたが、これも何かの伏線なのでしょうか?
それはともかく、ネモが小宮山さんの名前を知っていることにちょっとびっくりしましたね。
まあ、あの自己紹介は強烈だったので、それで覚えているのかもしれませんがw(でもどう見ても、ネモは小宮山さんの話なんて聞いちゃいなかったよなあ…w)
伊藤さんの名前が先にあがっているところからすると、伊藤さん経由で知っていたのかもしれませんね。
彼女とはクラス発表の時に話していますし。
それにしても、ネモは本当になんでもないことのように自然に誘うなあ。

この「人におごってもらう」あるあるはすごくわかりますね。
けっきょく、もこっちはこの中から「きつねうどん」を選ぶのですが、私もおごってもらう際には、どうしてもこういう良くも悪くもない無難なものを頼んでしまいますねえ……おごる方はきっと、なんとも思っていないんでしょうけどね。
(そういえば、前回の「学食」でももこっちはうどんでした。谷川さんの中ではうどんが一番無難なものなのかもw)
ただ、岡田も「私も同じものでいいや」と、もこっちと同じ「きつねうどん」を頼んでいましたけど、
ひょっとすると、そんなもこっちの気の遣いように気付いていたのかもしれませんね。
ここでは引用しませんでしたけど、彼女の人柄がうかがえるちょっといいシーンでもありました。
それはそうと、「ステーキ丼」ってwww
学食にもいろんな丼ぶりものはあるでしょうけど、よりによってそれかよw
しかも500円w 妙にリアルな安価なのが、逆に怖いw

どうやらネモは小宮山さんに興味があるようですね。
伊藤さんにではなく、小宮山さんに尋ねるところが印象的です。
もっとも、この時点では、もこっちと小宮山さんの関係については知らなかったようですが…。

話題を繋げるつもりで、もこっちとの関係を口にしたのでしょうけど、傍から見ると、もう阿吽の呼吸ですよねw
「お前とは」「まあな」とかw
同中うんぬん以前に、こんなやり取りを目の当たりにしたらそりゃあ「!」ともなりますよ。
(「同中」というフレーズに言いようのない懐かしさを感じてしまうのは、私が歳をとったからでしょうか…)
それにしても、ネモはもう当たり前のように「クロ」と呼んでいますね。

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もう完全にハモっていますよねwなんでセリフまで全かぶりなんだよwww
タイミングもさることながら、目つきといい表情といい、まるで仲の良い姉妹かのようです。
今回はここを個人的ベストシーンにあげたいですね。

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サムネにも選ばれた実に味わい深いシーンですが、先の流れからこの場面に至るとまた絶妙な間を感じますねw
お揚げを咥えたままの岡田がなんとも可愛らしいですけど、こうして真正面から見ると、なんだかお公家様のように見えなくもありませんw(ていうか、咥えたまま、いったん動作を止めたのでしょうかw時間を止める系のアレじゃないんだからw)
ネモと伊藤さんがまたなんとも言えない表情をしていますよね。
ネモなんかは、まるで見てはいけないものを見てしまったみたいな感じじゃないですかw

そりゃ、誰でもそう思いますよねw口裏合わせたんかみたいな感じでしたからw
しかし、岡田がふたりに「本当は仲良いんじゃないの?」と話しかける日がくるなんて思いもしませんでしたよ。
なんてことはないシーンですけど、なんだか感慨深いものがありますね。
それにしても、二人の返しがw
「なぁ?」「ああ ないな」
もう言っているそばから、息ぴったしw
ところで、各々が食べているメニューがまた興味深いですね。
もこっちと岡田はもちろん「きつねうどん」ですけど、
ネモは先ほどのメニューボタンにもあった「ドリア」でしょうか。
小宮山さんはアジフライ?がのっているようですが、ひょっとすると、「日替わり」(定食)なのかもしれませんね。
なんとなく、彼女らしいなと思ってしまいます。
伊藤さんは

こちらの今日のオススメ、「幕カレー」かな?

さすが岡田、よくわかっていますね。
そう、もこっちと小宮山さんの仲は決して良くないんです。でも一緒にいれば、息がぴったり合う。
そんな関係は確かにうらやましいです。
得ようとして得られるものではないからこそ、かけがえのないものに思えるんですよね。
もこっちは、言い訳すればするほど、ドツボにはまっていくパターンですねw
笑いのネタでも、「いやいや、これはマジ!マジの話だから!」と力説すればするほど、「またまた~w」となりますからw

チョロいツンデレwwwww
なんか、遠足を経てから、またもこっちのツッコミセンスが復活したような……w
「こんな奴ありえない」「地球で一番大キライ」とか、どこかで聞いたかのようなツンデレセリフがまた絶妙ですねw
ビシッ!と指さすところとか、なんか元ネタがありそうな気もしますw
相手役の「こみ太」がまたすっごくありそうなんだよなあw
「こいつに速攻落とされる」の矢印も、変にじわじわきますw

小宮山さんwwww
「おい!その話はやめろよ!」って、よけいに誤解されるだろw
完全に訳ありカップルのそれじゃねーかw
(心なしか、妙にイケメンに見えるw)
でも、ここですんなり弟の話を切り出せるとは、やっぱり、もこっちも変わりましたよね。
以前の彼女だったら、弟の話を出すまでもなく、ひたすら「こいつは変態だから」と強弁したような気がします。

そういえば、ネモって、智貴のことを知りませんでしたか。
というか、学校で弟のことを知っている人間は割と限られていましたよね。
黒木姉弟の関係というのは、連載当初から続く、わたモテにおいて最も重要なポイントです。
ここでネモたちが弟の存在を知るというのは、かなり大きな意味を持ってくるような気がしますね。
さて、なにやら背後からネモに話しかける人物がいるようですが……

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急に話に入り込んできて、一体なんだw
いきなり、後ろから声かけられて、こんな冷たい目を向けられたらビビりますよw
ていうか、ずっと会話に聞き耳立てていたんですねw

WWWWW真子の居たたまれないような顔www
彼女も心労が尽きませんねw
このゆりちゃんの話もどうなんでしょうw
ネモが学食誘ったのは「明日一緒に」と言っていることからして、昨日のことのはずですが、
普段、彼女たちは、お弁当を持って教室で食べているはずですよね?
以前、もこっちが誘った時は「お弁当持ってきちゃった」と断っていましたし。
前もって約束してない限り、誘われてすぐに学食、とはいかないと思うのですがw
たぶん、真子にそれとなく仄めかして、学食の話をしたんでしょうね。
あの時、吉田さんも一緒にいましたから、彼女も含めて提案するように誘導したのかもしれません。
ていうか、けっきょくこうなるなら、最初から素直に行くと言えばよかったのにw
わざわざ、隣のテーブルまで確保している時点で、気になってしょうがないのはもうバレバレなんだからw
まあ、なんにせよ、真子の表情がすべてを語っていますね。

ああ、そういえば、もこっちはゆりちゃんと智貴とのことは知らないんでしたね。
あの時は、ずっとトイレに行っていましたしw
ゆりちゃんの挑発(?)もネモにはあまり効いていないようです。
まあ、弟に会ったことがあるかどうかでマウントとられてもねえ……それをいったら、うっちーだって会ってるといえば会っていますしねw
逆に「知らないことばかり」だからこそ、これからもっと知っていきたいというスタンスなのがネモの強さなのでしょう。

WWW 成瀬さんってwww聞いてもないことをw
いやあ、でも、正直、このゆりちゃんの痛々しさはちょっときついですね。
ネモのツッコミのおかげで、辛うじて笑いにはなっていますけど、彼女が抱えているものの根は深いなあとしみじみ感じてしまいます。
遠足編で少し吹っ切れたかのようにも見えたのですが、どうやら、そう簡単にはいかないようですね。

いやいや、あの時はキーホルダーの話なんかしてなかったろw話らしい話もしてなかったと思うんだがw
ていうか、ゆりちゃんの中では今でも「高一にもなってこんなものを欲しがってる」ことになっているんだw修学旅行のお土産のことを今でも覚えているとは、よっぽどインパクトがあったんだろうなあ。
でも、ゆりちゃん、これはやらかしてしまいましたね。
あの人の前でそれは起爆ボタンのようなものですからw

この「さわった」の意味が、最初はよくわからなかったんですよね。
直前の流れからキーホルダーのことを言っているのかとも思ったのですが、それでは意味が通じませんし。
さすがに弟のことを指しているとはすぐには思いつきませんでしたね。
うーん、さすがにこの言い方はいただけません。
人に対して使う言葉ではありませんし、ましてやそのお姉さんもそばにいるわけですから。
ネモへの対抗意識で、そういったところに思いが寄らなかったんでしょうけど、
ひとつのことに囚われるとそれ以外のことがまったく見えなくなってしまうのは、彼女の悪い癖だと思います。
真子も心配そうですね。それこそ、以前「黒木さんの中学の友達」と話したときのことが頭をよぎったのかもしれません。
…さて、そんなゆりちゃんの言葉を“あの人”が聞き逃すわけがありませんw

この人もまた違った意味で、周りが見えなくなる悪い癖があるからなあw
目元が一切見えないところがやけに怖いですw
さすがのゆりちゃんもこれは戸惑うばかりですよね。さっきまでの勢いはどこへやらw
伊藤さんがびっくりしているかのように小宮山さんを見ているのも興味深いですけど、
岡田が我関知せずとばかり、目線を外しながらうどんをすすっている姿が妙におかしいですねw

WWWWW そこかよwww
てっきり、智くんに対してその言い方はなんだ、と怒っているのかと思ったわw
それはそうと、ゆりちゃんの「びく」がむちゃくちゃかわいい!

伊藤さんwwwwww
さすがって、どういうことだよw
ていうか、今までもこんな状況を何度も彼女は目撃してきたんでしょうか……
小宮山さんは、もうこうして見ると完全にチンピラですねw目がイっちゃってますw
いつでもいったる!みたいな臨戦態勢に入ってるしw
それとは対照的にゆりちゃんの天然ぶりがまたおかしいw
まあ、どこと言われても、実際は裾を掴んだだけですからねw
(つーか、小宮山さんはいったいどこをさわったと思っているんだろう…w)

まさに「冷や水を浴びせる」かのようなシーン。
読んでいる方も、いったんここで頭を冷やされたかのような錯覚に陥ったのではないでしょうか。

すごく心に残ったシーンですね。(今回の個人的ベストもこっちです)
「私の友達」というもこっちのセリフもさることながら、
彼女が暴走する小宮山さんをこんな方法で止めたことに、なんだか不思議な感動を覚えました。
以前だったら、暴力は振るわないまでも、ネクタイを引っ張ったり肩を掴んだりして、
「何やってんだこらあ!」くらいの勢いで同じテンションで喧嘩をしかねなかったと思うんですよ。
こんな風に冷静に、相手の正気を取り戻そうとするかのように窘めるというのは、まずしなかったはずなんですね。
それは、「学食」という場が、しっかり彼女には見えていたということももちろんあるでしょうけど、
何より、小宮山さんの性格をよく知っていたからなのではないでしょうか。
彼女なら、いきなり水を浴びせても、さらに暴走することなく、ちゃんと冷静になってくれることをもこっちはわかっていたのです。

WWWWWなんじゃそりゃw
ロッテのせいにすんなよw
でも、笑いながらも、ちょっと感動もしましたね。
ここで素直に「悪い」と謝れるのは彼女のいいところです。(まあ、ゆりちゃんにもちゃんと謝らなければいけないだろとは思いますけどw)
もこっちもそんな彼女のことを信じていたからこそ、躊躇なく水を浴びせられたのでしょう。
それにしても、こうして見ると、本当に仲が良いとしか思えないw

WWWWW今回は伊藤さんのモノローグも中々の切れ味ですねwww
ていうか、この場合の「普通」ってどういうニュアンスなんだろw
もこっちと小宮山さんのこのやり取りも一般的なものとは思えないんだがw
岡田のモノローグも伊藤さんに負けていませんw
「メガネ やべー奴だな……」ってwww
もはや彼女の中では「メガネ」呼ばわりなのかw
ネモがまたなんとも言えない表情をしていますね。
他の二人がモノローグで語っているだけに、よけいに彼女の「…………」が際立ちます。

ネモがもこっちと小宮山さんの関係に何やら思うことがある中、
ゆりちゃんはもこっちが放った「私の友達」という言葉しか頭にないようですw
ゆりちゃんは元々冷静でツッコミキャラだったはずなのに、最近は闇落ちしてしまっているのが少し寂しいといった声も耳にしますが、こういうところを見るとそういった意見もわかるような気がします。
ただ、彼女のそのツッコミはもこっちや吉田さんだけに発揮されるものだったとも思うんですよ。
彼女はいまだに修学旅行4班の中でしか、彼女ではいられないんです。
彼女が変わったというより、周りに人が増えて、あの頃のままではいられなくなったということもあるのではないでしょうか。
どうもゆりちゃんのもこっちへの執着というのは、単純に嫉妬というだけではなくって、
もっと彼女のパーソナリティーの奥深くに根差しているような気がしてなりません。
そんな中、吉田さんがいったんここで席を立つというのも絶妙なタイミングですね。
この微妙な空気を変えるには、こういった切り替えが必要なんです。
ゆりちゃんにとっても、ここでいったん気持ちが整理されたのではないでしょうか。
意外と吉田さんは、周りのことをよく見ているのかなと感じましたね。

ここでその話題の張本人登場!
しかも、吉田さんとの再会とはなんともニクイ演出です。
つーか吉田さん、もうすっかり顔を覚えているようですねw
うっちーのことはまったく覚えていなかったくせに、どういうことだよw(喪105のこのシーンを参照w)
智貴は、「小僧」呼ばわりがやっぱり気になるようw
まあ、周りに聞かれたらいったいどんな関係なのかと勘ぐられかねませんからねw

WWWなんかこの二人、気のいい姉ちゃんと振り回される年下の男の子という感じで、けっこうお似合いな気がしてきましたw
吉田さんも智貴も、異性という意識がほとんどなさそうなのが微笑ましいですよねw
そして、なにやらまた背後から声が……w

WWWWW
小宮山さん、荒ぶり過ぎwww
さきほどの、「悪い…」は一体なんだったんだよw
ていうか、智くんの前でいいのか……?

WWWWW
飲食の場でこれって、もはや完全なる“やから”じゃねーかw
もこっちじゃないですけど、すぐイキリやがる狂犬かよと言いたくなりますねw
吉田さんも負けじと応戦するだけに、もう収拾がつかないw(「さっきからなんだコラ」がリアルなだけに笑ってしまうw)
ていうか、これがオチなんでしょうかw
まあ、一応、落ちているといえば落ちてはいますが、やっぱり、この続きが読みたいですね。
さすがに、これで話を締めるのは、ちょっと小宮山さんが可哀想でしょうw
それに、なんといっても今回のタイトルは「モテないしつながっていく」なのですから。
ぜひ、ここから、さらに話がつながっていくのを期待したいですね。
なお、一番笑ったシーンですけど、
今回は、もう

これに尽きますねw
オチよりも先にこっちを見て吹き出しましたよw
このキャッチだけだと、いったいどんな漫画なのかよくわからない……w
岡田のちょっとしたセリフとか、ネモの複雑な胸の内とか、はたまたゆりちゃんのこじらせ方とか、
色々見るべきところはあったかと思うのですが、けっきょくは、小宮山さんがすべてを持っていたような気がしますw
本当は、今回のゆりちゃんは、ちょっと笑えないリアルさがあって、どうかなあと思う部分もあったのですが、それも、小宮山さんの荒ぶりようで救われましたね。どう考えてもこみちゃんの方がヤバいwといった空気になりましたから。
そういった意味では、喪124「モテないし友達の関係」で「ゆうちゃんがいてよかった」と感じたように、今回は「こみちゃんがいてよかった」ということになるのかもしれません。
それにしても、今回の話に「つながっていく」というタイトルを付けた谷川さんはすごいですね。
確かに、いろんなキャラの関係や心情がつながっていく話になっていました。
ゆりちゃんたちのグループとネモたちのグループ、そして、小宮山さんグループがここで初めてつながったのです。
そして、キャラクターだけではなく、これまでの話ともいろんなつながりがありました。
ゆりちゃんが弟に会ったというのは、喪123「モテないし弟が3-5にくる」のことですし、吉田さんが智貴を小僧と呼んでいたのも、その喪123からの流れですね。
黒木さんの中学の友達とも話したというのは、喪124「モテないし友達の関係」のことを踏まえて言っています。
そして、ラストの智貴が言っていた「学食に来るとろくなことがない」は、もこっちと変態姉妹が初めて学食で会した喪91「モテないし邂逅する」のことを指しているわけです。
もっと言うなら、元祖「学食回」である喪97「モテないし学食で食べる」ですね。あの時の岡田は、もこっちと一切関わろうとはしませんでしたが、今回の「学食」は本当に感慨深いものになっていました。
あの岡田がもこっちにごはんをおごってあげて、さらに小宮山さんとの仲を「いいな」と評価するとは!
ゆりちゃんは一見すると、どうもいい方向には進んでいません。
ネモもなにやら複雑な顔を浮かべていましたし、小宮山さんにいたっては、愛しの智くんの前で、狂犬ぶり(笑)を見せつけてしまう始末です。
それでも、今回の話に「つながっていく」と名付けたことを考えると、それほど心配することはないように思えます。
これまでの彼女たちの日々がここにつながったように、ここからまた、新たにつながっていくということなのでしょう。
それは不安や心配よりも、ワクワクするような楽しさのほうが大きいはずだと私は信じます。
…というわけで、次回はこみよしの仁義なき戦いに期待しましょう!
これにうっちーが参戦してきたら、もうカオスどころじゃありませんがw
(ところで、さすがに今回はうっちー、いませんでしたよね?)
ネモと伊藤さんとの初顔合わせも見られる12巻は絶賛発売中です!
もこっちが初めて学食に行く回や、リア充4人組と席を共にする回は10巻で!
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